「ドン ペリニヨン」バスキアへのトリビュート・コレクション発売を祝宴 バスキアの聖地NYで

プレステージシャンパーニュブランドの「ドン ペリニヨン(Dom Pérignon)」は、現代アーティストのジャン=ミシェル バスキア(Jean-Michel Basquiat)へのトリビュートとなる限定モデル「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015 トリビュート・トゥ・バスキア コレクション」の発表を記念し、このほどNYのブラント ファンデーションでお披露目会を行った。ニューヨークはバスキアにとってゆかりの地であり、同会場は近代美術を中心としたプライベート・アート・コレクション&ギャラリーとしても知られている。イベントにはバスキアの姉、ジェニーン・ヘリヴェック(Jeanine Heriveaux)や女優のゾーイ・クラヴィッツ(Zoë Kravitz )など、セレブリティやアート業界関係者などが多く駆けつけた。

トリビュートコレクションはバスキアが1983年に発表した作品「IN ITALIAN」をモチーフに3種類デザインされ、それぞれ「IN ITALIAN」の一部がそれぞれあしらわれたボックスを3つ組み合わせることで一枚の絵画が完成する仕組みになっている。ボトルのエチケットには、カラフルな「IN ITALIAN」の作品の上に、バスキアのシンボルである王冠が青、黄色、緑でそれぞれ描かれた。「ドン ペリニヨン」のシンボルでもあるシールド(盾)とリンクし、シャンパーニュの王様としての風格を示すかのようなコラボレーションデザインになっている。

シャンパーニュと
音楽を楽しむ没入体験

パーティー会場にはオリジナルの「IN ITALIAN」が飾られ、ゲストたちはシャンパーニュを楽しみながらバスキアの絵画を堪能。夜が深まるとオニックス・コレクティブによるジャズパフォーマンス、続いてDJジャスティン・ストラウスのビートに合わせ、パーティではアートと音楽が融合した没入型の体験を提供した。

「ドン ペリニヨン」は過去にもカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)に始まり、2010年にはアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)へのトリビュート、2013年にジェフ・クーンズ(Jeff Koons)とのコラボレーションを行うなど、ポップアートの巨匠たちと深い繋がりを築いてきた。

トリビュート・コレクションには「ドン ペリニヨン」のヴィンテージ2015のシャンパーニュが使用されている。アッサンブラージュ(ブレンド)を真髄とし、異なる畑のブドウを組み合わせることで多様な味わいを生み出している「ドン ペリニヨン」と、「IN ITALIAN」にも象徴される豊かなモチーフや記号が多用されたバスキアの作風には、ブレンドするという共通項がある。シャンパーニュとアートという異なる分野を超えて、両者は複雑で深みのあるクリエーションを完成させている。

「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2015 トリビュート・トゥ・バスキア コレクション」は10月1日より日本全国の主要百貨店にて数量限定で順次販売されている。

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「ナイキ」× ウータン・クラン 伝説のスニーカーが25年ぶりに復活 11月9日発売

「ナイキ(NIKE)」は、ヒッピホップグループのウータン・クラン(Wu-Tang Clan)とコラボしたスニーカー“ナイキ × ウータン クラン ダンク”(2万900円)を11月9日に発売する。同アイテムは、「SNKRS」および一部の「ナイキ」販売店で販売予定。

オリジナルの限定販売から25年の時を経て、伝説的なスニーカーが復活する。ブラックとポレンのカラーは、オリジナルを忠実に再現した「Killa Beez」のカラーブロッキングが特徴で、高品質なレザーを使用し、ウータン・クランの象徴的な「W」のロゴがシュータンラベルとヒールの外側に刺しゅうされている。

ウータン・クランのリーダーであるRZAは、「オリジナルリリース以来、カルチャーに大きな影響を与えてきたこのダンクは、私にとってもウータンのレガシーにとっても重要な存在です。スニーカー業界は長年、アスリートや一部のエンターテイナーだけに開かれていました。『ナイキ』が私たちをこういった形で受け入れてくれたことは、ヒップホップと私たちがカルチャーに貢献してきた証になります。これまで希少価値が高いアイテムとしての伝説を築いてきたこのシューズを手に入れるチャンスが、ついに多くの人々のもとに訪れるのです。このスニーカーはまさにトロフィーです」とコメントする。

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「ナイキ」× ウータン・クラン 伝説のスニーカーが25年ぶりに復活 11月9日発売

「ナイキ(NIKE)」は、ヒッピホップグループのウータン・クラン(Wu-Tang Clan)とコラボしたスニーカー“ナイキ × ウータン クラン ダンク”(2万900円)を11月9日に発売する。同アイテムは、「SNKRS」および一部の「ナイキ」販売店で販売予定。

オリジナルの限定販売から25年の時を経て、伝説的なスニーカーが復活する。ブラックとポレンのカラーは、オリジナルを忠実に再現した「Killa Beez」のカラーブロッキングが特徴で、高品質なレザーを使用し、ウータン・クランの象徴的な「W」のロゴがシュータンラベルとヒールの外側に刺しゅうされている。

ウータン・クランのリーダーであるRZAは、「オリジナルリリース以来、カルチャーに大きな影響を与えてきたこのダンクは、私にとってもウータンのレガシーにとっても重要な存在です。スニーカー業界は長年、アスリートや一部のエンターテイナーだけに開かれていました。『ナイキ』が私たちをこういった形で受け入れてくれたことは、ヒップホップと私たちがカルチャーに貢献してきた証になります。これまで希少価値が高いアイテムとしての伝説を築いてきたこのシューズを手に入れるチャンスが、ついに多くの人々のもとに訪れるのです。このスニーカーはまさにトロフィーです」とコメントする。

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「ディーゼル」が写真家トリスタン・ホリングスワースの世界初となる個展を開催 コラボアイテムも販売

東京・渋谷の「ディーゼル アート ギャラリー(DIESEL ART GALLERY)」は、11月2日〜2025年1月13日、ロサンゼルスを拠点に活動する写真家トリスタン・ホリングスワース(Tristan Hollingsworth)の世界初となる個展「COLOR WORKS」を開催する。

“色彩を通じて自然、人間の感情、シュルレアリスムを探求する”

本展覧会では、ホリングスワースの代表的な作品に加え、暗黒舞踏で知られる笠井叡を題材にした新作も発表する。笠井叡は、土方巽や大野一雄とともに、舞踏家として日本の前衛舞踏シーンに多大な影響を与えた。ホリングスワースが彼を被写体に選んだのは、日本の文化や芸術 に対する深い関心と敬意を表現するためだという。

また会場では、作品の展示・販売をはじめ、展覧会のために作られた限定グッズや、「ディーゼル」とのコラボレーションアイテムとしてTシャツとフーディーも販売する。ディーゼル渋谷店と公式オンラインストアで取り扱う。

開催概要

■COLOR WORKS
期間:11月2日〜2025年1月13日
場所:デーゼル アート ギャラリー
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチ ディーゼル 渋谷 B1階
開館時間:11:30〜20:00
入場料:無料

アイテム詳細

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「オン」がドイツの「ビューロー・ボルシェ」と初コラボ さまざまなシーンで着られるユニホームを展開

スイスのスポーツブランド「オン(ON)」は11月7日、ドイツ・ミュンヘンのデザインスタジオ「ビューロー・ボルシェ(BUREAU BORSCHE)」と初めてコラボレーションした“アイコン(IKON)”コレクションを発売する。公式オンラインストア、オン フラッグシップストア キャットストリートと一部の取り扱い店で販売する。

今回のコレクションには、ストリートウエアの定番であるトラックスーツを再解釈したアパレルとランニングシューズの“クラウドフロー 4 アイコン”(Cloudflow 4 IKON)をラインアップし、「ビューロー・ボルシェ」ならではのスタイルにアレンジした「オン」ロゴのグラフィックを施した。

ビジュアル

本コラボでは、若者たちが自分のスタイルを確立するための土台となるような、さまざまなシーンで着られる“ユニホーム”を作ることで、未来のIKONS(アイコン)たちのための舞台を整えたいとし、今後も“アイコン”コレクションを発売していくという。

本コレクションについて「ビューロー・ボルシェ」のミルコ・ボルシェ(Mirko Borsche)創業者は、「アイコンコレクションにおける『オン』とのコラボレーションは、創造性と革新性において、とても刺激的なものであった。『ビューロー・ボルシェ』では、コンテンポラリーカルチャーと時代を超えるデザインを融合させることに力を注いでいるが、今回のパートナーシップでは、スポーツウェエアの定義を押し広げることができた。「オン」の技術的専門性とわれわれの審美的ビジョンを組み合わせることで、Z世代の生き生きとしたエネルギーと自分らしくありたいという思いを反映した、現代の若者たちに深く共鳴するコレクションを作り出すことができた」とコメントしている。

アイテム詳細

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「オン」がドイツの「ビューロー・ボルシェ」と初コラボ さまざまなシーンで着られるユニホームを展開

スイスのスポーツブランド「オン(ON)」は11月7日、ドイツ・ミュンヘンのデザインスタジオ「ビューロー・ボルシェ(BUREAU BORSCHE)」と初めてコラボレーションした“アイコン(IKON)”コレクションを発売する。公式オンラインストア、オン フラッグシップストア キャットストリートと一部の取り扱い店で販売する。

今回のコレクションには、ストリートウエアの定番であるトラックスーツを再解釈したアパレルとランニングシューズの“クラウドフロー 4 アイコン”(Cloudflow 4 IKON)をラインアップし、「ビューロー・ボルシェ」ならではのスタイルにアレンジした「オン」ロゴのグラフィックを施した。

ビジュアル

本コラボでは、若者たちが自分のスタイルを確立するための土台となるような、さまざまなシーンで着られる“ユニホーム”を作ることで、未来のIKONS(アイコン)たちのための舞台を整えたいとし、今後も“アイコン”コレクションを発売していくという。

本コレクションについて「ビューロー・ボルシェ」のミルコ・ボルシェ(Mirko Borsche)創業者は、「アイコンコレクションにおける『オン』とのコラボレーションは、創造性と革新性において、とても刺激的なものであった。『ビューロー・ボルシェ』では、コンテンポラリーカルチャーと時代を超えるデザインを融合させることに力を注いでいるが、今回のパートナーシップでは、スポーツウェエアの定義を押し広げることができた。「オン」の技術的専門性とわれわれの審美的ビジョンを組み合わせることで、Z世代の生き生きとしたエネルギーと自分らしくありたいという思いを反映した、現代の若者たちに深く共鳴するコレクションを作り出すことができた」とコメントしている。

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【追悼】三陽商会OBだった「ピーコさん」 元同僚が語る若手社員時代の思い出

9月3日に亡くなった服飾評論家のピーコさん(本名・杉浦克昭さん、享年79)は、19歳で三陽商会に就職して5年ほど働いていた。1960年代の三陽商会でピーコさんと同僚だった井上捷一さんと梨田昭仁(仮名)さんの2人に、ピーコさんとの思い出を語ってもらった。

「野球部のユニホームを『洗ってあげる!』と言い出した」(井上捷一さん)

当時、三陽商会はコートを主力商品にしていて、7~9月あたりは比較的ヒマな時間が多くありました。婦人服営業担当だったピーコは、閑散期はどうも映画館で何本も映画を観る時間に充てていたようです。ピーコは繁忙期には人並み以上にコートをたくさん売ってくれたため、誰からも文句は出ませんでした。

私は社内の野球部に所属していました。ある日、私のユニホームを「洗ってあげる!」と言い出しました。そして神宮外苑での早朝6時からの朝練にも来るようになります。自然な流れで野球部のマネージャーになったんです。

