「バレンシアガ」デムナがショー後に語る次の挑戦、「サカイ」が極める解体&再構築への“偏愛” 2025年春夏パリコレ日記Vol.7

ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、コレクションの舞台は、いよいよパリへ。朝から晩まで取材づくしの怒涛の日々が始まります。公式スケジュールだけでなく、それ以外でも気になるブランドやイベントが多い今季は、取材チーム2人で回りきれるのか?そんなドタバタを日記でお届けします。パリコレも残すところ、あと2日になりました。今日はショーやプレゼンテーションに加えて、展示会、イベントも盛りだくさん。会場も散らばっているので、手分けしてできる限りを網羅します。

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員(以下、藪野):まずは「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」からスタートです。会場が“サステナブル・マーケット“を開いた1年前と同じ場所と書かれていたので、今回も革新的な素材を紹介したり、「ステラ」のビンテージが買えたりするマルシェが開かれるのかと思っていたら、残念ながらシンプルな会場セットでしたね。

「SAVE WHAT YOU LOVE(愛するものを守ろう)」というマニフェストのナレーションからスタートしたショーで、今季も生き物を傷つけないという信念で作られたコレクションを披露しました。今シーズンのウエアは、91%がオーガニックコットンやシルク、ペットボトルを再生利用したナイロン、鉛フリーのクリスタルなど環境に配慮した素材で作られているそうです。スタイルは大きくは変わらず、力強い肩のマスキュリンなテーラリングやアウター、スリムなロングラインのブレザー、たっぷりとしたボリュームのパンツ、ドレープを寄せたり透け感を生かしたりしたセンシュアルなドレス、スポーティーなアイテムをミックス。羽ばたく白いハトをモチーフにしたプリントやジュエリーが今季らしさを加えます。そして、今回は新作バッグの“ステラ ライダー“を大々的にプッシュ!馬の背中からヒントを得たカーブしたラインのデザインが3サイズで度々登場しました。もちろんレザーの代替素材製で、リンゴの廃棄物由来の“アピール(UPPEAL)“や菌類とサトウキビ由来の“ハイデファイ(HYDEFY)“など革新的な素材も使われています。

村上要「WWDJAPAN」編集長:「ステラ」のほか、「ロエベ(LOEWE)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」など、特にパリでは、「毎シーズン、“総取っ替え“しなくて良いよね?」というムードがありますよね。「ロエベ」を手掛けるジョナサン・アンダーソン(Johathan Anderson)は、以前「アイデアは、一度に全てを出し切らない。アイデアが枯渇しないように工夫して、デザイナーもサステナブル(持続可能)でありたい」と話していました。サステナ先駆者のステラは、共感しているのかもしれません。段階的に進化する素材の点から考えても、「ステラ」はブラッシュアップ路線なのでしょうね。

「ロンシャン」は、とっても美味しそうなコレクション

しっかし今日は、左岸の後に右岸、その後は左岸でまた右岸、そして左岸とセーヌ川を行ったり来たりですね(苦笑)。私は、左岸の「ステラ」から、パリ市内を斜めに大移動して、「ロンシャン(LONGCHAMP)」へ!2025年スプリング・コレクションは、フューシャピンクの世界でパーティーをしていた女の子が、今度は自然に還って土に触れるというストーリーを描きます(笑)。サマー・コレクションは、例えばビーツのようなカラーリングのミニボストン、リネンにアーティチョークをプリントしたショルダー、ナスのチャームなど、なんだかとっても美味しそう!ラフィア素材を筆頭に、“ル・プリアージュ“のデザインやモチーフをいろんなバッグに応用して、「ロンシャン」で買う理由を提供します。カラフルなナイロンのスクエアバッグは、実用的で売れそうです。

「ガブリエラ ハースト」がパリコレに復帰 日本でも本格展開へ

そこからの〜、また「ステラ」に程近い場所に戻って、今度は「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」ですね。この度ジャパン社がオープンして、ブルックス ブラザーズ ジャパンの社長などを歴任されてきた小布施森一さんがトップに就任。この後、伊勢丹新宿本店にコーナーが、阪急百貨店うめだ本店にはインショップがオープンするそうです。いよいよ日本でも本格展開とあって、ガブリエラのような長身の女性なら似合うIラインのシルエット以外のスタイル提案も期待したいところですが、どうでしたか?

藪野:「ガブリエラ ハースト」名義では、久々のパリでのショーでしたね。デザイナーのガブリエラは「クロエ(CHLOE)」も手掛けていた頃、2つのブランドでデザインの棲み分けになかなか苦労しているように見えたので、自身のブランドに専念するようになって良かったと思います。「クロエ」のデビューショーの際にも描く女性像について「『クロエ』はアフロディーテ、『ガブリエラ ハースト』はアテナ」と話していましたが、彼女は女神が好きなよう。今季のコレクションはそんなアフロディーテやアテナを含むさまざまな女神が着想源になり、結果、スタイルの幅も広がりました。

もちろんIラインのロングドレスも美しいのですが、今季はフレアやスリムなミディ丈の提案も多く、ミニ丈もラインアップ。得意のハンドニットやレザーからトレンド感のあるシアーなジョーゼットや、センシュアルなサテン、メタリックな生地までを使ったテーラリングやセットアップ、ドレスが充実していましたね。デザインもウエスタン調のパターンをレザーのカットワークで大胆に描いたり、ラッフルやリボン、丸みのあるショルダーラインで愛らしさを演出したり、色々と挑戦が見られました。一方、何ルックか登場したメンズは、ウィメンズに比べるとかなりシンプルで、上質スタンダードという印象です。

「サカイ」の言語化できない“新しさ“を楽しむ

その後は、エディ・スリマン(Hedi Smilmane)が最後に手掛けた「セリーヌ(CELINE)」の25年春夏展示会と、ほぼ撮影NGな「カルティエ(CARTIER)」新作展示会に行った後、「サカイ(SACAI)」へ。コレクションの詳細は、下記のリポートをご覧ください!今シーズンも、言葉で表現するのがなかなか難しい構造やシルエットの服が登場しましたね。

村上:阿部千登勢さんが言う通り、「みんなが知っているものを、みんなが知らないものに」というクリエイションだからこそ、我々は言葉で説明するのが難しいですよね(笑)。なにせ「知らないもの」になっちゃっているから、これまで使ってきた言葉や文章では語り尽くせない。デムナ(Demna)の「バレンシアガ」同様、“言語化できない違和感や新しさ“をちゃんと楽しみたいな、って思います。しかし「スゴいなぁ」って思うのは、既存のブレザーやトレンチ、Gジャン、バイカーズブルゾンなどを、前後左右にズラしたり、袖から腕を抜いてみたりという発想から、ドレープが美しい洋服が生まれてしまうこと。もちろん、元来のパターンから変更しているんだと思うけれど、原型が想像できる範囲に留めつつ、前後左右に垂れ下がった時のドレープを計算しているんだから、「この人たち、一体何回パターンを引いて、何回サンプルを作ってみたんだろう?」と、若干の恐怖さえ感じます(笑)。解体&再構築に対する偏愛、ここに極まれり。偏愛の人、大好きです(笑)。

「サカイ」で右岸に戻りましたが、私はまた左岸に逆戻りですよ(泣)。「エーグル(AIGLE)」のプレゼンテーションです。アトラス山脈をテーマにしたコレクションは、アーティスティック・ディレクターを務めるクリエイター集団のエチュード(ETUDES)が、実際トレッキングに出かけてみた空や土の色にインスピレーションを得ているそうです。と言いながら、ブルーは真っ青じゃない(笑)。「天気悪かったのかな?」と思ったら、そこにガイドが着ていた色褪せた洋服のイメージも加えているから出そう。こういうニュアンスこそ、クリエイター集団を起用している理由でしょうね。ギア系のブランドって、どうしても原色を提案しがちだと思うんです。春夏コレクションということもあって、UV加工の半袖シャツから、コンパクトに畳めるブルゾンまで、幅広いラインアップ。カラビナを止めるリングや波打つグログランをデザインとして用いながら、大きな機能的ポケットも控えめにデザインしたミニマリズムでアーバンユースもできそうなラインアップに仕上げています。

「ジーユー」とも協業の「ロク」は、ロマンチックムード

藪野:一方、僕は西へ向かってパレ・ド・トーキョーで開かれる「ロク(ROKH)」のショーへ。昨年「H&M」とコラボしたと思ったら、今度は「ジーユー(GU)」とのコラボが10月18日に発売されますね。自由に着こなせるファスナーやボタンのディテールなど「ロク」らしいスタイルが確立されたからこそ声がかかるんだろうと思いますが、メインのコレクションを補完するシューズやシューズなどのコラボではなく、服でのコラボはあまりやりすぎるとブランド価値を傷つけかねないので注意は必要ですね。

そんな視点でショーを見たのですが、「ロク」らしさを着やすく取り入れた感じのコラボに対し、自分のメインコレクションではふんだんな手仕事による装飾性や複雑なカットを盛り込み、新たな領域や可能性を探求していくという姿勢のよう。今季は、シグネチャーのトレンチコートとテーラリングの再構築に、端切れで作った立体的な花の装飾やスモッキングを施した柔らかなシフォン、腰回りにランダムに重ねたプリーツパーツなどを取り入れて、とってもロマンチックなムードです。ボリュームの出し方もクチュール的だなと感じました。

「バレンシアガ」でデムナから溢れる服作りへの愛に触れる

村上:そこから、今度は「バレンシアガ」です。詳細は、下記の記事をご覧ください。

藪野さんはクチュール・コレクションも見ていると思いますが、プレタポルテも素晴らしかったですね。パッと見ただけではありふれたラグジュアリー・ストリートかもしれないけれど、ファッションへのピュアな思いと、創業デザイナーのクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)へのリスペクト、そしてまだ見ぬ未来の服作りへのアツい思いの全てが、高い次元で見事に表現されており、感銘を受けました。私は次の「ユニクロ(UNIQLO)」があったので、猛ダッシュで外に飛び出してしまいましたが、デムナって、そんな思いをちゃんと語ってくれる人でもあるんですね。バックステージでは、どんな話がありました?

藪野:僕は出口に向かう人の波に逆らって、猛ダッシュでバックステージに駆け込みました(笑)。今回のショーは、デムナがまだ子供だった35年前、ボール紙に描いたデザインをハサミで切って“服”を作り、3〜4日に一度は食卓の上で“ファッションショー“を開いて家族に披露していたという思い出が出発点になっています。それは、「自分にとってファッションへの熱中、そして、仕事ではなく活動としてのファッションとの“結婚“の始まり」だと。なので、巨大な食卓のようなランウエイで見せた今回のショーは、彼にとって“ホームカミング“のようなものだといいます。そんなパーソナルなショーはデムナにとって身近な人をショーモデルに起用した2024年春夏の延長線上にあるものだそうで、「(パーソナルなショーは)1回で終わりにして次に進もうと思っていたけど、とても気に入ったので続けることにした」とも話していました。何より、上のコレクション・リポートで触れているような新たなデザインや構造についても、苦労した点や正直な思いも含めて詳しく説明していて、やっぱりデムナは服作りが好きなんだな〜と感じます。

今回のコレクションでは、今まであまり描いてこなかったセンシュアリティーをランジェリー風のトロンプルイユ(だまし絵)デザインで表現していましたが、デムナは自分が精通していないスタイルの領域を理解・探求したいという思いがあり、それがとてもエキサイティングだと感じているそう。次の挑戦は、デムナ流の“スタンダード“シルエットを作ることだと宣言していました。どんなものが披露されるのか、楽しみですね。

そして、パリコレ後には「バレンシアガ」との契約更新も発表されました。創業者のクリストバルは、建築的なシルエットや構造、ガザールのような素材開発などで、クチュールの世界に新しさをもたらしたことで有名です。デムナのストリートライクなスタイル自体はクリストバルのコレクションとは全く別物と思われるかもですが、そこにはクリストバルの精神やアプローチへの並々ならぬリスペクトがあり、しっかりとそれを継承しています。クチュールでもプレタでも、自分のビジョンを生かしながら、新しい構造やシルエット、そしてスタイルを探求できる「バレンシアガ」というメゾンは、服作りが大好きな彼には理想的な環境だろうと思いますね。

YOSHIKIが念願のパリでショー開催 これからの展望は?

ここからは再び分かれて、僕は西に戻り、「メゾン ヨシキ パリ(MAISON YOSHIKI PARIS)」のショーへ。そう、あのX JAPANのYOSHIKIさんが手掛けるブランドです。昨シーズンのデビューはミラノでの発表でしたが、今回は公式スケジュールではないものの、念願のパリでのショーを開きました。会場は、今季の「バルマン(BALMAIN)」のショーなども開かれたシャイヨー宮。豪華です。ちょうど地下にある会場への階段を降りていたら、横にどこかで見たことのある顔が。現在パリに住んでいる「ひろゆき」こと、西村博之さんでした。会場内には楽曲を一緒に制作したりもしている藤原ヒロシさんもいて、広い交友関係が垣間見えます。

ショーは、贅沢なYOSHIKIさん本人によるピアノの生演奏でスタート。モデルも、ファーストルックはマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の娘であるパリス・ジャクソン(Paris Jackson)で、その後もリンジー・ウィクソン(Lindsey Wixson)やマギー・マウアー(Maggie Maurer)が登場して、なかなか豪華です。コレクションは、ほとんどを黒でまとめた前回から一転。「セクシー&エッジー」というブランドコンセプトを追求しながらも、色や素材で軽やかさを取り入れています。呉服屋の長男でもあり、「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」も手掛ける彼らしい着物に見られるような前合わせや帯のディテールもポイントだそう。そして、終盤に自身のポートレートを前面に大胆にのせたメタリックなミニドレスを連打。さすがにビックリ仰天でした。熱狂的なファンなら欲しいコレクターズアイテムになるかもしれないですね。ショー後には、これからの展望も聞きしました。


40周年の「ユニクロ」のパーティー会場にはジョナサンやクレアの姿も

村上:一方、私は「ユニクロ」へ。「ユニクロ?」って思うかもしれませんが、上の記事の通り、パリコレ終盤から特別展「The Art and Science of LifeWear: What Makes Life Better? 」を開催。そのオープニングパーティーです。会場は、1階が「LifeWear」を謳う「ユニクロ」の洋服が、人々の日常生活にどう馴染んでいるのか?を表現したインスタレーション。そして地下では、東レと開発した“ヒートテック“や”エアリズム“”ウルトラライトダウン“、直近の“パフテック“アウターなどを支える技術力を紹介しています。私たち日本人は、「LifeWear」という考え方も知っているし、“ヒートテック“や”エアリズム“のテクノロジーも体感しているけれど、パリでは今まさに、こうした特徴を知り始めた人が爆増していたり、もっと知りたいと願っていたりの段階なんでしょうね。オープニングでは、柳井正ファーストリテイリング会長兼社長のほか、「ロエベ」のショーを2日前に終えたばかりのジョナサン・アンダーソン、かつては「クロエ(CHLOE)」や「ジバンシィ(GIVENCHY)」などでパリコレの常連だったクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)=「ユニクロ」クリエイティブディレクターが集合。顔馴染みのパリコレ関係者も大勢でした。

そして最後は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」へ。上の記事で紹介している2024年“アーティザナル“コレクションの舞台裏に迫ったムービーの上映会をポップコーンとシャンパンを両手に楽しみました。解説は、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)ご本人!その感想は、下で紹介していますので、ご一読ください!映画が終わったのは夜10:00過ぎでしたが、今日も楽しかったです!

