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高松松平家が五代百年をかけて作り上げた世界があります。それは、香川県高松市にある特別名勝「栗林公園」です。75万平方メートルの広さを有し、1世紀にもわたる開発を経て、1745年に静養地及び散策地として完成されました。
日本の自然感と美意識がそこかしこに潜む名勝は、国内では知る人ぞ知る地。むしろ、国外の方が注目されているかもしれません。
この庭園の存在は、日本のさまざまな領域を最終的に一つの国に統一した有名な将軍、徳川家康の孫である松平頼重の保護によるところが大きいでしょう。松平は茶道を含む文化と芸術の愛好家であり、パトロンでもあったとも言われています。
今回は、そんな背景に想いを馳せ、この土地ならではの茶会を現代的に解釈し、「栗林大茶会」を開催します。
では、何が現代的なのか? 何が大茶会なのか? それをもう少し紐解きたいと思います。
まず、現代的という点では、参画するメンバーにあります。
茶道ディレクターは、武井宗道氏。武家茶道の茶人であり、日本を訪れた各国の国家レベルの賓客をもてなした茶会の主催をするほか、日本、東南アジア、ヨーロッパの観光地での来賓茶会の司会を務めてきた人物です。武井氏監修のもと、このイベントでは、格式ある伝統的な茶道を表現した「真」、伝統性と現代性がミクストした「行」、そして茶道の哲学を現代風に再解釈した「草」の3つの空間に、3つの異なる茶道のスタイルが提供展開されます。この空間デザインにおいては、数々の賞を受賞した建築家であり、武蔵野美術大学の客員教授でもある永山祐子氏監修のもと、三井嶺氏、VUILD、KASAの3名の若手建築家が設計します。
和菓子の監修は、「ファロ」のシェフパティシエ・加藤峰子氏が務めます。2024年アジアの最優秀パティシエ賞を受賞した菓子職人であり、独創性に富んだ才能に目を見張るものがあります。
また、今回の茶会は、茶だけにあらず。「FOLKLORE」のほか、都内やシンガポールにバーを展開するバーテンダー・南雲主于三氏が、特別名勝「栗林公園」の様々な景色を表現したテーマ別のカクテルのラインナップを考案し、茶人・武井氏の振る舞いのもと、お楽しみいただけます。
過去には、加藤氏はイタリア、南雲氏はイギリスでの活動経験を持つふたり。それぞれの感性が武井氏を中心にピボットし、新たな茶会の姿を描きます。
伝統的な体験はもちろん、ファッショナブルで革新的なものからポップで前衛的ものまで、大胆に再解釈した茶道を満喫いただけるでしょう。
特別名勝「栗林公園」のような魅惑的な会場で、これらのユニークな先見性と逸品が一堂に会すことは、これまでに類を見ない壮大な試み。まさに、大茶会。
「一歩一景」とは、この場所を称する言葉です。
文字通り「一歩ごとに眺望あり」という意ですが、「栗林大茶会」では、それに加え、一分、一秒ごとに、刺激的な体験、味わいを堪能できるに違いありません。目で、舌で、耳で、鼻で。心身に訴えかけるアヴァンギャルドな感性に触れることによって、参加者は新たな茶の湯の世界の証人となるでしょう。
会場:特別名勝「栗林公園」
住所:香川県高松市栗林町1-20-16
期間:2024年10月15日(火)〜10月22日(火)
時間:9:00〜/13:30〜
料金:33,000円(和菓子・飲料×5セット・呈茶体験)
主催:ONESTORY
共催:香川県
後援:公益社団法人 香川県観光協会
「栗林大茶会」の詳細やご予約は下記をご覧ください。
食材の宝庫・滋賀県。
肥沃な土壌、豊かな自然、真摯で妥協なき生産者たち、そして琵琶湖の膨大な水資源。さまざまな要因に支えられた滋賀県産食材の質は高く、近年はプロの料理人たちも滋賀県の食材を積極的に取り入れています。
そんな滋賀県の食材の魅力をさらに知ってもらうため、『Dynamic Kitchen & Bar 響 品川店』を舞台にした限定ブッフェイベント「響×滋賀県 in SHINAGAWA」が開催されたのは、昨冬のこと。会場には超満員のゲストが詰めかけ、多彩な食材を使用したブッフェに舌鼓を打ちました。
前回の様子はこちら
そんなグルメイベントが、再び帰ってきました。2024年夏、第二回「響×滋賀県 in SHINAGAWA」が開催されたのです。
限定だったイベントが再度開催された理由は、一度では滋賀県の食材を伝えきれなかったから。いくらバラエティに富んだブッフェイベントであっても、季節や地域によってまだまだ眠る滋賀県の魅力を一度で伝えきることは困難。
そこで今回は「滋賀県の食材の魅力をブッフェで伝える」というテーマはそのままに、前回にはなかった食材や料理が多数登場しました。
今回も満員御礼となったそんなイベントの詳細をお伝えします。
さて、まずは気になる献立からご紹介しましょう。
ブッフェ台の中央で目を引くのは、旬を迎えたビワマスを中心とした刺し身盛り合わせ。ビワマスはとろける味わいと程よい歯応えが特徴の琵琶湖の固有魚。そのおいしさは地元で知られていましたが、近年、流通や保存技術の発達により他県でも味わえるようになってきました。
大鍋の中で湯気を上げているのは、滋賀県東近江市永源寺地域の特産品・こんにゃく。きめ細かく、プリッとした弾力があるこんにゃくですが、今回はなんと蒟蒻芋の生産から一貫して行うこだわりの生産者「もみじ農園 こんにゃく工房」の逸品が届きました。
シェフが切りたてをサーブしているのは、きめ細かい赤身と黒毛和牛の旨味を併せ持った「げんさん牛」のローストビーフ。近江牛を扱う老舗・元三フードが自信をもって送る、ローストビーフにぴったりの肉質です。
旬を迎えた琵琶湖の鮎のコンフィ、伊吹山麓の伏流水で育ったきんたろうしいたけのフリット、下田なすと海老の麻婆、旬野菜のサラダ。夏においしさの盛りを迎えるさまざまな食材が、彩り豊かな料理になって並びます。
さらに長浜地方の伝統食である焼き鯖そうめんや、えび豆、湖魚佃煮といった郷土料理も登場。滋賀の食材とともに、その食文化の豊かさも伝えるラインナップとなりました。
今回の料理の主役のひとつは、石釜で炊いたごはん。昨秋にデビューした滋賀県近江米の新品種「きらみずき」です。
艷やかで大粒でふっくらとした「きらみずき」は滋賀県が13年もの歳月をかけて開発した品種で、すっきりみずみずしい甘さがあり、噛むほどに豊かな甘味が広がるのが特徴。佃煮や漬物とともに味わうだけで、これ以上ないほど贅沢なごちそうです。
滋賀県からやってきたスタッフの熱意あるPRに、会場を埋めたゲストたちもしばし手を止めて聞き入っていました。
このように生産者と消費者を直接つなぐこともまた、今回のようなイベントの大きな使命。今回の会場には生産者も駆けつけ、ゲストと熱心に対話をしていました。
銀行を早期退職して蒟蒻芋の生産からはじめたという「もみじ農園 こんにゃく工房」の端修吾氏、信子氏の夫妻。挨拶では夫婦漫才のような掛け合いで会場をわかせながらも、その真摯な視線は料理とゲストに向かいます。
「今日のシェフは滋賀にまで来てくれて、こんにゃくづくりも体験してくれた。そういう思いが料理にこもっているんですね。勉強になることばかりでした」と、今日の日の収穫を語りました。
きんたろうしいたけの生産者である川村光世氏も、法被を着込んで会場を回りました。
「プロの手にかかると、知っている食材がこんな料理、盛り付けになるのかと驚きました。手塩にかけて育てた食材は、自分の子供みたいなもの。これほど素晴らしい料理にしてもらい感激です」
とこちらも大きな発見があった様子でした。
一升瓶を持って振る舞い酒で会場を回ったのは銘酒「萩乃露」で知られる福井弥平商店の蔵人・水野孝之氏。陽気な人柄でゲストとも気さくに話す水野氏ですが、やはりその内は真剣。
「萩乃露は県内流通が主体でしたが、現在は県外へも徐々に広がっています。こういった滋賀の食材と合わせるイベントでは、食事と酒のテロワールがうまく伝わってくれると思います」と今回の手応えを語りました。
こうして大盛況のうちに幕を下ろした「響×滋賀県 in SHINAGAWA」。満足げな笑顔を浮かべて会場を後にしたゲストはもちろん、料理人にも大きな収穫をもたらしました。
「滋賀の食材は味が強い。それはただ主張があるのではなく、うまく料理に乗ってくるような強さです」
そう話すのはシェフ・三島真人氏。事前に滋賀県を訪れ、こんにゃくづくりや畑の見学などで食材と向き合いました。
「強さのある食材に対して、どうバランスを取って料理にするか。私にとっても大切な学びになりました」と、今回の収穫を語ります。
ホールを取り仕切った店長・高野基之氏も今回の成功の立役者のひとり。シェフとともに滋賀県を訪れ、生産者の生の声を聞いたことが、今回に活かせたといいます。
「滋賀県の生産者は皆、人柄があたたかい。そんな方々から生産の苦労話などを伺っていたため、お客様への説明も熱がこもりました」と振り返ります。生産者と消費者をつなぐ飲食店の役割を、より強く実感したことで、『Dynamic Kitchen & Bar 響』は、さらに食材の力をゲストに伝える名店になっていくことでしょう。
さて、このように滋賀県の食材の魅力を存分に伝えたイベント。この記事を読んでいる皆様も、ぜひご自身で体感したく思われることでしょう。もちろん、可能です。首都圏各地にて、滋賀県の食材を使用したレストランは続々増加中。さらに今後も続々とイベントも開催される予定です。気になる方はぜひ「SHIGA FINEFOOD DINING(リンク:https://shigafinefooddining.com/)をチェックしてみてください。
https://shigafinefooddining.com/
住所:東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル1F
電話:050-3199-1675
URL:https://www.dynacjapan.com/brands/hibiki/shops/shinagawa/
Photographs:JIRO OHTANI
Text:NATSUKI SHIGIHARA
新潟ニュース610の取材を頂きました!
NHK総合(新潟県のみ)2024年9月11日
PM18:10より放送予定です。
レポーターさんも毘沙門天ジーンズを
ご試着頂いたり…
とても楽しい取材になりました!
是非ともご覧くださいませ♪
NHK新潟ニュース610




毎年好評のマルニ特注品妙高仕様
ダウンウエア各種入荷いたしました。
例年・ウインターシーズンには…
完売必須の商品です。本年度より多数の
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是非ともお早めにどうぞご覧くださいませ。
よろしくお願いします。





観光施設等の臨時休館・短縮営業、イベントの中止・延期等について、ご案内いたします。
掲載している情報以外にも休業・中止等の場合がありますので、お出かけ前にお確かめください。
徳島県の道路情報はこちらをご確認ください→【徳島県県土防災情報】
▶東部エリアの情報をみる ▶南部エリアの情報をみる ▶西部エリアの情報をみる
| 名称 | 臨時休館・開催中止等の概要 |
|---|---|
| 眉山ロープウェイ | Retra!水都祭2025にて眉山山頂から花火が打ち上げられるため、下記のとおり営業時間を変更します。 営業変更日 2025年7月19日(土)・20日(日) 営 業 時 間 9:00 ~ 17:30 |
| 阿波十郎兵衛屋敷 | 2025年7月17日(木)・18日(金)メンテナンスのため臨時休館。
2025年11月17日(月)~2026年4月下旬まで、改修工事に伴う臨時休館を予定しています。 |
| 渦の道 | 橋梁修繕及び塗装工事のため2025年6月~12月10日の間、一部展望が見づらいところがあります。 |
| 名称 | 臨時休館・開催中止等の概要 |
|---|---|
| うみがめ博物館カレッタ | 2023年6月1日(木)~2025年夏頃(予定)まで、全面改修のため休館します。 2025年7月19日(土)グランドオープン決定!! |
| 海中観光船ブルーマリン | 2025年6月8日(日)~7月18日(日)ドック入りのため臨時休業。 |
| 名称 | 臨時休館・開催中止等の概要 |
|---|---|
| 野猿 | 当面の間、利用停止。 |
| 奥祖谷周遊モノレール | 当面の間、運転休止。 |
各市町村・報道機関等のホームページでも、随時情報更新がありますので、ご参照ください。
日ごろお世話になり誠にありがとうございます。
マルニジーンズ・営業時間・定休日のご案内。
☆営業時間:9:30-18:00
☆定休日:9月25日水曜日
☆10月2.9.16.23.30日(水曜日)
☆臨時定休日 10月15日(火曜日)
何卒よろしく御願いいたします。
通販サイト : マルニジーンズ – Yahoo!ショッピング
“文化的に食べる。「うまい」だけではない「美味しい」を追求する。これが本書の美食の再定義です”。
本書とは、「美食の教養」のことを指しています。著者は、世界一の美食家として名高い、浜田岳文氏。
美食の思考法や美食入門、世界の料理総まとめ、一流料理人の仕事など、本書は、第1章から第6章で構成されており、多角的な視点から美食を読み解いています。冒頭の一節は、プロローグでもある「はじめに」より抜粋した言葉であり、本書の特性を端的に言い当てています。
総ページ数は、驚異の391ページ。2冊にしてもおかしくない膨大な情報量は、果てしなく奥深い美食の沼。ゆえに、この場において全てを伝えることは難しく、「ONESTORY」が大切にしている「日本に眠る愉しみをもっと」の視点から、浜田氏に話を伺います。
まず、注目したいのは、第5章にも綴られている“「京味」が教えてくれた価値観”。
“僕が日本で最も長く通ったひとつに、京料理の名店「京味」があります。6年以上、月1回のペースで通っていました。僕の日本料理の原体験になっているのが「京味」なのですが、その魅力は、西健一郎さんという料理人にありました”(P.300より)
「京味は、京料理ですが、いわゆるファインダイニングではないと思っています。西さんのルーツでもある京丹後の郷土料理が軸足にあるものの、伝統的なものではなく、かしこまったものでもない。京都の料亭の流れを組む華やかな料理というよりは、家庭料理が根っこにある。語弊を恐れずにいえば、最高峰のうまいもの屋さん」。
「京味」に足を運んだ人ならばわかるかもしれませんが、春は山菜や舞鶴の鳥貝、秋は丹波の松茸、冬は津居山の蟹など、旬が供される時季に訪問を切望する人も多いでしょう。もちろん、それは「京味」の魅力です。しかし、浜田氏は、そんな高級食材以外に「京味」の素晴らしさがあったと振り返ります。
「1月の白味噌の雑煮、冬の海老芋、通年ある鮭ハラスごはん。強い食材がない月ほど、西さんの本領が発揮されていました。お父さまの音松さんから受け継いだ昔のレシピを再現してくれたり、炒飯や親子丼を作ってくれたこともありました。親子丼の時は、鶏肉がないので、近所の焼き鳥屋さんから買ってきて即興で作っていただいたり。中でも、名物、芋茎の吉野煮は、絶品でした。西さんは、本当に人を喜ばせたい人でした」。
でした。と言うのは、西さんは2019年に他界。ジビエを使わなかった西氏に何度も浜田氏がお願いし、念願叶って冬場に食べた鴨が最後のご馳走となりました。
西氏の話は尽きません。
「本書には書いていないのですが、思い出に残る西さんのエピソードがあります。以前、自分が某食サイトのアドバイザーを務めていた時、そのアワードで西さんがシェフズチョイスに選ばれたんです。西さんは、メディアに出ない方だったので、ご報告だけさせていただこうとお店に伺ったのですが、受賞式に出てくれることになって。登壇の際、若い料理人に向けて、熱いメッセージを送っていただき、皆が感動したのは今でも記憶に新しいです」。
そのメッセージとは、「京味」でも大切にしている「素材の声を聞く」、「変わったものと美味しいものは違う」、「レシピとして完成させるために時間がかかる」という内容でした。
「今思うと、西さんは、きっと伝えたかったのかなと思います。ただ、そのきっかけがなかっただけのかなと」。
その答えを聞くことも、西氏の料理を食べることも、今はもう叶いません。しかし、そんな記憶を大切に想い、今回のように語り継ぐこともまた、「美食の教養」のひとつ。食べるだけが美食から得る教養ではないのです。
“一緒に年を重ねて、一生付き合える料理人と出会えると、人生はより豊かになるのではないかと思います”(P.302より)
「生前、西さんは、“いつも、もう一度来てもらいたいと思って料理をしている”とおっしゃっていました。自分は、食事をしている時に西さんからたくさんのお話を伺ってきましたが、もっと他の料理人にも知ってほしいと常々思っていました。実際、登壇した西さんの声を聞いた料理人に感想を伺ったら、すごく喜んでいました」。
料理人は、自身のお店でほとんどの時間を過ごし、外に出ても仕入先がほとんど。基本的に情報をインプットする時間がなかなかないのが実情です。情報という視点では、本書にも興味深い内容があります。
同じく第5章。“作り手と食べ手の情報格差を埋める”です。
「料理人がメニューを開発する際、相当な時間と労力をかけています。加えて、その料理に込めた想いやストーリーもあるでしょう。しかし、それがどれだけ食べ手に伝わっているか? おそらく、多くの人がほぼ理解できていないと思います」。
料理を生み出す作り手が費やしてきた長い時間に対し、食べ手は一瞬で食す。じっくりと味わい、能動的に意図を探ろうとしても、口内に残る時間も限られているため、多くの答え合わせをするのは至難の技でしょう。ましてや、誰かと食事ともなれば、会話しながらになるため、味だけに集中することも難しい。
“だから、食べ手としては、常に謙虚でいたいと思っています。料理人が込めた意図の一部しか理解できていないかもしれないことを、心に留めておくべきだと思うのです”(P.304より)
「音楽に例えれば、わかりやすいと思います。例えば、あるアーティストが新曲を出した場合、一回聞いて理解できるかというと、きっと無理でしょう。何度も聞かないとその曲の意味は理解できないと思います。食も本来はそう。ただ、音楽と食の違いは、録音できる音楽は何度も聞けますが、その場限りの食はそうはいきません。それだけ料理人は難しいことをやっている。そして、それを料理人は理解すべきだとも思うのです」。
“食べ手は1割も理解できていない、という前提のもと作られた料理と、9割わかっているはずだと思っている料理とは、全く別物になります。優れた料理人は、作り手と食べ手の情報の非対称性を踏まえたうえで、お客さんに伝わる料理を作っている。そんな印象を僕は持っています”(P.305より)
格差を埋める手法のひとつは、説明です。説明をしてくれる料理人やサービスの声に耳を傾け、料理を味わう。これはひと皿が生まれるまでに関わった料理人、生産者、食材、そして命への礼儀。星付き、トック、ランキング、はたまた、予約の取れない名店……。レストランに行くことがゴールではありません。大切なことは、その先にあるのです。
例えば、フランスでは、ノーベル賞を受賞する作家や芸術家とシェフが同じようなクラスとして扱われています。それに比べると日本はまだまだ発展途上。食が文化として進化するのは、優れた料理人だけでは構築することはできません。優れた食べ手も必要なのです。
昨今、都心だけでなく、地方にも才能が分散している現象が起こっています。いくつかその事例を紐解いてみたいと思います。まずひとつは、強烈な個性。軽井沢のイタリアン「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」のシェフ・小林幸司氏です。
「地方のレストランは、地産地消に取り組んでいるのが常だと思います。もちろん、これは食べ手としても楽しみのひとつ。しかし、小林シェフのお店は、地元食材へのこだわりは一切ありません。主にイタリアの食材を使用しています。原則として、自分は、その土地の背景を感じる料理を好みますが、小林シェフは例外。イタリアのものはイタリアで食べた方が鮮度も良いはずですが、そのハンディキャップを軽々乗り越えるアイディアと優れた技術を備えています。ぜひ、イタリアンの料理人にも食べていただきたいです」。
“シェフは加工業である”(P.307より)とは、小林氏の言葉。それを雄弁と料理で語り、一刀両断するのが、「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」なのです。
また、点から面に派生するケースも。富山や静岡がその好例です。
「富山といえば、やはりレヴォ。谷口英司シェフは、大阪出身。つまりは、余所者です。しかし、余所者だからこそ、地元人では気づかないような視点で、その土地の魅力を引き出せるのかもしれません。そうでなければ、利賀村内の廃村だった集落跡に拠点を構えなかったのではないでしょうか。周辺の山々を熟知したからこそ堪能できる料理はジビエです。熊や狸、猪、蛙まで、これほどまでに多彩な天然のジビエをいただけるのは世界中でも稀有。また、点から面に広がり、料理人同士が交流し、チーム富山と呼ばれるくらいに団結して切磋琢磨している。地域全体として活性化させていることもまた、稀有な県だと思います」。
そして、静岡。ここでの点は、料理人ではありません。本書でもシェフ以外の人物に多く触れているのは、この人物だけ。「サスエ前田魚店」の前田尚毅氏です。
「料理人ではありませんが、(第5章)一流の仕事という意味でぜひご紹介したかったのが前田さんです」。
主に扱う魚は焼津周辺の駿河湾で取れる金目鯛、太刀魚、甘鯛、鯵、鯖などの魚介。高い技術の仕立ては、全国の名店からの信頼も厚く、前田氏の魚を起用した料理は、一線を画すといっても過言ではありません。
“僕が衝撃を受けたのが、鯵。地元焼津の人気割烹「温石」で食べたのですが、前田さんの鯵は、全く青魚特有の臭いがないのです。多分、目を瞑って口に入れたら、青魚とわからないかもしれない。それくらい澄んだ香りと味わいなのです。前田さんの鯵を食べて初めて、青魚の臭いは、劣化しているから出るものだとわかりました”(P.312より)と、本書でも浜田氏の実体験を語っています。
しかし、この文脈には続きがあり、前田氏の扱う魚介が素晴らしいもうひとつの理由が記されているのです。それは、漁師の八木真氏という人物の存在です。
「通常、定置網に入った魚は網ごと引き上げられ、市場に流される時点で死んでしまっています。前田さんは、定置網を海面まで引き上げた時、港まで魚を生かすために、タモですくってほしいと八木さんに依頼したそうです。もちろん、すんなり首を縦に振ってはくれなかったようですが、前田さんは八木さんが取った魚を扱うお店に八木さんを連れ、通常の魚と生きたまま港に届いた魚と食べ比べてもらい、説得したのです。八木さんもその体験から違いがわかり、やる価値があると考えてくれたそうです。前田さんの望むような取り方をしてくれたのは、ここ1年くらいだと伺っています。ようやく歯車が回り始めたようです」。
今回、注視するところは、料理人に頼まれて前田氏が八木氏を説得したわけではないということです。より良い魚を追求し、仕立て、それを料理人に広めたいという、自らの意志によって八木氏を説得したのです。また、これほどまでこだわりと味の違いがわかるのは「前田さん自身が、多くのレストランに足を運んでいるから」と浜田氏は分析します。
現在は、前田氏の仕事に惚れ込み、広島から「サスエ前田魚店」の側に店を構えた「馳走 西健一」や前出「温石」など、同町の輪が広がり始めています。
漁師、仲卸、料理人が一流の仕事を行い、機能している焼津もまた、富山同様、稀有な地域なのです。
そのほか、「自由人」の岩佐十良氏が発足した「新潟ガストロノミーアワード」も然り、ある特定の人物やレストランから沸き起こる、狂気にも似た熱狂が周囲を巻き込み、シーンを変えているのです。
「一流レストランと料理人に共通すること」で綴られている、浜田氏も感銘を受けた“三代で完結させるつもりだった”(P.298より)栃木の「オトワレストラン」や「僕が尊敬するシェフたち」に名を連ねる、金沢の割烹「片折」もまた、わざわざ訪れる価値のある名店。初めて訪れた際、遠慮して感想を述べなかった浜田氏に対し、粘り強く意見を求めた片折卓矢氏との掛け合いもつぶさに綴られています。
何れにしても、これらのエピソードは、料理だけに目を向けていたら知り得ない出来事。前述、「説明をしてくれる料理人やサービスの声に耳を傾け、料理を味わう」だけでなく、自ら興味や関心を持って「聞く力」、「探る力」を身につけることもまた、食べ手が得るべき教養のひとつなのかもしれません。
浜田氏が食と向き合うようになってから、約35年。食に捧げて生きた証が本書には様々綴られているのですが、驚くべきは、その記憶力。本人は「覚えている範囲で」と穏やかに微笑むも、詳細なディテールまで語り尽くせるのは、フーディーとして生きる覚悟も然り、「愛」ではないでしょうか。そんな浜田氏が地方に注目していることがあります。それは、第6章の「美食の未来予想図」でも触れている「郷土料理」です。
「地方において食に求めることは、まずはその土地ならではの旬の食材。もうひとつは、その土地でしか消費されない食材。前田さんの豆鯵などは、その好例です。そしてもうひとつ加えたいと考えているのが、郷土料理です。日本の郷土料理は廃れてしまう傾向にあると思っています。その理由のひとつは、美味しくないからではないでしょうか。昔は食べるものがなく、生きていくために生まれた郷土料理もあり、ゆえに、結果として地域性が色濃く出ているものもあります。それを料理人の技術を活かし、現代に再構築することに意義があるのではと考えています」。
これは、本書の推薦文を寄稿した「ノーマ」のレネ・レゼピ氏が“デンマークで廃れつつあった発酵と採取の伝統を再発見したのと同じ構図です”(P.370より)
「郷土料理は、郷土史家や料理研究家の方々が主に研究をされており、日頃、キッチンにこもりがちな実践型のシェフとは距離が遠く、交流がありません。研究と実践、その橋渡しができれば、より地域性を演出でき、わざわざ足を運ぶ価値も出るのではと思っています」。
浜田氏の口から郷土料理と聞くと、冒頭、「京味」で得た体験も作用したのかもと考え過ぎてしまいます。
“美食は、文化をまるごと食べること。いわば、食の文化人類学”(P.7より)
今年50歳を迎えた浜田氏もまた、著者でありながら、未だ美食の教養を学ぶ道の途中。
“なぜなら、10年前の僕は、今の僕から見たら何もわかっていなかった。ということは、10年後の僕は、今の僕を見て何もわかっていなかった、と振り返ることになるのが目に見えているからです”(P.386より)
今回、本書の表紙にもある、「人生をより豊かにする知的体験」に少しでも触れることができたのでしょうか。いや、そう易々と享受できるほど、甘くないでしょう。自らを“変人”(P.384より)と例える世界一の美食家が、35年の歳月をかけてたどり着いたわけですから。
「ONESTORY」では、日本に特化した視点で「美食の教養」を紐解いてみましたが、本書には、世界のレストランのことや食材のこと、サスティナブルな視点、そして、SNSのことや口コミサイトのこと、お店の空間からライティング、BGM、更には、礼儀、オーダー、常連とはなど、世界一の美食家が知っている多くのことが赤裸々に綴られています。
まだまだ言い足りませんが、プロローグ「おわりに」に綴られている「胃袋は有限」のごとく、この記事もまた有限。残念ながら、伝えられることには限りがあります。
そして、ここでは本書の魅力の1割も伝えきれていないことを正直にお伝えしておきます。
最後に。「美食の教養」について、唯一、わかった答えがあります。それは「学びは一生」ということです。
1974年兵庫県宝塚市生まれ。米国・イェール大学卒業(政治学専攻)。大学在学中、学生寮の不味い食事から逃れるため、ニューヨークを中心に食べ歩きを開始。卒業後、本格的に美食を追求するためフランス・パリに留学。外資系投資銀行と投資ファンドにてM&A・資金調達業務とプライベート・エクイティ投資に約10年間携わった後、約2年間の世界一周の旅へ。帰国後、資産管理会社(ファミリー・オフィス)社長を経て株式会社アクセス・オール・エリアを設立、代表取締役に就任。南極から北朝鮮まで、世界約127カ国・地域を踏破。一年の5ヶ月を海外、3ヶ月を東京、4ヶ月を地方で食べ歩く。2017年度「世界のベストレストラン50」全50軒を踏破。「OAD Top Restaurants(OAD世界のトップレストラン)」のレビュアーランキングでは2018年度から6年連続第1位にランクイン。国内のみならず、世界の様々なジャンルのトップシェフと交流を持ち、インターネットや雑誌など国内外のメディアで食や旅に関する情報を発信中。グルメサイト「食べログ」ではグルメ著名人、グルメキュレーションサービス「テリヤキ」ではキュレーターとして、世界の美味しい店を紹介している。株式会社アクセス・オール・エリアの代表としては、エンタテインメントや食の領域で数社のアドバイザーを務めつつ、食関連スタートアップへの出資も行っている。https://takefumihamada.com
Text:YUICHI KURAMOCHI

