コーセーHD新社長は“コーセーを知り尽くした”澁澤宏一氏 「半分は小林コーセーの血が流れている」会見の一問一答

コーセーは10月31日、持株会社体制移行に伴う社長交代の緊急会見を本社で実施した。2026年3月27日付で澁澤宏一常務がコーセーホールディングス社長グループCOOに昇格し、現社長の小林一俊氏は、代表取締役会長グループCEOに就任する。社長交代は約19年ぶりで、創業家以外からの社長選出は初めてとなる。

澁澤常務は1984年に入社。国内の営業やマーケティング部門で17年を過ごし、当時小林社長がマーケティング本部長を務めていた時期に、直属の部下としてともに働いていた。その後、海外事業に携わり、グローバル展開や経営管理体制の構築において重要な役割を果たしてきた。最近では、ガバナンスやコンプライアンス、リスクマネジメント分野での貢献が評価され、まさに「コーセーを知り尽くした人材」として小林社長から信頼を受け、白羽の矢がたった。

澁澤常務は「(持続的な成長と企業価値向上を目指す)『ビューティーコンソーシアム構想』の具現化に向けて、経営執行の責任者、実行推進役として国内外の各事業を統括し、ガバナンスを効かせていくとともに、一層の連携を図りシナリオ効果を発揮させ、グローバル市場での成長加速、稼ぐ力の再構築、強い事業基盤づくりを指導していくことで、企業価値の向上を目指してまい進する」と力強く述べた。また、「小林社長と両輪となって、創業の精神をしっかりと継承しながら、失敗を恐れずに新たなチャレンジをしていく」と意気込みを語った。

メディアとの一問一答は以下の通り。

――いつからこの考えを固めたのか。

小林一俊コーセー社長(以下、小林):4、5年前から考えていたが、澁澤には今年の4月か5月頃に伝えた。彼は相当びっくりしていた。

澁澤宏一コーセー常務(以下、澁澤):話を持ち出されたとき、まさに晴天の霹靂。稲妻が走り、何度も聞き返した。「俺の気持ちは変わっていない。前から思っていたんだ」と言われ、こんな私でお役に立てるならと思い、その場で決断した。有無を言わさぬ雰囲気だったので(笑)。

――今回、創業家以外で引き継ぐ理由は。

小林:私も社歴が来年で40年となり、社長職は20年経つ。投資家やアナリストから後継者育成について質問されるようになり、常に考えていた。会社の規模が3000億円を超えると、一人の社長がすべてを把握するのは限界があると感じた。グループのガバナンスを強化し、成長を加速させるためには、このような体制が最適だと考えた。

澁澤:私は小林家とは姻戚関係はないが、創業80年のうち、40年以上コーセーで働いているので、半分は“小林コーセー”の血が流れていると感じている。小林社長とは長年の付き合いがあり、アルビオンやコーセーコスメポートなど各企業との関わりも深く、小林家とのつながりも多い。そういった意味では、「創業家」との関係に左右されることなく、自分の仕事を十分に進められると思っている。

――代表2人体制となるが、役割分担はどうなるのか。

小林:私は引き続き代表権があるグループCEOとして最終的な経営責任を担うが、業務執行の最前線では、イベントや行事が多く優先的に時間を費やしている。特にコロナ禍以降、海外に行く機会が減少した。グローバルでの成長に向け、M&Aや業務提携、海外市場の視察に時間を割きたいと考えた。業務執行は澁澤に任せ、私は舵取り役として連携を強化したい。

澁澤:私はグループ全体を見て、各事業会社がシナジーを生み出せるように統括する。「求心力」と「遠心力」のバランスを取り、企業価値を高めることを目標にしている。

持株会社が「求心力」を発揮し、経営の方向性を示す一方で、各事業会社がそれぞれの「遠心力」を生かしていく。「求心力」とは、創業家が80年以上にわたって築き上げてきた強みやオーナーシップによる力であり、これまでの持続的成長やスピーディーな意思決定のスタイルを維持しつつ、ホールディングスとしてのガバナンスを効かせ、シナジーを創出することを目指す。

一方、「遠心力」は、各事業やブランドが持つ独自の個性を指す。その個性をさらに磨き上げていくことが重要だ。過度なガバナンスの強化がブランドの独自性を損なうことのないよう、各ブランドが個性を最大限に発揮できる環境を整えることが最優先課題。ブランド同士が切磋琢磨し、時には競い合いながらも、協力し合うことでシナジーを発揮し、重複する業務の無駄を省き、効率的な運営を進めることが不可欠だ。

――澁澤常務は社長としてどのような変化を求めていくか。

澁澤:まず、グローバル化を進めたい。コーセーは相当立ち遅れている。タルトの買収を契機に海外売上比率が一時50%を超えたが、現在は30〜40%にとどまっている。今後は海外比率50%以上を目指し、グローバルで利益を確保する体制を構築したい。また、グローバル化に向けた体制強化も進めており、10月からは日本ロレアル副社長を歴任した齋藤匡司氏が新たに加わり、力強く、パワフルに取り組んでいくことに期待している

また、グローバル展開に加え、DXも進めていく。特にECの分野を攻めていきたい。コーセーは当初、取引先との関係を考慮し、EC事業の展開を抑制してきたが、今やそういう時代でもない。自社EC「メゾンコーセー」は堅調に売り上げを伸ばしており、アマゾンや楽天市場、アットコスメなどのリテーラーともいい付き合いができている。今後はこれらを有機的に統合し、さらなる成長を目指す。

――グローバル化においてM&Aの比率と既存ブランドを育てていく割合は。

澁澤:M&Aは縁だ。どんな規模のものが、どういう形で手に入るかはなかなか想定がつかない。ある程度、既存事業を伸ばすだけでは少し物足りないとも感じており、M&Aによって実績拡大に寄与させていきたい。

――「VISION2026」で2026年までに売上高5000億円を掲げている。事業成長のスピード感についてはどう見ているか。

小林:海外で成長していこうとすると、これまでのやり方ではなかなか難しいというのは、私自身も常々感じていた。反省点として、少なくとも2〜3年に1ブランドくらいは新たに加わってきているべきだったかなというのが一つ。また、グローバル化についても、日本の化粧品会社がアジアでは通用しても欧米では売り上げ、特に利益を出せない状況を競合を通して見てきたため、われわれも少し臆病になっていた部分があった。積極性が足りなかったと。ECについてももっと早く取り組むべきだった。

もう少し加速させておくべきだったという反省から、どんな体制がふさわしいかを考えた結果、現在の日本市場においてグループ各社がバラバラに動いているのは、無駄・ムラ・無理があると判断した。そこで今回の体制に変更したわけだ。明らかにこれまでよりスピードは上がっていると思うが、来年すぐ成果が出るかはやってみないとわからない。3月以降を楽しみにしてもらいたい。

――M&AやDXの専門チームは拡充する予定か。

澁澤:M&Aのチームはまだそこまでではありませんが、DXについてはこれからかなり強化していく。私は「M&Aありき」ではないと考えている。私たちが目指している「ビューティーコンソーシアム構想」は、M&Aだけでなく、ライセンス提供やODM、販売の移譲、共同研究など、さまざまな形で企業同士が連携する枠組みをつくっていくのが根底にある。

たとえばミルボンとの連携では美容室ルートの開拓、マルホとの協業では医薬品分野の拡充が見込める。つまり、M&Aだけではなく、幅広い提携を通じて「ビューティーコンソーシアム」を築いていくことが重要だと考えている。今後もそうした取り組みを精力的に進めていく。

小林:海外案件の事業提携やM&Aは私が中心に見る。国内案件についても、これからまだまだ多くの可能性があると考えており、そうした取り組みは澁澤を中心に進めてもらう予定だ。

最後に澁澤常務に座右の銘を尋ねると、「渋沢栄一さんが大好きなんです」と微笑みながら、渋沢栄一が座右の銘とした「吾日に吾身を三省す(われひにわがみをさんせいす)」を挙げた。

「毎日、自分自身を振り返り、反省する。本当にいい言葉だと思うのです」と穏やかに語った。

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コーセーHD新社長は“コーセーを知り尽くした”澁澤宏一氏 「半分は小林コーセーの血が流れている」会見の一問一答

コーセーは10月31日、持株会社体制移行に伴う社長交代の緊急会見を本社で実施した。2026年3月27日付で澁澤宏一常務がコーセーホールディングス社長グループCOOに昇格し、現社長の小林一俊氏は、代表取締役会長グループCEOに就任する。社長交代は約19年ぶりで、創業家以外からの社長選出は初めてとなる。

澁澤常務は1984年に入社。国内の営業やマーケティング部門で17年を過ごし、当時小林社長がマーケティング本部長を務めていた時期に、直属の部下としてともに働いていた。その後、海外事業に携わり、グローバル展開や経営管理体制の構築において重要な役割を果たしてきた。最近では、ガバナンスやコンプライアンス、リスクマネジメント分野での貢献が評価され、まさに「コーセーを知り尽くした人材」として小林社長から信頼を受け、白羽の矢がたった。

澁澤常務は「(持続的な成長と企業価値向上を目指す)『ビューティーコンソーシアム構想』の具現化に向けて、経営執行の責任者、実行推進役として国内外の各事業を統括し、ガバナンスを効かせていくとともに、一層の連携を図りシナリオ効果を発揮させ、グローバル市場での成長加速、稼ぐ力の再構築、強い事業基盤づくりを指導していくことで、企業価値の向上を目指してまい進する」と力強く述べた。また、「小林社長と両輪となって、創業の精神をしっかりと継承しながら、失敗を恐れずに新たなチャレンジをしていく」と意気込みを語った。

メディアとの一問一答は以下の通り。

――いつからこの考えを固めたのか。

小林一俊コーセー社長(以下、小林):4、5年前から考えていたが、澁澤には今年の4月か5月頃に伝えた。彼は相当びっくりしていた。

澁澤宏一コーセー常務(以下、澁澤):話を持ち出されたとき、まさに晴天の霹靂。稲妻が走り、何度も聞き返した。「俺の気持ちは変わっていない。前から思っていたんだ」と言われ、こんな私でお役に立てるならと思い、その場で決断した。有無を言わさぬ雰囲気だったので(笑)。

――今回、創業家以外で引き継ぐ理由は。

小林:私も社歴が来年で40年となり、社長職は20年経つ。投資家やアナリストから後継者育成について質問されるようになり、常に考えていた。会社の規模が3000億円を超えると、一人の社長がすべてを把握するのは限界があると感じた。グループのガバナンスを強化し、成長を加速させるためには、このような体制が最適だと考えた。

澁澤:私は小林家とは姻戚関係はないが、創業80年のうち、40年以上コーセーで働いているので、半分は“小林コーセー”の血が流れていると感じている。小林社長とは長年の付き合いがあり、アルビオンやコーセーコスメポートなど各企業との関わりも深く、小林家とのつながりも多い。そういった意味では、「創業家」との関係に左右されることなく、自分の仕事を十分に進められると思っている。

――代表2人体制となるが、役割分担はどうなるのか。

小林:私は引き続き代表権があるグループCEOとして最終的な経営責任を担うが、業務執行の最前線では、イベントや行事が多く優先的に時間を費やしている。特にコロナ禍以降、海外に行く機会が減少した。グローバルでの成長に向け、M&Aや業務提携、海外市場の視察に時間を割きたいと考えた。業務執行は澁澤に任せ、私は舵取り役として連携を強化したい。

澁澤:私はグループ全体を見て、各事業会社がシナジーを生み出せるように統括する。「求心力」と「遠心力」のバランスを取り、企業価値を高めることを目標にしている。

持株会社が「求心力」を発揮し、経営の方向性を示す一方で、各事業会社がそれぞれの「遠心力」を生かしていく。「求心力」とは、創業家が80年以上にわたって築き上げてきた強みやオーナーシップによる力であり、これまでの持続的成長やスピーディーな意思決定のスタイルを維持しつつ、ホールディングスとしてのガバナンスを効かせ、シナジーを創出することを目指す。

一方、「遠心力」は、各事業やブランドが持つ独自の個性を指す。その個性をさらに磨き上げていくことが重要だ。過度なガバナンスの強化がブランドの独自性を損なうことのないよう、各ブランドが個性を最大限に発揮できる環境を整えることが最優先課題。ブランド同士が切磋琢磨し、時には競い合いながらも、協力し合うことでシナジーを発揮し、重複する業務の無駄を省き、効率的な運営を進めることが不可欠だ。

――澁澤常務は社長としてどのような変化を求めていくか。

澁澤:まず、グローバル化を進めたい。コーセーは相当立ち遅れている。タルトの買収を契機に海外売上比率が一時50%を超えたが、現在は30〜40%にとどまっている。今後は海外比率50%以上を目指し、グローバルで利益を確保する体制を構築したい。また、グローバル化に向けた体制強化も進めており、10月からは日本ロレアル副社長を歴任した齋藤匡司氏が新たに加わり、力強く、パワフルに取り組んでいくことに期待している

また、グローバル展開に加え、DXも進めていく。特にECの分野を攻めていきたい。コーセーは当初、取引先との関係を考慮し、EC事業の展開を抑制してきたが、今やそういう時代でもない。自社EC「メゾンコーセー」は堅調に売り上げを伸ばしており、アマゾンや楽天市場、アットコスメなどのリテーラーともいい付き合いができている。今後はこれらを有機的に統合し、さらなる成長を目指す。

――グローバル化においてM&Aの比率と既存ブランドを育てていく割合は。

澁澤:M&Aは縁だ。どんな規模のものが、どういう形で手に入るかはなかなか想定がつかない。ある程度、既存事業を伸ばすだけでは少し物足りないとも感じており、M&Aによって実績拡大に寄与させていきたい。

――「VISION2026」で2026年までに売上高5000億円を掲げている。事業成長のスピード感についてはどう見ているか。

小林:海外で成長していこうとすると、これまでのやり方ではなかなか難しいというのは、私自身も常々感じていた。反省点として、少なくとも2〜3年に1ブランドくらいは新たに加わってきているべきだったかなというのが一つ。また、グローバル化についても、日本の化粧品会社がアジアでは通用しても欧米では売り上げ、特に利益を出せない状況を競合を通して見てきたため、われわれも少し臆病になっていた部分があった。積極性が足りなかったと。ECについてももっと早く取り組むべきだった。

もう少し加速させておくべきだったという反省から、どんな体制がふさわしいかを考えた結果、現在の日本市場においてグループ各社がバラバラに動いているのは、無駄・ムラ・無理があると判断した。そこで今回の体制に変更したわけだ。明らかにこれまでよりスピードは上がっていると思うが、来年すぐ成果が出るかはやってみないとわからない。3月以降を楽しみにしてもらいたい。