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ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、コレクションの舞台は、いよいよパリへ。朝から晩まで取材づくしの怒涛の日々が始まります。公式スケジュールだけでなく、それ以外でも気になるブランドやイベントが多い今季は、取材チーム2人で回りきれるのか?そんなドタバタを日記でお届けします。パリコレも残すところ、あと2日になりました。今日はショーやプレゼンテーションに加えて、展示会、イベントも盛りだくさん。会場も散らばっているので、手分けしてできる限りを網羅します。

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員(以下、藪野):まずは「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」からスタートです。会場が“サステナブル・マーケット“を開いた1年前と同じ場所と書かれていたので、今回も革新的な素材を紹介したり、「ステラ」のビンテージが買えたりするマルシェが開かれるのかと思っていたら、残念ながらシンプルな会場セットでしたね。

「SAVE WHAT YOU LOVE(愛するものを守ろう)」というマニフェストのナレーションからスタートしたショーで、今季も生き物を傷つけないという信念で作られたコレクションを披露しました。今シーズンのウエアは、91%がオーガニックコットンやシルク、ペットボトルを再生利用したナイロン、鉛フリーのクリスタルなど環境に配慮した素材で作られているそうです。スタイルは大きくは変わらず、力強い肩のマスキュリンなテーラリングやアウター、スリムなロングラインのブレザー、たっぷりとしたボリュームのパンツ、ドレープを寄せたり透け感を生かしたりしたセンシュアルなドレス、スポーティーなアイテムをミックス。羽ばたく白いハトをモチーフにしたプリントやジュエリーが今季らしさを加えます。そして、今回は新作バッグの“ステラ ライダー“を大々的にプッシュ!馬の背中からヒントを得たカーブしたラインのデザインが3サイズで度々登場しました。もちろんレザーの代替素材製で、リンゴの廃棄物由来の“アピール(UPPEAL)“や菌類とサトウキビ由来の“ハイデファイ(HYDEFY)“など革新的な素材も使われています。

村上要「WWDJAPAN」編集長:「ステラ」のほか、「ロエベ(LOEWE)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」など、特にパリでは、「毎シーズン、“総取っ替え“しなくて良いよね?」というムードがありますよね。「ロエベ」を手掛けるジョナサン・アンダーソン(Johathan Anderson)は、以前「アイデアは、一度に全てを出し切らない。アイデアが枯渇しないように工夫して、デザイナーもサステナブル(持続可能)でありたい」と話していました。サステナ先駆者のステラは、共感しているのかもしれません。段階的に進化する素材の点から考えても、「ステラ」はブラッシュアップ路線なのでしょうね。

「ロンシャン」は、とっても美味しそうなコレクション

しっかし今日は、左岸の後に右岸、その後は左岸でまた右岸、そして左岸とセーヌ川を行ったり来たりですね(苦笑)。私は、左岸の「ステラ」から、パリ市内を斜めに大移動して、「ロンシャン(LONGCHAMP)」へ!2025年スプリング・コレクションは、フューシャピンクの世界でパーティーをしていた女の子が、今度は自然に還って土に触れるというストーリーを描きます(笑)。サマー・コレクションは、例えばビーツのようなカラーリングのミニボストン、リネンにアーティチョークをプリントしたショルダー、ナスのチャームなど、なんだかとっても美味しそう!ラフィア素材を筆頭に、“ル・プリアージュ“のデザインやモチーフをいろんなバッグに応用して、「ロンシャン」で買う理由を提供します。カラフルなナイロンのスクエアバッグは、実用的で売れそうです。

「ガブリエラ ハースト」がパリコレに復帰 日本でも本格展開へ

そこからの〜、また「ステラ」に程近い場所に戻って、今度は「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」ですね。この度ジャパン社がオープンして、ブルックス ブラザーズ ジャパンの社長などを歴任されてきた小布施森一さんがトップに就任。この後、伊勢丹新宿本店にコーナーが、阪急百貨店うめだ本店にはインショップがオープンするそうです。いよいよ日本でも本格展開とあって、ガブリエラのような長身の女性なら似合うIラインのシルエット以外のスタイル提案も期待したいところですが、どうでしたか?

藪野:「ガブリエラ ハースト」名義では、久々のパリでのショーでしたね。デザイナーのガブリエラは「クロエ(CHLOE)」も手掛けていた頃、2つのブランドでデザインの棲み分けになかなか苦労しているように見えたので、自身のブランドに専念するようになって良かったと思います。「クロエ」のデビューショーの際にも描く女性像について「『クロエ』はアフロディーテ、『ガブリエラ ハースト』はアテナ」と話していましたが、彼女は女神が好きなよう。今季のコレクションはそんなアフロディーテやアテナを含むさまざまな女神が着想源になり、結果、スタイルの幅も広がりました。

もちろんIラインのロングドレスも美しいのですが、今季はフレアやスリムなミディ丈の提案も多く、ミニ丈もラインアップ。得意のハンドニットやレザーからトレンド感のあるシアーなジョーゼットや、センシュアルなサテン、メタリックな生地までを使ったテーラリングやセットアップ、ドレスが充実していましたね。デザインもウエスタン調のパターンをレザーのカットワークで大胆に描いたり、ラッフルやリボン、丸みのあるショルダーラインで愛らしさを演出したり、色々と挑戦が見られました。一方、何ルックか登場したメンズは、ウィメンズに比べるとかなりシンプルで、上質スタンダードという印象です。

「サカイ」の言語化できない“新しさ“を楽しむ

その後は、エディ・スリマン(Hedi Smilmane)が最後に手掛けた「セリーヌ(CELINE)」の25年春夏展示会と、ほぼ撮影NGな「カルティエ(CARTIER)」新作展示会に行った後、「サカイ(SACAI)」へ。コレクションの詳細は、下記のリポートをご覧ください!今シーズンも、言葉で表現するのがなかなか難しい構造やシルエットの服が登場しましたね。

村上:阿部千登勢さんが言う通り、「みんなが知っているものを、みんなが知らないものに」というクリエイションだからこそ、我々は言葉で説明するのが難しいですよね(笑)。なにせ「知らないもの」になっちゃっているから、これまで使ってきた言葉や文章では語り尽くせない。デムナ(Demna)の「バレンシアガ」同様、“言語化できない違和感や新しさ“をちゃんと楽しみたいな、って思います。しかし「スゴいなぁ」って思うのは、既存のブレザーやトレンチ、Gジャン、バイカーズブルゾンなどを、前後左右にズラしたり、袖から腕を抜いてみたりという発想から、ドレープが美しい洋服が生まれてしまうこと。もちろん、元来のパターンから変更しているんだと思うけれど、原型が想像できる範囲に留めつつ、前後左右に垂れ下がった時のドレープを計算しているんだから、「この人たち、一体何回パターンを引いて、何回サンプルを作ってみたんだろう?」と、若干の恐怖さえ感じます(笑)。解体&再構築に対する偏愛、ここに極まれり。偏愛の人、大好きです(笑)。

「サカイ」で右岸に戻りましたが、私はまた左岸に逆戻りですよ(泣)。「エーグル(AIGLE)」のプレゼンテーションです。アトラス山脈をテーマにしたコレクションは、アーティスティック・ディレクターを務めるクリエイター集団のエチュード(ETUDES)が、実際トレッキングに出かけてみた空や土の色にインスピレーションを得ているそうです。と言いながら、ブルーは真っ青じゃない(笑)。「天気悪かったのかな?」と思ったら、そこにガイドが着ていた色褪せた洋服のイメージも加えているから出そう。こういうニュアンスこそ、クリエイター集団を起用している理由でしょうね。ギア系のブランドって、どうしても原色を提案しがちだと思うんです。春夏コレクションということもあって、UV加工の半袖シャツから、コンパクトに畳めるブルゾンまで、幅広いラインアップ。カラビナを止めるリングや波打つグログランをデザインとして用いながら、大きな機能的ポケットも控えめにデザインしたミニマリズムでアーバンユースもできそうなラインアップに仕上げています。

「ジーユー」とも協業の「ロク」は、ロマンチックムード

藪野:一方、僕は西へ向かってパレ・ド・トーキョーで開かれる「ロク(ROKH)」のショーへ。昨年「H&M」とコラボしたと思ったら、今度は「ジーユー(GU)」とのコラボが10月18日に発売されますね。自由に着こなせるファスナーやボタンのディテールなど「ロク」らしいスタイルが確立されたからこそ声がかかるんだろうと思いますが、メインのコレクションを補完するシューズやシューズなどのコラボではなく、服でのコラボはあまりやりすぎるとブランド価値を傷つけかねないので注意は必要ですね。

そんな視点でショーを見たのですが、「ロク」らしさを着やすく取り入れた感じのコラボに対し、自分のメインコレクションではふんだんな手仕事による装飾性や複雑なカットを盛り込み、新たな領域や可能性を探求していくという姿勢のよう。今季は、シグネチャーのトレンチコートとテーラリングの再構築に、端切れで作った立体的な花の装飾やスモッキングを施した柔らかなシフォン、腰回りにランダムに重ねたプリーツパーツなどを取り入れて、とってもロマンチックなムードです。ボリュームの出し方もクチュール的だなと感じました。

「バレンシアガ」でデムナから溢れる服作りへの愛に触れる

村上:そこから、今度は「バレンシアガ」です。詳細は、下記の記事をご覧ください。

藪野さんはクチュール・コレクションも見ていると思いますが、プレタポルテも素晴らしかったですね。パッと見ただけではありふれたラグジュアリー・ストリートかもしれないけれど、ファッションへのピュアな思いと、創業デザイナーのクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)へのリスペクト、そしてまだ見ぬ未来の服作りへのアツい思いの全てが、高い次元で見事に表現されており、感銘を受けました。私は次の「ユニクロ(UNIQLO)」があったので、猛ダッシュで外に飛び出してしまいましたが、デムナって、そんな思いをちゃんと語ってくれる人でもあるんですね。バックステージでは、どんな話がありました?

藪野:僕は出口に向かう人の波に逆らって、猛ダッシュでバックステージに駆け込みました(笑)。今回のショーは、デムナがまだ子供だった35年前、ボール紙に描いたデザインをハサミで切って“服”を作り、3〜4日に一度は食卓の上で“ファッションショー“を開いて家族に披露していたという思い出が出発点になっています。それは、「自分にとってファッションへの熱中、そして、仕事ではなく活動としてのファッションとの“結婚“の始まり」だと。なので、巨大な食卓のようなランウエイで見せた今回のショーは、彼にとって“ホームカミング“のようなものだといいます。そんなパーソナルなショーはデムナにとって身近な人をショーモデルに起用した2024年春夏の延長線上にあるものだそうで、「(パーソナルなショーは)1回で終わりにして次に進もうと思っていたけど、とても気に入ったので続けることにした」とも話していました。何より、上のコレクション・リポートで触れているような新たなデザインや構造についても、苦労した点や正直な思いも含めて詳しく説明していて、やっぱりデムナは服作りが好きなんだな〜と感じます。

今回のコレクションでは、今まであまり描いてこなかったセンシュアリティーをランジェリー風のトロンプルイユ(だまし絵)デザインで表現していましたが、デムナは自分が精通していないスタイルの領域を理解・探求したいという思いがあり、それがとてもエキサイティングだと感じているそう。次の挑戦は、デムナ流の“スタンダード“シルエットを作ることだと宣言していました。どんなものが披露されるのか、楽しみですね。

そして、パリコレ後には「バレンシアガ」との契約更新も発表されました。創業者のクリストバルは、建築的なシルエットや構造、ガザールのような素材開発などで、クチュールの世界に新しさをもたらしたことで有名です。デムナのストリートライクなスタイル自体はクリストバルのコレクションとは全く別物と思われるかもですが、そこにはクリストバルの精神やアプローチへの並々ならぬリスペクトがあり、しっかりとそれを継承しています。クチュールでもプレタでも、自分のビジョンを生かしながら、新しい構造やシルエット、そしてスタイルを探求できる「バレンシアガ」というメゾンは、服作りが大好きな彼には理想的な環境だろうと思いますね。

YOSHIKIが念願のパリでショー開催 これからの展望は?

ここからは再び分かれて、僕は西に戻り、「メゾン ヨシキ パリ(MAISON YOSHIKI PARIS)」のショーへ。そう、あのX JAPANのYOSHIKIさんが手掛けるブランドです。昨シーズンのデビューはミラノでの発表でしたが、今回は公式スケジュールではないものの、念願のパリでのショーを開きました。会場は、今季の「バルマン(BALMAIN)」のショーなども開かれたシャイヨー宮。豪華です。ちょうど地下にある会場への階段を降りていたら、横にどこかで見たことのある顔が。現在パリに住んでいる「ひろゆき」こと、西村博之さんでした。会場内には楽曲を一緒に制作したりもしている藤原ヒロシさんもいて、広い交友関係が垣間見えます。

ショーは、贅沢なYOSHIKIさん本人によるピアノの生演奏でスタート。モデルも、ファーストルックはマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の娘であるパリス・ジャクソン(Paris Jackson)で、その後もリンジー・ウィクソン(Lindsey Wixson)やマギー・マウアー(Maggie Maurer)が登場して、なかなか豪華です。コレクションは、ほとんどを黒でまとめた前回から一転。「セクシー&エッジー」というブランドコンセプトを追求しながらも、色や素材で軽やかさを取り入れています。呉服屋の長男でもあり、「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」も手掛ける彼らしい着物に見られるような前合わせや帯のディテールもポイントだそう。そして、終盤に自身のポートレートを前面に大胆にのせたメタリックなミニドレスを連打。さすがにビックリ仰天でした。熱狂的なファンなら欲しいコレクターズアイテムになるかもしれないですね。ショー後には、これからの展望も聞きしました。


40周年の「ユニクロ」のパーティー会場にはジョナサンやクレアの姿も

村上:一方、私は「ユニクロ」へ。「ユニクロ?」って思うかもしれませんが、上の記事の通り、パリコレ終盤から特別展「The Art and Science of LifeWear: What Makes Life Better? 」を開催。そのオープニングパーティーです。会場は、1階が「LifeWear」を謳う「ユニクロ」の洋服が、人々の日常生活にどう馴染んでいるのか?を表現したインスタレーション。そして地下では、東レと開発した“ヒートテック“や”エアリズム“”ウルトラライトダウン“、直近の“パフテック“アウターなどを支える技術力を紹介しています。私たち日本人は、「LifeWear」という考え方も知っているし、“ヒートテック“や”エアリズム“のテクノロジーも体感しているけれど、パリでは今まさに、こうした特徴を知り始めた人が爆増していたり、もっと知りたいと願っていたりの段階なんでしょうね。オープニングでは、柳井正ファーストリテイリング会長兼社長のほか、「ロエベ」のショーを2日前に終えたばかりのジョナサン・アンダーソン、かつては「クロエ(CHLOE)」や「ジバンシィ(GIVENCHY)」などでパリコレの常連だったクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)=「ユニクロ」クリエイティブディレクターが集合。顔馴染みのパリコレ関係者も大勢でした。

そして最後は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」へ。上の記事で紹介している2024年“アーティザナル“コレクションの舞台裏に迫ったムービーの上映会をポップコーンとシャンパンを両手に楽しみました。解説は、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)ご本人!その感想は、下で紹介していますので、ご一読ください!映画が終わったのは夜10:00過ぎでしたが、今日も楽しかったです!