四国旅をおトクに! 『JAL麗らか四国キャンペーン』をチェックして、四国旅行をお楽しみください♪
2025年4月1日(火)~10月31日(金)
※デジタルクーポン利用有効期間は2025年11月7日(金)までです。
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※デジタルクーポンはスマートフォン限定のサービスです。
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ジャルパック
JB 本四高速では、神戸淡路鳴門自動車道淡路島南IC ~ 鳴門北IC(下り線)間において、伸縮装置交換工事に伴う昼夜連続(24時間)の車線規制(走行車線及び追越車線)を実施しています。
このたび、大型伸縮装置の交換作業が予定よりも早く完了する見込みが立ち、本工事で実施していた昼夜連続車線規制(土・日含む)は、令和7年3月28日をもちまして終了する予定となりました。
お客様にはご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、工事へのご理解とご協力をお願いいたします。

令和6 年8 月20 日(火) ~ 令和7 年5 月30 日(金) →3月28日(金)予定
※天候や工事の進捗状況により、期間が変更になる場合があります。
【走行車線】昼夜連続車線規制(淡路島南IC~鳴門北IC 間(下り線))
・令和6 年8 月20 日(火)~ 令和6 年8 月26 日(月)【完了しました】
・令和6 年11 月21 日(木)~ 令和7 年2 月14 日(金)【完了しました】
【追越車線】昼夜連続車線規制(淡路島南IC~鳴門北IC 間(下り線))
・令和6 年8 月27 日(火)~ 令和6 年11 月10 日(水)【完了しました】
・令和7 年2 月15 日(土)~ 令和7 年3月28日(金)予定【現在】
E28 神戸淡路鳴門自動車道 淡路島南IC~鳴門北IC 間(下り線)

※詳しくはこちらをご参照ください。
E28 神戸淡路鳴門自動車道 淡路島南IC~鳴門北IC 間(下り線)伸縮装置交換工事に伴う昼夜連続車線規制終了見込みのお知らせ【JB 本四高速ホームページ内】
【道路交通情報に関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本道路交通情報センター(JARTIC)
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HP:日本道路交通情報センターホームページ
【工事に関するお問い合わせ先】
本州四国連絡高速道路 鳴門管理センター(9時00分~17時30分 ※土日祝を除く)
TEL:088-687-2166
HP:JB 本四高速ホームページ
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 62.0 | 38.0 | 84.0 | 84.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 94.0 | 94.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 101.0 | 101.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 109.0 | 109.0 | 21.0 |
| XL | 75.0 | 52.0 | 117.0 | 117.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 62.0 | 38.0 | 84.0 | 84.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 94.0 | 94.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 101.0 | 101.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 109.0 | 109.0 | 21.0 |
| XL | 75.0 | 52.0 | 117.0 | 117.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
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| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |

お盆期間中の鳴門公園には、例年沢山のお客さまがお越しになります。
交通集中により、鳴門北IC付近まで渋滞が延びる恐れがあります。
鳴門公園にお越しの際は、鳴門ICから鳴門スカイラインを経由するルートも是非ご検討ください。
亀浦港埠頭用地に臨時駐車場を設けてシャトルバスを運行し、鳴門公園まで送迎いたします。
鳴門公園有料駐車場が満車となりましたら、こちらの無料臨時駐車場をご利用ください。

2025年8月10日(日) ~15日(金)まで(計6日間)
9時00分~18時00分 ※臨時駐車場からの最終発車時間は17時00分
臨時駐車場 ~ うずしお汽船前 ~ 千畳敷 ~ 第一駐車場前 ~ うずしお汽船前 ~臨時駐車場
約340台
※ 各観潮船・大塚国際美術館をご利用のお客様は、各施設の専用駐車場をご利用ください。
臨時駐車場・シャトルバスともに無料です。
日本道路交通情報センターJARTIC
※トップページより「四国」を選択し、「高速(四国)全域」をご参照ください。
徳島駅⇔鳴門駅⇔鳴門公園
徳島バス【鳴門公園へは路線バスで!】鳴門公園特設ページ
関西方面からのアクセス
中国方面からのアクセス
四国方面からのアクセス
2025年7月19日(土)~8月31日(日)
渦の道 8時00分~19時00分(最終入館18時30分)
エディ 9時00分~18時00分(最終入館17時30分)
※エディ 8月10日(日)~15日(金)は8時00分~18時00分(最終入館17時30分)
渦の道:Tel 088-683-6262
大鳴門橋架橋記念館エディ:Tel 088-687-1330

鳴門の渦潮を楽しむための観賞方法は大きく分けて3種類あります!
気になった方はぜひ、こちらの特集もチェックしてください♪
世界最大級!大迫力の鳴門の渦潮を眺める(特集ページ)
関西・中国・九州の各発着エリアから四国周遊エリアまでの往復料金と四国周遊エリア内の走行料金がセットになったETC 限定の割引商品です。四国周遊エリア内は乗り放題でご利用いただけます。
(1)利用開始日等
利用開始: 令和6年7月12日(金曜)0時~ (年間を通して販売いたします。)
○交通混雑期など利用できない期間があります。
○令和6年における利用できない期間は以下のとおりです。
・お盆:8月9日(金曜)~8月18日(日曜)
・シルバーウイーク:9月14日(土曜)~9月16日(月曜)、9月21日(土曜)~9月23日(月曜)
・年末:12月26日(木曜)~12月31日(火曜)
(2)対象車種
ETC 無線通信で通行する普通車および軽自動車等(二輪車を含む)
(3)利用料金等
出発IC・帰着IC に応じて、4種類の発着エリア(A.滋賀・京都・大阪、B.兵庫・岡山、C.広島・山口東部、D.福岡・山口西部)から、ご利用になるプランをお選びください。また、2~4 日間からご希望の利用日数を選択できます。
高速道路ご利用の前までに、NEXCO西日本WEBサイト『みち旅』からお申し込みください。
1か月先の同一日付までお申し込みいただけます。


NEXCO西日本 お客さまセンター(年中無休・24時間)
TEL:0120-924863 06-6876-9031(通話料有料)
日ごろお世話になり誠にありがとうございます。
マルニジーンズ・営業時間・定休日のご案内。
☆営業時間:9:30-18:00
☆定休日:8月7日水曜・21日水曜・28日水曜
☆臨時定休日:8月6日火曜・20日火曜・22日木曜
何卒よろしく御願いいたします。
通販サイト : マルニジーンズ – Yahoo!ショッピング
「イベントはやらなかった」。これは、新潟県三条市のレストラン「UOZEN」井上和洋シェフの言葉です。
もう少し補足すると、イベントをやる意義を感じるものが少ないため、「イベントはやらなかった」のです。
語弊を恐れずにいえば、井上シェフは、少し厄介な人物かもしれません。
狩猟から漁師、さらにはそれらを捌くことまで行うため、料理と向き合う時間が圧倒的に長く、シェフ・井上と個・井上の境目がありません。ここでいう料理とは、命とも置き換えられるでしょう。
ゆえに、井上シェフが創造する皿の中には、全てにおいて理由があるのです。
一般的には、調理法や季節、材と材の組み合わせなど、料理を美味しくするための理由はありますが、井上シェフの料理には、食材になる前、生物として生きていた命を知るため、陸海空という自然環境も含めたロジック、ビオトープ的思想の理由も構築されているのです。
この命とは、鮮度を保つために延命したものではなく、本来の生きる命を指します。
井上シェフにとっては、キッチンの中はあくまでも料理の後半戦。キッチンの外で行われる狩猟や漁師という前半戦から料理は始まっているのです。
「東京から新潟でお店を開業すると決めた時から、ひと皿一皿の本質を追求したいと思っていました。食材になる前のストーリーを大切にし、誰もが知るような美味しい食材でなく、美味しいのに流通されていない食材を自分のフィルターを通して伝えていくことが地方でやっていく意義だと考えています」。
イベントは、基本的に主催者やプロデューサー、ディレクターなど、実行するために取り仕切る個人や団体、機関などによって運営されます。
井上シェフのようなこだわりを持つ人物と結実すれば、濃厚な体験を生み出すことができる一方、運命共同体になることは容易ではなく、覚悟が必要です。こだわりが強いことは、時に人を遠ざけてしまうため、前出、「少し厄介な人物かもしれません」とは、こういった件からの見解です。
2024年7月。そんな井上シェフが、初のイベントを開催しました。
「イベントはやらなかった」孤高のシェフにどんな変化があったのでしょうか。
その理由を探ります。
井上シェフの初となるイベント開催の舞台は、新潟県の銘酒として名高い「八海山」を醸す、南魚沼市「八海醸造」。
一見、井上シェフと「八海山」は、対極の位置にいるようにも思えますが、このイベントにはもうひとりの主役が存在しています。その人物が井上シェフの殻を破るきっかけを与えたのです。新潟県長岡市で創作活動を行う、木工作家・富井貴志氏です。「UOZEN」でも富井氏の作品は起用されており、井上シェフとは旧知の仲。
富井氏は、元々、物理学者を志していましたが、海外留学時に木の魅力に取り憑かれ、木工作家の道へ。留学時に受け入れてくれた物理学者のホストファミリーの家は、立派な木で建てられており、冬は薪ストーブを囲み、森の中で日常を楽しむ毎日。自然と密接な暮らしは、富井氏に働くことではなく、生きることの豊かさを見出したのかもしれません。
そんな富井氏の生き方は、井上シェフの生き方とも、どこか通じる部分も感じます。
話を井上シェフに戻したいと思います。今回、井上シェフは、自ら「3つの制約を課した」と話します。
まずひとつは、「UOZEN」の精神性はそのままに、「UOZEN」の料理は出さないこと。ふたつ目は、富井氏の作品に合わせた料理のため、漆の器を傷つけないよう、シルバーを使わない料理に仕上げること。三つ目は、新しい挑戦をすること。
考え抜かれた料理は、「新潟彩々」、「狩漁」、「赤山鳥」、「共鳴」、「渓谷から俾睨」、「滋養」、「清流和協」、「豊壌」の8品。特に注目したいのは、「狩漁」と「共鳴」です。
「狩猟」ではなく、「狩漁」は、まさに「UOZEN」の精神性が宿る料理。井上シェフが佐渡沖で釣ったクロマグロとパプリカで巻いた中身には、鹿肉を昆布締めにしたタルタルを忍ばせ、旨味のある夏キノコ・タマゴダケを薄切りにし、お米のパフと和えたものを添えます。
そして、もうひとつ。クロマグロの骨に刺した先にはマグロの胃袋。漁師が釣って直ぐ捨てる内蔵は、実は調理次第で美味の部位に。香草バターと共に火入れしたそれは、前述、「美味しいのに流通されていない食材を自分のフィルターを通して伝えていくことが地方でやっていく意義」の好例です。
山の命から成る「狩」と海の命から成る「漁」の料理は、まず、ゲストが「UOZEN」をインプットする意味でも2品目に置いたのは、絶妙な構成。
そして、「共鳴」。山の王者・ツキノワグマと川の王者・スッポンのお椀には、食感のアクセントとして、ハナビラダケを加え、スッポンの出汁とコンソメで炊いた熊の旨味がひとつにまとめ上げます。
その名の通り、山と川が見事に共鳴する料理は、味もさることながら、注視すべきはスッポン。 養殖だからです。狩る、獲る、釣るところから始まるシェフの料理にとって、養殖を扱うことは極めて稀であり、新しい挑戦とも言うべきか、はたまたポリシーの変化か。しかし、なぜ?
「新潟でスッポンを育てている人がいることは随分前から知っていました。自分は、高級食材や人が作り上げたものに魅力を感じないため、それらの視点から養殖にも興味がありませんでした。ですが、近年の食材高騰によって、多くの養殖業が廃業するのを目の当たりにし、関心がないままにして良いのかと思うようになりました。このスッポンは、若い世代の方々が育てており、彼らはある意味、まだ未完成。そこにおもしろさと魅力を感じたのかもしれません。人の手が加わって完成されたものはつまらない。今回は、応援も兼ねて起用してみることにしたのです」。
養殖は、均一性が取れ、ある一定量の生産と品質を可能にします。一方、手仕事は、すべてが一点物。これは、富井氏の作品も同様です。だから、富井氏と井上シェフと共鳴するのです。しかし、養殖の○○ではなく、○○が育てた○○という、深い信頼関係を交わすことができれば、今後、井上シェフの心境を変化させる可能性はゼロではないのかもしれません。天然と養殖、どちらが正解でどちらが不正解はありません。温暖化や自然環境の変化を加味すると、一次産業において、ひとつの解を紡ぎだすことは難を極めます。
人間は、自然界における特殊な生物であり、食物連鎖の長ともいえるかもしれません。井上シェフは、それを知っているからこそ、人間がほかの生物の命とどう介在するべきなのかを熟考し続けながら、料理と向き合い、生きているのかもしれません。
今回のイベントは、ただ食べるだけではありませんでした。舞台となる「八海醸造」を学ぶところから始まります。
「食べる前に知識を得ることによって、美味しい理由を感じて欲しかった」と井上シェフ。
実は、かく言う自身もまた、今回のイベントで学びを得たひとり。様々ある中、ふたつをフォーカスしたいと思います。
ひとつは、種類の多さ。多彩に仕込んだ日本酒のバリーエションだけでなく、焼酎、ジン、ビール、ウィスキー、本みりんなども醸造。「こんなに色々なお酒を醸造しているとは知りませんでした」と話し、「UOZEN」のマダム・真理子さんにおいても、「日本酒だけのペアリングであれば、緩急をつけ辛いと思っていましたが、この幅の広さによって、良いペアリングができました。きっと、八海山の新しい一面をお客さまも知ることができたのではないでしょうか」と続けます。
そのほか、運営する「魚沼の里」には、レストランやバー、菓子処やベーカリー、ショップなど、様々な店舗が並び、その敷地面積は、約7万坪。この驚愕の施設の存在を知る人も少ない。今回、ゲストは、敷地内の店舗「okatte」にて、会期中だった富井氏の展覧会を本人のアテンドとともに回遊。作家の想いを聞いた後にいただく料理は、器においても感慨深くなったに違いないでしょう。
そして、もうひとつは、「八海山 自家用大吟醸」の存在。その名の通り、一般には出回らない日本酒です。
「このお酒は、基本的には八海醸造で働く我々が元日にいただくお酒になります。おそらく、八海山のイメージは、一般酒、大衆酒だと思います。ここに一番ニーズがあり、私たちも安心安全を持って、その期待に応えなければいけないと思っております。これは、そういった消費者向けではなく、八海醸造として、さらなる高みを極めるために造っているもの。一番身近な家族や親族が集まる元日にこのお酒を振る舞うことで、日々の感謝を捧げ、同時に、造り手としてのプライドを再確認するために醸したお酒なのです」。
そう話すのは、杜氏・村山雅俊氏。「八海醸造」を学ぶために蔵を見学した際、解説してくれた一節です。
「私たちも蔵を巡り、村山杜氏の話を伺い、気持ちが入った」と、井上シェフ、真理子さん、富井氏は口を揃えます。
“一見、井上シェフと「八海山」は、対極の位置にいるようにも思えます”という見解が覆されたのは、このようなお酒が存在していることや酒造りと向き合う熱量に触れたからこそ、その距離が一気に縮まったのです。つまり、向き合うべきは、「八海山」ではなく、「八海醸造」だったのです。
「八海山 自家用大吟醸が一般の方々に振る舞われたのは今回が初。加えて、会場となった○○○○(建物の名前を要確認)を一般の方々に開放したのも今回が初。新しい挑戦でした。僕らは、造っているものを変えることはできない。今回は、井上シェフが自分たちのお酒に寄り添っていただけ、新たな可能性を見出していただいたイベントになったと思っています」と、「八海醸造」の取締役 副社長の南雲真仁氏。
大切なことは、まず相手やその対象を知り、学ぶこと。これは、本件に限らず、職種や年齢、キャリアに関係なく、全てにおいて共通することではないでしょうか。だからこそ、発見が生まれ、想像できなかった新たな道が開けるのかもしれません。
初のイベントを終え、多くの経験を得た井上シェフ。元の姿でもある「UOZEN」のシェフへと還る前、これまでの自分を少し振り返る機会となりました。
「改めて思ったのは、自分みたいなシェフのスタイルは、他の人には勧められない。狩猟や漁は、やらなくてもレストランは成立します。シェフは料理に集中すべきだと考えることもあります。むしろ、自分のやっていることは自己満足なのかもしれません」。
ではなぜ、それでもやるのか。それは、「好きだから」です。少し角度は異なりますが、例えばワイン。「UOZEN」では、仕入れたワインをそのまま出すことは行いません。数年寝かすなどして、自分たちで飲み頃を見極めます。つまり、目の前に供されるものには、必ず「UOZEN」の意志が込められているのです。
「わかる人にはわかるかもしれませんが、ほとんどの人がわからない違いだと思います。それでも自分たちがレストランを営む意義を見出したい。1mmでも向上するために」。
井上シェフにとって、好きなことを追求することは、努力を凌駕するほどのエネルギーがあるのかもしれません。
「これが僕のライフスタイルですから」。
あえて聞きました。「もう一度、イベントはやりたいですか?」との問いには、「即答できません」と即答。
「ですが、もう少し時間が経ったら、ゆっくり振り返りたいと思います」。
その解を確かめるために、「UOZEN」の再訪を誓う。
Photographs:KENTA YOSHIZAWA
Text:YUICHI KURAMOCHI
魚礁(そわい)とは、たくさんの魚が集まり、生きた魚が隠れ家や餌場として利用している岩のことを指します。そんな魚たちの楽園ともいえる地形を、ひっそりと店の名に冠した場所があります。岡山県牛窓。この場所を聞いた感度の高い人ならば、あるお店、ある料理人の顔が自然と浮かぶことでしょう。そう、東京広尾から牛窓へと移住&移転をし、瞬く間にほかにはない至高の店を作り上げた『acca』の林冬青氏その人です。ひっそりととは、まさに店の名のごとく。誰に知られることなく、ネットで検索してもその名を探すことは困難。牛窓港の目前で、静かにオープンした『sowai』。その後もSNSの発信やグルメサイトの掲載は断り続け、魚が集う魚礁のごとく、ただその場所でひっそりと美味を追求し続ける。そんな林氏にメディア初の取材を許可いただき、その真意を伺ってきました。
「コロナがあって店の状況も大きく変わったのが転機になりました。以前は県外からのお客様も多かったのですが、ピタッと止んだ。ただでさえ外出を自粛せざる得ない状況で、牛窓という田舎にわざわざ来ていただく意味を考えたんです。」
林氏は言葉少なにそう話し、さらにお客様と心の距離の近いお店を作れたらと考えたといいます。『acca』自体も奥様との二人三脚でやっていただけに、新たな店の構想をやるには『acca』を続けるのは事実上不可能。想いに突き動かされるように『acca』閉店をすんなりと決意し、その経験を元に、現在の林氏の想いを投影させたのが牛窓の海を望む『sowai』に凝縮されたというわけです。
スタイルも大きく変わりました。最初の予約は官製はがきでのやりとりになるのです。3週間以上先の予約希望日を記入いただき、『sowai』から予約完了の返信はがきを待って予約完了。電話もデジタルでの予約も受け付けず、まずはアナログでのやりとりからお客様の到着を待つのです。不便だと思う人もいるでしょう。それは仕方のないことです。でも、今の時代にあって、この面倒なやりとりを楽しむ。それこそが唯一『sowai』での食体験の入り口になるのです。時代遅れのこの予約は、たぶん恋文を待つようにいつくるか、いつくるかと心待ちにするのが正解。届いたときの喜びと、実際に訪れる来店の機会はまさに初回のデートのように心高ぶることでしょう。
「そんなに格好いいものではないんです。実際は妻が畑をやっているので、ひとりで店の仕込みをしている事が多く、仕込み中に電話が鳴ると仕事が中断してしまう。それではベストな状況でお出迎えが難しく、苦肉の策なんです。一度来ていただければ、その後はメッセージのやりとりなど、仕込みや営業に支障のない時間に返信させていただきます。」
林氏とはまさにそういう人なのです。過剰な味付けや華美な食材は使わず、最大限に食材のポテンシャルを引き出す。以前に『acca』を取材させていただいた際には修行僧のようだと形容しました。料理との向き合い方は当時と変わらず、さらに研ぎ澄まされた印象。SNS・グルメサイトなどネットの発信や、店舗の写真を禁止するのも、自分の想いとは違う方向で情報だけが独り歩きをするのが許せなかったといいます。やれることすべてを料理に投影させ、自分の想いや考えもきちんと発信できるまでは公表しない。それができればきっと分かる人には届く。それはまるで海中の楽園、魚礁そのものだと思わざる得ないのです。眼の前に広がる牛窓の豊かな海、その延長こそが林氏が求めた店のあるべき姿なのかもしれません。
もちろん料理も面白いのです。『acca』時代同様に、毎朝地元牛窓の鮮魚店から仕入れたこの場所でしか味わえない魚介の数々。雑魚や小エビ、小さな貝など、都市部の市場では扱えない魚介類を中心に、牛窓にいる恩恵を最大限に楽しませてくれるのです。◯◯産の本マグロもなければ、金賞を受賞した黒毛和牛もなし、その時期に牛窓で捕れた名前も知らない小さな魚が『sowai』では光り輝いているのです。林氏は「ベストな状態で出しただけ」と素っ気ない説明になるのですが、朝から晩まで仕込みに追われ、丁寧に丁寧に土地の食材を紡ぐ。ひとりで黙々と行うその労力がどれほどのものかは想像に難しくありません。仕入れた鮮魚に、ベストな塩を入れ、さまざまな方法で火を入れる。土地を理解するとそれがこれほどまでに味を引き出すのかと、教えてくれるのです。
さらに『sowai』での新たな試みは林氏がそわパーネと呼ぶ、オリジナルの小麦料理。パンのようでもあり、ピッツァのようでもあるその料理を生み出すことにここ数年は注力してきたといいます。
「イタリア時代、ピッツァを食べましたが、どうしても最後まで美味しい状態が続かない。熱々で、チーズがとろけるあの最初の状態を維持する一品を生み出したくなったんです。ピザ窯で、ベストな薪を起こし、それを焼き上げる。粉の配合や、具にする食材。どうしても満足行くものが生み出せず、ずっと試行錯誤してきたのですが、数年経ってようやく納得できるものができた。ピッツァの配合でパンの工程を作る感覚。平たく伸ばすのではなく、縦に積み上げていく。そうするとサクッ、シュワ、ふわっという感覚が重なるように押し寄せる。だから取材に来ていただきたいと思ったんです。」
見た目は焦げ目のついた、少し焼きすぎたパン。それが熱々のままテーブルに運ばれ、手でちぎれば湯気とともにチーズがとろけだす。具はイカ墨もあれば、からすみバターやボリート、もろみ、かに、チョリソーなど、その時期のとっておきの食材が彩ります。これが味わうと驚くほど軽く、味わいは深い。ペロッと平らげてしまうのですが、小麦粉と食材の余韻が口の中におだやかな幸福をもたらすのです。
当初はデュラム小麦などイタリア産小麦を独自の配合で生地にしていたのが、粘りや香りを追求していくうち、気がつけば対岸の前島で畑を借り、小麦作りから没頭。牛窓で、パーネのために、配合する小麦が最後のピースとなり、納得のいくパーネは完成したといいます。
「仕込みと店に追われているので僕が手伝えるのはほんの少し。小麦作りのリーダーは妻です。無農薬で雑草取りに励んでくれ、小さな島ですがイノシシなどの獣害もある。店の分だけの小麦といえど、かなり重労働なのはわかっているのですが、前島の小麦を加えることで、少し潮風を感じるパーネが生まれる。感謝しかありません。」
そう、小高い山の中腹にある畑からは、美しい牛窓の海が望め、穏やかに吹く海風と、晴れの国・岡山ならではの陽光がここでの小麦づくりに一役買っている。
目の前にあるものを大切に観察し、その良さを引き出す。のどかな牛窓の漁港の目前で、林氏の目に写ったもの。それこそが『sowai』の料理であり、そこから感じ取れるものが牛窓の恩恵。例えば、風光明媚な日本の至る地域でも、地形や食材は違えど同じようなことは可能だろう。ただ目の前にあるものをとことん慈しみ、深く理解し、最良のそして最低限の調理を加える。その所業が、いかに難しく、常人では計り知れないほどの努力の積み重ねであるか。たぶん、この『sowai』という場所は何も語らずに、一皿の料理だけでそれを教えてくれるのです。
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3023
TEL:なし
営業:ランチ13:00〜、ディナー18:00〜(日曜は昼のみ営業)
休日:水曜・木曜(不定休あり)、基本的に金曜日は窯が休み、そわパーネの代わりにパスタを提供します(事情により変更の可能性あり)
※予約方法:ハガキにてご連絡下さい。名前、住所、電話番号、メールアドレス、人数、希望日(1〜3候補、昼夜の希望)、
アレルギーや苦手食材を明記してください。中学生のお子様から
昼は7,000円くらい〜、夜は9,000円くらい〜(仕入れにより多少変動あり)支払いは現金のみ
店内にトイレはないので、お隣の公共トイレを利用。
Photographs:YASUFUMI MANDA
Text:TAKETOSHI ONISHI
ツーリズムの拡大、発展に貢献する取り組みを表彰する「ジャパン・ツーリズム・アワード」。2023年に発表された「第7回 ジャパン・ツーリズム・アワード」では、最高賞である国土交通大臣賞に『沿線まるごとホテル』というプロジェクトが輝きました。
『沿線まるごとホテル』とは、JR青梅線の駅舎をホテルのフロントに、沿線集落の空き家をホテルの客室に、そして地域住民とともに接客、運営を行うという、まさに沿線をまるごと楽しむホテル。
しかし実は受賞時には、ホテルはまだ開業前でした。この“開業前の受賞”という偉業こそ、世界観と構想が高く評価されたことの証明なのです。
さて、そんな『沿線まるごとホテル』がいよいよ動き出しました。まず宿泊棟に先立って2024年5月に開業したレストランとサウナを備えた『Satologue』。
一足はやく体験させてもらった施設の体験レポートをお届けします。
中央線の立川駅から青梅線に乗り、青梅駅で奥多摩行きに乗り換えて鳩ノ巣駅まで。都心から1時間30分程度の道のりですが、いつしか車窓は豊かな緑に覆われています。平日で雨模様だったこの日、4両編成の下り電車の乗客は数えるほど。通勤ラッシュは遠い世界のように感じられます。
鳩ノ巣駅からの移動手段は、レンタル電動トゥクトゥク。無人駅である鳩ノ巣駅に設置された、電動トゥクトゥクと電動アシスト自転車が、観光の二次交通とするのも、『沿線まるごとホテル』の取り組みのひとつです。
到着した『Satologue』は、築130年の古民家をリノベーションした建物。元は養魚場だったという敷地を活かし、ビオトープや自家菜園、わさび田など外構も美しく整備されています。訪れたゲストは食事の前に、スタッフの案内でこの敷地を歩く“フィールド散歩”に出かけます。
この日、案内に立ってくれたのは 『沿線まるごと株式会社』の代表・嶋田俊平氏。
「ただ空き家を再利用するだけではありません。季節によって変わる自然の美しさ、この地で営まれてきた生活や文化、そういう地域そのものを体験してもらえる場を整えていきたい」
そう話す嶋田氏。
先程の次世代モビリティも然り、地元住民によるサービスも然り。ただ観光施設をつくるのではなく、点ではなく面で、地域として観光客を受け入れるという構造こそが、『沿線まるごとホテル』のおもしろさなのでしょう。
『Satologue』内のレストランの名は『時帰路(TOKIRO)』。もちろんここでの食事も地域の食材をふんだんに取り入れた内容。それを気鋭のシェフの手により、フレンチをベースとしつつ、この地の風土や歴史を落とし込んだガストロノミー料理に仕上げています。
この日のメニューは、治助芋のヴィシソワーズからはじまり、山梨産のマスのマリネ、東京シャモと蕗味噌のリゾット、東京和牛のロースト、いちじくの葉のブランマンジェという構成。繊細で都会的なエッセンスと、素朴で力強い食材が融合した独自の料理です。
地域性があり、その地に足を運ぶ価値がある店を指すローカル・ガストロノミー。その独自性や希少性を、東京で味わえることに新たな、そして大きな食の可能性を感じさせます。
食後はいよいよ自慢のサウナ『風木水(FUKISUI)』へ。
客室が開業したあかつきには宿泊客専用の施設となりますが、現時点ではサウナだけの利用が可能です。古い蔵を改装した薪サウナ、専用の水風呂、自然の中の外気浴フィールド、そして窓の外に深い森を見渡すラウンジがすべて貸し切りで利用できます。
ここで特筆すべきは、外気浴のためのスペースでしょう。木々に囲まれた森の中にリクライニングチェアを並べた心地よい場所。
「ここは多摩川の本流と支流に囲まれた三角州。三方向から川のせせらぎが聞こえるんですよ」
そう嶋田氏に言われ耳を澄ますと、確かに多方向から重層的な水音が聞こえ、目を閉じるとまるで川に包まれているような気分になります。それはいうなれば、天然のサラウンド音響。包み込む川音に鳥や虫の声、木々のざわめき、ときおり遠くを走る電車の音。サウナ室の高温や水風呂の低温は人為的につくることができても、決して人工的にはつくれないシチュエーション。この最高の環境に身を置くことで、改めて“整う”の意味が腑に落ちることでしょう。
こうしてランチを味わい、サウナを満喫した『Satologue』のひとときは終了しました。帰り道は再び青梅線の駅へ。去来するのは「もっとこの地を知りたい、また来たい」という思いです。それは短い時間の中でこの地の生活や文化の一端に触れられたからか、あるいは濃密な森の空気に心癒されたからか。いずれにせよ今後は奥多摩が、週末の小旅行の行き先の有力な候補となることは間違いないでしょう。
この『Satologue』に代表される、地域との関わりが深まる仕掛けが随所に詰まった『沿線まるごとホテル』。まずはこの青梅線からはじまり、今後はJR東日本の他路線へと拡大していく予定だといいます。駅舎でチェックインして、地元住民と触れ合い、古民家に泊まる。そんな新たな旅の形が、ここから広がっていくのかもしれません。
住所:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤1
電話:0428-85-9310 (9:00〜17:00)
休日:火曜・水曜 (祝日の場合は翌日平日)
https://satologue.com/
Photographs:Daisuke Takashige
Text:NATSUKI SHIGIHARA
「OAD世界のトップレストラン」のレビュアーランキングで6年連続1位に君臨する世界一の美食家・浜田岳文氏の初となる書籍、「美食の教養 -世界一の美食家が知っていること-」が2024年6月に発刊。加えて、自身が主催するコミュニティ「UMAMIHOLIC」もローンチされ、双方を記念するパーティが開催されました。
ですが、今回フォーカスしたいのは、そのどちらでもなく、この日、たった一夜だけにクリエイションされた料理。構成は、大きくふたつのコンセプトに分かれ、前半は「未来の食材調理」、後半は「産地を守る食」。当日は、本書の読者を中心としたゲストが集い、まさに「美食の教養」を初体験することになります。
強いメッセージ性を感じる料理を手がけたのは、「イートクリエーター」。その名の通り、食を通したクリエイター集団です。所属するシェフ、「TOUMIN」井口和哉氏が前半を担い、「FUSOU」内田悟氏が後半を担います。
ふたりから生み出された料理は、社会に向けたテーゼが込められており、各料理が向き合う課題テーマは創造力を掻き立てる一方、一筋縄では解決できない難問ばかり。だからこそ、食べ手は学ぶ必要があるのです。全ての仕立てを俯瞰して見ると、それはまるで「美食の教養」のカリキュラム。講座名にも似た料理名を纏った全7品は、さながら1限目から7限目の授業のよう。
レッスン1、もとい、1品目は、「プラントベースキャビアのタルト」。フランス料理の伝統的なキャビアのタルトレットを海藻などから作ったヴィーガンキャビアで再現。プラントベースは、食資源の不足や環境保護の視点からも注目されており、植物性でも持続可能な美食を提案しています。
2品目は、「22世紀ひらめのマリネ」。22世紀ひらめというゲノム編集されたひらめは、少ない餌で大きく育つ環境に優しい品種。「水産業やタンパク質クライシスの問題を考えるきっかけになってほしい」という井口氏の願いも込められています。
3品目は、「固定種ビーツと発酵ハチミツ」。原料は、東京・青梅市でサステナブルな農業と養蜂を営む「OmeFarm」の白ビーツと非加熱ハチミツ。この畑では、農薬や化学肥料を使わず、植物性原料を中心とした堆肥作りを行なっており、都市型養蜂でミツバチの保護も支えています。ミツバチは、世界の食糧の1/3以上、全作物種数の約7割の受粉を支えている重要な存在。その命を守りながら作物を育てるという、循環型農業からこの料理は生まれているのです。
「こんなにも秀逸な観点で料理を構築できる若手シェフがいて、かつ美味しい。それが一夜限りで消え去られてしまうのはあまりにも惜しい。そして、悲しい。そう思ったのです」と浜田氏。
ゆえに、ここに記録として残す。そして、後半に続きます。
後半、「産地を守る食」は、4品目となる「上ミノのプロシェット カシューナッツのデュカ」からスタート。井口氏とはまた違った視点で、内田氏が魅せます。
この料理は、牛のゲップに含まれるメタンガス削減に貢献するためのもの。牛の餌にカシューナッツの殻液を混ぜることによって、メタンガスの発生を抑制できる成果が研究で確認されており、「畜産業の環境問題へのひとつの筋道になれば」と考案されました。
5品目は、「鰻と蕎麦粉のガレット」。この鰻は、栃木県那珂川で約60年間川魚店を営んでいる人物が養殖したもの。使用する水を温めるボイラーには、人の手が行き届かない山を自ら切り開いた間伐材を使用しています。川の環境を守るために山を整え、自然を維持し、その過程で雇用も生み、地域活性化にも結実させているのです。
6品目は、「鮎の青竹蒸し寿司」。この料理は、シェフとして竹の新しい活用法を生み出したいと思い、考案されたものです。筍農家は、年に一度、春に優良な筍を採るため、365日欠かさず竹林を整備するも、ベストなコンディションを保つにはコストがかかります。そんな生産者を支援するために青竹を価値化。また、放置竹林への問題意識を高めるきっかけにもなれればというメッセージも込められているのです。
7品目、最後の料理は、「経産ジャージー牛のチーズバーガー」。乳牛の肉は、市場価値が低く、加工肉用の肉として牛種関係なく処分されている現状があります。このバーガーは、ジャージー牛の肉とジャージー牛のミルクで作られたチーズで仕立て、調理の技術を通して乳牛の美味しさを存分に引き出します。前述、牛のゲップ問題も然り、畜産の現状が強く発信されたひと品です。
前半、後半、計7品で構成された今回の料理。レストランでは、極めて再現性の低いコンセプトの創造を具現化できたのは、一夜限りだったから。
自然の恵みは無限ではありません。有限の資源を活かし、環境にも配慮した料理の理解を深めることは、シェフだけでなく、食べ手にこそ必要なことではないでしょうか。
浜田氏は、そう語ります。
「今回、このイベントを開催するにあたり、まずひとつやりたいと思ったことは、レストランではできない料理でした。シェフの満足度とゲストの満足度は、必ずしも等しくはありません。やりたいことを100%できているレストランは、限りなく少ないと思います。ですが、一夜限りなら思いっきりやれる。今回のアイディアは、井口シェフと内田シェフによるもの。彼らは、料理を通して常日頃から社会問題や環境問題などと向き合い、自分ごと化している。私は、こういったクリエイションを発揮できるシェフを応援したい」。
例えば、ニューヨークの「イレブン・マディソン・パーク」は、100パーセントヴィーガン。コペンハーゲンの「ゲラニウム」は、ほぼ野菜中心。そのほか、世界から注目されるレストランにおいてもプラントベースに移行しているところは少なくありません。これらは、「環境問題への関心の高さによるものが大きい」と浜田氏は分析します。
「シェフとして、芸術よりなのか、職人よりなのかによってスタイルは変わると思いますが、いずれにしても世の中や社会にコミットしなければいけないと考えます。海外のシェフは、日本と比べ、その感度が高い。しかし、これはシェフだけの問題ではありません。なぜなら、今回のような料理を提供しても、食べ手がいなければ、需要と共有は成り立たないからです。ゆえに、レストランだけの問題ではなく、食べ手の問題でもあるのです」。
つまり、高級食材を採用した料理を求め、予約困難店というバリューに期待している食べ手にこれらの理解を得られるかといえば、それは容易ではありません。なぜなら、繰り返しですが、ゲストの満足度と等しくないからです。
「今回は、本を読んでいただいたゲストをお招きした会のため、このような料理を理解いただけるであろうという前提をもとに表現することができました。 井口シェフや内田シェフのように、若い世代のシェフは、クリエイション能力はあれど、それを発揮できる場が少ないのだと思います。この才能を引き出せるのは、食べ手次第。時に、コンフォートゾーンから一歩外に出ることは、大事なことだと考えます」。
東京は、多くの優良なレストランがあるにも関わらず、予約困難店はわずか。これは、食べ手のゾーンが狭いということにもつながります。
「大切なことは、一つひとつを深く理解すること。優れたシェフと出会い、その人が何を大事にしているのかを考察する能力を養うことは、本当の意味でレストランを楽しむことにつながります。UMAMIHOLICなどを通して、そういったことも伝えていきたいです」。
「僕らが口にするものには、多くの意味が隠れている(一部抜粋)」とは、世界No.1シェフと称されるコペンハーゲンの「ノーマ」率いるレネ・レゼピ氏が「美食の教養 -世界一の美食家が知っていること-」に寄稿した言葉。この意味を読み解けるか否かは食べ手次第。
「美食の教養」とは、「食べ手の教養」とも言い換えられるのかもしれません。
Text:YUICHI KURAMOCHI
関西・中国・九州の各発着エリアから四国周遊エリアまでの往復料金と四国周遊エリア内の走行料金がセットになったETC 限定の割引商品です。四国周遊エリア内は乗り放題でご利用いただけます。
(1)利用開始日等
利用開始: 令和6年7月12日(金曜)0時~ (年間を通して販売いたします。)
○交通混雑期など利用できない期間があります。
○令和6年における利用できない期間は以下のとおりです。
・お盆:8月9日(金曜)~8月18日(日曜)
・シルバーウイーク:9月14日(土曜)~9月16日(月曜)、9月21日(土曜)~9月23日(月曜)
・年末:12月26日(木曜)~12月31日(火曜)
(2)対象車種
ETC 無線通信で通行する普通車および軽自動車等(二輪車を含む)
(3)利用料金等
出発IC・帰着IC に応じて、4種類の発着エリア(A.滋賀・京都・大阪、B.兵庫・岡山、C.広島・山口東部、D.福岡・山口西部)から、ご利用になるプランをお選びください。また、2~4 日間からご希望の利用日数を選択できます。
高速道路ご利用の前までに、NEXCO西日本WEBサイト『みち旅』からお申し込みください。
1か月先の同一日付までお申し込みいただけます。