――M&AやDXの専門チームは拡充する予定か。

澁澤:M&Aのチームはまだそこまでではありませんが、DXについてはこれからかなり強化していく。私は「M&Aありき」ではないと考えている。私たちが目指している「ビューティーコンソーシアム構想」は、M&Aだけでなく、ライセンス提供やODM、販売の移譲、共同研究など、さまざまな形で企業同士が連携する枠組みをつくっていくのが根底にある。

たとえばミルボンとの連携では美容室ルートの開拓、マルホとの協業では医薬品分野の拡充が見込める。つまり、M&Aだけではなく、幅広い提携を通じて「ビューティーコンソーシアム」を築いていくことが重要だと考えている。今後もそうした取り組みを精力的に進めていく。

小林:海外案件の事業提携やM&Aは私が中心に見る。国内案件についても、これからまだまだ多くの可能性があると考えており、そうした取り組みは澁澤を中心に進めてもらう予定だ。

最後に澁澤常務に座右の銘を尋ねると、「渋沢栄一さんが大好きなんです」と微笑みながら、渋沢栄一が座右の銘とした「吾日に吾身を三省す(われひにわがみをさんせいす)」を挙げた。

「毎日、自分自身を振り返り、反省する。本当にいい言葉だと思うのです」と穏やかに語った。

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「ティンバーランド」と「ミスター・ブラザーズ・カットクラブ」が初コラボ 限定60足のイエローブーツとTシャツを発売

「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は11月1日、ファイヤーワークスが運営する理容室、「ミスター・ブラザーズ・カットクラブ(MR.BROTHERS CUTCLUB)」との初のコラボアイテムを発売する。ティンバーランドブティックトウキョウ、葛屋東京店舗/オンライン、ミスターブラザーズカットクラブ店舗で取り扱う。ラインアップは、「ティンバーランド」を象徴するアイコンブーツ“6インチプレミアム ウオータープルーフブーツ”(3万9600円、以下“イエローブーツ”)と、半袖Tシャツ(全2型、各8800円)、ロングスリーブTシャツ(全2型、各1万450円)の全5アイテム。“イエローブーツ”は、「ティンバーランド」ブティックトウキョウと葛屋東京店舗の2店舗限定で、各店限定30足で販売。TシャツとロングスリーブTシャツは各店舗および葛屋東京オンラインストアで各型50枚ずつの計200枚限定で販売する。

「マジカルデザイン」の内山英雄の描き下ろしデザイン

“イエローブーツ”は、アイコニックなシルエットや素材はそのままに、シルバーアクセサリーブランド「マジカルデザイン(MAGICAL DESIGN)」の内山英雄デザイナーが描き下ろしたドクロやツバメなどのオリジナルモチーフを随所に刻印した。TシャツとロングスリーブTシャツは、それぞれ異なるデザインのホワイトとブラックの2カラーを展開。内山デザイナーのモチーフを大胆に引用し、同コラボを記念したスペシャルロゴと合わせてバックスタイルやアーム部分にあしらった。

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1位は、「リーバイス」と「バブアー」が初コラボ 170年以上にわたる両ブランドの伝統を融合|週間アクセスランキング TOP10(10月23〜29日)

1位は、「リーバイス」と「バブアー」が初コラボ 170年以上にわたる両ブランドの伝統を融合|週間アクセスランキング TOP10(10月23〜29日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、10月23日(木)〜10月29日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「リーバイス」と「バブアー」が初コラボ 170年以上にわたる両ブランドの伝統を融合

10月29日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は10月30日、「バブアー(BARBOUR)」との初のコラボレーションアイテムを発売する。170年以上にわたる両ブランドの伝統、クラフツマンシップ、冒険心を称えたコレクションで、「リーバイス」のデニムと「バブアー」のワックスコットンを融合させたアイテムを展開する。取り扱いは、両ブランドの公式サイトおよび各店舗で行う。

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- 2位 -
「ユニクロ」×「ニードルズ」や「ジーユー」の“パペットスンスン”コラボなど! 来週発売のファッションアイテム9選【10/27〜11/2】

10月25日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は10月27〜11月2日に発売するアイテムを紹介します。グッと肌寒くなってきた今日この頃。アウターやあったかアイテムが欲しくなってきました。「ユニクロ(UNIQLO)」は、31日に「ニードルズ(NEEDLES)」とコラボアイテムを発売します。ジャケットやパンツ、カーディガンがフリース素材で登場します。

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- 3位 -
上場を決めたNIGO®の「ヒューマンメイド」とは一体どんな会社なのか? 上位株主にファレル、VERDY

10月27日公開 / 文・本橋 涼介

 ヒューマンメイドが11月27日に東証グロース市場に上場する。NIGO®が2010年に創業した同社は「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」を軸に創業から15年で売上高112億円、営業利益31億円(いずれも2025年1月期)へと成長を遂げた。「ア ベイシング エイプ®︎(A BATHING APE®︎)」に続いてストリートブランドを一大事業に押し上げたNIGO®の辣腕ぶりのみならず、上場資料で明らかになった経営スタイルにも驚くべき点が多い。有価証券報告書と上場目論見書を読み解くと、「ヒューマンメイド」というブランドを支える周到で合理的なビジネスが浮かび上がる。

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- 4位 -
Number_iの岸優太が登場 「バナナ・リパブリック」が京都で撮り下ろしたホリデーキャンペーンを発表

10月29日公開 / 文・WWD STAFF

 「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は11月1日、ブランドアンバサダーを務めるNumber_iの岸優太を起用したホリデーキャンペーンをローンチするとともに、ホリデー2025最新コレクションを全国の「バナナ・リパブリック」店舗および公式オンラインストアで発売する。

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- 5位 -
レディー・ガガがセレブの間で話題の“凸型”ハイヒールを履いた空港コーデを披露

10月27日公開 / 文・米国版WWD

 10月25日(現地時間、以下同)、歌手で俳優のレディー・ガガ(Lady Gaga)は映画「プラダを着た悪魔2」の2日間の撮影を終えてミラノ空港に登場した。彼女が着用していたシューズは、今シーズン最も知名度の高いシルエットのひとつになりつつある「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」の凸型"プラットフォームシューズ"だった。

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- 6位 -
オアシスは何を歌ってきたのか? 来日公演を前に名曲の歌詞からその魅力を読み解く

10月24日公開 / 文・粉川しの

 昨年奇跡の再結成を果たしたバンド、オアシス(Oasis)。再結成ツアー「Oasis Live‘25」の来日公演がいよいよ今週の土曜日(10月25日)と日曜日(26日)に開催されるのを前に、音楽ライターの粉川しのに、「オアシスは何を歌ってきたのか」というテーマでコラムを依頼。改めてオアシスの魅力について、歌詞から読み解いていきたい。

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- 7位 -
11月1日は紅茶の日 「アフタヌーンティー・ティールーム」が“ティーフェス2025”を開催

10月26日公開 / 文・WWD STAFF

 サザビーリーグのアフタヌーンティー・ティールーム(AFTERNOON TEA TEAROOM)は、11月1日の「紅茶の日」を記念し、11月1〜12日の期間中に“ティーフェス2025”を開催する。“アップルクランブルチャイ”や“焼き芋メープルチャイ”など新作3種ほか、数量限定アイテム、対象ドリンクを1杯注文すると20円が教育支援に回るドネーション企画などを用意した。

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- 8位 -
セカンドストリートが4年ぶりのポップアップ“大リバースウィーブ展”を開催 約900点を販売

10月28日公開 / 文・WWD STAFF

 ゲオホールディングス傘下の総合リユースショップ「セカンドストリート(2ND STREET)」は11月8〜9日の2日間、高円寺のイベントスペース、マテリアル(MATERIAL)で4年ぶりのポップアップイベント“大リバースウィーブ展”を開催する。同イベントでは、幅広いデザイン、サイズ、製造年代の「チャンピオン(CHAMPION)」のスエット“リバースウィーブ(Reverse Weave)”のリユース商品約900点を販売する。

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- 9位 -
「ディーン&デルーカ」がチャリティートートバッグを発売 26日まで先行抽選販売エントリーを受け付け中

10月24日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は11月1日、恒例の“チャリティートートバッグ”を発売する。今年の限定カラーはラピスブルーとカフェオレの2色で、サイズはSサイズ(各2750円)とLサイズ(各3300円)の2種類を用意した。公式オンラインストアやマーケット店舗、楽天市場などで取り扱う。なお、1日7~9時には公式オンラインストアで先行抽選販売を実施する。エントリーは10月26日23時59分までで、販売前日までに公式アプリの登録が必要だ。詳細は特設サイトに記載する。

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- 10位 -
「スターバックス」のホリデーアイテムが11月1日に発売 コーヒー類に着想を得たアロマキャンドルやポーチ付きセットも登場

10月29日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は11月1日、ホリデーシーズン限定のグッズ18種類を全国の店舗で発売する。ジンジャーブレッドマンをモチーフにしたアイテムを中心に、多彩なラインアップが揃う。「スタンレー(STANLEY)」とコラボレーションしたタンブラーやカップなどのほか、店舗で取り扱うコーヒーや紅茶をイメージしたアロマキャンドル、ステーショナリー、「スターバックス」のキャラクター、ベアリスタのミニセットやオーナメント、ポーチ付きのギフトセットなど、さまざまなアイテムをそろえた。

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「アイムドーナツ?」渋谷店がグルテンフリーにリニューアル グルテンフリー&ビーガンの新ブランドも誕生

福岡発祥のベーカリー「アマムダコタン(AMAM DACOTAN)」などを展開するピースプット(PEACE PUT)は11月1日、生ドーナツ専門店「アイムドーナツ?(I’M DONUT?)グルテンフリー渋谷青山通り」「アイムドーナツ?グルテンフリー&ヴィーガン渋谷青山通り」をリニューアルオープンする。旧「アイムドーナツ?渋谷店」を改修しグルテンフリーに、6月にオープンしたグルテンフリー店舗を植物性素材のみで仕上げた新ブランドへ進化させる。

「子どもたちの思い出に残る食体験を届けたい」

「アイムドーナツ?グルテンフリー」は小麦を使用せず、国産米粉を中心に作るグルテンフリー生地を採用し、「小麦を控えている人も気兼ねなく楽しめる新たな選択肢」(平子良太代表・オーナーシェフ)として6月に誕生した。生地にカボチャやバナナを練り込むことで、水分量や甘みのバランスを調整している。

「アイムドーナツ?グルテンフリー」について平子代表・オーナーシェフは、「自分は子どものころ、家に帰りドーナツの箱が置いてあるとうれしかった記憶がある。子どものころの小麦アレルギーは成長と共に症状が軽くなる場合もあるが、幼少期の思い出になるような味と食体験を届けたいという思いで立ち上げた」と話す。

※「アイムドーナツ?グルテンフリー」の製品は小麦を使用せず、通常店舗とは独立した専用の環境で製造しているが、コンタミネーション(微量混入)の可能性があるため小麦アレルギーの人は注意が必要

「アイムドーナツ?グルテンフリー」はよりリッチな生地へ進化

「アイムドーナツ?グルテンフリー渋谷青山通り」では生地に卵とバターを新配合し、より濃厚な味わいに。水分をたっぷり含ませた生地を高温で一気に揚げることで、ふわっと軽やかで優しい口どけに仕上げた。約30種のドーナツを販売する。

新たに登場するフレーバーは7種。“抹茶ホワイトチョコブリュレ”(442円)は抹茶を練り込んだ生地にホワイトチョコを重ね、表面をブリュレした。“グリークチーズ&ハニーグラノーラ”(550円)は水切りヨーグルトとクリームチーズを合わせた濃厚なベースに、グラノーラとハチミツを合わせた。“焼き芋キャラメルホイップ”(527円)はホワイトチョコを合わせた自家製キャラメルと焼き芋をプレーン生地の中に入れ、仕上げにホイップクリームと焼き芋、チョコキャラメルをトッピングした。

店内は、旧「アイムドーナツ?渋谷店」のアンティークを基調としたデザインを引き継ぎつつ、おもちゃの実寸大ブロックが異空間から落ちてきたような、カラフルな陳列台を新設。ポップで遊び心溢れるアクセントを添えた。ドーナツの形もブロックをイメージした四角形を採用し、ゲームの世界に入り込んだようなワクワク感を掻き立てる。

多様な食のスタイルに応えるビーガンブランド誕生

このほど新たに誕生した「アイムドーナツ?グルテンフリー&ヴィーガン」は、チョコレートやクリームを含め、全て植物由来の素材のみで作るビーガン仕様の生ドーナツを展開。食の多様化が進む中で、幅広い食のスタイルに寄り添うことを目指す。平子代表・オーナーシェフは、「4月に海外1号店としてオープンしたニューヨーク店では、ビーガンメニューを販売している。『日本でも出してほしい』という声を受け、新ブランドを立ち上げた」とコメント。

「アイムドーナツ?グルテンフリー&ヴィーガン渋谷青山通り」ではプレーン生地にきび糖をまぶした“アイムフリー?ヴィーガン オリジナル”(345円)や、カカオ生地に抹茶チョコレートをコーティングし、カリッとした食感のカカオニブを散らした“抹茶&チョコレート”(475円)など全10種を販売する。

今後の計画について平子代表・オーナーシェフは、「年内に、『アマムダコタン表参道』の隣に新店舗をオープンする。2階は10月に誕生させた新ブランド『ネオナイスバーガー』で、1階は『アマムダコタン カフェ&ベイク』となる。『ネオナイスバーガー』のメニューは、半分くらいは新たなものを開発している。『アマムダコタン カフェ&ベイク』はカフェを中心とし、朝から夕方ごろまで時間帯によって異なるメニューを提供するほか、焼き菓子を販売する予定だ」と話した。

■I’m donut?グルテンフリー渋谷青山通り
オープン日:11月1日
時間:10:00〜20:00(売り切れ次第閉店)
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区渋谷2-9-1

■I’m donut?グルテンフリー&ヴィーガン渋谷青山通り
オープン日:11月1日
時間:11:00〜19:00(売り切れ次第閉店)
定休日:不定休
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-4

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中国ファッション&ビューティ最前線 WWDCHINAが選ぶ「注目ブランド6選とKOL5人」

中国のファッション&ビューティー市場は、経済減速や消費低迷の影響で大きな変化期を迎えている。ラグジュアリーブランドも例外ではなく、中国市場をはじめグローバルでも成長が鈍化し、厳しい局面に直面している。その一方で、中国発ブランドは東洋文化を取り入れたデザインと現代性を融合させ、強固なサプライチェーンや販売網を駆使しながら、海外ブランドとの協業や国際展開を加速。国内主要商業エリアへの積極出店に加え、アジアや欧米市場への進出も進め、業績と評価の双方で成果を上げている。

さらに、近年のDX(デジタル変革)の推進に伴い、KOL(キー・オピニオン・リーダー)がブランドと消費者をつなぎ、コミュニティ形成に重要なハブとしての役割を果たそうとする。「Weibo(微博)」「RED(小紅書)」「WeChat(微信)」などのプラットフォームを通じ、テキストや画像から、ショート動画へと進化するコンテンツ形式の変化により、中国のファッション&ビューティー領域でKOLの発信内容はますます多様化しつつある。

