150回の撮影を手がけた編集者・菅付雅信が見た篠山紀信 大判カメラで人も時代も「激写」

菅付雅信グーテンベルクオーケストラ代表取締役は、写真家の篠山紀信と組み、現場をともにして数多くの写真を世の中に送り出してきた編集者の一人だ。写真家・篠山紀信との仕事やその裏側、ファッション写真との関係について寄稿した。

写真家の篠山紀信が83歳で死去

篠山紀信の訃報を知ったのは、友人のコラムニスト、中森明夫からのダイレクトメッセージだった。受け取ったのは1月5日の午前4時48分。メディアでのニュース発表よりも先だった。篠山とタッグを組んだ『週刊SPA』の長期連載「ニュースな女たち」の執筆を手がけ、数々の篠山写真集のテキストを手がけた中森は「まだ、心の整理がつきません」とメッセージに記していたが、それは私も同じ思いでこの追悼文を書いている。

篠山紀信に関して、多くの説明はいらないだろう。1940年東京生まれ。日本大芸術学部写真学科在学中に写真家として活動を始め、ライトパブリシティに入社。68年にフリーになり、山口百恵、ジョン・レノン、三島由紀夫、松田聖子などの時代の象徴を取り続けてきた。篠山による宮沢りえの写真集「Santa Fe」は165万部という記録的な売り上げを誇り、2012年から全国を巡回した「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE BY KISHIN」は累計入場者数が100万人を突破。60年に渡って時代の最前列に立ち、写真家を超えた時代精神の表現者、それが篠山紀信だ。彼が写真にすると、被写体は時代のシンボルになった。そして彼はそれを明確に意図して写真にしていった。

編集者として150本の撮影に立ち会う

編集者として、私は篠山と約150回もの撮影の現場を経験している。最初の出会いは1991年に建築家の故・丹下健三を、完成間近の東京都庁で撮影したもの。当時『エスクァイア日本版』編集部にいた私は、編集部への丹下サイドからの売り込みで「東京都庁のデザインが批判されているので、丹下がその建築意図を自ら語りたい。写真は日本で一番いい写真家に撮って欲しい」との提案で、それなら篠山紀信しかいないと考え、何の面識もない篠山に依頼し、快諾して撮影することが出来た。実は大の撮影嫌いの丹下は、撮影時間は5分以内という厳密なオーダーが彼の秘書から出ていたのだが、篠山の見事な話術とハイテンションに丹下もほだされ、5分の予定がなんと2時間にも及ぶ熱いフォトセッションとなり、篠山の人間力に圧倒される場となった。

それ以降も篠山とは、私が発行人&編集長を務めたインディーズの雑誌『コンポジット』、ぴあで雇われ創刊編集長を務めた『インビテーション』、小学館の隔週雑誌『サブラ』で私と篠山による連載「東京露出狂」で数多くの撮影を共にした。『サブラ』の連載はのちに『TOKYO ADDICT』(小学館 2002年)という写真集になり、渋谷パルコミュージアムで同名写真展も行った。

1年をかけて六本木ヒルズでヴィヴィアン・ウエストウッドやNIGOら40人を撮影

また、森ビルの依頼で六本木ヒルズ三周年記念本「六本木ヒルズ×篠山紀信」(幻冬舎 2006年)も私が編集し世に出した。これは六本木ヒルズとそこに集う人々のドキュメント写真集で、坂本龍一、草間彌生、村上隆、杉本博司、NIGO、野村萬斎、佐藤可士和、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどの著名人を1年間にわたり、約40回のセッションで撮影している。

ちなみに私と篠山の撮影セッションの99%は、大型ディアドルフ(DEARDORFF)8×10カメラによるもの。それは芸能人のポートレイト写真家という印象の強い篠山に、あえて機動性のない大型カメラで、人物も出来事も高解像度ランドスケープのように撮ることを意図した。つまり手持ちカメラで人物に寄って撮るのではなく、引いて時代を撮ること、それが私たちの狙いだった。

