(左)横山泰明/編集部記者:自分が就活をしていた1999年は求人倍率が1.0倍割れ、という過去30年で最悪の「就職氷河期」。そんな時代を思うと売り手市場の今はうらやましく、そして隔世の感アリ (右)本橋涼介/編集部記者:大学は哲学科卒。「社会に出て哲学が何の役に立つの?」と面接でたびたび聞かれ、閉口した就活生時代が軽くトラウマ ILLUSTRATION : UCA
(左)横山泰明/編集部記者:自分が就活をしていた1999年は求人倍率が1.0倍割れ、という過去30年で最悪の「就職氷河期」。そんな時代を思うと売り手市場の今はうらやましく、そして隔世の感アリ (右)本橋涼介/編集部記者:大学は哲学科卒。「社会に出て哲学が何の役に立つの?」と面接でたびたび聞かれ、閉口した就活生時代が軽くトラウマ ILLUSTRATION : UCA
「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は4月26日、毎年人気の限定コレクション“サムシングピュアブルー(Something Pure Blue)” を数量限定で発売する。今年はバージンロードを歩く青い靴がテーマで、ラインアップは全11種類。恒例のオードパルファムやリップ、ヘアミスト、ハンドエッセンス、ギフト用ボックスなどに加え、新たなアイテムとしてヘッドクレンズなどを展開する。
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「ジバンシイ(GIVENCHY)」の同商品は89%がスキンケア成分からなり、ウオータープルーフ、スウエットプルーフ、スマッジプルーフのロングラスティング処方、SPF45・PA +++のUVカット力も備えた。軽く伸びの良いテクスチャーで、立体的な艶感と透明感溢れるグロウな仕上がりをかなえる。パッケージは4Gロゴパターンをエンボス仕様で施したフェイクレザーに、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターがデザインしたメタリックの4Gロゴをあしらっている。
「ジバンシイ(GIVENCHY)」の同商品は89%がスキンケア成分からなり、ウオータープルーフ、スウエットプルーフ、スマッジプルーフのロングラスティング処方、SPF45・PA +++のUVカット力も備えた。軽く伸びの良いテクスチャーで、立体的な艶感と透明感溢れるグロウな仕上がりをかなえる。パッケージは4Gロゴパターンをエンボス仕様で施したフェイクレザーに、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターがデザインしたメタリックの4Gロゴをあしらっている。
「ジバンシイ(GIVENCHY)」の同商品は89%がスキンケア成分からなり、ウオータープルーフ、スウエットプルーフ、スマッジプルーフのロングラスティング処方、SPF45・PA +++のUVカット力も備えた。軽く伸びの良いテクスチャーで、立体的な艶感と透明感溢れるグロウな仕上がりをかなえる。パッケージは4Gロゴパターンをエンボス仕様で施したフェイクレザーに、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターがデザインしたメタリックの4Gロゴをあしらっている。
デベロップメント・ディレクターを務めるクキ・ドゥ・サルヴェルトゥ(Kuki de Salvertes)を筆頭に、パリを拠点とするチームが制作を手掛けた。サルヴェルトゥは「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」や「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」など多くのデザイナーとタッグを組んできた人物だ。スタイリングは、カーリーン・サーフ・ドゥ・ドゥズィール(Carlyne Cerf de Dudzeele)。YOSHIKIは「最高のチームで、彼らからは一切妥協しない大切さを学んだ」と話す。
