早稲田大学繊維研究会がタキヒヨーとドレスザライフと合同展示会 PLA素材の可能性を探る

1949年創立の国内最古のファッションサークル、早稲田大学繊維研究会がファッションショーを実現させるまでの道のりを全4回の連載で紹介する。第3回では、代表の井上航平さんと、小山萌恵さんが11月に実施した展示会リポートと今月に迫るショーの進捗を語る。

WWD:11月17日にタキヒヨーと、ウェディングドレスショップのドレスザライフと合同展示会を実施した。
小山萌恵(以下、小山):タキヒヨーからPLAを活用した素材(100%植物由来で生分解性が高く環境への負荷が少ない、タキヒヨー企画開発の生地)を、ドレスザライフからドレス制作時の残布を提供してもらいルックを製作しました。PLAが生地の終わりまで考慮されていることや、ドレス生地の繊細さに注目し、生地の持つ儚さから私たちの人生の儚さを連想して、世の儚さを意味する仏教語「夢幻泡影」をコンセプトに掲げました。

WWD:PLA素材を使用する上で、工夫した点は?
小山:サステナブルな性質を考慮し、繊維研究会としてこの展示会でどのようなスタンスをとるべきか、というところから議論を始めました。サステナブルな衣服というと一辺倒な表現に陥りがちな現状に対し、私たちのクリエイションによって表現の幅を広げることを目標にしました。水面や花のモチーフを組み合わせ、生地を寄せたりたゆませたりしたルックや、PLAの循環サイクルから人間の一生を想起し、ベビードレスにほころびという相反する要素を施したルックなど、一つ一つがコンセプチュアルなたたずまいをまとい、私たちにしかできないアウトプットができたのではないでしょうか。タキヒヨーの担当者から「PLA素材の新たな可能性を感じた」という感想をいただけてうれしかったですね。

WWD:発表にはどんな苦労があったか?
小山:展示会となると、これまで培ってきたファッションショーのノウハウをそのまま応用できず、たびたび頭を悩ませながら、自分たちの力で向き合った過程は大きな学びとなりました。当日設営を終え、みんなのアイデアやがんばり、こだわり抜いたクリエイティブ魂が作用し合って成立している一つの空間を見渡したときには、無事に開催できた安堵と共に、胸に迫るものがありました。

素敵な感想もたくさんもらい、あの場でしか生まれ得ない温かなつながりが確かにありました。私たちの経験値や結束力も一層高まり、有意義な取り組みができました。この経験を糧に、残り一カ月を切ったショーに向けても精進していきます。

WWD:ファッションショーでは会場の音響にもこだわる。
井上航平代表(以下、井上):中島哲也監督の映画「告白」に楽曲提供を行っている音楽プロデューサーのcokiyuさんに、今回のオープニング映像とショーのBGMの制作をお願いしました。打ち合わせでは、来場者にルックの細部まで見えやすいよう、通常のファッションショーと比べてゆっくりとモデルさんに歩いてもらうことを想定して、全体のBPM(曲のテンポ)を75程度(一般的な速さは120程度)と細かく指定したほか、江ノ島で撮影したルック写真や映像素材を見せながら、「透明感」「曖昧さ」「漂い」「揺らぎ」「煌めき」「乱反射」など、コンセプトから連想する単語を伝えました。実際に歌詞を乗せるわけではないため、どうすればこのような抽象的な単語を曲として表現できるのか、僕たち自身でも全くイメージできていない状態でした。しかしcokiyuさんは抽象的な方がむしろ分かりやすいと言ってくださり、タイトなスケジュールの中でイメージを完璧に落とし込んだ曲に仕上げてくれました。

WWD:ルックブックの準備も進めている。
小山:繊維研究会のファッションショーでは毎年、来場者にルックブックを配っています。第1回で話したルック撮影時のデータをもとに、デザインやレイアウト、構成はもちろんのこと、紙質や製本方法、印刷方法まで、細部まで丁寧に作り上げています。ひとりよがりな作品にならないよう意識し、互いに言語化して伝え合うことを心がけています。より良い意見を柔軟に取り入れたり、意見をぶつけ合ったりすることで新たな発想が生まれ、作品作りには対話を重ねることが重要だと実感します。ルックブックはショーの後も手元に残る唯一のもののため、何度も見返したくなるような、見返すたび新鮮に心が動くようなものにしたいです。ラストスパートの大詰め、がんばります。