記憶に残っている撮影は2000年の「シャネル」のショーでカール・ラガーフェルドと70人のスーパーモデルをわずか5分で撮影

篠山との撮影のエピソードは枚挙にいとまがないが、中でも一番深く心に刻まれる体験になったのは、カール・ラガーフェルドとスーパーモデル70名の集合撮影だ。これはシャネルが2000年に恵比寿ガーデンプレイスでメガショウと題して大掛かりなファッションショウを実施した際に撮影したもの。ダイレクトブッキングで来ているスーパーモデルたちはショウ終演後に直ちに帰国するため、撮影に与えられた時間はわずか5分。私たちは撮影のセッティングとテストに8時間をかけ、撮影現場にラガーフェルドを先頭にモデルたちが到着するや、すかさず篠山がラガーフェルドに挨拶し、日本の写真に詳しいラガーフェルドも「君が篠山か!」と笑顔で応え、篠山が大声でモデルたちに立ち位置を指示して、「Everybody, Smile!」との号令で一気に撮影。ポラを一枚、本番の8×10フィルム2枚を撮影したところでタイムアップ。モデルたちは一目散に会場を後にしていった。この集合写真は当日現場で様子を見ていた当時のシャネル経営陣にいたく気に入ってもらえ、プリントを購入したいとオファーがあり、後日パリの会長室に飾られることになった。

篠山紀信は周知のとおり、決してファッションの写真家ではなかった。アートの写真家でもないし、実は芸能の写真家でもない。彼はアートも芸能もヌードもランドスケープもファッションも等しく扱う写真家だった。篠山はかつてよく言っていた、「写真は商業もアートも含めて、全部写真なんだ。写真はとても大きい」と。そしてその言葉どおり、彼は写真のメディア性を熟知し、自らがメディア・スターになった。日本人で最もアンディ・ウォーホルに近い人物はと問われたら、篠山紀信と答える。

篠山は1990年代以降、ファッション領域の撮影が増えてきた。それはファッションが篠山の写真力を求めてきた証だ。コムデギャルソンが発行していた雑誌「SIX」や資生堂の企業文化誌『花椿』などでのファッション撮影が増え、朝日新聞の「アサヒグラフ」93年8月20日号「コムデギャルソン20年」特集では、表紙&巻頭で貴重な川久保玲のポートレイトも撮影している。しかし、それらファッション領域の写真も、彼にとっては「全部写真」のひとつにすぎない。

21年5月に東京都写真美術館で開催された篠山の一大回顧展「新・晴れた日」について、「コマーシャル・フォト」の私の連載「流行写真通信」で篠山を取材した際(21年7月号掲載)に、「これが最後の写真展になると思うよ」と冗談まじりに語っていたが、残念ながらそれは言葉どおりになってしまった。この回の取材で東京都写真美術館学芸員である関昭郎は、篠山について「東京都写真美術館が扱ってきた『写真』よりも、大きな見方でとらえなければいけない存在かもしれません」と語った。

写真の領域を超え、写真そのものを超え、自らが「時代意識」を大きく世に映し出す装置となった篠山紀信。一見軽やかに時代と並走する振る舞いを見せながらも、間近で見ると他人の10倍努力した人でもあった。篠山事務所のデスクやテーブルにうず高く積み上げられた最新の各国版『ヴォーグ』や膨大な写真集の数々が、その一端を示している。「旬でありながらも時を超えること」――全てのクリエイターが抱える矛盾する命題に見事な解答例を出し続けたのが彼の人生だったのではないだろうか。

篠山さん、ゆっくり休んでください。

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150回の撮影を手がけた編集者・菅付雅信が見た篠山紀信 大判カメラで人も時代も「激写」

菅付雅信グーテンベルクオーケストラ代表取締役は、写真家の篠山紀信と組み、現場をともにして数多くの写真を世の中に送り出してきた編集者の一人だ。写真家・篠山紀信との仕事やその裏側、ファッション写真との関係について寄稿した。

写真家の篠山紀信が83歳で死去

篠山紀信の訃報を知ったのは、友人のコラムニスト、中森明夫からのダイレクトメッセージだった。受け取ったのは1月5日の午前4時48分。メディアでのニュース発表よりも先だった。篠山とタッグを組んだ『週刊SPA』の長期連載「ニュースな女たち」の執筆を手がけ、数々の篠山写真集のテキストを手がけた中森は「まだ、心の整理がつきません」とメッセージに記していたが、それは私も同じ思いでこの追悼文を書いている。

