「ヴァレンティノ」がピエールパオロ退任に伴い、次回メンズとクチュールのショーを見送り

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)のクリエイティブ・ディレクター退任を受け、6月にメンズとオートクチュールのショーを開催しないと発表した。「創造力でメゾンを先導し、ブランドの遺伝子や象徴的なコード、比類なきイタリアの伝統を高めながら、新たなコレクションを作っていく」として、クリエイションへのこだわりによる中止を強調している。

ピッチョーリはすでにメゾンを去っており、2024-25年秋冬プレタポルテ・コレクションが最後の仕事となった。ショーの中止に踏み切ったのは、デザインチームがピッチョーリのアイデアから次のメンズとクチュールを制作するのではなく、新たなデザイナーが白紙の状態から仕事に取りかかりたいと希望していることを示唆している可能性が高い。後任の就任まで、さほど時間がかからないと予想される。

パリ・メンズ・ファッション・ウイークは6月18日から23日まで、オートクチュールは24日から27日まで開催される予定だ。

ピッチョーリの後任をめぐって飛び交う憶測
ミケーレ体制の「ヴァレンティノ」始動か?

米「WWD」は3月22日、関係者からの情報に基づいて、ピッチョーリ=クリエイティブ・ディレクターの退任をいち早く報じた。また同関係者は後任として、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブ・ディレクターをつとめていたアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が「ヴァレンティノ」と交渉しているのではないか?と睨んでいる。ミケーレは22年11月に「グッチ」のクリエイティブ・ディレクターを退任。今月には競業避止義務が切れると言われている。

ミケーレが主導して15年に発表した「グッチ」のコレクションは、彼の前任フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)の突然の退任に伴い、わずか数日で制作したと言われている。だが関係筋は、「今回は、15年のように即興でコレクションを作るのは難しい」と主張する。「当時のミケーレには、失うものは何もなかった。だが今、彼はセレブリティ・デザイナー。『ヴァレンティノ』での初コレクションは、完璧でなければならない」。情報筋によれば、ミケーレにとってオートクチュールは悲願。一方のメンズウエアはウィメンズに比べると不得手としていることから「彼が『ヴァレンティノ』の初仕事として、メンズ・コレクションを避けたいのは頷ける」という。

22年11月に「グッチ」を退任した後、ミケーレの将来についてはさまさまな憶測が飛び交い、具体的に「フェンディ(FENDI)」や「ブルガリ(BVLGARI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などのブランドがウワサに上がっていた。これらのブランドはすべてLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下にある。ミケーレは次のステップとして、退任した「グッチ」の親会社であるケリング(KERING)のライバルLVMHを選ぶだろうと思われてきた。

一方ケリングは、「ヴァレンティノ」の親会社であるカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP以下、メイフーラ)の株式の30%を保有し、今後「ヴァレンティノ」の株式の100%を取得するオプションを保有している。このため「グッチ」を突然去ったミケーレが「ヴァレンティノ」に加わるのは難しいとみる向きもある。しかし情報筋によれば、ピッチョーリの後任として彼を熱望しているのは、メイフーラのラシッド・モハメド・ラシッド(Rachid Mohamed Rachid)最高経営責任者(CEO)と、「ヴァレンティノ」のヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)CEOという。

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「ヴァレンティノ」がピエールパオロ退任に伴い、次回メンズとクチュールのショーを見送り

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)のクリエイティブ・ディレクター退任を受け、6月にメンズとオートクチュールのショーを開催しないと発表した。「創造力でメゾンを先導し、ブランドの遺伝子や象徴的なコード、比類なきイタリアの伝統を高めながら、新たなコレクションを作っていく」として、クリエイションへのこだわりによる中止を強調している。

ピッチョーリはすでにメゾンを去っており、2024-25年秋冬プレタポルテ・コレクションが最後の仕事となった。ショーの中止に踏み切ったのは、デザインチームがピッチョーリのアイデアから次のメンズとクチュールを制作するのではなく、新たなデザイナーが白紙の状態から仕事に取りかかりたいと希望していることを示唆している可能性が高い。後任の就任まで、さほど時間がかからないと予想される。

パリ・メンズ・ファッション・ウイークは6月18日から23日まで、オートクチュールは24日から27日まで開催される予定だ。

ピッチョーリの後任をめぐって飛び交う憶測
ミケーレ体制の「ヴァレンティノ」始動か?

米「WWD」は3月22日、関係者からの情報に基づいて、ピッチョーリ=クリエイティブ・ディレクターの退任をいち早く報じた。また同関係者は後任として、「グッチ(GUCCI)」のクリエイティブ・ディレクターをつとめていたアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が「ヴァレンティノ」と交渉しているのではないか?と睨んでいる。ミケーレは22年11月に「グッチ」のクリエイティブ・ディレクターを退任。今月には競業避止義務が切れると言われている。

ミケーレが主導して15年に発表した「グッチ」のコレクションは、彼の前任フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)の突然の退任に伴い、わずか数日で制作したと言われている。だが関係筋は、「今回は、15年のように即興でコレクションを作るのは難しい」と主張する。「当時のミケーレには、失うものは何もなかった。だが今、彼はセレブリティ・デザイナー。『ヴァレンティノ』での初コレクションは、完璧でなければならない」。情報筋によれば、ミケーレにとってオートクチュールは悲願。一方のメンズウエアはウィメンズに比べると不得手としていることから「彼が『ヴァレンティノ』の初仕事として、メンズ・コレクションを避けたいのは頷ける」という。

22年11月に「グッチ」を退任した後、ミケーレの将来についてはさまさまな憶測が飛び交い、具体的に「フェンディ(FENDI)」や「ブルガリ(BVLGARI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などのブランドがウワサに上がっていた。これらのブランドはすべてLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下にある。ミケーレは次のステップとして、退任した「グッチ」の親会社であるケリング(KERING)のライバルLVMHを選ぶだろうと思われてきた。

一方ケリングは、「ヴァレンティノ」の親会社であるカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP以下、メイフーラ)の株式の30%を保有し、今後「ヴァレンティノ」の株式の100%を取得するオプションを保有している。このため「グッチ」を突然去ったミケーレが「ヴァレンティノ」に加わるのは難しいとみる向きもある。しかし情報筋によれば、ピッチョーリの後任として彼を熱望しているのは、メイフーラのラシッド・モハメド・ラシッド(Rachid Mohamed Rachid)最高経営責任者(CEO)と、「ヴァレンティノ」のヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)CEOという。

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【バックステージ】「アンリアレイジ」2024-25年秋冬コレクション

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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クラボウ新社長に化成品出身の西垣氏(61)

クラボウは3月26日、新社長に西垣伸二・取締役常務執行役員(61)を内定した。正式には6月25日開催の株主総会と取締役会を経て決定する。現社長の藤田晴哉氏(65)は、代表取締役会長に就任する。西垣新社長は、現職の藤田氏と同じく化成品畑。名門の綿紡績として知られる同社だが、すでに化成品事業の比率の方が繊維事業よりも大きくなっている。

西垣新社長は1962年7月11日生まれ、兵庫県出身。関西大学商学部を卒業後、1986年4月に同社に入社。14年化成品事業部産業資材部長(現任)、18年6月執行役員、22年6月常務執行役員、23年6月取締役・常務執行役員を経て、24年6月に社長就任予定。

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三越伊勢丹HDが上海店を閉鎖 中国は1店のみに

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、中国・上海の「上海梅龍鎮伊勢丹」を6月末で閉鎖する。

上海梅龍鎮伊勢丹は1997年、天津伊勢丹に続く中国2号店として開業。2010年には全面改装を実施し、ビューティを軸に30〜40代女性のVIP顧客の囲い込みに力を入れた。だが近年は中国国内でのEC販売の台頭と景気の減速により、ここ数年は赤字が続いた。今期(24年3月期)についても黒字化の見込みはないという。

閉店については「建物の賃貸借契約の満了」(同社広報)を契機として、「今後の収益性を加味して検討した結果」であるとした。なお三越伊勢丹HDは天津市内の2店舗も今年4月に閉鎖を予定。上海店の閉店後、中国国内の店舗は2021年に開業した「仁恒伊勢丹」のみとなる。

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アミューズ所属の俳優による「ハンサムライブ 2024」が開催 企業コラボも

芸能事務所アミューズ所属の俳優ユニット"チーム・ハンサム!"によるイベント「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2024 “WE AHHHHH!”」が3月22〜24日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催された。総勢22名の俳優たちが歌やダンスで会場を盛り上げた。

19年目を迎えた今イベントは、出演するメンバーやコンセプトを毎回変えながらも歌とダンスでファンを魅了し人気を博してきた。ダンサブルなナンバーから、特に歌唱力に定評のあるメンバーによるバラードにトークなど、それぞれの魅力や存在感を発揮したライブとなった。全公演を各公演日から1週間アーカイブ配信の実施している。

企業とのコラボレーションキャンペーンも展開中だ。「ゾフ(ZOFF)」のカスタムサングラスコラボキャンペーンには、"チーム・ハンサム!"から新原泰佑、兵頭功海、細田佳央太、水田航生の4名がアンバサダーに就任。また、「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」とのキャンペーンでは限定コラボ巾着付きキットの販売やキャンペーンアンバサダーを務める松島庄汰、甲斐翔真によるトークイベントも開催予定だ。