井上:当団体は、今年度に至るまで、メディアではもちろん、SNSにおいてもショーまでの過程や、こだわったポイントなどをお話することはありませんでした。明確なルールがあったわけではなく、代々「語らない美学」が受け継がれてきたためです。この考えには共感する点もありながら、ショー本編の20分~30分程度の中で自分たちのこだわり全てに気づいてもらえるわけではないことに、もどかしい思いを抱えていました(一方で気づいてもらえない意匠はそれまでのもの、という気持ちもあります)。今回の連載では、ルックのデザインだけでなく、ショーに至る過程にスポットを当ててお話してきました。今年は映像ではなく生でショーを見る意味、というものをこれまで以上に大切にしています。ぜひ実際にお越しいただき、ルックのデザインはもちろん、それ以外の部分にも注目いただければうれしいです。

■早稲田大学繊維研究会2024年度ショー「透き間、仄めき」
日程:12月22日
時間:①開場12:30〜、開演13:00〜 ②開場15:00〜、開演15:30〜 ③開場17:30〜、開演18:00〜
場所:代官山ヒルサイドプラザ
住所:東京都渋谷区猿楽町29 ヒルサイドテラス

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「セルフ-ポートレート」がクリストファー・ケインをコラボ 「クリエーター同士が支え合い、高め合う」新プログラムの第1弾

ロンドン拠点のファッションブランド「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」は、ゲストデザイナーを迎える新たなレジデンシー・プログラムをスタートした。このほど、その第1弾として、英国人デザイナーのクリストファー・ケイン(Christopher Kane)が手掛けたコレクションを発売した。同コレクションは、ケインが2006年にロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校修士課程の卒業ショーで披露したデザインと、それを発展させた07年春夏をベースにしたもの。パステルカラーと白黒をベースに、チェーンメイルやレース、フリル、ラインストーンが特徴のドレスやニットからバッグやアクセサリーまで、パーティーシーズンにぴったりのアイテムがそろう。

ケインがファッションの表舞台に復帰

今回のコラボレーションは、ハン・チョン(Han Chong)「セルフ-ポートレート」創業者が共通の友人を介してケインに連絡を取ったことをきっかけにスタートしたが、ケインのファッションデザインへの復帰を記念するものでもある。というのも、2023年6月、彼が姉のタミー(Tammy Kane)と共にブランドを運営していた会社は経営破綻。その後、2人は会社を買い戻したものの、それ以来コレクションの発表や販売は行っていないからだ。

ロンドン中心部のバービカンに本社兼スタジオのハレラ・ハウスを構える「セルフ-ポートレート」は、そんなケインにコレクション制作のためのインフラやリソース、チーム、流通網を提供するとともに創造の自由を与えた。そしてブランドが密に提携する中国の生産背景を生かすことで、一番高いドレスでも650ポンド(約12万3500円)という価格を実現。「セルフ-ポートレート」のロンドンにある2つの直営店に加え、世界の小売店40店で販売している。

お互いの敬愛から生まれたコレクション

ケインは、今回の取り組みを敏捷性やサプライチェーン管理、ファッションの民主化についての学びだったと振り返る。そして、「こんなチャンスは滅多にない。過去に手掛けたコラボレーションと比べても全く異なる。私たちにはシナジーがあり、お互いを敬愛しているし、ファッションが前面に出ている。その結果、とてもウエアラブルかつ素晴らしいファッションを魅力的な価格帯で提供できるコレクションになった」と述べた。

一方、チョンは中国の珠江デルタ地域の工場でのスタッフ・トレーニングにこれまで10年間を費やしてきたとし、「これらの工場が品質とコストパフォーマンスにおける私の期待を理解することが重要だ」と説明。「私はデザインしている時、どの工場が何をやっているのか、どうすれば私の顧客にとってより身近なものにできるかを正確に把握している。例えば、このコレクションに上質なチェーンメイルを使いたければ、他の素材は全体のコストを下げるために安価なものにする。だから、以前はクリストファーのコレクションに手が届かなかったファンも、今回は買うことができるだろう」と付け加えた。