社内でもファッションに対してもこだわりが強かったですね。私はアメカジに憧れ、雑誌を見てはマネていたけど、ピーコはフェミニンなスタイルを好みました。所作も優雅で美しかった。いつもとびきり上等な靴を履いていました。上辺だけでない本当のオシャレ好きだなぁと感心したものです。

ファッションの好みは違えどピーコとのファッション談義がとても楽しかった。新宿2丁目あたりの店で遅くまで語り合い、いろいろ勉強させてもらったのはとても良い思い出です。

「ピーコのまわりにはいつも人だかりができていた」(梨田昭仁さん=仮名)

ピーコは1964年に三陽商会に入社後し、当初は青山ビルの倉庫管理の仕事をしていましたが、程なくして婦人服の営業部に異動しました。確か、百貨店の松屋(銀座)の担当でした。女性がはくようなパンタロンをカッコよく着こなす姿をよく覚えていますよ。

ピーコのまわりにはいつも人だかりができるんです。その中心でピーピーずっと喋っていたため、「ピーコ」と呼ばれるようになりました。三陽時代のあだ名がそのまま芸名になったわけです。

この頃の三陽商会は(今以上に)コートが主力の会社でした。出来上がったコートの試着モデルを女性社員が務めることがあります。女子社員が忙しいときは、ピーコがコート(レディス)の試着モデルに名乗りを上げてくれるのです。嬉々としてポーズをとったりしてね。明るく陽気な性格が皆から好かれていました。

ピーコは三陽商会の野球部のマネージャーもやってくれました。野球部で次々と好きな男性が出来ていたようですが、当時からそういうことを一切隠すような性格ではありませんでした。

ピーコから「飲んで帰ろう!」と誘われたことがあります。待ち合わせの店に行くと、ピーコが座っているのだけど、何か雰囲気が違う。声を掛けたら「なに?ピーコに用事?」。やはりおかしい。そこにいたのは、弟のおすぎさんだったのです。初めて双子だと知りました。ピーコにはそんな茶目っ気もありました。

酒に酔うと、隣の人と腕を組み、ピーピーとおしゃべりに花を咲かせる。陽気で楽しいお酒で、周囲がパッと明るくなるんです。だから皆がピーコと同席したがりました。

何年か経ち、「もっとファッションのことを勉強したい」と言い出します。ピーコは平日に文化服装学院に通い、土日は三陽商会の契約販売員として伊勢丹の店頭に立ってコートを売るようになりました。伊勢丹でもあっという間に人気者になりました。トレンチコートをよく売ってくれました。トイレに行くとき以外は常に人に囲まれているようでした。

やがて三陽商会から完全に離れて、タレントや服飾評論家としてマスコミで活躍するようになりました。折に触れて「三陽商会のコートは良い!」と雑誌や新聞のコラムに書いてくれていたのは嬉しかったですね。

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【追悼】三陽商会OBだった「ピーコさん」 元同僚が語る若手社員時代の思い出

9月3日に亡くなった服飾評論家のピーコさん(本名・杉浦克昭さん、享年79)は、19歳で三陽商会に就職して5年ほど働いていた。1960年代の三陽商会でピーコさんと同僚だった井上捷一さんと梨田昭仁(仮名)さんの2人に、ピーコさんとの思い出を語ってもらった。

「野球部のユニホームを『洗ってあげる!』と言い出した」(井上捷一さん)

当時、三陽商会はコートを主力商品にしていて、7~9月あたりは比較的ヒマな時間が多くありました。婦人服営業担当だったピーコは、閑散期はどうも映画館で何本も映画を観る時間に充てていたようです。ピーコは繁忙期には人並み以上にコートをたくさん売ってくれたため、誰からも文句は出ませんでした。

私は社内の野球部に所属していました。ある日、私のユニホームを「洗ってあげる!」と言い出しました。そして神宮外苑での早朝6時からの朝練にも来るようになります。自然な流れで野球部のマネージャーになったんです。

社内でもファッションに対してもこだわりが強かったですね。私はアメカジに憧れ、雑誌を見てはマネていたけど、ピーコはフェミニンなスタイルを好みました。所作も優雅で美しかった。いつもとびきり上等な靴を履いていました。上辺だけでない本当のオシャレ好きだなぁと感心したものです。

ファッションの好みは違えどピーコとのファッション談義がとても楽しかった。新宿2丁目あたりの店で遅くまで語り合い、いろいろ勉強させてもらったのはとても良い思い出です。

「ピーコのまわりにはいつも人だかりができていた」(梨田昭仁さん=仮名)

ピーコは1964年に三陽商会に入社後し、当初は青山ビルの倉庫管理の仕事をしていましたが、程なくして婦人服の営業部に異動しました。確か、百貨店の松屋(銀座)の担当でした。女性がはくようなパンタロンをカッコよく着こなす姿をよく覚えていますよ。

ピーコのまわりにはいつも人だかりができるんです。その中心でピーピーずっと喋っていたため、「ピーコ」と呼ばれるようになりました。三陽時代のあだ名がそのまま芸名になったわけです。

この頃の三陽商会は(今以上に)コートが主力の会社でした。出来上がったコートの試着モデルを女性社員が務めることがあります。女子社員が忙しいときは、ピーコがコート(レディス)の試着モデルに名乗りを上げてくれるのです。嬉々としてポーズをとったりしてね。明るく陽気な性格が皆から好かれていました。

ピーコは三陽商会の野球部のマネージャーもやってくれました。野球部で次々と好きな男性が出来ていたようですが、当時からそういうことを一切隠すような性格ではありませんでした。

ピーコから「飲んで帰ろう!」と誘われたことがあります。待ち合わせの店に行くと、ピーコが座っているのだけど、何か雰囲気が違う。声を掛けたら「なに?ピーコに用事?」。やはりおかしい。そこにいたのは、弟のおすぎさんだったのです。初めて双子だと知りました。ピーコにはそんな茶目っ気もありました。

酒に酔うと、隣の人と腕を組み、ピーピーとおしゃべりに花を咲かせる。陽気で楽しいお酒で、周囲がパッと明るくなるんです。だから皆がピーコと同席したがりました。

何年か経ち、「もっとファッションのことを勉強したい」と言い出します。ピーコは平日に文化服装学院に通い、土日は三陽商会の契約販売員として伊勢丹の店頭に立ってコートを売るようになりました。伊勢丹でもあっという間に人気者になりました。トレンチコートをよく売ってくれました。トイレに行くとき以外は常に人に囲まれているようでした。

やがて三陽商会から完全に離れて、タレントや服飾評論家としてマスコミで活躍するようになりました。折に触れて「三陽商会のコートは良い!」と雑誌や新聞のコラムに書いてくれていたのは嬉しかったですね。

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「メゾン キツネ」×「ケースティファイ」第3弾は“ボールドフォックス”モチーフのアイテム

「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」は10月30日、スマートフォンケースやテックアクセサリーのグローバルライフスタイルブランド「ケースティファイ(CASETIFY)」とコラボレーションしたコレクションの第3弾を発売する。メゾンキツネ直営店と同ブランドのオンラインストアで販売する。

ビジュアル

本コレクションでは、iPhoneケース、iPadケース、AirPodsケースに加え、同デザインのSNAPPY リング ホルダーも展開する。ビビッドなカラーの“ボールド フォックス”が描かれたシンプルなデザインと、シルバーとコッパーの“ボールド フォックス”が立体的なスタイルで描かれたメタリック風デザインの2種が登場する。

アイテム詳細

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「ロックフィッシュ ウェザーウェア」が渋谷パルコでポップアップ KISS OF LIFEとのコラボアイテムも

英国発のシューズブランド「ロックフィッシュ ウェザーウェア(ROCKFISH WEATHERWEAR)」は11月2〜12日の期間、渋谷パルコでポップアップストアをオープンする。

同ブランドは、2004年にイギリスで誕生。ブリティッシュクラシックの感性に、雨の多いイギリス特有の気候に適した機能性を備えたアイテムが特徴で、レインブーツを主力商品とするほか、BLACKPINKやNewJeansのメンバーらが着用したことでも話題を集めた。

同ストアでは、オープン記念としてKポップガールズグループ、キスオブライフ(KISS OF LIFE)とのコラボスニーカーを数量限定で発売する。

キスオブライフが自らデザインしたノベルティーも

同ストアでは、ノベルティーも豊富に用意する。期間中にシューズを購入した人に、シューズのデコレーションを楽しめるチャームセットをプレゼントするほか、オープン初日にキスオブライフとのコラボスニーカーの購入者には彼女たちが自らデザインしたキーリングも数量限定で贈呈する。

イベント詳細

日程:11月2〜12日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコEAST 3階ポップアップ会場
住所:東京都渋谷区宇多川15-1

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「ロックフィッシュ ウェザーウェア」が渋谷パルコでポップアップ KISS OF LIFEとのコラボアイテムも

英国発のシューズブランド「ロックフィッシュ ウェザーウェア(ROCKFISH WEATHERWEAR)」は11月2〜12日の期間、渋谷パルコでポップアップストアをオープンする。

同ブランドは、2004年にイギリスで誕生。ブリティッシュクラシックの感性に、雨の多いイギリス特有の気候に適した機能性を備えたアイテムが特徴で、レインブーツを主力商品とするほか、BLACKPINKやNewJeansのメンバーらが着用したことでも話題を集めた。

同ストアでは、オープン記念としてKポップガールズグループ、キスオブライフ(KISS OF LIFE)とのコラボスニーカーを数量限定で発売する。

キスオブライフが自らデザインしたノベルティーも

同ストアでは、ノベルティーも豊富に用意する。期間中にシューズを購入した人に、シューズのデコレーションを楽しめるチャームセットをプレゼントするほか、オープン初日にキスオブライフとのコラボスニーカーの購入者には彼女たちが自らデザインしたキーリングも数量限定で贈呈する。

イベント詳細

日程:11月2〜12日
時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコEAST 3階ポップアップ会場
住所:東京都渋谷区宇多川15-1

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2代目バチェロレッテ尾﨑美紀、一時の経営混乱も「今は超いい感じ」

ファッションブランド「エステラ・ケー(Estella.K)」を展開するジャミン(東京・渋谷、坪内良夫社長)はこのほど、新ブランド「メリン(Meline M.)」をスタートする。ディレクターを務めるのは、起業家で2代目「バチェロレッテ」の尾﨑美紀ディネット代表だ。価格帯はトップス 1.2〜1.6万円、ワンピースが2万円〜2.5万円、アウター3万円台で、25〜34歳の女性がターゲットになる。

一方、尾﨑代表が率いるディネットは、まつ毛美容液のヒットで知られる「フィービービューティーアップ(以下、フィービー)」を展開しているが、昨年から今年に掛けて成長を支えた幹部が相次いで退任するなど、一時期経営が混乱した。だが「今は嵐を乗り越えて、今は超いい感じ」という。尾﨑代表にブランドやディネットの今後を直撃した。

ディレクターに起業家を起用、異色のインフルエンサーブランドの背景

WWD:「メリン」のディレクターになった経緯は?

尾﨑美紀ディネット代表(以下、尾﨑):もともとジャミンの展開するブランド「エステラ・ケー」をプライベートでもよく着ていて、「バチェロレッテ」の放映を見たジャミンの坪内良夫社長から連絡をもらった。私自身もファッションが好きで、いつかはブランドをやってみたいという思いもあった。ただ、自社で手掛けるのがさすがにハードルが高いとずっと思っていた。そうした中での坪内社長からの「プロデュースをしてみないか?」というオファーだった。「エステラ・ケー」を自分自身が着ていて服もしっかり作っているという印象だった上、坪内社長からの「起業家がディレクターという新機軸だからこそ面白い」という申し出にも、心が動いた。

WWD:ディレクターの主な役割は?

