「サカイ」が共有する優しい時間 包み込むことで生み出す新しいシルエット

「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。

優しく包み込むようなシルエット

ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。

コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。

安らぎを求める気持ちへのアンサー

今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。

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「サカイ」が共有する優しい時間 包み込むことで生み出す新しいシルエット

「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。

優しく包み込むようなシルエット

ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。

コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。

安らぎを求める気持ちへのアンサー

今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。

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「サカイ」が共有する優しい時間 包み込むことで生み出す新しいシルエット

「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。

優しく包み込むようなシルエット

ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。

コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。

安らぎを求める気持ちへのアンサー

今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。

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「サカイ」が共有する優しい時間 包み込むことで生み出す新しいシルエット

「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。

優しく包み込むようなシルエット

ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。

コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。

安らぎを求める気持ちへのアンサー

今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。

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「サカイ」が共有する優しい時間 包み込むことで生み出す新しいシルエット

「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。

優しく包み込むようなシルエット

ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。

コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。

安らぎを求める気持ちへのアンサー

今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。

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「ケイト」と「リカちゃん」がコラボ リカちゃん用のリップやメイクパクトが登場 渋谷でイベントも

タカラトミーは4月19日、同社の着せ替え人形「リカちゃん」とカネボウ化粧品のメイクアップブランド「ケイト(KATE)」のコラボレーション製品“ケイト リカ-メイク マイ カラー-”(5940円)を発売する。全国の玩具専門店、百貨店および量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式オンラインサイト“タカラトミーモール”などで取り扱う。また、発売日前日の18日には、シブヤ サクラ ステージで先行体験イベントを開催する。

まるで本物のようなメイク小物が登場

同製品は、人形用のレッドとオレンジのリップや3色のメイクパクトでリカちゃんのメイク遊びが楽しめるドールセットだ。メイクアイテムは「ケイト」のブランドカラーである黒を基調としたデザインとサイズ感にこだわった。さらに、リカちゃんのメイクはリップやアイカラーが映えるようにナチュラルに、ヘアスタイルはノーバングの大人っぽいスタイルに仕上げた。

同コラボでは“ケイト リカ-メイク マイ カラー-”のほかに、5色のメイクパクトとメイクポーチを加えた“ケイト リカ-メイク マイ カラー-DX”(8250円)と詰め替え用メイクインクのリフィルセット“ケイト リカ メイクリフィルセット”(2200円)もラインアップする。

発売日前日に開催する先行体験イベントでは、“ケイト リカ-メイク マイ カラー-”を体験できるワークショップやコラボフォトスポットに加え、大人向けに「ケイト」の新製品のタッチアップを体験できるブースも設ける。

先行体験イベント概要

日程:4月18日
場所:シブヤ サクラ ステージ 3階イベントスペース
住所:東京都渋谷区桜丘町1-1

特設サイト

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「ミュウミュウ」が国内5店舗にカスタムスタジオを限定オープン スニーカーを自由にアレンジ

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は3月15日〜4月6日までの期間、購入したスニーカーをカスタマイズできる“ミュウミュウ カスタム スタジオ”をオープンする。3月15〜17日の期間ジェイアール名古屋タカシマヤ店で、21〜23日の期間神戸店で、21〜25日の期間青山店で、4月4〜6日の期間銀座店と福岡岩田屋店で開催する。

“ミュウミュウ カスタム スタジオ”

店舗では、ミニマルなシルエットが特徴的な“プリューム”や2025年春夏コレクションで登場したスポーティーなスタイルの“ジムナジウム”、ブランドが誕生した1990年代に着想した“タイヤ”など、さまざまなスタイルのスニーカーをラインアップ。遊び心溢れるチャームやシューレースを使い、自分好みの一足にカスタムすることができる。アレンジ素材のマイクロチャームはスニーカーのほか、バッグやウオレットにも取り付け可能だ。

開催概要

◼️“ミュウミュウ カスタム スタジオ”

ジェイアール名古屋タカシマヤ店
日程:3月15〜17日
場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ2階
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4

神戸店
日程:3月21〜23日
住所:兵庫県神戸市中央区明石町18-1

青山店
日程:3月21〜25日
住所:東京都港区南青山3-17

銀座店
日程:4月4〜6日
住所:東京都中央区銀座2-6-5

福岡岩田屋店
日程:4月4〜6日
場所:岩田屋本店本館1階
住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-35

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奇想天外なネイキッドタンクトップから白塗りのチャペル・ローンまで 2025-26年秋冬パリコレ話題モーメント

2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク(通称パリコレ)が11日閉幕した。全8日間に渡り、全108ブランドが新コレクションを発表した今季のパリコレ。思わず声が出てしまうようなエキセントリックなルックから、もはや誰だか分からないアイコニックな装いのセレブたちが並ぶフロントローまで、SNSにさまざまな話題を提供した。ここでは、最も検索されたパリコレモーメントをまとめてプレイバックする。

ランウエイルック

「コペルニ」

「コペルニ(COPERNI)」が今回のコレクションで発表した、「レイバン(RAY-BAN)」とのコラボスマートサングラスが話題を集めた。日本には未上陸のスマートグラスライン“レイバン メタ コレクション(RAY-BAN META COLLECTION)”をベースにデザインされた本アイテムの価格は549ドル(約8万1000円)で、3600個限定で展開する予定だ。

「ドリス ヴァン ノッテン」

今回のパリコレの目玉の1つであった、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)新クリエイティブ・ディレクターによる新生「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」はやはり注目の的だった模様。

詳しいレポートは以下の記事から

「デュラン ランティンク」

オランダ出身のデザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)が手がける「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」の最新コレクション“Duranimal”が話題に。渦中のルックは、女性の胸元を模ったタンクトップをメンズモデルが着用したショーのラストルック。センセーショナルなビジュアルはたちまちSNS上を駆け巡り、賛否両論さまざまな反応を引き起こした。

デザイナーは本コレクションについて「これはコスプレであり、形についての悪趣味な遊びでもある。毎シーズン私たちは元のピースをどのように面白くするかに挑戦しているのだ」と語っている。

来場セレブの個性派スタイル

ドーチー @「スキャパレリ」

「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」に来場したグラミー賞受賞歌手ドーチー(Doechii)のスタイリングがバイラルに。普段の個性的な装いとは一転、白のプランジングドレスにダークブルーのデニムコルセットを合わせ、ゴージャスな装いを披露していた。

クルス・ベッカムカップル @「ヴィクトリア ベッカム」

「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」の会場にはデザイナー、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)の息子クルス・ベッカム(Cruz Beckham)とその彼女のジャッキー・アポステル(Jackie Apostel)の姿が。ベッカム家ファミリーが姿を見せる同ブランドのショーは毎年ファンの注目を集めているが、今年も例外ではなかったようだ。

パリス・ジャクソン @「ステラ マッカートニー」

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のショーに来場したパリス・ジャクソン(Paris Jackson)のネイキッドドレスが賛否両論を呼んでいる。

世間の反応についてジャクソンは自身のインスタグラムで「どうして人体が多くの人に不快感を与える要因になっているのか分からない。体はただの体。私たちの体に不快感を感じないで。あなたも私も持っているものなのだから。大丈夫、何も問題は無いのだから」とコメントした。

チャペル・ローン

ファッションウイークデビューを果たした歌手のチャペル・ローン(Chappell Roan)は、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「ラバンヌ(RABANNE)」「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」など多数のブランドから引っ張りだこ。顔を白く塗ったドラァグクイーン風メイクでフロントローに着席し、「なぜチャペル・ローンは白塗りなの?」と登場の度にSNSで話題に上った。

アイス・スパイス @「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」でチャペル・ローンと並んでフロントローに座るなど、パリコレを最前席で盛り上げたラッパーのアイス・スパイス(Ice Spice)だが、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」には1時間遅刻して到着。即席で用意されたフロントロー席に座りショーを楽しんだ。

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奇想天外なネイキッドタンクトップから白塗りのチャペル・ローンまで 2025-26年秋冬パリコレ話題モーメント

2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク(通称パリコレ)が11日閉幕した。全8日間に渡り、全108ブランドが新コレクションを発表した今季のパリコレ。思わず声が出てしまうようなエキセントリックなルックから、もはや誰だか分からないアイコニックな装いのセレブたちが並ぶフロントローまで、SNSにさまざまな話題を提供した。ここでは、最も検索されたパリコレモーメントをまとめてプレイバックする。

ランウエイルック

「コペルニ」

「コペルニ(COPERNI)」が今回のコレクションで発表した、「レイバン(RAY-BAN)」とのコラボスマートサングラスが話題を集めた。日本には未上陸のスマートグラスライン“レイバン メタ コレクション(RAY-BAN META COLLECTION)”をベースにデザインされた本アイテムの価格は549ドル(約8万1000円)で、3600個限定で展開する予定だ。

「ドリス ヴァン ノッテン」

今回のパリコレの目玉の1つであった、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)新クリエイティブ・ディレクターによる新生「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」はやはり注目の的だった模様。

詳しいレポートは以下の記事から

「デュラン ランティンク」

オランダ出身のデザイナーのデュラン・ランティンク(Duran Lantink)が手がける「デュラン ランティンク(DURAN LANTINK)」の最新コレクション“Duranimal”が話題に。渦中のルックは、女性の胸元を模ったタンクトップをメンズモデルが着用したショーのラストルック。センセーショナルなビジュアルはたちまちSNS上を駆け巡り、賛否両論さまざまな反応を引き起こした。

デザイナーは本コレクションについて「これはコスプレであり、形についての悪趣味な遊びでもある。毎シーズン私たちは元のピースをどのように面白くするかに挑戦しているのだ」と語っている。

来場セレブの個性派スタイル

ドーチー @「スキャパレリ」

「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」に来場したグラミー賞受賞歌手ドーチー(Doechii)のスタイリングがバイラルに。普段の個性的な装いとは一転、白のプランジングドレスにダークブルーのデニムコルセットを合わせ、ゴージャスな装いを披露していた。

クルス・ベッカムカップル @「ヴィクトリア ベッカム」

「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」の会場にはデザイナー、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)の息子クルス・ベッカム(Cruz Beckham)とその彼女のジャッキー・アポステル(Jackie Apostel)の姿が。ベッカム家ファミリーが姿を見せる同ブランドのショーは毎年ファンの注目を集めているが、今年も例外ではなかったようだ。

パリス・ジャクソン @「ステラ マッカートニー」

「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のショーに来場したパリス・ジャクソン(Paris Jackson)のネイキッドドレスが賛否両論を呼んでいる。

世間の反応についてジャクソンは自身のインスタグラムで「どうして人体が多くの人に不快感を与える要因になっているのか分からない。体はただの体。私たちの体に不快感を感じないで。あなたも私も持っているものなのだから。大丈夫、何も問題は無いのだから」とコメントした。

チャペル・ローン

ファッションウイークデビューを果たした歌手のチャペル・ローン(Chappell Roan)は、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「ラバンヌ(RABANNE)」「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」など多数のブランドから引っ張りだこ。顔を白く塗ったドラァグクイーン風メイクでフロントローに着席し、「なぜチャペル・ローンは白塗りなの?」と登場の度にSNSで話題に上った。

アイス・スパイス @「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」でチャペル・ローンと並んでフロントローに座るなど、パリコレを最前席で盛り上げたラッパーのアイス・スパイス(Ice Spice)だが、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」には1時間遅刻して到着。即席で用意されたフロントロー席に座りショーを楽しんだ。

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【スナップ】「アヴァヴァヴ」流ストリートスポーツ 「アディダス」コラボ大人気

「アヴァヴァヴ(AVAVAV)」は、ミラノ・ファッション・ウイーク最終日に2025-26年秋冬コレクションを発表した。同ブランドのショーは毎回ユーモラスな演出に振り切っており、お騒がせ系デザイナーとしてミラノで存在感を放つ。ショー来場者は、スポーツウエアとストリートをミックスした定番スタイルを、ユーモア満載にツイスト。日本からは、モデルの秋元梢も来場した。

ゲストに人気だったのは、2025年春夏コレクションで登場した「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とのコラボアイテムだ。Wネームのロゴ入りのトラックスーツは単品で着用し、自己流にアレンジしたスタイリングが目立った。さらに、クロップド丈のジャケットや、同ブランドの人気アイテムであるフレアパンツ、ピンタックで裾がダブダブとたまるトラックパンツ、SNSでバズを起こしたショルダーレスのフーディーなども目立った。

「アディダス オリジナルス」とのコラボは、2025-26年秋冬コレクションでも継続。ショーでは裂けたスカートやトップス、ほつれて色あせたようなディテールのパーカやショーツとフットウエアなど、アレンジ強めのウエアがラインアップした。

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小嶋陽菜の「ハーリップトゥ ビューティ」の人気ボディークリームにローズの香りが仲間入り

小嶋陽菜がプロデュースするビューティブランド「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は4月4日、人気アイテム“センシュアルリッチ ボディクリーム”から、新しくローズの香りの“ローズ ブランシュ”(180g、4600円)を発売する。3月20日から大阪 ルクア イーレ店で先行販売を行う。

“センシュアルリッチ ボディクリーム”は、8種の植物オイルや5種のセラミドなどの美容成分を配合したボディークリーム。特殊乳化技術の採用により、オイルリッチな保湿力と肌にするっと馴染むさらりとした使い心地の両立を実現した。

ロマンチックなバラの香り

今回登場する“ローズ ブランシュ”は、爽やかで上品な3種のローズが織りなす芳醇で甘い香り。ホワイトローズペタルが軽やかに香るトップから、センティフォリアローズの華やかで芳醇な甘い香りにエレガントで爽やかなラベンダーが覗くミドル、そしてアガーウッドの奥深いスモーキーさとシストローズのアンバーグリスやムスクを思わせる甘さが交差するラストへ、時間が経つにつれ深く洗練されていく香調を楽しめる。

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小嶋陽菜の「ハーリップトゥ ビューティ」の人気ボディークリームにローズの香りが仲間入り

小嶋陽菜がプロデュースするビューティブランド「ハーリップトゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は4月4日、人気アイテム“センシュアルリッチ ボディクリーム”から、新しくローズの香りの“ローズ ブランシュ”(180g、4600円)を発売する。3月20日から大阪 ルクア イーレ店で先行販売を行う。

“センシュアルリッチ ボディクリーム”は、8種の植物オイルや5種のセラミドなどの美容成分を配合したボディークリーム。特殊乳化技術の採用により、オイルリッチな保湿力と肌にするっと馴染むさらりとした使い心地の両立を実現した。

ロマンチックなバラの香り

今回登場する“ローズ ブランシュ”は、爽やかで上品な3種のローズが織りなす芳醇で甘い香り。ホワイトローズペタルが軽やかに香るトップから、センティフォリアローズの華やかで芳醇な甘い香りにエレガントで爽やかなラベンダーが覗くミドル、そしてアガーウッドの奥深いスモーキーさとシストローズのアンバーグリスやムスクを思わせる甘さが交差するラストへ、時間が経つにつれ深く洗練されていく香調を楽しめる。

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【2025年夏コスメ】「セルヴォーク」から異なる色彩と質感を掛け合わせたニュアンスメイクコレクション

「セルヴォーク(CELVOKE)」は、2025年夏のメイクアップコレクション第1弾を4月11日に、第2弾を25日に発売する。第1弾は3月28日から、第2弾は4月11日から先行予約を受け付ける。本コレクションのテーマは“ターン ザ テーブルズ(Turn the tables)”。異なる色彩と質感、輝きを掛け合わせることで、ひとりの個性に組み込まれた多面的な魅力を引き出すアイテムをラインアップする。

11日発売アイテム

“インフィニトリー カラー N”

“インフィニトリー カラー N”(新12色うち限定3色、各3520円)は、アイ、チーク、リップに使用できるマルチフェイスカラー。真球状パウダーとなめらかなゲルを掛け合わせることで、すべらかな伸び感としっとりした保湿感を両立した。

カラーは新色9色と、数量限定色2色、伊勢丹新宿本店と阪急うめだ本店限定色1色の全12色をラインアップ。普段使いしやすいクリアなライトオレンジベージュからコケティッシュな魅力を引き出すモーヴベージュ、銀河のようなブルーピンクのパールカラーまで幅広いカラーで展開する。

“シュアネス アイライナーリキッド C”

“シュアネス アイライナーリキッド C”(新2色、各3080円)は、印象的なニュアンスカラーでアイメイクをきりりと引き締めるリキッドアイライナー。濁りのない発色と艶感で、忘れられない余韻を演出する。カラーは深海の闇を覗くようなディープブルー“ダスクブルー”と煌めく透けボルドー“ルビーソーダ”の全2色で展開する。

“インディケイト アイブロウパウダー”

“インディケイト アイブロウパウダー”(新1色、3850円)はテクニックレスで眉に馴染み、ふわっと抜け感のある仕上がりをかなえるアイブロウパウダー。パール配合で、光を味方につけたふんわりとした立体感を簡単に描ける。今回登場するカラーは、クラシカルベージュ、ピンクブラウン、コットンピンクをセットにした“ロージーブラウン”。

“インディケイト アイブロウマスカラ C”

“インディケイト アイブロウマスカラ C”(新1色、3080円)は、カラーピグメントを均一に分散させる処方で、眉を1本1本繊細にコーティングするアイブロウマスカラ。モーヴカラーのニュアンスを含んだクリーミーなミルクティベージュカラーが、洗練されたニュアンスメイクをかなえる。

25日発売アイテム

“モイステン リップドロップ”

“モイステン リップドロップ”(新7色うち限定2色、各3300円)は、美容液成分98%配合のリップグロス。光を透けさせるシースルー発色と均一な艶、さりげないプランプアップ効果により潜在的な魅力を引き出す。

カラーは新色5色と数量限定色1色、ルミネ有楽町とルミネ新宿1限定色1色の全7色。上品な血色感をかなえるウォームピンクベージュや肌を美しく見せるベリーレッド、多彩パール入りのアイスブルーなど、夏にぴったりのニュアンスカラーを取りそろえた。

“エクスプレッシヴ アイズ”

“エクスプレッシヴ アイズ”(新1色、9350円)は、降り注ぐ幸運の星屑を多幸感溢れるニュアンスカラーに閉じ込めた9色アイシャドウパレット。ドラマチックなグリッター、奥ゆきを生み出すシャイニー、繊細な艶で魅せるシルクの3種の質感が洗練された眼差しを演出する。

マスカラ2品

“オムニコンシャス ラッシュ”(新1色、3850円)と“オムニコンシャス スパークルラッシュ”(新1色、3850円)は、セパレート、ロングラッシュ、カールキープのすべてをかなえるマスカラ。お湯落ちするフィルムタイプで、汗や皮脂、水に強く、クレンジングの瞬間まで美しさをキープする。

今回は、“オムニコンシャス ラッシュ”から端正なくすみが魅力的なインディゴブルーを、“オムニコンシャス スパークルラッシュ”からダイヤモンドとサファイヤを砕いて散りばめたような、スパークル感のあるクリアブルーをラインアップする。

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【2025年夏コスメ】「セルヴォーク」から異なる色彩と質感を掛け合わせたニュアンスメイクコレクション

「セルヴォーク(CELVOKE)」は、2025年夏のメイクアップコレクション第1弾を4月11日に、第2弾を25日に発売する。第1弾は3月28日から、第2弾は4月11日から先行予約を受け付ける。本コレクションのテーマは“ターン ザ テーブルズ(Turn the tables)”。異なる色彩と質感、輝きを掛け合わせることで、ひとりの個性に組み込まれた多面的な魅力を引き出すアイテムをラインアップする。

11日発売アイテム

“インフィニトリー カラー N”

“インフィニトリー カラー N”(新12色うち限定3色、各3520円)は、アイ、チーク、リップに使用できるマルチフェイスカラー。真球状パウダーとなめらかなゲルを掛け合わせることで、すべらかな伸び感としっとりした保湿感を両立した。

カラーは新色9色と、数量限定色2色、伊勢丹新宿本店と阪急うめだ本店限定色1色の全12色をラインアップ。普段使いしやすいクリアなライトオレンジベージュからコケティッシュな魅力を引き出すモーヴベージュ、銀河のようなブルーピンクのパールカラーまで幅広いカラーで展開する。

“シュアネス アイライナーリキッド C”

“シュアネス アイライナーリキッド C”(新2色、各3080円)は、印象的なニュアンスカラーでアイメイクをきりりと引き締めるリキッドアイライナー。濁りのない発色と艶感で、忘れられない余韻を演出する。カラーは深海の闇を覗くようなディープブルー“ダスクブルー”と煌めく透けボルドー“ルビーソーダ”の全2色で展開する。

“インディケイト アイブロウパウダー”

“インディケイト アイブロウパウダー”(新1色、3850円)はテクニックレスで眉に馴染み、ふわっと抜け感のある仕上がりをかなえるアイブロウパウダー。パール配合で、光を味方につけたふんわりとした立体感を簡単に描ける。今回登場するカラーは、クラシカルベージュ、ピンクブラウン、コットンピンクをセットにした“ロージーブラウン”。

“インディケイト アイブロウマスカラ C”

“インディケイト アイブロウマスカラ C”(新1色、3080円)は、カラーピグメントを均一に分散させる処方で、眉を1本1本繊細にコーティングするアイブロウマスカラ。モーヴカラーのニュアンスを含んだクリーミーなミルクティベージュカラーが、洗練されたニュアンスメイクをかなえる。

25日発売アイテム

“モイステン リップドロップ”

“モイステン リップドロップ”(新7色うち限定2色、各3300円)は、美容液成分98%配合のリップグロス。光を透けさせるシースルー発色と均一な艶、さりげないプランプアップ効果により潜在的な魅力を引き出す。

カラーは新色5色と数量限定色1色、ルミネ有楽町とルミネ新宿1限定色1色の全7色。上品な血色感をかなえるウォームピンクベージュや肌を美しく見せるベリーレッド、多彩パール入りのアイスブルーなど、夏にぴったりのニュアンスカラーを取りそろえた。

“エクスプレッシヴ アイズ”

“エクスプレッシヴ アイズ”(新1色、9350円)は、降り注ぐ幸運の星屑を多幸感溢れるニュアンスカラーに閉じ込めた9色アイシャドウパレット。ドラマチックなグリッター、奥ゆきを生み出すシャイニー、繊細な艶で魅せるシルクの3種の質感が洗練された眼差しを演出する。

マスカラ2品

“オムニコンシャス ラッシュ”(新1色、3850円)と“オムニコンシャス スパークルラッシュ”(新1色、3850円)は、セパレート、ロングラッシュ、カールキープのすべてをかなえるマスカラ。お湯落ちするフィルムタイプで、汗や皮脂、水に強く、クレンジングの瞬間まで美しさをキープする。

今回は、“オムニコンシャス ラッシュ”から端正なくすみが魅力的なインディゴブルーを、“オムニコンシャス スパークルラッシュ”からダイヤモンドとサファイヤを砕いて散りばめたような、スパークル感のあるクリアブルーをラインアップする。

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「イプサ」から肌に溶け込む新感覚のジェルフレグランス 気分に合わせた全6種の香り

「イプサ(IPSA)」は6月10日、肌に溶け込むように心地よく馴染むウォータリージェルテクスチャーの新感覚フレグランス“スキンフレグランスジェル”(全6種、各25mL、各4400円)を発売する。

1日を整えるスキンケア発想の新感覚フレグランス

“スキンフレグランスジェル”は、スキンケア発想のみずみずしいジェルテクスチャーで、場面を問わず手軽に香りを楽しめるフレグランス。リフレッシュしたいときにおすすめの“アウェイクシリーズ”(全3種)とリラックスしたいときにおすすめの”レストシリーズ”(全3種)の2つのシリーズで構成し、シーンに合わせ使い分けることで心も肌も満たされる1日をサポートする。

香り選びはその時の気分に合わせて選ぶことはもちろん、自分自身では気が付かない潜在的なストレスや感情などの気持ちを分析することで、その瞬間の気持ちに合った香り選びを実現する「イプサ」の“バランスケア測定”で最適の選択を導き出すこともできる。

パッケージデザインには、コンパクトなディスペンサー容器を採用。スリムなデザインで、さまざまなシーンで使用できるようにこだわった。

心と肌に寄り添う全6種の香り

“アウェイクシリーズ”(01~03)には、目覚めをイメージしたリフレッシュ感のある香りの香料と華やかなゼラニウム油を掛け合わせた爽やかな印象の香りを、“レストシリーズ”(04〜06)には、休息をイメージした安らかな香りに穏やかな香りのラベンダー油を合わせたリラックス感のある香りをラインアップする。

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「イプサ」から肌に溶け込む新感覚のジェルフレグランス 気分に合わせた全6種の香り

「イプサ(IPSA)」は6月10日、肌に溶け込むように心地よく馴染むウォータリージェルテクスチャーの新感覚フレグランス“スキンフレグランスジェル”(全6種、各25mL、各4400円)を発売する。

1日を整えるスキンケア発想の新感覚フレグランス

“スキンフレグランスジェル”は、スキンケア発想のみずみずしいジェルテクスチャーで、場面を問わず手軽に香りを楽しめるフレグランス。リフレッシュしたいときにおすすめの“アウェイクシリーズ”(全3種)とリラックスしたいときにおすすめの”レストシリーズ”(全3種)の2つのシリーズで構成し、シーンに合わせ使い分けることで心も肌も満たされる1日をサポートする。

香り選びはその時の気分に合わせて選ぶことはもちろん、自分自身では気が付かない潜在的なストレスや感情などの気持ちを分析することで、その瞬間の気持ちに合った香り選びを実現する「イプサ」の“バランスケア測定”で最適の選択を導き出すこともできる。

パッケージデザインには、コンパクトなディスペンサー容器を採用。スリムなデザインで、さまざまなシーンで使用できるようにこだわった。

心と肌に寄り添う全6種の香り

“アウェイクシリーズ”(01~03)には、目覚めをイメージしたリフレッシュ感のある香りの香料と華やかなゼラニウム油を掛け合わせた爽やかな印象の香りを、“レストシリーズ”(04〜06)には、休息をイメージした安らかな香りに穏やかな香りのラベンダー油を合わせたリラックス感のある香りをラインアップする。

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【スナップ】「プラダ」ガールは“ミスマッチ”で個性を発揮 レトロもフェミニンも自由自在

「プラダ(PRADA)」2025-26年秋冬コレクションのショー来場者は、同ブランドが提案する、時代もテイストも異なるアイテムを掛け合わせ、感性のままに楽しむ“ミスマッチ“なスタイリングで自己表現した。

ボトムスは、ミドル丈のスクールガール風のプリーツスカートやマイクロ丈のコンパクトなスカート、ビジューが敷き詰められた装飾的なスカートなど、スカートに多くの支持が集まった。合わせるベルトは、使い古した風合いのレザーにシルバーメタルの装飾が施されたタイプで、昨今のコレクションで存在感を放つピースでもある。バッグも、ベルトモチーフがあしらわれた、“バックル(Buckle)“が人気だった。スニーカーはほとんど見られず、ポインテッドトーのパンプスやスリングバックで、足元からフェミニニティーを醸し出す。1950〜60年代風のレトロなシルエットやアイテムを軸にしながら、ヒーローのキャラクターを連想させる色の組み合わせをカラータイツで取り入れたり、宇宙人風のユニークな形状のサングラスでアクセントを利かせたりと、一貫性のない組み合わせが特徴だ。同ブランドが重きを置く、個々の感性に委ねた無秩序な装いに、“人間らしさ“が表現されていた。

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【スナップ】「プラダ」ガールは“ミスマッチ”で個性を発揮 レトロもフェミニンも自由自在

「プラダ(PRADA)」2025-26年秋冬コレクションのショー来場者は、同ブランドが提案する、時代もテイストも異なるアイテムを掛け合わせ、感性のままに楽しむ“ミスマッチ“なスタイリングで自己表現した。

ボトムスは、ミドル丈のスクールガール風のプリーツスカートやマイクロ丈のコンパクトなスカート、ビジューが敷き詰められた装飾的なスカートなど、スカートに多くの支持が集まった。合わせるベルトは、使い古した風合いのレザーにシルバーメタルの装飾が施されたタイプで、昨今のコレクションで存在感を放つピースでもある。バッグも、ベルトモチーフがあしらわれた、“バックル(Buckle)“が人気だった。スニーカーはほとんど見られず、ポインテッドトーのパンプスやスリングバックで、足元からフェミニニティーを醸し出す。1950〜60年代風のレトロなシルエットやアイテムを軸にしながら、ヒーローのキャラクターを連想させる色の組み合わせをカラータイツで取り入れたり、宇宙人風のユニークな形状のサングラスでアクセントを利かせたりと、一貫性のない組み合わせが特徴だ。同ブランドが重きを置く、個々の感性に委ねた無秩序な装いに、“人間らしさ“が表現されていた。

