「ソフトハイフン“ザ・ハウス“」が「ワイ アイワークアウト」の別注ウォーターボトルを発売 アウトドアやスポーツシーンで人気の“ナルゲン ボトル”

「ソフトハイフン“ザ・ハウス“(SOFTHYPHEN “THE HOUSE”)」はNY発の「ワイ アイワークアウト(Y,IWO)」の別注ウォーターボトルを3月28日に発売する。容量は1100mlで価格は4400円。

3月28日の11:30から「ワイ アイワークアウト」の新作アイテムと合わせて、「ソフトハイフン“ザ・ハウス”」と公式オンラインストア、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都店で販売する。

今回発売するウォーターボトルは「ナルゲン(NALGENE)」のボトルで1949年にニューヨークで医療の研究用装備品として開発された。厳選素材を使用し、医療機器製造の品質管理の国際基準(ISO)を取得している認定自社工場で製造されているボトルは、気密性が高く丈夫で軽量なためアウトドアやスポーツを中心にさまざまなシーンで愛用されている。

ウォーターボトルはモノトーンで仕上げ、「ワイ アイワークアウト」の象徴的なロゴを施した。キャップと本体のねじ山がしっかり食い込む完全密閉の独自のキャップシステムで液漏れを防ぎ、パッキンも不要なため手入れが簡単で衛生面でも安心。素材は食品や飲料の容器に使用されることが多い化学物質・ビスフェノール A(BPA)を含まないイーストマン・ケミカルの飽和ポリエステル樹脂を採用している。耐冷耐熱温度は−20〜100度なので、冷凍から熱湯まで対応でき、食洗機での洗浄も可能だ。

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「ソフトハイフン“ザ・ハウス“」が「ワイ アイワークアウト」の別注ウォーターボトルを発売 アウトドアやスポーツシーンで人気の“ナルゲン ボトル”

「ソフトハイフン“ザ・ハウス“(SOFTHYPHEN “THE HOUSE”)」はNY発の「ワイ アイワークアウト(Y,IWO)」の別注ウォーターボトルを3月28日に発売する。容量は1100mlで価格は4400円。

3月28日の11:30から「ワイ アイワークアウト」の新作アイテムと合わせて、「ソフトハイフン“ザ・ハウス”」と公式オンラインストア、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)京都店で販売する。

今回発売するウォーターボトルは「ナルゲン(NALGENE)」のボトルで1949年にニューヨークで医療の研究用装備品として開発された。厳選素材を使用し、医療機器製造の品質管理の国際基準(ISO)を取得している認定自社工場で製造されているボトルは、気密性が高く丈夫で軽量なためアウトドアやスポーツを中心にさまざまなシーンで愛用されている。

ウォーターボトルはモノトーンで仕上げ、「ワイ アイワークアウト」の象徴的なロゴを施した。キャップと本体のねじ山がしっかり食い込む完全密閉の独自のキャップシステムで液漏れを防ぎ、パッキンも不要なため手入れが簡単で衛生面でも安心。素材は食品や飲料の容器に使用されることが多い化学物質・ビスフェノール A(BPA)を含まないイーストマン・ケミカルの飽和ポリエステル樹脂を採用している。耐冷耐熱温度は−20〜100度なので、冷凍から熱湯まで対応でき、食洗機での洗浄も可能だ。

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ゴールドウインが業績予想修正 韓国持分法適用会社からの受取配当金で営業外収益増加

ゴールドウインは25年3月期の連結業績予想を修正した。売上高は下方修正で1320億円(修正前は1332億円)となるが、営業利益以下は上方修正で営業利益が210億円(同181億円)、経常利益が320億円(同259億円)、純利益が240億円(同210億円)となる。

国内売り上げを示す個別業績については、修正後の売上高が1200億円(同1219億円)、営業利益が180億円(同161億円)、経常利益が同290億円(同207億円)、純利益が220億円(同155億円)。

韓国の持分法適用会社からの「受取配当金により、個別業績における営業外収益が増加し、経常利益、純利益の予想値が増加した。また、販管費の見通しを更新した」(発表資料から)ことが修正理由。

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EXILE・TAKAHIROがプロデュース 名曲「Rising Sun」をイメージした香水を発売

フィッツコーポレーションは4月5日、 EXILE・TAKAHIROがプロデュースするフレグランスブランド「ビージーエム(BGM)」から、エグザイルの楽曲「Rising Sun」を表現した香水“ビージーエム オードパルファム No.371×3 R”(50mL、4950円)を発売する。

同製品は19世紀にイギリスで発明された“香階”という伝統的な手法を採用。「Rising Sun」に使われている音階を紐解き、同楽曲を香りで表現した。音と香りをリンクさせ、明るくフレッシュなオレンジ、華やかなローズ、濃厚で甘美なキンモクセイアブソリュートなど5種類の香料による“ソーラフローラムスク”を生み出した。

TAKAHIROは調香のほかパッケージデザインにも参加。EXILEの威風堂々とした印象をイメージした高級感あるボトルに、TAKAHIROが手書きで記した“R”の文字を施している。

初回限定ボックスも発売

レザーケース付きアトマイザーとブックレットが付属する初回生産限定版(6600円)も用意する。ボックスにはブランドロゴなどにゴールド箔を押し、アトマイザーとレザーケースにもブランドロゴを刻印。レザーケースは持ち運びやすいキーチェーン付きで、ブックレットには、TAKAHIROの手書きメッセージなどのコンテンツを収録した。また、初回生産限定版の購入者を対象に、TAKAHIROのサイン入りグッズなどが当たるキャンペーンを実施する。応募期間は3月29日〜6月8日で、詳細は特設サイトに記載する。

特設サイト

TAKAHIROは、「自分にとってもEXILEにとっても、想い入れのある『Rising Sun』を“香り”で表現することになり、嬉しさと共に、心地良いプレッシャーを感じながら、調香を行いました。これまで幾度となく届けてきたこの曲のイメージを大切にしながら、『ビージーエム』らしさもしっかり意識し、試行錯誤して完成したのが“ソーラーフローラルムスク”の香りです。長く愛されてきた楽曲『Rising Sun』のように、この新作のフレグランスが皆さんの日々を輝かせてくれることを、心から願っております。そして、今回の商品名には、ちょっとした秘密が隠されています。フィッツコーポレーションさんには敢えてプレスリリースには書かないでくださいとお願いしたので、ぜひその秘密を見つけてみてください!自信作です。是非お楽しみください」とコメントしている。

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好調の「オニツカタイガー」“レジャースポーツ戦略”の下、新作“アルティ アールエス”発表

アシックスが運営する「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は3月25日、「ハイファッションとパフォーマンスの融合」をテーマにした新たなスニーカーシリーズ“アルティ アールエス シリーズ(ULTI RS SERIES)”を発表した。トレイルシューズをベースにした“ティグトレイル アールエス”、ランニングシューズをベースにした“ティグラン アールエス”、バスケットボールシューズをベースにした“ティグコート アールエス”の3モデルで構成。いずれも都市生活になじむデザイン性と機能性の両立をこれまでにないレベルで追求した点が特徴だ。第一弾として、“ティグトレイル アールエス”を3月28日に全国の店舗と公式オンラインで発売する。価格は2万9700円。ほか2モデルについては、今年秋以降発売予定で価格は未定。

25日に開かれた記者発表会でアシックスの庄田良二副社長執行役員オニツカタイガーカンパニー長は、「近年のお客さまのライフスタイルの変化を踏まえ、旅行やアウトドア、街歩きまでシームレスに履けるシューズが求められている。加えて、旅行や運動といったレジャー体験こそがラグジュアリーな価値を生むようになった。そうした体験価値を内包するプロダクト開発を“レジャースポーツ戦略”と名付け、新時代のスポーツシューズを開発しようと考えた」と背景を語り、創業100周年を見据えた新たな挑戦になると意気込んだ。

トップアスリートを支えるスポーツ工学研究所の技術を搭載

同シリーズでは、トップアスリートのためのシューズを開発してきた同社のスポーツ工学研究所の持つノウハウを最大限に活用した。異なる素材の組み合わせで、トレイル、ラン、バスケそれぞれのシーンに求められる機能性と履き心地を追求している。

例えば、“ティグトレイル アールエス”は、凹凸のある地面を走行しやすいような耐久性と安定性、コントロール性を高める工夫を凝らしている。ミッドソールには、軽量かつ反発性に優れた“フライトフォーム(FLYTEFOAM)”を採用。前足部分はこれを薄く配したことで、足裏で地面を捉える感覚を実現した。足の中央部分に配した硬い“トラスティック”と呼ばれるパーツは、足のねじれを防ぎ安定性の向上に貢献している。またアウトソール部分は、菱形状のラグを斜めに配置し、全方向にグリップ力を発揮できるよう設計した。かかと部分には、緩衝材“ゲル(GEL)”を搭載。3モデル全てに採用した“ゲル(GEL)”は外に大きく飛び出した形が特徴で、衝撃緩衝性を高めると同時に、アイコニックな見た目もデザイン性として取り入れている。

アッパーは目の細かさが異なる2つのメッシュ素材を重ねた。それにより、砂などの異物がシューズに入るのを防ぎつつ、絶妙なシアー感があり、ファッション性を高めている。また、シューレースの締め付け具合を調整しやすいループ状のアイレットを採用。日常のシーンから運動時のスタイルの変化をスムースに行えるようにした。

カラーは、先行発売するホワイト、オイスターグレー、クラシックレッド、ブラックの4色のほか、ピンク、イエロー、ブラウンもそろえる。スポーツシューズでは多くない落ち着いた色味でそろえることで洗練された印象に仕上げた。ロゴはタイガーストライプをベースに、主張を控えめにしつつ、躍動感のある表現でリデザインした。

グローバル全体の売上高は過去最高を記録

同様に“ティグラン アールエス”では、長時間のランニングに耐えられるよう耐久性と安定性を追求し、“ティグコート アールエス”では激しい動きに対応するフィット性と安定性の機能を取り込んでいる。

「オニツカタイガー」の2024年12月期のグローバル売上高は、前年比58.3%増の954億円で過去最高を記録した。日本地域では前期の約2.3倍の407億円だった。店舗数は14カ国で185店舗を展開し、グローバルで存在感を高めている。今年7月にはパリのシャンゼリゼ通りに新たな旗艦店をオープン予定だ。

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「グローバルワーク」銀座に旗艦店 “売上高1000億円”へ海外戦略のヘソに

アダストリアの「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」は、東京・銀座に「グローバルワーク ギンザ」を3月27日にオープンする。ブランド初の超都心型店舗であり、「グローバル旗艦店」との位置付け。売れ筋商品にフォーカスしたVMDや多言語対応のデジタルサイネージにより、銀座を行き交うインバウンドに照準を定める。初年度の売り上げ目標10億円のうち、訪日客比率は5割を見込む。「グローバルワーク」はブランド単体で「売上高1000億円」を見据えており、同店を海外本格進出の布石とする考えだ。

店舗は地下1階〜地上2階の3フロア構成で、面積は1100平方メートル。ウィメンズ、メンズ、キッズ商品をフルラインアップで展開する。特に1階ではブランドの顔ともいえる主力商品を、日本文化を意識した限定アイテムや演出とともに展開し、インバウンドへのターゲティングを明確化した。累計450万本を販売している“ウツクシルエットパンツ”(4990円〜)や高機能×イージーケアの“オテラク”シリーズ(5490円〜)、“何度着てもよれない”が謳い文句のTシャツ“ヘビロッTEE”(1980円〜)などの売れ筋商品を、デジタルPOPやトルソーを活用し、高い視認性で展開。デジタルPOPは多言語対応する。不定期で商品が入れ替わるアパレル・雑貨の自動販売機やフォトブースなど、フリー客を楽しませるコンテンツも導入した。