NEXCO西日本 お客さまセンター(年中無休・24時間)
TEL:0120-924863 06-6876-9031(通話料有料)

配信ストア世界7ヶ国でチャート1位を記録した「阿波おどりの鳴り物」作品を特別にCD化!
THE・AWAODORI 2024 ~この一歩に想いを込めて~ ご来場のみなさま全員にプレゼント!!
徳島県では世界に誇る「阿波おどり」の魅力を“音楽性”という新たな側面を通じて世界中にアピールするため、有名連の皆様と協力して「阿波おどりの鳴り物」音源2作品【The sound of Awa Odori – 阿波おどり振興協会】【AWAODORI MUSIC – 徳島県阿波踊り協会】を制作し、配信しています。
配信にご協力いただいた「阿波おどり振興協会」「徳島県阿波踊り協会」に所属する有名連から選抜された総勢約600人の踊り手や鳴り物・照明・音響が一体となって披露される『THE・AWAODORI 2024 ~この一歩に想いを込めて~ presented by SCO GROUP』にて、ご来場者特典としてこの “配信2作品を特別にCD化” してプレゼントすることが決定いたしました。
『選抜阿波おどり前夜祭』から名称を変更して実施される初年度を記念するとともに、徳島県の阿波おどりをはじめとする観光行政の推進のため、来場者特典として観光PRと併せてお渡しいたします。
「これぞ阿波おどり!」という最高に心が躍る究極の演舞が披露される『THE・AWAODORI 2024』一年に一度のこの機会に、どうぞ足をお運びください。

開催場所:アスティとくしま (徳島市山城町東浜傍示1-1)
開催日時:2024年8月11日(日) 第1部 12:00~ 第2部 15:30~ 第3部 19:00~
公演時間:約80分 ※開場は各部とも開始1時間前
公式サイト:https://www.awaodorimirai.com/
世界初!有名連選抜メンバーによる「阿波おどりの鳴り物」音源2作品を一挙配信!
徳島の文化を育んできた「吉野川」の流れのように、澄んだ旋律を奏でる“笛”の調べ、歯切れよく粋な“三味線”の音色、躍動感の土台として轟く“大太鼓”の波動、軽快に刻み心弾ませる“締太鼓”の律動、それらを鋭くも柔らかな“鉦”の音が指揮を執ることで美しい調和を示し研ぎ澄まされたものとなり、世界中の人々を「新しい色」「新しい次元」「新しい価値観」「新しい経験」をもたらす音楽の旅に誘います。400年以上もの永い間に渡って継承され、進化を遂げて未来へとつながっていく、洗練された徳島「阿波おどり」の“技術”と“精神”をご堪能あれ!
The sound of Awa Odori
阿波おどり振興協会
https://linkco.re/91xtdQ17

AWAODORI MUSIC
徳島県阿波踊り協会
https://linkco.re/pE8TEZmu
この2作品は、日本・アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・ドイツ・ノルウェー、世界7ヶ国のiTunes Store “演歌 トップアルバム”において、見事チャート1位を記録いたしました。
情熱の、聖地へ。阿波おどり発祥の地・徳島で、とびきりの輝く阿呆になろう。華麗な女踊りと勇壮な男踊りに魅せられ、心に響く鳴り物をお土産に。2024阿波おどり、心ゆくまでお楽しみください。
音源収録時の様子については、YouTubeチャンネル「Awaodori Fools」、阿波おどりオフィシャルカメラマン「いえさん」Instagram等で公開されています。ぜひ映像でもご覧になってください。
【Awaodori Fools】https://www.youtube.com/@AwaodoriFools 2000年に初めて見た本場徳島の阿波おどりに衝撃を受け、阿波おどりの虜に。それ以来、動画や写真で阿波おどりを撮り続け、2017年にYouTubeチャンネル「Awaodori Fools」を開設。本場徳島の阿波おどりをはじめ全国各地の阿波おどりイベントに足を運び、SNSを通じて阿波おどりの魅力を世界に向けて発信している。
【いえさん】https://www.instagram.com/iesan_awaodori 徳島県鳴門市在住。2015年より日本の風景および人間模様の撮影を本格的に始め、東京カメラ部「日本の47枚」はじめ、今なお多くのフォトコンテストでの受賞を続ける。同時に「徳島市阿波おどり」「徳島阿波おどり会館」「東京高円寺阿波おどり(pass)」のオフィシャルカメラマンを務め、各方面に阿波おどりの写真および動画を共有しつつ、故郷の良き伝統文化を日々伝えている。
徳島県観光政策課観光産業担当 TEL:088-621-2314
平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら下記期間を夏季休業とさせていただきます。
2024年8月11日(日) ~ 8月15日(木)まで
※ 2024年8月16日(金)より、通常業務を開始します。
※ 休暇中のお問合せにつきましては、2024年8月16日(金) 以降に対応させていただきます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、 何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
The post 2024年度 夏季休業のお知らせ first appeared on 藍染坐忘 AIZOMEZABO.
暑い季節に無性に食べたくなるのがカレー。実は、カレーの中に入っているスパイスには、夏バテ防止や熱中症予防にもなると言われています。不足しがちな栄養も、カレーであれば、米を含めた炭水化物、肉、野菜など、一度に摂取できるのもポイントです。
また、辛味のあるものであれば、血流が上昇し、体温が一時的に上がり、発汗。汗が蒸発する時に体の表面の熱を奪い、体が冷やされ、涼しく感じるのも特徴です。
ゆえに、夏に体が欲するカレーは、理にかなっているとも言えます。
整腸、食欲増進、消化促進などの効果も期待できるカレーは、夏バテ防止にも最適な最強フードなのです。
今回は、日本全国から厳選したカレーと、ぜひ、一緒に合わせたいビールをご紹介します。
まず、ひとつ目は、「ホンダロジコム」が商品開発した「tororino(トロリノ)」の「国産きくらげ入り ごろごろ野菜の懐かし手作りカレー」。きくらげは、「ホンダロジコム」が開設したきくらげ農園「春日井ファーム」のもの。ここは、1年中、品質の安定した新鮮なきくらげを生育しています。味わいは、家で作ったようなコク深さが懐かしいカレー。きくらげをはじめ、ごろっとした国産具材は、食べ応えも十分です。
ふたつ目は、「愛媛海産」の「鶏手羽元のバターチキン」。愛媛県産の鶏手羽元を煮込み、豊かな香りが特徴のカルダモンやカスリメティを贅沢に使用しているのが味の特徴です。隠し味には、同じく愛媛県産のドライトマトをアクセントに効かせています。
最後は、「Mandrillus」の「ぶどう山椒をかけて食べるほうれん草キーマカレー」。ぶどう山椒の柑橘系の爽やかな香り、そして、穏やかな辛味としびれる刺激が旨みを引立てます。カレーはバターチキンのまろやかな味わいと後味のスパイス感が楽しめ、ほうれん草で色付けしています。ぶどう山椒の新たな魅力に気づくこと間違いなしの一品です。
さらに、カレーに合うお米「大嶋農場」の「咖喱米 カリー米」と合わせれば、その味わいは、一層広がります。
タイプの違うカレーは、毎日でも食べたくなる味。ぜひ、カレーとともに、暑い今夏を美味しく乗り切りましょう。
カレーだけでももちろん美味しいですが、より味わいを複層的に楽しむお相手に選ぶのは、やはりビール。苦味から酸味を効かせた多彩なクラフトビールをご紹介したいと思います。
まずは、2022年、社名と同様だったブランド「南信州ビール」から新たなに生まれ変わった「Ogna(オグナ)」です。同社は、長野県第一号のクラフトビールメーカーであり、原材料をはじめ、仕込みから製造、出荷に至るまで、すべての工程において一切妥協することなく自分たちの手で造り上げ、南信州という土地の魅力とこだわっています。
豊富にあるラインナップの中から今回選んだのは、信州宮田村産ヤマソービニオン(山ぶどうとカベルネソービニオンのワイン用交配品種)ぶどう果汁を原料に使用した「YAMASO HOP」のフルーツビール。赤ぶどう特有の濃い鮮やかな紫色、酸味、果実由来の香りと重厚なフレーバーが特徴で、コクとまろやかな甘さを持ち合わせ、微かな渋味も感じられる味わいです。
次いで、日本人で初めてクラフトビールを作った岩本伸久氏が手がける「サンクトガーレン」。命名の由来は、 スイスの都市「ザンクト・ガレン」にあった「ザンクト・ガレン修道院」から引用してネーミングしています。「サンクトガーレン」のロゴマークのデザインも、ザンクト・ガレン修道院をモチーフにし、ビールを醸造する修道僧をイメージしています。
ここでは、数ある種類の中から、香り高く、最高に苦味の効いた「YOKOHAMA XPA」と夏季限定にて展開するフルーツビール「パイナップルエール」をお勧めしたい。
対照的なその味わいは、気分や天気によって選ぶのも良し。お好みのスタイルでお楽しみいただきたい。
今夏、ワンランク上の夏の定番、カレーとビールを満喫するのはいかがでしょうか。
※今回、ご紹介した商品は、『和光アネックス』地階のグルメサロンにて、購入可能になります。
※『和光アネックス』地階のグルメサロンでは、今回の商品をはじめ、全国各地からセレクトした商品をご用意しております。和光オンラインストアでは、その一部商品のみご案内となります。
住所:東京都中央区銀座4丁目4-8 MAP
TEL:03-5250-3101
www.wako.co.jp

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▶ 徳島観光パンフレット Experience Tokushima (德島觀光導覽手冊)[PDF/8.3MB]
▶ 徳島観光おすすめ Tokushima Tourism Presentation (德島觀光推薦)[PDF/15.5MB]
▶ 四国マップ Shikoku Map (四國地圖)[PDF/10.8MB]
▶ 四国遍路 Shikoku Henro Pilgrimage(四國遍路)[PDF/11.7MB]
▶ 徳島宿泊施設案内 Tokushima Accommodation(徳島酒店推薦)[PDF/13.7MB]
▶ 徳島ゴルフ場案内 Tokushima Golf Information (德島高爾夫球場推薦)[PDF/2.6MB]
▶ 徳島サイクリング案内 Tokushima Cycling Guide(德島單車騎行導覽)[PDF/2.8MB]
徳島味覚狩り農園案内U-Pick Fruit Farm in Tokushima(德島水果採摘放題果園推薦)[PDF/803KB]
▶ 南海・徳島フリーパス Nankai Tokushima Free Pass(南海・德島周遊券)[PDF/1MB]
▶ DMV時刻表 DMV Time Table(DMV時刻表)[PDF/4MB]
▶ 藍よしのがわトロッコ Ai Yoshinogawa Torocco(藍吉野川觀光小火車)[PDF/1.3MB]
▶ 四国まんなか千年ものがたり観光列車 Shikoku Mannaka Sennen Monogatari(四國真中千年物語觀光列車)[PDF/3.3MB]
▶ 訪日教育旅行プログラム紹介 Tokushima Educational Travel Program(德島教育旅行方案介紹)[PDF/6.3MB]
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トップページ等に貼り付けております「旅くら」のバナーですが、6月末のサービス終了に伴い、バナーを押していただいてもページが正しく表示されない状態になっております。
なお、後継サービス「STAYNAVI」の導入に向けて作業中ですので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
○お問い合わせ先
徳島県観光政策課観光プロモーション担当
TEL:088-621-2342
Mail:kankouseisakuka@pref.tokushima.lg.jp
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 70.0 | 24.0 | 35.0 | 30.0 | 20.2 | 17.5 | 90.5 |
| W29 | 72.5 | 24.5 | 35.5 | 30.8 | 20.7 | 18.0 | 90.5 |
| W30 | 75.0 | 25.0 | 36.0 | 31.6 | 21.2 | 18.5 | 90.5 |
| W31 | 77.5 | 25.5 | 36.5 | 32.4 | 21.7 | 19.0 | 90.5 |
| W32 | 80.0 | 26.0 | 37.0 | 33.2 | 22.2 | 19.5 | 90.5 |
| W33 | 82.5 | 26.5 | 37.5 | 34.0 | 22.7 | 20.0 | 90.5 |
| W34 | 85.0 | 27.0 | 38.0 | 34.8 | 23.2 | 20.5 | 90.5 |
| W36 | 90.0 | 28.0 | 39.0 | 36.4 | 24.2 | 21.5 | 90.5 |
| W38 | 95.0 | 28.0 | 39.0 | 37.2 | 24.2 | 21.5 | 90.5 |
| W40 | 100.0 | 28.5 | 39.5 | 38.0 | 24.7 | 22.0 | 90.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 70.0 | 24.0 | 35.0 | 30.0 | 20.2 | 17.5 | 90.5 |
| W29 | 72.5 | 24.5 | 35.5 | 30.8 | 20.7 | 18.0 | 90.5 |
| W30 | 75.0 | 25.0 | 36.0 | 31.6 | 21.2 | 18.5 | 90.5 |
| W31 | 77.5 | 25.5 | 36.5 | 32.4 | 21.7 | 19.0 | 90.5 |
| W32 | 80.0 | 26.0 | 37.0 | 33.2 | 22.2 | 19.5 | 90.5 |
| W33 | 82.5 | 26.5 | 37.5 | 34.0 | 22.7 | 20.0 | 90.5 |
| W34 | 85.0 | 27.0 | 38.0 | 34.8 | 23.2 | 20.5 | 90.5 |
| W36 | 90.0 | 28.0 | 39.0 | 36.4 | 24.2 | 21.5 | 90.5 |
| W38 | 95.0 | 28.0 | 39.0 | 37.2 | 24.2 | 21.5 | 90.5 |
| W40 | 100.0 | 28.5 | 39.5 | 38.0 | 24.7 | 22.0 | 90.5 |
日頃大変お世話になり誠にありがとうございます。
下記の催事出展予定となります。
・1月4-6日 JR名古屋高島屋
・1月15-21日 鹿児島山形屋
・1月29-2月4日 東武宇都宮
・2月19-25日 富山大和
・3月4-10日 宮崎山形屋
・3月26-4月1日 横浜高島屋
・4月9-15日 新潟伊勢丹
・4月23-29日 新宿高島屋
・5月22-27日 吉祥寺東急

