「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー

「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」なども擁するOTBは7月15日、傘下ブランド「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)「メリル ロッゲ」デザイナーを指名した。6月に約10年間の任期を終えて退任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の後任となる。

ベルギー・ヘント出身のロッゲは2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移住。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」でおよそ7年にわたって経験を積んだ。14年にアントワープに戻り、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのヘッドデザイナーを4年間務めた後、20年に自身のブランドを立ち上げた。21年にはベルギー・ファッション・アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、心身デザイナーに贈られる「エマージング・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そして24年には、同アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、女性として初めて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM FASHION AWARD)」では、やはり24年にファイナリストに選出され、25年にはグランプリを受賞。25年のインターナショナル・ウールマーク・プライズ(INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)でもファイナリストに選ばれている。

就任に際して、ロッゲは「長年その独立した精神に敬意を抱いてきた『マルニ』に加わることを本当に光栄に思う。先見性のあるクリエイティブ・ディレクターたちによって定義されてきた役割を担うことは、謙遜であるとともに刺激的。レンツォとステファノが私たちの世界観の共鳴を評価し、この非凡な機会を託してくれたことに深く感謝している。『マルニ』のこれからを形作ることに貢献できるのが楽しみ」と話した。

レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「私たちは多くの優秀な候補者と会ったが、『マルニ』が世界中のクリエイターを引き付け、インスパイアし続けていることを改めて認識した。メリルは、ブランドのDNAを再解釈するために示した感性で私たちを魅了し、アクセサリーやインテリアデザイン、コミュニケーション、スペシャルプロジェクトなど『マルニ』のあらゆる側面をグローバルに包含するコンテンポラリーなビジョンを示してくれた」とコメント。「クリエイティビティーをアイデンティティーの核に据えてきたチームとグループと共に、情熱を持ってこのビジョンを推進する彼女の活躍を祈っている」と続けた。また、レンツォ会長の息子でもあるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)「マルニ」CEOは「メリルを『マルニ』に迎えられて、とても光栄だ。彼女は卓越したクリエイティブな才能とインスピレーションにあふれる女性であり、そのビジョンと専門知識が、この素晴らしいブランドの未来を形作る上で重要な役割を果たすだろう」と述べた。

OTB傘下のブランドではこの1年、デザイナー交代が活発化している。「メゾン マルジェラ」には、「ディーゼル」と兼務する形でグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任。7月9日にパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークで “アーティザナル”コレクションのショーを開き、デビューを飾ったばかりだ。また、「ジル サンダー」にはシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が着任しており、9月のミラノ・ファッション・ウイークにランウエイデビューを控えている。

The post 「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー appeared first on WWDJAPAN.

「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー

「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」なども擁するOTBは7月15日、傘下ブランド「マルニ(MARNI)」の新たなクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)「メリル ロッゲ」デザイナーを指名した。6月に約10年間の任期を終えて退任したフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)の後任となる。

ベルギー・ヘント出身のロッゲは2008年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、ニューヨークに移住。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」でおよそ7年にわたって経験を積んだ。14年にアントワープに戻り、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのヘッドデザイナーを4年間務めた後、20年に自身のブランドを立ち上げた。21年にはベルギー・ファッション・アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、心身デザイナーに贈られる「エマージング・タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そして24年には、同アワード(BELGIAN FASHION AWARD)で、女性として初めて「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM FASHION AWARD)」では、やはり24年にファイナリストに選出され、25年にはグランプリを受賞。25年のインターナショナル・ウールマーク・プライズ(INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE)でもファイナリストに選ばれている。

就任に際して、ロッゲは「長年その独立した精神に敬意を抱いてきた『マルニ』に加わることを本当に光栄に思う。先見性のあるクリエイティブ・ディレクターたちによって定義されてきた役割を担うことは、謙遜であるとともに刺激的。レンツォとステファノが私たちの世界観の共鳴を評価し、この非凡な機会を託してくれたことに深く感謝している。『マルニ』のこれからを形作ることに貢献できるのが楽しみ」と話した。

レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長は「私たちは多くの優秀な候補者と会ったが、『マルニ』が世界中のクリエイターを引き付け、インスパイアし続けていることを改めて認識した。メリルは、ブランドのDNAを再解釈するために示した感性で私たちを魅了し、アクセサリーやインテリアデザイン、コミュニケーション、スペシャルプロジェクトなど『マルニ』のあらゆる側面をグローバルに包含するコンテンポラリーなビジョンを示してくれた」とコメント。「クリエイティビティーをアイデンティティーの核に据えてきたチームとグループと共に、情熱を持ってこのビジョンを推進する彼女の活躍を祈っている」と続けた。また、レンツォ会長の息子でもあるステファノ・ロッソ(Stefano Rosso)「マルニ」CEOは「メリルを『マルニ』に迎えられて、とても光栄だ。彼女は卓越したクリエイティブな才能とインスピレーションにあふれる女性であり、そのビジョンと専門知識が、この素晴らしいブランドの未来を形作る上で重要な役割を果たすだろう」と述べた。

OTB傘下のブランドではこの1年、デザイナー交代が活発化している。「メゾン マルジェラ」には、「ディーゼル」と兼務する形でグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任。7月9日にパリ・オートクチュール・ファッション・ウイークで “アーティザナル”コレクションのショーを開き、デビューを飾ったばかりだ。また、「ジル サンダー」にはシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)が着任しており、9月のミラノ・ファッション・ウイークにランウエイデビューを控えている。

The post 「マルニ」の新ディレクターにメリル・ロッゲ就任 「マーク ジェイコブス」や「ドリス」で経験を積んだ女性デザイナー appeared first on WWDJAPAN.

「ランジェリーク」が代官山にセレクトショップ 上質な下着とラウンジウエアがそろう大人のための隠れ家

日本発ランジェリー「ランジェリーク(LANGELIQUE)」は7月12日、東京・代官山に新コンセプトストアを出店した。同ブランド今年は、誕生15周年。繊細なレースや素材を使用した大人のための上質なランジェリーやラウンジウエアを提供している。約43平方メートルのランジェリーク 代官山では、同ブランドをはじめ、フランス発「ヤスミン エスラミ(YASMINE ESLAMI)」やニューヨーク発「アラクス(ARAKS)」、バルセロナ発ソックス「コンドル(CONDOR)」など6ブランドを販売する。同店舗は、代官山駅からほど近くフランス発フレグランス「オフィシーヌ ユニヴェルセル ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」代官山店の2階。自然光が差し込む心地よい空間で、ゆったりとランジェリーを選ぶことができる隠れ家的なショップだ。

インバウンド客にも認められるクオリティー

現在、「ランジェリーク」は伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、松屋銀座店など百貨店内に6店舗を運営するほか、セレクトショップへ卸販売している。日本からどんどんインポートのランジェリーブランドが撤退し、専門店も激減、百貨店のコーナーも縮小する中でのオープンだ。カドリールインターナショナル ランジェリー事業部の有馬智子クリエイティブディレクターは、「ニュウマン新宿の店舗が閉店し、ブランドの世界観を表現できる場所を探していた。ゆったりと下着やラウンジウエアを選ぶ楽しみを提供したい」とコメント。代官山店では、「ランジェリーク」の商品8割、その他のブランド2割で構成するという。ブラジャーの中心価格帯は、ブラジャーが1万5000円、ショーツが8000円程度。

「ランジェリーク」のコンセプトは洗練された大人の豊かな日常に溶け込むランジェリーブランド。素材やパターンにこだわり、自然なフィット感や心地よさを重視している。そのクオリティーの高さは、インバウンド客からの支持も高い。有馬ディレクターは、「店舗によっては、売上高の3割をインバウンド客が占めることも。シルクやコットンなど天然素材のラウンジウエアやランジェリーの人気が高くリピーターも多い」と話す。中には、まとめ買いをするインバウンド客もいるという。その洗練されたデザインと上質の素材で丁寧に仕上げられているにもかかわらず、手に取りやすい価格帯がインバンドからも支持される理由のようだ。

■ランジェリーク 代官山
住所:東京都渋谷区代官山猿楽町24-2 ホリイビル2F
時間:11:00~19:00
定休日:月曜日

The post 「ランジェリーク」が代官山にセレクトショップ 上質な下着とラウンジウエアがそろう大人のための隠れ家 appeared first on WWDJAPAN.

デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が7月8日にパリで開いたクチュールショーは、とてもエモーショナルなものだった。それは、10年間アーティスティック・ディレクターを務めてきたデムナ(Demna)による同メゾンでの最後の仕事だったから。おなじみの会場となったジョルジュ・サンク通り10番地に構えるクチュールサロンには、彼の母親をはじめとする親族、アントワープ王立芸術アカデミー時代の恩師や友人なども多く集まり、いつも以上にアットホームな雰囲気に包まれていた。そんな中行われたショーのサウンドトラックは、過去10年間にデムナが描くビジョンの実現を支えてきたチームメンバーの名前を読み上げたもの。そこには、彼の感謝の気持ちが込められている。

創業者への敬意とデムナのコードを織り交ぜた集大成

ショーは、テーラリング技術を生かした構築的なロングトップスとフルレングススカートのミニマルなドレススタイルからスタート。その後は、前傾したパワーショルダーとカールしたチューリップ型のラペルが印象的なスーツなど、ウィメンズのテーラードアイテムが続く。そして目を引いたのは、創業者クリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)へのリスペクトを込めたハウンドトゥース柄のスカートスーツ。彼の元でハウスモデルを務めたダニエル・スラヴィック(Danielle Slavick)が1967年に着用したアンサンブルを再現したもので、7000時間にも及ぶ刺しゅうで柄を描いた大作だ。スラヴィックは、デムナのラブコールで2022年のクチュールショーにモデルとしても登場していたが、創業者を実際に知る彼女と出会い、そして彼女に認められたことがデムナに自信をもたらしたという。

また今回のコレクションでは、ニットをメディチ家の装いから着想した高い襟で仕上げたり、トレンチコートをドレスのように仕立てたり、レザーパンツとブーツを一体化させたりと、自身がこれまでに確立してきたデザインの応用も多出。極めて軽量のテクニカルシルクで作ったボンバージャケットからタフテッド刺しゅうによるトロンプルイユで表現したコーディロイ風パンツまで、デムナのクチュールの特徴の一つであるカジュアルウエアの再解釈も見られた。

デムナ期を象徴する顔ぶれが登場

ランウエイには、過去のショーでもモデルを務めたことのあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やPPクリット(PP Krit)といったアンバサダーも登場した。デムナにとってハリウッドの黄金時代は尽きることのないインスピレーション源であり、キムは女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)へのオマージュとして、映画「熱いトタン屋根の猫」の衣装をイメージしたシルクのスリップドレスとフェザーの刺しゅうを全面にあしらったミンク風のコート、ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwarz)によるカスタムメードのハイジュエリーを着用。そのほか、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)にヒントを得た黒のスパンコールガウンや、社交界のデビュタントのようなテクニカルオーガンジー製のプリンセスドレスも披露された。

一方、PPクリットは、ナポリにある4つのテーラーと共に開発したアンコン仕立てのスーツをまとった。これは、ボディービルダーの体をもとに“ワンサイズ・フィット・オール”のアイデアで作られたもの。筋骨隆々から華奢まで異なる体型のモデルが着用することで、「衣服が体を定義するのではなく、体が衣服を定義する」という考えを表現している。

そしてラストルックは、16-17年秋冬のデビューショーでもオープニングを飾ったデムナ期の「バレンシアガ」を象徴するエリザ・ダグラス(Eliza Douglas)がまとうシームレスなギュピールレースのガウン。22年のクチュールも思い起こさせるミニマルで彫刻的なシルエットは、帽子制作の技術を応用して作られたものだ。

「クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」

21年にクチュールコレクションを復活させて以来、先を見据えるデムナは創業者と現代のつながりを見出しつつも、クチュール界のしきたりにとらわれることなく、観るものに驚きを与えてきた。Tシャツやデニムなどの日常着やテクニカルな素材のクチュールへの昇華、アーティストが油彩で描くアートワークや精巧なトロンプルイユといった手仕事の取り入れ方、熱処理やアルミニウムを挟んだ生地で作る独創的なシルエットなど、例を挙げればキリがない。

そんなこれまでの4回に比べると、今回のコレクションはよりクリーンで洗練されたスタイルに重きを置いたものであり、見た目のインパクトは控えめだったかもしれない。ただ、今回のコレクションを通して探求したのは、彫刻的かつ精緻な構造でありながらミニマルで、軽やかさや快適さを表現すること。メンズのテーラリングは現代人のニーズに合うようにシャツのような着心地で仕上げ、象徴的なアワーグラスシルエットを生むコルセットも今回はボーンを用いずシェイプウエアを発展させたような構造で作り上げている。そんな軽やかさや快適さは、実際に袖を通す顧客だけが身をもって感じられる贅沢さだろう。

また今回公開されたルック画像は、デムナ自身がファッションのキャリアをスタートした場所へのオマージュとして、クチュールサロンではなく、日常を想起させるパリの街中を背景にしたものだった。そんなロケーションと彼が提案する服には、「卓越した職人技によって生み出されるクチュールを宮殿や素晴らしいサロンではなくリアリティーという文脈に置き、クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」という思いが反映されている。

「バレンシアガ」での仕事を終え「グッチ」へ

デムナは最後のクチュールショーに先駆け、「バレンシアガ」での10年間の軌跡を振り返る展覧会をケリング本社で開催した。それは、彼がファッション界の常識を打ち破り、時に物議を醸しながらもスタイルに変革をもたらし、ファッション史に残る一時代を築いたことを示すものだった。その一章は、このクチュールコレクションをもって完結。「私は『バレンシアガ』を愛しているし、最も美しいクチュールメゾンだと思う。ただ、そのコードは限定的で、現在のビジネスのタイプに比例していない。この10年間、私はコクーンやアワーグラスに取り組んできたが、それだけでは十分ではなかったため、たくさんの“デムナ”コードを組み込む必要があった」とショー後のバックステージで振り返った。

移籍先の「グッチ(GUCCI)」での初のショーは、来年3月になるという。「次の章には、これまでに使ったことや手にしたことがなかった多様なコードがそろっているという豊かさがある。それにとてもワクワクしている。私はシェフのような存在であり、料理を作るための材料が増えることはエキサイティングだ」。そう話す彼が「グッチ」ではどんなクリエイションを見せてくれるのか、期待を込めて待ちたい。

The post デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール appeared first on WWDJAPAN.

デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が7月8日にパリで開いたクチュールショーは、とてもエモーショナルなものだった。それは、10年間アーティスティック・ディレクターを務めてきたデムナ(Demna)による同メゾンでの最後の仕事だったから。おなじみの会場となったジョルジュ・サンク通り10番地に構えるクチュールサロンには、彼の母親をはじめとする親族、アントワープ王立芸術アカデミー時代の恩師や友人なども多く集まり、いつも以上にアットホームな雰囲気に包まれていた。そんな中行われたショーのサウンドトラックは、過去10年間にデムナが描くビジョンの実現を支えてきたチームメンバーの名前を読み上げたもの。そこには、彼の感謝の気持ちが込められている。

創業者への敬意とデムナのコードを織り交ぜた集大成

ショーは、テーラリング技術を生かした構築的なロングトップスとフルレングススカートのミニマルなドレススタイルからスタート。その後は、前傾したパワーショルダーとカールしたチューリップ型のラペルが印象的なスーツなど、ウィメンズのテーラードアイテムが続く。そして目を引いたのは、創業者クリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)へのリスペクトを込めたハウンドトゥース柄のスカートスーツ。彼の元でハウスモデルを務めたダニエル・スラヴィック(Danielle Slavick)が1967年に着用したアンサンブルを再現したもので、7000時間にも及ぶ刺しゅうで柄を描いた大作だ。スラヴィックは、デムナのラブコールで2022年のクチュールショーにモデルとしても登場していたが、創業者を実際に知る彼女と出会い、そして彼女に認められたことがデムナに自信をもたらしたという。

また今回のコレクションでは、ニットをメディチ家の装いから着想した高い襟で仕上げたり、トレンチコートをドレスのように仕立てたり、レザーパンツとブーツを一体化させたりと、自身がこれまでに確立してきたデザインの応用も多出。極めて軽量のテクニカルシルクで作ったボンバージャケットからタフテッド刺しゅうによるトロンプルイユで表現したコーディロイ風パンツまで、デムナのクチュールの特徴の一つであるカジュアルウエアの再解釈も見られた。

デムナ期を象徴する顔ぶれが登場

ランウエイには、過去のショーでもモデルを務めたことのあるキム・カーダシアン(Kim Kardashian)やPPクリット(PP Krit)といったアンバサダーも登場した。デムナにとってハリウッドの黄金時代は尽きることのないインスピレーション源であり、キムは女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)へのオマージュとして、映画「熱いトタン屋根の猫」の衣装をイメージしたシルクのスリップドレスとフェザーの刺しゅうを全面にあしらったミンク風のコート、ジュエリーデザイナーのロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwarz)によるカスタムメードのハイジュエリーを着用。そのほか、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)にヒントを得た黒のスパンコールガウンや、社交界のデビュタントのようなテクニカルオーガンジー製のプリンセスドレスも披露された。

一方、PPクリットは、ナポリにある4つのテーラーと共に開発したアンコン仕立てのスーツをまとった。これは、ボディービルダーの体をもとに“ワンサイズ・フィット・オール”のアイデアで作られたもの。筋骨隆々から華奢まで異なる体型のモデルが着用することで、「衣服が体を定義するのではなく、体が衣服を定義する」という考えを表現している。

そしてラストルックは、16-17年秋冬のデビューショーでもオープニングを飾ったデムナ期の「バレンシアガ」を象徴するエリザ・ダグラス(Eliza Douglas)がまとうシームレスなギュピールレースのガウン。22年のクチュールも思い起こさせるミニマルで彫刻的なシルエットは、帽子制作の技術を応用して作られたものだ。

「クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」

21年にクチュールコレクションを復活させて以来、先を見据えるデムナは創業者と現代のつながりを見出しつつも、クチュール界のしきたりにとらわれることなく、観るものに驚きを与えてきた。Tシャツやデニムなどの日常着やテクニカルな素材のクチュールへの昇華、アーティストが油彩で描くアートワークや精巧なトロンプルイユといった手仕事の取り入れ方、熱処理やアルミニウムを挟んだ生地で作る独創的なシルエットなど、例を挙げればキリがない。

そんなこれまでの4回に比べると、今回のコレクションはよりクリーンで洗練されたスタイルに重きを置いたものであり、見た目のインパクトは控えめだったかもしれない。ただ、今回のコレクションを通して探求したのは、彫刻的かつ精緻な構造でありながらミニマルで、軽やかさや快適さを表現すること。メンズのテーラリングは現代人のニーズに合うようにシャツのような着心地で仕上げ、象徴的なアワーグラスシルエットを生むコルセットも今回はボーンを用いずシェイプウエアを発展させたような構造で作り上げている。そんな軽やかさや快適さは、実際に袖を通す顧客だけが身をもって感じられる贅沢さだろう。

また今回公開されたルック画像は、デムナ自身がファッションのキャリアをスタートした場所へのオマージュとして、クチュールサロンではなく、日常を想起させるパリの街中を背景にしたものだった。そんなロケーションと彼が提案する服には、「卓越した職人技によって生み出されるクチュールを宮殿や素晴らしいサロンではなくリアリティーという文脈に置き、クチュールと現実世界の関連性を生み出したい」という思いが反映されている。

「バレンシアガ」での仕事を終え「グッチ」へ

デムナは最後のクチュールショーに先駆け、「バレンシアガ」での10年間の軌跡を振り返る展覧会をケリング本社で開催した。それは、彼がファッション界の常識を打ち破り、時に物議を醸しながらもスタイルに変革をもたらし、ファッション史に残る一時代を築いたことを示すものだった。その一章は、このクチュールコレクションをもって完結。「私は『バレンシアガ』を愛しているし、最も美しいクチュールメゾンだと思う。ただ、そのコードは限定的で、現在のビジネスのタイプに比例していない。この10年間、私はコクーンやアワーグラスに取り組んできたが、それだけでは十分ではなかったため、たくさんの“デムナ”コードを組み込む必要があった」とショー後のバックステージで振り返った。

移籍先の「グッチ(GUCCI)」での初のショーは、来年3月になるという。「次の章には、これまでに使ったことや手にしたことがなかった多様なコードがそろっているという豊かさがある。それにとてもワクワクしている。私はシェフのような存在であり、料理を作るための材料が増えることはエキサイティングだ」。そう話す彼が「グッチ」ではどんなクリエイションを見せてくれるのか、期待を込めて待ちたい。

The post デムナによる「バレンシアガ」完結 10年間の軌跡を感じる最後のクチュール appeared first on WWDJAPAN.

「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム

環境保護活動家のロバート・M・リー(ROBERT M LEE、通称ボブ・リー)が展開した「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」の「グリーンタグ(GREENTAG)」レーベルは、ガーデンツール、グリーンショップ、グリーンデザインなどを手掛ける「ソルソ(SOLSO)」とコラボしたアイテムを発売する。売り上げの一部は、認定NPO法人“ボルネオ保全トラスト・ジャパン”を通じて、ボルネオ島に棲む野生動物の命をつなぐ活動に寄付する。

「ハンティングワールド」は、ボブ・リーが人々を雄大な自然へ誘うための道具を提供するためにニューヨークで設立し、その想いを継承すべく、「自然との共生」の理念のもと、環境保全団体を支援やチャリティーを目的とした「グリーンタグ」レーベルを展開した。大自然とのつながりや意識をもつことの大切さを、植物に触れることをきっかけに知ってほしいという思いから、「ソルソ」とのコラボが実現した。

“都市生活の収穫籠”バッグ&ガーデニングとファッション両用の作業用編手袋

収穫をテーマに包み込むようなかごに着想を得た“2ウエイ トートバッグ”(3万6300円)は、ワークウエアの象徴でもあるデニムやリサイクルポリエステル×コットンによるエコ素材を採用し、鋭利な道具から守り耐水力を高めるためのPVC加工を生地の裏側に施した。デニムブルーにビビットなオレンジのアクセントを効かせたデザインで、両サイドのスナップボタンで側面のシルエットの変化やクロスボディーショルダーとしても楽しめる2ウエイ仕様だ。

“作業用編手袋”(5500円)は、一般的な綿糸ではなく、原料はインド産のオーガニックコットンでコンパクトスピンで精紡されたソフトタイプの綿糸を採用し、ソフトな綿の風合いはそのままシャープで光沢に富んだ生地に仕上げた。天然有機系抗菌防臭加工を施し、肌に優しく臭いの原因となる繊維上の常在菌が繁殖するのを抑制する。さらに、燃やしても有害な物質が発生しない安全なシリコン素材を用いてグリップ力を高めるとともに、手袋内に土が入りづらくする。

プロジェクトの詳細について

The post 「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム appeared first on WWDJAPAN.

「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム

環境保護活動家のロバート・M・リー(ROBERT M LEE、通称ボブ・リー)が展開した「ハンティングワールド(HUNTING WORLD)」の「グリーンタグ(GREENTAG)」レーベルは、ガーデンツール、グリーンショップ、グリーンデザインなどを手掛ける「ソルソ(SOLSO)」とコラボしたアイテムを発売する。売り上げの一部は、認定NPO法人“ボルネオ保全トラスト・ジャパン”を通じて、ボルネオ島に棲む野生動物の命をつなぐ活動に寄付する。

「ハンティングワールド」は、ボブ・リーが人々を雄大な自然へ誘うための道具を提供するためにニューヨークで設立し、その想いを継承すべく、「自然との共生」の理念のもと、環境保全団体を支援やチャリティーを目的とした「グリーンタグ」レーベルを展開した。大自然とのつながりや意識をもつことの大切さを、植物に触れることをきっかけに知ってほしいという思いから、「ソルソ」とのコラボが実現した。

“都市生活の収穫籠”バッグ&ガーデニングとファッション両用の作業用編手袋

収穫をテーマに包み込むようなかごに着想を得た“2ウエイ トートバッグ”(3万6300円)は、ワークウエアの象徴でもあるデニムやリサイクルポリエステル×コットンによるエコ素材を採用し、鋭利な道具から守り耐水力を高めるためのPVC加工を生地の裏側に施した。デニムブルーにビビットなオレンジのアクセントを効かせたデザインで、両サイドのスナップボタンで側面のシルエットの変化やクロスボディーショルダーとしても楽しめる2ウエイ仕様だ。

“作業用編手袋”(5500円)は、一般的な綿糸ではなく、原料はインド産のオーガニックコットンでコンパクトスピンで精紡されたソフトタイプの綿糸を採用し、ソフトな綿の風合いはそのままシャープで光沢に富んだ生地に仕上げた。天然有機系抗菌防臭加工を施し、肌に優しく臭いの原因となる繊維上の常在菌が繁殖するのを抑制する。さらに、燃やしても有害な物質が発生しない安全なシリコン素材を用いてグリップ力を高めるとともに、手袋内に土が入りづらくする。

プロジェクトの詳細について

The post 「ハンティングワールド」と「ソルソ」がコラボ 野生動物保護のチャリティーアイテム appeared first on WWDJAPAN.

フランス長者番付、LVMHのアルノー家が首位陥落 トップは「エルメス」創業家

仏経済誌「シャランジュ(Challenges)」が7月10日に発表した2025年版“フランスの大富豪トップ500ランキング”で、2017年から首位を維持してきたLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)一族が2位に陥落し、話題を呼んでいる。

同誌は1996年から同ランキングを発表。株式や金融資産を中心に資産額を推定しており、個人所有の不動産や高級車、美術品などは含まれていないという。なお、LVMHは「シャランジュ」の大株主。

トップ3はラグジュアリー企業が独占

今年首位の座に着いたのは、「エルメス(HERMES)」のアクセル・デュマ(Axel Dumas)CEOら創業家一族で、その資産額は前年比5%増の1634億ユーロ(約28兆円)。なお、首位となったのは今回が初めて。ラグジュアリーセクターは23年から需要が世界的に“正常化”し、24年には減速しているが、そうした中でもエルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)は2024年12月期を増収増益で終えるなど圧倒的な強さを見せている。同誌は、「エルメス」の強みは「値上げしても顧客を失うことのないプライシングパワー」だと分析した。

2位となったアルノー一族は、同38%減の1167億ユーロ(約20兆円)。これは20年以来、最低レベルだという。前述の理由に加えて、中国市場の停滞でLVMHの業績が芳しくないところに、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権の二転三転する関税政策による先行き不透明感も加わり、株価が下落していることが響いた。

なお、25年4月15日にはエルメスの時価総額が2464億ユーロ(約42兆円)となり、LVMHの2441億ユーロ(約41兆円)を抜いて首位に。7月15日現在も、エルメスは2547億ユーロ(約43兆円)、LVMHは2407億ユーロ(約41兆円)とその順位は変わっていない。

3位は「シャネル(CHANEL)」を長年にわたって保有するヴェルタイマー(Wertheimer)一族の950億ユーロ(約16兆円)となっており、トップ3をラグジュアリーセクターが独占している。

LVMHの競合ケリングの創業家は?

4位はロレアル(L’OREAL)を創業したマイヤーズ(Meyers)一族の738億ユーロ(約12兆円)、5位は航空機メーカーやソフトウエア企業などを擁する仏コングロマリット、グループ・ダッソー(GROUPE DASSAULT)創業家一族の356億ユーロ(約6兆円)だった。

なお、LVMHの競合であるケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOとその一族は、9位の150億ユーロ(約2兆円)だった。

The post フランス長者番付、LVMHのアルノー家が首位陥落 トップは「エルメス」創業家 appeared first on WWDJAPAN.

韓エイジングケア「シャイシャイシャイ」が日本上陸 第1弾は人気No.1のバナナクリームやアロエPDRNシリーズなど

アリエルトレーディングは7月15日、韓国発エイジングケアブランド「シャイシャイシャイ(SHAISHAISHAI)」を発売した。日本初上陸となり、第1弾は人気No.1のバナナクリームや“アロエPDRNシリーズ”、プランパー効果のあるリップバームをそろえる。Qoo10公式ストアとアマゾン(MAZON)で販売するほか、“バナナ コンシールアイクリーム”はロフト(LOFT)とプラザ(PLAZA)の一部店舗でも8月1日から取り扱う。

韓国で人気No.1の“バナナ コンシールアイクリーム”(15g、1980円)は、アイクリーム、コンシーラー、トーンアップ、3つの役割を同時にかなえるデイクリーム。バナナ果実エキスをはじめとするスキンケア成分を90%配合し、全顔に使用できる。同じく“バナナ シリーズ”から、 メイクアップアーティストのシン・ソンホが監修した“バナナ スポットカーミングクリーム”(全3色、各15g、各1980円)も登場。シカが肌を沈静しながら色ムラをカバーし、艶を仕込む。

“アロエPDRNシリーズ”は、美容液“アロエPDRN クーリング リペアセラム”(50mL、2970円)と泥マスク“アロエPDRN クーリング マッドマスク”(100mL、2750円)、フェイスマスク“アロエPDRN クーリング ジェルパッドマスク”(1枚、385円)をラインアップする。肌の温度上昇による熱ダメージに着目し、済州島(チェジュ島)産アロエから抽出したPDRNを配合。赤みや火照りをクールダウンする。

“サンキスド プランプ リップバーム”(全5色、各1650円)は、ビーガンボルフィリンが穏やかなプランパー効果をもたらす色付きリップバーム。スキンケア成分を約70%配合し、ふっくらとした光沢感のある唇を演出する。人気色は11 ピュアウェーブと12 モーヴピーチ。

「シャイシャイシャイ」について

「シャイシャイシャイ」は、2021年に韓国で誕生したエイジングケアブランド。肌の老化原因の約80%を占めるとされる「光老化」に加え、近年注目されている“熱による肌ダメージ”=「熱老化」にも着目し、製品を開発する。バナナエキスやシカ、アロエPDRNといった自然由来成分と、科学に裏打ちされたアプローチを融合した処方設計で、ガラスのような艶と透明感に満ちた“グラススキン”へと導く。

中村達也アリエルトレーディング取締役は、「『シャイシャイシャイ』は太陽の光と熱をテーマに、ユニークな機能性を持った製品を手に取りやすい価格帯で届ける。韓国と同様日本でも、TikTokやInstagramなどのSNSでの動画マーケティングを中心に認知度向上を図る」と話した。

The post 韓エイジングケア「シャイシャイシャイ」が日本上陸 第1弾は人気No.1のバナナクリームやアロエPDRNシリーズなど appeared first on WWDJAPAN.

キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

セレブの観戦ファッションをチェック!