海外売上高を4倍に
関西でも旗艦店構想

銀座では「ユニクロ」「無印良品」といったグローバルSPAが大型店を構え、「グローバルワーク」にとっては強大なライバルとなる。彼らとどう差別化し、存在感を発揮していくのか。グローバルワーク営業本部長の太田訓・アダストリア執行役員は、「われわれの強みは、程よいファッション性と機能性を兼ね備えた、気分が上がるプロダクト。ファッション、ファンクション、フィーリングの3つの頭文字をとって、“3F”と呼んでいる。袖を通していただければ、きっと伝わるはず」と話す。一方で「現時点では、そういった(グローバルSPAの)ブランドとはまだ肩を並べるレベルにないことは自覚している」とも。「まずは、ブランドを知らない外国人のお客さまに『グローバルワーク』というブランドを覚えて帰っていただきたい」。

「グローバルワーク」は24年2月期に売上高500億円を突破。30年2月期にはこれを1000億円に引き上げる計画を掲げる。重点施策となるのが海外展開だ。現状は台湾、香港、上海に計20店舗を展開し、24年2月期の売上高は25億円だが、これを4倍の100億円に引き上げる。今後はASEANエリアへの出店に力を入れ、具体的にはタイ、マレーシア、フィリピンを有望な市場と見ている。銀座店を、海外本格展開を見据えたグローバル認知拡大の拠点とする。

期中の国内出店については「銀座店とは別に、少なくとも14店舗」を計画。銀座店を皮切りに、都心部やターミナル立地の出店も強化していく方針。またこの14店舗の中には含まれないものの、将来的には関西エリアにおいても銀座に続くグローバル旗艦店を出店する構想があるという。

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「イニスフリー」人気美容液3種のフェイスマスクが日本限定で登場 シカ&レチ&ビタCのゲルシートで10分ケア

「イニスフリー(INNISFREE)」は4月15日、人気美容液3種のフェイスマスクを日本限定で発売する。1日から全国のロフト(LOFT)で先行販売を行う。ホームケア需要の拡大や男性向けスキンケア需要の増加などからシートマスクを利用する人が増えていることから、日本の市場に合わせた製品の開発に至った。価格は各5枚入り(110mL)で 各880円。濃密なゲルシートに各美容液の成分をたっぷり閉じ込め、10分間の集中ケアを訴求する。

3種のレチノールとグリーンティー PDRNを配合した
“レチノール PDRN アドバンスド マスク”

“レチノール PDRN アドバンスド マスク”は青色ボトルが目印の美容液“レチノール PDRN アドバンスド セラム”のフェイスマスクで、純粋レチノールを含む3種のレチノールと、チェジュ島の茶葉由来のグリーンティーPDRNを配合した美容液をたっぷりと含んだ。毛穴悩みやハリにアプローチする。ゲルシートは美容成分に合わせて最適な成分をゲル化していて、同製品には海藻由来のアルギン酸を加えて肌への密着度を高めている。

レチノールとシカ成分の力で荒れた肌をケア
“レチノール シカ リペア マスク”

“レチノール シカ リペア マスク”は皮脂抑制作用を持つレチノールと、シカの美容液成分を配合した。荒れが気になる肌に潤いを与え健やかな状態へと導く。ゲルシートには肌負担軽減のため、シカ成分とパンテノールを配合している。

ビタミンCケアと角質ケアを同時にかなえる
“ビタC グリーンティーエンザイム ブライト マスク”

“ビタC グリーンティーエンザイム ブライト マスク”は、美容液“ビタC グリーンティーエンザイム ブライト セラム”の成分に加え、ゲルシートにはシカ成分とパンテノールを取り入れた。ビタミンCと緑茶酵素のW作用で気になる肌のくすみや毛穴にアプローチし、透明感のある肌をかなえる。

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「ミュグレー」に新クリエイティブ・ディレクター 「ドリス」や「ディオール」で腕を磨いたデザイナー

「ミュグレー(MUGLER)」は3月25日、新たなクリエイティブ・ディレクターとして、ポルトガル出身のデザイナー、ミゲル・カストロ・フレータス(Miguel Castro Freitas)を任命した。4月1日付で就任し、今秋のパリ・ファッション・ウイークで、デビューコレクションとなる2026年春夏コレクションを披露する。

なお、17年12月から同ブランドを率いていたケーシー・カドウォールダー(Casey Cadwallader)前アーティスティック・ディレクターについては、今春にもブランドを離れるのではないかという情報筋の話が今年2月に報じられていた。

ダニエル・ラハナ・アイデンバウム(Daniele Lahana-Aidenbaum)=ミュグレー ファッション&フレグランス部門グローバル・ブランド・プレジデントは、「ミゲルは、『ミュグレー』のスピリットやDNAを深く理解している。また、その幅広い才能とクリエイティビティーを考えると、自然な選択だった」と語った。

フレータス新クリエイティブ・ディレクターについて

フレータス新クリエイティブ・ディレクターは、04年にロンドンの名門校セント・マーチン美術大学(Central Saint Martins)を卒業。「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ランバン(LANVIN)」などでキャリアを積み、最近は「スポーツマックス(SPORTMAX)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」、「ディオール(DIOR)」のオートクチュール部門でシニア・デザイナーなどを務めていた。

カドウォールダー前アーティスティック・ディレクターについて

カドウォールダー前アーティスティック・ディレクターは、米国出身の45歳。米名門コーネル大学(Cornell University)で建築を学んだ後、「ナルシソ ロドリゲス(NARCISO RODRIGUEZ)」や「J. メンデル(J.MENDEL)」「ロエベ(LOEWE)」「セイ(TSE)」などでキャリアを積んだ。その後、「アクネ ストゥディオス(ACNE STUDIOS)」に加わり、ウィメンズのプレ・コレクションのヘッド・デザイナーを務めた。2017年12月に「ミュグレー」に加わり、およそ7年にわたってブランドを率いた。

「ミュグレー」について

「ミュグレー」は、1974年にデザイナーのマンフレッド・ティエリー・ミュグレー(Manfred Thierry Mugler)が「ティエリー・ミュグレー(THIERRY MUGLER)」として創業。肩パッドを入れたワイドなショルダーとウェストを絞った逆三角形のシルエットで、80年代から90年代にかけて世界的な人気を博した。90年には、クラランス グループ(GROUPE CLARINS以下、クラランス)と協業してフレグランス事業に進出。97年に、クラランスの傘下となった。同社は2002年に同ブランドのウエア事業を終了し、これに伴ってミュグレー創業デザイナーはファッション業界から引退。10年には、ブランド名が「ミュグレー」に改称された。19年、クラランスは同ブランドをロレアル(L’OREAL)に売却。22年1月、ミュグレー創業デザイナーが73歳で死去した。カドウォールダー前アーティスティック・ディレクターが就任する以前には、ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)やデヴィッド・コーマ(David Koma)がブランドのクリエイティブ面を率いていた。

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健康・美容機器を展開するアテックスから自在に変形するマッサージシート登場

健康・美容機器、快眠寝具を展開するアテックスは4月1日、変形可能なマッサージシート“自在マッサージシート ジザイス”(全2色、各2万9700円)を発売する。

同製品は、自在に変形する折り曲げ可能なマッサージシート。機能と気軽さを両立しながら人それぞれ異なるコリや疲れを1台で解消すべく開発され、使う人や場所に合った形やもみ方で快適なマッサージを届ける。8段階のリクライニングを実現し、真っ直ぐ立てて背中を、横に敷いて全身を、角度を付けて肩と背中を、座椅子のように使って腰とお尻をマッサージできる。フレームを折り曲げてももみ玉が追従するためマッサージ範囲も自在だ。もみ玉の移動範囲は上下約42cmにわたり、全体、上部のみ、下部のみの3段階からボタンで範囲を指定できる。重さは約4.5㎏で、既存品“マッサージシート DMA”の半分程度と軽く持ち運びやすいのが特徴だ。

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「ギャップ」×「ザ・マペッツ」 アイテムを着用したマペットをプリント

カジュアルファッションブランド「ギャップ(GAP)」は、世界中で愛されるディズニー作品「ザ・マペッツ」シリーズに登場するマペットたちをデザインした「The Disney Muppets Collection」を「ギャップ」公式オンラインストア限定で発売した。

本コレクションは、メンズTシャツ(6990円)5型とクルーネックスエット(9900円)2型をラインアップする。プリントされたキャラクターたちは、「ギャップ」のデニムジャケット、Tシャツ、オーガニックコットンポプリンビッグシャツを着用し、スタイリングは同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるザック・ポーゼン(Zac Posen)が担当した。

「ザ・マペッツ」に登場するマペットのリーダーであるカーミット、映画・テレビスターのミス・ピギー、パフォーマンスアーティストのゴンゾ、お笑いが大好きなフォジー、ドラマーのアニマルなど、マペットの人気キャラクターたちがモノクロのポートレートで登場する。

アイテム一覧

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「ギャップ」×「ザ・マペッツ」 アイテムを着用したマペットをプリント

カジュアルファッションブランド「ギャップ(GAP)」は、世界中で愛されるディズニー作品「ザ・マペッツ」シリーズに登場するマペットたちをデザインした「The Disney Muppets Collection」を「ギャップ」公式オンラインストア限定で発売した。

本コレクションは、メンズTシャツ(6990円)5型とクルーネックスエット(9900円)2型をラインアップする。プリントされたキャラクターたちは、「ギャップ」のデニムジャケット、Tシャツ、オーガニックコットンポプリンビッグシャツを着用し、スタイリングは同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるザック・ポーゼン(Zac Posen)が担当した。

「ザ・マペッツ」に登場するマペットのリーダーであるカーミット、映画・テレビスターのミス・ピギー、パフォーマンスアーティストのゴンゾ、お笑いが大好きなフォジー、ドラマーのアニマルなど、マペットの人気キャラクターたちがモノクロのポートレートで登場する。

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ゴールドウイン西田明男氏、名誉会長に退く

ゴールドウインは25日、創業家出身で代表取締役会長の西田明男氏(71)が6月の定時株主総会後に名誉会長へ退く人事を発表した。

西田氏は創業者・西田東作氏の長男。1977年に入社後、2000年に同社2代目社長に就き、20年から会長を務めてきた。本業だけでなく、一般社団法人日本スポーツ用品工業協会での活動、創業地の富山県では一般社団法人富山県繊維協会の会長として北陸地方の繊維産業の発展にも尽力。また寬仁親王記念杯・北陸ウェルフェアゴルフトーナメント大会の会長を務め、北陸地区における障がい者福祉への支援活動も続けてきた。それらが評価され、24年秋の叙勲では旭日小綬章を受章している。

経営の第一線からは退くものの、業界や地域の発展の活動に引き続き取り組む。

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ゴールドウイン西田明男氏、名誉会長に退く

ゴールドウインは25日、創業家出身で代表取締役会長の西田明男氏(71)が6月の定時株主総会後に名誉会長へ退く人事を発表した。

西田氏は創業者・西田東作氏の長男。1977年に入社後、2000年に同社2代目社長に就き、20年から会長を務めてきた。本業だけでなく、一般社団法人日本スポーツ用品工業協会での活動、創業地の富山県では一般社団法人富山県繊維協会の会長として北陸地方の繊維産業の発展にも尽力。また寬仁親王記念杯・北陸ウェルフェアゴルフトーナメント大会の会長を務め、北陸地区における障がい者福祉への支援活動も続けてきた。それらが評価され、24年秋の叙勲では旭日小綬章を受章している。

経営の第一線からは退くものの、業界や地域の発展の活動に引き続き取り組む。

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「ジュンヤ ワタナベ」のドラマチックな造形に目を奪われ、「ノワール ケイ ニノミヤ」ではハッピーなムードに 25-26年秋冬パリコレ日記vol.5

