1位は、「ユニクロ」×「マリメッコ」の2024年夏の限定コレクションが5月10日に発売|週間アクセスランキング TOP10(4月18〜24日)

1位は、「ユニクロ」×「マリメッコ」の2024年夏の限定コレクションが5月10日に発売|週間アクセスランキング TOP10(4月18〜24日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、4月18日(木)〜24日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ユニクロ」×「マリメッコ」の2024年夏の限定コレクションが5月10日に発売

04月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ユニクロ(UNIQLO)」と「マリメッコ(MARIMEKKO)」とのコラボレーション「ユニクロ ×マリメッコ」から2024年夏の限定コレクションが5月10日に発売される。全国284店舗と「ユニクロ」オンラインストアで販売する。

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- 2位 -
中森明菜×「ゾゾヴィラ」 第4弾は「北ウイング」をイメージしたTシャツを受注販売

04月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ZOZOのラグジュアリー&デザイナーズブランドを集積した「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」は歌手の中森明菜とコラボレーションしたコレクション「AKINA NAKAMORI ×ゾゾヴィラ」の第4弾は、「北ウイング」をイメージしたTシャツが登場する。「北ウイング」のTシャツは、4月24日正午から5月1日11時59分まで受注販売する。ブラックとホワイトの2色展開で価格は各8800円。

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- 3位 -
「ディオール」の無料LINEスタンプが限定登場 ラブリーなディオールの愛犬が全8種類

04月23日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディオール(DIOR)」は4月26日、オリジナルの無料LINEスタンプの配信を開始する。5月17日に発売する"ミス ディオール パルファン"の発売を記念したもので、創業者、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の愛犬ボビーをモデルに、全8種類のスタンプを作成した。メゾンの創立と同時に誕生したフレグランス"ミス ディオール"とボビーは結びつきが深く、1952年にはボビーの姿をデザインした限定ボトルの「ご主人様はミス ディオール」を発表。ボビーエディションのボトルは21年に復刻し、その後は毎年数量限定で発売を続けている。5月17日発売の新作"ミス ディオール パルファン"はフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=ディオール パフューム クリエイション ディレクターが現代風にアレンジしたものだ。

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- 4位 -
「キャンメイク」のロングセラーチークが刷新 しっとり&艶感をアップした新4色

04月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「キャンメイク(CANMAKE)」は5月下旬、1998年に販売を開始したロングセラーの“パウダーチークス”(新4色、各660円)をリニューアルし発売する。

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- 5位 -
「オペラ」が水滴のような“水光艶”続く新リップティントを発売 粘膜カラーの全5色展開

04月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「オペラ(OPERA)」は7月5日、ブランドを代表する“リップティント”シリーズの新商品として、より潤いあふれる水滴のような“水光艶”を実現した“グロウリップティント”(全5色うち限定1色、各1980円)を発売する。取り扱いは、全国のバラエティーショップと公式オンラインストアとなる。

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- 6位 -
ロンハーマンが「G-SHOCK」に別注したウオッチを発売 マットな質感のスマホ連携モデル

04月18日公開 / 文・WWD STAFF

 ロンハーマン(RON HERMAN)は、カシオ計算機の「G-SHOCK」に別注したウオッチ“G-ショック フォー ロンハーマン GBX-100”を発売する。価格は3万6300円。4月22日12時〜4月26日23時59分までの期間、公式オンラインで先行予約を受付、5月11日からロンハーマンの店舗で販売する。

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- 7位 -
ビームスが「ポロ ラルフ ローレン」に別注した人気コレクション第3弾を発売

04月22日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月26日、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN以下、ポロ)」に別注した“ネイビー アンド ゴールド ロゴ コレクション”の第3弾を発売する。Tシャツ(1万5400〜1万6500円)、ショーツ(1万9800円)、バケットハット(1万4300円)、靴下(3190円)、トートバッグ(1万9800円)を用意し、ビームスおよびビームス ボーイ各店と公式オンラインストアで取り扱う。

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- 8位 -
「無印良品」の新スキンケア“薬用ブライトニング”シリーズが登場 美容液やUV乳液など全6品

04月18日公開 / 文・WWD STAFF

 「無印良品」は4月26日、スキンケアシリーズから新たな薬用ブライトニングシリーズを発売する。24日には、公式オンラインストアで先行販売を行う。

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- 9位 -
「YSL」の新リップが好調 “バブみピンク”の新色は品薄状態、平野紫耀カラーも人気

04月19日公開 / 文・WWD STAFF

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)が3月29日に発売した新リップ“ラブシャイン リップスティック”(全20色、各5940円)が好調だ。全国発売前後17日間を比較すると、発売直後からリップスティックの売り上げが約3倍に拡大したほか、一部のカラーはオンラインストアや一部店舗で欠品が相次ぐなどの品薄状態になっている。

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- 10位 -
中森明菜×「ゾゾヴィラ」 デビュー42周年を記念したコラボコレクションを5月1日から販売 「SILENT LOVE」「Seventeen」などのイメージ

04月24日公開 / 文・WWD STAFF

 ZOZOのラグジュアリー&デザイナーズブランドを集積した「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」は歌手の中森明菜のデビュー42周年を記念したコラボコレクション「AKINA NAKAMORI × ゾゾヴィラ -42nd Anniversary Collection-」を中森明菜がデビュー42周年を迎える5月1日から「ゾゾヴィラ」限定で受注販売する

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生成AIで瞬時に大量の絵型生成 通販大手スクロールの生成AIサービスが爆走中のワケ

東証プライムの通販大手スクロール子会社のスクロールインターナショナルは、生成AIを使ったアパレルデザイン生成サービス「ライトチェーン(LIGHTCHAIN)」が、ユーザーを急拡大している。自社のデザイナー・パタンナーでも簡単に使えるよう使い勝手を磨きながら、技術は中国有数のベンチャー企業と組んだ。繊維商社やOEM会社、アパレル企業、小売チェーンなどをターゲットに、数年内にスタンダートなサービスへと普及させる。

「ライトチェーン」は、デザイン生成やスタイル変更、生地・柄変更、ディテール変更、ボタンやレースなどの副資材の追加・変更が数クリックでできるサービス。ユーザーは自社のアーカイブ写真データを読み込ませることで、AIに特徴を覚えさせ、生成したいアイテムの写真などを読み込ませることで、上記のようなデザイン生成や変更を数クリックでできるようになる。月々の使用料を支払い、ブラウザ上でログインして使用するSaaS(=Software as a Service、ネット経由のソフトウエアサービス)型のサービスになる。

「ライトチェーン」の最大の特徴は、必要な”プロンプト(テキストでの指示)”をなくし、クリックやドラッグで操作が可能にしたこと。「本日も取材を受ける前に某大手のアパレル専門店チェーンに行ってきたが、その場で(採用を)即決してもらえた」と語るのは、大手商社から2017年に同社に転じた、スクロールインターナショナルの音羽裕之・社長だ。音羽社長は、スクロール本体の執行役員も兼任しており、もともと通販事業の内製化・直紡化の担当役員だった。

だが、昨年9月に「生成AIを使ったアパレルデザイン生成に衝撃を受け」、事業化プロジェクトをスタート。今年2月には「ライトチェーン」のローンチにこぎつけた。「実質的に営業期間はまだ1カ月たらずだが、説明に行くと即決というケースも多く、アパレル企業からの反応は予想以上。当初はOEMなどを手掛ける企画会社や商社などをターゲットにしていたが、どんどんユーザーが広がっており、いまでは商社・OEM会社だけでなく、アパレル、小売チェーンなどにも広がっており、すでに50〜60社から申し込みをもらっている。初年度に掲げていた100社の獲得はほぼ前倒しで達成可能で、もしかしたら当初計画の2倍にすら到達しそうだ」という。

同社が自身も驚くほどの反響を得ているのには、いくつか理由がある。「1つ目が価格。OEMなどを行っている商社に営業に行くと、『こんなに安くていいの?』と聞かれるほどの価格設定。2つ目は、そもそもスクロールのデザイン・企画担当者が使えるよう、つまり使いやすさに徹底的にこだわっていること」。もともとカタログ通販が主力のスクロールは自社内に多くのデザイナー、パタンナーを抱えており、それらのスタッフが実務で使えるように日々改善、改良しているというわけだ。「中国でトップクラスの生成AIベンチャー企業とタッグを組んでおり、技術的にはかなり高い。その上でAIを全く触ったことのないデザイナーがストレスゼロで、数クリックで作業が完結できるUI/UXにしている」という。

価格をあえて低く設定している理由について音羽社長は「生成AIは、ものすごいスピードで進化している。大げさではなく、半年・1年で最新のサービスや技術も古臭く感じるほどだ。だからこの2−3年が勝負だと思っている。ワンクリックで瞬時に絵型を1000型でも2000型でも作れるような生成AIの普及は、これまでのアパレルの企画を根底から変えかねず、大きなインパクトをもたらす。まさに”ゲームチェンジ”だ。全くの新しいサービスだが、数年内に当社の『ライトチェーン』を日本のファッション業界で誰もが使うようなスタンダードなSaaSサービスにしたい」と意気込む。

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K-POPスターが訪れるソウルの複合施設「コンフォート」が伊勢丹で国内初のポップアップを開催

韓国・ソウルのカルチャープラットフォーム、コンフォート(COMFORT)は5月1〜7日、伊勢丹新宿本店で国内初となるポップアップを開催する。

会場では、コンフォート ソウルのエレベーター内グラフィックを施したフォトブースが再現されるほか、デザイナーの愛猫をモチーフに製作したシグネチャーアイテム“ピヨン キーリング”(8800円)のスペシャルカラーを先行販売する。ジュエリーやバッグ、新作となるアパレルも韓国の発売に先駆けて販売する予定だ。また1万1000円以上の購入者には、先着でオリジナルステッカーパックをプレゼントする。

コンフォートは、デザイナー・動画クリエイターのTKと、ファッションマガジンやラグジュアリーブランドのキャンペーンビジュアルを担当するフォトグラファーのキム・ヒジュン(Kim Hee June)をはじめ、スタイリストやアートディレクターなどが意見を出し合い、2022年にオープンした複合文化空間。BLACKPINKのジェニー(JENNIE)やロゼ(ROSE)、BTSのブイ(V)のほか、ジードラゴン(G-DRAGON)やチョン・ソミ(Jeon Somi)、チョン・ホヨン(HoYeon Jung)、パク・スジュ(Soo Joo Park)らが同店を訪れたことや、キーリングなどのアイテムを愛用したことをきっかけに話題となった。

◾️コンフォート ポップアップストア
会期:5月1〜7日
場所:伊勢丹新宿本店 本館2階 イーストパーク・プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ナイキ」がパリオリンピックに向けて各国代表のユニホームを発表

「ナイキ」がパリオリンピックに向けて各国代表のユニホームを発表

「ナイキ(NIKE)」はパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(以下パリ大会)に向けて、フランスのパリで「Nike On Air」イベントを開催し、40人以上の世界レベルのトップアスリートたちと共に、 2024年の各国の代表ユニホームを発表した。