出演者)
青柳塁斗 / 青山凌大 / 猪塚健太 / 岩崎友泰 / 植原卓也 / 太田将熙 / 甲斐翔真 / 徳永智加来 / 新原泰佑 / 林優大 / 東島京(24日のみ出演)/ 兵頭功海 / 平間壮一 / 福崎那由他 / 細田佳央太(22日、24日のみ出演)/ 松岡広大(24日夜公演のみ出演)/ 松下優也(22日、23日昼公演のみ出演)/ 松島庄汰 / 水田航生 / 溝口琢矢 / 本島純政(22日、24日のみ出演)/ 山﨑光 (五十音順)

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「プラザ」×「ストレンジャー・シングス」第3弾はTシャツとキャップを用意

スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーの輸入生活雑貨店「プラザ(PLAZA)」と「ミニプラ(MINIPLA)」は4月5日、ネットフリックス(NETFLIX)の人気SFシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(STRANGER THINGS)」とのコラボレーションアイテムを発売する。店舗での発売に先駆け、公式ECサイト「プラザ オンラインストア」では先行予約を開始している。

第3弾となる同コラボレーションは、作中のワンシーンや登場人物のイラストなどをあしらったTシャツ(全9種、4950円)とシンプルなロゴデザインのキャップ(全4種、4290円)をラインアップ。TシャツはMサイズで、オンライン限定でLサイズを用意する。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、2016年にネットフリックスで配信をスタートした人気ドラマ。1980年代の小さな町ホーキンスを舞台に、突然姿を消した少年ウィルの失踪事件と突如現れた謎の少女イレブンを巡り、不可解な事件に巻き込まれながらも少年たちが友人や家族たちを守るために事件解決に立ち向かうミステリー・アドベンチャー。80年代の名作映画へのリスペクトが込められたドラマチックな展開と緊張感あふれるスリラー描写、そして心躍る子供たちの友情と冒険が組み合わさった同作は、シーズン1配信開始以来全世界で大ヒットを記録し、社会現象とも言えるムーブメントを巻き起こした。

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【スナップ】新木優子、八木莉可子、三吉彩花らが来場 「ディオール」麻布台ヒルズがオープン

「ディオール(DIOR)」は3月23日、麻布台ヒルズに新店舗をオープンした。建築は隈研吾建築都市設計事務所が手掛け、素材と色彩を生かした空間に仕上げた。

ファサードには繊細な糸を幾重にも重ね、内部は自然の美へのオマージュとして花びらをあしらった。壁には名人技と言われる“なぐり”の技法で彫られたパネルや和紙など、日本の職人技が多く見られる。また屋上にはガーデンを設置し、ムッシュ ディオールが自然への愛を育んだグランヴィルのレ リュンブ邸を彷ふつとさせる空間に仕上げた。

ラインアップは、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が手掛けるウィメンズ コレクションとヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ(Victoire de Castellane)によるファイン ジュエリー & タイムピーシズにフォーカスし、“レディ ディオール”や2024年春夏コレクションのプレタポルテやアクセサリーが限定アイテムとして登場する。

オープンに先駆けて行われたプレビューには、アンバサダーの新木優子、八木莉可子のほか、板谷由夏、江村美咲、亀井聖矢、滝沢眞規子、富岡佳子、野田樹潤、万美、三吉彩花、森万里子、吉岡里帆、ヨンアらが来場した。

◾️「ディオール」麻布台ヒルズ
オープン日:3月23日
住所:東京都港区麻布台1-2-4 ガーデンプラザC
時間:11:00〜20:00
※月曜定休

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「ユニクロ」、イネス・ド・ラ・フレサンジュとの10年間のコラボレーションを24年春で終了

「ユニクロ(UNIQLO)」は、2014年にスタートしたフランスのスタイルアイコン、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)とのコラボレーションラインを終了する。ラストコレクションとなる24年春夏物全17型を、4月5日に発売。国内では76店と公式ECで扱う。10年におよぶコラボレーションは、「ユニクロ」の中でも最長の1つであるという。

ラストコレクションは、「フレンチベーシックへの回帰」といえるアイテムラインアップ。マルチボーダーのコットンセーター(2990円)やポロカーディガン(2990円)、デニムのベーカーパンツ(4990円)、シャツのバリエーション(3990円)、コットン・リネンのジャケット(7990円)とパンツ(4990円)のセットアップ、小花柄のノースリーブラップワンピース(5990円)など。ベルト(2990円)やトートバッグ(2990円)といった雑貨もそろえる。

イネスはフランスの貴族階級出身のファッションモデルとして、1980年代から活躍。「シャネル(CHANEL)」のミューズを長年務めたことで知られる。「ユニクロ」とのコラボレーションラインでは、イネスらしい、肩の力の抜けたフレンチシックを提供してきた。「イネスさんの過去の著書やインタビューに『ユニクロがお気に入り』という一文を偶然発見したことが今コラボレーションの始まりだった」と、「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングの柳井康治グループ上席執行役員は振り返り、「シンプルでシックを基本にしつつ、遊び心を忘れないスタイルは、(一部略)イネスさんの生き方そのもの」とラストコレクション発表に合わせてコメントしている。

イネスは、「“エレガントカジュアル”という私のスタイルを世界中の多くの女性に届けることができた」とし、「今は新しいプロジェクトに取り組んでいる。近い将来、パリジャン・シックを愛する女性とのランデブー(再会)が叶えられることを待ち望んでいる」と、今後に含みを持たせてコメントを結んでいる。

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「ユニクロ」、イネス・ド・ラ・フレサンジュとの10年間のコラボレーションを24年春で終了

「ユニクロ(UNIQLO)」は、2014年にスタートしたフランスのスタイルアイコン、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)とのコラボレーションラインを終了する。ラストコレクションとなる24年春夏物全17型を、4月5日に発売。国内では76店と公式ECで扱う。10年におよぶコラボレーションは、「ユニクロ」の中でも最長の1つであるという。

ラストコレクションは、「フレンチベーシックへの回帰」といえるアイテムラインアップ。マルチボーダーのコットンセーター(2990円)やポロカーディガン(2990円)、デニムのベーカーパンツ(4990円)、シャツのバリエーション(3990円)、コットン・リネンのジャケット(7990円)とパンツ(4990円)のセットアップ、小花柄のノースリーブラップワンピース(5990円)など。ベルト(2990円)やトートバッグ(2990円)といった雑貨もそろえる。

イネスはフランスの貴族階級出身のファッションモデルとして、1980年代から活躍。「シャネル(CHANEL)」のミューズを長年務めたことで知られる。「ユニクロ」とのコラボレーションラインでは、イネスらしい、肩の力の抜けたフレンチシックを提供してきた。「イネスさんの過去の著書やインタビューに『ユニクロがお気に入り』という一文を偶然発見したことが今コラボレーションの始まりだった」と、「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングの柳井康治グループ上席執行役員は振り返り、「シンプルでシックを基本にしつつ、遊び心を忘れないスタイルは、(一部略)イネスさんの生き方そのもの」とラストコレクション発表に合わせてコメントしている。

イネスは、「“エレガントカジュアル”という私のスタイルを世界中の多くの女性に届けることができた」とし、「今は新しいプロジェクトに取り組んでいる。近い将来、パリジャン・シックを愛する女性とのランデブー(再会)が叶えられることを待ち望んでいる」と、今後に含みを持たせてコメントを結んでいる。

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大丸京都店が常設の金継ぎサロン開設

大丸京都店は3月22日、4階リビング売り場に金継ぎサロンをオープンした。売り場面積は15平方メートル。金継ぎ相談窓口のほか、金継ぎした器の販売も行う。修繕作業は金継工房リウムや関係工房先が担う。常設だが当面の間は月1回、3日間の予約相談会を実施する。

世界初の“オープンな”金継ぎ相談所

金継ぎサロンの常設店を開いた理由を水嶋亜矢子・大丸京都店営業2部マネジャーは「小売りは販売が使命。でも販売して終わりではなく、長く使っていただくためにお客さまに何が提案できるかを検討した。衣料品は回収やリサイクルを始めていたが、器は提案できていなかった。そんな中でリウムさんと出合った」と振り返る。金継ぎは器の割れや欠け、ひびを漆を使って修復する伝統的な技法だ。「新たな価値を吹き込むことができる日本独自の技法である金継ぎを、伝統工芸が盛んな京都から発信することになった」。昨年京都店で12月に3日間の金継ぎポップアップストアを開催したところ、反響が大きかった。「百貨店は安心感があるところも奏功したのでは」と分析する。金継ぎはどこに依頼すればいいのか、費用がどの程度かかるか分からないなど不安な点がある。金継ぎサロンでは修繕する大きさや使用する材料に応じて事前に費用を決めることでその不安を解消した。サロンでの相談は、工房リウムに通いトレーニングを受けた3人の大丸京都店のスタッフが行う。