今季のパリは本当に晴天続きで、昼はアウター要らず。例年、1〜3月のコレクション取材は寒かったり、雨が続いたりすることも多いので、天気がいいだけで気分が高まります。本日は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」がコレクションを発表する“ギャルソン“デー。「エルメス(HERMES)」や「マックイーン(McQUEEN)」などもショーを開いた5日目の模様をお届けします。

キュビズムを服で表現する
「ジュンヤ ワタナベ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝は「ジュンヤ ワタナベ」から取材開始。今季はコム デ ギャルソン社の3ブランドとも街の中心にある同じ廃墟のようなビルが会場なので、移動しやすく助かります。トップバッターの「ジュンヤ」の会場は、V字を描くように客席を配置。ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のロックな音楽に合わせ、V字のそれぞれの端から先端に向かってモデルが交互に歩いてきます。

「非リアルな服作りに魅了される」という渡辺淳弥さんは今季、身近な服をキュビズムの視点で再考。幾何学的な造形を服に取り入れました。序盤は、同ブランドのスタイルに欠かせない黒のライダースジャケットを連打。ただ、トゲのような形が飛び出していたり、三角のパーツを組み合わせて立体的なフォルムを作り出したり。「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のブーツを袖にドッキングしたものまであります。続くトレンチコートやベルベットのドレスも、内側に仕込んだ立方体が出っ張っていたり、フレームが外に飛び出していたりとカクカクしたシルエットが特徴。また、MA-1は風船のようにふくらみ、ファーライクなジャケットはいくつものウィッグを組み合わせて表現しています。ラストには、三角や四角のパーツを組み合わせて作る、まさにキュビズムの概念を服に落とし込んだようなジャケットとコートを披露。ドラマチックな造形にフォーカスしたコレクションで、今季も唯一無二のクールさを追求しています。

「ノワール ケイ ニノミヤ」の
暗い時代を照らすハッピーなファンタジー

その後は、一旦「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「リンダ ファロー(LINDA FARROW)」の展示会に行き、再び「ジュンヤ」と同じビルに戻ってきました。「ノワール ケイ ニノミヤ」の会場は、ブルーライトで照らされた薄暗い空間。ピアノの生演奏と共に、暗闇に浮かび上がるように、サンゴやイソギンチャクを想起させる立体的な装飾が幻想的に光るルックからショーはスタートしました。そんな今季のテーマは「ファンタジー」。通常は服に用いられないような素材を積極的に使う二宮さんですが、今回はレジンを用いて奥行きを生み出し、布だけではできない新しい表現を探求したといいます。

その後も、海の中を想起させるような装飾や苔玉のような飾り、カットしたレザーをリングで繋いで表現する花などが黒をベースにしたガーリーなルックにボリュームをもたらします。そして、中盤からはよりカラフルでプレイフルな世界観へ。キッチュで大きなリボンや短いしっぽを集めたような装飾から、ヘアーエクステンションで形作ったバラのような花、ベビーベッドの上に飾るモビールのようなデザインまでを取り入れたドレスが登場しました。ポップでミックス感のあるサウンドも相まって、天真爛漫な子どものように明るくハッピーなムードを感じます。

コレクションやショーについて説明するよりも自由に感じてもらうことを大切にしている二宮さんはいつも多くを語りませんが、「基本的にファッションはポジティブなもので、人が前向きになるものということは変わらない」と言います。そんな思いで作られたコレクションは、暗くなりがちなこの混沌とした時代に夢と光をもたらしてくれました。

「ヴィヴィアン ウエストウッド」の
自由でアンドロジナスなスーツスタイル

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の遺志を継ぐアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler)が着目したのは、彼女から学んだというテーラリングとニットへの愛。特に「英国で発明されたテーラリングに見られるフォーマルな構築美こそ、個性を際立たせる最高のキャンバス。スーツほどセクシーなものはないだろう」と説明するように、ジェンダーを問わず、さまざまな個性を持ったキャラクターを描くスーツスタイルやセットアップがそろいます。それは、ブランドの拠点であり、オーストリア・チロル出身のアンドレアスが30年暮らしているロンドンへのオマージュでもあるそう。また、今季は、「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」をメーンラインの「ヴィヴィアン ウエストウッド」と初めて融合。途中でスキーウエアが何体か登場したのは唐突で真意が分からずでしたが、歴史的な装いの要素とストリート感をミックスしたり、女性はマスキュリンなジャケットを着る一方で男性はパンプスを履いていたりと、ブランドの自由でアンドロジナスなアプローチを感じるコレクションでした。

そして、この日は「国際女性デー」だったのですが、そのシンボルであるミモザを携わえてアンドレアスがフィナーレに登場。歩きながら、女性ゲストに花束をプレゼントしました。ランウエイからだったので、手渡すというより結構な勢いで投げてましたけどね(笑)。

力強く前進する
「エルメス」ウーマン

藪野:「エルメス」の会場に入ると、用意されてたのはいくつものカーブした壁で区切られ、床に土が敷かれた茶色一色の迷路のような空間。土の上をブーツで力強く歩くモデルたちが、今季のイメージである振り返らずに前進する芯のある女性を体現しています。

デザインの根底にあるのは、メンズウエアや乗馬の世界。黒やチャコールグレー、チョコレートブラウンなどダークトーンをベースに、レザーとフェルトを用いたアイテムがそろいます。例えば、ブランケットコートはラムレザーとウールフェルトのリバーシブルデザイン。そのほか、レザーはジャケットやキルティングベストからくるぶし丈のパンツやショーツ、ボディーラインに沿ったフェミニンなドレスまで、フェルト地はワイドパンツやラップスカート、ボンバージャケットを引き伸ばしたようなコートなどに用いられています。そこにアクセントを加えるのは、クラシックなメンズシューズに見られるようなパーフォレーション(パンチング)やタッセルと、ピスタチオグリーンの差し色。スカートやドレスに深く入れたスリット、背中のホール、ファスナー開閉による肌見せや透け感のあるインナーのニットによって、力強さの中にフェミニニティーを加えています。またスタイリングでは、薄手のハイゲージニットやリブニットを首や腰に自由に巻く提案が目を引きました。

今季を象徴する潮流の一つに挙げられる「力強さ」ですが、多いのは1980年代風のパワーショルダーを通した表現。「エルメス」はまた異なるアプローチで、エレガンスが共存する力強さを見せてくれました。村上さんは、どう見られましたか?

村上要「WWDJAPAN」編集長:村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):ナデージュ・ヴァンヘ・シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)クリエイティブ・ディレクターの上手さや、「エルメス」というメゾンのアティチュードに感銘を受けました。ここ数シーズン、ナデージュはバレエダンサーを思わせるボディコンシャスなシルエットを基調にエレガンスと力強さを共存させていますが、毎回少しずつ新しいんですよね。

今シーズンは、ブラックやレザー使いを増やし、ジャケットはコンパクトに。ブーツにはガラス加工したレザーのポインテッドトーをチョイスして、時々馬具のディテールを思わせるハーネスっぽいディテールを交えることで“戦闘能力高め“な感じを強調していますが、ここ数シーズンのタイトフィットなシルエットやヘルシーなミニ丈、そこに対して包み込まれるようなニットやケープ使いなどは変わらないんですよね。体に巻きつけたハイゲージのニットや何度も登場するニットタイツは、「私がずっと夢中になっているバレリーナが着想源です!」と言われても、「そうですねぇ〜」と言っちゃいそうです(笑)。一度買ったアイテムをずっと大事に楽しんでほしい、そしてブランドの普遍性を体感してほしいというデザイナーの願いやブランドの信念が、変わり続けることも必要なファッション業界の中で上手に表現できているなぁ、と毎回感心します。

さて、その後は、「コム デ ギャルソン」のコレクションで、「Don’t think. Feel. (考えるな、感じろ)」のお時間です。今回、私は下のリンクのように感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?

「アン ドゥムルメステール」が
「エルメス」に通じるプレイフル?

村上:続いては「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のショー会場に向かいます。ステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)クリエイティブ・ディレクターになって以降、「アン ドゥムルメステール」の“ポエティック時々ロック“なムードを普段使いできそうなアイテムも交えたスタイリングで表現するのが上手くなっています。

今シーズンは、アメリカの荒野を大冒険している感じでしょうか?フリンジをあしらったスエードブルゾンやコンチョ付きのベルト、カウボーイブーツに、「アン」らしいシフォンやチュール、レースのブラウスやドレス、ロング丈&フレアパンツのセットアップを合わせます。グランジムードが漂うモヘアのニットやネルシャツで作ったラップスカート、ダメージジーンズなども加え、上手にビンテージウエアを合わせているスタイリング上級者の雰囲気を醸し出しています。今の若い世代が共感するスタイリングですよね。このあたり、さすが20代のクリエイティブ・ディレクターは「若い世代のツボを押さえているな」という感じです。そして「アン ドゥムルメステール」もある意味、一度買ったアイテムはずっと楽しめるし、毎シーズン1つプラスすれば新しいスタイリングにも挑戦できるという「エルメス」的な性格を兼ね備えてきました。若い世代にはぜひ、ダメージTシャツやデニム、つけ襟、ヘッドピースあたりから、新しい「アン ドゥムルメステール」の世界を楽しんでほしいです。ステファノは、「プレイフルなスタイリングを楽しんでほしい」と話します。

美しい「マックイーン」には
期待してしまう畏怖・畏敬

村上:そして本日の最後は、ショーン・マクギアー(Sean McGirr)による「マックイーン」。前回のスマッシュヒットは越えられなかったでしょうか?超コンケープドショルダーでアワーグラスシルエットのジャケットや、ビクトリアン調なレースのブラウス、ドレープとフリルがカスケード状に流れるドレスなどはいずれも非の打ちどころがないけれど、私は「マックイーン」にそれ以上を期待してしまうんですよね。

上の記事にある通り、私たちが「マックイーン」に期待してしまうのは、強さや美しさと共に、脆さや儚さ。ダークファンタジーに着想源を得たり、命を削っているかのような渾身のクラフツマンシップを見せつけたり、「美しい」と共に「ヤバい」という感想が漏れてしまうようなクリエイションです。前回は、アイルランドの民話に登場する叫び声で人の死を予告する長い髪の精霊バンシーを着想源にしたり、オーガンジーをほどいてフリンジ状にした後で逆毛を立てて表現したボリューム感だったりで「ヤバさ」が滲み出ていたように思いますが、今回はちょっとゴージャスにヘルシーだったかな?ショーンは夜のロンドンに潜むダンディズムを着想源に、不眠症に悩む人たちの散歩などにも思いを馳せたそうですが、そういう“狂おしさ“みたいなものはもっと出ても良いかな?と思っています。マスクや蛾のモチーフなどの直接的な表現というよりは、着想源や渾身の職人技で次回も畏怖・畏敬の念を抱かせてくれることを期待しています。そのためには、厳しい気候や土地柄ゆえダークファンタジーな民話や逸話、伝統が数多く残る、ショーンの故郷のアイルランドにもっと思いを馳せても良いですよね。

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「ジュンヤ ワタナベ」のドラマチックな造形に目を奪われ、「ノワール ケイ ニノミヤ」ではハッピーなムードに 25-26年秋冬パリコレ日記vol.5

今季のパリは本当に晴天続きで、昼はアウター要らず。例年、1〜3月のコレクション取材は寒かったり、雨が続いたりすることも多いので、天気がいいだけで気分が高まります。本日は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」がコレクションを発表する“ギャルソン“デー。「エルメス(HERMES)」や「マックイーン(McQUEEN)」などもショーを開いた5日目の模様をお届けします。

キュビズムを服で表現する
「ジュンヤ ワタナベ」

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝は「ジュンヤ ワタナベ」から取材開始。今季はコム デ ギャルソン社の3ブランドとも街の中心にある同じ廃墟のようなビルが会場なので、移動しやすく助かります。トップバッターの「ジュンヤ」の会場は、V字を描くように客席を配置。ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のロックな音楽に合わせ、V字のそれぞれの端から先端に向かってモデルが交互に歩いてきます。