展示2作品の内、「Felix the Cat」(2003)は、12メートルの巨大な布製バルーンだ。「フェリックス」は1919年に誕生した漫画・アニメーションのキャラクターで、28年のアメリカ初のテレビ試験放送では被写体としても使われた。その時の写真を見つけたレッキーは、「フェリックス」をアバターのように感じたという。そして、デジタル時代の幕開けのシンボルといえるキャラクターを「神のような存在」と捉え、巨大化して表現することで「自分を含む人々がなぜ“イメージ”に影響されるのか理解を深めたい」と語った。作品は、天井と壁の隙間という風変わりな場所に設置されており、「会場内で一番不自然で、ありえない場所に展示したかったから」と笑った。
もう一つの作品「Fiorucci Made Me Hardcore with SoundSystem(10周年リマスター版)」(1999-2003-2010)は、映像作品「Fiorucci Made Me Hardcore」と巨大スピーカー「SoundSystems」を組み合わせたインスタレーションだ。映像は1999年に制作した同氏の初期作品。レッキーは「70年代後半から90年代前半までの、イギリス特有のダンスカルチャーの歴史やストーリーを伝えたかった」といい、既存の映像を組み合わせ、15分に編集した。
タイトルの“Fiorucci(フィオルッチ)”は、レッキーが10代の頃に憧れていたファッションブランドの名前。「消費社会の中で、あるブランドが若者にとって大きな存在となり、その強い憧れや思いはブランドの枠を超えて、信仰の対象になっていく——それが面白いと思った」。「Fiorucci Made Me Hardcore」という言い回しは、同氏がアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の展覧会で見かけた写真のグラフィティーから採用した。
■マーク・レッキー個展「Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem」
日程:〜8月18日
時間:12:00〜20:00
場所:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
休館日:ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる
料金:無料
ファッション・ウイーク後の、日本と海外のファッション業界人との井戸端会議的なカジュアルな場でも、「アンダーカバー」を今季のベストコレクションに挙げる人が多かった。海外メディアに目を通しても、同ブランドのコレクションに異論を唱えたのは、米国の動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)だけだ。後に、テラリウムのスカート内部に生きた蝶を使用した演出に対する抗議を受けて、高橋盾デザイナーはPETAに謝罪文を送った。今後は生きた動物を二度と使わないことを宣誓したが、やはり今振り返っても、ショー後に公園に放たれたこの蝶がいなければ、神秘性に満ちたショーの雰囲気が完成しなかったと思うのは、私だけではないはずだ。
辛口エールを送ることが多い「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」のヴァネッサ・フリードマン(Vanessa Friedman)は、「過剰すぎるほどの感情を喚起する瞬間を生み出すことに長けたデザイナー」だと述べたうえで、最も素晴らしいコレクションとして「アンダーカバー」を称賛した。「『世界の閉塞感を感じていますが、自分自身を解放したいと思っています』と高橋デザイナーは通訳を通して語った。私が彼に少しでも安心させてあげられるとしたら、人生はテラリウムの中の蝶のように儚いかもしれないが、高橋デザイナーのような芸術家が季節ごとに私たちに与えてくれる美しさには永続性がある、と言いたい。私たちはそれがどれほど幸運であるかを認識していないだけだ」。
テラリウムの演出に感銘を受けたのは、「ヴォーグ・ランウエイ(VOGUE RUNWAY)」のニコール・フェルプス(Nicole Phelps)も同じ。「高橋デザイナーはファッション界で最も独創的なデザイナーの一人。テラリウムのドレスは新たなレベルの創意工夫であり、技術的な偉業であると同時に、感情的に共鳴するものでもあった」と説明した。また、米「WWD」のマイルズ・ソーシャ(Miles Socha)も、「コレクションは物語性と芸術性に溢れていると同時に、魅力的で、暗くロマンチックで、エッジの効いたものだと感じた」と称えた。ベテランジャーナリスト、ティム・ブランクス(TIm Blanks)は、「最悪の時代こそ、最も興味深い芸術を生み出すことがよくある」と前置きし、「メランコリニックな世界に存在する最も刺激的なショー」と「ビジネス・オブ・ファッション(Business of Fashion)」に綴った。