クリエイティビティー繁栄のための場を提供

さらに、レジデンシー・プログラムを「クリエーター同士がお互いをライバル視するのではなく、支え合い、高め合う、真のパートナーシップの未来を象徴するもの」と考える彼は、ブランドのリソースを生かして「クリエイティビティーが繁栄するためのホーム」を提供することが自身の責任だと考えているという。今後もハレラ・ハウスの門戸をあらゆる分野のクリエーターに開く計画で、「(レジデンシー・プログラムは)私の顧客と世界との関わり方を反映したものにしたいので、そのチャンスは幅広くエキサイティングだ。私は、ライフスタイルのさまざまな側面を探求するというアイデアが大好き。体験や一つの製品、音楽、本、あるいは複数のクリエイターが予想外の方法で携わることもあり得る」と語った。

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「ニューバランス」×「オーラリー」の新作や「ファミリア」×「アンリアレイジ」など! 来週発売のファッションアイテム9選【12/9〜12/15】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月9〜15日に発売するアイテムを紹介します。「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「オーラリー(AURALEE)」とコラボレーションしたスニーカー“メイド イン USA 990v4(MADE IN USA 990v4)”を12月13日に発売します。過去に両者コラボはしていますが“メイド イン USA”シリーズをベースに採用するのは今回が初とのこと。また同日には「ファミリア(FAMILIAR)」と「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のコラボアイテムが発売になります。色が変わるクマやウサギにキッズたちがどんな反応をするのか、ワクワクしますね!

【12月9日発売】
ドクターマーチン
(DR.MARTENS)

「アウェイク ニューヨーク」とコラボ
ニューヨークのサブカルチャーに着想

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、アンジェロ・バク(Angelo Baque)が手掛ける「アウェイク ニューヨーク(AWAKE NY)」とのコラボシューズ“ローウェル アウェイク”を発売する。同シューズは「ドクターマーチン」の新モデル“ザ・ローウェル・シューズ”をグリーンとピオニー・ネイビーの2色で製作。アウトソールにはイエローステッチを施し、1足につき3組のカラーシューレースが付属する。

■商品詳細

コラボシューズ(3万800円)

【12月11日発売】
ナイキ
(NIKE)

メタリックな“エア マックス”
一部販売店で発売

「ナイキ(NIKE)」は、ウィメンズのスニーカー“エア マックス ミューズ(AIR MAX MUSE)”を発売する。同スニーカーは、コンピュテーショナルデザインを活用し、全体をメタリックな流線型にデザインし、ヒールには“エア テクノロジー”を搭載、テクノロジーとファッションの融合を目指した。

■商品詳細

スニーカー(2万130円)

【12月12日発売】
デサント
(DESCENTE))

「ジョウンド」と初のコラボ

「デサント(DESCENTE)」は、カナダのデザインスタジオ「ジョウンド(JJJJOUND)」との初のコラボアイテムを発売する。同コラボでは、「デサント」のタウンユースカテゴリーである“オルテライン(ALLTERRAIN)”からブルーとグレーを基調としたアイテムをラインアップ。「デサント」のテクノロジーやクラフトマンシップと「ジョウンド」の現代的・都会的でミニマルなデザイン思想を融合したアイテムをそろえた。

■商品詳細

ダウンジャケット(6万6000円)
ベスト(4万4000円)
クォータージップ(2万2000円)
Tシャツ(1万9800円)
グローブ(7700円)
スキーマスク(1万1000円)
キャップ(1万6500円)

【12月13日発売】
サカイ
(SACAI)

「ナイキ」とコラボ
トラックスーツをベースにしたウエア

「サカイ(SACAI)」は、「ナイキ(NIKE)」とのコラボアイテムを発売する。今回は、トラックスーツをベースにしたジャケットとパンツをメンズ、ウィメンズでそろえるほか、ユニセックスのTシャツも加えた計5型を取りそろえる。

■商品詳細

ジャケット(3万6000〜3万6300円)
パンツ(2万8600円)
Tシャツ(1万4300円)

【12月13日発売】
ジーユー
(GU)

アニメ「葬送のフリーレン」とコラボ

「ジーユー(GU)」は、アニメ「葬送のフリーレン」とのコラボアイテムを発売する。同アニメは、勇者一行のひとりである魔法使いフリーレンが、魔王を倒した後の世界で人の想いを理解していくファンタジーストーリー。今回は、フリーレンの過去の記憶と現在の記憶をテーマに、フリーレンにとってのかけがえのない思い出のシーンを切り取ったコレクションに仕上げた。アイテムはパーカやスエットのほか、ソックスやバッグ、ポーチなどの小物もそろえる。

