メーガン妃がライフスタイルブランド「アメリカン リビエラ オーチャード」を設立

メーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussex 以下、メーガン妃)がライフスタイルブランド「アメリカン リビエラ オーチャード(AMERICAN RIVIERA ORCHARD)」の立ち上げを発表した。

メーガン妃は2月2日、同ブランドの商標を申請。提出した書類によると、「アメリカン リビエラ オーチャード」は料理本や食器、ドリンクウエア、サービングウエアを小売店やオンラインで販売するという。また、ジャム、フルーツのプレザーブ、野菜のスプレッドなどの食品や飲料の販売も予定している。

「アメリカン リビエラ オーチャード」の発表はSNS上で行われた。メーガン妃はブランドの新しいインスタグラムアカウント(@americanrivieraorchard)でティーザー動画を公開し、3月18日時点で52万人以上のフォロワーを獲得している。このビデオではナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)の "I Wish You Love "に乗せて、メーガン妃が庭を歩き回り、花を摘み、キッチンで料理をする様子が映し出された。インスタグラムアカウントプロフィール欄には「サセックス公爵夫人メーガンによる。2024年設立。」と紹介されており、ウェイティングリストの登録ができる同ブランドのウェブサイトのURLも公開されている。

「アメリカン リビエラ オーチャード」のロゴには、メーガン妃とサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex、以下ヘンリー王子)が2人の子供、アーチー王子(Prince Archie of Sussex)とリリベット王女(Princess Lilibet of Sussex)と暮らすカリフォルニア州サンタバーバラ郡の「モンテシート(Montecito)」と記載されている。夫妻は20年に王室を離脱した後、この街に移住した。

メーガン妃がライフスタイル事業を手掛けるのは、今回が初めてではない。14年から17年にかけて「ザ・ティグ(The Tig)」というライフスタイルサイトを運営しており、食べ物や旅行のヒントを発信していた。このサイトはヘンリー王子との婚約後に閉鎖された。

またメーガン妃は、20年にヘンリー王子とともに設立したメディア制作に特化した組織、アークウェル・インクの共同設立者でもある。同社はネットフリックス(Netflix)と協業し、ドキュメンタリーシリーズの「ヘンリー アンド メーガン(Harry & Meghan)」と 「ハート・オブ・インビクタス(The Heart of Invictus)」を制作。23年6月までスポティファイ(Spotify)のポッドキャストも制作していた。

王室の職務を離れて以降、メーガン妃は21年に「ザ・ベンチ(The Bench)」というタイトルの児童書を、ヘンリー王子は23年に回顧録「スペア(Spare)」を発表している。

3月8日にオースティンで開催したサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)カンファレンスのオープニングセレモニーに出席したメーガン妃は、ブルック・シールズ(Brooke Shields)やケイティ・クーリック(Katie Couric)とともにパネルディスカッションに参加した。このイベントでメーガン妃は、ソーシャルメディアが新米ママに与える悪影響について語った。

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メーガン妃がライフスタイルブランド「アメリカン リビエラ オーチャード」を設立

メーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussex 以下、メーガン妃)がライフスタイルブランド「アメリカン リビエラ オーチャード(AMERICAN RIVIERA ORCHARD)」の立ち上げを発表した。

メーガン妃は2月2日、同ブランドの商標を申請。提出した書類によると、「アメリカン リビエラ オーチャード」は料理本や食器、ドリンクウエア、サービングウエアを小売店やオンラインで販売するという。また、ジャム、フルーツのプレザーブ、野菜のスプレッドなどの食品や飲料の販売も予定している。

「アメリカン リビエラ オーチャード」の発表はSNS上で行われた。メーガン妃はブランドの新しいインスタグラムアカウント(@americanrivieraorchard)でティーザー動画を公開し、3月18日時点で52万人以上のフォロワーを獲得している。このビデオではナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)の "I Wish You Love "に乗せて、メーガン妃が庭を歩き回り、花を摘み、キッチンで料理をする様子が映し出された。インスタグラムアカウントプロフィール欄には「サセックス公爵夫人メーガンによる。2024年設立。」と紹介されており、ウェイティングリストの登録ができる同ブランドのウェブサイトのURLも公開されている。

「アメリカン リビエラ オーチャード」のロゴには、メーガン妃とサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex、以下ヘンリー王子)が2人の子供、アーチー王子(Prince Archie of Sussex)とリリベット王女(Princess Lilibet of Sussex)と暮らすカリフォルニア州サンタバーバラ郡の「モンテシート(Montecito)」と記載されている。夫妻は20年に王室を離脱した後、この街に移住した。

メーガン妃がライフスタイル事業を手掛けるのは、今回が初めてではない。14年から17年にかけて「ザ・ティグ(The Tig)」というライフスタイルサイトを運営しており、食べ物や旅行のヒントを発信していた。このサイトはヘンリー王子との婚約後に閉鎖された。

またメーガン妃は、20年にヘンリー王子とともに設立したメディア制作に特化した組織、アークウェル・インクの共同設立者でもある。同社はネットフリックス(Netflix)と協業し、ドキュメンタリーシリーズの「ヘンリー アンド メーガン(Harry & Meghan)」と 「ハート・オブ・インビクタス(The Heart of Invictus)」を制作。23年6月までスポティファイ(Spotify)のポッドキャストも制作していた。

王室の職務を離れて以降、メーガン妃は21年に「ザ・ベンチ(The Bench)」というタイトルの児童書を、ヘンリー王子は23年に回顧録「スペア(Spare)」を発表している。

3月8日にオースティンで開催したサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)カンファレンスのオープニングセレモニーに出席したメーガン妃は、ブルック・シールズ(Brooke Shields)やケイティ・クーリック(Katie Couric)とともにパネルディスカッションに参加した。このイベントでメーガン妃は、ソーシャルメディアが新米ママに与える悪影響について語った。

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「アクネ ストゥディオズ」が初のフレグランス 始まりはフレデリック・マルからの一通の手紙

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は4月17日(ヨーロッパ時間)、仏ラグジュアリーフレグランスメゾン「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」とのコラボレーションによるブランド初となる香水“アクネ ストゥディオズ パァ フレデリック マル”(50mL、295ドル、約4万4250円/100mL、470ドル、約7万500円)を発売する。両ブランドの店舗のほかオンラインでも販売する。日本での発売については順次公開予定だ。調香は、大手香料メーカー、シムライズ(SYMRISE)の新進気鋭の調香師スージー・ル・ハレー(Suzy Le Helley)が担当した。「アクネ ストゥディオズ」のスカーフや衣料用洗剤から着想したパウダリーフローラルブーケの香りに仕上げ、香水瓶には淡い“アクネ ピンク”の色を付けた。

きっかけは手書きの手紙から

今回のコラボレーションは、フレデリック ・マル創業者が「アクネ ストゥディオズ」のジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)=クリエイティブ・ディレクターに宛てた手紙をきっかけに実現した。「もし時間があれば、パリで一緒にコーヒーを飲めたらうれしい」という手紙を受け取ったヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「そんな手紙はめったにもらわない。わくわくした」と言い、すぐに返事をして2人はパリのコーヒーショップで会ったという。「フレデリック マル」の“ダン テ ブラ”を長年愛用するヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは、ファッションにおける香水の重要性を理解していたが、マル創業者から手紙を受け取るまでフレグランスは計画していなかったという。

マル創業者は「アクネ ストゥディオズ」について「伝統的でタイムレスでありながら、非常に革新的」と話し、控えめだが力強いブランドとして以前から注目していた。古典的なものにひねりを加えるモノ作りに共通点を見出し、コラボレーションを提案した。

パリとストックホルムで深めたアイデア

パリのカフェでは、“ダン テ ブラ”の香りについてなど幅広い会話を繰り広げた。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターはストックホルムに戻ると、スウェーデンの食器やデザイナーのアクセル・アイナル・ヨルト(Axel Einar Hjorth)の松製家具、民謡「ディア オールド ストックホルム」、イングマール・ベルイマン(Ingmar Bergman)監督の映画「ペルソナ」など、彼にとって大切な地元の品々のイメージを集めてムードボードにまとめた。

その後、マル創業者が香りのアイデアを持ってストックホルムを訪れ、14個のアイデアを検討した。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「スウェーデンの白夜についてもよく話し合った。“メタリックな透明感”や“モダンで未来的”なもの、でもコンセプチュアル過ぎないものが好きだ」と語った。

インスピレーション源は「アクネ」のスカーフと衣料用洗剤?

調香は、「アクネ ストゥディオズ」の象徴的なピンクのスカーフを視覚的な出発点に始まった。衣料用洗剤の匂いをアイデアの核に据え、それを上質なフレグランスの領域にまで高めた。シムライズのスージー・ル・ハレ調香師は、「『シャネル(CHANEL)』の“No.5”以降知られてきたフローラルでパウダリーなアルデヒドの香りを見直し、より現代的な原料を使用した」と言い、バニラも加えた。スカーフと同じように「快適で、自分自身を包みたくなるようなフレグランスを作ろうと思った」と話す。

課題はいくつかあった。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「花の匂いの中には息苦しく感じるものがある。フローラル系の香りはケミカルな感じやキラキラした感じがないとあまり好きではない。洋服との相性についても考え、柔軟剤について話し合った時にちょっとキッチュな感じがして、それが気に入った」。

完成したフレグランスは、力強く持続性があり、ネオクラシカルな側面があるとル・ハレ調香師は話す。マル創業者は、ピンク、青、黄色を帯びた真珠のような輝きを感じたという。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「定義しがたい“未来的な古典主義”を感じさせる。認識できるけれど、全く認識できない。ただただ、好奇心をそそられるだろう」と話した。

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「アクネ ストゥディオズ」が初のフレグランス 始まりはフレデリック・マルからの一通の手紙

「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」は4月17日(ヨーロッパ時間)、仏ラグジュアリーフレグランスメゾン「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」とのコラボレーションによるブランド初となる香水“アクネ ストゥディオズ パァ フレデリック マル”(50mL、295ドル、約4万4250円/100mL、470ドル、約7万500円)を発売する。両ブランドの店舗のほかオンラインでも販売する。日本での発売については順次公開予定だ。調香は、大手香料メーカー、シムライズ(SYMRISE)の新進気鋭の調香師スージー・ル・ハレー(Suzy Le Helley)が担当した。「アクネ ストゥディオズ」のスカーフや衣料用洗剤から着想したパウダリーフローラルブーケの香りに仕上げ、香水瓶には淡い“アクネ ピンク”の色を付けた。

きっかけは手書きの手紙から

今回のコラボレーションは、フレデリック ・マル創業者が「アクネ ストゥディオズ」のジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)=クリエイティブ・ディレクターに宛てた手紙をきっかけに実現した。「もし時間があれば、パリで一緒にコーヒーを飲めたらうれしい」という手紙を受け取ったヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「そんな手紙はめったにもらわない。わくわくした」と言い、すぐに返事をして2人はパリのコーヒーショップで会ったという。「フレデリック マル」の“ダン テ ブラ”を長年愛用するヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは、ファッションにおける香水の重要性を理解していたが、マル創業者から手紙を受け取るまでフレグランスは計画していなかったという。

マル創業者は「アクネ ストゥディオズ」について「伝統的でタイムレスでありながら、非常に革新的」と話し、控えめだが力強いブランドとして以前から注目していた。古典的なものにひねりを加えるモノ作りに共通点を見出し、コラボレーションを提案した。

パリとストックホルムで深めたアイデア

パリのカフェでは、“ダン テ ブラ”の香りについてなど幅広い会話を繰り広げた。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターはストックホルムに戻ると、スウェーデンの食器やデザイナーのアクセル・アイナル・ヨルト(Axel Einar Hjorth)の松製家具、民謡「ディア オールド ストックホルム」、イングマール・ベルイマン(Ingmar Bergman)監督の映画「ペルソナ」など、彼にとって大切な地元の品々のイメージを集めてムードボードにまとめた。

その後、マル創業者が香りのアイデアを持ってストックホルムを訪れ、14個のアイデアを検討した。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「スウェーデンの白夜についてもよく話し合った。“メタリックな透明感”や“モダンで未来的”なもの、でもコンセプチュアル過ぎないものが好きだ」と語った。

インスピレーション源は「アクネ」のスカーフと衣料用洗剤?