シンシア・エリヴォ

 

シンシア・エリヴォは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、ドロップウエストのシルエットに長袖、長めのカフという1960年代風のミニドレスを着用。クリームトーンに入ったダークなストライプが特徴で、ポルカドット柄のネクタイとブラックのプラットホームヒールを合わせた。

リリー・コリンズ

 

リリー・コリンズ(Lily Collins)は、「ステラ ジャン(STELLA JEAN)」のブルーとホワイトのストライプ柄のミディドレスで登場。マクラメ編みのようなハチドリの刺しゅうで胸元を飾った。足元には、ゴールドイエローのメッシュ地のバレエシューズを合わせた。

ニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンは、先日米「Vogue」編集長を退任することを発表したアナ・ウィンター(Anna Winter)と並んで観戦。黒のボタンを2列並べた爽やかな白のダブルブレストブレザーでクラシックなメンズウエアスタイルの装いを披露した。さらに、オフホワイトのストロー素材に黒のグログランリボンで飾った「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のパナマハットと同ブランドの黒のサングラス、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”25mmでコーディネートした。

キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、ウィリアム皇太子(Prince William)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ジョージ王子(Prince George)と一緒に来場。キャサリン妃のコバルトブルーのラップスタイルのドレスは「ロクサンダ(ROKSANDA)」のもので、半袖とフィットする上半身とフレアスカートのシルエットが特徴だ。ミディ丈のドレスには「ラルフ ローレン」のポインテッドトゥパンプスを合わせ、「LK ベネット( LK BENNETT)」のハットを被り、「ダニエラ・ドレイパー(DANIELLA DRAPER)」のチェーンネックレスを含むゴールドのジュエリーを重ね付けした。また、2014年の結婚記念でウィリアム皇太子からプレゼントされた「カルティエ(CARTIER)」の“バロン ブルー ドゥ”ウオッチも身につけていた。

ウィリアム皇太子は、金ボタンのダブルブレストのネイビーブレザー、ジョージ王子は、ネイビーのジャケットとパンツにそれぞれ身を包んだ。シャーロット王女は、ネックラインにフリルをあしらい、ネイビーのパイピングを施したノースリーブの白のミディドレスを着用し、白のメリージェーンシューズを合わせた。

カミラ王妃

カミラ王妃(Queen Camilla)は、お気に入りデザイナーのフィオナ・クレア(Fiona Clare)によるシャツドレスを身にまとった。ドレスには、像や豹、ヌーなどの動物がブルー、グレー、イエロー、ピーチなどの色合いでプリントされていた。シューズには「シャネル(CHANEL)」のブラックとベージュのキャップトゥのスエードサテンローヒールパンプスをチョイスし、カミラ王妃定番の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットとパリ発のアイウエアブランド「イジピジ(IZIPIZI)」のサングラスでコーデを仕上げた。

The post キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」 appeared first on WWDJAPAN.

キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」

「ウィンブルドン選手権2025」が6月30日〜7月13日(現地時間)、英ロンドンで開催された。会場には連日、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)やシンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)ら多数の豪華俳優やロイヤルファミリーが来場し、夏らしい爽やかなファッションを披露していた。

セレブの観戦ファッションをチェック!

シンシア・エリヴォ

 

シンシア・エリヴォは、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」から、ドロップウエストのシルエットに長袖、長めのカフという1960年代風のミニドレスを着用。クリームトーンに入ったダークなストライプが特徴で、ポルカドット柄のネクタイとブラックのプラットホームヒールを合わせた。

リリー・コリンズ

 

リリー・コリンズ(Lily Collins)は、「ステラ ジャン(STELLA JEAN)」のブルーとホワイトのストライプ柄のミディドレスで登場。マクラメ編みのようなハチドリの刺しゅうで胸元を飾った。足元には、ゴールドイエローのメッシュ地のバレエシューズを合わせた。

ニコール・キッドマン

ニコール・キッドマンは、先日米「Vogue」編集長を退任することを発表したアナ・ウィンター(Anna Winter)と並んで観戦。黒のボタンを2列並べた爽やかな白のダブルブレストブレザーでクラシックなメンズウエアスタイルの装いを披露した。さらに、オフホワイトのストロー素材に黒のグログランリボンで飾った「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」のパナマハットと同ブランドの黒のサングラス、「オメガ(OMEGA)」の“コンステレーション”25mmでコーディネートした。

キャサリン妃

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、ウィリアム皇太子(Prince William)、シャーロット王女(Princess Charlotte)、ジョージ王子(Prince George)と一緒に来場。キャサリン妃のコバルトブルーのラップスタイルのドレスは「ロクサンダ(ROKSANDA)」のもので、半袖とフィットする上半身とフレアスカートのシルエットが特徴だ。ミディ丈のドレスには「ラルフ ローレン」のポインテッドトゥパンプスを合わせ、「LK ベネット( LK BENNETT)」のハットを被り、「ダニエラ・ドレイパー(DANIELLA DRAPER)」のチェーンネックレスを含むゴールドのジュエリーを重ね付けした。また、2014年の結婚記念でウィリアム皇太子からプレゼントされた「カルティエ(CARTIER)」の“バロン ブルー ドゥ”ウオッチも身につけていた。

ウィリアム皇太子は、金ボタンのダブルブレストのネイビーブレザー、ジョージ王子は、ネイビーのジャケットとパンツにそれぞれ身を包んだ。シャーロット王女は、ネックラインにフリルをあしらい、ネイビーのパイピングを施したノースリーブの白のミディドレスを着用し、白のメリージェーンシューズを合わせた。

カミラ王妃

カミラ王妃(Queen Camilla)は、お気に入りデザイナーのフィオナ・クレア(Fiona Clare)によるシャツドレスを身にまとった。ドレスには、像や豹、ヌーなどの動物がブルー、グレー、イエロー、ピーチなどの色合いでプリントされていた。シューズには「シャネル(CHANEL)」のブラックとベージュのキャップトゥのスエードサテンローヒールパンプスをチョイスし、カミラ王妃定番の「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のブレスレットとパリ発のアイウエアブランド「イジピジ(IZIPIZI)」のサングラスでコーデを仕上げた。

The post キャサリン妃は家族そろって登場 シンシア・エリヴォやニコール・キッドマンも「ウィンブルドン選手権2025」 appeared first on WWDJAPAN.

「ケイト」がコントゥアメイクを実現する単色シャドウを発売  眉マスカラにはくすみカラーを追加 

カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は7月19日、単色アイシャドウ“ザ アイカラー”からアイメイクからコントゥアメイクまで使える限定6色(各770円※編集部調べ、以下同)と新2色(各715円)、ブラウンアイシャドウパレット限定2色(各1320円)、眉マスカラ限定3色(各935円)を発売する。

単色アイシャドウにマルチに使える限定色

“ザ アイカラー”には、マット質感で自然な立体感を演出する限定6色が登場する。肌に溶けこむなめらかなパウダーで粉感を感じない仕上がりを実現し、アイシャドウのほか、ハイライト、チーク、ノーズメイク、シェーディングなどマルチに活用できる。

ラインアップは、立体感を作り出すハイライトのピュアミルクとアイボリー、自然な透明感・血色感を演出するベールライラックとパウダリーピンク、陰影を仕込むシェーディングのモーヴミストとシュガーショコラだ。

また、青みニュアンスカラーの新2色も追加する。マット質感のフォグピンクは、儚げながら存在感のある霧がかったような青みピンク、グリッター質感のトープブラウンは、シルバーとパープルの2色パールが混ざった青みブラウンだ。

“とけ艶ブラウンシャドウ”の限定色も登場

“メロウブラウンアイズ”は、透けブラウンと繊細パールを組み合わせ、くすまずに目もとを大きく自然に強調する。限定色は、透け血色感ブラウンの“メルティングコーラルブラウン”と“メルティングチェリーブラウン”だ。

“脱色級”眉マスカラに低彩度くすみカラーが登場

自眉の黒を抑えるパールを配合し、パウダリーに仕上げる“3DアイブロウカラーZ”からは、ミルクベージュ、ラテピンク、ミュートグレージュの限定3色を発売する。

The post 「ケイト」がコントゥアメイクを実現する単色シャドウを発売  眉マスカラにはくすみカラーを追加  appeared first on WWDJAPAN.

MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放

MTGは、名古屋市熱田区に新本社社屋を建築する。建築家の隈研吾が設計・監修し、カフェやミュージアムなどを併設した複合施設として一般にも開放。竣工(完成)は2027年1月を予定する。総工費は約107億円を見込む。

同社は新社屋を「研究開発とブランド発信の拠点」と位置づけ、熱田神宮の社を抱える熱田の街で神宮東公園に隣接する敷地を採用した。

延べ床面積は約1万5000平方メートルで、社屋は鉄骨造6階建となる。1階は「リファ」カフェ、「リファ」ミュージアム、オフィスエリア、エントランスホールなど。2階は屋外テラス、オフィスエリアなど。3階〜6階はオフィスエリア。屋外は広場、椿パン工房、伝統工芸工房、駐車スペースなどで構成する。

ここでは「周辺環境との調和」「公園に開かれた風通しの良いオフィス」「心地よく働ける環境」を目指す。また、産官学民芸が共創する「熱田外苑プロジェクト」に参画し、熱田外苑の一部として緑と地域をつなぐ設計とした。

熱田神宮と公園に呼応する緑の丘をイメージした社屋は、MTGのデザインを象徴する曲線のテラスを採用。広場を包み込むように建物を配置し、緑と地域をボーダレスにつなぐ。

広場に面したエリアは全て一般に開放する。健康・美容をテーマにした飲食店舗や日本の工芸作品に触れるエリアを併設する予定だ。1階のカフェやミュージアムでは、地域限定の製品販売やブランドの世界観を体験する場を設ける。

同社は「事業ビジョンである『健康で美しく生き生きとした人生』を体現する施設として、地域の人々に親しまれ、熱田の街の新たなにぎわい創出に貢献していきたい」とコメント。

隈研吾氏は「建物が風景の一部となり、人々の営みが自然に重なり合うことを大切にして設計した。木の温もりを感じられる素材を使い、光と風が自然に通り抜ける空間作りを心がけている。地域の方々にも親しまれ、働く人にとって心地よい場所となることを願う」とした。

The post MTGが総工費約107億円の新社屋 隈研吾が設計し広場やカフェを併設した複合施設として一般開放 appeared first on WWDJAPAN.

「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日、大阪の中之島美術館で没入型のエキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展を開幕した。9月17日まで。大阪・関西万博の開催と創業170 周年を記念して、ブランドの歴史と、日本との長きにわたる対話を綴る。展覧会は、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを、重松象平率いるOMAがデザインを担当。1000点以上ものアーカイブと200点を超える日本の伝統工芸品を見せる展覧会は、イノベーションやサヴォアフェール(匠の技)など、12 のテーマにわたってブランドの発展を紐解く。

フロランス・ミュラーは、「初公開のアーカイブも数多い。中でも注目すべきは、パリ市立公文書館に眠っていた最初の“モノグラム”のサンプル。商標登録のために制作し、長年箱の中で保管していた貴重な品を箱の外に出して展示している。日本で最初の『ルイ・ヴィトン』のクライアントとして知られる外交官の鮫島尚信については、駒場美術館からポートレートを拝借した。それから170年を経たファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOによる2025-26年秋冬コレクションのティー・セレモニー・トランクに至るまで、ブランドの歴史と日本との繋がりを楽しんでほしい」と話した。1896年に作られた“モノグラム”のサンプルについては、「小さなキャンバス片でありながら、大きな何かの始まりとなったという意味において感動的だった」という。メゾンは1880年代後半、ルイ・ヴィトン創業者の息子ジョルジュ(Georges)が“ダミエ”やストライプ柄などを次々と商標登録。しかし何度も広く模倣されたたため、ジョルジュは1896年、LVのイニシャルと幾何学模様を組み合わせたモノグラムを創作したという。

一方の重松は、ある部屋は熱気球の内部のように、別の部屋は輝く金属片で覆われたドーム型などさまざまな空間を用意。「それぞれの部屋は、連続した物語の中の独立したセットで、メゾンの創造性の幅広さを反映しつつ、空間としての多様性を提供している。実験的なブランドなので竹やバルーン、アクリル、畳など、さまざまな素材を用いた」と話した。

「ルイ・ヴィトン」の会長兼最高経営責任者を務めるピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は米「WWD」の取材に対し、「今は、人々が意味を求めている時代。『ルイ・ヴィトン』には多くの意味、本物らしさ、そして歴史がある。私たちは、私たちの起源、歴史、そして私たちが何者であるかを改めて明確にする必要がある」と話し、中之島美術館には一昨年前から予約を入れていたという。「この展覧会は、大阪、この素晴らしい美術館、そしてこの時期に大阪を訪れる何百万人もの観光客の存在により、重要なものになるだろう。歴史をより多くの人々に知ってもらえば、彼らが忠実な顧客になる可能性は高まると確信している」との期待を示した。

The post 「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示 appeared first on WWDJAPAN.

「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は7月15日、大阪の中之島美術館で没入型のエキシビション「ビジョナリー・ジャーニー」展を開幕した。9月17日まで。大阪・関西万博の開催と創業170 周年を記念して、ブランドの歴史と、日本との長きにわたる対話を綴る。展覧会は、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーションを、重松象平率いるOMAがデザインを担当。1000点以上ものアーカイブと200点を超える日本の伝統工芸品を見せる展覧会は、イノベーションやサヴォアフェール(匠の技)など、12 のテーマにわたってブランドの発展を紐解く。

フロランス・ミュラーは、「初公開のアーカイブも数多い。中でも注目すべきは、パリ市立公文書館に眠っていた最初の“モノグラム”のサンプル。商標登録のために制作し、長年箱の中で保管していた貴重な品を箱の外に出して展示している。日本で最初の『ルイ・ヴィトン』のクライアントとして知られる外交官の鮫島尚信については、駒場美術館からポートレートを拝借した。それから170年を経たファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGOによる2025-26年秋冬コレクションのティー・セレモニー・トランクに至るまで、ブランドの歴史と日本との繋がりを楽しんでほしい」と話した。1896年に作られた“モノグラム”のサンプルについては、「小さなキャンバス片でありながら、大きな何かの始まりとなったという意味において感動的だった」という。メゾンは1880年代後半、ルイ・ヴィトン創業者の息子ジョルジュ(Georges)が“ダミエ”やストライプ柄などを次々と商標登録。しかし何度も広く模倣されたたため、ジョルジュは1896年、LVのイニシャルと幾何学模様を組み合わせたモノグラムを創作したという。

一方の重松は、ある部屋は熱気球の内部のように、別の部屋は輝く金属片で覆われたドーム型などさまざまな空間を用意。「それぞれの部屋は、連続した物語の中の独立したセットで、メゾンの創造性の幅広さを反映しつつ、空間としての多様性を提供している。実験的なブランドなので竹やバルーン、アクリル、畳など、さまざまな素材を用いた」と話した。

「ルイ・ヴィトン」の会長兼最高経営責任者を務めるピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)は米「WWD」の取材に対し、「今は、人々が意味を求めている時代。『ルイ・ヴィトン』には多くの意味、本物らしさ、そして歴史がある。私たちは、私たちの起源、歴史、そして私たちが何者であるかを改めて明確にする必要がある」と話し、中之島美術館には一昨年前から予約を入れていたという。「この展覧会は、大阪、この素晴らしい美術館、そしてこの時期に大阪を訪れる何百万人もの観光客の存在により、重要なものになるだろう。歴史をより多くの人々に知ってもらえば、彼らが忠実な顧客になる可能性は高まると確信している」との期待を示した。

The post 「ルイ・ヴィトン」が大阪で大規模展覧会 130年前の“モノグラム”のサンプルや150年前の日本初の顧客の姿までを展示 appeared first on WWDJAPAN.

「マルニ」が博多阪急でマルニマーケットを開催 フルーツ柄や新色のバッグを先行販売

「マルニ(MARNI)」は7月16〜29日、博多阪急1階メディアステージでポップアップストア“マルニマーケット(MARNI MARKET)”をオープンする。フルーツや花々をモチーフに、最新色のバッグやポーチなどを先行販売する。新型および最新色などのバッグはそれぞれ発売日が異なる。詳細はホームページに記載している。

“フルーツ バスケット”(3万1900円)には、ウオーターメロンとペアーをあしらった。また、“フルーツ バッグ”(4万9500円)と“フルーツ ポーチ”(4万700円)は、それぞれウオーターメロン、キウイ、オレンジを用意する。

“フラワー バスケット”(3万1900円)とともにコロンビアの職人による手編みで生産されている“トランスペアレントバスケット”(3万800円)は、先行販売カラー5色が並ぶ。同じく、コロンビアの伝統的なハンモックから着想を得た“ハンモックバッグ”(3万3000円)からは、インディアンレッドとミントが登場。同シリーズには“ビッグチェック ハンモックバッグ”(3万3000円)と“チェック ハンモックバッグ”(3万3000円)もラインアップ。

“バンダナトート”(2万4200円)は、京都の染色工場の職人が手捺染という手法で染め上げたアイテム。さらに、“マルニ マーケット”のアイコニックな“フィッシュバッグ”から、ひと回り小さな“ミニ フィッシュバッグ”(5万3900円)が、ブラックとフィヨルドのカラー展開で登場する。そのほか、“フォールディッドバッグ”(5万7200円)シリーズもラインアップする。底面を仕切り収納に優れたデザインに仕上げた。

イベント詳細

◾️マルニマーケット

日程:7月16〜29日
時間:10:00〜20:00
場所:博多阪急1階メディアステージ
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−1
>特設サイト

アイテム一覧

The post 「マルニ」が博多阪急でマルニマーケットを開催 フルーツ柄や新色のバッグを先行販売 appeared first on WWDJAPAN.