尾﨑:在庫の持ち方や売り方はジャミンが担い、私の役割はコンセプトの設定から情報発信、そして服のデザインの指示まで、いわゆるインフルエンサーブランドのディレクター的な位置づけです。服に関しては全くの素人なので、当初は苦労しましたが、ジャミンさんの持ってくるサンプルをベースにディテールや着心地など、細かい部分までいろいろ口を出させてもらってます。

仕事のペースは10日〜2週間に一度くらい打ち合わせ、年4回の撮影ですね。ブランドの公式インスタアカウントはジャミンさん側ですが、随時私もアカウントでも情報発信します。こちらはジャミンさんの意向で特に契約で取り決めなどはしておらず、私のペースで行います。

WWD:ターゲットは?

尾﨑:この部分は「フィービー」と同じで、コアターゲットは25〜34歳の感度の高い女性です。内面から出てくる美しさにフォーカスし、ブランド名の「メリン」にもそうした思いを込めました。

WWD:今後は?

尾﨑:夏の長期化を受けて、ジャミンさんとは「本格的な展開は来春夏物から」と話しています。百貨店でのポップアップもしてみたいし、有楽町マルイの「フィービー」店舗でのコラボもやりたい。もちろんその際は私も店頭に立ちたい。ただ、現在はモデルが私も務めていますが、いずれは私の存在は薄くしていき、ブランド自体が自立していけたらと思っています。

WWD:利益配分は?

尾﨑:レベニューシェアです。売れた分だけ、会社(ディネット)に入るようになっています。

相次いで幹部が退社、一時経営が混乱

PROFILE: 尾﨑美紀/ディネット代表取締役

尾﨑美紀/ディネット代表取締役<br />
PROFILE: 1993年1月18日生まれ、愛知県出身。中央大学在学中に芸能活動を行う一方で、D2Cブランドを運営するスタートアップ企業でのインターンシップを経験。2017年3月30日にディネットを設立。2019年2月にD2Cコスメブランド「フィービービューティーアップ」をスタート、21年11月に有楽町マルイに初の直営店をオープン。2022年7月7日から配信した「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2で、2代目バチェロレッテとして登場

WWD:登記簿によると、この2年で取締役が3人退任、あるいは辞任している。理由は?

尾﨑:戦略や人事、組織の変更によるものです。これまでのようにトップライン(売り上げ)だけを追うのではなく、LTV(顧客生涯価値)を重視する、より顧客一人あたりの満足度を上げる戦略に転換する中で、人や組織が混乱してしまいました。振り返ってみれば、私の能力不足がすべての原因なのですが、起業8期目にして初めての経験で、まるで嵐のようでした。これまでがむしゃらに突っ走ってきて、売り上げも人員も右肩上がりでずっと増えてきた。もちろんスタートアップなので、走りながら人も組織も整える、という形になるのもわかっていたつもりでしたが、直面してみると本当に大変で。ただ、今はもう「いい経験だった」と言えるくらいにまでは持ち直しましたし、嵐を乗り越えた今となっては、創業直後くらいの結束力・団結力があって、自分も会社も組織もびっくりするくらい強くなりました。今は超いい感じです。全員が「やるぞー!」って感じで燃えています。

WWD:一番大変だった時期は?

尾﨑:5月ごろです。そんな中で「メリン」のプロジェクトもスタートして、かなり病んでいました(笑)。基本的に大変なときも社員の前では顔似出さないようにしているのですが、ある社員に「美紀さん、わたしたちが支えます」と言われたときには、二人で手を取り合って号泣してしまいました。

WWD:ベンチャーキャピタル(VC)からの出資も多い。経営の混乱で株主からの出資の引き上げ要請などはなかったのか?

尾﨑:いえ。全く逆で、ものすごく支えてもらいました。主要株主の大和企業投資とセレスの担当者には、精神的に大変な時期には食事に誘ってもらったり、戦略の転換に伴うリソースを補うべく、その道のプロを紹介してもらったり。とにかくお世話になりっぱなしでした。株主と社員にには感謝しかありません。

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「ホワイトマウンテニアリング」と「ティンバーランド」のコラボ第2弾 経年変化が魅力の2型

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」は11月2日、2024-25年秋冬コレクションから「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とのコラボシューズ2型を発売する。「ホワイトマウンテニアリング」代官山店、伊勢丹新宿本店のほか、「ティンバーランド」ブティックトウキョウおよび、両ブランドの公式オンラインストアとその他取り扱い店で販売する。

経年変化を楽しめる無骨な2型

2度目のコラボとなる今回は2型を用意。1つは、「ティンバーランド」の定番モデルである“6インチブーツ(6inch Boots)”をベースに、ソールを1.5cm引き上げ、シューレースを省き、新たにジップを採用することで洗練された印象の“ミッド ジップアップブーツ(MID ZIP UP BOOTS)”(3万6300円)。もう1つは、前回のコラボで販売したスニーカー“モーションスクランブル(Motion Scramble)”をベースに、アッパーにはマットな質感で経年変化を楽しめる“プレミアムティンバーランドレザー”を使用し、ソールには再生可能な天然素材を使用した“グリーンストライド(Green Stride)”を採用したハイキングタイプのスニーカー“モーションスクランブル ミッド”(2万5300円)の計2型。

アイテム詳細

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「ホワイトマウンテニアリング」と「ティンバーランド」のコラボ第2弾 経年変化が魅力の2型

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」は11月2日、2024-25年秋冬コレクションから「ティンバーランド(TIMBERLAND)」とのコラボシューズ2型を発売する。「ホワイトマウンテニアリング」代官山店、伊勢丹新宿本店のほか、「ティンバーランド」ブティックトウキョウおよび、両ブランドの公式オンラインストアとその他取り扱い店で販売する。

経年変化を楽しめる無骨な2型

2度目のコラボとなる今回は2型を用意。1つは、「ティンバーランド」の定番モデルである“6インチブーツ(6inch Boots)”をベースに、ソールを1.5cm引き上げ、シューレースを省き、新たにジップを採用することで洗練された印象の“ミッド ジップアップブーツ(MID ZIP UP BOOTS)”(3万6300円)。もう1つは、前回のコラボで販売したスニーカー“モーションスクランブル(Motion Scramble)”をベースに、アッパーにはマットな質感で経年変化を楽しめる“プレミアムティンバーランドレザー”を使用し、ソールには再生可能な天然素材を使用した“グリーンストライド(Green Stride)”を採用したハイキングタイプのスニーカー“モーションスクランブル ミッド”(2万5300円)の計2型。

アイテム詳細

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「ジェラート ピケ」が今年も福袋を発売 11月1日に抽選開始 

マッシュスタイルラボが運営する「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」は11月1日12時〜5日11時59分の期間で、福袋“ハッピー ボックス2025”の抽選販売を行う。公式アプリ「マッシュストア」、ウサギオンラインと一部の各商業施設のオンラインストアでのみ取り扱う。

福袋は、“ジェラート ピケ ハッピー ボックス 2025”〈A〉(1万3200円)、“ジェラート ピケ ハッピー ボックス 2025”〈B〉(1万5400円)、“ジェラート ピケ オム ハッピー ボックス 2025”(1万5400円)の全3種で、定番素材のもこもこニットのセットアップや、なめらかな肌触りのカットソーなど人気アイテム5点を組み合わせる。

商品ラインアップ

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【2024年クリスマスコフレ】「シンピュルテ」と「アメリ」がコラボ 限定フレグランス、マルチオイルをイン

オーガニックスキンケアブランド「シンピュルテ(SINN PURETE)」は10月28日、「アメリ(AMERI)」とコラボレーションした“ホリデーコレクション2024”を数量限定で発売した。「シンピュルテ」公式オンラインストア限定で取り扱う。同コレクションは、“ムードとともに楽しむファッション”をテーマに、フレグランスやマルチオイル、限定コフレなどを展開する。

体・髪にまとって着こなす香り

“シグネチャーパフューム ブラックストーン”

同コラボにより誕生した“シグネチャーパフューム ブラックストーン”(40mL、1万2500円)は、クリーミーなイチジクと香り豊かなブラックティー、力強いベチバーが織りなすウッディフローラル調の香りだ。持ち運びしやすいSサイズ(3480円)も用意する。

“トゥーグッド マルチベネフィットオイル ブラックストーン”

“トゥーグッド マルチベネフィットオイル ブラックストーン”(50mL、3850円)は、“香り・テクスチャー・保湿・束感”をかなえ、内側からケアする美容オイル。髪にも肌にも馴染んで浸透し、ヘアスタイリング、タオルドライ後のトリートメント、ボディーの艶や保湿などのシーンに“Too Good(トゥーグッド)”にフィットする。

“ベルベットリボンヘアホック×アメリ”

“ベルベットリボンヘアホック×アメリ”(6600円)は、ベロア素材を使用したレディーライクなヘアアクセサリー。髪の結び目にホックを差し込むだけで、簡単に取り外しができる。

ほか、コフレは、Sサイズの “シグネチャーパフューム ブラックストーン”、マルチオイル、ヘアホックをセットにした “ブラックストーンコフレ(A)”(1万2537円)と、40mLサイズの “シグネチャーパフューム ブラックストーン”、マルチオイル、ヘアホックをセットにした“ブラックス トーンコフレ(B)”(1万6350円)を用意する。

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テイラー・スウィフトの「ジ・エラズ・ツアー」にサブリナ・カーペンターがミニのベビードレスで登場 

歌手のサブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)は10月26日(現地時間)、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)のコンサート「ジ・エラズ・ツアー(The Eras Tour)」のニューオリンズ公演に登場し、アコースティックバージョンの「Espresso」と「Please Please Please」を披露した。

輝くベイビードールのドレスを披露!

サブリナは、クリスタルのついたホワイトのベイビードールのドレスに、チョーカー、アンクレット、ピープトゥーのハイヒールでコーディネートした。

テイラーの衣装は「ロベルト カヴァリ」

テイラーは、ファウスト・プリージ(Fausto Puglisi)=「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」クリエイティブディレクターのデザインによるオレンジのドレスを身につけた。テイラーはこれまでにも同ブランドのカスタム衣装を着用しており、10月18日にマイアミで行われた公演では「ロベルト カヴァリ」による赤と青のラッフルドレスや蛇をモチーフにしたボディースーツ、フリンジのついたビジュードレスなどを新しく披露した。

マイアミ公演

サブリナは、2023年8月から11月、2024年初頭に行われた同ツアーの数公演でオープニングアクトを務めていた。自身のインスタグラムでは「Espresso」の歌詞を引用しながら、「私が休日に見たいと思う唯一のステージ!遅くまで働いてくれてありがとう、歌手でいてくれてありがとう、私を迎えてくれてありがとう、愛してる!!」とコメントした。


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「ナイキ」の“ボメロ”シリーズに新モデルと新色が登場 悪天候にも対応できる一足

「ナイキ(NIKE)」は11月1日、高いクッション性と快適性を備える“ボメロ”シリーズから最新モデルの“ボメロ ローム”を発売する。価格は2万3980円で、「ナイキ」の一部販売店および、公式オンラインストアで扱う。

悪天候でも対応できる新型“ボメロ ローム”

同シューズは、都会的なフォームと機能性の両立を目指した。耐水加工を施したレザーを使用したシンプルなアッパーが多層感のある大胆なソールを引き立てるようデザイン。また、耐久性に優れた素材とラバーのマッドガードを採用することで雨天にも対応可能で、厚みのあるミッドソールは、同シリーズの特徴でもある快適な履き心地を実現した。

“ボメロ5”からは新色とキッズサイズが登場

また2018年にアップデートした“ボメロ5”からは、新色とキッズサイズを発売中だ。メンズモデルの新色はシックなオールブラックや、鮮やかなブルーなどを用意し、ウィメンズモデルでは、ホワイトをベースにピンクやイエローをアクセントに配した。キッズモデルでは、より耐久性の高いラバーアウトソール素材や、着脱を容易にするプルタブを採用するなど一部のデザインを変更し、より子どもにフィットするように仕上げた。

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取り扱いサロン6000店舗突破 サロンと一般流通の双方で躍進する「シンピュルテ」の流通戦略

2022年秋に先行販売した美容室で5日で全3種が完売し、大きな話題となった「シンピュルテ(SINN PURETE)」の“トゥーグッド マルチベネフィットオイル”。発売から2か月で6万7000本を突破し、約3000サロンで導入が進み、サロン市場で一躍存在感を高めた。今年に入って、“マインドフル シャンプー&トリートメント”を発売し、ヘアケアカテゴリーを拡張。現在取り扱いサロンは6000店舗超と成長を遂げている。

「シンピュルテ」はもともとスキンケアやフレグランスを取りそろえ、ECやセミセルフショップを中心に流通してきた。オイルの発売を機に美容ディーラーのダリアと独占契約を結び、サロン流通を開始した。ヘアサロンは体験を伴い、ファッション感度の高い美容師を通じて商品を発信できるとあって注目するコスメブランドも多いが、B to B to Cという独自の商習慣やヘアサロンにとって一般的に流通している商品を取り扱うことは差別化に欠けることから、なかなか一般流通との二軸で成功するブランドは少ないのが現状だ。その中で「シンピュルテ」が美容師から支持を集め成長している背景を、ブランド、美容ディーラー、美容師、三者の視点からひもとく。

ホリスティックなアプローチで
コロナ禍に一躍認知度度が上昇

WWD:「シンピュルテ」とはどのようなブランドですか?