2024年の各国の代表ユニフォームは、「ナイキ」がこれまで発表してきたものの中で、最も多くのアスリートの情報とデータに基づいてデザインされている。4Dモーションキャプチャーデータを駆使し、ピクセルレベルの細かな精度でアルゴリズムを用いて各競技のために特別にデザインされたユニホームは、それ ぞれの国とスポーツが象徴するアイデンティティーと多様なコミュニティーからインスピレーションを得ている。

メンズとウィメンズの陸上競技用のアイテムは約50近くあり、特定の競技種目のために細かく調整された12種類のスタイルがあり、アスリートはパリでの大会で快適さを損なうことなく、自分のスタイルや好みに合ったウエアを選ぶことができる。

ナイキのグローバル スポーツ アパレル担当 VPのジョーダナ・カッチャーは「各ユニホームは、それぞれの競技に合わせてデザインされています。「ナイキ」の試合用のユニフォームにはすべてDri-FIT ADV テクノロジーが採用されていますが、ユニホームにはそれぞれの個性が現れており、バスケットボールやフットボールのウエアには、可動性と通気性を追求したパターンが採用されています。それとは対照的に、スケートボードやブレイキンでは、全てのユニホームにハイパフォーマンスに必要な吸汗速乾性と通気性を備える一方で、テクニカルさを抑えたよりストリート的なスタイルを追求しています」とコメントする。

ユニホムの一例を紹介する。

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「ナイキ」がパリオリンピックに向けて各国代表のユニホームを発表

「ナイキ」がパリオリンピックに向けて各国代表のユニホームを発表

「ナイキ(NIKE)」はパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(以下パリ大会)に向けて、フランスのパリで「Nike On Air」イベントを開催し、40人以上の世界レベルのトップアスリートたちと共に、 2024年の各国の代表ユニホームを発表した。

2024年の各国の代表ユニフォームは、「ナイキ」がこれまで発表してきたものの中で、最も多くのアスリートの情報とデータに基づいてデザインされている。4Dモーションキャプチャーデータを駆使し、ピクセルレベルの細かな精度でアルゴリズムを用いて各競技のために特別にデザインされたユニホームは、それ ぞれの国とスポーツが象徴するアイデンティティーと多様なコミュニティーからインスピレーションを得ている。

メンズとウィメンズの陸上競技用のアイテムは約50近くあり、特定の競技種目のために細かく調整された12種類のスタイルがあり、アスリートはパリでの大会で快適さを損なうことなく、自分のスタイルや好みに合ったウエアを選ぶことができる。

ナイキのグローバル スポーツ アパレル担当 VPのジョーダナ・カッチャーは「各ユニホームは、それぞれの競技に合わせてデザインされています。「ナイキ」の試合用のユニフォームにはすべてDri-FIT ADV テクノロジーが採用されていますが、ユニホームにはそれぞれの個性が現れており、バスケットボールやフットボールのウエアには、可動性と通気性を追求したパターンが採用されています。それとは対照的に、スケートボードやブレイキンでは、全てのユニホームにハイパフォーマンスに必要な吸汗速乾性と通気性を備える一方で、テクニカルさを抑えたよりストリート的なスタイルを追求しています」とコメントする。

ユニホムの一例を紹介する。

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大阪・関西万博とベイクルーズがコラボ ミャクミャクの帽子やTシャツなど

2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスは、ベイクルーズグループとのコラボレーション商品を5月3日に発売する。

「スピック&スパン(SPICK & SPAN)」や「イエナ(IENA)」など計9ブランドとコラボレーションし、Tシャツやボーダーシャツ、キャップなどのアパレルアイテムから雑貨、ネイルケア商品まで幅広いアイテムを扱う。大阪・関西万博のイメージカラーである赤色や青色をあしらった商品や公式キャラクター「ミャクミャク」を取り入れた商品などを展開する。

本アイテムは「2025大阪・関西万博オフィシャルオンラインストア」、ベイクルーズグループ公式通販サイト「ベイクルーズストア」で発売する。コラボレーション商品の発売を記念して、5月3日〜5月8日にルクア大阪内のルクアイーレ3Fに「2025大阪・関西万博オフィシャルポップアップストア ルクアイーレ店 by BAYCREW’S」を期間限定でオープンする。

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大阪・関西万博とベイクルーズがコラボ ミャクミャクの帽子やTシャツなど

2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスは、ベイクルーズグループとのコラボレーション商品を5月3日に発売する。

「スピック&スパン(SPICK & SPAN)」や「イエナ(IENA)」など計9ブランドとコラボレーションし、Tシャツやボーダーシャツ、キャップなどのアパレルアイテムから雑貨、ネイルケア商品まで幅広いアイテムを扱う。大阪・関西万博のイメージカラーである赤色や青色をあしらった商品や公式キャラクター「ミャクミャク」を取り入れた商品などを展開する。

本アイテムは「2025大阪・関西万博オフィシャルオンラインストア」、ベイクルーズグループ公式通販サイト「ベイクルーズストア」で発売する。コラボレーション商品の発売を記念して、5月3日〜5月8日にルクア大阪内のルクアイーレ3Fに「2025大阪・関西万博オフィシャルポップアップストア ルクアイーレ店 by BAYCREW’S」を期間限定でオープンする。

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髪のダメージに悩む、ナチュラル派のためのヘアケア マッシュビューティーラボとノインが共同開発

マッシュビューティーラボは、コスメベンチャーのノインと共同開発したナチュラルヘアケアブランド「バイヤーデン(BY YARDEN)」を5月16日に発売する。「コスメキッチン(COSMEKITCHEN)」、「ビープル(BIOPLE)」、「メイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)」の各店舗および公式ECで取り扱う。

ヘアカラーを繰り返し、パサつきなどの悩みを抱える人に向けた“ダメージケアシリーズ”、ブリーチによる切れ毛・枝毛に悩む人に向けた“ハイダメージケアシリーズ”をラインアップ。ダメージやヘアスタイルに合わせたシャンプー&トリートメントを展開する。

最大の特徴は、自然農にこだわっている農家である苗目で育った無農薬ハーブエキスを、惜しみなく使用していることだ。髪の内部やキューティクルを補修する成分や、カラーキープを叶える成分もナチュラルにこだわり、シリコンフリーで処方した。

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愛知県初のアウトレットモールが岡崎市に 2025年秋開業予定

三井不動産は、愛知県岡崎市で開発推進中の「三井アウトレットパーク 岡崎(仮称)」の開業が2025年秋になると発表した。三重県桑名市にある「ジャズドリーム長島」に続く東海エリア2つ目の三井アウトレットパークだ。

名古屋鉄道本線本宿駅から徒歩圏内にあり、国道1号線や新東名高速道路岡崎東IC、東名高速道路音羽蒲郡ICからも至近の交通利便性が高い立地につくられる。

海外ブランドからスポーツ、アウトドア、キッズまでバリエーション豊富な約170店舗が集積するほか、緑豊かな屋外広場も整備する。また、太陽光パネルの設置や省エネアイテムの導入などによりCO2排出量の削減をはじめとしたESG課題の解決にも取り組む。

同施設開業と同年の春には、愛知県安城市にも「三井ショッピングパーク ららぽーと安城(仮称)」の開業を予定している。

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「SOUCE(源)」がテーマの「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2024」リポート 写真家の川内倫子らがメインプログラムに参加

京都の歴史的建造物や近現代建築に国内外の作家の写真作品を展示する「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2024(以下、KYOTOGRAPHIE)」が5月12日まで開催している。

12回目を迎える今回は「SOUCE(源)」がテーマ。生命や愛、自由の源を探究し、新たな未来の姿を想像するきっかけとなる作品群と共に、おすすめの展示をリポートする。

川内倫子/潮田登久子「From Our Windows」
川内倫子「Cui Cui + as it is」
潮田登久子「冷蔵庫/ICEBOX + マイハズバンド」
Supported by KERING’S WOMEN IN MOTION

ケリングが2015年に立ち上げた、芸術や文化に関わる分野で活躍する女性たちに光を当てることを目的とした「ウーマン・イン・モーション」が今回サポートするのは、川内倫子と潮田登久子による対話的展覧会「From Our Windows」だ。

川内は、13年にわたり祖父の死や甥の誕生など家族を被写体として撮り続けた「Cui Cui」と自身の出産から約3年間、子どもの姿や子育ての中で出合った身近な風景を撮りためた「as it is」を展示している。

潮田は、ごく普通の家庭にある冷蔵庫の外側と内側を定点観測的的に撮影した2枚組のモノクロ写真シリーズ「冷蔵庫/ICE BOX」と、夫で写真家の島尾伸三と娘のまほとの約40年前の生活を記録した「マイハズバンド」を展示。作品に合わせて40年前から大切に取っているという思い出の品々も展示している。

共に家族を被写体として記録を続ける中で、時間を積み重ねて向き合ってきたからこそ、独自の視点やアプローチを感じることができるのだろう。あえてスペースを分けたキュレーションに加えて、それぞれの展示方法がすべて異なる点も興味深い。

会場:京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
時間:10:00〜18:00

川田喜久治
「見えない地図」
Supported by SIGMA

1965年に刊行した写真集「地図」は、原爆ドームの壁や天井を埋め尽くすシミを追い、若い攻隊員の肖像や手紙、廃虚と化した要塞等を通じて戦火の記憶を炙り出した、日本写真史の金字塔として国内外に知られている。同展では、「地図」より、戦後から昭和の終わりまでを写した「ラスト・コスモロジー」、近年新たに取り組んでいる「ロス・カプリチョス」の3タイトルを7つの部屋に分けて鑑賞できる。

現在もプリントの作品に加えて、2017年から始めたInstagramに写真をアップし続けている。戦後直後から記録を続けてきた川田にとって、現代の日本はどう映っているのだろうか。何かを暗示するような同展のタイトルからもそう考えさせられる。

会場:京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
時間:10:00〜18:00

柏田テツヲ
「空(くう)をたぐる」
Presented by Ruinart
Ruinart Japan Award 2023 Winner

旅をしながら人と自然の関係性を問いかけるような作品づくりを行う柏田テツヲは、「Ruinart Japan Award 2023」を受賞し、世界最古のシャンパーニュブランド「ルイナール」のアート・レジデンシー・プログラムに参加。2023年に2週間、ランス地方で滞在制作を行った。

滞在中に目の当たりにした、自然に影響をもたらしている地球温暖化と葡萄畑を歩いているときに引っかかった蜘蛛の巣が目視しづらい状態でも存在していることから、環境変化のメタファーとしてインスピレーションを受けた作品を展示している。
会場には写真の他にも、糸を蜘蛛の巣に見立て植物と組み合わせた作品も観られるので、滞在制作の足跡を辿るような感覚で鑑賞できる。

会場:両足院
住所:京都府京都市東山区小松町591
時間:10:00〜17:00
休日:5月1、8日

バードヘッド(Birdhead/鳥頭)
「Welcome to Birdhead World Again, Kyoto 2024」
Presented by CHANEL NEXUS HALL

2004年に結成されたバードヘッド(Birdhead)は中国・上海を拠点に活動するアートユニットだ。めまぐるしい発展を遂げる上海で客観的なまなざしで街や人間の変化を見続け、身近な存在を被写体にノンフィクションで発信してきた。