「デミドゥ」から地肌と髪をケアするメニュー「スパトリ」が登場 忙しい女性に短時間で贅沢なケアを提供

美容室向け化粧品総合メーカーのデミ コスメティクスが2023年4月に発売したスカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」は、これまで“地肌や毛髪に悩みがある人だけのもの”というイメージが強かったスカルプケアを身近なものとして提案し浸透させてきた。同年9月には男性向けライン“デミドゥ メン”を発売するなど充実したラインアップを展開している。その「デミドゥ」は7月15日、大人の地肌と髪を贅沢にいたわる新ライン“デミドゥ アセット”を発売し、新メニュー「スパトリ」を展開する。

「スパトリ」を開発した背景には、定期的にサロンを利用している女性のうち、有料のサロントリートメントもしくはヘッドスパを受けたことがあるという人は38.6%、受けたことがない人は61.4%という調査結果がある※1。受けたことがない61.4%にさらに聞くと、85%が「髪のうねり・クセ」「髪のごわつき・広がり」といった髪の悩みがあり、53%が「頭皮のかゆみ」「頭皮のニオイ」など頭皮についても悩みがあることが分かった※2。つまり、地肌や髪に悩みを抱えているにもかかわらず「サロンメニューでの対策を講じていない」という現実が浮き彫りになったわけだ。その解決策として「即実感・短時間メニューでハードルを下げる」「地肌も髪も両方ケアできる」「セットメニュー化して接点を増やす」といった視点で開発した。

即実感・短時間メニューで
ヘッドスパ&サロントリートメントを
身近に

デミ コスメティクス,デミドゥ,DEMI DO,デミドゥ アセット,スパトリ

「スパトリ」はヘッドスパとサロントリートメントが同時にできる上、所要時間は10〜20分という手軽さと試しやすい価格帯も魅力。短時間で地肌も髪も贅沢に磨くことができるメニューは、多忙な現代女性にぴったりだ。これまで「時間がないから」「高額だから」あるいは「自分に必要なケアが分からない」などの理由で、サロントリートメントやヘッドスパに一歩踏み出せなかった層を後押しし、サロンの活性化、顧客の満足度アップ、新規客の獲得とさまざまな広がりが期待できる。

シャンプー台を占有しないためサロンにとっても効率的。簡単かつシンプルな施術のため、教育時間を短縮できるというメリットもある。そういった手軽さはもちろんのこと、何より1回の施術で地肌・髪が変わる実感が、客とサロン双方が満足のいく選択肢となる。

美容記者・ライターが
“デミドゥ アセット”の
「スパトリ」を体験、その実力に納得!

「スカルプスクラブなどのホームケアは行っているが、サロンでのスカルプケアは高額で時間もかかる印象。継続するのは難しいと感じ、これまで試すことはなかった。一方『スパトリ』はコスパもタイパもいいし、毎月サロンに行くたびにプラスアルファのメニューとして継続できそう。温かい“スパミルク”に包まれ、指圧されながらのマッサージで地肌がほぐれスッキリする感じは、新感覚の気持ち良さ。施術中も、仕上げに“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング”を塗布してもらっている間も、フローラルウッディの香りがふんわりと心地よく漂ってきて、嗅覚でも癒やされ、15分間という短い時間なのに高い満足度を味わえた。地肌がほぐれた感覚は期待以上だった上、硬くて太い自分の髪がしなやかに扱いやすくなったのも実感できた」(和田実桜「WWDJAPAN」記者)

「“土(地肌)が健康でなければ、いい作物(髪)は育たない” “顔と地肌は続いた1枚の皮膚”そんな説明を日々の取材の中で頻繁に聞き、地肌ケアの大切さは重々理解しているものの、サロンで行うには時間もお金もかかり過ぎる・・・・・・その不便さを一気に解決できた。トロトロとした剤が髪・地肌に触れるのが心地よく、圧・引き上げ・流すという一連の手技はリラクゼーション感を存分に味わえ、スパ気分を満喫できる。施術前は前頭筋が硬かったが、施術後は柔らかく動くようになっているのを感じられた。普段は髪が膨らみやすく毛先にクセが出るのが悩みだが、手ぐしでドライヤーをかけただけ(ブローなし)なのにサラサラ。スタイリング剤を使わなくても、触るとカットしたかと思うくらい毛量が落ち着いてまとまっているのに驚いた」(川原好恵・美容ライター)

保湿と毛髪補修の豊かな成分で、
地肌と髪を丸ごとパック

“デミドゥ アセット”には、デミ コスメティクスが40年以上積み重ねてきた専門研究から生まれた、地肌と髪の最新技術が注ぎ込まれている。ヘッドスパ&サロントリートメント「スパトリ」で使用するサロン向け商材は、頭皮を和らげて潤いを与え、健やかな頭皮環境へと導く1剤 “アセット スパミルク 1”と、乾燥して広がる髪に潤いを与え、艶やかで美しい髪へと導く2剤“アセット スパミルク 2”で構成される。

1剤 “アセット スパミルク 1”には、ザクロ花エキス、ツバキ種子エキス、アルニカ花エキスなどふっくらハリのある地肌に導く植物エキス、乳酸桿菌/豆乳発酵液、温泉水などの保湿成分を含有。2剤“アセット スパミルク 2”にはケラチン、レブリン酸などのダメージケア成分や、酒粕エキス、トウミツなど天然素材の毛髪補修成分を含む。ジャンプー後、1剤を地肌中心に塗布してマッサージしながら髪全体になじませ、2剤を1剤の上に中間から毛先に重ねるように塗布して流すプロセスだ。

共に、ミュゲやローズを中心としたフローラルを基調に、ザクロや透明感のあるペアーのフルーティをアコードした奥行きのあるフローラルフルーティウッディの香りで、心地良い「スパトリ」時間に優雅さを添えてくれる。

エイジングによる悩みにアプローチする
“アセット スカルプエッセンス
リッチスプリング”

サロンでの「スパトリ」体験後は、ご自宅でもスカルプケアを行うのがおすすめ。エイジングによる地肌や髪質の変化を実感している方のホームケアとして用意されているのが、“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング” (80mL、5060円/200mL、9130円※4)だ。「乾燥して頭皮の刺激を感じやすい」「かゆみが気になる」「地肌が硬い」「髪の根本が立ち上がりにくい」などの悩みにアプローチする。含まれているのは、ふっくらとハリのある地肌に導くザクロ花エキスやツバキ種子エキス、ハリのある艶やかな髪に導くマヨラナ葉エキスやイチョウ葉エキス、うるおいを与えて、かゆみを抑制するワカメエキスやヒジキエキス※3など。

使い方のポイントは、顔のお手入れ同様に、手のひら全体で地肌に浸透させるように押さえながら塗布し、軽く優しくマッサージすること。たっぷりの植物エキスが地肌・髪にうるおいを与え、健やかな状態へと整えてくれる。

※1 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=1576)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※2 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=887)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※3 : すべて保湿成分
※4 : 価格は全て税込みです
PHOTOS: YOHEI KICHIRAKU
問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

The post 「デミドゥ」から地肌と髪をケアするメニュー「スパトリ」が登場 忙しい女性に短時間で贅沢なケアを提供 appeared first on WWDJAPAN.

「デミドゥ」から地肌と髪をケアするメニュー「スパトリ」が登場 忙しい女性に短時間で贅沢なケアを提供

美容室向け化粧品総合メーカーのデミ コスメティクスが2023年4月に発売したスカルプケアブランド「デミドゥ(DEMI DO)」は、これまで“地肌や毛髪に悩みがある人だけのもの”というイメージが強かったスカルプケアを身近なものとして提案し浸透させてきた。同年9月には男性向けライン“デミドゥ メン”を発売するなど充実したラインアップを展開している。その「デミドゥ」は7月15日、大人の地肌と髪を贅沢にいたわる新ライン“デミドゥ アセット”を発売し、新メニュー「スパトリ」を展開する。

「スパトリ」を開発した背景には、定期的にサロンを利用している女性のうち、有料のサロントリートメントもしくはヘッドスパを受けたことがあるという人は38.6%、受けたことがない人は61.4%という調査結果がある※1。受けたことがない61.4%にさらに聞くと、85%が「髪のうねり・クセ」「髪のごわつき・広がり」といった髪の悩みがあり、53%が「頭皮のかゆみ」「頭皮のニオイ」など頭皮についても悩みがあることが分かった※2。つまり、地肌や髪に悩みを抱えているにもかかわらず「サロンメニューでの対策を講じていない」という現実が浮き彫りになったわけだ。その解決策として「即実感・短時間メニューでハードルを下げる」「地肌も髪も両方ケアできる」「セットメニュー化して接点を増やす」といった視点で開発した。

即実感・短時間メニューで
ヘッドスパ&サロントリートメントを
身近に

デミ コスメティクス,デミドゥ,DEMI DO,デミドゥ アセット,スパトリ

「スパトリ」はヘッドスパとサロントリートメントが同時にできる上、所要時間は10〜20分という手軽さと試しやすい価格帯も魅力。短時間で地肌も髪も贅沢に磨くことができるメニューは、多忙な現代女性にぴったりだ。これまで「時間がないから」「高額だから」あるいは「自分に必要なケアが分からない」などの理由で、サロントリートメントやヘッドスパに一歩踏み出せなかった層を後押しし、サロンの活性化、顧客の満足度アップ、新規客の獲得とさまざまな広がりが期待できる。

シャンプー台を占有しないためサロンにとっても効率的。簡単かつシンプルな施術のため、教育時間を短縮できるというメリットもある。そういった手軽さはもちろんのこと、何より1回の施術で地肌・髪が変わる実感が、客とサロン双方が満足のいく選択肢となる。

美容記者・ライターが
“デミドゥ アセット”の
「スパトリ」を体験、その実力に納得!

「スカルプスクラブなどのホームケアは行っているが、サロンでのスカルプケアは高額で時間もかかる印象。継続するのは難しいと感じ、これまで試すことはなかった。一方『スパトリ』はコスパもタイパもいいし、毎月サロンに行くたびにプラスアルファのメニューとして継続できそう。温かい“スパミルク”に包まれ、指圧されながらのマッサージで地肌がほぐれスッキリする感じは、新感覚の気持ち良さ。施術中も、仕上げに“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング”を塗布してもらっている間も、フローラルウッディの香りがふんわりと心地よく漂ってきて、嗅覚でも癒やされ、15分間という短い時間なのに高い満足度を味わえた。地肌がほぐれた感覚は期待以上だった上、硬くて太い自分の髪がしなやかに扱いやすくなったのも実感できた」(和田実桜「WWDJAPAN」記者)

「“土(地肌)が健康でなければ、いい作物(髪)は育たない” “顔と地肌は続いた1枚の皮膚”そんな説明を日々の取材の中で頻繁に聞き、地肌ケアの大切さは重々理解しているものの、サロンで行うには時間もお金もかかり過ぎる・・・・・・その不便さを一気に解決できた。トロトロとした剤が髪・地肌に触れるのが心地よく、圧・引き上げ・流すという一連の手技はリラクゼーション感を存分に味わえ、スパ気分を満喫できる。施術前は前頭筋が硬かったが、施術後は柔らかく動くようになっているのを感じられた。普段は髪が膨らみやすく毛先にクセが出るのが悩みだが、手ぐしでドライヤーをかけただけ(ブローなし)なのにサラサラ。スタイリング剤を使わなくても、触るとカットしたかと思うくらい毛量が落ち着いてまとまっているのに驚いた」(川原好恵・美容ライター)

保湿と毛髪補修の豊かな成分で、
地肌と髪を丸ごとパック

“デミドゥ アセット”には、デミ コスメティクスが40年以上積み重ねてきた専門研究から生まれた、地肌と髪の最新技術が注ぎ込まれている。ヘッドスパ&サロントリートメント「スパトリ」で使用するサロン向け商材は、頭皮を和らげて潤いを与え、健やかな頭皮環境へと導く1剤 “アセット スパミルク 1”と、乾燥して広がる髪に潤いを与え、艶やかで美しい髪へと導く2剤“アセット スパミルク 2”で構成される。

1剤 “アセット スパミルク 1”には、ザクロ花エキス、ツバキ種子エキス、アルニカ花エキスなどふっくらハリのある地肌に導く植物エキス、乳酸桿菌/豆乳発酵液、温泉水などの保湿成分を含有。2剤“アセット スパミルク 2”にはケラチン、レブリン酸などのダメージケア成分や、酒粕エキス、トウミツなど天然素材の毛髪補修成分を含む。ジャンプー後、1剤を地肌中心に塗布してマッサージしながら髪全体になじませ、2剤を1剤の上に中間から毛先に重ねるように塗布して流すプロセスだ。

共に、ミュゲやローズを中心としたフローラルを基調に、ザクロや透明感のあるペアーのフルーティをアコードした奥行きのあるフローラルフルーティウッディの香りで、心地良い「スパトリ」時間に優雅さを添えてくれる。

エイジングによる悩みにアプローチする
“アセット スカルプエッセンス
リッチスプリング”

サロンでの「スパトリ」体験後は、ご自宅でもスカルプケアを行うのがおすすめ。エイジングによる地肌や髪質の変化を実感している方のホームケアとして用意されているのが、“アセット スカルプエッセンス リッチスプリング” (80mL、5060円/200mL、9130円※4)だ。「乾燥して頭皮の刺激を感じやすい」「かゆみが気になる」「地肌が硬い」「髪の根本が立ち上がりにくい」などの悩みにアプローチする。含まれているのは、ふっくらとハリのある地肌に導くザクロ花エキスやツバキ種子エキス、ハリのある艶やかな髪に導くマヨラナ葉エキスやイチョウ葉エキス、うるおいを与えて、かゆみを抑制するワカメエキスやヒジキエキス※3など。

使い方のポイントは、顔のお手入れ同様に、手のひら全体で地肌に浸透させるように押さえながら塗布し、軽く優しくマッサージすること。たっぷりの植物エキスが地肌・髪にうるおいを与え、健やかな状態へと整えてくれる。

※1 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=1576)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※2 : 直近1年間でサロン/美容室を3回以上利用した20〜50代女性(n=887)WEBアンケートによるデミ コスメティクス調べ
※3 : すべて保湿成分
※4 : 価格は全て税込みです
PHOTOS: YOHEI KICHIRAKU
問い合わせ先
デミ コスメティクス お客さま相談室
0120-68-7968

The post 「デミドゥ」から地肌と髪をケアするメニュー「スパトリ」が登場 忙しい女性に短時間で贅沢なケアを提供 appeared first on WWDJAPAN.

「ティルティル」と日清がコラボ 韓国風甘辛焼きそば“ポックンミョン”のピリピリプランパー

韓国発の「ティルティル(TIRTIR)」は食品メーカーの日清食品とコラボレーションし、韓国風甘辛焼きそば“ポックンミョン”シリーズをモチーフにした“ウォーターイズム リップ プランパー スパイシー エディション(WATERISM LIP PLUMPER SPICY EDITION)”(1650円)をキューテン(QOO10)、自社モール、ロフト(LOFT)、プラザ(PRAZA)など全国のバラエティーショップで8月7日に発売する。デイリー使いの低刺激リッププランパーを進化させ、同シリーズ麺を食べた時のピリピリ感を再現した。

塗るピリピリと食べるピリピリがコラボ 

従来“の00プランパー(00 PLUMPER)”よりも大幅に刺激的な使用感とロングラスティング処方で、ぷっくりとしたボリュームとツヤ感を持続する。好みの刺激度やカラーから選べる“ポックンミョン 韓国風甘辛カルボ”のような01スパイシーピンク(01 SPICY PINK)と、“ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ”のような02スパイシーイエロー(02SPICY YELLOW)の2種類を展開する。

The post 「ティルティル」と日清がコラボ 韓国風甘辛焼きそば“ポックンミョン”のピリピリプランパー appeared first on WWDJAPAN.