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ローソンの「アンド バイ ロムアンド」から大人女性向けの新ライン 魅力を引き出す6品

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発するコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月28日、30代以上の大人女性向け新ライン“グレージュ(GREIGE)”をローンチする。全国のローソン店舗で販売する。

“グレージュ”では、大人女性が悩むくすみやシミなどの肌悩みをカバーするハイクオリティなベースメイクアイテムを中心に、上品で美しい肌をかなえるアイテムを展開する。

“日常の中の小さなご褒美”6アイテム

ファンデーションには、紫外線をカットしながらさらふわ生地のような肌へと導く“コンフォートベルベット プレスパウダーファンデーション” [SPF27・PA++](全2色、各1320円)と、乳液のようになめらかなテクスチャーで外側はさらっと内側はしっとりな肌をかなえる“メロウスキンリキッドファンデーション” [SPF38・PA++](全2色、各1320円)の2タイプを用意。

そのほか、乳液のような優しいテクスチャーの“メロウカバーコンシーラー” [SPF27・PA++](全2色、各880円)や、微細パールが油分を抑えながら輝くさらさら肌を演出する“コンフォートルースパウダー”(990円)、シアーな質感でしっとりと潤いを保つリップスティック“シアリーカラースティック”(全4色、各935円)、上品なパール入りの“メロウタッチシングルアイシャドウ”(全3色、各770円)をラインアップする。

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ローソンの「アンド バイ ロムアンド」から大人女性向けの新ライン 魅力を引き出す6品

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発するコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は3月28日、30代以上の大人女性向け新ライン“グレージュ(GREIGE)”をローンチする。全国のローソン店舗で販売する。

“グレージュ”では、大人女性が悩むくすみやシミなどの肌悩みをカバーするハイクオリティなベースメイクアイテムを中心に、上品で美しい肌をかなえるアイテムを展開する。

“日常の中の小さなご褒美”6アイテム

ファンデーションには、紫外線をカットしながらさらふわ生地のような肌へと導く“コンフォートベルベット プレスパウダーファンデーション” [SPF27・PA++](全2色、各1320円)と、乳液のようになめらかなテクスチャーで外側はさらっと内側はしっとりな肌をかなえる“メロウスキンリキッドファンデーション” [SPF38・PA++](全2色、各1320円)の2タイプを用意。

そのほか、乳液のような優しいテクスチャーの“メロウカバーコンシーラー” [SPF27・PA++](全2色、各880円)や、微細パールが油分を抑えながら輝くさらさら肌を演出する“コンフォートルースパウダー”(990円)、シアーな質感でしっとりと潤いを保つリップスティック“シアリーカラースティック”(全4色、各935円)、上品なパール入りの“メロウタッチシングルアイシャドウ”(全3色、各770円)をラインアップする。

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「ロレアル パリ」がライムの香り漂うヘアオイルを復活&定番化

「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」は3月29日、ヘアオイルシリーズ“エクストラオーディナリーオイル”(100mL、2290円)から2022年に限定発売した“クリアライム”の香りを定番製品として発売する。

同製品は、つけた瞬間にライムとミントがふんわりと香り、動くたびに爽やかな香りが広がる。保湿成分で知られるセイヨウハッカ油とレモン果皮油のボタニカルオイル配合で、パサつく髪を1本ずつ保護し、軽やかな仕上がりをかなえる。タオルドライ後の髪はもちろん、スタイリングにも使用できる。

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「ロレアル パリ」がライムの香り漂うヘアオイルを復活&定番化

「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」は3月29日、ヘアオイルシリーズ“エクストラオーディナリーオイル”(100mL、2290円)から2022年に限定発売した“クリアライム”の香りを定番製品として発売する。

同製品は、つけた瞬間にライムとミントがふんわりと香り、動くたびに爽やかな香りが広がる。保湿成分で知られるセイヨウハッカ油とレモン果皮油のボタニカルオイル配合で、パサつく髪を1本ずつ保護し、軽やかな仕上がりをかなえる。タオルドライ後の髪はもちろん、スタイリングにも使用できる。

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キャサリン妃は赤で統一した華やかなコーディネートで出席 コモンウェールズデー式典

3月10日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典が行われ、ロイヤルファミリーがそろって出席した。

キャサリン妃の華やかな装い

洗練されたファッションで度々注目を集めるケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にあしらわれたリボンが印象的な赤いコートドレスを着用。小物にはコートと同じ色味の「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のポインテッドトゥシューズと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のクラッチバッグ、「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子を合わせた。

アクセサリーは、2022年に亡くなったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の日本製のパールのチョーカーと、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)のパールのピアスを選択。キャサリン妃は2人の遺したアイテムをしばしば身につけており、2024年11月に開催された戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance)には、ダイアナ妃のパールピアスを着用していた。

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キャサリン妃は赤で統一した華やかなコーディネートで出席 コモンウェールズデー式典

3月10日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典が行われ、ロイヤルファミリーがそろって出席した。

キャサリン妃の華やかな装い

洗練されたファッションで度々注目を集めるケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にあしらわれたリボンが印象的な赤いコートドレスを着用。小物にはコートと同じ色味の「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のポインテッドトゥシューズと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のクラッチバッグ、「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子を合わせた。

アクセサリーは、2022年に亡くなったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の日本製のパールのチョーカーと、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)のパールのピアスを選択。キャサリン妃は2人の遺したアイテムをしばしば身につけており、2024年11月に開催された戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance)には、ダイアナ妃のパールピアスを着用していた。

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キャサリン妃は赤で統一した華やかなコーディネートで出席 コモンウェールズデー式典

3月10日(現地時間)、ロンドンのウェストミンスター寺院で英連邦記念日(コモンウェールズデー)を祝う式典が行われ、ロイヤルファミリーがそろって出席した。

キャサリン妃の華やかな装い

洗練されたファッションで度々注目を集めるケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」の胸元にあしらわれたリボンが印象的な赤いコートドレスを着用。小物にはコートと同じ色味の「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」のポインテッドトゥシューズと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のクラッチバッグ、「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子を合わせた。

アクセサリーは、2022年に亡くなったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の日本製のパールのチョーカーと、ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下ダイアナ妃)のパールのピアスを選択。キャサリン妃は2人の遺したアイテムをしばしば身につけており、2024年11月に開催された戦没者追悼コンサート(Royal British Legion Festival of Remembrance)には、ダイアナ妃のパールピアスを着用していた。

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「オサジ」の新キャンペーンビジュアルにKARAの知英が登場 オードトワレを刷新

「オサジ(OSAJI)」は3月26日、オードトワレをリニューアルし発売する。“記憶のアンソロジー”をテーマに、記憶の中にある“どこかで見た景色”をイメージした5つの香りをラインアップする。再出発に合わせ、イメージモデルに韓国のガールズグループKARAの知英(ジヨン)を起用。“香りの向こうのまだ見ぬ私に”というメッセージを込めたキャンペーンビジュアルとムービーを公開中だ。

記憶とリンクした5つの香り

全ての香りに共通して設定したテーマは“前置詞”。前置詞は時間や空間を切り取る言葉であり、香りは時間や空間の記憶とリンクするもの。選ぶ香りによって異なる雰囲気や気分を纏うことができるように、関係性をつなぎ、ニュアンスを演出する役割を担う“前置詞”のイメージを香りに落とし込んだ。サイズは全て45mLで、価格は各6600円。

“オサジ オードトワレ at”

“オサジ オードトワレ at”は、“真夜中の引力”がテーマ。シダーウッドの静寂に、妖艶なアンバーとムスク、ジュニパーベリーの躍動感が合わさり、未知の感覚へと誘う。

“オサジ オードトワレ of”

“オサジ オードトワレ of”は”雨が上がる“をテーマに、グレープフルーツにルバーブの清々しい酸味とフェイジョアや月桃のトロピカルなアクセントを追加。爽やかな希望を感じる香りに仕上げた。

“オサジ オードトワレ in”

“オサジ オードトワレ in”は“陽の中”をイメージし、白く柔らかなコットンに清潔感のあるラベンダーとチェリーを合わせた予想外の組み合わせで構成。ムスク、アンブレット、ヘリオトロープのまろやかな甘みを楽しめる。

“オサジ オードトワレ for”

“オサジ オードトワレ for”は、“焦がれ“をイメージした自然の雄大さを感じさせる香り。力強いベチバーを主役に、サンダルウッド、シダーウッド、サイプレスからなる重層的なウッディアコードを楽しめる。

“オサジ オードトワレ over”

“オサジ オードトワレ over”のテーマは“記憶の先”。落ち着きのある藺草の香りと、清らかなネロリ、ウードの奥深くダークな甘さにほうじ茶を忍ばせた、スモーキーでどこか懐かしい香りとなっている。

さらに、オードトワレのトライアルサイズ5つをセットにした“オサジ オードトワレ プレポジション”(各4.5mL×5種、6600円)もラインアップする。

ポップアップ開催

オードトワレのリニューアル発売を記念し3月25〜31日の期間、渋谷パルコでポップアップイベントを開催する。

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「フェンディ」がタロアウト描き下ろしLINEスタンプを期間限定で配布 コラボコレクション記念

「フェンディ(FENDI)」は日本のキャラクターアーティスト、タロアウト(tarout)とのコラボレーションコレクション“シルヴィア・アンド・ザ・バゲット”のローンチを記念し、3月13日午後からLINEスタンプを配布する。

全8種類で構成するLINEスタンプは、全てタロアウトが特別に描き下ろしたもの。アクセサリー及びメンズウエア部門のアーティスティック・ディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)をモチーフにしたチャーミングなデザインとなっている。「フェンディ」公式LINEアカウントを友だち追加し、アンケートに答えると期間限定でダウンロードできる。

さらにコレクションのローンチに合わせ3月13〜16日の期間、「パラッツォ フェンディ」表参道でポップインを開催する。会場には本コレクションのアイテムを一堂にそろえるほか、タロアウトがデザインを手掛けたフォトスナップブースで写真撮影を楽しめる。

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パク・ソジュンやワン・イーボーら豪華セレブが来場 「シャネル」2025-26年秋冬コレクション

「シャネル(CHANEL)」は3月11日(パリ現地時間)、グラン パレで2025-26年秋冬コレクションを発表した。

会場には、メゾンのアンバサダーを務める俳優のパク・ソジュン(Park Seo Jun)やワン・イーボー(Wang Yibo)、ウィットニー・ピーク(Whitney Peak)ら数々のセレブリティーが来場。メゾンが大切にしてきたボウタイ、リボン、パール、花.などのモチーフを再解釈した最新コレクションを楽しんだ。

来場者スナップ一覧

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【スナップ】BLACKPINKリサや清原果耶らが来場 「ルイ・ヴィトン」2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月11日(日本時間)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=アーティスティック・ディレクターによる2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクションを発表した。

フランス・パリの会場には、アンバサダーを務めるブラック(BLACKPINK)のリサ(LISA)や俳優のエマ・ストーン(Emma Stone)、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)、チョン・ジヒョン(Jun Ji-Hyun)らが来場。日本からは俳優の清原果耶や穂志もえか、中田英寿ら豪華ゲストが参加し、最新のコレクションを楽しんだ。

来場者スナップ一覧

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【スナップ】BLACKPINKリサや清原果耶らが来場 「ルイ・ヴィトン」2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月11日(日本時間)、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=アーティスティック・ディレクターによる2025-26年秋冬ウィメンズ・コレクションを発表した。

フランス・パリの会場には、アンバサダーを務めるブラック(BLACKPINK)のリサ(LISA)や俳優のエマ・ストーン(Emma Stone)、アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)、チョン・ジヒョン(Jun Ji-Hyun)らが来場。日本からは俳優の清原果耶や穂志もえか、中田英寿ら豪華ゲストが参加し、最新のコレクションを楽しんだ。

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「H&M」が海外セレブに人気の「マグダ ブトリム」とコラボ 花をモチーフにしたドレスなど

「H&M」は4月24日、ポーランド・ワルシャワ発の「マグダ ブトリム(MAGDA BUTRYM)」とコラボレーションしたコレクション”マグダ・ブトリム・エイチ・アンド・エム“を発売する。「H&M」渋谷店および公式オンラインストアでのみ取り扱う。アイテムは45型で価格は3999〜6万9999円。

同コラボは、「マグダ ブトリム」のブランド10周年を祝うもので、ブランドのシグネチャーである花を随所に散りばめたデザインのアイテムが登場する。注目アイテムには、コレクションを象徴するピンクや赤のトーンにローズプリントのジャージャードレスが登場する。アクセサリーには、ヒール部分に花のディテールが施されたサンダルやシルバークリスタルで表現されたアイコニックな花のイヤリングなどをそろえる。

デザイナーのマグダ・ブトリムはは同コラボについて、「私は今回のコラボレーションをより多くの人々を私たちの世界に招き入れるためのチャンスであり、また女性らしさと花をたたえる場でありたいと考えている」とコメントした。

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【スナップ】 “オニツカ・シック“の台頭 「オニツカタイガー」で作る洗練コーデ

「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」はこのほど、2025-26年秋冬コレクションをミラノで発表した。今季のショー来場者は、シグネチャーカラーの“オニツカイエロー“がランウエイから消えた前シーズンのコレクションとリンクするように、色使いに変化が見られた。

ビビッドなイエローの代わりに主役となったのは、淡く柔らかいルミネルイエローや、明るく灰色がかったベビーブルー。ほぼワントーンのカラーパレットが新鮮だ。ランジュエリーライクな、艶やかな質感のサテンやシルクを用いたフェミニンなドレスに、ざっくりと着るニットウエア、オーバーサイズのウールのブルゾンやコートを合わせて、コントラストを利かせたリラックスムード。ブランドのルーツであるスニーカーの人気は継続しつつも、今季はヒールの着用率が高かった。ゲストの装いにモチーフは必要なく、代わりにレースでフェティッシュな装飾性を加え、これまでの若々しいイメージから大人らしく洗練された印象に進化している。

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「リモワ」のユーズドスーツケース販売プログラムから最新コレクションが登場

「リモワ(RIMOWA)」は3月12日、2023年に開始したユーズドスーツケースを販売する循環型プログラム“リ クラフテッド”の最新コレクションを約30点発売する。公式オンラインストアで取り扱う。

同プログラムは、回収した「リモワ」のアルミニウム製スーツケースを改修し販売を行う。販売されるスーツケースには前の持ち主が貼り付けたステッカーをそのまま残したものや、長年使用した風合いをそのまま生かしたアイテムも登場する。また、二輪タイプのスーツケースなど、現在は販売を終了しているアーカイブアイテムも含まれる。

発売アイテム例

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【スナップ】なにわ男子の道枝駿佑やフリーン・サローチャらが来場 「ヴァレンティノ」2025-26秋冬コレクション

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は3月9日、パリのアラブ世界研究所で2025-26年秋冬コレクションを発表した。

会場には、なにわ男子の道枝駿佑やメゾンのアンバサダーを務めるフリーン・サローチャ(Freen Sarocha)、ジェフ・サター(Jeff Satur)ら豪華セレブリティーが来場しコレクションを楽しんだ。

来場者スナップ

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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は3月9日、パリのアラブ世界研究所で2025-26年秋冬コレクションを発表した。

会場には、なにわ男子の道枝駿佑やメゾンのアンバサダーを務めるフリーン・サローチャ(Freen Sarocha)、ジェフ・サター(Jeff Satur)ら豪華セレブリティーが来場しコレクションを楽しんだ。

来場者スナップ

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BLACKPINKリサがソロデビューアルバム発売を記念して来日 アパレルのポップアップとサインイベントを開催

ヴェイパースが運営するセレクトショップのヌビアン(NUBIAN)は3月10〜16日、BLACKPINKリサのソロデビューアルバム「オルター・エゴ(Alter Ego)」の発売を記念してポップアップを開催する。また3月15日には、限定グッズ購入者のうち抽選で30人が参加できるサイン会も開催する。さらに同日、オンライン先行販売購入者のうち抽選で50人が参加できるミニファンミーティングも開催する(ミニファンミーティングは既に抽選募集期間は終了している)。

体験型のポップアップと抽選でサイン会とファンミーティングを用意

同ポップアップは、体験型がコンセプトで、ここでしか手に入らないアパレルや雑貨などの限定グッズのほか、アルバムの世界観が全身で体験できるリスニングブースやフォトブース、プリクラやサイン入りCDなどが当たるガチャガチャなどを用意する。また、同ポップアップで対象商品を1万1000円以上購入すると、抽選で15日開催のプレミアム サイニング イベントに参加できる。抽選期間は13日まで。

開催概要

◼️“オルター エゴ“ワールドワイド アルバム ポップアップ イン ヌビアン ハラジュク
日程:3月10〜16日
場所:ヌビアン原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-20-2
営業時間:11:00〜20:00(15日のみ11:00〜13:00)

◼️プレミアム サイニング イベント
抽選期間:3月10〜13日(11:00〜20:00)
抽選結果発表:3月13日23:59
開催日:3月15日

ポップアップ・プレミアムサイニングイベント特設サイト

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BLACKPINKリサがソロデビューアルバム発売を記念して来日 アパレルのポップアップとサインイベントを開催

ヴェイパースが運営するセレクトショップのヌビアン(NUBIAN)は3月10〜16日、BLACKPINKリサのソロデビューアルバム「オルター・エゴ(Alter Ego)」の発売を記念してポップアップを開催する。また3月15日には、限定グッズ購入者のうち抽選で30人が参加できるサイン会も開催する。さらに同日、オンライン先行販売購入者のうち抽選で50人が参加できるミニファンミーティングも開催する(ミニファンミーティングは既に抽選募集期間は終了している)。

体験型のポップアップと抽選でサイン会とファンミーティングを用意

同ポップアップは、体験型がコンセプトで、ここでしか手に入らないアパレルや雑貨などの限定グッズのほか、アルバムの世界観が全身で体験できるリスニングブースやフォトブース、プリクラやサイン入りCDなどが当たるガチャガチャなどを用意する。また、同ポップアップで対象商品を1万1000円以上購入すると、抽選で15日開催のプレミアム サイニング イベントに参加できる。抽選期間は13日まで。

開催概要

◼️“オルター エゴ“ワールドワイド アルバム ポップアップ イン ヌビアン ハラジュク
日程:3月10〜16日
場所:ヌビアン原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-20-2
営業時間:11:00〜20:00(15日のみ11:00〜13:00)

◼️プレミアム サイニング イベント
抽選期間:3月10〜13日(11:00〜20:00)
抽選結果発表:3月13日23:59
開催日:3月15日

ポップアップ・プレミアムサイニングイベント特設サイト

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「ナチュラグラッセ」からひと塗りで仕上がるUVスティックファンデーションが登場

「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は6月15日、ひと塗りで仕上がる“UVスティックファンデーション”[SPF50+・PA+++](全2色、各12g、各4730円)と艶と透明感をプラスするマーブル模様の “UVマーブルスティック”[SPF50+・PA+++](限定、11g、4730円)を発売する。6月1日から先行販売を行う。

同製品は毛穴やシミ、色むらを手軽にカバーできるアイテム。天然由来のミネラルパウダーに植物オイルと天然由来のワックスベースを配合し、崩れにくく肌にとけ込む使い心地が特徴だ。

自然な血色感と透明感を与えるラベンダーピンクとホワイトの“UVマーブルスティック”は、ハイライトとして使うこともでき、日焼けしやすい頬や額などの部分使いにも活用できる。両製品とも紫外線のほか、ブルーライト、近赤外線や乾燥ダメージからも肌を守る。

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【スナップ】「クリスチャン・ルブタン」と「メゾン マルジェラ」のコラボシューズ発売イベントに本田翼や萬波ユカらが来場

「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」とコラボレーションしたカプセルシューズコレクションの発売を記念してイベントを開催した。

2024年1月に発表した「メゾン マルジェラ」2024年“アーティザナル”コレクションをきっかけに実現した同コレクションは、創造性豊かな2つの言語を交配させるイメージをもとに作り上げた“メゾン マルジェラ バイ クリスチャン ルブタン”と“クリスチャン ルブタン バイ メゾン マルジェラ”の2つのテーマで構成する。

赤と白で設えた会場には、俳優の本田翼やモデルの萬波ユカ、福士リナらが来場した。

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クリスマス商戦が記録的売り上げのラゾーナ川崎 セレクトショップを筆頭にファッションが好調【ビジネスリポート2024年下半期】

ラゾーナ川崎は、JR川崎駅西口に直結するアクセスの良さと衣食住が充実した施設を備え、同エリアのランドマークになっている。施設中央のルーファ広場でのイベントも活況を呈している。三井不動産商業マネジメントの荻島正直ラゾーナ川崎プラザオペレーションセンター所長に商況を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月24日号特別付録「ビジネスリポート2024年下半期」からの抜粋です。)

WWD:2024年下半期の商況は?

荻島正直ラゾーナ川崎プラザオペレーションセンター所長(以下、荻島):売上高は前年同月比も予算比もクリアして堅調に推移した。特にファッションが好調。お盆明けの秋物の立ち上がりが良かった。その後、9月から10月は気温が下がらずに苦戦したが、11月に冬物実需が一気に上がって復調。クリスマス商戦が好調だった12月は記録的な売り上げになった。

WWD:好調なショップやカテゴリーは?

荻島:メンズとウィメンズが両方そろうショップは軒並み良かった。「RHCロンハーマン(RHC RON HERMAN)」「ジャーナル スタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)」などセレクトショップの伸びが顕著。中でも良かったのは「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RERAXING)」。店長が交代し、接客力が格段にアップした。接客力は重要なキーワードで、ファンをしっかりつかんでいる「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」、秋に新規出店した「リーバイス(LEVI'S)」も接客が高評価で絶好調。「コーエン(COEN)」はVMDをテコ入れしたことで売り上げが急伸した。「アディダス(ADIDAS)」「ニューエラ(NEW ERA)」「アークテリクス(ARC’HTERYX)」などのスポーツ&ストリートカジュアルも継続人気。メガネショップも引き続き売れており、「ジンズ(JINS)」が突出した。

また、「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は23年秋にリニューアルし、今季さらに内装を整えたことと、お客さまからも高評価される接客で2ケタ増。顧客がしっかりついている。7月に新規出店した「アグ」は、気温が下がった後に売り上げが急上昇した。館全体としても、この秋冬の傾向として高価格帯商品の動きが良い。上質化とグレード感を高めるブランディングを今後も続ける。

WWD:大型店舗は?

荻島:「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」は手堅く売れている。特に「ユニクロ」はコラボレーション商品が大ヒット。「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」コラボや「プラスジェイ」の再販初日は大行列を作った。ほかにも「ラコステ(LACOSTE)」と人気漫画「ワンピース」のコラボレーションが大盛況だった。コスメは「東京小町」がベースメイクを中心に伸ばしている。

WWD:訪日客需要は?

荻島:もともと比率は低いが、昨今の都心のホテル満室の影響で川崎に訪日客が流れ始めている。そこで、近隣の川崎日航ホテルとホテルメトロポリタン川崎に、訪日客限定の割引券付き館内案内パンフレットを配布し始めた。今後は春節に合わせた中国人客向け割引券も配る予定だ。

WWD:特に効果的だった施策は?

荻島:23年夏から紙のカタログを作っているが、館内配布はすぐなくなるし、顧客に送ると反響がある。ショップからも「載せてほしい」という要望が増えている。作るのは大変だが、効果を感じている。また、10月に初めて開催した「ジャパンクラフトフェス」が盛況。お酒と音楽がテーマのゆったり過ごせるイベントとして、ルーファ広場の空間をうまく活用できた。夜までにぎわいを見せていた。DA PUMPや原因は自分にある。といった音楽アーティストのイベントも反響が良く、今後も継続する。

WWD:クリスマス商戦は?

荻島:クリスマスイブが平日だったにもかかわらず土日と変わらない好実績。地下食料品専門店街のグランフードは、過去最高の売り上げを記録した。「新宿高野」と「アンテノール」のケーキが爆発的に売れ、ファッションの売り上げにも波及した。

WWD:今抱えている課題は?

荻島:前述の通り接客力が売り上げに大きく関係するため、さらに強化したい。今年度のSC接客ロールプレイングコンテストに、館のテナントから3人が出場した。関東甲信越地区エリアの優勝者が出たほか、審査員特別賞を受賞したスタッフもいて、かなり手応えを感じている。接客力の向上にますます磨きをかけていく。

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クリスマス商戦が記録的売り上げのラゾーナ川崎 セレクトショップを筆頭にファッションが好調【ビジネスリポート2024年下半期】

ラゾーナ川崎は、JR川崎駅西口に直結するアクセスの良さと衣食住が充実した施設を備え、同エリアのランドマークになっている。施設中央のルーファ広場でのイベントも活況を呈している。三井不動産商業マネジメントの荻島正直ラゾーナ川崎プラザオペレーションセンター所長に商況を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月24日号特別付録「ビジネスリポート2024年下半期」からの抜粋です。)

WWD:2024年下半期の商況は?

荻島正直ラゾーナ川崎プラザオペレーションセンター所長(以下、荻島):売上高は前年同月比も予算比もクリアして堅調に推移した。特にファッションが好調。お盆明けの秋物の立ち上がりが良かった。その後、9月から10月は気温が下がらずに苦戦したが、11月に冬物実需が一気に上がって復調。クリスマス商戦が好調だった12月は記録的な売り上げになった。

WWD:好調なショップやカテゴリーは?

荻島:メンズとウィメンズが両方そろうショップは軒並み良かった。「RHCロンハーマン(RHC RON HERMAN)」「ジャーナル スタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)」などセレクトショップの伸びが顕著。中でも良かったのは「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS GREEN LABEL RERAXING)」。店長が交代し、接客力が格段にアップした。接客力は重要なキーワードで、ファンをしっかりつかんでいる「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」、秋に新規出店した「リーバイス(LEVI'S)」も接客が高評価で絶好調。「コーエン(COEN)」はVMDをテコ入れしたことで売り上げが急伸した。「アディダス(ADIDAS)」「ニューエラ(NEW ERA)」「アークテリクス(ARC’HTERYX)」などのスポーツ&ストリートカジュアルも継続人気。メガネショップも引き続き売れており、「ジンズ(JINS)」が突出した。

また、「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は23年秋にリニューアルし、今季さらに内装を整えたことと、お客さまからも高評価される接客で2ケタ増。顧客がしっかりついている。7月に新規出店した「アグ」は、気温が下がった後に売り上げが急上昇した。館全体としても、この秋冬の傾向として高価格帯商品の動きが良い。上質化とグレード感を高めるブランディングを今後も続ける。

WWD:大型店舗は?

荻島:「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」は手堅く売れている。特に「ユニクロ」はコラボレーション商品が大ヒット。「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」コラボや「プラスジェイ」の再販初日は大行列を作った。ほかにも「ラコステ(LACOSTE)」と人気漫画「ワンピース」のコラボレーションが大盛況だった。コスメは「東京小町」がベースメイクを中心に伸ばしている。

WWD:訪日客需要は?

荻島:もともと比率は低いが、昨今の都心のホテル満室の影響で川崎に訪日客が流れ始めている。そこで、近隣の川崎日航ホテルとホテルメトロポリタン川崎に、訪日客限定の割引券付き館内案内パンフレットを配布し始めた。今後は春節に合わせた中国人客向け割引券も配る予定だ。

WWD:特に効果的だった施策は?

荻島:23年夏から紙のカタログを作っているが、館内配布はすぐなくなるし、顧客に送ると反響がある。ショップからも「載せてほしい」という要望が増えている。作るのは大変だが、効果を感じている。また、10月に初めて開催した「ジャパンクラフトフェス」が盛況。お酒と音楽がテーマのゆったり過ごせるイベントとして、ルーファ広場の空間をうまく活用できた。夜までにぎわいを見せていた。DA PUMPや原因は自分にある。といった音楽アーティストのイベントも反響が良く、今後も継続する。

WWD:クリスマス商戦は?

荻島:クリスマスイブが平日だったにもかかわらず土日と変わらない好実績。地下食料品専門店街のグランフードは、過去最高の売り上げを記録した。「新宿高野」と「アンテノール」のケーキが爆発的に売れ、ファッションの売り上げにも波及した。

WWD:今抱えている課題は?