上妻善弘 アナイスカンパニー ファウンダー(以下、上妻):「シンピュルテ」は、オーガニックの良さと科学の力を融合させたハイブリッドナチュラル処方を特徴とするブランドです。2012年に「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」から誕生し、2020年に当社が傘下に収め、「マインドフルビューティー」をコンセプトにリブランディングしました。それまで我々はデザインを軸にブランディングやコンサルティングなどを請け負うデザインコンサルティングファームでしたが、新たな挑戦の機会と捉え、「シンピュルテ」の運営に乗り出しました。当時は新型コロナウイルスが流行し、緊急事態宣言が出た直後。あらゆることが未知数でしたが、ある意味で新たな事業にトライするタイミングだったと今は思います。

WWD:癒やしを求めて「シンピュルテ」を支持する声が上がり、コロナ禍のお家需要とマッチしてフレグランスアイテムがSNSなどで話題になっていたのを覚えています。

上妻:当時、ビューティの分野では「時短」というキーワードが流行していましたが、自分の美と向き合う大切な時間を「時短」と捉えることに対して少し疑問を感じていました。むしろ、スキンケアにかける例えば15分という時間をどれだけ充実させられるかが重要だと考え、香りに注目しました。コロナ禍以前の日本では、香りを取り入れたスキンケアブランドはほとんど見られなかったように思います。そこで、香りを通じてストレスを解消しながらスキンケアを楽しめるような、ホリスティックかつメディカルなアプローチを、慶應義塾大学の満倉靖恵教授と共に進めました。

PROFILE: 上妻善弘/アナイスカンパニー ファウンダー

上妻善弘/アナイスカンパニー ファウンダー
PROFILE: (こうづま・よしひろ):1981年、福岡県出身。高校時代からアパレルのセレクトショップで働き、ファッション業界に触れる。大学卒業後はソフトバンクグループでコンサルティング営業からマーケティングを経験し、独立。デザイン制作会社の取締役を経て、2012年にアナイスカンパニーを設立。これまで数多くの企業やブラン ド、プロジェクトに関わるクリエイティブディレクション、 新規事業の企画立案から事業戦略、ブランディング戦略、広告やカタログ、 ウェブ、映像のデザイン制作に至るまで、幅広く携わる PHOTO:TAMEKI OSHIRO

WWD:最近ではヘアサロンでの流通も定着し、美容師からの注目度が増しています。

上妻:ヘアケアに関しては、当社が以前「ジョンマスターオーガニック」を支援していた経験が大きく影響しています。同ブランドは本国ではプロフェッショナルなヘアケアのイメージがありましたが、日本に上陸した当初は知名度が全くなく、オーガニック市場自体も芽が出始めたばかりの状況でした。ゆえにサロン流通に関して、美容ディーラーの中で優先順位を上げるのは難しかったことを覚えています。そこでまずはおしゃれなセレクトショップやセンスの良いライフスタイルショップにアプローチし、店頭で取り扱ってもらうことで感度の高い美容師にブランドを知ってもらい、逆に美容師が気になる存在になるようブランドへと育てるという戦略を取りました。こうして徐々にサロンでの流通が広がっていった経緯があります。

当時、サロンとショップ(一般流通)の展開が互いに競合する印象を持たれることもありましたが、実際には相乗効果が生まれていました。特に売上の良い直営店の周辺では、「ジョンマスターオーガニック」を取り扱うサロンにも活気があり、互いの存在が顧客を引き寄せる相乗効果をもたらしていたのです。また取り扱いサロンが比較的多いエリアに直営店を出店すると、お客さまの集まりが非常に良く、サロンでの体験を通じて「もっとさまざまな商品を使ってみたい」という意欲が生まれ、ブランドの価値が向上していきました。この経験をもとに、当時は実現できなかったことも多かったため、今「シンピュルテ」で再び挑戦し、一般流通とサロン流通の両方をまたぐブランドに育てていきたいと考えています。

競争激しいオイルで勝負
「香りで選ぶ」強みを生かした提案

WWD:サロン流通のパートナーにダリアを選んだのはなぜ?

上妻:ダリアとの協力関係は、その信頼性と営業力の高さに加え、地元が福岡という共通点や、「シンピュルテ」の製品哲学、商品力、香りを使ったマーケティング戦略に興味を持っていただいたことがきっかけで始まりました。ダリアは多くの美容師とコネクションを持っており、情報交換を通じて多くの気づきを得ることができ、われわれ自身も商品をさらに磨くことができます。また、ダリアを通じてより多くのプロフェッショナルなサロンにアプローチすることができ、結果として市場拡大にもつながっています。

WWD:プロジェクトがもともとあったのではなく、情報交換からスタートしているのですね。ちなみに美容ディーラーとはどのような事業を行っているのでしょうか。ダリアの事業内容を教えてください。

中島努 ダリア 営業推進室課長 兼 マーチャンダイジング部 次長 兼 MD企画室 室長 兼 CS室 室長(以下、中島):ダリアは本社が福岡にあり西日本のサロンを中心に支えられ成長してきました。美容ディーラーということからも、取引先の99%が美容室です。昨今のヘアサロン市場には複数のディーラーがあり、取り扱いメーカーや商品数の多さだけでは差別化にはつながりません。ダリアが選ばれるためには付加価値が大切です。そこでわれわれは美容師のみなさんが豊かであるために、経営強化や生産性の向上をキーワードに、オリジナルポスの開発やECサービスのサポート、さらには日本最大級の技術コンテストの開催など色々な仕掛けをしています。「シンピュルテ」との取り組みについては、われわれだけが取り扱うことのできる強力なアイテムを提案したいという期待値があってスタートしました。

PROFILE: 中島努/ダリア 営業推進室課長 兼 マーチャンダイジング部 次長 兼 MD企画室 室長 兼 CS室 室長

中島努/ダリア 営業推進室課長 兼 マーチャンダイジング部 次長 兼 MD企画室 室長 兼 CS室 室長
PROFILE: (なかじま・つとむ)1987年、愛知県出身。2010年ダリアに入社。多くのサロン様に関る営業経験を経て、受発注システム・POS・ECサービス・アプリサービスなどのCRM開発プロジェクトを担当。オリジナルブランドのサプリメント開発をはじめとする商品企画からマーケティング・営業に至るまで、幅広い業務・プロジェクトに携わる PHOTO:TAMEKI OSHIRO

WWD:そうして生まれたのが、“トゥーグッド マルチベネフィットオイル”ですか?美容室で先行発売しましたよね。

上妻:先行発売は、競争が激しいヘアサロン市場での本格的な闘いに挑むための戦略的な決定でした。“トゥーグッド マルチベネフィットオイル”も“マインドフル シャンプー&トリートメント”も、開発段階からダリアに協力してもらいました。プロのスタイリストからのリアルなフィードバックをもとに商品をブラッシュアップすることで、顧客の期待に応える最適なフォーミュラを開発できると確信しています。このアプローチにより、サロン専売品としての地位を固め、プロフェッショナル市場での認知度と信頼性を高めることが目的です。“トゥーグッド マルチベネフィットオイル”により、好スタートを切れたと感じています。

谷口翠彩「クイーンズガーデン バイ ケイトゥー(QUEEN’S GARDEN by K-two)銀座」エグゼクティブディレクター(以下、谷口):私はダリアからの紹介で「シンピュルテ」を使い始めました。日頃からシャンプーやボディソープは3種類程度香りの違うものお風呂場に置いていt、気分で使い分けるぐらい香りを重要視しています。なので、「シンピュルテ」は香りで選べるところがまずお気に入り。コロナ禍を経てマインドフルネスというキーワードにも親しみができて、機能性も大事だけど癒やされたいという気持ちが大きくなりました。そんな自分自身にすごくフィットしたブランドです。ヘアメイクとしても活動しているので、現場でフレグランスを吹きかけて空間づくりをすることも。パッケージが可愛いからこちらから提案せずとも、興味を持ってもらえて話が広がります。

PROFILE: 谷口翠彩/「クイーンズガーデン バイ ケイトゥー 銀座」エグゼクティブディレクター

谷口翠彩/「クイーンズガーデン バイ ケイトゥー 銀座」エグゼクティブディレクター
PROFILE: (たにぐち・みどり)2009年「ケイトゥー(K-two)」に入社。女性らしい柔らかさのあるアンニュイなヘアデザイン、メイクに定評あり。サロンワークの傍ら、ヘア&メイクアップアーティストとしても活動。女性誌やイベント、セミナーなど幅広く活躍する Instagram:@xxmido_txx PHOTO:TAMEKI OSHIRO

WWD:世の中にはたくさんのヘアオイルが溢れています。その中でも「シン ピュルテ」がこれほど支持されている理由は?

谷口:ヘアオイルは本当に差別化が難しいと思います。テクスチャーの人気には傾向がありますが、お客さまに違いを伝えるのはなかなか難しいんです。そうなると香りとパッケージが重要ですよね。私だけでなくスタッフからもそう聞きます。「シンピュルテ」はヘアサロンへの導入が始まった当初からセミナーなどを担当させていただいていて、当サロンでも早い段階から取り扱いをスタートしました。

“トゥーグッド マルチベネフィットオイル”は同じテクスチャーで香りが3種類あるので、シンプルに好きな香りで選べるのが良いんです。女性は毎日ヘアスタイルにもファッションにも気を配っているから、香りまで作り込むとさらに気持ちが上がると思うんです。1つを使い続けるとマンネリに陥りがちなので、香りのバリエーションが欲しいことも。そんなときに純粋に香りで選べるのはメリットだと思います。複数買いしていただいたり、使い切ったら違う香りを購入する方もいますよ。テクスチャーによって香りが違うアイテムも市場にはありますが、重いテクスチャーが好きだけど香りは軽い方が好きといったミスマッチが生じてしまうことも。香りが好みでないと選択肢から外れてしまうので、香りはとても重要です。

中島:開発時の思いとしては、本当の意味でマルチオイルが作りたかったんです。肌にすっとなじんで、髪への保湿感も十分に得られるようなフォーミュラにこだわりました。

谷口:たしかに商品名に「ヘアオイル」と入っていないのも良いですよね。ヘアメーカー発のオイルはマルチオイルをうたっていても、なんとなく体につけることに抵抗感があるんです。もちろんいい商品だけれど髪の毛のためのものというイメージが強いと言いますか。その点、「シンピュルテ」はスキンケアブランドのイメージが定着しているので、お風呂上がりのボディケアにも使いやすいですよね。

「いいブランドを教えてくれる人」の
イメージが作れるブランド

WWD:「シンピュルテ」にとってヘアサロンはどのような売り場でしょうか?