篠山紀信に関して、多くの説明はいらないだろう。1940年東京生まれ。日本大芸術学部写真学科在学中に写真家として活動を始め、ライトパブリシティに入社。68年にフリーになり、山口百恵、ジョン・レノン、三島由紀夫、松田聖子などの時代の象徴を取り続けてきた。篠山による宮沢りえの写真集「Santa Fe」は165万部という記録的な売り上げを誇り、2012年から全国を巡回した「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE BY KISHIN」は累計入場者数が100万人を突破。60年に渡って時代の最前列に立ち、写真家を超えた時代精神の表現者、それが篠山紀信だ。彼が写真にすると、被写体は時代のシンボルになった。そして彼はそれを明確に意図して写真にしていった。

編集者として150本の撮影に立ち会う

編集者として、私は篠山と約150回もの撮影の現場を経験している。最初の出会いは1991年に建築家の故・丹下健三を、完成間近の東京都庁で撮影したもの。当時『エスクァイア日本版』編集部にいた私は、編集部への丹下サイドからの売り込みで「東京都庁のデザインが批判されているので、丹下がその建築意図を自ら語りたい。写真は日本で一番いい写真家に撮って欲しい」との提案で、それなら篠山紀信しかいないと考え、何の面識もない篠山に依頼し、快諾して撮影することが出来た。実は大の撮影嫌いの丹下は、撮影時間は5分以内という厳密なオーダーが彼の秘書から出ていたのだが、篠山の見事な話術とハイテンションに丹下もほだされ、5分の予定がなんと2時間にも及ぶ熱いフォトセッションとなり、篠山の人間力に圧倒される場となった。

それ以降も篠山とは、私が発行人&編集長を務めたインディーズの雑誌『コンポジット』、ぴあで雇われ創刊編集長を務めた『インビテーション』、小学館の隔週雑誌『サブラ』で私と篠山による連載「東京露出狂」で数多くの撮影を共にした。『サブラ』の連載はのちに『TOKYO ADDICT』(小学館 2002年)という写真集になり、渋谷パルコミュージアムで同名写真展も行った。

1年をかけて六本木ヒルズでヴィヴィアン・ウエストウッドやNIGOら40人を撮影

また、森ビルの依頼で六本木ヒルズ三周年記念本「六本木ヒルズ×篠山紀信」(幻冬舎 2006年)も私が編集し世に出した。これは六本木ヒルズとそこに集う人々のドキュメント写真集で、坂本龍一、草間彌生、村上隆、杉本博司、NIGO、野村萬斎、佐藤可士和、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどの著名人を1年間にわたり、約40回のセッションで撮影している。

ちなみに私と篠山の撮影セッションの99%は、大型ディアドルフ(DEARDORFF)8×10カメラによるもの。それは芸能人のポートレイト写真家という印象の強い篠山に、あえて機動性のない大型カメラで、人物も出来事も高解像度ランドスケープのように撮ることを意図した。つまり手持ちカメラで人物に寄って撮るのではなく、引いて時代を撮ること、それが私たちの狙いだった。

記憶に残っている撮影は2000年の「シャネル」のショーでカール・ラガーフェルドと70人のスーパーモデルをわずか5分で撮影

篠山との撮影のエピソードは枚挙にいとまがないが、中でも一番深く心に刻まれる体験になったのは、カール・ラガーフェルドとスーパーモデル70名の集合撮影だ。これはシャネルが2000年に恵比寿ガーデンプレイスでメガショウと題して大掛かりなファッションショウを実施した際に撮影したもの。ダイレクトブッキングで来ているスーパーモデルたちはショウ終演後に直ちに帰国するため、撮影に与えられた時間はわずか5分。私たちは撮影のセッティングとテストに8時間をかけ、撮影現場にラガーフェルドを先頭にモデルたちが到着するや、すかさず篠山がラガーフェルドに挨拶し、日本の写真に詳しいラガーフェルドも「君が篠山か!」と笑顔で応え、篠山が大声でモデルたちに立ち位置を指示して、「Everybody, Smile!」との号令で一気に撮影。ポラを一枚、本番の8×10フィルム2枚を撮影したところでタイムアップ。モデルたちは一目散に会場を後にしていった。この集合写真は当日現場で様子を見ていた当時のシャネル経営陣にいたく気に入ってもらえ、プリントを購入したいとオファーがあり、後日パリの会長室に飾られることになった。