■商品詳細

スエットプルパーカ(2990円)
スエットプルオーバー(2990円)
トートバッグ(1990円)
ポーチ(1990円)
ソックス(390円)
※一部商品

【12月13日発売】
ファミリア
(FAMILIAR)

「アンリアレイジ」とコラボ
紫外線で変色するキッズウエア

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とのコラボアイテムを発売する。同コラボでは、キッズサイズのトレーナーやトートバッグのほかポシェット、チャームをラインアップ。また各アイテムは、「アンリアレイジ」が扱う、紫外線で色が変わる“フォトクロミック”繊維のファーを用いたため、日光などの紫外線を当てるとホワイトからブルーに色が変化する。

■商品詳細

キッズ トレーナー(1万8700円)
トートバッグ(1万7600円)
ポシェット(1万6500円)
チャーム(9900円)

【12月13日発売】
マリメッコ
(MARIMEKKO)

“ニート バッグ”から新作2種

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、パッカブルバッグシリーズ“ニート バッグ(NEAT BAG)”の新作を発売する。同コレクションは、タウンスースを意識したパッカブル仕様のデザインと機能性を併せ持つバッグコレクション“ニート バッグ”から、ダークグリーンとブラックでシックな雰囲気の“ウニッコ”と、ミニマルな印象のサンドベージュの“ソリッド”の2種類をラインアップ。S、M、Lの3サイズを展開する。

■商品詳細

バッグ S(1万5400円)
バッグ M(1万7600円)
バッグ L(1万9800円)

【12月13日発売】
ニューバランス
(NEW BALANCE)

人気の「オーラリー」コラボ
初の“メイド イン USA”シリーズがベース

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「オーラリー(AURALEE)」とコラボレーションしたスニーカー“メイド イン USA 990v4(MADE IN USA 990v4)”を発売する。同スニーカーは、1月にパリで発表された「オーラリー」2024-25年秋冬メンズコレクションのランウエイで発表されたモデルで、“メイド イン USA”シリーズをベースに採用するのは今回が初。オリジナルのシルエットはそのままに、アッパーを同色のヌバックとメッシュ、スエードの異素材で構築することで、ワントーンの中に奥行きを表現した。

■商品詳細

スニーカー(4万4000円)

【12月14日発売】
オール グッド フラワーズ
(ALL GOOD FLOWERS)

野性爆弾くっきー!とのコラボコレクション

「オール グッド フラワーズ(ALL GOOD FLOWERS)」はお笑いコンビ、野性爆弾のくっきー!とのコラボコレクションを発売する。同コラボでは、くっきー!が制作した作品から型を取った顔型のポットやフラワーベースなど陶器で作ったアイテムのほか、パジャマやTシャツなどのウエアに加えて、顔型の鉢や指型のオブジェなど世界観全開のアイテムをそろえる。

■商品詳細

パジャマ(1万7600円)
Tシャツ(5500円)
トートバッグ(2750円)
ラグ(1万9800円)
マグカップ(2200円)
※一部商品

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「ウカ」から2025年福袋“しよウカ袋”が登場 人気商品のセットや爪、頭皮ケアに特化した福袋も

トータルビューティーカンパニーの「ウカ(UKA)」は、ダメージヘアや頭皮、ネイルなどそれぞれにテーマを設けた6種の福袋 “しよウカ袋”を発売する。現在公式オンラインストアで予約を受け付けており、31日に発送する予定。

「ウカ」のトータルビューティーを体感できる福袋

「ウカ」のトータルビューティーを体感できる福袋は2種を用意。ネイルオイルや顔から体まで使えるオールインワンジェル、新作のボディーウオッシュの共通商品に加えて、髪をハリ・コシのある状態へと導くフォーオールヘアタイプのシャンプー、コンディショナーを入れた“トータルビューティーしよウカ(フォーオールヘアタイプ)”(9300円)と、ダメージケア成分を配合したフォーダメージヘアシャンプー、コンディショナーをまとめた“トータルビューティーしよウカ(フォーダメージヘア)”(9500円)をラインアップする。