上妻:ヘアサロンは商品を直接顧客に提供し、体験していただく場として非常に重要であり、商品とブランドを磨き上げるための絶好の場です。サロンを通じてブランドの信頼性を高め、市場でのポジショニングを強化していきたいと考えています。

WWD:サロン流通と一般流通をまたぐブランドは数少ないと思いますが、美容師目線ではどう捉えていますか。

谷口:「シンピュルテ」の取り組みとしてヘアケアアイテムはサロンで、スキンケアなどは直営店で、というのは良い取り組みだと思っています。サロンで「シン ピュルテ」を知ったお客さまがセミセルフショップでスキンケアを購入したという報告を受けることもあります。そして「ヘアオイルは売ってなかったんです」と聞くこともあって、ヘアケアはサロンでプロの手から購入してもらうことができるのはありがたいです。また「シンピュルテ」を紹介するときに、「実はスキンケアもあるんですよ」とお話しすると興味を持ってくださることも多いんです。商品がオイルだけだとアプローチしにくいですが、ビューティに力を入れているブランドとして切り口がたくさんあるので話のネタがつきません。

WWD:一般流通もあることがブランドの魅力になっている?

谷口:そう思います。私は「シンピュルテ」のシートマスクが大のお気に入りなのですが、お客さまにはプレゼントや自分へのご褒美にお勧めすることも。実はヘアオイルをきっかけにスキンケアを購入したという声も聞くことが多いんです。ハイクオリティなのに、価格帯も手に取りやすく、セミセルフの売り場で購入できるので、男性からも好評です。もしかしたらサロンでレジ横商品として1枚から購入できたら面白いかもしれません。サロンではスキンケアのタッチアップがなかなかできないので、フルラインナップ欲しい人は別の場で。直接的に店販として売り上げにつなげようというよりも、きっかけをサロンが作るという考え方が適しているのかもしれません。美容師としては「いいブランドを教えてくれる人」のイメージがつくと、お客さまからの信頼につながります。生涯顧客を育むことにもつながります。「シンピュルテ」はそんなアプローチができるブランドです。

中島:最近はサロン流通のスキンケアブランドも登場していますが、さまざまな障壁も感じています。谷口さんがお話ししているような広がり方が受け入れられやすいのかもしれませんね。「シンピュルテ」の導入サロンはしっかりとトレンドやお客さまのヘアデザインと向き合っているサロンが多い印象です。ブランドイメージとマッチしていることもあってか、販売数も伸びています。何よりも「マインドフルビューティ」というコンセプトはこれまでのサロン市場にはなかったものなので、差別化につながっていると考えています。

WWD:「シンピュルテ」として今後サロン市場で取り組みたいことを教えてください。

上妻:現代は商品も情報もチャネルもさまざま。その中でも美容師がヘアデザインを作る中で商品を使い、スタイリングし、使い方を説明するヘアサロンでの体験は、とてもリッチな購買体験です。「シンピュルテ」は美容室を通して販売することは顧客体験に魅力を感じています。今後は、サロン専売製品のラインナップを拡充し、サロン向けのサービスとコミュニケーションを強化したいと考えています。さらに、ファッションブランドやアーティストとのコラボレーションを通じて、サロン顧客に響くプロモーションを展開し、市場をさらに広げる予定です。ファッションとビューティの架け橋としての役割を担うことも目指しています。

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ITZY×「G-SHOCK」第2弾は星マークが特徴的な5モデル

「G-SHOCK」は10月29日、韓国のガールズグループ「ITZY(イッチ)」とのコラボレーションモデル第2弾 “GMD-S5610IT”(5モデル、1万8700円)を発売する。

同モデルは、ベースモデルに初号機を継承する角型フォームが特徴の“5600”を小型化した“GMD-S5610”を採用し、LEDバックライトを点灯すると、メンバー手描きのハートマークを組み合わせ王冠に見立てたイラストが浮かび上がる仕様になっている。フェイス上部には星マークをミラーインクで印刷し、世界を舞台に活躍するITZYを表現した。また、裏蓋にメンバーのサインを刻印し、遊環にはフェイスと連動した星マークを型抜きするなど、随所にITZYの世界観を取り入れている。

ビジュアル

ITZYと「G-SHOCK」のロゴをあしらった専用パッケージは、メンバーのサインをプリントした特別仕様となっている。さらに、メンバー描き下ろしのイラストを使用したオリジナルステッカーセットも同梱する。

ITZYは、「G-SHOCK」のコンセプトであるタフネスを体現する存在として、昨年2月からブランドアンバサダーを務めている。

商品詳細

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ITZY×「G-SHOCK」第2弾は星マークが特徴的な5モデル

「G-SHOCK」は10月29日、韓国のガールズグループ「ITZY(イッチ)」とのコラボレーションモデル第2弾 “GMD-S5610IT”(5モデル、1万8700円)を発売する。

同モデルは、ベースモデルに初号機を継承する角型フォームが特徴の“5600”を小型化した“GMD-S5610”を採用し、LEDバックライトを点灯すると、メンバー手描きのハートマークを組み合わせ王冠に見立てたイラストが浮かび上がる仕様になっている。フェイス上部には星マークをミラーインクで印刷し、世界を舞台に活躍するITZYを表現した。また、裏蓋にメンバーのサインを刻印し、遊環にはフェイスと連動した星マークを型抜きするなど、随所にITZYの世界観を取り入れている。

ビジュアル

ITZYと「G-SHOCK」のロゴをあしらった専用パッケージは、メンバーのサインをプリントした特別仕様となっている。さらに、メンバー描き下ろしのイラストを使用したオリジナルステッカーセットも同梱する。

ITZYは、「G-SHOCK」のコンセプトであるタフネスを体現する存在として、昨年2月からブランドアンバサダーを務めている。

商品詳細

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「YSL」“リブレ”の新作ポップアップを開催 サンプル提供&旗艦店限定コンテンツを用意

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は10月28日〜11月4日、フレグランス“リブレ”シリーズの新作“オーデパルファム フローラル”(30mL、1万3750円/50mL、1万9910円)の香りを体験できるポップアップスタンド「THE BEAUTY CATWALK OF FLOWERS」を表参道ヒルズの1階メインエントランスで開催している。

同イベント会場には、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が愛した花であるリリーと、ゴールドミラーに囲まれたキャットウォークを設置。フォトジェニックな“リブレ”の世界観を体験できるほか、出口で“リブレ オーデパルファム フローラル”のサンプルがもらえる。

会場近くにある表参道の「イヴ・サンローラン・ボーテ」フラッグシップブティックでは、「TOKYO」「NEW-YORK」「BABYCAT」「ZEBRA」などの世界中の都市や動物からインスピレーションを得たプリントを楽しめる特別なパーソナライズコンテンツ「アトリエ プリンティング」や、“リブレ”シリーズのフレグランスを含む2品以上の購入でフレグランスケースをプレゼントするノベルティーキャンペーンを行う。

“オーデパルファム フローラル”は、トップノートにベルガモットやラバンディンハートを、ミドルノートにリリーフラワーアコード、パームツリーフラワーなどの花々を据えた。ラストノートはバニラバーボンインフュージョンやアンバーグリス、ムスクで、クリーミーな甘さにリリーの強さを宿すスパイシーフローラルに仕上げている。

◼️「THE BEAUTY CATWALK OF FLOWERS」
日程:10月28日〜11月4日
時間:11:00〜19:00
場所:表参道ヒルズ 本館1階 メインエントランス
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10

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「プーマ」が「フミト ガンリュウ」と初のコラボ 名作2型のハイブリッドモデル

「プーマ(PUMA)」は、11月2日、「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」と初のコラボレーションスニーカー“ジーブイ スペシャル(GV Special)”を発売する。価格は2万4200円で、「プーマ」ストア 原宿キャットストリート、大阪と一部取扱店舗および、公式オンラインストアのほか、「フミト ガンリュウ」の一部取扱店舗で扱う。

クラシカルなデザインと機能性を兼ね備えたコラボモデル

同コラボでは、丸龍文人「フミト ガンリュウ」デザイナーが、快適な着脱と着用感を追求して製作。1990年代に流行した「プーマ」の“ディスクブレイズ(DISC BLAZE)”に着想を得て、クラシカルなデザインに先進的な機能性を組み合わせることを考案した。

今回発売する“ジーブイ スペシャル”は、「プーマ」の名作テニスシューズ“ジーブイスペシャル”と定番モデルの“プーマ スウェード(PUMA SUEDE)”のハイブリッドモデル。円形のパーツをまわし、履いた足に合わせてフィット感を高める「プーマ」独自のテクノロジー“ディスクシステム”と半透明のソールを組み合わせ、クラシックとモダンが調和したデザインに仕上げた。

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「ビームス ゴルフ」がアニメ「ザ・シンプソンズ」とコラボ 限定イラストのウエアと小物を発売

「ビームス ゴルフ(BEAMS GOLF)」は、アメリカの人気アニメシリーズ「ザ・シンプソンズ(THE SIMPSONS)」のカプセルコレクションを発売した。同コレクションは、「ビームス ゴルフ」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

同コラボ限定の書き下ろしイラストをアイテムに

同コレクションでは、ゴルフを楽しむシンプソンズ家のキャラクターたちを同コラボ限定で書き下ろした。1990年代の古着にインスパイアされたウエアは、薄手でソフトな風合いのスエットシャツ(2万900円)や、自由の女神に扮したシンプソンズ家の姉妹をジャガード編みで表現したパーカ(2万6400円)をそろえるほか、キャップ(6050円)やバッグ(7700円)、ボールクリーナー(3080円)などの小物もラインアップする。

アイテム一覧

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「ビームス ゴルフ」がアニメ「ザ・シンプソンズ」とコラボ 限定イラストのウエアと小物を発売

「ビームス ゴルフ(BEAMS GOLF)」は、アメリカの人気アニメシリーズ「ザ・シンプソンズ(THE SIMPSONS)」のカプセルコレクションを発売した。同コレクションは、「ビームス ゴルフ」の店舗および、公式オンラインストアで扱う。

同コラボ限定の書き下ろしイラストをアイテムに

同コレクションでは、ゴルフを楽しむシンプソンズ家のキャラクターたちを同コラボ限定で書き下ろした。1990年代の古着にインスパイアされたウエアは、薄手でソフトな風合いのスエットシャツ(2万900円)や、自由の女神に扮したシンプソンズ家の姉妹をジャガード編みで表現したパーカ(2万6400円)をそろえるほか、キャップ(6050円)やバッグ(7700円)、ボールクリーナー(3080円)などの小物もラインアップする。

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【5名様にプレゼント】男性の肌の糖化にアプローチする「ディズム」の美顔器


アンファーのメンズスキンケアブランド「ディズム(DISM)」は10月23日、男性の肌の糖化にアプローチするEMS、エレクトロポレーション、ラジオ波を同時に行うことができる機能を搭載した“ディズム EMS EER メディスキンケアデバイス”(3万5200円)を発売する。