調香は、「アクネ ストゥディオズ」の象徴的なピンクのスカーフを視覚的な出発点に始まった。衣料用洗剤の匂いをアイデアの核に据え、それを上質なフレグランスの領域にまで高めた。シムライズのスージー・ル・ハレ調香師は、「『シャネル(CHANEL)』の“No.5”以降知られてきたフローラルでパウダリーなアルデヒドの香りを見直し、より現代的な原料を使用した」と言い、バニラも加えた。スカーフと同じように「快適で、自分自身を包みたくなるようなフレグランスを作ろうと思った」と話す。

課題はいくつかあった。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「花の匂いの中には息苦しく感じるものがある。フローラル系の香りはケミカルな感じやキラキラした感じがないとあまり好きではない。洋服との相性についても考え、柔軟剤について話し合った時にちょっとキッチュな感じがして、それが気に入った」。

完成したフレグランスは、力強く持続性があり、ネオクラシカルな側面があるとル・ハレ調香師は話す。マル創業者は、ピンク、青、黄色を帯びた真珠のような輝きを感じたという。ヨハンソン=クリエイティブ・ディレクターは「定義しがたい“未来的な古典主義”を感じさせる。認識できるけれど、全く認識できない。ただただ、好奇心をそそられるだろう」と話した。

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「マリメッコ」がショー開催 全身全霊をかけてショーをする東コレの支援枠で開催の功罪

「マリメッコ(MARIMEKKO)」が2024-25年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」に参加し、日本のファッションシーンを支援するプロジェクト「バイアール(by R)」の一環としてランウエイショーを開催した。従前、「バイアール」は“日本発のファッションブランドを支援する”という目的だったが、冠スポンサーの楽天は、「長い歴史を持ち、さまざまなコラボレーションを通して新たなチャレンジをしてきたブランド。より多くの人に東京ファッションウイークを知ってもらうきっかけになると思った」と説明した。

コレクションは、まさに「マリメッコ」の世界。大勢に愛される代表的なモチーフの“ウニッコ”は、ニットや白シャツ、ワンピース、デニムなどの気取らない、清潔感あふれるアイテムに溢れ、レザーで作った“ウニッコ”を貼り付けたネックウオレットやバッグも登場。モヘアのニットやプリーツスカート、中綿入りのコートやネオプレンのワンピースなど、「マリメッコ」では通常見かける機会の少ないアイテムや素材もあった。カラフルな色柄や、マルチカラーのボーダーウエアで作る軽やかなスタイルは、FPMの田中知之によるDJも手伝い、会場全体に軽やかで爽やかなムードを届けた。

「マリメッコ」を支援は、「東コレを開く」が……

が、「バイアール」がこれでよかったのか?には疑問が残る。その大義を“日本発のファッションブランドを支援する”から、“日本のファッションシーンを支援する”に広げたことに口を挟むつもりはない。“日本のファッションシーン”を代表するブランドの1つとして「マリメッコ」を選ぶこともあるだろう。ブランドにとって、日本は母国のフィンランドに次ぐ2番目の市場規模で、その証拠に「マリメッコ」の生活雑貨は多くの日本人にも愛されている。冠スポンサーを務める楽天としては、人気ブランドをECで取り扱い、販売する意味も大きかっただろう。今シーズンは、多くのブランドが大勢のゲストを招いたり、一般の人も見られる屋外をショー会場に選んだり、「東コレを開く」流れもある。「マリメッコ」は、こうした流れにも合致する。

しかし、ならば「マリメッコ」が解釈する“日本のファッションシーン”や、今後の“日本のファッションシーン”に寄与すべく「マリメッコ」が考えること、が見たかったのは本音だ。コレクションは、「マリメッコ」らしい「マリメッコ」で、それ以上のものではなかった。自分の葛藤やダークサイドまでさらけだし、全身全霊でクリエイションに臨んでいるブランドを数多見ているからこそ、「支援すべきは、『マリメッコ』だったのだろうか?」と思ってしまったのは否めない。同じブランドを複数回支援しても良いのではないだろうか?

「マリメッコ」は「マリメッコ」らしかっただけに、そんな風に思ってしまう自分を申し訳なく感じる。

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暗い内面さえ“さらけ出す”「フェティコ」 退廃的で陰気な世界から共感を生み出す

デザイナーは、どこまで自分をさらけ出すべきなのだろう?「個」の時代、そして意志やアティチュードの発信で「共感」を得ることが欠かせない時代、こんなことを考える人は、多いのではないだろうか?

そんな人には、「フェティコ(FETICO)」の舟山瑛美デザイナーを知ってほしい。もちろん、さらけ出す“度合い”はブランドの規模感などによって異なるのだろうが、毎シーズンのコレクションを通じて本音や本心を語り、問い続けるデザイナーなら退廃的で暗く、陰気なクリエイションでも、人の心を捉えることができることを教えてくれた。

上の記事が物語るよう、「フェティコ」はずっと声高に語ってきた。しかも、そのトピックスは絶対的な正解が存在しないからこそ、時には物議を醸すジェンダーだ。しかし、だからこそ「フェティコ」は瞬く間に多くの女性を虜にして、そのショー会場には全身「フェティコ」の熱烈なファンが目立つようになった。もちろんインフルエンサーも多いが、露出度の高い「フェティコ」の洋服は、コンサバ気味な日本のエンターテインメントの世界では選ばれづらいし、着る本人の“覚悟”が試される。こうしたハードルを乗り越え、「フェティコ」を選び、「フェティコ」が選ばれていることからは、時代の変化を痛感せざるを得ない。クリエイティブの最前線では今はもう、問題を“なかったかのように”隠したり、孤独に乗り越えてしまったりの時代ではないのだ。

さらに自分のインサイド、もしかしたら“心の闇”を見せる

そんなムードを育んできた舟山デザイナーは今回、さらに自分のインサイド、奥深くの、もしかしたら“心の闇”かもしれない世界を垣間見せた。

インスピレーション源は、映画「アダムス・ファミリー」のダークで強い個性を放つウェンズデー・アダムスや、アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey)による繊細な線画の残酷な作品群、ブロードウェイ版の「ドラキュラ」、そしてドイツ人アーティストのハンス・ベルメール(Hans Bellmer)によるエロティックで奇妙な人形たちという。いずれも退廃的で、暗く、陰気。列挙すると、「ヤバい」と思われてしまいかねないものばかりだ。

しかし舟山デザイナーは、「『アダムス・ファミリー』のウェンズデーは、キラキラした可愛い女の子たちとは何もかも違った。自分のスタイルを貫く彼女は、残酷で陰湿なのにどこかチャーミングで魅力的。人と異なることを恐れない強さを教えてくれた」と語り、「好きなものを大切にすることは、自分自身を大切にしていることと同じ。好きなことに素直な自分は、より愛しく思える。お気に入りと共に人生を歩むことは、何より幸せなことだから」と続け、これまでの「フェティコ」で発信してきたボディ・ポジティブに通じる価値観を投げかける。余談だが、ウェンズデーは今、ネットフリックスのオリジナルドラマで主役としてリメイクされている。舟山デザイナーが言う、「自分のスタイルを貫く彼女は、チャーミングで魅力的。人と異なることを恐れない強さを教えてくれた」と感じ、発信するのは、ファッションの世界に限らないということなのだろう。

そして、そんな思いは、間違いなく伝わった。おそらく、「フェティコ」のショーを見た人は誰もが、舟山デザイナーのダークな一面を感じ取っただろう。ゴシックな十字架のモチーフを肌見せのカットアウトで表現するコレクションは、真っ白い肌に黒リップ、ベルベットのリボン、フェティッシュなレザーチョーカー、そして葬列を思わせるブラックレースも手伝い、なかなかに暗い。元来、着る人間も見る人間も高揚させるはずのファッションの世界では、チャレンジングだ。しかし「フェティコ」の思いを知っている人は、今回のコレクションをこれまで以上に、彼女のパーソナルな語りかけと感じるだろう。よりパーソナルで内面に迫っているからこそ、いつも以上に共感するのかもしれない。

そして、そんな人には、挑戦したくなる「フェティコ」の新しいスタイルが待っている。ボディスーツやジャンプスーツはドレープが美しいベルベットやキュプラと組み合わさってドレスへと生まれ変わり、ベルベットのリボンは首元や肩口を彩り、得意のテーラードのバリエーションをさらに押し広げている。ランジェリーウエアはコルセットによってモードな印象を強め、大きな襟はシンプルなドレスに存在感をプラスした。ミニだけではなくマキシ、ボディスーツだけではなくドレス、レースだけではなくベロアなど、「フェティコ」の世界を着々と押し広げている。

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「ニューバランス」×「ジュンヤ ワタナベ」 新型フットウェア“RC42”を国内では4月5日に発売

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」とコラボレーションした新型フットウェア“RC42(アールシー・フォーティ・ツー)”を海外では3月22日に、国内では4月5日に全国の「ジュンヤ ワタナベ」取り扱い店舗で発売する。本アイムは2023年9月のパリウィメンズファッション ウィークのランウェイで登場したもので、サイズは、23、24、25、26cmの4サイズを展開する。価格は3万7400円。

“RC42”は、クラシックなデザインに現代的なアプローチを加えたフットウェアで、今回のコラボレーションでは、“RC42”の素材やカラーリング、ディティールをアップデート。モノトーンのプレミアムな素材使いに加え、シュータンと インソールのダブルネームロゴと、ヒールに配したブランドロゴが、特別なコラボレーションを象徴している。

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キャサリン妃のコモンウェルスデーのファッションを振り返り 「キャサリン・ウォーカー」や「アーデム」など

毎年3月に英連邦記念日(コモンウェルスデー)を祝う式典が、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われる。この式典にはロイヤルファミリーがそろって出席し、英連邦の多様性と結束を称える。ここ数年間、ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は式典に出席し、そのユニークなファッションが注目されてきたが、1月に行った腹部手術のため今年の式典には出席しなかった。

そこで、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」や「アーデム(ERDEM)」など、約10年にわたり、キャサリン妃が披露してきたコモンウェルスデーのファッションを振り返る。

23年コモンウェルスデー

2023年のコモンウェルスデーは、王室の皇太子妃としての最初の礼拝となった。この式典でキャサリン妃は、「アーデム」の23-24年秋冬コレクションのネイビーのスカートスーツ一式を着用した。セットアップには白い花の刺しゅうがあしらわれており、「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のネイビーのヒールと、「エミー・ロンドン(EMMY LONDON)」のクラッチバッグを合わせた。サファイアとダイヤモンドのダブルドロップのイヤリングは、故ダイアナ妃のもの。

