「パレス スケートボード」と「ポーター」が2度目のコラボ ジャカード織りのデザイン

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(以下、「パレス」)は、「ポーター(PORTER)」と2度目のコラボレーションを実施する。コラボアイテムを9月21日11時に「パレス スケートボード」東京店とオンラインストア、「ポーター」の旗艦店(東京・大阪)やドーバー ストリート マーケット ギンザ、「ポーター」新宿店、吉田カバンの公式オンラインストアなどで発売する。

今回は、ジャカード織りのデザインがアパレルとアクセサリー全体のテーマで、ブラックとオリーブのジャカード生地は、本コラボレーションのために製作された。

ジャカード生地を使用したアイテムは、「パレス」のブランドロゴ「トライファーグ」と「ポーター」ロゴを組み合わせたネームを取り付けたフィールドジャケット、ベスト、そしてジッパーとサイドポケットのディテールがマッチしたベルターパンツをラインアップ。加えて、フーディやTシャツといった「パレス」の定番アイテムには、今回の特別なコラボレーションロゴを施しカラーはオリーブ、オレンジ、黒、白を展開する。

バックパック、ブリーフケース、ウエストバッグ、ショルダーバッグ、財布、キャップ、そして2つのスケートボードデッキなど、ブラック&オリーブのジャカードを使ったバッグとアクセサリーも登場する。

アイテム一覧

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「パレス スケートボード」と「ポーター」が2度目のコラボ ジャカード織りのデザイン

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」(以下、「パレス」)は、「ポーター(PORTER)」と2度目のコラボレーションを実施する。コラボアイテムを9月21日11時に「パレス スケートボード」東京店とオンラインストア、「ポーター」の旗艦店(東京・大阪)やドーバー ストリート マーケット ギンザ、「ポーター」新宿店、吉田カバンの公式オンラインストアなどで発売する。

今回は、ジャカード織りのデザインがアパレルとアクセサリー全体のテーマで、ブラックとオリーブのジャカード生地は、本コラボレーションのために製作された。

ジャカード生地を使用したアイテムは、「パレス」のブランドロゴ「トライファーグ」と「ポーター」ロゴを組み合わせたネームを取り付けたフィールドジャケット、ベスト、そしてジッパーとサイドポケットのディテールがマッチしたベルターパンツをラインアップ。加えて、フーディやTシャツといった「パレス」の定番アイテムには、今回の特別なコラボレーションロゴを施しカラーはオリーブ、オレンジ、黒、白を展開する。

バックパック、ブリーフケース、ウエストバッグ、ショルダーバッグ、財布、キャップ、そして2つのスケートボードデッキなど、ブラック&オリーブのジャカードを使ったバッグとアクセサリーも登場する。

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エミー賞で日本人初の主演男優賞を勝ち取った真田広之は「ディオール」を着用  ドラマ「SHOGUN 将軍」が史上最多の18冠

アメリカの優れたテレビドラマや番組に贈られる第76回エミー賞の受賞式が9月15日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。ドラマ「SHOGUN 将軍」のプロデュースと主演を務めた俳優の真田広之は、「ディオール(DIOR)」によるネイビーのタキシード姿で出席。日本人初となる主演男優賞を勝ち取った。

トロフィーを手にした真田は、「本当にありがとうございます。素晴らしい候補者たちと一緒にこの場所にいられることを光栄に思います」と英語でスピーチ。「人々が力を合わせれば、奇跡を起こすことができる。そして、共により良い未来をつくることができます」と続けた。

また同作は、ドラマシリーズ部門作品賞、主演女優賞、監督賞など、一つのシーズンの作品として史上最多となる18冠を獲得。作品賞受賞の際にコメントを求められた真田は「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々、そして監督や諸先生方に心より御礼申し上げます。あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り、国境を越えました」と日本語で語った。

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「トリー バーチ」がスポーツのエッセンスから得た“強さ”


「トリー バーチ(TORY BURCH)」がニューヨーク・ファッション・ウィーク(現地時間9月6〜11日)で2025年春夏コレクションを発表した。全38体のルックに散りばめられたのは、スポーツのエッセンス。お家芸であるドラマチックな色使いやプリントデザインはやや抑えめな印象だったものの、「トリー バーチ」らしいエレガンスにスポーティー要素が融合し、コレクションに新鮮味と女性らしい芯の強さをもたらした。

表層のデザインにとどまらない
スポーツエッセンスの解釈

スパンコールの刺しゅうを全面にあしらったスイムスーツや、ブルーやオレンジなどビビッドなカラーブロッキングのセーター。水泳を想起するような波打つジャカード柄のトップスに、ストレッチが効いたウールガーゼやナイロンなどの素材使いも見られた。

スポーツエッセンスの落とし込みは、表層のデザインだけにとどまらない。特に、「締める」「緩める」のメリハリが際立った。モデルの身体に緩やかにフィットするノースリーブのキルティングトップスには、用尺たっぷりで波のように揺れ動くナイロン×ビスコース素材のスカートを合わせる。身体にピタッと沿うニットポロシャツには、テーラードジャケットを重ね、その上からベルトを締めてボディーコンシャスに見せた。