本記事では、中国で注目されるブランドと、業界を牽引するKOLの顔ぶれを紹介する。

海外展開を加速、注目の中国ブランド&企業6選

チックジョック/CHICJOC

「チックジョック(CHICJOC)」は、Eコマース戦略を活用し、高い購買力を持つ富裕層に的確にリーチする、中国発の新興ブランドの代表格の1つだ。オンラインメンバーシップは400万人を超え、中国のSNSプラットフォーム「RED(小紅書)」でも常に検索ランキングの上位を維持。2024年に開催した「タオバオ・スーパー・ファッション・ショー」では、ライブ配信がわずか6時間で6400万元(約13億4400万円)を売り上げた実績を誇る。さらにこの2年間で、北米や欧州を含む世界各地に40店舗以上をオープンし、グローバル展開を本腰に入れる。

江南布衣(ジャンナン・ブイ)

「江南布衣」は、「ジェイエヌビーワイ(JNBY)」「速写(CROQUIS)」「jnby by JNBY」などのブランドを取り扱う、ミドルからハイエンド顧客をターゲット層にしたファッショングループ。2025年上半期の売上高は前年同期比251.0%増の約123億5400万元(約2594億3400万円)。調整後純利益は前年同期比290.6%の約23億5100万元(493億7100万円)と急伸。現在、2117店舗の実店舗と、急成長中のEC事業を運営しつつ、デザイナーズブランドの影響力をさらに拡大しようとする。

成長のカギは、メンバーシップを軸にしたマルチブランド戦略だ。メンバーシップによる消費は売り上げ全体の8割以上を占めており、中でも「蓬馬(POMME)」や「JNBYHOME」といった新ブランドも急成長しており、グループを牽引している。さらに、同社が運営するセレクトショップ「B1OCK」は、「リック オーエンス(RICK OWENS)や「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」など海外ブランドを中国にいち早く導入したパイオニアとして、業界内で高い評価を獲得している。

アイシクル(ICICLE)/之禾

ICCFグループ(之禾卡纷集团)は、サステナビリティを軸に展開するフルバリューチェーン型のファッショングループ。上質な天然素材、環境に配慮したファッションを提供することを目指す。現在はパリと上海の二拠点体制で展開。

主力ブランドの「アイシクル(ICICLE)」は、中国の伝統思想「天人合一(自然と人間の調和)」をコンセプトに、天然素材の使用にこだわり、環境への責任を意識したデザインを行う。ミニマリズムを軸に、素材そのものの美しさを引き出す。働く人に向けた心地よい通勤スタイルも提案している。アイテムは、ウィメンズ、メンズ、キッズまで幅広く展開し、通勤、ビジネス、カジュアルなど多様なシーンに対応する。スカーフや、帽子、バッグ、シューズなどのアクセサリー類も豊富に取りそろえる。

ソングモント(SONGMONT)/山下有松

「山下有松(SONGMONT)」は、付崧氏と王捷氏により2013年に北京で創業したバッグブランド。ブランド名は“Song(松)+Mountain(山)”に由来し、「自然と向き合い、自分を大切にする」という理念のもと、東洋文化をデザインに落とし込む。細部まで緻密に作り込み、顧客に寄り添うプロダクトを展開する。北京とアメリカに拠点を構える「山下有松」は今年、上海、太原、南京の3都市に新店舗をオープンし、新コレクションも発表。中国国内のみならずグローバル展開も視野に入れ、9月29日〜10月7日にはパリで「遠山有声 Song of Mont」と題した展示会を開催した。

ラオプ・ゴールド(LAOPU GOLD)/老铺黄金

「老舗黄金(LAOPU GOLD)」は、2009年3月に創業した中国の伝統製法で金を製造するジュエリーブランド。富裕層をターゲットに据え、ラグジュアリーブランドと同等の消費シェアを獲得。2025年6月時点で、メンバーシップ数は約48万人に達した。価格設定は、金のグラム単価に連動する従来型ではなく、「定価+定期改定」を採用し、クラフツマンシップやブランド理念、価値の向上に注力する。オムニチャネル戦略を軸に、北京、上海、広州、深センといった中国の政治・経済の中心都市や、同様のハイエンド商業エリアを中心に、16都市・41店舗を展開している(6月30日時点)。

ジュディドール(JUDYDOLL)/橘朵

「ジュディドール(JUDYDOLL)」は、「Play with Practicality(遊び心ある実用主義)」をコンセプトに掲げ、商品に“機能を超えた楽しさと新鮮さ”を提供するビューティーブランド。アイシャドウやフェイスカラーで人気を博す一方、リップやベースメイク分野でも成長を遂げている。2024年のリテール売上が25億元(約525億円)を突破し、ブランド収益も前年比23%増の20億元(約420億円)超を記録した。オムニチャネル戦略にも力を入れており、実店舗は中国国内で80店舗以上を展開。主要商業エリア50カ所以上に、1万5000店以上の卸販売も行う。海外展開も加速しており、現在では30カ国以上で販売し、直近ではシンガポールに初の海外旗艦店をオープンした。

ファッション&ビューティー界を牽引する5人の中国人KOL

ルル(Lulu)

ルル(Lulu)はロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ卒業後、「VOGUE China」や香港発セレクトショップ「Lane Crawford」での勤務を経て、メディアおよびファッション業界で豊富な経験を積んできた。2024年には、サステナビリティに特化したライフスタイルブランド「KHLORIS(クロリス)」を立ち上げ、デザインを通じて環境に配慮したファッションとライフスタイルを発信している。現在、SNS総フォロワー数は360万人超で、中国国内でも影響力の高いKOLのひとり。複数のトップブランドとのコラボレーションを通じ、業界にインサイトを提供し続け、ファッション分野をリードする存在として注目。

ゴゴボイ(Gogoboi)

ゴゴボイ(Gogoboi)は、辛口コメントと的確なコーディネート分析で人気を集めるKOLだ。「Weibo(微博)」、「RED(小紅書)」、「Bilibili(B站)」など複数のプラットフォームでの総フォロワー数は1000万人を超え、中国のファッションKOL影響力ランキングでも上位3位にランクイン。同氏が生み出したハッシュタグ“#who wear what#”では、辛辣かつユーモアあふれる“毒舌”スタイルでセレブの着こなしを解説。ファッションをエンタメ化し、硬い評論型ではなく、わかりやすい言葉で評論する手法は、従来のイメージを一新し、多くのファンを獲得した。

ルック(RUK)/若舒刻

ルック(RUK/若舒刻は)、建設的かつ独自の解釈を加えたファッション評論で人気を集める。“視点を変えてファッションを楽しもう”を理念に掲げ、ブランドやファッションにまつわる課題を多角的に分析し、社会的影響力や価値創造の観点まで発信する。ブランドマーケティングや、ファッションショーの解説、ヒット商品の創出、ブランド力向上、事業戦略の立案など、多岐にわたるコンテンツ制作に携わる。「Weibo(微博)」、「WeChat(微信)」、「RED(小紅書)」を中心に、記事やショートムービーなど多様な形式で情報を発信。さらに「経済観察報」「封面新聞」「新周刊」といった中国の主要メディアにも、ラグジュアリー関連の記事を寄稿する。

アハロロ(Ahalolo)

アハロロ(Ahalolo)は、小紅書で53万人のフォロワーを持つ、ジュエリーデザイナーとファッションアートディレクターによる2人組KOL。専門性を活かし、ファッション評論やレッドカーペットの解析、ファッションショーの深掘り分析、セレブスタイルの解読まで幅広く手がける。独自の評価システム「惹(高評価)/切(低評価)」でアイデンティティを確立する。現在、「RED(小紅書)」や「Bilibili(B站)」など中国主要SNSでのフォロワー数は約200万人に達している。動画コンテンツの制作にも注力し、ファッションクロニクルやデザイナーインタビューなどを展開する。2022年には「Bilibili(B站)」でKOLのランキング100に選出。

エミリー・イェ(Emilie-Ye)

エミリー・イェ(Emilie-Ye)は、ジュエリー鑑賞、グルメ巡り、旅行体験など幅広いジャンルで活動し、特にジュエリー分野で注目を集めている。世界各地のハイジュエリー、なかでも希少性の高い一点物を動画で紹介し、クラフツマンシップやジュエリーの魅力を発信。現時点で、「Weibo(微博)」、「RED(小紅書)」、「Bilibili(B站)」などのSNSでのフォロワー数は約150万人に達する。

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ユナイテッドアローズが“界隈”と共創 松崎社長「UAに対する食わず嫌いを払拭したい」

ユナイテッドアローズは、若年層との新たな接点づくりを目的に新プロジェクト「UAキュレーテッド」を10月に始動した。いま特に若者の間では、趣味嗜好が細分化し、“〇〇界隈”と呼ばれる小規模コミュニティーの中でトレンドが生まれる傾向がある。その動きに着目し、根強いファンコミュニティーを持つクリエイターが自らの感性で同社の商品をキュレートし、オンラインストアで販売するという新たな試みに乗り出す。初回はスタイリストのTEPPEI、完全予約制美容室「フリューリ(FLEURI)」、クリエイティブチーム「マジック アイランド(MAGIC ISLAND)」を起用した。

斬新な企業広告でユナイテッドアローズの多面性を訴求

同社の目下の課題は、40〜50代が中心となった顧客の若返りだ。中期経営計画で掲げる主要戦略「UA CREATIVITY 戦略:企業ブランドのリブランディング」の下、次世代とのタッチポイント創出に取り組んできた。

昨年10月に発信した企業広告第1弾では、中条あやみや原口沙輔、リカちゃんなどを起用し、トラッドな企業イメージを覆す近未来的ビジュアルでアプローチした。今年2月には第2弾として、若手歌舞伎役者の片岡千之助と現代アーティストの森本啓太を起用したビジュアルを発表。ビジュアル表現を通じて、ユナイテッドアローズの多様性を打ち出してきた。

松崎善則社長執行役員CEOは、「狙った層に確実に届いた実感がある。ある意味、ノイズを生み出すことそのものが目的だったので、社内外から『あの広告は何?』という声が上がった点はうれしかった」と話す。

界隈に合わせて丁寧に深く届ける

そこからさらに、ターゲット層の来店や購買につなげようとする施策が今回の第3弾「UAキュレーテッド」だ。「セレクトショップから遠ざかっている次世代層にどう届けるかを、若手メンバーを中心に議論するなかで、出てきたのが“界隈”の存在だ。例えば釣りやキャンプ、美容室など、さまざまなカルチャーの周辺には、ファッションは好きだが当社には触れたことはない潜在顧客が多くいると感じた。だからこそ、セレクトショップという大きな傘の下ではなく、それぞれの界隈に合わせて丁寧に深く届けていく必要があると考えた」と語る。

今回協業したスタイリストのTEPPEIは、ファッションアイコンとして若年層を中心に根強いファンコミュニティーを持つ。彼の「UAの商品には一貫して品がある」という気づきを出発点に、「品」をテーマにタブロイド紙を制作。ユナイテッドアローズ各店や専門学校、美容室などで配布しているほか、11月5日には下北沢のアドリフトで音楽ライブを交えた配布イベントも開催予定。オンラインとオフラインを横断しながら、立体的にコミュニケーションを設計している。

松崎社長は「今、流行を作る人たちの情報の得方は非常に複雑化している。そうした行動を正確に捉えなければ、企業はマス化してしまう。当社に対する“食わず嫌い”を払拭し、選択肢の一つとして捉え直してもらえたらうれしい」と話す。来年にかけても、異なるクリエイターを起用したストアを発表予定だ。

同社は「シテン(CITEN)」「アティセッション(ATTISESSION)」、韓国のライフスタイルセレクトショップ「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」など、新規事業を通じて若年層との接点を拡大してきた。松崎社長は、KPIとしているハウスカード会員における20〜30代の比率も徐々に上昇していると手応えを語った。

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ユナイテッドアローズが“界隈”と共創 松崎社長「UAに対する食わず嫌いを払拭したい」

ユナイテッドアローズは、若年層との新たな接点づくりを目的に新プロジェクト「UAキュレーテッド」を10月に始動した。いま特に若者の間では、趣味嗜好が細分化し、“〇〇界隈”と呼ばれる小規模コミュニティーの中でトレンドが生まれる傾向がある。その動きに着目し、根強いファンコミュニティーを持つクリエイターが自らの感性で同社の商品をキュレートし、オンラインストアで販売するという新たな試みに乗り出す。初回はスタイリストのTEPPEI、完全予約制美容室「フリューリ(FLEURI)」、クリエイティブチーム「マジック アイランド(MAGIC ISLAND)」を起用した。

斬新な企業広告でユナイテッドアローズの多面性を訴求

同社の目下の課題は、40〜50代が中心となった顧客の若返りだ。中期経営計画で掲げる主要戦略「UA CREATIVITY 戦略:企業ブランドのリブランディング」の下、次世代とのタッチポイント創出に取り組んできた。

昨年10月に発信した企業広告第1弾では、中条あやみや原口沙輔、リカちゃんなどを起用し、トラッドな企業イメージを覆す近未来的ビジュアルでアプローチした。今年2月には第2弾として、若手歌舞伎役者の片岡千之助と現代アーティストの森本啓太を起用したビジュアルを発表。ビジュアル表現を通じて、ユナイテッドアローズの多様性を打ち出してきた。

松崎善則社長執行役員CEOは、「狙った層に確実に届いた実感がある。ある意味、ノイズを生み出すことそのものが目的だったので、社内外から『あの広告は何?』という声が上がった点はうれしかった」と話す。

界隈に合わせて丁寧に深く届ける

そこからさらに、ターゲット層の来店や購買につなげようとする施策が今回の第3弾「UAキュレーテッド」だ。「セレクトショップから遠ざかっている次世代層にどう届けるかを、若手メンバーを中心に議論するなかで、出てきたのが“界隈”の存在だ。例えば釣りやキャンプ、美容室など、さまざまなカルチャーの周辺には、ファッションは好きだが当社には触れたことはない潜在顧客が多くいると感じた。だからこそ、セレクトショップという大きな傘の下ではなく、それぞれの界隈に合わせて丁寧に深く届けていく必要があると考えた」と語る。

今回協業したスタイリストのTEPPEIは、ファッションアイコンとして若年層を中心に根強いファンコミュニティーを持つ。彼の「UAの商品には一貫して品がある」という気づきを出発点に、「品」をテーマにタブロイド紙を制作。ユナイテッドアローズ各店や専門学校、美容室などで配布しているほか、11月5日には下北沢のアドリフトで音楽ライブを交えた配布イベントも開催予定。オンラインとオフラインを横断しながら、立体的にコミュニケーションを設計している。