会場では、老舗帯問屋の誉田屋源兵衛の建築的特徴を活かした二部構成で作品を展示している。竹院の間では、シルクスクリーンで木材に写真画像を印刷した「Bigger Photo」シリーズの近作5点に加え、代表作でもあり、昨年京都と東京で撮影された124点のイメージからなる「Matrix」の新作を展示している。

古い蔵を現代建築と融合させた黒蔵では、写真の神秘的な力を崇めて、空想の宗教「Phototheism」と信条「We Will Shoot You(我らは汝を撮影す)」をテーマにしたコラージュやインスタレーションを展開している。媒体を横断した作品展示からは、写真表現の可能性や在り方を問いかけるような印象も受ける。

会場:誉田屋源兵衛 竹院の間、黒蔵
住所:京都府京都市中京区室町通三条下ル 西側
時間:10:00〜18:00
休日:5月2、9日

クラウディア・アンドゥハル
「ヤノマミ ダビ・コベナワとヤノマミ族のアーティスト」

スイス出身でブラジルに移住したアーティストのクラウディア・アンドゥハルは、アマゾンの奥地で1万年以上にわたり、独自の文化や風習を守り続けているラジル最大の先住民族ヤノマミの主張や権利を守るために撮影を続けた活動家だ。同展では、アンドゥハルの写真や映像作品とヤノマミのアーティストによるドローイングが展示されており、彼らの思想や政治観、社会性などを垣間見ることができる。監修を務めたのは、シャーマンでもあり、ヤノマミを代表するダビ・コペナワだ。

コペナワは「ヤノマミ族の住む地は、ブラジル政府によって先住民保護区の認定をされているものの、金の違法採掘で環境破壊や感染病といったさまざまな被害を受けている」と悲惨な現状を明かすと共に「展示作品を通じてヤノマミ族の素晴らしい文化や豊かな自然、そしてどのような脅威に晒されているのかを知ってほしい」と鑑賞者に訴えかける。

会場:京都文化博物館 別館
住所:京都市中京区三条高倉
時間:10:00〜19:00
休日:5月7日

ヨリヤス(ヤシン・アラウイ・イスマイリ)
「カサブランカは映画じゃない」
Supported by agnès b.

モロッコの写真家ヨリヤス(ヤシン・アラウイ・イスマイリ/Yassine Alaoui Ismaili)はプロのブレイクダンサーとして活動した後に2015年に写真家としてのキャリアをスタート。

展示作品は、ヨリヤスの出身地でありカサブランカに暮らす人々や日常、公共空間などを撮影し続けたことで浮き彫りになった社会変化に焦点を当てる。ダイナミックで動的な作品群からはカサブランカという都市が持つ多面性も写し出している。作品特性を活かした展示空間も新しい写真の見方を提示しているようだ。

会場:ASPHODEL
住所:京都府京都市東山区八坂新地末吉町99-10
時間:11:00〜19:00
休日:5月1、8日

イランの市民と写真家たち
「あなたは死なない──もうひとつのイラン蜂起の物語──」
In collaboration with Le Monde

同展では、2022年9月、女性の髪を覆うヒジャブの着用が不適切だとして、22歳のマフサ・アミニが警察に拘束された後に亡くなった事件を受け、各地で起こった抗議運動を報道するために集められたSNSでの写真や動画が展示されている。ほとんどの作品の撮影者は伏せられているのだが、これはイラン当局による報道規制に背き、その現状を伝えようとする市民の写真や動画が匿名で展示している。

抗議する市民の様子を切り取った写真からは、スローガンに掲げた「女性、生命、自由!」というメッセージが痛いほど伝わってくる。

会場:Sfera
住所:京都府京都市東山区弁財天町17 スフェラ・ビル2階
時間:12:00〜19:00
休日:5月1、8日

ヴィヴィアン・サッセン
「PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990–2023」
Presented by DIOR
In collaboration with the MEP - Maison Européenne de la Photographie, Paris

同展は、オランダ・アムステルダム出身のファッションフォトグラファー、ヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)の日本初の大規模個展となる。

会場には、30年に及ぶキャリアを紹介する回顧展で、約200点の作品を展示。作品は、南アフリカで幼少時を過ごしたルーツともいえる鮮やかな色彩、緊張感のある多層的で豊かなイメージにあふれていて、絵画的なポートレートのファッション写真から数々のラグジュアリーブランドのビジュアルにも大きな影響を与えていることが伺える。

光と影のコントラストに加えて、セクシャリティ、死といった根源的な思想が写真やドローイング、映像作品に反映されている。会場の京都新聞ビル地下1階の印刷工場跡という広大で無機質な空間とのコントラストも有機的なエネルギーを増幅させている。

会場:京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)
住所:京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239
時間:10:00〜18:00
休日:5月12日

ティエリー・アルドゥアン
「種子は語る」
Presented by Van Cleef & Arpels
In collaboration with Atelier EXB

フランスの写真家、ティエリー・アルドゥアン(Thierry Ardouin)による「種子は語る」では、フランスの国立自然史博物館の所蔵品で1万年以上前の出現時の種子から、現在のハイブリッドな種子を顕微鏡のような拡大鏡を直接カメラに取り付けて撮影を行なった作品が展示されている。

同作は、2009年にスタートした農業に関するドキュメンタリープロジェクト「Seed Stories」がきっかけとなった。種子の造形や美しさを観察するような会場設計も生命の歴史を紐解くことを試みているようだ。作品群からは既視感のある種子から、およそ微生物にように見えるものまで、自然の生命力を感じさせられる。

会場:二条城 二の丸御殿 台所・御清所
住所:京都府京都市中京区二条城町541
時間:9:30〜17:00

ジェームス・モリソン
「子どもたちの眠る場所」
Supported by Fujifilm

ケニア出身でヴェネチアを拠点にするアーティスト、ジェームス・モリソンは、世界各国の子どもたちの肖像と寝室を写したシリーズ作品「子どもたちの眠る場所(Where Children Sleep)」を発表している。

作品から読み取れるのは、それぞれの国の経済状況や親の価値観を通した子どもを取り巻く環境だ。親の愛情を一心に受けているような温かな印象の部屋から、安全性が確保されているかわからない、ヒリヒリする緊張感が伝わる部屋まで、鑑賞者にあらゆる考察の視点を与える。毎日を平和に暮らせている現状にも改めて気付かされる。

会場:京都芸術センター
住所:京都府京都市中京区山伏山町546-2
時間:11:00〜19:00

ルシアン・クレルグ
「ジプシー・テンポ」
Supported by Cheerio

フランス・アルル出身で世界最古の写真祭「アルル国際写真祭」の創始者でもあるルシアン・クレルグ(Lucien Clergue)。写真や音楽において功績を残したクレルグの活動の根底にあるアルルという街とジプシーの関係に焦点を当てる。

1969年に開催した「アルル国際写真祭」と同じ頃に、間もなく世界的な名声を得るロマ族のギタリスト、マニタス・デ・プラタとの出会いから、ロマ族のコミュニティと親密な関係を築き、長年にわたり撮影を続けた作品や演奏やダンスを楽しむジプシーを捉えた写真が展示されている。

ちなみに、マニタス・デ・プラタはフラメンコギターバンドの「ジプシー・キングス(Gipsy Kings)」のバリアルド兄弟(ジャクー、モーリス、トニーノ)の父親でもある。会場内で流れる音楽を感じながら鑑賞したい。

会場:嶋臺(しまだい)ギャラリー
住所:京都府京都市中京区御池通東洞院西北角
時間:10:00〜18:00
休日:5月7日

ジャイシング・ナゲシュワラン
「I Feel Like a Fish」

インド出身の写真家、ジャイシング・ナゲシュワラン(Jaisingh Nageswaran)のプロジェクト「I Feel Like a Fish」では、ダリットと呼ばれる、ヒンズー教のカースト制度の最下層民のレジスタンス(抵抗)とレジリエンスに焦点を当てる。作品にはコミュニティーへの献身と共に、社会から疎外された人々の生活や闘争、忍耐などが表現されており、精度の根深さを感じさせる。

会場:TIME’S
住所:京都府京都市中京区三条通河原町東入中島町92
時間:11:00〜19:00

KG+SELECT 2024

公募型のコンペティション「KG+SELECT」の展示は、10名の写真家・アーティスト作品を展示している。グランプリに選ばれた作品は来年の「KYOTOGRAPHIE」で展覧会を開催する。

同所の特設ブース「SIGMA Lounge」では、濱田祐史の新作「Color Collection」シリーズを展示。コロナ禍の植物園で制作をスタート、デジタルで撮影した作品をインクジェットプリントした際に現れる色に着想し、被写体である植物の一部が漂白され、流れ落ちる様子が収められている。

会場:堀川御池ギャラリー
住所:京都府京都市中京区押油小路町238-1
休日:5月6日
時間:11:00〜18:00(最終入場18:00)

メインプログラム以外のおすすめ展示

髙橋恭司
LOST TIME

写真家の髙橋恭司は花をテーマに、写真集「Lost time」から13点と新作4点、1990年代のビンテージプリント3点を展示。現実において1秒でも同一性を保っている存在はなく、すべての瞬間は過去に直結し喪失していくのだが、花の先品は、ある瞬間にそこに存在していた痕跡を浮き彫りにする。

髙橋がノードホテルでの展示について「ウェルカムドリンクのように花で鑑賞者を迎えている」と話すように、フロントの鮮やかな花の写真から始まり、徐々に抽象性も帯びていき、空間には自然の美しさや静かで幻想的な雰囲気が共存する。会場では、完売となっている作品集「Lost time」を再刊行し販売している。

会場:ノードホテル
住所:京都府京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461

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「ヴァレンティノ」、23年は営業利益18%減 日本を含むアジアは好調だが欧州が減速

ヴァレンティノ(VALENTINO)の2023年12月期決算は、売上高が前期比5%減の13億5000万ユーロ(約2214億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同7%減の3億1400万ユーロ(約514億円)、営業利益は同18%減の9900万ユーロ(約162億円)だった。地政学上の先行き不透明感や、世界的なラグジュアリー需要の減速が響いた。

23年12月末の時点で、同ブランドは世界で264の店舗や売り場を展開しており、そのうち直営は232店。売り上げ全体の66%を占める小売(ECを含む)の売上高は同3%増だった。一方、小売を強化する戦略に基づき、合理化を進めている卸は同12%減となった。

地域別に見ると、日本を含むアジア太平洋地域は好調だったが、欧州は下半期に減速。南北アメリカは下半期に回復の兆しが見られたという。

1960年創業の「ヴァレンティノ」は現在、変化のただ中にある。2012年、同ブランドを運営するヴァレンティノ社をカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP以下、メイフーラ)が8億5800万ドル(約1321億円)で買収。16年に就任したピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)前クリエイティブ・ディレクターは24年4月22日に退任し、後任には22年11月まで「グッチ」を率いていたアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が就任した。

また、23年7月には、「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)が、ヴァレンティノの株式の30%をメイフーラから17億ユーロ(約2788億円)で取得。これは両社のより幅広い戦略的提携の一環で、契約にはケリングが28年までにヴァレンティノの株式の100%を取得するオプションが含まれているほか、メイフーラはケリングの株主となる可能性があるという。