今後の催事・Pop Up等の催行につきましては
確定次第に随時掲載させて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| XS | 69.0 | 40.5 | 104.0 | 99.0 | 62.0 |
| S | 70.5 | 42.5 | 108.0 | 103.0 | 62.0 |
| M | 72.0 | 44.5 | 112.0 | 107.0 | 63.5 |
| L | 73.5 | 46.5 | 116.0 | 111.0 | 65.0 |
| XL | 75.0 | 48.5 | 120.0 | 115.0 | 66.5 |
| XXL | 76.5 | 50.5 | 124.0 | 119.0 | 68.0 |
| XXXL | 78.0 | 52.5 | 128.0 | 123.0 | 69.5 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| XS | 68.0 | 40.0 | 101.0 | 99.0 | 61.5 |
| S | 69.5 | 42.0 | 105.0 | 103.0 | 61.5 |
| M | 71.0 | 44.0 | 109.0 | 107.0 | 63.0 |
| L | 72.5 | 46.0 | 113.0 | 111.0 | 64.5 |
| XL | 74.0 | 48.0 | 117.0 | 115.0 | 66.0 |
| XXL | 75.5 | 50.0 | 121.0 | 119.0 | 67.5 |
| XXXL | 77.0 | 52.0 | 125.0 | 123.0 | 69.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| XS | 68.0 | 40.0 | 101.0 | 99.0 | 61.5 |
| S | 69.5 | 42.0 | 105.0 | 103.0 | 61.5 |
| M | 71.0 | 44.0 | 109.0 | 107.0 | 63.0 |
| L | 72.5 | 46.0 | 113.0 | 111.0 | 64.5 |
| XL | 74.0 | 48.0 | 117.0 | 115.0 | 66.0 |
| XXL | 75.5 | 50.0 | 121.0 | 119.0 | 67.5 |
| XXXL | 77.0 | 52.0 | 125.0 | 123.0 | 69.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| XS | 68.0 | 40.0 | 101.0 | 99.0 | 61.5 |
| S | 69.5 | 42.0 | 105.0 | 103.0 | 61.5 |
| M | 71.0 | 44.0 | 109.0 | 107.0 | 63.0 |
| L | 72.5 | 46.0 | 113.0 | 111.0 | 64.5 |
| XL | 74.0 | 48.0 | 117.0 | 115.0 | 66.0 |
| XXL | 75.5 | 50.0 | 121.0 | 119.0 | 67.5 |
| XXXL | 77.0 | 52.0 | 125.0 | 123.0 | 69.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| XS | 68.0 | 40.0 | 101.0 | 99.0 | 61.5 |
| S | 69.5 | 42.0 | 105.0 | 103.0 | 61.5 |
| M | 71.0 | 44.0 | 109.0 | 107.0 | 63.0 |
| L | 72.5 | 46.0 | 113.0 | 111.0 | 64.5 |
| XL | 74.0 | 48.0 | 117.0 | 115.0 | 66.0 |
| XXL | 75.5 | 50.0 | 121.0 | 119.0 | 67.5 |
| XXXL | 77.0 | 52.0 | 125.0 | 123.0 | 69.0 |
スコットランド最北端、大小70の島々からなるオークニー諸島。
強風が吹き荒れ、木々さえも生えないその厳しい環境の中に、1798年から続くウイスキー蒸溜所があります。
その蒸溜所で200年以上も変わらぬ製法でつくられるシングルモルトウイスキー・スコッチウイスキーが『HIGHLAND PARK』です。
過酷な環境が生み出す滑らかな風味、この島独自のピートに由来するアロマティックでフローラルな香り。その豊かな味わいは長きにわたり、世界中の人々を魅了し続けています。
変わらぬ製法、変わらぬおいしさ。
ならば『HIGHLAND PARK』は、ただ古きを守るだけなのか、といえばそうではありません。変わり続ける時代の中で、常にトップランナーであること。それは『HIGHLAND PARK』が常に新たな可能性を模索し、挑戦を続けてきたことを意味します。
そして今日もまた、『HIGHLAND PARK』は料理とのコラボレーションを通して新たな一歩に挑みます。お相手は西麻布『AC HOUSE』。イタリア各地で修業を重ねた後、ノルウェー・オスロで腕を振るった黒田敦喜シェフの経験を集約したレストランです。
自身が得た経験を糧に、伝統を打ち壊し、新たな視点とともに再構築するイノベーティブな料理。「おいしさがすべて。現代の料理にタブーはない」と言い切る黒田シェフの料理は、『HIGHLAND PARK』とどのように響き合い、どのような可能性を提示するのでしょう。
セッションは、『HIGHLAND PARK』12年、15年、18年の3種類のテイスティングから幕を開けました。ブランドマネージャーの藤井氏の解説とともに、それぞれ異なる個性を放つ3種の色を、香りを、味わいを確かめます。
柑橘系の香りとほのかな甘みが軽やかな12年、フレッシュなフルーティさと熟成感を両立する15年、滑らかな円熟味とアロマティックなピート香が際立つ18年。まずは各々の五感で『HIGHLAND PARK』を感じ取り、基準点を築く。そこから料理とのペアリングがスタートするのです。
次いで提供されたのは、3種のウイスキーに合わせた3つのフィンガーフード。12年には、枇杷のジャムを添えたブリオッシュ、15年にはルイボスのクリームのラングドシャ、18年にはブーダンノワール。料理を味わい、ウイスキーを口にすることで、先ほどとは異なる酒の表情が見えてきます。甘み、塩味、風味、香り、さまざまな要素が響き合う見事なペアリングに、さっそくウイスキーのさらなる可能性が感じられます。
続いての料理は、ウイスキーでマリネし、炭火で焼き上げた羊。白いんげん豆のピューレと羊の出汁のソースが添えられています。合わせるのは、柚子と甘夏で仕立てたハイボール。柑橘と炭酸の爽やかな味わいと『HIGHLAND PARK』のフルーティーなアロマが、力強い肉料理を軽やかに流します。
続いてはパスタ料理。黒田シェフがつくったのは、グランチャーレと桜のチップで燻製したチーズ、トマトソースを合わせた筒状のパスタ・パッケリ。そしてペアリングはなんと自家製クラフトコーラと『HIGHLAND PARK』でつくるウイスキーコーク。
実はこの料理のイメージはピザ。名シェフの料理と伝統のウイスキーの重厚なコラボレーションでありながら、シェフが「ピザとコーラのようなジャンキーな組み合わせ」と語る通りのカジュアルな印象です。
締めのデザートにもドリンクが添えられました。
デザートは、メロン。フレッシュメロン、メロンジュースの寒天、ライムが香るココナッツアイスの組み合わせは、ほのかな青みと甘みで食後を爽やかにまとめます。ドリンクは、ウイスキーで煮たタピオカを沈めたほうじ茶のタピオカミルクティー。ウイスキーでタピオカミルクティーを仕立てる発想はもちろん、それをフレッシュなデザートに合わせるのもまさに型破りです。
3品の料理とペアリングで見えてきたのは、黒田シェフの独自の視点と発想、そしてそれらを受け止める『HIGHLAND PARK』の懐の深さです。
この日のペアリングの狙いを黒田シェフはこう話します。
「従来のペアリングは、香りや後味などの主体となるもに合わせ寄り添っていくことが王道。しかしそれでは面白くないので、違う視点で考えてみました。それは、料理の軸とドリンクの軸が交わるのではなく、ずっと平行してどちらも主張するペアリング。どちらかが引き立て役になるのではなく、どちらも主役として主張するようなものを目指しました」
それは『HIGHLAND PARK』の確固たる存在感と華やかなフレーバーだから実現できた、高次元のペアリングなのでしょう。黒田シェフの自由自在な発想を受け止める懐の広さ、どんな料理にも寄り添い、並走し、高め合う柔軟性。それこそが今回のセッションを通して改めて見えてきた『HIGHLAND PARK』の魅力かもしれません。
結びの挨拶で藤井氏が語ります。
「ハイランドパークの故郷であるオークニー諸島と黒田シェフが修業を積んだノルウェー。今回は北欧という接点で紡がれるものだと思っていましたが、実際に見てみるとジャンルではくくれないイノベーティブな料理の数々でした。ドリンクもウイスキーコークやタピオカミルクティーといった身近なものを新たな発想で仕立てていただき、私自身も勉強になることばかりでした」
長く『HIGHLAND PARK』を見つめ続けるブランドマネージャーに発見があるということ、それはこのウイスキーにはまだ見ぬ可能性が秘められていることを意味します。新たな料理と組み合わせるたび、新たな料理人と出会うたびに、次々と新たな境地を切り開く『HIGHLAND PARK』。その無限の可能性の一端を垣間見る素晴らしいセッションでした。
住所:東京都港区西麻布2丁目7−7
電話:03-6419-7566
営業:ランチ12:00〜(土曜のみ)、ディナー19:00〜
休日:日曜・月曜
URL:https://www.instagram.com/ac_house_jp/
Photographs:JIRO OHTANI
Text:NATSUKI SHIGIHARA
(supported by 三陽物産)
NEXCO西日本は、西日本各府県、本州四国連絡高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社と連携し、広域観光連携キャンペーン『お国じまんデジタルラリー2024』を令和6年4月25日(木)~令和7 年1月31日(金)の期間で開催しています。
西日本各地の全125 のごじまんスポットに設置したデジタルスタンプを集めて応募すると、抽選で合計457 名様にご当地産品や旅行券などの豪華賞品があたります。また今回はミュージアムをめぐる応募コースの設置や、関門橋や明石海峡大橋、阪神高速をめぐるインフラツアーが賞品として登場!普段は見ることができない知られざる高速道路の一面をお楽しみください。
西日本各地の全125スポットに設置された「GO!JIMANスタンプ」を集めて応募しよう!
①スマホから参加登録
②公式サイトから確認して、ごじまんスポットへGO!
③ごじまんスポットにあるポスターのQRコードからスタンプゲット!
④スタンプを集めたらスマホから応募(実施期間&応募締切:2025年1月31(金)まで)
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 72.0 | 19.5 | 30.0 | 27.5 | 19.0 | 16.5 | 90.5 |
| W29 | 74.5 | 20.0 | 30.5 | 28.3 | 19.5 | 17.0 | 90.5 |
| W30 | 77.0 | 20.5 | 31.0 | 29.1 | 20.0 | 17.5 | 90.5 |
| W31 | 79.5 | 21.0 | 31.5 | 29.9 | 20.5 | 18.0 | 90.5 |
| W32 | 82.0 | 21.5 | 32.0 | 30.7 | 21.0 | 18.5 | 90.5 |
| W33 | 84.5 | 22.0 | 32.5 | 31.5 | 21.5 | 19.0 | 90.5 |
| W34 | 87.0 | 22.5 | 33.0 | 32.3 | 22.0 | 19.5 | 90.5 |
| W36 | 92.0 | 23.5 | 34.0 | 33.9 | 23.0 | 20.5 | 90.5 |
| W38 | 97.0 | 24.5 | 35.0 | 35.5 | 24.0 | 21.5 | 90.5 |
| W40 | 102.0 | 25.5 | 36.0 | 37.1 | 25.0 | 22.5 | 90.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 72.0 | 19.5 | 30.0 | 27.5 | 19.0 | 16.5 | 90.5 |
| W29 | 74.5 | 20.0 | 30.5 | 28.3 | 19.5 | 17.0 | 90.5 |
| W30 | 77.0 | 20.5 | 31.0 | 29.1 | 20.0 | 17.5 | 90.5 |
| W31 | 79.5 | 21.0 | 31.5 | 29.9 | 20.5 | 18.0 | 90.5 |
| W32 | 82.0 | 21.5 | 32.0 | 30.7 | 21.0 | 18.5 | 90.5 |
| W33 | 84.5 | 22.0 | 32.5 | 31.5 | 21.5 | 19.0 | 90.5 |
| W34 | 87.0 | 22.5 | 33.0 | 32.3 | 22.0 | 19.5 | 90.5 |
| W36 | 92.0 | 23.5 | 34.0 | 33.9 | 23.0 | 20.5 | 90.5 |
| W38 | 97.0 | 24.5 | 35.0 | 35.5 | 24.0 | 21.5 | 90.5 |
| W40 | 102.0 | 25.5 | 36.0 | 37.1 | 25.0 | 22.5 | 90.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.0 | 21.0 | 34.0 | 28.0 | 18.0 | 16.5 | 90.5 |
| W29 | 75.5 | 21.5 | 34.5 | 28.8 | 18.5 | 17.0 | 90.5 |
| W30 | 78.0 | 22.0 | 35.0 | 29.6 | 19.0 | 17.5 | 90.5 |
| W31 | 80.5 | 22.5 | 35.5 | 30.4 | 19.5 | 18.0 | 90.5 |
| W32 | 83.0 | 23.0 | 36.0 | 31.2 | 20.0 | 18.5 | 90.5 |
| W33 | 85.5 | 23.5 | 36.5 | 32.0 | 20.5 | 19.0 | 90.5 |
| W34 | 88.0 | 24.0 | 37.0 | 32.8 | 21.0 | 19.5 | 90.5 |
| W36 | 93.0 | 25.0 | 38.0 | 34.4 | 22.0 | 20.5 | 90.5 |
| W38 | 98.0 | 26.0 | 39.0 | 36.0 | 23.0 | 21.5 | 90.5 |
| W40 | 103.0 | 27.0 | 40.0 | 37.6 | 24.0 | 22.5 | 90.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.0 | 21.0 | 34.0 | 28.0 | 18.0 | 16.5 | 90.5 |
| W29 | 75.5 | 21.5 | 34.5 | 28.8 | 18.5 | 17.0 | 90.5 |
| W30 | 78.0 | 22.0 | 35.0 | 29.6 | 19.0 | 17.5 | 90.5 |
| W31 | 80.5 | 22.5 | 35.5 | 30.4 | 19.5 | 18.0 | 90.5 |
| W32 | 83.0 | 23.0 | 36.0 | 31.2 | 20.0 | 18.5 | 90.5 |
| W33 | 85.5 | 23.5 | 36.5 | 32.0 | 20.5 | 19.0 | 90.5 |
| W34 | 88.0 | 24.0 | 37.0 | 32.8 | 21.0 | 19.5 | 90.5 |
| W36 | 93.0 | 25.0 | 38.0 | 34.4 | 22.0 | 20.5 | 90.5 |
| W38 | 98.0 | 26.0 | 39.0 | 36.0 | 23.0 | 21.5 | 90.5 |
| W40 | 103.0 | 27.0 | 40.0 | 37.6 | 24.0 | 22.5 | 90.5 |
2024年5月、第4回となる「The Japan Times Destination Restaurants 2024」の受賞レストランが発表。「日本人が選ぶ、世界の人々のための、日本のレストランリスト」として発足されたそれは、「日本人の視点で、世界の人々に、日本の姿を伝える」をテーマに、日本各地に点在する10店を毎年選出しています。選考者は、3名。第1回から変わらず、辻調理師専門学校 校長、辻調グループ代表の辻 芳樹氏、レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長の本田直之氏、株式会社アクセス・オール・エリア代表取締役の浜田岳文氏です。
2021年・2022年の「Destination Restaurants」の記事はこちら
2023年の「Destination Restaurants」の記事はこちら
今回選ばれたレストランは、美食家やフーディーさえノーマークだった知る人ぞ知る店が連ね、まさに発掘の回となったのが大きな特徴のひとつ。「Destination Restaurants」が掲げる選考基準のひとつ、「地方で埋もれがちな才能の発掘を目指す」が最も色濃く反映されたのではないでしょうか。(そのほかの選考基準などは、上記の記事をご参照ください)
「2024年 The Destination Restaurants of the year」に輝いたのは、北海道中川郡豊頃町「Elezo Esprit」。自らを食肉料理人集団と謳い、生産・狩猟、枝肉熟成流通、シャルキュトリ製造、レストランの4ブランドを展開。人間は自然界における食物連鎖の長であることを理解し、命と向き合っています。
そのほか、受賞されたレストランは、石川県七尾市「一本杉 川嶋」、大分県由布市「JIMUGU(ENOWA YUFUIN)」、沖縄県うるま市「Mauvaise herbe」、三重県松阪市「松阪 私房菜 きた川」、新潟県村上市「割烹 新多久」、富山県富山市「海老亭別館」、群馬県利根郡川場村「VENTINOVE」、静岡県焼津市「馳走 西健一」、長野県茅野市「カエンネ」の計10店。
「Elezo Esprit」の佐々木章太氏は、受賞した心情を語るも、自身のレストランについては、ほどほどに、これまで体験してきた生産者への想いを言葉にしました。
「24歳で創業し、食肉の世界に入りました。勉強して技術や知識を学ぶはずだったのですが、歴史や文化、背景を知るに連れ、それらに従事する方々に興味を持つようになりました。私たち料理人は、お肉だけでなく、魚や野菜を作る人、さらには、自然を守る人たちの恩恵を受け、レストランを営んでいます。お客さまにおいても、その恩恵を受け、美味しい料理をいただいていると思います。しかし、その作り手たちの全てが報われているわけではありません。光の当たる人もいれば、ひた向きに影で努力を続けている人がいます。その影に光を与えられるような事業をこれからも続けていきたいと思います」。
花よりも花を咲かせる土になれ。
土があるからこそ、根が張れ、根があるからこそ、水を吸い上げ、そして、花が咲く。何が欠けても成立せず、そこには主役も脇役もありません。「Elezo Esprit」は、生産者や食材、自然にも光を当て、この土地なりの正しい食循環を生んでいるのかもしれません。なぜなら、佐々木氏は、花は咲かせてもらっていることを、きっと知っているから。
今回、受賞したレストランの中でも、移転をきっかけに現在のスタイルにたどり着いた3店に注目したいと思います。
まずひとり目は、「VENTINOVE」の竹内悠介氏。東京で約10年お店を営んでいましたが、店舗のあったビルの老朽化と立ち退きに合い、同時にコロナ禍に。当初は、東京で再スタートを考えていたそうですが、家族で話し合った結果、地元である群馬県利根郡川場村に拠点を構える選択をし、新たな挑戦を始めました。「東京では作りたい料理に合わせて食材を選んでいましたが、今は食材に合わせて料理を作る」という変化も芽生えたと話します。
ふたり目は、「馳走 西健一」の西 健一氏。広島出身の西氏ですが、ある人との出会いをきっかけに、静岡県焼津市に移住。その人物とは、「サスエ前田魚店」の前田尚毅氏。もともと、広島のお店でも前田氏の魚を取り扱っていたそうですが、現地でいただいた仕立てと鮮度の違いに驚愕。独立する際、前田氏の拠点でもある現在の地に店を構える決意をしました。
3人目は、「松阪 私房菜 きた川」の北川佳寛氏。実は、地元の三重県松阪市で開業するために帰郷したわけではありませんでした。もともと東京で修業していた北川氏は、途中、心が折れてしまい、精根尽き、「都落ち」と北川氏。その後、心身を癒し、ようやく外に目を向けられる時に、食材の豊かさと人々の優しさに改めて気付き、再スタートしました。
三者三様ですが、大きな決断、人生の岐路は、料理人として、人として、強くなったに違いありません。共通している点で言えば、皆、元の拠点から遠く離れ、ゼロからの一歩を踏み出したということ。そんな背景もまた、思考を開花させ、料理においても皿の上だけでは描けない深みをもたらしているのかもしれません。
今回、受賞された中には、元旦に襲った能登半島地震の被害にあったレストランもありました。「一本杉 川嶋」です。列席には、2022年に受賞した「ラトリエ ドゥ ノト」の池端隼也氏の姿も。
授賞式は、能登半島地震により被災された人々へのお見舞いの言葉から開宴。池端氏があの日の出来事を振り返り、今の心境を語ります。
「お店に行ったのは、地震の翌日。荒れ果てたその状況を見て、すぐに炊き出しを行いました。それはなぜですか?と色々な人に聞かれるのですが、本能的な行動でした。今でも、街ですれ違う方々からその時のことへの感謝の言葉をいただき、改めて、料理人で良かったと思いました」。
電気もない。水もない。そんな状況が続き、絶望の中、料理は希望の光となったのかもしれません。「料理は誰かのためにある」と最後に残した言葉が温かくも重く、心を揺さぶりました。
「一本杉 川嶋」の川嶋 亨氏においても、その想いを語ります。
「今日、この場に立つべきか非常に悩みました。あの日、約1分足らずで、街は崩壊し、全てを失ってしまいました……」。
登壇の際、毅然とした態度で臨んでいましたが、口にして言葉にするたび、想いが込み上げ、涙が止まりませんでした。
「泣くなよ。格好悪いぞ」。池端氏の激励に応えるように、涙をこらえ、言葉を続けます。
「しかし、自分たちがこれまで築いてきたものは、なくなっていないと思っています。山も川もまだ生きています。悔しいこともたくさんありますが、かけがいのない仲間がたくさんいます。必ず、能登は復活します」。
「Destination Restaurants」の選考基準には、「その対象は東京23区と政令指定都市を覗く日本にあるあらゆるレストランだということ」という項目もあります。すなわち、より自然に近く、より自然とともに生きる環境だとも言い換えられます。ゆえに、人と自然、共存の難しさを体現している10店でもあるのです。
苦難、困難、災難……。長い暗闇をようやく抜けたコロナ禍の一難去ってまた一難。自然は人間を必要としないのか。そんなことすら頭をよぎりますが、地震や津波のような「有難い」災害が自然から生まれるものである一方、「有難い」食材もまた自然から生まれるもの。
「難」が「有」ることの意義をどう受け入れるべきなのか……。この難解の答えはすぐに出すことはできませんが、ひとつだけわかることがあるとすれば、それでも人は生きてゆくということ。
当日は、過去に受賞した多くのシェフが姿を見せ、それは、「2022年 The Destination Restaurants of the year」に輝いた「Villa Aida」の小林寛司氏の音頭によるものでした。
「池端シェフと話し、自分たちにできることは何かないかと伺いました。そうしたら、たくさんの人に会いたい、と。できるだけ多くのシェフに声をかけ、みんなで応援したいと思いました」。
「一本杉 川嶋」と「ラトリエ ドゥ ノト」は、今なお営業は再開できず、見通しすら立っていません。今回、「Destination Restaurants」は、初の書籍を発行し、その売り上げの一部を能登半島地震の支援金として寄付。1日も早く、復興の日が来ることを願うとともに、「Destination Restaurants」は、ただレストランをリスト化する活動ではないという事実を、ここに記しておきたいと思います。
Photographs:Destination Restaurants
Text:YUICHI KURAMOCHI
観光施設等の臨時休館・短縮営業、イベントの中止・延期等について、ご案内いたします。
掲載している情報以外にも休業・中止等の場合がありますので、お出かけ前にお確かめください。
※台風10号の接近により、県内の多くの観光施設・交通機関で臨時休業や運休が発生しています。
掲載情報以外にも影響が出ておりますので、最新情報をお確かめの上、ご安全にお過ごしください。
徳島県の道路情報はこちらをご確認ください→【徳島県県土防災情報】
▶東部エリアの情報をみる ▶南部エリアの情報をみる ▶西部エリアの情報をみる
| 名称 | 臨時休館・開催中止等の概要 |
|---|---|
| 神戸淡路鳴門自動車道 | 台風10号により2024年8月29日~31日は通行止め発生の恐れ。 |
| 徳島自動車道 徳島南部自動車道 |
台風10号の影響により通行止め等が発生する恐れがあります。 |
| 藍よしのがわトロッコ | 台風10号の影響により2024年8月31日(土)は運行見合せ。 |
| オーシャン東九フェリー |
台風10号により2024年8月29日(木)・30日(金)休航。
|
| 南海フェリー |
船舶検査のため、下記期間は「入渠中運航ダイヤ」となります。
2024年8月28日(水)~ 9月10日(火)
|
| あわぎん眉山ロープウェイ |
台風10号により2024年8月30日(木)運行見合わせ。
|
| 阿波十郎兵衛屋敷 | 台風10号接近により8月30日(金)・31日(土)臨時休館。 2024年9月3日(火)メンテナンスのため休館します。 |
| 文化の森総合公園 | 台風10号接近により8月30日(金)・31日(土)全館臨時休館。 |
| 渦の道・エディ | 台風10号接近により8月30日(金)終日臨時休館。 |
| 道の駅いたの | 台風10号の影響により2024年8月30日(金)臨時休業。 |
| 徳島 木のおもちゃ美術館 | 台風10号の影響により2024年8月30日(金)臨時休業。 |
| レキシルとくしま | 台風10号接近により8月30日(金)・31日(土)臨時休館。 |
| 名称 | 臨時休館・開催中止等の概要 |
|---|---|
| うみがめ博物館カレッタ | 2023年6月1日から2025年夏頃(予定)まで、全面改修のため休館します。 |
| 阿佐海岸鉄道DMV | 台風10号の影響により2024年8月29日(木)運転見合せ。 30日以降も運休の可能性があります。 |
| 海中観光船ブルーマリン | 台風10号によりマリンジャムは2024年8月30日臨時休館。 ブルーマリン号は修繕のため、当面の間、運航休止。 |
| 名称 | 臨時休館・開催中止等の概要 |
|---|---|
| 四国まんなか千年ものがたり | 台風10号の影響により2024年8月30日・31日は運行見合せ。 |
| 祖谷のかずら橋 奥祖谷二重かずら橋 |
台風10号の影響により2024年8月30日・31日は臨時休業。 |
| 道の駅大歩危 妖怪屋敷と石の博物館 |
台風10号の影響により2024年8月30日・31日は臨時休館。 |
阿波池田うだつの家たばこ資料館 平家屋敷民俗資料館 東祖谷歴史民俗資料館 長岡家住宅 平家屋敷 阿佐家住宅 |
台風10号の影響により2024年8月30日・31日は臨時休館。 |
| 剣山観光登山リフト | 台風10号の影響により2024年8月29日~9月1日の間、運休。 9月2日も運休の恐れあり。(台風の動きによって運休日を変更する事があります) |
| 剣山(見ノ越)木屋平 | 剣山へと向かう国道492号線 木屋平において、山腹崩壊のため全面通行止めとなっている区間がございます。 剣山へお越しの際は国道438号線「貞光・一宇ルート」または国道439号線「池田・東祖谷ルート」をご通行ください。 道路情報の詳細はこちら▷徳島県道路通行規制情報 |
各市町村・報道機関等のホームページでも、随時情報更新がありますので、ご参照ください。
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 62.0 | 38.0 | 84.0 | 84.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 94.0 | 94.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 101.0 | 101.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 109.0 | 109.0 | 21.0 |
| XL | 75.0 | 52.0 | 117.0 | 117.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 62.0 | 38.0 | 84.0 | 84.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 94.0 | 94.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 101.0 | 101.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 109.0 | 109.0 | 21.0 |
| XL | 75.0 | 52.0 | 117.0 | 117.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 62.0 | 38.0 | 84.0 | 84.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 94.0 | 94.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 101.0 | 101.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 109.0 | 109.0 | 21.0 |
| XL | 75.0 | 52.0 | 117.0 | 117.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 63.0 | 38.0 | 82.0 | 82.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 96.0 | 96.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 102.0 | 102.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 108.0 | 108.0 | 21.0 |
| XL | 74.0 | 52.0 | 114.0 | 114.0 | 22.0 |
| 着丈 | 肩巾 | バスト | 裾回り | 袖丈 | |
|---|---|---|---|---|---|
| L-F | 62.0 | 38.0 | 84.0 | 84.0 | 16.0 |
| XS | 64.0 | 42.0 | 90.0 | 90.0 | 18.0 |
| S | 67.0 | 44.0 | 94.0 | 94.0 | 19.0 |
| M | 70.0 | 46.0 | 101.0 | 101.0 | 20.0 |
| L | 72.0 | 49.0 | 109.0 | 109.0 | 21.0 |
| XL | 75.0 | 52.0 | 117.0 | 117.0 | 22.0 |
長野県・松本にある一軒宿「明神館」。日本の旅館ならではの風格が漂うそこは、一歩を踏み入れるだけで、まるで心が浄化される感覚を覚えるでしょう。
それもそのはず。この一帯は神様が湯治に訪れる場所とも言われており、温泉に浸かれば、神々しい力すら感じる聖地でもあるのです。
松本を中心とした美味は、舌だけでは感じることのできない土地のエスプリが宿り、訪れるゲストを密かに虜にしているのが、この「芳醇ウィスキーケーキ」なのです。今回は、特別に銀座・和光の食の館「和光アネックス」にて数量限定販売。
こだわりは、風味豊かな「マルスウィスキー」や黄身が綺麗なレモン色の軍鶏の卵など、信州の自然が育んだ地元の素材。それらを「明神館」のパティシエが絶妙に調和させ、ケーキを深く濃厚な味わいに仕上げています。
このウィスキーケーキが「明神館」以外の実店舗で販売されるのは、今回が初。この貴重な機会に、ぜひお楽しみください。
※「芳醇ウィスキーケーキ」は、アルコール分が含まれています。車を運転される場合や20歳未満の方、妊産婦や授乳期の方、アルコールに過敏な方は摂取をご遠慮ください。
※5月より約1ヶ月間、毎週水曜日に限定数量が入荷いたします。入荷時刻は前後する場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。
※今回、ご紹介した商品は、『和光アネックス』地階のグルメサロンにて、購入可能になります。
※『和光アネックス』地階のグルメサロンでは、今回の商品をはじめ、全国各地からセレクトした商品をご用意しております。和光オンラインストアでは、その一部商品のみご案内となります。
住所:東京都中央区銀座4丁目4-8 MAP
TEL:03-5250-3101
www.wako.co.jp
| サイズ | ウエスト | 前ぐり | 後ろぐり | ワタリ巾 | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 28 | 75.5 | 23 | 33.5 | 30.2 | 22 | 20 | 94 |
| 29 | 78 | 23.5 | 34 | 31 | 22.5 | 20.5 | 94 |
| 30 | 80.5 | 24 | 34.5 | 31.8 | 23 | 21 | 94 |
| 31 | 83 | 24.5 | 35 | 32.6 | 23.5 | 21.5 | 94 |
| 32 | 85.5 | 25 | 35.5 | 33.4 | 24 | 22 | 94 |
| 33 | 88 | 25.5 | 36 | 34.2 | 24.5 | 22.5 | 94 |
| 34 | 90.5 | 26 | 36.5 | 35 | 25 | 23 | 94 |
| 36 | 95.5 | 27 | 37.5 | 36.6 | 26 | 24 | 94 |
| 38 | 100.5 | 28 | 38.5 | 38.2 | 27 | 25 | 94 |
| 40 | 105.5 | 29 | 39.5 | 39.8 | 28 | 26 | 94 |
| サイズ | ウエスト | 前ぐり | 後ろぐり | ワタリ巾 | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 28 | 71.5 | 21.5 | 31.5 | 29.2 | 21.5 | 19.5 | 89 |
| 29 | 74 | 22 | 32 | 30 | 22 | 20 | 89 |
| 30 | 76.5 | 22.5 | 32.5 | 30.8 | 22.5 | 20.5 | 89 |
| 31 | 79 | 23 | 33 | 31.6 | 23 | 21 | 89 |
| 32 | 81.5 | 23.5 | 33.5 | 32.4 | 23.5 | 21.5 | 89 |
| 33 | 84 | 24 | 34 | 33.2 | 24 | 22 | 89 |
| 34 | 86.5 | 24.5 | 34.5 | 34 | 24.5 | 22.5 | 89 |
| 36 | 91.5 | 25.5 | 35.5 | 35.6 | 25.5 | 23.5 | 89 |
| 38 | 96.5 | 26.5 | 36.5 | 37.2 | 26.5 | 24.5 | 89 |
| 40 | 101.5 | 27.5 | 37.5 | 38.8 | 27.5 | 25.5 | 89 |
634SRのデニムは、昔ながらの生デニムですので幾つかの注意が必要です。お買い上げ後は「糊抜き洗い」を施して下さい。
レギュラーシルエットより腰回りを少しゆったり目にして、裾は逆にやや絞り、ジャケットなどを合わせた時に似合うシルエットに仕立てた一本です
| ウエスト | 前ぐり | 後ろぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 71.5 | 23 | 34 | 30.1 | 22.5 | 16.5 | 91 |
| W29 | 74 | 23.4 | 34.6 | 30.9 | 22.7 | 17 | 91 |
| W30 | 76.5 | 24 | 35 | 31.7 | 23.2 | 17.5 | 91 |
| W31 | 79 | 24.5 | 35.5 | 32.5 | 23.7 | 18 | 91 |
| W32 | 81.5 | 25 | 36 | 33.3 | 24.2 | 18.5 | 91 |
| W33 | 84 | 25.5 | 36.5 | 34.1 | 24.7 | 19 | 91 |
| W34 | 86.5 | 26 | 37 | 34.9 | 25.2 | 19.5 | 91 |
| W36 | 91.5 | 27.2 | 37.7 | 36.5 | 26.2 | 20.5 | 91 |
| W38 | 96.5 | 27.2 | 37.7 | 37.3 | 26.2 | 21 | 91 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ろぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 71.5 | 22.3 | 32.2 | 26.9 | 21.2 | 17 | 91 |
| W29 | 74 | 22.7 | 32.9 | 27.7 | 21.7 | 17.5 | 91 |
| W30 | 76.5 | 23.5 | 33.5 | 28.5 | 22.2 | 18 | 91 |
| W31 | 79 | 24 | 34 | 29.3 | 22.7 | 18.5 | 91 |
| W32 | 81.5 | 24.5 | 34.5 | 31.1 | 23.2 | 19 | 91 |
| W33 | 84 | 25 | 35 | 31.9 | 23.7 | 19.5 | 91 |
| W34 | 86.5 | 25.5 | 35.5 | 32.7 | 24.2 | 20 | 91 |
| W36 | 91.5 | 26.5 | 34.7 | 34.3 | 25.2 | 21 | 91 |
| W38 | 96.5 | 26.5 | 34.7 | 35.1 | 25.2 | 21 | 91 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | 胸当て高さ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W30 | 91.0 | 25.0 | 30.5 | 31.8 | 25.0 | 23.0 | 88.0 | 28.5 |
| W32 | 96.0 | 26.0 | 31.5 | 33.4 | 26.0 | 24.0 | 88.0 | 30.0 |
| W34 | 101.0 | 27.0 | 32.5 | 35.0 | 27.0 | 25.0 | 88.0 | 31.5 |
| W36 | 106.0 | 28.0 | 33.5 | 36.6 | 28.0 | 26.0 | 88.0 | 33.0 |
| W38 | 111.0 | 29.0 | 34.5 | 38.2 | 28.0 | 26.0 | 88.0 | 34.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.5 | 20.5 | 32.0 | 26.7 | 19.5 | 18.0 | 92.0 |
| W29 | 76.0 | 21.0 | 32.5 | 27.5 | 20.0 | 18.5 | 92.0 |
| W30 | 78.5 | 21.5 | 33.0 | 28.3 | 20.5 | 19.0 | 92.0 |
| W31 | 81.0 | 22.0 | 33.5 | 29.1 | 21.0 | 19.5 | 92.0 |
| W32 | 83.5 | 22.5 | 34.0 | 29.9 | 21.5 | 20.0 | 92.0 |
| W33 | 86.0 | 23.0 | 34.5 | 30.7 | 22.0 | 20.5 | 92.0 |
| W34 | 88.5 | 23.5 | 35.0 | 31.5 | 22.5 | 21.0 | 92.0 |
| W36 | 93.5 | 24.5 | 36.0 | 33.1 | 23.5 | 22.0 | 92.0 |
| W38 | 98.5 | 25.5 | 37.0 | 34.7 | 24.5 | 23.0 | 92.0 |
| W40 | 103.5 | 26.5 | 38.0 | 36.3 | 25.5 | 24.0 | 92.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 75.5 | 21.5 | 33.5 | 28.9 | 19.0 | 17.2 | 93.0 |
| W29 | 78.0 | 22.0 | 34.0 | 29.7 | 19.5 | 17.7 | 93.0 |
| W30 | 80.5 | 22.5 | 34.5 | 30.3 | 20.0 | 18.2 | 93.0 |
| W31 | 83.0 | 23.0 | 35.0 | 31.1 | 20.5 | 18.7 | 93.0 |
| W32 | 85.5 | 23.5 | 35.5 | 31.9 | 21.0 | 19.2 | 93.0 |
| W33 | 88.0 | 24.0 | 36.0 | 32.7 | 21.5 | 19.7 | 93.0 |
| W34 | 90.5 | 24.5 | 36.5 | 33.5 | 22.0 | 20.2 | 93.0 |
| W36 | 95.5 | 25.5 | 37.5 | 35.1 | 23.0 | 21.2 | 93.0 |
| W38 | 100.5 | 26.5 | 38.5 | 36.7 | 24.0 | 22.2 | 93.0 |
| W40 | 105.5 | 27.5 | 39.5 | 38.3 | 25.0 | 23.2 | 93.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 72.5 | 20.5 | 32.6 | 28.3 | 18.5 | 16.7 | 90.0 |
| W29 | 75.0 | 21.0 | 33.1 | 29.1 | 19.0 | 17.2 | 90.0 |
| W30 | 77.5 | 21.5 | 33.6 | 29.7 | 19.5 | 17.7 | 90.0 |
| W31 | 80.0 | 22.0 | 34.1 | 30.5 | 20.0 | 18.2 | 90.0 |
| W32 | 82.5 | 22.5 | 34.6 | 31.3 | 20.5 | 18.7 | 90.0 |
| W33 | 85.0 | 23.0 | 35.1 | 32.1 | 21.0 | 19.2 | 90.0 |
| W34 | 87.5 | 23.5 | 35.6 | 32.9 | 21.5 | 19.7 | 90.0 |
| W36 | 92.5 | 24.5 | 36.6 | 34.5 | 22.5 | 20.7 | 90.0 |
| W38 | 97.5 | 25.5 | 37.6 | 36.1 | 23.5 | 21.7 | 90.0 |
| W40 | 102.5 | 26.5 | 38.6 | 37.7 | 24.5 | 22.7 | 90.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 75.0 | 21.0 | 31.5 | 27.5 | 20.5 | 18.5 | 93.0 |
| W29 | 77.5 | 21.5 | 32.0 | 28.3 | 21.0 | 19.0 | 93.0 |
| W30 | 80.0 | 22.0 | 32.5 | 29.1 | 21.5 | 19.5 | 93.0 |
| W31 | 82.5 | 22.5 | 33.0 | 29.9 | 22.0 | 20.0 | 93.0 |
| W32 | 85.0 | 23.0 | 33.5 | 30.7 | 22.5 | 20.5 | 93.0 |
| W33 | 87.5 | 23.5 | 34.0 | 31.5 | 23.0 | 21.0 | 93.0 |
| W34 | 90.0 | 24.0 | 34.5 | 32.3 | 23.5 | 21.5 | 93.0 |
| W36 | 95.0 | 25.0 | 35.5 | 33.9 | 24.5 | 22.5 | 93.0 |
| W38 | 100.0 | 26.0 | 36.5 | 35.5 | 25.5 | 23.5 | 93.0 |
| W40 | 105.0 | 27.0 | 37.5 | 37.3 | 26.5 | 24.5 | 93.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 72.0 | 20.0 | 30.6 | 26.9 | 20.0 | 18.0 | 90.0 |
| W29 | 74.5 | 20.5 | 31.1 | 27.7 | 20.5 | 18.5 | 90.0 |
| W30 | 77.0 | 21.0 | 31.6 | 28.5 | 21.0 | 19.0 | 90.0 |
| W31 | 79.5 | 21.5 | 32.1 | 29.3 | 21.5 | 19.5 | 90.0 |
| W32 | 82.0 | 22.0 | 32.6 | 30.1 | 22.0 | 20.0 | 90.0 |
| W33 | 84.5 | 22.5 | 33.1 | 30.9 | 22.5 | 20.5 | 90.0 |
| W34 | 87.0 | 23.0 | 33.6 | 31.7 | 23.0 | 21.0 | 90.0 |
| W36 | 92.0 | 24.0 | 34.6 | 33.3 | 24.0 | 22.0 | 90.0 |
| W38 | 97.0 | 25.0 | 35.6 | 34.9 | 25.0 | 23.0 | 90.0 |
| W40 | 102.0 | 26.0 | 36.6 | 36.7 | 26.0 | 24.0 | 90.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.5 | 21.5 | 32.0 | 29.7 | 21.7 | 20.0 | 94.5 |
| W29 | 76.0 | 22.0 | 32.5 | 30.5 | 22.2 | 20.5 | 94.5 |
| W30 | 78.5 | 22.5 | 33.0 | 31.3 | 22.7 | 21.0 | 94.5 |
| W31 | 81.0 | 23.0 | 33.5 | 32.1 | 23.2 | 21.5 | 94.5 |
| W32 | 83.5 | 23.5 | 34.0 | 32.9 | 23.7 | 22.0 | 94.5 |
| W33 | 86.0 | 24.0 | 34.5 | 33.7 | 24.2 | 22.5 | 94.5 |
| W34 | 88.5 | 24.5 | 35.0 | 34.5 | 24.7 | 23.0 | 94.5 |
| W36 | 93.5 | 25.5 | 36.0 | 36.1 | 25.7 | 24.0 | 94.5 |
| W38 | 98.5 | 26.5 | 37.0 | 37.7 | 26.7 | 25.0 | 94.5 |
| W40 | 103.5 | 27.5 | 38.0 | 39.3 | 27.7 | 26.0 | 94.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 70.5 | 20.5 | 31.1 | 29.1 | 21.2 | 19.5 | 91.5 |
| W29 | 73.0 | 21.0 | 31.6 | 29.9 | 21.7 | 20.0 | 91.5 |
| W30 | 75.5 | 21.5 | 32.1 | 30.7 | 22.2 | 20.5 | 91.5 |
| W31 | 78.0 | 22.0 | 32.6 | 31.5 | 22.7 | 21.0 | 91.5 |
| W32 | 80.5 | 22.5 | 33.1 | 32.3 | 23.2 | 21.5 | 91.5 |
| W33 | 83.0 | 23.0 | 33.6 | 33.1 | 23.7 | 22.0 | 91.5 |
| W34 | 85.5 | 23.5 | 34.1 | 33.9 | 24.2 | 22.5 | 91.5 |
| W36 | 90.5 | 24.5 | 35.1 | 35.5 | 25.2 | 23.5 | 91.5 |
| W38 | 95.5 | 25.5 | 36.1 | 37.1 | 26.2 | 24.5 | 91.5 |
| W40 | 100.5 | 26.5 | 37.1 | 38.7 | 27.2 | 25.5 | 91.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.5 | 21.0 | 33.5 | 28.0 | 18.0 | 16.5 | 91.0 |
| W29 | 76.0 | 21.5 | 34.0 | 28.8 | 18.5 | 17.0 | 91.0 |
| W30 | 78.5 | 22.0 | 34.5 | 29.6 | 19.0 | 17.5 | 91.0 |
| W31 | 81.0 | 22.5 | 35.0 | 30.4 | 19.5 | 18.0 | 91.0 |
| W32 | 83.5 | 23.0 | 35.5 | 31.2 | 20.0 | 18.5 | 91.0 |
| W33 | 86.0 | 23.5 | 36.0 | 32.0 | 20.5 | 19.0 | 91.0 |
| W34 | 88.5 | 24.0 | 36.5 | 32.8 | 21.0 | 19.5 | 91.0 |
| W36 | 93.5 | 25.0 | 37.5 | 34.4 | 22.0 | 20.5 | 91.0 |
| W38 | 98.5 | 26.0 | 38.5 | 36.0 | 23.0 | 21.5 | 91.0 |
| W40 | 103.5 | 27.0 | 39.5 | 37.6 | 24.0 | 22.5 | 91.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 71.5 | 21.0 | 31.5 | 29.1 | 21.0 | 19.5 | 91.0 |
| W29 | 74.0 | 21.5 | 32.0 | 29.9 | 21.5 | 20.0 | 91.0 |
| W30 | 76.5 | 22.0 | 32.5 | 30.7 | 22.0 | 20.5 | 91.0 |
| W31 | 79.0 | 22.5 | 33.0 | 31.5 | 22.5 | 21.0 | 91.0 |
| W32 | 81.5 | 23.0 | 33.5 | 32.3 | 23.0 | 21.5 | 91.0 |
| W33 | 84.0 | 23.5 | 34.0 | 33.1 | 23.5 | 22.0 | 91.0 |
| W34 | 86.5 | 24.0 | 34.5 | 33.9 | 24.0 | 22.5 | 91.0 |
| W36 | 91.5 | 25.0 | 35.5 | 35.5 | 25.0 | 23.5 | 91.0 |
| W38 | 96.5 | 26.0 | 36.5 | 37.1 | 26.0 | 24.5 | 91.0 |
| W40 | 101.5 | 27.0 | 37.5 | 38.7 | 27.0 | 25.5 | 91.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 71.5 | 21.0 | 31.5 | 29.1 | 21.0 | 19.5 | 91.0 |
| W29 | 74.0 | 21.5 | 32.0 | 29.9 | 21.5 | 20.0 | 91.0 |
| W30 | 76.5 | 22.0 | 32.5 | 30.7 | 22.0 | 20.5 | 91.0 |
| W31 | 79.0 | 22.5 | 33.0 | 31.5 | 22.5 | 21.0 | 91.0 |
| W32 | 81.5 | 23.0 | 33.5 | 32.3 | 23.0 | 21.5 | 91.0 |
| W33 | 84.0 | 23.5 | 34.0 | 33.1 | 23.5 | 22.0 | 91.0 |
| W34 | 86.5 | 24.0 | 34.5 | 33.9 | 24.0 | 22.5 | 91.0 |
| W36 | 91.5 | 25.0 | 35.5 | 35.5 | 25.0 | 23.5 | 91.0 |
| W38 | 96.5 | 26.0 | 36.5 | 37.1 | 26.0 | 24.5 | 91.0 |
| W40 | 101.5 | 27.0 | 37.5 | 38.7 | 27.0 | 25.5 | 91.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.0 | 20.5 | 31.0 | 26.6 | 19.5 | 17.5 | 91.5 |
| W29 | 75.5 | 21.0 | 31.5 | 27.4 | 20.0 | 18.0 | 91.5 |
| W30 | 78.0 | 21.5 | 32.0 | 28.2 | 20.5 | 18.5 | 91.5 |
| W31 | 80.5 | 22.0 | 32.5 | 29.0 | 21.0 | 19.0 | 91.5 |
| W32 | 83.0 | 22.5 | 33.0 | 29.8 | 21.5 | 19.5 | 91.5 |
| W33 | 85.5 | 23.0 | 33.5 | 30.6 | 22.0 | 20.0 | 91.5 |
| W34 | 88.0 | 23.5 | 34.0 | 31.4 | 22.5 | 20.5 | 91.5 |
| W36 | 93.0 | 24.5 | 35.0 | 33.0 | 23.5 | 21.5 | 91.5 |
| W38 | 98.0 | 25.5 | 36.0 | 34.6 | 24.5 | 22.5 | 91.5 |
| W40 | 103.0 | 26.5 | 37.0 | 36.2 | 25.5 | 23.5 | 91.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.0 | 20.5 | 31.0 | 26.6 | 19.5 | 17.5 | 91.5 |
| W29 | 75.5 | 21.0 | 31.5 | 27.4 | 20.0 | 18.0 | 91.5 |
| W30 | 78.0 | 21.5 | 32.0 | 28.2 | 20.5 | 18.5 | 91.5 |
| W31 | 80.5 | 22.0 | 32.5 | 29.0 | 21.0 | 19.0 | 91.5 |
| W32 | 83.0 | 22.5 | 33.0 | 29.8 | 21.5 | 19.5 | 91.5 |
| W33 | 85.5 | 23.0 | 33.5 | 30.6 | 22.0 | 20.0 | 91.5 |
| W34 | 88.0 | 23.5 | 34.0 | 31.4 | 22.5 | 20.5 | 91.5 |
| W36 | 93.0 | 24.5 | 35.0 | 33.0 | 23.5 | 21.5 | 91.5 |
| W38 | 98.0 | 25.5 | 36.0 | 34.6 | 24.5 | 22.5 | 91.5 |
| W40 | 103.0 | 26.5 | 37.0 | 36.2 | 25.5 | 23.5 | 91.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 70.5 | 21.0 | 31.5 | 29.1 | 21.0 | 19.5 | 89.5 |
| W29 | 73.0 | 21.5 | 32.0 | 29.9 | 21.5 | 20.0 | 89.5 |
| W30 | 75.5 | 22.0 | 32.5 | 30.7 | 22.0 | 20.5 | 89.5 |
| W31 | 78.0 | 22.5 | 33.0 | 31.5 | 22.5 | 21.0 | 89.5 |
| W32 | 80.5 | 23.0 | 33.5 | 32.3 | 23.0 | 21.5 | 89.5 |
| W33 | 83.0 | 23.5 | 34.0 | 33.1 | 23.5 | 22.0 | 89.5 |
| W34 | 85.5 | 24.0 | 34.5 | 33.9 | 24.0 | 22.5 | 89.5 |
| W36 | 90.5 | 25.0 | 35.5 | 35.2 | 25.0 | 23.5 | 89.5 |
| W38 | 95.5 | 26.0 | 36.5 | 36.8 | 26.0 | 24.5 | 94.5 |
| W40 | 101.5 | 27.0 | 37.5 | 38.4 | 27.0 | 25.5 | 94.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.5 | 20.5 | 33.0 | 28.2 | 18.5 | 17.0 | 91.5 |
| W29 | 76.0 | 21.0 | 33.5 | 29.0 | 19.0 | 17.5 | 91.5 |
| W30 | 78.5 | 21.5 | 34.0 | 29.8 | 19.5 | 18.0 | 91.5 |
| W31 | 81.0 | 22.0 | 34.5 | 30.6 | 20.0 | 18.5 | 91.5 |
| W32 | 83.5 | 22.5 | 35.0 | 31.4 | 20.5 | 19.0 | 91.5 |
| W33 | 86.0 | 23.0 | 35.5 | 32.2 | 21.0 | 19.5 | 91.5 |
| W34 | 88.5 | 23.5 | 36.0 | 33.0 | 21.5 | 20.0 | 91.5 |
| W36 | 93.5 | 24.5 | 37.0 | 34.6 | 22.5 | 21.0 | 91.5 |
| W38 | 98.5 | 25.5 | 38.0 | 36.2 | 23.5 | 22.0 | 91.5 |
| W40 | 103.5 | 26.5 | 39.0 | 37.8 | 24.5 | 23.0 | 91.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.5 | 20.5 | 33.0 | 28.2 | 18.5 | 17.0 | 91.5 |
| W29 | 76.0 | 21.0 | 33.5 | 29.0 | 19.0 | 17.5 | 91.5 |
| W30 | 78.5 | 21.5 | 34.0 | 29.8 | 19.5 | 18.0 | 91.5 |
| W31 | 81.0 | 22.0 | 34.5 | 30.6 | 20.0 | 18.5 | 91.5 |
| W32 | 83.5 | 22.5 | 35.0 | 31.4 | 20.5 | 19.0 | 91.5 |
| W33 | 86.0 | 23.0 | 35.5 | 32.2 | 21.0 | 19.5 | 91.5 |
| W34 | 88.5 | 23.5 | 36.0 | 33.0 | 21.5 | 20.0 | 91.5 |
| W36 | 93.5 | 24.5 | 37.0 | 34.6 | 22.5 | 21.0 | 91.5 |
| W38 | 98.5 | 25.5 | 38.0 | 36.2 | 23.5 | 22.0 | 91.5 |
| W40 | 103.5 | 26.5 | 39.0 | 37.8 | 24.5 | 23.0 | 91.5 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 74.0 | 23.0 | 31.0 | 29.3 | 22.0 | 19.5 | 89.0 |
| W29 | 76.5 | 23.5 | 31.5 | 30.1 | 22.5 | 20.0 | 89.0 |
| W30 | 79.0 | 24.0 | 32.0 | 30.9 | 23.0 | 20.5 | 89.0 |
| W31 | 81.5 | 24.5 | 32.5 | 31.7 | 23.5 | 21.0 | 89.0 |
| W32 | 84.0 | 25.0 | 33.0 | 32.5 | 24.0 | 21.5 | 89.0 |
| W33 | 86.5 | 25.5 | 33.5 | 33.3 | 24.5 | 22.0 | 89.0 |
| W34 | 89.0 | 26.0 | 34.0 | 34.1 | 25.0 | 22.5 | 89.0 |
| W36 | 94.0 | 27.0 | 35.0 | 35.7 | 26.0 | 23.0 | 89.0 |
| W38 | 99.0 | 27.0 | 35.0 | 36.5 | 26.0 | 23.0 | 89.0 |
| W40 | 104.0 | 27.0 | 35.0 | 37.3 | 26.5 | 23.5 | 89.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 74.0 | 23.0 | 31.0 | 29.3 | 22.0 | 19.5 | 89.0 |
| W29 | 76.5 | 23.5 | 31.5 | 30.1 | 22.5 | 20.0 | 89.0 |
| W30 | 79.0 | 24.0 | 32.0 | 30.9 | 23.0 | 20.5 | 89.0 |
| W31 | 81.5 | 24.5 | 32.5 | 31.7 | 23.5 | 21.0 | 89.0 |
| W32 | 84.0 | 25.0 | 33.0 | 32.5 | 24.0 | 21.5 | 89.0 |
| W33 | 86.5 | 25.5 | 33.5 | 33.3 | 24.5 | 22.0 | 89.0 |
| W34 | 89.0 | 26.0 | 34.0 | 34.1 | 25.0 | 22.5 | 89.0 |
| W36 | 94.0 | 27.0 | 35.0 | 35.7 | 26.0 | 23.0 | 89.0 |
| W38 | 99.0 | 27.0 | 35.0 | 36.5 | 26.0 | 23.0 | 89.0 |
| W40 | 104.0 | 27.0 | 35.0 | 37.3 | 26.5 | 23.5 | 89.0 |
| ウエスト | 前ぐり | 後ぐり | ワタリ | ヒザ巾 | 裾巾 | 股下 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| W28 | 73.5 | 22.5 | 30.0 | 29.3 | 22.0 | 19.5 | 88.0 |
| W29 | 76.0 | 23.0 | 30.5 | 30.1 | 22.5 | 20.0 | 88.0 |
| W30 | 78.5 | 23.5 | 31.0 | 30.9 | 23.0 | 20.5 | 88.0 |
| W31 | 81.0 | 24.0 | 31.5 | 31.7 | 23.5 | 21.0 | 88.0 |
| W32 | 83.5 | 24.5 | 32.0 | 32.5 | 24.0 | 21.5 | 88.0 |
| W33 | 86.0 | 25.0 | 32.5 | 33.3 | 24.5 | 22.0 | 88.0 |
| W34 | 88.5 | 25.5 | 33.0 | 34.1 | 25.0 | 22.5 | 88.0 |
| W36 | 93.5 | 26.5 | 34.0 | 35.7 | 26.0 | 23.5 | 88.0 |
| W38 | 98.5 | 26.5 | 34.0 | 36.5 | 26.0 | 23.5 | 88.0 |
| W40 | 103.5 | 26.5 | 34.0 | 37.3 | 26.5 | 24.0 | 88.0 |