篠山紀信は周知のとおり、決してファッションの写真家ではなかった。アートの写真家でもないし、実は芸能の写真家でもない。彼はアートも芸能もヌードもランドスケープもファッションも等しく扱う写真家だった。篠山はかつてよく言っていた、「写真は商業もアートも含めて、全部写真なんだ。写真はとても大きい」と。そしてその言葉どおり、彼は写真のメディア性を熟知し、自らがメディア・スターになった。日本人で最もアンディ・ウォーホルに近い人物はと問われたら、篠山紀信と答える。

篠山は1990年代以降、ファッション領域の撮影が増えてきた。それはファッションが篠山の写真力を求めてきた証だ。コムデギャルソンが発行していた雑誌「SIX」や資生堂の企業文化誌『花椿』などでのファッション撮影が増え、朝日新聞の「アサヒグラフ」93年8月20日号「コムデギャルソン20年」特集では、表紙&巻頭で貴重な川久保玲のポートレイトも撮影している。しかし、それらファッション領域の写真も、彼にとっては「全部写真」のひとつにすぎない。

21年5月に東京都写真美術館で開催された篠山の一大回顧展「新・晴れた日」について、「コマーシャル・フォト」の私の連載「流行写真通信」で篠山を取材した際(21年7月号掲載)に、「これが最後の写真展になると思うよ」と冗談まじりに語っていたが、残念ながらそれは言葉どおりになってしまった。この回の取材で東京都写真美術館学芸員である関昭郎は、篠山について「東京都写真美術館が扱ってきた『写真』よりも、大きな見方でとらえなければいけない存在かもしれません」と語った。

写真の領域を超え、写真そのものを超え、自らが「時代意識」を大きく世に映し出す装置となった篠山紀信。一見軽やかに時代と並走する振る舞いを見せながらも、間近で見ると他人の10倍努力した人でもあった。篠山事務所のデスクやテーブルにうず高く積み上げられた最新の各国版『ヴォーグ』や膨大な写真集の数々が、その一端を示している。「旬でありながらも時を超えること」――全てのクリエイターが抱える矛盾する命題に見事な解答例を出し続けたのが彼の人生だったのではないだろうか。

篠山さん、ゆっくり休んでください。

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「トム フォード ビューティ」も「アンド バイ ロムアンド」も!バレンタインの限定アイテムが続々登場 今週発売のビューティアイテム8選【1/8〜1/14】

メイクアップやスキンケア、ボディーケア、フレグランスなどビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は1月8〜14日に発売するアイテムをお届けします。お正月が終わったら次のイベントはバレンタイン!ビューティ業界も愛の1日に向けばっちりスタンバイしています。今週は情熱の赤パッケージとハートシェイプのデザインが特徴的な「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」のメイクアップコレクションが発売になるほか、韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&N)」からもショコラカラーのリップティントが登場!街のコンビニエンスストアで手軽に手に入るのも魅力的です。ほか、「ディオール(DIOR)」の“カプチュール トータル ヒアルショット”は、ヒアルロン酸の“補充”に着目した部分用美容液。美容医療の“ヒアルロン酸ショット”のようなふっくらとした肌を目指し作られた注目のアイテムです。

【1月8日発売】
ピアー
(BBIA)

新商品のアイパレットを含むリボンエディション

“ローティント”“ラストグリッターハイライナー”の新色と、新商品“エッセンシャルアイパレット”で構成された“リボンエディション”を発売する。

“エッセンシャルアイパレット”は10色のアイパレットで、01 ユアーモーヴ、02 ユアーピーチの各イエベカラーとブルベカラーで構成された2種類を用意する。パレット一つで多様なメイクアップの演出ができる。

■商品詳細

“エッセンシャルアイパレット”(8.5g、2750円)
“ローティント”(4.5g、1600円)
“ラストグリッターハイライナー”(0.5g、1320円)

【1月9日発売】
アンド バイ ロムアンド
(&ND BY ROM&ND)