フォームの緩急で躍動感

モデルがランウエイを歩く際の動作まで、緻密に計算した上でのデザインであることがうかがえた。ファーストルックを含め多用していたのがウエストにワイヤーを仕込んだスカートだ。モデルの歩調に合わせてウエスト部分が無造作にずれ動き、エフォートレスな雰囲気を演出する。フォームの緩急が、コレクション全体に躍動感をもたらしていた。

来場者の元には、今季のコレクションの方向性を示すカードが配布され、デザイナーのトリー・バーチからのコメントが記されていた。彼女曰く、「力強さと優雅さ、正確さと自由というスポーツの本質から始まり、動作とフォルムのシンクロニシティーを表現した」。服そのもののデザインを超え、身体の動作と服のシルエットの関係性、つまり“服を纏う”ことのデザインを試みたと読み取れる。スポーツのフィルターを通じて完成させたコレクションは、女性的な“強さ”を醸した。それは、例えばジャケットの肩をいからせることで生まれるようなマスキュリンな強さとは違う、「トリー バーチ」らしいエレガンスとの共存だった。

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英国発オーガニック「エボルブ」からひんやりローラーの目元美容液登場 チュベローズ由来の幹細胞配合

英国発のラグジュアリーオーガニックブランド「エボルブ(EVOLVE)」は10月22日、目元美容液“ヒアルロンアイコンプレックス”(10mL、8800円)を発売する。ひんやりとした感触のステンレススチールボールが付いたスティック状のロールオンタイプで、朝晩はもちろんのこと、外出先でも手軽に目元をケアすることができる。

チュベローズ由来の幹細胞 ヒアルロン酸の10倍といわれる保湿力

美容液のメイン成分はチュベローズ由来の幹細胞で、ヒアルロン酸の10倍ともいわれる保湿力が特徴だ。キュウリエキス、ヒアルロン酸、アロエベラエキスなども配合し、乾燥しやすい目元の肌を潤いで満たしてハリと艶感のある肌へと導く。

独自設計のステンレススチールボールは熱が伝わりにくい素材で、目の下はもちろんのことまぶたにもフィット。目の周りをくるくるとマッサージするように滑らせるだけで、朝のむくみや日中の疲れた目元をリフレッシュさせる。

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「ディーン&デルーカ」のコーヒーカプセルが登場 シーンを選ばず楽しめるバランスの良い味

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は10月1日、ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド(DRIP POD)」と共同開発したコーヒーカプセルを発売する。価格は1箱(7.5g×12個)1944円。「ディーン&デルーカ」の一部マーケット店舗、公式オンラインストアおよびUCCドリップポッド公式オンラインストアで発売する。同サイトで9月20〜30日23時59分に予約販売を行う。

コーヒーカプセル“ディーン&デルーカブレンド”はホンジュラス エルプエンテ農園をベースに、ルワンダ、ブラジルのスペシャリティーコーヒーをブレンド。華やかさやフルーティーさを感じる一方で、バランス良くシーンを選ばずに楽しめる味に仕上げた。昨年9月に「ドリップ ポッド」とウェルカムが共同開発したフラッグシップモデルのマシン“ドリップ ポッド ヨウビ”を販売しており、今回は国際コーヒーの日(10月1日)に合わせた第2弾のコラボとなる。

商品詳細

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「ディーン&デルーカ」のコーヒーカプセルが登場 シーンを選ばず楽しめるバランスの良い味

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は10月1日、ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド(DRIP POD)」と共同開発したコーヒーカプセルを発売する。価格は1箱(7.5g×12個)1944円。「ディーン&デルーカ」の一部マーケット店舗、公式オンラインストアおよびUCCドリップポッド公式オンラインストアで発売する。同サイトで9月20〜30日23時59分に予約販売を行う。

コーヒーカプセル“ディーン&デルーカブレンド”はホンジュラス エルプエンテ農園をベースに、ルワンダ、ブラジルのスペシャリティーコーヒーをブレンド。華やかさやフルーティーさを感じる一方で、バランス良くシーンを選ばずに楽しめる味に仕上げた。昨年9月に「ドリップ ポッド」とウェルカムが共同開発したフラッグシップモデルのマシン“ドリップ ポッド ヨウビ”を販売しており、今回は国際コーヒーの日(10月1日)に合わせた第2弾のコラボとなる。

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【バックステージ】「ピリングス」2025年春夏コレクション

「ピリングス(PILLINGS)」が2025年春夏コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2025年春夏コレクション

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2025年春夏コレクション

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2025年春夏、ガーリーでタフなジョナサン妹がアイコンに

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」はイギリス現地時間の9月15日に、2025年春夏コレクションを発表した。素材はシルク、レザー、カシミア、スパンコールの4つに絞った。限られた素材からさまざまな表情を引き出し生み出すのは、現代版のトムボーイだ。

