児童養護施設の子どもら計1500人にスポーツ機会を提供 「バートン」創業者が始めたCHILL

スノーボードの「バートン(BURTON)」を手掛けるバートン ジャパンは、特定非営利活動法人CHILL Japanが主催する、児童養護施設やフリースクールの子どもたちを招いてのスノーボードプログラムに、ギアやウエアを提供しサポートしている。3月17、18日には、群馬・沼田のたんばらスキーパークに計70人の子どもたちを招待。CHILL Japanでは、阪神淡路大震災や東日本大震災などで被災した子どもたちも含め、これまで累計で1500人以上の子どもたちにボードスポーツの機会を提供してきたという。

家庭環境や経済環境の格差が、子どものスポーツ格差につながるといった指摘を聞く機会は少なくない。特にスノーボードなどのウィンタースポーツは、専用のギアが必要で、フィールドも市街地から離れていることが多いため、環境の差が体験格差につながりやすい。CHILLは、米バートン創業者の故ジェイク・バートン・カーペンターと現バートン会長でジェイクの妻のドナが1995年に立ち上げ、以来「より公平なアウトドアコミュニティーの育成と若者のキャリア構築」を目的に活動。「家庭的に困難で恵まれない子どもたちが、ボードスポーツを通じて現在置かれている状況を乗り越え、上達して自信を持つという経験を通して前向きに生きられるように勇気を与える」ことを目指している。

2003年にスタートしたCHILL Japanの代表理事を務めているのは、バートン ジャパン初代社長で、ジェイク夫妻とも親交が深かった小倉一男。「われわれの活動は、賛同していただける児童養護施設やフリースクールのほか、ギアメーカーや会場となるスキー場、現場をサポートしてくれるボランティアスタッフ、寄付をしていただいている方たちの連携によって初めて実現できる。これからも、子どもたちが自分自身の可能性に気づき、人生で成功していくチャンスを見つけるサポートをしていきたい」と小倉理事はコメントしている。

CHILL Japanでは今年、長野や兵庫でも招待プログラムを開催した。夏の期間はスケートボードなどで同様のプログラムを行なっている。

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「プリマヴィスタ」の“崩れ防止下地”が進化 崩れにくさ向上&SPF50・PA+++でUV耐水性も

花王のベースメイクブランド「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」は4月6日、ブランドの代表的な“崩れ防止下地”の強化商品“プリマヴィスタ スキンプロテクトベース 皮脂くずれ防止 UV50”(全4色、各2800円※編集部調べ)を新たに発売する。ブランド独自の新処方を採用し崩れにくさをパワーアップさせたほか、SPF20・PA++だったUVカット力を最高値のSPF50・PA+++、UV耐水性★に強化した。

花王独自の高分散技術を採用し、紫外線から肌を守る紫外線散乱剤や、テカリや崩れを防ぐ皮脂固化粉体などをさらに微粒子化することに成功させた。分散することで従来処方よりも均一に肌に密着。強力な紫外線から肌を守りつつ毛穴カバー力を高めたほか、皮脂による崩れにくさも向上させた。

カラーは肌の色むらをカバーするベージュ、くすみをカバーし透明感のある印象に仕上げるラベンダー、赤みをカバーするメロン、黄ぐすみをカバーするフレンチブルーの4色を用意している。

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「プリマヴィスタ」の“崩れ防止下地”が進化 崩れにくさ向上&SPF50・PA+++でUV耐水性も

花王のベースメイクブランド「プリマヴィスタ(PRIMAVISTA)」は4月6日、ブランドの代表的な“崩れ防止下地”の強化商品“プリマヴィスタ スキンプロテクトベース 皮脂くずれ防止 UV50”(全4色、各2800円※編集部調べ)を新たに発売する。ブランド独自の新処方を採用し崩れにくさをパワーアップさせたほか、SPF20・PA++だったUVカット力を最高値のSPF50・PA+++、UV耐水性★に強化した。

花王独自の高分散技術を採用し、紫外線から肌を守る紫外線散乱剤や、テカリや崩れを防ぐ皮脂固化粉体などをさらに微粒子化することに成功させた。分散することで従来処方よりも均一に肌に密着。強力な紫外線から肌を守りつつ毛穴カバー力を高めたほか、皮脂による崩れにくさも向上させた。

カラーは肌の色むらをカバーするベージュ、くすみをカバーし透明感のある印象に仕上げるラベンダー、赤みをカバーするメロン、黄ぐすみをカバーするフレンチブルーの4色を用意している。

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「ジバンシイ」が潤い追求の集中マスク発売 “スキン リソース”シリーズから

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は4月5日、肌の潤いの根源にアプローチする保湿シリーズ“スキン リソース”から集中保湿ケアマスク“スキン リソース マスク”(50mL、9790円)を発売する。

100%自然由来成分から作られるシリーズ共通の複合成分、ビューティー・モス・コンプレックスを配合をしているほか、新成分のアローモス・エキスを加えて保湿力を高めた。みずみずしいジェル状のテクスチャーで、乾燥しやすい肌へ潤いを届ける。

なお、「ジバンシイ」では現在スキンケア商品を含み1万3200円以上購入した人を対象に、オリジナルポーチをプレゼントする数量限定企画を行っている。前面には4Gのオーナメントをあしらったピンクカラーのポーチで、クチュールにインスパイアされたアイコニックなデザインが特徴となっている。

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「赤い看板からリニューアルした『やきとり 大吉』」ぶっちゃけどうよ?」 オーナーさん、儲かりまっか?

【記事のポイント】 ●1977年の「やきとり大吉」創業から45年目の2022年9月、創業50周年を控えた"第2の創業"と位置付けたリブランディングで、新生「大吉」1号店が誕生。1年半経っても、新生「大吉」はまだ6店舗。大阪・兵庫の店舗を訪問、オーナーの本音を聞き出した。
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「M・A・C」とディズニーが再びコラボ 「アラジン」「シンデレラ」「マレフィセント」の世界観をアイパレットやリップに

「M・A・C」はブランド誕生40周年を記念して、過去にディズニーとコラボレーションした商品を限定復刻し、“40 ディズニー ブリング バック(DISNEY BRING BACKS)”コレクションとして公式オンラインストアと楽天の公式ショップで、4月15日に数量限定で発売する。一般発売に先駆け、5日に公式ラインギフトで先行販売を行い、10日にはゾゾコスメの公式ショップで予約受け付けを開始する。

同コレクションは、ディズニー映画の「アラジン」や「シンデレラ」、「マレフィセント」の世界観をパッケージやシェードで表現したアイシャドウパレットやリップアイテムなどの全9アイテムを展開する。

「アラジン」のアイテムは、9色アイシャドウパレット“スモール アイシャドウ×9 ジャスミンズウィッシュ”(7150円)、ニュートラルなローズピンクの“リップスティック プリンセス インコグニート”(3960円)、宝石のような強い輝きを放つロージーピンクの“リップガラス ジュエルズ オン ジュエルズ”(3850円)の3種。映画の舞台である王国のアグラバーのリッチで鮮やかな色合いから着想を得たきらびやかなパッケージに仕上げた。

ラベンダーブルーのデザインが目を引く「シンデレラ」は、ベージュやブラウンでまとめた6色アイシャドウパレット“スモール アイシャドウ×6 ストローク オブ ミッドナイト”(7590円)、艶めく唇に仕上げるライトベージュのリップスティック“ラスターガラスリップスティック ロイヤル ボール”(4510円)、アイシャドウにもアイラインにも使えるトープカラーの“ピグメント プリティ イット アップ”(4400円)を用意した。青みを感じるシェードで、透明感のあるピュアな印象に導く。

ディズニーを象徴するヴィランズ(悪役)の「マレフィセント」からは、ネイビーとライムグリーンの2色アイシャドウ“ミネラライズ アイシャドウ デュオ シー フー デアーズ”(6820円)、バーガンディープラムカラーの“リップスティック プリンセス ダーク ディード”(3960円)、ピンクパールを含むディープなプラムカラーのリップグロス“リップガラス ローング スペル”(3850円)を販売する。パッケージはシックなブラックで、ダークな世界観を演出している。

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米化粧品小売大手「セフォラ」がサステナブルな製品にラベルを付与 透明性を高める目的で

LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の化粧品小売店セフォラ(SEPHORA)は、「セフォラでクリーン」と「セフォラでプラネット・アウェア」という2つのグローバル・サステナビリティ・シールの使用を4月に開始する。2つのシールは、セフォラが化粧品の処方や環境へのコミットメントの伝え方にルールを定め、透明性を高めることを目的とする。

ギヨーム・モット(Gillaume Motte)=セフォラ社長兼最高経営責任者(CEO)は「セフォラは、顧客とブランド・パートナー、店舗という3つのスーパーパワーを結集できる独自の地位を築いている」と話す。「小売業におけるグローバルなビューティ・リーダーとして、ブランドの努力を可視化したい。一方で、私たちも消費者に透明性を持って向き合い、我々とブランド、そして消費者で責任あるビューティ業界を築きたい。そのためにも2年の歳月を費やし、世界中の消費者が認識できるラベルを外部の環境や科学の専門家と開発した」と続ける。

デボラ・イエ(Deborah Yeh)=チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)は、「セフォラは2018年からサステナビリティに向き合ってきたが、それは局所的だった」と話す。プリヤ・ヴェンカテッシュ(Priya Venkatesh)=グローバル・チーフ・マーチャンダイジング・オフィサー(GCMO)は、「まずはアメリカで多くの専門家と協業して、独自の基準と認証ラベルを作った」と続ける。以降、セフォラは20年にこの取り組みをヨーロッパに応用、さらに別の地域へも広がった。ラベルの導入により、セフォラではサステナブルな品ぞろえが3倍以上に増えた。

「セフォラでクリーン」というラベルは、国際的な規制基準を満たし、特定の成分を避けた効果的な処方のブランドが含まれる。「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」や「フェンティ スキン(FENTY SKIN)」「ハウス ラボラトリーズ(HAUS LABORATORIES)」など133ブランドが認定された。もう一つの「セフォラでプラネット・アウェア」というラベルは、材料の調達と処方、パッケージ、企業としてのコミットメント、消費者への透明性に関してセフォラが設定した基準を満たす必要がある。40ブランドが認定される見込みだ。2つのシールは4月に北米とヨーロッパで導入し、5月に中東、9月にブラジルとメキシコと続く。中国への展開は25年を予定している。

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「ザラ」のヘアラインが日本で発売 ヘアスタイリストのグイド・パラオ監修の全6品

「ザラ(ZARA)」は4月4日、ヘアライン“ザラ・ヘア(ZARA HAIR)”を日本で発売する。フレグランス、メイクアップに続くビューティラインで、髪に艶を与えるヘアエスプレーやボリュームを出すムースなど全6品(各200mL、各2990円)を展開する。ヘアスタイリスト兼クリエイティブディレクターのグイド・パラオ(Guido Palau)が監修し、共同開発した。

今回は「エブリデイ・ベーシック(EVERYDAY BASICS)」をテーマに、性別問わず日常で使いやすく、重ね付けもしやすいベーシックアイテムを用意した。“ドライテクスチャライジングスプレー”は一吹きで髪にボリュームが出て、洗髪の1~2日後に髪に活力を与える。ほかにも、ベタつきづらくボリュームと艶を演出できる“ボリューマイジングムース”やドライヤーで髪を乾かしながら潤いを与える“ブロードライスプレー”、くせ毛やうねりのある髪のカールを際立たせる“カールアクティベーター”、スタイリングの仕上げができる“ヘアバーム”と“ヘアエスプレー”をラインアップする。

コレクション全体の香りのベースは、調香師のジェローム・エピネット(Jerome Epinette)が調合した。また、米国デザイン会社のバロン&バロン(Baron & Baron)とのコラボレーションで2トーンカラーのパッケージをデザインした。

「ザラ」は約20年前からフレグランスラインをスタートした。19年に「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」の創設者であるジョー・マローンが手掛ける香水ブランド「ジョー ラブズ(JO LOVES)」とコラボレーション。21年にメイクアップラインを立ち上げた。“ザラ・ヘア”は11月に第1弾として、日本を除く地域限定でホリデーキットを発売。ゴールドのスタイリングジェル、グリッタースプレー、ピン、コームをセットにして49.9ドル(約7534円)で販売していた。

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「アイムミミ」からメイク崩れを防ぐフィックスミストが登場 微粒子スプレーが磁石のように肌に密着

韓国発のコスメブランド「アイムミミ(I’M MEME)」は4月15日、ブランド初のフィックスミスト“パワーマグネットセッティングスプレー”(60mL、1650円)を発売する。

同商品は、メイクの仕上げに吹きかけるフィックスミストで、メイク仕立ての美しい状態を長時間キープする。特許技術を取得した微粒子のスプレー「プラスパウダー」が磁石のように密着して肌をコーティング。皮脂によるテカりやメイクのにじみを抑え、メイク崩れを防ぐ。べたつかずさらさらとした仕上がりが特徴で、水や汗、擦れに強く、マスク着用時でもメイクがヨレにくい。ヒアルロン酸配合で、肌に潤いを与えながらエアコンや紫外線による乾燥を防ぐ。華やかで上品なフローラルムスクの香り。

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「アイムミミ」からメイク崩れを防ぐフィックスミストが登場 微粒子スプレーが磁石のように肌に密着

韓国発のコスメブランド「アイムミミ(I’M MEME)」は4月15日、ブランド初のフィックスミスト“パワーマグネットセッティングスプレー”(60mL、1650円)を発売する。

同商品は、メイクの仕上げに吹きかけるフィックスミストで、メイク仕立ての美しい状態を長時間キープする。特許技術を取得した微粒子のスプレー「プラスパウダー」が磁石のように密着して肌をコーティング。皮脂によるテカりやメイクのにじみを抑え、メイク崩れを防ぐ。べたつかずさらさらとした仕上がりが特徴で、水や汗、擦れに強く、マスク着用時でもメイクがヨレにくい。ヒアルロン酸配合で、肌に潤いを与えながらエアコンや紫外線による乾燥を防ぐ。華やかで上品なフローラルムスクの香り。

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プラスエイティワンが「サプライヤー」に次ぐ若者向けストリートブランド「SPLR」を始動

プラスエイティワン(PLUS EIGHTY ONE)は、新ブランド「エスピーエルアール(SPLR)」を始動した。新商品は「サプライヤー(SUPPLIER)」のオンラインストアで取り扱っている。

自社ブランド「サプライヤー」に続く2つ目となる同ブランドは、“気兼ねなく個性を体現できるファッション”をコンセプトに、音楽・アート・現代のユースカルチャーをミックスし、誰もが型にはまらず楽しめるようなアイテムを提案する。

第1弾となる2024年春夏シーズンは、1990年代を牽引した某音楽レーベルのロゴをサンプリングしたグラフィックやクラシックなベースボールロゴなどを軸にしたカットソーをメーンに、それぞれのカルチャーに敬意を払いつつも遊び心のあるカラーリングや二次加工を施したアイテムを用意する。

ラインアップは、プルオーバーフーディー(1万3970円)、スエットシャツ(1万1990円)、Tシャツ(5940〜7920円)、キャップ(5940円)など。

ブランドのローンチを記念して3月15日に渋谷で開催したレセプションパーティーには、「SPLR」の新作を着用したインフルエンサー、モデルらが来場した。DJのOTAやTJ、YAPIO、アーティストのジオ・バルキ(Gio Varchi)らがライブパフォーマンスで会場を盛り上げた。

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プラスエイティワンが「サプライヤー」に次ぐ若者向けストリートブランド「SPLR」を始動

プラスエイティワン(PLUS EIGHTY ONE)は、新ブランド「エスピーエルアール(SPLR)」を始動した。新商品は「サプライヤー(SUPPLIER)」のオンラインストアで取り扱っている。

自社ブランド「サプライヤー」に続く2つ目となる同ブランドは、“気兼ねなく個性を体現できるファッション”をコンセプトに、音楽・アート・現代のユースカルチャーをミックスし、誰もが型にはまらず楽しめるようなアイテムを提案する。

第1弾となる2024年春夏シーズンは、1990年代を牽引した某音楽レーベルのロゴをサンプリングしたグラフィックやクラシックなベースボールロゴなどを軸にしたカットソーをメーンに、それぞれのカルチャーに敬意を払いつつも遊び心のあるカラーリングや二次加工を施したアイテムを用意する。

ラインアップは、プルオーバーフーディー(1万3970円)、スエットシャツ(1万1990円)、Tシャツ(5940〜7920円)、キャップ(5940円)など。

ブランドのローンチを記念して3月15日に渋谷で開催したレセプションパーティーには、「SPLR」の新作を着用したインフルエンサー、モデルらが来場した。DJのOTAやTJ、YAPIO、アーティストのジオ・バルキ(Gio Varchi)らがライブパフォーマンスで会場を盛り上げた。

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ファミマコスメ「ミティア オーガニック」のシートマスク第2弾は肌荒れと毛穴目立ちに着目 シカ配合で肌をレスキュー

マッシュビューティーラボとファミリーマートの協業スキンケアブランド「ミティア オーガニック(MITEA ORGANIC)」は4月16日、シートマスク第2弾として“インテンシブマスク グリーンリペア”(1枚、23mL、352円)を発売する。取り扱いは全国のファミリーマートで、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」「ビープル(BIOPLE)」「メイクアップキッチン(MAKEUP KITCHEN)」の各ECではすでに先行販売を開始した。

同商品は、季節の変わり目や乾燥による肌荒れと毛穴目立ちに着目。ツボクサエキス(シカ)、ドクダミエキス、ティーツリー葉エキスを配合するほか、保湿・エイジングケア効果が期待できる「スイカ幼果実エキス」など植物エキス20種を配合。独自のコンプレックス処方を採用し、肌を引き締めながら穏やかに整え、キメの整ったみずみずしい素肌へ導く。

シートマスクの形状には、吸いつくような密着感で肌にフィットする高密着シートを採用。フェイスラインまでしっかりとケアできるサイズ感で、肌を潤いで満たす。ラベンダー、ローズマリー、ティーツリー、フランキンセンス、サイプレスの5つの天然精油をブレンドしたウッディラベンダーの香り。

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音楽プロデューサー、Vegyn(ヴィーガン)の「ボンジュールレコード」別注Tシャツが発売 

ジュンが運営する「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は、音楽プロデューサーのヴィーガン(Vegyn)が主宰する「PLZ Make It Ruins」のレーベルTシャツの別注を4月5日に発売する。価格は8250円。

フランク・オーシャンやトラヴィス・スコットとのコラボレーションで知られ、レーベルオーナーのヴィーガン。「ボンジュールレコード」では彼の新作アルバムの販売に加えて、別注Tシャツを制作。ヴィーガンのデビューアルバムの「Only Diamonds Cut Diamonds」や「Blue Verb / Cowboy ALLSTAR」、「B4 The Computer Crash」のデザインを復刻し、限定カラーで仕上げた。

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ユニクロ3月度、冬に逆戻りで1.5%減 「春商戦が飛んで夏到来」を危惧する声

専門店チェーン、セレクトショップの2024年3月度売上高(既存店ベース)は、低気温が続いたことで低調だったという声が目立つ。2月の高気温で各社春物が動き出していたが、季節は再び冬に逆戻り。ただし、3月最終週の日曜は首都圏では一気に気温が上がり、一転夏のような気候となった。「このまま春商戦が飛んで、夏になってしまうのではないか」と危惧する声も聞こえてくる。

ユニクロの国内売上高は前年同月比1.5%減。前年3月が同11.9%増と大きく伸ばしていた反動ももちろんあるが、好調だった2月に対し、伸び悩んだ。「2月は“エアリズム”も動いていたが、再び“ヒートテック”インナーや“ウルトラライトダウン”、“パフテック”アウターが売れ筋になった」と広報担当者。ウィメンズのパラシュートパンツやメンズのカーゴパンツ、“感動パンツ”など、春物ボトムスにはトップスに比べると動きが出ている。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」は同1.1%増。集計期間が2月21日〜3月20日のため、2月後半の高気温やうるう年効果でやや底上げされた面もあるが、「気温が低く、春・初夏ものが低調」(発表資料から)だったという。その中にあって婦人衣料の売れ筋となったのは、ジーンズやシアーアイテム、チュールアイテム。

良品計画の「無印良品」は同16.1%増と気を吐いている。3月15〜25日に開催した会員向けセール「無印良品週間」が、「開催日数は前年と同等ながら、新商品の投入や在庫の事前積み上げによって生活雑貨、食品を中心に売り上げを伸ばした」(発表資料から)ことが貢献した。カテゴリー別では、衣服・雑貨が同1.7%増、生活雑貨が同22.1%増、食品が同23.6%増。

アダストリアは同0.8%減だった。「低気温で上旬は伸び悩んだが、中旬以降に徐々に気温が上昇すると共に、春夏商品の動きが堅調となった」(発表資料から)。売れ筋は定番のパンツや薄手ニット、軽い羽織りアウターなど。

前年3月に同15.7%増と伸ばしていたユナイテッドアローズ。今年はそこからさらに同4.6%増と伸ばした。「メンズは春物アウター、スーツ、ジャケットなどの重衣料などが、ウィメンズはシャツ、カーディガン、パンツ、スカートといった中軽衣料などの動きが目立った」(発表資料から)。

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ユニクロ3月度、冬に逆戻りで1.5%減 「春商戦が飛んで夏到来」を危惧する声

専門店チェーン、セレクトショップの2024年3月度売上高(既存店ベース)は、低気温が続いたことで低調だったという声が目立つ。2月の高気温で各社春物が動き出していたが、季節は再び冬に逆戻り。ただし、3月最終週の日曜は首都圏では一気に気温が上がり、一転夏のような気候となった。「このまま春商戦が飛んで、夏になってしまうのではないか」と危惧する声も聞こえてくる。

ユニクロの国内売上高は前年同月比1.5%減。前年3月が同11.9%増と大きく伸ばしていた反動ももちろんあるが、好調だった2月に対し、伸び悩んだ。「2月は“エアリズム”も動いていたが、再び“ヒートテック”インナーや“ウルトラライトダウン”、“パフテック”アウターが売れ筋になった」と広報担当者。ウィメンズのパラシュートパンツやメンズのカーゴパンツ、“感動パンツ”など、春物ボトムスにはトップスに比べると動きが出ている。