ローソンの「アンド バイ ロムアンド」がココア&いちごチョコのティントを限定発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド」は、2024年のバレンタインデーに合わせて定番のリップティント“グラッシーボムティント“からチョコレートカラーの限定色を全国のローソン店舗で数量限定発売する。

限定色はミルクをたっぷりと入れたココアを思わせるブラウン系“VD01 ミルキーココア“と、いちごチョコをイメージしたローズ系“VD02 チョコボム“の2色。どちらも甘すぎない色味で、デートメイクからオフィスメイクまで幅広く使える。

■商品詳細

“グラッシーボムティント“(限定2色、各820円)

【1月10日発売】
ドランク エレファント
(DRUNK ELEPHANT)

イベント限定の4種のキット

1月10〜16日に伊勢丹新宿店メンズ館1階で開催するポップアップストアで限定キットを販売する。ラインアップは“肌ととのいキット”(4950円)、“肌うるおいキット”(7260円)、“メンズ うるおいキット”(8360円)、“メンズ クリームスターターキット”(1万4960 円)の4種。洗顔料、保湿液、クリームの3品をアイテム数、サイズ違いで組み合わせ、“洗う・うるおす・保湿する”の3ステップケアを提案。潤いバランスの取れた健康的な素肌に導く。

■商品詳細

“肌うるおいキット”(7260円)

【1月12日発売】
トム フォード ビューティ
(TOM FORD BEAUTY)

ハートデザインの“ラブ コレクション”

情熱的な赤の限定パッケージが特徴の“ラブ コレクション”を数量限定で発売する。定番の4色アイシャドウパレットやリップスティック、チークカラーなど全4アイテムをそろえる。

“アイカラー クォード”はブランドを代表するアイシャドウパレットで、既存色の“4AC ハネムーン”が限定デザインで登場する。シマリングピーチやサンド、プラム、ダークパープルの4色構成で、柔らかなスモーキーアイがかなう。それぞれのアイカラーには、特別なハートシェイプのデザインを施した。マットな唇に仕上がるリップスティック“リップ カラー マット”からは、ウォームレッドと温かみのあるミディアム ブラウンを用意している。

“パウダー ブラッシュ”は、同コレクションの限定カラー“01C ラブ シーン”を発売する。コーラルピーチ系の色味で、頬に血色と自然な立体感を与える。そのほか、クッションファンデーションの専用ケース“クッション コンパクト ケース”の限定パッケージも販売する。

■商品詳細

“アイカラー クォード 4AC ハネムーン”(1万2980円)
“パウダー ブラッシュ 01C ラブ シーン”(1万230円)
“クッション コンパクト ケース”(5280円)
“リップ カラー マット 16C スカーレット ルージュ”(7920円)
“リップ カラー マット 100C 100”(7920円)

【1月12日発売】
ヴァレンティノ ビューティ
(VALENTINO BEAUTY)

人気ファンデ&リップにコーラルカラーの限定ケースが登場

“CORAL FANTASY EDITION(コーラルファンタジーエディション)”を数量限定で発売する。同エディションは、9月に新登場した“ヴァレンティノ GO クッション グロウ ケース”と、シグニチャーアイテムの1つ“ロッソ ヴァレンティノ マット”を限定パッケージでドレスアップした。

“GO クッション グロウ ケース コーラルファンタジーエディション”は、大胆かつ温かみのあるコーラルカラーの限定ケースで登場する。別売りの“ヴァレンティノ GO クッション グロウ レフィル”【SPF50+ PA++++】は、カレイドスコープのようなローマの光に着想を得た多層構造のパールとスキンケア成分をブレンドした独自フォーミュラーを採用。うるおいと仕上りが長時間続く。

■商品詳細

“GO クッション グロウ ケース コーラルファンタジーエディション”(1種、5280円)
“ロッソ ヴァレンティノ マット コーラルファンタジーエディション”(限定3色、各6820円)

【1月12日発売】
RMK

2024年春コレクションを発売 テーマは“春の移り気” 

24年春コレクションのテーマは“Dayspring Rhapsody”を掲げ、「春の移り気」を表現したアイシャドウパレットやカラーマスカラ、リクイドリップなど6品15種をそろえる。

