J.フロント、経営陣の大胆な若返りは「不透明な時代」への布石

J.フロント リテイリングが、経営陣の大胆な若返りに動く。取締役常務の小野圭一氏(48)が3月1日付でグループの新社長に就任し、子会社の大丸松坂屋百貨店も48歳の宗森耕二新社長に交代する。コロナ禍からの復活にメドをつける中、次の時代を見据えた新体制を築く。30日、都内で就任会見を開いた。

48歳の小野次期社長は、67歳の好本社長とは年齢が二回り近く違う。かつて山本良一前社長が大丸社長に就いた2003年当時も52歳という年齢が話題になったが、それよりも若くしての抜てきだ。だが“異例”なのは若さだけではない。好本社長、山本前社長がそうだったように、J.フロントのトップは大丸松坂屋の社長から昇格するのが通例だった。しかし小野次期社長は大丸松坂屋の社長を経ておらず、百貨店の店長経験もない。一方で、“畑”に縛られず多彩なキャリアを重ねた。大丸京都店の営業推進部長(16年〜)、人材子会社のディンプル社長(18年〜)、グループの構造改革推進部長や経営戦略統括部長(22年〜)、パルコ取締役(同)などを歴任した。

若さと胆力

好本社長の後継者の選定は昨年3月から始まった。小野次期社長はそれ以前から、中期経営計画の策定などグループ経営の中枢に関わってきた。好本社長は小野次期社長を指名した大きな理由の一つに「俯瞰する力」を挙げる。13年、当時大丸松坂屋のトップだった好本社長から百貨店事業のインバウンド戦略の旗振り役に指名された小野次期社長は、「誰も考えつかないような取引先を指名したり、タイアップ企画を組んだりと、前例にとらわれない頭の柔らかさや視野の広さがあった。それを最後まで遂行する胆力もあった」。

13年から大丸松坂屋社長、20年から現職に就いた好本社長は、ラグジュアリーSCのギンザシックスの開業(17年)、定借面積を大幅に増床した大丸心斎橋店の建て替え開業(19年)など、百貨店の事業領域に縛られない改革を続けてきた。「一時期は“脱・百貨店”を掲げたこともあったが、ここしばらくこの言葉を口にしていない。コロナ禍という危機を経て、百貨店という業態の先人が築いてきた価値、お客さまからの信頼を改めて再認識した。だが我々が思っている以上に消費者の価値観の変化のスピードは速い。不透明な時代の中で、前例のないチャレンジを続けていく必要がある。私は今回の決断(社長交代)がグループの未来の成長につながることを確信している」。

“同期”で一枚岩の経営

J.フロントの小野次期社長と、大丸松坂屋百貨店の宗森次期社長は、98年入社の同期で、入社当初から気の知れた、互いを高め合ってきた間柄。親会社と百貨店事業会社、一枚岩の経営で新しいグループを作る。小野次期社長は「今こそ必要なのは“変革”。足元業績は想定以上の追い風で好調だが、向こう30年、さらにその先の会社の姿を考えて次の手を打ちたい」と述べる。

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J.フロント、経営陣の大胆な若返りは「不透明な時代」への布石

J.フロント リテイリングが、経営陣の大胆な若返りに動く。取締役常務の小野圭一氏(48)が3月1日付でグループの新社長に就任し、子会社の大丸松坂屋百貨店も48歳の宗森耕二新社長に交代する。コロナ禍からの復活にメドをつける中、次の時代を見据えた新体制を築く。30日、都内で就任会見を開いた。

48歳の小野次期社長は、67歳の好本社長とは年齢が二回り近く違う。かつて山本良一前社長が大丸社長に就いた2003年当時も52歳という年齢が話題になったが、それよりも若くしての抜てきだ。だが“異例”なのは若さだけではない。好本社長、山本前社長がそうだったように、J.フロントのトップは大丸松坂屋の社長から昇格するのが通例だった。しかし小野次期社長は大丸松坂屋の社長を経ておらず、百貨店の店長経験もない。一方で、“畑”に縛られず多彩なキャリアを重ねた。大丸京都店の営業推進部長(16年〜)、人材子会社のディンプル社長(18年〜)、グループの構造改革推進部長や経営戦略統括部長(22年〜)、パルコ取締役(同)などを歴任した。

若さと胆力

好本社長の後継者の選定は昨年3月から始まった。小野次期社長はそれ以前から、中期経営計画の策定などグループ経営の中枢に関わってきた。好本社長は小野次期社長を指名した大きな理由の一つに「俯瞰する力」を挙げる。13年、当時大丸松坂屋のトップだった好本社長から百貨店事業のインバウンド戦略の旗振り役に指名された小野次期社長は、「誰も考えつかないような取引先を指名したり、タイアップ企画を組んだりと、前例にとらわれない頭の柔らかさや視野の広さがあった。それを最後まで遂行する胆力もあった」。

13年から大丸松坂屋社長、20年から現職に就いた好本社長は、ラグジュアリーSCのギンザシックスの開業(17年)、定借面積を大幅に増床した大丸心斎橋店の建て替え開業(19年)など、百貨店の事業領域に縛られない改革を続けてきた。「一時期は“脱・百貨店”を掲げたこともあったが、ここしばらくこの言葉を口にしていない。コロナ禍という危機を経て、百貨店という業態の先人が築いてきた価値、お客さまからの信頼を改めて再認識した。だが我々が思っている以上に消費者の価値観の変化のスピードは速い。不透明な時代の中で、前例のないチャレンジを続けていく必要がある。私は今回の決断(社長交代)がグループの未来の成長につながることを確信している」。

“同期”で一枚岩の経営

J.フロントの小野次期社長と、大丸松坂屋百貨店の宗森次期社長は、98年入社の同期で、入社当初から気の知れた、互いを高め合ってきた間柄。親会社と百貨店事業会社、一枚岩の経営で新しいグループを作る。小野次期社長は「今こそ必要なのは“変革”。足元業績は想定以上の追い風で好調だが、向こう30年、さらにその先の会社の姿を考えて次の手を打ちたい」と述べる。

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【2024年バレンタイン】心ときめくハートモチーフの限定アイテム 「ルイ・ヴィトン」「ボッテガ・ヴェネタ」「ドクターマーチン」など ※随時更新

バレンタインを目前に控え、スイーツブランドの限定スイーツの情報が次々に明らかになっている今日この頃。しかし、目が離せないのはスイーツブランドだけじゃない! ファッションやビューティブランドからも、このシーズン限定のコレクションが続々と登場している。そこで、ファッションブランドのハートやピンクを取り入れた、心ときめく限定コレクションをセレクト。ギフトはもちろん、自分へのご褒美にもいかが。