しまむらの「ファッションセンターしまむら」は同1.1%増。集計期間が2月21日〜3月20日のため、2月後半の高気温やうるう年効果でやや底上げされた面もあるが、「気温が低く、春・初夏ものが低調」(発表資料から)だったという。その中にあって婦人衣料の売れ筋となったのは、ジーンズやシアーアイテム、チュールアイテム。

良品計画の「無印良品」は同16.1%増と気を吐いている。3月15〜25日に開催した会員向けセール「無印良品週間」が、「開催日数は前年と同等ながら、新商品の投入や在庫の事前積み上げによって生活雑貨、食品を中心に売り上げを伸ばした」(発表資料から)ことが貢献した。カテゴリー別では、衣服・雑貨が同1.7%増、生活雑貨が同22.1%増、食品が同23.6%増。

アダストリアは同0.8%減だった。「低気温で上旬は伸び悩んだが、中旬以降に徐々に気温が上昇すると共に、春夏商品の動きが堅調となった」(発表資料から)。売れ筋は定番のパンツや薄手ニット、軽い羽織りアウターなど。

前年3月に同15.7%増と伸ばしていたユナイテッドアローズ。今年はそこからさらに同4.6%増と伸ばした。「メンズは春物アウター、スーツ、ジャケットなどの重衣料などが、ウィメンズはシャツ、カーディガン、パンツ、スカートといった中軽衣料などの動きが目立った」(発表資料から)。

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「タサキ」が70周年で「アイヴァン」とコラボ あこや真珠を配したサングラスなど

ジュエリーブランドの「タサキ(TASAKI)」は、創業70周年を記念し、「アイヴァン(EYEVAN)」とコラボアイウエアコレクションを発売する。

同コレクションは、4月26日〜5月12日まで表参道のバツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)で開催するアニバーサリーエキシビション“フローティング シェル(FLOATING SHELL)”を皮切りに世界各国で開催するエキシビションのほか、一部銀座本店やポップアップストアで販売する。

ラインアップは、「タサキ」のアイコンジュエリーである“バランス(balance)”や“デインジャー(danger)”のモチーフをあしらった“バランス シグネチャー サングラス”(110万円)や“デインジャー サングラス”(143万円)など全8型。本物のあこや真珠をあしらったエッジィなデザインで、バリエーション豊かなカラーやフレームを用意する。

ほか、サイドにアイコンジュエリーのモチーフをあしらった“バランス シグネチャー サングラス”(15万9500円)のようなデイリーに使えるデザインや、“デインジャー”のトゲを連ねた存在感のあるグラスコード(176万円)もそろえる。

■「タサキ」70周年アニバーサリーエキシビション“フローティングシェル”
日程:4月26日〜5月12日
場所:バツアートギャラリー/スタンバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間:11:00〜19:00

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「タサキ」が70周年で「アイヴァン」とコラボ あこや真珠を配したサングラスなど

ジュエリーブランドの「タサキ(TASAKI)」は、創業70周年を記念し、「アイヴァン(EYEVAN)」とコラボアイウエアコレクションを発売する。

同コレクションは、4月26日〜5月12日まで表参道のバツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)で開催するアニバーサリーエキシビション“フローティング シェル(FLOATING SHELL)”を皮切りに世界各国で開催するエキシビションのほか、一部銀座本店やポップアップストアで販売する。

ラインアップは、「タサキ」のアイコンジュエリーである“バランス(balance)”や“デインジャー(danger)”のモチーフをあしらった“バランス シグネチャー サングラス”(110万円)や“デインジャー サングラス”(143万円)など全8型。本物のあこや真珠をあしらったエッジィなデザインで、バリエーション豊かなカラーやフレームを用意する。

ほか、サイドにアイコンジュエリーのモチーフをあしらった“バランス シグネチャー サングラス”(15万9500円)のようなデイリーに使えるデザインや、“デインジャー”のトゲを連ねた存在感のあるグラスコード(176万円)もそろえる。

■「タサキ」70周年アニバーサリーエキシビション“フローティングシェル”
日程:4月26日〜5月12日
場所:バツアートギャラリー/スタンバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間:11:00〜19:00

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【2024年春コスメ】「ローラ メルシエ」の人気フェイスパウダーからプレストタイプが登場 2種のプライマーも発売

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は5月10日、プレストセッティングパウダーと2種のプライマーを発売する。軽く快適な使い心地で、素肌を生かした肌づくりをかなえる。

ブランドを代表するフェイスパウダー“トランスルーセント ルース セッティング パウダー ウルトラブラー”から、プレストタイプ(6.5g、6820円)が登場。乾燥や粉っぽさを感じさせないしっとりとしたテクスチャーで、小ジワや毛穴、凹凸などの肌悩みをカバーする。きめ細やかで、さらりと滑らかな肌印象に導く。

“ピュアキャンバス プライマー”(全2種、15mL、各2970円/30mL、各5610円)は、肌を保護する美容成分など化粧ノリとキープ力を高めるために必要な成分を厳選して配合。スキンケアフィルムが肌とメイクを密着させ、美肌が長時間続く。“ハイドレーティング N”はみずみずしいテクスチャーで、乾燥が気にならないふっくらとした肌へ導く。“イルミネーティング N”は、肌に溶け込むようなピーチトーンのパールを配合。シミや色ムラをぼかしながら、肌の明るさと輝きを高める。

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「アンリアレイジ オム」のプレオーダーショップが南青山に期間限定オープン

「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のメンズレーベル「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」は4月14日まで、プレオーダーショップを南青山に期間限定オープンする。

「アンリアレイジ」は2024-25年秋冬シーズンに「アンリアレイジ オム」を立ち上げ、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO.)」で発表した。本プレオーダーショップは、24-25年秋冬コレクションアイテムの先行予約と、全ラインアップを一度に見ることができる唯一の機会となっている。

■「アンリアレイジ オム」プレオーダーショップ
日程:4月2日〜14日
時間:13:00〜20:00
住所:東京都港区南青山4-9-3 アンリアレイジビルディング1階

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4000人の研究者を抱えるロレアルリサーチ&イノベーション トップが語るヒット商品の生み出し方と化粧品業界トレンド

PROFILE: ステファン・オルティス/ロレアル リサーチ&イノベーション イノベーション&製品開発ディレクター

ステファン・オルティス/ロレアル リサーチ&イノベーション イノベーション&製品開発ディレクター
PROFILE: 1998年、日本ロレアルに入社。メイクアップ応用研究の責任者を経て、2003年にスキンケアおよびメイクアップ応用研究・開発部門の責任者に就任。日本ロレアル リサーチ&イノベーション ディレクター、ロレアルリサーチ&イノベーション アジアゾーン ディレクター、同 コスメティック・インターナショナル・ジェネラルマネージャーを経て、22年にロレアルリサーチ&イノベーションのコスメティック(スキン、衛生品、メイクアップ)、ヘア、フレグランス、カラーを含むイノベーション&製品開発部門のディレクターに就任。21年1月からロレアルグループのダイバーシティ&インクルージョン委員会のメンバーも務める PHOTO:SHUHEI SHINE
世界最大の化粧品企業であるロレアルグループ(L’OREAL GROUP以下、ロレアル)の研究開発部門のロレアル リサーチ&イノベーション(L’OREAL RESEARCH & INNOVATION以下、ロレアルR&I)は、日本を含む世界各地の拠点で4000人以上の研究員が日々研究開発に取り組んでいる。ロレアルの戦略の根幹を成す組織の仕組みや裏側、化粧品業界の展望について、「イノベーション&製品開発」部門を指揮するステファン・オルティス(Stephane Ortiz)=ロレアル リサーチ&イノベーション イノベーション&製品開発ディレクターに聞いた。

科学、消費者、従業員
3つの多様性を重視

WWD:ロレアルはリサーチ&イノベーションを戦略の根幹に掲げるがその背景は?

ステファン・オルティス=ロレアル リサーチ&イノベーション イノベーション&製品開発ディレクター(以下、オルティス):100年以上前にさかのぼると、ロレアルは1人の化学者ウージェンヌ・シュエレール(Eugene Schueller)により誕生した企業だ。そのため、ロレアルの中核には常に科学がある。ロレアルR&Iは世界でも最先端と言える研究機関で、2022年は約10億ユーロ(約1630億円)を投じ研究を進めている。4000人の研究者が有する専門知識や、科学的な特許などのリソースがわれわれの貴重な財産となっており、競合他社との競争優位性にもなっている。

WWD:どのような専門分野を持つ研究員で構成されているか。

オルティス:ロレアルR&Iでは3つの多様性を重視している。1つ目は科学の多様性。科学の領域の中で50以上もの分野を対象に研究を行っている。2つ目は消費者の多様性。R&Iのハブは世界中に7拠点ある。日本、中国、インド、南アフリカ、フランス、ブラジル、米国の7カ所にあることで、それぞれのエリアのお客さまと非常に近距離でコミュニケーションができる。美に関する課題や悩み、何を感じているか、親近感を持って当事者として関わることでニーズを満たすことができている。例えばブラジルの消費者は、髪の毛に強いこだわりがあり専門知識もあるため髪に対する要望のレベルが非常に高い。一方で、米国はメイクアップに対する意識が高い。日本のお客さまはスキンケアのリテラシーが高く、こだわりが強いことが分かっている。3つ目は従業員の多様性。ロレアルR&Iではグローバルで66、日本では19の異なる国籍を持つ従業員がいる。その理由は、多様なアプローチ、戦略を取ることにより、さまざまな機会を間違いなく捉えられるからだ。

スピード感を生む開発フローと
優れた消費者理解が強み

WWD : 大きな組織でありながら、スピード感のある意思決定や商品開発ができる理由は?

オルティス:ロレアルR&Iには非常にこだわりを持った、ほかとは違う開発フローがある。1つは消費者インサイトに基づいて研究開発を行っている点、もう1つの特徴がアップストリーム(消費者側から開発側)からダウンストリーム(開発側から消費者側)への流れで開発を行っている点だ。最終目的は、全てのお客さまの要望に沿った高性能な商品開発だ。R&Iだけでなく、マーケティングやオペレーションチームと協働しながら、毎年1000以上の新商品を生み出している。スピード感のある開発が可能なのは、人材の力が大きいが、われわれが蓄積してきたデジタル力とデータも大きく貢献している。

ステファン・オルティス=ロレアル リサーチ&イノベーション イノベーション&製品開発ディレクター

さらに、R&I内は大きく3つの部署がありそれぞれが密に連携する。1つ目は「イノベーション・ディレクション」と呼ぶチームで、消費者のニーズや最新トレンド、消費者のインサイトを理解することに主眼を置く。人材はマーケティングのバックグラウンドを持つ人が集まっており、消費者をきちんと理解するために情報収集を行う。彼らは特定のブランドに所属せず、全てのブランドに対して貢献すべく活動する。そして2つ目が「アドバンスト・リサーチ」と呼ぶ先進科学のチームだ。このチームには肌や髪に対して科学的な知見が多くあり、新しい分子や有用成分を開発・発見している。過去にはエイジングケア成分のプロキシレンや、最近では「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)」のUVミューン400などを開発した。

3つ目は「オープン・イノベーション」チームといい、科学とテックの分野で常に最前線を走るためにスタートアップやさまざまな研究機関と連携を取り、将来の美の創造のためのエコシステム構築を進めている。これら以外にも、「エバリュエーション・インテリジェンス」チームが、毎年1万7000以上もの商品が市場に出て認知される前に、評価を確認する作業を進めている。そのほか、薬機法などの規制や商品の安全性、法遵守などを確認するチームもある。

WWD:それぞれのチームの規模は?

オルティス:グローバルで、「アドバンスト・リサーチ」が約500人、「イノベーション・ディレクション」は約30人の小規模なチームで、それぞれのチームが密に連携を取り商品開発を行う。「オープン・イノベーション」のチームが発足したのは、10〜15年ほど前だ。

WWD:ロレアルグループの現在の勢いを支える中核とも言える組織だが、機能させる秘訣は?

オルティス:これで全てがうまくいくというマジックレシピは存在しないが、ロレアルグループが37もの国際的なブランドを有し、お客さまの異なるニーズを満たせていることが強みだ。さらに科学的な専門性と想像力があることにより、非常に革新的で面白い商品開発ができている。加えて、消費者理解に非常に長けていることも大きい。これはわれわれの唯一無二の能力と言ってもよいほどで、非常に高いレベルで消費者の理解を進めている。お客さまの具体的なニーズに特化し、そこに向けて商品を開発する。さらに、それぞれのブランド哲学や価値観に沿って商品を具現化できていることも大きな意味がある。

注力分野はサステナビリティと
ウルトラパーソナライズド

WWD:現在、ロレアルグループで最も注力する研究分野は?

オルティス:当社は100年以上にわたり美を追求してきたが、最終目標は「世界を突き動かす美の創造」を掲げる。われわれのミッションは全ての人にとってよりインクルーシブで一人一人にパーソナライズされた、サステナブルな商品や経験を届けることだ。その中で、2つの重要なキーワードがサステナビリティとウルトラパーソナライズドだ。サステナビリティに関しては、ロレアルグループは10年前によりサステナブル世界に貢献するという新たな決意として「ロレアル ・フォー・ザ・フューチャー」というプログラムを策定した。30年までの達成を目指す非常に野心的な数値目標を掲げている。これは科学的なアプローチに基づくもので、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)を尊重した上で商品開発を行うことに主眼を置く。

具体的には、グループの全商品が100%エコデザインで、全処方が海洋生態系に対してダメージを与えないことを目指す。95%がバイオベース、もしくはその循環中に由来する原料で作られることを目標としている。ロレアルR&Iが強く信じているのが、将来の美を考えた時に、自然界にこそそれがあるということ。自然由来、自然からインスピレーションを受けたものにこそ、未来の美が存在すると感じている。そのため、商品開発の前工程で環境配慮を可能にするグリーンサイエンスの分野に注力している。

ウルトラパーソナライズドに関しては、10年以上前からデジタルレボリューション、DXに力を入れてきた。この大きなシフトを遂げることで、化粧品業界でeコマースやデジタライズの面で大きく前進することができた。5年前には2つ目のデジタルレボリューションとしてビューティテックを積極的に取り入れた開発を始めた。ここで掲げたビジョンは、IoTやビューティデバイス、ARやVRなどの技術を活用した商品や体験の提供で、これらにAIなども加えて、お客さまに体験していただける革新や体験を目指し改善を進めている。これまではビジョンに「皆さまに美を提供する」ことを掲げていたが、ビューティテックを活用することにより、「1人1人の、あなたにとっての美を提供する」に変えることができた。この分野は今後も注力する。

WWD:次のレベルのパーソナライズド商品にはどんなことが期待できるか?

オルティス:お客さま1人1人に合わせた商品開発が夢の話ではなく、現実世界に起こり得るだろう。ビューティテックは非常に精緻化されており、お客さまの肌診断から、アプリケーション、処方においてまで進化している。例えば、われわれがパートナーシップを組む米国のグーグル(GOOGLE)の姉妹企業のヴェリティ(VERITY)はお客さまの髪に関する個人データを非常に細かいレベルで持っており、将来的には個人向けにパーソナライズされた処方の開発を目指している。

ステファン・オルティス=ロレアル リサーチ&イノベーション イノベーション&製品開発ディレクター

WWD:サステナビリティに関してさまざまなステークホルダーがいる中で、30年までの達成を掲げる目標に対して一番のハードルは?

オルティス:先ほど申し上げた30年までに原料の95%をバイオベースにする目標は、困難な状況に実はある。ただ同時に、化粧品業界をリードする立場として、そしてサステナブルな未来を実現する立場として、ロレアルはこれを果たす役割があると当然考えている。責任者としてこの目標を追っていくわけだが、質問に答えるのが非常に困難な理由は、サステナビリティはもちろん担保したいが、同時に品質においても革新的でより良い商品を生み出していかなくてはならないからだ。この両輪を突き動かさなくてはいけない。

サステナビリティ実現までの旅においては、化粧品業界全体がサステナビリティの方向に動かなくてはいけない。さまざまな企業、そしてセクター全体が関わっているので、多くの研究機関や企業、ステークホルダーと関わっていくことが重要だ。非常に困難な環境ではあるが、グリーンサイエンス、バイオテックの進歩により、これらを駆使することで明日、そして明後日には新しいイノベーションが生まれ、よりイノベイティブでサステナブルな成果が出せるようになるかもしれない。実際、サステナビリティ目標を策定した10年前を振り返ると、非常に野心的な目標であるが故にたくさんの研究者から「絶対に無理だ」という声が挙がったが、そこから状況が大きく変わっている。われわれの力で成し遂げようという自信も同時に持っている。

ウエルネストレンドに対する
ロレアルの取り組み

WWD:現在、ウエルネス、ヘルスケアのトレンドがあるが、ロレアルR&Iとしてのアクションは?

オルティス:化粧品業界では3つの大きなトレンドがある。1つ目のキーワードは気候変動。酷暑や熱波、そして大気汚染が大きな問題になっている。将来、消費者は1人1人が紫外線から自分の身を守る必要が出てくるだろう。2つ目が、多くの消費者がニキビやアトピー、頭皮の状態など問題を抱えており、さらにそれに対して自覚しきちんと発言できるようになってきている。肌と髪の健康に対して消費者が非常に高い意識を向けていることから、ロレアルR&Iとしては、エクスポソーム(人が生涯曝露する環境因子の総体)サイエンスや肌と頭皮の科学に関して非常に多くの知見を持っており、健康と美の両方に対してイノベーションを生み出していきたい。3つ目が、ビューティテックだ。人々がより良く、肌や頭皮の健康状態を管理できるツールの活用が進んでいる。ロレアルでは、ブリーゾメーター(BREEZOMETER)と連携し、気温や大気汚染の度合いを計測して、皮膚科学の専門知識と知見に基づく商品を開発している。科学に基づく商品がこれからも人気を博していくだろう。

ウエルネスは非常にトレンドとなっている概念で、理由は人口全体の高齢化などもある。消費者の行動や期待が健康やウエルネスにシフトしていることにより、老化、エイジングという言葉自体の定義がもう一度見直され、再定義されている。例えば、私がロレアルに入社した25年前は、若年層に対して紫外線対策の話をしてもあまり耳を傾けてもらえなかった。今はアメリカでも中国でもZ世代と言われるような若い世代はエイジングサインに対する予防の意識が非常に高い。

その一方で、自分が年齢を重ねていくことを隠したり否定したりするのではなく、ウェルエイジングと言って、いかに素敵に年を重ねるかという考え方をする層が増えている。そのため、エイジングという考え方からロンジェビティ(健康長寿)、見た目の面でも気持ちの面でもいかに健康的に長く生活を楽しむかという考え方に変わってきている。概念だけではなく、サイエンスに基づき変わってきている側面もあるので、国や研究機関、さまざまな企業がこの分野に投資し力を入れている。化粧品業界だけではなく、ほかの業界でもロンジェビティを実現すべく研究開発が行われている。

われわれは化粧品業界にとってもこのことが新しい時代の幕開けになると確信している。ロレアルR&Iとしてはこのことに非常にワクワクしており、エクスポソームだけでなくエピジェネティクス(個体発生や細胞分化の過程など重要な生命現象における必須のメカニズム)、マイクロバイオーム(微生物が持つゲノム情報の総体)、再生科学分野などの技術も活用してイノベーションにつなげていきたい。

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3期連続最高業績しまむら、都市部に積極出店 27年2月期に売上高7190億円へ

しまむらは、2027年2月期を最終年度とする新中期経営計画を発表した。18年2月期からの3年間は減収減益が続いたが、コロナ禍の足元消費も追い風にしてMD改革が実り、24年2月期までの前中計の3年間はV字回復を達成。新中計「ネクスト・チャレンジ」では、過去3年で整えた土台を生かし、積極出店で収益性向上を目指す。

27年2月期の連結業績目標として、売上高7190億円、営業利益660億円、営業利益率9.2%を掲げる。今後3年間で150店の出店を計画(前中計の3年間の出店実績は89店)。「EC購入データから、都市部のお客さまにも潜在ニーズがある」として、郊外だけでなく都市部への出店を強化する。ポップアップ出店も行って店舗のない都市部での認知を獲得し、常設出店やEC購入につなげる。店舗改装も今後3年間で150店で実施予定(同19店)。同一エリア内で好立地への移転増床も行い、効率化を目指す。

24年2月期の売上高が72億円と計画未達だったEC事業は、27年2月期に110億円を掲げる。EC限定商品や限定サイズを拡大すると共に、従来は基幹業態の「ファッションセンターしまむら」、ヤングカジュアルの「アベイル」、ベビー・トドラーの「バースデイ」、雑貨の「シャンブル」で個別に運営していたECサイトを26年2月期にモール型に一本化する。それに合わせ、26年2月期にはシューズの「ディバロ」でもEC開始予定だ。

売り上げの75%以上を占める「ファッションセンターしまむら」は基盤事業として底上げしつつ、新中計では「アベイル」「バースデイ」の収益性向上や、「シャンブル」の黒字化、「ディバロ」の基盤作りも目指す。また、新規事業として、主に中国本土に向けた海外事業に挑戦。まずは代行業者を活用した越境ECでノウハウを蓄積する。

24年2月期連結業績は、売上高が前期比3.1%増の6350億円、営業利益が同3.8%増の553億円(営業利益率8.8%)、純利益が同5.4%増の400億円と3期連続で過去最高業績を更新。25年2月期は売上高が3.9%増の6596億円、営業利益が同1.9%増の563億円(同8.5%)、純利益が0.3%増の401億円を目指す。

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3期連続最高業績しまむら、都市部に積極出店 27年2月期に売上高7190億円へ

しまむらは、2027年2月期を最終年度とする新中期経営計画を発表した。18年2月期からの3年間は減収減益が続いたが、コロナ禍の足元消費も追い風にしてMD改革が実り、24年2月期までの前中計の3年間はV字回復を達成。新中計「ネクスト・チャレンジ」では、過去3年で整えた土台を生かし、積極出店で収益性向上を目指す。