松崎社長は「今、流行を作る人たちの情報の得方は非常に複雑化している。そうした行動を正確に捉えなければ、企業はマス化してしまう。当社に対する“食わず嫌い”を払拭し、選択肢の一つとして捉え直してもらえたらうれしい」と話す。来年にかけても、異なるクリエイターを起用したストアを発表予定だ。

同社は「シテン(CITEN)」「アティセッション(ATTISESSION)」、韓国のライフスタイルセレクトショップ「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」など、新規事業を通じて若年層との接点を拡大してきた。松崎社長は、KPIとしているハウスカード会員における20〜30代の比率も徐々に上昇していると手応えを語った。

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阪急阪神百貨店社長が総括する“万博効果” 「長い目で見るとプラスが大きい」

大阪観光局によると、2025年上半期(1〜6月)に大阪を訪れた訪日客は847万人と過去最多を記録。その後も単月ベースで記録を更新し続けた。大阪・関西万博は10月13日の閉幕まで、百貨店のインバウンド集客にも少なからず波及をもたらしただろう。

ただ、関西最大の百貨店である阪急うめだ本店などを運営する阪急阪神百貨店では、2025年4〜9月期の免税売上高が491億円となり、期初予想の540億円を約50億円下回った。4〜6月は前年の高水準に対して約4割減と大きく落ち込んだ。その後は持ち直し、7月には“災害予言”の拡散を受けて香港・韓国からの来客が一時的に減少したものの、その影響を除くと前年同月比で12%増。8〜9月は前年同水準まで回復した。

数字だけでは、万博に劇的な集客効果があったとは言い切れない。31日の決算会見に登壇した山口俊比古社長は「万博効果の厳密な立証は難しい。肌感覚としてはプラスとマイナスの両面があったが、プラスの方が大きいのではないか」と分析する。「まずプラス面では、新しいお客さまが確実に増えた。当社では現在166カ国からお客さまに来店いただいており、万博期間中には約30カ国の新規来店客が加わり、国数は1.2倍に拡大した。万博をきっかけに関西を訪れ、阪急阪神で買い物をされた方も多い」と語る。

一方でマイナス面としては、宿泊費の高騰や混雑を理由に、従来のリピーターの一部が来店を控えたこと。「ただ、長期的に見ればやはりプラスの側面が大きい。万博期間中に来店された方々は母国でも一定のざ経済的・社会的な)影響力を持つ層であり、阪急阪神での体験が今後の関係構築につながるからだ」と述べた。

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阪急阪神百貨店4〜9月期、営業利益34%減

エイチ・ツー・オー リテイリングの2026年3月期第2四半期(25年4〜9月)連結業績は、総額売上高(小売売上高)が前年同期比0.5%減の5554億円、営業利益が同21%減の119億円、純利益が同74.5%減の69億円だった。前年計上した特別利益とインバウンド急増の反動、旗艦・阪急うめだ本店の改装による売り場閉鎖の影響などが響き、減収減益となった。

阪急阪神百貨店が中心の百貨店事業は、総額売上高が前年同期比6.0%減の2866億円、営業利益が同34.7%減の82億円。国内売上は堅調に推移し、6〜8月は前年同期比2.8%増だった。阪神梅田本店の改装効果や阪神タイガースのリーグ優勝セールなどが押し上げ要因となった。免税売上高は491億円で、期初予想(540億円)に対して約50億円の下振れとなった。

エイチ・ツー・オー リテイリングはインバウンド売上高の期初予想からの下振れなどを受け、26年3月期通期の連結業績予想を修正する。修正後は総額売上高1兆1630億円(前回予想から50億円下方修正)、営業利益300億円(据え置き)、純利益240億円(60億円上方修正)。純利益の上方修正は、保有する東宝株式の一部売却(149億円相当)による投資有価証券売却益によるもの。

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エスティ ローダーの25年7〜9月期、純利益4700万ドルの黒字 通期予想は据え置き

エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)の2025年7〜9月期決算は、売上高が前年同期比4%増の35億ドル(約5285億円)となり、市場予想の33億8000万ドル(約5103億円)を上回った。純利益は4700万ドル(約70億9700万円)の黒字(前年同期は1億5600万ドル=約235億5600万円の赤字)と大きく改善。売上高、利益の両面で回復の兆しを見せている。ただし、26年6月通期の見通しは据え置いた。売上高は横ばいから3%増を見込み、25年度の8%減からの改善を見込む。また、関税関連の逆風が利益に約1億ドルの影響を及ぼすと予想している。

ステファン・ド・ラ・ファヴリー(Stephane de La Faverie)社長兼最高経営責任者(CEO)は、「2026会計年度は新戦略『ビューティ・リイマジンド(Beauty Reimagined)』の下、好調なスタートを切った。オーガニック売り上げの回復、戦略的重点分野であるプレステージビューティ市場でのシェア拡大、そして収益性の改善を実現した。組織全体でスピードと柔軟性を高めるための改革が成果を生みつつある。これらの結果は、当社が今年度に掲げる見通しへの自信を裏付けるものだ。今年は既存事業による売り上げ成長の回復と営業利益率の拡大を4年ぶりに達成する重要な年になる」とコメント。

構造改革と人員削減計画を推進

同社は現在、2月に発表した経営ビジョンである「ビューティ・リイマジンド」戦略と「利益回復・成長計画(Profit Recovery and Growth Plan)」を通じて業績回復に向けて立て直しを図っている。2月の決算説明ては再構築プログラムを強化し、5800〜7000人の人員削減を行う計画を発表。10月26日時点で累計8億5200万ドル(約1286億5200万円)の費用計上と4000人超の人員削減を承認している。

同社のアキル・シュリバスタバ(Akhil Shrivastava)最高財務責任者(CFO)は「WWD」の取材に、「現時点で見通しを変更するのは時期尚早だ。第1四半期の結果には満足しており自信が深まりまったが、われわれは長期的な視点で取り組んでいる。社員や投資家を含むすべてのステークホルダーに対して信頼を積み上げており、約束したことを確実に実行することが使命だ。外部環境は依然として厳しいが、われわれがコントロールできる部分に集中し、期待を上回る成果を出している」と述べた。

アナリストも「一過性ではない」と評価

アナリストからも、今回の成長が一時的ではないとの見方が出ている。バークレイズ(BARCLAYS)のローレン・リーバーマン(Lauren Lieberman)=アナリストは「既存事業による売り上げ成長が予想よりも早くプラスに転じた。当初は第3四半期と予想していた。ホリデーシーズン前のタイミング要因があったのか注目しているが、今回の発表内容から見る限り、この成長が短命に終わる兆候はない」と述べた。

部門別・地域別の動向

部門別では、スキンケアの売上高が同3%増加。主に「ラ・メール(LA MER)」と「エスティ ローダー」がけん引した。前年のアジア地域のトラベルリテール事業の低迷の反動や、在庫最適化の取り組みも寄与した。フレグランスは同社のラグジュアリーブランド群による2ケタ成長を背景に同13%増。メイクアップは「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」の減速で同2%減、ヘアケアは同7%減となった。

また、中国本土市場の回復も業績を押し上げた。同地域の売上高は同9%増となり、シュリバスタバCFOは「中国での結果は非常に広範囲にわたるもので、われわれの売り上げは市場平均を上回る2ケタ成長を達成した。特定のブランドだけではなく、カテゴリー、ブランド、販売チャネル全体で勢いがある」と述べた。一方で、北米市場は引き続き苦戦。小売店の破綻による店舗閉鎖や一部ブランドの在庫過多の影響で、わずかに減収となった。

北米はセフォラとの提携など戦略強化

ELCは北米市場でのリテール展開を多様化するため、2026年初頭に美容小売り大手のセフォラ(SEPHORA)で「M·A·C」の販売を開始する計画を発表した。ELCのタラ・サイモン(Tara Simon)=アメリカ地域プレジデントは、「これはグローバル市場でのセフォラとの長年にわたるパートナーシップの成果であり、米国で初めて『M·A·C』を展開できることを誇りに思う」と語った。同社はまた、アマゾン(AMAZON)での販売も拡大しており、直近はメキシコ市場にも進出した。シュリバスタバCFOは「北米の小売部門は成長軌道に戻りつつある。この勢いを維持していくことが目標だ」と述べている。

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SUPER BEAVERが「プーマ」とコラボ ビーバーをあしらった総柄のトラックジャケット&パンツを発売

「プーマ(PUMA)」は、今年結成20周年を迎えたロックバンド、SUPER BEAVERとのコラボアイテムを受注販売する。オリジナルのトラックジャケットとトラックパンツを用意し、受注はマルイのネット通販“マルイウェブチャネル”で受け付ける。受注期間は10月31日18時〜12月7日23時59分までとなる。

SUPER BEAVERのこだわりが詰まった
ファン必携のアイテム

コラボアイテムは、細部のデザインや色味まで、メンバー自身が監修。ボディには「プーマ」の定番である“T7”を採用し、ジャケットは身幅を広めに、パンツはワイドにアレンジした。また、SUPER BEAVERのアイコンであるビーバーと「プーマ」の象徴である“フォームストリップ”を一緒に描いた総柄が特徴的だ。

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「サカイ」のホリデーコレクションはスタッズでアップデートしたウエアやバッグなど

「サカイ(SACAI)」は11月7日、ホリデーシーズンに向けたカプセルコレクションを発売する。アイテムは、レザージャケットやクロスボディーバッグなど全8型を展開する。「サカイ」直営店および公式オンラインストアで取り扱う。

「サカイ」ホリデーコレクション
スタッズでアップデートした定番アイテム

本コレクションのウエアは、袖のワッペンやフライトジャケットのディティールでもある左胸のベルクロパッチをスタッズで表現することで、新たな表情に仕上げた。ブラウンレザーにはシルバーのスタッズをあしらい、ブラックレザーにはマッドブラックのスタッズをあしらったレザージャケット(39万6000円)に加え、ブルゾン(18万7000円)、フーディー(9万9000円)、Tシャツ(3万7400円)をラインアップする。また、アーカイブファブリックを再利用した定番の“Zantan”シリーズからは、クロスボディーポーチ(2万4200円)、クロシェットバッグ(3万7400円)、2種セットのトラベルポーチ(3万5200円)、そして“コロタン”(1万8700〜4万9500円)が新しい柄で登場する。

アイテム一覧

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「ナーズ」が作る“しゃれ顔”の秘密は光にあり 広報が語る人気シリーズの開発秘話と転機

ブランドの顔となるPR担当に、“ロングセラー”や“今シーズンのイチ押し”アイテムを推薦してもらうビューティ連載「PR担当がプレゼン!」。今回は、数々のヒットアイテムを生み出しているメイクアップブランド「ナーズ(NARS)」が登場。木村桂子「ナーズ」PR担当がおすすめする3つのアイテムから、ブランドの哲学を紐解いていく。

「ナーズ」とは?

メイクアップアーティスト、フォトグラファーとして活躍するフランソワ・ナーズ(Francois Nars)が、1994年に創設した「ナーズ」。自分自身の感性を信じ、「大胆な自己表現を楽しんでほしい」という思いを込めてアメリカで誕生。現在は45の国と地域で展開しており、2000年に資生堂グループの傘下になった。日本ではフランソワの哲学を伝えるため、“TRUST YOURSELF/自分の正解を、打ち破れ。”というメッセージを発信している。

WWD:木村さんが考える「ナーズ」の魅力とは?

木村桂子 PRマネージャー(以下、木村):創設者であるフランソワにとって、心ときめくリップがなかったことから、ブランドがスタートしました。そんな背景もあり、全てのアイテムに、“内面の個人美を引き出す”という彼の哲学が色濃く反映されています。メイクアップアーティストとしての優れた感性で作られる色や質感は、どれも革新的で唯一無二。著名なアーティストや、最先端のファッションブランドとコラボレーションすることも多い「ナーズ」のアイテムを使えば、必ずモダンでおしゃれな顔になれると日々実感しています。

1:仕込んで個性を引き立てるリキッドブラッシュ

WWD:多彩なカラーメイクアイテムの中でも、木村さんの偏愛アイテムは?

木村:“アフターグロー リキッドブラッシュ”の人気色“02802 ワンダーラスト(WANDERLUST)”がお気に入り。このライラックカラーをチークの前に塗ると、透明感と潤い、ハリを与えながら、メイクの仕上がりを良くしてくれます。

一見エッジが効いていて個性的に感じられるカラーですが、つけてみると肌本来の血色のように馴染み、驚くほどきれいにとけ込みます。気張りすぎず、程よいおしゃれ感がかなうのはもちろん、肌のくすみのカモフラージュにも役立ちます。とあるメイクアップアーティストの方からは、「みずみずしいリキッドタイプながらもピタッと密着し、ベースメイクが崩れにくい」といった声もいただきました。

WWD:“リフ粉”の愛称で話題を集めた“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”をはじめ、ベースアイテムの新作が出るたび、熱視線が注がれている印象です。ベースアイテムの開発において、どんな点にこだわっているのでしょうか?

木村:「どんなにカラーメイクが美しくても、ベースメイクがキマっていないとモダンに仕上がらない。透明感のある肌が全て」――というのがフランソワの考え方で、ベースメイクアイテムに対する思いが非常に強いんです。

そして、そのこだわりは売り上げにも確かに表れていて、ベースアイテムのカテゴリーが売れ筋となっています。中でも、“ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N”、昨年発売したプライマー“ライトリフレクティング トーンアップヴェール”などが人気をけん引し、新たに手に取ってくださる方やリピートしてくださる方もとても多い。発売から時間が経っても勢いは衰えることなく、想定以上の売れ行きを維持しています。

WWD:“ライトリフレクティング”シリーズの人気の高さが伺えます。ヒットの要因は何でしょうか?

木村:“ライトリフレクティング”という名を冠したこのシリーズは、光の反射を用いて肌の凹凸をぼかし、素肌そのものが美しくなったかのような透明感のある仕上がりを目指すというコンセプトで作っています。フォトグラファーでもあるフランソワは、光をどう操れば肌が美しく見えるかを熟知している。彼の知見を生かし、緻密に計算されているからこその仕上がりのよさに、美容感度の高い方から肌へのお悩みを持つ方まで、多くのお客さまに納得していただけている結果なのだと捉えています。

2:“肌そのものが潤う”クッションファンデ

WWD:“ライトリフレクティング”シリーズには10を超える豊富なラインナップがありますね。中でも、イチオシのアイテムは?