ショーはコンパクトなシルエットのノースリーブミニワンピースでスタート。おなじみのトロンプルイユの手法で、シルクサテンの生地にニットカーディガンの柄をプリントしたり、それをスパンコールで表現したりした。ブルーのニットワンピースのトロンプルイユに続くのは、本物のニットワンピース。ユーモラスなテクスチャーの表現で観客の視覚を楽しませる。

ガーリーでインディペンデントなアティテュードを表現

レザーで作るチュチュや、ベルト状のファブリックを格子状に編み込んで形作るドレス、巨大な網目が飛び出すドレスなど、異なるテクニックで素材の汎用性を実験的に追求した。一方でシルエットは、コンパクトなミニワンピースを一貫する。そこに合わせるアクセサリーもショートブーツとワンハンドルバッグと、いたってシンプル。スタイルのインスピレーション源となったのは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)デザイナーの妹、クロエ・アンダーソンだという。「ガーリーだけど反骨精神やタフさもある彼女のスタイルがとても好き。ガーリーでインディペンデントなアティチュードにはいつも惹かれるんだ」とジョナサン。

今回素材を絞ったのには理由がある。ジョナサンは、「次の10年がどんな時代になるか誰もわからない。世界が変革期を迎えている今、視野を狭めて焦点を絞るクリエーションが大事だと思うから」と話す。

シルクサテンのスカートにプリントしたテキストは、アートの批評家クライ・ベル(Clive Bell)によるエッセイ。「エッセイの内容よりも、白紙に何か新たなストーリーを紡ぎ出す行為そのもののエネルギーを表現したかった」のだという。ジョナサンは今季、不安定な時代における自身の現在地を身近な素材を用いて再確認しているようだ。そして彼の視線は次のスタートに向いている。、白紙に新たなストーリーを書き出す時のような高揚感を持ちながら。

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」2025年春夏、ガーリーでタフなジョナサン妹がアイコンに

「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」はイギリス現地時間の9月15日に、2025年春夏コレクションを発表した。素材はシルク、レザー、カシミア、スパンコールの4つに絞った。限られた素材からさまざまな表情を引き出し生み出すのは、現代版のトムボーイだ。

ショーはコンパクトなシルエットのノースリーブミニワンピースでスタート。おなじみのトロンプルイユの手法で、シルクサテンの生地にニットカーディガンの柄をプリントしたり、それをスパンコールで表現したりした。ブルーのニットワンピースのトロンプルイユに続くのは、本物のニットワンピース。ユーモラスなテクスチャーの表現で観客の視覚を楽しませる。

ガーリーでインディペンデントなアティテュードを表現

レザーで作るチュチュや、ベルト状のファブリックを格子状に編み込んで形作るドレス、巨大な網目が飛び出すドレスなど、異なるテクニックで素材の汎用性を実験的に追求した。一方でシルエットは、コンパクトなミニワンピースを一貫する。そこに合わせるアクセサリーもショートブーツとワンハンドルバッグと、いたってシンプル。スタイルのインスピレーション源となったのは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)デザイナーの妹、クロエ・アンダーソンだという。「ガーリーだけど反骨精神やタフさもある彼女のスタイルがとても好き。ガーリーでインディペンデントなアティチュードにはいつも惹かれるんだ」とジョナサン。

今回素材を絞ったのには理由がある。ジョナサンは、「次の10年がどんな時代になるか誰もわからない。世界が変革期を迎えている今、視野を狭めて焦点を絞るクリエーションが大事だと思うから」と話す。

シルクサテンのスカートにプリントしたテキストは、アートの批評家クライ・ベル(Clive Bell)によるエッセイ。「エッセイの内容よりも、白紙に何か新たなストーリーを紡ぎ出す行為そのもののエネルギーを表現したかった」のだという。ジョナサンは今季、不安定な時代における自身の現在地を身近な素材を用いて再確認しているようだ。そして彼の視線は次のスタートに向いている。、白紙に新たなストーリーを書き出す時のような高揚感を持ちながら。

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「無印良品」が廃校をリノベーションした体験型宿泊施設を千葉県にオープン

「無印良品」を展開する良品計画は10月1日、千葉県夷隅郡大多喜町の旧老川小学校に地域体験型宿泊施設「ムジベースオイカワ(MUJI BASE OIKAWA)」をオープンする。すでに公式サイトで予約を受け付けている。

廃校になった小学校をリノベーション

同施設は、2023年8月にオープンした「ムジベースカモガワ(MUJI BASE KAMOGAWA)」(千葉県鴨川市)、今年4月にオープンした「ムジベーステシマ(MUJI BASE TESHIMA)」(香川県小豆郡土庄町)に続き3軒目。廃校となった旧老川小学校をリノベーションし、宿泊施設2棟に加え、宿泊者と地域住民が利用できる「無印良品」のショップやコワーキングスペース、コインランドリーなども併設する。また、共用部ではレンタルスペースを利用したバーベキューやピザ作りを楽しめるほか、25年春からは隣接する畑での収穫体験も予定する。