そのケリングは、24年1~3月期(第1四半期)決算の売上高が前年同期比11.3%減(既存店・現地通貨ベースでは同10%減)の45億400万ユーロ(約7386億円)と苦戦。上半期の営業利益は同40~45%減となる見込み。

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「ヴァレンティノ」、23年は営業利益18%減 日本を含むアジアは好調だが欧州が減速

ヴァレンティノ(VALENTINO)の2023年12月期決算は、売上高が前期比5%減の13億5000万ユーロ(約2214億円)、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同7%減の3億1400万ユーロ(約514億円)、営業利益は同18%減の9900万ユーロ(約162億円)だった。地政学上の先行き不透明感や、世界的なラグジュアリー需要の減速が響いた。

23年12月末の時点で、同ブランドは世界で264の店舗や売り場を展開しており、そのうち直営は232店。売り上げ全体の66%を占める小売(ECを含む)の売上高は同3%増だった。一方、小売を強化する戦略に基づき、合理化を進めている卸は同12%減となった。

地域別に見ると、日本を含むアジア太平洋地域は好調だったが、欧州は下半期に減速。南北アメリカは下半期に回復の兆しが見られたという。

1960年創業の「ヴァレンティノ」は現在、変化のただ中にある。2012年、同ブランドを運営するヴァレンティノ社をカタールの投資会社メイフーラ・グループ(MAYHOOLA GROUP以下、メイフーラ)が8億5800万ドル(約1321億円)で買収。16年に就任したピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)前クリエイティブ・ディレクターは24年4月22日に退任し、後任には22年11月まで「グッチ」を率いていたアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が就任した。

また、23年7月には、「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)が、ヴァレンティノの株式の30%をメイフーラから17億ユーロ(約2788億円)で取得。これは両社のより幅広い戦略的提携の一環で、契約にはケリングが28年までにヴァレンティノの株式の100%を取得するオプションが含まれているほか、メイフーラはケリングの株主となる可能性があるという。

そのケリングは、24年1~3月期(第1四半期)決算の売上高が前年同期比11.3%減(既存店・現地通貨ベースでは同10%減)の45億400万ユーロ(約7386億円)と苦戦。上半期の営業利益は同40~45%減となる見込み。

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日本ヒップホップ界のレジェンド2人が32ページであまねく語る 「ブループリント」創刊

ヒップホップカルチャー誌「ブループリント ザ マガジン(BLUEPRINT THE MAGAZINE)」(発売元:apples&oranges)が5月26日に創刊・発売する。アマゾンで事前販売予約を受け付けている。

創刊号は、日本のヒップホップカルチャーをけん引してきたZeebraとSEEDAが両面表紙で登場。写真は全てモノクロで、同レーベルの発起人であるフォトグラファー・小田駿一が撮り下ろした。

近年は、ちゃんみなやT-Pablowなどを輩出した「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」(BSスカパー!)、「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)などが火付け役となり、盛り上がりを見せている日本のヒップホップシーン。その黎明期からけん引してきたZeebra、SEEDAが1冊32ページをまるまる分け合う超ロングインタビューは、ヒップホップファンのみならず一読の価値がある内容だ。

両者の口から語られるのは、自身のキャリアやヒップホップに向き合う価値観、哲学。日本のヒップホップ黎明期から00〜10年代に至るまでのブームの浮沈、背景にある日本の音楽ビジネスの趨勢。そして、それぞれが考えるヒップホップカルチャーの展望だ。ロングインタビューの一部始終を収録した動画は、「ブループリント」の公式ユーチューブチャンネルで順次公開する。

雑誌を核にライブやグッズ展開
オフラインコミュニティーを拡張

「ブループリント」は雑誌の枠を超えた事業も展開する。ライブ&グッズをメディア事業と並び立つ柱とし、ヒップホップファンのオフラインコミュニティーを醸成するプラットフォームとして機能させる。

ショーケースライブの第1弾を6月23日、渋谷のヒップホップクラブ「ハーレム(HARLEM)」で開催する。すでにCHICO CARLITO、MUD、ELIONE、LIZA、Yan Sekuなど新進気鋭のアーティストの出演が決定している。

■ "BLUEPRINT THE LIVE vol.1"

日時:6月23日(日)
開場 / 開演 : 16:30 / 17:00
会場:HARLEM(東京都渋谷区円山町2−4)
入場料:先行4000円(+500円で「ブループリント ザ マガジン」付き)、当日4500円 ※それぞれ1ドリンク(600円)別途

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「ポロ ラルフ ローレン」のウィメンズ特化型ショップ 渋谷にリニューアルオープン

「ポロ ラルフ ローレン キャットストリート(POLO RALPH LAUREN CAT STREET)」が3月28日、「ザ ポロ ウィメンズ ショップ」としてリニューアルオープンした。同店の総面積は約500m²で、1階と2階で構成。ウィメンズの成長を目指し、店内は最新の「ポロ ラルフ ローレン」(以下、「ポロ」)のウィメンズ商品を中心に、女性も着こなしやすいメンズウエアや「ラルフ ローレン」などの貴重なビンテージアイテム、店舗限定品などを厳選してキュレーション。レーベルの垣根も越えた自由なスタイリングと現代女性のライフスタイルに寄り添った遊び心は、ここでしか体験できない。創業デザイナーのラルフ・ローレンが、常に顧客に届けたいと願う喜びを感じさせる空間だ。

1階
ハッピームードあふれる
色鮮やかな「ポロ」グッズ

1階は、世界でもトップクラスの売上高を誇るという日本で人気のケーブルセーターやオックスフォードシャツに加え、キャップやトートバッグ、ポロシャツ、ドッグウエアなど、「ポロ」のアイコニックなアイテムが豊富なカラーバリエーションでそろう。一目でハッピーな気分に誘う色鮮やかで楽しい空間は圧巻。自分用だけでなく、ギフトにも喜ばれるアイテムが必ず見つかるはずだ。エントランス右手には、ポップアップスペースを設けた。初回はフラワーショップが店内を彩り、「ポロ」のブランドイメージや店舗の雰囲気に合わせてセレクトした季節の花々を販売している。

2階
ホームグッズや
エクスクルーシブアイテムが集結

2階は1階のポップな雰囲気から一変し、タイムレスで洗練された「ポロ」の魅力あふれる空間に。クローゼットには、トレンチコートやパッチワークのジャケット、エレガントな花柄のワンピースといったアメリカンクラシックを体現する女性のためのアイテムがすべて詰まっている。書籍やタオル、食器、ガラス製品などをそろえた「ラルフ ローレン ホーム」や「ダブル アール エル」のシルバーアクセサリーなどもラインアップし、1階同様、レーベルを越えて楽しめるワードローブを提案する。また、千葉の藍染工房のノラビ(NORABI)とコラボレーションした、藍色のグラデーションが映える一点モノのカプセルコレクションなど、店舗限定商品も取りそろえる。

店舗限定アイテムも
豊富にそろう

ラグビーシャツやニットウエア、オックスフォードシャツなど、ブランドを象徴するアイテムをベースにした新たなデザインは、新旧をミックスした同店ならではの逸品。また千葉県大網白里市に拠点を置く藍染工房のノラビの品田彩来とコラボしたカプセルコレクションは、すべて一点モノ。オックスフォードシャツやメッシュポロシャツ、ケーブルセーターなど、一つ一つ異なる色合いと風合いは「ポロ」の新しい魅力を引き立てている。

INFORMATION
ザ ポロ ウィメンズ ショップ

営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前5-17-13

TEXT:RIE KAMOI
問い合わせ先
ラルフ ローレン
0120-3274-20

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【スナップ】TWICEモモ、柴咲コウ、多部未華子が来場 「タサキ」が70周年を記念したイベントを開催

「タサキ(TASAKI)」は5月12日まで、ブランド創業70周年を記念したイベント“フローティング シェル(FLOATING SHELL)”をバツアートギャラリーで開催している。

同イベントは、真珠を思わせるカラーを配した会場で、「タサキ」を代表するジュエリー“バランス”の新作のほか、藤本タツキの漫画作品や「アシックス(ASICS)」「アイヴァン(EYEVAN)」とのコラボアイテムも先行発売する。今後東京を皮切りに、世界各国で順次開催を予定する。

4月25日に開催したレセプションイベントには、ブランドパートナーを務めるTWICEのモモをはじめ、柴咲コウ、多部未華子、一ノ瀬颯、桜田通、Perfume、東原亜希、町田啓太、吉岡里帆らが来場した。

TWICEのモモはイベントに際し、「さまざまなジャンルのアイテムとのコラボレーションを見ることができて、とても面白かった。今日は、バランスの新作を着用させていただき、本当に1つ1つのパールが輝いていて、モダンなデザインがすごく素敵だと思った」と語った。

■フローティング シェル
日程:4月26日〜5月12日
時間:11:00〜19:00
場所:バツアートギャラリー
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
※予約不要

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ハローキティとビームスがコラボ 50年の歴史が詰まったレトロなウエアやぬいぐるみ

ビームスのデッドストック品を手仕事によるリメイクで蘇らせるレーベル“ビームス クチュール(BEAMS COUTURE)は5月3日、サンリオのキャラクター、ハローキティの50周年を記念したコラボアイテムを発売する。ビームス ニューズおよび同公式オンラインで取り扱うほか、ビームス広島でも一部アイテムを販売する。

コラボアイテムは、ビンテージな風合いに仕上げたぬいぐるみ(7150円)、ポシェット(8250円)、エナメル地に刺しゅうをあしらったバッグ(1万4300円〜)、セーターとランニングパンツのセットアップ(2万900円)、薄く透ける素材感が特徴のセーター(2万5300円)を販売する。50年の歴史をテーマに、デビュー当初のハローキティを思わせるレトロなテイストにまとめた。またサンリオショップで商品を購入した際にもらえるマスコット“プレミアム”も今回制作。ハローキティのぬいぐるみを配した缶バッチが、商品購入時に配布される。イメージビジュアルには、ファッションインフルエンサーのCOCOを起用した。

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「ラルフ ローレン」最上級ラインのキャンペーンにEXILE AKIRAが登場 2度のグローバルメーン広告起用はアジア人初

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」の最高峰ライン「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」は、EXILE AKIRAを2024年春の広告キャンペーンにグローバルモデルとして起用した。

AKIRAは2018年春夏コレクションから同ラインの広告モデルを務め、グローバル展開は2度目となる。本キャンペーンはフォーマルウエアの美しさを表現しており、カメラマンのアルナルド・アナヤ(Arnaldo Anaya Lucca)が撮影した。2018年春夏メンズコレクションの際にもAKIRAをモデルに撮影したため、2人は久しぶりの再会を喜び、息の合ったフォトセッションを繰り広げたという。

AKIRAは「世界を代表するブランド、『ラルフ ローレン』においてアジア人初の2度目のグローバルメーン広告に起用してくださり、とても光栄に思っております。ラルフ・ローレンさんの好きな言葉“ファッションにブランドは必要ない、必要なのは自身から湧き出るなにかだ”とあるように今回の広告から僕自身のほかにはない何かを、そして『ラルフ ローレン』の世界観から“憧れ”と誠実な“紳士”さを感じていただけたら幸いです」とコメントした。