「非リアルな服作りに魅了される」という渡辺淳弥さんは今季、身近な服をキュビズムの視点で再考。幾何学的な造形を服に取り入れました。序盤は、同ブランドのスタイルに欠かせない黒のライダースジャケットを連打。ただ、トゲのような形が飛び出していたり、三角のパーツを組み合わせて立体的なフォルムを作り出したり。「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のブーツを袖にドッキングしたものまであります。続くトレンチコートやベルベットのドレスも、内側に仕込んだ立方体が出っ張っていたり、フレームが外に飛び出していたりとカクカクしたシルエットが特徴。また、MA-1は風船のようにふくらみ、ファーライクなジャケットはいくつものウィッグを組み合わせて表現しています。ラストには、三角や四角のパーツを組み合わせて作る、まさにキュビズムの概念を服に落とし込んだようなジャケットとコートを披露。ドラマチックな造形にフォーカスしたコレクションで、今季も唯一無二のクールさを追求しています。

「ノワール ケイ ニノミヤ」の
暗い時代を照らすハッピーなファンタジー

その後は、一旦「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「リンダ ファロー(LINDA FARROW)」の展示会に行き、再び「ジュンヤ」と同じビルに戻ってきました。「ノワール ケイ ニノミヤ」の会場は、ブルーライトで照らされた薄暗い空間。ピアノの生演奏と共に、暗闇に浮かび上がるように、サンゴやイソギンチャクを想起させる立体的な装飾が幻想的に光るルックからショーはスタートしました。そんな今季のテーマは「ファンタジー」。通常は服に用いられないような素材を積極的に使う二宮さんですが、今回はレジンを用いて奥行きを生み出し、布だけではできない新しい表現を探求したといいます。

その後も、海の中を想起させるような装飾や苔玉のような飾り、カットしたレザーをリングで繋いで表現する花などが黒をベースにしたガーリーなルックにボリュームをもたらします。そして、中盤からはよりカラフルでプレイフルな世界観へ。キッチュで大きなリボンや短いしっぽを集めたような装飾から、ヘアーエクステンションで形作ったバラのような花、ベビーベッドの上に飾るモビールのようなデザインまでを取り入れたドレスが登場しました。ポップでミックス感のあるサウンドも相まって、天真爛漫な子どものように明るくハッピーなムードを感じます。

コレクションやショーについて説明するよりも自由に感じてもらうことを大切にしている二宮さんはいつも多くを語りませんが、「基本的にファッションはポジティブなもので、人が前向きになるものということは変わらない」と言います。そんな思いで作られたコレクションは、暗くなりがちなこの混沌とした時代に夢と光をもたらしてくれました。

「ヴィヴィアン ウエストウッド」の
自由でアンドロジナスなスーツスタイル

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の遺志を継ぐアンドレアス・クロンターラー(Andreas Kronthaler)が着目したのは、彼女から学んだというテーラリングとニットへの愛。特に「英国で発明されたテーラリングに見られるフォーマルな構築美こそ、個性を際立たせる最高のキャンバス。スーツほどセクシーなものはないだろう」と説明するように、ジェンダーを問わず、さまざまな個性を持ったキャラクターを描くスーツスタイルやセットアップがそろいます。それは、ブランドの拠点であり、オーストリア・チロル出身のアンドレアスが30年暮らしているロンドンへのオマージュでもあるそう。また、今季は、「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」をメーンラインの「ヴィヴィアン ウエストウッド」と初めて融合。途中でスキーウエアが何体か登場したのは唐突で真意が分からずでしたが、歴史的な装いの要素とストリート感をミックスしたり、女性はマスキュリンなジャケットを着る一方で男性はパンプスを履いていたりと、ブランドの自由でアンドロジナスなアプローチを感じるコレクションでした。

そして、この日は「国際女性デー」だったのですが、そのシンボルであるミモザを携わえてアンドレアスがフィナーレに登場。歩きながら、女性ゲストに花束をプレゼントしました。ランウエイからだったので、手渡すというより結構な勢いで投げてましたけどね(笑)。

力強く前進する
「エルメス」ウーマン

藪野:「エルメス」の会場に入ると、用意されてたのはいくつものカーブした壁で区切られ、床に土が敷かれた茶色一色の迷路のような空間。土の上をブーツで力強く歩くモデルたちが、今季のイメージである振り返らずに前進する芯のある女性を体現しています。

デザインの根底にあるのは、メンズウエアや乗馬の世界。黒やチャコールグレー、チョコレートブラウンなどダークトーンをベースに、レザーとフェルトを用いたアイテムがそろいます。例えば、ブランケットコートはラムレザーとウールフェルトのリバーシブルデザイン。そのほか、レザーはジャケットやキルティングベストからくるぶし丈のパンツやショーツ、ボディーラインに沿ったフェミニンなドレスまで、フェルト地はワイドパンツやラップスカート、ボンバージャケットを引き伸ばしたようなコートなどに用いられています。そこにアクセントを加えるのは、クラシックなメンズシューズに見られるようなパーフォレーション(パンチング)やタッセルと、ピスタチオグリーンの差し色。スカートやドレスに深く入れたスリット、背中のホール、ファスナー開閉による肌見せや透け感のあるインナーのニットによって、力強さの中にフェミニニティーを加えています。またスタイリングでは、薄手のハイゲージニットやリブニットを首や腰に自由に巻く提案が目を引きました。

今季を象徴する潮流の一つに挙げられる「力強さ」ですが、多いのは1980年代風のパワーショルダーを通した表現。「エルメス」はまた異なるアプローチで、エレガンスが共存する力強さを見せてくれました。村上さんは、どう見られましたか?

村上要「WWDJAPAN」編集長:村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):ナデージュ・ヴァンヘ・シビュルスキー(Nadege Vanhee-Cybulski)クリエイティブ・ディレクターの上手さや、「エルメス」というメゾンのアティチュードに感銘を受けました。ここ数シーズン、ナデージュはバレエダンサーを思わせるボディコンシャスなシルエットを基調にエレガンスと力強さを共存させていますが、毎回少しずつ新しいんですよね。

今シーズンは、ブラックやレザー使いを増やし、ジャケットはコンパクトに。ブーツにはガラス加工したレザーのポインテッドトーをチョイスして、時々馬具のディテールを思わせるハーネスっぽいディテールを交えることで“戦闘能力高め“な感じを強調していますが、ここ数シーズンのタイトフィットなシルエットやヘルシーなミニ丈、そこに対して包み込まれるようなニットやケープ使いなどは変わらないんですよね。体に巻きつけたハイゲージのニットや何度も登場するニットタイツは、「私がずっと夢中になっているバレリーナが着想源です!」と言われても、「そうですねぇ〜」と言っちゃいそうです(笑)。一度買ったアイテムをずっと大事に楽しんでほしい、そしてブランドの普遍性を体感してほしいというデザイナーの願いやブランドの信念が、変わり続けることも必要なファッション業界の中で上手に表現できているなぁ、と毎回感心します。

さて、その後は、「コム デ ギャルソン」のコレクションで、「Don’t think. Feel. (考えるな、感じろ)」のお時間です。今回、私は下のリンクのように感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?

「アン ドゥムルメステール」が
「エルメス」に通じるプレイフル?

村上:続いては「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のショー会場に向かいます。ステファノ・ガリーチ(Stefano Gallici)クリエイティブ・ディレクターになって以降、「アン ドゥムルメステール」の“ポエティック時々ロック“なムードを普段使いできそうなアイテムも交えたスタイリングで表現するのが上手くなっています。

今シーズンは、アメリカの荒野を大冒険している感じでしょうか?フリンジをあしらったスエードブルゾンやコンチョ付きのベルト、カウボーイブーツに、「アン」らしいシフォンやチュール、レースのブラウスやドレス、ロング丈&フレアパンツのセットアップを合わせます。グランジムードが漂うモヘアのニットやネルシャツで作ったラップスカート、ダメージジーンズなども加え、上手にビンテージウエアを合わせているスタイリング上級者の雰囲気を醸し出しています。今の若い世代が共感するスタイリングですよね。このあたり、さすが20代のクリエイティブ・ディレクターは「若い世代のツボを押さえているな」という感じです。そして「アン ドゥムルメステール」もある意味、一度買ったアイテムはずっと楽しめるし、毎シーズン1つプラスすれば新しいスタイリングにも挑戦できるという「エルメス」的な性格を兼ね備えてきました。若い世代にはぜひ、ダメージTシャツやデニム、つけ襟、ヘッドピースあたりから、新しい「アン ドゥムルメステール」の世界を楽しんでほしいです。ステファノは、「プレイフルなスタイリングを楽しんでほしい」と話します。

美しい「マックイーン」には
期待してしまう畏怖・畏敬

村上:そして本日の最後は、ショーン・マクギアー(Sean McGirr)による「マックイーン」。前回のスマッシュヒットは越えられなかったでしょうか?超コンケープドショルダーでアワーグラスシルエットのジャケットや、ビクトリアン調なレースのブラウス、ドレープとフリルがカスケード状に流れるドレスなどはいずれも非の打ちどころがないけれど、私は「マックイーン」にそれ以上を期待してしまうんですよね。

上の記事にある通り、私たちが「マックイーン」に期待してしまうのは、強さや美しさと共に、脆さや儚さ。ダークファンタジーに着想源を得たり、命を削っているかのような渾身のクラフツマンシップを見せつけたり、「美しい」と共に「ヤバい」という感想が漏れてしまうようなクリエイションです。前回は、アイルランドの民話に登場する叫び声で人の死を予告する長い髪の精霊バンシーを着想源にしたり、オーガンジーをほどいてフリンジ状にした後で逆毛を立てて表現したボリューム感だったりで「ヤバさ」が滲み出ていたように思いますが、今回はちょっとゴージャスにヘルシーだったかな?ショーンは夜のロンドンに潜むダンディズムを着想源に、不眠症に悩む人たちの散歩などにも思いを馳せたそうですが、そういう“狂おしさ“みたいなものはもっと出ても良いかな?と思っています。マスクや蛾のモチーフなどの直接的な表現というよりは、着想源や渾身の職人技で次回も畏怖・畏敬の念を抱かせてくれることを期待しています。そのためには、厳しい気候や土地柄ゆえダークファンタジーな民話や逸話、伝統が数多く残る、ショーンの故郷のアイルランドにもっと思いを馳せても良いですよね。

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ファッション産業史視点で見た「シーイン」:記者談話室vol.170

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

170回目のテーマは「シーインがファッション産業史にもたらす影響」です。彗星のごとく表れ、ウルトラファストファッションと越境ECモデルを軸に急成長を遂げ、いまや世界で最も大きな衣料品専門店チェーンを凌ぐほどに成長した中国の「シーイン」。そのビジネスモデルの本質とは?ファッション産業史の中でどう位置づけられるのか。3人の記者がそれぞれの立場から熱く語りました。

「記者談話室」ではみなさまからのお便りをお待ちしております。ご感想ご意見を聞かせてください。メールアドレスは、danwashitu@infaspub.co.jp です。


この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
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阪急阪神百貨店「カスタマーサクセスアワード」 人材育成と発掘にも成果

阪急阪神百貨店は、2023年度に新設した社内報奨制度「カスタマーサクセスアワード」の第2回表彰式を4日に開催した。同賞は「お客さまの喜びは、私たちの喜び」というバリューに基づく行動で成果を出した社員を称え、顧客起点で働く企業文化の醸成につなげることを目的に創設。前年度の1.5倍、全社員の6割強にあたる2493人が応募し、選考を経て受賞した12人の順位が発表された。

一人の顧客の期待に徹底的に応える

今年度は2点を変更した。一人の顧客の興味・関心事・課題を解決した取り組みを対象とした「バリューアクション大賞」と、複数の顧客に対しても再現性のある取り組みを対象とした「ビジネスインパクト大賞」に分類した。それぞれの営業部門とスタッフ部門ごとにグランプリ1人と準グランプリ2人が選出された。さらに自薦による個人応募のため、前年度は取り組みが完遂できず、最終的に応募できなかった社員もいたことから今年度は本部と一体化。年度をまたいでも取り組みをやり切ることを重視した。