24年春夏シーズンで最も感情を喚起したショーは、サラ・バートンによる「アレキサンダー・マックイーン」だと誰もが口をそろえるはずだ。バートンは、1996年に同ブランドのデザインスタジオに入り、2010年2月に創業者リー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)が40歳でこの世を去った後、同年5月にクリエイティブ・ディレクターに就任した。バートンが一から手掛けた11年春夏シーズンは「アレキサンダー・マックイーン」らしい美学が浸透したスタイルに、フェミニンな要素を加えたコレクションで好評を博し、その後も創業者のシャープなテーラリングと、ダークかつグラマラスな世界観に忠実なコレクションを、13年という長年にわたって提案し続けてきた。11年には英国王室のキャサリン妃のウエディングドレスを手掛け、同年にブリティッシュ・ファッション・アワード (現ザ・ファッション・アワード)でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。12年には、ファッション業界への貢献が認められ、チャールズ皇太子(当時・現在は国王)から大英帝国勲章(OBE)が授与された。
「OMINOUS」は、動と静のコントラストが美しいバラード。暗闇の中で膝を抱えている私に手を差し伸べてくれるような、かと言って「大丈夫だよ」と安易に励ますのではなく、一緒に深いところで寄り添ってくれるような楽曲です。麗さんのギターソロから、ヴォーカリスト・RUKIさんが何度も繰り返しささやく「TRUE DREAD」の流れが大好きなんです。「Sleep…Count me down…Again」という歌詞で始まるので、子守唄としてもよく流しています。心の支えである歌詞を刻印したピアスは、商品が届いてから毎日お守りのように着けています。
ティーストレイナーで沐浴するピンクくるみリスの赤ちゃん2023年12月25日に開催されたガゼットのファンクラブ限定ライブ「LIVE 2023-HERESY LIMITED- A HYMN OF THE CRUCIFIXION ver.2」のグッズ、麗さんのトレーディングカードとクッキー通園服とバラの赤色がマッチ。BGMは、ガゼットの「ガンジスに紅い薔薇」でお願いします博多駅のイルミネーション前で、ユニコーンの着ぐるみを着た赤ちゃんバレンタイン撮影会の一コマ。「セバスチャン・ゴダール」のチョコレートを狙う赤ちゃんガゼット・麗さんのピックお花見にて、花の上で風に揺られる赤ちゃん
23年2月には伊勢丹新宿本店で、シルバニアファミリー公式アンバサダーの作品を展示するポップアップがあり、私も訪問しました。展示のテーマは“春のお花”で、趣向を凝らした作品群に創作意欲が刺激されました。オリジナルの衣装を作るとしたら、ガゼットの衣装を着せたいな……と妄想が膨らみます。以前X(旧ツイッター)で、同バンドのベーシスト・REITAさんを模して、トレードーマークの“鼻布(はなふ)”とクロスのチャームを着けたシルバニアファミリーを見たことがあります。麗さんの衣装で印象的なのは、やはり「SILLY GOD DISCO」のPVの紫の衣装でしょうか。いつかオリジナル衣装を着せたシルバニアファミリーをライブ会場に連れて行きたいです。
村上:「ウィークエンド マックスマーラ(WEEKEND MAX MARA)」は、テネシー出身の女優ルーシー・ヘイル(Lucy Hale)の生まれ故郷みたいな感じでしたね。ウエスタン全開(笑)。フリンジ付きのレザージャケットにデニム、テンガロンハットにバンダナスカーフ。アイコンのがま口バッグ“パスティチーノ”はフリンジ付きのレザーや、装飾したデニムでウエスタンテイストに変わっていました。この“パスティチーノ”は元来、イタリア語で「小さなお菓子」という意味のコロンとしたバッグ。時にレースとマカロンカラーでパリジャンシックになるなど、健気にいろんな国のムードに染まってくれます。孝行娘って感じですね。