22年コモンウェルスデー

22年のコモンウェルスデーは、コロナ禍以来初の式典。当時まだケンブリッジ公爵夫人だったキャサリン妃は、「キャサリン・ウォーカー」のサファイアブルーのコートドレスとピルボックス帽を着用した。合わせたイヤリングとネックレスにはサファイアとダイヤモンドがあしらわられていた。

20年コモンウェルスデー

20年英連邦記念日の式典で、キャサリン妃は「キャサリン・ウォーカー」の赤いコートを着用。バラのアクセントがついたヘッドドレス、ワインレッドの手袋とパンプスを合わせ、ドロップイヤリングで耳元を飾った。キャサリン妃は18年のクリスマス礼拝でも、同じ赤のコートを着ていた。また、この年のコモンウェルスデーは、サセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)とメーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussexがロイヤルファミリーのメンバーとして出席した最後の公の場となった。

19年コモンウェルスデー

「キャサリン・ウォーカー」がキャサリン妃のお気に入りであることは明らか。19年、キャサリン妃は、前身頃にシルバーのボタンがあしらわれた真っ赤な「キャサリン・ウォーカー」のコートを着ていた。コートとおそろいのヘッドドレスと「エミー・ロンドン」のスエードパンプスで鮮やかなファッションを披露した。

18年コモンウェルスデー

ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とともに17年の式典を欠席したキャサリン妃にとって、18年は2年ぶりのコモンウェルスデーの式典。夫妻の第3子となるルイ王子(Prince Louis)を妊娠中のキャサリン妃は、やや落ち着いたダークブルーの「ビューロ ロンドン(BEULAH LONDON)」のコートを着用。おそろいのパンプス、帽子、クラッチバッグを合わせ、モノトーンのコーディネートを完成させた。

16年コモンウェルスデー

16年のコモンウェルスデーには、グレーの「アーデム」のコートで登場した。コートの身頃と袖には、グレーのレースの装飾と独特なパターンがプリントされていた。彼女はおそろいの帽子とスエードのパンプスを履いていた。

15年コモンウェルスデー

キャサリン妃にとって初めてのコモンウェルスデーの式典は15年、第2子のシャーロット王女(Princess Charlotte)を妊娠していた時だった。キャサリン妃は「ジェーン テイラー(JANE TAYLOR)」のハットと「キキ・マックドノウ(KIKI MCDONOUGH)」のドロップイヤリングでコーディネートした。

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キャサリン妃のコモンウェルスデーのファッションを振り返り 「キャサリン・ウォーカー」や「アーデム」など

毎年3月に英連邦記念日(コモンウェルスデー)を祝う式典が、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われる。この式典にはロイヤルファミリーがそろって出席し、英連邦の多様性と結束を称える。ここ数年間、ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は式典に出席し、そのユニークなファッションが注目されてきたが、1月に行った腹部手術のため今年の式典には出席しなかった。

そこで、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」や「アーデム(ERDEM)」など、約10年にわたり、キャサリン妃が披露してきたコモンウェルスデーのファッションを振り返る。

23年コモンウェルスデー

2023年のコモンウェルスデーは、王室の皇太子妃としての最初の礼拝となった。この式典でキャサリン妃は、「アーデム」の23-24年秋冬コレクションのネイビーのスカートスーツ一式を着用した。セットアップには白い花の刺しゅうがあしらわれており、「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のネイビーのヒールと、「エミー・ロンドン(EMMY LONDON)」のクラッチバッグを合わせた。サファイアとダイヤモンドのダブルドロップのイヤリングは、故ダイアナ妃のもの。

22年コモンウェルスデー

22年のコモンウェルスデーは、コロナ禍以来初の式典。当時まだケンブリッジ公爵夫人だったキャサリン妃は、「キャサリン・ウォーカー」のサファイアブルーのコートドレスとピルボックス帽を着用した。合わせたイヤリングとネックレスにはサファイアとダイヤモンドがあしらわられていた。

20年コモンウェルスデー

20年英連邦記念日の式典で、キャサリン妃は「キャサリン・ウォーカー」の赤いコートを着用。バラのアクセントがついたヘッドドレス、ワインレッドの手袋とパンプスを合わせ、ドロップイヤリングで耳元を飾った。キャサリン妃は18年のクリスマス礼拝でも、同じ赤のコートを着ていた。また、この年のコモンウェルスデーは、サセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)とメーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussexがロイヤルファミリーのメンバーとして出席した最後の公の場となった。

19年コモンウェルスデー

「キャサリン・ウォーカー」がキャサリン妃のお気に入りであることは明らか。19年、キャサリン妃は、前身頃にシルバーのボタンがあしらわれた真っ赤な「キャサリン・ウォーカー」のコートを着ていた。コートとおそろいのヘッドドレスと「エミー・ロンドン」のスエードパンプスで鮮やかなファッションを披露した。

18年コモンウェルスデー

ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)とともに17年の式典を欠席したキャサリン妃にとって、18年は2年ぶりのコモンウェルスデーの式典。夫妻の第3子となるルイ王子(Prince Louis)を妊娠中のキャサリン妃は、やや落ち着いたダークブルーの「ビューロ ロンドン(BEULAH LONDON)」のコートを着用。おそろいのパンプス、帽子、クラッチバッグを合わせ、モノトーンのコーディネートを完成させた。

16年コモンウェルスデー

16年のコモンウェルスデーには、グレーの「アーデム」のコートで登場した。コートの身頃と袖には、グレーのレースの装飾と独特なパターンがプリントされていた。彼女はおそろいの帽子とスエードのパンプスを履いていた。

15年コモンウェルスデー

キャサリン妃にとって初めてのコモンウェルスデーの式典は15年、第2子のシャーロット王女(Princess Charlotte)を妊娠していた時だった。キャサリン妃は「ジェーン テイラー(JANE TAYLOR)」のハットと「キキ・マックドノウ(KIKI MCDONOUGH)」のドロップイヤリングでコーディネートした。

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「ラッシュ」が母の日コレクション発売 大地や花々がモチーフのバスボムなど全40種

英国発のナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は、5月12日の母の日に向けた“マザーズデイコレクション”を発売する。同コレクションは、バスボムやスキンケア・ボディーケア商品など全40種類をラインアップ。3月19日に公式アプリで先行発売し、21日から全国78店舗と公式オンラインストアで販売する。

福島県・南相馬に咲く菜の花の菜種油を配合したソープ“つながるオモイ”(100g、1900円)は、福島の農地再生と地域コミュニティーの再生を願い商品化されたもの。搾油の際に放射性物質を含む油粕と油に分離されるという菜種の特性を活かして汚染土壌の再生を行うと共に、栽培から搾油、製品化まで一貫して行うことで地域の経済的自立にも貢献している。

そのほか、フランキンセンスやパチョリの香りによるアーシーなパフューム“アリーナ パフューム”(30mL、6600円/100mL、1万3200円)、花束のように彩り豊かな3色展開のバスボム“ブルーミングビューティフル”(1080円)、米粉とタグアナッツパウダーを使った自然由来のスクラブを配合したボディーウォッシュ“ワイルドバイオレット コーミングル”(225g、3200円)など、プレゼントに最適なギフトボックスなどさまざまな商品をそろえている。

ほか、何度も繰り返し使えるギフトラッピング用商品“ノットラップ(Knot Wrap)”シリーズからは、100%再生プラスチック製の“フルーツ フェスト ノットラップ”(46cm×46cm、1000円)と“フルーツ フラワーズ アンド ウインドウ ノットラップ”(70cm×70cm、1300円)を用意。ギフトラッピングだけではなく、エコバッグやスカーフ、ヘアアクセサリーなどのファッションアイテムとしても使える。

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「メゾン マルジェラ」が NFTの“タビブーツ”を「ファブリカント」で発売

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が実物の商品やさまざまな特典と紐づいたNFTの“タビブーツ”、“メタ タビ(MetaTABI)”を発売する。

“メタ タビ”には15足のみの超限定発売となるホワイトバージョンと、1500足限定のブラックバージョンの2型があり、どちらもバーチャルファッション・プラットフォーム「ファブリカント(THE FABRICANT)」で販売する。価格は非公表で、多くのNFTと同様に仮想通貨のイーサリアム(ETH)のメインネット上で展開する。

ホワイトの“メタ タビ”には実物の靴、ブラックには財布を付属する。これらの実物アイテムとのペアリングはもちろん、ARツール、メタバースワールド、そしてさまざまなゲームと連動したバーチャルな機能や体験も提供する。保有者は「メゾン マルジェラ」が今後メタバース上で発表するコレクションにいち早くアクセスできる。

先行発売は、フランス時間の3月26日18時(日本時間27日2時)で、ブランドの主要顧客、「ファブリカント」のコミュニティーメンバー、「メゾン マルジェラ」のWeb3.0ゲームを通じてトークンを確保したプレイヤーが対象となる。一般発売は、その14時間後の27日8時(日本時間27日16時)。

ラグジュアリー業界も模索するデジタルの可能性

「メゾン マルジェラ」のステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)会長は、「テクノロジーが現実世界とどんどん融合していく今、デジタル領域で実験し、可能性を探ることはラグジュアリー業界にとっても必要不可欠。イノベーションで業界を発展させ、ブランドのアイデンティティをさらに表現していく。こうしてブランド初となるWeb3.0を使ったプロジェクトを立ち上げることができ、とても嬉しく思う」と語った。

ロッソ会長は、「メゾン マルジェラ」を擁するインターナショナル・ファッション・グループ、OTBグループのメタバース専門会社「BVX」の最高経営責任者でもあり、グループ傘下の全ブランドをメタバース上でも発展させるべく取り組んでいる。またこのプロジェクトはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、プラダ グループ(PRADA GROUP)、「カルティエ(CARTIER)」、OTBグループが支援するスイスの非営利団体オーラ ブロックチェーン・コンソーシアム(AURA BLOCKCHAIN CONSORTIUM)のサポートを受けている。

「ファブリカント」のケリー・マーフィー(Kerry Murphy) 共同設立者は 「“メタ タビ”は、『メゾン マルジェラ』のアイコンと言える“タビブーツ”に革命的なフォーマットを取り入れ、伝統と革新を融合する。ファッションへのアクセスと創造性に新時代をもたらし、ファッション体験を問い直すだろう」と語る。

1989年に発売して以来「メゾン マルジェラ」を象徴するアイテムとなった“タビブーツ”については、同ブランドの現クリエイティブ・ディレクターであるジョン・ガリアーノ(John Galliano)が1月発表の2024年春夏のオートクチュール・コレクションにおいて、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」とのコラボレーションによる“タビブーツ”を初披露し、話題を集めていた。

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リヴォルーション安藤社長「不正受給の意図は全くなかった」 雇用調整助成金に関する報道に釈明

宮城・仙台のセレクトショップ、リヴォルーションが雇用調整助成金約4320万円を不正受給していたと報じられた件について、このほど同社の安藤俊夫社長は「WWDJAPAN」宛の書簡で、一連の報道を事実と認めた上で「不正の意図は全くなかった」と説明した。

宮城労働局は今月7日、リヴォルーションが2020年6月から22年5月にかけて、従業員の休業について虚偽申告を行い、新型コロナに関連する国の雇用調整助成金約4320万円を不正受給していたと発表。地元の仙台放送や業界メディアなどが報じていた。