「ルイ・ヴィトン」

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ハート型のポシェット“キープ・マイ・ハート”を発売した。サイズはW11×H12.5×D2cmで、価格は29万2600円。光沢感のあるレザーにモノグラム・パターンをエンボス加工したもので、ゴールドカラーのチェーンは調節および取り外しが可能だ。

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【2024年バレンタイン】「ルイ・ヴィトン」からハート型ポシェット


「ボッテガ・ヴェネタ」

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、真っ赤なハートをあしらったホワイトカラーのレザーアイテムを発売した。一部をあらかじめ赤くプリントしたフェットゥーチェ(革ひも)を、職人の技術によって編み込んだ。

アイコニックな“ミニ カバ”(75万9000円)や“ラージ カバ”(141万3500円)をはじめ、“ビジネスカードケース”(7万7000円)、“クレジットカードケース”(5万5000円)、二つ折りウオレット(9万7900円)、“ジップアラウンドウオレット”(14万3000円)、“ビューティポーチ”(12万1000円)、“ミニ ジョディ”(37万4000円)、“ミニ ウォレス”(32万4500円)をそろえる。

詳しくはこちら▼
【2024年バレンタイン】「ボッテガ・ヴェネタ」が真っ赤なハートをあしらったホワイトレザーアイテムを発売


「ディーゼル」

「ディーゼル(DIESEL)」は、シグネチャーバッグの“プレイ(PLAY)”のバレンタイン限定カラーを発売した。ユニークな曲線が目を引く“プレイ”は、ゲーム機のコントローラーが着想源。今回の限定カラーは、ハートプリントを配したグラフィカルでポップなデザインが印象的だ。「ディーゼル」公式オンラインストア限定のみで取り扱っている。価格は5万5000円。

詳しくはこちら▼
【2024年バレンタイン】「ディーゼル」のアイコンバッグ“プレイ”のハート柄が登場


「ドクターマーチン」

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、ピンクやハートモチーフを取り入れた新作のブーツとバッグを発売した。ブランドはこのコレクションを次のように紹介する。「グラデーションカラーのレザー商品には、使用するごとに風合いが変化するラブオフ加工を施す。『ドクターマーチン』で最も厚いソールを採用するブーツ“ジェイドン マックス”と、ショルダーにもリュックにもなる2ウエイの“ハート バッグ”(2万5300円)、“7インチ サッチェルバッグ”(1万5400円)のおそろいコーデも楽しめる」。

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【2024年バレンタイン】「ドクターマーチン」からピンクグラデのブーツやハート型バッグ


「スワロフスキー」

「スワロフスキー(SWAROVSKI)」は、2024年バレンタイン・コレクションを発表した。同コレクションのテーマは、“The Wonder of Love”。「スワロフスキー」のサヴォアフェールを表しており、ジュエリーやアイウエアをハートの形に並べ、それぞれのイメージの中心に輝きを放つジュエリーを配置しているのが特徴だ。生命力あふれる輝きを放つダンジングストーンをあしらったビンテージスタイルの“ハイパァバラ(Hyperbola)”のハートペンダントや、ピアス、リング、バングルなどを用意する。

詳しくはこちら▼
【2024年バレンタイン】「スワロフスキー」がハートペンダントやピアスなどを発売


「ポール&ジョー」

「ポール&ジョー(PAUL & JOE)」は、バレンタインギフト向けにメンズのアンダーウエアを発売した。色はレッドとサックスの2色展開で、M〜Lサイズがそろう。価格は3630円。ボックスは「ポール&ジョー」らしいネコ型にくりぬいたスペシャルパッケージだ。

詳しくはこちら▼
【2024年バレンタイン】「ポール&ジョー」はハート柄のアンダーウエアを発売


「リリー ブラウン」

マッシュスタイルラボの「リリー ブラウン(LILY BROWN)」のランジェリーライン“リリー ブラウン ランジェリー(LILY BROWN LINGERIE)"は、バレンタインシーズン限定コレクションを発売した。ラインアップは、ブラレットセット(8910円)とシュシュ(2750円)、3ウエイのハートポーチ(6930円)、バケットバッグ(8910円)、マーブルコームセット(2640円)。

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【2024年バレンタイン】「リリー ブラウン」がハートを散りばめたランジェリーを発売


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韓国発「イニスフリー」がフレグランスボディーケア商品3種を発売

韓国発のスキンケアブランド「イニスフリー(INNISFREE)」は、香りをコンセプトにしたボディーケアアイテム“アイルナンバーライン”を新発売する。2月2日から表参道グローバルフラッグシップストアで限定販売し、3月1日から公式オンラインショップで販売する。

ラインアップは、ふんわり香る優しい泡が肌を心地よく包み込む“ボディ&ハンドウォッシュ”(300mL、2860円)、肌と一体化するように馴染むミルキーな質感の“ボディローション”(300mL、2860円)、べたつきのないさらりとしたテクスチャーの“ハンドクリーム”(50mL、1650円)の3商品だ。

香りは男女問わず使えるグリーンとウッディノートをベースにした2種類で、エネルギッシュで爽やかな香りの“#001 SEIZE THE MOMENT”、重厚であたたかな香りの“#002 WARM AND FUZZIES”を用意する。全ての商品は、韓国ビーガン認証院でビーガン認証を受けている。

「イニスフリー」はパワフルな自然の恵みを活かしたスキンケア商品を提案するブランドとして2000年に誕生。世界17拠点で1700店舗以上を展開しており、日本では18年に表参道の第1号店をオープン後、東京エリアに4店舗、名阪エリアに4店舗を出店している。

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「ロエベ」ジョナサン・アンダーソンの右腕が「モスキーノ」の新クリエイティブ・ディレクターに就任

アエッフェ(AEFFE)傘下の「モスキーノ(MOSCHINO)」はこのほど、新たなクリエイティブ・ディレクターにアドリアン・アピオラザ(Adrian Appiolaza)を指名した。11月の着任後に急逝したダヴィデ・レンネ(Davide Renne)の後任。ウィメンズ、メンズ、アクセサリーを監修し、2月の2024-25年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークで初のコレクションをお披露目する。