遊び心あふれる空間デザイン

空間演出はインテリアブランド「イデー(IDEE)」が担当した。“遊び場(PLAYGROUND)”をテーマに、図工室で使われていた机やスツールをダイニングセットに、実験器具や調理道具、楽器をリメイクランプに、そして体育館にあったバスケットボールはアップサイクルアートに作り変えた。教室だった宿泊スペースをはじめ、校舎のところどころに遊び心を散りばめた。

施設詳細

■ムジベース オイカワ

住所:千葉県夷隅郡大多喜町小田代524-1
宿泊: A棟 141平方メートル (定員10人) B棟 151平方メートル (定員10人)
※部屋貸しの場合room5・room6は定員各5人
公式サイト

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米沢織の15社が工場や職人技を一般公開 「開かれた産地」を目指して


山形県米沢市内のものづくり企業30社が参加しその生産現場などを一般に公開する「360°よねざわオープンファクトリー」が9月12日から14日まで開かれ、米澤織の15社も参加した。他の産地と同様に米沢も事業継承などの問題が深刻だが、参加企業は口々に「後ろ向きの話ばかりしていても始まらない」と明るい。職人技やその現場を公開することが観光資源ともなりえる、そんな可能性も垣間見せるイベントとなった。また、これに併せて宮浦晋也 糸編代表が主催する「産地の学校」は日本各地から参加するツアーを組み、アパレル関係者や学生などが参加した。

米沢産地の歴史は長い。江戸時代中期に鷹山公の名で知られる盟主上杉治憲が、困窮する藩を復興させるため行った産業開発の一つとして織物産業を興したことに始まる。戦後は呉服と高級服地の産地として発展し、狭い産地内に生地作りの各工程の企業が集まることから新しい技術開発や小ロット生産などを得意としてきた。しかし後継者不足という大問題に直面してすでに長く、現在では産地内で全工程を行うことも難しくなっている。オープンファクトリーでは、技術の披露に加え、そのような課題も共有し課題解決を探る姿勢が印象的だった。ここでは5社の取り組みを紹介する。

正絹の袴NO1の安部吉。ラグジュアリーが頼りにする発想と技

119年の歴史がある安部吉は、シルク100%の袴の国内シェア90%を誇る。蔵の板の間に第一礼装の縞袴などの反物が並ぶ光景は、受け継がれてきた歴史を感じさせ、迫力がある。現在は袴に加えて、シルク×天然素材の高級服地、特に意匠性の高いジャカード織を得意とし、ヨーロッパのラグジュアリーブランドや、日本のデザイナーズブランドのオリジナル生地を手がけている。日本の古布を今の素材で再現するなど、デザイナーからの難題を形にするのは、安部吉弘社長の発想と手の技だ。

その安部社長に「一番の自信作は?」と聞くと、シンプルな黒い無地のシルクウールのジャカードの反物を見せてくれた。ストレッチが効いているがポリウレタンなどは使っていない。ウールに限界まで撚りを入れることで、柔らかく伸縮性のあるジャカードとした。高級プレタポルテの顧客が好みそうな上質な素材だ。これには、中国のラグジュアリーブランドから大量発注がついたという。

安部社長が中国語を話せることもあり、同社は数年前から中国・台湾のハイブランド市場へ向けての新商品開発と取引先の開拓を米沢産地の他社と協業で進めてきた。この生地はその成果のひとつと言えるだろう。勝ち残る企業は歴史と技だけではなく、新しい市場へ出てゆく姿勢があることに気づかされる。

開かれた産地へ。それがファクトリーブランドの宿命

小ロット多品種などの受注に柔軟に応えてきた産地の特性から、逆に「米沢織とは?の問いに実は明確な答えはない」と話すのは、ファクトリーブランド「ニトリト(NITORITO)」の鈴木健太郎社長だ。だから「『ニトリト』が米沢織の代名詞となってもいい、くらいの気持ち」をもってこだわりのものづくりをしている。「開かれた産地にして米沢の可能性を広げることがファクトリーブランドの宿命」と考えるからだ。同社は、丸編みもジャカード織も手掛ける。少量・高付加価で差別化し、閑散期に「ニトリト」を作る。「編みは世界中どこでもできるが、加工により糸にかかったストレスや外気温、機械の状態などを加味して編み機を操るのは職人の仕事だ」と鈴木社長。織りもしかりで、経糸と緯糸が交わることで独特の色を生む。「アパレルの人たちにはぜひこうやって色が生まれる現場を見にきてほしい」と呼びかける。