27年2月期の連結業績目標として、売上高7190億円、営業利益660億円、営業利益率9.2%を掲げる。今後3年間で150店の出店を計画(前中計の3年間の出店実績は89店)。「EC購入データから、都市部のお客さまにも潜在ニーズがある」として、郊外だけでなく都市部への出店を強化する。ポップアップ出店も行って店舗のない都市部での認知を獲得し、常設出店やEC購入につなげる。店舗改装も今後3年間で150店で実施予定(同19店)。同一エリア内で好立地への移転増床も行い、効率化を目指す。

24年2月期の売上高が72億円と計画未達だったEC事業は、27年2月期に110億円を掲げる。EC限定商品や限定サイズを拡大すると共に、従来は基幹業態の「ファッションセンターしまむら」、ヤングカジュアルの「アベイル」、ベビー・トドラーの「バースデイ」、雑貨の「シャンブル」で個別に運営していたECサイトを26年2月期にモール型に一本化する。それに合わせ、26年2月期にはシューズの「ディバロ」でもEC開始予定だ。

売り上げの75%以上を占める「ファッションセンターしまむら」は基盤事業として底上げしつつ、新中計では「アベイル」「バースデイ」の収益性向上や、「シャンブル」の黒字化、「ディバロ」の基盤作りも目指す。また、新規事業として、主に中国本土に向けた海外事業に挑戦。まずは代行業者を活用した越境ECでノウハウを蓄積する。

24年2月期連結業績は、売上高が前期比3.1%増の6350億円、営業利益が同3.8%増の553億円(営業利益率8.8%)、純利益が同5.4%増の400億円と3期連続で過去最高業績を更新。25年2月期は売上高が3.9%増の6596億円、営業利益が同1.9%増の563億円(同8.5%)、純利益が0.3%増の401億円を目指す。

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ルーマニア発ミニマルシーンの重鎮、RPR SOUNDSYSTEMが4月5日に恵比寿でDJプレー

今や世界各地で人々の間で人気を呼んでいるエレクトロニック・ダンス・ミュージック。EDM、テクノ、ハウスミュージックなど、さまざまなタイプのサウンドがダンスフロアを沸かせている中、ヨーロッパのアンダーグラウンド・シーンでコアな人気を誇るのが、ルーマニアン・ミニマルシーンだ。

そのシーンをけん引するのが、ルーマニアを拠点に活動をするラドゥー、ペトレ・インスピレスク、ラレッシュの3人のDJから成る音楽レコードレーベル&プロジェクトのアーピアー([a:rpia:r])。エレクトロニック・ミュージックシーンの絶対王者、リカルド・ヴィラロボスの弟分的存在として2000年代中期に登場して以来、個人での活動と並行し、3人が交代で曲をかけていくバック・トゥ・バック(B2B)のスタイルでダンスフロアをロックし、彼らならではの独自の世界観を創り上げてきた。彼らのプレイに魅せられた人々は、コアなダンスミュージック好きから、アートやファッションを好むハイセンスな人まで多岐に渡り、フロアで体験した人々は、口をそろえてその素晴らしい空間と時間を絶賛する。3人による別名義のスペシャルユニットRPR SOUNDSYSTEMでは、世界トップイベントやフェスティバルなどでプレーしてきた。

4月5日に恵比寿リキッドルームで開催される「RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ」では、約5年ぶりの来日となるRPR SOUNDSYSTEMによるDJプレイと、彼らの音楽の世界観を体験型の映像で表現するドリームレックがVJで参加。RPR SOUNDSYSTEM名義でのプレイは、彼らが選ぶパーティーやフェスティバル限定で年に数回しかプレーをしないため、今回、彼らが出演する恵比寿リキッドルームのパーティーは希少な時間となる。よってワンナイトを通じて、良質なエレクトロニック・ミュージックを体験する日になることは間違いない。そこで来日を目前に、世界初となる彼らの貴重なインタビューを届ける。

音楽への情熱を分かち合うために3人でDJプレーを始める

――3人の出会い、またアーピアーが結成された経緯を教えてください。

ペトレ:それまではお互い別々に活動していたんだけど、音楽への情熱が僕たちを結びつけたんだ。3人でレーベルのアーピアーを設立して、そこから一緒にDJプレーをしようと決めたのは、僕たちの音楽への情熱をみんなと分かち合いたいという熱い気持ちからだったんだ。

ラドゥー:ペドロはいつも近くにいたし、ラレッシュは「ゼブラ」ってクラブのレジデントをしていたし、3人ともなんだかんだ同じようなところにいたから知り合って長いよね。それで最終的に一緒にパーティでDJプレーをするようになった。

ラレッシュ:僕らが出会ったのは22年前で、2006年の秋にイビサでレーベル&プロジェクト、アーピアーを立ち上げたんだ。とても自然な流れで、僕にとっても魂を捧げられる大切なプロジェクトになったのは間違いないね。

――アーピアーはレコードレーベルであり、DJプレーを含むプロダクションですが、目指している音楽観について教えて下さい。

ラレッシュ:そもそも時代を超越した良い音楽が全てだから、アーピアーから何かをリリースするときは、その音楽がファッションや特定の音楽トレンドを超越することを目指してる。それは僕らのDJセットにも当てはまる。

ラドゥー:空間に関しては僕ら3人と、VJのドリームレックの4人の力で、安心して没入できる特別な空間を作りだしている。そこにそれぞれが自分の色を出していくというか。

ペトレ:僕たちの音楽に対する考え方はシンプルなんだ。自分たちが好きなもの、面白いと思うものをプレーして、そこに人々を巻き込み、その体験を通して人々を導く。異なる個性を持ち合わせた3人から成り立つプロセスは、注意深くアプローチしなければならないし、DJセットの最初から最後まで正しい認識を持って特別な注意を払う必要がある。それを行うことで観客は全体を把握することができるし、正しい認識を持つことができるからね。もちろんVJを担当するドリームレックは、映像やアニメーションで音楽的な感情を視覚的な側面で描写することで表現をしている。

――ドリームレックさんは3人がDJプレーをする時にVJとして参加されていますが、どのような映像を制作されていますか?

ドリームレック:僕の映像作品では、別世界に足を踏み入れたような感覚を追求しているんだ。子供の頃から父親の仕事場で過ごした経験や、VHSテープを使った初期の実験で磨き上げたことなんだけど、その経験がテクノロジーはクラブの壁ということを超えて没入感のある空間を作り出す魔法の杖だと考えるようになったんだ。僕が目指す映像は、曲のビートに合わせるだけでなく、驚きとつながりの瞬間を創り上げることなんだけど、思い出や感情を映像を通じて具体化しているということだね。アーピアーと一緒に仕事をして、さまざまなサウンドスケープを探求したことで僕のアプローチも深まったと思うし、独学で学んだ技術に、自然や僕たちを取り巻く模様や図柄を敬意を持って融合させるといった感じかな。

音楽好きな人々が多いルーマニア

――ミニマルを中心としたルーマニアのダンスミュージック・シーンが世界的に人気を呼んでいますが、人気が定着したのは何故だと思いますか?

ペトレ:ルーマニア人は幅広い音楽的背景と歴史を持っていて、音楽の歴史と面白さに夢中になる人々が多い。その中で、僕たちはエレクトロニック・ミュージックの発展の初期からその魅力に触れ、少しずつ自分たちのキャラクターを形成していった。人々は楽しんでくれて、その楽しみを周りに向け表現することでフロアへやってきた多くの人々を刺激して、そこで得た興奮を通じて音楽を違った角度から捉えることの心地よさを感じたんだと思う。その現象は、海外でも同じことが起こっているようだけどね。

ラドゥー:それと情報の必要性にも関係しているよね。僕の友達や知り合いは、みんな音楽に興味があって、好きな曲を集めたりしている。音楽はお互いの情報を交換するツールでもあるしね。

ラレッシュ:プロモーターやアーティストなど、関係者全員が特別なものにしようと努力している情熱があるしね。僕たちもその一員になれてうれしい。

――ルーマニアのアンダーグラウンド・ミュージックシーンの現状はいかがですか?

ラレッシュ:パンデミックの影響で、一時期はアーティストたちも店も活動することができなかったけど、ルーマニアのアンダーグラウンド・ミュージックシーンの現状は変わらない。新しいプロモーターや、若い世代のダンスフロアで踊るダンサーによって、状況はすぐに正常に戻ったしね。

ラドゥー:進化しているけど、人気という点ではアンダーグラウンドではなくなっているかな。だけどまだ抽象的な感覚や、驚くべき可能性は残っていると思う。

ペトレ:社会そのものが変貌を遂げているように、音楽シーンも進化しているよね。もちろんそれは良いことでしかないし、だけど世の中の良いものや、質の高いものは、忍耐を必要としてこそ生まれてきたものだということも忘れてはいけない。

エレクトロニック・ミュージックもファッションも、目指すところは「美」

――これまでに過去に3回ほど恵比寿リキッドルームで公演をされましたが、どれもが本当に素晴らしい特別なものだったと聞いています。4月5日の公演に向けて、日本の人々へメッセージをいただけますか?

ラレッシュ:数年前の東京での公演は本当に楽しかった! パーティーは本当に特別なものになったし、日本の人達が僕達を歓迎してくれたのがうれしかったな。またあの良いサウンドの中でプレイするのが待ちきれないよ。

ペトレ:リキッドルームは空間、サウンドシステム、マネジメントと、あらゆる面で素晴らしい会場だよね。僕たちだけでなく、他の多くのアーティストたちが日本は素晴らしいと感じているけど、それは日本は秩序と組織がきちんと成り立ち、互いへの敬意が細部に渡り行き届いていて、それが高く評価されている国だからなのではないかな。他の社会はそれが著しく欠けているからね。今年もリキッドルームでプレイできることをとても嬉しく思っているし、ファンのみんなと一緒に楽しめると確信しているよ!

ラドゥー:リキッドルーム自体が歴史のある特別な場所だと思うし、細かい部分まで目が行き届いているので、みんなを心地良くいい気分にさせてくれる。

RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ - 2017.04.01 at Liquidroom

――最後にパーティーへ遊びに来る人々のファッションの傾向や好きなスタイルを教えてください。

ラレッシュ:僕はファッションにはほとんど興味がないんだけど……(笑)。シンプルで、できるだけカジュアルな服装が好きだよね。

ラドゥー:僕も快適で実用的なファッションが好みだけど、周りの人達がファッションで自己表現している姿を見ると、みんなそれぞれの個性のあるスタイルを持っているような気がする。

ペトレ:ファッションとエレクトロニック・ミュージックの関係は、常に人々を優雅な気持ちにさせているんじゃないかな。異なる道だけど両方とも美と善を目指すものだし、一方(ファッション)は視覚的な側面を通して自己の個性を浮き彫りにして、もう一方(音楽)は説明不可能な現象の下で一体化するものであったと思う。それを今はパーティーで見ることができるよね。人々はさまざまなタイプの服を着ているけど、音楽という同じ呪文の元で自己を現している。どのような種類の人々も、同じ大きな目的のために集まり、音楽とダンスという最高の意味で一体化するという、素晴らしい現象を生んでいるのではないかな。ルーマニアでは「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」などの日本のブランドが人気で、デザインだけでなく、縫製や生地の良さもクリエイティブな側面も評価されているよね。個人的には「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「カラー(KOLOR)」「カヴァル(KAVAL)」などにも興味がある。

ドリームレック:スタイルとは、その人のアティチュードに根ざしているものだと思う。多様性に有り難みを感じるし、さまざまなスタイルの人々がパーティーにやってきて、盛り上がっている光景を見るとうれしい。各々の表現をしたバラエティー豊富なスタイルが色鮮やかな集まりとなり、人々をつないでいくからね。

■RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ
日程:4月5日
会場:LIQUIDROOM
住所:東京都渋谷区東3-16-6
時間:23:30~
入場料:6000円(前売STAGE2)/ 7000円(当日)
公式サイト:https://linktr.ee/rpr2024tokyo

COOPERATION:RAHA

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個性むき出し新ブランド「ムッシャン」 「M A S U」親会社がウィメンズ市場参入

「M A S U」を運営するソウキ(SOHKI)は、ウィメンズブランド「ムッシャン(MUKCYEN)」を2024-25年秋冬シーズンに立ち上げる。デザイナーはヨウジヤマモトの企画チームで約4年間経験を積んだ木村由佳で、ブランド名「ムッシャン」は“木村”の中国語読みを元にした造語だ。ブランド名には、日本生まれ、中国育ちのデザイナーの「意味のない抽象的な言葉に、今後は意味を与えていきたい」という決意を込めている。

強いデザインと柔らかな素材

デビューシーズンは“荒蕪(こうぶ)”をテーマに、コレクションを通じて生と死の循環を表現したという。包帯を巻いたミイラを想起させるカッティングやベルト使いをはじめ、3種類のウールを複雑に交差させたジャケットや、7本のファスナーを走らせたジャケットなど、脱構築的な強いデザインが特徴だ。カラーリングはベージュ、ホワイト、ブラックといった無彩色中心で、シルエットはボディーコンシャスな提案が多い。しかし素材にガーゼやオーガンジー、ビンテージのサテン、ジャージー、ワッフル、ベビーアルパカなどソフトタッチのものを多用し、「着心地の良さには特にこだわった」と木村デザイナー。デザイナー自身が着たい服をベースに、人体造形に着想した44型をそろえる。重衣料を少な目にし、レイヤード前提のアイテムを充実させた。

価格帯はアウター6万3000〜22万円、トップス2万7000〜5万4000円、ボトムス1万8000〜7万8000円、インナー1万6000〜2万9000円、ベルト1万4000〜6万円など。デザイナーのアイデンティティーをむき出しにしたような手の込んだ構造や加工が多いものの、中国に生産拠点を構えるソウキの強みを生かして、ほとんどのアイテムを10万円以下に抑えている。

デザイナーの個性も武器に

木村デザイナーはSNSでフォロワーを20万以上抱えており、その個性的な世界観も武器の一つだろう。光と闇のムードを紙一重で行き来するクリエイションは、誰もが親しみやすいものではない。しかし、個々のアイテムには機能性も調和しており、手に取れば、口数は多くない木村デザイナーの服を大切にする思いが伝わってくる。

デビューシーズンのセールス担当は、「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」の国内セールスをデビューから担っている六本木八栄エイト・リンク(8LINK)代表取締役だ。六本木代表は「まだコレクションが何も形になっていない段階で彼女と話をし、キャラクターに引かれてすぐにセールスをやると決めた」と語った。

ソウキの陳晨社長は、「市場規模が大きいウィメンズにも挑戦してみたかった。まだまだこれからの段階だが、デザイナーの個性には期待しているし、『M A S U』の妹ブランドとして育てていきたい」と期待する。

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「フェンディ」が“ピーカブー”のキャンペーンにケイト&ライラ・モス親子を起用

「フェンディ(FENDI)」は、アイコンバッグ“ピーカブー(PEEKABOO)”の2024年春夏シーズンのキャンペーンに、モデルのケイト・モス(Kate Moss)と、娘のライラ・グレース・モス(Lila Grace Moss)を起用した。

昨年のキャンペーンでは、クチュールおよびウィメンズのアーティスティック・ディレクター、キム・ジョーンズ(Kim Jones)とアクセサリーおよびメンズのアーティスティックディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)の友人である、モデルで俳優慈善家のナオミ・キャンベル(Naomi Elaine Campbell)を起用した。

2024年春夏シーズンは、フォトグラファーのクレイグ・マクディーン(Craig McDean)がビジュアルの撮影を担当し、ケイト&ライラ・モス親子の固い絆と“ピーカブー”が体現する感情的な繋がりを表現した。

ビジュアルでは、ブランドの最もアイコニックな素材とワークマンシップを用いた“セレリア(Selleria)”の“ピーカブー”を紹介する。メゾンの創業者であるアデーレ・フェンディ(Adele Fendi)から孫のシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)に受け継がれたグレインレザー“クオイオローマ(Cuoio Romano)”と、シグネチャーであるハンドメードのマクロステッチ、スターリングシルバーのプラークが特徴の“セレリア”は、過去と現在、未来をつなぐ“ピーカブー”と、そのタイムレスな気品の価値をさらに高めている。

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障がいのある人と協働するショーイチ衣料品リサイクル インクルーシブな社会の一助に

アパレル余剰在庫買取の大手ショーイチ(大阪、山本昌一社長)が、近年衣料品のリサイクル事業にも注力していることは、「WWDJAPAN.com」でも既に何度か伝えてきた。山本社長や社員が衣料品リサイクル事業について取引検討中の企業に説明すると、特に注目を集めるポイントがあるという。それは、ショーイチがリサイクル事業の中で、障がいや疾患がある人を支援する就労継続支援事業所(以下、就労支援施設)と協働しているという点だ。障がいや疾患がある人、クライアント、そしてショーイチと、三方にとって利のある仕組みを構築している点が支持され、取引につながるケースが増えている。

障がいのある約450人に仕事を提供

衣料品リサイクルでは、衣料品を解体しタグやファスナー、ボタンなどを取り外す必要がある。想像以上に手間がかかるその工程で、ショーイチは就労支援施設と協働。ショーイチの自社グループで運営している5つの施設を中心に、計20の施設と取り組んでいる。これにより、障がいや疾患がある人約450人が仕事を得ているという。ショーイチでは、衣料品やインテリアファブリック、雑貨、化粧品といったカテゴリーの異なる在庫を一度にまとめて引き取ってリサイクルにつなげており、その点もクライアントに喜ばれているが、それも就労支援施設と組み、在庫の再仕分けをショーイチ内で行っているからこそ可能となっている。

「彼らの力なしには
リサイクル事業は成立しない」

「以前縁があって、就労支援施設でボランティアをしていた。その際、『障がい者は働く機会になかなか恵まれない』という悩みをよく聞いた」と山本社長。「複雑な作業であっても、適切に分けて丁寧に指導すれば障がいのある人も非常に頼りになるという実感が自分にはあっただけに、憤りを感じた」と続ける。そこで、ショーイチとして彼らに働く機会を提供できないかと模索し、就労支援施設と協働する今の形にたどり着いた。「彼らの力なしではショーイチのリサイクル事業は成り立たないし、今後もより多くの仕事の機会を彼らに提供したい。そのためにも、クライアントを増やしたい」。

「達成感を得て、
心も体も安定し始めた」

実際に、ショーイチのリサイクル事業に携わっている就労支援施設通所者は、仕事についてどう感じているのか。「体調不良が続いて休みがちだが、体調に合わせて作業を出してくれるので助かる」(40代女性)、「最初は全くできなかったハサミを使うタグカットも、今では得意なことに変えることができた」(30代男性)、「職員さんに丁寧に教えてもらって、少しずつ確実に作業ができるようになってきた。体力的にも精神的にも安定し始めた」(30代男性)。これらはショーイチが実施した通所者へのアンケートで集まった声だ。ショーイチのリサイクル事業が、インクルーシブな社会実現への一助になっていることが感じられる。

アパレルの“ある”と
障がい者の“ない”をマッチング

通常、余剰在庫は産業廃棄物として扱われるため、リサイクルする場合はブランドや小売店側がリサイクル事業者に対して料金を払う。しかしショーイチは、自治体から助成金を得て自社グループで運営している就労支援施設の仕事として、クライアントからリサイクル原料となる在庫を“買い取る”形になるため、クライアントにとってはショーイチと組むと在庫廃棄コストが減るというメリットもある。「アパレル企業側の“(余剰在庫が)ある”と、障がい者側の“(仕事が)ない”を、当社をハブに今後もうまくマッチングさせていきたい」と山本社長は話す。

PHOTO:SHINICHI YAMAGUCHI
問い合わせ先
ショーイチ
050-3151-5247

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アシックス、隈研吾とのコラボ第3弾を4月5日発売 建築現場からリラックスシーンまで

アシックスは4月5日、建築家の隈研吾氏とのコラボレーションシューズ第3弾“アーキサイト・オル(ARCHISITE ORU)”(3万3000円)を発売する。オフィス外での仕事が多いという隈氏の日常生活にフォーカスし、「建築現場のような路面環境からホテルのリラックスシーンまで、シューズを履き替えることなく彼(隈氏)の日常を足元から支えることができる構造」(発表資料から)を採用したシューズだ。

2019年に発売した第1弾、21年に発売した第2弾で採用したデザインに通じる、日本の竹細工から着想した複雑なテープ編み構造の上に、半透明のアッパーカバーが重なるような2層構造が特徴。折り畳みながらゴムひもで留める作りになっており、ゴムひもを外せばサンダルのような開放的な履き心地につながるという。折り畳む動作が「折り紙などの所作に近い」ことから、モデル名を“オル”とした。

ミッドソールには植物由来の素材を活用。トレイルランニングシューズにも使用しているグリップ製に優れたアウターソールを採用した。アシックス原宿フラッグシップ、アシックス公式ECのほか、一部のスニーカーショップでも扱う。白のみの展開で、サイズは23.0〜29.0までの0.5センチ刻みと、30.0センチ。

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フレグランスブランド「ショーレイヤード」がカフェ併設店舗2号店を京都にオープン

フレグランスブランド「ショーレイヤード(SHOLAYERED)」は4月17日、カフェ併設店舗「京都ねねの道店」をオープンする。カフェ併設店舗は恵比寿本店に続き 2 店舗目となる。

同ブランドは、香りをレイヤードするスタイルを提案したいという思いから2013 年に誕生。今回オープンするカフェ併設店舗では、1階に「ショーレイヤード」の商品を集積するほか豊富なカフェメニューを用意する。地下は屋根裏のような空間を創出。オリジナル香水作りができる場を提供する。細部までこだわりぬいた内装デザインで、ドリンクやフードとともに特別で豊かな時間を提供する。

■「ショーレイヤード」京都ねねの道店
オープン日:4月17日
時間:10:00〜17:00
住所:京都府京都市東山区下河原町通八坂鳥居前下る下河原町463-29

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フレグランスブランド「ショーレイヤード」がカフェ併設店舗2号店を京都にオープン

フレグランスブランド「ショーレイヤード(SHOLAYERED)」は4月17日、カフェ併設店舗「京都ねねの道店」をオープンする。カフェ併設店舗は恵比寿本店に続き 2 店舗目となる。

同ブランドは、香りをレイヤードするスタイルを提案したいという思いから2013 年に誕生。今回オープンするカフェ併設店舗では、1階に「ショーレイヤード」の商品を集積するほか豊富なカフェメニューを用意する。地下は屋根裏のような空間を創出。オリジナル香水作りができる場を提供する。細部までこだわりぬいた内装デザインで、ドリンクやフードとともに特別で豊かな時間を提供する。