仙台のセレクトショップ「リヴォルーション」が雇用調整助成金約4320万円を不正受給 地元メディアが報道

安藤社長は「WWDJAPAN」宛の書簡で、「どういった制度の助成金であるのかを理解を深めることなく、顧問社労士に一任してしまった」と不正受給に至った背景を説明。「われわれは社労士が、当社が助成金受給の対象と判断した上で申請してくれていると認識していた。ただ労働局の調査を受けて社労士に確認したところ、『申請が通ったからには正しい申請である』という思い込みがあることが分かった。当社も顧問社労士も助成金制度について正しく理解しておらず、間違った内容で申請していることに気付くことができなかった」と述べた。同社は労働局の指摘を受け、ただちに助成金の返還命令に従ったという。

同社は再発防止策として、「当時の顧問社労士とは3月末で契約を解除し、新たな顧問社労士と契約を結ぶ」としている。

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「ニューバランス」×「コム デ ギャルソン・オム」 白の“610T”と黒のスリッポン“610S”が登場

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」とコラボレーションしたにスニーカー“610T”と“610S”を3月22日に全国の「コム デ ギャルソン・オム」取り扱い店舗で発売する。両モデルは、2023年6月のパリメンズファッションウィークで発表されたもの。

“MT610”をより都会的に洗練されたデザインにアップデートした“M610T”をベースに、今回のコラボではホワイトカラーのプレミアムなスエードのオーバーレイとメッシュのアンダーレイのコンビネーションのアッパーに、衝撃吸収性に優れた ABZORBミッドソールを搭載。また、耐久性に優れた ラバーコンパウンドの N-durance アウトソールを採用している。

“610S”は「ニューバランス」のアーカイブモデルである“422”に基づいたアッパーデザインを採用した“610”をスリッポンタイプにアップデートした。両モデルともに、シュータンに「コム デ ギャルソン・オム」のロゴ、インソールにダブルネームロゴを配したデザインとなっている。サイズは25、26、27、28、29cmの4サイズ展開で、価格は各3万9600円。

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「ニューバランス」×「コム デ ギャルソン・オム」 白の“610T”と黒のスリッポン“610S”が登場

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「コム デ ギャルソン・オム(COMME DES GARCONS HOMME)」とコラボレーションしたにスニーカー“610T”と“610S”を3月22日に全国の「コム デ ギャルソン・オム」取り扱い店舗で発売する。両モデルは、2023年6月のパリメンズファッションウィークで発表されたもの。

“MT610”をより都会的に洗練されたデザインにアップデートした“M610T”をベースに、今回のコラボではホワイトカラーのプレミアムなスエードのオーバーレイとメッシュのアンダーレイのコンビネーションのアッパーに、衝撃吸収性に優れた ABZORBミッドソールを搭載。また、耐久性に優れた ラバーコンパウンドの N-durance アウトソールを採用している。

“610S”は「ニューバランス」のアーカイブモデルである“422”に基づいたアッパーデザインを採用した“610”をスリッポンタイプにアップデートした。両モデルともに、シュータンに「コム デ ギャルソン・オム」のロゴ、インソールにダブルネームロゴを配したデザインとなっている。サイズは25、26、27、28、29cmの4サイズ展開で、価格は各3万9600円。

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スキンケア・ヘアケアでも人気の「6大美容成分」を配合 髪質問わずマルチに使えるアウトバストリートメント“N. ナリッシングオイル”がデビュー

 髪色や髪型を自分らしく自由に楽しむ人が増えている昨今、それと同時にヘアケアに対する意識は高まるばかりだ。さまざまなケア商品が発売され、ケア方法に関する情報もあふれてはいるものの、一方でよく聞かれるようになったのが「自宅でどんなヘアケアを行えばいいのか分からない」「商品はたくさんあるけれど、どれが自分に合うか判断できない」という声。そんなユーザーの声に応え、3月1日にナプラから誕生したのが、アウトバストリートメントの“エヌドット ナリッシングオイル”だ。ポイントは髪質やダメージレベルを選ばず、あらゆる毛髪をケアするその利便性。オイルではあるもののテクスチャーは軽やか。サラサラ感、しっとり感、まとまり感といった、ヘアケア商品に求められる要素をバランス良くカバーしているのが特徴だ。

それをかなえているのが、「スキニフィケーション」という発想。6つの主要成分は美髪成分にこだわるのはもちろんのこと、スキンケア商品の保湿成分として広く認知されているセラミドや加水分解コラーゲン、内側から栄養を与えるビタミンA、B、Eなどを含有する独自処方となっている。そのためユーザーは肌と同じような感覚で毛髪をケアするイメージを想起しやすく、エントリーアイテムとして取り入れられることも期待する。さらに、ヘアケア商品に求められる機能から一歩踏み込み、ヘアカラーの色持ちをキープするカラーロック機能や、毎日使用するドライヤーの熱の力を味方にして毛髪補修力をアップするヒートアクティブ機能、髪表面をダメージから守るハイドロバリア機能も搭載。さまざまなヘアスタイルを楽しみつつも、時短ケアが求められる今の時代だからこそ必要とされるマルチな洗い流さないトリートメントが完成した。香りは1月に発売された厳選オイル配合の“エヌドット オイルインシャンプー&トリートメント”と同じフルーティーフローラル。“エヌドット ナリッシングオイル”単品だけでも滑らかさや潤いを十分実感できるが、ライン使いすることで一層のケア効果と、心地よい香りを体感できる。

毛髪内部まで浸透する
6大美髪成分を配合

“エヌドット ナリッシングオイル”には、毛髪内部まで浸透する6大美髪成分を配合。補修成分を毛髪内部につなぎ止めるセラミド、タンパク質と糖の結びつきによる毛先の硬化を防ぐシコンエキス、髪への浸透性に優れたケラチン、しなやかな弾力を育むマルチビタミンなどが、日常生活で生じるダメージをマルチにケアし、毛先まで滑らかで潤いのある髪に仕上げる。

“エヌドット ナリッシングオイル”の
3つの機能性

“エヌドット ナリッシングオイル”には、日々ヘアケアする中で「あったらいいな」と思える3つの機能をプラス。ヘアケアにとどまらない、さらなる満足度を追求した。ヘアカラーの流出を防いで色持ちさせるカラーロック機能、熱の力を味方にして毛髪補修力をアップするヒートアクティブ機能、髪表面を疎水化してダメージバリアを高めるハイドロバリア機能の3つだ。

香りは落ち着きのある
フルーティーフローラル

“エヌドット ナリッシングオイル”の香りは、落ち着きのあるフルーティーフローラル。ほんのり甘さを感じるオレンジや、すっきりとしたフレッシュなレモンに、ジャスミンやローズなど奥行きのあるフローラルノートを重ねた、みずみずしく上品な香り。

人気のロングセラー!
「エヌドット」アウトバスシリーズ

2018年の発売以来、ロングセラーとなっているのが“エヌドット シアオイル”と“エヌドット シアミルク”だ。どちらも保湿性に優れたマルラオイルや、最新の超高圧処理を行って浸透性を高めた植物オイルを配合。サラサラの質感でふんわりとした仕上がりならオイル、しっとりとした質感でまとまりを求めるならミルクと、使い分けも可能だ。

PHOTO : AKIHIRO SAKAI (TRIVAL)
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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スキンケア・ヘアケアでも人気の「6大美容成分」を配合 髪質問わずマルチに使えるアウトバストリートメント“N. ナリッシングオイル”がデビュー

 髪色や髪型を自分らしく自由に楽しむ人が増えている昨今、それと同時にヘアケアに対する意識は高まるばかりだ。さまざまなケア商品が発売され、ケア方法に関する情報もあふれてはいるものの、一方でよく聞かれるようになったのが「自宅でどんなヘアケアを行えばいいのか分からない」「商品はたくさんあるけれど、どれが自分に合うか判断できない」という声。そんなユーザーの声に応え、3月1日にナプラから誕生したのが、アウトバストリートメントの“エヌドット ナリッシングオイル”だ。ポイントは髪質やダメージレベルを選ばず、あらゆる毛髪をケアするその利便性。オイルではあるもののテクスチャーは軽やか。サラサラ感、しっとり感、まとまり感といった、ヘアケア商品に求められる要素をバランス良くカバーしているのが特徴だ。

それをかなえているのが、「スキニフィケーション」という発想。6つの主要成分は美髪成分にこだわるのはもちろんのこと、スキンケア商品の保湿成分として広く認知されているセラミドや加水分解コラーゲン、内側から栄養を与えるビタミンA、B、Eなどを含有する独自処方となっている。そのためユーザーは肌と同じような感覚で毛髪をケアするイメージを想起しやすく、エントリーアイテムとして取り入れられることも期待する。さらに、ヘアケア商品に求められる機能から一歩踏み込み、ヘアカラーの色持ちをキープするカラーロック機能や、毎日使用するドライヤーの熱の力を味方にして毛髪補修力をアップするヒートアクティブ機能、髪表面をダメージから守るハイドロバリア機能も搭載。さまざまなヘアスタイルを楽しみつつも、時短ケアが求められる今の時代だからこそ必要とされるマルチな洗い流さないトリートメントが完成した。香りは1月に発売された厳選オイル配合の“エヌドット オイルインシャンプー&トリートメント”と同じフルーティーフローラル。“エヌドット ナリッシングオイル”単品だけでも滑らかさや潤いを十分実感できるが、ライン使いすることで一層のケア効果と、心地よい香りを体感できる。

毛髪内部まで浸透する
6大美髪成分を配合

“エヌドット ナリッシングオイル”には、毛髪内部まで浸透する6大美髪成分を配合。補修成分を毛髪内部につなぎ止めるセラミド、タンパク質と糖の結びつきによる毛先の硬化を防ぐシコンエキス、髪への浸透性に優れたケラチン、しなやかな弾力を育むマルチビタミンなどが、日常生活で生じるダメージをマルチにケアし、毛先まで滑らかで潤いのある髪に仕上げる。

“エヌドット ナリッシングオイル”の
3つの機能性

“エヌドット ナリッシングオイル”には、日々ヘアケアする中で「あったらいいな」と思える3つの機能をプラス。ヘアケアにとどまらない、さらなる満足度を追求した。ヘアカラーの流出を防いで色持ちさせるカラーロック機能、熱の力を味方にして毛髪補修力をアップするヒートアクティブ機能、髪表面を疎水化してダメージバリアを高めるハイドロバリア機能の3つだ。

香りは落ち着きのある
フルーティーフローラル

“エヌドット ナリッシングオイル”の香りは、落ち着きのあるフルーティーフローラル。ほんのり甘さを感じるオレンジや、すっきりとしたフレッシュなレモンに、ジャスミンやローズなど奥行きのあるフローラルノートを重ねた、みずみずしく上品な香り。

人気のロングセラー!
「エヌドット」アウトバスシリーズ

2018年の発売以来、ロングセラーとなっているのが“エヌドット シアオイル”と“エヌドット シアミルク”だ。どちらも保湿性に優れたマルラオイルや、最新の超高圧処理を行って浸透性を高めた植物オイルを配合。サラサラの質感でふんわりとした仕上がりならオイル、しっとりとした質感でまとまりを求めるならミルクと、使い分けも可能だ。

PHOTO : AKIHIRO SAKAI (TRIVAL)
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「ワンバイコーセー」が角栓や古い角質を一掃するふきとり美容液を発売