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「ラルフ ローレン」最上級ラインのキャンペーンにEXILE AKIRAが登場 2度のグローバルメーン広告起用はアジア人初

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」の最高峰ライン「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」は、EXILE AKIRAを2024年春の広告キャンペーンにグローバルモデルとして起用した。

AKIRAは2018年春夏コレクションから同ラインの広告モデルを務め、グローバル展開は2度目となる。本キャンペーンはフォーマルウエアの美しさを表現しており、カメラマンのアルナルド・アナヤ(Arnaldo Anaya Lucca)が撮影した。2018年春夏メンズコレクションの際にもAKIRAをモデルに撮影したため、2人は久しぶりの再会を喜び、息の合ったフォトセッションを繰り広げたという。

AKIRAは「世界を代表するブランド、『ラルフ ローレン』においてアジア人初の2度目のグローバルメーン広告に起用してくださり、とても光栄に思っております。ラルフ・ローレンさんの好きな言葉“ファッションにブランドは必要ない、必要なのは自身から湧き出るなにかだ”とあるように今回の広告から僕自身のほかにはない何かを、そして『ラルフ ローレン』の世界観から“憧れ”と誠実な“紳士”さを感じていただけたら幸いです」とコメントした。

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「リーボック」×吉田カバン「POTR」 ターコイズブルーの“インスタポンプフューリー”を限定発売

吉田カバンの「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は、「リーボック(REEBOK)」のアイコンスニーカー“インスタポンプフューリー”の30周年を記念した“リーボックインスタポンプフューリー 94 × POTR”(3万3000円)を5月1日に発売する。サイズは23.0〜29.0cm(1cmずつ)を展開する。

今回のコラボレーションでは、随所に「ピー・オー・ティー・アール」を象徴するカラーの1つであるターコイズブルーを採用し、左足のヒール部分や、右足のポンプボール、インソールに「ピー・オー・ティー・アール」のロゴを配したスペシャル仕様となっている。

また、シューズと同じ配色でデザインされたワンアクションで開閉可能なオリジナルケースも付属し、シューズだけでなく衣服などを収納することができる。

本アイテムは、「ポーター フラッグシップ ストア」、「ポーター ギンザ」、「ポーター シンジュク」「ポーター スタンド」、「クラチカ バイ ポーター」、「ピー・オー・ティー・アール」各店舗、「クロークルーム バイ ポーター」、吉田カバンと「リーボック」の公式オンラインストア、「リーボック」の直営店(渋谷、原宿、心斎橋、博多)で限定販売する。

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「リーボック」×吉田カバン「POTR」 ターコイズブルーの“インスタポンプフューリー”を限定発売

吉田カバンの「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」は、「リーボック(REEBOK)」のアイコンスニーカー“インスタポンプフューリー”の30周年を記念した“リーボックインスタポンプフューリー 94 × POTR”(3万3000円)を5月1日に発売する。サイズは23.0〜29.0cm(1cmずつ)を展開する。

今回のコラボレーションでは、随所に「ピー・オー・ティー・アール」を象徴するカラーの1つであるターコイズブルーを採用し、左足のヒール部分や、右足のポンプボール、インソールに「ピー・オー・ティー・アール」のロゴを配したスペシャル仕様となっている。

また、シューズと同じ配色でデザインされたワンアクションで開閉可能なオリジナルケースも付属し、シューズだけでなく衣服などを収納することができる。

本アイテムは、「ポーター フラッグシップ ストア」、「ポーター ギンザ」、「ポーター シンジュク」「ポーター スタンド」、「クラチカ バイ ポーター」、「ピー・オー・ティー・アール」各店舗、「クロークルーム バイ ポーター」、吉田カバンと「リーボック」の公式オンラインストア、「リーボック」の直営店(渋谷、原宿、心斎橋、博多)で限定販売する。

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韓国発「ノンフィクション」のセンテッドキャンドルが日本上陸 阪急うめだ本店のポップアップで先行発売

ライフスタイルビューティブランド「ノンフィクション(NONFICTION)」は、キャンドルコレクション“センテッドキャンドル”(200g/1万120円、600g/2万7500円)を、5月1〜6日に阪急うめだ本店9階で開催するポップアップ“HANKYU BEAUTY フレグランスフェスティバル2024”で先行発売する。

同商品は自然や空間にインスパイアされたドラマチックなストーリーを共有するキャンドルコレクションで、フランスの調香師、ドミティル・ミシャロン=ベルティエ(Domitille Michalon Bertier)が手掛けている。香りはブラックカラントと草の葉が柔らかく香る“テーブルゲスト”と、サンダルウッドが濃密に包み込む“ピーストーク”、バニラビーンズとカルダモンにスモーキーな余韻を残す“ラプサンソング”の3種類をラインアップ。仏・グラースで生産した天然香料と高い発香力と優れた安定性をもつソイブレンドワックスを使用している。白磁の容器は韓国の陶磁器の名匠が手作業で製作した。

また、本イベントではオードパルファムのミニトリオセットや、、ハンドクリーム&チューブスクイーザーセットも登場するほか、購入者限定特典で韓国のセルフフォトブース「フォトマティック(PHOTOMATIC)」とコラボレーションしたフォトブースを設置する。さらに、店頭で購入するとオードパルファムトライアルキットと「フォトマティック」撮影チケットを、1万1000円以上の購入でオードパルファム(3mL)を3個とオリジナルドローストリングポーチを、2万2000円以上の購入でシトラスコレクションオリジナルエコバッグを数量限定で贈呈する。

◾️“HANKYU BEAUTY フレグランスフェスティバル2024”
日程:5月1〜6日
場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場

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「無印良品」初のスキンケア本 活用法から開発のこだわりまで徹底解説

世界文化社は「無印良品」初のスキンケアに関する書籍「やさしいもので整える 無印良品のセルフケア」(1650円)を5月2日に発売する。

「無印良品」のスキンケアやメイクアップ商品のクオリティーの高さの理由を解説し、その活用法を紹介する。「あの人のマイスタンダード!」と題して年齢や性別、ライフスタイルが多様な人物がいつも使用している商品を紹介するページや、「リピートするには理由がある 定番名品カタログ」と題して商品開発のこだわりを紹介するページを盛りこんだ。「無印良品」のスキンケアシリーズを使ったヘアケア、スキンケア、ボディケアの方法を詳しく紹介している。

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「無印良品」初のスキンケア本 活用法から開発のこだわりまで徹底解説

世界文化社は「無印良品」初のスキンケアに関する書籍「やさしいもので整える 無印良品のセルフケア」(1650円)を5月2日に発売する。

「無印良品」のスキンケアやメイクアップ商品のクオリティーの高さの理由を解説し、その活用法を紹介する。「あの人のマイスタンダード!」と題して年齢や性別、ライフスタイルが多様な人物がいつも使用している商品を紹介するページや、「リピートするには理由がある 定番名品カタログ」と題して商品開発のこだわりを紹介するページを盛りこんだ。「無印良品」のスキンケアシリーズを使ったヘアケア、スキンケア、ボディケアの方法を詳しく紹介している。

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セレクトショップ、ヌビアンが5月18日に大阪店をオープン 大阪限定アイテムも

ヴェイパースが運営するセレクトショップの「ヌビアン(NUBIAN)」は5月18日、過去最大級の路面店を大阪堀江エリアにオープンする。17日にはラッパーKOHHとしての活動を引退した千葉雄喜をゲストに迎え、完全招待制のレセプションパーティーを開催する。

オープンを記念して、親交の深い「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」や、「ダブレット(DOUBLET)」、「ニードルズ(NEEDLES)」、ソウル発の「プロジェクト ジーアール(PROJECT G/R)」、韓国発の「サグ・クラブ(THUG CLUB)」、ドイツ発新鋭ブランド「ノーフェイス ストゥディオス(NO/FAITH STUDIOS)」、仏・パリ発の「パラドックス パリス(PARADOXE PARIS)」など国内外ブランドによる大阪店限定アイテムを販売する。

「ヌビアン」は、ストリートカルチャーをルーツに幅広くセレクトするショップ。ヒップホップを始めとしたミュージックカルチャーに親密な観点を持つ。上野店、原宿店、渋谷店、虎ノ門店、名古屋店を展開している。

◾️ヌビアン大阪
オープン日:5月18日
住所:大阪府大阪市西区南堀江 1-26-15

◾️ヌビアン大阪 オープニングパーティー
日程:5月17日(完全招待制)

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「ケイト」の“低彩色なのに際立つ”新メイクシリーズが誕生 くすみ色のマスカラ&ジェルライナー

「ケイト(KATE)」は6月22日、低彩色なのに存在感のある目元に仕上げる新たなシリーズ“KUMORIカラー”から、“レアフィットジェルペンシルN”(全3色、各1210円※編集部調べ、以下同)と、“フレームレスフィルムマスカラ”(全3色、各1540円)を数量限定で発売する。

“レアフィットジェルペンシルN”は、陰影効果で目元を強調するペンシルアイライナーで、とろける描き心地のレアジェル質感と速乾性が特徴だ。カラーは肌なじみの良い濃霧ブラウンや雨雲グレージュ、夕霧オレンジの3色。

“美嘘マスカラ”をキャッチコピーに掲げる“フレームレスフィルムマスカラ”は、自まつ毛の黒が透けたかのように色づくカラーマスカラ。まつ毛の間隔よりも狭い0.03mm間隔にした独自のWしなりコームを採用し、上下共にまつ毛を美しくセパレートする。カラーは濃霧イエロー、薄明ラベンダー、薄雲グレージュの3色で、透け度30%以上の絶妙な色設計を目指した。

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創業70周年の「TASAKI」がパールで描く未来

日本屈指のジュエラーとして疾走を続ける「TASAKI」は、今年創業70周年を迎えた。 同ブランドは、アニバーサリーイヤーを記念して話題性満点のエキシビション「フローティング シェル」を東京を皮切りに、大阪をはじめ世界各国で開催する。歴史を振り返る回顧展とはひと味違い、アイコニックな“バランス”コレクションの新作から超高級ハイジュエリー、スペシャルなコラボレーションアイテムまでが登場。エキシビションの見どころを紹介するほか、70年を経て、このエキシビションを開催する意味を田島寿一TASAKI社長に聞いた。

周年を記念した“バランス”最新作の数々

パールを代表するブランドである「TASAKI」の歴史は、家業の真珠養殖業に始まり、1954年に真珠加工販売業をスタートした。今ではアジア各地やヨーロッパにも拠点を持つグローバルなジュエラーへと成長。 創業70周年を記念したアニバーサリーエキシビション「フローティング シェル」は、誇れるジャパンブランドとなった「TASAKI」の現在と、その進化を肌で感じることができるイベントだ。パールというと、まず思い浮かべるのは“フォーマル”“冠婚葬祭”“ハレの日”といったイメージ。そうした古い既成概念を打破すべく、これまで「TASAKI」はさまざまなチャレンジを行ってきた。最もインパクトがあったのが、米国のファッションデザイナー、タクーン・パニクガルをクリエイティブディレクターに迎えて2010年に発表した“バランス”コレクション。モダンでグラフィカルなデザインは、パールのイメージを若々しくスタイリッシュなものに一新した。さらにタクーンは、12年に食虫植物の造形美にインスパイアされたコレクション“デインジャー”を手掛ける。粒選りのパールから妖しいトゲが生えたパンキッシュなデザインは、女性だけでなく男性の心も捉え、ジェンダーレスなジュエリーの先駆けとなり、パール男子たちが街を闊歩するきっかけにもなった。