全役員による最終選考と社員投票の結果、バリューアクション大賞・営業部門のグランプリは、趣味でつながるコミュニティを提案したお得意様外商部の伊藤竜彦さん、準グランプリには骨格診断イベントを実施した阪急本店婦人服飾品営業統括部の的場なるみさんと、ギフトをきっかけに次世代の新規顧客を獲得した西宮阪急子供ライフスタイル営業部の西浦麻絵さんが選ばれた。グランプリの伊藤さんは「お得意様外商部は非常に働きやすい風土があり、受賞はそのおかげ。これからも自身のアップデートと長くやっているからこそ気付くことに一つずつ答えを出していくよう心がけていきたい」と喜びを語った。

バリューアクション大賞・スタッフ部門のグランプリは、生成AI(アシスタ)を活用した事務センターの問い合わせ業務の自動化に取り組んだ業務改革運営推進室の小竹和代さん、準グランプリには新作発表会の時期に合わせてスイスウォッチツアーを開催したラグジュアリー商品統括部の村田竜一さんと、クローバースタッフの不安要素を取り除く要素を入れたレジ教習の実施とクローバースタッフとの関係性の構築に取り組んだ阪神本店婦人服飾品・リビング営業統括部の陣在京子さんが受賞した。グランプリの小竹さんは「途中諦めそうになったが、部内メンバーやシステム部門の方のサポートによって形にすることができた。これからも営業部門のお役に立てるようアシスタを育てていきたい」と、感謝と抱負を述べた。

顧客満足の新しい仕組みを作る

ビジネスインパクト大賞・営業部門のグランプリは、パフォーマンス型のリペア・メンテナンスコーナーの新設に取り組んだ阪急メンズ大阪紳士洋品雑貨営業部の岩橋和大さん、準グランプリには売り場ビジョン『未来の阪急うめだ本店の顧客を創造する』を実現させる期間限定ショップを展開した阪急本店婦人ファッション営業統括部の山藤未来さんと、富裕層ニーズの高いお酒のカテゴリーで体験型イベントを企画したお得意様外商部の半田潤一郎さんが受賞した。グランプリの岩橋さんは「競合の多いメガネ業界だが、お客さまの思いとその思いに応えたいというわれわれの思いが合致してこの環境とサービスを作ることができた。まだ認知度は低く、課題も多いが、メガネのメンテナンス・リペアが一般化していくよう取り組んでいきたい」と喜びを伝えた。

ビジネスインパクト大賞・スタッフ部門のグランプリは、ファッション好き富裕層に向け、クローゼット整理サポートサービスを提案したファッションワールドコンテンツ開発部の山田祥生さん、準グランプリには顧客と生産者の新しい関係性作り「トモniツクル」を企画した第1店舗グループフードマーケティング部の細見圭祐さんと、日本酒の新たなプレミアムカテゴリーの確立に取り組む第1店舗グループフード商品統括部の大塚秀和さんが受賞した。グランプリの山田さんは「今回の取り組みを通じて、課題解決自体がお客さまの喜びだったり、最終的には全然違うありたい姿につなげていくことができることを感じることができた。実際にご自宅に伺うなどお客さまと向き合うことで結果、新しい商品の購入にもつながった。目の前の課題の解決だけではなく、お客様のありたい姿を一緒に考えていけるよう努めていきたい」と語った。

大切なのは「感じる力」「考える力」「行動する力」

表彰式で阪急阪神百貨店の山口俊比古社長は「お客さまの価値観が変化していくなか、私たちにとって最も大切なことは、向き合うお客さまや共に働く仲間が困っていることを気づき、そこに対して全力で取り組むこと。結果としてその方たちの喜びが生み出されることが大切と思う。そのためには、向き合った方に対して感じる力と考える力、行動する力が必要。喜びの花を目いっぱい咲かせてほしい」とあいさつした。

同アワード自体については「応募者数が昨年の1.5倍に増えたことで一歩成長した」と評価。「今回の受賞者も組織のリーダーというより、自身の仕事に真摯に取り組み、結果を出せた人たちだ。アワードが人材育成と人材発掘にもつながっている」と、着実な成果をアピールした。

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「サロモン」直営店が二子玉川にオープン 限定シューズの発売やオープニングキャンペーンも

「サロモン(SALOMON)」は4月16日、二子玉川駅直結の複合施設、二子玉川ライズに直営店をオープンする。

同店では、直営店舗および公式オンラインショップ限定で取り扱う“ムーンパック”シリーズを発売する。また、2万2000円以上買い物をすると先着でオリジナルウォータープルーフバッグを進呈する。(無くなり次第終了)

店舗概要

◼️サロモン 二子玉川ライズ
オープン日:4月16日
場所:二子玉川ライズ・ショップングセンター タウンフロント N-2090区画
住所:東京都世田谷区玉川2-21-1
営業時間:10:00〜20:00

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エストネーションとマディソンブルーがアップサイクルプロジェクトを始動

エストネーション(ESTNATION)とマディソンブルー(MADISONBLUE)は、過去のコレクションを再構築するアップサイクルプロジェクト「リヴィーヴル(REVIVRE)」を始動した。

「過去のコレクションも古いモノではなく、変わらぬ価値がある」という思いのもと、ブランド開始時からセールをしない「マディソンブルー」のメンズアイテムをウィメンズサイズへと作り変えた。展開するのはいずれもジャケットを基にリデザインした計4型、7種類。上質なウール梳毛の強撚の糸を二重織りで織り上げたジャケットを半そでにカットし、後ろ見ごろにベルトを取り付けたウェストシェイプのジャケットや、高密度で織り上げたイタリア製の理念を使用したジャケット、ジレなど。上質な素材を今のバランスで着られるように仕立て上げた。価格はジレが9万5000円、ジャケットが17万5000円~29万5000円(いずれも税込)。エストネーション六本木ヒルズ店で11日から販売している。

3月下旬には、エストネーションのウィメンズチーフディレクター、藤本カンナと「マディソンブルー」のデザイナー・ディレクター、中山まりことの対談を公式サイトで公開予定。

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「リーバイス」から1920年代の“ロット 201 ジーンズ”と“ロット 213 ジャケット”が復刻

「リーバイス(LEVI'S)」は3月28日、過去作を忠実復刻するコレクション“リーバイス ビンテージ クロージング(LEVI'S VINTAGE CLOTHING)”から1920年代の希少なシリーズを復刻した“ロット 213 ジャケット”(6万6000円)と“LVC 1920s ロット201 ジーン”(6万500円)を発売する。「リーバイス」原宿フラッグシップストア、新宿、大阪、京都で取り扱う。3月27日には、公式オンラインサイトで先行販売を行う。(先行販売はブルーランク以上のリーバイスレッドタブ会員限定)

1920年代の希少なシリーズが復活

同アイテムは、1890年代初頭にアイコニックな“501”のロープライスバージョンとして登場した“ロット 201”とその関連アイテムである“ロット 213 ジャケット”の1920年バージョンを復刻したものだ。

“LVC 1920s ロット201 ジーン”は、ブラックのブランドドーナツボタン、シンチバック、むき出しの銅製リベットなど1920年代の特徴であるリラックスしたフィットを再現している。日本製の“シュリンク トゥ フィット“セルビッチデニムを採用し、クラシックな赤耳ではなくブルーのラインが特徴だ。“LVC 1920s ロット201 ジーン”とセットアップで着られる“ロット 213 ジャケット”は、同じくブラックのブランドドーナツボタン、シンチバック、銅製リベットを採用し時代を反映したディテールを施している。

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90年代の裏原カルチャーを象徴する「バウンティーハンター」 が30周年記念アート展を開催 

東京・神保町の「New Gallery」は、4月3日から5月6日まで、原宿ストリートカルチャーの象徴とも言えるトイショップ「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」の30周年を記念したアート展「BH30|BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」を開催する。

1995年5月5日、HIKARUとTAKAによって原宿にオープンした「バウンティーハンター」は、USトイ&PUNK ROCKをコンセプトとしたトイショップとして誕生。現在ではオリジナルウエアやオリジナルトイを中心に展開している。代表的な“スカルくん”をはじめとした独自のアイコンで国内外から高い支持を集め、日本のストリートファッションシーンに多大な影響を与え続けている。

本展では、「バウンティーハンター」との関わりが深い、裏原宿オールスターズともいえるデザイナー、アーティストが一堂に会し、 「バウンティーハンター」とのコラボレーションやその世界観にインスパイアされた作品を展示・販売する。参加アーティストには、カリ・デウィット、ジェームズ・ロッキン、高橋盾、岩田圭市、河村康輔、MANKEY、滝沢伸介、SUKEBOSHINCHANG、SKETCH、西山徹、堀内俊哉、VERDYなど、国内外のストリートカルチャーを代表する顔ぶれが集結した。

会場では「バウンティーハンター」セレクトによるコレクション展示ほか、世界で1点の各アーティスト作品はもちろん、各30点限定エディションプリント、各100点限定BH30アーティストTシャツなど、いずれも本展でしか手に入らない貴重なアイテムを取り扱う。さらに、原宿の人気トイストア「SECRETBASE」とコラボした「バウンティーハンター」30周年を記念した30種類(各1個)の超限定フィギュアトイ缶も販売。こちらは会場に設置されたクレーンゲームにチャレンジすることで、限定フィギュアトイ缶の購入権を獲得することができる。加えて展覧会図録も販売する。

■「BOUNTY HUNTER 30TH ART EXHIBITION」
監修:Supervised by TAKA+HIKARU、BOUNTY HUNTER
会場:New Gallery
住所:東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
会期:2025年4月3日〜5月6日
休日:月曜日(5月5日を除く)
時間:12:00〜20:00
入場料:無料
https://newgallery-tokyo.com/bountyhunter30th

コラボTシャツ

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「C.P.カンパニー」×「サシコギャルズ」限定15着のシャツを発売

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は、岩手県大槌町を拠点に活動する「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボレーションした“オーバーシャツ イン クローム R サシコ”(限定、全4色、各11万5500円)を発売する。限定15着のみの取り扱いで、4月2〜9日に伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップで先行販売を行う。その後、「C.P. カンパニー」渋谷店で発売する。

伝統とテクノロジーが共存する1着

同アイテムは、「C.P. カンパニー」のオリジナルファブリック“クローム R”を採用したフルジップオーバーシャツのボディをキャンパスに「サシコギャルズ」の職人が1点ずつ手作業で刺し子を施した。“クローム R”は、光沢のあるマルチフィラメントナイロンを使用し、軽量で耐久性に優れた素材。3種類のポケットにはそれぞれ異なるオリジナルファブリックを使用した。

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「C.P.カンパニー」×「サシコギャルズ」限定15着のシャツを発売

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は、岩手県大槌町を拠点に活動する「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボレーションした“オーバーシャツ イン クローム R サシコ”(限定、全4色、各11万5500円)を発売する。限定15着のみの取り扱いで、4月2〜9日に伊勢丹新宿本店メンズ館のポップアップで先行販売を行う。その後、「C.P. カンパニー」渋谷店で発売する。

伝統とテクノロジーが共存する1着

同アイテムは、「C.P. カンパニー」のオリジナルファブリック“クローム R”を採用したフルジップオーバーシャツのボディをキャンパスに「サシコギャルズ」の職人が1点ずつ手作業で刺し子を施した。“クローム R”は、光沢のあるマルチフィラメントナイロンを使用し、軽量で耐久性に優れた素材。3種類のポケットにはそれぞれ異なるオリジナルファブリックを使用した。

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【スナップ】レディー・ガガやマライア・キャリー、JO1らが集結 「アイハートラジオ・ミュージック・アワード」の個性派ルックをチェック