アピオラザ新クリエイティブ・ディレクターは1972年アルゼンチン生まれ。ブエノスアイレスで育ち、イギリスのロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校でファッションデザインを専攻。在学中に「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などで経験を積み、卒業後の2002年にフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の誘いで、当時彼女が率いていた「クロエ(CHLOE)」に入社した。その後、「ミュウミュウ(MIU MIU)」、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)時代の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を経て、12年にクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)の右腕となるデザイン・ディレクターとして「クロエ」に戻る。そして14年から10年間、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)率いる「ロエベ(LOEWE)」で、ウィメンズ プレタポルテのデザイン・ディレクターを務めてきた。

マッシモ・フェレッティ(Massimo Ferretti)=アエッフェ取締役会長は、「『モスキーノ』での最近の出来事(レンネの急逝)の後、アドリアンの就任は暗い空に差し込む一筋の陽の光のように感じられた。彼の経験、エネルギー、クリエイティビティーは、ユニークで無限大だ。彼はデザイナーであるだけでなく情熱的なコレクターでもあり、ブランドのヘリテージをとても尊重している。彼ならフランコ・モスキーノ(Franco Moschino)のDNAを現代的かつ魅力的な言語に変換し、『モスキーノ』に新しくフレッシュな一面をもたらしてくれると信じている」と話す。

アピオラザ新クリエイティブ・ディレクターは、「フランコ・モスキーノの偉大なレガシーとメゾンの近年の歴史の両方に必要な敬意を払いながら」新たな役割を担っていくという。目標に掲げるのは服に焦点を当てることであり、「これは、真の宝庫であるモスキーノの膨大なアーカイブを存分に引き出しつつ、私自身のイマジネーションを通して表現する旅だ」と語る。

また彼は、「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA、現メゾン マルジェラ)」や「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」といった影響力のあるデザイナーズブランドのアーカイブを収集していることでも知られ、「モスキーノ」もその一つ。「フランコ・モスキーノの鋭いウィットと皮肉を常に尊敬していた。彼のクリエイションは単なる服ではなく、布から作られた時代の現状に対するコメントだった。そんな目標を表面的なものを超えて、シアトリカルな軽やかさをもって成し遂げたこととは並外れた偉業であり、1972年に生まれ、ブエノスアイレスで育ち、21歳になるまで一度も旅に出たことのない少年の想像力をかき立てた」と明かす。そして、「私の仕事は、フランコ・モスキーノが私たち皆のために開いてくれた世界への窓を再び開くことであり、これ以上の名誉はない」と続けた。

「モスキーノ」は、「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」や「フィロソフィー ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」「ポリーニ(POLLINI)」も擁するアエッフェの成長のカギを握るブランドでもある。同グループはブランド別売上高の内訳を明らかにしていないが、情報筋によれば、「モスキーノ」が全体の70%を占めているという。12月31日に終了した2023年のアエッフェの業績は、アジアとグループの小売チャネルでは増収となったものの、欧米市場と卸売での減速が影響。昨年の売上高は、22年の3億5200万ユーロ(約563億2000万円)に対し、9.5%減の3億1900万ユーロ(約510億4000万円)だった。

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「ロエベ」ジョナサン・アンダーソンの右腕が「モスキーノ」の新クリエイティブ・ディレクターに就任

アエッフェ(AEFFE)傘下の「モスキーノ(MOSCHINO)」はこのほど、新たなクリエイティブ・ディレクターにアドリアン・アピオラザ(Adrian Appiolaza)を指名した。11月の着任後に急逝したダヴィデ・レンネ(Davide Renne)の後任。ウィメンズ、メンズ、アクセサリーを監修し、2月の2024-25年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークで初のコレクションをお披露目する。

アピオラザ新クリエイティブ・ディレクターは1972年アルゼンチン生まれ。ブエノスアイレスで育ち、イギリスのロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校でファッションデザインを専攻。在学中に「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」などで経験を積み、卒業後の2002年にフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の誘いで、当時彼女が率いていた「クロエ(CHLOE)」に入社した。その後、「ミュウミュウ(MIU MIU)」、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)時代の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」を経て、12年にクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)の右腕となるデザイン・ディレクターとして「クロエ」に戻る。そして14年から10年間、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)率いる「ロエベ(LOEWE)」で、ウィメンズ プレタポルテのデザイン・ディレクターを務めてきた。

マッシモ・フェレッティ(Massimo Ferretti)=アエッフェ取締役会長は、「『モスキーノ』での最近の出来事(レンネの急逝)の後、アドリアンの就任は暗い空に差し込む一筋の陽の光のように感じられた。彼の経験、エネルギー、クリエイティビティーは、ユニークで無限大だ。彼はデザイナーであるだけでなく情熱的なコレクターでもあり、ブランドのヘリテージをとても尊重している。彼ならフランコ・モスキーノ(Franco Moschino)のDNAを現代的かつ魅力的な言語に変換し、『モスキーノ』に新しくフレッシュな一面をもたらしてくれると信じている」と話す。

アピオラザ新クリエイティブ・ディレクターは、「フランコ・モスキーノの偉大なレガシーとメゾンの近年の歴史の両方に必要な敬意を払いながら」新たな役割を担っていくという。目標に掲げるのは服に焦点を当てることであり、「これは、真の宝庫であるモスキーノの膨大なアーカイブを存分に引き出しつつ、私自身のイマジネーションを通して表現する旅だ」と語る。

また彼は、「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA、現メゾン マルジェラ)」や「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」といった影響力のあるデザイナーズブランドのアーカイブを収集していることでも知られ、「モスキーノ」もその一つ。「フランコ・モスキーノの鋭いウィットと皮肉を常に尊敬していた。彼のクリエイションは単なる服ではなく、布から作られた時代の現状に対するコメントだった。そんな目標を表面的なものを超えて、シアトリカルな軽やかさをもって成し遂げたこととは並外れた偉業であり、1972年に生まれ、ブエノスアイレスで育ち、21歳になるまで一度も旅に出たことのない少年の想像力をかき立てた」と明かす。そして、「私の仕事は、フランコ・モスキーノが私たち皆のために開いてくれた世界への窓を再び開くことであり、これ以上の名誉はない」と続けた。

「モスキーノ」は、「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」や「フィロソフィー ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」「ポリーニ(POLLINI)」も擁するアエッフェの成長のカギを握るブランドでもある。同グループはブランド別売上高の内訳を明らかにしていないが、情報筋によれば、「モスキーノ」が全体の70%を占めているという。12月31日に終了した2023年のアエッフェの業績は、アジアとグループの小売チャネルでは増収となったものの、欧米市場と卸売での減速が影響。昨年の売上高は、22年の3億5200万ユーロ(約563億2000万円)に対し、9.5%減の3億1900万ユーロ(約510億4000万円)だった。