同コレクションは、YUKIクリエイティブディレクターが好きなアーティストの1人、サイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)の作品からインスピレーションを得た。マットとパールの質感をセットした“シンクロマティック アイシャドウパレット”は、ベーシックなカラーにコンテンポラリーなニュアンスを加えた。春コレクションでは「色味で遊んでほしい」(YUKIクリエイティブディレクター)との思いを詰め込んだ。なお、既存のアイシャドウパレットは、ベージュトーンを中心に使いやすいラインアップで、複数購入も目立つという。

■商品詳細

“シンクロマティック アイシャドウパレット”(全6種うち限定2種、各6380円)
“セパレートカール マスカラN”(限定2色、各3850円)
“カラースティック”(限定1色、3300円)
“リクイド グロウ リップカラー”(限定2色、4180円)
“ザ マット リップカラー”(限定2色、3850円)
“ネイルラッカー”(限定2色、2200円)

【1月12日発売】
ディオール
(DIOR)

“カプチュール トータル”の部分用美容液

ブランドを代表するスキンケアライン“カプチュール トータル”から部分用美容液“カプチュール トータル ヒアルショット”を発売する。

張りや艶のある若々しい肌に欠かせないヒアルロン酸の“補充”に着目した同商品は、バリア機能をサポートする高分子のヒアルロン酸と、潤いを届ける中分子のヒアルロン酸を組み合わせた「ディオール」が特許を取得した複合成分を配合。そのほか、“カプチュール トータル”を象徴する再生力の強いロンゴザの植物エキスも採用した。しわやほうれい線、眉間などの気になる部分に塗布することで潤いをチャージ。美容医療の“ヒアルロン酸ショット”のようなふっくらとした肌へ導く。

■商品詳細

カプチュール トータル ヒアルショット”(15mL、1万2980円)

【1月12日発売】
メイベリン ニューヨーク
(MAYBELLINE NEW YORK)

マスカラ“スカイハイ”からラベンダーカラーが登場

新色の05ゆうやみラベンダーは、夜のとばりが下りんとする時の、どことなく色っぽい空の色をイメージした。透け感のあるマスカラ液で、自まつ毛になじみながらいつものメイクを少し特別に演出する。

■商品詳細

“スカイハイ”05ゆうやみラベンダー(1490円)

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「トム フォード ビューティ」も「アンド バイ ロムアンド」も!バレンタインの限定アイテムが続々登場 今週発売のビューティアイテム8選【1/8〜1/14】

メイクアップやスキンケア、ボディーケア、フレグランスなどビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は1月8〜14日に発売するアイテムをお届けします。お正月が終わったら次のイベントはバレンタイン!ビューティ業界も愛の1日に向けばっちりスタンバイしています。今週は情熱の赤パッケージとハートシェイプのデザインが特徴的な「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」のメイクアップコレクションが発売になるほか、韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&N)」からもショコラカラーのリップティントが登場!街のコンビニエンスストアで手軽に手に入るのも魅力的です。ほか、「ディオール(DIOR)」の“カプチュール トータル ヒアルショット”は、ヒアルロン酸の“補充”に着目した部分用美容液。美容医療の“ヒアルロン酸ショット”のようなふっくらとした肌を目指し作られた注目のアイテムです。

【1月8日発売】
ピアー
(BBIA)

新商品のアイパレットを含むリボンエディション

“ローティント”“ラストグリッターハイライナー”の新色と、新商品“エッセンシャルアイパレット”で構成された“リボンエディション”を発売する。

“エッセンシャルアイパレット”は10色のアイパレットで、01 ユアーモーヴ、02 ユアーピーチの各イエベカラーとブルベカラーで構成された2種類を用意する。パレット一つで多様なメイクアップの演出ができる。

■商品詳細

“エッセンシャルアイパレット”(8.5g、2750円)
“ローティント”(4.5g、1600円)
“ラストグリッターハイライナー”(0.5g、1320円)

【1月9日発売】
アンド バイ ロムアンド
(&ND BY ROM&ND)

ローソンの「アンド バイ ロムアンド」がココア&いちごチョコのティントを限定発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド」は、2024年のバレンタインデーに合わせて定番のリップティント“グラッシーボムティント“からチョコレートカラーの限定色を全国のローソン店舗で数量限定発売する。