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ニューヨーク、ロンドン、ミラノが終わり、コレクションの舞台は、いよいよパリへ。朝から晩まで取材づくしの怒涛の日々が始まります。公式スケジュールだけでなく、それ以外でも気になるブランドやイベントが多い今季は、取材チーム2人で回りきれるのか?そんなドタバタを日記でお届けします。パリコレも残すところ、あと2日になりました。今日はショーやプレゼンテーションに加えて、展示会、イベントも盛りだくさん。会場も散らばっているので、手分けしてできる限りを網羅します。

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員(以下、藪野):まずは「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」からスタートです。会場が“サステナブル・マーケット“を開いた1年前と同じ場所と書かれていたので、今回も革新的な素材を紹介したり、「ステラ」のビンテージが買えたりするマルシェが開かれるのかと思っていたら、残念ながらシンプルな会場セットでしたね。

「SAVE WHAT YOU LOVE(愛するものを守ろう)」というマニフェストのナレーションからスタートしたショーで、今季も生き物を傷つけないという信念で作られたコレクションを披露しました。今シーズンのウエアは、91%がオーガニックコットンやシルク、ペットボトルを再生利用したナイロン、鉛フリーのクリスタルなど環境に配慮した素材で作られているそうです。スタイルは大きくは変わらず、力強い肩のマスキュリンなテーラリングやアウター、スリムなロングラインのブレザー、たっぷりとしたボリュームのパンツ、ドレープを寄せたり透け感を生かしたりしたセンシュアルなドレス、スポーティーなアイテムをミックス。羽ばたく白いハトをモチーフにしたプリントやジュエリーが今季らしさを加えます。そして、今回は新作バッグの“ステラ ライダー“を大々的にプッシュ!馬の背中からヒントを得たカーブしたラインのデザインが3サイズで度々登場しました。もちろんレザーの代替素材製で、リンゴの廃棄物由来の“アピール(UPPEAL)“や菌類とサトウキビ由来の“ハイデファイ(HYDEFY)“など革新的な素材も使われています。

村上要「WWDJAPAN」編集長:「ステラ」のほか、「ロエベ(LOEWE)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」など、特にパリでは、「毎シーズン、“総取っ替え“しなくて良いよね?」というムードがありますよね。「ロエベ」を手掛けるジョナサン・アンダーソン(Johathan Anderson)は、以前「アイデアは、一度に全てを出し切らない。アイデアが枯渇しないように工夫して、デザイナーもサステナブル(持続可能)でありたい」と話していました。サステナ先駆者のステラは、共感しているのかもしれません。段階的に進化する素材の点から考えても、「ステラ」はブラッシュアップ路線なのでしょうね。

「ロンシャン」は、とっても美味しそうなコレクション

しっかし今日は、左岸の後に右岸、その後は左岸でまた右岸、そして左岸とセーヌ川を行ったり来たりですね(苦笑)。私は、左岸の「ステラ」から、パリ市内を斜めに大移動して、「ロンシャン(LONGCHAMP)」へ!2025年スプリング・コレクションは、フューシャピンクの世界でパーティーをしていた女の子が、今度は自然に還って土に触れるというストーリーを描きます(笑)。サマー・コレクションは、例えばビーツのようなカラーリングのミニボストン、リネンにアーティチョークをプリントしたショルダー、ナスのチャームなど、なんだかとっても美味しそう!ラフィア素材を筆頭に、“ル・プリアージュ“のデザインやモチーフをいろんなバッグに応用して、「ロンシャン」で買う理由を提供します。カラフルなナイロンのスクエアバッグは、実用的で売れそうです。

「ガブリエラ ハースト」がパリコレに復帰 日本でも本格展開へ

そこからの〜、また「ステラ」に程近い場所に戻って、今度は「ガブリエラ ハースト(GABRIELA HEARST)」ですね。この度ジャパン社がオープンして、ブルックス ブラザーズ ジャパンの社長などを歴任されてきた小布施森一さんがトップに就任。この後、伊勢丹新宿本店にコーナーが、阪急百貨店うめだ本店にはインショップがオープンするそうです。いよいよ日本でも本格展開とあって、ガブリエラのような長身の女性なら似合うIラインのシルエット以外のスタイル提案も期待したいところですが、どうでしたか?

藪野:「ガブリエラ ハースト」名義では、久々のパリでのショーでしたね。デザイナーのガブリエラは「クロエ(CHLOE)」も手掛けていた頃、2つのブランドでデザインの棲み分けになかなか苦労しているように見えたので、自身のブランドに専念するようになって良かったと思います。「クロエ」のデビューショーの際にも描く女性像について「『クロエ』はアフロディーテ、『ガブリエラ ハースト』はアテナ」と話していましたが、彼女は女神が好きなよう。今季のコレクションはそんなアフロディーテやアテナを含むさまざまな女神が着想源になり、結果、スタイルの幅も広がりました。

もちろんIラインのロングドレスも美しいのですが、今季はフレアやスリムなミディ丈の提案も多く、ミニ丈もラインアップ。得意のハンドニットやレザーからトレンド感のあるシアーなジョーゼットや、センシュアルなサテン、メタリックな生地までを使ったテーラリングやセットアップ、ドレスが充実していましたね。デザインもウエスタン調のパターンをレザーのカットワークで大胆に描いたり、ラッフルやリボン、丸みのあるショルダーラインで愛らしさを演出したり、色々と挑戦が見られました。一方、何ルックか登場したメンズは、ウィメンズに比べるとかなりシンプルで、上質スタンダードという印象です。

「サカイ」の言語化できない“新しさ“を楽しむ

その後は、エディ・スリマン(Hedi Smilmane)が最後に手掛けた「セリーヌ(CELINE)」の25年春夏展示会と、ほぼ撮影NGな「カルティエ(CARTIER)」新作展示会に行った後、「サカイ(SACAI)」へ。コレクションの詳細は、下記のリポートをご覧ください!今シーズンも、言葉で表現するのがなかなか難しい構造やシルエットの服が登場しましたね。

村上:阿部千登勢さんが言う通り、「みんなが知っているものを、みんなが知らないものに」というクリエイションだからこそ、我々は言葉で説明するのが難しいですよね(笑)。なにせ「知らないもの」になっちゃっているから、これまで使ってきた言葉や文章では語り尽くせない。デムナ(Demna)の「バレンシアガ」同様、“言語化できない違和感や新しさ“をちゃんと楽しみたいな、って思います。しかし「スゴいなぁ」って思うのは、既存のブレザーやトレンチ、Gジャン、バイカーズブルゾンなどを、前後左右にズラしたり、袖から腕を抜いてみたりという発想から、ドレープが美しい洋服が生まれてしまうこと。もちろん、元来のパターンから変更しているんだと思うけれど、原型が想像できる範囲に留めつつ、前後左右に垂れ下がった時のドレープを計算しているんだから、「この人たち、一体何回パターンを引いて、何回サンプルを作ってみたんだろう?」と、若干の恐怖さえ感じます(笑)。解体&再構築に対する偏愛、ここに極まれり。偏愛の人、大好きです(笑)。

「サカイ」で右岸に戻りましたが、私はまた左岸に逆戻りですよ(泣)。「エーグル(AIGLE)」のプレゼンテーションです。アトラス山脈をテーマにしたコレクションは、アーティスティック・ディレクターを務めるクリエイター集団のエチュード(ETUDES)が、実際トレッキングに出かけてみた空や土の色にインスピレーションを得ているそうです。と言いながら、ブルーは真っ青じゃない(笑)。「天気悪かったのかな?」と思ったら、そこにガイドが着ていた色褪せた洋服のイメージも加えているから出そう。こういうニュアンスこそ、クリエイター集団を起用している理由でしょうね。ギア系のブランドって、どうしても原色を提案しがちだと思うんです。春夏コレクションということもあって、UV加工の半袖シャツから、コンパクトに畳めるブルゾンまで、幅広いラインアップ。カラビナを止めるリングや波打つグログランをデザインとして用いながら、大きな機能的ポケットも控えめにデザインしたミニマリズムでアーバンユースもできそうなラインアップに仕上げています。

「ジーユー」とも協業の「ロク」は、ロマンチックムード

藪野:一方、僕は西へ向かってパレ・ド・トーキョーで開かれる「ロク(ROKH)」のショーへ。昨年「H&M」とコラボしたと思ったら、今度は「ジーユー(GU)」とのコラボが10月18日に発売されますね。自由に着こなせるファスナーやボタンのディテールなど「ロク」らしいスタイルが確立されたからこそ声がかかるんだろうと思いますが、メインのコレクションを補完するシューズやシューズなどのコラボではなく、服でのコラボはあまりやりすぎるとブランド価値を傷つけかねないので注意は必要ですね。

そんな視点でショーを見たのですが、「ロク」らしさを着やすく取り入れた感じのコラボに対し、自分のメインコレクションではふんだんな手仕事による装飾性や複雑なカットを盛り込み、新たな領域や可能性を探求していくという姿勢のよう。今季は、シグネチャーのトレンチコートとテーラリングの再構築に、端切れで作った立体的な花の装飾やスモッキングを施した柔らかなシフォン、腰回りにランダムに重ねたプリーツパーツなどを取り入れて、とってもロマンチックなムードです。ボリュームの出し方もクチュール的だなと感じました。

「バレンシアガ」でデムナから溢れる服作りへの愛に触れる

村上:そこから、今度は「バレンシアガ」です。詳細は、下記の記事をご覧ください。

藪野さんはクチュール・コレクションも見ていると思いますが、プレタポルテも素晴らしかったですね。パッと見ただけではありふれたラグジュアリー・ストリートかもしれないけれど、ファッションへのピュアな思いと、創業デザイナーのクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)へのリスペクト、そしてまだ見ぬ未来の服作りへのアツい思いの全てが、高い次元で見事に表現されており、感銘を受けました。私は次の「ユニクロ(UNIQLO)」があったので、猛ダッシュで外に飛び出してしまいましたが、デムナって、そんな思いをちゃんと語ってくれる人でもあるんですね。バックステージでは、どんな話がありました?

藪野:僕は出口に向かう人の波に逆らって、猛ダッシュでバックステージに駆け込みました(笑)。今回のショーは、デムナがまだ子供だった35年前、ボール紙に描いたデザインをハサミで切って“服”を作り、3〜4日に一度は食卓の上で“ファッションショー“を開いて家族に披露していたという思い出が出発点になっています。それは、「自分にとってファッションへの熱中、そして、仕事ではなく活動としてのファッションとの“結婚“の始まり」だと。なので、巨大な食卓のようなランウエイで見せた今回のショーは、彼にとって“ホームカミング“のようなものだといいます。そんなパーソナルなショーはデムナにとって身近な人をショーモデルに起用した2024年春夏の延長線上にあるものだそうで、「(パーソナルなショーは)1回で終わりにして次に進もうと思っていたけど、とても気に入ったので続けることにした」とも話していました。何より、上のコレクション・リポートで触れているような新たなデザインや構造についても、苦労した点や正直な思いも含めて詳しく説明していて、やっぱりデムナは服作りが好きなんだな〜と感じます。

今回のコレクションでは、今まであまり描いてこなかったセンシュアリティーをランジェリー風のトロンプルイユ(だまし絵)デザインで表現していましたが、デムナは自分が精通していないスタイルの領域を理解・探求したいという思いがあり、それがとてもエキサイティングだと感じているそう。次の挑戦は、デムナ流の“スタンダード“シルエットを作ることだと宣言していました。どんなものが披露されるのか、楽しみですね。

そして、パリコレ後には「バレンシアガ」との契約更新も発表されました。創業者のクリストバルは、建築的なシルエットや構造、ガザールのような素材開発などで、クチュールの世界に新しさをもたらしたことで有名です。デムナのストリートライクなスタイル自体はクリストバルのコレクションとは全く別物と思われるかもですが、そこにはクリストバルの精神やアプローチへの並々ならぬリスペクトがあり、しっかりとそれを継承しています。クチュールでもプレタでも、自分のビジョンを生かしながら、新しい構造やシルエット、そしてスタイルを探求できる「バレンシアガ」というメゾンは、服作りが大好きな彼には理想的な環境だろうと思いますね。

YOSHIKIが念願のパリでショー開催 これからの展望は?

ここからは再び分かれて、僕は西に戻り、「メゾン ヨシキ パリ(MAISON YOSHIKI PARIS)」のショーへ。そう、あのX JAPANのYOSHIKIさんが手掛けるブランドです。昨シーズンのデビューはミラノでの発表でしたが、今回は公式スケジュールではないものの、念願のパリでのショーを開きました。会場は、今季の「バルマン(BALMAIN)」のショーなども開かれたシャイヨー宮。豪華です。ちょうど地下にある会場への階段を降りていたら、横にどこかで見たことのある顔が。現在パリに住んでいる「ひろゆき」こと、西村博之さんでした。会場内には楽曲を一緒に制作したりもしている藤原ヒロシさんもいて、広い交友関係が垣間見えます。

ショーは、贅沢なYOSHIKIさん本人によるピアノの生演奏でスタート。モデルも、ファーストルックはマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の娘であるパリス・ジャクソン(Paris Jackson)で、その後もリンジー・ウィクソン(Lindsey Wixson)やマギー・マウアー(Maggie Maurer)が登場して、なかなか豪華です。コレクションは、ほとんどを黒でまとめた前回から一転。「セクシー&エッジー」というブランドコンセプトを追求しながらも、色や素材で軽やかさを取り入れています。呉服屋の長男でもあり、「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」も手掛ける彼らしい着物に見られるような前合わせや帯のディテールもポイントだそう。そして、終盤に自身のポートレートを前面に大胆にのせたメタリックなミニドレスを連打。さすがにビックリ仰天でした。熱狂的なファンなら欲しいコレクターズアイテムになるかもしれないですね。ショー後には、これからの展望も聞きしました。


40周年の「ユニクロ」のパーティー会場にはジョナサンやクレアの姿も

村上:一方、私は「ユニクロ」へ。「ユニクロ?」って思うかもしれませんが、上の記事の通り、パリコレ終盤から特別展「The Art and Science of LifeWear: What Makes Life Better? 」を開催。そのオープニングパーティーです。会場は、1階が「LifeWear」を謳う「ユニクロ」の洋服が、人々の日常生活にどう馴染んでいるのか?を表現したインスタレーション。そして地下では、東レと開発した“ヒートテック“や”エアリズム“”ウルトラライトダウン“、直近の“パフテック“アウターなどを支える技術力を紹介しています。私たち日本人は、「LifeWear」という考え方も知っているし、“ヒートテック“や”エアリズム“のテクノロジーも体感しているけれど、パリでは今まさに、こうした特徴を知り始めた人が爆増していたり、もっと知りたいと願っていたりの段階なんでしょうね。オープニングでは、柳井正ファーストリテイリング会長兼社長のほか、「ロエベ」のショーを2日前に終えたばかりのジョナサン・アンダーソン、かつては「クロエ(CHLOE)」や「ジバンシィ(GIVENCHY)」などでパリコレの常連だったクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)=「ユニクロ」クリエイティブディレクターが集合。顔馴染みのパリコレ関係者も大勢でした。

そして最後は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」へ。上の記事で紹介している2024年“アーティザナル“コレクションの舞台裏に迫ったムービーの上映会をポップコーンとシャンパンを両手に楽しみました。解説は、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)ご本人!その感想は、下で紹介していますので、ご一読ください!映画が終わったのは夜10:00過ぎでしたが、今日も楽しかったです!