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「ファチュイテ」のブースター美容液が進化 より素早い“肌実感”を目指す

ビューティインフルエンサーの藤井明子がプロデュースするスキンケアブランド「ファチュイテ(FATUITE)」は、定番の高機能ブースター美容液“ブライテスト ファーストエッセンスa”(120mL、8910円)をリニューアルし、2月7日に発売する。

“ブライテスト ファーストエッセンスa”は、2021年2月のブランドローンチと共に誕生したジェリー状の導入美容液だ。当時は予約受け付け開始と同時に即品切れするほどの人気を誇り、その後ブランドを代表するアイテムに成長。さらなる透明感の追求と、より素早い“肌実感”を目指すために進化した。

リニューアルポイントは、くすみの生成ステップを多角的にケアする複合成分“6Dブライトニングコンプレックス”が、“7Dブライトニングコンプレックス”に進化し、ナイアシンアミドを35%増量したこと。さらに、黄ぐすみの原因となる酸化や糖化、炎症に着目した複合成分“TAFコンプレックス”もビタミンC誘導体を20%増量、抗糖化成分を2種新たに配合した。

濃密なテクスチャーにパワーアップしながらも、肌なじみの良い使用感に仕上げた。スプレータイプは従来通りで、均一に広がる細かなミストを噴出する。

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「ファチュイテ」のブースター美容液が進化 より素早い“肌実感”を目指す

ビューティインフルエンサーの藤井明子がプロデュースするスキンケアブランド「ファチュイテ(FATUITE)」は、定番の高機能ブースター美容液“ブライテスト ファーストエッセンスa”(120mL、8910円)をリニューアルし、2月7日に発売する。

“ブライテスト ファーストエッセンスa”は、2021年2月のブランドローンチと共に誕生したジェリー状の導入美容液だ。当時は予約受け付け開始と同時に即品切れするほどの人気を誇り、その後ブランドを代表するアイテムに成長。さらなる透明感の追求と、より素早い“肌実感”を目指すために進化した。

リニューアルポイントは、くすみの生成ステップを多角的にケアする複合成分“6Dブライトニングコンプレックス”が、“7Dブライトニングコンプレックス”に進化し、ナイアシンアミドを35%増量したこと。さらに、黄ぐすみの原因となる酸化や糖化、炎症に着目した複合成分“TAFコンプレックス”もビタミンC誘導体を20%増量、抗糖化成分を2種新たに配合した。

濃密なテクスチャーにパワーアップしながらも、肌なじみの良い使用感に仕上げた。スプレータイプは従来通りで、均一に広がる細かなミストを噴出する。

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特別な「メゾン マルジェラ」“アーティザナル”を着てショーに キム・カーダシアン

特別な「メゾン マルジェラ」“アーティザナル”を着るキム・カーダシアン

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」“アーティザナル”を着用したキム・カーダシアンが、同コレクションのショーに来場した。

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)クリエイティブ・ディレクターがカーダシアンのためにデザインしたもので、ミッドナイトグリーンの大胆なカットのドレスはシルクベルベット製。足元は、同素材の“タビ”ハイヒールを履く。

“アーティザナル”は、「メゾン マルジェラ」のオートクチュールに相当するコレクション。

特別な「メゾン マルジェラ」“アーティザナル”を着るキム・カーダシアン

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ヨウジヤマモト「グラウンド ワイ」×初音ミク 青い髪の毛がモチーフのTシャツやネクタイなどを発売

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は、バーチャルシンガー、初音ミクとのコラボコレクションを発表した。2月16日に渋谷パルコ店と心斎橋パルコ店、名古屋パルコ店で先行発売する。一般発売は3月5日で、ブランドの直営店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

今回の協業は、初音ミクをテーマにした「アート オブ ミク展」特別企画への参画に連動したもので、初音ミクの髪の毛や顔を抽象的に表現したグラフィックをデザインした。Tシャツ(4種類、1万1000〜3万7400円)とフーディー(2万9700円)、ネクタイ(1万9800円)を販売する。そのほか、限定ブルゾンを同コレクション取り扱い店舗で数量を限定して受注する。受注期間は、2月16日〜3月4日で、詳細はブランドの公式Xで告知する。

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「シロ」の限定フレグランスシリーズから毎年人気の“さくら 219”が登場 今年はさくら色の限定デザイン

「シロ(SHIRO)」は2月、春限定のフレグランスシリーズの“さくら 219”を発売する。ラインアップは全3アイテムで、8日に“ボディミスト”(100mL、1980円)と“フレグランスディフューザー”(180mL、4510円)を発売し、26日には“ハンド美容液”(55g、3300円)が登場する。会員向け先行予約はそれぞれ2日と23日から開始する。

“さくら 219”は2012年に初めて登場し、新春の限定フレグランスとして毎年好評を得ている。誕生のきっかけは、ひとりの受験生との出会い。「シロ」を応援してくれている彼女に“サクラ咲きますように”という想いを込め、219回もの試作の末に誕生した。香り名の“219”は、その試作の数を表している。今年は、さくら色の容器にデザインを一新した。

ボディミストは、ふわりと広がるやさしい香りとともにみずみずしく身体を保湿する。普段香水をつけない人や、強い香りが敬遠されるシーンにも取り入れやすい。フレグランスディフューザーは、さくら色の容器がインテリアとしても春らしいアクセントになる。ふわりと漂うさくらの香りが、がんばる気持ちにやさしく寄り添う。ハンド美容液は、冬の厳しい乾燥から手肌を潤いで守れるよう、アロエエキスをベースに、ホホバオイルと、定番製品よりも配合量を高めたガーナシアバターの特別な配合にしている。肌にすばやくなじみ、べたつかずしっとりと潤う。

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デンマーク発レザーグッズ「エコー」の日本法人社長が交代 

デンマーク発レザーグッズ「エコー(ECCO)」を展開するエコー・ジャパンの犬塚景子社長が1月31日、退任する。後任は、エコーで北東アジアのリージョナル・ディレクターを務めるパンソン・シム氏。シム新社長は韓国人で、プラダやロレアル、サムソナイトを経て2012年にエコーの韓国法人設立時に入社。22年まで韓国のジェネラルマネジャーを務め、翌年アジアパシフィックのリージョナルディレクターに就任した。2014年からエコー・ジャパンを率いてきた犬塚社長は、以前にもジョージ ジェンセンなどのデンマーク企業数社の代表を務めた経歴がある。同社長は、2月末までエコー・ジャパンの相談役として業務に携わる。