限定色はミルクをたっぷりと入れたココアを思わせるブラウン系“VD01 ミルキーココア“と、いちごチョコをイメージしたローズ系“VD02 チョコボム“の2色。どちらも甘すぎない色味で、デートメイクからオフィスメイクまで幅広く使える。

■商品詳細

“グラッシーボムティント“(限定2色、各820円)

【1月10日発売】
ドランク エレファント
(DRUNK ELEPHANT)

イベント限定の4種のキット

1月10〜16日に伊勢丹新宿店メンズ館1階で開催するポップアップストアで限定キットを販売する。ラインアップは“肌ととのいキット”(4950円)、“肌うるおいキット”(7260円)、“メンズ うるおいキット”(8360円)、“メンズ クリームスターターキット”(1万4960 円)の4種。洗顔料、保湿液、クリームの3品をアイテム数、サイズ違いで組み合わせ、“洗う・うるおす・保湿する”の3ステップケアを提案。潤いバランスの取れた健康的な素肌に導く。

■商品詳細

“肌うるおいキット”(7260円)

【1月12日発売】
トム フォード ビューティ
(TOM FORD BEAUTY)

ハートデザインの“ラブ コレクション”

情熱的な赤の限定パッケージが特徴の“ラブ コレクション”を数量限定で発売する。定番の4色アイシャドウパレットやリップスティック、チークカラーなど全4アイテムをそろえる。

“アイカラー クォード”はブランドを代表するアイシャドウパレットで、既存色の“4AC ハネムーン”が限定デザインで登場する。シマリングピーチやサンド、プラム、ダークパープルの4色構成で、柔らかなスモーキーアイがかなう。それぞれのアイカラーには、特別なハートシェイプのデザインを施した。マットな唇に仕上がるリップスティック“リップ カラー マット”からは、ウォームレッドと温かみのあるミディアム ブラウンを用意している。

“パウダー ブラッシュ”は、同コレクションの限定カラー“01C ラブ シーン”を発売する。コーラルピーチ系の色味で、頬に血色と自然な立体感を与える。そのほか、クッションファンデーションの専用ケース“クッション コンパクト ケース”の限定パッケージも販売する。

■商品詳細

“アイカラー クォード 4AC ハネムーン”(1万2980円)
“パウダー ブラッシュ 01C ラブ シーン”(1万230円)
“クッション コンパクト ケース”(5280円)
“リップ カラー マット 16C スカーレット ルージュ”(7920円)
“リップ カラー マット 100C 100”(7920円)

【1月12日発売】
ヴァレンティノ ビューティ
(VALENTINO BEAUTY)

人気ファンデ&リップにコーラルカラーの限定ケースが登場

“CORAL FANTASY EDITION(コーラルファンタジーエディション)”を数量限定で発売する。同エディションは、9月に新登場した“ヴァレンティノ GO クッション グロウ ケース”と、シグニチャーアイテムの1つ“ロッソ ヴァレンティノ マット”を限定パッケージでドレスアップした。

“GO クッション グロウ ケース コーラルファンタジーエディション”は、大胆かつ温かみのあるコーラルカラーの限定ケースで登場する。別売りの“ヴァレンティノ GO クッション グロウ レフィル”【SPF50+ PA++++】は、カレイドスコープのようなローマの光に着想を得た多層構造のパールとスキンケア成分をブレンドした独自フォーミュラーを採用。うるおいと仕上りが長時間続く。

■商品詳細

“GO クッション グロウ ケース コーラルファンタジーエディション”(1種、5280円)
“ロッソ ヴァレンティノ マット コーラルファンタジーエディション”(限定3色、各6820円)

【1月12日発売】
RMK

2024年春コレクションを発売 テーマは“春の移り気” 

24年春コレクションのテーマは“Dayspring Rhapsody”を掲げ、「春の移り気」を表現したアイシャドウパレットやカラーマスカラ、リクイドリップなど6品15種をそろえる。