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「ブラックミーンズ」と「空調服」によるポップアップが10月16日から開催

「ブラックミーンズ(BLACKMEANS)」は、2020年春夏シーズンからコラボレーションを続けている「空調服」とともに、「Mode Motorization」と題して、10月16日から22日まで阪急メンズ東京でポップアップストアを開催する。

日本の新技術としてセフト研究所にて開発され、今やさまざまな状況下で働く多くの方々に広く親しまれている「空調服」。今回、その機能性、利便性をもつ日本発“新時代のモータリゼーション“をモードの世界へと拡充し、「ブラックミーンズ」の世界観を通して新たな機能性を備えた快適なファッションアイテムとして、世界へと発信していく機会となることを目指す。

■「ブラックミーンズ」×「空調服」ポップアップ
会場:阪急メンズ東京
会期:10月16〜22日
時間:(平日)12:00〜20:00、(土・日・祝)11:00〜20:00
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

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「ブラックミーンズ」と「空調服」によるポップアップが10月16日から開催

「ブラックミーンズ(BLACKMEANS)」は、2020年春夏シーズンからコラボレーションを続けている「空調服」とともに、「Mode Motorization」と題して、10月16日から22日まで阪急メンズ東京でポップアップストアを開催する。

日本の新技術としてセフト研究所にて開発され、今やさまざまな状況下で働く多くの方々に広く親しまれている「空調服」。今回、その機能性、利便性をもつ日本発“新時代のモータリゼーション“をモードの世界へと拡充し、「ブラックミーンズ」の世界観を通して新たな機能性を備えた快適なファッションアイテムとして、世界へと発信していく機会となることを目指す。

■「ブラックミーンズ」×「空調服」ポップアップ
会場:阪急メンズ東京
会期:10月16〜22日
時間:(平日)12:00〜20:00、(土・日・祝)11:00〜20:00
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

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「バレンシアガ」とタッグを組んだ小籠包専門店 上海の点心店が世界制覇を目論むまで

上海の名物である小籠包は、肉やカニミソの餡とともに中華スープをたっぷりと詰め、細かいプリーツを施しながら皮で包み、蒸した料理だ。台湾レストランチェーン、鼎泰豊(ディンタイフォン)のおかげで世界的に有名になった。しかし中国では、その考案者はあまり知られておらず、小籠包が売りのレストランは観光地の豫園(よえん)に1店舗を残すのみとなっている。

小籠包は、上海近郊のヌーシャンという水の街で生まれた。清の時代、地元のシェフが北方料理をより繊細にした餃子を作ろうと考えたものだ。新たに誕生した上品な蒸し餃子は瞬く間に文化人の間で人気となり、皇帝のプライベートガーデンである豫園に「南翔饅頭」の旗艦店が誕生した。最盛期には、上海市内に十数店舗を構えていた。

そして現在、中国の大手コングロマリットのフォースン グループ(以下、フォースン)は、豫園の不動産を買収するなどして、この地に新たな観光スポットを構える壮大な計画を手掛けている。不動産や製薬、観光、金融、ランバングループと改称する前にはフォースン ファッション グループとして「ランバン(LANVIN)」などを有していた同社の郭広昌・フォースン創業者は、豫園内にある19の観光スポットの復興に着手。その過程で庭園内の点心店「南翔饅頭」にかつての栄光を取り戻そうとしている。

「南翔饅頭」のリニューアル

郭創業者からリニューアルを任された、ファッション小売に精通するタン・ウェイドン(Tang Weidong)が広告業社出身のチェン・フイ(Cheng Hui)と「南翔饅頭2.0」を思い付くと、すぐに「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が注目。「バレンシアガ」は5月、上海で開催したショーの後のアフターパーティーで黒トリュフを使った小籠包を振る舞い、食文化とファッションがますます絡み合っていることを印象付けた。

「南翔饅頭」は現在も日本とシンガポールではフランチャイズレストランを経営しているため、敬意を表しながらリニューアルを進めることが重要だった。チェンは店名の最後に、「宮殿」を意味する「殿」の文字を加え、皇室の厨房のようなラグジュアリーな雰囲気を吹き込み、ブランドイメージの刷新に着手。フォースンの支援を受けて、昨年10月に観光客向けの複合施設である新天地に1号店をオープンした。中央にカクテルバーを配した店内は近未来的テクノ調の寺院を思わせ、一見すると小籠包が浮かんでいるように見えるライトが特徴だ。

ラグジュアリーに再解釈した小籠包

ヌーシャン出身の料理人と新進気鋭の上海人シェフが率いる同レストランはルーツに忠実に、小籠包のオリジナル秘伝レシピを継承している。一方で、イベリコ豚のハムや和牛、トリュフ、ザリガニなどの具材を取り入れることで、ラグジュアリーな料理に再解釈した。例えば、ウニを包んで揚げた小籠包やカニと豚肉を詰めたシュークリームを並べ、冷たいカクテルとともに供す。カニソースやタケノコ、シイタケ、キンモクセイなどの食材と、コンブチャや紹興酒、汾酒などの地酒との組み合わせは食通の好奇心を刺激する。魚風味のナスと蜜豆の和え物や竹炭をまぶした紫芋、松茸と豆腐のスープなど、仏教の精進料理から着想を得たベジタリアンメニューも用意する。

「バレンシアガ」とのコラボレーションを成功に導いた「南翔饅頭」は、早ければ来年早々にもポルトガルのリスボンで世界デビューを果たす。タンは、「私たちは、留学中の中国人学生をターゲットにしているわけではない。地元の最高のシェフを見つけ、彼らの中国料理に対する理解を取り入れ、魅力的なドリンクメニューと共に、地元の人たちに愛されるレストランを作りたい」と語った。

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「バーバリー」が人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン」混のストール

「バーバリー(BURBERRY)」は、スパイバーの人工たんぱく質素材「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein、以下BP)」混のウール製ストールの販売を開始した。

馬上の騎士からインスパイアされたモチーフである「Bシールド」のBが印象的にデザインされている。「バーバリー」によると、スパイバーの「BP」素材をラグジュアリーブランドが販売するのは初めてという。同製品はウール62%、BP素材が30%、カシミヤが8%使われている。価格は7万9200円。

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「バーバリー」が人工タンパク質素材「ブリュード・プロテイン」混のストール

「バーバリー(BURBERRY)」は、スパイバーの人工たんぱく質素材「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein、以下BP)」混のウール製ストールの販売を開始した。

馬上の騎士からインスパイアされたモチーフである「Bシールド」のBが印象的にデザインされている。「バーバリー」によると、スパイバーの「BP」素材をラグジュアリーブランドが販売するのは初めてという。同製品はウール62%、BP素材が30%、カシミヤが8%使われている。価格は7万9200円。

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【2024年クリスマスコフレ】韓国発「ウェイクメイク」がラベンダーカラーの限定コレクションを発売

韓国のコスメブランド「ウェイクメイク(WAKEMAKE)」は11月1日、2024年ホリデーコレクションを発売する。「ウェイクメイク」公式オンラインストア、ロフト、キュー10、オリーブヤングなどで取り扱う。オンラインでの販売は11月12日から。

きらめくラベンダーカラーのコフレ

同コレクションは、ピンクラベンダーメイクを楽しめるアイシャドウパレットや、リップグロス、マルチカラーパウダーなど、神秘的なムードを演出するコスメをそろえる。

アイシャドウパレット

“ソフトブラーリングアイパレット 23 ミスティックラベンダー ブラーリング”(オンライン 3980円/オフライン 2970円)は、多彩なラベンダーカラー、シマーパール、ボリューム感あるグリッターをイン。ヌーディーなピンクラベンダーとサテングリッターは顔に陰影と立体感を与える。

リップグロス

“デュイジェルマキシグロス”(全2色、オンライン 各1690円/オフライン 各1430円)は、新色のリップグロス。砂糖の粒子のようなパールが唇をよりふっくらと健康的に見せ、光沢を長時間キープする。べたつかない塗り心地で、トップコートとしても使用できる。"バーリーラベンダー”は、存在感のあるパール感が特徴で、“ヌードラベンダー”はナチュラルな透明感を演出する。

マルチカラーパウダー

“ステイフィックサーマルチカラーパウダー”(オンライン 2200円/オフライン 2200円)は、微細なパールパウダーが油分量をコントロールし、鼻筋、両頬、眉の骨上部に立体感を与える。ホリデー限定カラーの“ペールラベンダー” は、ヌーディーラベンダー、ピンク、ホワイトパールのパウダーをセットした。

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【2024年クリスマスコフレ】韓国発「ウェイクメイク」がラベンダーカラーの限定コレクションを発売

韓国のコスメブランド「ウェイクメイク(WAKEMAKE)」は11月1日、2024年ホリデーコレクションを発売する。「ウェイクメイク」公式オンラインストア、ロフト、キュー10、オリーブヤングなどで取り扱う。オンラインでの販売は11月12日から。

きらめくラベンダーカラーのコフレ

同コレクションは、ピンクラベンダーメイクを楽しめるアイシャドウパレットや、リップグロス、マルチカラーパウダーなど、神秘的なムードを演出するコスメをそろえる。

アイシャドウパレット

“ソフトブラーリングアイパレット 23 ミスティックラベンダー ブラーリング”(オンライン 3980円/オフライン 2970円)は、多彩なラベンダーカラー、シマーパール、ボリューム感あるグリッターをイン。ヌーディーなピンクラベンダーとサテングリッターは顔に陰影と立体感を与える。

リップグロス

“デュイジェルマキシグロス”(全2色、オンライン 各1690円/オフライン 各1430円)は、新色のリップグロス。砂糖の粒子のようなパールが唇をよりふっくらと健康的に見せ、光沢を長時間キープする。べたつかない塗り心地で、トップコートとしても使用できる。"バーリーラベンダー”は、存在感のあるパール感が特徴で、“ヌードラベンダー”はナチュラルな透明感を演出する。

マルチカラーパウダー

“ステイフィックサーマルチカラーパウダー”(オンライン 2200円/オフライン 2200円)は、微細なパールパウダーが油分量をコントロールし、鼻筋、両頬、眉の骨上部に立体感を与える。ホリデー限定カラーの“ペールラベンダー” は、ヌーディーラベンダー、ピンク、ホワイトパールのパウダーをセットした。

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【2024年クリスマスコフレ】MTG「メグリー」が専用デバイス&炭酸ガスカートリッジ付きのスキンケアキットを発売

MTGの炭酸スキンケアブランド「メグリー(MEGLY)」は10月15日、ホリデー限定セット“ホリデーボックス’24”(3万4950円)を発売した。現在販売している3種類の化粧水と専用デバイス、炭酸ガスカートリッジを組み合わせている。

炭酸に着目した「メグリー」は、専用デバイスによる高濃度炭酸とウルトラマイクロカプセルを配合した専用化粧水を組み合わせたミスト化粧水商品が特徴。専用化粧水はビタミンA、C、Eやペプチドを配合したもちもちテクスチャーの“#0”、15種類の成分を独自に配合し肌のバリア機能をサポートするしっとりとした“#1 PROTECT”、異なる5つのビタミンC誘導体を配合したさっぱりテクスチャーの“#2 GLOW”をそろえ、肌状態や好みのテクスチャーに合わせて使い分けることができる。

ポップアップも開催 5万円旅行券のプレゼント企画も実施

また、ホリデーシーズンに合わせ首都圏5カ所でポップアップも行う。会場はアクアシティお台場(10月19、20、26、27日)、高島屋横浜店(11月6〜12日)、三越銀座店(11月13〜19日、12月4〜10日)、浦和パルコ(11月14〜27日)、ニュウマン横浜(12月12〜25日)で、同期間中にオンラインストアやポップアップストアで商品を購入するとホリデーチャレンジカード」を進呈し、抽選で1名に5万円のJTBカードギフト券をプレゼントする企画も行う。

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「ル ラボ」の都市の香りコレクションに京都限定の金木犀が登場

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は、各国の都市をイメージした香りのコレクション“シティエクスクルーシブ”から、京都限定の金木犀の香り“オスマンサス 19”(15mL、2万2110円/50mL、4万8730円/100mL、7万180円)を発売した。取り扱いは、京都の新風館と町家の2店舗のみ。

“オスマンサス 19”はトップにインセンスとラベンダーを感じ、クリーミーで高揚感がある主役のオスマンサスが続く。最後にウッディーで樹脂のようなトーンが漂う、京都の街にふさわしい趣のある香りに仕上げた。

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「ル ラボ」の都市の香りコレクションに京都限定の金木犀が登場

ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(LE LABO)」は、各国の都市をイメージした香りのコレクション“シティエクスクルーシブ”から、京都限定の金木犀の香り“オスマンサス 19”(15mL、2万2110円/50mL、4万8730円/100mL、7万180円)を発売した。取り扱いは、京都の新風館と町家の2店舗のみ。

“オスマンサス 19”はトップにインセンスとラベンダーを感じ、クリーミーで高揚感がある主役のオスマンサスが続く。最後にウッディーで樹脂のようなトーンが漂う、京都の街にふさわしい趣のある香りに仕上げた。

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「ロンハーマン」辻堂店がリニューアルオープン 多彩なイベントも実施

「ロンハーマン(RON HERMAN)」は10月18日、辻堂店を改装リニューアルオープンする。リニューアルオープンを記念して、さまざまなコンテンツを用意する。

ウエア棟では、ファッションウエアに加え、「アール(R)」とジュエリーコーナーを拡大。さらに、米カリフォルニア州・マリブ発の「ベアフット ドリームズ(BAREFOOT DREAMS)」のコーナーも新たに設ける。カフェ・リビング棟にはウエア棟から移ったキッズコーナーが新たに登場する。また、カフェではオープン当初から人気を誇る“カルフォルニアコブサラダ”(店内:1750円、持ち帰り:1718円)が11月1〜11日の期間限定で復活販売する。