荻島:前述の通り接客力が売り上げに大きく関係するため、さらに強化したい。今年度のSC接客ロールプレイングコンテストに、館のテナントから3人が出場した。関東甲信越地区エリアの優勝者が出たほか、審査員特別賞を受賞したスタッフもいて、かなり手応えを感じている。接客力の向上にますます磨きをかけていく。

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タカラベルモントがコシノジュンコデザインの大阪・関西万博ユニホームを発表 性別や年齢を問わないデザイン

理美容機器や化粧品、医療機器などの製造・販売を行うタカラベルモントは、国際女性デーの前日である3月7日に“オーサカ ウーマン トーク プロジェクト”の一環として、コシノジュンコがデザインを務めた大阪・関西万博展示ブーススタッフのユニホームを発表した。

ユニホームの発表はファッションショー形式で発表し、実際にブース内でスタッフを務める従業員もモデルとして登場した。

性別や年齢を問わないシルバーと白で統一した1スタイル

同ユニホームは、性別や年齢を問わない1スタイルで、同社ブース“量子飛躍する美の世界”の立体造形をモチーフにしたデザインによって、展示とユニホームが一体となることで展示が完成する。展示から放たれる光と融合しながらその存在が際立つように、未来を感じさせるシルバーと白で統一したメリハリのあるデザインが特徴だ。

コシノジュンコ・デザイナーは今回のユニホーム制作について、「1970年大阪万博に続き、タカラベルモントの万博ユニホームをデザインできたことは、本当に嬉しい限りです。1970年大阪万博のデザインは、私にとって『挑戦』でした。あれから、今に至るまで多くの流行が生まれ、さまざまなネーミングがつけられては消えていきました。そして、2025年大阪関西万博。今回のタカラベルモントのデザインは『実験』です。性別、年齢問わないデザインに、敢えてネーミングをつける必要はないのではないでしょうか。未来は、デザインそのものの存在が重要なのではないかと思います」とコメントした。

また、ユニホームを発表したイベントは、「女性のエンパワーメント推進と社会活性化」および「SDGs推進」を目的としており、大阪・関西万博の開幕を約1カ月後に控えることから、“万博×女性”をテーマにしたトークショーも実施した。

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タカラベルモントがコシノジュンコデザインの大阪・関西万博ユニホームを発表 性別や年齢を問わないデザイン

理美容機器や化粧品、医療機器などの製造・販売を行うタカラベルモントは、国際女性デーの前日である3月7日に“オーサカ ウーマン トーク プロジェクト”の一環として、コシノジュンコがデザインを務めた大阪・関西万博展示ブーススタッフのユニホームを発表した。

ユニホームの発表はファッションショー形式で発表し、実際にブース内でスタッフを務める従業員もモデルとして登場した。

性別や年齢を問わないシルバーと白で統一した1スタイル

同ユニホームは、性別や年齢を問わない1スタイルで、同社ブース“量子飛躍する美の世界”の立体造形をモチーフにしたデザインによって、展示とユニホームが一体となることで展示が完成する。展示から放たれる光と融合しながらその存在が際立つように、未来を感じさせるシルバーと白で統一したメリハリのあるデザインが特徴だ。

コシノジュンコ・デザイナーは今回のユニホーム制作について、「1970年大阪万博に続き、タカラベルモントの万博ユニホームをデザインできたことは、本当に嬉しい限りです。1970年大阪万博のデザインは、私にとって『挑戦』でした。あれから、今に至るまで多くの流行が生まれ、さまざまなネーミングがつけられては消えていきました。そして、2025年大阪関西万博。今回のタカラベルモントのデザインは『実験』です。性別、年齢問わないデザインに、敢えてネーミングをつける必要はないのではないでしょうか。未来は、デザインそのものの存在が重要なのではないかと思います」とコメントした。

また、ユニホームを発表したイベントは、「女性のエンパワーメント推進と社会活性化」および「SDGs推進」を目的としており、大阪・関西万博の開幕を約1カ月後に控えることから、“万博×女性”をテーマにしたトークショーも実施した。

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「ディオール」の壮大な「オーランドー」に魅せられ、エフォートレスに進化する「マメ クロゴウチ」に共感 25-26年秋冬パリコレ日記vol.1

ミラノに続き、パリ・ファッション・ウイークの日記をスタートします!今季も取材を担当するのは、編集長・村上と欧州通信員・藪野の蟹座コンビ。初日の3月3日は開幕記事でお届けしていますので、日記は2日目から。壮大な演出と美しい服で魅了した「ディオール(DIOR)」や、ウィメンズのパリコレに復帰した「アンダーカバー(UNDERCOVER)」、公式スケジュール初参加の「アライア(ALAIA)」などのショーをリポートします!

「ロンシャン」は、鉄道でパリから英国へ

藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:朝イチは、まず「ロンシャン(LONCHAMP)」の新作を見に本社へ向かいました。今季のコレクションで描いたのは、パリからイギリスへの鉄道の旅。コロナ禍以降、フランス国内がテーマになることが多かったですが、久々に外国への旅がテーマになっています。

まず出発地点のパリでは、アーティストのコンスタンタン・リアント(Constantin Riant)とコラボ。彼の描いた「ロンシャン」ブティックとパリを象徴するお店のイラストを並べたキュートなスカーフが登場しました。うっかりスカーフの写真は撮り忘れたのですが、お土産のポストカードも同じイラストが使われていました。

そしてパリを飛び出し、“イギリスで最も美しい村“と評されるコッツウォルズへ。茶系やモスグリーン、マスタード、柔らかなピンクなど温かみのある色合いが中心の世界観の中で打ち出されたのは、レザーなめしに用いるドラムから名付けられたという“ル フローネ“の新作トート。丸みを帯びたデザインが特徴で、ショルダーストラップのついた小さめサイズと肩にもかけられる長さ調節可能なハンドルのついた大容量サイズをラインアップしています。

その後は、最終目的地のロンドンへ。ここでは竹モチーフの留め具がアイコニック“ル ロゾ“に注目。その金具のデザインがダッフルコートのトグルボタンに由来することから、英国の老舗ブランド「グローバーオール(GLOVERALL)」とコラボ。“ル ロゾ“の留め具のデザインを用いたダッフルコートと、コートの生地を用いたトートバッグを制作しました。そのほか、赤と黒のカラーリングにスタッズやチェーンの装飾、“ル フローネ“のバックルを生かしたメリージェーンからもロンドンの雰囲気が漂います。

いきなりフィナーレ!なコレクション
洋服も、そのほとんどが“後ろ前”

村上要「WWDJAPAN」編集長:「ゾマー(ZOMER)」のコレクションは、いきなり、まさかのフィナーレのような大行進からスタート!不意をつかれた私は、思わず動画を撮り損ねました(笑)。

ファッションショーの構成がひっくり返ったように、今回はコレクションも前後、時には上下までひっくり返しちゃったようなカンジです。Gジャンもジャケットも、サテンのドレスも全部“後ろ前“。スカートの深いスリットも真正面に入っちゃうからドキドキしますが、逆に若々しさにもつながっています。ミニスカートは、シャツの襟をカスケード状に繋げたようです。最近「サカイ(SACAI)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が取り入れている、“見たことあるものを、見たことがないものへ“や”知っているけれど、持ってない“定番アイテムに仕上げているから、ほとんどのスタイルが後ろ前でも違和感がありません。

フィナーレでは、デザイナーも背中を向いてご挨拶。ユーモアに富んでいますね。

「かたち」を模索し続ける「マメ」
半年前よりエフォートレスに進化

村上:1年を通して同じテーマを掲げる「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」は、今回も「かたち」の世界を探求。結論、私は前回よりもずっと好きでした。

話を聞いてすごく納得したのは、「かたち」の探求と黒河内真衣子デザイナーの個性がすごくパーソナルに融合しているんです。例えば濃淡さまざまな赤と黒は、毎日使っているという漆器の内側と外側の色使いや、1つ1つ微妙に異なっている形状にインスピレーションを得たもの。ダブルブレストのウールコートや、裾がふんわりペプラムのように広がったベアトップのトップス、ワンショルダーのドレスなどに仕上げました。何度も試行錯誤を繰り返したハズだけど、偶発の美だったり、用の美を探求した結果として確立された美しさを再現しているようで、エフォートレスな仕上がりです。ここに、半年前からの進化を感じました。

例えば半年前の、提灯を作る際の木型にインスパイアされた、生地を蛇腹につなげたドレスは美しかったけれど“力作“感もありました。でも今回は、全てが本当にエフォートレス。だからこそ、優しく包み込まれるイメージを掻き立てます。その提灯のアイデアは、ニットドレスのバルーン袖や裾に採用。墨流しの技法などを用いることでプリーツに陰影を与え、奥行きが広がりました。終盤には、餅のようなパーツをいくつも取り付けたアウターが登場。毎日食べる時、「今日はこうやって膨らんだんだ」とか「ここに焦げ目がつくんだ」って思うんだって(笑)。ねぇ、「かたち」を自分のものにしているでしょう?

「ディオール」の着想源はメジャー級
先史時代から遡るストーリーは超ド級

村上:お次は、2日目のハイライトの「ディオール(DIOR)」です。今回は、多くのデザイナーが刺激を受けるヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)の小説「オーランド」が着想源ですが、その描き方が壮大でしたね。ビッグメゾンならではの演出はもちろん、「オーランド」が出版された1928年よりもはるか昔、文字はおろか、正直人間さえ存在していたかわからないくらいの先史時代にさえ思いを馳せる多面的な思考が、実にマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)らしく、素敵でした。

一応「オーランド」を説明すると、これは男性として生まれたけれど、ある日目覚めたら女性になっていた主人公が、最終的には女性として生をまっとうする物語。「ディオール」でのデビュー以来、フェミニズムを掲げてきたマリア・グラツィアがついに「オーランド」への扉を開けた、と思ってしまうのは私だけでしょうか?

コレクションのキーアイテムは、つけ襟としても使えるフリル。「オーランド」の世界では貴族的な服装にあしらう、ひだひだの襟から着想を得ました。男性の制服だった白シャツに自由に取り付けられるように仕立て、コンパクトなジャケットやリラックスシルエットのコートにも合わせました。正直、つけ襟は、マストではないのだろうと思います。つけたい時はつけて、そうじゃない時は外す。そうやってマスキュリンとフェミニンを自由に行き来することこそ、「オーランド」の世界であり、女性を解放しようとするマリア・グラツィアの願いではないでしょうか?マスキュリンなジャケットにビスチエなどのスタイリングも、同様のアイデアでしょう。

そこに組み合わせたのは、メゾンの4代目デザイナー、ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre)のデザインコード。上述の白シャツはもちろん、ダイナミックなドレープ使いなどは、フェレが再定義した「ディオール」からの着想でしょう。ジョン・ガリアーノ(JohnGalliano)による、香水“ジャドール“のフレーズを刻んだTシャツも蘇りました。

先史時代を描いた演出は、こうした「ディオール」の歴史と重ね合わせたものなのでしょうか?始祖鳥が現れたかと思えば、石器時代を彷彿とさせる岩石、マグマ、そして氷河と舞台は目まぐるしく変わりました。

藪野:スペクタクルな演出でしたよね。これは、マリア・グラツィアが尊敬するアメリカ人演出家ロバート・ウィルソン(Robert Wilson)が手掛けたもの。まるで舞台作品を見ているようでした。コレクションは、歴史的な装いやミリタリーユニホーム、バイカースタイルから着想を得たジャケットにコルセットのディテールをドッキングしたり、そこにラッフルや刺しゅう、レースが特徴のドレスやシャツ、ブラウスを合わせたり。力強さとロマンチックな繊細さを巧みに融合したクリエイションは、まさにマリア・グラツィアの真骨頂で素晴らしかったですね。

不確かな時代だからこそ
「ガニー」は家の安らぎを服に

藪野:ここからは2人別行動。僕は今季も公式スケジュール外でショーを開催するコペンハーゲン発の「ガニー(GANNI)」へ。多くのデザイナーがこの不確かな時代に対するメッセージをクリエイションに込めていますが、ディッテ・レフストラップ(Ditte Reffstrup)が目を向けたのは「自分が最も安心し、幸せを感じ、本来の自分でいられる場所」である家。安らぎを感じられるようなインテリアに見られる要素をウエアに取り入れました。例えば、ドレープを効かせたドレスやブラウスについたケープ、パンツについたペプラムはカーテンのよう。素材も花柄のジャカード素材はビンテージのソファやタペストリーを想起させ、立体的に花の装飾を編みで表現したクロシェセーターはハンドメードのブランケットやクッションをイメージさせます。またアウターのシルエットは、包み込むようなコクーンシェイプが中心。ここにも自宅でくつろぐような心地よさが反映されています。

ただ、ハリのある素材やボリュームのあるシルエット、ビンテージライクなカラーを中心にした折衷的なレイヤードスタイルの中には、やや重たい印象のものも。シアースカートを組み合わせたり、ビビッドなカラーを差しこんだりしたルックもありましたが、いつもリアルに参考になりそうなスタイリングが巧みなブランドなので軽やかさとのバランス感に期待したいところです。

そして「ガニー」は、ついに日本初の直営店を3月20日に渋谷パルコ3階にオープン予定。ヨーロッパやアメリカ、中国、韓国にはすでに店舗がいくつもありますが、日本でもこれまでより気軽に「ガニー」の世界観を感じたり、アイテムを試したりできるようになります。

LEDが光る「アンリアレイジ」
21世紀のメッセージTシャツ提案

村上:私は「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のコレクションへ。今回は、ステンドガラスが美しいパリ市内のアメリカン・カセドラル。最古の教会の1つとして知られています。現れたのは、そんなステンドガラスに負けない鮮やかな光を放つ服。LEDで光る繊維を編み込んだ洋服は、プログラミングによって、色や柄はいかようにも変化するのでしょう。音に合わせて、そして会場の風景に合わせて、千変万化します。まずは教会のステンドグラスのように、その後は、チェック・オン・チェックが次々と変化。ポンチョやリラックスシルエットのトップス&パンツは、さながら巨大なキャンバスなのでしょう。光、色と柄、その変化を最大限に見せるため、生地は贅沢に用いました。

森永さんは、今回の洋服を21世紀のメッセージTシャツに例えました。確かにプログラミング次第では、きっと言葉や、感情を込めた色柄をのせられるでしょうね。そして、テクノロジーやアイデアだけが先行するのではなく、着る人の気持ちにも思いを馳せたクリエイションになんだか嬉しくなったんです。

「アンダーカバー」は祝35周年!
新たな形でよみがえる名コレクション

藪野:「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は今年でなんと、ブランド設立35周年!今季は、高橋さんにとってのベスト・コレクションである2004-05年秋冬コレクションを、オリジナルから20年以上が経った今、あらためて作るというユニークなアプローチ。詳細は下記のリポートをご覧ください。

今季の会場は、17区にある歴史あるホールSalle Wagram。まだ自分がパリコレ取材に来始めた頃、2014-15年秋冬の「COLD BLOOD」コレクションのショーが開かれたのも同じ会場でした。当時、ストーリーテラーである高橋さんが描くダークファンタジーな世界観に引き込まれたのを今でもはっきり覚えていて、懐かしい気持ちになりました。

成長真っ只中の「LVMH賞」セミファイナリスト

藪野:お次は、今年の「LVMHプライズ」でセミファイナルにも残っている「アランポール(ALAINPAUL)」。今回もシャトレ座のステージ上にランウエイと客席を用意し、ショーを行いました。バレエダンサーからファッションデザイナーに転身したアランは、引き続きダンサーの装いや体の動きを探求。現代人のワードローブにおけるフォーマルとカジュアルの二面性を表現しました。

そのラインアップは、ラペルや襟を取り除いたシャープなデザインのテーラリングやカスケードラッフルをあしらったドレススタイルから、中綿入りのナイロンアウター、ペイントを施したバギージーンズ、トラックパンツまで。特に今季はニットの着こなし方がポイントで、身頃と袖が分かれたカーディガンやタートルネックセーターの片袖を首にマフラーの様に巻いたり、テーラリングの上に途中まで着てアシンメトリーなアクセントを加えたりしています。また、デッドストックのタイツやストッキングを編んで作ったチャンキーなセーターやドレスなどユニークな提案もあり、デザイナーのアランは得意とする構築的なテーラリングやダンスウエアにひもづくアイテムを軸に、遊び心を加えながら徐々にスタイルを広げていっているという印象です。

そんな彼に先日インタビューもしました。デザインに対する考えや、生い立ちやファッションに目覚めたきっかけなどパーソナルな部分ついては、下記の記事でどうぞ!

「アライア」のどんな時でも、どんな場所でも美しい洋服

村上:「アライア(ALAIA)」は、新しく完成した社屋でショーを開催しました。センス抜群のピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)クリエイティブ・ディレクターが導くメゾンのオフィスには、オランダの彫刻家マーク・マンダース(Mark Manders)の作品など。これが、今シーズンの着想源です。

ちょっと調べてみると、マーク・マンダースは、自分の作品のキーワードを「時間の凍結」と語っています。おそらくピーターは、こうした彼の作品から、美の永続性について考えたのでしょう。プレスリリースの中で彼は、「場所、境界線にとらわれない美しさの規範という考え方は、『アライア』の哲学、つまり私たちのアイデンティティーに繋がるもの」と語っています。

そこでピーターは、洋服を通して異なる時代や場所の表現、言い換えれば、どんな時でも、どんな場所でも美しい洋服を考えました。こうして生まれた今シーズンのコレクションの特徴は、まずボディコンシャスなシルエット。女性の体は、いつの時代も芸術家たちを刺激してきましたからね。セカンドスキンのようにピッタリとフィットするニットは、体の輪郭を炙り出しました。そこに加えるのは、同じくセカンドスキンのようなニットで覆った大きなリング。あるリングは顔を囲みレリーフのようだし、あるリングは腰回りに配置。そこからドレープした生地を垂らし、女性の柔和な曲線に、さらなる曲線を与えます。体にピッタリとフィットするニット、もしくはもっとも自然な形に収斂する編み込みを多用する一方、縫製を最小限に抑えることで普遍性の高い有機的な形だけでシルエットを形作ろうとしました。なんとアーティー。やっぱりパリコレは、新しいアイデアが目白押し。今を生きる人を観察して洋服を生み出すのも大事ですが、一方で「こんな美しさは、どうでしょう?」や「こんな洋服もアリですか?」と自発的に問いかけてくれるパリ・ファッション・ウイークは、まだ始まったばかりです。

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中川正七商店の中川会長が退任 「退任後は中小・中堅企業の支援に力を注ぐ」

工芸品や生活雑貨を扱う中川政七商店(奈良市、千石あや社長)の中川政七(本名:中川淳)代表取締役会長が2月28日付で退任した。中川氏は業界で初めての工芸をベースにしたSPA業態を確立したことで知られる。

中川氏は1974年生まれ。京都大学法学部卒業後2000年富士通入社。02年に中川政七商店に入社し08年に十三代社長に就任した。16年に「十三代 中川政七」襲名(退職とともに返上)し、18年から会長を務めた。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業や教育事業を立ち上げ尽力した。

中川氏は「退任後は工芸の枠を超えて中小・中堅企業の支援に力を注ぎ、社会が少しでも良い方向に進むよう微力ながら取り組んでいきたい」とコメントを発表した。

なお中川氏はNKG倉庫の代表取締役社長職も退任した。後任は千石あや中川政七商店代表取締役社長が兼任する。

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中川正七商店の中川会長が退任 「退任後は中小・中堅企業の支援に力を注ぐ」

工芸品や生活雑貨を扱う中川政七商店(奈良市、千石あや社長)の中川政七(本名:中川淳)代表取締役会長が2月28日付で退任した。中川氏は業界で初めての工芸をベースにしたSPA業態を確立したことで知られる。

中川氏は1974年生まれ。京都大学法学部卒業後2000年富士通入社。02年に中川政七商店に入社し08年に十三代社長に就任した。16年に「十三代 中川政七」襲名(退職とともに返上)し、18年から会長を務めた。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業や教育事業を立ち上げ尽力した。

中川氏は「退任後は工芸の枠を超えて中小・中堅企業の支援に力を注ぎ、社会が少しでも良い方向に進むよう微力ながら取り組んでいきたい」とコメントを発表した。

なお中川氏はNKG倉庫の代表取締役社長職も退任した。後任は千石あや中川政七商店代表取締役社長が兼任する。

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【100名様にプレゼント】ファレル・ウィリアムスと「モエ・エ・シャンドン」がコラボ 限定ストアでシャンパンと特別な世界観を楽しむ


「モエ・エ・シャンドン(MOET&CHANDON)」は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とコラボレーションし、“バースデーセレブレーション”をテーマにした“モエ・エ・シャンドン × ファレル・ウィリアムス限定 コレクション”を3月3日に発売した。ボトルデザインは、1892年の「モエ・エ・シャンドン」のリボンが着想源。現ボトルの象徴的な“タイ”のデザインに加え、喜びやサプライズの象徴として当時飾られていたリボンモチーフが特徴だ。

限定コレクションの発売を記念して、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザでポップアップストアを4月3日から13日まで開催する。巨大なギフトボックスの形をした会場では、コラボレーション商品のほか、ポップアップストア限定の“リボン エディション(The Ribbon Edition)”も販売。バーラウンジでは、“モエ アンペリアル(Moet Imperial)”のグラスシャンパンとミニバースデーケーキが楽しめる。また、商品の購入でポップアップストア限定のラッピングサービスを受けられるほか、フォトブースでポラロイド写真も撮影可能だ。

「モエ・エ・シャンドン」グラス1杯を100名様にプレゼント

「WWDJAPAN」はポップアップストア期間中、「モエ・エ・シャンドン」の“モエ アンぺリアル”グラス1杯を、合計100名様に抽選でプレゼントする。「モエ・エ・シャンドン」とファレル・ウィリアムスが贈る、華やかな世界観が堪能できる貴重な機会だ。

開催概要

モエ・エ・シャンドン × ファレル・ウィリアムス ポップアップストア(Moet & Chandon x Pharrell Williams Pop-up Store)

<期間>
4月3日(木)〜13日(日)
月〜木 11:00~20:00/金・土・日 11:00~21:00
<場所>
六本木ヒルズ大屋根プラザ(東京都港区六本木6-10-6 六本木ヒルズ大屋根プラザ)

【キャンペーン詳細】

<募集期間>
3月10日(月)10:00〜3月24日(月)10:00
<プレゼント内容>
抽選で100名様に、ポップアップストアにて、「モエ・エ・シャンドン」“モエ アンぺリアル” をグラスで1杯ご提供

【応募要項】

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・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
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・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
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【2025年夏コスメ】ポーラ「B.A」の人気引き締め泡乳液が限定セットで登場

ポーラの最高峰ブランド「B.A」は6月1日、発売から1カ月で7万4000個販売を記録した人気引き締め泡乳液“ミルク フォーム”のフルサイズと、“ウォッシュ”、“ローション イマース”のミニサイズをセットにした“B.A ミルク フォーム シーズナル ボックス”(1万3200円)を数量限定で発売する。

全国のポーラ ビューティーディレクター、コスメ&エステショップ「ポーラ ザ ビューティー」約430店舗と全国百貨店などのポーラコーナー91店舗を含む約2500店のポーラショップ、日本国内空港免税店コーナー11店舗、ポーラ公式オンラインストアで展開するほか、海外では香港・マカオ・タイランド・シンガポール、韓国、マレーシア、インドネシアの7つの国と地域で順次販売する。

澄み渡るような、引き締まったハリ肌を

“ミルク フォーム シーズナル ボックス”(1万3200円)は、じめじめとした気候が続く梅雨や年々暑さが厳しくなる夏の季節にぴったりの、みずみずしい引き締めベールによるハリケアと、大人の毛穴ケアを提案する限定ボックス。

“ミルク フォーム”(84g)は、なめらかで心地よい泡乳液がほぐれて引き締めベールに変わるバンテージングフォーム処方採用で、キレのある横顔印象とハリ肌へと導く保湿乳液。今回セットにした濃密泡でしっとり透き通るように洗い上げる“B.A ウォッシュ”(9g)と、毛穴の目立たない透明感溢れるハリ肌をかなえる“ローション イマース”(8mL)と併用することで、ダメージを受けやすい夏の肌をサポートする。

ボックスには、みずみずしい生命が全方位に輝くような植物のデザインを採用。水しぶきのような艶感で、夏の暑い季節でも満ちるような潤いを感じることができるようなビジュアルとなっている。

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新デザイナーの「セルジオ ロッシ」に好印象、「ヴェルサーチェ」はまるで集大成 25-26年秋冬ミラノコレ日記vol.4

2025-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク後半は、「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」や「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」といったシューズブランドの展示会も目白押し。ショーは「トッズ(TOD'S)」や「モスキーノ(MOSCHINO)」、新デザイナーによる「ミッソーニ(MISSONI)」などが続き、最後は「ヴェルサーチェ(VERSACE)」で締めくくりました。

「セルジオ ロッシ」に見る
前進する老舗ブランドの好例

木村和花/記者(以下、木村):この日は「セルジオ ロッシ」の展示会から。昨年クリエイティブ・ディレクターに就任したポール・アンドリュー(Paul Andrew)によるデビューコレクションのお披露目で、本人に取材しました。彼は自身のシューズブランドに加え、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」(現「フェラガモ」)のクリエイティブ・ディレクターなどを手掛けた実力者ですね。

展示会場は、創業者のロッシ氏が好んで使っていたことから、以降ブランドのキーカラーに据えるというアクアミント1色。フレッシュなスタートを示唆しているようで、素敵です。アンドリューは、「クラフト」「デザイン」「テクノロジー」をキーワードに挙げました。これはセルジオ氏が大切にしてきた哲学でもあります。

アンドリューは街ゆく人たちを観察し、今求められている上記の要素を具現化。世の中のカジュアルシューズへの傾倒をどう「セルジオ ロッシ」らしく解釈すべきかに思考を巡らせたそう。結果、ヒール離れの私でもコレクションは「履きたい」「素敵」と思うものが、たくさんありました。

“高まり“といった意味を持つ“サージ(SURGE)“と名付けたシリーズは、過去に登場したポインテッドトーとスクエアを合わせたようなつま先部分に、少しだけピラミッドのような形を作りシャープさを加え、新しいアイコンと位置付けます。ユニセックスで提案する分厚いソールが特徴のチェルシーブーツやワークブーツは、見た目にインパクトがありながら超軽量。きちんと「セルジオ ロッシ」の哲学が反映されています。

印象的なのは、自動車の製造などに使われるカーボンファイバーを用いた“S”の形を模るミュール。今季のコレクションのムードボードには、ランボルギーニやポルシェの写真も貼っていたそうです。デザインとしても未来的でインパクトがあり、革新性を追い求める姿勢を表明していて、これからアンドリューが作る「セルジオ ロッシ」にワクワクしました。

お祝いコレクションは光り輝き、
秋冬は毛皮使いの「サントーニ」

村上要「WWDJAPAN」編集長:続いてのシューズブランドは、「サントーニ(SANTONI)」。創業50周年のアニバーサリーイヤーを迎えています。限定コレクションは、お祝いにふさわしくゴールドやブロンズカラーで光り輝いていましたね(笑)。秋冬コレクションでは、バックストラップのパンプスの甲の部分にファーのトリミングなど、随所にハラコや毛皮を取り入れています。フェイクも含む毛皮やシアリング素材が増えている今季のムードを的確に捉えました。

シャープなジャケットが着たくなった
「スポーツマックス」

木村:「スポーツマックス(SPORTMAX)」は、ソリッドなテーラリングを軸に、袖口やマフラー、バッグなどに大胆にあしらった長いフリンジで動きを加えました。オーバーサイズのジャケットとスリムなパンツを合わせたオールブラックのセットアップに始まり、ウエストを軽くシェイプしたジャッケットとパンツ、デニムのテーラードジャケットにバンドウ、ローウエストのジーンズの合わせなど、ワントーンで潔くまとめています。形と素材だけで遊ぶミニマルなスタイルがモードでかっこいい。

今季は「日常を非凡に変えるデザイン」がテーマ。1969年にデビューして以来、大事にしてきた現代的なライフスタイルを汲み取る視線、そこに新しいビジョンを示す姿勢が反映されていました。

村上:ショー会場には、デザインチームからのメッセージがいくつか置いてありましたね。そこには「最小限のデザインが、革新的な素材の価値を引き出す」などの文言がありました。厚手のウールやハイゲージのニットはもちろん、テクニカル素材のアノラックやムートンまで、素晴らしい素材をたっぷり使い、柔らかい生地の場合はタッキングしたりツイストしたりでドレープを生み出す程度に留め、最後にフリンジでスパイスをプラスした。そんな印象のコレクションです。身頃と一体化したり、境目の区別がつかなかったりのアウター&ストール使いは、流線型のシルエットを描く今シーズンのトレンドでもあります。「マックスマーラ」が凛としているなら、こちらはもっとしなやかな感じです。