ゴールデンウィークには例年、鳴門公園に沢山のお客さまがご来場くださいます。
特に5/3から5/5の3日間は、交通集中により渋滞が鳴門北IC付近まで延びる恐れがあります。
鳴門公園にお越しの際は、鳴門ICから鳴門スカイラインを経由するルートもご検討ください。
亀浦港埠頭用地に臨時駐車場を設けてシャトルバスを運行し、鳴門公園まで送迎いたします。
※鳴門公園有料駐車場が満車となりましたら、こちらの無料臨時駐車場をご利用ください。

2024年5月3日(金) ~6日(月)まで(計4日間)
9時00分~18時00分 ※臨時駐車場からの最終発車時間は17時00分
臨時駐車場 ~ うずしお汽船前 ~ 千畳敷 ~ 第一駐車場前 ~ うずしお汽船前 ~臨時駐車場
約400台
※ 各観潮船・大塚国際美術館をご利用のお客様は、各施設の専用駐車場をご利用ください。
臨時駐車場・シャトルバスともに無料です。
2024年4月27日(土)~5月6日(月)
渦の道 8時00分~19時00分(最終入館18時30分)
エディ 8時00分~18時00分(最終入館17時30分)
渦の道:Tel 088-683-6262
大鳴門橋架橋記念館エディ:Tel 088-687-1330

春は一年で一番大きな渦潮が見えるベストシーズンです。
春の渦まつりキャンペーンをぜひチェックしてお出かけください♪
▶ 大迫力!春の大潮を見に行こう(特集ページ)

鳴門の渦潮を楽しむための観賞方法は大きく分けて3種類あります!
気になった方はぜひ、こちらの特集もチェックしてください♪
▶ 世界最大級!大迫力の鳴門の渦潮を眺める(特集ページ)