7700円の“ベストセラーアイテムを使ってみよウカ”は、ブランドで人気の商品を集めた贅沢なセット。シャンプーブラシとしてだけでなく、肩こりや眼精疲労のマッサージにも使えるスカルプブラシ“ケンザン”や頭皮環境を整えるスカルプクレンジングのほか定番のネイルオイル、カラーベースコートをセットにした。

パーツ別のケアに特化した福袋

今回は、トータルビューティーのほか気になる部分のケアに特化した福袋もそろえる。1万2100円の“頭皮をスペシャルケアしよウカ”は、頭皮ケアに特化した福袋。スカルプブラシ“ケンザン”に加えて、フケやかゆみを抑えるヘアマスク、ヘアセラム、スカルプクレンジングと、「ウカ」のスカルプケアのフルラインをまとめた。

1万1000円の“育爪しよウカ”は、ハンド、ネイルケアに集中したセット。塗布しやすいスプレータイプの爪用美容液“ベターネイル&ハンドセラム”と、天然由来原料のみで作られたネイルオイルから柔らかいバニラの香りの“ベーシック”とリラクシーなラベンダーの香りの“ニイヨンヨンゴ”の2種を入れた。

1万1500円の“ラベンダーの香りでリラックスしよウカ”は、「ウカ」の香りを楽しめる福袋。ブランドで人気の香り“ニイヨンヨンゴ”のネイルオイルとパフューム(15ml)の2点に加えて、唇に潤いを与えながらラベンダーやベルガモットなどのフレーバーを楽しめるリップクリームを付けた。

また、すべての福袋には“しよウカ”ステッカーが付属する。赤線部分に抱負や目標を描き、好きな場所に貼ることができる。

「ウカ」2025年福袋詳細

販売場所

「ウカ」公式オンラインストア

予約開始日

12月2〜27日23:59

“トータルビューティーしよウカ(フォーオールヘアタイプ)”(9300円)セット内容

“イズ シャンプー フォーオールヘアタイプ”(100mL)
“イズ コンディショナー フォーオールヘアタイプ”(80mL)
“モイスチャライジングジェル ライスジュース”
“ネイルオイル ベーシック”
“イズボディウォッシュ”(100mL)
“しよウカステッカー”

“トータルビューティーしよウカ(フォーダメージヘア)”(9500円)セット内容

“イズ シャンプー フォーダメージヘア”(100mL)
“イズ コンディショナー フォーダメージヘア”(80mL)
“モイスチャライジングジェル ライスジュース”
“ネイルオイル ベーシック”
“イズボディウォッシュ”(100mL)
“しよウカステッカー”

“ベストセラーアイテムを使ってみよウカ”(7700円)セット内容

“選べる ウカ スカルプブラシ ケンザン”(※リラクゼーション、スカルプブラシ55は対象外)
“スカルプクレンジング ディープ&ライト スキニーボトル”
“ネイルオイル ニイヨンヨンゴ”
“カラーベースコート ゼロブンノニ”
“しよウカステッカー”

“頭皮をスペシャルケアしよウカ”(1万2100円)セット内容

“選べる ウカ スカルプブラシ ケンザン”(※リラクゼーション、スカルプブラシ55は対象外)
“リセラム フォースカルプ”(80mL)
“スカルプクレンジング ディープ&ライト スキニーボトル”(100mL)
“イズ マスク フォースカルプ&ヘア アンチイッチ”(チューブ、200mL)
“しよウカステッカー”

“育爪しよウカ”(1万1000円)セット内容

“ベターネイル&ハンドセラム”
“ネイルオイル ベーシック”
“ネイルオイル ニイヨンヨンゴ”
“しよウカステッカー”

“ラベンダーの香りでリラックスしよウカ”(1万1500円)セット内容

“ネイルオイル ニイヨンヨンゴ”
“パフューム ニイヨンヨンゴ”
“リップバーム メロートーク”
“しよウカステッカー”

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旅人ための香水ブランド「ジェロボーム」が日本上陸 ムスクベースの6つの香り

フランス発のフレグランスブランド「ジェロボーム(JEROBOAM)」が日本に上陸する。12月13日から「ノーズショップ(NOSE SHOP)」新宿店、麻布台店、銀座店、神戸店、福岡店および公式オンラインストアで販売する。

「ジェロボーム」は、パリのニッチフレグランスセレクトショップ「ジョヴォイ(JOVOY)」の創業者であり調香師のフランソワ・エナン(Francois Henin)が2014年に設立したブランド。旅先に持ち運ぶことを想定した“アーバンノマドのための香水”をテーマに、飛行機の手荷物として運べる30mLサイズのフレグランスを展開している。