リッチなテクスチャーが際立つ
「ジミー チュウ」

木村:「ジミー チュウ」は、しなやかなナッパレザーや滑らかな手触りのベルベット、レザーのスネークエンボス加工など、豊かなテクスチャーがポイント。コニャックやゴールド、バターミルク、チョコレートといったカラーパレットも秋冬らしさを演出します。ブーツに配したステッチやパッチワークなど職人の手仕事を感じさせるディテールが「温かさ」を加えます。バッグは、ホーボーバッグをプッシュ。縫い目は人気のダイヤモンドシリーズに通ずる、ダイヤモンド型でデザインしています。

「ジャンヴィト ロッシ」はシックに

木村:「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」は、前シーズンのジャングルのような空間で見せた蝶々やライオンモチーフのミュールやサンダルから一変、シックなムードです。カーブを描く細いゴールドラインを這わせたブラックのロングブーツやしっとりとした質感のベロア素材のプラットホームサンダル、細かなビジューで飾ったバックスリングパンプスなどを披露しました。パンプスのカラーパレットには、30色以上のスエードが使われているそうで、バリエーションが楽しめます。

「ロロ・ピアーナ」は、乗馬と
アルゼンチンの民族衣装を融合

村上:「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、アルゼンチンからスコットランド、そしてニュージーランドとオーストラリアという、スケールの大きな旅に出ました。いずれもメリノウールやビキューナなど、ブランドに欠かせない素材を生み出したり、糸を紡ぎ生地につなげたりという産地です。こうした地方には、羊やビキューナ同様、馬と共生する町が多いと言います。そこで今シーズンは、アルゼンチンの民族衣装とイギリスの乗馬カルチャーを融合。前者は有機的な曲線のライン、後者はそれを引き締める直線のラインをもたらします。

シャギーな表面感やネップやメランジュといった豊かな生地感が多い今シーズン、そんな素材の最高峰を贅沢に使う「ロロ・ピアーナ」がよく見えるのは必然でしょうか?ブランデーやブラウンなどの濃色からバニラなどの淡色まで、そこにネイビーやブラックなどを加えながら、マニッシュなスタイルをリラックスしたシルエットで楽しみます。

スパーニャジャケット、ラペルがないカーディガンとジャケットの中間のような存在で、エレガントとスポーティなムードが同居するアイコンは、複数の糸を絡めたツイードで提案。確かに民族衣装感の強い独特のシルエットは多いものの、アンサンブルやセットアップ提案でフォーマルにまとめました。イブニングも同様です。アルゼンチンの女性を思わせる前掛けとフレアスカート、そこにつばの広い帽子を合わせたスタイルは、細かな手刺しゅうが圧巻でした。前回もエキゾチックなムードが強かったものの、今回は乗馬のムードとセットアップ提案でリアリティも十分って感じですね。

カーラ・ブルーニが巨大なドレスで出迎えた「トッズ」

木村:「トッズ」の会場に入ると、なんとレザーの端切れをパッチワークした巨大なドレスを着たカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)の姿が。これはシカゴを拠点に活動するアーティストのネリー・アガシ(Nelly Agassi)によるパフォーマンスアートでした。カーラは手に職人技を象徴する巨大な針を持っていて神々しかったですね。

クリエイティブ・ディレクターのマッテオ・タンブリーニ(Matteo Tamburini)は昨シーズンに続き、“職人知能(アーティザナル インテリジェンス)“をテーマに掲げました。コレクションのテーマって毎シーズン異なるものを掲げるのがルールなのだと思っていたので、同じことを繰り返し伝えるタンブリーニに明確な目的意識を感じます。

シルエットもこれまで同様、シャープなロング&リーンが中心です。素材の質感を主役にするアプローチも変わりません。カシミヤよりもさらに高級なウール素材“パシュナ“に由来する高級レザーライン“パシュミー”シリーズのスエードやナッパレザーで作るトレンチコートやボマージャケットは、触るとその滑らかさと軽さに驚きます。カーキグリーンのウールのトレンチコートにレザーのトリムを施した重厚感のあるケープを重ねたルック、ツイード素材にフリンジのディテールをあしらったジャケットといったルック群は、秋冬らしさを加えていました。

村上:先ほどの「スポーツマックス」でも触れましたが、ミラノブランドの多くは素材の良さを引き出すため、特にコートやジャケットは、なるべく幅広の素材を“そのまま”使うことを考えているように思います。ドレープやペプラムさえ最小限に、美しい素材の“ありのまま”を見てもらおうというアプローチです。特に前任に比べてマスキュリンなスタイル提案が多いマッテオは、この流れの牽引役ですね。確かにパリのブランドに比べるとシンプルかもしれないけれど、着ていたら「素敵な素材ね、触っていい?」と聞かれそうなスタイル(笑)。で、触ってみたり、色々見ると「案外凝った作りなのね」と“2度おいしい”スタイル、そんな印象があります。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」出身というキャリアも影響しているのでしょう。“職人知能”をテーマに掲げ続ける点からも、職人とうまくコミュニケーションできているんだと感じます。

「ジャンニ キアリーニ」は、
定番バッグを秋冬素材に

村上:「ジャンニ キアリーニ(GIANNI CHIARINI)」は、定番のバッグを秋冬素材に。ホーボーバッグは深いブラウンのスエード、ショルダーバッグにはポニースキンを用い、トートバッグの背面はカラフルな糸を撚ったウールの編み込みで切り替えました。

ユーモアか、リアルか?
絶妙な路線が問われる「モスキーノ」

村上:ウールン商会が日本におけるディストリビューターとしての役割を終了し、今、日本には販路がない「モスキーノ」は正直、正念場です。エイドリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)は才能豊かなデザイナーだと思うけれど、「モスキーノ」らしいユーモアを追求すればリアルからかけ離れ、反対にリアリティを追い求めれば「モスキーノ」である必要性がなくなってしまう。そんな構造的問題を抱えているからこそ、絶妙なボーダーラインを探し、その上を歩き続けることが求められています。

エイドリアンは、リアル側の世界からボーダーラインを探している印象でしょうか?序盤は、サルトリアの仕立て糸を見せる、インサイドアウトのフォーマルウエアでスタート。パフスリーブのコートには、胸元に針が刺さりまくっているハートの針山を飾りました。ボタンを縫い付けたホルターやペプラム裾のドレスに続くのは、「モスキーノ」にとってアイコニックな水玉を大胆に使った脱構築ドレス。中盤はボロボロのニットをモスリンのように体に巻き付けたり、半身は生地のまんまでこれから縫製が始まるようなジャケット提案したり。制作過程がコレクションのようになった印象です。

どうして中盤、座布団を頭に被ってしまったのかはわからないけれど(笑)、終盤にはカーペンターのようなワークウエアが現れ、切ったり貼ったり結んだりとDIYするイブニングでエンディングを迎えました。

屋外で極感の会場でミニ丈連発
なんだか“お寒い”「ミッソーニ」

村上:フィリッポ・グラツィオーリ(Filippo Grazioli)の退任に伴い、ホームコレクション部門を率いてきたアルベルト・カリーリ(Alberto Caliri)がトップについた「ミッソーニ」も、「モスキーノ」同様、難しい舵取り迫られています。

フィリッポのコンセプチュアル過ぎたコレクションに比べれば幾ばくかのリアリティを取り戻しましたが、再生への道のりは当面紆余曲折がありそうでしょうか?アルベルトは、トップスではオーバーサイズのニット重ねつつ、ボトムスはミニ丈に絞ったスタイルを連打。36ルック中、28ルックがミニスカートかホットパンツ(らしきもの。トップスが大き過ぎて、ボトムスはほとんど確認不可能ですw)という偏ったラインアップを披露しました。

確かに「ミッソーニ」と言えば、ジグザグニットやカーディガンが思い浮かぶのでトップスに傾倒するのは理解できるのですが、足元が華奢なストラップサンダルなのは、なぜ?今っぽいシルエットとして、意識しすぎてしまったのかな?ブランドをだいぶ誤った方向に導いてしまった感があるフィリッポ路線からのグレートリセットではあるのでしょうが、「『ミッソーニ』らしいニットの復活」だけが先行してしまい、肝心の「どんな女性に着て欲しいか?」「今を生きる女性って、どんな人たちなのか?」に対する思考が足りず、表面的な若々しさだけしか伝えられなかった印象です。

「ロレーナ・アントニアッツィ」が日本上陸
トレーサブルなニットブランド

木村:「モスキーノ」を止めたウールン商会が25-26年秋冬シーズンに取り扱いを始める「ロレーナ アントニアッツィ(LORENA ANTONIAZZI )」の展示会へ。同ブランドは、1993年にウンブリア州ペルージャで誕生しました。デザイナーのロレーナ・アントニアッツィは、「創業当時、周りのニット製品はシンプルなものばかり。コンフォートでありながらコンテンポラリーな、市場にないものを作りたいと思った」と創業背景を語ります。以来、ウンブリア州にある自社工場では、糸から開発しオリジナルの加工技術を用いたニットウエアを作っています。

その技術革新の集大成とも言えるのが、今シーズン登場した“ノーシーズン(NO SEASON)”シリーズです。コットンシルクやコットンカシミア、ビスコースといった糸を用いて、夏でも冬でも着られるニットを完成させました。素材は全て認証を取得したものかつ製造工程はトレーサブルなのも特徴です。2013年からQRコードで商品の全ての生産工程をたどることができるというから驚きです。

デザイナーのロレーナは、毎年日本を訪れ、日本の女性たちからインスピレーションを得ていると話します。「いつか日本でビジネスをしてみたいと心待ちにしていたので、とても楽しみです」とロレーナ。3月12日から6月まで、阪急うめだ本店6階でポップアップショップを開くほか、8月以降は札幌三越や仙台の藤崎などに登場するようです。

前グッチCEOが出資する
「エリザベッタ フランキ」とは?

村上:お次は、私も初めての「エリザベッタ フランキ(ELISABETTA FRANCHI)」へ。正直これまではスルーしていましたが、上の記事にある通り、マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)前グッチ最高経営責任者が立ち上げた投資会社ネッシファッション(NESSIFASHION)が株式の23%を取得したとあれば、チェックしないわけにはいきません。聞けば創業デザイナーのエリザベッタは、動物愛護にも積極的なのだそう。世界でおよそ80の国や地域でビジネスを手掛けています。

「90年代、女性は男性同様の権利を獲得するため、マニッシュなスーツに身を包んだ。そして21世紀になると、今度はフェミニニティーという名の下でドレスをまとってきたけれど、そろそろ既成概念から解放されていいはず。だからドレスのように洗練されているけれど、スーツのようにシンプルな洋服を提案したかった」とエリザベッタは話します。ボディコンシャスなシルエットを基調に、首元や脇腹を抉って肌をのぞかせるドレス、そしてほんのりフレアするロングパンツと合わせる金ボタンのジャケットなどを提案しました。ドレスとジャケットは、共に細長いシルエット。ムードに違いはありません。ブラックやボルドーなどオンでもオフでも使える色をベースに、カジュアルならデニム、イヴニングならベロアを使い、スタイルの汎用性を示しました。

「プランC」はワークウエアに遊び心を加えて

木村:私は、「プラン C(PLAN C)」がショールームで行った展示会&カクテルパーティーにダッシュ。建物のエントランスに到着した時には、上階から降りてくる人たちばかり。脚立を担いだ会場の解体業者さんたちと一緒にエレベーターに乗り込みました。

やっぱりパーティーはもうお開きで、さすがに帰らされるかと思いましたが、そんな状況下でも「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれるのが、クリエイティブ・ディレクターのカロリナ・カスティリオーニ(Carolina Castiglioni)です。

コレクションはワークウエアがインスピレーション源。アウターはカーペンタージャケットをベースにしています。クロップド丈やネイビーや淡いピンクなどもあり、ユニセックスで提案。インナーにはボウタイブラウスを合わせて、ワークとアーバンをミックスしたコーディネートも遊び心があります。ウールのプリーツスカートなどには、取り外し可能なフェザーをあしらい華やかさを演出しました。

これがドナテラの集大成?
「ヴェルサーチェ」はどうなる?

村上:さて、本日の大トリは「ヴェルサーチェ」。ドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーは、今回のコレクションを最後にクリエイティブ・ディレクターを退くのではないか?とのウワサが渦巻いています。

そんな彼女によるコレクションは、長らく創業デザイナーで兄のジャンニ(Gianni)の活躍を見てきた彼女ならでは。いち早くスタートしたホームウエアラインの柄を使った、パンクなドレスで幕を開けました。

近年は柄使いを控えた“クワイエット・ラグジュアリー“な趣でしたが、今季はいささかムードが異なります。漆黒のパートがあっという間に終わると、次はレザーにシルクスクリーンのド派手なシャツやネクタイが登場。ウィメンズではレオパード柄が加わり、オーバーサイズのジャケットの下はハイレグのリボン&フリル付きビキニです。スカートはバルーンシルエットに仕上げたり、パレオのように巻き付けたりですが、いずれも色鮮やかなシルク素材。そこにダメージジーンズやスタッズが加わり、ビートは一気に加速します。レザーやシルクサテンをグルグルと巻き付けた雰囲気のミニドレス、極彩色のブラトップ、そしてパワーショルダーのジャケットやコート。確かに少し懐古主義的ではありますが、やはり「ヴェルサーチェ」はこうでなくっちゃ、とも思えてきます。

これって、集大成ってことなのでしょうか?ドナテラの退任や後任に関するニュースは、今のところまだ発表されていません。

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新デザイナーの「セルジオ ロッシ」に好印象、「ヴェルサーチェ」はまるで集大成 25-26年秋冬ミラノコレ日記vol.4

2025-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク後半は、「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」や「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」といったシューズブランドの展示会も目白押し。ショーは「トッズ(TOD'S)」や「モスキーノ(MOSCHINO)」、新デザイナーによる「ミッソーニ(MISSONI)」などが続き、最後は「ヴェルサーチェ(VERSACE)」で締めくくりました。

「セルジオ ロッシ」に見る
前進する老舗ブランドの好例

木村和花/記者(以下、木村):この日は「セルジオ ロッシ」の展示会から。昨年クリエイティブ・ディレクターに就任したポール・アンドリュー(Paul Andrew)によるデビューコレクションのお披露目で、本人に取材しました。彼は自身のシューズブランドに加え、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」(現「フェラガモ」)のクリエイティブ・ディレクターなどを手掛けた実力者ですね。

展示会場は、創業者のロッシ氏が好んで使っていたことから、以降ブランドのキーカラーに据えるというアクアミント1色。フレッシュなスタートを示唆しているようで、素敵です。アンドリューは、「クラフト」「デザイン」「テクノロジー」をキーワードに挙げました。これはセルジオ氏が大切にしてきた哲学でもあります。

アンドリューは街ゆく人たちを観察し、今求められている上記の要素を具現化。世の中のカジュアルシューズへの傾倒をどう「セルジオ ロッシ」らしく解釈すべきかに思考を巡らせたそう。結果、ヒール離れの私でもコレクションは「履きたい」「素敵」と思うものが、たくさんありました。

“高まり“といった意味を持つ“サージ(SURGE)“と名付けたシリーズは、過去に登場したポインテッドトーとスクエアを合わせたようなつま先部分に、少しだけピラミッドのような形を作りシャープさを加え、新しいアイコンと位置付けます。ユニセックスで提案する分厚いソールが特徴のチェルシーブーツやワークブーツは、見た目にインパクトがありながら超軽量。きちんと「セルジオ ロッシ」の哲学が反映されています。

印象的なのは、自動車の製造などに使われるカーボンファイバーを用いた“S”の形を模るミュール。今季のコレクションのムードボードには、ランボルギーニやポルシェの写真も貼っていたそうです。デザインとしても未来的でインパクトがあり、革新性を追い求める姿勢を表明していて、これからアンドリューが作る「セルジオ ロッシ」にワクワクしました。

お祝いコレクションは光り輝き、
秋冬は毛皮使いの「サントーニ」

村上要「WWDJAPAN」編集長:続いてのシューズブランドは、「サントーニ(SANTONI)」。創業50周年のアニバーサリーイヤーを迎えています。限定コレクションは、お祝いにふさわしくゴールドやブロンズカラーで光り輝いていましたね(笑)。秋冬コレクションでは、バックストラップのパンプスの甲の部分にファーのトリミングなど、随所にハラコや毛皮を取り入れています。フェイクも含む毛皮やシアリング素材が増えている今季のムードを的確に捉えました。

シャープなジャケットが着たくなった
「スポーツマックス」

木村:「スポーツマックス(SPORTMAX)」は、ソリッドなテーラリングを軸に、袖口やマフラー、バッグなどに大胆にあしらった長いフリンジで動きを加えました。オーバーサイズのジャケットとスリムなパンツを合わせたオールブラックのセットアップに始まり、ウエストを軽くシェイプしたジャッケットとパンツ、デニムのテーラードジャケットにバンドウ、ローウエストのジーンズの合わせなど、ワントーンで潔くまとめています。形と素材だけで遊ぶミニマルなスタイルがモードでかっこいい。

今季は「日常を非凡に変えるデザイン」がテーマ。1969年にデビューして以来、大事にしてきた現代的なライフスタイルを汲み取る視線、そこに新しいビジョンを示す姿勢が反映されていました。

村上:ショー会場には、デザインチームからのメッセージがいくつか置いてありましたね。そこには「最小限のデザインが、革新的な素材の価値を引き出す」などの文言がありました。厚手のウールやハイゲージのニットはもちろん、テクニカル素材のアノラックやムートンまで、素晴らしい素材をたっぷり使い、柔らかい生地の場合はタッキングしたりツイストしたりでドレープを生み出す程度に留め、最後にフリンジでスパイスをプラスした。そんな印象のコレクションです。身頃と一体化したり、境目の区別がつかなかったりのアウター&ストール使いは、流線型のシルエットを描く今シーズンのトレンドでもあります。「マックスマーラ」が凛としているなら、こちらはもっとしなやかな感じです。

リッチなテクスチャーが際立つ
「ジミー チュウ」

木村:「ジミー チュウ」は、しなやかなナッパレザーや滑らかな手触りのベルベット、レザーのスネークエンボス加工など、豊かなテクスチャーがポイント。コニャックやゴールド、バターミルク、チョコレートといったカラーパレットも秋冬らしさを演出します。ブーツに配したステッチやパッチワークなど職人の手仕事を感じさせるディテールが「温かさ」を加えます。バッグは、ホーボーバッグをプッシュ。縫い目は人気のダイヤモンドシリーズに通ずる、ダイヤモンド型でデザインしています。

「ジャンヴィト ロッシ」はシックに

木村:「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO ROSSI)」は、前シーズンのジャングルのような空間で見せた蝶々やライオンモチーフのミュールやサンダルから一変、シックなムードです。カーブを描く細いゴールドラインを這わせたブラックのロングブーツやしっとりとした質感のベロア素材のプラットホームサンダル、細かなビジューで飾ったバックスリングパンプスなどを披露しました。パンプスのカラーパレットには、30色以上のスエードが使われているそうで、バリエーションが楽しめます。

「ロロ・ピアーナ」は、乗馬と
アルゼンチンの民族衣装を融合

村上:「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、アルゼンチンからスコットランド、そしてニュージーランドとオーストラリアという、スケールの大きな旅に出ました。いずれもメリノウールやビキューナなど、ブランドに欠かせない素材を生み出したり、糸を紡ぎ生地につなげたりという産地です。こうした地方には、羊やビキューナ同様、馬と共生する町が多いと言います。そこで今シーズンは、アルゼンチンの民族衣装とイギリスの乗馬カルチャーを融合。前者は有機的な曲線のライン、後者はそれを引き締める直線のラインをもたらします。

シャギーな表面感やネップやメランジュといった豊かな生地感が多い今シーズン、そんな素材の最高峰を贅沢に使う「ロロ・ピアーナ」がよく見えるのは必然でしょうか?ブランデーやブラウンなどの濃色からバニラなどの淡色まで、そこにネイビーやブラックなどを加えながら、マニッシュなスタイルをリラックスしたシルエットで楽しみます。

スパーニャジャケット、ラペルがないカーディガンとジャケットの中間のような存在で、エレガントとスポーティなムードが同居するアイコンは、複数の糸を絡めたツイードで提案。確かに民族衣装感の強い独特のシルエットは多いものの、アンサンブルやセットアップ提案でフォーマルにまとめました。イブニングも同様です。アルゼンチンの女性を思わせる前掛けとフレアスカート、そこにつばの広い帽子を合わせたスタイルは、細かな手刺しゅうが圧巻でした。前回もエキゾチックなムードが強かったものの、今回は乗馬のムードとセットアップ提案でリアリティも十分って感じですね。

カーラ・ブルーニが巨大なドレスで出迎えた「トッズ」

木村:「トッズ」の会場に入ると、なんとレザーの端切れをパッチワークした巨大なドレスを着たカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)の姿が。これはシカゴを拠点に活動するアーティストのネリー・アガシ(Nelly Agassi)によるパフォーマンスアートでした。カーラは手に職人技を象徴する巨大な針を持っていて神々しかったですね。

クリエイティブ・ディレクターのマッテオ・タンブリーニ(Matteo Tamburini)は昨シーズンに続き、“職人知能(アーティザナル インテリジェンス)“をテーマに掲げました。コレクションのテーマって毎シーズン異なるものを掲げるのがルールなのだと思っていたので、同じことを繰り返し伝えるタンブリーニに明確な目的意識を感じます。

シルエットもこれまで同様、シャープなロング&リーンが中心です。素材の質感を主役にするアプローチも変わりません。カシミヤよりもさらに高級なウール素材“パシュナ“に由来する高級レザーライン“パシュミー”シリーズのスエードやナッパレザーで作るトレンチコートやボマージャケットは、触るとその滑らかさと軽さに驚きます。カーキグリーンのウールのトレンチコートにレザーのトリムを施した重厚感のあるケープを重ねたルック、ツイード素材にフリンジのディテールをあしらったジャケットといったルック群は、秋冬らしさを加えていました。

村上:先ほどの「スポーツマックス」でも触れましたが、ミラノブランドの多くは素材の良さを引き出すため、特にコートやジャケットは、なるべく幅広の素材を“そのまま”使うことを考えているように思います。ドレープやペプラムさえ最小限に、美しい素材の“ありのまま”を見てもらおうというアプローチです。特に前任に比べてマスキュリンなスタイル提案が多いマッテオは、この流れの牽引役ですね。確かにパリのブランドに比べるとシンプルかもしれないけれど、着ていたら「素敵な素材ね、触っていい?」と聞かれそうなスタイル(笑)。で、触ってみたり、色々見ると「案外凝った作りなのね」と“2度おいしい”スタイル、そんな印象があります。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」出身というキャリアも影響しているのでしょう。“職人知能”をテーマに掲げ続ける点からも、職人とうまくコミュニケーションできているんだと感じます。

「ジャンニ キアリーニ」は、
定番バッグを秋冬素材に

村上:「ジャンニ キアリーニ(GIANNI CHIARINI)」は、定番のバッグを秋冬素材に。ホーボーバッグは深いブラウンのスエード、ショルダーバッグにはポニースキンを用い、トートバッグの背面はカラフルな糸を撚ったウールの編み込みで切り替えました。

ユーモアか、リアルか?
絶妙な路線が問われる「モスキーノ」

村上:ウールン商会が日本におけるディストリビューターとしての役割を終了し、今、日本には販路がない「モスキーノ」は正直、正念場です。エイドリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)は才能豊かなデザイナーだと思うけれど、「モスキーノ」らしいユーモアを追求すればリアルからかけ離れ、反対にリアリティを追い求めれば「モスキーノ」である必要性がなくなってしまう。そんな構造的問題を抱えているからこそ、絶妙なボーダーラインを探し、その上を歩き続けることが求められています。

エイドリアンは、リアル側の世界からボーダーラインを探している印象でしょうか?序盤は、サルトリアの仕立て糸を見せる、インサイドアウトのフォーマルウエアでスタート。パフスリーブのコートには、胸元に針が刺さりまくっているハートの針山を飾りました。ボタンを縫い付けたホルターやペプラム裾のドレスに続くのは、「モスキーノ」にとってアイコニックな水玉を大胆に使った脱構築ドレス。中盤はボロボロのニットをモスリンのように体に巻き付けたり、半身は生地のまんまでこれから縫製が始まるようなジャケット提案したり。制作過程がコレクションのようになった印象です。

どうして中盤、座布団を頭に被ってしまったのかはわからないけれど(笑)、終盤にはカーペンターのようなワークウエアが現れ、切ったり貼ったり結んだりとDIYするイブニングでエンディングを迎えました。

屋外で極感の会場でミニ丈連発
なんだか“お寒い”「ミッソーニ」

村上:フィリッポ・グラツィオーリ(Filippo Grazioli)の退任に伴い、ホームコレクション部門を率いてきたアルベルト・カリーリ(Alberto Caliri)がトップについた「ミッソーニ」も、「モスキーノ」同様、難しい舵取り迫られています。

フィリッポのコンセプチュアル過ぎたコレクションに比べれば幾ばくかのリアリティを取り戻しましたが、再生への道のりは当面紆余曲折がありそうでしょうか?アルベルトは、トップスではオーバーサイズのニット重ねつつ、ボトムスはミニ丈に絞ったスタイルを連打。36ルック中、28ルックがミニスカートかホットパンツ(らしきもの。トップスが大き過ぎて、ボトムスはほとんど確認不可能ですw)という偏ったラインアップを披露しました。

確かに「ミッソーニ」と言えば、ジグザグニットやカーディガンが思い浮かぶのでトップスに傾倒するのは理解できるのですが、足元が華奢なストラップサンダルなのは、なぜ?今っぽいシルエットとして、意識しすぎてしまったのかな?ブランドをだいぶ誤った方向に導いてしまった感があるフィリッポ路線からのグレートリセットではあるのでしょうが、「『ミッソーニ』らしいニットの復活」だけが先行してしまい、肝心の「どんな女性に着て欲しいか?」「今を生きる女性って、どんな人たちなのか?」に対する思考が足りず、表面的な若々しさだけしか伝えられなかった印象です。

「ロレーナ・アントニアッツィ」が日本上陸
トレーサブルなニットブランド

木村:「モスキーノ」を止めたウールン商会が25-26年秋冬シーズンに取り扱いを始める「ロレーナ アントニアッツィ(LORENA ANTONIAZZI )」の展示会へ。同ブランドは、1993年にウンブリア州ペルージャで誕生しました。デザイナーのロレーナ・アントニアッツィは、「創業当時、周りのニット製品はシンプルなものばかり。コンフォートでありながらコンテンポラリーな、市場にないものを作りたいと思った」と創業背景を語ります。以来、ウンブリア州にある自社工場では、糸から開発しオリジナルの加工技術を用いたニットウエアを作っています。

その技術革新の集大成とも言えるのが、今シーズン登場した“ノーシーズン(NO SEASON)”シリーズです。コットンシルクやコットンカシミア、ビスコースといった糸を用いて、夏でも冬でも着られるニットを完成させました。素材は全て認証を取得したものかつ製造工程はトレーサブルなのも特徴です。2013年からQRコードで商品の全ての生産工程をたどることができるというから驚きです。

デザイナーのロレーナは、毎年日本を訪れ、日本の女性たちからインスピレーションを得ていると話します。「いつか日本でビジネスをしてみたいと心待ちにしていたので、とても楽しみです」とロレーナ。3月12日から6月まで、阪急うめだ本店6階でポップアップショップを開くほか、8月以降は札幌三越や仙台の藤崎などに登場するようです。

前グッチCEOが出資する
「エリザベッタ フランキ」とは?

村上:お次は、私も初めての「エリザベッタ フランキ(ELISABETTA FRANCHI)」へ。正直これまではスルーしていましたが、上の記事にある通り、マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)前グッチ最高経営責任者が立ち上げた投資会社ネッシファッション(NESSIFASHION)が株式の23%を取得したとあれば、チェックしないわけにはいきません。聞けば創業デザイナーのエリザベッタは、動物愛護にも積極的なのだそう。世界でおよそ80の国や地域でビジネスを手掛けています。

「90年代、女性は男性同様の権利を獲得するため、マニッシュなスーツに身を包んだ。そして21世紀になると、今度はフェミニニティーという名の下でドレスをまとってきたけれど、そろそろ既成概念から解放されていいはず。だからドレスのように洗練されているけれど、スーツのようにシンプルな洋服を提案したかった」とエリザベッタは話します。ボディコンシャスなシルエットを基調に、首元や脇腹を抉って肌をのぞかせるドレス、そしてほんのりフレアするロングパンツと合わせる金ボタンのジャケットなどを提案しました。ドレスとジャケットは、共に細長いシルエット。ムードに違いはありません。ブラックやボルドーなどオンでもオフでも使える色をベースに、カジュアルならデニム、イヴニングならベロアを使い、スタイルの汎用性を示しました。

「プランC」はワークウエアに遊び心を加えて

木村:私は、「プラン C(PLAN C)」がショールームで行った展示会&カクテルパーティーにダッシュ。建物のエントランスに到着した時には、上階から降りてくる人たちばかり。脚立を担いだ会場の解体業者さんたちと一緒にエレベーターに乗り込みました。

やっぱりパーティーはもうお開きで、さすがに帰らされるかと思いましたが、そんな状況下でも「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれるのが、クリエイティブ・ディレクターのカロリナ・カスティリオーニ(Carolina Castiglioni)です。

コレクションはワークウエアがインスピレーション源。アウターはカーペンタージャケットをベースにしています。クロップド丈やネイビーや淡いピンクなどもあり、ユニセックスで提案。インナーにはボウタイブラウスを合わせて、ワークとアーバンをミックスしたコーディネートも遊び心があります。ウールのプリーツスカートなどには、取り外し可能なフェザーをあしらい華やかさを演出しました。

これがドナテラの集大成?
「ヴェルサーチェ」はどうなる?