同コレクションは、YUKIクリエイティブディレクターが好きなアーティストの1人、サイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)の作品からインスピレーションを得た。マットとパールの質感をセットした“シンクロマティック アイシャドウパレット”は、ベーシックなカラーにコンテンポラリーなニュアンスを加えた。春コレクションでは「色味で遊んでほしい」(YUKIクリエイティブディレクター)との思いを詰め込んだ。なお、既存のアイシャドウパレットは、ベージュトーンを中心に使いやすいラインアップで、複数購入も目立つという。

■商品詳細

“シンクロマティック アイシャドウパレット”(全6種うち限定2種、各6380円)
“セパレートカール マスカラN”(限定2色、各3850円)
“カラースティック”(限定1色、3300円)
“リクイド グロウ リップカラー”(限定2色、4180円)
“ザ マット リップカラー”(限定2色、3850円)
“ネイルラッカー”(限定2色、2200円)

【1月12日発売】
ディオール
(DIOR)

“カプチュール トータル”の部分用美容液

ブランドを代表するスキンケアライン“カプチュール トータル”から部分用美容液“カプチュール トータル ヒアルショット”を発売する。

張りや艶のある若々しい肌に欠かせないヒアルロン酸の“補充”に着目した同商品は、バリア機能をサポートする高分子のヒアルロン酸と、潤いを届ける中分子のヒアルロン酸を組み合わせた「ディオール」が特許を取得した複合成分を配合。そのほか、“カプチュール トータル”を象徴する再生力の強いロンゴザの植物エキスも採用した。しわやほうれい線、眉間などの気になる部分に塗布することで潤いをチャージ。美容医療の“ヒアルロン酸ショット”のようなふっくらとした肌へ導く。

■商品詳細

カプチュール トータル ヒアルショット”(15mL、1万2980円)

【1月12日発売】
メイベリン ニューヨーク
(MAYBELLINE NEW YORK)

マスカラ“スカイハイ”からラベンダーカラーが登場

新色の05ゆうやみラベンダーは、夜のとばりが下りんとする時の、どことなく色っぽい空の色をイメージした。透け感のあるマスカラ液で、自まつ毛になじみながらいつものメイクを少し特別に演出する。

■商品詳細

“スカイハイ”05ゆうやみラベンダー(1490円)

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 香川県からは草木染めが柔らかな“讃岐かがり手まり”

【香川県】
“讃岐かがり手まり”

「JMC」では、香川県に伝わる“讃岐かがり手まり”を販売する。手まりは、平安時代の宮中において、姫君のため誕生したとされ、“讃岐かがり手まり”は草木染めをした柔らかな風合いの木綿糸を使用するのが特徴だ。籾殻を薄手の紙で包んだ芯の周りを、細い木綿糸でまき土台と成し、規則的に木綿糸を重ね、幾何学模様をかがることで、菊や桜など美しいモチーフが浮かび上がる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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「ヒンス」が5周年のポップアップ開催 記念アイテム販売も

韓国発のメイクアップブランド「ヒンス(HINCE)」は1月11〜24日、ブランド誕生5周年を記念したポップアップストアを渋谷スクランブルスクエアにオープンする。会場ではブランドの人気アイテムのほか5周年を祝う数量限定アイテムの先行販売、ノベルティーの配布などを行う。

5周年記念アイテムとしていち早く販売を行う“センテリアキャンドル”(全3種、各1万1000円)は、オードゥパルファムやハンドバームにも使われている代表的な3つの香り「ザ・スカーフ」「ザ・フラットシューズ」「ザ・ランプ」を用意。容器は曲線が目を引くハンドメードの陶磁器オブジェを使用した。ほか、ポップアップの数量限定アイテムとして、人気のクッションファンデーション現品と持ち歩きに便利なミニサイズをセットにした“セカンドスキンメッシュマットクッション企画セット”(全4色、各3520円)も販売する。

ノベルティーはハンドクリーム“センティドハンドバーム”と“セカンドスキンファンデーション”のサンプルをLINE公式アカウントに友だち登録をした人を対象に先着順で進呈するほか、7000円以上の購入で“センテリアキャンドル”をイメージしたトートバッグを、店内商品2品以上の購入でオリジナルカレンダーを先着順でプレゼントする。

■「ヒンス」渋谷スクランブルスクエアポップアップイベント
期間:1⽉11〜24日
場所:渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン 6階  +Q(プラスク)ビューティー内 Event Stage 6A
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12

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