作らない製造業、売らない小売り

2016年に金継工房リウムを設立した永田宙郷氏は、「時間を越えることのできる本質的なものづくり」をテーマに、事業戦略策定から商品開発、コンサルティング、店舗プロデュースなどのプランニングやディレクションを行う。金沢美術工芸大学在学中に「エルメス(HERMES)」と日本刀を製作したり、デザイナート(DESIGNART)や全国各地の「中量生産・手工業」の作り手と、使い手、伝え手を繋ぐ展示会や販売会などの場づくりを行う合同会社ててて協働組合を立ち上げたりするなど活動は多岐にわたる。「ポメラート(POMELLATO)」の金継ぎコレクションを仕掛けたのも彼だ。「工芸は伝統のままでは続かない。新しい試みが必要だ。たとえ、文化を引き継いでも若い職人は食べていくのが大変。伝統工芸は育成と社会に浸透させることが重要で、今回のサロンも事業として継続していけるように計画している」と永田氏。金継ぎはこれまで職人の名が知られているが、あえてチームで対応できる工房を作ることで若い職人たちを引き受けているという。また、修繕だけではなく、新しい芸術的価値を生み出すことを目指し、芸術品として金継ぎした器の販売も行う。「金継ぎは稀な技法。傷を美しさとして愛でるのは世界的には新たな美意識であり、日本固有の文化である」。

金継ぎは世界的にも知られるようになった。「2020年、グテーレス国連事務総長は国際平和デーの演説でパンデミック以降に必要不可欠な世界の結集の重要性を金継ぎに例えて演説した」。海外の美術館や博物館のミュージアムショップで金継ぎセットをみかけることも増えた。「高級生活用品の中で、器だけが破損時の修繕サービスが見当たらない。創業300年という歴史ある大丸が金継ぎを行うことで、“直す”“高める”事業としてブランドとの協業も実現するかもしれない。器販売店舗にとっても未開拓な領域だとも言える。作らない製造業や、売らない小売りといった考え方はこれからの時代、大切になってくる。金継ぎはサステナビリティだけの文脈だけでない魅力がある」。

永田宙郷(ながた・おきさと)プランニングディレクター/TIMELESS代表/N-ARK取締役/ててて協働組合共同代表/金継工房リウム主宰/DESIGNART共同発起人 プロフィール

1978年生まれ。福岡出身。金沢工芸美術大学で美術史を学んだ後、金沢21世紀美術館(非常勤)やデザインプロデュース会社を経て現職。「時代を越えて求められる“ものづくり”をつくる」をモットーに、小さな事業者から大きな企業まで、規模や領域を問わず企業とのプロジェクトを進める2012年、作り手と伝え手をつなぐ『ててて商談会』、16年都内最大級のデザインイベント『DESIGNART』を立ち上げる。16年、伝統工芸職人の雇用と育成を目指す『金継工房リウム』を高級ホテル内に設立。グッドデザイン賞審査員、京都市伝統産業活性化推進審議委員、特許庁窓口機能強化事業専門家、越前市未来創造基地計画策定アドバイザー等多数

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ラフォーレ原宿で約20店舗が新規・リニューアルオープン “ワイルドサイド ヨウジヤマモト”は東京初の旗艦店

ラフォーレ原宿では、2〜5月にかけて約20店舗が段階的に新規オープンやリニューアルオープンする。

3月22日には、推し活をもっと充実させる洋服・雑貨ショップ「素敵です大好きです」がオープンした。店頭ではトレーディングカードを装飾する素材など他店にはないようなマニアックな商品をそろえるほか、ショップ・イン・ショップとして“カラダをキレイに見せるDARK SEXYなストリートファッション”がコンセプトのセレクトショップ、ヴァネッサ(VANESSA)のスペースを設け、K-POPアイドルの衣装のようなアイテムを用意する。

4月1日には、ロックバンドX JAPANのギタリストhideが1996年に立上げたブランド「レモネード(LEMONED)」のショップが開店する。hideの遊び心をたっぷり詰めたおもちゃ箱のような店内に、“コワイイ(コワくてカワいい)”をコンセプトとしたウエアや雑貨が並ぶ。年に数回のキャンペーン期間中はウィークリー新作アイテムを発売するほか、スタンプカードキャンペーンではノベルティーをプレゼントする。

4月12日には、ヨウジヤマモトが手掛ける“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”が東京初の旗艦店をオープンするほか、ストリートファッションを牽引する「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」の直営店が拡張リニューアルオープンする。

4月19日には、「美少女戦士セーラームーン」の公式グッズストア、セーラームーンストア(SAILOR MOON STORE)が拡張リニューアルし、オリジナルグッズをはじめ、アクセサリーやアパレル、雑貨など沢山の商品を用意する。さらに、無邪気な遊び心を表現した大人服ブランド「ベビーリターン(BABY RETURN)」が初の店舗をオープンする。

期間限定ポップアップショップも

期間限定のポップアップショップでは、個性的なブランドが続々登場する。3月30日〜4月7日には、スニーカーを軸に独自のストリートファッションを提案するアトモス ピンク(ATMOS PINK)が、1階エントランスで「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」のアイテム販売や刺しゅうなどの体験型ワークショップを行う。

3月23日〜4月7日には"SOUVENIR NYC"をコンセプトにした「アナスイ(ANNA SUI)」のディフュージョンブランド「アナスイエヌワイシー」が地下0.5階に、3月29日~4月8日には店舗を持たないブランド「ネイス(NEITH.)」が2階に、4月5日〜5月6日には日本発のストリートブランド「マイシュガーベイブ(MY SUGAR BABE)」が3階にショップをオープンする。

「愛と狂気のマーケット」ではアートの展示や販売

毎月最大80のクリエイターやブランドが出品する「愛と狂気のマーケット」では、4月1〜30日にお笑いタレントのサバンナ八木×レイザーラモンHGイラスト集「未確認生物の世界展」の販売やアート展示を行う。4月1日〜5月31日は、ロンドン発のパンク&アートファッションブランド「ブラブラホスピタル(BLABLAHOSPITAL)」が1点1点制作したハンドメード作品やカスタムメイドを販売する。4月1日〜6月30日には、存在を線やカタチで表現した個性的なイラストを中心にグッズやアクセサリーを販売する「オールド・ミジン(OUDMIJIN)」が出展する。

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「ロクシタン」の“アーモンド”シリーズから限定アイテムが登場

「ロクシタン(L’OCCITANE)」は、プロヴァンス産のアーモンドを配合した定番ボディクーリーム“アーモンド ミルクコンセントレート”をはじめとする人気のボディーケア“アーモンド”シリーズから、限定アイテム3品を販売中だ。

毎日使える角質ケアのスクラブ“アーモンド シャワースクラブ”(200mL、3630円)、ふんわり泡でバスタイムが楽しくなるシャワークリーム“アーモンド ソフトシャワークリーム”(200mL、3630円)、定番のシャワーオイルのレフィル“アーモンド モイスチャライジングシャワーオイル”(500mL、6600円)をそろえる。

アーモンドは春に白とピンクの可憐な花をつけ、プロヴァンスの伝統的な美しい景色を彩り多くの作家や画家にインスピレーションを与えた。しかし1930年以降は農業の機械化や効率的な作物の導入により、プロヴァンスのアーモンドの木は伐採された。「ロクシタン」ではこの原風景を取り戻すため、2025年までに90万本のアーモンドの木をプロヴァンスに植樹する目標を立て取り組んでいる。また、生産者から高品質なアーモンドをフェアトレード契約で調達し、“アーモンド”シリーズに配合することで継続的に生産者をサポートしている。

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「ロクシタン」の“アーモンド”シリーズから限定アイテムが登場

「ロクシタン(L’OCCITANE)」は、プロヴァンス産のアーモンドを配合した定番ボディクーリーム“アーモンド ミルクコンセントレート”をはじめとする人気のボディーケア“アーモンド”シリーズから、限定アイテム3品を販売中だ。

毎日使える角質ケアのスクラブ“アーモンド シャワースクラブ”(200mL、3630円)、ふんわり泡でバスタイムが楽しくなるシャワークリーム“アーモンド ソフトシャワークリーム”(200mL、3630円)、定番のシャワーオイルのレフィル“アーモンド モイスチャライジングシャワーオイル”(500mL、6600円)をそろえる。

アーモンドは春に白とピンクの可憐な花をつけ、プロヴァンスの伝統的な美しい景色を彩り多くの作家や画家にインスピレーションを与えた。しかし1930年以降は農業の機械化や効率的な作物の導入により、プロヴァンスのアーモンドの木は伐採された。「ロクシタン」ではこの原風景を取り戻すため、2025年までに90万本のアーモンドの木をプロヴァンスに植樹する目標を立て取り組んでいる。また、生産者から高品質なアーモンドをフェアトレード契約で調達し、“アーモンド”シリーズに配合することで継続的に生産者をサポートしている。

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初任給40万円のTOKYO BASE 固定残業80時間の意図を谷社長が説明

3月12日に初任給40万円の引き上げを公表したTOKYO BASE。ファーストリテイリングを超える業界最高水準のベースアップは大きな話題となった。谷正人TOKYO BASE最高経営責任者(CEO)は3月26日に開かれたメディア向けラウンドテーブルでベースアップの背景について語った。

新卒のエントリー数は2倍以上、中途は6、7倍に

同社は2024年3月入社以降の社員から学歴、年次に関わらず初任給を一律で30万円から40万円に引き上げると同時に、全社員を対象としたベースアップを行うと今春発表している。発表以降2週間足らずではあるが、すでに新卒のエントリー数は2倍以上に、中途は6、7倍に増えたという。

「背景は大きく3つ。1つは日本一の企業を目指すには、日本一の給与水準にするべきだと考えていること。2つ目は、東名阪に絞った出店戦略を続ける中でビジネスモデルが整理されてきたこと。3つ目は、さらなる海外出店を見据える中で世界基準になるべく早く合わせる必要を感じたことだ」と谷CEO。優秀な人材の確保や離職率低下につなげることが狙いだ。