村上:さて、本日の大トリは「ヴェルサーチェ」。ドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーは、今回のコレクションを最後にクリエイティブ・ディレクターを退くのではないか?とのウワサが渦巻いています。

そんな彼女によるコレクションは、長らく創業デザイナーで兄のジャンニ(Gianni)の活躍を見てきた彼女ならでは。いち早くスタートしたホームウエアラインの柄を使った、パンクなドレスで幕を開けました。

近年は柄使いを控えた“クワイエット・ラグジュアリー“な趣でしたが、今季はいささかムードが異なります。漆黒のパートがあっという間に終わると、次はレザーにシルクスクリーンのド派手なシャツやネクタイが登場。ウィメンズではレオパード柄が加わり、オーバーサイズのジャケットの下はハイレグのリボン&フリル付きビキニです。スカートはバルーンシルエットに仕上げたり、パレオのように巻き付けたりですが、いずれも色鮮やかなシルク素材。そこにダメージジーンズやスタッズが加わり、ビートは一気に加速します。レザーやシルクサテンをグルグルと巻き付けた雰囲気のミニドレス、極彩色のブラトップ、そしてパワーショルダーのジャケットやコート。確かに少し懐古主義的ではありますが、やはり「ヴェルサーチェ」はこうでなくっちゃ、とも思えてきます。

これって、集大成ってことなのでしょうか?ドナテラの退任や後任に関するニュースは、今のところまだ発表されていません。

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水着姿のキム・カーダシアンの巨大風船がタイムズスクエアに出現 「スキムス」新キャンペーン

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「スキムス(SKIMS)」は、新作水着コレクションのプロモーションの一環として、ニューヨークのタイムズスクエアに全長約18mのカーダシアン型風船を設置した。

風船型カーダシアンは、新コレクションから“シグネチャー スイム タンガ ビキニ トップ”と“シグネチャー スイム タンガ ビキニ ボトム”の“タイド”カラーを着用。「スキムス」のロゴ入りの台の上に横たわる形で設置されている。

カーダシアンは新コレクションについて、「旅行でもビーチでも、着る人に自信を与えるためのもの。自信に満ちたエフォートレスなスタイルを可能にする、セクシーな逃避行のためのワードローブ」と説明。本コレクションの日本販売は未定だ。

2月下旬、「スキムス」は「ナイキ(NIKE)」とパートナーシップを締結し新ブランド「ナイキスキムス(NIKESKIMS)」をローンチすることを発表した。アパレル、フットウエア、アクセサリーで構成する予定のファーストコレクションは、公式オンラインストアと一部店舗で今春発売予定。2026年にはグローバル展開を計画している。

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「マックスマーラ」は冷静と情熱の間で揺れる 長年のファンも嬉しい「エトロ」に安心 25-26年秋冬ミラノコレ日記Vol.3

2025-26年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク3日目からは、ショー以外にもバッグ&シューズの展示会やイベントなど、アポイントがぎっしり。手分けをしながら約20の取材ミッションを遂行しました。

「マックスマーラ」は「英国最後のロマン主義作家」に着想

村上:本日のトップバッターは、「マックスマーラ(MAX MARA)」。今シーズン、イアン・グリフィス(Ian Griffiths)クリエイティブ・ディレクターは、英語圏では「最後のロマン主義作家」とされるブロンテ姉妹の妹、エミリー・ブロンテ(Emily Bronte)による小説「嵐が丘」にヒントを得ました。ちょっとどんな人物、どんな物語か、調べてみましょう。

エミリーと姉のシャーロット(Charlotte)は、イギリス北部ヨークシャーの荒野で暮らしていたそう。当時、文壇はまだ男性優位だったことから、2人は男性とも女性とも思える偽名を使っていました。「嵐が丘」は、2つの家で3代にわたって繰り広げられた愛憎、悲恋、復讐の小説ですが、難解だったことから当初は酷評を受けたと言います。

この段階で「マックスマーラ」らしいな、と思ったアナタは、ブランドのことをとっても良く理解しています(笑)。洋服を通した女性のエンパワーメントに心血を注ぐブランドとイアンにとって、男性同様の活躍を願い、小説発表直後は酷評されたものの後に高い評価を得たエミリー本人や、理性と愛憎や悲恋、復讐の間で揺れ動く「嵐が丘」の主人公は、まさに豊かなインスピレーション源でしょう。そこでイアンは、多種多様な素材とシルエットで作るコートを主軸に、冷静と情熱の間で揺れ動く女性像を思い描きました。

ファーストルックは、情熱的なラズベリーの1トーンコーディネート。大きなラペルとマキシ丈のチェスターコートは、ヨークシャーの厳しい自然に立ち向かう強さや理性を連想させますが、一方で今季のトレンドになりそうな起毛感のある柔らかな素材で仕上げ、包み込むような愛を感じさせます。全身同じ色の1カラーコーディネートの中で映えるのは、ウエストをマークする2連のベルトです。

肩口が大きく膨らみ裾にかけて急速にすぼまるマトンスリーブのコート、膝の脇にタックを仕込んでバナナのようなシルエットを描くパンツ、同じく無数のタックで優雅なフレアシルエットを生み出すロングスカートなど、シルエットは柔らか。一方、アイテム自体は将軍コートやマルチポケットのワークベスト、何より連発するマキシ丈でパワフル。なのにリブ編みのニットやベロア、極上のカシミヤなどソフトな素材が多いから温かみに溢れているけれど、ストイックなまでの1カラーコーディネートで規律的。と、コレクションはまさに冷静と情熱の間を行ったり来たり。そして、それが女性(というか人間)の魅力であり、そんな女性を支えたいという「マックスマーラ」の願いであることを改めて感じるコレクションでした。

「ヴァレクストラ」はソフトシェイプ際立つ

木村:「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」は今季、ソフトなシェイプが目立ちます。“ミラノバッグ“の新作はヌバックレザーで、なめし方に改良を加えることでより柔らかさを出しました。ポーチやクロスキャリーとしても使える小柄な2WAYバッグ“モチバッグ“もよりソフトに。深みのあるブラウンとブラックなど、シックなカラーリングも特徴です。

また、ブランドの代表製品である“イジィデ“をキャンバスと捉え、世界各国の職人とコラボレーションするプロジェクトも始動するそうです。まずはインドとイタリアから。インドの刺しゅう職人が750のミラーピースをモザイク状に刺しゅうしたものや、イタリア・サルデーニャ地方のカーペット職人が花の模様を描いたものなど、“イジィデ“の付加価値を高めています。秋には日本の有田焼とのコラボレーションを予定しているそうです。

グッチオ・グッチも輩出した老舗レザーブランド「フランツィ」

木村:続いて、イタリアの老舗ラグジュアリーレザーブランド「フランツィ(FRANZI)」の展示会へ。こちらのブランドは、トランクメーカーとして1864年に創業。当時画期的な軽量レザートランクを開発し、旅行鞄業界に革命を起こします。以来イタリア以外にもギリシャやエジプト、オーストリアといった世界の王室・皇室御用達ブランドとして知られる名門です。「グッチ(GUCCI)」を創業したグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)も「フランツィ」で修行していたのだそう。日本では昨年、日本橋髙島屋で開催したポップアップで初上陸しました。

新作は、日常使いできる大きめサイズの“ヴァージニア“バッグから柔らかな手触りのスエードが登場。グレーやスモーキーグリーン、エボニーとシックなカラーがそろいました。アイコンの“マルゲリータバッグ“は、レザーや色を自由にカスタムできるオーダーメードサービスを強みとしていますが、今回は、金色の筆跡や幾何学模様といったアートなデザインのバリエーションも加わりました。

「ブルマリン」は新デザイナーのデビューショーがなんだか下品

村上:「ブルマリン(BLUMARINE)」は、新クリエイティブ・ディレクターにデヴィッド・コーマ(David Koma)が着任。今回がデビュー・コレクションです。

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」がロレンツォ・セラフィニ(Lorenzo Serafini)で“イイ感じ“に進化したのに対して、コーマの「ブルマリン」はイマイチでしたねぇ……。一言で言えば、“下品“だったでしょうか?ニコラ・ブロニャーノ(Nicola Brognano)による「ブルマリン」のY2K路線を継承したかったのでしょうか?露出度高めのミニドレスやレースのトップスに、マスキュリンな将軍コートやレザーパンツを合わせるなど、今っぽい相反するものの融合でしたが、色使いや蝶々のモチーフ、大輪の花を描いたバックルのベルトやガーターのようなグラディエイターブーツ、そしてゼブラのショルダーバッグからは品格を感じることができませんでした。メイクやスカートの丈感でも、正直損をしてると思うんですよね。自身のクリエイションのベクトルにもう少しロマンティックな要素を加えれば新しい「ブルマリン」になり得たのに、方向性としては「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」路線に切り替えちゃった気がするけれど、大丈夫かな?

「アンテプリマ」は現代アーティストの加藤泉氏とコラボ

木村:「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」は、現代アーティストの加藤泉氏とコラボレーションしました。荻野いづみデザイナーに話を聞くと、作品だけでなく加藤氏のファッションスタイルそのものからインスピレーションを受けたと言います。結果、加藤さんが普段よく履くカーゴパンツやオーバーサイズのセーターなどが登場し、年齢や性別を問わないスタイリングに落とし込まれていました。実際にフィナーレには、コレクションを着用した加藤さんがランウエイに登場しましたが、とてもお似合いでした。グリーンやブラウン、ベージュやライトピンクといった豊かなカラーパレットが、カシミヤやベルベット、コーデュロイなど温かみのある素材にのり、それらを自由な感性でレイヤード。芸術学校に通う学生のような雰囲気も感じました。要さんはいかがでしたか?

村上:25年春夏同様、「頑張れば買える」や「買いやすい」価格も考慮に入れ、複雑なディテールや凝りまくった装飾は回避。でありながら、コレクションブランドとしての個性は失わず、バランスの良さを感じました。アートって、そのままのせちゃうと着られない一着になっちゃいそうですが、加藤さんのイラストはモヘアなどの起毛素材に合いますねぇ。温かみが増幅されていましたね。荻野さんは、「着なくなったら、切って額に入れて飾ってほしい!」と話していました。ハサミを入れる勇気は持てそうにないので(苦笑)、大事に着たいと思います。

独自の視点で問題提起する「プラダ」

村上:お次は、「プラダ(PRADA)」ですね。今シーズンも、新しいフェミニニティーの提示で他とは違うコレクションを見せてくれました。詳細は、木村さんが書いた記事でチェックしてください。

「ホーガン」はミラノの街並みに着想 都会の若者にぴったりな新作シューズ

木村:トッズ グループ傘下の「ホーガン(HOGAN)」は2023年に日本に再上陸しました。日本ではスニーカーがメインですが、イタリアではウエアも販売。トータルルックを踏まえて見ると、シューズの可愛さが一層引き立ちます。新作は、歴史的建造物が立ち並ぶミラノの街の風景が着想源。エレガンスとリラックスした気分を素材やカラーで表現しています。

スリムフィットのスニーカー“オリンピア“は、スエードやホワイト、シルバーレザーでシックな印象。ローファーやシアリングのバレーリーナシューズなど、ミラノの都市で生活する若者達の必需品のようなアイテムがそろいます。バッグはデイリー使いできる大容量のトートバッグ。こちらもカーフスキンやスエード、ポニースキンなどで温かみと洗練さを兼ね備えています。

「エンポリオ アルマーニ」はマスキュリン×フェミニン

木村:お次は「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のショーへ。深みのあるベルベッドやウォッシュドウールなどリッチな生地感やシルクサテンの光沢感など、いつもの「エンポリオ アルマーニ」のエレガンスはそのまま。今回はファスナーをあしらったパンツにブーツの合わせ、フィールドジャケットを思わせるミリタリー調のベージュのロングコートなど、無骨な印象も加わりました。

リリースには「アルマーニの美学を最も象徴するのは、マスキュリンとフェミニンのバランス」と記されています。白シャツにベロアのネクタイと同素材のパンツスーツ、ポケットに片手を入れて歩くモデルのルックは、まさにその美学を象徴していると思いました。ショート丈のテーラードベストにラッフルをほどこしたスカートのルックも個人的にはツボでした。

後半は、トランプのモチーフがキーに。コレクションタイトルの「ALL IN」(ポーカー用語)は、ここに通じるものだったのですね。テーラードスーツのポケットからはトランプがのぞき、ハートを形どったトップスなどで遊び心を取り入れました。それにしても、100体近いルックの登場には、アルマーニさんのパワーを感じましたね。

「ファビアナ フィリッピ」の変身に未だ違和感

村上:私は、「ファビアナ フィリッピ(FABIANA FILIPPI)」へ。ルチア・デ・ヴィート(Lucia De Vito)をブランド初のクリエイティブ・ディレクターに任命して2年が過ぎようとしていますが、少なくともコレクションライン(ファッション・ウイークで発表するステートメントピースのこと)は、いまだ長年の顧客との乖離が大きそうで、どう咀嚼したら良いのか判断に迷っています。洋服は、美しいんです。ボタンもラペルも潔く取り払ったコンパクト丈のレザージャケットや、ピークドラペルの男前なチェスターコートなどと同系色のジャケット&パンツのコーディネートは、シャープでクリーン、ミニマルでモードではあります。ただ、この路線を多くのファンが望んでいるのかな?価格帯がアップしたので「ジル サンダー(JIL SANDER)」や「ザ・ロウ(THE ROW)」などが競合になりそうだけど、勝てるだけの独自の魅力があるのか?そして、それが「ファビアナ フィリッピ」という地域に密着するクラフツマンシップのブランドとして正しいリブランディングなのか?と問われると、私は懐疑的です。

もちろん、従前のスタイルでは「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」と差別化しきれないから、変わりたい・変わらなきゃいけないのは理解できるのですが……。どうしても大きな帽子が気になってしまうコンセプチュアルな見せ方含めて、もう少し肩の力を抜いても良いのかな?

「MM6」は「拡大と縮小」 マルタン・マルジェラの意志を継承

村上:私は「MM6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」のショー会場へ。

こちらのリンクで正面からの写真を紹介していますが、今回の「MM6」は、背面を見ないとコレクションの全貌が分かりません(苦笑)。ということで、私が撮影した動画をいくつか紹介しましょう。最初は「モデルがやたらと向きを変えて視線を送ってくるなぁ」と思っていたのですが、ちゃんと意味があったんです(笑)。

今シーズンは、「拡大と縮小」がキーワードです。アイテムはベーシック。トレンチコートやテーラードジャケット、スエード素材だけどTシャツ、そしてポロシャツなど、本当にフツーです。でも正面から見ても少し不思議なシルエットですよね?これは、背中の中央に別の生地を挟んでいるから。例えばスタンドカラーのウールコートなら、背面の中央にシルクサテンの生地をインサート。リブニットカーディガンには、後ろで別のニットをプラスします。トレンチコートも、同じギャバジンを使いつつ、背面ではドレープを寄せています。まずはこうして別の生地を挟むことで「拡大」しているんですね。「マルジェラ」らしい、脱構築的なアプローチです。同じようなアイデアは、背面のみならず、身頃の左右でも散見されます。

またパワーショルダーからストンと落ちるシルエットにしたり、中綿を詰めたりすることでも、アイテムを「拡大」しています。

一方の「縮小」は、細くて長いシルエットはもちろん、オーガンジーのような生地の中に別の洋服を無理やり詰め込んで表現しました。トレンチコートやシャツドレスは、シワクチャです(笑)。また、「拡大」とは反対に、背中の中央の生地を身頃の外に出すことで強制的に細くて長いシルエットを作る工夫もあります。

「縮小」のアイデアがウエアラブルか?と問われたら「No」かもしれませんが、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)によって「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」が変容した結果、「MM6」は創業したマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)のクリエイティビティを一番強く継承するようになりました。「メゾン マルジェラ」のトップにグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任したら、どうなるのかな?そう言えば、会場にはグレンの姿がありました。

新たな才能を発掘し続けてきたセレクト「ビッフィ」が日本にフォーカス

木村:ミラノの名物セレクトショップ「ビッフィ(BIFFI)」が、日本のクリエーションやクラフツマンシップに着目した、“VOYAGE TO JAPAN”と題したイベントを開催すると聞きつけ、ショーの合間をぬってお邪魔してきました。企画は、「ビッフィ」でも10年以上前から取り扱われている「有松鳴海絞り」の「スズサン(SUZUSAN)」の村瀬弘行CEOと、「ビッフィ」ディレクターのカルラ・チェルダ・ビッフィ(Carla Cereda Biffi)さんのアイデアから始まったそう。

店内では「スズサン」のほか、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」ほか、カルラさんが感銘を受けたという日本の伝統工芸ブランド8つがフィーチャーされました。カルラさんは、「日本の職人は深い知識と素晴らしい技術、新しい視点を持っている。こうした場所で、特に若い才能を紹介していくことに意義を案じている」とコメント。

日本の職人技が生み出した作品が「ジャックムス(JACQUEMUS)」のバッグと並んでいるのを見ると、日本の伝統工芸とファッションの親和性が強く感じられます。ケータリングのからあげと太巻きに束の間の幸せを覚えつつ、次のショー会場に急ぎました。

「セラピアン」は控えめに輝くモノトーンのバッグ

村上:「セラピアン(SERAPIAN)」は今回、モノトーンの世界でイヴニングにもピッタリのクラッチサイズのバッグを発表しました。編みこむレザーの端に小さなメタルボールをあしらい、キラッと瞬きます。夜は仮面パーティーで盛り上がったそうです(笑)。

ついに長年のファンにも売れそう!な「エトロ」

木村:「エトロ(ETRO)」は、今季メンズも交えたコー・エドショーを開催しました。マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)が手掛ける「エトロ」は、いい方向に若々しさを取り入れてきていると感じていますが、課題は既存の顧客も着られるウエアの提案ですね。今回のコレクションは、すごくバランスが取れていたと思います。

マルコは今季、地球上に初めて生命が誕生した時代に思いを馳せます。大切にしたのは、思わず触れたくなるような生地のテクスチャーや、生命の誕生に欠かせない風や水をイメージした生地の軽やかなフロー。ボリュームのあるファーはキー素材で、コートや大きなロシアン帽のようなアイテムに用いました。シボ感のあるレザーは、コートやミニスカートに。

特に「いいな」と思ったのは、古代エジプト時代の神様とペイズリーを組み合わせたオリジナルプリントのスカーフ付きブラウス類。幻想的な世界観で「エトロ」らしさもありながら、スタイリングで新鮮さも感じました。

アクセサリーの提案も豊富でした。10万円台の新作クラッチバッグや乗馬のサドルをイメージしたショルダーバッグが、メンズにもウィメンズにも登場しました。セーターに描いたボタニカルアートは、韓国の気鋭アーティスト、マリア•ジョンによるもの。植物と人間の関係性をテーマにした作風と、ポップさのあるタッチが今の「エトロ」にマッチしていました。要さんの評価はいかがでしたか?

村上:「生地オタクであるがゆえ」だと思うんですが、マルコは生地をたくさん使いたいから、ロングドレスの提案が多かったんですよね。もちろん素敵なんだけれど、色や柄が鮮やかだから「どこに着ていけばいいのかな?」と迷う人も多かったと思うんです。そして、特にIラインのドレスは、長年のファンの皆さんには正直難しい。上下セパレートのアイテム開発や打ち出しが急務でした。今回は、そんな課題を見事にクリア。新しいペイズリーは、長年のファンにとって、新たに買う理由になりそうですね。

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【2025年夏コスメ】「アンドビー」がベースメイクラインをリニューアル “生肌メイク”をかなえる3品登場

河北裕介ヘアメイクアップアーティストがプロデュースする「アンドビー(&BE)」は、4月からベースメイクラインをリニューアルする。それに伴いリニューアル第1弾として、4月4日から夏季限定で“薬用ホワイトニング UV スプレー”【医薬部外品】[SPF50+・PA++++UV耐水性★★](60g、1980円)を、4月25日から“ラスティングクッションファンデーション”[SPF33・PA+++](全2色、各3520円)と“UV スムースパウダー”[SPF35・PA++](8,5g、1650円)を販売する。

UVカット美白スプレー

“薬用ホワイトニング UV スプレー”【医薬部外品】は、トラネキサム酸による美白効果と、グリチルリチン酸ジカリウムによる肌荒れ、ニキビ予防効果を備えた薬用UVカットスプレー。夏のインナードライ肌のために厳選した全5種の美容成分配合で、潤いで包みながら強力な紫外線から肌や髪を守る。

薄膜カバーの“美容液”ファンデーション

“ラスティングクッションファンデーション”は、マットと艶の要素を合わせ持った自然由来指数77%のクッションファンデーション。薄くなめらかに伸び広がり色むらをカバーすることで、理想の“生マット肌”を演出する。厳選したボタニカル美容成分配合で、メイクしながらスキンケアをかなえる。カラーは全2色で展開する。

人気全身用パウダーが進化

人気全身用パウダー“UV スムースパウダー”が、SPF35・PA++にバージョンアップして登場。超微細ミネラルスポンジパウダーが余分な皮脂や汗をしっかり吸着。パッティングするようにポンポンとのせるだけで顔や頭皮、髪までサラサラに整える。4種の美容成分配合で、肌環境を整えながら紫外線をカットする。

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「グラウンド ワイ」がアニメ「モノノ怪」とコラボ 伊勢丹新宿本店でポップアップ開催

ヨウジヤマモトの「グラウンド ワイ(GROUND Y)」は3月22日、アニメーション映画「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」とコラボレーションし、限定コレクションを発売する。「グラウンド ワイ」店舗と公式オンラインストアで取り扱うほか、19〜25日までの期間、伊勢丹新宿本店で開催するポップアップストアで先行販売を行う。

アニメ「モノノ怪」は、フジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”で 2006年に放送されたアニメ「怪〜ayakashi〜」の一編“化猫”から派生し誕生して以降、18年にわたり根強い人気を集めている作品。今回のコラボレーションでは3月14日公開の「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」を記念し、作品の独創的な世界観を「グラウンド ワイ」のクリエーションで再構築したアパレルアイテムを展開する。

“「グラウンド ワイ」×「劇場版モノノ怪」コラボレーション コレクション”

主人公の薬売り天秤を鮮やかな総柄で表現したドレスや、作品の舞台である大奥や大広間、薬売りの姿を描いたブラウス、薬売りの衣装をモチーフにしたペイズリー柄のスカーフなど、作品の象徴的なモチーフを巧みに取り入れたデザインや、今作のキー“火鼠”をテーマに炎のような躍動感や妖しさをまとったデザインのアイテムをラインアップする。

本コラボレーションの一部アイテムには、和紙、シルク、綿を織り交ぜた独自の素材で特別に織り上げた“モノノ怪ストライプ”を使用。和紙の質感が印象的な本作の美意識をテキスタイルに映し出している。

モデルとして活躍する雑賀サクラが「グラウンド ワイ」が創り出す「劇場版モノノ怪」の唯一無二の世界を体現した特別ビジュアルも公開中だ。

ポップアップストア開催

3月19~25日の期間、伊勢丹新宿本店でポップアップストアを開催する。会場ではコレクションの先行販売を行うほか、“モノノ怪ストライプ”を使用し丁寧に仕立てたハンドメードのベレー帽(2万9700円)を数量限定で販売する。三越伊勢丹公式オンラインストアでは、19日10時から販売を開始する。

◼️“「グラウンド ワイ」×「劇場版モノノ怪」”ポップアップ

日程:3月19〜25日
場所:伊勢丹新宿本店 本館2階センターパーク/ザ・ステージ#2
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「YSL」2種のクッションファンデが立体的なパファーをまとい限定登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は4月18日、人気ファンデーション2型をパファーデザインに生まれ変わらせた“クチュール クッションコレクション”を数量限定で発売する。9日から、表参道フラッグシップストアと公式オンラインストアで先行販売を行う。

“アンクル ド ポー ルクッションN”

自然由来成分94%配合のファンデーション“アンクル ド ポー ルクッションN” [SPF23・PA++]は、奥深いバーガンディカラーの限定デザインで登場。しっとりと手に吸い付くような滑らかな質感のソフトマットレザーの中央にはアイコニックなゴールドカサンドラのビッグロゴを配置し、エッジィで遊び心のあるデザインに仕上げた。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

“ラディアント タッチ グロウパクト”

グロッシーな輝きで白光肌をかなえるファンデーション“ラディアント タッチ グロウパクト”[SPF50+・PA++++]は、多面的な艶と輝きを放つピンクカラーに包まれた限定デザインで登場。ジュエリーのような上質な質感とふっくらと贅沢なパファーデザインが、触れるたびに心まで弾ませる。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

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「YSL」2種のクッションファンデが立体的なパファーをまとい限定登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)は4月18日、人気ファンデーション2型をパファーデザインに生まれ変わらせた“クチュール クッションコレクション”を数量限定で発売する。9日から、表参道フラッグシップストアと公式オンラインストアで先行販売を行う。

“アンクル ド ポー ルクッションN”

自然由来成分94%配合のファンデーション“アンクル ド ポー ルクッションN” [SPF23・PA++]は、奥深いバーガンディカラーの限定デザインで登場。しっとりと手に吸い付くような滑らかな質感のソフトマットレザーの中央にはアイコニックなゴールドカサンドラのビッグロゴを配置し、エッジィで遊び心のあるデザインに仕上げた。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

“ラディアント タッチ グロウパクト”

グロッシーな輝きで白光肌をかなえるファンデーション“ラディアント タッチ グロウパクト”[SPF50+・PA++++]は、多面的な艶と輝きを放つピンクカラーに包まれた限定デザインで登場。ジュエリーのような上質な質感とふっくらと贅沢なパファーデザインが、触れるたびに心まで弾ませる。ファンデーションのカラーは2色展開で、価格は各1万1440円。ケース、リフィル、パフ付きで用意する。

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2025-26年秋冬はレザーブルゾンが欲しい

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月3日号からの抜粋です)

大塚:メンズコレ特集第2弾は、前回(2月3日号)で示した大きな流れから一歩進んで、具体的なトレンドを整理する内容です。日常着のアップデートがメインテーマです。

藪野:既存のスタイルをいかにアレンジするか。今季もシルエットの変化や色合わせ、素材の使い方によって、今の気分や新鮮さをどう表現するかがカギになりました。

サイズ感の変化が面白い

大塚:特にサイズ感の変化は面白かったです。上はコンパクト、下はワイドといったメリハリのあるシルエットが多かったですね。

藪野:あと、「野生味」というキーワードは注目です。そこには、直感的にデザイン要素をミックスするアプローチと、ワイルドな旅に出るイメージの2つの意味合いを感じました。代表例は「プラダ(PRADA)」や「サカイ(SACAI)」。前者はウエスタンやグランジ、グラムロックなどを本能的に組み合わせ、後者はアウトドア感を都会の着こなしに取り入れながら冒険のストーリーを描きました。どちらも人工ファーやヘアカーフなど、野生味あふれる素材使いが目を引きましたね。

大塚:暖冬の日本で売れるかは疑問ですね(苦笑)。

藪野:そうですよね。全体に用いたコートは難しそう。日本では、レザージャケットが本命アイテムになりそうです。コンパクトなライダースをコートの下に合わせたスタイルは新鮮でしたし、引き続きゆったりしたブルゾンをガバッと羽織る着こなしも多く、好みに合わせて選べる豊富なバリエーションが魅力的でした。

大塚:レザーブルゾンは欲しいですね。ミラノでは、ニットをスラックスにインするスタイルがあらゆる主要メゾンで出てきて驚きました。これは日本でどこまで浸透するか気になります。春夏のTシャツのタックインが一般化したように、今後はニットのタックインも定番化するかもしれませんね。