コーセーの高効能特化型ブランド「ワンバイコーセー(ONE BY KOSE)」は5月16日、角栓や古い角質を取るふきとり美容液“クリアピール セラム”(120mL、3850円※編集部調べ)を発売する。全国のドラッグアストア含む同ブランド取り扱い店で販売するほか、韓国、香港、台湾、シンガポールなど10の国と地域でも順次販売開始する。

同商品は、毛穴詰まりの新たなメカニズムを解明した研究で得た知見を活用したふきとり美容液。トレハロースなど5種の保湿成分や角質ケア成分を配合し、ふき取り時の肌負担を低減するため厚みととろみのあるテクスチャーにこだわって開発した。くすみや毛穴の黒ずみ、ザラつきが目立たない潤い感のあるなめらかな肌へと導く。また、次に使用するスキンケアのなじみを良くし、ベースメイクなどの化粧のりや透明感をアップする。付けかえも販売する。

ほか、頑固な角栓を溶かすと人気なメイク落とし“ポアクリア オイル”の詰め替えタイプを同時発売する。本体容器のプラスチック使用量を約80%削減した。さらに、パック洗顔もできる2WAY洗顔料“ダブル ブラック ウォッシャー”に、“ポアクリア オイル”のサンプル6回分が付属したキット“ダブル ブラック ウォッシャー 限定キット”も復刻限定発売を行う。

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ユナイテッドアローズから女性向けの新シューズブランド 次世代顧客層獲得を目指す

ユナイテッドアローズは、新シューズブランド「シー ユナイテッドアローズ(SY UNITED ARROWS、以下、SY)」を始動する。4月10日にユナイテッドアローズ オンライン、ゾゾタウン、楽天ファッション、アマゾン等のECサイトで新商品を発売する。

同ブランドは20代半ばの女性を主なターゲットに、カジュアルモード・フェミニンモードな雰囲気のシューズを提案する。第1弾となる2024年春夏シーズン商品は、フラットシューズ(1万2100円)、パンプス(1万3200円)、サンダル(1万3200円)などをラインアップする。

ユナイテッドアローズは、昨年5月に発表した中期経営計画の重点課題の一つに「次世代顧客層へのリーチ」を掲げている。同ブランドの始動によりファッションテイスト軸と年齢軸を広げ、新規顧客獲得と業容の拡大を目指す。当面の販路は主にECサイトだが、中期的には実店舗の出店も視野に入れている。

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驚愕の「カシミヤ全自動紡績メーカー」、中国コンサイニーが日本法人設立 日本のトップに直撃

中国のカシミヤ紡績大手のコンサイニーグループ(CONSINEE GROUP)は2月、日本法人のコンサイニージャパンを設立した。日本法人のトップにはOEM会社のカレイド(CALEIDO)社長の酒井雅行氏が就任、酒井氏自身も個人で3割を出資する。中国・寧波に拠点を起き、カシミヤを軸に年間3500トンを生産するコンサイニーは、カシミヤでは世界トップクラスの企業だ。なぜいま日本法人を設立したのか。「アパレル・サバイバル」(日本経済新聞出版)などの著書で知られる齊藤孝浩氏のトーメン時代の後輩で、繊維業界で約30年以上の経験を持つベテラン酒井氏に聞いた。

PROFILE: 酒井雅行コンサイニージャパン社長兼CALEIDO社長

酒井雅行コンサイニージャパン社長兼CALEIDO社長
PROFILE: (さかい・まさゆき)1971年6月21日生まれ、東京都出身。早稲田大学、トーメン(94-98年)、ニット企画会社、OEM会社を経て、2011年にCALEIDO(カレイド)を設立し、社長に就任。2024年2月にコンサイニージャパンの設立に参画し、同社の社長に就任。胸元に見えるネックレスは「ゴローズ」

WWD:ジャパン社設立の経緯は?

酒井雅行コンサイニージャパン社長(以下、酒井):昨年10月ごろに、以前からの知り合いで「アンテプリマ」などを手掛ける香港のフェニックスグループ(FENIX GROUP)のアンソニー(・キョン=Anthony Keung/フェニックスグループCEO)から声がかかった。アンソニーはコンサイニーグループの株主で、「日本法人の設立にあたってトップを探している」と。

カレイドは、いわゆる百貨店アパレルを中心にOEMを手掛けている会社で、ニットを主力商品として香港や東莞エリアなどの工場で生産し、日本のアパレルに納入するというビジネスを長く行ってきた。ニットの企画・生産に強く、かつ日本市場に精通しているという条件に合致したようだ。

WWD:昨年10月に声がかかって、今年2月には日本法人を設立、しかも自身も出資する。かなりの力の入れようだが。

酒井:何と言っても、コンサイニーグループがそれだけ魅力的な会社だったからだ。コンサイニーグループは1999年の創業、カシミヤなどの高級獣毛の紡績を手掛け、年産1万トン。カシミヤ紡績では世界シェアの2割を占め、ニット関係者ではよく知られた存在だ。実は私も20年ほど前に一度工場に行ったことがあった。

だが、昨年10月に声がかかり、改めて寧波の主力工場を訪れて驚愕した。紡績工程がほぼ完全なオートメーション化が実現されていた。通常の紡績工場は綿(ワタ)から糸にするわけだから、文字通りの綿埃が舞っているものだが、工場内はまるで半導体工場のクリーンルームのように管理され、チリ一つ落ちていない。カシミヤはとても繊細な素材で、原毛そのものの状態に加え、湿度や気温など外気のちょっとした変化で、工程を調整しなければならないが、生産管理にはAI(人工知能)を駆使しており、コントロールセンターはリアルタイムで電力なども含めてモニターで監視されていた。東京ドームが何個も入るほどの巨大な工場なのに、生産管理は本当に数人で行っていた。衝撃だった。繊維業界、わけてもニットの世界で30年以上働いてきたが、最大の衝撃だったと言っても過言ではない。創業者でCEOを務めるボリス(=薛惊理/Xue JingLi/シュエ・ジンリ、英名:ボリス・シュエ)は、まだ40代で、この工場はものすごい数の特許も出願・取得している。圧倒的に世界の先頭を突っ走っている。そんな工場を目の当たりにしたからだ。

中見出し:日本法人の戦略は?

WWD:日本法人では、どういった戦略を考えているのか。

酒井:まだ2月に法人を設立したばかりだし、本格的な営業活動はこれからだ。ただ、カシミヤという素材にはまだまだ可能性がある。ここ最近の日本での糸売りは、販売代理店、いわゆるエージェントのような形で定番の糸だけを売るビジネスモデルが主流だった。だが、これでは、例えばカシミヤの風合いはできるだけ残しつつも、できるだけ混率を落として市場のニーズにあった価格帯の製品開発を仕掛ける、みたいな動きがなかなかできない。強撚のカシミヤ糸を使った春夏向けのアイテムや、抗ピルのカシミヤ素材などを、市場の空白を埋めるようなアイテムをどんどん仕掛けていく。中長期的には、上代で1万円を切るようなカシミアアイテムを開発したり、アパレル以外の分野、例えば高級ホテルや賃貸型の高級マンションに設置するような高級ブランケット、抗菌・防臭機能を持つカシミヤを使った高級介護用品など、新規分野も開拓したい。もちろんコンサイニーは既存の高級ラインも品質は折り紙付きで、一部のカレイドの取引先に提案しているが、かなり好感触だ。なによりコンピューター管理された工場なので、早く正確に納期もすぐに出せる。

WWD:出資した理由は?

酒井:そもそも、香港の繊維・ファッション業界の長老であるフェニックスグループのアンソニー、中国でカシミヤの世界最先端工場を運営するコンサイニーというタッグであれば、普通は有力な商社や大手企業がパートナーになっていてもおかしくない。出資することで、単なる雇われではあく、出資してパートナーという対等の立場を手に入れられたのは、むしろ奇跡だ。総合商社を皮切りに、長く繊維業界で働いてきたが、まるで20代のときのようにワクワクして、次から次へと商品開発や事業のアイデアが湧いてきている。今月中には、コンサイニーグループのトップを筆頭に経営陣が総出で来日する。この数年で日本市場に、新しいカシミヤ旋風を巻き起こしたい。

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驚愕の「カシミヤ全自動紡績メーカー」、中国コンサイニーが日本法人設立 日本のトップに直撃

中国のカシミヤ紡績大手のコンサイニーグループ(CONSINEE GROUP)は2月、日本法人のコンサイニージャパンを設立した。日本法人のトップにはOEM会社のカレイド(CALEIDO)社長の酒井雅行氏が就任、酒井氏自身も個人で3割を出資する。中国・寧波に拠点を起き、カシミヤを軸に年間3500トンを生産するコンサイニーは、カシミヤでは世界トップクラスの企業だ。なぜいま日本法人を設立したのか。「アパレル・サバイバル」(日本経済新聞出版)などの著書で知られる齊藤孝浩氏のトーメン時代の後輩で、繊維業界で約30年以上の経験を持つベテラン酒井氏に聞いた。

PROFILE: 酒井雅行コンサイニージャパン社長兼CALEIDO社長

酒井雅行コンサイニージャパン社長兼CALEIDO社長
PROFILE: (さかい・まさゆき)1971年6月21日生まれ、東京都出身。早稲田大学、トーメン(94-98年)、ニット企画会社、OEM会社を経て、2011年にCALEIDO(カレイド)を設立し、社長に就任。2024年2月にコンサイニージャパンの設立に参画し、同社の社長に就任。胸元に見えるネックレスは「ゴローズ」

WWD:ジャパン社設立の経緯は?

酒井雅行コンサイニージャパン社長(以下、酒井):昨年10月ごろに、以前からの知り合いで「アンテプリマ」などを手掛ける香港のフェニックスグループ(FENIX GROUP)のアンソニー(・キョン=Anthony Keung/フェニックスグループCEO)から声がかかった。アンソニーはコンサイニーグループの株主で、「日本法人の設立にあたってトップを探している」と。

カレイドは、いわゆる百貨店アパレルを中心にOEMを手掛けている会社で、ニットを主力商品として香港や東莞エリアなどの工場で生産し、日本のアパレルに納入するというビジネスを長く行ってきた。ニットの企画・生産に強く、かつ日本市場に精通しているという条件に合致したようだ。

WWD:昨年10月に声がかかって、今年2月には日本法人を設立、しかも自身も出資する。かなりの力の入れようだが。

酒井:何と言っても、コンサイニーグループがそれだけ魅力的な会社だったからだ。コンサイニーグループは1999年の創業、カシミヤなどの高級獣毛の紡績を手掛け、年産1万トン。カシミヤ紡績では世界シェアの2割を占め、ニット関係者ではよく知られた存在だ。実は私も20年ほど前に一度工場に行ったことがあった。

だが、昨年10月に声がかかり、改めて寧波の主力工場を訪れて驚愕した。紡績工程がほぼ完全なオートメーション化が実現されていた。通常の紡績工場は綿(ワタ)から糸にするわけだから、文字通りの綿埃が舞っているものだが、工場内はまるで半導体工場のクリーンルームのように管理され、チリ一つ落ちていない。カシミヤはとても繊細な素材で、原毛そのものの状態に加え、湿度や気温など外気のちょっとした変化で、工程を調整しなければならないが、生産管理にはAI(人工知能)を駆使しており、コントロールセンターはリアルタイムで電力なども含めてモニターで監視されていた。東京ドームが何個も入るほどの巨大な工場なのに、生産管理は本当に数人で行っていた。衝撃だった。繊維業界、わけてもニットの世界で30年以上働いてきたが、最大の衝撃だったと言っても過言ではない。創業者でCEOを務めるボリス(=薛惊理/Xue JingLi/シュエ・ジンリ、英名:ボリス・シュエ)は、まだ40代で、この工場はものすごい数の特許も出願・取得している。圧倒的に世界の先頭を突っ走っている。そんな工場を目の当たりにしたからだ。

中見出し:日本法人の戦略は?