3月17日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー劇場(Dolby Theatre)で2025年「アイハートラジオ・ミュージック・アワード(IHEARTRADIO MUSIC AWARDS)」が開催された。会場には、受賞したレディー・ガガ(Lady Gaga)やマライア・キャリー(Mariah Carey)、JO1、ベンソン・ブーン(Benson Boone)ら豪華アーティストが集結。個性溢れる旬のルックに身を包み、授賞式を盛り上げた。

レディー・ガガ

イノベーター賞(Innovator Award)の受賞スピーチを披露したレディー・ガガは、「マックイーン(McQUEEN)」2025-26年秋冬コレクションからギャザーカフとレイヤードフローラルレースがあしらわれたポピーレッドのシルクドレスを着用。

ショーの最中は「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」2025-26年秋冬コレクションのロングスリーブブラックミニドレスに着替え、雰囲気の異なる2通りのスタイリングで授賞式を楽しんだ。

テイラー・スウィフト

ツアーオブザセンチュリー賞(Tour of the Century Award)を含む全9つの賞を受賞したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)は、会場には来場しなかったもののビデオを通して受賞コメントを公開。

動画内で着用していたのは、ブラックのロングスリーブトップスに「ミュウミュウ(MIU MIU)」のタータンチェックスカートを合わせたシンプルなルック。胸元には2017年に発売し、近々再編成バージョンをリリースすることを予告しているアルバム「レピュテーション(Reputation)」のモチーフであるスネークを模った「カルティエ(CARTIER)」のネックレスを合わせていた。

マライア・キャリー

アイコン賞(Icon Award)を受賞したマライア・キャリーは、デザイナーのマリアナ・ロマノヴァ(Mariana Romanova) によるカスタムドレスに身を包み受賞コメントを披露。煌びやかなアクセサリーはそれぞれ、ピアスが「ETHO MARIA」、ネックレスが「ハリー・コトラー(HARRY KOTLAR)」、ブレスレットが「アキリス(AKILLIS)」のもの。

JO1

ボーイズグループJO1は、メンバー11人そろって来場した。

カットアウトルックが人気

「アレクサンドル・ボーティエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」のドレスを着用したシンガーソングライターのケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)をはじめ、歌手のマニー・ロング(Muni Long)ら多くのセレブがカットアウトドレスをセレクト。色や素材、カットアウトの位置などで個性を出すのがレッドカーペットの新トレンドのようだ。

シースルーは引き続きトレンド

ここ数年、セレブたちから絶大な人気を誇っているシースルールックの人気はまだまだ続いていく模様。

「Beautiful Things」でソングオブザイヤー賞(Song of the Year)を受賞したベンソン・ブーンは、ブラックのシースルーレーストップスにホワイトのハイウエストパンツをスタイリング。司会を務めたニッキー・グレイザー(Nikki Glaser)は、「ステラ マッカートニー」のグリッターが散りばめられたシースルー素材のロングドレスに「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のメタリックなプラットフォームシューズを合わせ、統一感のあるルックに仕上げた。

そのほか、ダンサーのシェリル・バーク(Cheryl Burke)やモデルのジェニー・マッカーシー(Jenny McCarthy)らが個性派シースルールックを披露した。

レッドカーペットスナップ一覧

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【スナップ】レディー・ガガやマライア・キャリー、JO1らが集結 「アイハートラジオ・ミュージック・アワード」の個性派ルックをチェック

3月17日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー劇場(Dolby Theatre)で2025年「アイハートラジオ・ミュージック・アワード(IHEARTRADIO MUSIC AWARDS)」が開催された。会場には、受賞したレディー・ガガ(Lady Gaga)やマライア・キャリー(Mariah Carey)、JO1、ベンソン・ブーン(Benson Boone)ら豪華アーティストが集結。個性溢れる旬のルックに身を包み、授賞式を盛り上げた。

レディー・ガガ

イノベーター賞(Innovator Award)の受賞スピーチを披露したレディー・ガガは、「マックイーン(McQUEEN)」2025-26年秋冬コレクションからギャザーカフとレイヤードフローラルレースがあしらわれたポピーレッドのシルクドレスを着用。

ショーの最中は「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」2025-26年秋冬コレクションのロングスリーブブラックミニドレスに着替え、雰囲気の異なる2通りのスタイリングで授賞式を楽しんだ。

テイラー・スウィフト

ツアーオブザセンチュリー賞(Tour of the Century Award)を含む全9つの賞を受賞したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)は、会場には来場しなかったもののビデオを通して受賞コメントを公開。

動画内で着用していたのは、ブラックのロングスリーブトップスに「ミュウミュウ(MIU MIU)」のタータンチェックスカートを合わせたシンプルなルック。胸元には2017年に発売し、近々再編成バージョンをリリースすることを予告しているアルバム「レピュテーション(Reputation)」のモチーフであるスネークを模った「カルティエ(CARTIER)」のネックレスを合わせていた。

マライア・キャリー

アイコン賞(Icon Award)を受賞したマライア・キャリーは、デザイナーのマリアナ・ロマノヴァ(Mariana Romanova) によるカスタムドレスに身を包み受賞コメントを披露。煌びやかなアクセサリーはそれぞれ、ピアスが「ETHO MARIA」、ネックレスが「ハリー・コトラー(HARRY KOTLAR)」、ブレスレットが「アキリス(AKILLIS)」のもの。

JO1

ボーイズグループJO1は、メンバー11人そろって来場した。

カットアウトルックが人気

「アレクサンドル・ボーティエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」のドレスを着用したシンガーソングライターのケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)をはじめ、歌手のマニー・ロング(Muni Long)ら多くのセレブがカットアウトドレスをセレクト。色や素材、カットアウトの位置などで個性を出すのがレッドカーペットの新トレンドのようだ。

シースルーは引き続きトレンド

ここ数年、セレブたちから絶大な人気を誇っているシースルールックの人気はまだまだ続いていく模様。

「Beautiful Things」でソングオブザイヤー賞(Song of the Year)を受賞したベンソン・ブーンは、ブラックのシースルーレーストップスにホワイトのハイウエストパンツをスタイリング。司会を務めたニッキー・グレイザー(Nikki Glaser)は、「ステラ マッカートニー」のグリッターが散りばめられたシースルー素材のロングドレスに「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のメタリックなプラットフォームシューズを合わせ、統一感のあるルックに仕上げた。

そのほか、ダンサーのシェリル・バーク(Cheryl Burke)やモデルのジェニー・マッカーシー(Jenny McCarthy)らが個性派シースルールックを披露した。

レッドカーペットスナップ一覧

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MTGのスキンケアブランド「メグリー」が炭酸ミスト専用化粧水を拡充 混合肌&角質・毛穴にアプローチする新2種

MTGの炭酸スキンケアブランド「メグリー(MEGLY)」は3月26日、炭酸ミスト化粧水“メグリー”の専用化粧水2種を発売する。混合肌向けの“スキンセンサー”(60mL、3300円)、角質・毛穴ケアの“ダブルピール”(60mL、3300円)の2種が仲間入りし、専用化粧水は全5種に拡充する。

“スキンセンサー”は、TゾーンとUゾーンそれぞれの肌悩みに着目した混合肌向けの化粧水。高濃度炭酸と化粧水を組み合わせた独自の微細ミスト「HCCA イノシトール」がTゾーンとUゾーンで異なる水分・皮脂量に適切にアプローチし、水分・油分バランスの整った均一な肌に導く。カプセル状のビタミンや2種のヒアルロン酸、整肌成分のアーチチョーク葉エキスを配合し、肌を保湿しながらふっくらと滑らかな肌に仕上げる。

“ダブルピール”は、“擦らず、剥がさない”角質・毛穴ケアをかなえる導入化粧水。高濃度炭酸にAHA(フルーツ酸)7種と整肌成分サリチル酸を掛け合わせ、古い角質にアプローチしながら肌を引き締め、毛穴の目立たない素肌に導く。ビタミンとミネラルが豊富な整肌成分マンダリンオレンジエキスと保湿成分ナイアシンアミドが肌のキメを整え、輝きを与える。

“メグリー”は、専用化粧水と炭酸ガスカートリッジ、デバイスの3つを組み合わせて使用するミストタイプのセルフケアデバイス。高濃度炭酸にさまざまな配合成分を含む化粧水を掛け合わせ、毛穴の約30分の1サイズの微細粒子「HCCA」として肌に必要な成分を届けて潤いを保つ。ミストの噴射時間はそれぞれ5〜10秒で、洗顔後スキンケアの始めに使用する。専用化粧水のラインアップは、ハリ・弾力ケアの“#0”、ゆらぎ肌向けの“プロテクト”、くすみケアの“グロウ”に今回の2種を加えた全5種。ベースケアの“#0”をはじめ、ゆらぎや混合、乾燥など肌質別の悩みをサポートする“#1”、特定の肌悩みをサポートする“#2”、スキンケアステップにプラスワンのケアをもたらす“#3”と4つのカテゴリを設ける。“プロテクト”と“スキンセンサー”は“#1”、“グロウ”は“#2”、“ダブルピール”は“#3”で、肌状態や肌悩みに合わせて好きな種類を使い分けることができる。

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MTGのスキンケアブランド「メグリー」が炭酸ミスト専用化粧水を拡充 混合肌&角質・毛穴にアプローチする新2種

MTGの炭酸スキンケアブランド「メグリー(MEGLY)」は3月26日、炭酸ミスト化粧水“メグリー”の専用化粧水2種を発売する。混合肌向けの“スキンセンサー”(60mL、3300円)、角質・毛穴ケアの“ダブルピール”(60mL、3300円)の2種が仲間入りし、専用化粧水は全5種に拡充する。

“スキンセンサー”は、TゾーンとUゾーンそれぞれの肌悩みに着目した混合肌向けの化粧水。高濃度炭酸と化粧水を組み合わせた独自の微細ミスト「HCCA イノシトール」がTゾーンとUゾーンで異なる水分・皮脂量に適切にアプローチし、水分・油分バランスの整った均一な肌に導く。カプセル状のビタミンや2種のヒアルロン酸、整肌成分のアーチチョーク葉エキスを配合し、肌を保湿しながらふっくらと滑らかな肌に仕上げる。

“ダブルピール”は、“擦らず、剥がさない”角質・毛穴ケアをかなえる導入化粧水。高濃度炭酸にAHA(フルーツ酸)7種と整肌成分サリチル酸を掛け合わせ、古い角質にアプローチしながら肌を引き締め、毛穴の目立たない素肌に導く。ビタミンとミネラルが豊富な整肌成分マンダリンオレンジエキスと保湿成分ナイアシンアミドが肌のキメを整え、輝きを与える。

“メグリー”は、専用化粧水と炭酸ガスカートリッジ、デバイスの3つを組み合わせて使用するミストタイプのセルフケアデバイス。高濃度炭酸にさまざまな配合成分を含む化粧水を掛け合わせ、毛穴の約30分の1サイズの微細粒子「HCCA」として肌に必要な成分を届けて潤いを保つ。ミストの噴射時間はそれぞれ5〜10秒で、洗顔後スキンケアの始めに使用する。専用化粧水のラインアップは、ハリ・弾力ケアの“#0”、ゆらぎ肌向けの“プロテクト”、くすみケアの“グロウ”に今回の2種を加えた全5種。ベースケアの“#0”をはじめ、ゆらぎや混合、乾燥など肌質別の悩みをサポートする“#1”、特定の肌悩みをサポートする“#2”、スキンケアステップにプラスワンのケアをもたらす“#3”と4つのカテゴリを設ける。“プロテクト”と“スキンセンサー”は“#1”、“グロウ”は“#2”、“ダブルピール”は“#3”で、肌状態や肌悩みに合わせて好きな種類を使い分けることができる。

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【バックステージ】「ベイシックス」2025-26年秋冬コレクション

