9月4日に91歳で亡くなったアルマーニ氏は、遺言の中で、自身の名を冠した財団がファッショングループを運営することを託した。報道によると、遺言の開示から12カ月後、最長18カ月以内に、自身の名を冠した会社の株式15%をLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)かエシロール ルックスオティカ(ESSILOR LUXOTTICA)、またはロレアル(L’OREAL)のいずれかに売却する可能性がある。さらに財団と相続人は3〜5年目の間に、最初の株式の購入者と同じ買い手に30〜54.9%の株式を売却するか、5〜8年目の間にイタリアでの上場を優先しつつ、同等の地位にある他の市場への上場も検討するかを選択できるとしている。上場後も財団はグループの支配権を確保するため、30.1%の株式を保有する。またアルマーニの長年のパートナーであり、メンズ部門を率いるレオ取締役会長は議決権株式の40%を保有し、重要な役割を担っている。
ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネル SAS プレジデント兼le19Mプレジデント(以下、パブロフスキー):われわれは21年にパリに「le19M」をオープンし、翌22年12月にセネガル・ダカールで2022-23年メティエダール・コレクションを開催した。メティエダール・コレクションは、「le19M」に集うメゾンダールの職人技をたたえる、年に一度の特別なショーだ。開催を通じて、ダカールは刺しゅうや織りなど豊かなクラフト文化が根付く地であることを実感し、セネガルや西アフリカの職人と協働プロジェクトを立ち上げたいと考えるようになった。ダカールで披露したメティエダール・コレクションは、23年6月に東京でも再演した。日本もまた、伝統的なクラフツマンシップが息づく国だ。「le19M」の職人たちと日本の工芸技術が出合うコラボレーションを構想するのは、ごく自然な流れだった。
パブロフスキー:フランス語でいう“エール・デュ・タン(l’air du temps)”、つまり“時代の空気”を、言葉ではなく感覚として捉えること。それこそが、まさに“今”を映し出す行為だと感じた。このプロジェクトは、職人たちが自らの技術を未来へと投影し、創造の可能性を広げていく試みでもある。コラボレーションで見られる“技”の数々は、確かに過去に根ざしているが、現在を生き、未来へとつながっていく。私たちの提案は、受け継がれてきた伝統に新たな息吹を吹き込むひとつの形だ。
ファッションとインテリアの両面で築いてきた「ルサージュ」の壮大な歴史を通じて、1つのメゾンがこれほどまでに多彩な創造を生み出してきたことを感じてほしい。フランス語で“ラ・ブークル・エ・ブークレ(la boucle est bouclée=円がひとつに戻る)”という言葉があるように、その精神は「le19M」傘下のほかのメゾンダールにも通じる。今回の展示は、全てが美しい円を描きながら再び「シャネル」へとつながっていく物語だ。
職人との協業は、中盤以降、複雑さと華やかさを増していく。リサイクルガラス由来のグラスファイバーをムラーノガラスのような色彩で彩って毛皮のように活用したスカートにはシンプルなグレーのニットを合わせたり、同じ素材のトップスには洗いをかけた下着のようなレイヤードスカートをスタイリングしたりしてクラフツマンシップと日常を交差。バッグ&シューズにも“イントレチャート”を多用し、職人と、歴代のデザイナーたちに敬意を示す。ファッションショーのBGMは、英国人アーティストでアカデミー賞受賞監督のスティーヴ・マックイーンが手がけた。ニーナ・シモンとデヴィッド・ボウイ、それぞれが歌う「Wild Is The Wind」をマックイーンがひとつの「デュエット」として再構築したもの。音楽にも“イントレチャート”的発想を組み込んだのだという。ショーが幕を閉じたとき、観客の表情には確かな満足感があった。ブランドのDNAと過去の遺産に敬意を払いながらも、トロッターは明確に自身の美意識を刻み込んだ。「ボッテガ・ヴェネタ」は今、新たなフェーズへと踏み出した。
藪野:「クレージュ(COURREGES)」から招待状として届いたのは、黒のサングラス。ニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)は今季、太陽の上昇に着目し、気温の変化をデザインに落とし込みました。ショーは、気温が徐々に上がっていく様子を語る声と共にスタート。眩しいくらいに明るい空間で提案するルックは、涼しげな水色や青から、黒や茶、白などを挟み、やがてライトオレンジや砂漠のようなベージュ、光のような透明へと変わっていきます。また服のカッティングも同様で、序盤のシャープで直線的なシルエットは、ロング丈の前だけを切り取ったようなデザインや、垂れるドレープや細いベルトが描く柔らかなラインへと変化していきます。
また、3回目となる「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボでは、ベストに変形するジャケットやショーツにもなるパンツ、リップストップ素材のアウターからダッフルバッグやシューズまでを制作。「アシックス(ASICS)」との協業も継続し、今季は“ゲル クォンタム 360 I (GEL-QUANTUM 360 I)“を花のカットアウトなどでアレンジしたスリッポンを提案しています。ブランドの世界観を拡張しながら、厳しい業界の中でビジネス的にも着実に成長しているセシリーにはパリでインタビューもしました。後日公開予定ですので、お楽しみに!
自分たちの手で一からものづくりするスタンスを貫き、映像作品やグラフィックデザインなどもインハウスで制作。アートワークからアパレル、ジュエリー、飲食に至るまでインディペンデントで展開している。24年公開の映像作品「叉鬼-MATAGI-」は、NOWNESS ASIA のスタッフピック(Recommended Watch)に選出されるなど、高いクリエイティビティーが国内外で評価されている。
自分たちの手で一からものづくりするスタンスを貫き、映像作品やグラフィックデザインなどもインハウスで制作。アートワークからアパレル、ジュエリー、飲食に至るまでインディペンデントで展開している。24年公開の映像作品「叉鬼-MATAGI-」は、NOWNESS ASIA のスタッフピック(Recommended Watch)に選出されるなど、高いクリエイティビティーが国内外で評価されている。
“ラスティング リキッドライナー a 06 チェリーブラック”(0.5mL、1760円)“ラスティング リキッドライナー a 06 チェリーブラック”(0.5mL、1760円)“ラスティング リキッドライナー a 06 チェリーブラック”(0.5mL、1760円)“ラスティング リキッドライナー a 06 チェリーブラック”(0.5mL、1760円)仕上がりイメージ
“ラスティング リキッドライナー a 06 チェリーブラック”(1760円)は、血色感のある赤みを忍ばせたブラックカラーが、際立つのにやさしい印象の目元をつくるリキッドアイライナーの新色だ。容器の後ろ側に金属ウェイトを内蔵した後方重心設計で、安定感のある描き心地を実現。職人が仕上げたコシのある筆となめらかにのびるリキッドで、繊細なラインもブレずに美しく描ける。ウオータープルーフ&スマッジプルーフ処方で、汗・皮脂・涙・こすれにも強く、美しいラインを一日中キープ。ヒアルロン酸をはじめとする保湿成分がデリケートな目元をケアする。
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