■「ショーレイヤード」京都ねねの道店
オープン日:4月17日
時間:10:00〜17:00
住所:京都府京都市東山区下河原町通八坂鳥居前下る下河原町463-29

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資生堂が新カテゴリー“ファンデ美容液”を提唱 アンバサダーには河合優実が就任

資生堂が、新たなベースメイクカテゴリーとして"ファンデ美容液"を提唱する。美容液による本格的なスキンケア効果と美しい仕上がりを追求したもので、「シセイドウ(SHISEIDO)」と「マキアージュ(MAQUILLAGE)」のファンデーションを発信強化する。4月2日に都内で行われた発表会にはアンバサダーに起用した俳優の河合優実も登場。キーメッセージに「彩る美容液、という奇跡。」を掲げ、今後は河合が登場するテレビCMをはじめとした各種広告で訴求していく。

これまで言われていた"美容液ファンデーション"はファンデーションに美容液成分を加えるものが大半だが、"ファンデ美容液"は美容液の中にファンデーション成分を閉じ込める発想だ。既存商品の中から「シセイドウ」"エッセンス スキングロウ ファンデーション"[SPF30・PA+++](全12色、各30mL、各7590円)と、「マキアージュ」の"ドラマティックエッセンスリキッド"[SPF50・PA++++](全5色、各25mL、各3520円)を同カテゴリーの第1弾商品に据えた。

北原規稚子 資生堂ジャパン マーケティングリレーション本部 本部長は、「ファンデーションに美容液効果を期待するユーザーが増加し、美容液発想のファンデーション市場が活性化している。このことから消費者のさらなるニーズに応えるため、メイクとスキンケアの境界を越える新カテゴリー"ファンデ美容液"を開発した」とコメント。

実際に「シセイドウ」の"エッセンス スキングロウ ファンデーション"は昨年の発売直後からSNS上で大きな話題になり、同商品がけん引する形でブランドのベースメイク売り上げは同期間比で3倍増になった。そのことからも、同社は "ファンデ美容液"のニーズの高さと手応えを確信している。

アンバサダーに就任した河合も「『シセイドウ』の"エッセンス スキングロウ ファンデーション"は、SNSで話題になっていた商品だったのでずっと気になっていました。オファーの話をマネージャーから聞いた時はすごく嬉しかった」と喜びを語った。実際にファンデーションを試した河合は、「スキンケアアイテムみたいにみずみずしい軽いテクスチャーで、塗っていてとても気持ちが良い。メイクを落とした後の肌も調子が良く、負担を感じない」と評価し、「皆さんにもこの技術の凄さ、良さを実感してほしい」とアピールした。

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資生堂が新カテゴリー“ファンデ美容液”を提唱 アンバサダーには河合優実が就任

資生堂が、新たなベースメイクカテゴリーとして"ファンデ美容液"を提唱する。美容液による本格的なスキンケア効果と美しい仕上がりを追求したもので、「シセイドウ(SHISEIDO)」と「マキアージュ(MAQUILLAGE)」のファンデーションを発信強化する。4月2日に都内で行われた発表会にはアンバサダーに起用した俳優の河合優実も登場。キーメッセージに「彩る美容液、という奇跡。」を掲げ、今後は河合が登場するテレビCMをはじめとした各種広告で訴求していく。

これまで言われていた"美容液ファンデーション"はファンデーションに美容液成分を加えるものが大半だが、"ファンデ美容液"は美容液の中にファンデーション成分を閉じ込める発想だ。既存商品の中から「シセイドウ」"エッセンス スキングロウ ファンデーション"[SPF30・PA+++](全12色、各30mL、各7590円)と、「マキアージュ」の"ドラマティックエッセンスリキッド"[SPF50・PA++++](全5色、各25mL、各3520円)を同カテゴリーの第1弾商品に据えた。

北原規稚子 資生堂ジャパン マーケティングリレーション本部 本部長は、「ファンデーションに美容液効果を期待するユーザーが増加し、美容液発想のファンデーション市場が活性化している。このことから消費者のさらなるニーズに応えるため、メイクとスキンケアの境界を越える新カテゴリー"ファンデ美容液"を開発した」とコメント。

実際に「シセイドウ」の"エッセンス スキングロウ ファンデーション"は昨年の発売直後からSNS上で大きな話題になり、同商品がけん引する形でブランドのベースメイク売り上げは同期間比で3倍増になった。そのことからも、同社は "ファンデ美容液"のニーズの高さと手応えを確信している。

アンバサダーに就任した河合も「『シセイドウ』の"エッセンス スキングロウ ファンデーション"は、SNSで話題になっていた商品だったのでずっと気になっていました。オファーの話をマネージャーから聞いた時はすごく嬉しかった」と喜びを語った。実際にファンデーションを試した河合は、「スキンケアアイテムみたいにみずみずしい軽いテクスチャーで、塗っていてとても気持ちが良い。メイクを落とした後の肌も調子が良く、負担を感じない」と評価し、「皆さんにもこの技術の凄さ、良さを実感してほしい」とアピールした。

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ファンケルから新無添加スキンケアシリーズ“トイロ”が誕生 30歳前後の“肌ブレ”に着目

ファンケルは4月18日、無添加スキンケアシリーズから新シリーズ“トイロ”を発売する。化粧液と乳液の2アイテムをそろえ、価格帯は3300~3740円。30歳前後が抱える「肌不調」に着目し、乾燥や透明感のなさ、テカリ、ざらつき、メイクのりの悪さなど、皮脂や潤いのバランスが乱れた肌状態“肌ブレ”にアプローチする。美白や肌荒れ防止機能も備え、“いつも調子の良い肌“に整える。通信販売および直営店舗で取り扱う。

共通成分として、独自機能成分「早摘みグレープフルーツエキス」を配合。ビタミンPの一種「ノビレチン」を成熟したグレープフルーツの約4倍多く含んでいるのが特徴で、皮脂バランスの崩れによるバリア機能の低下にアプローチする。加えて、ヒト型セラミドや美白と肌荒れをケアする2種類の有効成分、白ブドウ発酵エキス、緑茶エキスを配合。毛穴まわりの肌を引き締め、キメを整えながら滑らかで化粧のりの良い肌に導く。

ラインアップは、化粧液“バランシングドロップ”【医薬部外品】(120mL、3520円/詰め替え用3300円)と、乳液“バランシングミルク” 【医薬部外品】(ケース・レフィルセット3740円/レフィル3520円)の2アイテム。化粧液は、ヒト型セラミドをナノサイズのカプセルに取り込ませた独自カプセル技術「セラミドナノ微粒子」を開発・配合し、みずみずしい肌に整える。乳液は肌に塗った瞬間みずみずしい質感に変化する「うる水処方」を採用し、透明感のある肌に導く。

パッケージは、通常のボトルのほか化粧液が詰替え用、乳液にレフィルを用意する。化粧液はボトルに対して約85%、乳液は約71%のプラスチック量を削減。早摘みグレープフルーツエキスは摘果による廃棄されるものを、白ブドウ発酵エキスはワイン醸造時の残渣から抽出したものを使用することでフードロスやゴミの削減に貢献する。

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ファンケルから新無添加スキンケアシリーズ“トイロ”が誕生 30歳前後の“肌ブレ”に着目

ファンケルは4月18日、無添加スキンケアシリーズから新シリーズ“トイロ”を発売する。化粧液と乳液の2アイテムをそろえ、価格帯は3300~3740円。30歳前後が抱える「肌不調」に着目し、乾燥や透明感のなさ、テカリ、ざらつき、メイクのりの悪さなど、皮脂や潤いのバランスが乱れた肌状態“肌ブレ”にアプローチする。美白や肌荒れ防止機能も備え、“いつも調子の良い肌“に整える。通信販売および直営店舗で取り扱う。

共通成分として、独自機能成分「早摘みグレープフルーツエキス」を配合。ビタミンPの一種「ノビレチン」を成熟したグレープフルーツの約4倍多く含んでいるのが特徴で、皮脂バランスの崩れによるバリア機能の低下にアプローチする。加えて、ヒト型セラミドや美白と肌荒れをケアする2種類の有効成分、白ブドウ発酵エキス、緑茶エキスを配合。毛穴まわりの肌を引き締め、キメを整えながら滑らかで化粧のりの良い肌に導く。

ラインアップは、化粧液“バランシングドロップ”【医薬部外品】(120mL、3520円/詰め替え用3300円)と、乳液“バランシングミルク” 【医薬部外品】(ケース・レフィルセット3740円/レフィル3520円)の2アイテム。化粧液は、ヒト型セラミドをナノサイズのカプセルに取り込ませた独自カプセル技術「セラミドナノ微粒子」を開発・配合し、みずみずしい肌に整える。乳液は肌に塗った瞬間みずみずしい質感に変化する「うる水処方」を採用し、透明感のある肌に導く。

パッケージは、通常のボトルのほか化粧液が詰替え用、乳液にレフィルを用意する。化粧液はボトルに対して約85%、乳液は約71%のプラスチック量を削減。早摘みグレープフルーツエキスは摘果による廃棄されるものを、白ブドウ発酵エキスはワイン醸造時の残渣から抽出したものを使用することでフードロスやゴミの削減に貢献する。

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NewJeansのハニが「グッチ ビューティ」グローバル・アンバサダーに就任 サバト監修のビジュアル公開

「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」は3月28日、ニュージーンズ(NewJeans)のハニ(HANNI)を2024年のグローバル・ブランドアンバサダーに起用することを発表した。ハニは2022年10月から「グッチ(GUCCI)」のグローバル・ブランドアンバサダーを務めており、今回ビューティまでパートナーシップを広げる。公開したビジュアルは「グッチ」のサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターがディレクションを務めた。

ニュージーンズは22年7月にデビューした5人組のガールズグループ。「グッチ ビューティ」は「ハニのカリスマ性や自信あふれるありのままの美しさが、ブランドのコアバリューを体現している」とコメントし起用に至った。ハニは2月に開催した「グッチ」2024-25年秋冬コレクションにも出席したほか、広告キャンペーンへの出演などが続き、ビューティのアンバサダーとしても活動していく。

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世界に先駆けて日本のヘアサロン市場でデビュー “Dyson Supersonic r™ ヘアドライヤー プロモデル”

Dyson Supersonic r ヘアドライヤー プロモデル,ダイソン

2016年に日本に上陸した“Dyson Supersonic™ ヘアドライヤー”以降、「ダイソン」はモーター技術と革新的な発想で、ユニークなヘアケア商品を世に送り出してきた。とくにヘアドライヤーは一般ユーザーはもちろん、ヘアケアのプロフェッショナルである美容師たちから、パワフルな風と仕上がりの髪の艶やかさで支持を集めている。そんな人気ヘアドライヤーの小型化と軽量化に成功した“Dyson Supersonic r™ ヘアドライヤー プロモデル”がこの春登場した。

最軽量※1なのにパワフル
サロンワークを支える
プロのためのドライヤー

操作性の向上を追求してたどり着いた斬新なデザインが目を引く“Dyson Supersonic r ™ ヘアドライヤー プロモデル”。進化の鍵となるのは、独自開発の流線形ヒーターだ。小型かつ軽量で、ドライヤーの曲線部に配置された9つの高感度ヒーターフォイルが曲線を通過する気流を均等に熱し※2、過度な熱ダメージを与えることなく髪を早く乾かすことを可能にした。本体の重さはヘアスプレー1本分以下のわずか325gで、手にすっぽりと収まり、持ちやすさを追求した人間工学に基づくデザインを採用した。この軽さと操作性は、1日に数十人もの顧客の髪の毛を乾かす美容師のサロンワークをサポートするだろう。

スタイリングをサポートする
オートアタッチメント

取り付けられたアタッチメントを瞬時に認識して、最適な風速と風温に自動的に調節し、パフォーマンスを最適化。好みに合わせて設定を変更することも可能だ。

フィルターは取り外し&
水洗い可能でお手入れ簡単

サロンワークでの使用頻度の高いドライヤーはお手入れの手軽さも重要なポイント。“Dyson Supersonic r ™”はフィルターユニットが簡単に取り外せて、水洗いもできるので、定期的なお手入れでパフォーマンスを保つことができる。

「ダイソン ヘアスタイリスト
アンバサダー」が語る
“Dyson Supersonic r™ヘアドライヤープロモデル”のベネフィット

※1 2024年4月時点で販売中の「ダイソン」のヘアドライヤーとの比較。本体のみの重量に基づく。
※2 “Dyson Supersonic™ ヘアドライヤー”との比較
※3 “Dyson Supersonic r™”速乾ツールとの比較
PHOTO : KOUICHI IMAI (PRODUCT), TORU KOIKE, TAMEKI OSHIRO
TEXT & EDIT : NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
ダイソンお客様相談室
0120-295-731

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Stray Kidsが「トミー ヒルフィガー」春キャンペーンに登場 昨年に次ぐ再起用

「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は2024年春、K-POPボーイズグループのストレイキッズ(Stray Kids)を起用したキャンペーンを行う。起用は23年秋のキャンペーンに次ぐ2度目となる。

2024年春コレクションは、レッド、ホワイト、ブルーを基調としたエフォートレスなスタイルで、ブランドのプレッピーな伝統に焦点を当てる。ラインアップは、洗練したディテールやシルエット、エレガントな生地で構成したポロシャツ、ニットウエア、テーラード、バーシティージャケットなど。アイテムは公式オンラインと店舗、一部のホールセールパートナーで取り扱う。

キービジュアルは、フォトグラファーのショーン・トーマス(Sean Thomas)がコンラッド・ソウル・ホテルの36階で撮影。メンバーのバンチャン、リノ、チャンビン、ヒョンジン、フィリックス、スンミン、アイエンが、プレッピー・モダン・クラシックなスタイルで登場する。

ストレイキッズは、「子供の頃からファンだったトミー ヒルフィガーとのパートナーシップを継続できることをとても嬉しく思います」「この撮影にはメンバーそれぞれの個性を持ち寄ってつくる日頃のバンド活動のように臨み、トミーのクラシック・アメリカン・クールなスタイルと融合させました。こんなに楽しみながら一緒に取り組むことができたことはとてもクールだし、舞台裏での僕らの等身大の様子を、ファンの皆さんに見てもらえるのが待ちきれません!」とコメントした。

ストレイキッズは、18年にデビューした韓国の8人組男性アイドルグループ。昨年には最新アルバム「ROCK-STAR」をリリース。初動370万枚を売り上げた同アルバムは4作連続となるビルボード200の首位を獲得し、4作の連続首位獲得期間の最速記録を更新した。

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「ゲラン」の新作香水は砂漠に咲き誇る花々が着想源 伝統的な製法でチュベローズ本来の香りを描く

「ゲラン(GUERLAIN)」は5月1日、フレグランスシリーズ“アクア アレゴリア”の新たな香りとして“フローラブルーム”(75mL、1万4960円/リフィル200mL、2万4640円)と“フォルテ フローラブルーム”(75mL、1万7160円/リフィル200mL、2万8380円)を発売する。着想源は、南米アタカマ砂漠で数年に一度、野草が一斉に開花するスーパーブルームという現象。伝統的な技法“アンフルラージュ”で作ったグラース産チュベローズのポマードとチュベローズアブソリュート、環境に配慮したCO2抽出法で生み出したインド産チュベローズのエキスをブレンドし、チュベローズ本来の香りを余すことなく描き出す。

“フローラブルーム オーデトワレ”は、花々が舞う楽園の香りを表現。フレッシュなチュベローズの香りにローズやアイリスなどのカラフルなフローラルノートを加え、マンゴーやココナツのフルーティーノートと融合させた。

“フォルテ フローラブルーム オーデパルファン”は、夕暮れの光に照らされた砂漠の楽園の香り。フレッシュなチュベローズとセンティフォリアローズのセンシュアルな香りがパウダリーなヴァイオレットやアイリスと溶け合い、咲き誇る。暖かみのあるサンダルウッドとベルベットのようなモスがリッチなウッディノートへと導く。

「ゲラン」は1828年の創立以来、自然をクリエイションの着想源とする。“アクア アレゴリア”は1999年に誕生した、世界中の美しい庭園を描いた香りのコレクション。自然がもたらす地上の楽園を表現し、色彩豊かな自然へと導く。“アクア アレゴリア”のフレグランスは最大95%の自然由来成分とオーガニック栽培されたビーツ由来のアルコールで調合し、サステナビリティに対する同ブランドのアプローチを体現する。ボトルは15%のリサイクルガラスを使用し、全製造工程をフランス国内で行う。

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「ユニクロ」×「JW アンダーソン」 2024年春夏コレクションが4月19日から順次販売 ミッドセンチュリー期に作られた英国の工芸品がインスピレーション源

「ユニクロ(UNIQLO )」は、ジョナサン・アンダーソンが手がける「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」とのコラボレーションライン「ユニクロ アンド JWアンダーソン」の2024年春夏コレクションを4月19日から順次販売する。

本コレクションは、家具や織物などミッドセンチュリー期に作られた英国の工芸品からインスピレーションを受け、「JW アンダーソン」の遊び心はそのままに素材と実用性にこだわり、長く受け継がれているクラフトマンシップをモダンに解釈した。アイテムはウィメンズ7型、メンズ8型、バッグ、ソックスをラインアップする。価格は、アウターが5990〜6990円、ワンピースが4990円、Tシャツが1990円、ボトムスが2990〜3990円、ニットが1990円、シャツが3990円、390〜3990円。

ジョナサンは、「今シーズンのコレクションでは、英国の歴史の中でも特に1940~60年代に注目し、芸術性と衣服の力強さを表現しました。古き良き作品を現代風に解釈したコレクションを日々の生活の中で楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメントする。

キービジュアル

ウィメンズ

メンズ

グッズ

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“N.ハリウッド コンパイル“からカプセルコレクション第4弾 ウエア2型とステッカー2種

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」のドレスライン“N.ハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE)”は4月6日、カプセルコレクション“N.ハリウッド コンパイル ナイン センス(N.HOOLYWOOD COMPILE NINE SENS)”の第4弾を発売する。

“N.ハリウッド コンパイル ナイン センス”は、レース競技に参加・出場できるコンペティションライセンスも所有するほどの車好きの尾花大輔デザイナーが、多様な切り口で車と洋服をつなぎ合わせながらスタートしたライン。今季は、スポンサーロゴで彩られたレーシングスーツに着想を得たウエア2型と、モータースポーツに必要不可欠なキルステッカーをイメージしたステッカー2種を取り扱う。価格はロングスリーブTシャツが2万4200円、Tシャツが2万2000円、ステッカーが1650〜2750円。

「ミスターハリウッド(MISTER HOLLYWOOD)」、「ミスターハリウッド オオサカ」「N.ハリウッド」直営店舗、「N.ハリウッド ゾゾヴィラ(N.HOOLYWOOD ZOZOVILLA)」、公式オンラインサイトで取り扱う。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」が東京と神戸でショッピングイベントを開催

小嶋陽菜が手掛ける「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、4月13〜17日に表参道のコンセプトストアのハウス オブ エルメ(House of Herme)で、27〜30日に神戸で、ショッピングイベント“NOUVELLE ELEGANCE-SPRING COLLECTION 2024-”を開催する。

イベントはチケット制で先着順となる。予約開始は東京が4月2日20:00〜、神戸が4月9日20:00〜で、通常チケットのほかフィッティングチケットも同時刻に販売する。チケット料金は無料。

会場では、2024年春夏コレクションから、“ローズ ブーケ ドレス”(2万6000円)、“アズ ユー ウィッシュ ドレス”(2万5000円)、“アデレード スリット スリーブ ベルテッド ドレス”(2万5000円)など、カラーリングやディテールに富んだアイテムを用意する。

◾️東京会場
期間:4月13〜17日
場所:ハウス オブ エルメ
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-6 2階
予約開始日時:4月2日20:00〜
※4月15、16日16:00以降、17日終日は展示場のみフリー入場となる。

◾️神戸会場
期間:4月27〜30日
場所:グラスハウス by 北野クラブ ソラ
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-5-4 北野クラブソラ敷地内
予約開始日時:4月9日20:00〜
※4月30日終日は展示場とフィッティングがフリー入場となる。(最終入場17:00)

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」が東京と神戸でショッピングイベントを開催

小嶋陽菜が手掛ける「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は、4月13〜17日に表参道のコンセプトストアのハウス オブ エルメ(House of Herme)で、27〜30日に神戸で、ショッピングイベント“NOUVELLE ELEGANCE-SPRING COLLECTION 2024-”を開催する。

イベントはチケット制で先着順となる。予約開始は東京が4月2日20:00〜、神戸が4月9日20:00〜で、通常チケットのほかフィッティングチケットも同時刻に販売する。チケット料金は無料。

会場では、2024年春夏コレクションから、“ローズ ブーケ ドレス”(2万6000円)、“アズ ユー ウィッシュ ドレス”(2万5000円)、“アデレード スリット スリーブ ベルテッド ドレス”(2万5000円)など、カラーリングやディテールに富んだアイテムを用意する。

◾️東京会場
期間:4月13〜17日
場所:ハウス オブ エルメ
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-6 2階
予約開始日時:4月2日20:00〜
※4月15、16日16:00以降、17日終日は展示場のみフリー入場となる。

◾️神戸会場
期間:4月27〜30日
場所:グラスハウス by 北野クラブ ソラ
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-5-4 北野クラブソラ敷地内
予約開始日時:4月9日20:00〜
※4月30日終日は展示場とフィッティングがフリー入場となる。(最終入場17:00)

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「マジョリカ マジョルカ」の4色アイパレットから20周年記念の限定色 淡いペールトーンの2種

資生堂の「マジョリカ マジョルカ(MAJOLICA MAJORCA)」は5月21日、ブランド誕生20周年を締めくくる商品として、4色アイシャドウパレット“シャドーフラッシュ”(2090円※編集部調べ)の淡いペールトーンの限定2種を数量限定で発売する。

同アイテムは、4種の異なるアイシャドウの質感を重ね合わせることで“極上グラデ”がかなえられる。今回の限定色は「スカイカーニバル」をテーマに、マットやパール、ラメ、グリッターの4色のアイシャドウをセットにし、ペールピンクを基調とした青み系の“蜃気楼カルーセル”と、ライトベージュを基調とした黄み系の“陽だまりコースター”を用意している。