リニューアルを記念したイベントでは、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「カナダグース(CANADA GOOSE)」、「ユニオンランチ(UNION LAUNCH)」などのアパレルブランドから、フレグランス、コスメ、ジュエリーのポップアップを開催する。各ポップアップでは、ここでしか買えない商品や購入者特典などを用意する。10月19日には、過去に「ロンハーマン」で購入した子ども服や当日販売する対象商品にペイントをし、新たな洋服を作り出すキッズイベント“レッツ プレイ ウィズ カラフル ダイド ウォーター!”も開催する。

イベント概要

◾️メゾンマルジェラ ポップアップイベント フォー メン
期間:10月18〜27日
◾️カナダグース クローズアップイベント フォー メン
期間:10月18〜
◾️ユニオンランチ ポップアップイベント フォー ウーマン
期間:10月18〜27日
◾️ドットール・ヴラニエス モア バリエーション イベント
期間:10月18日〜11月11日
◾️セイル ポップアップイベント
期間:10月18〜20日
◾️ホーセンブース クローズアップイベント
期間:11月1〜11日
◾️“レッツ プレイ ウィズ カラフル ダイド ウォーター!”
日程:10月19日
時間:11:00/14:30(※各回6人ずつ)
料金:2000円

リニューアル店舗詳細

◾️ロンハーマン辻堂店
営業時間:10:00〜21:00
場所:テラスモール湘南 湘南ヴィレッジ内
住所:神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-1 テラスモール湘南 湘南ヴィレッジ内

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「パメオポーズ」が「アンブロ」との初のコラボアイテムを発売 ドレスやジャンパーなど

「パメオポーズ(PAMEO POSE)」はフットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」との初のコラボレーションアイテム全5型を10月23日に発売する。「パメオポーズ」表参道旗艦店、渋谷パルコ店、公式オンラインストアで販売を開始する。レースアップ ベルベット ゲームシャツ(2万4200円)やレースアップ コンバイン ゲームシャツ ドレス(3万800円)、ポーズ ゲーム ジャンパー(3万6300円)、バルーン ミニスカート(1万4300円)、ポーズ バッグ(1万6500円)などを用意する。

アイテム詳細

レースアップ ベルベット ゲームシャツ

フットボールシャツをモチーフにベロア生地を使用したトップスは、サイドのシューレースでウエストラインが調節できる仕様だ。

レースアップ コンバイン ゲームシャツ ドレス

トップスと同様にフットボールシャツを基調とし、ウエストラインが調節可能なワンピース。シアーとベロア生地の異なる素材を使用している。

ポーズ ゲーム ジャンパー

機能的なダブルジップや白とピンクのV字ラインが特徴的なジャンパーは裾を絞ることで立体的なビッグシルエットになる。

バルーン ミニスカート

シンプルなデザインのミニスカート。高密度ナイロン素材で程よいボリューム感を出し、「アンブロ」のロゴがさりげないアクセントを加えている。

ポーズ バッグ

ミニマルなサイズ感のハンドバッグはフットボールで使用するエナメルバッグをモチーフとしており、付属のショルダーベルトで肩掛けとしても使用できる。

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「パメオポーズ」が「アンブロ」との初のコラボアイテムを発売 ドレスやジャンパーなど

「パメオポーズ(PAMEO POSE)」はフットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」との初のコラボレーションアイテム全5型を10月23日に発売する。「パメオポーズ」表参道旗艦店、渋谷パルコ店、公式オンラインストアで販売を開始する。レースアップ ベルベット ゲームシャツ(2万4200円)やレースアップ コンバイン ゲームシャツ ドレス(3万800円)、ポーズ ゲーム ジャンパー(3万6300円)、バルーン ミニスカート(1万4300円)、ポーズ バッグ(1万6500円)などを用意する。

アイテム詳細

レースアップ ベルベット ゲームシャツ

フットボールシャツをモチーフにベロア生地を使用したトップスは、サイドのシューレースでウエストラインが調節できる仕様だ。

レースアップ コンバイン ゲームシャツ ドレス

トップスと同様にフットボールシャツを基調とし、ウエストラインが調節可能なワンピース。シアーとベロア生地の異なる素材を使用している。

ポーズ ゲーム ジャンパー

機能的なダブルジップや白とピンクのV字ラインが特徴的なジャンパーは裾を絞ることで立体的なビッグシルエットになる。

バルーン ミニスカート

シンプルなデザインのミニスカート。高密度ナイロン素材で程よいボリューム感を出し、「アンブロ」のロゴがさりげないアクセントを加えている。

ポーズ バッグ

ミニマルなサイズ感のハンドバッグはフットボールで使用するエナメルバッグをモチーフとしており、付属のショルダーベルトで肩掛けとしても使用できる。

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「カルティエ」が“トリニティ”誕生100周年記念でポップアップ 新作の日本先行発売も

 

「カルティエ(CARTIER)」は10月31日〜11月17日、“トリニティ”の誕生100周年を記念し、表参道にポップアップストアをオープンする。

“トリニティ”は、「カルティエ」を代表するジュエリーコレクションで、今年2月にはニューヨーク、ロンドン、パリで誕生100周年を祝うパーティーが開催された。

同ポップアップでは、“トリニティ”の創造性の追求、ジャン・コクトーの伝説、“3”という数字について紐解き、アイコニックなコレクションの軌跡を辿る。

さらに、“トリニティ”の新作ネックレス(175万5600円)を日本先行発売する。同ネックレスは、スクエア型の“クッションシェイプ”の大小のモチーフが絡み合う存在感のあるデザインで、10月31日から「カルティエ」店舗、 公式オンラインストアで取り扱う。

 

特設サイト(モバイルのみ)

イベント概要

◾️“トリニティ 100” ポップアップ

日程:10月31日〜11月17日
時間:平日 12:00〜19:00/土日祝 11:00〜19:00(最終入場18:30)
場所:表参道交差点
住所:東京都港区南青山5-1-1
入場料:無料

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「カルティエ」が“トリニティ”誕生100周年記念でポップアップ 新作の日本先行発売も

 

「カルティエ(CARTIER)」は10月31日〜11月17日、“トリニティ”の誕生100周年を記念し、表参道にポップアップストアをオープンする。

“トリニティ”は、「カルティエ」を代表するジュエリーコレクションで、今年2月にはニューヨーク、ロンドン、パリで誕生100周年を祝うパーティーが開催された。

同ポップアップでは、“トリニティ”の創造性の追求、ジャン・コクトーの伝説、“3”という数字について紐解き、アイコニックなコレクションの軌跡を辿る。

さらに、“トリニティ”の新作ネックレス(175万5600円)を日本先行発売する。同ネックレスは、スクエア型の“クッションシェイプ”の大小のモチーフが絡み合う存在感のあるデザインで、10月31日から「カルティエ」店舗、 公式オンラインストアで取り扱う。

 

特設サイト(モバイルのみ)

イベント概要

◾️“トリニティ 100” ポップアップ

日程:10月31日〜11月17日
時間:平日 12:00〜19:00/土日祝 11:00〜19:00(最終入場18:30)
場所:表参道交差点
住所:東京都港区南青山5-1-1
入場料:無料

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「エムエム6 メゾン マルジェラ」×「サロモン」 新作はサロモンの定番シューズを大胆にアップデート

「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」は10月17日、「サロモン(SALOMON)」とコラボレーションしたシューズ“エムエム6 メゾン マルジェラ × サロモン エックス・ティー・メリー・ジェイ エムエム6 メゾン マルジェラ”(7万400円)を発売する。「エムエム6 メゾン マルジェラ」と「サロモン」の公式オンラインストア、直営店ならびに一部セレクトショップで展開する。カラーは“ブラック × ブラック ×グレー”と“ジンジャー × グリーン ×グリーン”の2色展開。

本アイテムは、サロモンのクラシックなトレイルランニングシューズ“エックス・ティー・フォー(XT-4)”にアレンジを加えたもので、シューズのタフなソールと繊細で複雑なアッパー構造のコントラストを生み出している。つま先に開きのあるデザインと一本の細いストラップでまったく新しいシューズを目指した。

アイテム一覧

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「ケリング」が環境と社会にポジティブな影響をもたらすことができる企業11社を選出

ケリング(KERING)は、同社が今年日本で開始したアワードプログラム“ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン”の上位11社を発表した。同11社はメンターシップセッションや集中支援プログラムの参加後、11月8日に上位3社を決めるファイナルピッチに進む。上位3社にはファッションとビューティ分野のイノベーションリーダーとの交流を目的としたヨーロッパ研修の機会を始めとする特典が提供され、最優秀企業には、賞金1000万円が授与される。なお、ファイナルピッチはオンラインで視聴可能だ。

“ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン”はサステナブル・ファッションとビューティ業界において環境と社会にポジティブなインパクトをもたらすイノベーションを発掘することを目的として今年3月に日本で開始した。代替原材料・素材/製造工程(グループA)とリテール / 消費者エンゲージメント(グループB)というサブテーマごとに募集を募った本プログラムには120社を超えるスタートアップ企業および研究者からの応募が寄せられた。上位3社の発表は2025年3月に東京で行われる。

ファイナリストピッチ概要

◾️“ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン”ファイナリストピッチ(オンライン配信・事前登録制)
日程:11月8日
時間:15:00〜17:00
場所:ケリング ジャパン本社
配信リンク&イベントページ

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「エル・エル・ビーン」から特別な“フィールド・コート”3型 アイテム100周年を記念

米国発の「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」は、人気アイテム“フィールド・コート”の誕生100周年を記念し、特別な“フィールド・コート”3型を発売した。

1924年に発売した“フィールド・コート”(当時の名前は“メイン・ダック・ハンティング・コート”)は、ハンティングウエアとしての実用性と、カジュアルウエアとしての洗練されたスタイルの両立をかなえ、幅広い支持を集めてきた。現在は“オリジナル・フィールド・コート”(全2色、各2万9000円)として、デザインは当時のままに、機能面の改良を重ねながら今もなお愛され続けている。

スペシャル アニバーサリー エディション

“1924 フィールド・コート”

1924年に登場したオリジナルを忠実に再現した“1924 フィールド・コート”(全4色、各4万2900円)がメンズとウィメンズで登場。ヘリテージなルックスと肌触りを再現するため、表地には老舗「ブリティッシュ ミラ レーン(BRITISH MILLERAIN)」のオイルドコットンを使用。裏地には、「エル・エル・ビーン」が誇るソフトかつタフなシャミークロスを配した。

“ビーンズ フィールド・コート インサレーテッド“

日本の気候に合わせて開発された“ジャパン エディション”からは、次世代の3D構造で真冬も暖かく過ごせる中綿素材3DeFX+を採用したコート2型が登場。ショート丈の“ビーンズ・フィールド・コート インサレーテッド”(各2色、各3万5000円)とロング丈の“ビーンズ・ロング・フィールド・コート インサレーテッド”(各2色、各3万9000円)を、それぞれメンズとウィメンズで用意した。暖かさと動きやすさを実現した「エル・エル・ビーン」らしいデザインとなっている。

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ポマードブランド「ブロッシュ」と「サノバチーズ」が初コラボ 紅茶の香りのポマード

日本発のポマードブランド「ブロッシュ(BROSH)」は、「サノバチーズ(SON OF THE CHEES)」と初となるコラボアイテムを10月18日に発売する。

コラボアイテム

今回のコラボでは、“ポマード” (2750円)、“ミニチュア”(1万3200円)、“ソックス”(2420円)を販売する。“ポマード”は、オリジナルのポマードと同様に、しっかりと抑えつけられる強いホールド力と、操作性の高さはそのままに、香りは「サノバチーズ」の人気商品の香水“LIPPTON”を使用。柑橘を思わせる爽やかな香りがほのかに漂う、まるで淹れたての紅茶のような芳醇な香りとなっている。

“ミニチュア”はコミュニティスペース「サノバチーズ」に実在したPOOLのミニチュアで、“SON OF THE BROSH”のコラボロゴとポマードカラーの特別仕様となっている。

“ソックスは、「サノバチーズ」の定番プールソックスを“SON OF THE BROSH”のコラボロゴとポマードカラーにアレンジした。

ローンチパーティー

また、今回のコラボアイテムの発売を記念して、10月18日17時から21時まで「サノバチーズ ストア」でローンチパーティーを開催する

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ポマードブランド「ブロッシュ」と「サノバチーズ」が初コラボ 紅茶の香りのポマード

日本発のポマードブランド「ブロッシュ(BROSH)」は、「サノバチーズ(SON OF THE CHEES)」と初となるコラボアイテムを10月18日に発売する。

コラボアイテム

今回のコラボでは、“ポマード” (2750円)、“ミニチュア”(1万3200円)、“ソックス”(2420円)を販売する。“ポマード”は、オリジナルのポマードと同様に、しっかりと抑えつけられる強いホールド力と、操作性の高さはそのままに、香りは「サノバチーズ」の人気商品の香水“LIPPTON”を使用。柑橘を思わせる爽やかな香りがほのかに漂う、まるで淹れたての紅茶のような芳醇な香りとなっている。

“ミニチュア”はコミュニティスペース「サノバチーズ」に実在したPOOLのミニチュアで、“SON OF THE BROSH”のコラボロゴとポマードカラーの特別仕様となっている。

“ソックスは、「サノバチーズ」の定番プールソックスを“SON OF THE BROSH”のコラボロゴとポマードカラーにアレンジした。

ローンチパーティー

また、今回のコラボアイテムの発売を記念して、10月18日17時から21時まで「サノバチーズ ストア」でローンチパーティーを開催する

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英国発ファッション・ライフスタイルブランド「トースト」が日本初上陸 ポップアップを開催

英国発のファッション・ライフスタイルブランド「トースト(TOAST)」が日本初上陸し、10月19〜27日に渋谷のニドでポップアップを開催する。

「トースト」は1997年、ジェームズ(James)とジェシカ・シートン(Jessica Seaton)夫妻がウェールズの豊かな自然とのどかな田園地帯にあるファームハウスを拠点に始めた。上質な素材とタイムレスなデザインが特徴のナイトウエアやルームウエアを中心に、シンプルで心地よい暮らしを提案。現在はシンプルで機能的な美しい洋服、ホームウエアのほか、生活を彩る編集コンテンツを展開中だ。

ビジュアル写真

ブランド初上陸に伴い、10月19〜27日に渋谷のニド(N id)でポップアップを開催する。19、20日は刺しゅう作家のアツミ(atsumi)によるスペシャルワークスペースも登場する。

◼︎ポップアップ
日程:10月19〜27日
定休日:火、水、木
時間:13:00〜19:00(月、金)、12:00〜19:00(土、日、祝)
場所:ニド
住所:東京都渋谷区神南1-3-2 久保井ビル1階

アイテム一覧

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英国発ファッション・ライフスタイルブランド「トースト」が日本初上陸 ポップアップを開催

英国発のファッション・ライフスタイルブランド「トースト(TOAST)」が日本初上陸し、10月19〜27日に渋谷のニドでポップアップを開催する。

「トースト」は1997年、ジェームズ(James)とジェシカ・シートン(Jessica Seaton)夫妻がウェールズの豊かな自然とのどかな田園地帯にあるファームハウスを拠点に始めた。上質な素材とタイムレスなデザインが特徴のナイトウエアやルームウエアを中心に、シンプルで心地よい暮らしを提案。現在はシンプルで機能的な美しい洋服、ホームウエアのほか、生活を彩る編集コンテンツを展開中だ。