サロン ド パルファン 2024で話題に

本ブランドは、10月17〜21日の期間開催されたサロン ド パルファン 2024(SALON DE PARFUM 2024)で日本に先行上陸し、会期中に「ノーズショップ」で取り扱った約30ブランドのうち人気1位に輝いた。中でもレザーの深みと焦げた砂糖の甘美さが織りなす洗練された誘惑の香りの“インスロ”は、ベストセラーアイテムとなり大きな反響を呼んだ。

旅人のための小さな香水

アイテムは全て、エナンのムスクへの探究心を反映したエキストレド パルファム。共通のムスクをベースとした高濃度の香水は、忙しい旅先でも香りを豊かに楽しむことができる。

香りのラインアップは、サロン ド パルファン 2024ベストセラーアイテムの“インスロ”のほか、ブランドの香水の起源となった清潔で塩気を帯びた男性的な香りの“オリジノ”、大胆でモダンなオリエンタルウッディの香りの“アンブラ”、ジューシーなフルーツと官能的なウッドが融合した“フロロ”、パイナップルとピンクベリーの甘美さにイランイランの官能さが混ざり合う“ウヌエ”(各30mL、各1万9800円)と、フルーティーとグルマンにウッドとスパイシーフローラルが交錯する“ゴゾ”(30mL、2万2000円)の計6種。さらに、日本未上陸の香水を含むミニ香水全12種をセットにした“ディスカバリーセット”(各1mL、1万1000円)も取り扱う。

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マチュー・ブレイジーの「シャネル」入りが噂される中、「ボッテガ・ヴェネタ」が後継者候補を確保か

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)=クリエイティブ・ディレクターが「シャネル(CHANEL)」のヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)の後任候補として噂される中、後継者を確保したようだ。業界関係者によると、同ブランドはブレイジーの後継者にルイーズ・トロッター(Louise Trotter)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターを選んだという。しかし、「ボッテガ・ヴェネタ」と親会社のケリング(KERING)から、この憶測についてのコメントは得られなかった。

トロッターは2023年2月に「カルヴェン」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、同年9月のパリ・ファッション・ウイークで初のコレクションを披露。ランウエイショーを再開し、数年間クリエイティブ・ディレクターが不在だったブランドに活気をもたらした。そんな彼女の控えめでありながら官能的なデザインとテクスチャーへのこだわりは、「ボッテガ・ヴェネタ」やこれまでのクリエイティブ・ディレクターに通じるところがある。

英ニューカッスル大学でファッションデザインを学んだトロッターは、英コンテンポラリーブランド「ウィッスルズ(WHISTLES)」で働いた後、渡米。「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「ギャップ(GAP)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」でキャリアを積んだ。その後ロンドンに戻り、「ジグソー(JIGSAW)」を経て、09年に「ジョゼフ(JOSEPH)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。18年10月から約4年間は、「ラコステ(LACOSTE)」のクリエイティブ・ディレクターを務めた。

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マチュー・ブレイジーの「シャネル」入りが噂される中、「ボッテガ・ヴェネタ」が後継者候補を確保か

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)=クリエイティブ・ディレクターが「シャネル(CHANEL)」のヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)の後任候補として噂される中、後継者を確保したようだ。業界関係者によると、同ブランドはブレイジーの後継者にルイーズ・トロッター(Louise Trotter)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターを選んだという。しかし、「ボッテガ・ヴェネタ」と親会社のケリング(KERING)から、この憶測についてのコメントは得られなかった。

トロッターは2023年2月に「カルヴェン」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、同年9月のパリ・ファッション・ウイークで初のコレクションを披露。ランウエイショーを再開し、数年間クリエイティブ・ディレクターが不在だったブランドに活気をもたらした。そんな彼女の控えめでありながら官能的なデザインとテクスチャーへのこだわりは、「ボッテガ・ヴェネタ」やこれまでのクリエイティブ・ディレクターに通じるところがある。

英ニューカッスル大学でファッションデザインを学んだトロッターは、英コンテンポラリーブランド「ウィッスルズ(WHISTLES)」で働いた後、渡米。「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「ギャップ(GAP)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」でキャリアを積んだ。その後ロンドンに戻り、「ジグソー(JIGSAW)」を経て、09年に「ジョゼフ(JOSEPH)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。18年10月から約4年間は、「ラコステ(LACOSTE)」のクリエイティブ・ディレクターを務めた。