木村:プレゼンテーション会場は1920年代の文学カフェをイメージしていました。入り口では「BEAUTY NEVER SLUMBERS」と書かれたタブロイド紙を配布。これは「美は眠らない」という意味だそうで、「美」という言葉が生まれる前から美意識という価値観はあった、その普遍さにあらためてアプローチするコレクションになっています。毎回キーワードになる「調和」ですが、今回は特に自分との調和を意識したそうです。自分に優しくあれ、と。各アイテムのぜい沢な手仕事ももちろん素晴らしかったですが、アーガイルニットの下からシャツをラフにだしたり、フェザーのスカートとグレーパーカを組み合わせたり、どこかにフェミニンさを残したスタイリングからもテーマである「優しさ」のメッセージを受け取りました。
村上:「エトロ(ETRO)」は、一番“これまで”の「エトロ」と、“これから”の「エトロ」のバランスが取れていたんじゃないでしょうか?バックステージでマルコ・デ・ヴィンツェンツォ(Marco De Vincenzo)に話を聞きましたが、「ブランドのために変えちゃいけないところと、自分のために変えたいところの葛藤」に対して、一番バランスが取れたアプローチができたかもしれないと喜んでいました。「ブランドのために変えちゃいけないところ」は、やっぱりペイズリーに代表される柄をたくさん使ったワンピースなどがシンボリックなカラー。一方、そこにマルコは軽やかさを加えたいんだと思います。特にそのアプローチが顕著なのは、序盤と終盤でしょうか?序盤は、カラフルなシャツスカートなどのスタイル。ペイズリーは、単色のメタリックでウエアの一部にのせました。ちゃんと「エトロ」だけど、新しくて、リアリティがあります。一方の終盤は、黒一色。「え、『エトロ』で⁉︎」って思うけれど、「ウォルフォード(WOLFORD)」とコラボしたボディスーツはカラフルで、その上にボヘミアンの名残が香るシフォンのドレスや、オーバーサイズのジャケットを合わせます。これも、ペイズリーに負けずにパワフルで、マルコに言わせると「エトロ」らしいそう。つまりマルコが思う「エトロ」は、力強さや潔さなんでしょうね。一方、課題はセパレートアイテムの少なさ。どうしてもドレスと、その上に羽織るコートでスタイルを完成しがちなマルコですが、セパレートが増えると、もっともっとファン層が広がりそうです。
「OMINOUS」は、動と静のコントラストが美しいバラード。暗闇の中で膝を抱えている私に手を差し伸べてくれるような、かと言って「大丈夫だよ」と安易に励ますのではなく、一緒に深いところで寄り添ってくれるような楽曲です。麗さんのギターソロから、ヴォーカリスト・RUKIさんが何度も繰り返しささやく「TRUE DREAD」の流れが大好きなんです。「Sleep…Count me down…Again」という歌詞で始まるので、子守唄としてもよく流しています。心の支えである歌詞を刻印したピアスは、商品が届いてから毎日お守りのように着けています。
ティーストレイナーで沐浴するピンクくるみリスの赤ちゃん2023年12月25日に開催されたガゼットのファンクラブ限定ライブ「LIVE 2023-HERESY LIMITED- A HYMN OF THE CRUCIFIXION ver.2」のグッズ、麗さんのトレーディングカードとクッキー通園服とバラの赤色がマッチ。BGMは、ガゼットの「ガンジスに紅い薔薇」でお願いします博多駅のイルミネーション前で、ユニコーンの着ぐるみを着た赤ちゃんバレンタイン撮影会の一コマ。「セバスチャン・ゴダール」のチョコレートを狙う赤ちゃんガゼット・麗さんのピックお花見にて、花の上で風に揺られる赤ちゃん
23年2月には伊勢丹新宿本店で、シルバニアファミリー公式アンバサダーの作品を展示するポップアップがあり、私も訪問しました。展示のテーマは“春のお花”で、趣向を凝らした作品群に創作意欲が刺激されました。オリジナルの衣装を作るとしたら、ガゼットの衣装を着せたいな……と妄想が膨らみます。以前X(旧ツイッター)で、同バンドのベーシスト・REITAさんを模して、トレードーマークの“鼻布(はなふ)”とクロスのチャームを着けたシルバニアファミリーを見たことがあります。麗さんの衣装で印象的なのは、やはり「SILLY GOD DISCO」のPVの紫の衣装でしょうか。いつかオリジナル衣装を着せたシルバニアファミリーをライブ会場に連れて行きたいです。