「固定残業代80時間分に深い理由はない」

しかし、40万円のうち17万2000円は80時間分の固定残業代であるという点に注目が集まり、「80時間は過労死基準に匹敵するものではないか」と、SNSを中心に批判も集めた。

これに対して谷CEOはメディアラウンドテーブルで言及。「当社の販売スタッフの残業時間は平均10時間〜20時間。万が一45時間を超えた社員には始末書で改善策を提出させることを徹底している。(80時間分の設定は)僕らがベンチマークしている企業がそのような設定をしていたので、それに倣っただけで深い理由はない。そもそも80時間の残業は過労死レベルだ。固定残業代を設定することで無駄な残業を減らす狙いもあった。社内では、この数字を気にする人は誰もいない。残業代を稼ごうという人はそもそも採用もしない。当社の文化・認識と世の中の受け止め方にギャップがあったのかもしれない。今回金額だけが一人歩きしてしまったが、本来社員を大事にするのであれば、当たり前だがちゃんと対価を払いたい。他社に対しても、表面的な社内の販売スタッフコンテストを行なって優秀者を表彰するようは方法よりも、ちゃんとお金を払うべきだと思う。もちろん経営者はそれに伴ってきちんと利益が出るビジネスモデルを組む責任がある。社員を労働者として見るのではなく、1人1人にちゃんと向き合うという姿勢を、ファッション産業全体のためにもメッセージとして出したかった」。

同社はかねてより、ファッション業界の社会的地位を向上させることを目指してきた。そのためには収入は不可欠であると捉え、独自のインセンティブ制度「スーパースターセールス制度」を続けていた。これは販売スタッフを対象に、売り上げの一定基準をクリアするとその10%が給与として還元されるというもの。5段階で設定し、年間販売額7000万円、8500万円、1億円、1億2000万円、1億5000万円の達成で、それぞれ年収が700万円、850万円、1000万円、1200万円、1500万円になる。2024年1月期は合計で38人の社員がスーパースターセールスになった。また販売スタッフ一人当たりの月間売上高は395万9000円と過去最高の労働生産性を記録したという。

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本田翼のコスメブランド「バイティースリー」誕生 クリアブルーの日焼け止めスティックやクッションファンデなど

俳優の本田翼がプロデュースするコスメブランド「バイティースリー(BY TTT.)」が誕生する。デビュー時のラインアップは全4種で、4月11日にプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などのバラエティーストアでクッションファンデーションと日焼け止めスティックを、公式オンラインストアでは同2品に加えて限定キットとオリジナルトートバッグを発売。ほか、単品の部分用パック(発売日未定)もそろえる。

“8Kでも自信あり!”をキャッチコピーに掲げるクッションファンデーション“クリアデイリークッション #ピュア #ナチュラル”(2970円)は、きれいに毛穴をカバーするきめ細かなパウダーを配合し、艶と潤いのあるセミマットな肌に仕上げる。“クリアサンスティック”(2200円)は、手を汚さず簡単に塗布できる日焼け止めスティック。白浮きしない透明感のあるクリアブルーが特徴で、円形の大きなサイズは顔だけでなくボディーにも使用できる。

オンライン限定アイテムは3つで、「バイティースリー」のアイテム3種を詰め込んだキット“バイティースリークリアボックス”(限定、5170円)、ブランドロゴを落とし込んだ“バイティースリーパーストートバック”(限定、1980円)、肌を引き締めて艶の溢れる肌に導く部分用シートマスク“クリアポイントマスク”(5枚入り、価格未定)を販売する。

本田は「美容はとても楽しいものだけど、ときどき考えすぎてしまうこともあります。選択肢が多すぎるから色々と手を出してはみるものの、何が自分に合っているのかわからなくて余計混乱してしまうこともあるし、今の自分をもっともっと変えていかないといけないんじゃないか、と必要以上に頑張ってしまうこともあるかもしれない。だから『これさえあれば大丈夫』って思えるような、安心感のあるものを届けたい。そんな信念を持って、商品を作っています」とコメントしている。

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シャルマンが井浦新と中条あやみを起用したプロモーション第2弾を公開

シャルマンのオリジナルアイウエアブランド「ラインアート シャルマン(LINEART CHARMANT)」は3月22日、“i・シリーズ”のメンズライン“アイ・エグゼクティブ(i-EXECUTIVE)”に俳優の井浦新を、ウィメンズライン“アイ・ダイアリー(i-Diary)”に女優の中条あやみを起用したプロモーション第2弾をスタートした。

新プロモーションでは新色やカラーレンズを含む全6点を着用し、春らしいポップな姿からスポーティーな姿まで、眼鏡のイメージに合わせた6パターンのビジュアルを用意する。全国の取扱店舗と直営店で展開し、特設サイトでは撮影のメイキングやインタビュー動画を公開している。

インタビューでは、春からの新生活に向けた眼鏡選びのポイントについて話し、井浦は「友だちや家族の意見を参考にしてみるのもすごく良いと思うのですが、最終的には自分が一番着けていて気持ちが上がるものとか、安心できるものを選ぶと良いと思います」とコメントし、中条は「やはり長時間身に着けるものなので、ファッションとしても機能性としても思う存分楽しめる長いお付き合いになるメガネを見つけてほしい」と話した。

「ラインアート シャルマン」は、軽くてしなやかなフィット感で、かけていることを忘れてしまうような心地良さが特徴の鯖江発のアイウエアブランドだ。これまで両立することが難しいとされてきた体感重量の軽さと安定したフィット感を、眼鏡のための素材の“エクセレンスチタン”と素材を生かす接合技術“レーザ微細接合”により実現。“i・シリーズ”は「ラインアート シャルマン」のかけ心地の良さはそのままに、スタイリッシュなデザインを掛け合わせた“アイ・エグゼクティブ”と“アイ・ダイアリー”の2つをラインアップしている。

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「マルジェラ」や「ジル サンダー」の親会社OTB、伊高級フットウエアメーカーの過半数株式を取得 長年のサプライヤー

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBは3月25日、イタリアの高級フットウエアメーカー、カルツァトゥリーフィーチョ・ステファン(CALZATURIFICIO STEPHEN)の過半数株式を取得した。金額などの詳細は非公開。取引は、OTBの子会社であるスタッフ・インターナショナル(STAFF INTERNATIONAL)を通じて行われた。

カルツァトゥリーフィーチョ・ステファンは1967年の創業で、20年以上にわたるOTBのサプライヤー。現在、創業者の息子であるステファノ・ベルトロ(Stefano Bertollo)最高経営責任者をはじめとする一族が経営しており、取引後も経営体制に変更はないという。

OTBの創業者であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「当社の傘下ブランドはその優れたオリジナリティーとクリエイティビティーで知られているが、それには最高レベルの素材とクラフツマンシップが大いに寄与している。イタリア国内にある素晴らしいサプライチェーンと緊密に連携しているおかげで、国際的にも競争力の高い“メイド・イン・イタリー”が当社のトレードマークとなった。彼らの持続的な発展を保証するためにも、地元企業に投資していく」と語った。

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「マルジェラ」や「ジル サンダー」の親会社OTB、伊高級フットウエアメーカーの過半数株式を取得 長年のサプライヤー

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBは3月25日、イタリアの高級フットウエアメーカー、カルツァトゥリーフィーチョ・ステファン(CALZATURIFICIO STEPHEN)の過半数株式を取得した。金額などの詳細は非公開。取引は、OTBの子会社であるスタッフ・インターナショナル(STAFF INTERNATIONAL)を通じて行われた。

カルツァトゥリーフィーチョ・ステファンは1967年の創業で、20年以上にわたるOTBのサプライヤー。現在、創業者の息子であるステファノ・ベルトロ(Stefano Bertollo)最高経営責任者をはじめとする一族が経営しており、取引後も経営体制に変更はないという。

OTBの創業者であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「当社の傘下ブランドはその優れたオリジナリティーとクリエイティビティーで知られているが、それには最高レベルの素材とクラフツマンシップが大いに寄与している。イタリア国内にある素晴らしいサプライチェーンと緊密に連携しているおかげで、国際的にも競争力の高い“メイド・イン・イタリー”が当社のトレードマークとなった。彼らの持続的な発展を保証するためにも、地元企業に投資していく」と語った。

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BLACKPINK×村上隆 第2弾コラボコレクション「In Your Area」が3月29日に限定発売

韓国発のファッションEC「ムシンサ(MUSINSA)」は、村上隆とBLACKPINK による第2弾コラボコレクション「In Your Area」を3月29日に発売する。

本コレクションは、村上隆とBLACKPINKとの2回目となるコラボレーションで、日本では「ムシンサ」のオンライン特設サイトと、3月29日から31日まで渋谷パルコの5階で行われるポップストア限定での販売となる。

アイテムは、Tシャツ、フーディ、ボンバージャケットをはじめとするアパレルから、トートバッグ、キーリング、ステッカーなどのファッション雑貨、アクセサリーなどの全13種をラインアップする。価格は2500〜1万8500円。

オンラインストアで29日正午から、渋谷パルコのポップアップは29日11時から販売する。※ポップアップストアへの入場に関して「ムシンサ」のグローバルアプリのダウンロードと会員登録が必要。

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ゾゾタウンが「新世紀エヴァンゲリオン」×「ノーウェアボーイ」の服や別注フィギュアを販売