同商品は、表情筋にアプローチする“EMS表情筋刺激リフトモード”、美容成分の浸透を助ける“EERうるおい浸透モード”、微弱電流により肌を整えハリを与える“MCR引き締めモード”の3つを搭載。1台で“ほぐす・届ける・整える”ことを目的とし、成分浸透しやすい柔らかで引き締まった肌をかなえる。さらに、美顔器に慣れていない男性でも感覚的に使用できるように、 T字剃刀とほぼ同じ形状、サイズにした。小型のため、持ち運びも簡単にできる。

美顔器を5名様にプレゼント

「WWD JAPAN」は、「ディズム」の“EMS EER メディスキンケアデバイス”を合計5名様にプレゼントする。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>
10月28日(月)〜11月25日(月)

<対象プレゼント>
「ディズム」 EMS EER メディスキンケアデバイス

【応募要項】

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・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
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・複数のアカウントによる同一人物の応募は無効とさせていただきます。
・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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「スナイデル ホーム」からイヴルルド遙華が監修する“開運福袋” ラッキカラーのピンクがテーマ

マッシュスタイルラボのルームウエアブランド「スナイデル ホーム(SNIDEL HOME)」は、今年も“開運福袋”(1万3200円)を発売する。11月19日12時から、「スナイデル ホーム」公式オンラインストア、ウサギオンラインで予約受付を開始し、1月1日から順次発送する。

 

同アイテムは、フォーチューンアドバイザーのイヴルルド遙華が監修した。2025年のテーマはラッキーカラーのピンクで、淡く少しくすんだカラーで仕上げた。ラインアップは、開襟シャツ、ロングパンツ、ニットカーディガン、ニットソックスの4点。セットアップで着用できる開襟シャツとロングパンツは柔らかな素材を使用し、ニットカーディガンのボタンにはブランドロゴを刻印した。また、購入者特典で、イヴルルド遙華のスペシャルメッセージカードをプレゼントする。

イヴルルド遙華は、「2025年の運命を握るキーマンは、“自分自身”。花のような運勢の時だからこそ、より美しく咲けるように。2025年は、絶対に特別なものにすると自分に言い聞かせて大胆にハッピーに人生を謳歌しよう。楽しんだもん勝ちの運勢です!」とコメントした。

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パルコ開業55周年記念ホリデーキャンペーンビジュアル公開 田名網敬一作品と細野晴臣の壮大な曼荼羅

パルコ(PARCO)は、開業55周年特別企画として今年デビュー55周年を迎えた細野晴臣と今年生誕88年である田名網敬一、田名網の一番弟子である宇川直宏によるホリデーキャンペーン広告を公開した。

同企画は田名網と細野の初のコラボレーションとしてスタートしたが、田名網は8月9日に急逝。田名網の一番弟子である宇川が師の思いを継いでディレクションを行い、田名網の描く摩訶不思議な世界と細野の幼少期から今に至るまでの写真が組み合わせたスペクタルなビジュアルが完成した。

CMは、宇川がクリエイティブディレクションを行い、生成AI技術で動きを加えた細野の写真と、田名網のサイケデリックなモチーフたちをダイナミックに組み合わせた動画に、細野による書き下ろし楽曲とナレーションが融合したものになっている。

細野は「パルコ創業とぼくの音楽歴は同じ55年という奇遇です。『幸せな休日』という祈りを込めて音楽をつくりました」とコメント。宇川は「今回のビジュアルは88歳のバースデーを迎えた直後急逝した、師匠である田名網敬一氏のアートワークと、奇跡的にもパルコと同じ年にデビュー55周年を迎えた細野晴臣氏の歴史的変遷を視覚融合させたカルチュラル曼荼羅です。高度経済成長以降の日本のポップ・アヴァンギャルド文化を牽引し続けるパルコのヒストリーが、この曼荼羅に流れる55年の時間と呼応し文化的真言が立ち現れる……このビジュアル世界は、そんな多元宇宙が錯綜した立体的な構造となっております」と明かした。

連動企画として、11月7日には細野のドキュメンタリー映画の上映と、細野とミュージシャンの原田郁子によるトークイベントを渋谷パルコ8階で開催。さらに宇川主宰の「ドミューン(DOMMUNE)」では田名網の特別番組を10月28日に、細野の特別番組を11月9日に放送する。

■HOSONO CINEMA HOUSE
日時:11月7日19~23時(予定)
会場:渋谷パルコ8階 WHITE CINE QUINTO
価格:5500円/全席指定席
チケット発売:11月5日0時から劇場HPで販売

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パルコ開業55周年記念ホリデーキャンペーンビジュアル公開 田名網敬一作品と細野晴臣の壮大な曼荼羅

パルコ(PARCO)は、開業55周年特別企画として今年デビュー55周年を迎えた細野晴臣と今年生誕88年である田名網敬一、田名網の一番弟子である宇川直宏によるホリデーキャンペーン広告を公開した。

同企画は田名網と細野の初のコラボレーションとしてスタートしたが、田名網は8月9日に急逝。田名網の一番弟子である宇川が師の思いを継いでディレクションを行い、田名網の描く摩訶不思議な世界と細野の幼少期から今に至るまでの写真が組み合わせたスペクタルなビジュアルが完成した。

CMは、宇川がクリエイティブディレクションを行い、生成AI技術で動きを加えた細野の写真と、田名網のサイケデリックなモチーフたちをダイナミックに組み合わせた動画に、細野による書き下ろし楽曲とナレーションが融合したものになっている。

細野は「パルコ創業とぼくの音楽歴は同じ55年という奇遇です。『幸せな休日』という祈りを込めて音楽をつくりました」とコメント。宇川は「今回のビジュアルは88歳のバースデーを迎えた直後急逝した、師匠である田名網敬一氏のアートワークと、奇跡的にもパルコと同じ年にデビュー55周年を迎えた細野晴臣氏の歴史的変遷を視覚融合させたカルチュラル曼荼羅です。高度経済成長以降の日本のポップ・アヴァンギャルド文化を牽引し続けるパルコのヒストリーが、この曼荼羅に流れる55年の時間と呼応し文化的真言が立ち現れる……このビジュアル世界は、そんな多元宇宙が錯綜した立体的な構造となっております」と明かした。

連動企画として、11月7日には細野のドキュメンタリー映画の上映と、細野とミュージシャンの原田郁子によるトークイベントを渋谷パルコ8階で開催。さらに宇川主宰の「ドミューン(DOMMUNE)」では田名網の特別番組を10月28日に、細野の特別番組を11月9日に放送する。

■HOSONO CINEMA HOUSE
日時:11月7日19~23時(予定)
会場:渋谷パルコ8階 WHITE CINE QUINTO
価格:5500円/全席指定席
チケット発売:11月5日0時から劇場HPで販売

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ユニクロ「UT」が「ドラゴンボールDAIMA」とコラボ 全10型を用意

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、現在放送中のTVアニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」とコラボレーションしたコレクションを発表した。2025年1月上旬から、全国の「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで取り扱う予定だ。

今回のコラボでは、3型のメンズ用スエットシャツと、4型のメンズ用グラフィックTシャツ、3型のキッズ用グラフィックTシャツの全10型を用意する。「ドラゴンボールDAIMA」のタイトルロゴやアニメーションを中心に落とし込んだほか、原作漫画「ドラゴンボール」の第2話や第25話の扉絵などもプリントしている。価格はメンズ用スエットシャツが2990円、メンズ用グラフィックTシャツが1500円、キッズ用グラフィックTシャツが990円だ。

「ドラゴンボールDAIMA」は、今年3月に死去した故・鳥山明が原作からストーリー、キャラクターデザインまで手掛けた完全新作のアニメシリーズ。原作「ドラゴンボール」の連載開始40周年を記念して企画され、10月からフジテレビ系列で放送中。

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ユニクロ「UT」が「ドラゴンボールDAIMA」とコラボ 全10型を用意

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、現在放送中のTVアニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」とコラボレーションしたコレクションを発表した。2025年1月上旬から、全国の「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで取り扱う予定だ。

今回のコラボでは、3型のメンズ用スエットシャツと、4型のメンズ用グラフィックTシャツ、3型のキッズ用グラフィックTシャツの全10型を用意する。「ドラゴンボールDAIMA」のタイトルロゴやアニメーションを中心に落とし込んだほか、原作漫画「ドラゴンボール」の第2話や第25話の扉絵などもプリントしている。価格はメンズ用スエットシャツが2990円、メンズ用グラフィックTシャツが1500円、キッズ用グラフィックTシャツが990円だ。

「ドラゴンボールDAIMA」は、今年3月に死去した故・鳥山明が原作からストーリー、キャラクターデザインまで手掛けた完全新作のアニメシリーズ。原作「ドラゴンボール」の連載開始40周年を記念して企画され、10月からフジテレビ系列で放送中。

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「たまごっち」型のケースに入ったマルチバームが登場 初代から04年発売品まで全8種類

1990年代ポップカルチャーアイテムの一つで現在もレトロブームで脚光を浴びている育成ゲーム、「たまごっち」を模したマルチバーム“たまごっち マルチキャリーバーム”(全8種類、各1100円)が、バンダイのコスメブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」から11月下旬に順次発売される。「たまごっち」の本体型をミニチュア容器にした。販路は全国のドラッグストアやバラエティーストア、コンビニエンスストアなどで、マツキヨココカラグループ限定発売の商品も用意している。

バームは3つの香りをラインアップ

アイテムは全部で8種類で、ミニチュアケースは96年に発売された初代、97年発売の「新種発見‼たまごっち」、04年発売され今年20周年を迎える「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」をそろえた。バームは“ストロベリーの香り”“キャンディの香り””ミルクの香り“を添えた。マツキヨココカラ限定商品は“初代たまごっち白(ミルクの香り)”、“新種発見‼たまごっちイエロー(ストロベリーの香り)”の2種類。パッケージも「たまごっち」を踏襲し、ポップでキャッチーな文字を配した90年代の雰囲気が漂うデザインにな仕上げている。

商品ラインアップ

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スイス発のストッキングブランド「フォーガル」が日本再上陸 

スイス発のストッキングブランド「フォーガル(FOGAL)」が日本に再上陸した。 セールスはショールームUNO、PR、マーケティングはEMMEが行う。

同ブランドは、1921年にスイスで設立された高級ストッキングのブランド。ジュリアン・ビアード(Julien Beard)「フォーガル」CEOは、「『フォーガル』のヘリテージを日本市場に広げることにワクワクしている。日本の女性たちに、『フォーガル』という名前に象徴される、こだわりの品質を楽しんでいただきたい」とコメントした。

「フォーガル」は、新しいキャンペーン“ファム・フォーガル”で、現代の女性が自分のスタイルで自信と独立心を持って生活し、全てにおいてエフォートレスでシックであることに焦点を当てている。

「フォーガル」2024キャンペーン

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「リンクオリジナルメーカーズ」がスキンケアを発売 こだわりの成分とインテリアにもなじむユニセックスなデザイン

リンクが展開する、「末永く愛される“あなたの必需品”」をコンセプトにしたケア&フレグランスブランド「リンクオリジナルメーカーズ(LINC ORIGINAL MAKERS)」は11月8日、ブランド初のスキンケアラインを発売する。クレンジングオイルや化粧水、美容液、乳液、エッセンシャルオイルなど全12種(4950〜8800円)をラインアップし、直営店と公式ECで取り扱う。

スキンケアラインは「なりたい肌になるための“必需品”」をコンセプトに、一人一人の悩みに寄り添い、肌本来の保湿力をサポートする。保湿力を高める天然ヒト型セラミドを全商品に配合。潤いのある、キメが整った肌に導く。また、コメヌカエキスやマカデミアナッツオイル、シラカンバ樹液、加水分解コラーゲンなど、厳選した天然由来成分を各アイテムに配合し肌本来の力をサポートする。洗顔料以外は全て非加熱処方を採用することで、豊富な美容成分を失うことなく肌に届けることを目指す。