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アウトドアの「アンドワンダー」が初のキッズコレクション発売 親子でおそろいも

アウトドアブランド「アンドワンダー(AND WANDER)」は、2024春夏シーズンからブランド初のキッズコレクションを発売する。同コレクションでは、鮮やかなカラーリングのバックパック、ロゴTシャツをキッズサイズで用意する。バックパックは2月に、ロゴTシャツは5月に発売する。

“リサイクル OX キッズ デイパック”(9900円)は、ペットボトルが原料のリサイクルポリエステル素材を使用した子ども用のデイパック。カラーはブラック、イエロー、ライトパープル、ブルーを用意する。

“アンド ワンダー ビッグ ロゴ T キッズ”(6600円)は、綿コーマ糸とリサイクルポリエステル糸を使用したTシャツ。裏側をポリエステルにすることで速乾性を持たせ、表側は綿にすることで自然な風合いを持たせた。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、イエローグリーンをそろえる。

アイテムは、それぞれ定番の“20L デイパック”、“ビッグ ロゴ T”をベースにしているため、大人と子どもがおそろいで着用することもできる。

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「サカイ」×靴「ジェイエムウエストン」 アイコンの“ゴルフ”に特別なソールをプラス

「サカイ(SACAI)」は9月、1891年創業のフランスのシューズブランド「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」とコラボした靴を発売する。両者の協業は初めて。

同商品は、パリで行われた2024-25年秋冬メンズ・コレクションで発表されたもので、「ジェイエムウエストン」を代表するモデル“ゴルフ”と“ワーカー・ブーツ”をベースとし、同コレクションのために製作した特別なソールを取り付ける。

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「キャンメイク」のコスメたちがミニチュアチャームに! バンダイのガシャポンに登場

バンダイは2月の第4週から、メイクアップブランド「キャンメイク(CANMAKE)」のミニチュアコレクションを全国のガシャポンバンダイオフィシャルショップ、玩具売場、量販店、家電店などに設置されたガシャポン自販機シリーズで発売する。料金は1回300円で、「キャンメイク」の人気アイテムからネイルやチーク、リップなど7種類をミニチュアにした。アイテムにはボールチェーンが付いているため、バッグやポーチ、スマートフォンなどに付けることができる。

ミニチュア化されたアイテムは四つ葉のクローバーをモチーフにしたケースも愛らしい“マシュマロフィニッシュパウダーMO”、鮮やかなカラーが目を引く“カラフルネイルズN19”“カラフルネイルズN28”、花の型押しデザインも人気の“グロウフルールチークス(ブレンドタイプ)B01” “グロウフルールチークス(ブレンドタイプ)B02”、キャップデザインがキュートな“むちぷるティント02”、“むちぷるティント05”。

ネイル以外のアイテムは蓋を開けることができるほか、“グロウフルールチークス(ブレンドタイプ)” にはブラシも付属。どれもカラー、質感共に本物のコスメを思わせる本格的な作りになっている。

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「ヴァレンティノ」2024年春夏オートクチュール・コレクション

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2024年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

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「ヴァレンティノ」2024年春夏オートクチュール・コレクション

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が2024年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

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「シスレー」が隙のない“品格肌”をかなえるリキッドファンデを発売

「シスレー(SISLEY)」は2月1日、隙のない“品格肌”を演出する多機能ファンデーション“フィト タン パーフェクション”(全8色、各1万4520円)を発売する。

同商品は艶感と高いカバーカを両立するリキッドタイプのファンデーションで、皮脂や汗に強く付けたての美しさを長時間持続する処方“ウルトラ ロングラスティング フォーミュラ”を採用した。「ファンデーションはスキンケアの最終ステップ」という考えの元、保湿や整肌を目的とした植物由来の複合成分を新たに開発し配合。日中の肌をみずみずしく滑らかに保ち、美しい肌を育む。

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「シスレー」が隙のない“品格肌”をかなえるリキッドファンデを発売

「シスレー(SISLEY)」は2月1日、隙のない“品格肌”を演出する多機能ファンデーション“フィト タン パーフェクション”(全8色、各1万4520円)を発売する。

同商品は艶感と高いカバーカを両立するリキッドタイプのファンデーションで、皮脂や汗に強く付けたての美しさを長時間持続する処方“ウルトラ ロングラスティング フォーミュラ”を採用した。「ファンデーションはスキンケアの最終ステップ」という考えの元、保湿や整肌を目的とした植物由来の複合成分を新たに開発し配合。日中の肌をみずみずしく滑らかに保ち、美しい肌を育む。

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J.フロント新社長に48歳の小野圭一氏

大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下に持つJ.フロント リテイリングは30日、現執行役常務の小野圭一氏(48)が3月1日付で新社長に就くトップ人事を発表した。現社長の好本達也氏(67)は代表権のない取締役兼執行役に退く。

小野新社長は1998年大丸入社。大丸京都店営業推進部長(2016年〜)、子会社ディンプル社長(18年〜)、J.フロントの構造改革推進部長(20年〜)、経営戦略統括部長(22年〜)、パルコ取締役(同)などを歴任。営業企画やインバウンド戦略などで手腕を発揮した。

好本現社長は大丸松坂屋百貨店の社長を経て20年4月にJ.フロントのトップに就任。コロナ禍の逆境の中、定借売り場の拡大や婦人服の縮小、19年末に完全子会社化したパルコとのシナジー形成など、従来の百貨店事業の枠組みにとらわれない“脱・百貨店”の改革を推進してきた。

同時に、子会社の大丸松坂屋百貨店も社長交代する。澤田太郎社長に代わり、現執行役員営業本部MDコンテンツ開発第1部長の宗森耕二氏が新社長に就く。澤田社長は執行役員社長特命事項担当に退く。

同社はトップ人事の背景として、2024年2月期を最終年度とする中期経営計画を区切りに「新たな中期戦略に向けた体制を作るため」としている。

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「メゾン マルジェラ」2024年“アーティザナル”コレクション

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が2024年2024年“アーティザナル”コレクションを発表した。

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「リーバイス」が“タブ”商標を巡って「ブルネロ クチネリ」を商標権侵害で提訴

リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS以下、リーバイス)は、同社が商標登録しているバックポケットの縁に縫い付けるタブの商標権を「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLLI)」が侵害しているなどとして、侵害品の製造差し止めなどを求めて提訴した。