TSIがデイトナ買収を決めたワケ 「同質」の課題と「異質」の強み

TSIホールディングスが、セレクト業態「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」擁するデイトナ・インターナショナルを買収する。主力ブランドの伸び悩みや統合ECへの移行遅れなど、不安要素が残るTSI。なぜこのタイミングで攻めの大型買収に踏み切ったのか。

TSIによるデイトナ買収額は約283億円、9月2日に株式取得を予定する。売主はユニゾンキャピタル。案件は年初にマーケットに出され、TSIは4月頃に買収の意向を固めたという。TSIは現在、自己資本1000億円超、現預金と有価証券を合わせて約560億円、借入金は10億円台という、比較的健全な財務基盤を持つ。15日に行われたTSIホールディングスの2025年3〜5月期決算発表会で、下地毅社長はこの大型ディールについて、「成長投資と株主還元の両立が可能だ」と説明した。

ただ同日発表されたTSIの3〜5月期決算では、売上高は前年同期比9.4%減の356億円。百貨店(前年同期比19.4%)減や駅ビルなどの非百貨店(同4.0%減)、EC(同14.9%減)といったすべての販路で売り上げは前年割れとなり、2月に発足した新統合ECモール「ミックスドットトーキョー(MIX.TOKYO)」も、旧サイトからの会員移行が想定を下回った。「ナノ・ユニバース(NANO・UNIVERSE)」は前年同期比7.8%減、「マーガレット・ハウエル(MARGALET HOWELL)」は同13.7%減、「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」は18.0%減と、主力ブランドも軒並み苦戦した。

売り上げの足元を見ると、「攻め時」とは言い難い局面に見える。それでもTSIが、このタイミングでの買収を選択したのはなぜなのか。その理由のひとつが、デイトナとTSIが同質の課題=伸び代を抱えている点にある。

デイトナは仕入れ構造改革で
「営業利益10%に高められる」

デイトナは直近3カ年で最終赤字が続いており、25年2月期の連結売上高は393億円と伸長したが営業利益は5億3900万円にとどまり、最終損益は3期連続で赤字。“仕入れ構造の重さ”をボトルネックとして抱えており、粗利率の改善余地やコスト構造の見直しが必要となっている。

これは、TSIが近年直面していた課題でもある。そこで同社はここ数年、プライシングの見直し、在庫圧縮、原価管理を通じて収益構造改革を実施。その結果、この第1四半期では売上総利益率が1.4ポイント改善、販管費や在庫評価損も抑制し、純利益19億6000万円(前年同期から+14.2 億円)を確保するなど、一定の成果が出た。

TSIは、デイトナと同じ課題を持っているからこそ、適切にメスが入れられると考えているのだろう。下地社長はデイトナについて、「将来的には営業利益率を 10%まで高めたい」と目標を語る。

若い顧客基盤とOMO
統合ECにノウハウ注入

一方、デイトナはTSIにはない強みもある。主力の「フリークス ストア」をはじめ20代を中心とした若年層に強く支持されており、EC化率は50%超。自社モール「デイトナパーク(DAYTONA PARK)」やSNS運用、リアル店舗とのOMO連携など、デジタルとリアルを融合させたビジネスモデルはすでに成熟している。TSIは「ミックスドットトーキョー」が滑り出しの段階にある中、デイトナのOMOノウハウを取り込み、相互送客やクロスバイの促進、UI/UX設計のブラッシュアップにつなげる目論見がある。

一見、「攻めどき」とは思えないTSIによるデイトナの買収。既存ブランドの立て直しという目下の課題に直面しながら、未来へ向けた布石を打つ。

The post TSIがデイトナ買収を決めたワケ 「同質」の課題と「異質」の強み appeared first on WWDJAPAN.

クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ

鎌倉紅谷は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」とコラボした“イスパハン クルミッ子 6個入り(缶)”(2538円)を発売する。7月20日に阪急百貨店オンラインストアで事前受注を開始し、阪急うめだ本店では8月6〜12日の期間、鎌倉紅谷八幡宮前本店と小町横路店は8月8日から取り扱う。その他一部百貨店や鎌倉紅谷公式オンラインショップでも、順々に数量限定で販売する。

イスパハン×クルミッ子のフロマージュ

歯ごたえの良いクルミと自家製キャラメル、バラが香るフランボワーズジャムをバター生地で挟み焼き上げた。“イスパハン”と“クルミッ子”それぞれを彷ふつとさせる味わいを楽しめる1品。小町横路店と阪急うめだ本店では、本商品の切れ端にあたる“イスパハン クルミミ”(1242円)も販売する。

「ピエール・エルメ・パリ」に着想を得たパッケージ

宝石箱のような八角形の缶にはパティシエ姿の“リスくん”をあしらい、エンブレム風のデザインに仕上げた。また、「ピエール・エルメ・パリ」一部店舗で取り扱う“マカロン クルミッ子”の缶にはマカロンを持ったリスくんをデザイン。両者のパッケージを比較し今回のコラボレーションを楽しむこともできる。 なお、鎌倉紅谷店舗での“マカロン クルミッ子”の単品販売はない。

The post クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ appeared first on WWDJAPAN.

クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ

鎌倉紅谷は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」とコラボした“イスパハン クルミッ子 6個入り(缶)”(2538円)を発売する。7月20日に阪急百貨店オンラインストアで事前受注を開始し、阪急うめだ本店では8月6〜12日の期間、鎌倉紅谷八幡宮前本店と小町横路店は8月8日から取り扱う。その他一部百貨店や鎌倉紅谷公式オンラインショップでも、順々に数量限定で販売する。

イスパハン×クルミッ子のフロマージュ

歯ごたえの良いクルミと自家製キャラメル、バラが香るフランボワーズジャムをバター生地で挟み焼き上げた。“イスパハン”と“クルミッ子”それぞれを彷ふつとさせる味わいを楽しめる1品。小町横路店と阪急うめだ本店では、本商品の切れ端にあたる“イスパハン クルミミ”(1242円)も販売する。

「ピエール・エルメ・パリ」に着想を得たパッケージ

宝石箱のような八角形の缶にはパティシエ姿の“リスくん”をあしらい、エンブレム風のデザインに仕上げた。また、「ピエール・エルメ・パリ」一部店舗で取り扱う“マカロン クルミッ子”の缶にはマカロンを持ったリスくんをデザイン。両者のパッケージを比較し今回のコラボレーションを楽しむこともできる。 なお、鎌倉紅谷店舗での“マカロン クルミッ子”の単品販売はない。

The post クルミッ子 が「ピエール・エルメ・パリ」と再びコラボ バラとクルミのフロマージュ appeared first on WWDJAPAN.

「ケイト」の“リップモンスター”に闇色限定色 口紅の上から重ねて色変化

カネボウ化粧品の「ケイト(KATE)」は7月19日、ブランドを代表するリップシリーズ“リップモンスター”の“リップモンスターカラートナー”(1650円※編集部調べ)から、ダークな深みカラーに化ける‟闇色モンスター“を数量限定で発売する。口紅の上から重ねるだけでダークな深みカラーに変化し、長時間色持続する。

クリアな発色で透け感を出しながら色化け

同製品には、唇から蒸発する水分を密着ジェル膜に変化させるリップモンスターの独自技術を採用。口紅の上から重ねることで、落ちにくいリップに変化させる機能を持つ。‟闇色モンスター“色である新色「EX-3」は、クリアなブラックカラーが特徴で、クリアな発色により透け感を出しながら色変化する。塗る量次第で仕上がりの調整も可能だ。

The post 「ケイト」の“リップモンスター”に闇色限定色 口紅の上から重ねて色変化 appeared first on WWDJAPAN.

「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで

7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信が決定した。

GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様をプライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料でライブ配信される。詳しい配信アーティストやタイムテーブルは後日発表となる。

プライム・ビデオでは、「アマゾン(Amazon)」のアカウントを持っていれば無料楽しむことができ、プライム会員資格は必要なし。ブラウザでストリーミングできるほか、 プライム・ビデオのアプリを利用すると、対応するスマートフォン、タブレット、ケーブルテレビ用端末、ゲーム機器、スマートTV、Fire TV、Fire TV stick、Fireタブレットなどのさまざまなデバイスで見ることができる。

The post 「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで appeared first on WWDJAPAN.

「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで

7月25〜27日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される音楽フェス「フジロック フェスティバル’25(FUJI ROCK FESTIVAL'25)」のライブ配信が決定した。

GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVEN の4つのステージで行われるアーティストのライブや出演アーティストのインタビュー動画など、現地苗場の模様をプライム・ビデオ(Prime Video)と Twitch(ツイッチ)のAmazon Music公式チャンネルで無料でライブ配信される。詳しい配信アーティストやタイムテーブルは後日発表となる。

プライム・ビデオでは、「アマゾン(Amazon)」のアカウントを持っていれば無料楽しむことができ、プライム会員資格は必要なし。ブラウザでストリーミングできるほか、 プライム・ビデオのアプリを利用すると、対応するスマートフォン、タブレット、ケーブルテレビ用端末、ゲーム機器、スマートTV、Fire TV、Fire TV stick、Fireタブレットなどのさまざまなデバイスで見ることができる。

The post 「フジロック 2025 」のライブ配信決定 「アマゾン」のプライム・ビデオと Twitchで appeared first on WWDJAPAN.

【2025年秋コスメ】「クリニーク」が新ハニーカラーのリップやアイシャドウを発売 

「クリニーク(CLINIQUE)」は8月1日、“オールモスト リップスティック”(各4730円)、“ハイ インパクト マスカラ”(各4730円)、“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”(5280円)の新色ハニーカラーをそれぞれ発売する。7月30日からアットコスメ各店舗で先行販売を開始する。なお、7月18日から29日まではアットコスメオンラインストア及び店舗で先行予約を受け付け、期間中に対象製品を予約すると、“クレンジングバーム”(15mL)と“ジップバッグ”をプレゼントする。また8月29日、“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”の新ハニーカラー2色(各4840円)も発売する。

8月1日発売

とろける感触のリップスティック

リップグロス以上、リップスティック未満のテクスチャーの“オールモスト リップスティックは、ハニーのようにとろける感触でしっとりなめらかな唇に仕上げる。シアーな発色のため、リップ下地や保湿ケアなどにも使用できる。新色のヌードハニーは、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーだ。

マスカラ限定色が定番に

“ハイ インパクト マスカラ”のブラック ハニーは、黒ザクロのようなリッチな赤茶色の温かみのあるカラーで抜け感をプラスする。まつ毛1本1本をとらえてダマになりにくく、ナチュラルな長さとボリューム感のある仕上がりに導く。

クリーム×パウダーの2質感アイシャドウ

2つの質感を1本にした“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”の新色はピンクハニー ブラックハニー。クリーム スティックは、ほんのり色づくロージーピンクで、なめらかに伸びてサテンのような光沢感のあるシマーな仕上がりに。パウダー スティックは、黒ザクロのようなくすみレッドカラーで、目元の印象を際立たせ、立体感をプラスする。

8月29日発売

オイルタイプのリップ&チーク

“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”は、サフラワーオイルやホホバオイルなど5種のオイルを配合。内側から滲むような血色感とフルーツ飴のような艶やかなリップをかなえる。

新2色は、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーのヌードハニーと、ほんのりと甘く色づくロージーピンクのピンク ハニーを用意する。

The post 【2025年秋コスメ】「クリニーク」が新ハニーカラーのリップやアイシャドウを発売  appeared first on WWDJAPAN.

【2025年秋コスメ】「クリニーク」が新ハニーカラーのリップやアイシャドウを発売 

「クリニーク(CLINIQUE)」は8月1日、“オールモスト リップスティック”(各4730円)、“ハイ インパクト マスカラ”(各4730円)、“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”(5280円)の新色ハニーカラーをそれぞれ発売する。7月30日からアットコスメ各店舗で先行販売を開始する。なお、7月18日から29日まではアットコスメオンラインストア及び店舗で先行予約を受け付け、期間中に対象製品を予約すると、“クレンジングバーム”(15mL)と“ジップバッグ”をプレゼントする。また8月29日、“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”の新ハニーカラー2色(各4840円)も発売する。

8月1日発売

とろける感触のリップスティック

リップグロス以上、リップスティック未満のテクスチャーの“オールモスト リップスティックは、ハニーのようにとろける感触でしっとりなめらかな唇に仕上げる。シアーな発色のため、リップ下地や保湿ケアなどにも使用できる。新色のヌードハニーは、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーだ。

マスカラ限定色が定番に

“ハイ インパクト マスカラ”のブラック ハニーは、黒ザクロのようなリッチな赤茶色の温かみのあるカラーで抜け感をプラスする。まつ毛1本1本をとらえてダマになりにくく、ナチュラルな長さとボリューム感のある仕上がりに導く。

クリーム×パウダーの2質感アイシャドウ

2つの質感を1本にした“ハイ インパクト アイシャドウ スティック”の新色はピンクハニー ブラックハニー。クリーム スティックは、ほんのり色づくロージーピンクで、なめらかに伸びてサテンのような光沢感のあるシマーな仕上がりに。パウダー スティックは、黒ザクロのようなくすみレッドカラーで、目元の印象を際立たせ、立体感をプラスする。

8月29日発売

オイルタイプのリップ&チーク

“クリニーク ポップ リップ&チーク オイル”は、サフラワーオイルやホホバオイルなど5種のオイルを配合。内側から滲むような血色感とフルーツ飴のような艶やかなリップをかなえる。

新2色は、カラメルのような深みのある透けブラウンカラーのヌードハニーと、ほんのりと甘く色づくロージーピンクのピンク ハニーを用意する。

The post 【2025年秋コスメ】「クリニーク」が新ハニーカラーのリップやアイシャドウを発売  appeared first on WWDJAPAN.

パジャマ来店で90%オフのイベントを開催 「コアラ」がショールームを移転オープン

オーストラリア発寝具ブランド「コアラ(KOALA)」は7月12日、ショールームを表参道から外苑前に移転オープンした。ショールームの売り場面積は、表参道の約3倍となった。全製品を展示・販売するほか、新たにカフェスペースも設置。ホームウエアコレクションも上陸させた。日本人の睡眠の質(スリープパフォーマンス以下、スリパ)を高めるための情報発信拠点として活用する。オープン初日には、パジャマ着用で来店した先着100人に“コアラマットレス KORE”(シングル8万9900円〜)を90%オフで販売した。

ショールームのコンセプトは、“レイドバック”ムード。リラックスした、ゆったりしたを指す言葉で、オーストラリア人の気質やライフスタイルとも関連づけられるという。内装は木を基調に、ブランドカラーであるティールブルーを取り入れた。都会的でありながら、くつろいだ雰囲気を演出する。

日本で初めて販売するホームウエアコレクションは、クッションカバー、ラグ、スロー(ベッドの足元部分に横向きにかける細長い布)をそろえる。オーストラリアの自然からインスパイアされた色合いやデザインが特徴だ。

カフェではオーストラリア発祥のコーヒー“ロングブラック”や“フラットホワイト”のほか、アボカドトーストやバナナブレッド、クッキーなどを提供する。「オーストラリアのコーヒー文化を広めるとともに、ゆったりとアットホームな空間を楽しんでもらいたい。今後は、快眠に重要な脳内物質セラトニンの材料となるトリプトファンを多く含む食材を使ったメニューなども検討している」(「コアラ」PR担当)といい、さまざまなアプローチでスリパの向上を目指す。

「コアラ」史上最安値でマットレスを販売

オープン初日のイベントでは、パジャマ着用で来店した先着100人に“コアラマットレス KORE”を「コアラ」史上最安値の90%オフで販売した。10時に受付開始を予定していたが、「コアラ」PR担当によれば、8時過ぎの時点ですでに行列は250人を超えていた。栄えある1人目は、国分寺から来たという26歳の男性。「前日の21時に並び始めた。数年間、『コアラ』のマットレスが欲しいと思っていたが、予算が厳しかったので、今回購入できてうれしい」と話した。

100人目となったのは、川崎から来たという男女のカップル。「始発の電車に乗り、5時半ごろに外苑前駅に着いた。自分たちが先頭かと思っていたが、パジャマで走っている人たちがいたので自分たちも走ったところ、ギリギリで最後の2人だった」とコメントした。

■Koala 青山ショールーム
オープン日:7月12日
時間:月〜金曜日 11:00〜20:00 / 土・日曜日・祝日 11:00〜19:00
カフェ営業時間:8:00〜17:00
定休日:不定休
住所:東京都港北区北青山3-2-4 日新青山ビル1F

The post パジャマ来店で90%オフのイベントを開催 「コアラ」がショールームを移転オープン appeared first on WWDJAPAN.