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「マジョリカ マジョルカ」の4色アイパレットから20周年記念の限定色 淡いペールトーンの2種

資生堂の「マジョリカ マジョルカ(MAJOLICA MAJORCA)」は5月21日、ブランド誕生20周年を締めくくる商品として、4色アイシャドウパレット“シャドーフラッシュ”(2090円※編集部調べ)の淡いペールトーンの限定2種を数量限定で発売する。

同アイテムは、4種の異なるアイシャドウの質感を重ね合わせることで“極上グラデ”がかなえられる。今回の限定色は「スカイカーニバル」をテーマに、マットやパール、ラメ、グリッターの4色のアイシャドウをセットにし、ペールピンクを基調とした青み系の“蜃気楼カルーセル”と、ライトベージュを基調とした黄み系の“陽だまりコースター”を用意している。

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「アナ スイ」からチェリー柄がモチーフの新コレクション 雑貨やアクセサリーなど

「アナ スイ(ANNA SUI)」は、新コレクション“Cherries”を公式オンラインストアで発売中だ。同コレクションでは、2011年リゾートコレクションに登場後ブランドのアイコンの一つとなったチェリー柄をモチーフに、雑貨、アパレル、アクセサリーをラインアップする。

ビーズで表現したチェリーとエナメル素材の葉っぱを散りばめた“チェリートートバッグ”(1万6500円)は蝶をモチーフにしたチャームがポイントで、シンプルながら遊び心のあるバッグに仕上げた。

アイコンモチーフの一つである薔薇とチェリーのプリント、そしてハート型プレートが目を引くシリーズは、広げるとA4サイズの書類が入る“巾着付きエコバッグ”(3300円)、カード入れに最適な薄型の“マルチポーチ”(1980円)、コスメや小物が入る適度なマチのあるコンパクトな“スクエアポーチ”(2970円)をそろえる。

ほか、60年代のレトロポップなテイストと90年代のテイストをミックスしたアクセサリーシリーズは、蝶と蛇をモチーフにしたアシンメトリーなデザインのピアス(1万8700円)や、ビーズを組み合わせたクラフト感ある仕上がりの“ゴムブレスレット”(1万5400円)、蝶の留まった葉とさりげなく揺れる実が大人の可愛らしさを演出するネックレス(3万7400円)などを用意する。

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「アート都市・香港」に行ってきた!:記者談話室vol.122

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

122回目のテーマは「『アート都市・香港』に行ってきた!」です。編集部の本橋記者をゲストに迎えて、ポップカルチャーの祭典「コンプレックスコン香港」の取材について報告していもらいます。近年はアジアにおけるアートシティとしての存在感を強める香港。記者の目にはどのように映ったのでしょうか。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
Apple Podcast
Spotify

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「メイクアップフォーエバー」が“見たまま”発色をかなえる高発色アイシャドウを発売 テカリ防止パウダーはリニューアル

「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」は4月3日、ブランド設立40周年を記念し、“見たまま”発色をかなえる高発色アイシャドウを発売する。加えて、ブランド内で人気のテカリ防止パウダー“ウルトラHD セッティングパウダー”をリニューアル発売する。“HD スキンシリーズ”からセッティングパウダーとして生まれ変わる。

“アーティスト シャドウ”(全39⾊、各2g、各2970円)はメイクアップアーティストと共同開発し付けたての美しさが長時間続く高発色アイシャドウ。見たままの色を目元で表現し、鮮やかで多彩なアイルックを実現する。肌に溶け込むような滑らかなテクスチャーが特徴で、時間が経過しても崩れにくく、くすみにくい。自由自在なブレンディングをかなえる独自のパウダーを採用し、メイク初心者でもプロのような美しいグラデーションを簡単に作ることができる。カラー展開は、目元に立体感とコントラストを与えるマット32色とシマー7色の全39色。

“HD スキン セッティングパウダー”(全7⾊、各18g、各5940円)は、“すべすべセミマット肌”をキープするセッティングパウダー。サイズ違いで“トラベルサイズ”(全2色、各7g、各3080円)も用意する。超微粒子パウダーが毛穴をぼかしながら余分な皮脂をブロックし、テカリ・毛穴レスな肌に導く。ウォータープルーフに加え、湿気や擦れ、色移りしにくい4つのプルーフ処方を採用。カラー展開は、明るめから健康的な肌トーンまでマッチする全7色で、色ムラを補整しながら顔色を美しく引き立たせる。

加えて、“ダブルエンドアイブラシ 248”(5500円)を同日発売する。アイシャドウワークに最適なダブルエンドのアイブラシで、どちらのブラシも丸みがある形状。ウェービーで広がりのあるブラシと、ストレートの毛が密集したミディアムサイズのブラシを両端にセットした。広がりのあるブラシはパウダー、クリームアイシャドウをブレンドするときやシェーディング、ハイライトに、ミディアムサイズのブラシはアイメイクアイテムを乗せるときや、なじませるとき、ぼかすときなどそれぞれ使い分けができる。

なお、セッティングパウダーとアイシャドウの発売を記念し全国の「メイクアップフォーエバー」カウンターでは、1万9800円以上購した人にオリジナルスポーツバッグをプレゼントする(※数量限定、なくなり次第終了)。

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ユニクロの古着再販、郊外ロードサイド店で検証 RFIDタグで在庫管理、常設化模索

ユニクロは3月29日、回収した自社古着の再販プロジェクトのトライアル第二弾として、8月末までの期間限定売り場を東京・世田谷千歳台店に設けた。

循環型社会を目指す取り組み「リ・ユニクロ」の一環として実施する。同社は店舗設置の専用ボックスで回収した古着を難民支援に充てているが、支援先での着用に適さないもの、必要量以上の回収品などを販売する。古着はすべて洗浄・検品し、一部は小松マテーレによる製品染め加工によってビンテージのような風合いを出している。昨年10月に原宿店の店外でトライアル第一弾として実施したポップアップストアが一定の成果を収めたことから、今回は常設化を見越して店内に売り場を設置し、展開期間も大幅に伸ばす。福岡天神店でも同様の試験売り場を4月12日から展開する。

世田谷千歳台店の特設売り場は、正面入口から入って右手にある区画で古着300〜400点をユニセックス展開する。スエットシャツやジーンズが2000円、コートやジャケットが3000円と、商品カテゴリーごと価格は均一に設定している。今回は常設売り場のオペレーションを想定し、すべての古着にRFIDタグを付し、他の売り場の商品と同様の在庫管理ができるようにした。

原宿のポップアップは“掘り出し物”に関心

昨年ポップアップストアを実施した原宿店では、若者やファッションコンシャスな層が多い同店らしく、現在では入手しづらい“掘り出し物”の古着が関心を集めたという。具体的には1990-2000年代に販売されていた通称“紺タグ”の商品や、初期(2016〜17年前後)の「ユニクロ ユー」などだ。「新品では1万円を超えるカシミヤセーターの古着も3000円で販売し、反響がよかった」(サステナビリティ分野を担当するシェルバ英子・ユニクログローバルマーケティング部部長)。

世田谷千歳台店は環状8号線沿いにある郊外ロードサイド型の店舗で、週末は車で来店するファミリー層が多い。駅前立地で若い客が中心の原宿店とは対照的な性質の店舗で、古着販売のニーズを確かめる。実際に並んでいる古着は、洗浄や染め直しによって使用感もそこまで気にならないため、ファミリー層の多い世田谷千歳台店では”必需品”としての需要が高そうだ。

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日本各地のお酒とブランド牛を堪能する“テロワール”旅【進化する幸せ産業】

その地方の和牛と日本酒、焼酎との
マリアージュを探求

だんだんと春めき、旅のプランを練っている人も多いだろう。文化遺産巡りや大自然でのアクティビティーなどさまざまな目的がある中で、どの世代、どんな層にも響くのが食だ。その地ならではの旬の食材や食文化を学ぶ“テロワール”がここ数年、注目を集めている。“テロワール”とはフランス語の「風土」「土地」から派生した言葉で、ワイン業界では「ブドウ畑を取り巻く環境要因」という意味で使われてきた。そこから“その地特有の食材やお酒を探求する旅”として広く使われるようになっている。

中でも各メディアが注目し、各自治体も力を入れているのが、ブランド和牛と地元が誇る日本酒、焼酎などとのマリアージュだ。和牛とは、黒毛和種などの在来4品種と、それらの交雑種のみを指す。その地の飼料や水質、育て方によって味も調理法も変わってくるので、各地を訪れ、その違いを堪能する食通も多い。同じように日本酒や焼酎も風土によっって違いが生まれる。最近訪れた日本三大酒どころの東広島市西条では、点在する7軒の酒蔵ごとに仕込み水も違うことに驚いた。利き酒ならぬ、湧き水の味比べもできるのが、テロワールの奥深さだ。

“日本のひなた”宮崎県の
焼酎×金メダル宮崎牛に開眼

宮崎県は2月、宮崎ブランドの食材を広める飲食店フェア「ひなたダイニング」を東京で開催した。郷土料理や居酒屋だけでなく、フレンチやエスニックなど、あらゆるジャンルの都内60店舗以上が参加。宮崎ブランドの食材を生かしたメニューを提供し、魅力をアピールした。

メディア向けプレゼンテーションでふるまわれた特別メニューは、華やかだった。柑橘フルーツ王国の宮崎らしく、金柑や黄金イクラをあしらった西米良サーモンのミキュイ、ピーマンと日向夏のムースなどカラフルな前菜が続いた。メインは、ローストビーフやラグーパスタなど宮崎牛を主役にしたもの。定番ともいえるシンプルなメニューだからこそ、宮崎牛の力強さが際立つ。ラグーパスタに新ごぼうなど、宮崎産の野菜との組み合わせも新鮮だった。5年に一度開催される和牛オリンピックで4大会連続1位に輝いた宮崎牛は、名脇役によって魅力がさらに増す。

金柑を利かせた「オスズ ジン(OSUZU GIN)」のカクテルも爽やかだった。「100年の孤独」などでも知られ、150年の歴史を誇る黒木本店の蔵元である尾鈴山蒸留所によるクラフトジンだ。ベースとなる麦焼酎「山ねこ」の原酒に、ジュニパーベリーや金柑、日向夏、ゆず、そして榊(さかき)など宮崎産の素材を組み合わせている。東西に長い宮崎の焼酎は、鹿児島の芋、大分の麦、熊本の米などの影響を受け、さまざまな焼酎が蒸溜されている。そばや栗、とうもろこしなどの珍しい原料の焼酎もある。この多様性こそ宮崎の焼酎の特徴だ。そんな進取の気質によるのか、ここ数年は各蔵が競うようにクラフトジンを醸すようになった。

星野リゾートやJR九州も
焼酎や日本酒に合う和牛に注目

風土、歴史、気風による味の違い、素材同士の相性の良さを知ると、その背景をもっと知りたくなってくる。星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の九州5施設では、各県それぞれの焼酎をさまざまな視点から知る「本格焼酎ディスカバリー」を1月から開始した。その地に根差した文化や歴史、製造方法や香りなどを、五感を使って学ぶプログラムだ。

例えば「界 別府」では、施設内の「ラボ」で、実験器具を使って製法の違う麦焼酎の香りや味を比較する講座を、1日1組限定で受けられる。夕食時には、カウンターに並ぶ26蔵28種の麦焼酎ボトルから自由に選び、飲み比べる。学んだことをすぐ試し、体験できるのだ。特別会席では伊勢海老や和牛を提供。昆布と椎茸だけでだしを取ったしゃぶしゃぶを、各麦焼酎の相性を実験するように探りながら、堪能する。

JR九州は大分県産ブランド「おおいた和牛」をアピールしようと、日帰りグルメツアー「おおいた和牛トレイン」を運行している。大分駅から豊肥線で緒方駅に向かい、酒蔵見学や和牛の陶板焼きを味わうなどのテロワールを楽しんだ。これは県の「味力発信プロジェクト」の一環で、大分県豊後牛流通促進対策協議会との共催だ。このような自治体と民間、地域が協力したイベントが増えている。

ミネラル豊富な牧草をはみ
柔らかな肉質になった壱岐牛

九州出張の帰りに、ちょっと寄り道して長崎の壱岐島にも立ち寄った。博多港から高速船で約1時間、唐津港から1時間40分ちょっとの壱岐島は、意外とアクセスがいい。。壱岐で仕込まれた麦焼酎は、大麦と米麹を2:1の割合で使用。島には7軒の酒蔵があり、貯蔵熟成酒が多いことも特徴だ。麦の香ばしさと麹の甘味が絡み合い、樽でまろやかに熟成された壱岐焼酎に合わせたいのは、もちろん壱岐牛。育てる肥育農家や飼料も指定されているなど、厳しい基準をクリアした和牛のみが壱岐牛と呼ばれる。島内の飲食店では、ステーキや焼き肉はもちろん、ハンバーグやハンバーガーなど気軽に食べられるメニューも多く、食べ比べるのも楽しい。

壱岐では自転車を借りて各港を回ってみたのだが、途中に壱岐牛を育てる牧場などもあり、島の風土を感じられた。海からの潮風を浴びた牧草はミネラルを多く含み、そのミネラルが壱岐牛の肉質を柔らかくするのだそうだ。実際に島内を自転車で巡ってみると、潮風を受け、エメラルドグリーンの海に囲まれた、恵まれた環境であることを実感する。“自給自足できる島”、と呼ばれるのも納得だ。

島を訪れたからこその楽しい時間は、地元のスーパーマーケット巡り。ウニや寒ブリ、イカやクエなどの海の幸でも知られる壱岐だが、当たり前のように壱岐牛のパックが精肉コーナーに並んでいた。しゃぶしゃぶ用の肩ロースやハンバーグなどを購入し、調理してみたところ、旨味がしっかりしているので、焼くだけで一流シェフの味になり、壱岐牛の底力を感じた。

広島の地酒と希少な比婆牛を
肉割烹の端正な和食で

広島県の比婆牛と東広島市西条の日本酒のマリアージュも見事だった。比婆牛は年間出荷頭数が200頭前後と少なく、首都圏で流通がほとんどない。県の北東に位置する庄原市でしか出会えない希少価値のある牛として、広島県内でも希少とされている。庄原市は古くからたたら製鉄産業が盛んだった。そのため木材運搬で活躍する強い牛が育ったという歴史がある。

広島のテロワール旅でぜひ訪れてほしいのは、和牛を極めた肉割烹だ。「肉割烹 まさき」のコースも前菜からお椀、酢の物や肉寿司盛り合わせまで、一貫して和牛。比婆牛ヒレの雲丹包み揚げ、比婆牛ウチモモの広島レモン焼きなど、比婆牛の各部位が登場するが、比婆牛は希少だけに常に並ぶとは限らないそう。まさに一期一会だ。また、比婆牛の脂は人肌でも溶けてしまうほど融点が低いため、冷製料理でこそ実力を発揮する。泡雪が溶けるような繊細な口どけを感じられるのも比婆牛ならではだ。

東広島市西条の冷酒との相性は抜群。駅前の約1キロ圏内に7軒の酒蔵が点在する西条の地酒は、蔵ごとに違う仕込み水を使っている。山間部には硬水のエリアもあるが、広島の水は大部分が軟水。西条の酒蔵の井戸水は、発酵が促進されやすい、硬度もある中程度の軟水が多く、酒造りに適している。そんな広島の水が育てた和牛や地酒を楽しみながら、その風土の恵みを享受する。和牛とローカルのお酒を探求するマリアージュは、海外からのインバウンド客への訴求力もありそうだ。この春は、和牛を求めて旅しよう。

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「コフレドール」17年の歴史に幕 SNSは終了発表に戸惑い「エイプリルフールじゃなくて?」

カネボウ化粧品は4月1日、メイクアップブランド「コフレドール(COFFRET D'OR)」の終了を発表した。それを受けSNSでは終了を惜しむ声が多数寄せられ、Xでは発表から半日経ってもブランド名がトレンドにランクインし続けた。

「コフレドール」は2007年に誕生。現在はリップやチークなどのポイントメイクと、ファンデーションや化粧下地などのベースメイクを取り扱っている。ブランドによると6月から順次生産終了となり、12月末を目処に販売も終了する。

Xでは「下地が優秀で何本リピートしたかわからない。先週も購入したばかり」「下地で使っていたから今後どうしよう」「チークはずっと“スマイクアップチークス”だったのに」「“スキンシンクロルージュ”の代わりになるものが見つからないよ〜」と、愛用者による嘆きと戸惑いの声が。ドラッグストアのカウンセリングブランドはメイクアップの入り口になることが多く、「高校卒業して親元を離れる時に、母と一緒に選んで最初に買った初めての化粧品が『コフレドール』でした。ありがとう」「社会人になるにあたって母がへ商品一式買ってくれた」など、人生の節目を振り返るユーザーも相次いだ。

また、今回の終了発表を機に俳優の常盤貴子、中谷美紀、北川景子、沢尻エリカ、柴咲コウを起用したデビュー時のCMやポスターを思い出す人も多く、「旬の女優5人そろえたあのCMはトゥーマッチ感もあったけどやっぱり見応えはあった」「あのCMがインパクトありすぎて見入っていたのを思い出す」「『コフレドール』といえばあの5人。今見ても最強だし神々しい」というものや、発表日が4月1日でさまざまな企業が“エイプリルフールネタ”を投稿していることもあり「エイプリルフールネタなの?マジなの?」「エイプリルフールじゃなくてガチだった」「エイプリルフールだと言って欲しい」という戸惑いも多数投稿されている。

ほか、花王「オーブ(AUBE)」も24年8月末を目処に終了することを受け「ミドルプライスのコスメって厳しいのかな」「国産ドラコスは韓国コスメの浸透で厳しくなってきてる」「プチプラかデパコスかの二極化時代」と現状を振り返る意見、「国産が弱くなるのは困る」「日本のブランドを応援したい」という声も上がっている。

「コフレドール」公式サイトは終了発表とともに「ブランド誕生以来、多くの皆様にご愛顧いただきましたことを、心より厚くお礼申し上げます。これからも、メイクできれいになることを楽しんでいただきたいと願っております」とメッセージを寄せている。

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セレクト大手3社が入社式 ベイクルーズは過去最多の241人が入社

セレクトショップ大手のユナイテッドアローズ、ベイクルーズ、ビームスが4月1日、入社式を開催した。ベイクルーズは過去最大人数となる241人の新入社員を迎えた。

ベイクルーズはファッションショー形式で

ベイクルーズは渋谷のトランクホテル(TRUNK HOTEL)で入社式を開催した。新入社員241人のうち、アパレル事業に216人、フード事業に25人が配属された。会場にはランウエイを設置し、一人一人がファッションショー形式で入場した。ジャケットの上からデニムのビスチェを重ねたり、シャツを2枚重ねに着こなしたりと個性的なレイヤードスタイルが目立った。

杉村茂社長は「個性や工夫、世代ならではの着方を見せてくれて嬉しく思った。ベイクルーズに新しい風を吹かせてくれると期待させてくれるランウエイだった」とコメント。さらに、同社の2023年8月期は増収増益でファッション事業においては過去最高益を記録したことに触れ、「今後も成長を見込めると断言できる。皆さんにもたくさんのチャンスが巡ってくると思う。会社はみなさんの育成のために投資をする。甘やかすことはしない。たいした苦労もなく人は育たないからだ。多少の厳しい指導もあるだろうがご了承いただきたい。ただし成長は会社のものではない。それぞれ個人の生涯の財産になるはずだ」と激励した。

また入社式当日のみ使用するインスタグラムアカウントを開設し、新入社員それぞれが投稿したスタイリング写真のうち、新入社員を含めた全社員から最もいいねを獲得した人を表彰する「スタイリングアワード」企画も実施した。

採用活動においては、大学での説明会やYouTubeでの発信など学生との接点を積極的に増やしている。また新たに店舗で1〜2カ月間働く長期インターンシップを実施したところ、50人が参加し参加者全員が採用につながった。採用を統括する梶村努取締役は、「人手不足と言われるなかでも、採用活動は順調だ。来年は新卒300人採用を目指す」という。なお、同社は昨年新卒の初任給を20万円から22万円にベースアップしている。

「今の時代はAIよりも愛。太陽の光を感じるビームスを一緒に」と設楽社長

ビームスは原宿本社近くの東郷記念館で入社式を行った。男性38人・女性55人の計93人の新入社員が出席した。この場で配属先も告げられる。「ビームス二子玉川勤務を命じます」「ビームスハウス神戸勤務を命じます」――。設楽洋社長が一人一人の名前を読み上げ、辞令書を手渡して握手をする。初めて配属先を知った新入社員は緊張した面持ちだったり、笑顔を見せたり、表情はさまざまだ。

設楽社長は「セレクトショップはお店の個人が『これが好きな人、集まれ!』と呼びかかけたのが始まり。自分の好みを濃いものにすることで、たくさんのファンを集める。皆さんには自分の好きを極めてほしい。今の時代はAIよりも愛。デジタルの時代だからこそ、体温が大切になる。太陽の光を感じるビームスを一緒に作ろう」とあいさつした。

新入社員は本日から2週間の原宿本社での研修および1泊2日の八ヶ岳研修を経て、全国の店舗に配属される。

UA新入社員は「先輩たちの最高の購入体験を提供する姿勢」が決め手

ユナイテッドアローズは原宿の商業施設ウィズ ハラジュク(WITH HARAJUKU)内のホールで入社式を行った。今年度の新入社員は128人。新入社員は黒やグレーを基調としたスーツやジャケットに、デニムやチュールスカートに合わせるといったUA社員らしいフォーマルながら個性あふれる服装に身を包んだ。

松崎善則社長は「ファッションは人の人生を変える力があるんです」と新入社員に強く語りかけた。「たとえば当社がお勧めした服を着て結婚相手のご両親に挨拶に行き上手くいったとか、当社のジャケットを着て就活面接に臨んだら自信を持ってやり切れたといった手紙をお客さまからいただきます。(販売職は)人生の節目に関われる尊い仕事。皆さんは本当に良い業界を選ばれたと思う。そしてユナイテッドアローズは皆さんの夢を実現できる会社であると自負しています」と締め括った。