リーバイスは、「訴訟を避けてこの問題を解決しようと何度も試みたにもかかわらず、『ブルネロ クチネリ』はタブの使用を中止することを拒否し、現在も侵害品を販売・宣伝し、生産を増やしている」と主張する。ブルネロ・クチネリ本人は、米「WWD」の取材に対して、「常にクリエイションのオリジナリティーとビジネスの誠実さを大切にしてきた」とコメントした。また、「われわれの意図は、他人のブランドやアイデアを悪用したり、侵害したりすることではないし、これからもない。知的財産の価値を理解し、市場における各ブランドの個性を尊重している。リーバイスが提起した懸念を考慮しつつも、消費者の混同を招くリスクは一切ないと考えている。われわれが使用している装飾はデザインも目的も異なり、ロゴではなく装飾品であることは明らかだ」と述べた。

リーバイスは、1936年からパンツのバックポケットにタブをあしらうようになった。このタブの目的は、「リーバイス社の製品を“目で識別する”こと」だったという。「タブの識別性の高さを考えると、他メーカーがバックポケットに色の付いたタブを付けるのは、当社の商標を模倣し、消費者を混乱させるという明確かつ唯一の目的以外にあり得ない」と主張した。同社は商標登録したタブを継続的に使用し、年間何百万というジーンズ、ジャケット、その他商品にタブを付けて販売してきたという。

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「コム デ ギャルソン」と「ヨウジヤマモト」だけのファッションショー 横浜の古着店が開催

「コム デ ギャルソン」と「ヨウジヤマモト」だけのファッションショー

横浜・元町の古着店「オンザコーナー」は2月1日、みなとみらいのライブハウス「横浜MMブロンテ ライブ」で、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」と「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のアーカイブだけを着用するファッションショー「2.1 THE SHOW」を行う。現在、イープラスでチケット(3500円/入場時別途ドリンク代600円)を販売中だ。

同店は、「教師やフォトグラファー、アーティストなど多彩なバックボーンを持つ多数の外国人モデルがランウエイを歩く」と話す。また、スペシャルゲストモデルとしてテリー伊藤も出演する。

オンザコーナーは2020年、中華街エリアにオープン。「コム デ ギャルソン」と「ヨウジヤマモト」の古着だけを扱う。

■2.1 THE SHOW
日程:2月1日
時間:18:00〜20:20
場所:横浜MMブロンテ ライブ
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい5-3-1
入場料:3500円/入場時別途ドリンク代600円
定員:150人

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「ジョー マローン ロンドン」の桜フレグランスが今年も登場 ハンドクリームが新たに仲間入り

「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は2月16日、毎年恒例の“サクラ チェリー ブロッサム”を数量限定で発売する。9日から公式オンラインショップと一部店舗で先行発売を行う。好評のコロンとヘア ミストに加え、今年はハンドクリームが新たに登場。春の香りを楽しみながら手肌をケアすることができる。

ラインアップはころんとしたボトルキャップも愛らしい“サクラ チェリー ブロッサム コロン”(30mL、1万1550円/100mL、2万2660円)、薄いピンク色の花びらをイメージしたデザインボトルの“サクラ チェリー ブロッサム ヘア ミスト”(30mL、8580円)、シンプルで洗練されたパッケージデザインの“サクラ チェリー ブロッサム ハンド クリーム”(50mL、6160円)の3アイテム。ハンドクリームは持ち運びに便利なサイズで、保湿成分のヒアルロン酸とクラリセージエキスを取り入れている。

香りは愛らしく繊細なチェリー ブロッサムとローズに、ベルガモットを添えた軽やかなライトフローラル系で、日本の桜が持つ儚さ、洗練された美しさ、繊細さを表現している。

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「ヴェトモン」、キッズ向けコレクションを始動 ブランドの人気商品をキッズサイズで展開

「ヴェトモン(VETEMENTS)」はこのほど、キッズ向けのコレクションを始動し、パリで行った展示会で披露した。「アルファ インダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)」とコラボレーションしたMA-1をはじめ、ユーティリティポケットを配したジャケットなど、主に「ヴェトモン」の商品をキッズサイズで展開するが、アナーキーシンボルであるサークルAをプリントしたTシャツはハート柄に変更するといった子ども向けの配慮もなされている。また、オリジナルのデザインもあるという。

グラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)=ヴェトモン共同創業者兼最高経営責任者(CEO)兼クリエイティブ・ディレクターは、コロンビア出身のラテン歌手J・バルヴィン(J Balvin)やカナダ出身のシンガーソングライターのアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)、アメリカ出身のラッパーのタイガ(Tyga)ら顧客から、「子どもにクールな洋服を着せたいけど、そうした服がない」という相談をよく受けていたそうだ。そして昨年の休暇中、某世界的なサッカー選手が息子とおそろいでフランスのスイムウエアブランド「ヴィルブルカン(VILEBREQUIN)」のスイムパンツを着用している姿を目にし、“ミニ ミー(MINI ME、私のミニ版)”をコンセプトにしたキッズウエアのスタートを決断したという。また、ブランドのラインアップ拡充も狙いとみられ、現在「ヴェトモン」では16XXLのスエットまでそろえていることから、おそらく世界で最もサイズレンジの広いブランドになったと言えるだろう。

なおグラムは、2024年が「ヴェトモン」の設立10周年の節目であることから、大きなプロジェクトが控えていることを示唆。その手始めとして、2月下旬に開催されるパリ・ファッション・ウイークで発表する2024-25年秋冬コレクションは、ウィメンズにフォーカスしたランウエイショーを行うという。

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「ジャンポール・ゴルチエ」2024年春夏オートクチュール・コレクション

「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」が2024年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

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「ジャンポール・ゴルチエ」2024年春夏オートクチュール・コレクション

「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」が2024年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

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【2024年春コスメ】「レブロン」のビーガンネイルにパステルカラーの限定色登場

「レブロン(REVLON)」は2月29日、ビーガンネイル“レブロン ウルトラ HD スナップ!”(1100円)の限定色を発売する。春らしいパステルカラーの3色で、同カラーの登場でシリーズは全24色になる。

2022年に数量限定で発売し、大きな反響があったことから翌年6月に定番品となった同商品は、78%自然由来成分で高い発色が特徴。店頭6色、オンライン限定色12色の豊富なカラーバリエーションも支持されている。