デザインを手掛けるのは、齋藤美綺取締役デザイナーだ。出身は神奈川県藤沢市で米沢とゆかりはない。多摩美術大学在学中に繊維産地巡りをして出会ったこの地に惹かれて「よそ者が入ることで、素晴らしい技術をもって黙々と作る産地と面白い化学反応を起こせないか」と移住をした。田んぼや山並みとその上に浮かぶ月、鳥など米沢の風景をモチーフにウール・コットンのストールやブランケットを手掛け、余剰素材で小物も作っている。

織機と糸を知り尽くし、手書きメッセージを添えて納品

行方工業は、糸繰り、整経、製織、検品仕上げまでを行う一貫生産体制による先染めのシルク高密度織物を得意とする。行方護社長は、オープンファクトリーの来場者を、レピアやシャトルといった織機のすぐ近くへ招き、自ら糸をつなぎ、回す様子を披露する。織機を操るときの楽しそうな表情が印象的だ。「緯糸は織機に欠ける前に、先染め、乾燥など何度もストレスがかかっているそれらを計算しながら織機を扱う」と、目には見えない技術の背景を説明してくれた。

自慢の生地を見せてほしいと依頼すると、ややムラと凹凸感のある染めが特徴的な一枚を見せてくれた。得意とする「傷ひとつない高密度織物」ではないところが意外だ。「自分は好奇心が強いから攻める」と行方社長。染工場には「シルクだからって丁寧に扱わなくてもいい、おもしろいものができるなら極端な話、破れたっていい。シルクはシルクなんだから」と伝えたという。

このようなモノづくりはコロナ下でより強まったという。「直接会えないから、納品時に手書きで説明書きを添えるようにしたら、反応が大きく、良くも悪くもフィードバックがあるからモノづくりがしやすくなった」というのだ。生地を作る職人とアパレルの担当者やデザイナーの間には数社の中間企業が入るが、「手書き」がその垣根を超えて、対話を生んだ。「“失敗したけど意外と面白いから、使ってみて”なんて対話も手書きだと成立する」。結果、新しいチャレンジがしやすくなったという。

アートと日用品。織機から始める2つのアプローチ

大正12年設立の山口織物鷹山堂は現在、デジタル技術と融合した写真織りのアートを制作し、同時に地元アーティストとコラボレーションした「米織小紋」の小物を小ロット・クイックレスポンスで生産し、カフェ併設のショップで販売するなど、新しい取り組みに挑戦している。オープンファクトリーではテキスタイルアーティストの父・山口英夫CEOと、文化服装学院に通う息子の山口英太氏の2人で、ひっきりなしに訪れる来場者に対応していた。

吹き抜けのアトリエで目を奪うのは、4メートル幅の巨大なレピア織機だ。山口CEOは1980年代からエンジニアとしてキャリアを積み、コンピューターと織機をつないだ。「考え方はプリンターと同じ。エクセルの数字でもワード上の言葉でも、ジャカード織りの柄となる」と斬新だ。これまでは劇場の緞帳やタペストリーなど大きな織物を製造し、同時にアート作品として発表しその作品は米国メトロポリタン美術館などに収蔵されている。闘病を経た今は再び、アーティストとしての活動に力を入れている

ロイヤルウエディングで採用される一点の曇りもない“ミカドシルク”

行方織物は、ウエディングドレスなどで使われるハリと厚みのある“ミカドシルク”などを手掛けているる。特徴は一点の傷もない、完璧な仕上がりだ。虫眼鏡を使って最終検品をして10カ所ひっかかりが見つかれば出荷をしない。それ故、誰もが知るラグジュアリーやデザイナーズブランドが顧客に名前を連ね、ロイヤルウエディングのドレスにも採用されている。オフィスの入り口にはユダヤの正装である黒のシルクサテンのコートが飾られていた。行方裕視社長が「世界一厚みあるシルクサテンだ」と言い切るその生地はなんと、26000本の経糸を通しているというから気が遠くなる。

これまでは米沢産地ネットワークを活かし、染色から織物まで一貫したものづくりをしてきたが、米沢の染工場が廃業を決めたため、今後は京都で染色を行う。「非常に残念」と本音が漏れるが、それは同社だけではない。米沢産地、日本の繊維産地全体の課題だ。産地内M&Aや、産地を超えた特に加工や染色の協業が急務であることは間違いない。

産地の人たちからは欧米のラグジュアリブランドや日本のデザイナーズブランドの名前をよく聞くが、産地側はブランド側へ配慮し、具体名をオープンにすることを好まない。逆に「ビズビム(VISVIM」」のようにオンラインストアのアイテム紹介欄で安部吉や行方工業といった企業の技術を詳細に解説しているケースもある。「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」もしかりだ。ブランド側の情報開示は、技術を誇る日本の繊維産地存続の力となる。トレーサビリティの観点からも、またメード・イン・ジャパンの存続のためにもブランド側がその姿勢を見直すタイミングと言えるだろう。

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米沢織の15社が工場や職人技を一般公開 「開かれた産地」を目指して