木村:25年2月に発売した“ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション”。目指したのは、素肌そのものが美しくなったかのような艶肌。一般的に用いられるオイルやパールでは、フランソワが求める繊細な艶が表現できず、試行錯誤が続いたといいます。最終的に開発担当者が辿り着いたのは、潤い成分の「ブリーザブルハイドラヴェール」でした。73%も配合し、肌表面を包み光を柔らかく反射するおかげで、肌そのものの質感を生かした滑らかで美しい仕上がりがかないました。

さらに、このクッションファンデーションはアジア限定商品。そのため、色や質感のよさに加えて、高いSPF値も欠かせませんでした。ただ、SPF値を高めると油分が増え、透明感や素肌感に影響が出てしまう。クリアな発色と高いSPF値の両立はとても難しく、試作を繰り返し、発売時期が後ろ倒しになったことも。最終的に、SPF42に着地し、フランソワも納得する艶感を両立することができました。

3:上品なメリハリが宿るハイライター

WWD:では、今シーズンに登場した製品で、特に反響があったものはどれでしょうか?

木村:“ライトリフレクティング”シリーズから新たに登場したハイライター“ライトリフレクティング ルミナイジングパウダー”です。25年7月に発売したばかりですが、当初の計画の約1.5倍売れています。日本は特に好調で、アジアチームから「なぜそんなに売れているのか」と、ヒアリングがあったほど。

一般的なハイライトは白っぽく発光するものが多く、使いこなすのが難しいと感じる方もいらっしゃるはず。けれど、こちらは肌の内側から艶がほんのりにじむように色づいて、Cゾーンや目頭、鼻筋に塗布するだけで、上品なメリハリが生まれるんです。私が毎日欠かさず持ち歩いているのは、人気No.1カラーの“03960 ヘブンリー(HEAVENLY)”。自然なローズゴールドカラーで、見た目以上に肌なじみがいいんです。眩い輝きと血色感を生かして、チークとしても使えます。

WWD:ハイライトの開発に至ったきっかけは?

木村:「ナーズ」では、そのとき流行っているものを開発するというより、フランソワ自身のムードを映す製品作りに重きを置いています。ブランドの軸である“ライトリフレクティング”シリーズのラインナップを拡充することや、ビジネス上の戦略に基づき、フランソワが納得する素肌のような艶感を演出できるハイライターの開発に至りました。

WWD:最後に、これまでで手応えのあったプロモーションについて、具体的にどんな施策を行い、どんな効果があったかを教えてください。

木村:フランソワは、スーパーモデルや歌手のメイクアップを手掛けていました。バックステージでの写真が世に出て、次第に「ナーズ」が広まっていったのが始まりです。そのため、メイクへの関心が高い知る人ぞ知るブランドという立ち位置で、長年プロモーションを行ってきました。

21年、クッションファンデーションのイメージキャラクターに俳優の横浜流星さんを起用したことは、ブランドとしての転機だったと思います。それ以降、長澤まさみさんや志尊淳さんを起用。タレントとのコラボレーションにより、美容好きや「ナーズ」の世界観に共感してくださる既存ファンのほか、より広くお客さまに知っていただけるようになりました。全国に24店舗と、カウンター数が少ないにも関わらず、新作を出すたびに反響があるのは、アーンドメディアを効果的に活用できているからだと考えます。おかげさまで、20~30代の若いお客さまからも支持をいただいています。

大胆でありながら繊細な色と質感で、まとう人の魅力をさらに引き出す「ナーズ」のアイテム。処方やテクスチャーの一つひとつにまでフランソワの哲学が息づいており、使うほどにその質の高さを実感できる。

近年はクッションファンデーションなどのアジア発のヒット商品も生まれており、日本人の肌に寄り添いながら、ブランドのグローバル戦略においても重要な役割を担いつつある。

連載「PR担当がプレゼン!」とは?

連載 PR担当がプレゼン!

ブランドの顔となるPR担当。新商品やシーズンアイテムなどはスポットライトが当たりやすいが、ロングセラーアイテムはリニューアルなどをしないとどうしても埋もれてしまう。「PR担当がプレゼン!」は、ブランドのPR担当に“ロングセラー”や“今シーズンのイチ押し”アイテムを推薦してもらい、読者に改めて商品の良さを知ってもらう連載だ。

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【2025年クリスマスコフレ】フランス発「ロジェ・ガレ」から色彩豊かで香りとアートが響き合うギフト テーマは“グラン・バザー”

「ロジェ・ガレ(ROGER & GALLET)」は、“グラン・バザー”をテーマにしたホリデーギフトセットを11月5日と19日に発売する。パッケージデザインは、オーストラリアで活動するアーティスト兼彫刻家のペニー・ブルースース(Penny Brooshooth)が手がけた。色彩豊かで遊び心のある同ブランドらしいパリシックなデザインで、心弾むカラフルなボックスにブランドを代表するフレグランスやボディーケアアイテム、ホームフレグランスをセットしたギフトをラインアップする。

11月5日発売

5日には、オードトワレと新作の香り“バニラソレイユ”のハンドクリームをセットした“オ パフュメ&クレームマンコフレ”(全3種、各5170円)と、同ブランド人気の香り“ジンジャールージュ”のオードトワレと固形ソープをセットした“オ パフュメ&サボンコフレ”(5170円)、フローラル系の3種の香りのソープセット“サボン パフュメコフレ フローラル”(4070円)を発売する。“オ パフュメ&クレームマンコフレ”のオードトワレの香りは、“バニラソレイユ”と“フィグ”、“オスマンティウス”の3種を用意。また“サボン パフュメコフレ フローラル”は、“ローズ”と“フィグ”、“ジンジャールージュ”の3種のフローラルフレグランスをそろえる。同セット内のアイテムは全て現品サイズとなる。

11月19日発売

19日には、オードトワレ現品と“バニラソレイユ”のリードディフューザーをセットにした“オ パフュメ&ディフューザーコフレ”(全3種、各8140円)を発売する。オードトワレの香りは、“バニラソレイユ”と“フィグ”、“ジンジャールージュ”の3種類だ。
また、フレグランスショップ「ジャルダン・デ・パルファム」で同ブランドのアイテムを7040円以上購入すると、オリジナルのトートバッグがもらえる。期間は11月26日からで、なくなり次第終了となる。

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美髪賢者4人が本音トーク! 今、本当に求められるヘアケア&スタイリングアイテムとは?

アリミノ,ARIMINO

ヘアカラーやヘアスタイルは自身の個性やセンスを発揮する大切な要素だ。イメージ通りのパーフェクトな仕上がりを追求したり、その日のファッションや気分によってアレンジを加えたりする際に、スタイリング剤や日々のお手入れは欠かせない。その一方で、さまざまな製品が市場に溢れる中、何を選択すればいいのか迷う人も少なくないはずだ。そんなヘアアイテム難民を救済すべく、美髪賢者達に集合してもらい「今、本当に求められるヘアケア&スタイリングアイテムは何か?」を語り尽くしてもらった。

登場するのは、人気ヘアサロンで顧客からの高い支持を得る吉武満里奈「アフロートリノ(AFLOAT Leino)」サロンマネージャー兼トップスタイリストと、小川絢音「デイジー(Daisy)」スタイリスト、そして名だたるアイドルのヘアメイクを手掛ける夢月ヘアメイクアップアーティスト、モデルでインフルエンサーのとみいさんの4人。自身のヘアケア術から昨今のトレンド、メーカーに作ってほしいアイテムまで、熱い本音トークが繰り広げられた。

髪にきちんと手を掛けていることが
自分の自信にもつながる

WWD:まずは自身のヘアケア・スタイリングのこだわりとルーティンを教えてください。

とみい:私は髪にクセがあるので、それを生かすようなスタイリングをしています。朝は濡れた状態でヘアミルクを揉み込んでドライヤーで乾かし、オイルをつけて元々のクセが出るような自然なスタイルに。バームも少し付けて、乾燥しないように気をつけています。

夢月ヘアメイクアップアーティスト(以下、夢月):巻いたりしていないんですか? すごくかわいい!ハイトーンでクセがある人の参考にしたいスタイル。

とみい:ありがとうございます。そう、巻いていないんです。夜はシャンプーしたらダメージ用のアウトバストリートメントを使っています。2回ブリーチしていて頭皮が乾燥しやすいので、2カ月前くらいにこの髪色にしてからは頭皮用化粧水を使うなど、しっかり頭皮ケアをするようになりました。あと、旅行によく行くのですが、シャンプーとトリートメントは持って行かない替わりに、アウトバス用の小さな美容液は必ず持参して夜のケアに使っています。

夢月:私は髪がすごく強くて、どんなシャンプーもスタイリング剤もOKなので、その日の気分で選んだり遊んだり。ただ、脂性肌なのでスカルプケアには気を遣っています。毎朝インバスでスカルプケアアイテムを使いますが、今日のようなメディアに出る時などは、髪もサラッと仕上がってふんわり感もでるような、トリートメント効果もあるものを使いますね。とみいさんは濡れ感がアンニュイな感じで素敵だけれど、脂性肌の人は濡れ感を出し過ぎると、ペッタリ見えてしまうこともあるので注意が必要。ケアアイテムはふんわり仕上がるものを使うことが多く、ウォータートリートメントやヘアミルクを気分で使い分けています。最近、ドラッグストアでもウォータートリートメントの新作がすごく増えて、この2年くらいトレンドですよね。

吉武満里奈「アフロートリノ」サロンマネージャー兼トップスタイリスト(以下、吉武):年齢を重ねるとともに、本当にクセが出やすくなりました。朝はまず丁寧にブラッシングして艶出しスプレー。艶出しスプレーはふんわり感を保ちつつ、面で艶が出しやすいので、どの世代のどんな髪質にも使いやすい。その後ヘアアイロンで巻いて、時間が経っても固まって見えないように、スタイリング剤はバームと美容液を混ぜて使用します。16万円のアイロンを使っているのですが、機能性が高いのはもちろん、それで髪をセットしている自分が好きというか、ちゃんと手を掛けていることが自分の自信にもつながるし、それがお客さまにも伝わると思います。

WWD:夜のお手入れは?

吉武:今日は大切な撮影なので、昨晩はトリートメントの前に導入美容液を使いました。アウトバスは髪全体に手軽に付けられるミストが好きですね。その後、乾燥がひどい時はミルク、紫外線を浴びた時はオイルなど使い分けています。ミストは霧吹きが細かいものを選ぶのもポイントです。あと、枕カバーをシルクにしました。そういう毎日の積み重ねが大切ですよね。

小川絢音「デイジー」スタイリスト(以下、小川):毛量が多くクセ毛で広がりやすいので、スタイリングは内側からオイルをつけます。その後、カサつきやすいところにつけて、前髪はそれで余った分をつけるくらい。縮毛矯正をしていることもあり、ダメージをケアするオイルを使っています。日々のケアはアウトバスミストをつけて補修し、ミルクでまとまりを出す感じ。バームとオイルを混ぜて使うこともあります。カラーした後は乾燥が気になるので頭皮ケアシャンプー、パサつきが気になる時はしっとりするトリートメントにするなど、バランスをとりながら使っています。

スタイリング剤の提案は
ライフスタイルに合わせて。
香りはすごく重要!

WWD:最近はヘアケアとスタイリング剤が一緒になった製品が多いが、使用している?

夢月:私は使っています。仕事柄、深夜までロケをして早朝出発というスケジュールも多いので、なるべく短い時間で“ちゃんとした感”を出したい時は、ヘアケアもできるしスタイリング剤にもなるようなオイルは便利。一体型になっているアイテムは時短の面ですごく助かります。

WWD:最近のヘアスタイリング・ヘアケアのトレンドは?

夢月:ヘアケアは、同じものをずっと使い続けるというよりは、皆さんその日の気分で使い分けていますよね。スタイリングでは、下ろしてちょっと薄めの前髪にしたり、上げてみたり、前髪を2WAYにしている人が最近多いです。薄い前髪をバームでスタイリングしたり、軽い仕上がりのヘアオイルをつけて、スプレーを3種くらい使ってしっかり固めたり、頭を大きく振っても動かないスタイリングだったり、前髪アレンジは色々やっています。

小川:うちのサロンでは、柔らかい質感のほうが人気。ただ、一日スタイリングを持たせたいという希望があるので、前髪はスプレーすることも。

吉武:スタイリング剤は香りで印象づけられるものがフォーカスされているかと思います。さらに肌にも使えて便利ですよ、と説明すると気に入ってくれることが多いですね。汎用性が高く、使いやすくて香りのファーストインプレッションが良ければ最強。同じ質感のスタイリング剤を香り違いでそろえる人も多く、香りがいいとリフレッシュできて自然と会話も広がりますし、共感も生まれやすくなります。

夢月:日本人は強い香りの香水をつける文化がないからこそ、ヘアスタイリング剤で香りをまとうのというのはありそうですね。

WWD:吉武さんの顧客には韓国スタイルを求めて来店される人も多いと思うが、仕上がりに使うスタイリング剤は?

吉武:韓国スタイルはレイヤーと艶がマストなので、艶出しスプレーは必須です。今や韓国風スタイルの定義はさまざまだと思いますが、共通点は根元の立ち上がり。その根元が立ち上がる韓国製ミストを顔周りに使っています。

WWD:お客さまから「いいスタイリング剤を紹介して」と言われた場合の回答は?

吉武:まずは、お客さまのライフスタイルを聞くようにしています。「オイルもミルクも両方買ったけれど、子育て真っ最中で忙しくて結局どちらも使い切れていない」というお客さまには、時短ケアにもなるオイルinミルクの製品を紹介したり。髪のお手入れにあまり時間をかけたくないお客さまと、ヘアケアを“自分へのご褒美”として楽しみながら行いたいお客さまとでは、もちろん提案する内容も変わります。

小川:髪質や髪の長さだけでなく、しっかりめが好きなのか軽めが好きなのかなども見極めて提案することが大切ですよね。

WWD:福岡ならではのヘアスタイルのトレンドってある?

小川:パーマのオーダーが多いかもしれないです。しかも、デジタルパーマよりコールドパーマ。クセ毛の人こそ時短になるからとパーマをかける傾向があります。パーマの人は髪を濡らしてタオルドライして、オイルをしっかり塗って、中にはそのままドライヤーしない人もいます。「絶対のパサつかせたくない」という人には、女性でも使いやすいゆるめのジェルをおすすめすることもあります。

WWD:とみいさんは提案される立場だが、美容師からの提案は参考にしている?

とみい:私は基本面倒くさがりやですが、やはりサロンに行くと美容師さんが何を使っているのかのぞいちゃいますね。私が行っているサロンでは、いろいろな香りのオリジナルスタイリング剤があって、私も香り違いで何本もそろえています。

髪で第一印象はキマる!
だから欲しいのは
高性能なヘアケア美容液

WWD:最後に今後、どんなヘアケア・スタイリングアイテムが欲しい?