新入社員代表の挨拶を担当した鈴木涼太さんは、4年生大学の経営学部でファッションを専門に学んだ。古着屋でのアルバイト経験から服を販売する以上に感動を届けられるようになりたいという思いからユナイテッドアローズを選んだ。「さまざまな会社を見る中で、ユナイテッドアローズの先輩方はお客さまに最高の購入体験をしてもらおうと本気で取り組む姿勢が他社とは大きく違った。松崎社長がおっしゃったように、私もファッションに出合って人生が明るく変わった。その感動をこれから多くの人に届けていきたい」と意気込みを語った。

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セレクト大手3社が入社式 ベイクルーズは過去最多の241人が入社

セレクトショップ大手のユナイテッドアローズ、ベイクルーズ、ビームスが4月1日、入社式を開催した。ベイクルーズは過去最大人数となる241人の新入社員を迎えた。

ベイクルーズはファッションショー形式で

ベイクルーズは渋谷のトランクホテル(TRUNK HOTEL)で入社式を開催した。新入社員241人のうち、アパレル事業に216人、フード事業に25人が配属された。会場にはランウエイを設置し、一人一人がファッションショー形式で入場した。ジャケットの上からデニムのビスチェを重ねたり、シャツを2枚重ねに着こなしたりと個性的なレイヤードスタイルが目立った。

杉村茂社長は「個性や工夫、世代ならではの着方を見せてくれて嬉しく思った。ベイクルーズに新しい風を吹かせてくれると期待させてくれるランウエイだった」とコメント。さらに、同社の2023年8月期は増収増益でファッション事業においては過去最高益を記録したことに触れ、「今後も成長を見込めると断言できる。皆さんにもたくさんのチャンスが巡ってくると思う。会社はみなさんの育成のために投資をする。甘やかすことはしない。たいした苦労もなく人は育たないからだ。多少の厳しい指導もあるだろうがご了承いただきたい。ただし成長は会社のものではない。それぞれ個人の生涯の財産になるはずだ」と激励した。

また入社式当日のみ使用するインスタグラムアカウントを開設し、新入社員それぞれが投稿したスタイリング写真のうち、新入社員を含めた全社員から最もいいねを獲得した人を表彰する「スタイリングアワード」企画も実施した。

採用活動においては、大学での説明会やYouTubeでの発信など学生との接点を積極的に増やしている。また新たに店舗で1〜2カ月間働く長期インターンシップを実施したところ、50人が参加し参加者全員が採用につながった。採用を統括する梶村努取締役は、「人手不足と言われるなかでも、採用活動は順調だ。来年は新卒300人採用を目指す」という。なお、同社は昨年新卒の初任給を20万円から22万円にベースアップしている。

「今の時代はAIよりも愛。太陽の光を感じるビームスを一緒に」と設楽社長

ビームスは原宿本社近くの東郷記念館で入社式を行った。男性38人・女性55人の計93人の新入社員が出席した。この場で配属先も告げられる。「ビームス二子玉川勤務を命じます」「ビームスハウス神戸勤務を命じます」――。設楽洋社長が一人一人の名前を読み上げ、辞令書を手渡して握手をする。初めて配属先を知った新入社員は緊張した面持ちだったり、笑顔を見せたり、表情はさまざまだ。

設楽社長は「セレクトショップはお店の個人が『これが好きな人、集まれ!』と呼びかかけたのが始まり。自分の好みを濃いものにすることで、たくさんのファンを集める。皆さんには自分の好きを極めてほしい。今の時代はAIよりも愛。デジタルの時代だからこそ、体温が大切になる。太陽の光を感じるビームスを一緒に作ろう」とあいさつした。

新入社員は本日から2週間の原宿本社での研修および1泊2日の八ヶ岳研修を経て、全国の店舗に配属される。

UA新入社員は「先輩たちの最高の購入体験を提供する姿勢」が決め手

ユナイテッドアローズは原宿の商業施設ウィズ ハラジュク(WITH HARAJUKU)内のホールで入社式を行った。今年度の新入社員は128人。新入社員は黒やグレーを基調としたスーツやジャケットに、デニムやチュールスカートに合わせるといったUA社員らしいフォーマルながら個性あふれる服装に身を包んだ。

松崎善則社長は「ファッションは人の人生を変える力があるんです」と新入社員に強く語りかけた。「たとえば当社がお勧めした服を着て結婚相手のご両親に挨拶に行き上手くいったとか、当社のジャケットを着て就活面接に臨んだら自信を持ってやり切れたといった手紙をお客さまからいただきます。(販売職は)人生の節目に関われる尊い仕事。皆さんは本当に良い業界を選ばれたと思う。そしてユナイテッドアローズは皆さんの夢を実現できる会社であると自負しています」と締め括った。

新入社員代表の挨拶を担当した鈴木涼太さんは、4年生大学の経営学部でファッションを専門に学んだ。古着屋でのアルバイト経験から服を販売する以上に感動を届けられるようになりたいという思いからユナイテッドアローズを選んだ。「さまざまな会社を見る中で、ユナイテッドアローズの先輩方はお客さまに最高の購入体験をしてもらおうと本気で取り組む姿勢が他社とは大きく違った。松崎社長がおっしゃったように、私もファッションに出合って人生が明るく変わった。その感動をこれから多くの人に届けていきたい」と意気込みを語った。

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百貨店3月度、低気温も春物衣料動く

百貨店主要4社の2024年3月度売上高は、おしなべて1〜2割の増収だった。月を通して例年よりも低気温だったが、入卒式をはじめとする春のオケージョン需要が旺盛で、春物衣料や雑貨がよく動いた。

4社の売上高は、三越伊勢丹が前年同月比17.3%増、高島屋が同21.2%増、大丸松坂屋百貨店が同13.7%増、阪急阪神百貨店が同19.9%増。

三越伊勢丹はラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの春物新作がよく売れ、免税売上高は春節(中国の大型連休)のあった2月を上回った。伊勢丹新宿本店が前年同月比19.2%増、三越日本橋本店が同16.8%増と、両本店ともに引き続き業績を伸ばした。

阪急阪神百貨店の阪急本店は、前年同月比29.9%増と絶好調だった。婦人ファッション全般の動きがよく、婦人雑貨が同3割増、バッグは同5割増。「実需期を迎えた春物のニットや帽子、スニーカーが売れた。卒業・入学式などに向けてジャケットやパンツ、スカート、パールアクセサリーやパンプスもよく動いた」。高島屋も同傾向で、「スカートなどの春物雑貨や、オケージョンに使えるワンピースなどが堅調に推移した」という。

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「ベアミネラル」からノンケミカルUV、ルースパウダー、ブラシが1つになったポケットUVパウダーが新登場

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は5月15日、ポケットに収まるほどコンパクトなブラシ一体型のルースパウダー“オリジナル ミネラルベール UVパウダー(SPF25・PA++)”(5.3g、5280円)を発売する。

ベストセラー、“オリジナル ファンデーション”とフェイスパウダーの“ミネラルベール”から生まれた同商品は、外出先やファンデーションの上からでも、素早く日焼け止めのリタッチが可能だ。皮脂を吸収し、長時間さらりとした美しさを保つため化粧直し用途としても最適。ミネラル由来の微粒子パウダーが毛穴や小ジワの目立ちにくい、なめらかな美肌に仕上げる。紫外線吸収剤不使用の軽やかなつけ心地で、ノンコメドジェニック・アレルギー・ 皮膚刺激性テスト済。敏感肌を含む、全ての肌質に使える低刺激設計だ。

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繊維商社、コンサルから防災士へ ファッションと防災でパラレルに働く彼女の生き方

PROFILE: 古島真子/ColorfulBosaiCreation代表

古島真子/ColorfulBosaiCreation代表
PROFILE: 1990年、東京生まれ。お茶の水女子大学卒業。モリリン、デロイト・トーマツ・コンサルティング を経て2022年から一般社団法人unistepsでサステナブル・ファッションを軸に活動中。2021年からは防災士としても活動を始め、24年2月、株式会社ColorfulBosaiCreation(カラフル防災クリエイション)を設立。2011年、大学1年生のときに東京で東日本大震災を経験し、以降定期的に岩手県・陸前高田の仮設住宅集会所を訪問してきた。現在は神奈川県・茅ヶ崎市と陸前高田の2拠点生活を送っている。PHOTO:KAZUO YOSHIDA
ファッション関係者が集まる席で笛をネックレスとして身に着けている女性に出会った。日焼けしたサーファーの肌にその笛が似合っている。聞けば彼女は、繊維商社のモリリンなどを経て現在はunistepsでサステナビリティ×ファッションの仕事をする傍ら、防災士として活動しているという。笛は災害時に身を守るためだと教えてくれた。古島真子カラフル防災クリエイション代表、通称“まこぴ”がファッションと防災の世界をパラレルで生きるユニークなキャリアに至った理由を神奈川県・茅ヶ崎の浜辺で聞いた。

いつか救える誰かの命の数を1つでも増やせるはず

WWDJAPAN(以下、WWD):茅ヶ崎と陸前高田の2拠点生活をしているそうですね。

古島真子ColorfulBosaiCreation代表(以下、古島)::陸前高田には、学生だった2011年3月11日の東日本大震災の後からずっと通っており、大好きになって家を借り、生活をしています。今は復興支援などの活動をしているわけではないけれど、友人が遊びにきたときには、街の魅力はもちろん、震災遺構や伝承施設を案内したりしています。

WWD:モットーに掲げている“カラフル防災”について教えてください。

古島:防災について周囲に話すと、「防災グッズのリストを知りたい」とか「おすすめのリュックのメーカーは?」といったパッケージ化された情報を求められることが多いのですが、それぞれに住んでいる場所も家族構成も異なるから、防災セットひとつとっても十人十色なはず。100人いれば、100の個性に合わせて防災もカラフルであるべきだと思い“カラフル防災”と名付けました。

WWD:「防災をハッピーに伝える防災士」の肩書きもユニークです。

古島:散歩中にふと降りてきました(笑)。防災がなかなか広まらない理由は「お堅い」「脅迫観念から攻めてくる点」と考えています。そんな防災を180度転換させ、「なんだか楽しそう」「やったら人生までHappyになりそう!」、そんな風に感じてもらえる伝え方をすることで、いつか救える誰かの命の数を1つでも増やすことができるはず。

WWD:広まらない理由は、「防災」を「サステナビリティ」にそのまま置き換えられますね。

古島:そうなんです。実は防災より先に、エシカルファッションに関心がありました。大学生の時に、縫製工場の劣悪な労働環境を描くドキュメンタリー映画「トゥルーコスト」を観たことをきっかけに、エシカルファッションを卒業研究テーマにすることを決めて、学生時代はエシカルファッション関連のイベントやプロジェクトに通っていました。

WWD:だからキャリアのスタートは繊維商社のモリリンだった。

古島:「アパレル産業のマスを知らなければ課題解決はできない」と思い、モノ作りのど真ん中の繊維商社に新卒入社し、しまむらの営業と生産管理を担当しました。ファッション産業の課題はいろいろ言われるけど、絶対的な悪者はいない、理想を抱きつつ、利益を出さないといけない。そのジレンマを体感しました。5年間勤めた後、ステージアップを考え、色々な企業や業界を見ることができそうなコンサルに入社。大量のプレゼン資料を作り、ここで「誰かに何かを伝える方法」を身に着けたと思う。防災への関心が高まり、サステナブルファッションはもういいかな、と思っていた矢先の2022年にunistepsの求人を見つけて、入社。今はJSFA(ジャパンサステナブルファッションアライアン)の事務局業務などを通じたサステナビリティ×ファッションと防災をパラレルで活動しています。

防災士を目指したきっかけは3.11

WWD:パラレルであり、一致している2つの世界ですね。そもそも防災士を目指したきっかけは?

古島:2011年3月11日に発生した東日本大震災です。当時大学生だった私は、募金くらいしかできることがありませんでしたが、2011年に2回、「被災地」と呼ばれていた場所を訪れる機会がありました。1度目は震災から1ヶ月ほどのタイミングで当時所属していた遺児の就学支援や心のケアを行う団体でバスを貸切り、被災した東北地域を回りました。現状を見ることだけを目的とし、誰とも話さず、写真を撮ることも禁止されていたのですが、今でも目の奥に焼き付いて離れない海岸の光景があります。見渡せど、見渡せど瓦礫の山。ニュースで見たときは心のどこかで「人間様の力があれば数ヶ月位で修復できるだろう」なんて感じていましたが、この光景でかき消されました。そのときに、浮かび上がった「人間は、自然の力には勝てない」という感情が、私が防災を考えるときの根底にあります。

その後、仮設住宅集会所を学生が定期的に訪問して現地の方と一緒にコーヒーを飲んだり、お話しを聞かせてもらったりする活動が通っていた大学で始まりました。東京に戻るとよく「ボランティアに行ってて凄いね、偉いね!」なんて声をかけてもらったけれど、正直私はボランティの感覚は一切ない。むしろ優しく温かく迎え入れてもらい、私たちが受け取ってばかりという感覚を今でも持っています。

このときの活動を学術的に括るのはあまり好きではありませんが、もしかしたら、いわゆる傾聴ボランティアや心のケア的なことだったのかもしれません。災害が起きたときに何か被災地支援をしたい!と思い立って行動する時に、ニーズのミスマッチというものが多々発生します。私が同行させていただいた大学の先生方はそのミスマッチを発生させないように、自分達のできることを明確に伝え、「もし需要があれば」と丁寧にコミュニケーションをとっていました。国際協力をメインとした学部でボランティアやフィールドワークを長年専門としている教授たちだけあって、その行動力や動き方は今でもとてもリスペクトしています。後々気づいたことですが、非常に重要な、現地支援をしようとする上で必ず踏むべき工程だと思います。

「真子ちゃん、地震が来たらちゃんと逃げなきゃだめだよ」

WWD:この写真は?

古島:陸前高田の「うごく七夕祭り」です。2013年にこの祭りに出会ってしまったのが運の尽き。惚れ込んでしまい、その後社会人になっても約10年、毎年この日だけは皆勤賞で陸前高田へ通い続け、2023年にはついに住み始めました。

元々は防災に1ミリも興味がなかった私ですが、あまりにも大きい自然のパワー、それによるダメージの大きさ、年月を経て変わっていく街と人について自分の目で見て耳で聞き心で感じ、いつしか「防災って本当に大切だな」と心から思うようになりました。だけど、ひとたび東京に帰れば学校の勉強、アルバイト、友達との遊びが待っていて防災の優先度は最底辺。防災リュックの非常食の賞味期限が数年切れている、なんてこともザラでした。

WWD:ではなぜ防災士に?

古島:2018年ころ、居酒屋でお祭りメンバーと飲んでいた時、何の流れか、初めて3.11当時の話になりました。陸前高田出身の友達同士すらもお互いに話したことってなかったみたいで、「お前そんな状況だったのか」なんて言い合っていました。仲間を失っているのは当たり前で、中には自宅やご家族の命を失っている方もいました。自分がその時どんなリアクションを取ったのか覚えていないけど、一つだけ鮮明に覚えていることがあります。酔っ払いながらもそんな話をしてくれていた大好きなお兄さんのうちの1人が私の目を見て「真子ちゃん、地震が来たらちゃんと逃げなきゃだめだよ」と言ったことです。直感的に、「やばい」と感じました。私、こんなに陸前高田に通っているのに、何も防災していない、と。大好きな人が面と向かって伝えてくれているのに、東京で大地震が起きて怪我をしたり最悪死んだりしたら、この人達に顔向けできない……。そんな風に焦りを感じて、この時生まれて初めて防災が 「自分事」 になり、体系的に学ぶため「お金を払って防災士の資格を取る」選択をしました。

防災士の合格証だけで命は救えない。伝えねば

WWD:防災士とは、どういう資格ですか?

古島:国家試験ではなく、日本防災士会のテキストを使っての予習から始まり、2日間の座学、試験合格、救命救急実技を経て認定を受けます。過去の災害の特徴や教訓・自然災害発生の仕組み・避難所運営の注意点など、これまで知らなかった内容や分野も多く、勉強になりました。2020年5月に晴れて防災士の資格を手に入れましたが、合格証を手にした瞬間に、「あれ?この合格証を持っているだけでは誰の命も救えないぞ」と、違和感を覚えて。知識を持っているだけで行動を伴わなければ、周囲の防災状況は何も変わらないですからね。結果、「これは周りに伝えることに意義がある資格、防災の大切さや知識を発信していこう」という考えに落ち着きました。最初は表明することも恥ずかしくて、「あー、意識高い系ね」とか思われるのも辛かったですが、ウジウジしながらも細々と続けたことで応援してくれる周囲が増え気づけば会社員を辞めて防災をライフワークにするほどになっていました。人生はどう転ぶかわからないですね。

WWD:普段はどんな活動をしているのですか?

古島:SNSを通じた情報発信や防災イベントの開催などを行っています。企業向けセミナーは、ビーチクリーンで拾ったものを使ったキャンドル制作などワークショップを絡めて、自分事化しやすい内容を心がけています。今後は防災のパーソナルトレーニングに力を入れたい。防災版“ライザップ”みたいに性格や生活、持っている備品を一緒に棚卸してアクションを提案し、伴走する。エシカルも10年前はその言葉すら知らない人も多かったけど、発信する人が増えてロールモデルが登場したことで、広まってきた。同じ課題と可能性が防災にもあると思います。

ファッションやビューティの企業ができること

WWD:ファッションやビューティの企業が防災に取り組む場合、何から始めたらいいでしょうか?

古島:どの産業にも共通する3段階があると思います。第一は災害が起きたときに自社の社員の命を守ることができるか?そこをおざなりにして商品開発などをするのは本質的ではないと私は思います。次は、特に店舗であればお客様の命を守れるか。今年初めに羽田空港で起きた事故に見るJALの現場スタッフの対応は日ごろの訓練や教育のたまもの。素晴らしいとも言えるし、もし死傷者を出していたら企業の信頼を損失していたでしょう。防災訓練は後回しにしたり、形骸化しがちですがトップが意識をもって社員に徹底させることが重要です。最後に事業継続です。誰も見ない分厚いマニュアルを作って終わりではなく、事業を継続し経済を止めないためにもいざというときに本当に命を守れる本質的な防災を実行することです。

WWD:ファッションやビューティのビジネスを通じてできる防災活動はないでしょうか。

古島:災害からの復興には段階があり、発生直後は衣料はファッションではなく防寒など命を守り生き延びるためのものとして重要な役目を果たします。ただひとつエピソードとしてお伝えできるのは、陸前高田での避難所で数か月過ごしていた年配の女性が、支援物資の化粧品で久しぶりにお化粧をした後「女性として生き返った」と話していたのが印象的でした。昨日まで身だしなみに気遣っていた人がいきなり何もない環境に置かれて、「取材者に写真を撮られて本当にストレス、映りたくない」と話すのを聞いて、化粧は命にはかかわらないけれど人間の尊厳として大切なことなんだと知りました。

WWD:商品開発の観点からは?

古島:おしゃれでワクワクする防災グッズをぜひ生み出してほしい。ファッションやビューティの業界は見せ方が上手でワクワクするものを作ることが得意だから、防災のプロと協業してはどうでしょうか。私はポータブルバッテリーを必ず持ち歩いていますが、そっけないデザインだったので友人のデザイナーに頼んで可愛くしてもらいました。防災はひとつの業界があるわけではなく、製品によって企業が異なります。それらを束ねてブランディングするのもいい。レインコートなどの雨対策グッズは大きな需要がありますよ。災害と気候変動は密接ですからサステナブル×防災の発想も重要です。

WWD:2月には新会社、カラフル防災クリエイションを立ち上げました。今後の目標は?