ゾゾタウン(ZOZOTOWN)は、テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とストリートブランド「ノーウェアボーイ(NOWHEREBOY)」がコラボしたアパレルアイテムと、フィギュアイラストレーター・デハラユキノリ氏によるソフビフィギュアの別注カラーを限定で受注販売する。受注販売期間は3月30日12:00〜4月22日11:59で、商品の配送は7月中旬を予定している。

同コレクションでは、「新世紀エヴァンゲリオン」のアートワークにビンテージ風加工を施して「ノーウェアボーイ」のアイテムにプリントしたTシャツとパーカー6型(6666〜2万2222円)のほか、デハラユキノリ氏による海洋堂製作“エヴァンゲリオン粘土化計画”の塗装済完成品ソフビフィギュアの別注カラー(2万5300円)を加えた全7型をラインアップする。

「新世紀エヴァンゲリオン」は1995〜96年に放送され社会現象を巻き起こしたTVアニメ作品。2007年からは「エヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズとして再始動し、「:序」、「:破」「:Q」の3作を公開。2021年には第4作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を公開し話題となった。

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「マリメッコ」が“ウニッコ”柄の60周年を記念して全国6カ所でポップアップ 限定商品も

「マリメッコ」が“ウニッコ”柄の60周年を記念して全国6カ所でポップアップ 限定商品も

フィンランド発「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ブランドを代表する“ウニッコ”(ケシの花)柄の60周年を記念して、4月17日から全国6カ所にポップアップショップを順次オープンする。

2024年春夏コレクションはもちろん、アーカイブコレクションに着想したマグカップやトレー、ウエアライン“マリメッコ キオスキ”のバッグなど限定商品も販売する。

“ウニッコ”は1964年にデザイナー、マイヤ・イソラ(Maija Isola)の手によって生まれた。

■“ウニッコ” 60th アニバーサリー ポップアップショップ
4月17~23日、松屋銀座1階
4月24〜30日、ミント神戸2階
4月25~5月8日、渋谷スクランブルスクエア5階
5月2〜7日、高槻阪急スクエア2階
5月22〜28日、西宮阪急2階
5月22〜28日、タカシマヤ ゲートタワーモール3階

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「ルイ・ヴィトン」から メンズファインジュエリーコレクション “レ ガストン ヴィトン”が登場  モノグラムで描くジュエリーの革新と未来

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」から、メンズファインジュエリーコレクション“レ ガストン ヴィトン”が登場した。同コレクションは、創業者のルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトン(Gaston Louis Vuitton)へオマージュを寄せたものだ。彼は、「ルイ・ヴィトン」の世界観に大き(Francesca Amfitheatrof)な影響を与えた人物で、彼が持つカリスマ性やクリエイティビティー、好奇心をたたえ、ジュエリーに落とし込んでいる。同コレクションでは、メゾンのアイコンであるモノグラムとトランクを再解釈し、斬新なアプローチで現代的な素材と革新的技術を用いて表現。機能性を持たせた新世代のファインジュエリーの登場だ。

「このコレクションは、人生に対する感性と文化的なマインドを体現している」とフランチェスカ・アムフィテアトロフ「ルイ・ヴィトン」ウオッチ&ファインジュエリー部門アーティスティック・ディレクターは語る。彼女自身も着用するという同コレクションは、ガストンのメンタリティーに共感する人全てに向けたものだ。ルイ・ヴィトン一族の中ではあまり知られていない存在だったガストンへ光を当てた理由についてアムフィテアトロフは、「彼の創造性、熱心な収集家としての一面、遊び心、全てが刺激的。現代の私たちへ語りかける力を持っているから」と話す。

 “レ ガストン ヴィトン”は3つのチャプターで構成している。ノートブックをスケッチやアイデアで埋め尽くしていたガストンの一面にフォーカスした“ザ・クリエイターズ”では、メカニカルなパズルリングとデザイナーリングが登場。装飾品であるファインジュエリーに可動性を持たせた。アムフィテアトロフは、「遊び心をプラスしたかった。これらジュエリーは、手先で遊ぶ玩具の役割も果たす」とコメント。遊び心を表現したインタラクティブなジュエリーは、無限の可能性の探求へ誘う。175個以上のトランクをはじめ、美術品や書籍などあらゆるものを収集していたガストンの収集家としての側面を表現しているのが、“ザ・コレクターズ”だ。モノグラムを施したシンプルでモダンなデザインのブレスレットやペンダントなど、さりげなく日常に装えるジュエリーがそろう。“ザ・キュリアス”は、ガストンの好奇心を表現したラインアップ。愛読家、園芸家、アートやオブジェの愛好家、そして、トランクの中で生まれたも同然といわれるほどの旅行家であった彼を象徴するトランクモチーフを再解釈し、スタッド、ブレスレット、ネックレスで構成している。

 “レ ガストン ヴィトン”の大きな特徴の一つは、デニムから着想を得た独自のカラー“レ ガストン ヴィトン ブルー”だ。軽量かつ堅固なチタンを用いて開発した。「誰にもお気に入りのジーンズがあるように、このブルーに愛着を感じる。ブルーとゴールドの組み合わせは、とてもシックでモダンだ」とアムフィテアトロフ。チタンの採用は、レーザーカットやレーザーエングレービングという革新的な技術を用いたモノグラムの鮮明な表現も可能にした。アムフィテアトロフが選ぶ、コレクションを代表するアイテムは、ペン型の“デザイナーペンダント”。「ペンをはじめ、小さなトランクモチーフのペンダントやブルーとゴールドのバンドリングなど、身に着けるだけでクリエイティブな気持ちになる」。

問い合わせ先
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
0120-00-1854

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「ブルネロ クチネリ」新作アイウエアをローマで披露 瞳を装う優美なラグジュアリー

「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は、アイウエアメーカーのエシロールルックスオティカ(EssilorLuxottica)と協業したコレクションの新作をイタリア・ローマで現地時間3月21日に発表した。「ブルネロ クチネリ」はエシロールルックスオティカと2022年11月に10年間のライセンス契約を結んでおり、これまでは同メーカー傘下の「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)」とのコラボレーションでアイウエアを発表してきた。今回のイベントで披露した22型の新作からは「ブルネロ クチネリ」オリジナルのライセンスコレクションとして世界で順次販売する。

メード・イン・ジャパンのモデルも

イベント会場のヴィラ・アウレリア(Villa Aurelia)は1650年竣工の邸宅で、美しい庭園を備えた歴史あるイベント会場だ。空が陽に染まるサンセットの時間帯にプレゼンテーションがスタートすると、「ブルネロ クチネリ」のウエアとアイウエアを身に着けた男女のモデル24人が庭園から登場した。ウエアはカジュアルからドレスまで多彩で、端正なアイウエアが、あらゆるエレガンスを一つのスタイルに結んだ。終盤にはブルネロ・クチネリ会長兼クリエイティブディレクターと、フランチェスコ・ミレリ(Francesco Milleri)=エシロールルックスオティカ会長兼CEOもモデルの列に加わり、両社の美学と技術を凝縮した協業を祝福し合った。

世界中から集まったゲストはプレゼンテーション後に邸宅内に移動し、アイウエアのデザインやディテールを回覧した。コレクションは、サングラス14型とオプティカル8型の22型で、予定価格は500〜2000ユーロ(約8万1500円〜32万6000円)。そのうちチタンを使ったモデルなど5型は日本屈指のアイウエア産地である福井・鯖江の技術を用いており、メード・イン・ジャパンと銘打っている。「ブルネロ クチネリ」はイタリアの職人や技術を大切にし、継承し続けるためメード・イン・イタリーにこだわり続ける哲学を貫いているため、メード・イン・ジャパンの5型は同ブランドが日本のクラフツマンシップを讃えている証といえるだろう。日本から来場した歌手のクリスタル・ケイも多くのモデルを試しながら、そのぜいたくな世界観を堪能した。

美しき小村に着想した5テーマ

デザインは、ブランドの拠点であり、クリエイティビティーの源である伊ウンブリア州・ソロメオ村の全てが着想源だ。コレクションは5つのテーマに分けており、素材とディテールを巧みに組みわせた“マルチマテリコ(MULTIMATERICO)”、ハイジュエリーからインスピレーションを得た“トラマ(TRAMA)”、ソロメオ村の紋章や建築をイメージした“ステマ(STEMMA)”、繊細な構造と素材の個性を生かした“パターン(PATTERN)”、女性のための“ジェンマ(GEMMAE)”をラインアップする。いずれも職人技術による精巧な作りと繊細で美しいデザインにこだわりながら、着用者にしか分からない装飾やディテールといった遊び心も備えている。同ブランドは昨今ワインやフレグランス事業にも参入しており、その世界観を伝える手段を広げている。アイウエアも、瞳に装うことで「ブルネロ クチネリ」のラグジュアリーな視点をより多くの人に伝えるアイテムとして期待は高い。

ブルネロ・クチネリ会長兼クリエイティブディレクターは、「誠実なコラボレーションから生み出された製品は、卓越した職人技のぜいたくさと、世界中で認められ喜びを与えている“メード・イン・イタリー”の素晴らしさを表現している。古代ギリシャの哲学者プラトンは『美しさとは本物の輝きにほかならない』と言った。私たちの美しいアイウエアがお客さまの関心を集め、しかるべき成功を収めることを心から願っている」とコメントした。

ミレリ会長兼CEOも、コラボレーションの完成を喜んだ。「ブルネロ・クチネリは偉大な起業家であると同時に、敬愛する友人でもある。彼とその家族によるクリエイティブディレクションの下で協力しながら作り上げたコレクションは、テクノロジーと高度な職人技が完璧に融合し、これらの価値観全てを表現している」。