藪野:スラックスのサイズアップは免れないですね(笑)。ただ、今季らしいシルエットを表現する方法の一つとも言えそうです。クロップド丈やベルトマークなどでウエスト位置を高めに持ってきた着こなしも多く見られました。

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【2025年夏コスメ】「トム フォード ビューティ」から水面の煌めきに着想したコレクション

「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は3月7日、太陽の光が水面に煌めくクリスタルのような輝きに着想した2025年夏コレクション“トム フォード ソレイユ サマー コレクション”を発売する。

常夏の太陽に着想したアイカラー

ラグジュアリーな艶感が人気の4色アイシャドウパレット“ソレイユ アイカラー クウォード”から、新色“01ブロンズ アイル”(1万2980円)が限定登場。ゴールドとカッパーの煌めくパールが陽光に照らされた水辺の幻想的で眩しい輝きを目元に宿し、印象的な眼差しを演出する。

終わりなき夏の美しさを引き出す3つのリップ

“ソレイユ リップバーム”

透け艶ベールで唇を包み込む“ソレイユ リップバーム”(全6色、各6490円)が新登場。ヒアルロン酸を閉じ込めたジェルクリーム状のフォーミュラが唇を潤いで満たし、内側からふっくらとした魅力的な唇を演出する。カラーは血色感を引き出す全6色で展開する。

“ソレイユ スパーク リップバーム ミニサイズ”

ひと塗りで真珠のような光沢をかなえる“ソレイユ スパーク リップバーム ミニサイズ”(6270円)が、オンラインストア限定で登場。プライベートアイランドの陽光と、肌に感じる夕日の温もりをイメージしたピーチヌードカラーを楽しめる。

“ウルトラ シャイン リップカラー”

リップスティック、グロス、バームの魅力を兼ね備えた“ウルトラ シャイン リップカラー”(新4色、各8250円)からは、バカンスの地の色彩に着想した新4色が登場。光沢のある仕上がりで、透明感のある優美な唇を演出する。

数量限定スペシャルセット

“ソレイユ アイカラー クウォード 01ブロンズ アイル”と“ソレイユ リップバーム”をセットで購入すると、コスメティックバッグを数量限定でプレゼントするキャンペーンを実施する。

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新ディレクターの「ドリス ヴァン ノッテン」は過去とドレスに傾倒し、さらに自由に

今回のパリ・ファッション・ウイークにおけるハイライトの1つ、ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)新クリエイティブ・ディレクターによる「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は、過去を振り返ることで、これから先の未来像を示した。確かにこれまでとは少し違うけれど、一方で皆が期待する「ドリス ヴァン ノッテン」らしさも多分に残している。司令塔が不在で、序盤から色と柄に溢れたり、官能性を直球で投げかけたりで見るものを戸惑わせた半年前から一変した。

創業デザイナー好んだよう、序盤は静かな幕開けだった。ファーストルックは、肉厚のウールで作ったマキシ丈のチェスターコート。前合わせの一部には白や茶のレザーでステッチを配し、バックベルトは結んで緩やかにウエストマークするものの無造作に垂らして、「ドリス」らしい“人間味”を醸し出す。続いたのは、オリーブのチュールに花柄のベルベットをのせたホルターネックのアシンメトリーなドレス。最初の2ルックで肉厚から繊細な素材まで、無地から色柄まで、そしてマスキュリンからフェミニンまでと大きく振り切った。

以降は、相反する両者の間を何度も行き来する。例えば端正なジャケットには、クロコダイルの型押しを施したコルセット。ボトムスはプリーツ入りのパンツのように見えるが、体の線を拾うトレンカだ。小紋やタイストライプのサテン風生地は胸元で十字に巻き付け肌を露わにするが、ボトムスはタキシードパンツのよう。その後も意匠性の高い生地を使ったジャケットやプリーツパンツを基調としながら、ドレープする素材のインナーや毛足の長い生地で作ったオーバーコートを合わせて、「ドリス」らしい折衷主義を探求した。無地から小紋柄まで、そして艶のあるサテンから絨毯のように起毛感のある素地まで、選んだ生地も多種多様。水玉に丸いスパンコールを加えるなど、柄の強さを際立たせる工夫も忘れない。カラーパレットは若干レトロに傾いたが、リッチなジュエルトーンも健在だ。

洋服への想い、も変わらない。会場は、パリの名所のオペラ座。アシンメトリーに着て片方の肩をあらわにするモヘアのニットや、その下に着たシンプルなストラップのインナーなどは、バレエダンサーを思わせる。ホルターネックのドレスはモダンダンサーの衣装のようだし、ビジューを繋げて作ったトップスなど装飾性の高い洋服は舞台衣装さながら。オペラ座でスポットライトを浴びる女性たちがまとってきた洋服にも想いを馳せた。

異なるのは、ドレスへの傾倒と、そのアプローチ。自由に素材と戯れたドレスにより、「ドリス」はさらに自由になった印象を受けた。創業デザイナーによる「ドリス」は、素材を吟味する分、シルエットはシンプルにまとめた印象がある。生地を手繰り寄せたり、ひねったりなどは控えめだった。一方、ジュリアンの「ドリス」は、技巧的。ネクタイのような生地をいたるところで手繰り寄せたり、ヘムラインを縫うことで自立するペプラムのようなヒダを作ったり。数々のドレープの隙間からは、従来の「ドリス」よりも肌が覗く。官能的と思うかもしれない。とはいえ半年前のように、長年のファンが驚くような直接的な表現はずいぶん抑えられた。

創業デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンは、過去のスタイルを着想源にはするけれど、自身の過去を振り返る人ではなかったという。確かに歴史あるメゾンで働く現職のデザイナーは過去の偉人の足跡を振り返るだろうが、ドリスにとってブランドの足跡は自分自身。格段振り返る必要はなかったのだろう。しかしジュリアンは、すでに「ドリス ヴァン ノッテン」で働いて6年というキャリアの持ち主ではあるが、ドリスとはあくまで別人。ブランドの継承においては、過去を振り返る必要もあろう。「ドリス ヴァン ノッテン」というブランドは、初めて過去を振り返っているのだ。ゆえに新しい「ドリス」は、変わらないところと、変わったところが入り混じり、「ドリス」だけど新しいという境地に辿り着いた。

その意味において、ジュリアンをトップに据えたのは正解だったのだろう。スタイリングだけを手掛けたという前回のメンズ、そして全力投球だった今回のウィメンズで明らかなのは、ジュリアンは、もしかするとドリス以上に耽美的で、古くから美しいとされるものに価値を見出し、現代に持ち込める人物でありそうだということ。きっと今後も、ドリスのこれまでのクリエイションに最大限の敬意を払うことだろう。これからの「ドリス ヴァン ノッテン」は、前進するため、創業デザイナーの過去を良い意味で常に振り返るのだ。

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現代を生きるパリジェンヌ「ビュリー」のブランドディレクターに聞く美容法と愛用品

フランス発「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」(以下、ビュリー)は、ブランドディレクターをヴィクトワール・ドゥ・タイヤック(Victoire de Taillac)が夫のラムダン・トゥアミ(Ramdane Thuami)と2014年に復活させた老舗フランス総合美容専門店だ。フレグランスやスキンケア、ブラシ類まで幅広くそろえ、独特の世界観で人気が高い。ヴィクトワールはアレクサンドル・デュマ(Alexandre Dumas)の「三銃士」の着想源となった王室衛兵の末裔。5人兄弟の末っ子で、長男のピエールは出版社を運営、長女のソフィーは鈴木陸三サザビーリーグ創業者の妻、3女のマリーエレーヌはジュエリーブランド「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック(MARIE-HELLENE DU TAILLAC)」(以下、MHT)のデザイナー、次女ガブリエルは「MHT」のフランス社を運営している。ヴィクトワールは「ビュリー」のディレクターとして活躍する傍ら、3人の子どもの母親としての顔も持つ。「日本は、私にとって特別な場所」と語る彼女の素顔は、自然体でとても気さくな現代のパリジェンヌだ。新著「美しくある秘訣」の発表会で来日したヴィクトワールに、新著やビューティルーティンについて聞いた。

パリジェンヌの起源と19世紀の美容法を紐解く本

WWD:「ビュリー」が、19世紀のフランス文化や嗜みといったものを発信する理由は?

タイヤック:「ビュリー」のルーツは19世紀で、その美意識やアイデアが原動力。それを分かち合いたいと思い、当時の古書の美容法など面白いことをピックアップして書籍にしている。それは、現代女性にとっても魅力的なものだと思うし、小説を読む感覚でも楽しんでもらえると思う。

WWD:新著「美しくある秘訣」のベル・エポック時代におけるパリジェンヌの美容習慣は、現代にどのように生かせると思うか?

タイヤック:一般的に話されている“パリジェンヌ”という言葉はベルエポック時代に始まったと言われている。特定の人物がいるわけではないが、素敵な女性の代名詞のように使われる。「美しくある秘訣」は、パリジェンヌの始まりや当時のパリジェンヌ像を紐解く本。時代が違うから、当時のパリジェンヌの視点を通して、現代を見ることができるので面白いと思う。

美容用品は香りが大切、フレグランスも欠かせない

WWD:自身のビューティ・ルーティンは?

タイヤック:心地良さに気を配り、自分の状態を見ながら必要に応じてルーティンを変える。血行を良くするボディーブラッシングや舌のケアなども大切。スキンケアは、クレンジングは軽めで、水分補給をしっかり。化粧水の後にフェイスクリームを塗ることもあれば、オイルを使うこともある。長時間の移動の後は、シアバターでマスクする。特に、美容用品の香りには気をつかうし、気分を変えたり、アップしたりするのにフレグランスは欠かせない。気分に応じて水性香水やボディーミルクを使い分けている。

WWD:愛用している「ビュリー」の製品は?

タイヤック:化粧水はローズの香りの“オー・スゥーベルフィヌ”を愛用している。バラの蒸留水とアロエベラ配合で控えめなバラの香りが心地いい。この商品は、品切れになる店もあるほど人気だ。フェイスクリームは、“ポマード・ヴィジナル”を使用している。全てのスキンタイプに使えるベーシックなクリームだ。肌が乾燥気味だと感じるときは、“ラズベリーシードオイル”を使う。オイルは自然派美容には大切で、いつも持ち歩いている。長時間のフライトの後は、“シアバター”でマスクする。“シアバター”は水分と油分を補ってくれる万能のアイテムでリップクリームとしても使える。

WWD:香りには気を使うようだが、お気に入りの「ビュリー」の香りは?

タイヤック:水性香水“オー・トリプル”は、控えめで優しくベロアのように肌に馴染むので日本人にもぴったりだと思う。中でもお気に入りは“ミエル・ダングルテール”。ハチミツとシダーウッド、アンバーから構成されたパウダリーでウッディな香り。同じくウッディ系では、“セードル・デュ・リバン”もよく使う。バーベナとピンクペッパー、ベチバーが織りなす落ち着く香り。華やかな気分になりたいときは、“チュベローズ・デュ・メキシク”を選ぶ。チュベローズは白い花の女王と呼ばれ、クローブとバニラがミックスされたうっとりする香りだ。

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【一粒万倍日】「セリーヌ」が新作財布を国内先行発売 春夏に向けたパステルブルー

「セリーヌ(CELINE)」は3月6日、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、新作ウオレットを世界に先駆けて日本で先行発売する。全国の「セリーヌ」ウィメンズ取扱店舗および公式オンラインで取り扱う。

メゾンのシグネチャーである“トリオンフ”があしらわれたウオレットとカードホルダーの4型を春夏に向けたパステルブルーが爽やかなカラーの新色“グレイシア”で用意する。

アイテム詳細

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「トムウッド」が秋元梢とのコラボリングを発売 青山でイベントも開催 

「トムウッド(TOM WOOD)」はモデルの秋元梢とコラボレーションしたリング“チユ(Chiyu)リング”(5万3100円、スモール/3万9800円)を発売する。「トムウッド」公式オンラインストアでは3月7日に発売し、15日から青山の旗艦店および「トムウッド」取扱店舗でも順次取り扱う。また同日には、青山の旗艦店で顧客向けのミートアンドグリートイベントを実施する予定だ。

リングの着想源は秋元が装着していたギプス

同コラボでは、日本語で“癒し”を意味する“チユ”を題に鎧のように重ねて着用できる2種類のリングを展開する。同アイテムは、再生と刷新というコンセプトにインスピレーションを得たもので、クリエイティブ・ディレクターのモナ・ヤンセン(Mona Jensen)と秋元が対談する中で生まれた。当時、秋元が指を骨折したため装着していたギプスが着想源となっている。

今回のコラボについて、秋元は「本プロジェクトは、私にとってさまざまな意味や想いが込められています。もともとのアイデアは、怪我を治すという行為から着想を得たもので、このプロジェクト名を“チユ”に決めました。この名前には、怪我を癒やし、治療し、回復するという意味が込められています。しかし、それだけでなく、再生や刷新、古いものを改良するという意味も含まれています」とコメントした。

イベント概要

◼️コズエ アキモト ミートアンドグリート
日程:3月15日
時間:12:00〜13:00
場所:トムウッド 青山店
住所:東京都港区南青山3-14-20

アイテム詳細

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「マリメッコ」が東京ミッドタウン日比谷にオープン 日比谷店限定ノベルティーも用意

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は3月14日、東京ミッドタウン日比谷に新店舗をオープンする。オープンを記念してロンドンを拠点に活動するアーティストのペトラ・ボーナー(Petra Borner)とのコラボレーションコレクションの国内先行販売に加え、同店限定ノベルティーとしてオリジナルファブリックバッグを用意する。

同店は、「マリメッコ」のライフスタイルを満喫できるショップとしてウエア、バッグ&アクセサリー、ホーム、ファンブリックなどのカテゴリーを取りそろえる。

ペトラ・ボーナーとのコラボコレクションの先行販売や
トートバッグの進呈も

ペトラ・ボーナーとのコラボレーションコレクションでは、同氏独自の線画と鮮やかな色使いを活かしたアートワークをマリメッコのアパレルに落とし込んだ。3月21日からマリメッコストアおよびオンラインストアで販売開始となる本コレクションを「マリメッコ」日比谷のオープンを記念して先行販売を行う。また、2万7500円以上の購入で日比谷店のオープンを記念して特別にデザインされたバッグの進呈も行う。鮮やかなライトピンクが春らしい爽やかなムードを引き立てる。(数量限定、なくなり次第終了)

店舗概要

◼️マリメッコ 日比谷
オープン日:3月14日
場所:東京ミッドタウン日比谷 3階
住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 3階
営業時間:11:00〜20:00

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が日本限定のウィメンズ新作財布を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、“スーパーラッキーデー”コレクションとして再解釈されたアイコニックな4型の日本限定ウィメンズウオレットを発売した。

“ポルトフォイユ・ルー””


“ポルトフォイユ・ルー””(限定、全2色、各16万7200円)は、モノグラム・アンプラントレザーを使用し、レザーのトリミングとメゾンを象徴するLVサークルの引き手を施した。内側には、紙幣用のオープンコンパートメントやファスナー式コインポケット、6つのカードスロットを備える。

“ジッピー・ウォレット”


最大限の収納性を追求したデザインの“ジッピー・ウォレット”(限定、全2色、各21万100円)は、複数のコンパートメントやカードスロット、ファスナー式コインポケット、さらに紙幣用のフラットポケットを備え付ける。

“ポルトフォイユ・カプシーヌ”

“ポルトフォイユ・カプシーヌ”(限定、23万1000円)は、メゾンを象徴するLVイニシャルにパイソンレザーのトリミングを施したエレガントなウオレットだ。トリヨンレザーを使用し、複数のポケットやカードスロット、コンパートメントなどを備えたデザインが特徴。

“ポルトフォイユ・カプシーヌ コンパクト”

鮮やかなギンコイエローの色合いでアップデートされた“ポルトフォイユ・カプシーヌ コンパクト”(限定、18万7000円)は、トリヨン・レザーで仕上げたアイテムに、パイソンレザーのトリミングを施したゴールドカラーのアイコニックなLVイニシャルを配した。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が日本限定のウィメンズ新作財布を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、“スーパーラッキーデー”コレクションとして再解釈されたアイコニックな4型の日本限定ウィメンズウオレットを発売した。

“ポルトフォイユ・ルー””


“ポルトフォイユ・ルー””(限定、全2色、各16万7200円)は、モノグラム・アンプラントレザーを使用し、レザーのトリミングとメゾンを象徴するLVサークルの引き手を施した。内側には、紙幣用のオープンコンパートメントやファスナー式コインポケット、6つのカードスロットを備える。

“ジッピー・ウォレット”


最大限の収納性を追求したデザインの“ジッピー・ウォレット”(限定、全2色、各21万100円)は、複数のコンパートメントやカードスロット、ファスナー式コインポケット、さらに紙幣用のフラットポケットを備え付ける。

“ポルトフォイユ・カプシーヌ”

“ポルトフォイユ・カプシーヌ”(限定、23万1000円)は、メゾンを象徴するLVイニシャルにパイソンレザーのトリミングを施したエレガントなウオレットだ。トリヨンレザーを使用し、複数のポケットやカードスロット、コンパートメントなどを備えたデザインが特徴。

“ポルトフォイユ・カプシーヌ コンパクト”

鮮やかなギンコイエローの色合いでアップデートされた“ポルトフォイユ・カプシーヌ コンパクト”(限定、18万7000円)は、トリヨン・レザーで仕上げたアイテムに、パイソンレザーのトリミングを施したゴールドカラーのアイコニックなLVイニシャルを配した。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「ニューバランス」が国内初のランニングコンセプトストアを代々木公園にオープン

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は3月15日、国内初となるランニングのコンセプトストアを代々木公園C地区にオープンする。

限定ランニングアイテムやランニングスペシャリストがお出迎え

同店は、ランニングを通してブランドと客、地域社会をつなぐハブとなり、地域と密接なつながりのあるカルチャーが醸成される場所を目指すという。最新のランニングシューズやアパレル、海外や国内のマラソン大会の限定ランニングアイテムなどを取りそろえ、「ニューバランス」ならではの店頭サービスである3Dスキャンによる足の測定はもちろん、シューフィッター、「ニューバランス」の社内資格を取得したランニングスペシャリストをはじめとするスタッフがサポートする。

また、同店では、ランニングコミュニティ「イキズム(IKISM)」をコミュニティーパートナーとして迎え、ランナーがただ走るだけではなく、学びや出会いといった新たなインプットを得られるコミュニティーベースを目指す。

店内にはランナー向けに考案されたフードやドリンクを提供するカフェも

さらに、店内では、ランナーが交流できるカフェ“ラン ハブ カフェ パワード バイ モード”を併設する。「イキズム」監修のもと、スムージースタンドを展開する“モード”がカフェをプロデュース、運営し、ランナー向けに考案されたリカバリーやエナジーチャージをテーマにしたヘルシーなメニューを提供する。管理栄養士・公認スポーツ栄養士佐原の佐原和真氏の監修のもと、ランニングに最適な栄養を考慮したフードメニューも展開する。

同店のオープンを記念し、ニューバランスの新商品を体験できるイベントや練習会で活躍中のコーチ陣によるレベル別の練習会など、さまざまなオープニングイベントやキャンペーンを実施する。

店舗概要

◼️ニューバランス ラン ハブ 代々木公園
オープン日:3月15日
場所:代々木公園C地区
住所:東京都渋谷区神南1-1-1 2階
営業時間:11:00〜19:00(イベント、季節により変更あり)

店舗情報

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「ニューバランス」が国内初のランニングコンセプトストアを代々木公園にオープン

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は3月15日、国内初となるランニングのコンセプトストアを代々木公園C地区にオープンする。

限定ランニングアイテムやランニングスペシャリストがお出迎え

同店は、ランニングを通してブランドと客、地域社会をつなぐハブとなり、地域と密接なつながりのあるカルチャーが醸成される場所を目指すという。最新のランニングシューズやアパレル、海外や国内のマラソン大会の限定ランニングアイテムなどを取りそろえ、「ニューバランス」ならではの店頭サービスである3Dスキャンによる足の測定はもちろん、シューフィッター、「ニューバランス」の社内資格を取得したランニングスペシャリストをはじめとするスタッフがサポートする。

また、同店では、ランニングコミュニティ「イキズム(IKISM)」をコミュニティーパートナーとして迎え、ランナーがただ走るだけではなく、学びや出会いといった新たなインプットを得られるコミュニティーベースを目指す。

店内にはランナー向けに考案されたフードやドリンクを提供するカフェも

さらに、店内では、ランナーが交流できるカフェ“ラン ハブ カフェ パワード バイ モード”を併設する。「イキズム」監修のもと、スムージースタンドを展開する“モード”がカフェをプロデュース、運営し、ランナー向けに考案されたリカバリーやエナジーチャージをテーマにしたヘルシーなメニューを提供する。管理栄養士・公認スポーツ栄養士佐原の佐原和真氏の監修のもと、ランニングに最適な栄養を考慮したフードメニューも展開する。

同店のオープンを記念し、ニューバランスの新商品を体験できるイベントや練習会で活躍中のコーチ陣によるレベル別の練習会など、さまざまなオープニングイベントやキャンペーンを実施する。

店舗概要

◼️ニューバランス ラン ハブ 代々木公園
オープン日:3月15日
場所:代々木公園C地区
住所:東京都渋谷区神南1-1-1 2階
営業時間:11:00〜19:00(イベント、季節により変更あり)

店舗情報

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「ニールズヤードレメディーズ」が残布活用バッグを発売 女性支援団体リラップコラボ第2弾

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は3月7日、世界国際女性デーを記念した “ザンプ コットンバッグミニ”(4180円)を数量限定で発売する。南インドの女性たちや農家の人々の経済的自立を支援しながらテキスタイル製品を製造する、イギリス発祥の女性支援団体リラップ(RE-WRAP)とコラボレーションした。

同アイテムは、リラップの製造工程で出る4個分のバッグの残布に、オーガニックコットンを25%混ぜた生地から製作した。裏面にプリントされた“ビー カインド”(BE-KIND)には、“サステナブルを超え、すべての人、動物、地球環境、そして自分自身も大切に”というメッセージを込めている。

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「ニールズヤードレメディーズ」が残布活用バッグを発売 女性支援団体リラップコラボ第2弾

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は3月7日、世界国際女性デーを記念した “ザンプ コットンバッグミニ”(4180円)を数量限定で発売する。南インドの女性たちや農家の人々の経済的自立を支援しながらテキスタイル製品を製造する、イギリス発祥の女性支援団体リラップ(RE-WRAP)とコラボレーションした。

同アイテムは、リラップの製造工程で出る4個分のバッグの残布に、オーガニックコットンを25%混ぜた生地から製作した。裏面にプリントされた“ビー カインド”(BE-KIND)には、“サステナブルを超え、すべての人、動物、地球環境、そして自分自身も大切に”というメッセージを込めている。

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「ビームス クチュール」×「ディーン&デルーカ」×「ジップロック」第3弾 トートバッグ2型を発売

「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は3月10日、ビームスのリメイクと手仕事をコンセプトに掲げるレーベル、「ビームス クチュール(BEAMS COUTURE)」と「ジップロック(ZIPLOC)」とのトリプルコラボレーション第3弾として、“クリアトートバッグS”(3850円)と“クーラートートバッグS”(5280円)を発売する。「ディーン&デルーカ」公式オンラインストアおよび「ビームス」公式オンラインショップで同日11時から取り扱う。

「ジップロック」をオマージュしたデザイン

第3弾となる今回は、「ディーン&デルーカ」が日本上陸時から取り扱っている定番アイテムの“トートバッグ”を、「ジップロック」のアイコニックなクリア素材のオマージュとして透明に仕上げた。“クーラートートバッグ S“は保冷・保温機能搭載し、内側にメッシュポケットをつけた機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムで買い物にはもちろん、ランチバッグとしても使用できる。

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ヨウジヤマモトの「サイト」が渋谷パルコに初の実店舗オープン 

ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)の「サイト(S’YTE)」は3月7日、2025年春夏コレクションを発売する。また同日、「サイト」の世界初となる実店舗を渋谷パルコにオープンする。2025年春夏コレクションは公式オンラインストアおよび“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”、「グラウンド ワイ(GROUND Y)」名古屋パルコ店、新店舗となる「サイト」渋谷パルコ店で取り扱う。

世界初となる実店舗「サイト」渋谷パルコ店のアウトラインをシンプルに表現したという店舗デザインはアーモンド(R.mond inc.)を主宰するセットデザイナー、アーティストのENZO氏が手掛けた。

25年春夏コレクションは軽くて薄い素材とクラシックなパターンを融合
渋谷パルコではリングウオッチの進呈も

2025年春夏コレクションは、春夏らしく軽くて薄い素材とクラシックなパターンを融合させた。シルク、リネン、レーヨン素材はドレープを表現するだけでなく、製品加工や顔料プリント、ワッシャー加工などの手法を組み合わせることで、年数を重ねていくたびに一つひとつが異なる風合いと馴染みのある洋服へと変化していくように仕上げた。

「サイト」渋谷パルコ店では、オープンノベルティーとして3万3000円以上の購入でリングウオッチを進呈する。(先着、なくなり次第終了)

店舗概要

◼️「サイト」渋谷パルコ
オープン日:3月7日
場所:渋谷パルコ ウエスト 1階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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ヨウジヤマモトの「サイト」が渋谷パルコに初の実店舗オープン 

ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)の「サイト(S’YTE)」は3月7日、2025年春夏コレクションを発売する。また同日、「サイト」の世界初となる実店舗を渋谷パルコにオープンする。2025年春夏コレクションは公式オンラインストアおよび“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”、「グラウンド ワイ(GROUND Y)」名古屋パルコ店、新店舗となる「サイト」渋谷パルコ店で取り扱う。

世界初となる実店舗「サイト」渋谷パルコ店のアウトラインをシンプルに表現したという店舗デザインはアーモンド(R.mond inc.)を主宰するセットデザイナー、アーティストのENZO氏が手掛けた。

25年春夏コレクションは軽くて薄い素材とクラシックなパターンを融合
渋谷パルコではリングウオッチの進呈も

2025年春夏コレクションは、春夏らしく軽くて薄い素材とクラシックなパターンを融合させた。シルク、リネン、レーヨン素材はドレープを表現するだけでなく、製品加工や顔料プリント、ワッシャー加工などの手法を組み合わせることで、年数を重ねていくたびに一つひとつが異なる風合いと馴染みのある洋服へと変化していくように仕上げた。

「サイト」渋谷パルコ店では、オープンノベルティーとして3万3000円以上の購入でリングウオッチを進呈する。(先着、なくなり次第終了)

店舗概要

◼️「サイト」渋谷パルコ
オープン日:3月7日
場所:渋谷パルコ ウエスト 1階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「カルバン・クライン」がシェイプウエアを発表 4段階のコンプレッションレベルでデザインしたアイテム

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、シェイプウエアを発売した。「カルバン・クライン」公式オンラインストアおよび「カルバン・クライン」各店舗で取扱中だ。

アイコニックなデザインとなめらかな肌触り、着圧が特徴

「カルバン・クライン」のシェイプウエアの基本スタイルは、ソング、ブリーフ、ボクサーブリーフ、ボディースーツなどで、4段階のコンプレッションレベルでデザインした。1つは、ライトサポートだ。伸縮性のある無重力マイクロファイバーがシームレスなクリーンカットのエッジにフィットする。2つ目は、ミディアムサポートで、なめらかな肌触りでズレない着圧を実現した。3つ目が、ストロングサポートだ。快適な着心地をもたらすしっかりとした着圧設計で、コントロールレイヤーがしっかりとサポーロする。4つ目のエクストラストロングサポートは、サポート力に優れ、しっかりとした着圧とボディーラインを引き締める性能を備える。

同ブランドのアイコニックなロゴとレースのアンダーウエアにインスパイアされたデザインが特徴で、アパレルとして着用できるように工夫されたアイテムは、色彩、多様性、官能性に重点を置き、1日中スタイリッシュな快適さとコントール性を提供する。

ローンチに際し、俳優のイヴ・ヒューソン(Eve Hewson)を起用したキャンペーンを発表した。シャーロット・ウェールズ(Charlotte Wales)が監督と撮影を担当し、自然な自信を増幅させ、力強いセンシュアリティを表現するさまざまなシェイプウエアでスタイリングしている。

アイテム詳細

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「マウジー」が「リーボック」とコラボ バスケに着想を得たスポーティーなアイテム

「マウジー(MOUSSY)」は3月14日、「リーボック(REEBOK)」とのコラボレーションコレクションを発売する。「マウジー」国内全店およびECサイトで取り扱う。すでにEC「シェルター ウェブストア(SHEL’TTER WEB STORE)」で入荷受付連絡と先行予約受付を開始している。また3月13日から、「マウジー」ルミネエスト新宿店、ルミネ池袋店、ルミネ北千住店、ルミネ立川店、ルミネ町田店、ルミネ横浜店、ルミネ大宮店で先行発売を行う。