WWD:日本法人では、どういった戦略を考えているのか。

酒井:まだ2月に法人を設立したばかりだし、本格的な営業活動はこれからだ。ただ、カシミヤという素材にはまだまだ可能性がある。ここ最近の日本での糸売りは、販売代理店、いわゆるエージェントのような形で定番の糸だけを売るビジネスモデルが主流だった。だが、これでは、例えばカシミヤの風合いはできるだけ残しつつも、できるだけ混率を落として市場のニーズにあった価格帯の製品開発を仕掛ける、みたいな動きがなかなかできない。強撚のカシミヤ糸を使った春夏向けのアイテムや、抗ピルのカシミヤ素材などを、市場の空白を埋めるようなアイテムをどんどん仕掛けていく。中長期的には、上代で1万円を切るようなカシミアアイテムを開発したり、アパレル以外の分野、例えば高級ホテルや賃貸型の高級マンションに設置するような高級ブランケット、抗菌・防臭機能を持つカシミヤを使った高級介護用品など、新規分野も開拓したい。もちろんコンサイニーは既存の高級ラインも品質は折り紙付きで、一部のカレイドの取引先に提案しているが、かなり好感触だ。なによりコンピューター管理された工場なので、早く正確に納期もすぐに出せる。

WWD:出資した理由は?

酒井:そもそも、香港の繊維・ファッション業界の長老であるフェニックスグループのアンソニー、中国でカシミヤの世界最先端工場を運営するコンサイニーというタッグであれば、普通は有力な商社や大手企業がパートナーになっていてもおかしくない。出資することで、単なる雇われではあく、出資してパートナーという対等の立場を手に入れられたのは、むしろ奇跡だ。総合商社を皮切りに、長く繊維業界で働いてきたが、まるで20代のときのようにワクワクして、次から次へと商品開発や事業のアイデアが湧いてきている。今月中には、コンサイニーグループのトップを筆頭に経営陣が総出で来日する。この数年で日本市場に、新しいカシミヤ旋風を巻き起こしたい。

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「人がいない!」を「データ×空間づくり」で解決! LMIグループが満を持して立ち上げる新規事業とは?

「CXファインダー」を使った店舗空間のコンサルティングを行うLMIグループが、今月から新しく「データ×空間」の新規事業に取り組む。その背景には、経営者たちから寄せられた店舗運営に関する共通した悩みがあった。「店舗の価値を最大化する」という空間DXは、どんな課題から生まれ、どんな手法で解決に導くのか? プロジェクトを主導する二人に話を聞いた。

「店舗の健康診断」で
立ち位置をまず把握することが重要

――数々のアパレル、ビューティ企業のコンサルティングを行っているが、コロナ禍が明けてから経営者たちは店舗運営にどんな課題を持っているのか。

新井敬介LMIグループIMS本部副本部長(以下、新井):経営者たちが感じている問題は2点ある。1つめは圧倒的に店舗スタッフの「人材不足」だ。数が足りていないだけでなく、コロナ禍で経験のあるスタッフが離職してしまうなどして、質と数の両面で不足している。もう1つは「客数の伸び悩み」だ。駅の乗降客数のデータはコロナ禍前の90%を下回っているケースも数多くある。そのような環境下で、施設や店舗に来る人だけが120%になることはあり得ない。街に人が戻ってきたという肌感覚はあっても現実はそうではなく、施設や店舗の来店客数、そして買い上げ客数は戻っていない。これらの問題に対し、一番経営者たちが頭を悩ませているのは、今までのやり方の店舗経営の前提が崩れ去っている点にある。「立地と面積と必要なスタッフ数が概ね経験値として分かり、そろえることが可能な環境下で大体これくらいの売り上げが立つ」という、これまでの実績によるセオリーが通じなくなっており、売り上げの見通しが立てづらくなっていることに危機感を覚えている経営者が多い。

――IMS本部では、店舗の「人材不足」と「客数の伸び悩み」という一見相反する課題を、DXでどう解決するのか。

奈良道宣LMIグループ執行役員IMS本部本部長(以下、奈良):大前提として、「リアル店舗・リアルの商業空間はより本質的で価値の高い、特別なチャネルになっていく」と我々は信じている。人材不足を「テック導入によって”補う””代替する”」ような対処療法的アプローチではなく、本来、リアル店舗においてスタッフが担うべき価値ある役割、空間が担うべき価値ある役割を再定義し、それらの体現に向けたリソースの再配分・最適化を目指すことでリアル店舗を次のステージに持ち上げたい。これまでの「店舗DX」と呼ばれるものは、バックオフィス業務領域に関する効率化が主だった。これに対し、我々が提供するサービスの特長は2つある。1つは、店頭の運営領域にまで踏み込んだDXを実施すること。もう1つは、リアル店舗のアップデートを「接客の最適化」と「空間の最適化」の両輪で支えること。この2つを内包していることが重要で、社内ではこれを「店舗空間DX2.0」と呼んでいる。

――「店舗空間DX2.0」では、具体的にどんなことをするのか。

新井:我々が提供するソリューションの1つめは「店舗の健康診断」だ。先述の「店舗運営のセオリーが通じなくなり、どうしていいのか分からない」という悩みの根底には、自分たちの店舗が接客コミュニケーションをできているのか、空間で提供しているブランドのメッセージが伝わっているのかを把握できていないという問題がある。本部の人間が店舗に出向いたときに見た印象や、店長からの「店が回らない」「人がいない」という声はあれど、それらは主観的なものにすぎない。「店舗の健康診断」では店舗の情報をフォームに入力してもらった内容と、モニタリングを通じた我々が持つベンチマークとするブランドのデータや業界平均のデータと比較することで、店舗の状態をスコアリングしたものを提出する。

――「店舗の健康診断」を受けると、ブランドは何ができるのか。

新井:例えば接客のアプローチスコアが「30%」なら、単純に接客が行き届いていない点を改善すれば買い上げ客が増え、コンバージョンは改善する。しかし、接客のアプローチスコアが高かった場合は、さらに接客を厚くしてもそれ以上コンバージョンは上がらないケースもある。そのような場合には空間のもつ魅力や機能を増強しスコアを上げないとトータルでの来店価値が上がらないことが分かる。また、ディスプレーにかなり力を入れていても、実際にお客さまに視認されていない場合は、見せ方や予算のかけ方を見直す必要がある。「店舗の健康診断」の価値は、自分たちの店舗の現状における立ち位置が客観的視点から把握できること、その現在地から、次の打ち手の方向性を考えられることにある。これについては、自社で対策できる企業も、すでにパートナーを決めている企業もあるだろう。それはそれで全く問題なく、我々は店舗の持つ可能性を最大限に引き出すための入り口として、「店舗の健康診断」が広く活用されることを望む。次の対策を立てることが難しい場合には、我々の2つめのコンサルティングソリューション「CXファインダー」の提供が可能だ。フォームに店舗の情報を入力すると、LMIグループの保有するデータとの比較から「接客価値」「空間価値」「店舗運営DX化率」などの項目において、店舗の状態が瞬時にスコアリングされる。

「店舗の健康診断」で
店舗の状態を客観視!

「店舗の健康診断」を受けると、アンケートへの回答とミステリーショッパーからの情報に、LMI グループ独自の調査データを掛け合わせることで、さまざまな角度から店舗の状態をスコアリングした「診断結果」を受け取れる。接客や空間などの項目ごとに診断し、ミステリーショッパーからのコメントも。自分たちでは感情や感覚に流されがちな自店舗への判断を、第三者が客観視したデータで明らかにすることで、認識のずれに気付くことができる。

「人材と空間」の価値を
ソフトとハードの両輪で最大化

――「CXファインダー」では何を提供するのか。

新井:「人材と空間の最適化」というテーマは変わらず、より踏み込んでいく。施設運営者や経営者、店長に困り事や、運営体制、これから目指したい姿などについて足を運んで細かく話を聞いていく。同時にミステリーショッパーで感性情報を客観的に調査し、ヒアリング内容と結果を並べて仮説を立てていく。その後に、仮説に基づいて店頭にAIカメラを設置してファクトとなるデータをとり、感性的な情報と定量的な情報を突き合わせた上で、課題や伸びしろを突き詰めていく。私は接客コミュニケーションをデータと照らし合わせて改善することが得意な人間だが、奈良は空間のプロだ。接客コミュニケーションが足りていないことがわかっても、この売上規模では人は増やせないとなったときには行き詰まる。しかし、例えば什器の配置を変えたり、今までスタッフが担っていた役割を什器や空間環境に担わせたりすることで、補える可能性が広がる。

奈良:実はLMIグループは看板屋からスタートした企業で、現在も内装・ディスプレー装飾事業を行っている。一般的に店舗をつくるとき、設計者やデザイナーは当然人の導線や空間におけるコミュニケーションデザイン・空間におけるストーリーを検討した上で絵を描いていて、そこに沿って各職人が入れ代わり立ち代わり「職人芸」で具現化することで店舗が完成する。ただ問題は、その空間が今の社会の在り方やユーザの本質的ニーズに対して、当初の目的通りに機能しているのか?ということが客観的に検証されないことだ。空間のつくり手側に、その責任も無いまま、基本的には運営者の肌感覚に委ねられている。これまでは経験則で伝えられることがあったが、旧来の店舗運営ロジックが崩壊している今、運営本部は現場の実態を把握できず、インバウンドなどの局地的な要因で人が瞬間的に押し寄せて店舗が悲鳴を上げているような状態も見受けられる。誰が悪いとかではなく、現状を客観的に評価する仕組みがないために、最適配分の検討もできない状況にある。例えば什器の島をどう配置して、どこにどのような案内サインを配置すれば良いか、同時にその空間にどのようにスタッフを配置すればより多くのお客さまにアプローチできるのかについて、トータルの提案が可能であることが「CXファインダー」の強みだ。データに基づく合理的な最適性のみを行使しても決して「最高の空間」にはならない。人が介する上で必ず発生する非合理的な判断が、情緒的な価値になり得ること、ナラティブをもたらすであろうことを理解しながら、包括的な提案ができる点も、当社ならではであると考えている。

AI活用で買上率10%アップの事例も!
リテール空間づくりにおけるAI活用の未来は

――「CXファインダー」を使った具体的な成功事例はあるか。

新井:接客の最適化の成功事例としては、主要KPIの1つとして設定した買上率が、AIカメラ設置1カ月で10%近く伸長した。これはブランド側にもともと調査段階で前向きな姿勢があり、改善行動をすれば伸びるのは予想できていた例だ。我々は方向性や選択肢を示すものの、実施するのは店舗スタッフだ。実際にうまくいっているブランドの中で、自分たちの提案をそのまま実行したのは3割。実は7割は提案内容を受けて自分たちでできる形にアレンジしてうまくいった。そういう状態を店舗と話し合いながらつくっていけると、数字として成果が出やすい傾向が多い。空間に関していうと、ブランドが近い将来のリニューアルや改装計画に備えて、人流データを収集し始めている事例がある。今までは環境変化に対して感覚的に判断することが多かったそうだが、今までの成功パターンが通用しなくなっているので、代表的な店舗に対して店舗前交通量や入店者数、滞在時間の計測を始めている。