悩み別に組み合わせるスキンケア

使用アイテムをカスタマイズできることを第2のコンセプトとし、“フェイストナー”(全2種、各120mL、各5280円)はテクスチャー違いで2種をラインアップ。美容液“フェイスセラム”(全5種、各30mL、5280〜7480円)は、シミ・そばかすや毛穴、ハリ・艶、くすみ、赤みの悩み別に5種をそろえる。肌状態に合わせて1つまたは複数を組み合わせて使用できる。保湿剤は、みずみずしいテクスチャーの乳液“フェイスローション”(90g、6600円)としっとり柔らかな肌に導く“エッセンシャルオイル”(30mL、8800円)、肌にピタッと密着する高保湿のクリーム“フェイスクリーム”(50g、7700円)の3種を用意する。

ニューヨーク店で世界進出

中村祐哉リンク社長兼最高経営責任者(CEO)は、「もともと、自分の必需品を世に展開したいという思いからブランドを立ち上げた。自分は乾燥肌なのでスキンケアも必需品で、いつかは出したいと考えていた」と話す。約2年前から構想し始め、保湿に重点を置いて成分を厳選したという。「スキンケアラインは、既存商品からデザインを一新した。一方で、ボトルの形はフレグランスボトルを90度回転させたフォルムを採用するなど、既存商品とも親和性を持たせた」と続ける。

11月にはニューヨーク店をオープンし、世界進出を果たす。「日本でだけでなく、世界でも日本が誇れるブランドに成長させたいと考えていた。韓国や中国からも引き合いがあったが、同じ労力をかけるとしたら世界の中心であるニューヨークに出店したいと思った」と語る。スキンケアラインの認知向上のため、12月に伊勢丹新宿メンズ館でポップアップを開催予定。ローンチから1年で売上高5000万円ほどを目指している。

「リンクオリジナルメーカーズ」とは

「リンクオリジナルメーカーズ」は、2016年に“リップバーム”(12g、2640円)からスタートした日本のブランド。ほとんど全ての原料を日本国内で調達する。17年に“ヘアバーム”(70g、4290円)と“ヘアオイル”(127mL、4400円)をサロン専売で販売開始。その後、“アロマキャンドル”(210g、1万2100円)や“ブレンデッドディフューザー”(200mL、8800円)などもブランドのシグネチャーアイテムに成長した。19年に発売した“オードパルファン”(全10種、各50mL、各1万5400円)は、人々の記憶をコンセプトにした日常の中のさまざまなシーンを彷彿させる10種類をそろえる。現在1000店舗以上の美容室に卸しており、重要な販売チャネルとなっている。

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90歳を迎えたジョルジオ・アルマーニが見つめる未来 思い出の地NYに12階建て複合ビルをオープン

「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は10月17日(現地時間)、ニューヨークのマディソン・アベニュー旗艦店を全面改装し、新たな複合ビルをオープンした。12階建てビルの総面積は9000㎡。「ジョルジオ アルマーニ」やホームコレクション「アルマーニ / カーザ(ARMANI/CASA)」などの最新コレクションを取り扱うほか、高級マンションのジョルジオ アルマーニ レジデンス(GIORGIO ARMANI RESIDENCE)、そして11月に開店するレストラン「アルマーニ / リストランテ(ARMANI / RISTORANTE)」を併設する。

創業デザイナーのジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)は昨年7月に90歳となり、来年はブランド設立50周年を迎える。人生の大きな節目が続く中、ニューヨークの新たなランドマークとなる同旗艦店には格別な思いを抱いているという。

40年代アールデコに着想した新複合ビル

アッパーイーストサイドに位置する新たなビルの外観は、ニューヨークの歴史的な景観に溶け込むよう、1930〜40年代のアールデコ様式からインスピレーションを得た。2フロアのブティックも、同じく40年代の美学を思わせるテーマ別の広々とした空間となっている。1階はウィメンズのウエアやアクセサリー、アイウエアに加え、「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」や「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のフレグランス、「アルマーニ / ドルチ(ARMANI/DOLCI)」のアイテムが並ぶ。2階は、ジュエリーやイヴニングウエア、メンズのウエアとアクセサリーをそろえるだけでなく、ウィメンズのメード・トゥ・オーダー、メンズのメード・トゥ・メジャーのサービスを提供する。

3階は、「アルマーニ / カーザ」をラインアップ。278㎡の広々としたオープンスペースは、スライド式の壁で空間を仕切り、家具や小物、壁紙、ファブリックなどのインテリアコレクションを展示する。専用のエントランスから入店できる「アルマーニ / リストランテ」は、1階から中2階まであり、バーカウンターや40人収容できるプライベートルームを完備。イタリア料理の伝統とニューヨークらしさを融合したメニューを提供する。アルマーニが監修したカスタマイズ可能なレジデンスは、共同スペースを含む4〜12階を占め、すべて売却済みだ。

オープン当日の夜には、2025年春夏コレクションのファッションショーを市内のパーク・アヴェニュー・アーモリーで650人のゲストを招き、盛大に開催。ニューヨークでのショーは、13年の“ワン ナイト オンリー(ONE NIGHT ONLY)”というイベント以来になる。また、アルマーニは5番街にある高級百貨店バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)で自身の著書「Per Amore」のサイン会を実施。同店は、80年代に「ジョルジオ アルマーニ」のウィメンズを初めて取り扱った店舗という縁のある場所でもある。今回のニューヨークでのイベントが個人的にも大きな意味を持つというアルマーニの思いについて聞いた。

ジョルジオ・アルマーニとニューヨーク

WWD:約10年ぶりのニューヨークの感想は?

ジョルジオ・アルマーニ「ジョルジオ アルマーニ」創業デザイナー(以下、アルマーニ):今回は私の90歳、そして創業50周年という2つの節目と重なることもあり、前回のイベントで訪れた時以上に個人的な思い入れがある。今回は青春時代に魅了された、美学の詰まったさまざまな映画を思い起こし、それらを追体験するように過ごしているよ。そうした美学はファッションからライフスタイル、そしてレジデンスまで継承することができた。特にレジデンスは誇らしく思っている。今回の旅は、私の叙事詩のようなものだが、全て“アルマーニ・スタイル”だ。落ち着いていて、大袈裟ではない。

WWD:マイアミでは建築家のシーザー・ペリ(Cesar Pelli)の設計による60階建てのタワーにある260戸のインテリアを「アルマーニ / カーザ」が手掛けるなどしているが、今回自身が監修したニューヨークのレジデンスとの共通点などはあるか?

アルマーニ:“アルマーニ・スタイル”のすばらしさは、その適応性にある。人や環境、都市に適応させながらも私のスタイルであることには変わりない。新レジデンスには、“アルマーニ・スタイル”でありながら、グランドセントラル駅の雰囲気や40年代のモノクロ映画のような壮大さがある。このタイムレスなスタイルを意識しつつ、現代の暮らしのために再解釈している。

WWD:「アルマーニ / カーザ」はアール・デコとオリエンタル的な要素への着想に忠実だが、近年はどのように進化を遂げているか。

アルマーニ:私の仕事すべてがそうであるように、カーザ部門も時代の変化や人々のニーズに応えながら、強いスタイルのアイデンティティーを保ちつつ進化してきた。エレガンスを追求し続けた初期の厳格なデザインから、私独自のタッチを保ちつつ、より幅広い視野で表現することに移行していった。この進化は私のファッションの遍歴も映し出している。

WWD:ニューヨークでの一番の思い出は?

アルマーニ:ニューヨークはとても活気があり、常に変化し続ける街。訪れるたびに再訪の心地良さと新しい発見を同時に感じる。だからどの旅にも大切な思い出がある。個人的には、群衆の中に紛れ込むロマンチックな概念も大切にしているよ。70年代後半に、ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)からの賞を受け取るために初めて訪れたニューヨークは、自分のキャリアの中で今でも忘れられない誇らしい瞬間の一つだ。

WWD:ニューヨークの好きなところ、変えるべきと思うところは?

アルマーニ:好きなところは、さまざまな人種やスピリッツ、カルチャーが混ざり合う、正真正銘の“メルティングポット”であることだ。そして、常に現代性を体現する移り変わりの早い都市であるが、他の大都市と同様に、社会的不平等は大きな問題であり、近年は悪化していると聞いている。その変化や状況について、自分の目で見極めたい。

WWD:ニューヨークで所有するマンションも改装した?

アルマーニ:所有するマンションの隣に、セントラルパークを見渡せる歴史的な建物を購入した。その建物と建築様式を考慮しながら増築することにした。

アメリカと中国のビジネスの現在そして未来

WWD:23年度の売上高は24億4000万ユーロ(約3952億円)で、南北アメリカ市場はその21%を占めている。まだ成長の余地があると考えているか。

アルマーニ:成長の余地は常にあると考えている。しかし、私は本業でのゆっくりとした発展を望む。今日のファッション産業の問題の一つは、常にアグレッシブ過ぎる勢いで2ケタ成長を追い求めていることだ。崩壊のリスクなしには、そうした急激な成長ペースを維持していくことはできない。そのため、私たちを慎重に物事を進めることにしている。オファーを吟味し、小売業者と協力し、特別なプロジェクトを作り上げていく。初の協業となった「キス(KITH)」とのコラボレーションは、そうしたものの一つだ。

WWD:アメリカ国内で今後大きな店舗のオープンを予定しているか。

アルマーニ:ニューヨークのオープンは、私たちのグループにとって最も重要なものだ。そして今後は中南米でのレジデンスの展開に注力する。この分野では幅広いスタイルとビジネスの可能性があると期待している。

WWD:再編が続くアメリカの百貨店の状況について。今後、卸をどう見据えているか。

アルマーニ:市況は良くないが、私たちにとって百貨店は消費者にリーチする重要な手段であることは変わりない。バーグドルフ・グッドマンも、残念な結果となったバーニーズ ニューヨーク(BARNEY’S NEW YORK)もそうだ。米国の広さを考えると直営店は難しい場合も多いので、卸は非常に重要と考えている。

WWD:中国の調子はどうか。

アルマーニ:回復の兆しは見えてきている。大規模なリニューアルオープンの計画もあるが、かつてのような爆発的な成長ではなく、本業での自然な成長であることが大切だ。より親近感の持てるスペースやショップでのプロジェクトに興味がある。

WWD:多くのラグジュアリーブランドが大幅な値上げをする中で、「ジョルジオ アルマーニ」はしていない。その真意は?