「マーガレット・ハウエル」×「ポーター」 キャンバス地の2ウエイ バックパックを発売

「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は、「ポーター(PORTER)」とコラボレーションし、2014年のコラボモデルをアップデートした2ウエイ バックパック(6万8200円)を発売した。「マーガレット・ハウエル」直営店およびミックスドットトウキョウ(mix.tokyo)公式オンラインストアで取り扱っている。

同製品は、開口部をナスカン付きのベルトに変更し、開閉の利便性に加え、荷物の飛び出しなどを防ぐ機能性を備える。背面のストラップはよりシンプルな仕様にし、調整や着脱もスムーズにした。生地にはコットンとリサイクルナイロンを組み合わせた11号帆布を用い、薄くて軽くかつ耐久性があるキャンバス素材を採用した。ホックやバックルなどの付属パーツは、ダールメッキで統一し、モダンな印象に仕上げている。

The post 「マーガレット・ハウエル」×「ポーター」 キャンバス地の2ウエイ バックパックを発売 appeared first on WWDJAPAN.

ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも

ビーズインターナショナルが運営するセレクトショップにローズバッド(ROSE BUD)は、「マリークワント(MARY QUANT)」別注アイテムを含むカプセルコレクションを 8月1日にアウトレットを除く全店舗で発売する。今回はトップス3型、ファッション雑貨6型をラインアップ。すでにローズバッド オンラインストアで先行予約を開始しており、7月26日にルミネエスト新宿6階のイベントスペース、エストマでのポップアップで先行発売する。

別注アイテムもラインアップ

ニットプルオーバー(全3色、9350円)は、レッドカラーが別注アイテム。ケーブル編みでTシャツ感覚での着こなしがかなう1着に仕上げた。リンガーTシャツ(全2色、5720円)は、イエローカラー、コンパクトサイズ、ビッグシルエットサイズのそれぞれが別注だ。デイジー刺しゅうを胸元にあしらったタンクトップ(4400円)やレザーのトートバッグ(7480円)、その他フェイクファーのマスコットキーホルダー(2420円)、バッグチャーム(2200円)、ポーチ(4180円)、メタル素材のクリップ(3520円)とヘアピン(2640円)をラインアップする。

The post ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも appeared first on WWDJAPAN.

ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも

ビーズインターナショナルが運営するセレクトショップにローズバッド(ROSE BUD)は、「マリークワント(MARY QUANT)」別注アイテムを含むカプセルコレクションを 8月1日にアウトレットを除く全店舗で発売する。今回はトップス3型、ファッション雑貨6型をラインアップ。すでにローズバッド オンラインストアで先行予約を開始しており、7月26日にルミネエスト新宿6階のイベントスペース、エストマでのポップアップで先行発売する。

別注アイテムもラインアップ

ニットプルオーバー(全3色、9350円)は、レッドカラーが別注アイテム。ケーブル編みでTシャツ感覚での着こなしがかなう1着に仕上げた。リンガーTシャツ(全2色、5720円)は、イエローカラー、コンパクトサイズ、ビッグシルエットサイズのそれぞれが別注だ。デイジー刺しゅうを胸元にあしらったタンクトップ(4400円)やレザーのトートバッグ(7480円)、その他フェイクファーのマスコットキーホルダー(2420円)、バッグチャーム(2200円)、ポーチ(4180円)、メタル素材のクリップ(3520円)とヘアピン(2640円)をラインアップする。

The post ローズバッドが「マリークワント」別注アイテム含むカプセルコレクションを発売 バッグチャームやポーチも appeared first on WWDJAPAN.

「プラダ ビューティ」のリップコレクション“モノクローム”にピンク4色が登場 

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は8月6日、「プラダ(PRADA)」を象徴するカラーの1つ、ピンクをテーマにしたリップのカプセルコレクション“モノクローム ピンク シリーズ”(全4色、各7260円※編集部調べ)を発売する。

モノクロームシリーズは、「プラダ」の象徴的な素材であるサフィアーノレザーとリナイロン(Re-Nylon)に着想を得た2種類のテクスチャーをそろえるリップスティックコレクションだ。“マット レザー”は奥深い発色と上品なマット感を実現し、“スムース ナイロン”はリナイロンの柔らかさと輝き、多用途性を表現した。また、マイクロ フィット テクノロジーを搭載し、軽さとなめらかさ、色持ちの良さと乾燥のしづらさもかなえる。

今回は、1988年に「プラダ」のランウエイに登場して以降、絶えず再解釈されてきた“型にはまらず個性的、それでいて楽観的なピンク”をリップに落とし込んだ4色をラインアップする。いずれもピンクをベースに他の色味をブレンドし、ニュアンスカラーに仕上げた。

マットレザーには、ピンクとブラウンが調和したブリックピンクと赤みを添えた力強いラック ピンク、スムースナイロンには、優しいモーヴを感じる繊細なブロッサム ピンク、コーラルを帯びた夕日のようなサンセット ピンクを用意する。

製品一覧

The post 「プラダ ビューティ」のリップコレクション“モノクローム”にピンク4色が登場  appeared first on WWDJAPAN.

「プラダ ビューティ」のリップコレクション“モノクローム”にピンク4色が登場 

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は8月6日、「プラダ(PRADA)」を象徴するカラーの1つ、ピンクをテーマにしたリップのカプセルコレクション“モノクローム ピンク シリーズ”(全4色、各7260円※編集部調べ)を発売する。

モノクロームシリーズは、「プラダ」の象徴的な素材であるサフィアーノレザーとリナイロン(Re-Nylon)に着想を得た2種類のテクスチャーをそろえるリップスティックコレクションだ。“マット レザー”は奥深い発色と上品なマット感を実現し、“スムース ナイロン”はリナイロンの柔らかさと輝き、多用途性を表現した。また、マイクロ フィット テクノロジーを搭載し、軽さとなめらかさ、色持ちの良さと乾燥のしづらさもかなえる。

今回は、1988年に「プラダ」のランウエイに登場して以降、絶えず再解釈されてきた“型にはまらず個性的、それでいて楽観的なピンク”をリップに落とし込んだ4色をラインアップする。いずれもピンクをベースに他の色味をブレンドし、ニュアンスカラーに仕上げた。

マットレザーには、ピンクとブラウンが調和したブリックピンクと赤みを添えた力強いラック ピンク、スムースナイロンには、優しいモーヴを感じる繊細なブロッサム ピンク、コーラルを帯びた夕日のようなサンセット ピンクを用意する。

製品一覧

The post 「プラダ ビューティ」のリップコレクション“モノクローム”にピンク4色が登場  appeared first on WWDJAPAN.

「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング

「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、2回に分けて2025-26年秋冬コレクションを発売する。第1弾は7月18日、第2弾は9月5日に「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで販売を開始する。ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、スマートなテーラリングと機能性素材を組み合わせたウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

第1弾は、シグネチャーアイテムのスエットに、クルーネックが新たに登場する。ウィメンズはクロップド丈のコクーンシャツやミディ丈のキュロットなど晩夏から快適に着こなせるアイテムを用意する。

第2弾は、ヒートテックカシミヤのメンズモデルにクルーネックとタートルネックの2型が初登場する。ウィメンズには、サンドベージュ、フォレストグリーン、ネイビー、バーガンディなど、宝石のような色鮮やかなカラーパレットを追加する。また、ジャケットやコートなどのアウターもラインアップする。

価格は、ウィメンズのアウターが7990〜1万2900円、スカート・パンツが3990〜5990円、シャツが3990円、ニットが3990〜1万4900円、ドレスが4990〜5990円。メンズは、アウターが7990〜1万4900円、パンツが3990〜4990円、シャツ・カットソーが3990円、ニットが3990〜4990円、シューズが4990〜6990円だ。

第1弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

第2弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

The post 「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング appeared first on WWDJAPAN.

「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング

「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、2回に分けて2025-26年秋冬コレクションを発売する。第1弾は7月18日、第2弾は9月5日に「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで販売を開始する。ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、スマートなテーラリングと機能性素材を組み合わせたウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

第1弾は、シグネチャーアイテムのスエットに、クルーネックが新たに登場する。ウィメンズはクロップド丈のコクーンシャツやミディ丈のキュロットなど晩夏から快適に着こなせるアイテムを用意する。

第2弾は、ヒートテックカシミヤのメンズモデルにクルーネックとタートルネックの2型が初登場する。ウィメンズには、サンドベージュ、フォレストグリーン、ネイビー、バーガンディなど、宝石のような色鮮やかなカラーパレットを追加する。また、ジャケットやコートなどのアウターもラインアップする。

価格は、ウィメンズのアウターが7990〜1万2900円、スカート・パンツが3990〜5990円、シャツが3990円、ニットが3990〜1万4900円、ドレスが4990〜5990円。メンズは、アウターが7990〜1万4900円、パンツが3990〜4990円、シャツ・カットソーが3990円、ニットが3990〜4990円、シューズが4990〜6990円だ。

第1弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

第2弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

The post 「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング appeared first on WWDJAPAN.

「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング

「ユニクロ(UNIQLO)」とデザイナーのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)による「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」は、2回に分けて2025-26年秋冬コレクションを発売する。第1弾は7月18日、第2弾は9月5日に「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで販売を開始する。ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、スマートなテーラリングと機能性素材を組み合わせたウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

第1弾は、シグネチャーアイテムのスエットに、クルーネックが新たに登場する。ウィメンズはクロップド丈のコクーンシャツやミディ丈のキュロットなど晩夏から快適に着こなせるアイテムを用意する。

第2弾は、ヒートテックカシミヤのメンズモデルにクルーネックとタートルネックの2型が初登場する。ウィメンズには、サンドベージュ、フォレストグリーン、ネイビー、バーガンディなど、宝石のような色鮮やかなカラーパレットを追加する。また、ジャケットやコートなどのアウターもラインアップする。

価格は、ウィメンズのアウターが7990〜1万2900円、スカート・パンツが3990〜5990円、シャツが3990円、ニットが3990〜1万4900円、ドレスが4990〜5990円。メンズは、アウターが7990〜1万4900円、パンツが3990〜4990円、シャツ・カットソーが3990円、ニットが3990〜4990円、シューズが4990〜6990円だ。

第1弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

第2弾アイテム一覧

メンズ

ウィメンズ

The post 「ユニクロ:シー」2025-26年秋冬コレクションは機能性素材×スマートなテーラリング appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】平野紫耀、広瀬すず、ファレルらが登場 「ルイ・ヴィトン」が大阪中之島美術館で“ビジョナリー・ジャーニー”展を開催

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は9月17日まで、大阪・関西万博とメゾンの創業170周年を記念したエキシビション“ビジョナリー・ジャーニー”展を大阪中之島美術館で開催中だ。7月14日に行われたプレスイベントには、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、アンバサダーの平野紫耀と広瀬すず、フレンド・オブ・ザ・ハウスを務めるモデルのKoki、ローラ、さらにNCT127のYUTA、堀米雄斗、VERDY(ヴェルディ)らゲストが多数来場した。

本展覧会では、ファッション史家のフロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーション、建築家の重松象平がデザインを担当し、アトリウムのインスタレーションを含んだ12のテーマにわたってメゾン発展の歴史と日本と長きにわたる文化的な対話の軌跡を語る。

併設のギフトショップでは、“ビジョナリー・ジャーニー”展ブックレット、ノートブック、メゾンの厳選アイテムを販売する。ニューヨークの書店リッツオーニ(RIZZOLI)と共同出版の書籍“ルイ・ヴィトンと日本:ビジョナリー・ジャーニー”は、ギフトショップ、リッツオーニ、「ルイ・ヴィトン」店舗で先行発売中だ。さらに、7月18日16時30分〜18時30分には同展覧会で作品を紹介しているフランス人フォトグラファージャン=ヴァンサン・シモネ(JEAN VINCENT SIMONET)のフォトブック“ファッション・アイ大阪”のサイン会も同ギフトショップで開催予定だ。

■「ルイ・ヴィトン」“ビジョナリー・ジャーニー”展
日程:7月15日〜9月17日
時間:日〜木曜日 10:00〜17:00(入場は16:30まで)/ 金・土・祝前日 10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:7月21、8月11日、9月15日を除いた月曜日、7月22日
場所:大阪中之島美術館 5階展示室
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
入場料:一般2000円、大学・専門学生1500円、高校生以下無料(要事前申込)

大阪中之島美術館 チケットサイト

来場者スナップ一覧

The post 【スナップ】平野紫耀、広瀬すず、ファレルらが登場 「ルイ・ヴィトン」が大阪中之島美術館で“ビジョナリー・ジャーニー”展を開催 appeared first on WWDJAPAN.

“ラーメンの余韻”をイメージしたフレグランス&リップグロスが誕生 新横浜ラーメン博物館が発売

新横浜ラーメン博物館は7月17日、館内のミュージアムショップを全面リニューアルし、ラーメンをモチーフにした香水やリップグロスなどのオリジナル製品を発売する。調香は和の香水ブランド「ジェイセント(J-SCENT)」を手掛けるルズ社が行い、ラーメンを取り巻く物語を香りに込めた。リップグロスはラーメンの味を支える“鶏油”をイメージしている。

「ラーメン体験の余韻を持ち帰る」新コンセプトのミュージアム

同館では開館以来、ラーメン文化の多様性や時代を超えた食の魅力を伝えることをテーマに、国内外の銘店の味やその背景にある物語を紹介してきた。今回のリニューアルでは、そうした体験の余韻を日常に持ち帰るためのもうひとつのラーメン体験の場として構想。食後の満足感を記憶として留めるだけでなく、物語性のある土産の企画、開発を行った。

フレグランスとリップグロスを手掛けたルズ社による「ジェイセント」は、国内最大規模の香りの祭典「サロン ド パルファン」への出展やEUへの進出などで注目を集める日本を代表するフレグランスブランドだ。現在はヨーロッパを中心に20か国以上に販売網を展開し、海外の取扱店舗数が日本国内を上回るなど、国外からも支持されている。

昭和のラーメン風景を香りで表現したフレグランス2種

新横浜ラーメン博物館のラーメンとラーメン文化へのこだわりと、記憶と感情を呼び覚ます独創的な調香で知られるルズ社のタッグにより生まれたフレグランスは2種で、共に「昭和100年」モチーフにしラーメンと昭和の世界を香りとして表現した。ひと口目をすする直前の幸福な瞬間に着想を得た“ラーメン”(30mL、4100円)は、小麦の蒸気、優しい鶏油、漂う醤油の気配を、食べ物の匂いではなく「ラーメンのある風景」をイメージさせる繊細な香調に仕上げた。トップノートにアルデヒド、ミドルノートにガイアックウッド、ホワイトシダー、ドライウッディノート、ラストノートにサンダルウッド、アンバー、ムスクを取り入れている。

“1958”(30mL、4100円)は、昭和33年の地下に広がる「もうひとつの日本」をテーマにした。木材の古びた香りと無機質なコンクリートの埃っぽさを融合し、そこにサンダルウッドのぬくもりが重なることで、高度経済成長期のエネルギーとノスタルジーを香りで体現する。トップノートにクローブ、ミドルノートにシダーウッド、ガイアックウッド、ラストノートにサンダルウッド、アンバー、パチュリを使用している。

鶏油をモチーフにしたリップグロス

ラーメン文化に根差した遊び心あるコスメとして開発した“鶏油リップ”(880円)は、鶏油を塗ったような艶感のあるリップグロスとして企画。まるで鶏油をまとったかのような自然な艶と、鶏の白い羽根をイメージした清潔感のある香りが特徴だ。無着色のため、性別を問わず幅広い層が使用できる。

ほか、ラーメンをモチーフにしたオリジナルぬいぐるみも展開する。麺をゆでる際に使うてぼ網をモチーフにした“てぼ”(3490円)、“どんぶり”(1970円)、具材と麺の“4点セット”(1750円)を用意。女性スタッフの「ラーメンのぬいぐるみがあったらいいのに」という一言からスタートし、見た目の可愛らしさだけでなく、手ざわりのよさや安全性にもこだわっている。

■新横浜ラーメン博物館

住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
時間:平日11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)、土日祝10:30〜21:00(ラストオーダー20:30)
入場料:大人450円/小中高校生100円/シニア100円(小学生未満無料)
公式サイト>>

The post “ラーメンの余韻”をイメージしたフレグランス&リップグロスが誕生 新横浜ラーメン博物館が発売 appeared first on WWDJAPAN.