山形県米沢市内のものづくり企業30社が参加しその生産現場などを一般に公開する「360°よねざわオープンファクトリー」が9月12日から14日まで開かれ、米澤織の15社も参加した。他の産地と同様に米沢も事業継承などの問題が深刻だが、参加企業は口々に「後ろ向きの話ばかりしていても始まらない」と明るい。職人技やその現場を公開することが観光資源ともなりえる、そんな可能性も垣間見せるイベントとなった。また、これに併せて宮浦晋也 糸編代表が主催する「産地の学校」は日本各地から参加するツアーを組み、アパレル関係者や学生などが参加した。

米沢産地の歴史は長い。江戸時代中期に鷹山公の名で知られる盟主上杉治憲が、困窮する藩を復興させるため行った産業開発の一つとして織物産業を興したことに始まる。戦後は呉服と高級服地の産地として発展し、狭い産地内に生地作りの各工程の企業が集まることから新しい技術開発や小ロット生産などを得意としてきた。しかし後継者不足という大問題に直面してすでに長く、現在では産地内で全工程を行うことも難しくなっている。オープンファクトリーでは、技術の披露に加え、そのような課題も共有し課題解決を探る姿勢が印象的だった。ここでは5社の取り組みを紹介する。

正絹の袴NO1の安部吉。ラグジュアリーが頼りにする発想と技

119年の歴史がある安部吉は、シルク100%の袴の国内シェア90%を誇る。蔵の板の間に第一礼装の縞袴などの反物が並ぶ光景は、受け継がれてきた歴史を感じさせ、迫力がある。現在は袴に加えて、シルク×天然素材の高級服地、特に意匠性の高いジャカード織を得意とし、ヨーロッパのラグジュアリーブランドや、日本のデザイナーズブランドのオリジナル生地を手がけている。日本の古布を今の素材で再現するなど、デザイナーからの難題を形にするのは、安部吉弘社長の発想と手の技だ。

その安部社長に「一番の自信作は?」と聞くと、シンプルな黒い無地のシルクウールのジャカードの反物を見せてくれた。ストレッチが効いているがポリウレタンなどは使っていない。ウールに限界まで撚りを入れることで、柔らかく伸縮性のあるジャカードとした。高級プレタポルテの顧客が好みそうな上質な素材だ。これには、中国のラグジュアリーブランドから大量発注がついたという。

安部社長が中国語を話せることもあり、同社は数年前から中国・台湾のハイブランド市場へ向けての新商品開発と取引先の開拓を米沢産地の他社と協業で進めてきた。この生地はその成果のひとつと言えるだろう。勝ち残る企業は歴史と技だけではなく、新しい市場へ出てゆく姿勢があることに気づかされる。

開かれた産地へ。それがファクトリーブランドの宿命

小ロット多品種などの受注に柔軟に応えてきた産地の特性から、逆に「米沢織とは?の問いに実は明確な答えはない」と話すのは、ファクトリーブランド「ニトリト(NITORITO)」の鈴木健太郎社長だ。だから「『ニトリト』が米沢織の代名詞となってもいい、くらいの気持ち」をもってこだわりのものづくりをしている。「開かれた産地にして米沢の可能性を広げることがファクトリーブランドの宿命」と考えるからだ。同社は、丸編みもジャカード織も手掛ける。少量・高付加価で差別化し、閑散期に「ニトリト」を作る。「編みは世界中どこでもできるが、加工により糸にかかったストレスや外気温、機械の状態などを加味して編み機を操るのは職人の仕事だ」と鈴木社長。織りもしかりで、経糸と緯糸が交わることで独特の色を生む。「アパレルの人たちにはぜひこうやって色が生まれる現場を見にきてほしい」と呼びかける。

デザインを手掛けるのは、齋藤美綺取締役デザイナーだ。出身は神奈川県藤沢市で米沢とゆかりはない。多摩美術大学在学中に繊維産地巡りをして出会ったこの地に惹かれて「よそ者が入ることで、素晴らしい技術をもって黙々と作る産地と面白い化学反応を起こせないか」と移住をした。田んぼや山並みとその上に浮かぶ月、鳥など米沢の風景をモチーフにウール・コットンのストールやブランケットを手掛け、余剰素材で小物も作っている。

織機と糸を知り尽くし、手書きメッセージを添えて納品

行方工業は、糸繰り、整経、製織、検品仕上げまでを行う一貫生産体制による先染めのシルク高密度織物を得意とする。行方護社長は、オープンファクトリーの来場者を、レピアやシャトルといった織機のすぐ近くへ招き、自ら糸をつなぎ、回す様子を披露する。織機を操るときの楽しそうな表情が印象的だ。「緯糸は織機に欠ける前に、先染め、乾燥など何度もストレスがかかっているそれらを計算しながら織機を扱う」と、目には見えない技術の背景を説明してくれた。