アルマーニ:私は常に長期的な選択を見据えていて、それは私のビジネス戦略でもある。急激な値上げは短期的には収益を増やすが、長期的には顧客を遠ざけることになる。それは私のアプローチの仕方ではない。極端に高い価格も、プレタポルテにはふさわしくない。そうなるとオートクチュールと同じ価格帯になってしまうが、それぞれ顧客層が異なる。

WWD:来年で創業50周年を迎えるが、今の思いは。

アルマーニ:どのように祝うかはまだ考え中だが、重要な節目だからといって私は派手なことをする人間ではない。さりげないものになるだろう。まずはニューヨークの成功に集中しているよ。

WWD:自伝で「未来に役立つメソッド」と「具体的な事実に基づいて行動することの重要性」を強調している。どのような未来を見据えているか。

アルマーニ:当社の将来は有望だ。私とともに長年働き、私の価値観やアプローチに共感してくれる有能な人々に(当社を)委ねていく。それは自然な進化になるだろう。時代と歩調を合わせ、進化することは当社のDNAに組み込まれており、それこそが今日的であり続けるカギだと私は考えている。

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深刻化する女子のスポーツ離れ ナイキが障壁や課題を語り合うサミットを東京で開催

ナイキは、スポーツを通じた社会貢献活動を行う英ロンドン拠点のローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団とともに「女の子のためにスポーツを変えるウィーク - COACH THE DREAM -」と題したサミットを10月16〜20日に東京で行った。国内外から約400人が集まり、女子とスポーツを取り巻く課題とそれらに対するアプローチを話し解決策を提示することを目的に、パネルディスカッションや研修、スポーツ体験イベントなどを開催。テニスプレーヤー大坂なおみ選手との、5年目を迎えた「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」(以下プレー・アカデミー)も行い、スポーツを通した交流と意見交換の場とした。

日本の中学生の運動量は男女で2倍以上の差に

日本初開催となったサミットでは、深刻化する日本国内での女子のスポーツ離れにフォーカス。スポーツ庁の統計によると、1週間の総運動時間が60分未満という小学生の男子は9.0%、女子は16.2%。中学生の男子は11.3%、女子は4人に1人を示す25.1%という結果で、中学生になると男女で2倍以上も差があることが分かる。その背景に、女性アスリートなどのロールモデルが少ないこと、女子特有のニーズに配慮や理解のあるコーチが少ないこと、女子のニーズに合うスポーツの機会が少ないことを挙げられている。

今回のサミットでは、現役の女性スポーツ選手や女子日本代表前ヘッドコーチらが登壇し、女子スポーツにおける障壁や課題などについて議論。現在大学4年生で小学生からバレーボールをプレーする世古汐音さんの「指導者とうまくいかず、好きなバレーを辞めたいとも思ったことがある」、柔道やクライミングを楽しむ視覚障害のある中学2年生の中山杏珠さんによる「壁を越え登る時の達成感や、柔道着をつかむことも相手に投げられることもワクワクとした感覚がある。スポーツとので出会いによって今の自分がある」という実体験の訴えから議論はスタートした。

「女子はこうあるべき」という考えが
いまだに根付いている

パネルディスカッションでは、読売ジャイアンツの田中美羽選手と恩塚亨前バスケットボール女子日本代表ヘッドコーチ、スポーツとジェンダー領域の専門家である中京大学の來田享子教授が登壇。選手そして指導者、相談を受ける専門家としての経験談を語った。田中選手は「今夏、女子野球のクラブチームの全国大会で2連覇を遂げたが、メディアにあまり取り上げられなかった。男子だと新聞の一面を飾るのに、モヤモヤした。どうすればメディアが女子スポーツを扱ってくれるのか」と悔しさと疑問を投げかけた。來田教授によると、女子アスリートは男子に比べ、メディアで取り上げられる回数が圧倒的に少なく、中には競技に関係ない内容も多いという。また日本で女子のスポーツ参加をはばむ障壁としてジェンダー規範を挙げ、「『女子はこうあるべき』という日本で顕著に見られる考え方はまだまだスポーツの分野で根付いている」と話した。

男性指導者としてバスケットボール日本女子代表チームを支えてきた恩塚氏も、勝利のためだけに監督やコーチの言葉や指導を絶対とする傾向のある日本の古きコーチング法に警鐘を鳴らす。「女性特有とも言われるが、気持ちが変わりやすいのは人間性と捉え、一人一人理解することから始めた。『やらなきゃいけない』という意識ではなく、『かっこいいよね』というやる気や憧れを導くことが大事。選手がどうなりたいかを気持ちを理解できるコーチがもっと必要になる」。來田教授は「選手の気持ちをわかっている気になって、男子選手の場合は体罰につながることもある。性別関係なく、対話を大事にするべき」と助言した。

コーチをサポートする「COACH THE DREAM」を掲げるナイキは、今回の開催による日本での新しいコーチングガイドを発表した。これは、スポーツをする女子にとってより包括的で協力的な環境を作るためのスキルと知識をコーチに提供することを目的とする。さらにローレウス財団は、「女の子のスポーツ参加を促す指導者ガイド」を発行。子どもや若者育成のためにスポーツを活用する団体を支援してきたセンター・フォー・ヒーリング・アンド・ジャスティス・スルー・スポート(Center for Healing and Justice through Sport)が開発したガイドを参考に、日本の文化や制度などを考慮し、専門家らのアドバイスを交え制作した。「プレー・アカデミー」の公式サイトからPDF版をダウンロードすることができる。

【INTERVIEW】
ヴァネッサ・ガルシア・ブリトー/
ナイキ バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサー

PROFILE: ヴァネッサ・ガルシア・ブリトー/ナイキ バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサー

ヴァネッサ・ガルシア・ブリトー/ナイキ バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサー
PROFILE: 米ニューヨーク出身。ラトガース大学で学士号、ジョージ・ワシントン大学ロースクールで法学博士号取得。弁護士としてキャリアをスタートし、ナイキ入社後もビジネスでの社会貢献分野に注力。ナイキ初のパーパス・コミュニケーションズ・チームも創設した。母親はホンジュラス出身、父親はアルゼンチン出身

来日したナイキのヴァネッサ・ガルシア・ブリトー(Vanessa Garcia-Brito) バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサーは、「今回日本でサミットを開催できたことはとても大きな意味があると感じている。サミットではたくさんの女性アスリートや男性指導者が声をあげてくれた。女子のスポーツ離れの問題は世界で深刻化している。多くの女の子たちが、スポーツから遠ざかってしまうような出来事を経験していることは事実で、チャンスや可能性を見逃してしまっている」と指摘。また、ナイキが力を入れるコーチングについても、「若者のスポーツの未来に力を与え、インクルーシブなコーチングを確立するために、さまざま取り組みを始めている。コーチだけでなく、専門家や地域とともに考えていく必要がある。こうしてみんなで集まって声を上げる場所をつくり、議論し、聞く機会を設けることで、人の認識を変えることができる。みんなのパワーを持ち寄って、ギャップを塞いでいくことが必要だ。女の子がスポーツの居場所を見つけるために、グローバルでアクションを続ける」と話した。

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深刻化する女子のスポーツ離れ ナイキが障壁や課題を語り合うサミットを東京で開催

ナイキは、スポーツを通じた社会貢献活動を行う英ロンドン拠点のローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団とともに「女の子のためにスポーツを変えるウィーク - COACH THE DREAM -」と題したサミットを10月16〜20日に東京で行った。国内外から約400人が集まり、女子とスポーツを取り巻く課題とそれらに対するアプローチを話し解決策を提示することを目的に、パネルディスカッションや研修、スポーツ体験イベントなどを開催。テニスプレーヤー大坂なおみ選手との、5年目を迎えた「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」(以下プレー・アカデミー)も行い、スポーツを通した交流と意見交換の場とした。

日本の中学生の運動量は男女で2倍以上の差に

日本初開催となったサミットでは、深刻化する日本国内での女子のスポーツ離れにフォーカス。スポーツ庁の統計によると、1週間の総運動時間が60分未満という小学生の男子は9.0%、女子は16.2%。中学生の男子は11.3%、女子は4人に1人を示す25.1%という結果で、中学生になると男女で2倍以上も差があることが分かる。その背景に、女性アスリートなどのロールモデルが少ないこと、女子特有のニーズに配慮や理解のあるコーチが少ないこと、女子のニーズに合うスポーツの機会が少ないことを挙げられている。

今回のサミットでは、現役の女性スポーツ選手や女子日本代表前ヘッドコーチらが登壇し、女子スポーツにおける障壁や課題などについて議論。現在大学4年生で小学生からバレーボールをプレーする世古汐音さんの「指導者とうまくいかず、好きなバレーを辞めたいとも思ったことがある」、柔道やクライミングを楽しむ視覚障害のある中学2年生の中山杏珠さんによる「壁を越え登る時の達成感や、柔道着をつかむことも相手に投げられることもワクワクとした感覚がある。スポーツとので出会いによって今の自分がある」という実体験の訴えから議論はスタートした。

「女子はこうあるべき」という考えが
いまだに根付いている

パネルディスカッションでは、読売ジャイアンツの田中美羽選手と恩塚亨前バスケットボール女子日本代表ヘッドコーチ、スポーツとジェンダー領域の専門家である中京大学の來田享子教授が登壇。選手そして指導者、相談を受ける専門家としての経験談を語った。田中選手は「今夏、女子野球のクラブチームの全国大会で2連覇を遂げたが、メディアにあまり取り上げられなかった。男子だと新聞の一面を飾るのに、モヤモヤした。どうすればメディアが女子スポーツを扱ってくれるのか」と悔しさと疑問を投げかけた。來田教授によると、女子アスリートは男子に比べ、メディアで取り上げられる回数が圧倒的に少なく、中には競技に関係ない内容も多いという。また日本で女子のスポーツ参加をはばむ障壁としてジェンダー規範を挙げ、「『女子はこうあるべき』という日本で顕著に見られる考え方はまだまだスポーツの分野で根付いている」と話した。

男性指導者としてバスケットボール日本女子代表チームを支えてきた恩塚氏も、勝利のためだけに監督やコーチの言葉や指導を絶対とする傾向のある日本の古きコーチング法に警鐘を鳴らす。「女性特有とも言われるが、気持ちが変わりやすいのは人間性と捉え、一人一人理解することから始めた。『やらなきゃいけない』という意識ではなく、『かっこいいよね』というやる気や憧れを導くことが大事。選手がどうなりたいかを気持ちを理解できるコーチがもっと必要になる」。來田教授は「選手の気持ちをわかっている気になって、男子選手の場合は体罰につながることもある。性別関係なく、対話を大事にするべき」と助言した。

コーチをサポートする「COACH THE DREAM」を掲げるナイキは、今回の開催による日本での新しいコーチングガイドを発表した。これは、スポーツをする女子にとってより包括的で協力的な環境を作るためのスキルと知識をコーチに提供することを目的とする。さらにローレウス財団は、「女の子のスポーツ参加を促す指導者ガイド」を発行。子どもや若者育成のためにスポーツを活用する団体を支援してきたセンター・フォー・ヒーリング・アンド・ジャスティス・スルー・スポート(Center for Healing and Justice through Sport)が開発したガイドを参考に、日本の文化や制度などを考慮し、専門家らのアドバイスを交え制作した。「プレー・アカデミー」の公式サイトからPDF版をダウンロードすることができる。

【INTERVIEW】
ヴァネッサ・ガルシア・ブリトー/
ナイキ バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサー

PROFILE: ヴァネッサ・ガルシア・ブリトー/ナイキ バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサー

ヴァネッサ・ガルシア・ブリトー/ナイキ バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサー
PROFILE: 米ニューヨーク出身。ラトガース大学で学士号、ジョージ・ワシントン大学ロースクールで法学博士号取得。弁護士としてキャリアをスタートし、ナイキ入社後もビジネスでの社会貢献分野に注力。ナイキ初のパーパス・コミュニケーションズ・チームも創設した。母親はホンジュラス出身、父親はアルゼンチン出身

来日したナイキのヴァネッサ・ガルシア・ブリトー(Vanessa Garcia-Brito) バイスプレジデント兼チーフインパクトオフィサーは、「今回日本でサミットを開催できたことはとても大きな意味があると感じている。サミットではたくさんの女性アスリートや男性指導者が声をあげてくれた。女子のスポーツ離れの問題は世界で深刻化している。多くの女の子たちが、スポーツから遠ざかってしまうような出来事を経験していることは事実で、チャンスや可能性を見逃してしまっている」と指摘。また、ナイキが力を入れるコーチングについても、「若者のスポーツの未来に力を与え、インクルーシブなコーチングを確立するために、さまざま取り組みを始めている。コーチだけでなく、専門家や地域とともに考えていく必要がある。こうしてみんなで集まって声を上げる場所をつくり、議論し、聞く機会を設けることで、人の認識を変えることができる。みんなのパワーを持ち寄って、ギャップを塞いでいくことが必要だ。女の子がスポーツの居場所を見つけるために、グローバルでアクションを続ける」と話した。

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