「ベイシックス(BASICKS)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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【バックステージ】「ベイシックス」2025-26年秋冬コレクション

「ベイシックス(BASICKS)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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伊ニットウエアブランド「アラヌイ」、親会社ニューガーズから過半数株式を買い戻して独立

ミラノ発の高級ニットウエアブランド「アラヌイ(ALANUI)」の共同創業者であるカルロッタ・オッディ(Carlotta Oddi)=クリエイティブ・ディレクターとニコロ・オッディ(Nicolo Oddi)最高経営責任者(CEO)が、親会社である伊アパレル企業ニューガーズグループ(NEW GUARDS GROUP以下、NGG)から、同ブランドの過半数株式を買い戻したことが明らかになった。金額は非公開。

「アラヌイ」について

「アラヌイ」は、ファッションコンサルタントやモード誌のエディターとして活躍していたカルロッタと、弟のニコロが2015年にミラノで設立。世界を飛び回る中、着心地のいい服としてニットウエアに大きな可能性を感じたことから、“旅行の経験を記録するような服”をコンセプトとしている。16年3月にファーストコレクションを発表し、17年に初めてNGGの投資を受けた。今後は独立した企業となり、26年春夏コレクションからは、商品をミラノのショールームから取引先などに送るという。なお、カルロッタ=クリエイティブ・ディレクターとニコロCEOはいずれも続投する。

今後はアジア地域での事業拡大を目指す

同ブランドは売上高などの数字は開示していないが、ニコロCEOによれば、業績は本拠地であるイタリアのほか、ドイツ、英国、米国が好調だという。今後はこれらの市場における卸先を整理しつつ、アジア地域での事業拡大を目指す。なお、24年には日本でポップアップストアを開催している。また、いずれはブランドの世界観をより直接的に伝えられる直営店を運営するべく、まずはミラノに出店したいと述べた。

ニューガーズグループについて

NGGは、15年にミラノで設立。「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」「アンブッシュ(AMBUSH)」「ヘロン・プレストン(HERON PRESTON)」などのブランドを擁するほか、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」をライセンス生産している。 19年8月、高級ECのファーフェッチ(FARFETCH)がNGGを6億7500万ドル(約1005億円)で買収。しかし、ファーフェッチは23年12月15日に経営破綻に陥っていることが明らかになり、同18日に韓国の大手EC企業クーパン(COUPANG)によって買収された。

また、NGGは「リーボック(REEBOK)」を保有する米ブランドマネジメント会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)と22年3月に提携し、23年5月には同ブランドの欧州における販売代理店業務などを手掛けるNGG++部門を立ち上げた。しかし、新たな契約条件で合意に至らなかったことから、ABGは24年11月初旬に同契約を終了。同時期に、NGGは日本の民事再生法にあたるイタリア倒産法(Composizione Negoziata della Crisi、CNC)の適用を申請したと海外メディアが報じた。CNCは破産の手続きをするものではなく、NGGは同法の下で債務を整理しつつ事業を継続し、再建を目指すとしている。

なお、NGGは保有していたラグジュアリー・ストリートウエアブランド「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」を、25年2月に米ブランド管理会社ブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)に売却。ブランドを設立したフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)=クリエイティブ・ディレクターは、これを機にブランドを離れている。

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伊ニットウエアブランド「アラヌイ」、親会社ニューガーズから過半数株式を買い戻して独立

ミラノ発の高級ニットウエアブランド「アラヌイ(ALANUI)」の共同創業者であるカルロッタ・オッディ(Carlotta Oddi)=クリエイティブ・ディレクターとニコロ・オッディ(Nicolo Oddi)最高経営責任者(CEO)が、親会社である伊アパレル企業ニューガーズグループ(NEW GUARDS GROUP以下、NGG)から、同ブランドの過半数株式を買い戻したことが明らかになった。金額は非公開。

「アラヌイ」について

「アラヌイ」は、ファッションコンサルタントやモード誌のエディターとして活躍していたカルロッタと、弟のニコロが2015年にミラノで設立。世界を飛び回る中、着心地のいい服としてニットウエアに大きな可能性を感じたことから、“旅行の経験を記録するような服”をコンセプトとしている。16年3月にファーストコレクションを発表し、17年に初めてNGGの投資を受けた。今後は独立した企業となり、26年春夏コレクションからは、商品をミラノのショールームから取引先などに送るという。なお、カルロッタ=クリエイティブ・ディレクターとニコロCEOはいずれも続投する。

今後はアジア地域での事業拡大を目指す

同ブランドは売上高などの数字は開示していないが、ニコロCEOによれば、業績は本拠地であるイタリアのほか、ドイツ、英国、米国が好調だという。今後はこれらの市場における卸先を整理しつつ、アジア地域での事業拡大を目指す。なお、24年には日本でポップアップストアを開催している。また、いずれはブランドの世界観をより直接的に伝えられる直営店を運営するべく、まずはミラノに出店したいと述べた。

ニューガーズグループについて

NGGは、15年にミラノで設立。「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」「アンブッシュ(AMBUSH)」「ヘロン・プレストン(HERON PRESTON)」などのブランドを擁するほか、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」をライセンス生産している。 19年8月、高級ECのファーフェッチ(FARFETCH)がNGGを6億7500万ドル(約1005億円)で買収。しかし、ファーフェッチは23年12月15日に経営破綻に陥っていることが明らかになり、同18日に韓国の大手EC企業クーパン(COUPANG)によって買収された。

また、NGGは「リーボック(REEBOK)」を保有する米ブランドマネジメント会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)と22年3月に提携し、23年5月には同ブランドの欧州における販売代理店業務などを手掛けるNGG++部門を立ち上げた。しかし、新たな契約条件で合意に至らなかったことから、ABGは24年11月初旬に同契約を終了。同時期に、NGGは日本の民事再生法にあたるイタリア倒産法(Composizione Negoziata della Crisi、CNC)の適用を申請したと海外メディアが報じた。CNCは破産の手続きをするものではなく、NGGは同法の下で債務を整理しつつ事業を継続し、再建を目指すとしている。

なお、NGGは保有していたラグジュアリー・ストリートウエアブランド「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」を、25年2月に米ブランド管理会社ブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)に売却。ブランドを設立したフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)=クリエイティブ・ディレクターは、これを機にブランドを離れている。

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「ニールズヤードレメディーズ」の保湿クリーム2種が容量・容器を新たにリニューアル

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は3月28日、“カレンデュラ クリーム”(60mL、4620円)と“ステラリア クリーム”(60mL、4620円)の保湿クリーム2種をリニューアル発売する。容器は装いを新たにアルミチューブからガラスジャーに変更。価格は約1.6倍となるが、容量は2倍の60mLにサイズアップする。

“カレンデュラ クリーム”は、肌荒れを防ぐカレンデュラエキス配合の保湿クリーム。保湿成分のアロエエキスやミツロウ、ビタミン豊富なアーモンド油が乾燥した肌を潤し、健やかに整える。“ステラリア クリーム”は乾燥の肌トラブルが起こりやすい肌を健やかに保つ保湿クリーム。保湿成分のステラリアを配合し、環境ストレスや生活習慣などで揺らぐ肌を集中ケアする。アーモンド油やミツロウが水分を閉じ込め、肌を保護する。

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「ニールズヤードレメディーズ」の保湿クリーム2種が容量・容器を新たにリニューアル

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は3月28日、“カレンデュラ クリーム”(60mL、4620円)と“ステラリア クリーム”(60mL、4620円)の保湿クリーム2種をリニューアル発売する。容器は装いを新たにアルミチューブからガラスジャーに変更。価格は約1.6倍となるが、容量は2倍の60mLにサイズアップする。

“カレンデュラ クリーム”は、肌荒れを防ぐカレンデュラエキス配合の保湿クリーム。保湿成分のアロエエキスやミツロウ、ビタミン豊富なアーモンド油が乾燥した肌を潤し、健やかに整える。“ステラリア クリーム”は乾燥の肌トラブルが起こりやすい肌を健やかに保つ保湿クリーム。保湿成分のステラリアを配合し、環境ストレスや生活習慣などで揺らぐ肌を集中ケアする。アーモンド油やミツロウが水分を閉じ込め、肌を保護する。

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【スナップ】冨永愛、塩野瑛久らが来場 サンローラン プロダクション映画「エミリア・ペレス」試写会

「サンローラン(SAINT LAURENT)」の映画制作の子会社サンローラン プロダクション(SAINT LAURENT PRODUCTIONS)は、3月28日ジャック・オーディアール(Jacques Audiard)監督の映画「エミリア・ペレス」を公開する。公開に先駆け3月19日に試写会を開催した。

会場には、モデルの冨永愛や松島花、俳優の塩野瑛久ら豪華セレブリティーが来場し映画を楽しんだ。

来場者スナップ

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【2025年夏コスメ】「アンプルール」が3種のビタミンC配合の日焼け止めスプレーを今年も限定発売

「アンプルール(AMPLEUR)」は3月24日、春夏シーズン恒例の日焼け止めスプレー“VCサンプロテクトスプレー”[SPF50+・PA++++](70g、2200円)を限定発売した。

同製品は、3種のビタミンCを配合したスプレータイプの日焼け止め。紫外線をブロックしながら肌の保湿やハリ、弾力の維持、引き締めにアプローチする。独自のシルクコートUVカプセルを採用することで、肌に負担をかけずに高いUVカット効果を実現。ヒアルロン酸や浸透型コラーゲンに植物由来成分をブレンドし、乾燥などの紫外線ダメージを受けた夏の肌に潤いを与え、健やかな肌に導く。顔やボディー、髪の毛、頭皮にも使用でき、ベタつかず白浮きしない。ピンクグレープフルーツとオレンジにライムを組み合わせたビタミンシトラスの香りに仕上げた。

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【2025年夏コスメ】「アンプルール」が3種のビタミンC配合の日焼け止めスプレーを今年も限定発売

「アンプルール(AMPLEUR)」は3月24日、春夏シーズン恒例の日焼け止めスプレー“VCサンプロテクトスプレー”[SPF50+・PA++++](70g、2200円)を限定発売した。

同製品は、3種のビタミンCを配合したスプレータイプの日焼け止め。紫外線をブロックしながら肌の保湿やハリ、弾力の維持、引き締めにアプローチする。独自のシルクコートUVカプセルを採用することで、肌に負担をかけずに高いUVカット効果を実現。ヒアルロン酸や浸透型コラーゲンに植物由来成分をブレンドし、乾燥などの紫外線ダメージを受けた夏の肌に潤いを与え、健やかな肌に導く。顔やボディー、髪の毛、頭皮にも使用でき、ベタつかず白浮きしない。ピンクグレープフルーツとオレンジにライムを組み合わせたビタミンシトラスの香りに仕上げた。

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【バックステージ】「ハトラ」2025-26年秋冬コレクション

「ハトラ(HATRA)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ハトラ(HATRA)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「シーイー」の菱山豊やイギリスの元スタイリストら5人による新ブランド「オファリング」がドーバー ギンザでローンチ

元スタイリスト兼ファッションディレクターで現在はクリエイティブ・コンサルタントのサイモン・フォックストン(Simon Foxton)、「シーイー(C.E)」のトビー・フェルトウェル(Toby Feltwell)と菱山豊、映像ディレクター兼クリエイティブ・コンサルタントのニック・グリフィス(Nick Griffiths)、インテリアデザイナーー兼アンティーク・ディーラーのアダム・ブレイ(Adam Bray)の5人は英発アパレルブランド「オファリング(OFFERING)」を立ち上げた。日本国内では、3月29日にドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で開催されるイベント“オープンハウス”でローンチし、同店のみ限定で取り扱う。