古島:企業担当者や行政など、防災を伝えようとしている人と伝えたい相手を繋ぐ架け橋的な役割を担い、防災レベルの高い人の裾野を大きく広げることです。これまで個人向けに培ってきたハッピー&カラフルな防災の在り方を企業・行政向けにアップデートし、楽しくて自ら取り組みたくなる、かつ本質的な防災の在り方を日本社会に広めていきたいです。
若い人のロールモデルになることです。防災は大事だけど仕事にはならないから諦めます、という大学生も多い。それって社会の大きな損失だと思う。だから防災をビジネス化して、そういう志ある若い人たちを雇えるような企業に育てたいです。

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「アダム エ ロペ」×「スピード」のコラボ第2弾 UVカット機能やはっ水性、通気性に優れた素材を使用したアイテム

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、スイムウエアブランド「スピード(SPEED)」とのコラボレーション第2弾となるアイテムを4月25日に発売する。

UVカット機能やはっ水性、通気性など「スピード」のスイムウエアに使用している機能素材と、「アダム エ ロペ」のモードなエッセンスをプラスしたシーンレスに使えるフーディやラッシュガード、ストレッチ性に優れたスイムウエア、夏に欠かせないキャップなどを展開する。

“フーディ”はブラックとホワイトの2色展開で、高通気性、軽量、撥水、ストレッチ性を兼ね備え、リラックス感のあるゆったりとした身幅に、ショート丈のデザインで旬な印象に仕上げた。価格は2万6620円。

シンプルなオーバーシャツのデザインで水辺シーンにも都会にも対応できる万能な“ラッシュガード”。撥水性や軽量でムレにくいなど機能性も高いうえに、シームポケット付きで利便性も高い一着。ブラックとオフホワイトの2色展開で、価格は3万2670円。

“トップス”、“ショーツ”、“インナーパンツ”の3点セット。アメリカンスリーブ型のタンクトップに重ね着をしているように細めの肩紐を加えたデザイン。スイムウエア以外にもファッションインナーとしても活用できる。ブラックとグレーの2色展開で、価格は3万3880円。

トップスのストラップは取り外しが可能。“トップス”、“ショーツ”、“インナーパンツ”の3点セット。インナーにはキックバック性に優れた「スピード」オリジナル素材を使用。ブラックとグレーの2色展開で、価格は3万3880円。

大きなツバとあご紐、サンシェードがついた“キャップ”。ドロストでサイズ調整ができ、サンシェードも取り外し可能で、軽く持ち運びに便利なアイテム。チャコールとオフホワイトの2色展開で、価格は1万2100円。

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【スナップ】「YSL」のイベントに山田優、emma、ミチらが来場 新リップを体験

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は新リップ“ラブシャイン リップスティック”(全20色、各5940円)の発売を記念して、3月25日にフランス・パリでグローバルイベントを開催した。

日本からはアンバサダーを務めるNumber_iの平野紫耀のほか、山田優、emma、ミチらが参加。ほかにもNewJeansのダニエル、シンガーソングライターのアンナリーザ(Annalisa Scarrone)、アイタナ(Aitana)、俳優のミレナ・スミット(Milena Smit)らブランドを体現する各国のアンバサダーが出席し、新製品の魅力と世界観を体験した。

アフターパーティーの“YSL ラブシャイン クラブ”では、グローバル メイクアップ アンバサダーのデュア・リパ(Dua Lipa)を迎え、セレブレーションパーティーを開催した。アーティストのミゲル(MYGAL)、アレックス・チャップマン(Alex Chapman)、クロエ・カイレ(Chloé Caillet)らがDJで会場を盛り上げ、モデルのルルド・レオン(Lourdes Leon)、ガブリエット(Gabbriette)、イネス・ラウ(Ines Rau)、DJのセザール・デ・ルメル(Cesar De Rummel)ら多くのゲストが参加した。

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【スナップ】「YSL」のイベントに山田優、emma、ミチらが来場 新リップを体験

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は新リップ“ラブシャイン リップスティック”(全20色、各5940円)の発売を記念して、3月25日にフランス・パリでグローバルイベントを開催した。

日本からはアンバサダーを務めるNumber_iの平野紫耀のほか、山田優、emma、ミチらが参加。ほかにもNewJeansのダニエル、シンガーソングライターのアンナリーザ(Annalisa Scarrone)、アイタナ(Aitana)、俳優のミレナ・スミット(Milena Smit)らブランドを体現する各国のアンバサダーが出席し、新製品の魅力と世界観を体験した。

アフターパーティーの“YSL ラブシャイン クラブ”では、グローバル メイクアップ アンバサダーのデュア・リパ(Dua Lipa)を迎え、セレブレーションパーティーを開催した。アーティストのミゲル(MYGAL)、アレックス・チャップマン(Alex Chapman)、クロエ・カイレ(Chloé Caillet)らがDJで会場を盛り上げ、モデルのルルド・レオン(Lourdes Leon)、ガブリエット(Gabbriette)、イネス・ラウ(Ines Rau)、DJのセザール・デ・ルメル(Cesar De Rummel)ら多くのゲストが参加した。

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「Youは何しにオンワードへ?」 服装自由の入社式で“らしくない”新入社員たちに聞いた

オンワードホールディングスは1日、2024年度入社式を東京・芝浦のオンワードベイパークビルディングで実施した。「一人一人の個性を尊重し、自信を持てるように」と、同社の入社式としては初めて、新入社員の服装を自由とした。

今年は121人の新入社員が加わった。入社式では各々自分らしい服装に身を包み、特設のランウエイを歩いて入場した。採用の内訳は、中核会社のオンワード樫山が75人、オンワードコーポレートデザインが16人、オンワードデジタルラボが2人、チャコットが10人、アイランドが5人、クリエイティブヨーコが8人、ギフトの大和が5人。

オンワードグループは近年、アパレルメーカーの枠を超え、デジタルやライフスタイルなどへビジネスの領域を広げている。登壇したオンワードホールディングスの保元道宣社長は、「今日の新入社員の皆さんのファッションは本当に個性豊かだ。リクルートスーツばかりの組織よりもワクワクする。これからのビジネスにおいて必要とされるのは多様性。さまざまな領域のプロと仕事をする中で、さまざまなことを吸収してほしい」と語った。

いい意味で“オンワードらしくない”
新入社員たちがやりたいことは?

保元社長の言葉通り、「大手アパレル」のコンサバなイメージを覆すような、攻めたファッションが目立った入社式。自分らしい服装を貫く、いい意味でオンワードらしくない新入社員たちは、どんな期待を胸に入社を決めたのだろうか。

オンワード樫山のデザイナーとして入社する長谷川夏奈さんは、「プランクプロジェクト(PRANK PROJECT)」のジャケットとパンツをチョイスした。「ジャケットさえ着ておけば、フォーマル」というのは、Z世代ならではのファッション感覚なのかもしれない。子供のころに着て育った「組曲」に今もあこがれているという長谷川さん。「たくさん吸収して、会社にはやく貢献できるようになりたい」と話した。

最終面接で一緒だったことから仲良くなった、オンワード樫山パタンナー採用の岡野未怜さん、曽我美咲さん。岡野さんは自作のシャツ、ジャケット、ハーネスで身を固め、髪型は編み込みを両サイドからぶら下げた「羊ヘアー」だ。曽我さんはD2Cブランド「ネイス(NEITH)」と「スパイラルガール(SPIRAL GIRL)」のパンプスがおしゃれだ。「入社後はやれることを全部やって、いろんな挑戦をしたい」という2人の爆発力に期待したい。

落合雪奈さんは、全面プリントの自作ワンピースが目を引いた。グラフィックは趣味のカメラで撮影した花の写真をぼかし加工したもの。オンワード樫山の中ではニッチな規模の「エイトン(ATON)」でパタンナーをしたいとのこと。

オンワード樫山のファッションスタイリスト職(販売職)での採用となった本田陸人さんは、日本の着物とブータン王国の民族衣装をミックスしたスタイルで、すでにただものではないオーラ。神戸芸術工科大学の卒業制作で披露した作品だそうだ。コロナで学校に行けなかった2年間は、スーツ量販のAOKIでアルバイトしたり、イベントポスターをデザインしたりして、社会人になる準備をしていたそう。「デザインとビジネスを両軸を学べる環境に身を置きたいと思い、オンワードを選んだ」(本田さん)。

自社ブランドには縛られないが、スタイリングでしっかりとオンワードらしさを表現する新入社員たちもいた。オンワード樫山総合職採用の丹羽勇斗さんは、見ての通りアメリカントラッドスタイルが大好きで、配属は「J.プレス(J.PRESS)」志望(ただし入社式に着てきたのは「ブルックス ブラザーズ(BLOOKS BROTHERS」)。ファッションスタイリスト職の難波佳央さんは、オンワードらしいキャリアっぽさと自分の個性をうまくミックスさせていた印象だ。オンワードを選んだ理由については、「説明会や面接の空気感がとてもよかったから。好きなブランドがたくさんあり、今はどれに配属になりたいか絞りきれない」と笑顔を見せた。

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「ディプティック」とパリ老舗カフェとの“おいしい”出合い コーヒーや焼き菓子などの香りのキャンドルが登場

パリのフレグランスメゾン「ディプティック(DIPTYQUE)」は4月2日、パリ最古のコーヒー専門店カフェ ヴェルレ(CAFE VERLET)とコラボレーションしたフレグランスキャンドル(全4種、各1万120円)を発売する。香りは、“カフェ”“シャンティ”“ビスキュイ”“フリュイ コンフィ”の4種類を用意し、カフェ ヴェルレの世界へと誘う。

“カフェ”は、焙煎したコーヒー豆の香りがエスプレッソを彷彿させる。“シャンティ”は、デザートなどに添える生クリームの香りで、バニラの滑らかさとホイップクリームのエアリーさを表現。“ビスキュイ”は、ガトー・ド・ボワイヤージュという焼き菓子とパチュリのセンシュアルな香りが溶け合う。“フリュイ コンフィ”は、フルーツの砂糖漬けが着想源。サンダルウッドやパチュリなどが、ジューシーなプラムの香りを包み込む。

ラベルのデザインは、イギリス人イラストレーターのクリム・エバンデン(Clym Evernden)が手掛けた。ボックスには、カフェ ヴェルレと「ディプティック」本店の外観のイラストがイギリス風ユーモアとポエティックなタッチで描かれている。

価格は、4種のクラシックキャンドルが各1万120円。“カフェ”“シャンティ”“ビスキュイ”の3種を詰め合わせたスモールキャンドル コフレは2万350円。発売を記念して「ディプティック」丸の内店では、コラボレーション商品を購入するとコーヒーを1杯プレゼントする。

グルメ愛好家を魅了するカフェ ヴェルレとは

カフェ ヴェルレは、創業1880年。30種類ほどのシングルオリジン(単一原産地)のコーヒーと世界中から取り寄せた紅茶を提供し、グルメ愛好家たちを魅了している。1920年代のパリに着想源を得た内装のサントノレのカフェでは、コーヒーや紅茶とともにチョコレートや季節のスイーツが楽しめる。また、パリ初の自家焙煎所としても知られ、現在でもパレ・ロワイヤル庭園の奥にひっそりと佇む焙煎所でコーヒー豆の焙煎を続けている。

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ベルギー発インテリアフレグランスブランド「バオバブ コレクション」が日本初上陸

パリジェンヌラッシュリフトを手掛けるパリジェンヌビューティーグループの運営会社であるIL(アイル)、Paris.(パリスドット)は5⽉13⽇、ベルギー発インテリアフレグランスブランド「バオバブ コレクション(BAOBAB COLLECTION)」を発売する。世界各国の旅にインスピレーションを受けた⾹りをぎゅっと閉じ込めた“マイファーストバオバブ”から、⼈気の⾹り6種(パリ、マンハッタン、マイアミ、サントロペ、ウーマン、ジェントルマン)のボディウェルネスラインを「バオバブ コレクション」公式オンラインストアで取り扱う。

香りごとにハンドクリーム(50mL、6490円)、シャワージェル(本体350mL、1万3640円)(リフィル350mL、7700円)、ハンドウォッシュジェル(本体350mL、1万3640円)(リフィル350mL、7700円)、ボディ&ハンドローション(本体350mL、1万4740円)(リフィル350mL、8250円)、ソープ(150ml、5390円)の5種類をラインアップ。ブランドの核でもある“バオバブ”の果実のから抽出した有効成分をベースにした処⽅となっている。

“パリ”は、夏の訪れを告げる春のパリを、フジ・ミモザ・リンデンの爽やかさのある優雅で⽢いフローラルの⾹りで表現した。“マンハッタン”は、サイプレス・ラベンダー・パピルスの爽やかで都会的、時に⾃然を思わせるウッディーな落ち着きのある⾹りで、マンハッタンの街並みを表現した。“マイアミ”は、ソルトフラワー・カイガンショウ・サイプレスのすっきりとした爽やかな⽢さの中に⾃然を感じる⾹りで、朝にゆっくりと⽬覚めるマイアミを表現した。“サントロペ”は、地中海の夏の⾹りと太陽が出合ううサントロペ港での休暇のひとときをイメージして、ミント・タイム・バジルの清涼感ある⽢く爽やかな⾹りで、⾊とりどりのフレーバーを販売するジェラートショップが並ぶ市場を表現した。

“ウーマン”は、⼥性の勇気と優雅さをイメージし、マグノリア・ローズ・ムスクの官能的で深みのある上品なフローラルの⽢さで、フェミニンさと繊細さを表現した。“ジェントルマン”はラム・サフラン・ラブダナムの重厚感のあるスパイシーで⽢く、魅⼒的な⾹りで男性的な誘惑を表現した。

「バオバブ コレクション」は、デコレイティブでラグジュアリーなデザインのボトル、⾹り、テクスチャー、透明度の⾼いガラスから透ける美しい中⾝の⾊、その全てを通じて“快適さ・豊かさ・美しさ”を提供する。原料はフェアトレードで調達されており、シャワージェル、ハンドウォッシュジェル、ボディ&ハンドローションには再⽣可能なガラスボトルと詰め替え⽤のリフィルを採⽤している。

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三越伊勢丹がシンガポール法人を完全子会社化

三越伊勢丹ホールディングスは1日、シンガポールで3店舗を運営するイセタン(シンガポール)リミテッドを完全子会社化すると発表した。子会社の三越伊勢丹を通じて、発行済み株式の全てを取得する。取得価格は1億4000万シンガポールドル(約157億円)。アジアの成長市場であるシンガポールでの事業強化に乗り出す。

イセタン(シンガポール)リミテッドは1970年に設立。81年には日本の百貨店企業としては初めてシンガポール証券取引所に上場した。現在、スコッツ店、タンピネス店、セラングーン店の3店舗を運営する。総額売上高は非公表。

三越伊勢丹はこれまで株式の52.73%を保有していた。完全子会社化するとともに株式を非公開化し、経営の機動性を確保する。

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中国で人気のブランドは? 「ファッション IP」トップ100、日本勢は「イッセイ」が4位

中国でファッションブランドのマネジメントを担うサンチ(SUNTCHI)はこのほど、現地での売上やSNS投稿などのデジタルデータをもとに、独自指標のファッション IPを算出して、2023年度のトップ100ランキングを公開した。23年度のトップは、昨年に続いて「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」。「アディダス(ADIDAS)」とのコラボレーションを筆頭に、ディフュージョンラインの「エッセンシャルズ(ESSENTIALS)」で圧倒的な人気を獲得している。

主要なファッションブランドでは、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIUELA)」が昨年度の12位から3位に浮上。「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は4位、「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」が5位など。日本ブランドは「イッセイ ミヤケ」に次いで、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」が18位、「ビームス」が23位、NIGOによる「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」が32位、「ダブルタップス(WTAPS)」が33位、藤原ヒロシによる「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」が44位、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」が51位、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」が59位、「サカイ(SACAI)」63位、「ナナミカ(NANAMICA)」が65位、「アンブッシュ(AMBUSH)」が71位、「アンダーカバー」が97位、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が99位でトップ100入り。このほか、草間彌生(9位)、空山基(48位)、村上隆(57位)、奈良美智(76位)がファッション界にも強い影響を与えるクリエイターとしてランクインしている。

そもそもファッションIPとは、デザイナーやブランド、アーティスト、セレブリティ、インフルエンサーに帰属する知的財産のこと。サンチは、ファッションIPは、生み出される商品のデザイン性や、アイデンティティ、市場への影響力、業界の内外への波及力などによって形成されるものと定義し、人気はもちろん、独自性が重要としている。トップ100ランキングは23年度で5回目で、中国の第一財経ビジネス·データーセンター(CBNData)と共同制作している。ランキングは、中国の検索エンジンである百度(バイドゥ)による検索数や、微博(ウェイボー)と小紅書(シャオホンシュー)、抖音(ドウイン、中国版のティックトック)という3大SNSにおける投稿やそれに対するエンゲージメント、そして大手テック企業アリババ(ALIBABA)によるECでの売上高などから算出しているという。なお、このランキングはデザイナーズブランドが主立っており、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などのコングロマリットに属するラグジュアリーブランドの多くと、「ザラ(ZARA)」や「ユニクロ(UNIQLO)」などのSPAブランドは除外している。また、人物については「ドリューハウス(DREW HOUSE)」を手掛けるジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)や、「ルイ・ヴィトン」とコラボレーションした草間彌生らを対象としている。

「中国では今もストリート」
「北欧系に勢いがある」

ポール・ファン(Paul Fang)サンチ創設者兼最高経営責任者は、「中国では今も他国以上にストリートファッションに勢いがある」とした上で、「1位の『フィアー オブ ゴッド』は、『エッセンシャルズ』の売上が大きい上に、発売情報や購入品に関する投稿が多い」と2年連続トップの理由を分析。「少なくとも中国では、『シュプリーム(SUPREME. 今回は、前回よりも2つ順位を下げて15位)』や『ステューシー(STUSSY. 今回は、前回よりも4つ順位を下げて39位)』の熱狂的な人気がひと段落した影響も大きいし、『フィアー オブ ゴッド』が『シュプリーム』などの順位に影響している可能性もある」としている。

また近年は、「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS. 前回より31ランクアップの10位)」や「ガニー(GANNI. 前回より37ランクアップの14位)」「トーテム(TOTEME. 前回より45ランクアップの16位)」など、「北欧系に勢いがある」。日本のブランドでは、「イッセイ ミヤケ」は“バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)”の人気が今なお高いほか、「ビームス」は「日本発祥のカルチャーブランドという認知が確立している」という。

トップ100は以下の通り。「WWDJAPAN」は4月16日、ポール創設者兼CEOをゲストに招き、「ファッションIP」とは?から、中国市場での「ファッションIP」を活用したビジネスの可能性まで論じる。

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 1〜10位

1位:「フィアー オブ ゴッド」(前回1位)
2位:白敬亭(Bai Jingting)(同9位)
3位:「メゾン マルジェラ」(同12位)
4位:「イッセイ ミヤケ」(同6位)
5位:「アレキサンダー ワン」(同10位)
6位:王嘉爾(Jackson)(同15位)
7位:「Y-3」(同21位)
8位:刘雯(Liu Wen)(同3位)
9位:草間彌生(同95位)
10位:「アクネ ストゥディオズ」(同41位)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 11〜20位

11位:「クロット(CLOT)」(同16位)
12位:「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」(同78位)
13位:呉建豪(Van Ness Wu)(同43位)
14位:「ガニー」(同51位)
15位:「シュプリーム」(同13位)
16位:「トーテム」(同61位)
17位:「NPC」(同19位)
18位:「ア ベイシング エイプ®」(同22位)
19位:ERL(同59位)
20位:「ルメール(LEMAIRE)」(同44位)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 21〜30位

21位:G-DRAGON(同11位)
22位:ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)(同7位)
23位:ビームス(同28位)
24位:「ジル サンダー(JIL SANDER)」(同29位)
25位:马思唯(Ma Si Wei)(同56位)
26位:余文楽(Shawn Yue)(同4位)
27位:リアーナ(Rihanna)(同5位)
28位:「トム ブラウン(THOM BROWNE)」(同8位)
29位:「ディーゼル(DIESEL)」(初登場)
30位:「アミリ(AMIRI)」(同37位)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 31〜40位

31位:「ジャックムス(JACQUEMUS)」(同64位)
32位:「ヒューマンメイド」(同20位)
33位:「ダブルタップス」(同81位)
34位:「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」(同75位)
35位:「ウェルダン(WE11DONE)」(同51位)
36位:「ザ ロウ(THE ROW)」(同71位)
37位:「カール ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」(同94位)
38位:「リック オウエンス(RICK OWENS)」(同54位)
39位:「ステューシー」(同35位)
40位:「ストーン アイランド(STONE ISLAND)」(初登場)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 41〜50位

41位:カウズ(Kaws)(同14位)
42位:「R13」(同79位)
43位:「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」(同49位)
44位:「フラグメント デザイン」(同30位)
45位:「ヴェトモン(VETEMENTS)」(同72位)
46位:「ミュグレー(MUGLER)」(初登場)
47位:「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」(同46位)
48位:空山基(同25位)
49位:トラヴィス・スコット(Travis Scott)(同26位)
50位:ドレイク(Drake)(同65位)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 51〜60位

51位:「ネイバーフッド」(同68位)
52位:「ローリングワイルド(ROLLINGWILD)」(同79位)
53位:ラフ・シモンズ(Raf Simons)(再登場)
54位:「シュシュ/トング(SHUSHU/TONG)」(初登場)
55位:易燃(K. Yee)(初登場)
同55位:ジェイ・パーク(Jay Park)(初登場)
57位:村上隆(同36位)
58位:「フェン チェン ワン(FENG CHEN WANG)」(同69位)
59位:「コム デ ギャルソン」(同18位)
60位:マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)(初登場)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 61〜70位

61位:「アーダー エラー(ADER ERROR)」(同33位)
62位:「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」(再登場)
63位:「サカイ」(同31位)
64位:「ヴェラ・ウォン(VERA WANG)」(初登場)
65位:「ナナミカ」(初登場)
66位:ビヨンセ(Beyonce)(同55位)
67位:エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)(初登場)
68位:「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」(再登場)
69位:ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)(再登場)
70位:「マリーン セル(MARINE SERRE)」(初登場)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 71〜80位

71位:「アンブッシュ」(同48位)
72位:ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)(同90位)
73位:「ブルマリン(BLUMARINE)」(初登場)
74位:「アンナキキ(ANNAKIKI)」(初登場)
75位:李璨琛(Sam Lee)(同66位)
76位:奈良美智(再登場)
77位:「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」(再登場)
78位:デュア・リパ(Dua Lipa)(初登場)
79位:ザ・ウィークエンド(The Weeknd)(初登場)
80位:ベラ・ハディド(Bella Hadid)(再登場)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 81〜90位

81位:「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(同62位)
82位:「プロナウンス(PRONOUNCE)」(同47位)
83位:アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)(同50位)
84位:「ポール・スミス(PAUL SMITH)」(再登場)
85位:「イヴミン(YVMIN)」(初登場)
86位:「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」(同63位)
87位:「ロウ クラシック(LOW CLASSIC)」(同73位)
88位:「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」(初登場)
89位:ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)(再登場)
90位:「クレージュ(COURREGES)」(初登場)

中国における2023年度版「ファッション IP」トップ100 91〜100位

91位:「アテンプト(ATTEMPT)」(初登場)
92位:「キス(KITH)」(再登場)
93位:「ミスチーフ(MSCHF)」(初登場)
94位:「アワー レガシー(PUR LEGACY)」(初登場)
95位:「ダークシャドウ(DRKSHDW)」(初登場)
96位:カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)(同73位)
97位:「アンダーカバー」(同92位)
98位:ミン・マー(Ming Ma)(初登場)
99位:「N.ハリウッド」(初登場)
100位:「ジェレミー スコット(JEREMY SCOTT)」(初登場)


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「ディオール」“ジャドール”からボディーケアコレクションが誕生 横田真悠がまとう白い花々の柔らかな香り

ディオール,DIOR,ジャドール パルファン ドー

「ディオール(DIOR)」は4月5日、“ジャドール”からボディーケアコレクションを発売する。ブランドを象徴するフレグランスの1つである“ジャドール”シリーズの初代と同じ1999年生まれの俳優・横田真悠は「”ジャドール“が似合うすてきな女性になりたい」と憧れを語る。2022年に誕生以来、白い花々の柔らかな香りで魅了するフレグランス“ジャドール パルファン ドー”をまとった横田がその魅力を語る。

横田真悠「“ジャドール”が似合う
すてきな女性になりたい」

“ジャドール パルファン ドー”は、花と水から生まれたアルコールフリーのウォーターベース フレグランスだ。ジャスミンをはじめ、スターマグノリアやヴァロリス産ネロリなどの花本来の香りを引き立て、より豊かにセンシュアルでありながらナチュラルに香り立つ。横田は初めて身につけたとき、その香りの柔らかさに驚いたと言い、「女の子らしい気分になりたいときやリラックスしたいときに身につけたいです。柔らかい香りなのですが、同時に清潔感もあるので、お風呂上がりにもおすすめです」と話す。