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「シロ」の限定フレグランスシリーズから新たな香り“チアアップル” 香水など3商品

「シロ(SHIRO)」は、限定フレグランスシリーズから新たな香り“チアアップル”を発売する。4月4日からメンバーシッププログラム「FAST RESERVE」の会員向け先行予約を開始し、11日10時からオンラインストアと全国直営店舗で販売する。

ラインアップは、ひと吹きで明るくフレッシュな香りに包まれる“オードパルファン”(40mL、4180円)、ホホバオイルやオリーブオイル、ミツロウなどの保湿成分が髪に潤いを与える、軽やかな香り立ちの“ヘアバーム”(40g、3410円)、アウターやシャツなどの布製品への香り付けと皺伸ばしを同時にかなえる“ファブリックアイロンミスト”(300mL、3300円)の3商品。

アップル、オレンジ、ライチからなる甘酸っぱいフルーツを集めたトップノートから、ローズ、ジャスミン、スズランの可憐な花々を束ねたミドルノートに移り、ラストにはホワイトムスク、アンバー、サンダルウッドの甘くやさしい香りが漂う。

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韓国で110万個売り上げた「バニラコ」のクッションファンデが日本上陸 ビジュアルにはSEVENTEENのジョンハンを起用

化粧品開発や輸出入事業を手掛けるモノックは、韓国のコスメブランド「バニラコ(BANILA CO)」とメイクアップアイテムの販売代理店契約を結び、第1弾として韓国で人気のクッションファンデーション“バニラコ カバーリシャス アルティメット ホワイトクッション”(全4色、各2970円)の販売を開始した。全国のロフト、プラザ、アットコスメとネットストアで取り扱う。

同商品は韓国国内で2022年10月〜23年9月の間に110万個を売り上げたアイテム。密着オイルを配合したデュアルメルティングパウダーによるロングラスティング力と、ホワイトトリュフエッセンスとホワイトフラワーコンプレックスを適度にブレンドしたことでどんな肌トーンでも均一にカバーし、明るく華やかな肌を長時間キープする。

カラーは明るめのライト、自然な血色感のロゼ、陶器肌を演出するアイボリー、自然で落ち着いたカラーのナチュラルの4色を用意。キービジュアルにはタレントのシン・セギョン(Shin Se-Kyung)やK-POPグループSEVENTEENのジョンハン(JEONGHAN)を起用している。

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「デサント」“熱”と“蒸れ”を解消する独自機能 最上位スポーツウエアに採用

デサントは、オリジナルブランド「デサント(DESCENTE)」の最上位パフォーマンスカテゴリー“プロ(PRO)”から、2024年春夏シーズンの新作を発売した。生地が“はためく”ことで空気を循環させるシリーズをはじめ、独自の機能ウエアをそろえる。大阪・茨城のアパレル開発拠点「DISC(デサント イノベーション スタジオ コンプレックス)大阪」にプレス関係者を招き、実演を交えて機能性を訴求した。

“プロ”は、「デサント」のパフォーマンスウエアの頂点に位置するカテゴリーで、23-24年秋冬シーズンに始動した。ファーストシーズンは、1枚の生地を部位別に融解したり、編み方を変えたりすることで、伸縮性や通気性、耐久性など異なる機能をもたせる技術“スキーマテック(SCHEAMATECH)”にフォーカスし、スキージャケット(22万円)やゴルフジャケットなどを作った。

今シーズンは、“スキーマテック”の技術を継承しながら、運動時の疲れにつながる“熱”と“蒸れ”の解決を目指した。熱に対応するシリーズ“スキーマテック ソーラーブロック(SCHEAMATECH SOLAR BLOCK)”は、通常時に比べて紫外線を50倍遮へいする“UPF50+”の機能糸を使ったオリジナル素材“サンスクリーン(SUNSCREEN)”をメインに使用した。さらに“スキーマテック”を駆使して胸や背中心、脇下といった発汗しやすい部位の編みを粗くして、風を通しやすくしている。

蒸れの改善に着目したシリーズ“スキーマテック エアロ(SCHEAMATECH AERO)”は、 腕の振りを活用するユニークな設計が特徴だ。両脇から背中にヨークをしつらえ、走行時に同部分がはためくことで、ウエア内部に空気を取り込んで蒸れを抑える仕組みだ。同シリーズも“スキーマテック”を使って部位別に編みを変えることで、より高価的な通気性をもたらしている。

これらの製品化を可能にしたのが、「DISC 大阪」の最新設備だ。同拠点ではアイデアをすぐにサンプル化するため、量産工場と同じスペックの機器を持ち、約30人のパタンナーが所属する。さらには全天候に対応する100mトラックや、人の動作を測定するシステム、マイナス30度から60度まで温度と湿度をコントロールできる部屋、人のように汗をかくサーマル発汗マネキンなど、さまざまな機能を検証する設備が整う。“プロ”の新作にもこれらを駆使しており、例えば“スキーマテック エアロ”は、ウエアのヨーク部分にモーションセンサーをつけて、スタッフによる走行データを分析し、より開閉しやすいパターンを追求。さらには気温30度、湿度40度の環境で、発汗サーマルマネキンにウエアを着せて腕振り運動を行い、一般的なポリエステル100%の吸汗速乾素材と比べて湿度を約20%減少させる実証結果を得た。「社内で立てた仮説をサンプルにし、性能を検証するまでの一連の工程を施設で完結できる。商品開発のスピードとボリュームと質の向上につながっている」(開発担当者)。

価格は、“スキーマテック ソーラーブロック”がフーディー3万5200円、Tシャツ1万7800円、パンツ2万4200円、ショーツ1万8700円、“スキーマテック エアロ”がTシャツ2万6400円、長袖Tシャツ3万800円、ショーツ2万2000円、ノースリーブシャツ1万9800円。スポーツウエアとしてはかなり高価な部類だが、開発背景を知ると価格設定にも納得できる。

「デサント」は既存直営店のリニューアルを実施し、店頭でサイネージやポップを使ってブランドの背景を伝える取り組みを強化している。開発現場を知らないユーザーに商品の背景をどこまで伝えられるかが、売れ行きを左右するだろう。

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ネット公開済みの“メタバーキン”の展示は禁止できるか 米裁判所はストックホルムの展覧会での展示を認めず

「エルメス(HERMES)」の“バーキン(Birkin)”を模して制作したNFTアート“メタバーキン(MetaBirkins)”の商標権侵害をめぐる裁判に敗訴した制作者のメイソン・ロスチャイルド(Mason Rothschild)は、このほど、スウェーデンの展覧会に“メタバーキン”を展示するために裁判所に申立てを行ったが、裁判所はこれを却下した。

ロスチャイルドは、「エルメス」の“メタバーキン”と名付けたNFTアートをデジタル上で100個制作し、NFTマーケットプレイスの「オープンシー(OpenSea)」上で販売した。これに対して「エルメス」は2021年11月、商標権侵害など理由にロスチャイルドを提訴し、23年2月には9人の陪審員が「エルメス」の主張を認め、ロスチャイルドに対して“メタバーキン”の使用差止めと計13万3000ドル(約2000万円)の損害賠償を命じた。ロスチャイルドはこれを不服として同6月に控訴し、同11月には控訴趣意書を提出した。

今回、ロスチャイルドはスウェーデン・ストックホルムにあるスプリットミュージアム(SPRITMUSEUM)で開催する展覧会で“メタバーキン”を展示予定だった。23年に出された決定が、スウェーデンの展覧会に作品を展示することを妨げられるかどうかの明確化を求め、1月に申立てを行っていたが、裁判所は展示を禁止する決定を出した。「エルメス」はこの決定に対してノーコメントと述べた。ロスチャイルドも決定に対するコメントは出さなかったが、ロスチャイルドの代理人によると、裁判所に再考の申立てを行っており、審理が行われる予定だという。

3月初めには、展覧会の企画に協力した現代美術評論家のブレイク・ゴプニック(Blake Gopnik)とスプリットミュージアムのキュレーター、ミア・サンドバーグ(Mia Sundberg)が証言を行った。サンドバーグはメディアの取材に対して、10月に開催される「アンディ・ウォーホル:商業の肖像」展の中で“メタバーキン”をコンピュータースクリーンに映し出すことを希望していると話した。「われわれはさらなる法律問題を引き起こしたくはない。しかし、ストックホルムの展覧会にコンピューターを設置し、すでに誰もが見ることのできるネット上にある画像を公開することを、アメリカの判事やロスチャイルド自身が禁じることができるのかという点は疑問が残る」とコメントした。スプリットミュージアムは、“メタバーキン”を展示するかどうかの最終判断はまだ下していないという。

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ネット公開済みの“メタバーキン”の展示は禁止できるか 米裁判所はストックホルムの展覧会での展示を認めず

「エルメス(HERMES)」の“バーキン(Birkin)”を模して制作したNFTアート“メタバーキン(MetaBirkins)”の商標権侵害をめぐる裁判に敗訴した制作者のメイソン・ロスチャイルド(Mason Rothschild)は、このほど、スウェーデンの展覧会に“メタバーキン”を展示するために裁判所に申立てを行ったが、裁判所はこれを却下した。