シーズンテーマの“ユニホーム”にフォーカスしたコレクション

同コラボコレクションは、「マウジー」の2025年春夏のシーズンテーマである“ユニホーム グラマー”に含まれる“ユニホーム”から“スポーツ”のキーワードに焦点を当てて実現した。コラボレーションロゴをあしらったトラックジャケットやフーディ、メッシュ素材のゲームシャツなどバスケットボールからインスピレーションを得た13型をラインアップする。

アイテム詳細

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「エスティ ローダー」と「フェイラー」がコラボ 限定ハンカチ付き特別セットを発売

「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は3月10日、「フェイラー(FEILER)」とコラボレーションした特別セットを数量限定で発売する。ラインアップは全3種で、それぞれに「フェイラー」によるオリジナルデザインハンカチを付けた。製品は「エスティ ローダー」公式オンラインショップと楽天市場のブランド公式ショップでのみ取り扱う。

セットに含まれるハンカチはブランドカラーである“エスティ ブルー”を基調に、ベストセラー美容液“アドバンス ナイト リペア”や、人気ファンデーション“ダブル ウエア”、リップスティックやフレグランスなどを、ブランド創設者のミセス エスティ ローダーが愛した花々とともに描いている。

“アドバンス ナイト リペア スプリング ギフト“

“アドバンス ナイト リペア スプリング ギフト“(8580円)は、ベストセラー美容液“アドバンス ナイト リペア”の20mLサイズをメインに、軽いテクスチャーが特徴の“シュープリーム プラス YP クリーム”のスペシャルサイズと「エスティー ローダー」と「フェイラー」のコラボ限定ハンカチをセットにした。

“ダブル ウエア スプリング ギフト”

“ダブル ウエア スプリング ギフト”(7590円)は、人気のリキッドファンデーション“ダブル ウエア”の現品と「エスティ ローダー」が初めて日本で開発した新スキンケアライン“アクア チャージ”の“ミルキークリーム”【医薬部外品】のスペシャルサイズ、コラボ限定ハンカチを詰め込んだ。

“クリスタル バーム スプリング ギフト “

“クリスタル バーム スプリング ギフト“(4950円)は、ローズクォーツやサンストーンなどクリスタルが持つエネルギーからインスパイアを得たリップバーム“ピュア カラー クリスタル バーム”とミニサイズのエイジングケアモイスチャライザー、コラボ限定ハンカチをそろえる。

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韓国コスメ「ピアー」が「メゾ ピアノ」とのコラボポップアップを新宿で開催

韓国のコスメブランド「ピアー(BBIA)」は3月20日〜4月3日、ナルミヤ・インターナショナルのアパレルブランド「メゾ ピアノ(MEZZO PIANO)」とのコラボレーションを記念してポップアップストアをルミネ新宿2で開催する。

ハズレなしくじ引きなど限定イベントも開催

同ポップアップには、ストアのコンセプトでもある「メゾピアノ ジュニア(MEZZO PIANO JUNIOR)」のキャラクター、ベリエちゃんのお家“ストロベリーハウス”をイメージしたインテリアをそろえた。また、同ポップアップストアでは、購入者限定ギフトやSNSのフォローで参加できるハズレなしのくじ引きなどさまざまなイベントを用意する。

ポップアップ概要

◼️「ピアー」×「メゾ ピアノ」ポップアップストア
日程:3月20日〜4月3日
場所:ルミネ新宿2 2階 イベントスペース
住所:東京都新宿区新宿3-38-2
営業時間:11:00〜21:00
入店方法:後日、ポップアップ公式アカウントでお知らせ

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「無印良品」が山形・酒田にオープン 東北最大級の売り場面積で地域活性化を目指す

良品計画は3月27日、山形県酒田市に無印良品 酒田をオープンする。山形県で7店舗目となる同店舗は、約665坪(2198㎡)の東北最大級の売り場面積を誇る。

東北初となる回収した衣料品の販売や“まちの保健室”を展開

同店は、“毎日の暮らしに必要なものが揃う店舗“として、衣料品、生活雑貨、食品のほか、良品計画が酒田市の商店街の一角で行っている“酒田ポップアップ”では取り扱いのなかった衣料品、大型家具、冷凍食品などをそろえる。さらに、東北地方では初となる回収した衣料品を再生し販売するコーナーも展開する。

また、“日々の暮らしを自然に見つめ直すきっかけをつくり、自分らしい健やかさを実現するための行動を後押しする”をコンセプトの地域行政、医療と連携して活動を行う“まちの保健室”も東北地方で初めて展開する。常駐する薬剤師・登録販売者が健康相談なども受け、必要に応じて漢方薬の販売も行う。さらに、隣接する「一般社団法人 山形県薬剤師会」が運営する“カイエイ薬局”の処方薬を同店で受け取ることもできる。

良品計画は、酒田市と2019年に“地域発展を目指すパートナーシップ協定”を締結以降“酒田プロジェクト”として、2020年6月から、中山間地域を含む八幡地域で軽トラックを活用した移動販売をスタートした。さらに、21年には同市中町の商店街の一角に“酒田ポップアップストア“(25年2月閉店)を出店し、移動販売も継続しながら、地域活動への拠点として取り組んできた。

店舗概要

◼️無印良品 酒田
オープン日:3月27日
住所:山形県酒田市上本町7-50 いろは蔵パーク内
営業時間:10:00〜20:00

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「ブルックス ブラザーズ」×「コンバース」 クラシックな魅力を現代的に再解釈

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は3月15日、「コンバース(CONVERSE)」との限定コラボスニーカーを発売する。「ブルックス ブラザーズ」全16店舗と「エディフィス(EDIFICE)」、「イエナ(IENA)」、「ヘリンボーン(HERRINGBONE)」の限定店舗で取り扱う。

3月3〜9日の期間「ブルックス ブラザーズ」公式オンラインストアで先行予約の受け付け、12日から「ブルックス ブラザーズ」表参道店と京都高島屋店で先行販売を行う。

ユニセックスに楽しめる2型

今回発売するのは、「コンバース」の人気モデル“オールスター LGCY”をベースに、1970年代のアーカイブへの敬意を込めたディテールと快適な履き心地を融合させた全2型。「ブルックス ブラザーズ」のブランドカラーであるネイビーを、トウキャップとアウトソールにあしらったテープ、ソール、一つ星のヒールラベルに落とし込み、単なるビンテージの再現にとどまらない「ブルックス ブラザーズ」らしさを表現した。

“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY HI”

ハイカットモデルの“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY HI”(1万6500円)は、インソールとシュータン部分にネイビーで両ブランドのロゴを施したWネーム仕様。ノッチ付きのアンクルパッチにあしらったスターと“CONVERSE ALL STAR”の文字にはネイビーを、アッパーの素材には落ち着いた印象のフェードネイビーを採用した。

“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY OX”

ローカットモデルの“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY OX”(1万5400円)は、「ブルックス ブラザーズ」の真っ白なポロカラーに着想したホワイトカラーのアッパーで用意する。

サイズは両アイテム共に22.5〜29cmで展開する。

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「ブルックス ブラザーズ」×「コンバース」 クラシックな魅力を現代的に再解釈

「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は3月15日、「コンバース(CONVERSE)」との限定コラボスニーカーを発売する。「ブルックス ブラザーズ」全16店舗と「エディフィス(EDIFICE)」、「イエナ(IENA)」、「ヘリンボーン(HERRINGBONE)」の限定店舗で取り扱う。

3月3〜9日の期間「ブルックス ブラザーズ」公式オンラインストアで先行予約の受け付け、12日から「ブルックス ブラザーズ」表参道店と京都高島屋店で先行販売を行う。

ユニセックスに楽しめる2型

今回発売するのは、「コンバース」の人気モデル“オールスター LGCY”をベースに、1970年代のアーカイブへの敬意を込めたディテールと快適な履き心地を融合させた全2型。「ブルックス ブラザーズ」のブランドカラーであるネイビーを、トウキャップとアウトソールにあしらったテープ、ソール、一つ星のヒールラベルに落とし込み、単なるビンテージの再現にとどまらない「ブルックス ブラザーズ」らしさを表現した。

“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY HI”

ハイカットモデルの“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY HI”(1万6500円)は、インソールとシュータン部分にネイビーで両ブランドのロゴを施したWネーム仕様。ノッチ付きのアンクルパッチにあしらったスターと“CONVERSE ALL STAR”の文字にはネイビーを、アッパーの素材には落ち着いた印象のフェードネイビーを採用した。

“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY OX”

ローカットモデルの“ブルックス ブラザーズ×コンバース オールスター LGCY OX”(1万5400円)は、「ブルックス ブラザーズ」の真っ白なポロカラーに着想したホワイトカラーのアッパーで用意する。

サイズは両アイテム共に22.5〜29cmで展開する。

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「ノーレーズンサンドイッチ」が東京駅構内のグランスタ東京に1号店をオープン 

「ノーレーズンサンドイッチ(NO RAISIN SANDWICH)」は3月10日、JR東京駅構内のエキナカ商業施設グランスタ東京の1階吹き抜けエリアに第1号店をオープンする。ノーレーズンサンドイッチは「レーズンは苦手だけれどレーズンサンドを食べてみたい」というエッセイスト・フードディレクター平野紗季子の願いから誕生した”レーズンとそれ以外のサンド菓子”ブランド。

店舗では、オンライン販売で評を博しているオリジナルバターサンド“ノーレーズンサンドイッチ”をはじめ、グランスタ東京店限定商品や先行販売商品を多数ラインアップする。

東京駅限定“キャラメルバターサンドイッチ”

グランスタ東京店限定の“キャラメルバターサンドイッチ”(880〜4380円)は、キャラメル入りのバターサンド。発酵バターのサブレに濃厚なバニラキャラメルと果実味溢れるレーズンが溶け合う“レーズン キャラメルバターサンドイッチ”と、クーヴェルチュールチョコレートをベースに、紅茶ミルクキャラメルとアプリコットがうっとりと香りの層を作り出す“ショコラアプリコット キャラメルバターサンドイッチ”の2種をセットにして展開する。

パッケージには、ぬいぐるみ作家のむらたまるがデザインしたオリジナルキャラクター、キャラメルくまを採用。“バターサンドにキャラメルくまがむぎゅっと合流”というユニークなストーリーを表現した。

“ノーレーズンサンドイッチ”

“ノーレーズンサンドイッチ”(全3種、各2400〜2950円)は、パティシエたちが自社工房で丁寧に手作りしたバターサンドイッチ。レシピ監修は、幡ヶ谷「イコール(Equal)」のオーナーパティシエ後藤裕一が務めている。店舗では、定番のレーズンサンドと季節で変わる果実やナッツのサンドの複数フレーバーを常時用意する。

“プレミアムガナッシュサンドイッチ”

“プレミアムガナッシュサンドイッチ”(全2種、各2600円)は、クーヴェルチュールチョコレートを使用したガナッシュに、自家製マシュマロやパートドフリュイを挟んだ新感覚のガナッシュサンド。“バニラギモーヴ”、“パッションパートドフリュイ”、“ジャンドゥーヤガナッシュ”に3つのフレーバーをセットにした“ルージュ”と、“いちごギモーヴ”、“木いちごパートドフリュイ”、“キームンガナッシュ”の3つをセットにした“ドリーミー”の2種類で展開する。

美味しく可愛い世界観

店舗のデザインは、“お店丸ごと焼き上げる”というコンセプトのもと空間設計ユニットキイ(Kii)の新井里志と中富慶が担当。遊び心溢れるブランドの世界観と、お菓子を買う楽しさを最大化する仕掛けを小さな空間にぎゅっと詰め込んだ。空間全体に使用しているレーズンサンドイッチのサブレと同サイズの多治見タイルは、目地幅を広く取った個性的な左官仕上げにすることで、サブレにたっぷり挟まれたバタークリームを表現している。

カウンターにはオリジナルのカプセルトイ機を設置。1回500円で、キャラメルくまのアクリルキーホルダーやレーズンサンドステッカーなど、ブランドキャラクターグッズをランダムで購入できる。

アートディレクションは、アートディレクターの田部井美奈が担当。“SWEET MEMORY”のコピーをあしらったショッパーや、チャーミングさと上質さを兼ね備えたデザインのパッケージなどを用意し、「ノーレーズンサンドイッチ」ならではのキュートな雰囲気を生み出した。

◼「ノーレーズンサンドイッチ」グランスタ東京店

住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内グランスタ東京1階吹き抜けエリア
営業時間:月〜土、8:00〜22:00/日・祝日、8:00〜21:00
※翌日が休日の場合は22:00まで営業する
※営業日はグランスタ東京に準ずる

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【一粒万倍日】「カルティエ」の人気ウオレットが春カラーで登場

「カルティエ(CARTIER)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、新作ウオレットを発売した。

ウィメンズ

メゾンのシグネチャーであるパンテールモチーフをあしらった“パンテール ドゥ カルティエ”と、Cを重ねたメゾンロゴを配した“C ドゥ カルティエ”シリーズから、シーズンのテーマカラーのクレイとセージカラーのスモールレザーグッズが登場。

2つ折りウオレット(10万5600円)やミニウオレット(9万9000〜10万1200円)などのウオレット全7型と、カードホルダー(5万1040円)をラインアップする。

メンズ

ひし形のフォームにブランド名を配した“カルティエ ロザンジュ”コレクションから、ボルドーカラーの2つ折りウオレット(9万7900円)とカードホルダー(6万3140円)が登場。合わせて、Cをモチーフにしたメゾンロゴが特徴のレザーグッズコレクション“マスト ドゥ カルティエ”から、ボルドーとキャメルカラーの新作カードケース全4型をラインアップする。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「リサージ」から“塗る美膜マスク”発想のファンデーションが登場 自然なハリ艶を演出

カネボウ化粧品のスキンケアブランド「リサージ(LISSAGE)」は3月8日、“リサージSシリーズ”から揺らぎがちな肌を労るファンデーション“リサージ カラーメインテナイザー(S)” [SPF50+・PA+++、UV耐水性★★](全2色、各25mL、各3850円)を発売する。

“塗る美膜マスク”ファンデーション

“リサージSシリーズ”は、季節の変化や外的要因などでデリケートになりやすい肌に着目したアイテムを展開するマイルド設計のスキンケアシリーズ。

今回発売する“リサージ カラーメインテナイザー(S)”は、まるで美容液のような滑らかなベールで肌を守りながら、ハリのある肌印象へと導く“塗る美膜マスク”ファンデーション。紫外線散乱剤や顔料が塗膜表面に繊細な凹凸を形成することで、大気中の微粒子汚れの付着を防止。高分子分散剤配合で、粉っぽくなったり白浮きしたりすることなく、透明感のある美しい肌へと色補整する。カラーは、ライトとミディアムの2色で展開する。

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「リサージ」から“塗る美膜マスク”発想のファンデーションが登場 自然なハリ艶を演出

カネボウ化粧品のスキンケアブランド「リサージ(LISSAGE)」は3月8日、“リサージSシリーズ”から揺らぎがちな肌を労るファンデーション“リサージ カラーメインテナイザー(S)” [SPF50+・PA+++、UV耐水性★★](全2色、各25mL、各3850円)を発売する。

“塗る美膜マスク”ファンデーション

“リサージSシリーズ”は、季節の変化や外的要因などでデリケートになりやすい肌に着目したアイテムを展開するマイルド設計のスキンケアシリーズ。

今回発売する“リサージ カラーメインテナイザー(S)”は、まるで美容液のような滑らかなベールで肌を守りながら、ハリのある肌印象へと導く“塗る美膜マスク”ファンデーション。紫外線散乱剤や顔料が塗膜表面に繊細な凹凸を形成することで、大気中の微粒子汚れの付着を防止。高分子分散剤配合で、粉っぽくなったり白浮きしたりすることなく、透明感のある美しい肌へと色補整する。カラーは、ライトとミディアムの2色で展開する。

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「クリニーク」の人気保湿シリーズからボディー用乳液が登場 発酵アロエ成分配合

「クリニーク(CLINIQUE)」は4月4日、“保水美肌”をかなえる“モイスチャー サージ”シリーズから、ボディー用乳液“モイスチャー サージ ボディ ハイドレーター”(200mL、5720円)を発売する。

しっとり柔らかな肌感触へ

“モイスチャー サージ ボディ ハイドレーター”は、敏感肌にも使えるボディー用乳液。コラーゲンの密度を高める独自の保湿成分アロエ発酵コンプレックスが水分をぎゅっと閉じ込め潤いで満たし、グリセリンがバリア機能を高め理想の柔らかな肌へと導く。ベタつかない軽やかな使用感で、季節を問わず快適に使用可能。肌が少し湿っている状態で本製品を塗布することで、潤いをより長く保つことができる。

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「ラルフ ローレン」がMLBの3球団とコラボ 東京シリーズに合わせて発売

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)からドジャース(Dogers)、カブス(Cubs)、ヤンキース(Yankees)の3球団とコラボレーションし、カプセルコレクションを発売する。

ローンチ予定日は、3月18日と19日に東京ドームで開催されるMLB東京シリーズ中。「ラルフ ローレン」店舗とMLBのスタジアムショップ及び両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

各球団カラーの全4型

コレクションのラインアップは、ポロシャツ、サテンジャケット、フリーススエットシャツ、ベースボールキャップの全4型。それぞれ各球団のイメージカラーで用意し、大人と子どもの2サイズで展開する。

カプセルコレクションのローンチに合わせ、3月15日から渋谷のミヤシタパークで、MLBとコラボした体験型インスタレーションを実施する。

デザイナーの野球愛

ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)の野球好きは、周知の事実として知られている。2018 年には会社の創立50周年を記念し、ヤンキースタジアムでの試合で始球式を務めたほか、これを記念し限定コレクションを発売した。

さらに3年後には、メジャーリーグベースボールとの関係を拡大。ヤンキース、ドジャース、カブス、セントルイス・カーディナルス(St. Louis Cardinals)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)といった人気球団をフィーチャーしたマルチチームカプセルを発表した。このパートナーシップは今も続いており、2024年には新たな“ニューヨーク・ヤンキース”コレクションをローンチしている。

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「ラルフ ローレン」がMLBの3球団とコラボ 東京シリーズに合わせて発売

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)からドジャース(Dogers)、カブス(Cubs)、ヤンキース(Yankees)の3球団とコラボレーションし、カプセルコレクションを発売する。

ローンチ予定日は、3月18日と19日に東京ドームで開催されるMLB東京シリーズ中。「ラルフ ローレン」店舗とMLBのスタジアムショップ及び両ブランドの公式オンラインストアで取り扱う。

各球団カラーの全4型

コレクションのラインアップは、ポロシャツ、サテンジャケット、フリーススエットシャツ、ベースボールキャップの全4型。それぞれ各球団のイメージカラーで用意し、大人と子どもの2サイズで展開する。

カプセルコレクションのローンチに合わせ、3月15日から渋谷のミヤシタパークで、MLBとコラボした体験型インスタレーションを実施する。

デザイナーの野球愛

ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)の野球好きは、周知の事実として知られている。2018 年には会社の創立50周年を記念し、ヤンキースタジアムでの試合で始球式を務めたほか、これを記念し限定コレクションを発売した。

さらに3年後には、メジャーリーグベースボールとの関係を拡大。ヤンキース、ドジャース、カブス、セントルイス・カーディナルス(St. Louis Cardinals)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)といった人気球団をフィーチャーしたマルチチームカプセルを発表した。このパートナーシップは今も続いており、2024年には新たな“ニューヨーク・ヤンキース”コレクションをローンチしている。

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「ジーユー」から「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーが手掛ける新ライン“ユージー”誕生

「ジーユー(GU)」は3月14日、高橋盾デザイナー率いる「アンダーカバー(UNDERCOVER)」チームが手掛ける新ライン“ユージー(UG)”をローンチする。同日、ファーストコレクションを発売する。

本ラインのコンセプトは“サイレント/ノイズ”。「アンダーカバー」チームがデザインだけでなく、商品のフィッティングやキービジュアルの制作など全ての工程に携わり、日常のファッションにささやかな違和感やサプライズをもたらす遊びの効いたデザインやスタイリングを「ジーユー」価格で提案していく。

今回のコレクションについて高橋は、「ネーミングは変わりましたが“日常の中の心地よいノイズ”という継続したコンセプトの中で新たなデザインやアップデートを試みました。本来は隠す縫い代を表に出してあえて見せたり、切りっぱなしにしたりする手法は“ユージー”のデザインの特徴の一つといえます。ほとんどの商品をユニセックスで着られることを意識して作っているので、女性もメンズと同じ雰囲気でカジュアルに着こなしてほしいです」とコメントした。

ファーストコレクション

「ジーユー」の定番商品を再解釈した実用性の高いメンズアイテム全19型(590〜6990円)で構成。協業開発した新素材を使用したオーバーサイズのセットアップや、架空のハンバーガーショップ“ノイズバーガーショップ”をモチーフにした描きおろしグラフィックなど、本コレクションならではの商品もラインアップする。

セカンドコレクション

メンズ全8型(1990〜2990円)で構成する2025年春夏のセカンドコレクションは、4月18日から全国の店舗で発売する。3月14日から公式オンラインストアで先行販売を行う。

本ライン初となる秋冬コレクションは、今秋のローンチを予定している。

商品を一足先にチェック

現在、マロニエゲート銀座店と名古屋ゲートタワー店でコラボ商品の先行展示を実施中。合わせて3月20日まで、マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店、渋谷店、銀座店で特別なウィンドー装飾を展開している。

アイテム紹介ライブ配信

3月10日19時から、特設サイトでコラボレーション商品をいち早く紹介するライブ配信を行う。150~180cm台のスタッフが身長別に商品を着用し、着こなしやデザインのポイントについて解説する。
特設サイト

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「ジーユー」から「アンダーカバー」の高橋盾デザイナーが手掛ける新ライン“ユージー”誕生

「ジーユー(GU)」は3月14日、高橋盾デザイナー率いる「アンダーカバー(UNDERCOVER)」チームが手掛ける新ライン“ユージー(UG)”をローンチする。同日、ファーストコレクションを発売する。

本ラインのコンセプトは“サイレント/ノイズ”。「アンダーカバー」チームがデザインだけでなく、商品のフィッティングやキービジュアルの制作など全ての工程に携わり、日常のファッションにささやかな違和感やサプライズをもたらす遊びの効いたデザインやスタイリングを「ジーユー」価格で提案していく。

今回のコレクションについて高橋は、「ネーミングは変わりましたが“日常の中の心地よいノイズ”という継続したコンセプトの中で新たなデザインやアップデートを試みました。本来は隠す縫い代を表に出してあえて見せたり、切りっぱなしにしたりする手法は“ユージー”のデザインの特徴の一つといえます。ほとんどの商品をユニセックスで着られることを意識して作っているので、女性もメンズと同じ雰囲気でカジュアルに着こなしてほしいです」とコメントした。

ファーストコレクション

「ジーユー」の定番商品を再解釈した実用性の高いメンズアイテム全19型(590〜6990円)で構成。協業開発した新素材を使用したオーバーサイズのセットアップや、架空のハンバーガーショップ“ノイズバーガーショップ”をモチーフにした描きおろしグラフィックなど、本コレクションならではの商品もラインアップする。

セカンドコレクション

メンズ全8型(1990〜2990円)で構成する2025年春夏のセカンドコレクションは、4月18日から全国の店舗で発売する。3月14日から公式オンラインストアで先行販売を行う。

本ライン初となる秋冬コレクションは、今秋のローンチを予定している。

商品を一足先にチェック

現在、マロニエゲート銀座店と名古屋ゲートタワー店でコラボ商品の先行展示を実施中。合わせて3月20日まで、マロニエゲート銀座店、名古屋ゲートタワー店、渋谷店、銀座店で特別なウィンドー装飾を展開している。

アイテム紹介ライブ配信

3月10日19時から、特設サイトでコラボレーション商品をいち早く紹介するライブ配信を行う。150~180cm台のスタッフが身長別に商品を着用し、着こなしやデザインのポイントについて解説する。
特設サイト

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イタリアで体感した欧州のランニング文化

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年2月24日号からの抜粋です)

五十君:東京マラソン開催を前にランニング市場を特集しました。日本のランニング人口はコロナ禍がピークだったようですが、米「WWD」や海外の媒体を見ると盛り上がっているムードで、日本人が熱狂する箱根駅伝は、中国や台湾などでもコンテンツとして楽しまれているようです。新興国が豊かになるとランニング人口が増えますし、ブランドとしての先進性を証明するカテゴリーとして、スポーツ企業はどこも注力しています。1月にイタリアで行われた「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)」でもランニングイベントがあったんですよね?

大塚:紳士服合同展の「ピッティ」ですが、近年ライフスタイルに特化したスペースを設けるようになっています。今回は、英ロンドン発のプラットフォーム「ニーズ アップ」がキュレーションした、ランニングメーカーのギアなどを集めたエリアがありました。「ピッティ」がスポーツを取り上げるのは新鮮でしたし、もともと好きなので、ランニングイベントにも参加しました。

五十君:「ピッティ」に集う紳士たちは、きっとめちゃくちゃオシャレですよね。ハイファッションの文脈でも注目されている「サティスファイ」的なスタイルなのでしょうか?

欧米ではみんなでワイワイ走る

大塚:なじみのブランドで普段着ているものという感じ。オシャレでした。「オン(ON)」と「ロエベ(LOEWE)」のコラボアノラックで参戦した僕がちょっと浮いちゃうくらい(苦笑)。彼らに混じって走ると、自分もイケてる気分になってきて。参加者は猛者ばかりで、余裕で話しながらハイペース。僕も普段からそこそこ走っているのに、正直ついて行くので精一杯でした。日本の街や公園では黙々と走る人多く、欧米ではみんなでワイワイ走る文化があるのかなと感じました。最後はみんなでオシャレなカフェでのホットコーヒータイムだったのですが、僕が日本で走る際は絶対しないです。でも気分が良かったです。

五十君:いいですね。ランニングは体にも心にも良く、取材した人たちが全員心からランニングを推していて、清々しかったです。シューズの開発競争も激化していて、すごく面白い市場です!

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イタリアで体感した欧州のランニング文化

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五十君:東京マラソン開催を前にランニング市場を特集しました。日本のランニング人口はコロナ禍がピークだったようですが、米「WWD」や海外の媒体を見ると盛り上がっているムードで、日本人が熱狂する箱根駅伝は、中国や台湾などでもコンテンツとして楽しまれているようです。新興国が豊かになるとランニング人口が増えますし、ブランドとしての先進性を証明するカテゴリーとして、スポーツ企業はどこも注力しています。1月にイタリアで行われた「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)」でもランニングイベントがあったんですよね?

大塚:紳士服合同展の「ピッティ」ですが、近年ライフスタイルに特化したスペースを設けるようになっています。今回は、英ロンドン発のプラットフォーム「ニーズ アップ」がキュレーションした、ランニングメーカーのギアなどを集めたエリアがありました。「ピッティ」がスポーツを取り上げるのは新鮮でしたし、もともと好きなので、ランニングイベントにも参加しました。

五十君:「ピッティ」に集う紳士たちは、きっとめちゃくちゃオシャレですよね。ハイファッションの文脈でも注目されている「サティスファイ」的なスタイルなのでしょうか?

欧米ではみんなでワイワイ走る

大塚:なじみのブランドで普段着ているものという感じ。オシャレでした。「オン(ON)」と「ロエベ(LOEWE)」のコラボアノラックで参戦した僕がちょっと浮いちゃうくらい(苦笑)。彼らに混じって走ると、自分もイケてる気分になってきて。参加者は猛者ばかりで、余裕で話しながらハイペース。僕も普段からそこそこ走っているのに、正直ついて行くので精一杯でした。日本の街や公園では黙々と走る人多く、欧米ではみんなでワイワイ走る文化があるのかなと感じました。最後はみんなでオシャレなカフェでのホットコーヒータイムだったのですが、僕が日本で走る際は絶対しないです。でも気分が良かったです。

五十君:いいですね。ランニングは体にも心にも良く、取材した人たちが全員心からランニングを推していて、清々しかったです。シューズの開発競争も激化していて、すごく面白い市場です!