――これからのリテール空間づくりにおけるAI活用についてどう考えているか。

新井:今、表面化している多くの問題はAI活用で今後解決されていくだろうと考えている。私たちがこれから進めていくAIカメラを活用したデータ取得などのサービス提供の先には、例えば人員不足の「質」を、AIを活用したトレーニングで底上げしていくような技術も開発されてきている。売り上げを最大化するためのシフトの最適化、店舗時間の調整などもより身近になるだろう。一方で、AIやテクノロジーで代替しにくい領域があぶり出されるとも考えていて、それにより、人や空間の本来の価値がより高い付加価値を持ったものとして再認識されるとも考えている。「非言語的で非効率的、非合理的な付加価値=超付加価値」と定義し、人と空間が最大限のリソースを集中できる未来をつくるために、ポジティブにテクノロジーによるアプローチを進めていく。

PHOTO : TAMEKI OSHIRO
INTERVIEW & TEXT : MIWAKO ANNEN
問い合わせ先
LMIグループ
050-1748-9953

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「ティンバーランド」からジ・アパートメントの別注シューズ第2弾 米文学史に着想

「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は、東京・吉祥寺のセレクトショップ、ジ・アパートメント(THE APARTMENT)の別注シューズ“フィールドブーツ”(2万3100円)を発売する。3月20日からジ・アパートメントの店舗と公式オンラインストア、29日からティンバーランド ブティック トウキョウで取り扱う。

第2弾となる今回は、1983年に誕生したアイコンシューズ“フィールドブーツ(Field Boots)”をベースに製作した。自身も20年以上愛用しているという、ジ・アパートメントのオーナー大橋高歩氏監修のもと、アメリカ文学史に輝くアーネスト・ヘミングウェイの名作「老人と海」に着想したカラーリングに仕上げた。

サイドパネルとシュータンには海を思わせるエメラルドグリーンのヌバックを、アッパーには古き良きアメリカを感じさせるクラシックなブラウンのスムースレザーを採用。インソールとハングタグにはジ・アパートメントのロゴをあしらったほか、係船ロープを彷ふつとさせるシューレースも付属する。

イメージビジュアルは、大橋氏と親交があり、ニューヨークのクイーンズを拠点に「アラメダ クラブ(THE ALMEDA CLUB)」を主宰するグラハム・ヒル(Graham Hill)氏が担当した。

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「コスメデコルテ」×大谷翔平の限定ポップアップを先行体験 “あのロッカールーム”もパープル一色に

「コスメデコルテ(DECORTE)」は3月19日〜4月14日、大谷翔平選手の世界観を感じることができるポップアップショップ「コスメデコルテ リポソーム パープル スタジアム ポップアップ AT 表参道(DECORTE LIPOSOME PURPLE STADIUM POP-UP AT OMOTESANDO)」を表参道に期間限定でオープンします!一足先に会場を訪れた記者が体験リポートをお届けします。

“あのロッカールーム”がパープル一色に!「コスメデコルテ」が再現

日本中が熱狂した2023年のWBC。大谷選手のロッカールームに“リポソーム アドバンスト リペアセラム”が置かれていたことが話題になりました。そんなロッカールームを、ブランドを象徴するパープル一色に染め上げて再現しています。

バットやグローブ、シューズ、キャップ、ユニホームまで……全てがパープル。そして大谷選手の公式インスタグラムに載っていた写真と同じ位置に“リポソーム アドバンスト リペアセラム”がひっそりと配置されています。

隣のブースには、大谷選手の等身大サイズ(193cm)の“リポソーム アドバンスト リペアセラム”があるフォトスポットを用意。私の身長は153cmなので、その差は40cm。「大谷選手と目を見て話すとこんな感じになるのかぁ……」と、しばらく見上げていたら首が痛くなりました。

ホームランで豪華景品がもらえるピンボールゲーム

購入した人が参加できるハズレなしのピンボールゲームもあります。ボールを上から落とし、シングルヒット、2ベースヒット、ホームランの3つのどれかにボールが入ったら「コスメデコルテ」の商品サンプルがもらえるというもの。大人だけでなく、子供も楽しめるコンテンツです。

私は2ベースヒットで、人気の化粧下地“フローレススキン グロウライザー”がもらえました。サンプルと言っても容量は10gで、3〜4回は使用できそう。目の前にいた女性はホームランで、豪華景品をゲットしていました!何がもらえるかは、実際お店に行ってトライしてみてください。

ほかにも豪華な来場者特典やノベルティーなどを用意しています。来場者には3日間の美容液サンプルを、購入者には大谷選手のサインをプリントしたオリジナルバスタオルを、SNS企画「#シェアリポ キャンペーン」に参加した人には美容液の名入れサービスやオリジナルクッキーをプレゼントします。サンプルやノベルティーなどは先着順なので、ゲットしたい人は早めに行ってみてください。

■DECORTE LIPOSOME Purple Stadium POP-UP at OMOTESANDO
日程:3月19日~4月14日
時間:11:00~20:00
会場:ベーカリーカフェ 426 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアザビル

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古着ベルベルジンが初の飲食店 東京・原宿で“日田やきそば”を提供

古着店ベルベルジンがオープンする初の飲食店「来々軒」

古着店のベルベルジンは3月23日、東京・原宿に初の飲食店「来々軒」をオープンする。山田和俊社長の出身地である大分県日田市のご当地グルメ、“日田やきそば”(1000円)を提供する。

場所はベルベルジンの目の前、同店のスタッフが夜な夜な利用していた焼き鳥店「みこし」の跡地だ。日田市の特産品も販売する。

日田やきそばは生麺を熱湯にさっとくぐらせたあと、鉄板でじっくりと焼き上げるパリパリの麺とシャキシャキのもやしが特徴。

■来々軒
オープン日:3月23日
時間:11:00〜16:00(麺がなくなり次第閉店)
定休日:月曜日
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-7

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古着ベルベルジンが初の飲食店 東京・原宿で“日田やきそば”を提供

古着店ベルベルジンがオープンする初の飲食店「来々軒」

古着店のベルベルジンは3月23日、東京・原宿に初の飲食店「来々軒」をオープンする。山田和俊社長の出身地である大分県日田市のご当地グルメ、“日田やきそば”(1000円)を提供する。

場所はベルベルジンの目の前、同店のスタッフが夜な夜な利用していた焼き鳥店「みこし」の跡地だ。日田市の特産品も販売する。

日田やきそばは生麺を熱湯にさっとくぐらせたあと、鉄板でじっくりと焼き上げるパリパリの麺とシャキシャキのもやしが特徴。

■来々軒
オープン日:3月23日
時間:11:00〜16:00(麺がなくなり次第閉店)
定休日:月曜日
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-7

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「シャネル」の3人の若手メイクアップアーティストが語る、ガブリエル・シャネルが生み出したアリュールとスタイル

「シャネル(CHANEL)」は3月12日(現地時間)、仏パリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)でイベントを開催し、壇上に登場したビューティのグローバル クリエイティブ パートナーを務める若手メイクアップアーティスト3人、アミィ・ドラマ(Ammy Drammeh)、セシル・パラヴィナ(Cecile Paravina)、ヴァレンティナ・リー(Valentina Li)が、創業者であるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)への思いやメゾンを象徴する“アリュール(魅力)”と色彩への考え方について語った。

「シャネル」が若手アーティストからなるコミュニティー「コメット コレクティヴ(COMETES COLLECTIVE)」創設を発表した2022年10月以来、初期メンバーである3人がそろって公の場に姿を見せたのはこの日が初。「コメット」はフランス語で彗星を意味し、この言葉が呼び起こす無限の可能性から命名された。3人は当時、「シャネル」から同コミュニティーを“美の未来を形作る新進気鋭の才能集団”と説明を受け、シャネル メイクアップ クリエイション スタジオのクリエイティブな勢いを加速させ、共同作業を通じて美の多元的なビジョンを手に入れることを使命に契約した。3人は現在、シーズナル・コレクションなどのプロジェクトに個別に取り組んでいるが、将来的には大きなプロジェクトで協働する予定だ。

3人のアーティストのバックグラウンドは多様性に富む。スペインとガンビアの血を引くアミィ・ドラマはスペインで育ち、ロンドンに移住。セシル・パラヴィナはベルギーで生まれ、アントワープの学校を経てパリへ移った。ヴァレンティナ・リーは中国広西チワン族自治区出身で、北京とパリでメイクアップを学んだ。

リーは当初、3人のメイクアップアーティストが1つのブランドのために一体となって働くにはどうしたらいいかと考えていたという。「メイクアップアーティストは通常1人で仕事をする。クリエイションという点で、自分のビジョンを他人と共有することはない。それは少し孤独なことだ」と語った。彼女は集団の中で他人と仕事をすることに少し恐れを抱いていたため、ほかの2人の星座が自分の星座と一致するかを調べたという。しかし、自分のインスピレーションボードの中にパラヴィナの画像があり、図書館ではドラマが表紙を手がけた雑誌があるのを見つけた。「私たちは会って美について話し始めてすぐに意気投合した。私が抱いていた不安は完全になくなった」と振り返った。

アミィ・ドラマは、「シャネル」ではメイクアップアーティストが複数いることは特別なことではないと指摘した。現に、ドミニク・モンクルトワ(Dominique Moncourtois)とハイディ・モラウェッツ(Heidi Morawetz)は、1980年から約30年にわたり2人体制で「シャネル」のカラーコスメを作り上げてきた。「ガブリエル・シャネルにとってそれは異質なことではなく、彼女はさまざまなクリエイターとコラボしていた。私たちはメゾンが歩んできた道をたどっているだけ」と話した。

「シャネル」の創作では常に“アリュール”が鍵を握る。アリュールについて3人はこのように語った。セシル・パラヴィナにとってアリュールとムーヴメントは見分けがつかないものだという。「アリュールとは常に流れるように変化しつかみ取れないものであり、美と結びついている。美とは何かを定義し枠にはめようとするとそれは途端に醜いものになり始める」と説明した。ヴァレンティナ・リーは当初、アリュールの意味を知らなかったと打ち明けた。「私にとってそれはとても純粋なもの。ビーチで休暇を過ごす時の海の匂いなどの感情を伴う感覚的なもので、それは頭に浮かんだ素晴らしいアイデアかもしれない。全ての人がそれぞれにとってのアリュールを持っている」と話した。

アミィ・ドラマもアリュールについて「その意味を理解するのは難しい。何かを、あるいは誰かを動かすものかもしれない。だから私はそれをエネルギーに例えたい。物、人間、友情、あるいは場所の中に見出すものだ。それはメイクアップコレクションを作る上でとてもいい出発点だ」と語った。2024年夏コレクションでは、彼女は自然の魅力とガブリエル・シャネルが操ったラズベリー、グリーン、パープルなどのカラーからインスパイアされた。