ロスチャイルドは、「エルメス」の“メタバーキン”と名付けたNFTアートをデジタル上で100個制作し、NFTマーケットプレイスの「オープンシー(OpenSea)」上で販売した。これに対して「エルメス」は2021年11月、商標権侵害など理由にロスチャイルドを提訴し、23年2月には9人の陪審員が「エルメス」の主張を認め、ロスチャイルドに対して“メタバーキン”の使用差止めと計13万3000ドル(約2000万円)の損害賠償を命じた。ロスチャイルドはこれを不服として同6月に控訴し、同11月には控訴趣意書を提出した。

今回、ロスチャイルドはスウェーデン・ストックホルムにあるスプリットミュージアム(SPRITMUSEUM)で開催する展覧会で“メタバーキン”を展示予定だった。23年に出された決定が、スウェーデンの展覧会に作品を展示することを妨げられるかどうかの明確化を求め、1月に申立てを行っていたが、裁判所は展示を禁止する決定を出した。「エルメス」はこの決定に対してノーコメントと述べた。ロスチャイルドも決定に対するコメントは出さなかったが、ロスチャイルドの代理人によると、裁判所に再考の申立てを行っており、審理が行われる予定だという。

3月初めには、展覧会の企画に協力した現代美術評論家のブレイク・ゴプニック(Blake Gopnik)とスプリットミュージアムのキュレーター、ミア・サンドバーグ(Mia Sundberg)が証言を行った。サンドバーグはメディアの取材に対して、10月に開催される「アンディ・ウォーホル:商業の肖像」展の中で“メタバーキン”をコンピュータースクリーンに映し出すことを希望していると話した。「われわれはさらなる法律問題を引き起こしたくはない。しかし、ストックホルムの展覧会にコンピューターを設置し、すでに誰もが見ることのできるネット上にある画像を公開することを、アメリカの判事やロスチャイルド自身が禁じることができるのかという点は疑問が残る」とコメントした。スプリットミュージアムは、“メタバーキン”を展示するかどうかの最終判断はまだ下していないという。

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「トリップスター」と「ディッキーズ」の第6弾コラボ 洗っても型崩れしにくいスーツを用意

野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」とコラボレーションしたスーツを発売する。価格は3万3000円で、ブラックとオフホワイト、ライトブルーの3カラーを用意。3月25日から27日まで「ディッキーズ」の公式オンラインストアで先行抽選販売後、30日にビームスの公式オンラインストアとビームス原宿、ビームス ジャパン、ビームス メン 渋谷で発売し、4月1日から新宿店や梅田店、名古屋店、福岡店、広島店などでも取り扱う。

両者のコラボは、2018年に“紳士服のディッキーズ”を掲げてスタートし、今回で6度目を迎えた。前回と同じく、着丈が短くボックスシルエットのジャケットとヒップがすっきりとしたパンツを用意。ポリエステル100%で製作することで、縮みや⾊落ち、シワなどの耐久性だけでなく、軽量性と速乾性にも優れ、洗っても型崩れしにくいタフなアイテムに仕上げた。また、パンツの内側に“持ち出し”をあしらうことで、ベルト不要でも着⽤できるフィット感となっている。

「トリップスター」は、神奈川県の辻堂西海岸で海の家「SPUTNIK」を企画運営していた小笠原賢門、野村訓市、山田航の3人によって2004年に設立された、インテリアデザインを主軸とする設計デザイン事務所。永田理をチームに加え、案件ごとにプロジェクトチーム編成し、国内外の店舗設計や建築ディレクションを手掛ける。

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「アディダス オリジナルス」から“T-トウ”が特徴的なクラシックスニーカーの新作 “サンバ”や“ガゼル”など

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」はこのほど、3つの“T-トウ”のデザインが特徴的なクラシックスニーカーからなる2024年春夏シーズンの新作“SS24 T-トウ コレクション”を発表した。現在、「アディダス」の公式オンラインストアと公式アプリ「CONFIRMED」、直営店などで取り扱い中だ。

“SS24 T-トウ コレクション”では、“サンバ(SAMBA)”と“ガゼル(GAZELLE)”、“スペツィアル(SPEZIAL)”の3型をラインアップ。それぞれアッパーを新鮮なカラーと素材でアップデートしたほか、クリアガムソールの“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”や3層構造の厚底ソール仕様の“ガゼル ボールド W(GAZELLE BOLD W)”などの新型もそろえる。価格は、“サンバ”が1万5400円、“ガゼル”と“スペツィアル”が1万5400〜1万6500円だ。

なお、28日から対象店舗では一部商品購入者を対象に先着でトレフォイルロゴ入りのリボンシューレースをプレゼントするほか、4月26日から28日までスニーカーのカスタマイズやフォトスポットが楽しめるイベントを原宿で開催予定だ。

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フランス下院、ファストファッション罰則法案を全会一致で可決 「シーイン」などが対象に

フランスの国民議会(下院)は、ファストファッション広告の禁止や低価格の輸入品に対して罰金を科す法案を全会一致で可決した。この後、上院に送られる。この法案が施行されれば、2025年から低価格の衣料品1点当たり5ユーロ(約813円)の罰金が科され、30年までに段階的に10ユーロ(約1630円)まで引き上げられる。なお、罰金は最大で1点当たりの半額までとなる。

納付された罰金は、国民の意識向上キャンペーンや、フランスで新たに実施する衣料品と靴の修理プログラムの宣伝、持続可能な衣料品ブランドの支援に使われる。

同法案は、EC事業者に焦点を当てたもので、「ザラ(ZARA)」や「H&M」のように国内に実店舗を持つブランドは除外されている。議員による議論の多くは、ファストファッション大手の「シーイン(SHEIN)」に終始し、同社が1日当たり7200の新しいスタイルを提供し、47万点以上の商品を販売しているという統計を引用した。

「シーイン」は、この法律は消費者の購買力を悪化させるものであり、特定の企業を名指しすべきではないと反論した。同社は、「“ファストファッション”の定義は非常にあいまいなまま」であり、すべてのファッションブランドに影響を与えるはずだと述べた。また、米「WWD」の取材に対して、「当社は一貫して、一小売事業者が提供する数字は企業の環境への影響を示す適切な指標にはなり得ないことを強調してきた。これはファッション業界に対する無理解を示すものだ」とコメント。また、法律は生産量ではなく販売率に基づくべきであり、同社の衣料品の売れ残り率は“常に一桁前半”であると述べた。

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「シュプリーム」×「エムエム6 メゾン マルジェラ」のコラボが3月30日に発売

「シュプリーム」×「エムエム6 メゾン マルジェラ」のコラボが3月30日に発売

「シュプリーム(SUPREME)」は3月30日、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」とのコラボコレクションを発売する。

同コレクションはエコファーコート、スタジャン、シャツ、Tシャツ、パーカ、ペインターパンツ、ショーツ、キャップ、財布、スケートボード、「ヘインズ(HANES)」のタンクトップと靴下、米国の鍵メーカー、クリプトナイト(KRYPTONITE)のチェーンとディスクロックなどで構成される。

「シュプリーム」各店と公式オンラインストア、「エムエム6 メゾン マルジェラ」の一部店舗(表参道、ギンザ シックス[GINZA SIX]、渋谷パルコ、名古屋ラシック、金沢)で販売する。なお、「エムエム6 メゾン マルジェラ」では来店予約制(3月27日正午に公式ホームページで受付開始)をとり、公式オンラインストアでは扱わない。

「エムエム6 メゾン マルジェラ」は、1997年にスタートしたリラクシングなライン。その後、ブランドに発展した。

>「エムエム6 メゾン マルジェラ」特設サイト

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丸紅が次世代デジタルファッションモール「ウェア ゴー ランド」 「エックスガール」「ローレン」などが参加

丸紅は次世代デジタルファッションモール「ウェア ゴー ランド(WEAR GO LAND)」を4月6〜12日に期間限定オープンする。制作は世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」を主催するHIKKYが担当。HIKKYのメタバース開発エンジン「Vket Cloud」を活用し、スマートフォンからアプリなしで気軽に入れる。

「エックスガール(X-GIRL)」「9090」「ローレン(LOUREN)」のバーチャルショップで実際に販売されている商品をチェックしたり、オンラインショップで購入したりできるほか、事前予約制のコーディネート相談サービスでは、経験豊富なスタイリストに相談できる。

「ViVi」とのコラボファッションショーも

また、「ViVi」とのコラボでバーチャルファッションショーも開催。6日はViViモデルの藤井サチと嵐莉菜が、13日には綱啓永が登壇する。ユーザーはアバターを通じて、ランウエイの周りで自由に鑑賞可能で、ライブ配信も予定する。

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「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表!