ビンテージのファブリックや陶器に着想を得た
日本で生産する快適さを求めたデザイン

ファブリックの柄は、アダム・ブレイ(Adam Bray)が収集してきたビンテージのファブリックや陶器などのアーカイブに着想を得て製作した。シェイプは汎用性が高く、快適さを重視しており、全製品を日本で生産し、Tシャツを除く全ての洋服は製品染め加工が施されている。

サイモンは英国を代表するスタイリストの1人で、1984年から雑誌“i-D”でスタイリングをはじめ同誌のファッション・ディレクターを務める。サイモンが作り出した代表的なビジュアルのいくつかはヴィクトリア&アルバート博物館やテート・モダンに収蔵されている。ニックは「i-D」から「ヴァニティーフェア」まで幅広い媒体でファッションエディターやスタイリストとしてのキャリアを積み、「アディダス(ADIDAS)」などのコンサルティングを務めた後に映像の世界へと足を踏み入れた。アダムは、ロンドンを拠点に住宅や商業施設などの国際的なインテリアデザインプロジェクトに取り組んでいる。コンデナスト社のヴォーグハウスのロビーの改装などを手掛けている。トビーと菱山は「シーイー」を立ち上げたメンバーで「オファリング」では生産管理を担当する。

アイテム詳細

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「シーイー」の菱山豊やイギリスの元スタイリストら5人による新ブランド「オファリング」がドーバー ギンザでローンチ

元スタイリスト兼ファッションディレクターで現在はクリエイティブ・コンサルタントのサイモン・フォックストン(Simon Foxton)、「シーイー(C.E)」のトビー・フェルトウェル(Toby Feltwell)と菱山豊、映像ディレクター兼クリエイティブ・コンサルタントのニック・グリフィス(Nick Griffiths)、インテリアデザイナーー兼アンティーク・ディーラーのアダム・ブレイ(Adam Bray)の5人は英発アパレルブランド「オファリング(OFFERING)」を立ち上げた。日本国内では、3月29日にドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で開催されるイベント“オープンハウス”でローンチし、同店のみ限定で取り扱う。

ビンテージのファブリックや陶器に着想を得た
日本で生産する快適さを求めたデザイン

ファブリックの柄は、アダム・ブレイ(Adam Bray)が収集してきたビンテージのファブリックや陶器などのアーカイブに着想を得て製作した。シェイプは汎用性が高く、快適さを重視しており、全製品を日本で生産し、Tシャツを除く全ての洋服は製品染め加工が施されている。

サイモンは英国を代表するスタイリストの1人で、1984年から雑誌“i-D”でスタイリングをはじめ同誌のファッション・ディレクターを務める。サイモンが作り出した代表的なビジュアルのいくつかはヴィクトリア&アルバート博物館やテート・モダンに収蔵されている。ニックは「i-D」から「ヴァニティーフェア」まで幅広い媒体でファッションエディターやスタイリストとしてのキャリアを積み、「アディダス(ADIDAS)」などのコンサルティングを務めた後に映像の世界へと足を踏み入れた。アダムは、ロンドンを拠点に住宅や商業施設などの国際的なインテリアデザインプロジェクトに取り組んでいる。コンデナスト社のヴォーグハウスのロビーの改装などを手掛けている。トビーと菱山は「シーイー」を立ち上げたメンバーで「オファリング」では生産管理を担当する。

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「ジーユー」と協業2シーズン目、「ロク」のデザイナーが語る「コラボから受ける刺激」

PROFILE: 韓国ソウル生まれ、米テキサス・オースティン育ち。英ロンドンのセント・マーチン美術大学でメンズウエアとウィメンズウエアを学ぶ。2010年にフィービー・ファイロによる「セリーヌ」で3年間アシスタントデザイナーを経験後、フリーランスデザイナーとして「ルイ・ヴィトン」や「クロエ」のデザインを手掛ける。16年に自身のブランド「ロク」を立ち上げ、18年度の「LVMHプライズ」で特別賞を受賞。19-20年秋冬に初のランウエイショーをパリで発表、以来パリでの発表を続ける PHOTO:SHUHEI SHINE

「ジーユー」は4月4日、ロック・ファン(Rok Hwang)が手掛ける「ロク(ROKH)」との、2シーズン目となるコラボコレクションを発売する。「ジーユー」は2024年9月に満を持してニューヨークに常設出店し、グローバルな存在感を目指す段階にあるが、足元の業績は良いとは言えず、「確固たるブランドポジションの確立」が喫緊の課題となっている。メンズ軸では「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾と新ライン「ユージー(UG)」を立ち上げ、デザインアプローチを吸収し、商品精度を高めるべく研鑽を積んでいる。では「ジーユー」がウィメンズで胸を借りる相手は誰かというと、それが「ロク」だ。「このコラボは、ジーユーと私たち、どちらにとっても学びがある」と控えめに、穏やかに話すロク・ファンに、前シーズンに続き話を聞いた。

WWD:「ジーユー」との協業は2シーズン目になるが、今回はどのようにアイデアを組み立てていったのか。

ロク・ファン「ロク」デザイナー(以下、ファン):ファーストシーズンに続き“Play in Style”をコンセプトに、いろんな要素やアイテムを組み合わせていくミックスマッチの考え方でコラボレーションに臨みました。「ジーユー」と「ロク」それぞれが得意とする要素と、今シーズンは“ブリティッシュガーデン”の要素も加えて、それらをミックスして面白いものを作りたい、というのが出発点です。“ブリティッシュガーデン”の要素としては、例えばワンピースに取り入れた小花柄です。リボン付きのハットもまさにガーデニングをするときに被るようなスタイルですよね。また、ショート丈のコートは、庭いじりをするときに日差しから守るといったイメージで、ケープのようなシルエットになりました。

WWD:ガーデニングを意識したということは、ロクさん自身、自然との触れ合いを求めている?

ファン:自然がある環境はもともと好きですし、ガーデニングで土いじりをするのは自分を開放していくようなイメージがあります。自分が好きなように花や植物を植えて、遊びを込めて“自由”に庭を作っていく。それって、「ジーユー」に通じるところがあると感じましたし、ガーデニングという要素が、今回のコラボレーションにリボンをかけるようなアレンジになると考えました。

WWD:「ジーユー」のブランド名の由来が“自由”だということには、コラボのファーストシーズンのインタビューでも言及していた。

ファン:4年前に「ジーユー」チームと初めて軽く話した際、最初の会話がまさに「ジーユー」が意味するのは“自由”だ、という話でしたから(笑)。コラボとしては2シーズン目ですが、やり取りをするようになってからは4年と長いので、「ジーユー」と「ロク」のチームではさまざまな角度から会話を深めることができています。「ジーユー」チームのパタンナーや生地担当者もすばらしく、彼らからクリエイションの“自由”をもらっているので、とても仕事がしやすい状況です。

動きの中の美しさを追求

WWD:コラボ第2弾でロクさんが特に気に入っているのはどんな点か。ペプラムシャツなどの立ち上がるような立体的なフリルのディテールは、「ジーユー」のインライン商品とはやはりちょっと違うなと感じる。

ファン:立体的なパターンもそうですし、人が動いた時に服がどう見えるかということには非常に丁寧に、計算して取り組見ました。それゆえ、フィッティングの回数も多いです。フィッティングというより、お客さまが実際に着たときにどうなるかという研究をするような感じですね。例えばケープの袖は、ボタンを留めるか外すかでシルエットや動きが変わるので検証を重ねました。通常は合わないだろうと思うようなアイテムを組み合わせることで、非常に面白いシルエットができるという点でも、驚きや楽しさを感じていただけると思います。

WWD:「ロクさんはフィッティングの際にとにかくモデルをよく歩かせて、服の動きを見ている」とは、前回のコラボの際に「ジーユー」の海老澤玲子R&D部ウィメンズ部長も話していた。

ファン:動きの中で服が体の一部になっていくというか、動きの中にどう美しさがあるか、という点は自身のクリエイションにおいて非常に意識しています。止まっているときの美しさももちろん考えるんですが、実際にはお客さまが立って座ってと動いたときにどのように服が動久賀、お客さまがどう感じるかが自分にとっては大切ですから。

WWD:素材で注力したポイントはどんなところか。

ファン:小花柄プリントは今回のコラボレーションのキーになっていますが、着るのが難しい柄ではなく、お客さまが持っている服にも合わせやすいバランス感を非常によく考えて作ったものです。ペプラムシャツに採用したコットンポプリンは、着たときの肌あたりにフォーカスし、探っていこうとしたのが「ジーユー」チームとの対話の出発点でした。

WWD:前回のコラボレーションでは、客からどんな反応があったか。

ファン:「ジーユー」チームから、お客さまの着こなし写真や商品に対するコメントをフィードバックしてもらっています。“Play in Style”として、お客さまが自由に楽しめる余白のある提案をしているので、実際に皆さんが自分なりに着こなしてくださっているスタイリング写真を見るのはすごく楽しかったですね。前回はウィメンズのみのコレクションでしたが、それを男性が着こなしてくださっていたり、年齢によって、同じアイテムでもかなり違うイメージで着こなしてくださっていたり。皆さんハッピーに反応してくれて、とてもうれしかったです。今回メンズアイテムを出したことは、男性のお客さまが前回のコレクションを着こなしてくださった点にインスパイアされた部分ももちろんあります。

「お互いに学び合っている」

WWD:先日パリで発表した「ロク」の2025-26年秋冬は、エレガントで華やかなムードがいっそう高まっていた。一方で「ジーユー」とのコラボは、若々しくてフレッシュな感覚。意識的に分けているのか。

ファン:自身のラインと「ジーユー」とのコラボで共通することもありますが、ターゲットとするお客さまやマーケットが違うので、やはりアプローチは違います。自身のラインは彫刻を作るように、体の上での服の美しい動きを探っています。一方で、「ジーユー」との取り組みでは、より自由に、お客さまとのコミュニケーションを意識しながら作っています。前シーズンに続いて、キービジュアルはイタリア人アーティストの方と取り組みましたが、今回は野菜を使って撮影用の小物を作りました。そういう表現の自由さが「ジーユー」とのコラボにはありますね。

WWD:「ロク」では成熟した美しいものを作り、コラボでは楽しくフレッシュなものを作るというのは、ロクさん自身にいい影響をもたらしているか。

ファン:自分の中の異なる分野がお互いインスパイアし合っている感じですね。あと、コラボの仕事で日本にこのようにやってきて、日本の文化に触れるという機会もまた、「ロク」についても、コラボについても刺激をもらっています。どちらか一方にクリエイションが限定されることなく、さまざまな発見があることが自分にとって大きな喜びであり、良い環境だなと感じます。

WWD:今後もこのコラボが続くのだとしたら、挑戦したいことはあるか。

ファン:もし続くなら、カテゴリーを少しずつ広げていければと思っています。絵を描く際のパレットを増やすような感覚ですね。新しいアイデアを提案して、さらに楽しさが広がっていくようなものにしていきたいです。

WWD:「ジーユー」のチームからは、「ロクさんのような才能あるデザイナーとの取り組みの中で吸収するものは多い」という話が出ている。「ジーユー」のチームは、自身との取り組みを通し何を得ていると思うか。

ファン:関係性は一方的なものではなく、「ジーユー」のチームとわれわれはお互いに学び合っています。一緒に新しいものに挑戦すると、学びや発見がある。自分のアトリエでは、それを“スタディー”と呼んでいます。今回のコラボでいえばデニムの洗い加工だったり、カットやパターンの試作を何度も重ねることだったり、その中では失敗もあるんですが、「ジーユー」のチームはポジティブなので、一緒にやっていて楽しいですね。

WWD:最後に、ガーデニングは心を開放するという話が最初の方であったが、ロクさん自身は心を開放するためにどんなことを行っているか。

ファン:正直なところ、ファッション業界はリラックスすることがすごく難しいですね。いつも、何かに瞬発的に反応していないといけない。ただ、自分は旅をしたり、“スタディー”の中で何かが見つかったりすることが心のリラクゼーションになっていると思います。

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