今回発売となる限定色は クリームイエローカラーの“002 メイキン ザ モスト”、ソフトバイオレットの“016 ゲット リアル”、フラミンゴピンクの“027 シンク ピンク”で、柔らかなカラーが指先を華やかに演出する。

ほか、速乾力が人気のも“クイック ドライ ベース コート N”、“クイック ドライ トップ コート”(ともに990円)も数量限定で復刻販売を行う。

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ニコラ・フォルミケッティが新興デジタルプラットフォーム「サイキー」の初代アーティスティック・ディレクターに

新興デジタル・ファッション・プラットフォームの「サイキー(SYKY)」は、初代アーティスティック・ディレクターにニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)が就任したことを発表した。「サイキー」とラグジュアリーブランドのパートナーシップを築くだけでなく、新たな才能を発掘・育成し、フィジカルイベントのディレクションも行うほか、ファッション業界とテック業界の橋渡しを担うアンバサダーのような役割も期待されているという。

アリス・デラハント(Alice Delahunt)「サイキー」創業者兼最高経営責任者(CEO)はニコラの起用について、「未来のブランドを築き上げる新しいクリエイティブ層が現れると信じており、既存のブランドはこの現実に対応するために進化し、製品や経験を構築する必要が出てくる。ニコラはこの考えに同意しているだけでなく、ブランドとテクノロジーが融合した革新的で創造的な仕事の先駆者としての豊富な経験を持っていた」と説明。またニコラも、「天国のような出会いだった。常にファッションシーンの最先端に身を置く中で、数年前に『ウェブ3.0(web3.0)』を知り、これこそが本当に興味のあることだと思っていた。そして昨年、『サイキー』と出合い、未来のビジョンを共有することができた」と振り返る。

デラハントCEOは、「オンラインゲーム『フォートナイト(FORTNITE)』のアパレル収益は、多くのブランドの収益を上回っている。また、昨年の『ティファニー(TIFFANY & CO.)』とNFTプロジェクト“クリプトパンクス(CryptoPunks)”のコラボは、デジタルカルチャーとファッション業界のさらなる繋がりを感じさせ、わずか数分の間に約1300万ドル(約19億2000万円)を売り上げた」と説明した。

職人技と目に見えるディテールに根ざした世界であるファッション業界にとって、デジタル・ファッションの分野は未知の領域でチャレンジングなことかもしれないが、「サイキー」やニコラのような人々にとってはエキサイティングな機会だろう。「デジタルの世界にラグジュアリーな感覚を広めたい」と、フォルミケッティ新アーティスティック・ディレクターは語った。

デラハントCEOは、「バーバリー(BURBERRY)」と「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」でチーフ・デジタル・オフィサーを務めたのち、2022年に「サイキー」を創業。アレクシス・オハニアン(Alexis Ohanian)ら投資家から1050万ドル(約15億5000万円)の資金調達を行い、会員制のNFTを立ち上げた。

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ニコラ・フォルミケッティが新興デジタルプラットフォーム「サイキー」の初代アーティスティック・ディレクターに

新興デジタル・ファッション・プラットフォームの「サイキー(SYKY)」は、初代アーティスティック・ディレクターにニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)が就任したことを発表した。「サイキー」とラグジュアリーブランドのパートナーシップを築くだけでなく、新たな才能を発掘・育成し、フィジカルイベントのディレクションも行うほか、ファッション業界とテック業界の橋渡しを担うアンバサダーのような役割も期待されているという。

アリス・デラハント(Alice Delahunt)「サイキー」創業者兼最高経営責任者(CEO)はニコラの起用について、「未来のブランドを築き上げる新しいクリエイティブ層が現れると信じており、既存のブランドはこの現実に対応するために進化し、製品や経験を構築する必要が出てくる。ニコラはこの考えに同意しているだけでなく、ブランドとテクノロジーが融合した革新的で創造的な仕事の先駆者としての豊富な経験を持っていた」と説明。またニコラも、「天国のような出会いだった。常にファッションシーンの最先端に身を置く中で、数年前に『ウェブ3.0(web3.0)』を知り、これこそが本当に興味のあることだと思っていた。そして昨年、『サイキー』と出合い、未来のビジョンを共有することができた」と振り返る。

デラハントCEOは、「オンラインゲーム『フォートナイト(FORTNITE)』のアパレル収益は、多くのブランドの収益を上回っている。また、昨年の『ティファニー(TIFFANY & CO.)』とNFTプロジェクト“クリプトパンクス(CryptoPunks)”のコラボは、デジタルカルチャーとファッション業界のさらなる繋がりを感じさせ、わずか数分の間に約1300万ドル(約19億2000万円)を売り上げた」と説明した。

職人技と目に見えるディテールに根ざした世界であるファッション業界にとって、デジタル・ファッションの分野は未知の領域でチャレンジングなことかもしれないが、「サイキー」やニコラのような人々にとってはエキサイティングな機会だろう。「デジタルの世界にラグジュアリーな感覚を広めたい」と、フォルミケッティ新アーティスティック・ディレクターは語った。

デラハントCEOは、「バーバリー(BURBERRY)」と「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」でチーフ・デジタル・オフィサーを務めたのち、2022年に「サイキー」を創業。アレクシス・オハニアン(Alexis Ohanian)ら投資家から1050万ドル(約15億5000万円)の資金調達を行い、会員制のNFTを立ち上げた。

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イッセイ ミヤケがパリ8区に新たな旗艦店 吉岡徳仁がデザイン

イッセイ ミヤケは2月26日、パリに新たな旗艦店をオープンする。8区フランソワ1世通りの、かつてラジオ局のスタジオがあった場所で、総面積は約360㎡。

同社は、「ファサードは保存しつつも構造から見直し、19世紀の歴史的建築を店舗に生まれ変わらせる。通りに面した窓、さらには裏窓から差し込む自然光が空間を包み込む」と話す。

店舗デザインは吉岡徳仁が担当する。吉岡は、「太陽を象徴するオレンジ色の“アルミニウムウォール”は特殊な電解技術によって染色したもので、イッセイ ミヤケのモノ作りへの情熱と未来へのエネルギーを表現した」と述べる。

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イッセイ ミヤケがパリ8区に新たな旗艦店 吉岡徳仁がデザイン

イッセイ ミヤケは2月26日、パリに新たな旗艦店をオープンする。8区フランソワ1世通りの、かつてラジオ局のスタジオがあった場所で、総面積は約360㎡。

同社は、「ファサードは保存しつつも構造から見直し、19世紀の歴史的建築を店舗に生まれ変わらせる。通りに面した窓、さらには裏窓から差し込む自然光が空間を包み込む」と話す。