今回のエキシビションでは“バランス”の最新作を先駆けて発表。デイリーに楽しめるリング、イヤリング、ネックレスといったシンプルなアイテムから、ため息が出るような超高級ハイジュエリーまでがべールを脱ぐ。デザインの完成度、そして職人技のレベルの高さにも目を見はることだろう。何より心が奪われるのは「TASAKI」の自社養殖場が生み出すあこや真珠の美しさ。幻想的なムードに満ちた会場で「TASAKI」が牽引するパールの“今”に出合えるはずだ。

ジュエリーの枠を超えたコラボレーション

人気コミック「宝石の国」「チェンソーマン」との意表を突くコラボレーションを過去に展開してきた「TASAKI」。そんな革新的なジュエラーが今回タッグを組んだのは、気鋭のジャパンブランドたちだ。「アイヴァン(EYEVAN)」や「アシックス(ASICS)」と共同で開発されたスペシャルアイテムには、どれもピュアに艶めくパールがあしらわれている。現代アートを思わせるアプローチでありながらも実用性をしっかり備えたアイウェア、スニーカー、イヤホンは間違いなくレアものだ。

INTERVIEW
優れた創造性とパワフルな
実行力を感じて

数々のラグジュアリーブランドで実績を積み上げてきた田島寿一TASAKI社長。70周年を記念し、パールの既成概念を覆すようなエッジの効いたエキシビションは、70周年の歴史で挑戦し続けてきたTASAKIの前向きなパワーを表現するのが目的だ。同社長は、「創業時の田崎真珠は店舗がない地方では、バスを改装し、移動店舗として運営する試みなど、その時代では誰も思いつかないような事でも、まずやってみる気構えを備えた会社だった。そのようなDNAがTASAKIにはあることをエキシビションで表現したい」と語る。名だたるジャパンブランドとタッグを組んだのは、日本のクリエイティビティーを海外に発信したいという思いから。海外で、日本製は高品質というイメージは広まっているが、クリエイティビティーに対する評価はまだ低い。グローバルブランドとして、それを払拭し、日本におけるクリエイティビティーの豊かさを表現する目的もある。「各社の個性とTASAKIがどんな化学反応を起こすか見たかった」と田島社長。来場者に期待するリアクションは「思わずニコッとしていただくこと」だと話す。世界で知られるブランドに成長した「TASAKI」。「面白いことをやってしまう大胆なブランドだと感じてもらいたい」。

INFORMATION
「TASAKI」70周年アニバーサリーエキシビション「FLOATING SHELL」

東京
4月26日~5月12日
会場:BA-TSU ART GALLERY/
StandBy東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間:11:00~19:00

大阪
8月1日~29日
会場:阪急うめだ本店3階 POP UP CIRCUS
大阪府大阪市北区角田町8-7
時間:10:00~20:00

※日程・営業時間は変更になる場合があります
問い合わせ先
TASAKI
0120-111-446

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創業70周年の「TASAKI」がパールで描く未来

日本屈指のジュエラーとして疾走を続ける「TASAKI」は、今年創業70周年を迎えた。 同ブランドは、アニバーサリーイヤーを記念して話題性満点のエキシビション「フローティング シェル」を東京を皮切りに、大阪をはじめ世界各国で開催する。歴史を振り返る回顧展とはひと味違い、アイコニックな“バランス”コレクションの新作から超高級ハイジュエリー、スペシャルなコラボレーションアイテムまでが登場。エキシビションの見どころを紹介するほか、70年を経て、このエキシビションを開催する意味を田島寿一TASAKI社長に聞いた。

周年を記念した“バランス”最新作の数々

パールを代表するブランドである「TASAKI」の歴史は、家業の真珠養殖業に始まり、1954年に真珠加工販売業をスタートした。今ではアジア各地やヨーロッパにも拠点を持つグローバルなジュエラーへと成長。 創業70周年を記念したアニバーサリーエキシビション「フローティング シェル」は、誇れるジャパンブランドとなった「TASAKI」の現在と、その進化を肌で感じることができるイベントだ。パールというと、まず思い浮かべるのは“フォーマル”“冠婚葬祭”“ハレの日”といったイメージ。そうした古い既成概念を打破すべく、これまで「TASAKI」はさまざまなチャレンジを行ってきた。最もインパクトがあったのが、米国のファッションデザイナー、タクーン・パニクガルをクリエイティブディレクターに迎えて2010年に発表した“バランス”コレクション。モダンでグラフィカルなデザインは、パールのイメージを若々しくスタイリッシュなものに一新した。さらにタクーンは、12年に食虫植物の造形美にインスパイアされたコレクション“デインジャー”を手掛ける。粒選りのパールから妖しいトゲが生えたパンキッシュなデザインは、女性だけでなく男性の心も捉え、ジェンダーレスなジュエリーの先駆けとなり、パール男子たちが街を闊歩するきっかけにもなった。

今回のエキシビションでは“バランス”の最新作を先駆けて発表。デイリーに楽しめるリング、イヤリング、ネックレスといったシンプルなアイテムから、ため息が出るような超高級ハイジュエリーまでがべールを脱ぐ。デザインの完成度、そして職人技のレベルの高さにも目を見はることだろう。何より心が奪われるのは「TASAKI」の自社養殖場が生み出すあこや真珠の美しさ。幻想的なムードに満ちた会場で「TASAKI」が牽引するパールの“今”に出合えるはずだ。

ジュエリーの枠を超えたコラボレーション

人気コミック「宝石の国」「チェンソーマン」との意表を突くコラボレーションを過去に展開してきた「TASAKI」。そんな革新的なジュエラーが今回タッグを組んだのは、気鋭のジャパンブランドたちだ。「アイヴァン(EYEVAN)」や「アシックス(ASICS)」と共同で開発されたスペシャルアイテムには、どれもピュアに艶めくパールがあしらわれている。現代アートを思わせるアプローチでありながらも実用性をしっかり備えたアイウェア、スニーカー、イヤホンは間違いなくレアものだ。

INTERVIEW
優れた創造性とパワフルな
実行力を感じて

数々のラグジュアリーブランドで実績を積み上げてきた田島寿一TASAKI社長。70周年を記念し、パールの既成概念を覆すようなエッジの効いたエキシビションは、70周年の歴史で挑戦し続けてきたTASAKIの前向きなパワーを表現するのが目的だ。同社長は、「創業時の田崎真珠は店舗がない地方では、バスを改装し、移動店舗として運営する試みなど、その時代では誰も思いつかないような事でも、まずやってみる気構えを備えた会社だった。そのようなDNAがTASAKIにはあることをエキシビションで表現したい」と語る。名だたるジャパンブランドとタッグを組んだのは、日本のクリエイティビティーを海外に発信したいという思いから。海外で、日本製は高品質というイメージは広まっているが、クリエイティビティーに対する評価はまだ低い。グローバルブランドとして、それを払拭し、日本におけるクリエイティビティーの豊かさを表現する目的もある。「各社の個性とTASAKIがどんな化学反応を起こすか見たかった」と田島社長。来場者に期待するリアクションは「思わずニコッとしていただくこと」だと話す。世界で知られるブランドに成長した「TASAKI」。「面白いことをやってしまう大胆なブランドだと感じてもらいたい」。

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「TASAKI」70周年アニバーサリーエキシビション「FLOATING SHELL」

東京
4月26日~5月12日
会場:BA-TSU ART GALLERY/
StandBy東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間:11:00~19:00

大阪
8月1日~29日
会場:阪急うめだ本店3階 POP UP CIRCUS
大阪府大阪市北区角田町8-7
時間:10:00~20:00

※日程・営業時間は変更になる場合があります
問い合わせ先
TASAKI
0120-111-446

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安達祐実のコスメブランド「ウプト」が初のシートマスクを発売 肌荒れ&毛穴をケア

俳優の安達祐実がプロデュースしているコスメブランド「ウプト(UPT)」は5月17日、初のシートマスク“カーミングセラムマスク”(4枚入り、1540円)を発売する。公式オンラインストアや全国のロフト(LOFT)、その他バラエティーショップで取り扱う。

同商品は美容液をたっぷりと含んだ個包装のシートマスクで、肌にフィットする密着性に優れた柔らかいシートを採用した。肌荒れをケアするツボクサエキス(シカ)やグリチルリチン酸2K、肌のキメを整えるビタミンC誘導体などを配合するほか、潤いを与える3種のセラミドやヒアルロン酸などを取り入れた。透明感のあるみずみずしい肌に導く。

安達は商品について「お肌がゆらぎがちな時や忙しい時に手早く潤いをチャージしてお肌を健やかに保ってくれる、お守りのようなシートマスクを作りたいと思って開発を進めました」とコメントしている。

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「ザ パブリック オーガニック」から100%精油調合のドライシャンプーが登場 髪のベタつきをすっきりオフ

東京発オーガニック・ナチュラルコスメメーカーのカラーズが展開するオリジナルブランド「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」は5月16日、ブランド初のドライシャンプー3種を数量限定で発売する。取り扱いは、全国のドラッグストアおよびバラエティーショップ。

“精油ドライシャンプー”(各90g、各1320円)は、頭皮ケア、ニオイケア、スタイルケアを同時にかなえるドライシャンプー。“スーパーシャイニー”“スーパーポジティブ”“スーパーバウンシー”のヘアケアシリーズからそれぞれ登場する。植物由来パウダーが頭皮の余分な皮脂を吸着。水を使用せず、頭皮にスプレーするだけで汗や湿気によるベタつきをすっきりとオフする。ペタンコになった前髪やつぶれた頭頂部のふんわり感を復活させ、“ふわサラ髪”に導く。厳選した植物エキスが角質層のバリア機能をサポートしながら潤いを与え、紫外線による乾燥から頭皮を守る。

100%精油を調合し、精油の香りで頭皮や髪のニオイケアもかなえる。“スーパーシャイニー”はベルガモットにマグノリアを組み合わせたシトラスフローラル調、“スーパーポジティブ”はフランキンセンスにイランイランを組み合わせたフローラルウッディ調、“スーパーバウンシー”はマンダリンオレンジにゼラニウムを組み合わせたシトラスフローラル調の香り。

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「ドクターマーチン」が新作サンダルキャンペーンをスタート ビジュアルにはanoを起用

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、アーティストanoを起用した新作サンダルキャンペーン「MADE FOR SUMMER」を4月26日から全国でスタートした。対象のサンダルの購入者にオリジナルの扇子をプレゼントするほか、特設ページでは、アーティストanoのスタイリングやインタビューなどのスペシャルムービーを公開。また5月25日には渋谷エリアのオープンスペースでキャンペーンイベントを開催する予定だ。