Please download the documents for your reference.
▶ 徳島観光パンフレット Experience Tokushima (德島觀光導覽手冊)[PDF/8.3MB]
▶ 徳島観光おすすめ Tokushima Tourism Presentation (德島觀光推薦)[PDF/15.5MB]
▶ 四国マップ Shikoku Map (四國地圖)[PDF/10.8MB]
▶ 四国遍路 Shikoku Henro Pilgrimage(四國遍路)[PDF/11.7MB]
▶ 徳島シティホテル案内 TokushimaCityHotel(德島城市酒店推薦)[PDF/3.6MB]
▶ 徳島温泉ホテル案内 TokushimaOnsenHotel(德島溫泉酒店推薦)[PDF/2MB]
▶ 徳島ゴルフ場案内 Tokushima Golf Information (德島高爾夫球場推薦)[PDF/2.6MB]
▶ 徳島サイクリング案内 Tokushima Cycling Guide(德島單車騎行導覽)[PDF/2.8MB]
▶ 南海・徳島フリーパス Nankai Tokushima Free Pass(南海・德島周遊券)[PDF/1MB]
▶ DMV時刻表 DMV Time Table(DMV時刻表)[PDF/2MB]
▶ 藍よしのがわトロッコ Ai Yoshinogawa Torocco(藍吉野川觀光小火車)[PDF/1.3MB]
▶ 四国まんなか千年ものがたり観光列車 Shikoku Mannaka Sennen Monogatari(四國真中千年物語觀光列車)[PDF/3.3MB]
▶ 訪日教育旅行プログラム紹介 Tokushima Educational Travel Program(德島教育旅行方案介紹)[PDF/6.3MB]
「DINING OUT RYUKYU-SHURI」が2024年2月10日(土)から12日(月)まで、沖縄県・那覇市の首里城で開催された。今回、料理を担当するのは東京・南麻布の「茶禅華」の川田智也シェフである。ご存知の通り、首里城は2000年にユネスコの世界遺産にも登録され、約450年以上にわたり琉球王朝の中心であり続けた城(グスク)である。そして、記憶に新しいと思うが2019年10月に不慮の火災で正殿などが消失し、いま2026年の完成を目指して修復の真っ只中にある。今回の「DINING OUT」は、その首里城のしかも城壁内部を貸し切って開催されたのであったが、そのこと自体が大きな話題となった。世界遺産の敷地のどこで、どのようなレストランを作るのかと。もっとも「DINING OUT」の醍醐味というか魅力が、たんなる美食の饗宴でないことは、読者貴兄もよく知るところであろう。その土地の魅力を自然に触れ、文化あるいは、そこに住む人々の営みから紐解き、五感と知的好奇心を総動員して味わうが趣旨であるからだ。なので今回も、舞台となった首里城を隅々まで探索することから始まった。
今回、案内を務めてくださったのは、琉球史研究家の上里隆史氏である。その上里氏の著書『尚氏と首里城』(吉川弘文館)によると、首里城の総面積は約4万7千平方メートル、東西約400メートル、南北約200メートルの楕円形の城郭であり、大別して内郭・外郭から構成されている。15世紀初頭、中山を掌握した尚巴志により本格的整備が開始され、やがて大規模な王宮へと変貌する。もっとも、それ以前の14世紀前半には、「京の内」と呼ばれる区画を中心にすでにグスクとして信仰儀式の場とされていたようである。なので今回の「DINING OUT」は、まさにその「京の内」から探索することとなった。多くのゲスト同様に、筆者もこの「京の内」の内部を歩くのは初めてだった。中世から大切に守られ、鬱蒼と南国の草木が生い茂り遊歩道のあちこちには、御嶽(うたき)などの信仰の場所があり、歩み進むうちに、徐々に琉球王朝の中世の時代にタイムスリップするような感覚になってゆく。やがて首里城の中枢部の、南殿・北殿・奉神門で囲われた御庭(うなー)に到達する。2019年に焼ける前の正殿は二層三階建て、赤瓦葺の入母屋造で、壁は弁瓦色で塗られ、で中央正面には豪華に装飾された唐破風(からはふ)が備わっていた。この建築様式は琉球独自のものであったが、火災で完全に焼け落ちてしまった。もっとも、この正殿は1453年を初めに、先の大戦の1945年まで過去に計4回消失しており、その都度、不死鳥のごとく再建されてきた歴史を持つ。いまはその再建の真っ只中にあり、今回の「DINING OUT」では、その再建中の骨組み内部まで拝見することができた。むしろ、それはゲストたちにとっては、今だけしか肉眼で見ることが出来ない貴重な機会となった。
ゲストはいよいよメイン会場の入り口の歓会門へとたどり着く。首里城には幾つかの門があるが、“歓会”とはまさに、「DINING OUT」会場の入り口にふさわしい銘ではないか。その巨大な門は、合図と共にゆっくりと開けれ、導かれたその奥には、純白のテーブルクロスが張られたダイニングテーブルが用意されてた。その場所は、第一尚氏時代の正門である瑞泉門を望む広場になっている。美しい石垣は中世のそのままの趣を残し、厳かな空気に包まれていた。そして夕暮れとともにいよいよ、ダイニングがスタートをした。私たちは、まるで琉球王朝に招かれた、中世の各国の特使にでもなったように気分が高揚していた。実際に、今回のゲストは、海外のゲストも参加していたのだ。
ここで少し、琉球王朝時代の歴史についても触れておきたい。というのも、今回の「DINING OUT RYUKYU-SHURI」の料理の本質を紐解くための重要なヒントが隠されているからだ。琉球王朝は、14世紀末から16世紀にかけて、西南諸島のみならず、アジア諸国全域にかけて、広範囲な交易活動を行ってその地位を誇っていた。とりわけ中国(明・清)との交易は特別な関係を持ち、約500年続いた。琉球の交易は王府が運営する国営貿易であり、明朝への朝貢などと通じ特権的な地位を与えられ、明だけでなく南はいまのタイ国のアユタヤ王朝や、ベトナムの安南、マレー半島のマラッカ王朝とも広く交易をしていた。東アジア全域の貿易経済ネットワークを構築することで、独自の立ち位置を築いたのである。当時、琉球から明への主な朝貢品は、沖縄島北方にある硫黄鳥島の硫黄や馬だったと、さきの『尚氏と首里城』で上里氏は書いている。硫黄は、火薬の原料として明で珍重された。そして、琉球からは多くの馬が飼育され、明に輸出されたそうだ。当時の明は北方のモンゴル軍と対峙しており、琉球の馬たちは軍馬として供給されていたのだ。かわりに明からは陶磁器をはじめ最先端の品々を輸入し、それをアジア諸国に輸出した。また南方からは胡椒などの香辛料や象牙を、日本からは日本刀を輸入して、アジア全域の貿易センターとして富を得ていた。もうひとつ重要なことは、琉球王朝の文化的外交手腕である。当時、明王朝からは「冊封使(さっぽうし)」と呼ばれる、皇帝の使節団が定期的に明からやってきた。しかも彼らは大型ジャンク船で一度に4、5百人が訪れ、長い時には数ヶ月滞在したという。その歓待の舞台となったのが、この首里城である。彼らへのもてなしは、極めて洗練された琉球の文化––––音楽であり歌であり組踊りあり装束であり、城の中で作られた極上の酒、泡盛であった。そして何より冊封使たちが最も楽しみにしてたのは、料理であった。なので、今回の「DINING OUT」を読み解くカギは、琉球王朝の歴史を踏まえ、ゲストが“現代の冊封使だったら”、という見立から進めるのが分かりやすいのだと思う。
御冠船と書いて、「うかんしん」あるいは「おかんせん」と読む。明王朝の冊封使が琉球王朝の王を認める冠を持参する船であったことがその語源である。「御冠船料理」とは、有り体に言ってしまえば、冊封使を接待するための宴席料理である。そしてその内容とスケールが桁違いに凄い。赤嶺政信著『沖縄の神と食の文化』(青春出版社)によると、冊封使たちが滞在中に7回の大宴会を開催し、一回の宴席には一の重から5の重まで、合計30以上の珍味美味の料理が並んだと記している。これを「五段のお取り持ち」と呼び、近代まで首里の士族層の祝儀の料理に引き継がれたという。宴席には料理だけでなく、音楽や組踊などの演出も繰り広げられた。料理は南西諸島の海の幸、山の幸はもちろん、イラブウミヘビから、鹿肉やアヒルなどの肉類、日本からは干したナマコ、明からはツバメの巣といった珍味まで、さながら琉球版満漢全席(まんかんぜんせき)といった様相だ。中には、海馬もあったそうだ。海馬とはジュゴンのことである。ちょっと脇道にそれて恐縮だが、ジュゴンは近世までアジアの王侯貴族にとって、不老不死の究極の食材として垂涎の的だった。もちろん、現在ジュゴンは絶滅危惧種で食すことなどもってのほかだが、民俗学者の柳田国男や南方熊楠も、その美食の歴史にも触れ、辺見庸の『もの食う人々』では、1960年代のフィリピンのブスアンガ島で最後に食された記録ことも記述している。ちなみに昨年、沖縄の海では、ジュゴンのフンや海藻の食み跡が見つかっており、かつてジュゴンが琉球全域に生息してことを空想させる。話がつい脱線してしまったが、何が言いたいかといえば、今回の川田智也シェフが手がけた料理の裏テーマは、さながら現代版の「御冠船料理」ということに違いない。勉強熱心な川田シェフのことだから、当然「御冠船料理」の文献など紐解き、沖縄県内の様々な食材をくまなくリサーチしたに違いない。それを、往時と同じ首里城で味わえたということは、画期的な企画だと、あらためて思うのである。
現代の「御冠船料理」という見立ては、筆者の勝手な空想であるので、実際に総合プロデューサーの大類知樹氏から川田シェフにそのような指示があったのかはわからない。しかし、おそらく大類氏の中では、だいぶ以前から川田シェフと決めていたのではないだろうか。というのも、仮に「御冠船料理」を再現するとしても、この料理は単なる中華料理でもなければ沖縄料理でもないからだ。広大な東アジア全体の食文化の融合であり、日本料理、中華料理、そして東南アジア諸国の最高のレシピを融合し、高度に洗練されたものであると推測されるから。そもそも川田シェフは中華料理を基本にしつつも、「日本料理 龍吟」で日本料理も極め、中華料理と融合することで独自の境地を開拓し、「ミシュランガイド東京版」で中国料理として初めて三つ星を獲得した。中華圏のフーディーたちも、本国より美味しいと足繁く通うほどである。おそらく、このミッションに応えられるシェフは、川田シェフしかいなかったであろう。実際に15皿に及ぶ今回の料理はどれも素晴らしい内容だったのだ。ここで、筆者が特に印象的だった料理をふたつほどご紹介しよう。「長命海月」と名付けられた小さな料理は、クラゲに沖縄の長命草を和え、柑橘のタンカンで風味付けされたものだ。長命草とは、近年研究で優れた薬効が認められ、いわゆる「ぬちぐすい」という、沖縄流の医食同源の象徴の食材である。クラゲのコリコリとした食感と長命草の苦味、タンカンの酸味が合間って、沖縄らしい涼やかな風味一皿だった。「甲魚光貝」は、夜光貝と呼ばれる大きな貝とスッポンを、暖かなスープ仕立てにし、夜光貝の貝殻をお椀の器に見立て、手で持ち上げて飲む趣向。貝殻も温められており、スープの滋味だけでなく、手のひらからも美味しさが伝わってくる逸品だった。ちなみに夜光貝は琉球王朝時代に「螺殻(らかく)」と呼ばれ、琉球から明への主要な輸出品にひとつだと高良倉吉氏は『アジアのなかの琉球王朝』(吉川弘文館)で記している。この貝は、螺鈿細工の原料として珍重されたのだ。これも筆者の空想だが、もしかしたら実際に「御冠船料理」でも夜光貝が食されたかもしれない。もちろん食した後の貝殻は、冊封使が持ち帰ったのだろう。今でいうサスティナブルな料理である。なんていう見立ても川田シェフならではの美味しさのレシピになっているのであった。いずれにせよ、どの料理も洗練されて美味しいだけでなく、琉球王朝へのオマージュや王侯貴族たちの長旅の滋養強壮のもてなしを引き継いているところが、川田シェフの非凡なところである。おそらく、今回の料理のいくつかは、「茶禅華」のグランドメニューに加わるのではないだろうか。川田シェフの凄いところは、今回のような機会を得て、常に料理が進化しているところであるから。
「DINING OUT」が沖縄本島で開催されるのは、今回を含めて合計3回におよんだ。2018年に南城市で開催された「RYUKYU-NANJYO」。2019年に、うるま市で開催された「RYUKYU-URUMA」。そして、今回の首里城の「RYUKYU-SHURI」である。いま振り返ると、いずれも琉球王朝時代から沖縄の各地に脈々と受け継がれる食材だけでなく、食文化の物語を提供していた。南城市では、樋口宏江シェフが、久高島の郷土食であるイラブウミヘビが、往時のマラッカ王朝を通じて日本の鰹節の原型であることをヒントに、日本と沖縄の食文化の融合を紐解いた。うるま市で担当したガガン・アナンドシェフは、自身のルーツであるインドのコルコタや、タイの食文化と沖縄の共通点を指摘し、独自のメニューを考案した。そして今回の首里城である。それぞれに物語があるだけでなく、この三部作を通じて、眠っていたあるいは知られざる琉球王朝時代の豊穣な食文化を掘り起こし、再現して示したのではないかと改めて思うのであった。これは、沖縄の未来のガストロミーを思索するうえでも、貴重な機会になったのではないだろうか。
現在、観光庁が地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりを推進し、沖縄を含めて全国11地域をモデル観光地として選定している。その最大の課題は、人数ではなく高単価高付加価値観光にある。特にインバウンドに関しては、訪日客ひとりあたり、1回100万円以上と定義して推進している。ところが現実は、ひとりあたり約10万円と大きな隔たりがある。
日本各地には沖縄だけでなく、素晴らしい食材や食文化が数多く眠っている。それを掘り返すだけでなく、いかに高価値、高価格で提供するかが課題なのだが、単に“美味しい”だけでは舌の肥えた彼らを満足させることは出来ないだろう。美味しいものは、どこでも作れるからだ。打開策を端的にいえば、美味しさの奥にある、“美味しさの物語”を体験として、どう表現し伝えるかということに尽きると思う。彼らは、五感的な美味しさだけでなく、文化的な美味しさに高い対価を払う傾向にあるからだ。文化的な美味しさというのは、学ぶことによって初めて知ることができる美味しさと言い換えてもいいだろう。それは、単に高級食材や珍奇な食材を使うということではない。大事なことは、ゲストの脳のなかに新たな味覚ゾーンを作ることだ。自覚的にせよ無自覚にせよ、いまの富裕層やフーディーたちが、各地を旅する原動力になっているのは、自分の脳のなかに目覚める、新たな味覚ゾーンへの快感ではないかと思う。そのためには、文化としての美味しさを物語にかえて、演出を含めた総合的な体験として提供することが必須なのだ。その意味で今回の三部作を含めた集大成ともいえる「DINING OUT RYUKYU-SHURI」の試みは、今後の日本のガストロノミー・ツーリズム戦略を練るうえでも、貴重なショーケースになったと改めて思うのである。
Text:TAKANORI NAKAMURA
神奈川県葉山生まれ。ファッションやカルチャーやグルメ、旅やホテルなどラグジュアリー・ライフをテーマに、雑誌や新聞、テレビにて活躍中。2007年に、フランス・シャンパーニュ騎士団のシュバリエ(騎士爵位)の称号を受勲。2010年には、スペインよりカヴァ騎士(カヴァはスペインのスパークリングワインの呼称)の称号も受勲。2013年からは、世界のレストランの人気ランキングを決める「世界ベストレストラン50」の日本評議委員長も務める。剣道教士7段。大日本茶道学会茶道教授。主な著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)がある。
主催:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課
企画・プロデュース:ONESTORY
協力:沖縄美ら島財団
販売:ハレクラニ沖縄
協賛:オリオンビール、CHAMPAGNE TAITTINGER、瑞泉酒造、T GALLERIA、ホシザキ沖縄 *五十音順
「琉球王国のおもてなし」をテーマに、『茶禅華』川田智也シェフが腕をふるった『DINING OUT RYUKYU-SHURI』。コースも半ばを過ぎた頃、琉球王朝式のおもてなしとして、歌三線と琉球舞踊のパフォーマンスが披露されました。
それは不思議な瞬間でした。
酒も入り、思い思いに会話を楽しんでいたゲストたちが、まるで申し合わせたように一斉に手を止め、話を止め、息までも止めるように、その演奏と舞に見入ったのです。それは芸能の持つ力を改めて垣間見る瞬間でした。
三線の音は儚く、音数も少なく、ごくごくスローなテンポ。合わせる舞も、注視していなければ静止しているものと間違えるほど、ゆったりとした動き。派手さはありません。賑やかさもありません。しかしその幽玄な響きと舞は、確実にゲストの心に届いたのです。
それは、一般的に想像されるような賑やかに歌い踊る沖縄民謡とはかけ離れていました。演者は、山内昌也氏。琉球古典音楽の師範であり、沖縄県立芸術大学音楽学部長でもある山内氏がその理由を教えてくれました。
「琉球古典音楽という、約450年続いた琉球王国が明治12年に滅亡するまで首里城の中だけで上演されていたものが、今日ご覧頂いた音楽です。その明治12年以降、首里城で演奏していた方々が自分が食べるために各村を回って庶民に宮廷音楽を見せていく。それを聞いた方々が生活のリズムと調和するような、自分たちで歌ったり、踊ったりできるように変えていったものが、現在の沖縄民謡の基礎になっています」。
レとラのない独特の音階の由縁、三線という楽器の起源、ロックやジャズを取り入れて変わりつつある沖縄音楽の今。教職者でもある山内氏の言葉はわかりやすく、琉球音楽の歴史を伝えてくれます。
しかし、自身が古典音楽の担い手である山内氏は、その変化を否定するわけではありません。
「武力ではなく、文化芸術を通して外交をしていたのが琉球王国。さまざまな要素を取り入れながら発展させてきたことこそ、先人たちの強い力ではないでしょうか」。
そう穏やかに山内氏。そして、ひとつの例を話します。
「今日ご覧頂いた歌三線の演者ひとり、女踊りひとりというパフォーマンスを開発したのが私なんです。それまでは大人数でやるスタイルが主流でしたが、これを10年ほど前に開発して、他の演者の方も取り入れはじめ、今では“次世代にこの形を伝えていっても良いのではないか”ということになっています」。
この1対1という革新的な取り組みは、それ自体がグッドデザイン賞を受賞するなど、高い評価を得て、現在では定着しつつあるといいます。
「私は復元と再現は別なのではないかと思っています。復元とは昔のものを昔のまま、それこそお客さんも着物を着て見るようなこととして伝えていくこと。対して再現は昔のものの理念をうまく活かしながら新しくデザインしていくこと。この時代に合わせた感覚が大事なのではないかと、個人的には考えています」。
奇しくも今回の「ダイニングアウト」を終えた川田智也シェフが「伝承と伝統」という言葉で語った思いと、とても良く似た理想を持つ山内氏。そして最後にこう話しました。
「そういう意味でも、今回のダイニングアウトで、それも今、再興の途にある首里城で、皆様方に琉球古典音楽を感じてもらえたことには大きな意味があると思います」。
今回の『DINING OUT RYUKYU-SHURI』では、“琉球王国のおもてなし”という精神性が大きな意味を持ちました。そしてその目に見えぬものを深く、わかりやすく伝えてくださったのが、琉球史研究家の上里隆史氏でした。
首里城に到着したゲストを迎え、案内に立った上里氏。その上里氏が最初にゲストを導いたのは、首里城の観光順路から外れた「京の内」という場所でした。
「京の内は知らなければ何もない場所なんです。その何もないところに琉球の精神文化が秘められているということを知って頂いてそこから食事に入るということが意味を持っていたと思います。当然ながら食事は舌で味わうものですが、歴史であったり、この座っている場所がどういう場所かというのも踏まえた上であれば、いっそうおいしく、興味深く味わえるものなんですね」。
当時は城跡だった首里城を見つめて育ち、琉球文化を研究し続ける上里氏にとって、この場所で開かれるダイニングアウトには、ひときわの意味を持っていたのでしょう。そしてそんな上里氏にとっても、今回の晩餐は大きな意味を持っていたといいます。
沖縄文化や観光振興の有識者会議の委員もつとめた上里氏の願いは、時代に合わせた歴史、文化を今の人々が紡いでいくこと。
「歴史をただ歴史として学ぶのではなく、それを現代にアレンジして今を生きる人たちが当たり前に触れられる存在にすること。このダイニングアウトは、ただおいしいごはんを食べる、ただ世界遺産できれいだから使用する、ということではなく、土地の文化、風土、歴史を踏まえて現代の解釈で琉球王国の伝統を伝えた。そのことに価値があると思います」。
ここにもまた、川田シェフや山内氏と同じ思いが垣間見えます。
さまざまな文化を取り入れながら発展してきた琉球文化だからこそ、ただ守るのではなく、時代に合わせた“現在の文化”を伝えたい。
3名が異なる言葉で語ったひとつの思いこそ、琉球文化の本質なのかもしれません。
そして上里氏の思いは、現在、再建に向けて作業が進む首里城に向かいます。修復の作業を誰でも見学できるようにし公開し、ボランティアなども広く募りながら“見せる復興”として進む今回の再建。
「前回の復元はブラックボックスの中で、気付いたら首里城が完成していた。ところが今回は、こうして“見せる復興”が進んでいる中で、沖縄の人たちが参加していくという動きがあります。それをきっかけにかつて琉球文化があったこと、現在の復興に多くの人達が一生懸命努力しているということが広がっていく。皮肉なことですが、燃えてしまったことで、そこに目が向き始めた。沖縄の文化や伝統に目を向ける機会は、実は今なんです」。
Photographs:RYO ITO
Text:NATSUKI SHIGIHARA
主催:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課
企画・プロデュース:ONESTORY
協力:沖縄美ら島財団
販売:ハレクラニ沖縄
協賛:オリオンビール、CHAMPAGNE TAITTINGER、瑞泉酒造、T GALLERIA、ホシザキ沖縄 *五十音順
独自の焙煎技術によって、品質や味にこだわった3種のハーブティー。
まずひとつ目は、有機グリーンルイボスティー。素材は、その名の通り、農薬や化学肥料は一切使用していない有機原料。自然の恵みを生かして栽培されているグリーンルイボスです。グリーンルイボスは、一般的な赤いルイボスとは異なり、非発酵の茶葉を100%使用しており、緑茶に近い香りとスッキリと清涼感のある味わいが特徴です。
ふたつ目は、桑の葉茶。原料となる桑の葉は、鳥取県産のものを使用。まろやかな口当たりになるよう焙煎しているため、ほのかな甘味を感じます。
3つ目は、エキナセアティー。桑の葉同様、原料となるエキナセアは、鳥取県産。
癖のない草木の自然の香りが漂い、穏やかな味わいを満喫できます。
全てノンカフェインのため、体に優しいのも嬉しい点。加えて、便利なタグ付ティーバッグは、気分に合わせ、お手軽にティーバッグをお楽しみいただけます。
日々の気分や体調に合わせ、心身をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
※今回、ご紹介した商品は、『和光アネックス』地階のグルメサロンにて、購入可能になります。
※『和光アネックス』地階のグルメサロンでは、今回の商品をはじめ、全国各地からセレクトした商品をご用意しております。和光オンラインストアでは、その一部商品のみご案内となります。
住所:東京都中央区銀座4丁目4-8 MAP
TEL:03-5250-3101
www.wako.co.jp
「新潟ガストロノミーアワード」は、2023年2月に発足。主な取り組みは、地域の風土、歴史や文化を料理に表現するローカルガストロノミーの理念を体現している県内の飲食店や宿泊施設、特産品などを発掘することにあります。
記念すべき第一回は、発足直後の2023年3月に開催。「ONESTORY」の記事では、最後にこう締めくくらせていただきました。
「生みの苦しみの次なる必須は、継続の力」。
当時、本アワードの総合プロデューサーである岩佐十良氏は、SNSで記事をシェア。この言葉に対してコメント添え、投稿を締めくくっていました。
「まだ未確定でありますが、新潟ガストロノミーアワードは2年に一度の開催ベースで、そして隙間の1年は情報発信をベースに、新人シェフ&新店の支援、さらにサブアワード的なことをしていきたいと考えています」。
それから約1年後、2024年3月。第二回となる「新潟ガストロノミーアワード特別版」が開催。これからの新潟の食文化を担う40歳以下にスポットを当て、テイスト、プレゼンテーション、ローカリゼーション、サステナビリティなど、様々な項目を審査。302店中、30店がノミネートされ、大賞、審査員特別賞、特別優秀賞、女性Chef賞が発表されました。
特筆すべきは、もちろん大賞なのですが、受賞したのは異例の2店。35歳以上(Over 35)で完成度を評価するものと、35歳未満(Under 35)で将来性を期待するものと、基準を分け、ダブル受賞に。その理由について、特別審査委員長の中村孝則氏は、こう話します。
「大賞を選定するにあたり、審査を進める中、一番議論になったのが、完成度の高さを求めるのか、それとも将来性を求めるのかの2点でした。そのどちらも評価できるよう熟考した結果、30歳から40歳は、料理人人生の中で一番伸びる時期ということもあり、35歳未満と35歳以上に分け、O-35とU-35、ふたつの大賞を設定することにしました」。
O-35を受賞したのは、燕市「日本料理 魚幸」渡邉雄太シェフ。U-35を受賞したのは、新潟市「SAISON」ミドルミス怜シェフです。渡邉シェフは、京都の老舗料亭「菊乃井本店」や新潟市の「日本料理 蘭」などで研鑽を積んだ人物。ミドルミスシェフは、パリ「クラウンバー」で渥美創太シェフのもとやニューヨーク「ブランカ」で経験してきた人物。前述の通り、年代の違いはあれど、それ以上に、これだけスタイルの異なるシェフを比較し、甲乙を付けるのは困難を極めます。ゆえに、ふたつの受賞形態を設けたのも頷けます。しかし、人間として共通する点は多く、「ふたりは変化を恐れない」とは、副審査員である青田泰明氏の言葉。
変化とは恐怖にも置き換えられるのかもしれません。恐怖とは、何かを得た後に起こる心情とも言えます。その何かとは、今回で言えば、大賞です。より世界が広がれば、星、トック、ランキング……。得る喜びに伴う、失う怖さに恐れず、と言いたいところですが、少なくとも現状は心配ご無用。物怖じせず、大舞台に登壇した、ふたりの堂々たる様を見れば、まだまだ大いに暴れてくれるでしょう。
テーマや部門、審査員など、第一回と第二回の違いは多数ありますが、ふたつの視点から考察したいと思います。
まずひとつは審査員。メンバーの変更はあれど、大きな違いは、第一回にはシェフが参画していたという点です。その名に連ねていたのは、和歌山「Villa AiDA」小林寛司シェフ、大阪「La Cime」高田裕介シェフ、福岡「GohGan」(当時「Goh」)福山剛シェフ。トークセッションでは、「もっともっと食材に向き合うべき。今が限界なのか、もう一度考えてほしい(一部抜粋)」と、小林シェフは熱弁。もし今回の若手シェフがそんな声を聞くことができたら、大きな刺激になったのではと考えます。
加えて、授賞式翌日に訪問した特別優秀賞を受賞した新発田市「鮨 登喜和」でいただいた握り、柑橘の果汁で〆たメダイに極限まで薄くスライスした古漬けの白菜も印象的でした。そのアプローチについて、三代目・小林宏輔氏に聞くと、「小林シェフのアドバイスから生まれた一品」だと話してくれました。これは、料理人同士だからこそ生まれたケミストリー。もし高田シェフが渡邉シェフの料理を食べたらどんな言葉を発したのか。はたまた、もし小林シェフや福山シェフとミドルミスシェフが邂逅した先には新たな料理が生まれたのか。そんな「もし」の世界を想像してしまうのは、自分だけでしょうか。
逆に、第一回になく、第二回にあったもの。それは、生産者のフォーカス。実は、この生産者に主意を見ます。ローカルガストロノミーでは、地産地消が当然の条件。しかし、新潟の食材を県外で食べられないかといえば、そうではありません。神経〆、血抜き、冷凍、真空、乾燥、保存、そしてインフラなど、様々な技術とテクノロジーの発展によって、品質を保ったまま、県外でいただける条件は向上し続けています。このような状況の中、どう差別化させるのか。それは、生産者とシェフが一体になった意志あるガストロノミー、「Gastronomy “Will”」のアクションなのではないでしょうか。もう少し解説すると、大切な食材は県外に出さないという意志を生産者とシェフが連携し、新潟に行かなければ食べられない食材があるという環境を作ることに、次なる地産地消の形があると思うのです。
それを構築するには、当然、需要と供給がなければ成立しないため、シェフは新潟の食材を学ぶ必要があり、それを使いこなす技術も必要とされます。生産者においては、新潟の土地を最大限活かした食材を作り、引く手数多になるかもしれない食材を地元シェフだけに提供する覚悟も必要とされます。
現状における各地においても、その土地に訪れなければ食べられない食材は存在しますが、それは、食材の鮮度や消費量など、物理的に無理というものがほとんどでしょう。かく言う本件は、そうではなく、人の意志によって、外に出さないものを作るということです。しかし、トップシェフや一流レストランでは、情報戦にも長けているため、どこよりも早くコンタクトし、高価格帯においても仕入れるという構図があるのも事実。一例として、豊洲に集まることも理解できます。これは、生産者だけでは解決できなければ、シェフだけでも解決できません。地域一体となった意志ある有志たちの総力戦で向き合わなければいけない問題だと考えます。
今回のトークセッションでは、地元野菜や寄居蕪などの在来種の作付けにも取り組んでいる「宮路農場」宮路俊幸氏も参加。奇しくも、宮路氏は、渡邉シェフと同級生。
「宮路は、こだわりのある生産者。例えば、アスパラガスを30本欲しいと注文した際、そのアスパラガスは一回で30本使うのかと聞かれました。自分は、少ない本数を都度配達してもらうのが申し訳ないと思い、まとめて納品してもらおうと思ったのですが、都度、納品した方が質が良いと言い、数本単位で、毎回届けてくれるんです」と渡邉シェフは、話します。
そんな関係の連鎖が拡張すれば、新潟は各県のケーススタディになる、一歩先をゆく地産地消の形を構築できるのでは、と感じたのでした。
「新潟がストロノミーアワード特別版」において、頻繁に登場した言葉があります。それは、「点ではなく面」。その意図について、副審査員長の青田氏は、サンセバスチャンを例に伝えていました。
「サンセバスチャンのシェフたちは、レシピを自分たちのレストランだけのものにするのではなく、料理をオープンソース化することによって世界一の美食の街と呼ばれるまでに成熟しました」。まさに、点ではなく面の好例です。
授賞式後の懇親会では、はじめましての方も多く、皆、積極的にコミュニケーションを図り、情報交換。様々を吸収できる柔軟な若手シェフに、このような機会を提供していることもまた、このアワードの特筆すべき点。
しかし、広大な新潟は、サンセバスチャンのように軒を連ねているところばかりではなく、街並みや風景も含め、視覚的にトリップできる地域が全てはありません。ゆえに、点と面の概念こそ取り入れるにせよ、新潟流の手法も模索しなければいけません。前述「Gastronomy “Will”」は、その手法のひとつとして脳裡によぎったものであり、地域一体となった意志ある有志たち(点)の総力戦(面)においても同様です。
一方、強烈な点に魅かれる事実も。前回、飲食部門の特別賞・特別優秀賞を受賞した三条市「Restaurant UOZEN」です。井上和洋シェフは、自らの手で狩猟を行い、漁に出て、畑で野菜を育てています。「これには敵わない」とは、東京の某有名シェフの言葉。井上シェフの料理は、キッチンの外から始まっているのです。
そして、もうひとつ頻繁に登場した言葉が「ガストロノミーツーリズム」。これは、世界中が取り組んでいる観光戦略ですが、特に日本は注目されているのではないでしょうか。しかし、ローカルガストロノミーの成熟がガストロノミーツーリズムの成熟に比例するかといえば、似て非なるもの。それは、宿泊の問題です。