自慢の生地を見せてほしいと依頼すると、ややムラと凹凸感のある染めが特徴的な一枚を見せてくれた。得意とする「傷ひとつない高密度織物」ではないところが意外だ。「自分は好奇心が強いから攻める」と行方社長。染工場には「シルクだからって丁寧に扱わなくてもいい、おもしろいものができるなら極端な話、破れたっていい。シルクはシルクなんだから」と伝えたという。

このようなモノづくりはコロナ下でより強まったという。「直接会えないから、納品時に手書きで説明書きを添えるようにしたら、反応が大きく、良くも悪くもフィードバックがあるからモノづくりがしやすくなった」というのだ。生地を作る職人とアパレルの担当者やデザイナーの間には数社の中間企業が入るが、「手書き」がその垣根を超えて、対話を生んだ。「“失敗したけど意外と面白いから、使ってみて”なんて対話も手書きだと成立する」。結果、新しいチャレンジがしやすくなったという。

アートと日用品。織機から始める2つのアプローチ

大正12年設立の山口織物鷹山堂は現在、デジタル技術と融合した写真織りのアートを制作し、同時に地元アーティストとコラボレーションした「米織小紋」の小物を小ロット・クイックレスポンスで生産し、カフェ併設のショップで販売するなど、新しい取り組みに挑戦している。オープンファクトリーではテキスタイルアーティストの父・山口英夫CEOと、文化服装学院に通う息子の山口英太氏の2人で、ひっきりなしに訪れる来場者に対応していた。

吹き抜けのアトリエで目を奪うのは、4メートル幅の巨大なレピア織機だ。山口CEOは1980年代からエンジニアとしてキャリアを積み、コンピューターと織機をつないだ。「考え方はプリンターと同じ。エクセルの数字でもワード上の言葉でも、ジャカード織りの柄となる」と斬新だ。これまでは劇場の緞帳やタペストリーなど大きな織物を製造し、同時にアート作品として発表しその作品は米国メトロポリタン美術館などに収蔵されている。闘病を経た今は再び、アーティストとしての活動に力を入れている

ロイヤルウエディングで採用される一点の曇りもない“ミカドシルク”

行方織物は、ウエディングドレスなどで使われるハリと厚みのある“ミカドシルク”などを手掛けているる。特徴は一点の傷もない、完璧な仕上がりだ。虫眼鏡を使って最終検品をして10カ所ひっかかりが見つかれば出荷をしない。それ故、誰もが知るラグジュアリーやデザイナーズブランドが顧客に名前を連ね、ロイヤルウエディングのドレスにも採用されている。オフィスの入り口にはユダヤの正装である黒のシルクサテンのコートが飾られていた。行方裕視社長が「世界一厚みあるシルクサテンだ」と言い切るその生地はなんと、26000本の経糸を通しているというから気が遠くなる。

これまでは米沢産地ネットワークを活かし、染色から織物まで一貫したものづくりをしてきたが、米沢の染工場が廃業を決めたため、今後は京都で染色を行う。「非常に残念」と本音が漏れるが、それは同社だけではない。米沢産地、日本の繊維産地全体の課題だ。産地内M&Aや、産地を超えた特に加工や染色の協業が急務であることは間違いない。

産地の人たちからは欧米のラグジュアリブランドや日本のデザイナーズブランドの名前をよく聞くが、産地側はブランド側へ配慮し、具体名をオープンにすることを好まない。逆に「ビズビム(VISVIM」」のようにオンラインストアのアイテム紹介欄で安部吉や行方工業といった企業の技術を詳細に解説しているケースもある。「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」もしかりだ。ブランド側の情報開示は、技術を誇る日本の繊維産地存続の力となる。トレーサビリティの観点からも、またメード・イン・ジャパンの存続のためにもブランド側がその姿勢を見直すタイミングと言えるだろう。

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【2024クリスマスコフレ】“ディオール バックステージ”の4色フェイスパレットから“冬の星空”着想の限定色

「ディオール(DIOR)」は11月15日、プロフェッショナルメイクアップライン“ディオール バックステージ”から、2024年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。

“ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット”

“ディオール バックステージ フェイス グロウ パレット”(6600円)は、繊細で柔らかなきらめきをプラスする人気の4色フェイスパレット。表情に明るさをもたらすパーリーホワイト、肌色を際立たせるナチュラルコーラル、健康的な血色感を与えるローズに加え、ピンクとバイオレットの虹色の輝きを放つクールなアイシーブルーをセット。透明感に満ちた美しい肌に導く。

“ディオール バックステージ アイ パレット”

“ディオール バックステージ アイ パレット”(7040円)は重ねやすいサテンやシマー、マットなどの9色をセットしたアイパレット。限定色“004 セレスティアル パープル”は、ウォームシェードとクールシェード、パステルカラー、濃密なトーンのコントラストを描くシェードを配置した。星の瞬きのような透明感を目元に宿し、多彩なアイメイクを演出する。

“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”