コンラッド大阪とミャクミャクがコラボ 愛らしい“なりきりぬいぐるみベア”を発売

コンラッド大阪は、大阪・関西万博公式キャラクター“ミャクミャク”をモチーフにした“ミャクミャク なりきりぬいぐるみベア”を発売した。コンラッド大阪館内、ホテル公式サイトで取り扱う。 価格は1体2900円。

コンラッド大阪の人気マスコット“コンラッド・ベア”とミャクミャクがコラボした本アイテムは、取り外し可能なチェーン付きで、バッグチャームとして旅先にも持ち運べる。2500体限定で販売する。

The post コンラッド大阪とミャクミャクがコラボ 愛らしい“なりきりぬいぐるみベア”を発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ネーミング」が「ふたりはプリキュア」とコラボ リップとクッションファンデの限定デザインが登場

韓国発のコスメブランド「ネーミング(NAMING.)」は8月8日、「プリキュアシリーズ」のテレビアニメの第1作目「ふたりはプリキュア」とのコラボレーションアイテムを発売する。主人公の2人からインスピレーションを得たリップの限定色やクッションファンデーションの限定デザインをそろえる。

“グロウ ハートリップティント”

“グロウ ハートリップティント”(各1650円)は、ハート型のパッケージデザインが特徴のティントリップで、内側からあふれ出るような“水光艶”と美しい発色をかなえる。限定色は、明るく天真爛漫なキュアブラックをイメージしたジューシーなアプリコットコーラルと、知的で上品なキュアホワイトをイメージしたほんのり青みをプラスしたライトピンクの2色を用意した。

“フィットクッション”2種

クッションファンデーションは2種。軽やかなつけ心地と高いカバー力を兼ね備えた“ゼログラビティ カバーフィットクッション 21P NP”[SPF40・PA++](3190円)は、キュアブラックと妖精のメップルを描いた特別なデザインに。ヘルシーな艶とナチュラルなカバー力を両立する“レイヤード フィットクッション 21P NP”[SPF50・PA++](3190円)は、キュアホワイトと妖精のミップルのイラストを施した。

The post 「ネーミング」が「ふたりはプリキュア」とコラボ リップとクッションファンデの限定デザインが登場 appeared first on WWDJAPAN.

PSポール・スミスから「コンバース」コラボスニーカーやアパレルコレクション ““ジャパン リミテッド プロジェクト”第2弾

PSポール・スミス(PS PAUL SMITH)は7月18日、次世代に向けた新たな取り組み“ジャパン リミテッド プロジェクト”(JAPAN LIMITED PROJECT)”の第2弾として、アパレルカプセルコレクションを発売する。加えて25日には、「コンバース(CONVERSE)」とコラボレーションしたスニーカー(1万9800円)も発売する。なお、スニーカーはすでに先行予約を開始している。「ポール・スミス」渋谷パルコ店で“ジャパン リミテッド プロジェクト”のフルラインアップを用意するほか、公式オンラインショップおよび全国のポール・スミスショップなどでも取り扱う。「PSポール・スミス(PS PAUL SMITH)」は「ポール・スミス(PAUL SMITH)」のデザインDNAを継承しながら、よりカジュアルで実用性の高いアイテムを提案するディフュージョンラインだ。

アパレルコレクションは
フラワープリントを大胆にあしらったTシャツなど16型

アパレルコレクションでは、「ポール・スミス」のテーラリングのエッセンスを活かしてデザインしたオーバーサイズシルエットのセットアップや、フラワープリントを大胆にあしらったTシャツなど16型を展開する。セットアップは、ロングとショートの2種類のボトムスを、トップスは、ジャケットのほか、裾をドローコードで調整することでシルエットを変えられるベストやショートスリーブプルオーバー、ハーフジッププルオーバーなど多様なラインアップで好みに合わせて組み合わせることができる。

コンバースコラボの遊び心溢れるスニーカー

「コンバース」とのコラボでは、リサイクルマテリアルを随所に使用し、“オールスター”の次世代モデル“オールスター アール(ALL STAR R)”をベースにブラックとホワイトの2色を展開する。オリジナルの織ネームを使用したアンクルパッチは、「ポール・スミス」のシグネチャーストライプで表現し、かかと紐にはロゴ入りのエンボステープを配した。カップインソールは、左足がレッド、右足がブルーと左右で異なるカラーを採用。さらに、ヒールラベルも左足には“オールスター アール”、右足には“PS ポール・スミス”とそれぞれ異なる遊び心あるデザインに仕上げた。また、セルチップにスポーツストライプをプリントしたスペアシューレースも付属する。

The post PSポール・スミスから「コンバース」コラボスニーカーやアパレルコレクション ““ジャパン リミテッド プロジェクト”第2弾 appeared first on WWDJAPAN.

「ファミリア」が阪神タイガースと再びコラボ 甲子園球場で野球をする“ファミちゃん”と“トラッキー”をデザイン

「ファミリア(FAMILIAR)」は7月16日10時から、プロ野球球団「阪神タイガース」と阪神電気鉄道が運営する阪神甲子園球場とのコラボレーションアイテムを発売する。「ファミリア」公式オンラインショップで取り扱う。なお、購入個数は1注文あたり各商品1点までだ。「ファミリア」のキャラクター“ファミちゃん”と阪神タイガースのマスコットキャラクター“トラッキー”や、阪神甲子園球場をデザインに落とし込んだ6アイテムを展開する。

野球観戦にもぴったりなサコッシュなど6アイテム

ファミリー層や子どもたちに野球観戦を楽しんでほしいという思いから2022年に実現した同コラボは、25年4月に創業75周年を迎えた「ファミリア」と同年12月に創立90周年を迎える「阪神タイガース」のアニバーサリーイヤーを記念して第2弾が実現。

ラインアップは、ピッチャー姿の“トラッキー”とバッター姿の“ファミちゃん”がポイントになったデニムバッグ(2万7500円)や、「ファミリア」のキャラクターと「阪神タイガース」のキャラクターが大集合したレッスンバッグ(5500円)、裏側にポケットのついたサコッシュ(1万1000円)、“ファミちゃん”と“トラッキー”を配したパスケース(9900円)、阪神甲子園球場を連想させるカラーのタオルハンカチ(2200円)のほか、“ファミちゃん”と“リアちゃん”のユニホーム姿が可愛いステッカー(1650円)をそろえる。

The post 「ファミリア」が阪神タイガースと再びコラボ 甲子園球場で野球をする“ファミちゃん”と“トラッキー”をデザイン appeared first on WWDJAPAN.

英国政府がファッションに特化した大学院奨学金 日本から留学生を募集

英国政府が提供する修士課程対象の奨学金制度「チーヴニング奨学金(Chevening Scholarship)」は、英国の大学院でファッションを学ぶ奨学生を日本で募集している。英国の大学院への留学を対象とした社会人向けの奨学金プログラムで、日本を含む160以上の国と地域で募集中だ。学費、渡航費、生活費などを修了まで全て返済不要で提供する。

チーヴニング奨学金自体に専攻分野の制限はないが、2024年にファッションを含む芸術分野に特化した受賞枠「コウジ・ワタナベ ファッションスカラシップ(The Koji Watanabe Fashion Scholarship)」を日本で新たに導入した。銀座の老舗オートクチュール・メゾン「コージアトリエ(KOJI ATELIER)」の創業者、渡辺弘二氏の出資によって実現した枠となる。従来の英国外務省の資金提供される通常の枠に加え、民間の出資で枠を増設するパートナーシップによって設けられた。

同枠は毎年1人に授与する見込みだ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)やロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)、セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)などを含むロンドン芸術大学群(University Of The Arts London)への進学を優先するが、専攻が適当であれば学校に指定はない。

渡辺氏自身もロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業しており、イギリス王室のアン王女(Anne, Princess Royal)のスーツをデザインするなど、英国との関わりも深いことから同国で学びたい日本の若者を応援する思いで、支援に至った。

8月上旬から募集開始

チーヴニング奨学金がファッションに特化した枠を導入したのは初めて。過去には通常の枠で、後に「アーデム(ERDEM)」のデザイナーとなるアーデム・モラリオグル(Erdem Moralioglu、カナダ出身)がロイヤル・カレッジ・オブ・アートのファッションの修士課程に留学している。

筆者自身も2022年に「WWD JAPAN」を退職し、チーヴニング奨学金を通じて渡英した。さまざまな業界で活躍するアルムナイ(卒業生)のネットワークに参加できる点も、同奨学金の魅力の一つだ。理系・文系から芸術までの幅広い分野を選択でき、ファッション業界の社会人に適した数少ない全額給付型プログラムであると言える。

応募の窓口は、通常のチーヴニング奨学金と共通。募集期間は毎年8月上旬から11月上旬で、詳細な日程は公式サイトで発表される。応募条件として、応募国の国籍を保持していること、2年間(2800時間)以上の職務経験があることなどが求められる。なお修了後は帰国し、2年間は自国に貢献をする必要がある。

The post 英国政府がファッションに特化した大学院奨学金 日本から留学生を募集 appeared first on WWDJAPAN.

御殿場アウトレットの「圧倒的ブランドぞろえ」、その裏側とは? リーシング担当者に直撃

日本最大のアウトレットモールである御殿場プレミアム・アウトレットは7月13日で、開業25周年を迎えた。富士山の麓で年間1409億円(2025年3月期)を売り上げる同館は、アウトレットモールだけでなく、ショッピングモールとしても日本最大規模を誇る。「グッチ(GUCCI)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」といった高級ブランドから、「イッセイミヤケ」「ユナイテッドアローズ」「ビームス」などの国内有力ブランド、「ナイキ」「アディダス」などのスポーツ、静岡県の超人気ハンバーク店「さわやか」まで、超強力なブランド&店舗ラインアップで他のモールを圧倒してきた。こうした強さの源泉の一つが卓越したリーシング力だ。一体どのようにして人気ブランドを口説き落としているのか。リーシング部の担当者に聞いた。

PROFILE: 小野塚健/三菱地所・サイモン リーシング部マネージャー(左) 松野力/三菱地所・サイモン リーシング部ディレクター(右)と

小野塚健/三菱地所・サイモン リーシング部マネージャー(左) 松野力/三菱地所・サイモン リーシング部ディレクター(右)と
PROFILE: 左:(おのづか・けん)1991年6月生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科修了。12〜16年にかけモデルとして活動。16年4月に三菱地所に入社し、商業施設運営事業部(アセットマネジメント業務)に入る。20年4月、新事業創造部(スタートアップ企業・ベンチャーキャピタル投資)を経て、23年から現職 右:(まつの・ちから)1974年9月生まれ。日本大学文理学部卒業。98年、サンエーインターナショナル入社後、営業・店舗開発を経験。2007年退社後、コーチ・ジャパンに入社し、ビジネスデベロップメントを手掛け、17年にフルラジャパンに移り、ビジネスデベロップメントとホールセールを担当。19年から現職 

リーシングというお仕事

WWDJAPAN(以下WWD):そもそもリーシングは、どんな仕事?

小野塚健リーシング部マネージャー(以下小野塚):一般的に“リーシング”とは、商業施設への出店誘致のことです。なのでリーシング部のスタッフはブランドに対し、アウトレット事業について説明したり、施設・区画について紹介しながら、「なぜこの場所にこのブランドが必要か」「『PO』出店のメリット」「出店後の売り上げ計画」といった提案をします。当社のような商業施設デベロッパーの場合はアセットマネージャーではなく、リーシング部が誘致テナントの選定・判断までできたり、契約締結後の店舗運営支援などまで担っていたりすることに特徴があります。

松野力リーシング部ディレクター(以下松野):三菱地所・サイモンのミッションは、「非日常のショッピング体験の提供」。リーシング部は、この体験を具現化すべく、圧倒的なブランドラインアップでお客さまをワクワクさせたい。これは「御殿場プレミアム・アウトレット(以下、御殿場アウトレット)」開業から25年間変わらない考え方です。

WWD:仕事のやりがいは?

小野塚:時間をかけて口説いたブランドが無事にオープンを迎えたときが一つ。そして何と言っても売り上げが好調に推移しているとき。売れているということは、アウトレットモール来場者という意味でのお客さまと、テナントとしてのお客さま、この2つの「お客さま」に価値提供がしっかりできているということになるからです。とても達成感がありますね。一方で、アウトレットモールならではの怖さもあります。プロパーでしっかり売れると、アウトレットに商品が回ってこないなんてことも。そういった場合はこまめにブランド側とコミュニケーションを取ることで対応しています。オープンして終わりではなく、オープンした後の店舗管理も業務の根幹の一つです。

松野:もともと出店する側だったブランドから、デベロッパー側に変わったのは街を作ってみたいと思ったから。一つの街でショッピングを楽しみながら、高揚感を感じてもらうことが何よりうれしい。もちろん売り上げが好調なのもうれしいが、アウトレットモール周辺にお住まいの地元の方々も含め、いろいろな方々に喜んでいただけるというのは、転職前にはなかった喜びです。「プレミアムアウトレット」という自分たちのブランドをしっかり売っていくような感覚で向き合い、成果を出していく。それが一番のやりがいです。

25周年に大幅リニューアル

WWD:25周年リニューアルのポイントは?

小野塚:「リ・スタート」です。2023年にプロジェクトを立ち上げた当時は、不確実性や曖昧性が問われる“ブーカ(VUCA、「Volatility:変動性」、「Uncertainty:不確実性」、「Complexity:複雑性」、「Ambiguity:曖昧性」の4つの単語の頭文字をとった造語)時代”と言われていて、コロナ禍が明けて消費動向も大きく変化しするタイミングでした。ただ、そうした中でも「御殿場アウトレット」の売上高は順調に伸びており、出店ラインアップは大きく変える必要はないという選択肢もあったほど。けど、先ほどもいった通り、われわれの使命は「お客さまにワクワク感を与え続けること」。周年というより、リニューアルのその先を見据えて、変化を加えよう、と。

松野:今回のリニューアルでは小野塚を中心に、若い世代や訪日客など新しい層へのアプローチを狙い、初出店のブランドに積極的にアプローチしました。特に若い世代に支持の高いブランドが揃う“イーストゾーン”の来街者を、すべてのゾーンに回遊させるべく、23年から「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」や「アミ パリス(AMI PARIS)」といった話題のブランドを“ウエストゾーン”に加えてきました。今回はさらに“ヒルサイド”に話題性あるブランドを集積・配置することで、全体の回遊を高める、という狙いがあります。

最初のコンタクトは出店の3年以上前
長く継続的にアプローチ

WWD:結果的に今回のリニューアルでは初出店のブランドが多くなった。アプローチはどうやって?