ビジュアル写真

ブランド初上陸に伴い、10月19〜27日に渋谷のニド(N id)でポップアップを開催する。19、20日は刺しゅう作家のアツミ(atsumi)によるスペシャルワークスペースも登場する。

◼︎ポップアップ
日程:10月19〜27日
定休日:火、水、木
時間:13:00〜19:00(月、金)、12:00〜19:00(土、日、祝)
場所:ニド
住所:東京都渋谷区神南1-3-2 久保井ビル1階

アイテム一覧

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自然と共存するバリ発ジュエリー「ニーン」が日本上陸 3代目バチェロレッテが人気リアリティーショーで着用

バリ発ジュエリー「ニーン(NIIN)」が日本に上陸した。同ブランドは2009年、“地球を軽やかに歩く”をコンセプトにジェニーン・スーが設立。貝がらや木材などの天然素材を使用したジュエリーは、クラフト感たっぷり。新作のラボグロウン・ダイヤモンドを使った“ジェントルダイヤモンド”コレクションは、人気のリアリティショー「バチェロレッテ・ジャパン」で武井亜樹が着用している。採用のきっかけは、同シリーズのバリでの撮影で、スーがプロデューサーに出会い、コレクションを見せたところ採用されたという。

リサイクル素材を使用した自然と共存するジュエリー

創業者のスーは、ロンドン生まれ。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校(Central Saint Martins)を卒業後、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」などでファッションのデザインをしながら、ロンドンのポートベローマーケットでインドから輸入したジュエリーを販売していた。彼女は、「ファッション業界の廃棄物の多さを見て、自然と共存するブランドを立ち上げたいと思った」と話す。そして、香港へ移住後2009年にジュエリーブランド「ニーン」を設立。天然素材を使用した環境に優しいハンドメードのジュエリーを提案している。「使用するほぼ全ての素材がリサイクルしたもの。レストランで出る貝がらや家具工場の廃材などを調達してジュエリーにしている」と言う。ジュエリー・デザイナーであるジョン・ハーディによるバリのサステナブルな未来を目指す教育を実践するグリーンスクールに感化され、コロナを機にバリへ拠点を移した。「バリに住むのが夢だった。デザインはバリで生産は東南アジアで行っている」。

「ニーン」が提案するジュエリーの約8割がアクセサリー、2割がファインジュエリー。全てのジュエリーはバリでデザインされ、東南アジアで生産されている。ファインジュエリーには、ラボグロウンのダイヤモンドやサファイア、ルビー、エメラルドなど、アクセサリー同様、環境に優しい素材を採用。中心価格帯は、アクセサリーが3万〜5万円、ファインジュエリーが40万〜80万円。現在、ロンドンのセルフリッジや免税大手DFSグループ、高級リゾートのアマン(AMAN)などで販売している。

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石川祐希を起用した「トッズ」24年秋冬メンズコレのシーズンビジュアルが公開

「トッズ(TOD'S)」は新たに「トッズ フレンズ」に就任したプロバレーボールプレイヤーの石川祐希を起用した2024年秋冬メンズコレクション「マテリア」のシーズンビジュアルとムービーを公開した。

今回のムービー&ビジュアルの中で石川は、オーバーコート、ラムレザーのレーシングジャケットやバイカージャケットなど直線的なラインを持つアウターに、ハイゲージのタートルネックニットをインナーにして、プリーツが美しいキャロットパンツやストレートパンツを合わせた。

アクセサリーにはトッズのアイコンである“T タイムレス”のバッグやベルト、ブーツ“トッズ W.G.”や“ディーアイ バッグ”のミニバッグを始め、新作の“T ビンテージ スニーカー”やタンクソールの新シリーズのローファーなどをコーディネートした。

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リーバイスが「フルカウント」を3度目の提訴 “レッドタブ”や“アーキュエイトステッチ”に類似したデザイン使用でトラブル

リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS以下、リーバイス)は9月、日本のデニムブランド「フルカウント(FULLCOUNT)」およびアメリカの小売業者フランクリン&ポー(FRANKLIN & POE)、スタンダード&ストレンジ(STANDARD & STRANGE)の3社がリーバイスの商標権を侵害しているとして、商標使用の差し止めおよび侵害品の押収、損害賠償などを求めて提訴した。

リーバイスによると、「フルカウント」が30周年記念コレクションの一部として発表したデニムジャケット、ジーンズ、Tシャツなどが、リーバイスの商標を侵害しているという。具体的には、リーバイスのジーンズのバックポケットに付いている“レッドタブ”や“アーキュエイトステッチ”と呼ばれるアーチ型の刺しゅうに類似したデザインが使用されていると主張する。

「フルカウント」からもリーバイスからも、コメントは得られなかった。

「フルカウント」がリーバイスの商標を侵害したのはこれが3度目で、過去には2009年と18年に訴訟となった。いずれの裁判もリーバイスの主張が認められ、侵害品の製造・販売などが差し止められた。リーバイスは、過去にも類似の紛争が起きていることから「フルカウント」の行動は故意であり悪意があったと主張する。

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コートニー・カーダシアンのサプリブランド「レム」が植物由来の減量サプリを発売

コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)が手掛けるサプリメントブランド「レム(LEMME)」はこのほど、合成薬に代わる体重管理サプリメント“レム GLP-1 デイリー”(60カプセル、90ドル=約1万3400円/同、定期契約で72ドル=約1万700円)を発売した。3つの植物由来成分を配合し、空腹感の抑制と健康的な血糖値をサポートし、健康的な体重管理を促す。公式ECで取り扱う。

“レム GLP-1 デイリー”には、エリオミン・レモン果実エキスとスプレサ・サフランエキス、モロシル・レッドオレンジ果実エキスという、臨床的に研究され、特許を取得した成分を配合した。市販されている医薬品のような合成GLP-1を使用するのではなく、時間をかけて体内のGLP-1レベルを自然と増加させることを目的とする。

同商品は、代謝促進により脂肪の燃焼をサポートする“レム バーン”(60カプセル、40ドル=約5900円)や、食欲抑制にアプローチする“レム カーブ”(60カプセル、40ドル=約5900円)などを含む、減量に焦点を置いたラインアップを充実させる。ブランドのパートナーであるサイモン・ハック(Simon Huck)は、「減量や食欲抑制以外にも炎症を抑えたり、老化を遅らせたり、エネルギーをみなぎらせたり、健康的なホルモンをサポートしたりと、素晴らしい利点がたくさんある」と話す。“レム バーン”と“レム カーブ”の長所を組み合わせた自信作だという。カーダシアンは声明の中で、「医療諮問委員会と協力して何年も時間を費やし、“レム GLP-1 デイリー”の処方を、GLP-1サプリメント市場で最も効果的なものに仕上げた。完成した最先端の処方に誇りを持っている」と述べる。毎日使用することで、8週間後には効果が現れるという。

多くのブランドがオゼンピックブームに便乗

サプリメントのカテゴリーでは最近、多くのブランドがオゼンピックブームに乗り、新商品を発売したり、関連商品のメッセージ性を高めたりしている。“レム GLP-1 デイリー”は、オゼンピック(OZEMPIC)やマンジャロ(MOUNJARO)、ウゴービ(WEGOVY)など、市販されている多くの医薬品に代わる天然由来の代替品を提供することを目的とする。産婦人科医であり「レム」医療諮問委員会メンバーのキャスリーン・ヴァレントン(Kathleen Valenton)は、「GLP-1は体内のペプチドで、満腹感を与える働きがある。注射の代わりに、より自然なものが必要」と話す。同氏によると、薬の副作用はもちろんのこと、毎週の注射に対して嫌悪感を抱く人も多いという。

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プロエンザ スクーラーに新CEO ECなどデジタル分野の経験が豊富

プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)は、ケイ・ホン(Kay Hong)最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。これに伴い、後任として社外からラグジュアリーおよびデジタル分野の経験が豊富なシーラ・スヴェイケ・スナイダー(Shira Suveyke Snyder)を迎えた。

スナイダー新CEOは、ラグジュアリーとファッション分野で20年以上のキャリアを持っている。アパレルECのショップボップ(SHOPBOP)やラグジュアリーEC大手ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP以下、YNAP)で要職を務めたほか、YNAPが運営するディスカウントEC「アウトネット(THE OUTNET)」の設立メンバーでもあるなど、デジタル分野での経験も豊富だ。直近では、ラグジュアリーブランドに投資している投資会社でコンサルタントおよびアドバイザーを務めていた。

ホン前CEOは、アパレルや食品関連の小売業界における経験が豊富で、事業再建のエキスパートとして知られている。プロエンザ スクーラーには、共同創業者兼クリエイティブ・ディレクターであるジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandez)が、当時ブランドを保有していたプライベート・エクイティーなどから全株式を買い戻した2018年11月に加わった。なお、ホン前CEOは退任後も取締役会のメンバーとして残留する。

創業デザイナーデュオのコメント

マッコローおよびヘルナンデス共同創業者兼クリエイティブ・ディレクターは、「シーラは私たちのビジョンを直感的に理解してくれる優れたリーダーで、豊富な業界経験と情熱を持ってブランドを次の段階へと導いてくれるだろう。また、過去6年にわたってブランドの土台をしっかり築いてくれたケイに深く感謝している」とコメントした。

プロエンザ スクーラーは、02年にニューヨークで設立。今後は実店舗と共にECを強化し、さらなる成長を目指すという。

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「ダックス」が「名探偵コナン」と再びコラボ 江戸川コナン着用のシャーロックハットも

「ダックス(DAKS)」はアニメ「名探偵コナン」とのコラボアイテムを発売した。少年サンデープレミアムショップで取り扱い中だ。

コラボ第2弾となるタオルハンカチ(1650円)は「ダックス」を象徴するハウスチェック柄に、ブランドのロゴと江戸川コナンのイラストをプリントし、表面が箔押しのボックスには、同作品の単行本1巻の表紙イラストをデザインした。また、単行本1巻の表紙イラストで、江戸川コナンが着用している帽子を再現したシャーロックハット(7480円)や、単行本1巻の表紙イラストをモチーフにデザインしたDAKSベアをあしらったトートバッグ(6380円)も用意する。

アイテム一覧

阪急うめだ本店9階アートステージでは10月16〜21日、“ダックス 130周年アニバーサリーフェア”を開催し、ブランドの歴史とこれからの歩みが感じられるブースを設置する。「名探偵コナン」とのコラボグッズ、その他英国老舗アパレルブランド同士のコラボ商品、紅茶など食分野とのコラボ商品をそろえる。また10月24〜30日まで京王百貨店新宿店1階イベントスペースでもポップアップストアをオープンする。

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「オーディナリー」を手掛けるデシエムがボディーケアブランド「ルーファ」立ち上げ

スキンケアブランド「オーディナリー(THE ORDINARY)」を手掛けるデシエム(DECIEM)はこのほど、新たなボディーケアブランド「ルーファ(LOOPHA)」を立ち上げた。ハンドウォッシュとボディーウォッシュをそれぞれ2種類の香り“ブロードリーフ フォレスト”と“ウード&アンバー”で展開する。価格はそれぞれ18ドル(約2600円)で、販路は自社EC。10月にはチョークの香りを発売予定だ。

デシエムはエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)が今年の初め、17億ドル(約2500億円)で買収。シエムのニコラ・キルナー(Nicola Kilner)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「現在わが社は『ルーファ』のほか3ブランドを手掛けるほか、今後も新たなブランドを発表予定だ」と話す。同氏は売り上げについてコメントしなかったが、業界筋は「ルーファ」の売上高は初年度で2000万~3000万ドル(約29億〜44億円)に達すると予想している。

「ルーファ」は故ブランドン・トラックス(Brandon Truaxe)創業者が2016年に商標登録したことに由来している。石けんの泡を模したOのブランドロゴは当時に由来するもの。キルナー共同創業者兼CEOは「『オーディナリー』は機能性が全て。一方『ルーファ』のようなバス&ボディーケア用品は感性に基づいて購入される。全ての香りは重ね付けでき、互いに補完し合う」と語る。現在30アイテムを開発中で、25年には美容液やボディークリーム、ボディーミストを発売する。「オーディナリー」が扱わないペットケアやランドリーアイテムにも進出予定だ。

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「オーディナリー」を手掛けるデシエムがボディーケアブランド「ルーファ」立ち上げ

スキンケアブランド「オーディナリー(THE ORDINARY)」を手掛けるデシエム(DECIEM)はこのほど、新たなボディーケアブランド「ルーファ(LOOPHA)」を立ち上げた。ハンドウォッシュとボディーウォッシュをそれぞれ2種類の香り“ブロードリーフ フォレスト”と“ウード&アンバー”で展開する。価格はそれぞれ18ドル(約2600円)で、販路は自社EC。10月にはチョークの香りを発売予定だ。

デシエムはエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)が今年の初め、17億ドル(約2500億円)で買収。シエムのニコラ・キルナー(Nicola Kilner)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、「現在わが社は『ルーファ』のほか3ブランドを手掛けるほか、今後も新たなブランドを発表予定だ」と話す。同氏は売り上げについてコメントしなかったが、業界筋は「ルーファ」の売上高は初年度で2000万~3000万ドル(約29億〜44億円)に達すると予想している。

「ルーファ」は故ブランドン・トラックス(Brandon Truaxe)創業者が2016年に商標登録したことに由来している。石けんの泡を模したOのブランドロゴは当時に由来するもの。キルナー共同創業者兼CEOは「『オーディナリー』は機能性が全て。一方『ルーファ』のようなバス&ボディーケア用品は感性に基づいて購入される。全ての香りは重ね付けでき、互いに補完し合う」と語る。現在30アイテムを開発中で、25年には美容液やボディークリーム、ボディーミストを発売する。「オーディナリー」が扱わないペットケアやランドリーアイテムにも進出予定だ。

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「VT」のガシャポンが登場 定番クレンジングやシートマスクがチャームに

韓国発スキンケアブランド「ブイティー(VT)」は10月第3週から、バンダイとコラボレーションしたガシャポン“ブイティー コスメティック ミニチュアチャーム”(全5種、1回300円)を発売する。全国のガシャポンバンダイオフィシャルショップ、玩具売場、量販店、家電店などに設置されたガシャポン自販機シリーズで販売する。

「ブイティー」の人気商品を全高約2.4cm~5.3cmのミニチュアで再現した同アイテムは、クレンジングの“シカ マイルドフォームクレンザー”、シートマスクの“シカ デイリースージングマスク”、導入美容液の“リードルショット 300”、スキンパウダーの“シカ ノーセバムマイルドパウダー”、クレンザー・トナーパッド・化粧水・クリームが入ったトライアルキットの“シカ トライアルキット”の全5種をラインアップする。“リードル ショット 300”は本体部分がメッキ仕様、“シカ トライアルキット”は本物さながらのパウチ仕様と細部まで再現している。

アイテム一覧

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「VT」のガシャポンが登場 定番クレンジングやシートマスクがチャームに