とみい:朝、スタイリング剤を使っても時間が経つと乾燥するので、外出先でも艶補給できるコンパクトなオイルなど、化粧ポーチに入れて携帯できるサイズのものが欲しいです。小さなものなら、軽くて旅行にも持って行きやすいですし。

夢月:仕事柄必須だけれど、運命のアイテムにまだ出合えていないのが、巻く前につける軽めのウォーターっぽいスタイリング剤です。すごい猫っ毛で柔らかい髪のモデルは、撮影途中で後れ毛がパヤパヤ出てくることが多いので、それを防げるもの。持ちもすごくいいし、手グシも通って柔らかい仕上がりなのに、パヤパヤ髪が絶対出てこないスタイリング剤に出合いたいとずっと思っています。さらに、最近多いエクステにも、乾燥したブリーチ毛にも使える製品があるといいなと、いつも思っています。かなり切実です! 

吉武:最近は、本当にうねりが気になっているので、高性能なヘアケア美容液が欲しいです。スキンケアは効果のある成分を推したエイジングケア製品があるのに、ヘアケアにはあまりないですよね。うねりをケアして、ハリとコシと艶が出て、ブローだけでまとまるようなもの。髪で第一印象が決まると言われていますから、その効果が体感できるものなら、多少価格が高くてもみんな欲しいはず。

小川:かなりダメージが気になるので、ベタつきは少なく、しっかりケアできるオイルが欲しいです。まとまりも欲しいけれど、それより髪の根元にまでいい成分がしっかり届いて、ハリコシを出してくれるようなオイルがイメージです。乾かすだけでベタつくことなく、しっかりまとまるような、ケアできるオイルがあればうれしいです。

ヘアサロン専売ヘアケア&
スタイリング剤の
リーディングカンパニー、
アリミノの次なる展開に期待

アリミノ,ARIMINO

今回の座談会を企画したのは、ヘアサロン専売ヘアケア&スタイリング剤のリーディングカンパニー、アリミノ。美容師が選ぶベストコスメ「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ」のスタイリング剤部門で1位に輝いた“モダンシマー”などの人気アイテムを有するスタイリングブランド「ダンスデザインチューナー(DANCE DESIGN TUNER)」や、髪をそもそも傷ませない“未傷”という新アプローチに挑んだヘアケアブランド「エクラリティ(ECLARITY)」などを展開している。

また、スキンケア発想の“肌髪成分”にこだわる、髪や頭皮に優しい使い心地のシンプルケア&スタイリングブランドの「スプリナージュ(SPRINAGE)」も人気。同ブランドから今冬、「こんなケア&スタイリングアイテムが欲しかった」と望まれたアイテムが登場する予定で、今から期待が高まっている。

PHOTOS:YOHEI KICHIRAKU
TEXT:YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
アリミノ お客さま窓口
9:00~17:00(祝日、年末年始を除く月~金曜日)
0120-945-334

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コーセー社長交代、渋澤宏一常務取締役が昇格 創業家以外から初 現社長の小林一俊氏は代表権のある会長に

コーセーは2026年1月1日付で、純粋持株会社体制に移行し、コーセーホールディングスの次期社長兼グループCOOに渋澤宏一常務取締役(65)が就任することを発表した。社長交代は20年ぶりで、創業家以外からの社長選出は初となる。現社長の小林一俊氏は、2026年1月1日付で代表取締役会長グループCEOに就任し、新社長を支える役割を担う。小林氏は引き続き経営の両輪として、グループ全体の発展と企業価値の向上を推進していく方針だ。

渋澤氏は1960年10月31日生まれ、84年にコーセーに入社。営業やマーケティング部門での経験を経て、中国の現地法人董事長としても活躍した。国内外で豊富なマネジメント経験を有し、経営企画部門では中長期戦略の立案や経営管理体制の構築を主導。また、企業基盤部門を統括し、ガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメントの高度化にも尽力してきた。これらの経験を基に、持株会社体制下でのグループ経営を統括し、さらなる成長と企業価値の向上を目指す。

新しいホールディングスでは、2026年3月27日付で、小林章一アルビオン社長が同社取締役副社長に就任。元日本ロレアル副社長、TSIホールディングス社長兼CEOを歴任してきた齋藤匡司氏は、コーセー社長室コーポレートアドバイザーから常務取締役に就任する。また、1月1日付で原谷美典取締役が同社取締役に、1月6日付で小林勇介取締役が常務取締役に就任する。

一方、小林正典常務取締役は3月27日付で退任し、6月下旬にはコーセー小林財団の理事長に就任予定。菊間千乃社外取締役は3月27日付で退任する。

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「リー」が100着限定の“101 大戦モデル”デニムジャケット&パンツを発売 シリアルナンバー付きのスペシャル仕様

「リー(LEE)」は11月1日、大戦モデルをベースにした101ジャケット(3万6300円)とパンツ(2万7500円)を各100本限定で発売する。サイズ展開は、ジャケットがS、M、L、XL、パンツは29、31、33、35インチを用意する。「リー」ルミネエスト新宿店およびルクア大阪店ルクアナイトショッピングで取り扱う。なお、ルクア大阪店では翌日2日から通常販売を行う。

コレクター心をくすぐる限定コレクション

同アイテムは、ビンテージ市場でも希少な大戦モデルをベースに、大戦期特有のディティールを継承。生地には「リー」の象徴である左綾デニムではなく右綾デニムを使用することで、右綾特有の荒々しく立体的な色落ちを実現した。ジャケットは、1940年代初頭までに見られる片ポケット仕様の「リー」カウボーイ型デニムジャケット。パンツは、バックポケットの“レイジーSステッチ”や“ヒップポケットレーベル”を省略した、大戦期特有のミニマルな表情に仕上げた。また、それぞれに鉄製の月桂樹ボタンとリベットを採用。さらに、100着限定を示すシリアルナンバーが付属している。

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尾州から世界へ、「誰の真似もしない」ツイードに挑む カナーレ・ジャパン設立

カナーレ・ジャパン(愛知県一宮市、小塚康弘社長)は10月30日、関係者を招いた設立披露会を行った。同社は尾州の産地企業である小塚毛織と服地卸大手のスタイレム瀧定大阪が共同出資しており、両社はシャトル織機を使ったファンシーツイードを、国内外の有力ブランドに売り込む。瀧隆太スタイレム瀧定大阪社長は「ビジネスの規模は決して大きくならないかもしれない。ここ(カナーレ・ジャパン)でしか作れない付加価値の高いテキスタイルを、スタイレムの国内外のネットワークを駆使して作り、そして販売していく」と語る。

カナーレ・ジャパンの起点は、小塚毛織が2020年に、倉庫になっていた工場スペースに旧式織機のシャトル織機を導入したこと。カナーレ・ジャパンの小塚社長が、50年近く尾州でシャトル織機を使ったファンシーツイード開発を行っていた足立聖カナーレ代表(76)に惚れ込み、「足立さんのシャトル織機を使った持つ卓越した生地作りのノウハウ継承のため、マイスターとして足立さんを招聘し、設備も導入した」という。現在は小塚毛織の「のこぎり屋根」の工場には、シャトル織機9台のほか、準備機やノッター(糸繋ぎ機)などが稼働する。カナーレ・ジャパンには、足立さんをマイスターに20代と30代のテキスタイルデザイナーも参画した。「ずっと『誰の真似もしない』をテーマにシャトル織機を駆使したツイードを織ってきた。若い人と一緒にさらに進化させる」と、足立さんは若手とタッグを組んでの新たな挑戦に意欲を見せる。

小塚毛織と足立さんのこうした取り組みに感銘を受けたのが、当時スタイレムでメード・イン・ジャパンに特化した服地販売を行っていた83課の小川良太課長だった。「失われつつある技術を継承して、進化させたい。その意義にいても立ってもいられなかった」という。服地卸の王者として君臨してきたスタイレムは、今でも国内の仕入れが6〜7割に達する。瀧社長は「国内外に持つ売り先のネットワークはもちろん、糸などの仕入れ面でも協力できる部分は大きかった。ただ、小川課長から上がってきたプロジェクトの詳細を見た瞬間に、これはやろうと決めた」と、同社にとっては異例の産地企業との合弁会社設立を決めた。「当社は商社なので規模や数字も重要だが、それ以上に『創造』を何よりも重視してきた。カナーレ・ジャパンは、圧倒的にユニークで個性的で、ここでしかできないもの。価値あることに関わることができてとてもワクワクしている」という。設立式には瀧社長を筆頭に、主だった幹部も駆けつけた。わずか10人にも満たない会社の式典としては異例のことでもある。

同式典に駆けつけたユナイテッドアローズの牧野達也ウイメンズ商品部部長は、カナーレ・ジャパンに関して「これまでの上代があって仕入れ値を決める、といったやり方を使うつもりはない。生地を見て、その素晴らしさをどう製品として完成させるか。こちら側も発想の転換させた上で、一緒に取り組みたい」とエールを送る。

毛織物の産地である尾州(愛知県一宮市と岐阜県羽鳥市、及びその一帯)では、旧式のシャトル織機を、長らく明治期に導入されたドイツ式の「ションヘル」と呼んできた。現在は尾州で稼働しているシャトル織機は、この「ションヘル機」ではなく、広島や岡山、浜松などでも稼働している織機と同様のシャトル織機に置き換わっている。世界で高い評価を受け、現在世界中から受注の来る広島・岡山の「セルビッジデニム」のように、尾州のシャトル織機から生み出されたファンシーツイードが世界市場を席巻することができるか。大手企業と産地企業、そして職人ががっちりタッグを組んだ新しいプロジェクトに、日本全国のテキスタイル関係者が注目している。

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「メゾン マルジェラ」立体的なメタリックの”タビ”を発売 8000以上のパーツが演出する奥行き

「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は10月30日、“タビ”コレクターズシリーズの第1弾となる“タビ ブロークンミラー エンブロイダリー”を全世界25足限定で発売した。価格は114万4000円で、「メゾン マルジェラ」表参道で取り扱っている。

光の反射とメタリックシルバーの世界観を体現

“タビ”コレクターズシリーズは、メゾンを象徴する“タビ”を讃え、革新的な技術と素材の探求を通じて毎年展開する。第1弾となる本作では、2015年秋冬“アーティザナル”コレクションで初めて登場した“ブロークンミラー”を三次元的に再解釈。1足に8000以上あしらったガラスビーズ、スパンコール、メタリック装飾は手作業で刺しゅうし、メタリックパーツにはレーザーカットを施した。また、シルバーコーティングを施したレザーをひび割れさせ、素材の奥行きを表現した。さらに、エッジに向かって酸化を想起させるグラデーションを描き、透明なガラスビーズを散りばめることで、奥行きと立体感を際立たせた。

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「イヴ・サンローラン」が平野紫耀起用のスペシャルムービーを公開

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は10月31日、ブランドの公式サイトとSNSで「イヴ・サンローラン・ボーテ アンバサダー」を務めるNumber_iの平野紫耀が出演する“リブレ オーデパルファム”のスペシャルムービーやビジュアルを公開した。

スペシャルムービーでは、平野が長年愛用するフレグランス“リブレ オーデパルファム”との付き合い方や、彼が思う“自由”の意味をひも解いた。また、「仕事には全力で向き合いたい」と語る毎日のルーティンを捉えている。

フランス語で”自由”を表す”リブレ”

フランス語で、“自由”という意味の“リブレ”の オーデパルファム(30mL、1万3970円/50mL、1万9910円)は、マスキュリンなラベンダーのストラクチャーとフェミニンなオレンジブロッサムを調和させた。

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「メイベリン ニューヨーク」が明治「アポロ」とコラボ オリジナルミラーやシールのノベルティー企画も実施

「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、明治のロングセラー製品「アポロチョコレート」(以下、アポロ)とのコラボレーションキャンペーンを2025年11月11日から開始する。店頭や公式サイトで「アポロ」の世界観を表現したメイクルックを展開するほか、対象製品の購入で「アポロ」のデザインに「メイベリン ニューヨーク」のアイテムが描かれたオリジナルミラーやシールを先着順で進呈する。

「アポロ」の世界観を表現した2つのメイクルックを提案

今回のコラボは「いつもとチョコっと違う自分」がテーマ。近年SNSでトレンドになっているイチゴやチョコレートにインスパイアされたメイクアップに着目し、“アポロチョコレートメイク”を作り上げた。

ノベルティープレゼントは全国のバラエティーストア、ドラッグストア、オンラインショッピングサイトで実施。対象製品は“スカイハイ”(全2色、各1694円)、“SPステイ ヴィニルインク”(全2色、各1991円)、“ハイパーシャープ ライナーR”(全2色、各1419円)、“グローキッサー チークブラッシュ”(全2色、各1969円)の4アイテムになる。

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「アシックス」がミラノ冬季五輪の日本代表公式ウエアを発表 流水文様に着想したグラフィックを採用

「アシックス(ASICS)」は10月29日、ミラノ・コルティナ 2026オリンピック・パラリンピック冬季競技大会(以下、ミラノ冬季五輪)で日本代表選手団が着用する公式スポーツウエアを都内で発表した。

“パフォーマンスとサステナビリティの両立”

「アシックス」が冬季五輪のウエアを手掛けるのは、今大会が8年ぶりだ。コンセプトは、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、パリ五輪)に引き続き“パフォーマンスとサステナビリティの両立”で、夏季大会から冬季大会にかけて“感動”や“熱狂”がつなげることをイメージし、コンディショニングとサステナビリティ、ダイバーシティという3つのテーマで開発した。また、メインカラーは前回大会と同じく“チームジャパン レッド”と“サンライズレッド”を組み合わせたグラデーションで、日本の伝統的な流水文様をベースに選手の芯の強さを表現したオリジナルグラフィック“RYUSUI”を落とし込んでいる。

コンディショニング面は、選手のパフォーマンスを最大化することを最優先し、開催地が室内外の寒暖差と環境の変化が大きいことから、アウトドア用とインドア用の2種類のコーディネートパターンを用意。サステナビリティ面は、国際的な環境認証であるGRS(GLOBAL RECYCLE STANDARD)を受けたリサイクルダウンや廃材を再利用したファスナーの引き手パーツを使用し、一部のアイテムには製品ライフサイクルで排出される温室効果ガス排出量をプリントしているという。そして、ダイバーシティ面は大会と競技の枠を越えたひとつのチームであることを意識し、“RYUSUI”を落とし込んだ1枚の生地から複数の型取りを行うことで一つひとつの見え方が異なり、アスリートの個性を表現できるデザインに仕上げた。さらに、冬季環境下でも操作しやすく扱いやすい構造に加え、車いすアスリートのニーズに合わせたアームカバーなども用意している。

公式スポーツウエアは全14型

メインアイテムのアウトドア用ポディウムジャケットは、防水・透湿素材を採用しながら縫い目内側にシームテープ加工も施すことで防水機能を高め、内側にはアシックススポーツ工学研究所の“アシックスボディサーモマッピング”をもとにバッフル構造を取り入れることで、動きの妨げやオーバーヒートを抑制して衣服内を快適に保つ設計に。また、フードと裾部分は一体型の調整システムとすることで、引っ掛かりやぶらつきを軽減し、グローブを着用したままでも優れた操作性を提供する。一方インドア用ポディウムジャケットは、適度な保温性と通気性を実現するマルチレイヤー仕様で、過去大会の製品から生地を厚くしつつ通気性を改善。また、開催地であるアルプス山脈東部地域の民族衣装に施されるチロルテープに着想し、“RYUSUI”のグラフィックテープをあしらうことでミラノ・コルティナへの道のりを表現したそうだ。