これだけ多くの実力派レストランがあるのであれば、素泊まり需要さえあるのかもしれません。ほんの少し気の利いた客室、デザイン、湯、サウナ、サービス……。ホスピタリティにおいても、至れり尽くせりは不要。ハイクラスのホテルでなくとも、シームレスな快適性もまた、趣向の異なるラグジュアリーなのではないでしょうか。
もちろん、岩佐氏が運営する「里山十帖」などや第一回に旅館・ホテル部門で大賞を受賞した三条市「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS」は、それとはまた別の概念。いずれにしても、ローカルガストロノミーとガストロノミーツーリズムは運命共同体。ここにおいても、点ではなく面の概念が必要とされるのかもしれません。
「Where there is a will, there is a way」。
「意志あるところに道は開ける」とは、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの言葉。
ガストロノミーの概念はシェフ力によって補えるものですが、ガストロノミーの意志は、人間力が必要とされると考えます。
シェフの意志はどこにあるのか。生産者の意志はどこにあるのか。そして、新潟の意志はどこにあるのか。自然豊かな食の宝庫・新潟だからこそ、その未来は、人の意志に託されているのではないでしょうか。
Text:YUICHI KURAMOCHI
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首里城を舞台に開催された『DINING OUT RYUKYU-SHURI』は、川田シェフが率いる『茶禅華』のオールスタッフが参加し、チームワークを発揮しました。しかしもちろん沖縄で開催するからには、地元の文化や伝統、食材をシェフに伝え得る人物は必要。今回その役割を果たしたのは、沖縄で店を営む2名の人物でした。
ひとりは沖縄伝統料理の店『月桃庵』のシェフ・屋比久保氏。もうひとりはバー『アルケミスト』のミクソロジスト・中村智明氏。沖縄を知り、沖縄を愛する二人は川田シェフに何を伝え、また何を学び取ったのでしょうか?
古式に則った琉球料理『月桃庵』で腕を振るい、また伝統的な食文化を伝える「琉球料理伝承人」としても活動する屋比久保氏。しかし意外にもそのキャリアの大半は西洋料理でした。
ホテルのレストランで、総料理長まで務めた屋比久氏。そんな氏のもとに、あるとき、アメリカで開催される日本食フェアで沖縄の郷土料理を振る舞う依頼が入りました。日本各地から料理人が参加したそのフェア。そこでの体験が転機となりました。
「京都の料理人は、京都の伝統を知り、京都に誇りを持っていました。対して自分は沖縄で生まれ育っていながら、伝統もほとんど知らず、良いところもぜんぜん話せない。それで帰国してすぐに、琉球料理を学び直すことにしました」。
とはいえ歴史的資料の多くは戦争で失われ、伝統料理を研究する先達もご高齢の方が数名だけ。それでも屋比久氏は少ない資料や先達を頼りながら、琉球料理の見識を深めていきます。琉球料理の起源は宮廷料理。必然的に歴史や地理や文化の知識も深まります。
やがて琉球料理を自身の道と定めた屋比久氏はホテルを退職し『月桃庵』の料理長に就任。
2019年に開催された『DINIG OUT RYUKYU-NANJO』では調理スタッフとしてキッチンに入り、野外レストランの現場を知り、また現地シェフならではの知見を共有してくれました。
そして今回の『DINING OUT RYUKYU-SHURI』では、『DINING OUT』の本質と沖縄の過去から現在まで、両方を知る料理人としての知見を活かし、川田シェフに琉球伝統料理や琉球漆器等をインプットする役割を担いました。当日はゲストとして着席した屋比久氏は話します。
「沖縄料理というのはイラブーなら汁、ヤギなら刺し身というように食材に対する調理法が固定されている傾向があります。しかし川田シェフはそこを飛び越え、食材自体に問いかけるように新たな料理に挑んでくれました。地元の料理人たちも旅に来た方々に、地元食材の新たな魅力を提案していかなければいけない、と強く感じました」
そう話す屋比久氏は、そして未来へと向けた決意も語ります。
「実はいまの若い子たちは方言もあまり話さない。このままでは方言のような身近な伝統さえも、失われてしまう危険があるのです。私は伝承人でもありますので、伝統的な文化をそのまま伝えることも必要。しかしやはりそれだけではなく、時代や環境に合わせ、需要を捉えた文化も発信していきたい」。
沖縄の素材を使い、香りや味のレイヤーを意識した五感で楽しむカクテル。
バー『アルケミスト』の中村氏が目指すのはそんな一杯。
2020年『DINING OUT RYUKYU-URUMA』にドリンクメーカーとして参加した中村氏。その縁もあり、今回の食材視察に沖縄を訪れた川田シェフが中村氏の店『アルケミスト』に立ち寄ったのがことの始まりでした。
その日、中村氏が川田シェフのために作ったのは、県産の旬の素材をふんだんに使用し、沖縄を表現したこだわりのカクテル。
その味を川田シェフが気に入り、コースに合わせるペアリングカクテルを担うことが決まりました。『DINING OUT RYUKYU-SHURI』ではただひとりの現地スタッフとして参加した中村氏。中華料理とのペアリングということもあり、合わせるカクテルの考案は困難を極めたことでしょう。
中村氏が作り上げた5種類のカクテルは、川田シェフをして「料理に寄り添うのではなく、後ろからそっと背中を押してくれるような素晴らしいカクテル」と言わしめる完成度でした。
では中村氏はどのようなステップで、このカクテルの完成に至ったのでしょう。
「まず使う食材や料理の構成を伺ってから試作に入りました。川田シェフの料理は淡い、繊細という話を聞いていましたが、そうは言っても中華料理ですから、それなりの濃厚さがあると思っていました。一般的な中華が10だとするなら、6とか7くらいの繊細さ。そんなイメージの元で試作を作っていたんです」。
そう振り返る中村氏。しかし実際に味わう川田シェフの料理は事前に想像していた以上でした。
「その後、『茶禅華』を訪れて実際にコースを試食させて頂きましたが、その繊細さは想像以上。6や7どころか1だったんです。繊細で薄味なのに、ゆっくり噛みしめると奥行きがあり、旨味と香りに繊細さがある料理。それで急いで沖縄に戻ってすぐさますべて作り直しました」。
中村氏がとくに気をつけたのは濃度。
「淡い味の中に風味を探しながら楽しむ料理だと感じたので、その風味を壊さないよう料理よりも少し下の濃度になるように調整しました」。
中村氏のカクテル作りは、わずかな香りや風味の変化にも妥協しない細やかな作業。たとえば泡盛にレモングラスのジンを合わせたカクテルには、ボトムのトーンを加えるためにオールスパイスで香りをつけた芳香蒸留水を少々。それもスポイトで0.5mlと1.0mlの2パターンを加えて飲み比べてみる、といった具合。ほんの数滴の差にこだわる仕事ぶりに、『DINING OUT』のドリンクを担う責任感が垣間見えます。
泡盛をはじめ、金木犀やアップルバナナ、月桃や地元のクラフトジン。沖縄の食材の魅力も、カクテルを通して伝えた中村氏。終演後の感想を伺うと
「甘さではなく香りの層で風味を感じていただく今回のカクテルで、自分自身が大きく成長できたと感じています。また『茶禅華』チームと共にサービスに当たれたことで、本当にハイレベルな連携なども多く学ばせてもらいました」。
そう自分自身の収穫を語る中村氏。しかしそれだけではなく、ひとりの沖縄県民として、今回の『DINING OUT RYUKYU-SHURI』自体が大きな収穫だったといいます。
「3年前の火災で、改めて首里城が沖縄のアイデンティティの中心だったと気づきました。いま、復興に向いた段階の中で、こういうイベントができるというアプローチができたことが非常に大きなことだと思っています」。
主催:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課
企画・プロデュース:ONESTORY
協力:沖縄美ら島財団
販売:ハレクラニ沖縄
協賛:オリオンビール、CHAMPAGNE TAITTINGER、瑞泉酒造、T GALLERIA、ホシザキ沖縄 *五十音順
Photographs:RYO ITO
Text:NATSUKI SHIGIHARA
『DINING OUT RYUKYU-SHURI』の終演直後。
まだ晩餐の熱気も冷めやらぬ会場で、川田シェフは今回のイベントを振り返りました。沖縄の食材を使った中国料理。自身の哲学である“和魂漢才”の具現化。いつもの論理的な話の節々に、少しだけやり遂げた達成感と興奮をにじませて、川田シェフは話します。
2018年、「神仏習合」をテーマに国東半島の文化と食材と向き合った『DINING OUT KUNISAKI』に続き、2度目のDINING OUTとなった今回。川田シェフはどんな思いを込め、どんなロジックで料理を組み立てたのでしょうか。
沖縄の歴史や食材への見聞を広めると同時に、自身の哲学、精神性を深く掘り下げる。川田智也シェフの、そんな2軸の思考を象徴するのが、カラキという食材なのかもしれません。
「首里城」でゲストを出迎えたレセプション。
最初に手渡されたウェルカムドリンクは、沖縄に自生するクスノキ科の常緑樹・カラキのスパークリングティーでした。そしてその後、ディナー会場に移動し、全15品に及ぶコースを締めくくったのは、カラキの団子。カラキに始まり、カラキに終わる。その真意を問うと、川田シェフは言いました。
「シナモンのようでいて、より洗練された香りもある。さらに記憶を辿っていくと、子どもの頃に駄菓子屋にあったニッキ飴のようでもありました。そのフレッシュ感とどこか懐かしい感じが、自分自身が持っていた沖縄のイメージとぴたりと重なったんです。そしてさらに調べてみると、カラキは防風林として沖縄を守ってきた木でもあった。その歴史も含め、沖縄を表現するのに最適だと感じました」。
歴史、風土、そこに暮らす人の想いまで汲み取って料理に落とし込む川田シェフらしい発想です。
先のカラキのように、沖縄の伝統食材や伝統料理に向き合い、その背景やそこに至った必然性を深く考え、自らの料理に落とし込む。そんな難題に対し、川田シェフはいくつかの視点からアプローチしているようでした。
ひとつは料理そのものを解析、分解し、再構築する方法。
「沖縄で、豚肉に黒ゴマをまぶして蒸し上げる“ミヌダル”という琉球料理に出合いました。非常にシンプルな料理ですが、沖縄の豚と黒ゴマの相性が非常に良く、たっぷりゴマをまとわせているのにくどさがない。これを自分の料理に取り入れるならどうなるだろう、と考えました」。
そうしてさまざまな料理を試作した末に到達したのは、『茶禅華』のスペシャリテである雲白肉に黒ゴマを振りかけた一品。
「雲白肉はそれ自体で完成しているようでいて、いろいろな要素を許容する余白があるんですね。それで黒ゴマならどうだろう、と試してみたらミネラル感、ゴマの少し炒った香り、そして雲白肉に足りない苦み、これらが非常に共鳴したんです」。
こうして料理は完成しましたが、川田シェフの思案はここで終わりません。食材同士の相性が良いとき、それが「なぜ合うのか」を突き詰める。今回の黒ゴマと豚肉について熟考を重ねていくと、ゴマを絡めて食べる四川の水餃子に行き当たりました。
「自分の記憶のどこかに、その味があったのかもしれません。“なるほど”と腑に落ちる感覚ですね。そういう意味では、いままで経験してきたことが、ひとつの点に集約されたような料理になりました」。
もうひとつのアプローチは、食材を軸にした発想。それはメインディッシュに登場したヤギに顕著でした。
「ヤギは古くから地元で大切にされている食材。生産者の方を訪ねても、非常に愛情を持って、丁寧に育てていることが伝わりました。一方で沖縄料理はさまざまな要素を取り入れながら、現在も変わりつつあります。そんな伝統、現在、未来がうまく整うような料理を目指しました」
そう話す川田シェフは、揚げたヤギ肉に沖縄の島コショウ・ピパーチを合わせました。ヤギとピパーチという伝統的な沖縄食材を使いつつ、四川料理の技法を取り入れ、“川田智也の料理”に昇華したメニュー。島の食材への敬意、伝統への理解を踏まえた上で、未知なる境地へと挑むような一品でした。
琉球王国が他国の使者を迎えたおもてなしの伝統。とくに琉球王国にとってもっとも大切な隣国であった中国の特使“冊封使”を迎える際には、地元の食材で中国料理を仕立てる最上級のもてなしの席が設けられたといいます。そんな“琉球王国の宮廷料理とおもてなしの心”という今回のテーマを聞いたとき「本当にワクワクしました」と川田シェフは語ります。
「前回の国東半島でのDINING OUTは“神仏習合”というテーマのもと、その文化を深く料理に取り入れました。今回は、前回以上に私の哲学と合致するテーマで、ただ伝統を再現するのではなく、伝統、現在、未来という時系列が整った料理を目指しました。実は“もしいま皇帝からの使者が来たら、自分はどんな料理を出すのだろう?”というのは日頃から考えていることでもあります。中国から伝来した料理を日本でやる意味、日本でしかできないこと。それが私が信念とする“和魂漢才”の本質です」
それは伝統を踏まえた上で、現在でしかできない表現を料理に落とし込み、未来へと繋ぐという壮大かつ精密な狙い。国東半島での「DINING OUT」から5年半。料理人としての実力を着実に蓄えている川田シェフの現在を出し切ったような料理です。
そして5年半という時間は、川田シェフの料理人としてのステージも変えました。自身がオーナーシェフとなり、若い料理人を教え、導くことに前回以上の熱量を持っていたのです。
今回の『DINING OUT』には、そんな川田シェフたっての希望で総勢20名の『茶禅華』スタッフ全員が参加しました。そこで改めて伝えたかったこともあったのでしょう。
「沖縄に入って1日目はバタバタしていましたが、2日目、3日目とどんどん良くなっていった。とくに若手が伸びたな、という感覚はありますね。管理されたお店の中でおいしい料理を作るのはもちろんですが、こういう放り出されたような環境の中の危機感が人を大きく育てるのですね。非常に良い機会を与えてもらえたと思います」。
そう今回の収穫を語った川田シェフ。
さらに今回のテーマを通して、得たものも多かった様子。というのも実は現在の『茶禅華』の厨房で働くスタッフは、中華料理人が半分、もう半分は西洋料理人。外国の料理を日本でやる意味が、琉球王国のおもてなしの心から見えてきたのだといいます。
「中華料理に限らず、西洋料理であっても、日本人が日本でやっていくことにデメリットはあります。しかしそれでも日本人の精神、すなわち食材を尊重し、自然を尊重し、料理を精密に作っていくという部分は非常に優れていると思うんです。そんな日本の精神に海外の料理をどう調和させていくか。海外の文化を受け入れて、それをどう昇華させていくかが重要です。地元の食材、文化、精神性を取り入れた上で他国の特使をもてなす料理を仕立てるという琉球王国のおもてなしについて深く考えることで、スタッフたちにも私自身にも大きな学びがありました」。
沖縄の食材、沖縄の生産者、おもてなしの伝統。多くの発見があり、そこから多くを学びとったという川田シェフ。『DINING OUT RYUKYU-SHURI』を終えた直後にはもう「明日からの営業が楽しみです」と心底楽しそうに笑いました。
主催:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課
企画・プロデュース:ONESTORY日本最大の湖・琵琶湖を擁する滋賀県は、素晴らしい食材に恵まれた食材王国。琵琶湖の豊かな水資源が育む農産物、その澄んだ水に棲む湖魚、京都の台所としての歴史が育てた畜産物や加工品。そんな素晴らしい食材の数々がいま、注目を集めています。
このほど、そんな滋賀県産食材を思う存分満喫できる限定ビュッフェイベント「響×滋賀県 in SHINAGAWA」が開催されました。舞台は、食材にこだわったワンランク上の居酒屋料理で人気の『ダイナミックキッチン&バー 響 品川店』。当日はどんな食材が、どんな料理として提供されたのでしょうか? 当日の模様を覗いてみましょう。
ビュッフェ台に並んだのは、目にも鮮やかな15種類ほどの料理。その中心には、尾頭付きの刺し身が鎮座しました。その中でもひときわ目を引くのが、鮮やかなオレンジ色のビワマスです。
ビワマスはその名の通り、琵琶湖にだけ棲息する淡水魚。クセがなく上品な脂が乗ったとろける味わいは、海の魚にまったく引けを取りません。これまでは鮮度や流通の問題で滋賀県外に出回ることが少なかったこのビワマスが、近年の保存技術や流通の発達でようやく各地でも食べられるようになったのです。一度食べれば、清冽な水のような澄んだ味わいの虜になることでしょう。
滋賀県を代表する食材といえば近江牛。400年以上続く日本最古のブランド牛で、日本三大和牛のひとつにも数えられています。しかし滋賀県が誇る牛肉はい近江牛ばかりではありません。
この日メニューに並んだ「げんさん牛」は、近江牛を扱う老舗・元三フードが、「いくらでも食べられるおいしい牛肉を」との思いでつくる、黒毛和牛と国産牛をかけあわせた牛。きめ細かい赤身と黒毛和牛の旨味を併せ持ち、適度な脂でさっぱりと味わえるのが特徴です。ビュッフェではそんな「げんさん牛」の内モモを使ったローストビーフが登場。その上質なおいしさでゲストを魅了しました。
雪の下で甘みをたくわえたニンジンやカブ、豊かな水に育てられたほっくりとしたレンコン、辛味が特徴の伊吹大根を添えた伊吹そば、旨味と歯ごたえが自慢の近江黒鶏など、バラエティ豊かな料理が並びます。
さらにこの日は、ドリンクに滋賀県が誇る日本酒「七本槍」もラインナップ。水と歴史が育んだ銘酒と地元食材のテロワールに、料理のおいしさもいっそう際立ちました。
「水がきれいだから、食材も味がきれいなんですね」
そう滋賀県の食材の印象を語るのは今回の料理を考案した小野寺清彦シェフ。このイベントに先立ち、現地を訪れ、生産の現場を巡りました。滋賀県の環境や生産現場を目にしたからこそ、今回の食材を活かす料理の数々が生まれたのでしょう。
「おいしい野菜をつくるために荒れ地を畑に開墾した方、市の職員を辞めて伝統野菜をつくる人、手間暇を惜しまずおいしさを追求する畜産のプロ。滋賀県で出会った生産者のこだわりや熱意を伝えるのが私の仕事。今回の料理も素材そのものの魅力を楽しんでもらえるように心がけました」
そんな言葉通り、主役となる食材が明確で、その味わいが際立つ料理の数々は、滋賀県食材の魅力を余す所なくゲストに伝えました。
さあここまでお読みいただいて、滋賀県産食材の魅力は伝わったでしょうか?
食材の話だけに、ご自身で味わってみたいと思われる方も多いかもしれません。
どうぞご心配なく。滋賀県産食材は数多くの料理人を魅了し、首都圏のさまざまなレストランで続々と滋賀県産食材のフェアが実施される予定です。
『SHIGA FINEFOOD DINING』のWEBサイトで実施中のフェアを探し、ぜひご自身で滋賀県産食材の実力を確かめてください。
https://shigafinefooddining.com/
住所:東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル1F
電話:050-3199-1675
URL:https://www.dynacjapan.com/brands/hibiki/shops/shinagawa/
本当の価値とは何か、本当に大切なものは何か。
2022年、感染症対策を踏まえ、コロナ禍において開催した「DINING OUT KISO-NARAI」のシェフを務めた「傳」の長谷川在佑氏。約2年半の空白の時を経た「DINING OUT」は、その「何か」と向き合う時間となりました。
そして、2024年。長谷川氏は、奇しくも木曽奈良井と同じ長野県塩尻市に拠点を構える「美勢商事」とともに新たな食品開発に望んでいました。それが、この「WaiWai水餃子」です。
「美勢商事」とは、餃子、饅頭、焼売など、中華点心類を中心に、多くの冷凍食品を展開している企業。「家庭の食卓にあるもの」を基本姿勢に、機械化してもお母さんの手作りの味を守りたい。そして、自信を持ってお客様に届けられる本物の商品を作る理念を大切にしています。
それは、長谷川氏が料理人を目指すきっかけにもなった母親の存在とも重なり、今なお大切にしている料理の基本、作り手が食べ手を思いやる家庭料理にも似ます。
そんな「WaiWai水餃子」のおいしさの秘密を「美勢商事」営業企画部商品開発課・共同開発担当兼マクロビオティック料理講師・雑穀マイスターの平林葉子さんが語ります。
「まず、ひとつ目は、もちもち食感の皮。金トビ志賀の愛知県産小麦・きぬあかりを使用し、丁寧に練り上げた生地が具の旨味を引き立てます。ふたつ目は、肉汁がジュワッと溢れるジューシーな味わいです。豚肉は刻み肉とサイズの異なるひき肉を組み合わせ、食感もお楽しみいただけます。野菜はシンプルに玉ねぎと生姜のみ。お肉のジューシーな味わいを存分に感じることができます。3つ目は、こだわりの製法です。お肉はひと晩寝かせ、しっかりと下味を馴染ませています。また、具材の存在感を楽しめるように、それぞれの具材を合わせるタイミング、練り時間、温度にこだわりました」。
「自分が一番こだわったのは、皮。いくつか試食した中で、この金トビ志賀の愛知県産小麦・きぬあかりが理想的でした」と長谷川氏も続けます。
長谷川氏の言う理想的は、味や食感はもちろん、冷めてもおいしいことにありました。しかし、できたてが美味しい料理の世界で、なぜ冷めても美味しいにもこだわるのか。それは、「こどもにも食べてほしかったから」。
「昔、自分の甥っ子や姪っ子と水餃子を食べた時、できたては熱くてこどもが食べられなかったんです。できたてはもちろん、冷めてもおいしい水餃子にするには、冷めてももちもちした皮が重要だったんです」と長谷川氏。
金トビ志賀は、もともと皮作りでなく、うどん粉を中心に麺作りをしている企業。ゆえに、コシ、艶、香りなどが非常に豊か。長谷川氏の理想的に好相性だったのかもしれません。
冒頭、「DINING OUT KISO-NARAI」で向き合った、本当の価値とは何か、本当に大切なものは何かを「WaiWai水餃子」に置き換えると何か。
それは、長谷川氏と平林さんの会話の中に何度も登場した言語なのかもしれません。
お客様への「愛情」、生産者への「愛情」、地域への「愛情」、家族への「愛情」、そして、こどもへの「愛情」……。
「WaiWai水餃子」に包まれているのは、単にこだわった美味だけではありません。たっぷりと大きなサイズのそれは、溢れんばかりの「愛情」が包まれているのです。
Text:YUICHI KURAMOCHI
「與兵衛の鮓酢」は伝説の寿司職人、辻與兵衛(よへえ)氏が50年の歳月をかけて辿りついた究極の鮓酢(すしず)です。
2017年、73歳で他界した與兵衛氏から鮓酢を引き継いだのは、愛娘の上田佐和子さんです。
「“辻與兵衛の寿司はシャリがうまい”。その昔、辻與兵衛が京都で営む寿司屋に通う、味に厳しい常連のお客様のこの言葉から生まれたのがこの與兵衛の鮓酢です。日本の伝統的な食文化を支える寿司、その寿司の“あの味”を支えるのは鮓酢であり、鮓酢が日本の伝統的な食文化を支えてきたとも言えます。寿司は今や世界中で食することができる日本を象徴する食べ物です。日本だけではなく世界中の飲食店、世界中の食卓で、多くの皆さまに究極の鮓酢である與兵衛の鮓酢を味わっていただき、そのおいしさとこだわりのみならず、日本の食文化を感じていただければと思います」。
「寿司のうまさはシャリがすべて」とは、辻與兵衛の言葉。
「與兵衛の鮓酢」は、日本の生産者の方々がこだわりをもって作り上げた素材と味醂を使用しているのが特長です。
例えば、香り豊かで上品な甘みは、竹糖(細きび)から抽出されたサトウキビから作られる香川県産の和三盆糖を使用。ほどよい塩加減は、清らかな海水を100%使用し天日と平釜による日本の伝統製法で作られた伝統海塩。米のみを主原料として醸造した国産の米酢に加え、米一粒一粒に味がしみ込みやすく、深いコク、旨みと艶をだす味醂を使い、水や添加物は一切使っていません。
今回は、そんな鮓酢をよりお楽しみいただけるよう、鮓酢を最大限に引き立たせる米と海苔をセットにした「京都よへゑの手巻きセット」をご案内。
「父・辻與兵衛が営んでいた京都の寿司屋では、新潟、佐渡、山形、滋賀産のお米を使用していました。今回は、試食に試食を重ね、與兵衛の鮓酢を合わせた日の翌日まで美味しく味わえるお米を選びました。海苔は、與兵衛の鮓酢に合わせたシャリと相性がよく、甘めに仕上がるシャリと海苔の両方のおいしさが際立つ風味の豊かな有明産の極上の海苔を焼き上げてご用意しています」。
前述のように、「寿司はシャリが命だ」を口癖のように言っていた辻與兵衛氏が、生前に鮓酢のレシピと作り方を佐和子さんに託したのは、0000年。「多くの方々に「鮓酢」を通した食のよろこびを広げ、「美味しい!」のひと言のために、この味を後世に残したいと考えました」と言います。以降、2016年、京都に「扇酒屋堂株式会社」を設立。「すべては美味しい!のひと言のために」、「すしの旨さは『しゃり』にあり」をモットーに日夜走り続けています。
「四季のある日本には多様で豊かな自然があり、日本人は深くその自然と関わってきました。日本の伝統的な食文化もまたその自然に寄り添うように育まれ、そして時代の変化に合わせ多様な姿をみせてきました。およそ200年の歴史がある鮓酢は、その日本の伝統的な食文化を支える万能な調味料として寿司職人たちが長いあいだ受け継いできた技法をもとに作られてきました。父辻與兵衛から引き継いだ與兵衛の鮓酢が、100年、200年先の飲食店や食卓でも愛していただける鮓酢となるよう育ててまいります」。
※今回、ご紹介した商品は、『和光アネックス』地階のグルメサロンにて、購入可能になります。
※『和光アネックス』地階のグルメサロンでは、今回の商品をはじめ、全国各地からセレクトした商品をご用意しております。和光オンラインストアでは、その一部商品のみご案内となります。
住所:東京都中央区銀座4丁目4-8 MAP
TEL:03-5250-3101
www.wako.co.jp
不思議なほどに、静かな夜でした。
それは音がないのではなく、心に波が立つような不協和音のない時間。2月の沖縄の風は優しく、暗闇に浮かび上がる首里城・瑞泉門は厳かに佇む。厨房から漂うスパイスの香りさえも、まるで自然の一部のようにすんなりと受け入れられます。あらゆる要素が、腑に落ちる感覚。これこそが最上級のおもてなしである、と誰もが確信できるような素晴らしい晩餐でした。
2024年2月、沖縄、「首里城」。
正殿が焼け落ちた数年前の火災の記憶も新しいこの場所で、なぜいま「DINING OUT」が開かれたのか。そしてこの日の晩餐は何を伝え、何を残したのか。
「DINING OUT RYUKYU-SHURI」の意味と意義を、その模様とともにお伝えします。
2019年10月31日、炎に包まれて焼け落ちた「首里城」。
その衝撃的な映像が記憶に残っている人も多いことでしょう。
沖縄の人々の多くは、失ってはじめて首里城がいかに心の支えとなっていたのかに気付かされたといいます。それゆえに首里城はすぐさま、再建の準備が進められました。現在の首里城は2026年の再建に向けた工事の最中にあります。
今回の「DINING OUT」の舞台は、そんな首里城でした。
レセプション会場でウェルカムドリンクを傾けるゲストの前に琉球史研究家の上里隆史氏が登場し、静かにこの王宮の歴史を語り始めました。
首里城の一帯を巡りながら上里氏が語るのは、琉球王国の歴史、文化、信仰、そして精神性。点在する御嶽(うたき)と呼ばれる聖地を前に、琉球王国の信仰の一端を垣間見ます。城壁の内部を巡り、最後にゲストが到着したのは「歓会門」の前。ここはかつての琉球王国が他国からの特使を王宮に迎えた門。その木の扉が厳かに開かれます。夕暮れに浮かぶ城壁、閉園時間を過ぎ静まり返ったこの場所が、本日の晩餐の会場です。
「軍事力を持たぬ琉球王国にとって、他国の特使をもてなし、良い条件を引き出すことは必要なことでした。つまりおもてなしは琉球王国の文化そのものなんです」。
上里氏はそう語ります。そして琉球王国にとってとりわけ大切な存在であった中国の特使を迎えるとき、最上級のおもてなしとして地元の食材を中国料理の技法で調理する膳が供されたのだといいます。
いま、その伝統を再現するのに、彼ほどふさわしい人物が他にいるでしょうか。「和魂漢才」、すなわち「日本人ならではの心と技術で表現する中国料理」を哲学とする稀代の料理人、「茶禅華」川田智也氏その人です。
日本で唯一、中国料理でのミシュラン三つ星獲得。
そんな栄誉に輝いてもなお、川田シェフの物静かな佇まいは変わりません。南麻布『茶禅華』は、中国料理と日本料理の修業を重ねた川田智也シェフが、日本人らしい精神性、美意識、世界観のなかで中国料理を組み立てる店。シェフが哲学とする「和魂漢才」とは、和の心で仕立てる中国料理を意味しています。つまり、地元の食材と歓迎の心で賓客を迎えた琉球王国のおもてなしの伝統と、この上ない親和性を持っているのです。
川田シェフは今回の場所とテーマを聞いたとき「ぜひともやらせて頂きたい」と即答したといいます。そして多忙の合間を縫って沖縄を訪れ、地元の食材、そして琉球王国の歴史と文化をインプットしていったのです。
そのインプットの集大成として完成したこの日の料理。コースの皿数は15品にも及びました。地元の伝統料理や郷土料理を丁寧に紐解き、「その料理になった必然性」を考察し、要素を抽出し、自身の技とともに中国料理に昇華する。そんな地道な作業を繰り返した末の、この皿数なのでしょう。
地元では刺し身で食べられることが多い夜光貝は、紹興酒漬けやスープ、肝のリゾットで部位による味や食感の違いを表現、汁にするのが一般的なヤギは揚げて、四川料理の伝統的なソースとともに、海ぶどうは台湾の高山茶を使った出汁でお茶漬けに。
どれも意表を突くようなプレゼンテーションでありながら、口に運ぶと納得させられる味わい。それはこの地の自然や、この地で大切にされてきた食材への敬意が貫かれているからでしょう。
「外からのお客様を出迎えるにあたり、やはり自然というものは一番大切な要素。それらの自然を尊重し、最低限のそっと背中を押すような料理を目指しました」。
それこそが、川田シェフが「琉球王国式のおもてなし」として出した答えでした。
それは、王国に伝わるものをそのままの姿で見せることではありません。現代の気候、環境、社会、文化。それらに合わせて再構築された、現在のおもてなし。もし現在も琉球王朝が続いていたら、このような晩餐で賓客をもてなしたのだろう。そんな確信めいた想像が湧き上がる料理です。
「伝承というものは元の姿のまま一言一句変えることなく伝えていくこと。対して伝統というものは時代に合わせ、その瞬間で最高のものを統一して次に伝えていくことだと考えています。自分が目指しているのは、この伝統の部分。常に変化している人々にアジャストし、楽しませ、喜ばせることです」。
終演後、川田シェフはそんな言葉で、今回の「DINING OUT」を振り返りました。滅んでしまった王国、焼失してしまった王宮。いま再び建て直している首里城だからこそ、未来へ向けて伝える言葉が力強い現実感を帯びています。
2026年に再建される「首里城」正殿は、以前とまったく同じ姿で復元されるわけではありません。新たに見つかった資料、新たに発見された塗料、新たに使用される木材、作業を手掛ける沖縄の若き職人たち。そうして少しずつ変わりながら、「首里城」は沖縄とともに在り続けるのです。
そして同時に沖縄の人々は、やんばるの森にイヌマキの木を植樹しました。この木の成長に、未来への願いを託して。その木が育つのは100年後か200年後か。きっといま生きている人々は、その生育を見届けることはできません。それでも植えるのです。これから生まれてくる子どもたちに、沖縄の歴史を、文化を、想いを伝えるために。
主催:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課
企画・プロデュース:ONESTORY
協力:沖縄美ら島財団
販売:ハレクラニ沖縄
協賛:オリオンビール、CHAMPAGNE TAITTINGER、瑞泉酒造、T GALLERIA、ホシザキ沖縄 *五十音順
Photographs:RYO ITO
Text:NATSUKI SHIGIHARA