キービジュアルには、「ドクターマーチン」が考える、他種多様な現代の強さを体現する若い世代の代表者であるという理由からanoを起用し、ブランドの世界観を表現している。

新作は大胆なシューレースがポイントの編み上げサンダル“ナルティラ XL”やデイリーユースに最適なサマーサンダル“ぺアソン”など、サマーシーズンに活躍するサンダルをラインアップする。。

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スニーカーブーム沈静化どこ吹く風 スイス発「オン」、急成長支えるイノベーション

PROFILE: オリヴィエ・ベルンハルド オン共同創業者兼執行役員

オリヴィエ・ベルンハルド  オン共同創業者兼執行役員
PROFILE: 1968年生まれ、スイス出身。オンの創業者3人のうちの1人。創業前はプロトライアスロン・デュアスロン選手で、1993〜2005年の間に世界選手権を3回、欧州選手権を1回、スイス選手権を15回制した。現在は、選手経験を生かした製品開発やブランドのコンセプトメーキングを主に担当している。背景のカーテンはオン ジャパンのある横浜・みなとみらいの風景が描かれており、各国で同様のオリジナルグラフィックを作っているのだという PHOTO:SUGURU TANAKA

「オン(ON)」のシューズを街で見掛ける機会が激増している。産業としてスポーツメーカーが盛んではないスイスで2010年に創業し、21年には米ニューヨーク証券取引所に上場。レアスニーカーブームが沈静化してナイキ、アディダスが苦しむ中、23年の売上高は前年比46.6%増の17億9210万スイスフラン(約3028億円)、純利益は同37.9%増の7960万スイスフラン(約134億円)で、26年には売上高35億5000万スイスフラン(約5999億円)を目指す。新勢力として成長街道を快走するが、何が短期間での躍進を可能にしているのか。来日した共同創業者の1人、オリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)に聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)

WWDJAPAN(以下、WWD):創業前はプロのトライアスロン・デュアスロン選手だった。そこからオンを立ち上げた経緯は。

オリヴィエ・ベルンハルド オン 共同創業者兼執行役員(以下、ベルンハルド):5歳からレースに参加し、走ることや限界に挑戦することに喜びを感じていた。しかし、徐々に子どものころに感じた走る喜びが感じられなくなっていった。シューズには足をケガから守ることも求められるが、足を制約するのでなく、むしろ余裕を与えてパフォーマンスを高めていくような新しいランニング感覚のシューズを作れないか。そう有力スポーツメーカー数社に相談し、一緒に開発したいと伝えたら「開発チームは既にいる」と断られた。ならば自分でやるしかないと思ったのが、オン立ち上げの経緯だ。

WWD:最初の試作品では、ゴムホースを切って並べてソールにしたと聞く。雲の上を走る感覚を打ち出す、特許を持つ衝撃吸収構造“クラウドテック”に通ずるものだ。

ベルンハルド:砂や雪の上を走るときのような、滑らかな着地感覚を得たいと考えた。同時に、砂の上を走るとエネルギーが吸収されてしまい足が疲れるため、反発も得たい。ゴムホースは圧力をかけると平らになって、反発して形が元に戻るため、滑らかさと反発が両立できる。考え方はシンプルで、だからこそ他メーカーは考えなかったのかもしれない。しかし、例えばiPhoneもそうであるように、一見シンプルなものこそ実は非常に複雑な技術を要している。

時価総額は106億米ドル(約1兆6218万円)

WWD:製品開発で重視するのは。

ベルンハルド:常に心掛けているのは、(タウンユース用などでなく)まずパフォーマンス製品から開発すること。リサーチを重ねてデータを集め、新しい考え方を持ち込みイノベーションを起こす。例えばテニスシューズは(スイス出身でグランドスラム達成者の)ロジャー・フェデラー(Roger Federer)と組み開発した。ロジャーが履けるならパフォーマンスの信頼性を担保でき、消費者にとっても有益。当社の全てはイノベーションから始まる。それはサステナビリティ領域でも同様だ。

WWD:サステナビリティ領域では、循環型シューズのサブスクリプションサービス“サイクロン”を22年に本格開始した。

ベルンハルド:シューズを所有しないという考え方であり、パラダイムシフトだ。買わなければいけない、捨てなければいけないという考えを捨ててほしい。ただ、パラダイムシフトは簡単ではない。消費者に行動変容を促していく必要があるが、動画配信のサブスクサービス「ネットフリックス」が示すように、それは可能だと思っている。

WWD:創業からたった15年弱で、「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」と共に並べられるブランドになった。何がそれを可能にしたのか。

ベルンハルド:創業時、共同創業者の2人に「既に市場にはたくさんのランニングシューズがあり、これ以上は必要ない」と言われたが、ランニング感覚が従来とは違うシューズなら、消費者は求めるはずと説得した。今までなかった新しいものを生み出すイノベーションこそ、われわれの成長の源泉。あらゆる面で先駆的でありたい。

スニーカーは「これまでの売り方が古くなっただけ」

WWD:イノベーションを生み出す組織をどのように作っているのか。

ベルンハルド:私自身がアスリートであることも大きい。立ち上げ当初は知識もなかったが、自身も被験者となって、ラボでさまざまなテストを重ねてきた。早期から優れた研究者を集め、ランニングだけでなく、それ以外のスポーツにも応用できるチームを作った。今グローバルで約3000人の社員がいて、うち製品開発に関わる部門は350人ほど。チューリッヒにラボがあり、生産国のベトナムにも開発チームのメンバーがいる。会社としては、スポーツやアパレルの業界外から積極的に人を採用してきた。業界内から雇うと、過去の経験以上になりにくい。スイスにはランニングシューズメーカーの歴史がなく、だからこそ業界外から人を雇い、新鮮な考え方を持ち込む必要もあった。外部からの目線で自問自答を繰り返している。具体的には、テスラ、グーグル、レッドブル、アップルなどから来た社員もいる。

オンは非常に風通しがよくてユニークな組織だ。一番大切なものはチーム。社員皆が成長できる機会を提供しているし、自分の意見を自由に語っていい、それぞれの夢も聞きたい。そのような強いカルチャーがある。アスリートから製品改善のフィードバックを集めるように、社員のアイデアにも耳を傾ける。私も会社も挑戦することや難しいことが大好き。嵐の日の登山は晴れた日よりも難しいが、登頂した時の喜びはひとしお。チームメンバーも一緒に登っていたなら、皆で祝うことができる。

WWD:ナイキ、アディダスなど、欧米の大手スポーツ企業は直近は苦戦が目立つ。

ベルンハルド:それは何度も五輪でメダルを取ってきた選手について、なぜ今活躍していないのかと分析するようなものだ。われわれはまだ小型のスピードボートゆえ、小回りがきくが、大企業は何かあっても方向転換が難しい。ただ、イノベーションがややおざなりになっていた面はあるのでは。ブームが去り、スニーカー市場は飽和したといった報道も見るが、そうは思わない。これまでの売り方が古くなっただけだろう。大手スポーツブランドは競合ではあるものの、ライバルではない。例えばマラソンをする時、自分の周囲を走る選手からは学びがあるし、敬意を払う。大きなブランドに勝てたらうれしいが、歴史のある彼らから学ぶことは多い。

プレミアムスポーツブランドで首位目指す

WWD:さらなる成長への課題は何か。

ベルンハルド:プレミアムスポーツブランドで首位となるためには、クオリティー、パフォーマンス、サステナビリティとあらゆるものが求められる。急ピッチで伸びているため、成長痛はある。最大の課題は人材面。有能でカルチャーをさらに育んでくれる人、結果を出してくれる人を過去も今も探し続けている。イノベーションを続けるなら向こう5年は前年比3〜4割増で伸び続けると個人的には思うが、課題は続く。

WWD:スポーツブランドとファッションブランドの協業も引き続き盛んだ。

ベルンハルド:やり過ぎはよくないが、コラボレーションはそれぞれのブランドのコミュニティーをつなぐことができる。継続している「ロエベ(LOEWE)」との協業は、ハイエンドファッションとハイエンドパフォーマンスの組み合わせであり、理にかなっている。協業により、高品質や大胆なイノベーションを目指している。


サブスクで進める循環型プログラム“サイクロン”

アディダスやアシックスなど循環型スニーカーを開発する企業は増えているが、「オン」はトウゴマ種子由来の素材を主に使ったシューズ“クラウドネオ”を、月額3380円のサブスクリプションで提供している点がユニーク。定期的に走るランナーのシューズは相応に摩耗し、買い替える必要があるが、同シューズは600㎞を走れる設計で、これはシリアスランナーが3〜6カ月で走る距離に相当するという。履き古したら(または6カ月経過したら)新シューズをリクエストし、古いシューズは返却。返却後のシューズは再生可能パーツを粉砕し、新シューズや同素材のTシャツ“サイクロン-T”の原料とする。6カ月で交換した場合、1足あたりの価格は2万280円で、「オン」の他製品とほぼ同等、もしくは少し割高という設定だ。

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スニーカーブーム沈静化どこ吹く風 スイス発「オン」、急成長支えるイノベーション

PROFILE: オリヴィエ・ベルンハルド オン共同創業者兼執行役員

オリヴィエ・ベルンハルド  オン共同創業者兼執行役員
PROFILE: 1968年生まれ、スイス出身。オンの創業者3人のうちの1人。創業前はプロトライアスロン・デュアスロン選手で、1993〜2005年の間に世界選手権を3回、欧州選手権を1回、スイス選手権を15回制した。現在は、選手経験を生かした製品開発やブランドのコンセプトメーキングを主に担当している。背景のカーテンはオン ジャパンのある横浜・みなとみらいの風景が描かれており、各国で同様のオリジナルグラフィックを作っているのだという PHOTO:SUGURU TANAKA

「オン(ON)」のシューズを街で見掛ける機会が激増している。産業としてスポーツメーカーが盛んではないスイスで2010年に創業し、21年には米ニューヨーク証券取引所に上場。レアスニーカーブームが沈静化してナイキ、アディダスが苦しむ中、23年の売上高は前年比46.6%増の17億9210万スイスフラン(約3028億円)、純利益は同37.9%増の7960万スイスフラン(約134億円)で、26年には売上高35億5000万スイスフラン(約5999億円)を目指す。新勢力として成長街道を快走するが、何が短期間での躍進を可能にしているのか。来日した共同創業者の1人、オリヴィエ・ベルンハルド(Olivier Bernhard)に聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)

WWDJAPAN(以下、WWD):創業前はプロのトライアスロン・デュアスロン選手だった。そこからオンを立ち上げた経緯は。

オリヴィエ・ベルンハルド オン 共同創業者兼執行役員(以下、ベルンハルド):5歳からレースに参加し、走ることや限界に挑戦することに喜びを感じていた。しかし、徐々に子どものころに感じた走る喜びが感じられなくなっていった。シューズには足をケガから守ることも求められるが、足を制約するのでなく、むしろ余裕を与えてパフォーマンスを高めていくような新しいランニング感覚のシューズを作れないか。そう有力スポーツメーカー数社に相談し、一緒に開発したいと伝えたら「開発チームは既にいる」と断られた。ならば自分でやるしかないと思ったのが、オン立ち上げの経緯だ。