公式スポーツウエアは全14型をそろえ、10月30日から11月12日まで「アシックス」の公式オンラインストアと原宿店で先行販売後、1月上旬から一般発売する。価格は、アウトドア用ポディウムジャケットが13万4200円、インドア用ポディウムジャケットが7万7000円など。

会見に登壇した甲田知子アシックス常務執行役員は、「ミラノ冬季五輪の開幕100日前のタイミングで、この発表ができることを非常に嬉しく思う。厳しい環境下でのコンディショニングを求められるアスリートに、適切な機能性を提供しながら統一されたユニバーサルなデザインで、地球環境への配慮にも取り組んだウエアを開発した。夢の舞台への盛り上がりに貢献できれば」と語った。

また、スピードスケートの森重航選手をはじめ、アイスホッケーの浮田留衣選手と細山田茜選手、パラクロスカントリースキーの森宏明選手、パラアルペンスキーの鈴木猛史選手ら、ミラノ冬季五輪に挑む選手たちが公式ウエアを着用して登場した。森選手は、「しっかり暖かく、イベント前から着ているが着心地が良すぎて、そのまま着て帰りそうなくらい。また冬は荷物が多いが、バッグの必要がないくらいポケットの機能性が高い」と絶賛。続けて鈴木選手は、「車椅子ユーザーは、袖を気にしながら移動をしているため、お気に入りの洋服やポディウムジャケットのような正装の場合、汚さないようにしないといけない緊張感の中で動いている。だが、今回はアームカバーのおかげで気にせず、急いで選手村の食堂に行けます(笑)」とコメントした。

さらに、スペシャルゲストとしてパリ五輪に出場したフェンシング・サーブルの江村美咲選手とゴールボールの宮食行次選手が、応援メッセージと共に登壇。江村選手は、「大きな大会が近づくにつれて心が敏感になっていき、自分のやり方が正しいかどうかなど、いろいろなことを考えてしまうが、正解はないと思う。それぞれにそれぞれの強みがあるはずなので、自分らしさを信じて最高の舞台で一番輝いてほしい」とコメント。また、宮食選手はお笑い芸人・ゆってぃのギャグを引用し、「“チッチャイことは気にするな! それ、ワカチコ! ワカチコ!”の精神でがんばってほしい。これはゴールボール男子チームのキーフレーズで、国際大会では思いがけないトラブルがたくさん起きるが、そういうものにメンタルが左右されてしまうと結果がついてこない。何かトラブルが起きても、みんなで“ワカチコ! ワカチコ!”としたらチームが笑顔になり、それが金メダルにつながったと思っている。なので、みなさんもトラブルが起きたときは、芸人さんの顔を思い出しながら乗り越えてほしい」とエールを送った。

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ファミリーマートが「ザ・シンプソンズ」とのオリジナルアイテムを発売 ラインソックスには子ども用サイズも

ファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」は10月31日、米国のアニメーションシリーズ「ザ・シンプソンズ」のオリジナルアイテムを数量限定で発売した。取り扱いは、一部店舗を除く全国の店舗で行う。ラインアップには、スエット(全2サイズ、各3990円)やタオルインポーチ(2000円)ほか、シンプソン家をイメージした色合いのラインソックス(600円)は子ども用サイズを用意した。

また、11月4〜17日の期間中には、公式オンラインサイトで予約受け付けを行う。受け取り期間は、11月27日~12月10日。なお、アイテムによって取り扱い店舗が異なるため詳細は公式サイトに記載する。

ファンも楽しめるオリジナルデザイン

「ザ・シンプソンズ」は、マット・グレイニング(Matt Groening)原案のアメリカ史上最長のテレビアニメだ。ソックスのデザインにはブランド名と「ザ・シンプソンズ」のロゴをプリントし、同アニメのファンも楽しめるアイテムに仕上げた。足底はパイル編みの肉厚で、抗菌防臭加工を採用している。

スエットにはシンプソン一家のデザインをあしらった。素材には、毛羽立ちが少なく、肌触りの良い、ヘビーウエイトなUSAコットンを使用した。サイズはM〜Lの2サイズを用意した。ポーチは、ポーチ、タオル、タオル付ポーチの3ウエイで使えて、コンパクトに持ち運ぶことができる。

「コンビニエンスウェア」を手掛ける落合宏理デザイナーは同コレクションについて、「世界中から愛されているシンプソンズファミリーが全国のファミリーマートで展開されることで、さまざまな方々がアニメを観ているように笑顔になっていただきたい」とコメントしている。

アイテム一覧

>公式サイト

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「UGGの森」に息づくデッカーズジャパンの精神 多様性のある森づくりで目指す未来

「UGGの森」に息づくデッカーズジャパンの精神 多様性のある森づくりで目指す未来

奈良県南部、天川村の豊かな森の山あいで、デッカーズジャパンの社員たちが汗を流し、土を掘り、苗木を植えていく。「UGGの森」プロジェクトは、“多様性のある森づくりを継続的に支援し、森林だけでなく地域コミュニティも育む”ことを目指す植林活動だ。音楽家・坂本龍一が創設した森林保全団体「モア・トゥリーズ(more trees)」とのパートナーシップを通じて、2021年8月から活動を開始し、今年で5年目を迎えた。これまでに延べ120人を超える社員が参加し、約4ヘクタールの土地に累計2000本を植樹。自然と触れ、人とつながる体験を通じて、”People and Planet”、そして“Do Good and Do Great”という理念を行動で示している。

地域とともに育てる「UGGの森」

土に触れ、人とつながる
5年目の植樹活動

植樹エリアを目指し、チーム全員で山を登る。今回は標高1200メートルのところに植樹した

紀伊山地の奥深く、熊野川の源流に抱く天川村は、森林面積が村土の97%を占める。同村の洞川(どろがわ)地区は、修験道の聖地・大峯山の宿場町として開山以来1300年以上の歴史があり、当時の修験者が常備した和漢の生薬「陀羅尼助丸(だらにすけがん)」は、今もこの地の特産品として製造販売されている。そんな太古の姿をとどめる天川村では近年、林業の担い手不足や獣害など、森林資源の活用と保続が課題となっている。

こうした中で始まったのが、デッカーズジャパンによる「UGGの森」プロジェクトだ。“自然と共にあるライフスタイル”を掲げる「アグ(UGG)」の理念と、天川村の豊かな環境を未来につなげたいという思いが共鳴したことをきっかけに、「モア・トゥリーズ」と共に、地域と企業が協働する森づくりを推進。多様な植生を育みながら、持続可能な森づくりを目指している。

9月下旬に行われた5年目の植樹活動には、全国の「アグ」のストアスタッフ、本社メンバーに加え、デッカーズジャパン髙桑真ジェネラルマネージャーも参加。計17人のメンバーが、水谷伸吉「モア・トゥリーズ」事務局長、杉本和也・天川村の地域林政アドバイザー、村の林業関係者らと共に、2日間にわたり、2つのエリアに植樹した。

今回の植樹では、天川村のアイデンティティーであるキハダの苗木をメーンに植えた。地域では2019年から地元の情熱によって苗づくりが始まり、21年に本格的な植栽がスタートした。戦後復興期の木材需要を背景に植えられたスギやヒノキと異なり、広葉樹の森づくりには確立された技術がない。地域と企業が協働し、時間をかけて森を育てている。

体験が育む“Do Good”の精神

上:今回の植樹では、キハダに加え、ミズナラやウリハダカエデ、ケヤキなどの苗を植えた
下:杉本和也・天川村地域林政アドバイザー

杉本アドバイザーは「この活動は、自然に近い地域性豊かな森を人の手で再現しようという、従来の林業の枠を超えた大胆な挑戦だ。だが、単に木を植えるだけでなく、人と地域を育むことにもつながる」と語る。「『アグ』のような“カッコイイ会社”が泥臭い森づくりに真剣に取り組む姿が、若い世代に森林や地域への関心を芽生えさせるきっかけになっている」と続け、天川村ではデッカーズジャパンがプロジェクトに参加して以来、地域でも忘れかけていたキハダや森林資源への関心が再び高まっているという。「『UGGの森』の活動のおかげで、この村にも『アグ』や『ホカ』のファンが多いことを知った。高齢者も“アグゥ〜”と口にして、親しみを持ってくれている」と笑う。

植え終わった苗にはリボンをつけ、下刈りの際の目印に

鹿の食害や天候の影響など課題は多い。それでも、社員と村の人々が山の斜面で土を掘り、苗木を植え、鹿よけネットを張る。互いに声を掛け合いながら作業を進める姿が、自然と人との関係を新たに結び直している。その現場にこそ、デッカーズジャパンの社会活動の原点がある。参加した社員からは「自然と関わることで、ブランドの背景をより深く理解できた」「どの工程も木のことを一番に考えた方法で、“木を愛する気持ち”が伝わってくる植樹だった」との声が上がる。体験を通じて生まれた実感が企業文化の中に息づき、日々の仕事にも反映されていく。「UGGの森」は、その理念を形にする象徴的な場となっている。

5年目の植樹に参加したデッカーズジャパンチーム

行動でつなぐ
デッカーズジャパンの社会貢献

INTERVIEW

自然の力にリスペクトを
髙桑GMが語る、人が育つ森づくり

髙桑真デッカーズジャパン バイスプレジデント/ジェネラルマネージャー
PROFILE:(たかくわ・まこと)1972年生まれ、大阪府出身。大学卒業後、ファッション、ライフスタイル分野のインターナショナルブランドで経験を積み、2014年7月にバリー・ジャパンCEO兼プレジデントに就任。21年8月からゼニアジャパン プレジデントを務める。24年10月にデッカーズジャパンに入社し、現職

天川村での「UGGの森」植樹プロジェクトは、デッカーズジャパンにとって単なるCSR活動ではない。社員が自らの手で自然と向き合い、地域とつながる象徴的な取り組みだ。希望制で始まった活動は年々広がり、ブランドや役職を超えて多くの社員が参加するようになった。現場での体験を通じて育まれるのは、数字では測れない誇りとチームの絆、そして“Do Good and Do Great”という理念を行動で示す力だ。その取り組みに込めた思いを、髙桑真ジェネラルマネージャーに聞いた。

WWD:初めて「UGGの森」の植樹活動に参加した感想は?

髙桑真バイスプレジデント/ジェネラルマネージャー(以下、髙桑):土に触れるのは久しぶりだったが、千葉の山間部に住んでいることもあり、自然の中で過ごすことはとても心地よかった。林業や行政の方々と現場で話をすると、人としての温かさや自然へのリスペクトが強く伝わってきた。そして何より、実際に山の斜面で土を掘り、鹿よけネットを張る作業を通じて、森づくりがどれほど根気がいるかを実感した。ネット1枚を張るにも力と工夫が必要。写真で見る“森の再生”とは全く違うリアリティーがあり、足を運んでよかった。

WWD:社員の皆さんも生き生きと作業していたのが印象的だった。

髙桑:初対面同士が多いので最初は少し緊張していたようだったが、体を動かすうちに自然とチームワークが生まれていた。「アグ(UGG)」の社員は明るくポジティブで、ムードメーカーが多い。部署を超えて助け合いながら作業する姿に、「これこそデッカーズのカルチャーだ」と感じた。

「UGGの森」への参加は希望制。オフィス、ストアそれぞれから行きたい人を募り、ブランドを超えて協働することが当たり前になっている。ストアマネージャーから始まり、今はアシスタントマネージャーやスタッフへと広がっていて、年々参加希望者が増えている。今年は「アグ」と「ホカ」のメンバーが参加した。ブランドによって社員の“色”も違うが、互いの視点を持ち寄ることで新しい発想が生まれているようだ。年齢や役職を超えて本音で語り合える時間になっている。

“知ること、触れること”の大切さ
「UGGの森」はその象徴

WWD:“Do Good and Do Great”といった理念が社員に浸透している印象を受けた。

髙桑:私たちの評価制度には理念が明確に組み込まれていて、マンスリーミーティングでは必ず「今月どんな社会活動をしたか」を共有する。数字よりも“人の行動”から会議を始める。その積み重ねがカルチャーを作っている。また、“AOK(Art of Kindness)ウイーク”というボランティア週間があり、社員が自主的にアクションを起こす仕組みがある。例えば、「アグ」原宿店の副店長が中心になって街のゴミ拾いを企画したり、チーム単位で河川敷を清掃したり。これらは上からの指示ではなく、社員の意思から自然に生まれた活動だ。活動時間はシステム上で管理でき、寄付先を選べる仕組みも整っている。ボランティアを“評価のための活動”ではなく、“自分のための行動”として続けられる環境がある。それがデッカーズらしさだ。

WWD:こうしたカルチャーが自然と根付く背景には、どんな仕組みや風土があるのか。

髙桑:組織全体にフラットな文化があり、役職や年齢に関係なく意見を交わせる風土がある。経営層と現場の距離を縮めることが、組織を健康に保つ第一歩だと考えているので、私自身もマーケティングやHRなどの他部署と定期的にランチ会を開いて直接話を聞くようにしている。年に2回実施する社内意識調査も大切な指標だ。結果をもとに改善策をリーダーシップチームで話し合い、次の行動に結びつける。回答して終わりではなく、リアクションまでが一連のサイクルになっている。

WWD:「UGGの森」以外にも、幅広い社会活動を展開している。

髙桑:NPO法人アキレス・インターナショナル・ジャパン(視覚障がいランナー支援)や、認定NPO法人フローレンス(子育て支援)、環境保全のリーブノートレイスなどが主な活動だ。デッカーズにとってCRは、責任ではなく“社会に良い変化を生み出す行動”。地域に根ざし、より多様な世代とつながるブランドとして、社会に還元していくことの大切さを実感している。

WWD:今後、注力したい領域を教えてほしい。

髙桑:透明性と柔軟性の向上に取り組んでいきたい。新入社員がスムーズに企業カルチャーに馴染めるよう、オンボーディングを強化していく。私たちは外部から採用するよりも、社内で人材を育てるスタイルを重視しており、社員が“デッカーズの一員である誇り”を持てるよう支援している。また、私たちのビジネスは地域に根ざして生活するお客さまによって成り立っている。「UGGの森」などの現場体験は、ブランド理解や社会活動への意識を高める貴重な機会だ。お客さまと向き合うことは、すなわち社会と向き合うことだから。

WWD:最後に、「UGGの森」の活動を通じて伝えたいメッセージは?