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100周年の「フェンディ」は、FFロゴを超えた「トリプルF」でキム時代のリアル主義をリセット

「フェンディ(FENDI)」が2025-26年秋冬コレクションを発表し、1925年創業のブランドは華々しく、100周年のアニバーサリーイヤーをキックオフした。

ショー会場は、リニューアルして面積は1600平方メートル超えと倍以上になったミラノ本社。往年のディスコのVIPルームようにグラマラスでゴージャスな空間を設え、メンズとウィメンズ全84ルックを発表した。クリエイティブ・ディレクションを担ったのは、フェンディ家3代目で現在はアクセサリーとメンズのアーティスティック・ディレクターを務めるシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)。今回は昨秋退任したキム・ジョーンズに代わって、ウィメンズも手掛けている。

シルヴィアはショーに先駆けて、そして「フェンディ」のアイコンロゴのFFが「FUN FUR(毛皮で、楽しく)」という意味を持つことを踏まえ、「今回のファッションショーに名前をつけるとしたら、トリプルF。フラッシュバック(flashback)、そしてファスト・フォワード(fast forward)よ」と語った。「鮮明・鮮烈に過去を思い出し、未来に向かって爆速する」、そんなイメージなのだろう。

コレクションは、まさにトリプルFだった。

ファーストルックは、毛皮の工房だった祖業を思い出させる総毛皮のコート。ハイカラーが特徴で、「フェンディ」は“ペカン”と呼ぶストライプ模様が浮かぶ。まるで貴族のローブのようなハイカラーで力強い。序盤は、ファーをたっぷり使う。メンズでも毛皮のチェスターやロングストール、ウィメンズではペプラム裾のボディコンシャスなニットドレスの上にショート丈のファーブルゾンを羽織った。前任のキム・ジョーンズが目指した、ジャケットを中核としたクワイエットなリアリティ路線とは一線を隠し、シルヴィアが描く「フェンディ」の女性像はグラマラス。過去をフラッシュバックすることで、ここ数シーズンのイメージを一掃したかのようだ。ジャケットにラップスカートなどのフォーマルスタイルでも、ネップなど表面に特徴のある生地を選んで主張。ディップダイでグラデーションに染めたリブ編みのポロニットや、シャギーなモヘアのアンサンブル、毛足の長いウールで作ったパンツなど、主張のある、そしてクラフツマンシップを感じさせる生地を選び、レトロなカラーパレットとスタイルながら力強い印象を残した。

ファスト・フォワードは、メンズとウィメンズの境界線を廃した現代的なジェンダー志向や、軽やかな素材使い、その源泉となる進化し続けるクラフツマンシップで表現しているのだろう。中盤以降は随所にレースが現れ、ファーやシルクサテンと組み合わせたランジェリードレスに変わったり、官能的なブラウスに仕上げたり。メンズでもスパンコールなどの装飾を散りばめたカーディガンの下にはレースのポロシャツを合わせた。レースやシフォンと自由自在に組み合わせるべく、ファーは薄くなめし、毛を刈り込んで、パンチングを加えることで軽やかに。ランジェリードレスにも組み込んでいる。シェブロン柄や水玉のファーコートは、象嵌細工のように小さいファーパーツを組み合わせたもの。“ピーカブー”などのバッグにもファーをあしらった。

シルヴィアは、FFロゴに通じる持ち前のファンな要素にグラマラスやセクシーなどを加え、改めて「フェンディ」の多様で多彩な世界を表現した。ウィメンズの後任デザイナーは、一度シルヴィアがリセットし、白紙に戻した「フェンディ」の広大なキャンバスを手に入れ、101年目の歴史を紡ぐことになるのだろう。後任デザイナーの発表が待たれる。

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SEVENTEENミンギュが「カルバン・クライン」2025年春のデニムキャンペーンに登場

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、韓国のボーイズグループSEVENTEENのミンギュ(MINGYU)を起用した2025年春のデニムキャンペーンビジュアルを公開した。ミンギュの起用は、2024年秋のデニムキャンペーンに続くものとなった。

撮影はファッション写真家のレスリー・チャン(Leslie Zhang)が担当。エフォートレスな中に大胆な捻りを加えたデニムスタイルに身を包んだミンギュが、ブランドのプレイフルな感性を表現している。

2025年春のデニムキャンペーン

1990年代にインスパイアされたストレートデニムには、白のロゴTシャツを合わせ少年のような印象に。“CKモノグラム”入りのデニムはセットアップで着用し、シャープな印象のスタイリングを完成させた。そのほか、ブラックのストレートデニムやバギージーンズなどを着用し、モダンでエッジの効いたコレクションの魅力を体現した。

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SEVENTEENミンギュが「カルバン・クライン」2025年春のデニムキャンペーンに登場

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は、韓国のボーイズグループSEVENTEENのミンギュ(MINGYU)を起用した2025年春のデニムキャンペーンビジュアルを公開した。ミンギュの起用は、2024年秋のデニムキャンペーンに続くものとなった。

撮影はファッション写真家のレスリー・チャン(Leslie Zhang)が担当。エフォートレスな中に大胆な捻りを加えたデニムスタイルに身を包んだミンギュが、ブランドのプレイフルな感性を表現している。

2025年春のデニムキャンペーン

1990年代にインスパイアされたストレートデニムには、白のロゴTシャツを合わせ少年のような印象に。“CKモノグラム”入りのデニムはセットアップで着用し、シャープな印象のスタイリングを完成させた。そのほか、ブラックのストレートデニムやバギージーンズなどを着用し、モダンでエッジの効いたコレクションの魅力を体現した。

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「ランコム」から崩れた膜を復元するUVカット下地が登場 独自技術を搭載

「ランコム(LANCOME)」は4月18日、紫外線カットに特化した“UV エクスペール”シリーズから新作“UV エクスペール エクストリーム シールド” [SPF50+・PA++++ 耐水性★★](50mL、1万2980円)を発売する。11日から公式オンラインストアで先行販売を行う。

革新のシールド技術搭載

“UV エクスペール エクストリーム シールド”は、磁石のように引き合う力に着目し開発した技術、マグネティック UVネットワークを搭載した日焼け止め下地だ。汗や水、こすれなどでUVブロック膜が圧力を受けると、プラスとマイナス分子が引き合う力で素早く崩れた箇所を復元し、隙なく紫外線から肌を守る。

UVカットしながら肌印象にアプローチ

UVカット効果に加え、ブライトニングに着目して次世代スキンケア成分を配合した。ナイアシンアミドが肌のくすみや色素沈着を改善し、バイオベースのタンポポ成分で肌に透明感と輝きを与えるほか、ピクサ種子がテカリ防止や毛穴ぼかしをサポート。暑い日でも快適に使えるよう、さらりとした軽やかなテクスチャーに仕上げた。

最先端の携帯端末をイメージしたボトルデザインには、虹色に輝く近未来的な“ランコムローズ”をアクセントに施した。

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「ランコム」から崩れた膜を復元するUVカット下地が登場 独自技術を搭載

「ランコム(LANCOME)」は4月18日、紫外線カットに特化した“UV エクスペール”シリーズから新作“UV エクスペール エクストリーム シールド” [SPF50+・PA++++ 耐水性★★](50mL、1万2980円)を発売する。11日から公式オンラインストアで先行販売を行う。

革新のシールド技術搭載

“UV エクスペール エクストリーム シールド”は、磁石のように引き合う力に着目し開発した技術、マグネティック UVネットワークを搭載した日焼け止め下地だ。汗や水、こすれなどでUVブロック膜が圧力を受けると、プラスとマイナス分子が引き合う力で素早く崩れた箇所を復元し、隙なく紫外線から肌を守る。

UVカットしながら肌印象にアプローチ

UVカット効果に加え、ブライトニングに着目して次世代スキンケア成分を配合した。ナイアシンアミドが肌のくすみや色素沈着を改善し、バイオベースのタンポポ成分で肌に透明感と輝きを与えるほか、ピクサ種子がテカリ防止や毛穴ぼかしをサポート。暑い日でも快適に使えるよう、さらりとした軽やかなテクスチャーに仕上げた。

最先端の携帯端末をイメージしたボトルデザインには、虹色に輝く近未来的な“ランコムローズ”をアクセントに施した。

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「ムウ ト アール」初の常設店舗が奥渋にオープン トータルライフスタイルを提案

ジュンが運営するユニセックスブランド「ムウ ト アール(M TO R)」は4月上旬、渋谷区富ヶ谷にブランド初となる常設店舗「ムウ ストア(MUU STORE)」をオープンする。オープン日や取扱商品などの詳細は後日発表する。

2022年にローンチした「ムウ ト アール」は、ジュン公式オンラインストアのジャドールジュン オンライン(J'ADORE JUN ONLINE)を中心にオフラインで商品を展開してきた。2022年9月には初のポップアップイベントを開催。その後も定期的にイベントを仕掛け、古着店や飲食店などジャンルを超えたカルチャーとの繋がりを作ってきた。

トータルライフスタイルを提案

今回出店地に選んだのは、代々木公園駅から徒歩5分ほどにある通称“奥渋”の愛称で親しまれているエリア。日々新しいカルチャーが生み出されてきたこの場所で、コミュニティーのハブとなるようなお店を目指したいという思いからこの地に決めた。

「ムウ ストア」では、「ムウ ト アール」のオリジナルアイテムやバイイングアイテムのほか、ビンテージのアパレル、アイウエア、時計、雑貨などをラインアップ。アイウエアは、レンズ交換にも対応する。また、ナチュラルワインの販売も実施し、アパレルにとどまらないライフスタイルを提案する。

“シアター”がテーマの内装は、デザインスタジオのフォーミュラ(FORMULA)を運営し、空間デザイナーとして注目を集めている柳澤春馬が担当。劇場などで用いられる舞台美術や装飾に着想し、空間にセクションを設けつつ可変性の高い什器を備えることで「ムウ ト アール」とともに作り続けていく場所に仕上げた。

店舗概要

■「ムウ ストア」

オープン日:4月上旬
住所::東京都渋谷区富ヶ谷1-43-2 EDIH富ヶ谷2階

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「日本の宝」の技術継承に尾州・小塚毛織が挑む 多様な世代が奮闘中

「日本の宝」と繊維・アパレル産業に身を置く人の多くが一目置くテキスタイル職人がいる。尾州産地でファンシーツイードを織るカナーレの足立聖代表だ。足立さんはテキスタイルを企画設計し、尾州産地に残るションヘル織機を持つ工場に外注して得意なツイードを織り、誰もが知るラグジュアリーからデザイナーズまで多くの有力ブランドにその生地を提供してきた。しかし2020年、コロナ禍で需要が減り取引先でションヘル織機を持つ最後の工場が廃業を決めた。「ションヘル織機を自社で持たないと足立さんのものづくりが途絶えてしまう」。小塚毛織の小塚康弘社長が足立さんの技術継続のために立ち上がった。

ションヘル織機は100年以上前にドイツで開発され、日本ではドイツの織機を原型に平岩鉄工所や大隈鉄工所が製作し明治大正期から1960年代頃まで主力で使われていた旧式の織機だ。繊維への負荷が少なく立体的に織り上げることができ、手織りのような柔らかい風合いに仕上がる。そのションヘル織機の特徴を最大限に生かして他にはない生地をデザインするのが足立さんだ。

小塚毛織がションヘル織機を導入して自社工場を整備して4年余り。「予期せず人が集まり、需要が高まっている」と小塚社長は嬉しそうに話す。足立さんとの協業による売上高は工場開設前の10%程度から20%を占めるまでになった。「将来的には50%を目指したい」。ションヘル織機は超低速運転でゆっくりと丁寧に織り上げることができるが、織る量には限りがある。「足立さんはゼロからイチをつくることができる。焼き直しではない足立さんのものづくりを理解してもらえる売り先を広げていきたい」。足立さんが生み出すテキスタイルの価値を高めて販路を広げようと大手商社やセレクトショップが名乗りを上げはじめ、その輪が広がっている。

技術・人・環境を整えるまで

小塚毛織は2009年からカナーレと協働をはじめ、11年に業務提携して本格的にファンシーツイードの企画販売を開始した。小塚社長は「紳士服向けの生地の企画生産を得意としていたがレディス向けの企画ができていなかった。また海外の生産を理解すればするほど国内でしかできないことに取り組みたいと考えるようになった。足立さんと提携することでレディス向けの企画を強化したいと考えた」と当時を振り返る。

小塚毛織は工場を持たず、テキスタイルを企画して中国や台湾の協力工場で生産したものを販売していた。足立さんが企画したテキスタイルもションヘル織機を持つ尾州の工場に外注して織っていた。「ションヘル織機を扱える職人が移り変わりながらもなんとか織ってきたが、最後のションヘル織機を持つ協力工場が20年に廃業を決めた」。

コロナ禍の2020年、1976年まで稼働していた自社工場を改修してションヘル織機を5台、整経機など付帯設備を導入した。売上高6億6200万円(2020年3月期)の小塚毛織にとっては安くはない設備投資であり、織機を動かす社員の雇用も必要になる。「長期計画を立てていたらできなかった。足立さんのものづくりを継続させたいーーその一心で奮起した」。

機械があってもものづくりはできない。「技術(足立さん)と人(機械を動かす人)、そして作る環境を整える必要があった」。SNSで発信された足立さんのモノ作りに引き付けられたのが横井春奈さんだ。横井さんは「ぱっと見の魅力が強く印象に残った。他と違うのが明らかに見てわかる。これは布なのか?と思うほどだった」と振り返る。横井さんは、神奈川の美術大学で工芸を専攻し、「立体的なテクスチャーに興味を持ちテキスタイルを学んだ」。横井さんは卒業間近の1月末に小塚毛織に連絡をした。

「当時新卒で2人を採用した直後で簡単に雇用することができず断った」と小塚社長。「しかし、5月に横井さんから尾州産地で働くために引っ越してきたとメールが届いた。社員としての受け入れは難しかったが、放ってはおけない。パートタイムで採用することにした。仕事への真摯な姿勢を感じて22年1月に社員として受け入れた」。同年8月にはションヘル織機を扱う老舗機屋と北陸の繊維メーカーで経験を積んだ水野太介さんも、小塚社長と足立さんの考えに賛同し入社した。水野さんは、尾崎雄飛「サンカッケー」デザイナー(2024年に織物工場「岩安毛織」を買収し事業承継に取り組む)とのテキスタイルプロジェクトにも携わり二足の草鞋で織機を扱う。「以前なら有望な若手を自社で独占するのが当たり前だった。今は小さな工場が社員を抱えるのが難しいこともあり、有望な若手を数社で支えるような緩やかなネットワークが生まれている」(山田幸士・岐阜県毛織工業協同組合専務理事)。

さらにかつてションヘル織機の機屋をしていた82歳の大島さんと、ともに働いていた夫を亡くしたことを機にションヘル織機から離れていた83歳の坪内さんがパートタイムで加わり、4人体制になった。大島さんは足立さんが会社員の時から戦友のような関係だった人で、坪内さんは通りかかった小塚毛織でションヘル織機の音に引き寄せられるように立ち寄ったときに横井さんが声をかけたという。

ションヘル織機など古い機械を治すことができる織機修理業者も尾州には1~2件に減っているため、水野さんや横井さんは業者が調整する様子を覚えて自社でメンテナンスができるように取り組んでいる。

当初はシャトルが飛ぶなどトラブル続きだったというが、23年頃からようやく生産が安定してきて量産できるようになった。足立さんは「水野くんはすでに全部自分でやれていて天性のものがある。横井さんはコツコツ取り組めることが才能。本当に好きなことが伝わってくる」と嬉しそうに話してくれた。

「シンプルな設計なのに他とは違う」足立さんの仕事の凄み

凝ったテキスタイルは自由な発想と緻密な設計から生まれる。足立さんは「デザイナーのイメージをかたちにしていくときが一番面白い」という。「設計図は算数の世界。イメージを数字に置き換えて図面にしている」。その際に過去に実現したサンプルから発展させることも少なくなく、小塚毛織社屋にあるアーカイブルームにはこれまで手掛けた大量のテキスタイルが保管されている。足立さんの才能は長年の蓄積とそれを織る技術者に支えられている。

足立さんの凄みを横井さんは「織りの組織自体は意外にもシンプルな点。シンプルな設計なのに他と違うのが一番難しい。組織を複雑にすれば織る人が間違えることも増えることも配慮しているのだろう。長年の経験あってこそ生まれる設計」と話す。さらに「足立さんの仕事の本質は人間関係を構築することだと気づいた。日々やっているのはコミュニケーションで、お客さんの希望を企画に起こして糸屋や染屋と丁寧にやり取りを重ねている。何十年もかけて築いた信頼関係があり、現場と機械を知り尽くしているからこそ挑戦的な生地が生まれている」と分析する。

水野さんは「足立さんは誰よりもチャレンジャー。『これ無理じゃないか』と思うことにも果敢に挑戦する。僕にはない部分で勉強させてもらっている。例えば今取り組んでいるのはスリット加工したフィルムを経糸にも横糸にも織り込んでいるが、フィルムの品質に変更がありこれまでのようにいかずに苦戦している。それがようやく今朝から織れるようになった」と静かな口調で語る。工場でその織機を見るとビームに小さな錘がついていて、足立さんは錘を指差して「これこれ」と嬉しそうに教えてくれた。

小塚社長も「閑散期向けには横糸を飛ばして手作業切る複雑な生地を企画するなど、繁忙期と閑散期、状況に応じてテキスタイルを企画してくれる」と語るなど、足立さんには、一緒に働く人を大切にして相手先の仕事の環境や状況に応じて仕事を進める姿勢が垣間見られるエピソードが多い。

足立さんの技術を受け継ぐ若手たち

横井さんは足立さんの行動ルーティンを真似することを意識しているという。「例えば糸屋を巡り用事がなくても機屋を訪ねるというルーティンは、なぜそれをするのかわからなくても真似を続けていると、足立さんが意図していることが見えてくる。機屋にこまめに顔を出すのは高齢化で少し間が空くと辞めちゃう方も出てくるから。真似する中で自分が得意なことや苦手なことを知り、苦手なことは足立さんとは違う方法を見つけて、自分で一から織れるようになりたい」と話す。記録を残すことも大事だと考え、些細なことまでメモを取り、インスタグラム(@hataya_no_teshigoto)でも発信している。「足立さんのようにどんな無茶ぶりも断らず応えられるテキスタイルデザイナーになりたい。そして、使い先が分からないくらい斬新な生地を作りたい」。

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「日本の宝」の技術継承に尾州・小塚毛織が挑む 多様な世代が奮闘中

「日本の宝」と繊維・アパレル産業に身を置く人の多くが一目置くテキスタイル職人がいる。尾州産地でファンシーツイードを織るカナーレの足立聖代表だ。足立さんはテキスタイルを企画設計し、尾州産地に残るションヘル織機を持つ工場に外注して得意なツイードを織り、誰もが知るラグジュアリーからデザイナーズまで多くの有力ブランドにその生地を提供してきた。しかし2020年、コロナ禍で需要が減り取引先でションヘル織機を持つ最後の工場が廃業を決めた。「ションヘル織機を自社で持たないと足立さんのものづくりが途絶えてしまう」。小塚毛織の小塚康弘社長が足立さんの技術継続のために立ち上がった。

ションヘル織機は100年以上前にドイツで開発され、日本ではドイツの織機を原型に平岩鉄工所や大隈鉄工所が製作し明治大正期から1960年代頃まで主力で使われていた旧式の織機だ。繊維への負荷が少なく立体的に織り上げることができ、手織りのような柔らかい風合いに仕上がる。そのションヘル織機の特徴を最大限に生かして他にはない生地をデザインするのが足立さんだ。

小塚毛織がションヘル織機を導入して自社工場を整備して4年余り。「予期せず人が集まり、需要が高まっている」と小塚社長は嬉しそうに話す。足立さんとの協業による売上高は工場開設前の10%程度から20%を占めるまでになった。「将来的には50%を目指したい」。ションヘル織機は超低速運転でゆっくりと丁寧に織り上げることができるが、織る量には限りがある。「足立さんはゼロからイチをつくることができる。焼き直しではない足立さんのものづくりを理解してもらえる売り先を広げていきたい」。足立さんが生み出すテキスタイルの価値を高めて販路を広げようと大手商社やセレクトショップが名乗りを上げはじめ、その輪が広がっている。

技術・人・環境を整えるまで

小塚毛織は2009年からカナーレと協働をはじめ、11年に業務提携して本格的にファンシーツイードの企画販売を開始した。小塚社長は「紳士服向けの生地の企画生産を得意としていたがレディス向けの企画ができていなかった。また海外の生産を理解すればするほど国内でしかできないことに取り組みたいと考えるようになった。足立さんと提携することでレディス向けの企画を強化したいと考えた」と当時を振り返る。

小塚毛織は工場を持たず、テキスタイルを企画して中国や台湾の協力工場で生産したものを販売していた。足立さんが企画したテキスタイルもションヘル織機を持つ尾州の工場に外注して織っていた。「ションヘル織機を扱える職人が移り変わりながらもなんとか織ってきたが、最後のションヘル織機を持つ協力工場が20年に廃業を決めた」。

コロナ禍の2020年、1976年まで稼働していた自社工場を改修してションヘル織機を5台、整経機など付帯設備を導入した。売上高6億6200万円(2020年3月期)の小塚毛織にとっては安くはない設備投資であり、織機を動かす社員の雇用も必要になる。「長期計画を立てていたらできなかった。足立さんのものづくりを継続させたいーーその一心で奮起した」。

機械があってもものづくりはできない。「技術(足立さん)と人(機械を動かす人)、そして作る環境を整える必要があった」。SNSで発信された足立さんのモノ作りに引き付けられたのが横井春奈さんだ。横井さんは「ぱっと見の魅力が強く印象に残った。他と違うのが明らかに見てわかる。これは布なのか?と思うほどだった」と振り返る。横井さんは、神奈川の美術大学で工芸を専攻し、「立体的なテクスチャーに興味を持ちテキスタイルを学んだ」。横井さんは卒業間近の1月末に小塚毛織に連絡をした。

「当時新卒で2人を採用した直後で簡単に雇用することができず断った」と小塚社長。「しかし、5月に横井さんから尾州産地で働くために引っ越してきたとメールが届いた。社員としての受け入れは難しかったが、放ってはおけない。パートタイムで採用することにした。仕事への真摯な姿勢を感じて22年1月に社員として受け入れた」。同年8月にはションヘル織機を扱う老舗機屋と北陸の繊維メーカーで経験を積んだ水野太介さんも、小塚社長と足立さんの考えに賛同し入社した。水野さんは、尾崎雄飛「サンカッケー」デザイナー(2024年に織物工場「岩安毛織」を買収し事業承継に取り組む)とのテキスタイルプロジェクトにも携わり二足の草鞋で織機を扱う。「以前なら有望な若手を自社で独占するのが当たり前だった。今は小さな工場が社員を抱えるのが難しいこともあり、有望な若手を数社で支えるような緩やかなネットワークが生まれている」(山田幸士・岐阜県毛織工業協同組合専務理事)。

さらにかつてションヘル織機の機屋をしていた82歳の大島さんと、ともに働いていた夫を亡くしたことを機にションヘル織機から離れていた83歳の坪内さんがパートタイムで加わり、4人体制になった。大島さんは足立さんが会社員の時から戦友のような関係だった人で、坪内さんは通りかかった小塚毛織でションヘル織機の音に引き寄せられるように立ち寄ったときに横井さんが声をかけたという。

ションヘル織機など古い機械を治すことができる織機修理業者も尾州には1~2件に減っているため、水野さんや横井さんは業者が調整する様子を覚えて自社でメンテナンスができるように取り組んでいる。

当初はシャトルが飛ぶなどトラブル続きだったというが、23年頃からようやく生産が安定してきて量産できるようになった。足立さんは「水野くんはすでに全部自分でやれていて天性のものがある。横井さんはコツコツ取り組めることが才能。本当に好きなことが伝わってくる」と嬉しそうに話してくれた。

「シンプルな設計なのに他とは違う」足立さんの仕事の凄み

凝ったテキスタイルは自由な発想と緻密な設計から生まれる。足立さんは「デザイナーのイメージをかたちにしていくときが一番面白い」という。「設計図は算数の世界。イメージを数字に置き換えて図面にしている」。その際に過去に実現したサンプルから発展させることも少なくなく、小塚毛織社屋にあるアーカイブルームにはこれまで手掛けた大量のテキスタイルが保管されている。足立さんの才能は長年の蓄積とそれを織る技術者に支えられている。

足立さんの凄みを横井さんは「織りの組織自体は意外にもシンプルな点。シンプルな設計なのに他と違うのが一番難しい。組織を複雑にすれば織る人が間違えることも増えることも配慮しているのだろう。長年の経験あってこそ生まれる設計」と話す。さらに「足立さんの仕事の本質は人間関係を構築することだと気づいた。日々やっているのはコミュニケーションで、お客さんの希望を企画に起こして糸屋や染屋と丁寧にやり取りを重ねている。何十年もかけて築いた信頼関係があり、現場と機械を知り尽くしているからこそ挑戦的な生地が生まれている」と分析する。

水野さんは「足立さんは誰よりもチャレンジャー。『これ無理じゃないか』と思うことにも果敢に挑戦する。僕にはない部分で勉強させてもらっている。例えば今取り組んでいるのはスリット加工したフィルムを経糸にも横糸にも織り込んでいるが、フィルムの品質に変更がありこれまでのようにいかずに苦戦している。それがようやく今朝から織れるようになった」と静かな口調で語る。工場でその織機を見るとビームに小さな錘がついていて、足立さんは錘を指差して「これこれ」と嬉しそうに教えてくれた。

小塚社長も「閑散期向けには横糸を飛ばして手作業切る複雑な生地を企画するなど、繁忙期と閑散期、状況に応じてテキスタイルを企画してくれる」と語るなど、足立さんには、一緒に働く人を大切にして相手先の仕事の環境や状況に応じて仕事を進める姿勢が垣間見られるエピソードが多い。

足立さんの技術を受け継ぐ若手たち

横井さんは足立さんの行動ルーティンを真似することを意識しているという。「例えば糸屋を巡り用事がなくても機屋を訪ねるというルーティンは、なぜそれをするのかわからなくても真似を続けていると、足立さんが意図していることが見えてくる。機屋にこまめに顔を出すのは高齢化で少し間が空くと辞めちゃう方も出てくるから。真似する中で自分が得意なことや苦手なことを知り、苦手なことは足立さんとは違う方法を見つけて、自分で一から織れるようになりたい」と話す。記録を残すことも大事だと考え、些細なことまでメモを取り、インスタグラム(@hataya_no_teshigoto)でも発信している。「足立さんのようにどんな無茶ぶりも断らず応えられるテキスタイルデザイナーになりたい。そして、使い先が分からないくらい斬新な生地を作りたい」。

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「ヒロインメイク」が韓国発の「ブイティー」とコラボ シカ成分配合のシートマスク

ブランド誕生20周年迎える「ヒロインメイク(HEROINE MAKE)」は4月8日、韓国のスキンケアブランド「ブイティー(VT)」とコラボレーションし、シートマスク“ヒロインメイク VTセブンデイズマスク”(7枚入り、990円)を数量限定で発売する。

理想の白玉肌へ

“ヒロインメイク VTセブンデイズマスク”は、美容液がたっぷりしみ込んだマスクが肌に密着し、華やかに潤う白玉肌をかなえるシートマスク。

グルタチオンとナイアシンアミドで乾燥によるくすみをケアし、シカ成分を含む「ブイティー」独自の整肌成分で揺らぎやすい肌を整える。さらに保湿成分のカモミールエキス、ビタミン、セラミド配合で、しっとりとした理想の肌へと導く。

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韓国発「ネーミング」のじゅわっと発色の人気チークが日本上陸 ビジュアルにはTWICEナヨン

韓国発のコスメブランド「ネーミング(NAMING.)」は3月15日、韓国で人気のクリームチーク“ソフティクリームブラッシュ”(全3色、各1650円)を数量限定で発売する。1日からロフト(LOFT)で先行販売を行う。

“ソフティクリームブラッシュ”

“ソフティクリームブラッシュ”は、内側からじゅわっと滲み出るような⾎⾊感と艶を与え、ヘルシーな表情を演出するクリームチーク。なめらかにとろけるテクスチャーが肌にぴったりと密着し、塗りたてのような美しい仕上がりが⻑時間続く。

今回は韓国で販売中のカラーラインナップから、ブルーベースの肌におすすめの“ライラックピンク”、肌色問わずおすすめの“ヌーディーピンク”、イエローベースの肌におすすめの“アプリコットピンク”の全3⾊をピックアップ。少しずつ塗り重ねて濃淡を調整することで、気分にあったニュアンスメイクを楽しめる。

ビジュアルにTWICEナヨンが登場

現在、ブランドミューズを務めるTWICEのナヨン(NAYEON)を起用した新ビジュアルを公開中。“ホワイト セレニティ(White Serenity)”をテーマに、透明感メイクと真っ⽩な⾐装に⾝を包んだナヨンがブランドの世界観をキュートに体現している。

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