ヴァレンティナ・リーが手がけた2024年春の青を主役にしたメイクアップコレクションはすでに発売された。「海で泳いだ瞬間、海が私を呼んでいるような究極の自由、無限のインスピレーションを感じる。さまざまな色や形をした素晴らしい海の生物に囲まれ、孤立しているようで孤立していない。それは私たちにインスピレーションを与え続けてくれる」と話し、同コレクションでは海の生き物たちから着想したカラーを取り入れた。

セシル・パラヴィナにとってアリュールは神秘の意味を持つ。「アリュールは無形だが、さまざまな側面がある」と語り、2024年秋のコレクションではガブリエル・シャネルの個性の1つである占いへの情熱の要素を取り入れようとしたという。「占い師のように、彼女はデザインの未来を予言していた」。パラヴィナは、「シャネル」の歴史的なコードを自分たちのものにするのは難しくなかったと説明する。「私たちは素晴らしいアーカイブにアクセスでき、ガブリエル・シャネルのアパルトマンにも行くことができた。このおかげで、私たちはすぐにガブリエルが体現していたエスプリに関する多くのものを手に入れることができた」と語った。そして「ガブリエルのデザインに対する姿勢にとても感動した。彼女は決して妥協しない女性。とても誠実だった」と続けた。

ヴァレンティナ・リーは「ガブリエルは全てを持っていた。私たちが今行っているのは、美へのさまざまな視点を注入すること。その中に私たちなりの少しのひねりを加えている」と話し、アミィ・ドラマは「市場は新しいアイデアや新しいもので超飽和状態。大切なのは自分自身に忠実であり続けること。ガブリエル・シャネルに倣えば、彼女は本当に自分自身に忠実であり続けた」と続けた。

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「シャネル」の3人の若手メイクアップアーティストが語る、ガブリエル・シャネルが生み出したアリュールとスタイル

「シャネル(CHANEL)」は3月12日(現地時間)、仏パリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)でイベントを開催し、壇上に登場したビューティのグローバル クリエイティブ パートナーを務める若手メイクアップアーティスト3人、アミィ・ドラマ(Ammy Drammeh)、セシル・パラヴィナ(Cecile Paravina)、ヴァレンティナ・リー(Valentina Li)が、創業者であるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)への思いやメゾンを象徴する“アリュール(魅力)”と色彩への考え方について語った。

「シャネル」が若手アーティストからなるコミュニティー「コメット コレクティヴ(COMETES COLLECTIVE)」創設を発表した2022年10月以来、初期メンバーである3人がそろって公の場に姿を見せたのはこの日が初。「コメット」はフランス語で彗星を意味し、この言葉が呼び起こす無限の可能性から命名された。3人は当時、「シャネル」から同コミュニティーを“美の未来を形作る新進気鋭の才能集団”と説明を受け、シャネル メイクアップ クリエイション スタジオのクリエイティブな勢いを加速させ、共同作業を通じて美の多元的なビジョンを手に入れることを使命に契約した。3人は現在、シーズナル・コレクションなどのプロジェクトに個別に取り組んでいるが、将来的には大きなプロジェクトで協働する予定だ。

3人のアーティストのバックグラウンドは多様性に富む。スペインとガンビアの血を引くアミィ・ドラマはスペインで育ち、ロンドンに移住。セシル・パラヴィナはベルギーで生まれ、アントワープの学校を経てパリへ移った。ヴァレンティナ・リーは中国広西チワン族自治区出身で、北京とパリでメイクアップを学んだ。

リーは当初、3人のメイクアップアーティストが1つのブランドのために一体となって働くにはどうしたらいいかと考えていたという。「メイクアップアーティストは通常1人で仕事をする。クリエイションという点で、自分のビジョンを他人と共有することはない。それは少し孤独なことだ」と語った。彼女は集団の中で他人と仕事をすることに少し恐れを抱いていたため、ほかの2人の星座が自分の星座と一致するかを調べたという。しかし、自分のインスピレーションボードの中にパラヴィナの画像があり、図書館ではドラマが表紙を手がけた雑誌があるのを見つけた。「私たちは会って美について話し始めてすぐに意気投合した。私が抱いていた不安は完全になくなった」と振り返った。

アミィ・ドラマは、「シャネル」ではメイクアップアーティストが複数いることは特別なことではないと指摘した。現に、ドミニク・モンクルトワ(Dominique Moncourtois)とハイディ・モラウェッツ(Heidi Morawetz)は、1980年から約30年にわたり2人体制で「シャネル」のカラーコスメを作り上げてきた。「ガブリエル・シャネルにとってそれは異質なことではなく、彼女はさまざまなクリエイターとコラボしていた。私たちはメゾンが歩んできた道をたどっているだけ」と話した。

「シャネル」の創作では常に“アリュール”が鍵を握る。アリュールについて3人はこのように語った。セシル・パラヴィナにとってアリュールとムーヴメントは見分けがつかないものだという。「アリュールとは常に流れるように変化しつかみ取れないものであり、美と結びついている。美とは何かを定義し枠にはめようとするとそれは途端に醜いものになり始める」と説明した。ヴァレンティナ・リーは当初、アリュールの意味を知らなかったと打ち明けた。「私にとってそれはとても純粋なもの。ビーチで休暇を過ごす時の海の匂いなどの感情を伴う感覚的なもので、それは頭に浮かんだ素晴らしいアイデアかもしれない。全ての人がそれぞれにとってのアリュールを持っている」と話した。

アミィ・ドラマもアリュールについて「その意味を理解するのは難しい。何かを、あるいは誰かを動かすものかもしれない。だから私はそれをエネルギーに例えたい。物、人間、友情、あるいは場所の中に見出すものだ。それはメイクアップコレクションを作る上でとてもいい出発点だ」と語った。2024年夏コレクションでは、彼女は自然の魅力とガブリエル・シャネルが操ったラズベリー、グリーン、パープルなどのカラーからインスパイアされた。

ヴァレンティナ・リーが手がけた2024年春の青を主役にしたメイクアップコレクションはすでに発売された。「海で泳いだ瞬間、海が私を呼んでいるような究極の自由、無限のインスピレーションを感じる。さまざまな色や形をした素晴らしい海の生物に囲まれ、孤立しているようで孤立していない。それは私たちにインスピレーションを与え続けてくれる」と話し、同コレクションでは海の生き物たちから着想したカラーを取り入れた。

セシル・パラヴィナにとってアリュールは神秘の意味を持つ。「アリュールは無形だが、さまざまな側面がある」と語り、2024年秋のコレクションではガブリエル・シャネルの個性の1つである占いへの情熱の要素を取り入れようとしたという。「占い師のように、彼女はデザインの未来を予言していた」。パラヴィナは、「シャネル」の歴史的なコードを自分たちのものにするのは難しくなかったと説明する。「私たちは素晴らしいアーカイブにアクセスでき、ガブリエル・シャネルのアパルトマンにも行くことができた。このおかげで、私たちはすぐにガブリエルが体現していたエスプリに関する多くのものを手に入れることができた」と語った。そして「ガブリエルのデザインに対する姿勢にとても感動した。彼女は決して妥協しない女性。とても誠実だった」と続けた。

ヴァレンティナ・リーは「ガブリエルは全てを持っていた。私たちが今行っているのは、美へのさまざまな視点を注入すること。その中に私たちなりの少しのひねりを加えている」と話し、アミィ・ドラマは「市場は新しいアイデアや新しいもので超飽和状態。大切なのは自分自身に忠実であり続けること。ガブリエル・シャネルに倣えば、彼女は本当に自分自身に忠実であり続けた」と続けた。

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【3名様ご招待】“究極睡眠”へと導くヘッドスパ専門店でラグジュアリーコース体験

"究極睡眠"へと導くヘッドスパ専門店「ヘッドコンシェルジュ」

「ヘッドコンシェルジュ」は、東京をはじめ、大阪や福岡など全国に11店舗を展開するヘッドスパ専門店。美容師免許を持つスタッフが施術を担当する。頭皮や髪、脳神経などの専門的な知識を施術メニューにも反映。全身に通じる“頭のツボ”を刺激することで、自律神経を整え、副交感神経を優位にし、“究極の睡眠”および“究極の毛穴状態”に導く。現代病ともいえる肩こりや眼精疲労、日々のストレスによる不眠や薄毛の悩みにも効果がある。価格帯は7480円〜2万1780円。

今回プレゼントするラグジュアリーコースは、「ヘッドコンシェルジュ」の最上級コース。エッセンシャルオイルで頭、首、肩、背中をしっかりとマッサージする。また、デコルテをじっくりとほぐすことでむくみを解消する。さらに、アイマッサージや小顔効果のあるリフトアップスパ、足湯のスクラブなど数種類のメニューからカスタムが可能。全身の疲労回復に最適だ。

キャンペーン詳細

<募集期間>
3月18日(月)〜4月8日(月)10時

<対象プレゼント>
■五感と体内循環の究極睡眠ヘッドスパ ラグジュアリーコース(120分、2万1780円)/3名様
※ヘッドスパギフト券に有効期限なし。
※男性もご利用いただけます。

<店舗>
麻布十番店
青山本店
表参道店
二子玉川店
池袋店
新宿店
銀座店
横浜店
心斎橋店
梅田茶屋町店
福岡店
>公式サイト


【応募要項】

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・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
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亜細亜大学体育館にフォトスポット爆誕 渋谷109が卒業式用にプロデュース

東京・武蔵境の亜細亜大学体育館に3月15日、7つのフォトスポットが設置された。同日は卒業式。学友会(学生による自治組織)が卒業生のために密かに用意し、先輩たちを喜ばせた。

同企画は学友会からの相談で渋谷109がプロデュースした。亜細亜大学と渋谷109は共に東急グループ。渋谷109が若者をターゲットにマーケティングをしていることから、両者がつながった。

「毎年卒業式は学友会でフォトスポットを用意しているが、コロナ禍でオンライン授業が多かった4年生に、最後にいい思い出となるようなことをしたいと考えた」と亜細亜学園学友会令和6年度中央執行委員会の平塚明日香委員長。テーマは「#大学生活最後の1日を最高の思い出に」。渋谷109は、学友会と意見交換しながら、花をふんだんにあしらった華やかなスペース6つと、鏡に映った自分を撮れるブース、インスタントカメラのチェキを複数用意した。撮影するのは学友会のメンバーだ。

「全く知らなかったので驚いたし、うれしかった。最後に本当にいい思い出になった」と学友会の令和5年度中央執行委員会委員長を務めた丸山凛花さん。袴の色合いに合うように髪の色も変えて臨んだ卒業式スタイルを、枝垂桜が盛り立てた。

「若者ソリューションカンパニー」を目指す渋谷109

クラシックな袴姿もあれば、パールやレースを巧みに盛り込んだスタイルも。それぞれに気合いの入った卒業式スタイルで、さまざまな工夫をして撮影を楽しんだ。ほぼ全部のスポットで写真を撮ったという集団も。「写真映えする場所が校内にはなかなかないので、こういう場所があるのはうれしい」「外は風が強いので、落ち着いて撮れてよかった」「今日の袴の雰囲気に合っていて、うれしかった」「チェキで撮ってもらえるのがうれしい」と皆満足そう。

「若者をリサーチするラボもあるのが渋谷109だ。さまざまなかたちで若者を盛り上げて行きたい」とSHIBUYA109エンタテイメントの初川達弥ソリューション事業部マーケティング部兼メディア・コンテンツ部プロデューサー。亜細亜大学とのこうした取り組みは初めて。「若者ソリューションカンパニー」として、活動の場を広げている。

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