髙桑:大げさなことではなく、“知ること、触れること”の大切さを伝えたい。人や自然と向き合う体験を通じて、相手を理解し、尊重する気持ちが育まれる。「UGGの森」は、その象徴のような存在だ。

PHOTOS : KAZUSHI TOYOTA
VIDEOGRAPHER : TAKERU YATSUSHIRO
問い合わせ先
デッカーズジャパン
0120-710-844

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「パレス スケートボード」が「ナイキ」とコラボ 2000年代初頭のサッカーカルチャーをテーマに

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は11月1日、「ナイキ(NIKE)」とのコラボアイテムを発売する。「パレス スケートボード」東京店および大阪店、福岡店、同公式オンライン、ドーバー ストリート マーケット ギンザで取り扱う。なお価格は発売まで非公開。

“トータル 90”に着想を得た
“P90”コレクション

コラボアイテムは、“P90”コレクションと題し、2000年代初頭のサッカーカルチャーをテーマとし、サッカーシューズ“トータル 90(TOTAl 90)”をイメージ。“P90”のグラフィックをあしらったシェルスーツとジャージ、トレーナーや、「パレス スケートボード」の“トライファーグ(TRI-FERG)”ロゴと、「ナイキ」の“スウッシュ”ロゴを重ねたトラックスーツとセーター、パーカ、Tシャツ、ショートパンツなどをラインアップ。キャンペーン映像は、アラスデア・マクレラン(Alasdair McLellan)が撮影した。

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オーダースーツ好調の「カシヤマ」が新業態で“ライフスタイル提案”に踏み込むワケ

オンワードパーソナルスタイル(関口猛社長)が展開するオーダーメイドブランドの「カシヤマ(KASHIYAMA)」はこのほど、関東エリア初となる“ライフスタイル一体型”の新業態店舗「カシヤマ 流山おおたかの森S・C店」をオープンした。ブランドの主力であるスーツのオーダーサービスに加え、カジュアル、アウトドア、ゴルフといった幅広いアイテムを扱う複合ブランド店舗となる。

店舗面積は191平方メートル。メンズ・ウィメンズのオーダースーツをはじめ、フォーマルスーツ、日本製オーダーシャツやブラウスなど、多様なニーズに対応するラインアップを展開し、仕上がりイメージを直感的に確認できる豊富なサンプルを揃える。

その他のゾーンでは、オンワード樫山傘下の「J.プレス オリジナルズ(J.PRESS ORIGINALS)」「ジョセフ アブード マウンテン(JOSEPH ABBOUD MOUNTAIN)」「ピー ダブリュー サーキュラス(PW CIRCULUS)」の3ブランドを取り扱う。ビジネスから休日、アウトドアやゴルフなど趣味の時間まで、オンとオフを横断してトータルなライフスタイルを提案する。

「カシヤマ」は2017年10月、オーダースーツ業態として事業を開始。中国・大連の自社工場を軸にしたSPAモデルで、企画から製造・販売までを一貫管理し、体型に合わせたスーツを3万円台から提供してきた。店頭ではデジタルによる顧客管理と1時間の密な接客を組み合わせ、きめ細やかなサービスを実現。コロナ禍以降も2ケタ成長を継続し、25年2月期の売上高は前期比37%増の62億円に達した。さらに今年8月には、大連工場と同規模の第2工場を新設し、生産能力を拡大。26年2月期は同21.5%増の75億円を見込む。

なぜライフスタイル業態?

現在、全国に約70店舗を展開し、オーダースーツ業態としての基盤を築いてきた同ブランドが、なぜ“ライフスタイル型”へチャレンジするのか。その背景には、現場で蓄積してきた顧客の声がある。

「カシヤマは比較的手の届きやすい価格帯ながら、平均1時間を超える接客を強みとしている。その中で、オン(仕事)の相談だけでなく、オフ(プライベート)に関する悩みも多く寄せられる。『ゴルフやアウトドアが趣味だが、どこで服を買えば良いか』『自分の体型に合うカジュアル服が少ない』といった声だ。お客様から得たパーソナリティーや体型、趣味などの情報をビジネスにつなげたいと考えた」(関口猛社長)。

「J.プレス」や「ジョセフ アブード マウンテン」は既に百貨店チャネルで展開しているが、新業態ではショッピングセンター(SC)の客層に合わせて商品構成を再構築。よりリアルな生活圏に近い場で、日常に寄り添うウエアを提案する。

SC事業拡大の布石、男性を取り込む

オンワードグループは近年、百貨店依存から脱却し、SCチャネルの拡充に注力している。郊外型の大型業態「オンワード・クローゼット・セレクト」は、ブランド集積と利便性を兼ね備え、都心へのアクセスが難しい層や短時間で買い物を済ませたい女性に支持を得て成功を収めている。今回の「カシヤマ 流山おおたかの森S・C店」は、こうした成功モデルを男性顧客に拡張する試みでもあるだろう。忙しく働く男性に向けて、オーダーを軸とした日常のスタイル提案を深化させる。

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イケてる中国ブランドを知りたい

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年10月27日号からの抜粋です)

横山:中国専門ジャーナリストの高口康太さんと上海在住のヒキタミワさんの連載を担当していて、ファッション&ビューティからビジネス、テック系、ライフスタイルまで、アグレッシブでときに面白い中国のネタが飛んでくるんですよ。その一方で日本で話題になるのはインバウンド消費としての切り口が多くて、さらに中国のファッションやブランドってあまり入ってこないな、と。そんな「新しい中国」をもっと知ってほしいというのが中国特集企画のきっかけでした。

黄:上海発の「シュシュトン(SHUSHU/TONG)」や、中国出身でアメリカ育ちのデザイナー、ヴィヴィアーノ・スー(Viviano Sue)が手掛ける「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」などは、いわゆる“ザ 中国ブランド”とは異なるので、皆さんに新しい知見や視点を与えられる特集になればうれしいです。

横山:先行して日本市場に進出したブランドとしては「アイシクル(ICICLE)」や「JNBY(ジェイエヌビーワイ)」があるけど、あまりうまくいかず、実質撤退しています。今ラフォーレ原宿で長期のポップアップをしている「ウーヤー」も含め、質も価格もアフォーダブル・ラグジュアリーにハマる。その意味で今こそ可能性がありそう。ただ、中国ってECがめちゃくちゃ進んでいて、逆に日本の店舗先行型の市場だと相性が良くないブランドも多いかも。

個人ブランドこそ、まさに中国らしい

黄:そのあたりのブランドは高額で、若い世代が身にまとうイメージではないです。逆に僕にとっては、タオバオで売っている個人ブランドこそ、まさに中国らしいです。今っぽさがありつつ、価格も安い。中国では誰もが知っている「シンプルプロジェクト」や「クライングセンター」は、インスタでも発信していて、多分、言われなければ中国発とは分からないんじゃないですかね。

横山:オシャレだし、すごく面白いよね。ストリート系の中国ブランドを扱う都内の店もコミュニティー感があるし、特集第2弾をやろうよ!

黄:キム・ジョーンズ(Kim Jones)が「波司登(ボシデン)」の新ラインのクリエイティブ・ディレクターを務めるというニュースも飛び込んできました。中国ファッションはこれからさらに面白くなると思います。

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やぶそば一門で唯一、商業施設にチェーン展開する「杉並藪蕎麥」  2代目は、リクルートとルイ・ヴィトンで学んだ異色のキャリアを活かして、全店で月商1000万円超え

【記事のポイント】 ●リクルートで起業家精神、ルイ・ヴィトン ジャパンで老舗の誇りを学んだ、登坂氏は、これまでのキャリアが今の仕事に活かされている。
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「ゾフ」と「マキアージュ」がアイウエアを共同企画 血色感&中顔面短縮効果を宿す“メイクフレーム”

「ゾフ(ZOFF)」は、資生堂のメイクアップブランド「マキアージュ(MAQUILLAGE)」と共同開発したコラボレーションアイウエア“Zoff SMART with MAQuillAGE”を11月13日に発売する。「ゾフ・スマート(ZOFF SMART)」シリーズから全3型を用意し、価格は各1万2200円でセットレンズ代込み。詳細は発売日に公式サイトで公開する予定だ。

コラボコレクションの最大の特徴は、フレームにメイク効果を取り入れた点。中顔面短縮効果や小顔効果が期待できる形状に加え、グラデーションカラーによるチーク効果で血色感を演出する。他社で展開しているカラーレンズではなく、フレームによってこれらをかなえる新発想の“メイク効果のあるメガネ”だ。

ラインアップは、逆グラデーションで血色感&中顔面短縮効果を得られるピンク系とコーラル系の2型と、「ゾフ」で人気のべっこう柄“ピンクデミ”をピンク感強めにアップデートした1型。各型3色ずつをそろえ、肌トーンに合ったカラーを選べる。

「メインターゲットは女性ですが、“ピンクデミ”は肌を自然に明るく見せてくれるので、男女問わず使いやすいと思います」と、商品企画を担当したフレーム・雑貨MD部 SMARTグループ チーフの種田智佳さん。確かに“メイク効果のあるメガネ”と聞くと女性向けの印象が強いが、近年は美容意識の高い男性も増えている。そうした背景を踏まえると、この“ピンクデミ”はさりげないピンクトーンが魅力で、性別を問わず顔なじみがよい。ナチュラルに印象をアップデートしたい男性にも、ぜひ試してほしい1本だ。

「目が小さく見える」を二人三脚で解決

今回のコラボレーションは第2弾となる。2025年4月に公開した第1弾では“運命のブラウン×メガネメイク”をテーマに、メガネとメイクの相乗効果で瞳の印象を引き立てるメイクキャンペーンを展開。この好評を受け、今回はより踏み込んでアイウエアそのものを共同開発するに至った。開発には「マキアージュ」をはじめとする資生堂の広告や商品開発に携わるヘアメイクアップアーティスト、阿保麻都香さんのアイデアを採用。阿保さんは逆グラデーションの発想やピンクの発色具合、割合などを提案したそうだ。

ベースとなる「ゾフ・スマート」シリーズは、累計販売本数約900万本を誇るブランドの基幹モデル(2025年1月末時点)。軽さ・柔軟さ・壊れにくさを徹底的に追求し、幅広い世代から支持を得ている一方で、度入りレンズ特有の「目が小さく見える」「メイクが映えない」といった悩みもあった。種田さんは「そんな悩みを解消すべく、目元ぱっちりをかなえる『マキアージュ』の“運命のブラウン”に共感し、『ゾフ』からオファーしました」と話す。

販促にも力を入れる。ゴールデンゾーンとなる売り場の一角をこのコラボ製品で構成し、通常はメガネを並べるスペースも大きなポップアップに。店頭にはリール動画を流すモニターも導入予定だ。オンライン・店舗・SNSの全てを連動し、訴求効果を最大化させる。

「ゾフ」は、このコラボアイテムをきっかけにZ世代の若年層の獲得を狙う。「20代女性の取り込みが会社全体としての課題です。若い世代には、メガネをメイクの一部として取り入れてほしい。『メガネは視力を補うだけではない』というメッセージも伝えていきたく、今回の取り組みに力を入れました」と種田さんは意気込む。25年2月にリブランディングした「マキアージュ」のブランド若返りの目標とも重なり、両ブランドは二人三脚でメイクとアイウエアの新しい関係性を提案していく考えだ。

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「ゾフ」と「マキアージュ」がアイウエアを共同企画 血色感&中顔面短縮効果を宿す“メイクフレーム”

「ゾフ(ZOFF)」は、資生堂のメイクアップブランド「マキアージュ(MAQUILLAGE)」と共同開発したコラボレーションアイウエア“Zoff SMART with MAQuillAGE”を11月13日に発売する。「ゾフ・スマート(ZOFF SMART)」シリーズから全3型を用意し、価格は各1万2200円でセットレンズ代込み。詳細は発売日に公式サイトで公開する予定だ。

コラボコレクションの最大の特徴は、フレームにメイク効果を取り入れた点。中顔面短縮効果や小顔効果が期待できる形状に加え、グラデーションカラーによるチーク効果で血色感を演出する。他社で展開しているカラーレンズではなく、フレームによってこれらをかなえる新発想の“メイク効果のあるメガネ”だ。

ラインアップは、逆グラデーションで血色感&中顔面短縮効果を得られるピンク系とコーラル系の2型と、「ゾフ」で人気のべっこう柄“ピンクデミ”をピンク感強めにアップデートした1型。各型3色ずつをそろえ、肌トーンに合ったカラーを選べる。

「メインターゲットは女性ですが、“ピンクデミ”は肌を自然に明るく見せてくれるので、男女問わず使いやすいと思います」と、商品企画を担当したフレーム・雑貨MD部 SMARTグループ チーフの種田智佳さん。確かに“メイク効果のあるメガネ”と聞くと女性向けの印象が強いが、近年は美容意識の高い男性も増えている。そうした背景を踏まえると、この“ピンクデミ”はさりげないピンクトーンが魅力で、性別を問わず顔なじみがよい。ナチュラルに印象をアップデートしたい男性にも、ぜひ試してほしい1本だ。

「目が小さく見える」を二人三脚で解決

今回のコラボレーションは第2弾となる。2025年4月に公開した第1弾では“運命のブラウン×メガネメイク”をテーマに、メガネとメイクの相乗効果で瞳の印象を引き立てるメイクキャンペーンを展開。この好評を受け、今回はより踏み込んでアイウエアそのものを共同開発するに至った。開発には「マキアージュ」をはじめとする資生堂の広告や商品開発に携わるヘアメイクアップアーティスト、阿保麻都香さんのアイデアを採用。阿保さんは逆グラデーションの発想やピンクの発色具合、割合などを提案したそうだ。

ベースとなる「ゾフ・スマート」シリーズは、累計販売本数約900万本を誇るブランドの基幹モデル(2025年1月末時点)。軽さ・柔軟さ・壊れにくさを徹底的に追求し、幅広い世代から支持を得ている一方で、度入りレンズ特有の「目が小さく見える」「メイクが映えない」といった悩みもあった。種田さんは「そんな悩みを解消すべく、目元ぱっちりをかなえる『マキアージュ』の“運命のブラウン”に共感し、『ゾフ』からオファーしました」と話す。

販促にも力を入れる。ゴールデンゾーンとなる売り場の一角をこのコラボ製品で構成し、通常はメガネを並べるスペースも大きなポップアップに。店頭にはリール動画を流すモニターも導入予定だ。オンライン・店舗・SNSの全てを連動し、訴求効果を最大化させる。

「ゾフ」は、このコラボアイテムをきっかけにZ世代の若年層の獲得を狙う。「20代女性の取り込みが会社全体としての課題です。若い世代には、メガネをメイクの一部として取り入れてほしい。『メガネは視力を補うだけではない』というメッセージも伝えていきたく、今回の取り組みに力を入れました」と種田さんは意気込む。25年2月にリブランディングした「マキアージュ」のブランド若返りの目標とも重なり、両ブランドは二人三脚でメイクとアイウエアの新しい関係性を提案していく考えだ。

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