韓国発スキンケアブランド「ブイティー(VT)」は10月第3週から、バンダイとコラボレーションしたガシャポン“ブイティー コスメティック ミニチュアチャーム”(全5種、1回300円)を発売する。全国のガシャポンバンダイオフィシャルショップ、玩具売場、量販店、家電店などに設置されたガシャポン自販機シリーズで販売する。

「ブイティー」の人気商品を全高約2.4cm~5.3cmのミニチュアで再現した同アイテムは、クレンジングの“シカ マイルドフォームクレンザー”、シートマスクの“シカ デイリースージングマスク”、導入美容液の“リードルショット 300”、スキンパウダーの“シカ ノーセバムマイルドパウダー”、クレンザー・トナーパッド・化粧水・クリームが入ったトライアルキットの“シカ トライアルキット”の全5種をラインアップする。“リードル ショット 300”は本体部分がメッキ仕様、“シカ トライアルキット”は本物さながらのパウチ仕様と細部まで再現している。

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「アンリアレイジ」と協業 水の使用量を極限まで削減した次世代プリンター「フォレアス」が描くファッションの未来

京セラ,KYOCERA,フォレアス,アンリアレイジ

京セラドキュメントソリューションズが開発した「フォレアス(FOREARTH)」は、水の使用量を限りなくゼロに近づける「ウォーターフリー・コンセプト」などを採用することで、より環境にやさしいモノづくりを実現した捺染インクジェットプリンターだ。そのコンセプトに共感した「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、このほどパリ・ファッション・ウイークで発表した2025年春夏コレクションに「フォレアス」のプリント技術を採用。多様なプリントで彩られたウエアを披露した。世界全体でサステナビリティの実践が求められる今、“ファッション業界の大きな挑戦である環境負荷軽減に貢献したい”という思いから生まれた革新的プリンターの全貌に迫る。

「フォレアス」が提案する“3つのフリー”

従来の一般的な捺染(生地に模様を印刷すること)では欠かせないスチーマー、洗浄機、浄水設備等、大型の前後処理設備を必要としない「フォレアス」は、水の使用量の大幅削減に加え、CO₂排出量とエネルギー消費量の削減にも貢献する。その革新性を裏付けるのが、“3つのフリー”だ。1つ目は、水の使用量を極限まで削減する「ウォーター・フリー・コンセプト」。従来の染料によるアナログ捺染では、「捺染」「スチーム」「洗浄」「版洗浄」という4つの工程で水を必要とし、生地1㎏あたり153Lもの水※1を使用していた。一方、プリントと乾燥のみで全工程が完了する「フォレアス」ではプリント工程には水を一切必要としない。機器のメンテナンスに用いられる水の量にもこだわり、循環ベルト洗浄システムを搭載することで、生地1㎏あたりの水使用量を0.02L※2まで大幅に削減した。

2つ目は、デザインに自由をもたらす「クリエイティブ・フリー」だ。これまでの染料捺染では、生地の種類に応じて異なるタイプの染料を使う必要があり、染料デジタル捺染では、それぞれに設備を用意する必要があった。一方、「フォレアス」では京セラインクジェットヘッドを使って、独自開発の水系顔料インクと前後処理剤の3層構造を実現する事で、1台で綿やシルク、ポリエステル、ナイロン、混紡など多種多様な生地への捺染を実現し、生地本来の柔らかさを保ちながら多彩なデザインを高精度でプリント可能にした。そのため、デザイナーズファッションをはじめ、アパレルやスポーツウエアから、キッズウエア、ホームテキスタイルまで幅広いカテゴリーに活用することができる。

そして、3つ目は設置場所を選ばない「ロケーション・フリー」。従来の染料捺染では、印刷設備を水資源のある場所に設置されてきた。しかし、少量の水しか必要とせず、省スペースなデザインの「フォレアス」なら、場所の選択肢が広がり、消費地やその近くに印刷拠点を設けることも可能。リードタイムの短縮や物流コスト削減にもつながる。加えて、従来の染料捺染のような別設備による事前準備工程やスチーム、洗浄などの工程が不要なため、デザインから製品までの工程が大幅に短縮される。小ロット印刷や短納期にも対応可能で、余剰生産を抑えることができる。

※1 : Kujanpää , M. & Nors , M. (2014). Environmental performance of future digital textile printing. VTT Technical Research Centre of Finland.VTT Customer Report Vol. VTT CR 04462 14
※2 : 2022年 京セラドキュメントソリューションズ調べ

京セラの技術で実現した、
優れた色再現性と印刷安定性

パリで発表された「アンリアレイジ」のコレクションでも示されたのは、風に舞うように薄く軽やかな生地の柔らかな風合いを保ちながら高品質なプリントを行うことができる、「フォレアス」の優れた色再現性と繊細な表現力。そこには、徹底的にサステナブルな印刷にこだわった、京セラの技術が詰まっている。プリントの要となるインクジェットプリントヘッドには、デジタル捺染において世界トップシェア※3を誇る京セラ製ヘッドを採用。独自開発の水系顔料インクと前後処理液を搭載したオールインワン捺染システムにより、生地が搬送された約6分後には、プリント生地が乾燥機から搬出されるというスピーディーな印刷が可能になった。

また、インクジェットプリントヘッドには、インクの温度と粘度を一定に保つ常時循環システムや自動メンテナンスシステムを搭載。安定した発色と優れた色再現性による高精細なプリントを実現した。「フォレアス」はプリント工程のみで色が決まるため、プリント後の工程が色に影響を与える可能性があった従来のアナログ捺染やデジタル捺染における課題もクリア。デジタル制御による色彩表現で、経験や勘に頼らず、常に高いクオリティーを保つことができる。

※3 : 印捺面積において 2022WTiNより

「アンリアレイジ」デザイナーが語る、
「フォレアス」を活用した
クリエイション

「アンリアレイジ」の2025年春夏コレクションのコンセプトは、「風」。内蔵した小型のファンから風を送り込むことで膨らみ、非日常的な形に変わるウエアを提案した。メーン素材に用いたのは、1平方メートルあたり23グラムという極めて軽く薄い柔らかなナイロン。そこに風によって散らばる模様や宙を舞う花びらなどの柄を描くために「フォレアス」のプリント技術を活用した。森永邦彦デザイナーに「フォレアス」の魅力や可能性からクリエイションへの考えまでを聞いた。

WWD:昨シーズンから「フォレアス」のプリント技術を用いているが、実際にクリエイションに取り入れてみてどうだったか?
森永:今回のコレクションで重要だったのは、テキスタイルの質感と軽さや薄さ。特に顔料インクを使った従来のプリントでは、生地が硬くなってしまったり、インクの分だけ重さや厚さが出てしまったりするが、その課題の解消を「フォレアス」を使うことで実現できた。実際プリントした生地は、すごくしなやかで軽さも失うことなく、それでいて発色が良い。染色時に水で洗う工程があると取れてしまう防風加工との相性も良く、水を使わずに印刷するという「フォレアス」の技術が、今回のコレクションのフォルムと印象を支えてくれた。

WWD:これまでもコレクションやショー演出に最先端テクノロジーを取り入れてきたが、その理由は?
森永:テクノロジーによって、ファッションは今までにない領域に行けると思う。テクノロジー自体は、一見すると自然と相反するものであり、人間の感情と対立するもののように感じられる。しかし、そうではなく、テクノロジーによって自然と共生することが可能になる。そして、テクノロジーによって、ファッションは人の感情をもっと揺さぶることができるだろう。だからこそ、「アンリアレイジ」は積極的にテクノロジーを取り入れている。

WWD:ファッションにおけるサステナビリティの重要度が高まっており、そこに取り組むことはモノづくりの前提になりつつある。そんな現代において、ファッションデザイナーには何が必要か?クリエイションにおいて大切にしていることは?
森永:デザイナーとして大事だと考えているのは、何を作るかというよりも、どう作るかということ。それはつまり、制作過程でどの選択肢を取り入れ、自分たちの世界を表現するかということだ。結果論として、作る形やプリントの表現は他の手法でもできるかもしれない。ただ、その過程において風の力を借りたり、水を使わないプリント技術を活用したりという選択をしていくことが、未来につながり、次の時代とつながるきっかけになると思う。

WWD:最後に、「フォレアス」に対して特に可能性を感じている部分は?
森永:一つは、今まで当たり前だった「水を使う」という概念とは全く異なるテクノロジーなので、コンパクトでどこでもスペースを取らずに印刷ができるということ。そして、印刷に使う生地も幅広く選択可能だ。生地をプリントしたりデザインしたりすることは今までハードルの高い領域だったが、「フォレアス」を使えば、学生を含め多くのデザイナーが作りたいものを実現できると思う。スピードも驚くほど速く、地球環境へのダメージを抑えることができるので、クリエイションの可能性がより広く開かれていくだろう。

「フォレアス」開発の背景と
今後の可能性

京セラはグループ全体で、よりサステナブルな未来に向けた取り組みを行っている。京セラドキュメントソリューションズのサステナビリティ推進を率いる小山圭介マーケティング本部長に、「フォレアス」開発の背景から今後の可能性や展望までを聞いた。

WWD:まず、京セラではどのような姿勢でサステナビリティに取り組んでいるのか?
小山圭介マーケティング本部長(以下、小山):京セラの新たなイノベーションは、サステナビリティに役立つものしか作らないということが必要条件だ。企業としてのサステナビリティを考えることはもとより、お客さまが求めるサステナビリティに寄与することができる製品を提供することが重要だと考えている。お客さまが満足し、環境や社会も良くなり、企業としても潤う。この3つを同時にかなえていく必要がある。

WWD:では、「フォレアス」の具体的な開発のきっかけは?その中で苦労した点は?
小山:開発に着手したのは、2018年。もともとプリンター事業からスタートした京セラドキュメントソリューションズは、ペーパーレスが進む中、事業の多角化を考えて「捺染」に取り組むことになった。当時、ファッション業界では余剰在庫の廃棄なども問題になっており、それならば環境への配慮に秀でた製品を作ろうということを決めた。まず行ったのは、生地メーカーやアパレルメーカーを回ってのペインのヒアリングだ。そこから、染色における水質汚染や労働環境といったお客さまが抱えている問題を徹底的に解消することを目指し、約6年をかけて作り上げた。開発の中で難しかったのは、京セラならではの特徴を出すために環境に配慮した水系顔料インクを使用するという必須条件の中で、綺麗な発色と生地本来の柔らかさという相反する要素を両立すること。通常、顔料インクでプリントすると生地がゴワゴワしてしまうが、京セラがもつインクジェットプリントヘッドの技術とデジタルテクノロジーを生かして、その難題を解決した。

WWD:企業にとって「フォレアス」を導入するメリットとは?
小山:一つは、環境にやさしい印刷方法というのがステータスになる。そして、「フォレアス」は水の使用を極限まで削減しているので、排水処理を考える必要がない。例えば、デザイナーズファッションであれば、デザイナーのもとで試し刷りや確認を行い、完成版のデータを遠くにある縫製工場に送って印刷し実際の服を作れるので、製作にかかる時間を一気に短縮することができる。これはあくまで一例であり、いろいろな応用展開ができると考えている。

WWD:「アンリアレイジ」との協業に加え、「楽天 ファッション ウィーク東京」では「テルマ(TELMA)」へのプリント生地の提供も行った。今後もこのようなデザイナーズブランドとの取り組みは積極的に行っていくのか?
小山:前提として必要なのは、双方がサステナビリティの取り組みに共感すること。共感できれば、誰でも仲間になれると思う。現在の「フォレアス」には少量多品種的なものが特にマッチしやすいので、声をかけていただきたいし、前向きに検討していきたい。

WWD:「フォレアス」の今後の展望や可能性については、どのように考えているか?
小山:今はまだ、認知を高めていく段階だと考えている。そのためには、第一線で活躍しているデザイナーやメーカーに使ってもらい、認められたという事実も重要だ。また「フォレアス」はデジタル印刷の特徴である“必要な時に必要な分だけ”に加え、“どこでも”“誰でも”使うことができる製品。加えて、汎用性が高く、コットン、ポリエステル、ナイロン等の代表的な生地に加え、風合いが大切なシルクや、プリントの難しいアセテートにも発色良くやわらかなプリントができる。又、顔料インクは、耐熱性や耐光堅牢性(UVによる耐退色性能)も高く、カテゴリーを絞ることもない。そんな特徴を生かした製品づくりに幅広く活用していただきたい。その結果、より多くの人に知っていただければ、さらに可能性が広がっていくだろう。これから取り組んでいくのは、発色性能をさらに改良したり、特別色に対応したりと、バリエーションを増やしていくこと。実際のニーズを拾い、小型化や生産力向上も考えられる。何より大切なのは、「フォレアス」の輪を広げていくことだ。その延長線上に、お客さまも社会も企業も幸せになる未来が描けるのではないかと思う。

INTERVIEW & TEXT: JUN YABUNO
問い合わせ先
京セラドキュメントソリューションズ

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中町綾のコスメブランド「アスネ」から「ファミリーマート」限定アイテムが登場

ユーチューバーの中町綾によるスキンケアブランド「アスネ(ASUNE)」は、ファミリーマート限定商品(3種)を、一部店舗を除く全国の「ファミリーマート」約8000店舗で10月22日に数量限定で発売する。

今回のコラボでは、「アスネ」の定番商品であるクレンジング、化粧水、乳液、クリームのパウチサイズがセットになった限定トラベルキット(770円)、「アスネ」のベストセラーであるバンブートナーをベースにしたファミリーマート限定のシートマスク“バンブートナーマスク”(385円)、普段は30枚入りで販売されている“ハートリーフマスク”のファミリーマート限定デザインの単品シートマスク“ハートリーフマスク”(385円)の合計3アイテムを販売する。

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「ザラ」がケイト・モスとのコラボコレクションを11月30日に発売

 

「ザラ(ZARA)」は11月30日、ケイト・モス(Kate Moss)とコラボレーションしたコレクションを発売する。

ケイト・モスは、「これまで『ザラ』のキャンペーンに携わる仕事をしてきて、彼らのコラボレーションも大好きでした。『ザラ』親会社のインディテックスの会長、マルタ・オルテガ・ペレス(Marta Ortega Pérez)と初めてこのプロジェクトについて話したとき、とても胸が高鳴りました。再び洋服のデザインに挑戦し、スタイリストのケイティ・イングランド(Katy England)と共に仕事ができるのはすばらしいこと。今回のコレクションでは、パーティーシーズンにぴったりのカプセルワードローブを作りたいと思いました。エフォートレスでシック、そして少しエッジの効いたアイテムをそろえ、クラシックなカットに程よいグラマラスさを加え、シーズンを通して楽しめるスタイルに仕上げています」とコメントした。

コレクション詳細については後日発表する。

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「マックス アンド コー」がフレグランス事業を始動 伊フレグランスメーカーのマヴィヴと協業

「マックス アンド コー(MAX&CO.)」はフレグランス事業を始動し、3つの香水からなるファーストコレクションを来年9月に発売する。一部の直営店と、国際的な香水店や百貨店で取り扱う。同ブランドとして初となるフレグランスの製造および販売の海外展開において、イタリアのフレグランスメーカー、マヴィヴ(MAVIVE)とライセンス契約を締結した。