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「ミスターチーズケーキ」が“クルミッ子”と再びコラボ 2日間の期間・数量限定で販売

「ミスターチーズケーキ(Mr. CHEESECAKE)」は、和洋菓子の製造販売を行う鎌倉紅谷のお菓子“クルミッ子”とのコラボ商品“ミスターチーズケーキ クルミッ子”を期間・数量限定で販売する。12月15、16日各日10時からミスターチーズケーキ公式オンラインストアで販売し、当日分の在庫が売り切れ次第販売を終了する。今年10月に発売し、好評だったことから再販に至った。

商品詳細

同商品は、バニラ、トンカ豆、“クルミッ子”のキャラメルソースを組み合わせた優しい味わいのチーズケーキの底に、風味豊かなガレットブルトンヌやクルミ、生キャラメルを敷き詰めた。レトロな見た目がかわいらしい鎌倉紅谷のシンボルキャラクター“リスくん“をあしらった限定ボックスと、クルミッ子を彷ふつとさせる色合いのサテンにチーズケーキを包んだ。価格は5940円。

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石川県の洋食器メーカー、ニッコーが柳宗理と會田雄亮による復刻アイテムを発売 創業116年の歴史をひもとく企画展も開催

石川県の洋食器メーカー、ニッコー(NIKKO)が運営するジェネラルストア「ロストアンドファウンド(LOST AND FOUND)」はこのほど、東京・富ヶ谷の旗艦店オープン3周年を記念し、日本を代表するデザイナー柳宗理と會田雄亮による復刻アイテムを発売した。同店では12月27日まで、創業116年のニッコーの歴史をひもとく企画展示「NIKKOの歩みとこれから」を開催している。

ニッコーは2021年に、「ロストアンドファウンド」をオープンした。確かな技術に基づいて長い間作り続けられてきたのに、世の中に溢れた多くのものに紛れてしまったり、今も通用するのに時代の流れに埋もれてしまったりした良いものが見つかる場所として、約3年間で1584種のアイテムを紹介してきた。ニッコーが作る洋食器も取り扱っており、店舗オープン3周年のタイミングで改めてコンセプトに立ち戻り、「良いものは未来につなげていきたい」という思いの下、復刻アイテムの発売と企画展示の開催に至った。

柳宗理

ニッコーの数あるアーカイブの中でも当時話題となった人気アイテムを、ボーンチャイナでアップデートして復刻する。“KIKYOシリーズ”(全6品、3080円〜1万560円)は、戦後間もない1948年頃にインダストリアルデザイナーの柳宗理がデザインした、同氏にとっては珍しい絵付きのテーブルウエアだ。また初期の代表作“松村硬質陶器N型シリーズ”は、戦後のグッドデザイン運動(商品の品質向上を目指すとともに近代的な生活を実現しようという運動)の隆盛にのって広く流通した。その後廃盤となっていたが、ニッコーの下でボーンチャイナに素材を変えてリ・デザインされ、90年に復刻。このたび、同シリーズからプラター(32cm、9350円)とサラダボウル(13cm、2200円/23cm、6380円)が追加復刻を果たす。

會田雄亮

今回復刻した“オーバルホワイトシリーズ”(全11品、2090円〜1万1000円)は陶芸家の會田雄亮によって60〜70年頃にデザインされ、日本硬質陶器(現ニッコー)が2013年頃まで硬質陶器素材で製造していた。デザインが暮らしの中で華やかに取り入れられたミッドセンチュリー期を象徴する伸びやかな造形が特徴。會田は陶芸作品から環境造形など、自然との調和を大切にする創作活動を続け、国内外で技術と作品の完成度を評価されてきた。

企画展示「NIKKOの歩みとこれから」では、1908年に創業したニッコーの歴史に光を当てる。小林和人「ロストアンドファウンド」商品セレクターがキュレーションし、社史からひもといた年表と貴重なアーカイブを通してニッコーのデザインと素材開発の歩みを紹介する。

■NIKKOの歩みとこれから
日程:11月28日〜12月27日
時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日
場所:ロストアンドファウンド トウキョウストア
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-15-12 1階

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