小野塚:実際には初出店であっても、リニューアルのオファー時にブランドや企業に初めてコンタクトする、ということはほとんどないですね。海外のブランドであれば日本上陸時、新ブランドであれば最初の店舗のオープン時など、基本的にはなるべく早いタイミングでコンタクトするようにしています。その後も定期的に会ったり、連絡を取ったり、常に接点を持つようにしています。結果的に出店していただくときには、最初のコンタクトから3〜4年後というのが大半です。

WWD:松野ディレクターは元々ブランド側の出身。その経験はどう生きている?

松野:国内外のブランドに長く携わっていたこともあり、テナント側のネットワークがあり、時には日本に進出を検討している海外ブランドの担当者から相談を受けることも。そういった情報を得たり、接点を持てたりするのは武器の一つですね。これまでの経験から百貨店内の店舗の位置や規模感から売上高を推計することもあります。小野塚も言っているように新ブランドや海外ブランドの店舗オープンや百貨店、ファッションビル、SCのリニューアルOPENにはなるべく顔を出すようにしていますし、そういった場に関係者がいれば、好調ブランドの話を仕入れたりもしています。僕はどちらかというと経験値や時代感を重視する感覚派。対して小野塚はデータ派だよね?

小野塚:私の場合は今回のリニューアルでも導入を検討したブランドの、類似ブランドの売り上げを参照したり、ポップアップショップをオープンしてもらって売れ行きを見たり。松野のようなベテラン比べるとまだまだ経験不足なので、それを補うべくSNSフォロワー数や成長具合、バズり方は常にチェックしていますし、加えて「WWDJAPAN」などの業界メディアでの取り扱われ方も参考にしています。また、出店オファーの際に売り上げ予測の数値や施設の概要をコンパクトにまとめた資料を提供しているのですが、資料はブランドや企業側の担当者が上司や事業部のトップに提出し、彼ら/彼女らが出店可否の判断材料にしてもらう、そのくらいのつもりで作っています。

WWD:リーシングのやり方は担当者によって十人十色?

松野:そうです。年齢が20歳も離れていると、世代も感覚も異なるので、それぞれの視点や考え方を持っています。部内には10人ほどいるが、それぞれのやり方や考え方を尊重していますね。

アウトレットでも売れるブランドとは?

WWD:百貨店やファッションビルで売れても、アウトレットで売れない場合もある?

松野:原則プロパー商品を販売する百貨店やファッションビルでの売り上げは大きな判断材料ですが、プロパー(定価販売)がすごく好調でも、アウトレットでは振るわないこともある。われわれがよく使うのが「奥行き」という考え方です。アウトレットのお客は、一般的な商業施設よりもずっと客層のバリエーションが多い。ファッションビルのようにファッション好きの人の特定の年代だけでなく、あらゆるカテゴリーの老若男女が訪れ、海外からの訪日客も多い。その意味ではブランドの認知度の広がりや、特定のカテゴリーであるにせよお客や市場にどれだけ深く刺さっているか、響いているかはとても重要な指標になる。既存の商業施設の売れ行きだけでなく、いろいろな角度から分析する必要がありますね。

WWD:ブランド側は、アウトレットをどう考えるべき?

松野:ブランドのビジビリティ(露出)を高めるため、幅広いお客さまが集まるアウトレットは最適と言えます。例えば、ハイブランド品を初めて購入する“ファースト◯◯(ブランド名)”といった場所になるし、その後プロパー店舗へつなげるタッチポイントにもなり得ます。「ブランディングの観点でオフプライスに出店を広げたくない」といった声もあるが、そういった場合でもプロパー販売の店舗をセール荒らさずキープしていくためにも、最後の出口として在庫品をアウトレットで販売しないかと提案しています。改めて説明することで、出店に意欲的になってくれる場合も少なくないですね。

WWD:「御殿場アウトレット」は、アウトレットモールのみならず、日本のショッピングモールとしても流通額は日本最大級。ブランドからの問い合わせも多いのでは。

松野:そんなに簡単ではない。むしろ、出店してほしいブランドであればあるほどほどガードが硬い。だからこそ、なるべく早い段階から接触し、時間をかけてブランド側との関係を醸成しています。

WWD:日本のアウトレットモール未出店のカテゴリーの一つにラグジュアリーブランドがある。出店の可能性は?

松野:難しい質問ですね。少なくとも今すぐに、ということはないです。ただ、同じ米サイモングループ「ウッドベリー・コモン・プレミアムアウトレット」(ニューヨーク州)や海外のアウトレットモールに出店しているケースもある。そう考えると日本での出店の可能性もないわけではない。

WWD:最後に目標は?

松野:「アウトレットモール」で世界一のラインアップを目指すことです!

The post 御殿場アウトレットの「圧倒的ブランドぞろえ」、その裏側とは? リーシング担当者に直撃 appeared first on WWDJAPAN.

御殿場アウトレットの「圧倒的ブランドぞろえ」、その裏側とは? リーシング担当者に直撃

日本最大のアウトレットモールである御殿場プレミアム・アウトレットは7月13日で、開業25周年を迎えた。富士山の麓で年間1409億円(2025年3月期)を売り上げる同館は、アウトレットモールだけでなく、ショッピングモールとしても日本最大規模を誇る。「グッチ(GUCCI)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」といった高級ブランドから、「イッセイミヤケ」「ユナイテッドアローズ」「ビームス」などの国内有力ブランド、「ナイキ」「アディダス」などのスポーツ、静岡県の超人気ハンバーク店「さわやか」まで、超強力なブランド&店舗ラインアップで他のモールを圧倒してきた。こうした強さの源泉の一つが卓越したリーシング力だ。一体どのようにして人気ブランドを口説き落としているのか。リーシング部の担当者に聞いた。

PROFILE: 小野塚健/三菱地所・サイモン リーシング部マネージャー(左) 松野力/三菱地所・サイモン リーシング部ディレクター(右)と

小野塚健/三菱地所・サイモン リーシング部マネージャー(左) 松野力/三菱地所・サイモン リーシング部ディレクター(右)と
PROFILE: 左:(おのづか・けん)1991年6月生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科修了。12〜16年にかけモデルとして活動。16年4月に三菱地所に入社し、商業施設運営事業部(アセットマネジメント業務)に入る。20年4月、新事業創造部(スタートアップ企業・ベンチャーキャピタル投資)を経て、23年から現職 右:(まつの・ちから)1974年9月生まれ。日本大学文理学部卒業。98年、サンエーインターナショナル入社後、営業・店舗開発を経験。2007年退社後、コーチ・ジャパンに入社し、ビジネスデベロップメントを手掛け、17年にフルラジャパンに移り、ビジネスデベロップメントとホールセールを担当。19年から現職 

リーシングというお仕事

WWDJAPAN(以下WWD):そもそもリーシングは、どんな仕事?

小野塚健リーシング部マネージャー(以下小野塚):一般的に“リーシング”とは、商業施設への出店誘致のことです。なのでリーシング部のスタッフはブランドに対し、アウトレット事業について説明したり、施設・区画について紹介しながら、「なぜこの場所にこのブランドが必要か」「『PO』出店のメリット」「出店後の売り上げ計画」といった提案をします。当社のような商業施設デベロッパーの場合はアセットマネージャーではなく、リーシング部が誘致テナントの選定・判断までできたり、契約締結後の店舗運営支援などまで担っていたりすることに特徴があります。

松野力リーシング部ディレクター(以下松野):三菱地所・サイモンのミッションは、「非日常のショッピング体験の提供」。リーシング部は、この体験を具現化すべく、圧倒的なブランドラインアップでお客さまをワクワクさせたい。これは「御殿場プレミアム・アウトレット(以下、御殿場アウトレット)」開業から25年間変わらない考え方です。

WWD:仕事のやりがいは?

小野塚:時間をかけて口説いたブランドが無事にオープンを迎えたときが一つ。そして何と言っても売り上げが好調に推移しているとき。売れているということは、アウトレットモール来場者という意味でのお客さまと、テナントとしてのお客さま、この2つの「お客さま」に価値提供がしっかりできているということになるからです。とても達成感がありますね。一方で、アウトレットモールならではの怖さもあります。プロパーでしっかり売れると、アウトレットに商品が回ってこないなんてことも。そういった場合はこまめにブランド側とコミュニケーションを取ることで対応しています。オープンして終わりではなく、オープンした後の店舗管理も業務の根幹の一つです。

松野:もともと出店する側だったブランドから、デベロッパー側に変わったのは街を作ってみたいと思ったから。一つの街でショッピングを楽しみながら、高揚感を感じてもらうことが何よりうれしい。もちろん売り上げが好調なのもうれしいが、アウトレットモール周辺にお住まいの地元の方々も含め、いろいろな方々に喜んでいただけるというのは、転職前にはなかった喜びです。「プレミアムアウトレット」という自分たちのブランドをしっかり売っていくような感覚で向き合い、成果を出していく。それが一番のやりがいです。

25周年に大幅リニューアル

WWD:25周年リニューアルのポイントは?

小野塚:「リ・スタート」です。2023年にプロジェクトを立ち上げた当時は、不確実性や曖昧性が問われる“ブーカ(VUCA、「Volatility:変動性」、「Uncertainty:不確実性」、「Complexity:複雑性」、「Ambiguity:曖昧性」の4つの単語の頭文字をとった造語)時代”と言われていて、コロナ禍が明けて消費動向も大きく変化しするタイミングでした。ただ、そうした中でも「御殿場アウトレット」の売上高は順調に伸びており、出店ラインアップは大きく変える必要はないという選択肢もあったほど。けど、先ほどもいった通り、われわれの使命は「お客さまにワクワク感を与え続けること」。周年というより、リニューアルのその先を見据えて、変化を加えよう、と。

松野:今回のリニューアルでは小野塚を中心に、若い世代や訪日客など新しい層へのアプローチを狙い、初出店のブランドに積極的にアプローチしました。特に若い世代に支持の高いブランドが揃う“イーストゾーン”の来街者を、すべてのゾーンに回遊させるべく、23年から「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」や「アミ パリス(AMI PARIS)」といった話題のブランドを“ウエストゾーン”に加えてきました。今回はさらに“ヒルサイド”に話題性あるブランドを集積・配置することで、全体の回遊を高める、という狙いがあります。

最初のコンタクトは出店の3年以上前
長く継続的にアプローチ

WWD:結果的に今回のリニューアルでは初出店のブランドが多くなった。アプローチはどうやって?

小野塚:実際には初出店であっても、リニューアルのオファー時にブランドや企業に初めてコンタクトする、ということはほとんどないですね。海外のブランドであれば日本上陸時、新ブランドであれば最初の店舗のオープン時など、基本的にはなるべく早いタイミングでコンタクトするようにしています。その後も定期的に会ったり、連絡を取ったり、常に接点を持つようにしています。結果的に出店していただくときには、最初のコンタクトから3〜4年後というのが大半です。

WWD:松野ディレクターは元々ブランド側の出身。その経験はどう生きている?

松野:国内外のブランドに長く携わっていたこともあり、テナント側のネットワークがあり、時には日本に進出を検討している海外ブランドの担当者から相談を受けることも。そういった情報を得たり、接点を持てたりするのは武器の一つですね。これまでの経験から百貨店内の店舗の位置や規模感から売上高を推計することもあります。小野塚も言っているように新ブランドや海外ブランドの店舗オープンや百貨店、ファッションビル、SCのリニューアルOPENにはなるべく顔を出すようにしていますし、そういった場に関係者がいれば、好調ブランドの話を仕入れたりもしています。僕はどちらかというと経験値や時代感を重視する感覚派。対して小野塚はデータ派だよね?

小野塚:私の場合は今回のリニューアルでも導入を検討したブランドの、類似ブランドの売り上げを参照したり、ポップアップショップをオープンしてもらって売れ行きを見たり。松野のようなベテラン比べるとまだまだ経験不足なので、それを補うべくSNSフォロワー数や成長具合、バズり方は常にチェックしていますし、加えて「WWDJAPAN」などの業界メディアでの取り扱われ方も参考にしています。また、出店オファーの際に売り上げ予測の数値や施設の概要をコンパクトにまとめた資料を提供しているのですが、資料はブランドや企業側の担当者が上司や事業部のトップに提出し、彼ら/彼女らが出店可否の判断材料にしてもらう、そのくらいのつもりで作っています。

WWD:リーシングのやり方は担当者によって十人十色?

松野:そうです。年齢が20歳も離れていると、世代も感覚も異なるので、それぞれの視点や考え方を持っています。部内には10人ほどいるが、それぞれのやり方や考え方を尊重していますね。

アウトレットでも売れるブランドとは?

WWD:百貨店やファッションビルで売れても、アウトレットで売れない場合もある?

松野:原則プロパー商品を販売する百貨店やファッションビルでの売り上げは大きな判断材料ですが、プロパー(定価販売)がすごく好調でも、アウトレットでは振るわないこともある。われわれがよく使うのが「奥行き」という考え方です。アウトレットのお客は、一般的な商業施設よりもずっと客層のバリエーションが多い。ファッションビルのようにファッション好きの人の特定の年代だけでなく、あらゆるカテゴリーの老若男女が訪れ、海外からの訪日客も多い。その意味ではブランドの認知度の広がりや、特定のカテゴリーであるにせよお客や市場にどれだけ深く刺さっているか、響いているかはとても重要な指標になる。既存の商業施設の売れ行きだけでなく、いろいろな角度から分析する必要がありますね。

WWD:ブランド側は、アウトレットをどう考えるべき?

松野:ブランドのビジビリティ(露出)を高めるため、幅広いお客さまが集まるアウトレットは最適と言えます。例えば、ハイブランド品を初めて購入する“ファースト◯◯(ブランド名)”といった場所になるし、その後プロパー店舗へつなげるタッチポイントにもなり得ます。「ブランディングの観点でオフプライスに出店を広げたくない」といった声もあるが、そういった場合でもプロパー販売の店舗をセール荒らさずキープしていくためにも、最後の出口として在庫品をアウトレットで販売しないかと提案しています。改めて説明することで、出店に意欲的になってくれる場合も少なくないですね。

WWD:「御殿場アウトレット」は、アウトレットモールのみならず、日本のショッピングモールとしても流通額は日本最大級。ブランドからの問い合わせも多いのでは。

松野:そんなに簡単ではない。むしろ、出店してほしいブランドであればあるほどほどガードが硬い。だからこそ、なるべく早い段階から接触し、時間をかけてブランド側との関係を醸成しています。

WWD:日本のアウトレットモール未出店のカテゴリーの一つにラグジュアリーブランドがある。出店の可能性は?

松野:難しい質問ですね。少なくとも今すぐに、ということはないです。ただ、同じ米サイモングループ「ウッドベリー・コモン・プレミアムアウトレット」(ニューヨーク州)や海外のアウトレットモールに出店しているケースもある。そう考えると日本での出店の可能性もないわけではない。

WWD:最後に目標は?

松野:「アウトレットモール」で世界一のラインアップを目指すことです!

The post 御殿場アウトレットの「圧倒的ブランドぞろえ」、その裏側とは? リーシング担当者に直撃 appeared first on WWDJAPAN.

猛暑とファッション:記者談話室vol.185

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、記者たちが分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

今回のテーマは「猛暑とファッション」です。30度以上の真夏日、35度以上の猛暑日が珍しくなくなり、さらに長い夏・短い秋が常態化しています。暑い夏・長い夏はファッションビジネスのあり方を根本から変える事件ですが、アパレル各社の対応は追いついていません。1年の半分近くが夏になった日本において、どんな活路があるのか。無責任に話し合ってみました。

この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。
Apple Podcast
Spotify

The post 猛暑とファッション:記者談話室vol.185 appeared first on WWDJAPAN.