エリア・マラモッティ(Elia Maramotti)=「マックス アンド コー」ブランド・ディレクター兼マックスマーラ ファッション グループ(MAX MARA FASHION GROUP)サステナビリティ・コミッティー メンバーは、「『マックス アンド コー』の歴史における新たな章を発表できることを誇りに思う。マヴィヴは、私たちと同じように、伝統とクラフツマンシップを深く尊重し、長年にわたり研究と革新に取り組んできた真のイタリア企業だ。『マックス アンド コー』の先鋭的で自信に満ちた積極性を再考し、マヴィヴと共に新しい感覚を通して世界に広めていきたい」と話す。

マルコ・ヴィダル(Marco Vidal)=マヴィヴ最高経営責任者(CEO)は、「『マックス アンド コー』は、強い個性を持ち、現代の女性消費者のニーズを代弁できるブランドだ。マヴィヴも重視する品質への思いが強い同ブランドと、パートナーシップを結べてうれしく思う」と述べる。同氏は、「2024年は、新たな自社ブランドの立ち上げや、複数のブランドにおける新たな動きの発表、既存ラインの統合など、多くのニュースがあった。『マックス アンド コー』とのライセンス契約は、マヴィヴのポートフォリオの多様化と、提供サービスの拡充という戦略の一環であり、バランスの取れた成長を伴う野心的な目標を掲げた5カ年事業計画を後押しする」と続ける。

マヴィヴとは

マヴィヴは、ヴィダルCEOが1986年にベネチアで設立したフレグランスメーカー。20世紀初頭に創業した家族経営のヴィダル プロフーミ(VIDAL PROFUMI)から発展した。マヴィヴは、「フルラ(FURLA)」や「エルマンノ シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)」、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の「CR7」など、幅広いブランドのライセンスを持っている。

「マックス アンド コー」を手掛けるマックスマーラ社のメーンブランドである「マックスマーラ(MAX MARA)」は今年7月に、フレグランス商品を開発、生産、販売するためのグローバル独占ライセンス契約を資生堂と締結した。

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マーゴット・ロビーが顔を務める“シャネル N゜5”のキャンペーンフィルムを公開 ルカ・グァダニーノ監督が製作

「シャネル(CHANEL)」はこのほど、ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)監督による“シャネル N゜5”のキャンペーンフィルム「SEE YOU AT 5」を公開した。フィルムには、同フレグランスの顔を務める俳優でプロデューサーのマーゴット・ロビー(Margot Robbie)が出演。大胆不敵で、魅力に溢れた自由な女性を演じる。

2018年に公開した映画「君の名前で僕を呼んで」で脚光を浴びたグァダニーノ監督は、官能的な魅力を放つ作品を得意とする。「SEE YOU AT 5」は35mmフィルムで撮影し、肌の質感やある男性との初めての出会いに向けた感情の高まり、1人の女性と彼女の欲望の対象との間の“震え”を鮮やかに映し出した。

恋愛のめぐり合わせが忘れがたい物語で、洗練された豊かさという目に見えない価値、“シャネル N゜5”に宿る精神を表現する。既成概念としての“女性らしさ”に疑問を抱く全ての女性、ステレオタイプを超えた真実を求め、型にはまった答えは必要としない女性に送る。

ロビーがフィルム内で着用する赤いスカートスーツは、リドリー・スコット(Ridley Scott)監督による1986年公開の“シャネル N゜5”のキャンペーンフィルム「Monuments」で俳優のキャロル・ブーケ(Carole Bouquet)がまとったスーツを参考に制作した。さまざまなミューズが彩ってきたアイコニックな香りを、ロビーが継承する。

“シャネル N゜5”は「自由」を表現する香り

2018年3月からブランドのアンバサダーを務めるロビーは“シャネル N゜5”の顔になることについて、「自分のキャリアや人生において、『シャネル』のようなブランドと関わることができるなんて夢にも思っていなかったわ。しかも“シャネル N゜5”の顔になるなんて、本当に信じられないこと。これまでカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)やキャロル・ブーケ、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、そうそうたる顔ぶれの女性たちが務めてきた“シャネル N゜5”の顔の一員となれて光栄」と述べる。「“シャネル N゜5”をまとう女性は静かな自信に満ち、自分らしいアリュール(魅力)や気品を備えている。自分の運命は自分で決めるし、自立していて、自分が何を望むのか明確に自覚している。私は何かを“望む”女性が好き。女性の欲望というものは、どういうわけかこれまでふたをされがちだったように思う。望みや欲望を持つことを肯定する、それはまさに“自由”。それを表現できるのがこの香りじゃないかしら。『私が求めるものは私の中にある』。この香りは、自分の望みを見つける手助けをしてくれるだけではなく、自分のを望みをより高めてくれるところがすてき」と語る。

またフレグランスについては、「私は昔からずっとフレグランスが大好きなの。幼いころは、大人の女性になって香水をまとえるようになることがすごく楽しみだった。首や手首に毎日つけていて、夜に眠るときもつけているわ。香りには雰囲気を演出する効果があると思っているので、演じる役柄に合わせてフレグランスを選ぶ。それに、香りはその場に留まるもの。誰かが部屋から出て行っても、その人の香りはまだそこにいる。私にとってフレグランスは、自分を解放してくれるものでもあるわ。自分が皆に見せたいと思う姿を演出することは、それ自体が選択であり、選択できるということは自由ということ」とコメントした。

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「RMK」や「スリー」の立役者、石橋寧が化粧品業界に提言  Vol.3 「今改めて考える、PRの意義とは?」

PROFILE: 石橋寧/マーケティングアドバイザー

石橋寧/マーケティングアドバイザー
PROFILE: エキップにて1997年に「RMK」、2003年に「スック(SUQQU)」、08年に設立したACROでは「スリー」「アンプリチュード」「イトリン」を立ち上げ。24年3月に退任し、独立 PHOTO:KOUTAROU WASHIZAKI

――:ここ数年の間、化粧品業界で大きく変わったことの一つに「PR」のあり方が挙げられます。デジタルメディアの台頭とコロナ禍によりずいぶん様変わりしました。

石橋寧(以下、石橋):5、10年前までは紙媒体がメインでしたよね。発表会を開催して、メディアをお呼びしてリリースを渡して、商品を触っていただいて商品説明を行い、そこに参加されたエディターやライターがその後記事を書いて、発表会から早くて2、3カ月後にやっと表に出てくる、という時代が長く続きました。それがSNSの時代がやってきて、発表会を実施したその日のうちに情報が開示されていく。それで何が起きたかというと、メーカーの販売員よりも先に顧客のほうが新商品情報を知るわけです。例えば今までは5月末〜6月に秋の新商品発表会を行うと、速報で7月末にちょっと記事が載って、実際は発売直前の8月末に各女性誌が特集を組むという流れだったから、メーカーは7月末〜8月頭に販売員の教育をすればよかった。ところが発表会直後にお客さんから店頭に問い合わせがあったり、既存商品の買い控えが起こったりもした。今では店舗スタッフには発表会の前に大まかな情報開示をするようになりましたね。

――:私が非常に気になるのは、「PR」という役職が多くの化粧品会社から消えている、つまりマーケティング部署に吸収されているか、外部委託されていることでブランドのコアの部分が継承されていないのでは、という点です。これについてどう思われますか?

石橋:外部委託するブランドが増えましたよね。そのほうがいい場合もあるから一概に「外注がダメ」とは思わないけれど、やっぱりそのブランドを愛して、よく知っていて、商品に対する思いを伝えることがPRじゃないですか。それが外注だとブランドや商品に対する熱量がどうしても欠如すると思うんです。外注するのであれば社員と外部スタッフをうまいこと組み合わせればいいと思うけどね。前回、日本の化粧品メーカーの経営陣に「化粧品」という視点が欠けていて、原価率や採算軸で思考するから、どこも儲かるスキンケアにシフトしているという話をしたけれど(「RMK」や「スリー」の立役者、石橋寧が化粧品業界に提言  Vol.2「なぜメイクアップカテゴリーを軽んじる?」)、PRも同じことだと思うんですね。経営陣がPRというものをあまり理解していないんじゃないのかな。コストを考えた時に生産性という点から、経営陣はまずPRという部署に手をつけようとする。あるいはいくつもブランドを持っている会社なら複数のブランドを兼務させようとする傾向がある。でも振り返ると今、そうしてきたブランドはどうなっている? 皆、地盤沈下しているわけですよ。PRをなくしたことで会社の業績がすごく良くなったというのであれば、効率的で良かったねということになるけれど、そうじゃない。ブランドによっていい悪いがあるならまだしも、全体的にブランド力が落ちているとなると、コスト削減を理由にPRをなくすというのはいかがなものかなと思いますね。

――:引き続きインハウスでPRを抱えているブランドもありますが、結局「ディオール(DIOR)」や「シャネル(CHANEL)」が強いのはインハウスによるPR力も一つの要因に思います。

石橋:やっぱりブランドへの熱量が違ってきますよね。私がACROにいた時は、国内外ともに自分でPRしていたんですよ。商品を持って店長や部長、社長に、原料産地に関するうんちくなども含めてブランドを語るわけです。そうすると皆さんの記憶の片隅に残ってくださっている。相手が百貨店の部長や社長になってくると取引先がファッションから食品まで幅広く何千社にもなるから、化粧品のプレゼンテーションを受けることがあまり多くない。化粧品は今だからこそ訪日客の影響もあり百貨店全体の中で売り上げシェアが10%くらいになっているけど、昔は5%くらいですよ。トップにしてみれば微々たるものだから、関心がないわけじゃないけれど、それが現実。そういう中で原料や生産地の話をしながら商品サンプルをお渡しする。そうすると頭の片隅に残ってくれるわけです。メディア向け発表会では喋りすぎってよく怒られたけれど(笑)、ファウンダー、つまりブランドの責任者としての思いをただ伝えたかった。せっかく忙しい中来てくださるわけだし。PRはもちろんだけど、ブランドのトップや責任者も自ら語ることが大事じゃないかな、と僕は思います。だから喋りすぎって言われるけど、とにかく自分の思いを伝え続ける。皆さんから「今回は期待できそう」と思われるような言葉を1つでも2つでも持って帰ってもらおうと思ってましたから。

――:PRを一度外部に委託してしまうとノウハウが内部に蓄積されず、元に戻すことが難しくなるという問題もあります。

石橋:一概には言えないけれど、PRと経営陣の関係がどうなのか、というところが気になりますね。経営陣は大抵マーケティングの責任者やプロダクトの責任者とコミュニケーションをよく取っているだろうけれど、PRの責任者とどのくらいコミュニケーションを取っているのか。あまり取っていないんじゃないかという気がしてならないんですよね。昔から、経営陣のPRに対する認識が他の部署に比べて薄い傾向にあるように思うんです。コロナ禍のリモートワークを経て、僕が誰とコミュニケーションを取ってきたかというと、一番は開発担当者、次にPR。「最近の商品貸し出しでは何が多いの?」といったことを聞いていましたね。なぜかというと、例えば秋の立ち上がりの時期に新色全般が貸し出された次に、どんな商品に絞られたかを知るため。そこで何が選ばれたかが大事なんです。次が営業かな、百貨店の状況確認のためです。ロジスティクス、総務、経理とかはほとんど会話しませんでした。興味がないのもあったけど(笑)、会話しなくても問題なかったから。ブランドや商品の始まりを告げるのはPRなんですよね。リリースを書く、発表会を実施する、記事にしてもらう。ブランドの顔であるPRを蔑ろにしてはいけないと思いますね。

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「バリー」のCEOが退任、自身の「リンクトイン」で発表 

バリー(BALLY)のニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)最高経営責任者(CEO)は、退任することをビジネスSNSの「リンクトイン(LinkedIn)」に投稿した。バリーは、8月15日に米投資会社リージェント(REGENT)に買収されたばかり。

情報筋によれば、後任にはロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)やディースクエアード(DSQUARED2)のジェネラル・マネージャーを務めていたエンニオ・フォンタナ(Ennio Fontana)が就任するのではないかとの憶測が広まっているという。なお、バリーは本件についてコメントを差し控えるとした。

ジロットCEOの経歴とコメント

ジロットCEOは、フランス・アジャン生まれ。モンテスキュー・ボルドー第四大学を卒業し、1997年にアイウエア小売店グランドビジョン・グループに入社。その後、イタリアのアパレルブランド「コンビペル(CONBIPEL)」を経て、スイスの大手免税店ニュアンス・グループ(NUANCE GROUP)で最高財務責任者に就任。2015年にバリーに入社し、19年にCEOに昇格した。

同氏は、自身の「リンクトイン」に、「1851年の創業以来、クラフツマンシップのシンボルであり続けているブランドを率いたことは、私の人生の中で最もやりがいのある経験の一つだった。任期中には、コロナ禍の混乱、デジタル化、サステナビリティに関する取り組みなどさまざまなことをチームと共に対応したほか、『バリー』が(20年ぶりにショーを開催して)グローバルな存在感を示すところを目撃した」と投稿。「新たなチャレンジをするため」同社を離れると述べた。

「バリー」の歴史と最近の動向

「バリー」は1851年、カール・フランツ・バリー(Carl Franz Bally)がスイス・シェーネンヴェルトで創業した。当初はサスペンダーなどを製造するリボン工場だったが、シューズの生産を始め、急激に事業が拡大。1951年には、カールの孫であるマックス・バリー(Max Bally)が、ブランドの代名詞となるメンズのドレスシューズ“スクリーブ(SCRIBE)”を発表した。マックスの死後、同社は一族以外の起業家に売却されたものの、事業は存続。2018年には、中国最大の繊維メーカーである山東如意がバリーを買収する取引で合意に至ったが成立せず、その後はルクセンブルクの持株会社JABホールディングの傘下となった。24年8月15日、リージェントがJABホールディングから「バリー」を買収した。

クリエイティブ面では、22年1月に「ルード(RHUDE)」のルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)創業デザイナーをクリエイティブ・ディレクターに迎えたものの、23年5月に退任。これに伴い、22年10月に「バリー」に加わったシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)がデザイン・ディレクターに就任した。

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百貨店・ショッピングセンターの「正月休み」を考える:記者談話室vol.148

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

148回目は「百貨店・ショッピングセンターの『正月休み』を考える」です。松屋、高島屋、大丸松坂屋百貨店に続いて阪急阪神百貨店が来年(2025年)1月2日の休業を発表しました。百貨店の正月休みは元日の1日間だけというのが長年の常識でしたが、人手不足の深刻化や従業員満足の高まりを受けて風向きが変わりつつあります。背景を掘り下げてみました。

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百貨店・ショッピングセンターの「正月休み」を考える:記者談話室vol.148

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

148回目は「百貨店・ショッピングセンターの『正月休み』を考える」です。松屋、高島屋、大丸松坂屋百貨店に続いて阪急阪神百貨店が来年(2025年)1月2日の休業を発表しました。百貨店の正月休みは元日の1日間だけというのが長年の常識でしたが、人手不足の深刻化や従業員満足の高まりを受けて風向きが変わりつつあります。背景を掘り下げてみました。

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