WWD:最初の試作品では、ゴムホースを切って並べてソールにしたと聞く。雲の上を走る感覚を打ち出す、特許を持つ衝撃吸収構造“クラウドテック”に通ずるものだ。

ベルンハルド:砂や雪の上を走るときのような、滑らかな着地感覚を得たいと考えた。同時に、砂の上を走るとエネルギーが吸収されてしまい足が疲れるため、反発も得たい。ゴムホースは圧力をかけると平らになって、反発して形が元に戻るため、滑らかさと反発が両立できる。考え方はシンプルで、だからこそ他メーカーは考えなかったのかもしれない。しかし、例えばiPhoneもそうであるように、一見シンプルなものこそ実は非常に複雑な技術を要している。

時価総額は106億米ドル(約1兆6218万円)

WWD:製品開発で重視するのは。

ベルンハルド:常に心掛けているのは、(タウンユース用などでなく)まずパフォーマンス製品から開発すること。リサーチを重ねてデータを集め、新しい考え方を持ち込みイノベーションを起こす。例えばテニスシューズは(スイス出身でグランドスラム達成者の)ロジャー・フェデラー(Roger Federer)と組み開発した。ロジャーが履けるならパフォーマンスの信頼性を担保でき、消費者にとっても有益。当社の全てはイノベーションから始まる。それはサステナビリティ領域でも同様だ。

WWD:サステナビリティ領域では、循環型シューズのサブスクリプションサービス“サイクロン”を22年に本格開始した。

ベルンハルド:シューズを所有しないという考え方であり、パラダイムシフトだ。買わなければいけない、捨てなければいけないという考えを捨ててほしい。ただ、パラダイムシフトは簡単ではない。消費者に行動変容を促していく必要があるが、動画配信のサブスクサービス「ネットフリックス」が示すように、それは可能だと思っている。

WWD:創業からたった15年弱で、「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」と共に並べられるブランドになった。何がそれを可能にしたのか。

ベルンハルド:創業時、共同創業者の2人に「既に市場にはたくさんのランニングシューズがあり、これ以上は必要ない」と言われたが、ランニング感覚が従来とは違うシューズなら、消費者は求めるはずと説得した。今までなかった新しいものを生み出すイノベーションこそ、われわれの成長の源泉。あらゆる面で先駆的でありたい。

スニーカーは「これまでの売り方が古くなっただけ」

WWD:イノベーションを生み出す組織をどのように作っているのか。

ベルンハルド:私自身がアスリートであることも大きい。立ち上げ当初は知識もなかったが、自身も被験者となって、ラボでさまざまなテストを重ねてきた。早期から優れた研究者を集め、ランニングだけでなく、それ以外のスポーツにも応用できるチームを作った。今グローバルで約3000人の社員がいて、うち製品開発に関わる部門は350人ほど。チューリッヒにラボがあり、生産国のベトナムにも開発チームのメンバーがいる。会社としては、スポーツやアパレルの業界外から積極的に人を採用してきた。業界内から雇うと、過去の経験以上になりにくい。スイスにはランニングシューズメーカーの歴史がなく、だからこそ業界外から人を雇い、新鮮な考え方を持ち込む必要もあった。外部からの目線で自問自答を繰り返している。具体的には、テスラ、グーグル、レッドブル、アップルなどから来た社員もいる。

オンは非常に風通しがよくてユニークな組織だ。一番大切なものはチーム。社員皆が成長できる機会を提供しているし、自分の意見を自由に語っていい、それぞれの夢も聞きたい。そのような強いカルチャーがある。アスリートから製品改善のフィードバックを集めるように、社員のアイデアにも耳を傾ける。私も会社も挑戦することや難しいことが大好き。嵐の日の登山は晴れた日よりも難しいが、登頂した時の喜びはひとしお。チームメンバーも一緒に登っていたなら、皆で祝うことができる。

WWD:ナイキ、アディダスなど、欧米の大手スポーツ企業は直近は苦戦が目立つ。

ベルンハルド:それは何度も五輪でメダルを取ってきた選手について、なぜ今活躍していないのかと分析するようなものだ。われわれはまだ小型のスピードボートゆえ、小回りがきくが、大企業は何かあっても方向転換が難しい。ただ、イノベーションがややおざなりになっていた面はあるのでは。ブームが去り、スニーカー市場は飽和したといった報道も見るが、そうは思わない。これまでの売り方が古くなっただけだろう。大手スポーツブランドは競合ではあるものの、ライバルではない。例えばマラソンをする時、自分の周囲を走る選手からは学びがあるし、敬意を払う。大きなブランドに勝てたらうれしいが、歴史のある彼らから学ぶことは多い。

プレミアムスポーツブランドで首位目指す

WWD:さらなる成長への課題は何か。

ベルンハルド:プレミアムスポーツブランドで首位となるためには、クオリティー、パフォーマンス、サステナビリティとあらゆるものが求められる。急ピッチで伸びているため、成長痛はある。最大の課題は人材面。有能でカルチャーをさらに育んでくれる人、結果を出してくれる人を過去も今も探し続けている。イノベーションを続けるなら向こう5年は前年比3〜4割増で伸び続けると個人的には思うが、課題は続く。

WWD:スポーツブランドとファッションブランドの協業も引き続き盛んだ。

ベルンハルド:やり過ぎはよくないが、コラボレーションはそれぞれのブランドのコミュニティーをつなぐことができる。継続している「ロエベ(LOEWE)」との協業は、ハイエンドファッションとハイエンドパフォーマンスの組み合わせであり、理にかなっている。協業により、高品質や大胆なイノベーションを目指している。


サブスクで進める循環型プログラム“サイクロン”

アディダスやアシックスなど循環型スニーカーを開発する企業は増えているが、「オン」はトウゴマ種子由来の素材を主に使ったシューズ“クラウドネオ”を、月額3380円のサブスクリプションで提供している点がユニーク。定期的に走るランナーのシューズは相応に摩耗し、買い替える必要があるが、同シューズは600㎞を走れる設計で、これはシリアスランナーが3〜6カ月で走る距離に相当するという。履き古したら(または6カ月経過したら)新シューズをリクエストし、古いシューズは返却。返却後のシューズは再生可能パーツを粉砕し、新シューズや同素材のTシャツ“サイクロン-T”の原料とする。6カ月で交換した場合、1足あたりの価格は2万280円で、「オン」の他製品とほぼ同等、もしくは少し割高という設定だ。

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原宿のパワーを再確認(2024年4月22日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)

林:神宮前交差点に4月17日、商業施設「ハラカド」ができるというのがきっかけで、原宿特集を企画しました。コロナ禍だった3〜4年前は、空き店舗だらけで、今は海外からも地方からも人が訪れ、来街者はおそらく過去最高と話す地元の人も多いようです。裏通りまで人でにぎわっています。多面的で多様な街なので、原宿にまつわるいろいろな人に取材しました。

木村:私は東京出身ですが、正直あまり原宿に思い出がなく、「観光地」の印象が強かったです。原宿が盛り上がっていたのは過去の話ではと内心思っていました。でも今回の取材では、いろいろな人たちが原宿への憧れやこの街から得る刺激を語ってくれて、まだまだ面白いことに溢れている場なんだと再認識しました。一方、「ハラカド」の印象は……。

林:イマイチ?

木村:私のモヤっとした気持ちの原因をずばり言い当ててくれたのが増田セバスチャンさんでした。増田さんは「カルチャーは大人が用意した場所では生まれなくて、大人がカッコいいと思ってやっているところにカルチャーが生まれ、そこに若者が集まる」と。東急不動産はすごく頑張って場を作っているけれど、“自分たちにとって一番カッコいい”というより、余白を残しすぎていると感じてしまいました。林さんは何が印象に残りましたか?

夢を実現させようとする人たちのエネルギー

林:「ベルベルジン(BERBERJIN)」の藤原裕さんが、「原宿の古着店に東京出身の人はいない」と語っていて。実際に藤原さんは高知出身だし、「ベッド(BED)」の倉本未来さんも広島出身。ストリートから生まれたカルチャーって、ほとんど原宿が発信源だし、全国から憧れと野心を持った若い人が集まって、一旗揚げようとエネルギーを爆発させているのが原宿なんだな、と。ビームス(BEAMS)の設楽洋社長こそ新宿育ちだけれど、地方出身者にとっては“ジャパニーズドリーム”を実現できる街なのだと思いました。

木村:そういう熱い思いで原宿に出てくる人もいる一方で、東京出身の「カンナビス(CANNABIS)」の早坂向日葵さん(31)は、結構ドライ。コミュニティーの面白さを探ろうとしても「難しいっすね」と濁されてしまいました。でも、それは早坂さんがただかっこいいと思うことを表現しているだけだから。言語化できなくていいし、カルチャーってそういうものなんだろうなと思いました。

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原宿のパワーを再確認(2024年4月22日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)

林:神宮前交差点に4月17日、商業施設「ハラカド」ができるというのがきっかけで、原宿特集を企画しました。コロナ禍だった3〜4年前は、空き店舗だらけで、今は海外からも地方からも人が訪れ、来街者はおそらく過去最高と話す地元の人も多いようです。裏通りまで人でにぎわっています。多面的で多様な街なので、原宿にまつわるいろいろな人に取材しました。

木村:私は東京出身ですが、正直あまり原宿に思い出がなく、「観光地」の印象が強かったです。原宿が盛り上がっていたのは過去の話ではと内心思っていました。でも今回の取材では、いろいろな人たちが原宿への憧れやこの街から得る刺激を語ってくれて、まだまだ面白いことに溢れている場なんだと再認識しました。一方、「ハラカド」の印象は……。

林:イマイチ?

木村:私のモヤっとした気持ちの原因をずばり言い当ててくれたのが増田セバスチャンさんでした。増田さんは「カルチャーは大人が用意した場所では生まれなくて、大人がカッコいいと思ってやっているところにカルチャーが生まれ、そこに若者が集まる」と。東急不動産はすごく頑張って場を作っているけれど、“自分たちにとって一番カッコいい”というより、余白を残しすぎていると感じてしまいました。林さんは何が印象に残りましたか?

夢を実現させようとする人たちのエネルギー

林:「ベルベルジン(BERBERJIN)」の藤原裕さんが、「原宿の古着店に東京出身の人はいない」と語っていて。実際に藤原さんは高知出身だし、「ベッド(BED)」の倉本未来さんも広島出身。ストリートから生まれたカルチャーって、ほとんど原宿が発信源だし、全国から憧れと野心を持った若い人が集まって、一旗揚げようとエネルギーを爆発させているのが原宿なんだな、と。ビームス(BEAMS)の設楽洋社長こそ新宿育ちだけれど、地方出身者にとっては“ジャパニーズドリーム”を実現できる街なのだと思いました。

木村:そういう熱い思いで原宿に出てくる人もいる一方で、東京出身の「カンナビス(CANNABIS)」の早坂向日葵さん(31)は、結構ドライ。コミュニティーの面白さを探ろうとしても「難しいっすね」と濁されてしまいました。でも、それは早坂さんがただかっこいいと思うことを表現しているだけだから。言語化できなくていいし、カルチャーってそういうものなんだろうなと思いました。

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