フレグランスからイメージするスタイルについては「内側から輝いているようなナチュラルメイクにぴったり。多幸感あふれるメイクにも合いそうです。かわいらしいだけでなく、芯のある女性像を思い浮かべたので、ジャケットにミニスカートや、ビッグサイズのボーイフレンドシャツに合わせたい」と語った。「“ジャドール”は大人っぽい印象でしたが、年齢を問わずおすすめできます。アルコールが入っていないのでつけたての香りが続くところもお気に入り。ミストが繊細なので、ボディーミストのようにも使えます。普段香水をつけない方にもぜひ挑戦してほしいです」。

手のひらに
“ジャドー ル パルファン ドー”を

“ジャドール”の柔らかくフレッシュなフローラルノートでボディー優しく包み込む新商品が登場する。手肌をやさしくケアする“ジャドール ハンド クリーム”(50mL、8580円)は、ジャスミン ワックスやコットンネクターなど97%*1自然由来成分を配合。手元だけでなくネイルにも使用でき、柔らかく滑らかな手元に導く。丸みのあるマットな質感のケースで、手のひらにぴったりと収まるユニークなデザインも持ち運びにぴったりだ。中央にはゴールドで“CHRISTIAN DIOR”のロゴをあしらった。

バスタイムも豊かな泡と香りでぜいたくに

フローラルブーケをまとうような気分でバスタイムを彩るのは“ジャドール シャワー ジェル”(200mL、8250円)と“ジャドール ボディ ミルク”(200mL、9350円)。ジャスミンエキス*2を配合したジェルテクスチャーの“シャワー ジェル”は、シルクのようにきめ細かな泡で、肌をしっとりと洗い上げる。横田もその香りの柔らかさを気に入っているという“ボディ ミルク”は、みずみずしいテクスチャーで伸びやかになじむ。さらに“ジャドール”フレグランスとレイヤリングすることで、 柔らかな香りのニュアンスをより豊かに楽しめる。

※1 : 自然由来指数97%(水66%を含む)ISO16128準拠
※2 : ソケイ花エキス(整肌成分)
問い合わせ先
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618

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メルヴィータジャポン新社長にティニオ・マ・クリスティーナ・クエンカ氏 化粧品業界で重役を歴任

メルヴィータジャポンは4月1日付で、社長兼ゼネラルマネージャーにティニオ・マ・クリスティーナ・クエンカ(Ma. Christina Cuenca Tinio) 氏が就任した。直近では英国のスキンケアスパブランド「イヴロム(EVE LOM)」のアジア太平洋・南米担当副社長に従事。化粧品業界で20年以上の経験を有し、APAC地域の統括や日本法人のゼネラルマネージャーなどを歴任してきた。ナタエル・ダヴスト (Davoust Nathaëlle) 前社長兼グローバル ゼネラルマネージャーは、引き続き「メルヴィータ」ブランド全体を統括するグローバル ゼネラルマネージャー職を担う。

クエンカ新社長は、1998年に慶應義塾大学文学部美学美術史学を卒業。2002〜05年、ロレアル(L'OREAL)の「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」と「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」をフィリピンに導入し、シンガポールでASEAN地域のポジションに就く。08年、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の日本と韓国のトラベルリテールで「ジバンシイ(GIVENCHY)」や「ケンゾー パルファム(KENZO PARFUMS)」などを担当。その後、ロサンゼルス発アイウエア「ディータ(DITA)」で日本社長兼アジアマネージングディレクター、オリバーピープルズジャパンのブランドディレクター、「デシグアル(DESIGUAL)」のコマーシャルディレクターAPAC兼日本フランチャイズおよび卸売ディレクターと重役を歴任。

仏発オーガニックコスメブランド「メルヴィータ(MELVITA)」は、23年ロクシタングループ(L'OCCITANE GROUP)として「Bコーポレーション(Bコープ)認証」取得した。クエンカ新社長の元、主要マーケットである日本で多角的な取り組みを推進していく。

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おカタめ時計専門誌が媒体名を「クロノチュ」に? 新編集長にコスプレイヤー!?

おカタめ時計専門誌が媒体名を「クロノチュ」に? 新編集長にコスプレイヤー!?

時計専門誌の「クロノス日本版」および「ウェブクロノス(webChronos)」は4月1日、公式Xで「この度、媒体名を『クロノチュ日本版』、『webChronochu』に変更した」と発表した。合わせて新編集長として、「『コスプレイモード(COSPLAY MODE)』から千都ちひろ(編集長)を迎える」と伝えた。公式ユーチューブチャンネルでは動画も公開した。

お察しの通りエイプリルフールネタであり、広田雅将「クロノス」編集長は「“クロノチュ”のネーミングは社長の案。名前の響き的に『女性に出てほしい』となり、千都に『焼き肉おごるから!』と打診した(笑)。クロノチュのロゴは僕が作った。パンダメイクは千都のモノクロな衣装に合わせてドン・キホーテで急遽用意したものだが、タキシードが間に合わず、個人的に65点……。これから展示会やイベントに顔を出すところだが、DM等ではおおむね良好なリアクションをもらっている。やはり、“やる”からには何事もフルスイングしなければ!」と話す。

「クロノス日本版」、「コスプレイモード」両媒体はシムサム・メディア(東京、松崎壮一郎社長)が発行している。

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時計専門誌の「クロノス日本版」および「ウェブクロノス(webChronos)」は4月1日、公式Xで「この度、媒体名を『クロノチュ日本版』、『webChronochu』に変更した」と発表した。合わせて新編集長として、「『コスプレイモード(COSPLAY MODE)』から千都ちひろ(編集長)を迎える」と伝えた。公式ユーチューブチャンネルでは動画も公開した。

お察しの通りエイプリルフールネタであり、広田雅将「クロノス」編集長は「“クロノチュ”のネーミングは社長の案。名前の響き的に『女性に出てほしい』となり、千都に『焼き肉おごるから!』と打診した(笑)。クロノチュのロゴは僕が作った。パンダメイクは千都のモノクロな衣装に合わせてドン・キホーテで急遽用意したものだが、タキシードが間に合わず、個人的に65点……。これから展示会やイベントに顔を出すところだが、DM等ではおおむね良好なリアクションをもらっている。やはり、“やる”からには何事もフルスイングしなければ!」と話す。

「クロノス日本版」、「コスプレイモード」両媒体はシムサム・メディア(東京、松崎壮一郎社長)が発行している。

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「ルルルン」がハイドラシリーズから“さらっと軽い使用感”のオイル美容液を発売 

フェイスマスクブランド「ルルルン(LULULUN)」は、“うるおい+α”のハイドラシリーズからオイル美容液“ルルルン ハイドラ V オイルセラム”(18mL、3850円)を発売する。現在オンラインストアで取り扱っており、5月10日から全国のプラザ(PLAZA)とミニプラ(MINIPLA)で販売する。

同アイテムは植物由来オイルベースの成分を凝縮した100%オイル処方で、高濃度のオイルが肌に直接届く。皮脂の構成に近い成分を使用しているため、さらっと軽い使用感でベタつかず肌になじみやすいのが特徴だ。フェイスマスクや化粧水で保湿した後のアフターケアやスキンケアの前の導入美容液としても使える。

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フェイスマスクブランド「ルルルン(LULULUN)」は、“うるおい+α”のハイドラシリーズからオイル美容液“ルルルン ハイドラ V オイルセラム”(18mL、3850円)を発売する。現在オンラインストアで取り扱っており、5月10日から全国のプラザ(PLAZA)とミニプラ(MINIPLA)で販売する。

同アイテムは植物由来オイルベースの成分を凝縮した100%オイル処方で、高濃度のオイルが肌に直接届く。皮脂の構成に近い成分を使用しているため、さらっと軽い使用感でベタつかず肌になじみやすいのが特徴だ。フェイスマスクや化粧水で保湿した後のアフターケアやスキンケアの前の導入美容液としても使える。

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「ディッキーズ」と「サタデーズ NYC」がコラボ ドレッシーなワークパンツ2型を発売

「サタデーズ ニューヨーク シティ(SATURDAYS NYC)」(以下、サタデーズ)は4月4日、「ディッキーズ(DICKIES)」とコラボしたパンツを発売する。「サタデーズ」直営店舗および公式オンラインで販売する。

コラボパンツは、ドレッシーなスタイルをイメージして2型を制作。パイピングパンツ(2万900円)は、「ディッキーズ」を代表する“873”モデルを土台とし、ローライズで細身のシルエットにまとめた。ウエストにはパイピングを施し、センタークリースを縫い止めしている。側章パンツ(2万3100円)は、“874”モデルをもとに、ストレートシルエットに仕上げ、両脇にあしらった側章でアクセントを加えた。ともにバックサイドには、「ディッキーズ」ロゴと「サタデーズ」のスラッシュデザインを組み合わせたプリントが施されている。

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「ディッキーズ」と「サタデーズ NYC」がコラボ ドレッシーなワークパンツ2型を発売

「サタデーズ ニューヨーク シティ(SATURDAYS NYC)」(以下、サタデーズ)は4月4日、「ディッキーズ(DICKIES)」とコラボしたパンツを発売する。「サタデーズ」直営店舗および公式オンラインで販売する。

コラボパンツは、ドレッシーなスタイルをイメージして2型を制作。パイピングパンツ(2万900円)は、「ディッキーズ」を代表する“873”モデルを土台とし、ローライズで細身のシルエットにまとめた。ウエストにはパイピングを施し、センタークリースを縫い止めしている。側章パンツ(2万3100円)は、“874”モデルをもとに、ストレートシルエットに仕上げ、両脇にあしらった側章でアクセントを加えた。ともにバックサイドには、「ディッキーズ」ロゴと「サタデーズ」のスラッシュデザインを組み合わせたプリントが施されている。

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中森明菜×「ゾゾヴィラ」 レコードジャケットをイメージしたTシャツ5型を限定販売

ZOZOのラグジュアリー&デザイナーズブランドを集積した「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」は歌手の中森明菜とコラボレーションしたコレクション「AKINA NAKAMORI ×ゾゾヴィラ」を4月3日から「ゾゾヴィラ」限定で順次受注販売する。

中森明菜とアパレル企業の初コラボとなる本コレクションでは、中森明菜公式ユーチューブチャンネル「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」と連動し、同チャンネルで4月3日から7日間ごとに公開される5楽曲のレコードジャケットをイメージしたデザインのTシャツ全5型を、各楽曲公開日から7日間限定で受注販売する。

Tシャツは中森本人が監修を務め、第1弾は名曲「TATTOO」のTシャツを4月3日正午から10日11時59分まで受注販売する。価格は8800円。その後、順次販売する各Tシャツの詳細は、「ゾゾヴィラ」公式インスタグラムで随時知らせていく。

中森明菜のデビュー42周年となる5月1日にリリースされるベスト・アルバム「ベスト・コレクション 〜ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~(+2)」には、ワーナー時代の全シングル28曲を含む代表曲&名曲、さらに未発表曲「HELLO MARY LOU」を完全網羅した全36曲が収録されていて、「ゾゾヴィラ」での購入者には、限定のオリジナルカードをプレゼントする。アルバムの予約は4月3日正午から15日11時59分まで受け付ける。

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ENHYPENの着こなしに注目 「ポメラート」が韓国でイベント「フロム ミラノ トゥ ソウル」を開催

イタリア発ジュエラー「ポメラート(POMELLATO)」は3月18日、韓国ソウル市内でイベント「フロム ミラノ トゥ ソウル」を開催した。同イベントでは、“ヌード”や“イコニカ”“サッビア”などのアイコンジュエリーを展示。ボタンのようなキュートなモチーフの新作ジュエリー“ポム ポム ドット”をイメージムービーと共に発表した。本国から韓国入りしたサビーナ・ベッリ=ポメラート最高経営責任者がスピーチを行い、職人が金細工のクラフツマンシップを披露した。イタリアブランドらしく、ジェラートや「アペロール(APEROL)」のカクテルなどが振る舞われ、来場者は「ポメラート」のジュエリーと世界観を楽しんだ。

「ポメラート」がお似合いのENHYPEN2人

同イベントには、ブランドのアンバサダーであるクリスタル(Krystal)をはじめ、ENHYPENのヒスン(Hee Seung)やジェイ(Jay)、チェ・ジウ(Choi Ji-Woo)、イ・ボヨン(Lee Bo-Young)がホワイトやニュートラルカラーの装いで来場した。ヒスンは、“ポメラート トゥゲザー”のジュエリーをモノトーンの装いにコーディネート。“イコニカ”シリーズを着用したジェイは、日本語で「すばらしいジュエリーが展示してあるので、いろいろと勉強したい」とコメントした。

表裏、2通りのコーディネートが楽しめる新作

新作の“ポムポムドット”は、まるでボタンのようなディスクの両面に異なる石を施したキュートなデザイン。グリーンマラカイトとマザーオブパール(MOP)、ダイヤモンドとMOP、グレーのMOPとホワイトのMOPの組み合わせのネックレスとブレスレット、イヤリングがある。価格は30万8000〜74万8000円。4月3日から三越銀座店で開催するポップアップショップでは、ターコイズとMOP、ダイヤモンドを使用した限定品を販売する。

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「ジョー マローン ロンドン」が最大級の没入型旗艦店を原宿「ハラカド」にオープン


「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は4月17日、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」に旗艦店をオープンする。同日に開業する「ハラカド」1階の路面店で、広さは約236平方メートル。パーソナライゼーションサービスや香りを体験できるサービスを提供するブランド最大級の店舗だ。グランドオープンは5月29日。

「ジョー マローン ロンドン 原宿」では香りの発見と体験をテーマにインタラクティブな体験コンテンツを用意する。コロン インテンスやセント レイヤリング(香りの重ね付け)、ホーム、ギフト、メンズの5つのテーマで、フレグランスのストーリーとともに個々のニーズにあった香りを提案する。同店限定で、梨の柔らかな花びらやみずみずしい果実のライトフローラルの香り“ナシ ブロッサム コロン”を販売する。

「ジョー マローン ロンドン」は今年で日本上陸15周年を迎える。日本のフレグランス市場では3位(2023年7〜12月Beaute Reseach調べ)に位置し、国内に50店舗以上を擁する。ジョー・デンシー(Jo Dancey)=グローバル ブランド プレジデントは原宿に訪れるたびに街の活気からパワーをもらうといい、ブランドとしてカギとなる日本市場でコミュニティーを広げる狙いを明かした。新しい旗艦店について「魅力的で独創的なストーリーとクラフトマンシップを体現できる場所。見て触って楽しめる体験やワークショップを備えた『ジョー マローン ロンドン 原宿』は、必ず訪れるべき東京の場所となるはずだ」とコメントを寄せた。

■ジョー マローン ロンドン 原宿
オープン日:4月17日(グランドオープン5月29日)
場所:東急プラザ原宿「ハラカド」1階
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目31-21

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「ジョー マローン ロンドン」が最大級の没入型旗艦店を原宿「ハラカド」にオープン


「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は4月17日、東京・原宿の商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」に旗艦店をオープンする。同日に開業する「ハラカド」1階の路面店で、広さは約236平方メートル。パーソナライゼーションサービスや香りを体験できるサービスを提供するブランド最大級の店舗だ。グランドオープンは5月29日。

「ジョー マローン ロンドン 原宿」では香りの発見と体験をテーマにインタラクティブな体験コンテンツを用意する。コロン インテンスやセント レイヤリング(香りの重ね付け)、ホーム、ギフト、メンズの5つのテーマで、フレグランスのストーリーとともに個々のニーズにあった香りを提案する。同店限定で、梨の柔らかな花びらやみずみずしい果実のライトフローラルの香り“ナシ ブロッサム コロン”を販売する。

「ジョー マローン ロンドン」は今年で日本上陸15周年を迎える。日本のフレグランス市場では3位(2023年7〜12月Beaute Reseach調べ)に位置し、国内に50店舗以上を擁する。ジョー・デンシー(Jo Dancey)=グローバル ブランド プレジデントは原宿に訪れるたびに街の活気からパワーをもらうといい、ブランドとしてカギとなる日本市場でコミュニティーを広げる狙いを明かした。新しい旗艦店について「魅力的で独創的なストーリーとクラフトマンシップを体現できる場所。見て触って楽しめる体験やワークショップを備えた『ジョー マローン ロンドン 原宿』は、必ず訪れるべき東京の場所となるはずだ」とコメントを寄せた。

■ジョー マローン ロンドン 原宿
オープン日:4月17日(グランドオープン5月29日)
場所:東急プラザ原宿「ハラカド」1階
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目31-21

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ミズノが「ヴァイナル・アーカイブ」とのコラボスニーカーを4月5日発売

ミズノは4月5日、大平幸平の手掛けるメンズブランド「ヴァイナル・アーカイブ(VINAL ARCHIVE)」とのコラボレーションスニーカー(3万800円)を発売する。ミズノのファッションカテゴリーのキーモデルである“ウェーブプロフェシーLS(WAVE PROPHECY LS)”をベースに、ダークトーンでまとめたデザインがポイントだ。

ミズノの直営店や、ミズノと「ヴァイナル・アーカイブ」の各公式ECのほか、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」の一部店舗やベイクルーズのスニーカーショップ「ヘリンボーン(HERRINGBONE)」、ミタスニーカーズなどで扱う。

「ヴァイナル・アーカイブ」は2009年にブランド設立。東京を拠点に、ストリートカルチャーやコンテンポラリーアートを取り入れたクリエーションが特徴。

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ミズノが「ヴァイナル・アーカイブ」とのコラボスニーカーを4月5日発売

ミズノは4月5日、大平幸平の手掛けるメンズブランド「ヴァイナル・アーカイブ(VINAL ARCHIVE)」とのコラボレーションスニーカー(3万800円)を発売する。ミズノのファッションカテゴリーのキーモデルである“ウェーブプロフェシーLS(WAVE PROPHECY LS)”をベースに、ダークトーンでまとめたデザインがポイントだ。

ミズノの直営店や、ミズノと「ヴァイナル・アーカイブ」の各公式ECのほか、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」の一部店舗やベイクルーズのスニーカーショップ「ヘリンボーン(HERRINGBONE)」、ミタスニーカーズなどで扱う。

「ヴァイナル・アーカイブ」は2009年にブランド設立。東京を拠点に、ストリートカルチャーやコンテンポラリーアートを取り入れたクリエーションが特徴。

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「タサキ」が70周年を記念し「アシックス」とコラボ 最高価格は441万1000円のパール・スニーカー

ジュエリーブランドの「タサキ(TASAKI)」は、創業70周年を記念し、「アシックス(ASICS)」とのコラボレーションスニーカーを発売する。

「アシックス」の人気モデル“GT-2160”に「タサキ」のオリジナルカラーとパールをあしらった同アイテムは、4月26日〜5月12日まで東京・表参道のバツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)で開催するアニバーサリーエキシビション“フローティング シェル(FLOATING SHELL)”で販売する。

ラインアップは、1000個以上のあこや真珠をふんだんに編み込んだ装飾をまとう“TASAKI70th パールシークエンススニーカー”(441万1000円)をはじめ、アイコンジュエリーである“バランス(balance)”や“デインジャー(danger)”に着想した“バランスフリンジスニーカー”(265万1000円)と“デインジャースニーカー”(254万1000円)、スポーティースタイルにモードな表情を授けるシグネチャー ラインの“バランス シグネチャー スニーカー”(17万6000円)や“デインジャー ファング スニーカー”(16万5000円)だ。

“TASAKI70th パールシークエンススニーカー”は24,25cmのみの用意で、その他のモデルは23〜28.0cmを用意する。

■「タサキ」70周年アニバーサリーエキシビション“フローティングシェル”
日程:4月26日〜5月12日
場所:バツアートギャラリー/スタンバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
時間:11:00~19:00

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ミンナノの中津川オーナーがディレクション 「ニューエラ」がキャップとハットを発売

「ニューエラ(NEW ERA)」は4月4日、東京・池ノ上のセレクトショップ、ミンナノ(MIN-NANO)の中津川吾郎オーナーをディレクターに迎えたアイテムアイテムを発売する。「ニューエラ」一部店舗および公式オンラインで販売する。

アイテムは、キャップ(4400円〜)とエクスプローラーハット(5280円)、ユースサイズのキャップ(4180円)、キッズサイズのエクスプローラーハット(4180円)をラインアップ。ミンナノのルーツである自転車に着想を得た、リフレクター素材の採用や、独自の色使いなど、今回ならではの意匠が楽しめる。各アイテムのバンド部分には、ミンナノを思わせるイエローのステッチを施した。

「ニューエラ」新宿店は4月4日、中津川オーナーが接客するイベントの開催を予定している。

■「ニューエラ」新宿
住所:東京都新宿区新宿3-37-1 フラッグス3階
営業時間:11:00〜21:00

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「コム デ ギャルソン」が「ポーター」のバッグ“タンカー”とコラボ 40周年を記念して

「コム デ ギャルソン」が「ポーター」のバッグ“タンカー”とコラボ 40周年を記念して

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は、バッグブランド「ポーター(PORTER)」の代表的シリーズ“タンカー”とコラボした商品を発売する。

“タンカー”の40周年を記念したもので、「ポーター」を運営する吉田は「詳細は追ってお知らせする」と話す。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト“×サッポロ黒ラベルのTシャツが発売 イラストは内田すずめの描き下ろし

サッポロビールは、ヨウジヤマモトのコンセプチュアルプロジェクト“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”とコラボレーションしたTシャツを4月1日に数量限定で発売する。会員制サイト“CLUB 黒ラベル”内のオリジナルECサイト“サッポロ生ビール黒ラベル THE SHOP”で販売するほか、“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”の公式サイトでも取り扱う。価格は送料込みで1万3200円。

両ブランドがコラボするのは2回目。今回は、日本のビールの歴史の中で大正時代から飲食店で親しまれた美人画のポスター広告に着想を得て、“現代版美人画”イラストとしてアレンジしたオリジナルデザインTシャツを制作。イラストは内田すずめが描き下ろした。

内田すずめは、2017年にパリコレクションで発表された「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」とのコラボレーションを皮切りに、さまざまなアートワークを展開している注目のアーティスト。“CLUB 黒ラベル”内の特設サイトでは、内田すずめのスペシャルインタビューを掲載している。

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