店舗デザインは吉岡徳仁が担当する。吉岡は、「太陽を象徴するオレンジ色の“アルミニウムウォール”は特殊な電解技術によって染色したもので、イッセイ ミヤケのモノ作りへの情熱と未来へのエネルギーを表現した」と述べる。

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アマゾンのAIが「返品天国アメリカ」に投じた一石【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。アメリカのECビジネスの深刻な問題の一つが消費者からの返品率の高さだ。試着できない代わりにサイズや色柄を多めに注文して、気に入らなければ返品するのが当たり前。アパレルの返品率は2〜3割に達し、コストを負担する企業の経営を圧迫する。アマゾンが対策に乗り出した。

D2Cブランドとは消費者にブランド商品をダイレクトに売るビジネスモデルを意味しており、その前提はネット通販(EC)である。資金調達力に乏しいスタートアップがD2Cモデルをまず選択し、売れ始めたら小売企業と取り引きを開始する、またはリアル店舗をオープンするケースが少なくない。ECの普及で低い投資でビジネスをスタートする新たな道筋が開けたのである。

弱点は手に取ったり試着したりといったリアルでの確認ができない点にある。これは解決の難しいハードルで、とりわけアパレル、ホームファッション、ビューティなどサイズや見た目といった主観的な尺度が重要なカテゴリーはハードルが高い。

D2Cモデルはスタートアップには便利だが、リアルがないというトレードオフが存在するのだ。

それもあって私は、D2Cブランドは買わなかったのだが、とうとうそのときが来てしまった。欲しい服が店頭で見つからず、ネットで探していたところインスタグラムのタイムラインに広告が流れてきて、少々悩んだ末に、試着して合わなかったら返品すれば良いと考えて買うことにしたのだ。

ECが勃興しはじめた15~20年前頃だったろうか、スマホでモノを買うなどありえないと考えていたことをはっきり覚えている。時代は変遷した。

届いた商品を試したところ、サイズはまったく問題なく気に入ったので返品することはなかったのだが、この返品すれば良いとする、一消費者としての私の思考回路は重要だ。無料返品でなければ買わなかったわけで、リアル店舗を持たないD2Cのこれが宿命である。返品コストを受け入れないと売りづらくなるのである。

例えばECでは自分が認識するサイズに加えて、大きめと小さめ、つまり3つのサイズを買って試着し、2つのサイズを返品するというユーザーは米国では少なくない。

私は流通業界にいるので企業が負担する返品コストをどうしても考えて躊躇してしまうのだが、一般消費者には関係のないことである。私の娘たちも返品に対する抵抗感はまったくない。企業が無料と言っているんだから良いじゃない、という考えである。

これをアメリカの業界用語ではワードロービング(Wardroboing)と呼び、いかに減らすかが大きな取り組み課題となっている。

一つの解決策はAR(拡張現実)技術を使い、バーチャルなトライオンをしてもらうことである。トライオンという英語表現には試着、メーキャップ、インテリアデザインのコーディネート等々が含まれる。すでに多くの企業がアプリにこの機能を導入している。

一方、AI(人工知能)を使って適切なサイズを選んでもらおうとしているのがアマゾン(AMAZON)である。何をやっているか公開しているのでここで紹介してみよう。

AIを活用してのユーザーごとにパーソナライズしたレコメンデーション

各ブランドのサイズシステム、商品レビュー、購買ユーザーのサイズの好みなどをデータとして、ディープラーニングをベースとしたアルゴリズムを開発し、各ユーザーに推奨する。データは数百万から数十億にのぼる。ユーザーが買うサイズの変化も学習するアルゴリズムも開発、例えば今月、子供用のパンツを買ったとしたら、これから数カ月間に大きめのサイズが必要なる可能性があるいうことをアルゴリズムが考慮する。

フィットレビュー・ハイライト(Fit Review Highlights)で関連するフィードバックを提示

サイズに関するレビューからユーザーに関連するものを選び、ハイライトして提示する。同じサイズを買った人のレビューをAIが分析し、サイズを上げた方が良いか下げた方が良いかといった判断の尺度することが目的。大規模言語モデル(Large Language Models)等のAIを使い、必要とされるレビューを抽出し、多数のレビューを読みやすいように短縮し要約して示す。

AIを使ってのサイズチャートの再構築

大規模言語モデルを使い、アイテムのサイズチャートデータを抽出し、標準的なサイズへと転換し、重複情報を取り除き、欠落または不正確な測定値を自動修正することで、より正確で一貫性のあるサイズチャートを作り表示する。またサイズチャートをより理解しやすくするために、レコメンドするサイズをグルーピングするなどする新しい手法を実験中。

ブランドメーカーにはAIを使ったフィットインサイツ・ツール(Fit Insights Tool)を提供

大規模言語モデルで、フィッティング、スタイル、素材に関するフィードバックを抽出し集計したツール。機械学習を使ってサイズチャートの欠陥を特定し、レビューをベースとして返品とサイズチャートの分析を解釈できるようにする。ブランドサプライヤーはユーザーのサイズ問題を理解しやすくなり、提示の仕方を改善したり、商品開発にも利用できる。

このアマゾンによる新技術も既述のARによるバーチャルトライオンも、AIを使っての取り組みということになる。返品削減もAIがキーワードなのである。また、返品フローそのものを効率化するという動きもあり、こちらも進化を続けている。次回紹介するつもりだ。

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コンビニで服を買いますか:記者談話室vol.113

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

113回目の今回のテーマは「コンビニで服を買いますか」です。ファミリーマートが販売するアパレルのプライベートブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」が話題です。コンビニの衣料品といえば、予定外の宿泊で替えの下着が必要になった、あるいは大雨で靴下がびしょ濡れになった、といった緊急の用途が中心でした。ファッションとしての服をコンビニで買ってもらうという常識破りの取り組みは成功するのでしょうか。ざっくばらんに話し合いました。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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ニノスケブチギレ(怒)の外食の価値を貶める「餃子酒場 肉汁とっつぁん」グループが、ビストロ串を看板にした「KUSHI TO BUDOU」で高級ラインに参戦。あれ、意外といいってマジ?(笑)

【記事のポイント】 ●大阪発、パクリ業態を連発する株式会社doubleが、客単価1万円近くの高級店「KUSHI TO BUDOU」を新宿歌舞伎町に出店。低クオリティの餃子酒場とは裏腹に......?!
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