グランプリ・準グランプリは、SAKURA「コクーン(Cocoon)」ディレクター、エザキヨシタカ「グリコ(grico)」代表、一番合戦彩「アンガーデン(Uné GARDEN)」代表、村上要「WWDJAPAN」編集長の4人が審査。また、ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんの協力を得て、“小田切ヒロ賞”を設けました。

コンセプトは「ビューティー×ファッション」

「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」のコンセプトは“ビューティ×ファッション”。「WWDJAPAN」や「WWDJAPAN.com」のミッションの1つである「ファッション業界とビューティ業界の垣根を取り払う」ことを目的とした取り組みでもあります。そのため、審査員にファッション関係者やヘアメイクアーティストなどを迎え、両業界を“クロス”させることを試みました。

グランプリ

GRAND PRIX

澁谷舞

「ヘアスタジオ ソワレ(HAIRSTUDIO soiree)」サロンオーナー

「ヘアデザイナーズコンテスト」は、ファッションもメイクも評価してくれるコンテスト。私はメイクも好きで、どうしても受賞したかったコンテストなので、今回グランプリを取れてうれしい。受賞作品は、水中にいるかのような不思議な世界観を表現したくて作った作品。ファッションはどこかリアル感を残していて、見る人によってそれぞれの考察で見てもらえればうれしい。

審査員のコメント

無骨なところと繊細さ、さらにナチュラルさも併せ持った作品。最近はデジタルなテイストを感じさせる作品が多く、もちろんそれもいいけれど、この作品は自然な偶然をうまく生かしている点が面白い。(エザキヨシタカ「grico」代表)

グランプリ受賞特典

グランプリ受賞者(1人)には、賞品として、「ラッシュ(LUSH)」のスパチケットが授与されるほか、「WWDBEAUTY」プロデュースのもと、「WWDBEAUTY」2024年3月25日号のカバーモデルのヘア&メイクを担当してもらいました。

準グランプリ

SECOND PRIZE

恩田 希

SHISEIDO ヘアメイクアップアーティスト

このコンテストが好きで、今までもチャレンジしてきたけれど、賞を頂けたのは今回が初めてでとてもうれしい。反省点もまだまだあるので、次回は世界観をもっと納得いくまで突き詰めてチャレンジしたい。受賞作品は、「甘さと強さ」の共存がテーマ。甘さのあるヘアと強いメイクが、よりお互いを引き立て際立てるように、シンプルな世界観で仕上げた。

審査員のコメント

とにかくメイクの新鮮さが印象に残った作品。ヘアスタイルやリボンは、以前からあるクラシックなムードなのに、メイクで一気に新鮮さを感じさせる。既存のモチーフで新鮮さを出すのは難しいのに、巧みにこなしている。(SAKURA「Cocoon」ディレクター)

高見澤 璃奈

「サロンド30(salon-de 30)」代表

昨年に引き続き、今年も賞を頂けてとてもうれしい。昨年の「一般投票部門グランプリ」もうれしかったけれど、今年は準グランプリで光栄に思う。受賞作品は「ヘアスタイルを葉脈のようにしたら面白いのでは」と考えて作った作品。葉脈が葉に栄養を流しているように、頭皮は髪に栄養を与えている。そこから、脳と葉のイメージを形にしてみたいと思って作った。

審査員のコメント

私はヘアアレンジが好きで、思わず見とれてしまった作品。アレンジならではの動きも面白いし、細かい毛の動きも繊細に仕上げてあって、「自分もやってみたい」と思ってしまった。絵画のような世界観も、おしゃれでかわいい。(一番合戦彩「Une GARDEN」代表)

メイクアップアーティスト部門

HIRO ODAGIRI
PRIZE

小野智生

「アミティ(Amity)」スタイリスト

メイクアップで大尊敬している小田切ヒロさんに選出していただき、非常にうれしい。いつもモデルを生かすヘアメイクをしていることが評価されて、今後の自信にもつながる。応募作品でこだわったポイントは、素材を生かすこと。モデルの強さを感じてもらえるように工夫を施した。ただ単にかっこいいだけでなく、エレガントさも表現できるように、“静けさと強さ”の融合を目指した。

審査員のコメント

パンクな要素を交えたスタイルを、洗練されたシャープな強さでスタイリッシュにまとめていて、新しさを感じた。パープルをベースにしたピンクへのグラデーションに、奥行きを潔くブラックに落とし込んだコントラストが、より被写体に深みを与えて、質感と色だけで説得力のある作品になったと思う。グラデーションの美しさとフレッシュでシャープな質感、パワフルに散らばる毛先のニュアンスには、現代を生き抜くためのエナジェティックな生命力を感じ、見た瞬間、心奪われた。( 小田切ヒロ/ヘアメイクアップアーティスト )

一般投票部門

POPULAR VOTE
DEPARTMENT

澁谷舞

「ヘアスタジオ ソワレ(HAIRSTUDIO soiree)」サロンオーナー

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「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表!

グランプリ・準グランプリは、SAKURA「コクーン(Cocoon)」ディレクター、エザキヨシタカ「グリコ(grico)」代表、一番合戦彩「アンガーデン(Uné GARDEN)」代表、村上要「WWDJAPAN」編集長の4人が審査。また、ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんの協力を得て、“小田切ヒロ賞”を設けました。

コンセプトは「ビューティー×ファッション」

「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」のコンセプトは“ビューティ×ファッション”。「WWDJAPAN」や「WWDJAPAN.com」のミッションの1つである「ファッション業界とビューティ業界の垣根を取り払う」ことを目的とした取り組みでもあります。そのため、審査員にファッション関係者やヘアメイクアーティストなどを迎え、両業界を“クロス”させることを試みました。

グランプリ

GRAND PRIX

澁谷舞

「ヘアスタジオ ソワレ(HAIRSTUDIO soiree)」サロンオーナー

「ヘアデザイナーズコンテスト」は、ファッションもメイクも評価してくれるコンテスト。私はメイクも好きで、どうしても受賞したかったコンテストなので、今回グランプリを取れてうれしい。受賞作品は、水中にいるかのような不思議な世界観を表現したくて作った作品。ファッションはどこかリアル感を残していて、見る人によってそれぞれの考察で見てもらえればうれしい。

審査員のコメント

無骨なところと繊細さ、さらにナチュラルさも併せ持った作品。最近はデジタルなテイストを感じさせる作品が多く、もちろんそれもいいけれど、この作品は自然な偶然をうまく生かしている点が面白い。(エザキヨシタカ「grico」代表)

グランプリ受賞特典

グランプリ受賞者(1人)には、賞品として、「ラッシュ(LUSH)」のスパチケットが授与されるほか、「WWDBEAUTY」プロデュースのもと、「WWDBEAUTY」2024年3月25日号のカバーモデルのヘア&メイクを担当してもらいました。

準グランプリ

SECOND PRIZE

恩田 希

SHISEIDO ヘアメイクアップアーティスト

このコンテストが好きで、今までもチャレンジしてきたけれど、賞を頂けたのは今回が初めてでとてもうれしい。反省点もまだまだあるので、次回は世界観をもっと納得いくまで突き詰めてチャレンジしたい。受賞作品は、「甘さと強さ」の共存がテーマ。甘さのあるヘアと強いメイクが、よりお互いを引き立て際立てるように、シンプルな世界観で仕上げた。

審査員のコメント

とにかくメイクの新鮮さが印象に残った作品。ヘアスタイルやリボンは、以前からあるクラシックなムードなのに、メイクで一気に新鮮さを感じさせる。既存のモチーフで新鮮さを出すのは難しいのに、巧みにこなしている。(SAKURA「Cocoon」ディレクター)

高見澤 璃奈

「サロンド30(salon-de 30)」代表

昨年に引き続き、今年も賞を頂けてとてもうれしい。昨年の「一般投票部門グランプリ」もうれしかったけれど、今年は準グランプリで光栄に思う。受賞作品は「ヘアスタイルを葉脈のようにしたら面白いのでは」と考えて作った作品。葉脈が葉に栄養を流しているように、頭皮は髪に栄養を与えている。そこから、脳と葉のイメージを形にしてみたいと思って作った。

審査員のコメント

私はヘアアレンジが好きで、思わず見とれてしまった作品。アレンジならではの動きも面白いし、細かい毛の動きも繊細に仕上げてあって、「自分もやってみたい」と思ってしまった。絵画のような世界観も、おしゃれでかわいい。(一番合戦彩「Une GARDEN」代表)

メイクアップアーティスト部門

HIRO ODAGIRI
PRIZE

小野智生

「アミティ(Amity)」スタイリスト

メイクアップで大尊敬している小田切ヒロさんに選出していただき、非常にうれしい。いつもモデルを生かすヘアメイクをしていることが評価されて、今後の自信にもつながる。応募作品でこだわったポイントは、素材を生かすこと。モデルの強さを感じてもらえるように工夫を施した。ただ単にかっこいいだけでなく、エレガントさも表現できるように、“静けさと強さ”の融合を目指した。

審査員のコメント

パンクな要素を交えたスタイルを、洗練されたシャープな強さでスタイリッシュにまとめていて、新しさを感じた。パープルをベースにしたピンクへのグラデーションに、奥行きを潔くブラックに落とし込んだコントラストが、より被写体に深みを与えて、質感と色だけで説得力のある作品になったと思う。グラデーションの美しさとフレッシュでシャープな質感、パワフルに散らばる毛先のニュアンスには、現代を生き抜くためのエナジェティックな生命力を感じ、見た瞬間、心奪われた。( 小田切ヒロ/ヘアメイクアップアーティスト )

一般投票部門

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澁谷舞

「ヘアスタジオ ソワレ(HAIRSTUDIO soiree)」サロンオーナー

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若者に人気の“ヤングタイマー”って何?:記者談話室vol.121

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら掘り下げていきます。

121回目となる今回は、今若者に支持されているという“ヤングタイマー”について。「若者の車離れ」が叫ばれるようになって久しいですが、都心の20代に車回帰とも言える現象がじわじわ広がりつつあります。そこでカギとなっているのが、1980年代〜2000年頃に生産された中古車を指す“ヤングタイマー”。なぜ“ヤングタイマー”が支持されているのか、若者の車回帰からファッション業界は何を感じ取るべきなのかを語りました。この記事を併せて読むと理解が深まります。

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