ブランドを象徴するリップアイテム“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”(4730円)からは、星空を想起させる透き通るようなパープルにブルーやパープル、ピンク、シルバーの星くずを思わせるラメをプラスした限定色“072 セレスティアル パープル”がお目見え。潤いと輝きで満ちたホリデーらしいリップメイクに仕上げる。

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【2024クリスマスコフレ】「ディオール」は“黄金の舞踏会”がテーマ 限定アイパレットなどを発売

「ディオール(DIOR)」は10月11日と11月1日、2024年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。テーマは黄金の舞踏会で、きらびやかなゴールドのパッケージをまとったアイシャドウやリップスティックなどをそろえる。

メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターを務めるピーター・フィリップス(Peter Philips)は同コレクションについて、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)は、かれいな宮殿で行われる仮面舞踏会の夜を心から愛していました。クリスマス コレクション 2024は、魔法にかけられたようなパーティーの大胆さや色彩を想起させます」とコメントしている。

第1弾:10月11日発売

“エクラン クチュール マルチユース パレット”

“エクラン クチュール マルチユース パレット”(2万900円)は、アイシャドウ5色、リップ4色、チーク2色、ルミナイザー2色を組み合わせたトータルメイクがかなうパレット。アプリケーターも2本付属しているため、トラベルなどの持ち運びにぴったりだ。

“エクラン クチュール アイ パレット”

ブラウン系やベージュ系、レッド系のアイシャドウ5色をセットにした“エクラン クチュール アイ パレット”(1万2100円)も登場。ホリデーらしい華やかなアイメイクを演出する。

第2弾:11月1日発売

先行販売:10月15日に公式オンライン ブティックと一部店舗で

“ディオールショウ サンク クルール”

人気の5色アイシャドウパレット“ディオールショウ サンク クルール”(各1万10円)から、ヴェルサイユ宮殿の仮面舞踏会からインスパイアされた色味とデコラティブなデザインをまとった限定色を発売する。

カラーはピュアゴールドを中心に、ベージュピンクや上質なガウンを彷彿とさせるマットなバーガンディー、ホワイトゴールド、ライラックのパールがアクセントになるピーチを配置したゴールド系の“643 ゴールデン マスカレード”と、透明感のあるメタリックシルバーを囲むように、パ―リー ピンクやトープ ブラウン、シルバーとライラックのラメが美しいパープルトープ、ダスティーなローズピンクをセットした宮殿の庭園に咲き誇る花々を思わせるシルバー系の“863 ソワール ドゥ バル”の2種で、ナチュラルからインテンスまで多彩な仕上がりをかなえる。

“ディオールショウ スティロ ウォータープルーフ”

“ディオールショウ スティロ ウォータープルーフ”(各4510円)はにじみにくいアイライナー ペンシルで、繊細なラインも太いラインも思い通りに描ける。カラーはパールの繊細なきらめきを宿すルビーカラーと、アメジストカラーを用意した。

“ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッド シークイン”

2023年に引き続き、高密着で鮮やかな発色に大粒のグリッターが輝くリキッドルージュ“ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッド シークイン”(各6270円)がお目見え。ヌードピンクやディープローズウッド、ブリックレッドなどの5色に加え、「ディオール」公式オンラインブティック限定のレッドカラーを販売する。

“ルージュ ディオール”

アイコニックなリップスティック“ルージュ ディオール”(各6490円)から、アーティストのピエトロ・ルッフォ(Pietro Ruffo)がデザインした限定デザインの4色が登場する。シルクのベールを思わせる繊細な艶に満ちたサテンと、上質なベルベットのようにリッチなルミナスマットの2つの質感を用意し、柔らかなコーラルピンクや、「ディオール」を象徴するレッドなどをラインアップする。

“ディオール アディクト リップスティック”

“ディオール アディクト リップスティック”(各5720円)は、美しい発色と艶やかな唇に仕上げるリップスティックだ。エレガンスが際立つコーラル ピンク“324 フェスティブ コーラル”と、シアーな発色のパープル トープ“704 ディヴァイン プラム”が唇を彩る。

“ディオール アディクト クチュール リップスティック ケース”

“ディオール アディクト リップスティック”の限定ケース(4620円)が今年も発売。ゴールドの高級感あふれるパッケージに、「CHRISTIAN DIOR」のロゴを施した。

“ディオールスキン フォーエヴァー クッション ケース”

艶感のある美肌に導く“ディオールスキン フォーエヴァー クッション”の専用ケースから、ホリデー限定デザイン(4400円)を販売する。宮殿の舞踏会から着想を得たホワイト×ゴールドの装いで、クリスマスの特別感を味わえる。

“ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー”

“ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー”も限定デザインになって登場。きらめくコーラル ピンクカラーで、血色感と生き生きとしたハリ艶を宿す。

“ディオール ヴェルニ”

華やかなホリデールックの仕上げに欠かせないネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(4840円)から、深みのあるレッドと、ゴールドのグリッターでネイルをコーティングする“ディオール ヴェルニ トップコート 114 ルミエール”(4840円)を発売する。

商品一覧

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