徳島県では、“新たな人の流れ”を生み出すことを目指して、徳島県で生まれ育ったおいしい食材を使った「新グルメ」キャンペーンを開催いたします。
徳島県内の協力飲食店にて「新グルメ」メニュー【とくしま串刺しグルメ】【YUSANBAKOグルメ】【なると金時スイーツ】が期間限定で登場します!
対象メニューを食べてキャンペーンに参加いただくと、抽選で県産食材の詰め合わせをプレゼント♪
ぜひ「新グルメ」への皆様のご意見をお聞かせください。
(1)対象メニューを食べてアンケートに回答(チラシQRコードより参照)
(2)対象メニューの写真をハッシュタグをつけてInstagramにポスト
※ハッシュタグは「#徳島新グルメ」「#グルメ名 ※とくしま串刺しグルメ/YUSANBAKOグルメ/
なると金時スイーツ」
上記の(1)(2)いずれかを実施いただいた方の中から、抽選で5名様に、県産食材の詰め合わせ
(阿波牛・阿波尾鶏・さくらももいちご1万円相当)をプレゼントします。
令和6年3月5日(火)から令和6年3月19日(火)まで
県産の阿波尾鶏や香酸かんきつ、野菜など徳島の「美味しい」を串刺しにしたグルメです。
【メニュー紹介(一部店舗)】
県産食材をふんだんに使用したグルメを徳島の伝統文化「遊山箱」で提供します。
【メニュー紹介(一部店舗)】
県産の美味しい「なると金時」を使用したスイーツグルメです。
【メニュー紹介(一部店舗)】
協力飲食店や提供メニューの詳細は、こちらからチェックしてください!
https://tokushima-new-gourmet-campaign2024.com/
徳島県農林水産部 もうかるブランド推進課 ブランド企画担当
TEL 088-621-2405
江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、世界へと発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」。その活動の一環として、展覧会「江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合-」を開催。
ディレクターを務めるのは、国内外を通して活躍する現代美術家の舘鼻則孝氏です。
本展覧会は 2021 年より毎年継続して開催されており、東京都の伝統産業事業者のコラボレーターとしても舘鼻氏を迎え、「日本文化の過去を見直し現代に表現する」という舘鼻氏の創出プロセスである「Rethink(リシンク)」を起点とし、歴史ある伝統産業の価値や魅力を新たなかたちで提案しています。
参画する伝統産業事業者は、計7者。江戸うちわ/江戸扇子「伊場仙」、江戸刷子/東京手植ブラシ「宇野刷子ブラシ製作所」、江戸組子「建松」、新江戸染「丸久商店」、和太鼓「宮本卯之助商店」、東京くみひも「龍工房」、金唐革紙「金唐紙研究所」(特別協力)の出展事業者とともに、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝物」の新たな価値を伝えます。
会場は、展覧会名にもある「旧岩崎邸庭園」。1896年(明治29年)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられ、往時は約1万5,000坪の敷地に20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは 洋館・撞球室・和館の3棟。木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計によるものであり、近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施され、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが往事のままの雰囲気を漂わせ、それが今回の作品とも共鳴し、美しい空間を形成しています。
振り返ること2022年。実は、「旧岩崎邸庭園」でこの展覧会の開催を予定していましたが、コロナ禍により、オンライン上での展示演出に。今回は、そのリベンジも果たします。
アートピースだけでなく、江戸・東京に受け継がれる伝統産業品や工芸品の展示、また、貴重な資料の展示から伝統産業の歴史にも触れることができるのも見どころのひとつ。それら全てを作品としてお楽しみいただきたい。
今回、現代美術家・舘鼻則孝氏とコラボレーションした伝統産業の中から、「道具が作品へと昇華した」と喜びをあらわにしたのは、「宇野刷毛ブラシ製作所」と「江戸組子 建松」です。
隅田川のほとりに小さな工房を構える「宇野刷毛ブラシ製作所」は、創業1917年(大正6年)より刷毛作りで培われた技術をもとに、刷毛・ブラシの製造販売を行っています。現在は、三代目・宇野千栄子さん、四代目・三千代さんの母娘が伝統の手業を守り、従来の刷毛やブラシはもとより、時代のニーズに応じてデザイン性に富んだブラシを生み出しています。
「絵画作品を作るために使うブラシを製作していただきました。これまでは、それぞれの伝統産業と直接的に作品としてコラボレーションしてきましたが、今回は、道具のコラボレーション。使用している絵の具が粘り気の強いペースト状のため、あえて左官ブラシをお願いしました」と舘鼻氏。
製作した左官ブラシは、弾力性のある馬の毛を使用した長さ60cmの特別仕様。左官ブラシを絵画作品の仕上げに転用し、新たな作品を誕生させました。画面上で左官ブラシを引くことによって生じる、縞状の痕跡を意匠として活かすことを意図した技法研究が成され、絵画の世界では筆致と呼ばれる筆遣いとして画面に刻まれています。
また、ブラシの柄に装飾を施した舘鼻氏の創作に、四代目・三千代さんは「左官ブラシを作品作りの道具に起用する斬新な発想に驚きましたが、本来、見えることのない道具も作品として仕上げていただき、感動しました」と話します。
次いで、組子細工による伝統的な幾何学文様と舘鼻氏がアクリル絵の具で雷雲を描いた作品のコラボレーションは、「江戸組子 建松」によるもの。
組子工芸とは、平安末期に生まれた襖や障子などのいわゆる日本建築の建具のことであり、釘を一切使用せず、小さな木片を手作業で組み合わせ、様々な模様を編み出していく伝統的な木工技術です。
「普段は、障子や欄間を作っています。本来、木に着色することはないので、今回のように着色した組子は、私たちにはない発想です。実用品とは違った世界を見せていただきました」と、2代目田中孝弘は話します。
昨今、伝統産業は、後継者不足や暮らしの変化などから、危機的状況が囁かれることがあるも、「宇野刷毛ブラシ製作所」は東京手植ブラシとして海外からも人気を博し、「江戸組子 建松」においても、2024年の注文は受け入れできないほど、求める声が後をたたない。この違いは何か。
「伝統工芸は変わっていないという見方をされる方もいらっしゃいますが、変わっています。変わる勇気とその変わり方次第で、未来は大きく変わるのはないでしょうか」と田中氏。
しかし、ひとつ問題があるとしたら、「宇野刷毛ブラシ製作所」「江戸組子 建松」ともに「雇用」だと言います。給料、保険料など、支出と収入のバランスが崩れては、産業も崩壊してしまいます。人の増が技術の増に直結するわけではなく、時間、労力、資金の投資が伴います。
「これに関しては、まだ糸口が見つからず、解決していません」とふたり。
絶やさず、日本の文化をどう残していけるのか。その環境は、当事者だけでなく、国民全体で向き合うべき問題なのかもしれません。
今回に限らず、現代美術家・舘鼻則孝氏は作品を製作するにあたり、必ず職人に会い、工房に足を運び、作品作りに必要な表現アプローチが実現可能かを確認する手法を取っています。
「今回、自分が担う役割は、アーティストとして表現することはもちろんですが、それを通して伝統産業をより多くの人々に知ってもらうメッセンジャーになること。伝統産業を過去のものではなく、未来として魅せること。芸術という文化的な側面から伝統産業を価値化させることだと思っています」。
その価値化とは、舘鼻氏が創出プロセスの起点として大事にする「Rethink」でもあり、本展を主催する「江戸東京きらりプロジェクト」のコンセプトでもある「Old meets New」ともリンクします。
東京に限らず、日本全国の伝統産業と造形の深い舘鼻氏は、今の状況をどう見ているのでしょうか。
「東京と地方の伝統産業を同じフィールドで語ることは難しいと思っています。例えば、東京は、マーケットがあり、伝統工芸が産業工芸として成立できる環境にあります。地方の場合は、そうはいきません。どんなに高い技術を持っていても、外的要因に左右されることがあります」。
東京の場合、工房、店舗、さらには観光まで、一連につながる環境も少なくありません。その好例が浅草と言ってよいでしょう。しかし、それが高いクオリティとつながるかは別物。「伊勢神宮の式年遷宮ではありませんが、難度の高いテーマに挑戦し、それ乗り越えることによって今の技術を超えられるのではないでしょうか」。
今回になぞれば、そのテーマが、舘鼻氏が出展事業者に求めたものだったのかもしれません。だからこそ、伝統産業が輝くアートピースへと昇華したのでしょう。
海外に目を向ければ、現代彫刻家のアニッシュ・カプーアが漆を起用し、照明デザイナーのインゴ・マウラーが団扇を起用したように、日本の伝統産業は、世界レベルの芸術とも高い関係性を持っているのです。
また、地方といえば、元旦に襲った能登半島地震は、今なお、被害を受けています。漆や木地など、輪島をはじめとした伝統産業も焼失、全壊、半壊、倒壊など、日本の宝物が危機的状況に直面しています。
舘鼻氏もまた、石川の漆や蝋色での作品制作をした親交のある地域です。
「被害状況も地域によって様々。自分に何ができるかを言葉にするのは難しい。しかし、サポートしなければ、再起できない帰路に立たされていることは言うまでもありません。東京だけでなく、日本の伝統産業のために何ができるのか。常にRethinkしながら、向き合っていきたいと思います」。
失ってからでは手遅れ。我々もまた、Rethinkしなければいけない。
角度を変えて表現することによって、伝統産業が道具から作品に創出されたように、物事の見方も角度によって様々な想像力を掻き立てます。
Rethinkの思考を持って、改めて本展覧会と対峙すれば、そこには美化された作品群の展示だけでなく、様々なメッセージを訴えかけてくるようだ。
Photographs:©Edo Tokyo Kirari Project, Photo by GION
Text:YUICHI KURAMOCHI
江戸東京リシンク展
期間:2024年3月1日(金)〜3月10日(日)
時間:9:00〜17:00
料金:一般400円ほか(旧岩崎庭園への入園料)
主催:東京都・江戸東京きらりプロジェクト
共催:公益財団法人 東京都公園協会
会場:重要文化財 旧岩崎邸庭園
展覧会ディレクター:現代美術家 舘鼻則孝
出展事業者:江戸うちわ/江戸扇子「伊場仙」、江戸刷子/東京手植ブラシ「宇野刷子ブラシ製作所」、江戸組子「建松」、新江戸染「丸久商店」、和太鼓「宮本卯之助商店」、東京くみひも「龍工房」、金唐革紙「金唐紙研究所」(特別協力)
公式HP https://edotokyokirari.jp/news/life/edotokyorethink2024/
舘鼻則孝 NORITAKA TATEHANA
1985年、東京都生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒。卒業制作として発表したヒールレスシューズは、花魁の高下駄から着想を得た作品として、レディー・ガガが愛用していることでも知られている。現在は現代美術家として、国内外の展覧会へ参加する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。作品は、ニューヨークの「メトロポリタン美術館」やロンドンの「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」などに永久収蔵されている。
公式HP https://www.noritakatatehana.com/ja/
江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、世界へと発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」。その活動の一環として、展覧会「江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合-」を開催。
ディレクターを務めるのは、国内外を通して活躍する現代美術家の舘鼻則孝氏です。
本展覧会は 2021 年より毎年継続して開催されており、東京都の伝統産業事業者のコラボレーターとしても舘鼻氏を迎え、「日本文化の過去を見直し現代に表現する」という舘鼻氏の創出プロセスである「Rethink(リシンク)」を起点とし、歴史ある伝統産業の価値や魅力を新たなかたちで提案しています。
参画する伝統産業事業者は、計7者。江戸うちわ/江戸扇子「伊場仙」、江戸刷子/東京手植ブラシ「宇野刷子ブラシ製作所」、江戸組子「建松」、新江戸染「丸久商店」、和太鼓「宮本卯之助商店」、東京くみひも「龍工房」、金唐革紙「金唐紙研究所」(特別協力)の出展事業者とともに、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝物」の新たな価値を伝えます。
会場は、展覧会名にもある「旧岩崎邸庭園」。1896年(明治29年)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられ、往時は約1万5,000坪の敷地に20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは 洋館・撞球室・和館の3棟。木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計によるものであり、近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施され、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが往事のままの雰囲気を漂わせ、それが今回の作品とも共鳴し、美しい空間を形成しています。
振り返ること2022年。実は、「旧岩崎邸庭園」でこの展覧会の開催を予定していましたが、コロナ禍により、オンライン上での展示演出に。今回は、そのリベンジも果たします。
アートピースだけでなく、江戸・東京に受け継がれる伝統産業品や工芸品の展示、また、貴重な資料の展示から伝統産業の歴史にも触れることができるのも見どころのひとつ。それら全てを作品としてお楽しみいただきたい。
今回、現代美術家・舘鼻則孝氏とコラボレーションした伝統産業の中から、「道具が作品へと昇華した」と喜びをあらわにしたのは、「宇野刷毛ブラシ製作所」と「江戸組子 建松」です。
隅田川のほとりに小さな工房を構える「宇野刷毛ブラシ製作所」は、創業1917年(大正6年)より刷毛作りで培われた技術をもとに、刷毛・ブラシの製造販売を行っています。現在は、三代目・宇野千栄子さん、四代目・三千代さんの母娘が伝統の手業を守り、従来の刷毛やブラシはもとより、時代のニーズに応じてデザイン性に富んだブラシを生み出しています。
「絵画作品を作るために使うブラシを製作していただきました。これまでは、それぞれの伝統産業と直接的に作品としてコラボレーションしてきましたが、今回は、道具のコラボレーション。使用している絵の具が粘り気の強いペースト状のため、あえて左官ブラシをお願いしました」と舘鼻氏。
製作した左官ブラシは、弾力性のある馬の毛を使用した長さ60cmの特別仕様。左官ブラシを絵画作品の仕上げに転用し、新たな作品を誕生させました。画面上で左官ブラシを引くことによって生じる、縞状の痕跡を意匠として活かすことを意図した技法研究が成され、絵画の世界では筆致と呼ばれる筆遣いとして画面に刻まれています。
また、ブラシの柄に装飾を施した舘鼻氏の創作に、四代目・三千代さんは「左官ブラシを作品作りの道具に起用する斬新な発想に驚きましたが、本来、見えることのない道具も作品として仕上げていただき、感動しました」と話します。
次いで、組子細工による伝統的な幾何学文様と舘鼻氏がアクリル絵の具で雷雲を描いた作品のコラボレーションは、「江戸組子 建松」によるもの。
組子工芸とは、平安末期に生まれた襖や障子などのいわゆる日本建築の建具のことであり、釘を一切使用せず、小さな木片を手作業で組み合わせ、様々な模様を編み出していく伝統的な木工技術です。
「普段は、障子や欄間を作っています。本来、木に着色することはないので、今回のように着色した組子は、私たちにはない発想です。実用品とは違った世界を見せていただきました」と、2代目田中孝弘は話します。
昨今、伝統産業は、後継者不足や暮らしの変化などから、危機的状況が囁かれることがあるも、「宇野刷毛ブラシ製作所」は東京手植ブラシとして海外からも人気を博し、「江戸組子 建松」においても、2024年の注文は受け入れできないほど、求める声が後をたたない。この違いは何か。
「伝統工芸は変わっていないという見方をされる方もいらっしゃいますが、変わっています。変わる勇気とその変わり方次第で、未来は大きく変わるのはないでしょうか」と田中氏。
しかし、ひとつ問題があるとしたら、「宇野刷毛ブラシ製作所」「江戸組子 建松」ともに「雇用」だと言います。給料、保険料など、支出と収入のバランスが崩れては、産業も崩壊してしまいます。人の増が技術の増に直結するわけではなく、時間、労力、資金の投資が伴います。
「これに関しては、まだ糸口が見つからず、解決していません」とふたり。
絶やさず、日本の文化をどう残していけるのか。その環境は、当事者だけでなく、国民全体で向き合うべき問題なのかもしれません。
今回に限らず、現代美術家・舘鼻則孝氏は作品を製作するにあたり、必ず職人に会い、工房に足を運び、作品作りに必要な表現アプローチが実現可能かを確認する手法を取っています。
「今回、自分が担う役割は、アーティストとして表現することはもちろんですが、それを通して伝統産業をより多くの人々に知ってもらうメッセンジャーになること。伝統産業を過去のものではなく、未来として魅せること。芸術という文化的な側面から伝統産業を価値化させることだと思っています」。
その価値化とは、舘鼻氏が創出プロセスの起点として大事にする「Rethink」でもあり、本展を主催する「江戸東京きらりプロジェクト」のコンセプトでもある「Old meets New」ともリンクします。
東京に限らず、日本全国の伝統産業と造形の深い舘鼻氏は、今の状況をどう見ているのでしょうか。
「東京と地方の伝統産業を同じフィールドで語ることは難しいと思っています。例えば、東京は、マーケットがあり、伝統工芸が産業工芸として成立できる環境にあります。地方の場合は、そうはいきません。どんなに高い技術を持っていても、外的要因に左右されることがあります」。
東京の場合、工房、店舗、さらには観光まで、一連につながる環境も少なくありません。その好例が浅草と言ってよいでしょう。しかし、それが高いクオリティとつながるかは別物。「伊勢神宮の式年遷宮ではありませんが、難度の高いテーマに挑戦し、それ乗り越えることによって今の技術を超えられるのではないでしょうか」。
今回になぞれば、そのテーマが、舘鼻氏が出展事業者に求めたものだったのかもしれません。だからこそ、伝統産業が輝くアートピースへと昇華したのでしょう。
海外に目を向ければ、現代彫刻家のアニッシュ・カプーアが漆を起用し、照明デザイナーのインゴ・マウラーが団扇を起用したように、日本の伝統産業は、世界レベルの芸術とも高い関係性を持っているのです。
また、地方といえば、元旦に襲った能登半島地震は、今なお、被害を受けています。漆や木地など、輪島をはじめとした伝統産業も焼失、全壊、半壊、倒壊など、日本の宝物が危機的状況に直面しています。
舘鼻氏もまた、石川の漆や蝋色での作品制作をした親交のある地域です。
「被害状況も地域によって様々。自分に何ができるかを言葉にするのは難しい。しかし、サポートしなければ、再起できない帰路に立たされていることは言うまでもありません。東京だけでなく、日本の伝統産業のために何ができるのか。常にRethinkしながら、向き合っていきたいと思います」。
失ってからでは手遅れ。我々もまた、Rethinkしなければいけない。
角度を変えて表現することによって、伝統産業が道具から作品に創出されたように、物事の見方も角度によって様々な想像力を掻き立てます。
Rethinkの思考を持って、改めて本展覧会と対峙すれば、そこには美化された作品群の展示だけでなく、様々なメッセージを訴えかけてくるようだ。
Photographs:©Edo Tokyo Kirari Project, Photo by GION
Text:YUICHI KURAMOCHI
江戸東京リシンク展
期間:2024年3月1日(金)〜3月10日(日)
時間:9:00〜17:00
料金:一般400円ほか(旧岩崎庭園への入園料)
主催:東京都・江戸東京きらりプロジェクト
共催:公益財団法人 東京都公園協会
会場:重要文化財 旧岩崎邸庭園
展覧会ディレクター:現代美術家 舘鼻則孝
出展事業者:江戸うちわ/江戸扇子「伊場仙」、江戸刷子/東京手植ブラシ「宇野刷子ブラシ製作所」、江戸組子「建松」、新江戸染「丸久商店」、和太鼓「宮本卯之助商店」、東京くみひも「龍工房」、金唐革紙「金唐紙研究所」(特別協力)
公式HP https://edotokyokirari.jp/news/life/edotokyorethink2024/
舘鼻則孝 NORITAKA TATEHANA
1985年、東京都生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒。卒業制作として発表したヒールレスシューズは、花魁の高下駄から着想を得た作品として、レディー・ガガが愛用していることでも知られている。現在は現代美術家として、国内外の展覧会へ参加する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。作品は、ニューヨークの「メトロポリタン美術館」やロンドンの「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」などに永久収蔵されている。
公式HP https://www.noritakatatehana.com/ja/
2024年春。
日本の食文化の、新たな扉が開きます。
京都と東京にキャンパスを構える芸術大学『京都芸術大学』の通信教育部に「食文化デザインコース」が開設されるのです。
これまでにも日本の大学において「食」を軸にした講義はありました。
しかし芸術大学において、完全オンラインで文化・芸術として食を学ぶ学士課程は日本唯一(※)の試みとなります。
このコースで履修した学生が卒業後に得られるのは芸術学士。それは料理人以外にも食に関わる人たちが、体系的にそのあり方を学ぶことができる場。文化・芸術という視点から食を考え、企画し、伝え、実践することができるよう、多角的に学ぶための場。この新たな試みは、日本の食文化の発展、継承、発信のための大きな一歩となることでしょう。
そうはいっても、「食文化デザイン」がイメージしにくい方もいるかもしれません。もう少し踏みこんで、このコースについて紐解いてみましょう。
※出典:令和4年度全国大学一覧(文部科学省)
2023年秋。
東京・外苑前にある京都芸術大学のキャンパスにて、この「食文化デザインコース」開設の記者発表が行われました。
舞台に上がったのは、同大学学長の吉川左紀子氏、副学長の小山薫堂氏、そして講義を受け持つ講師陣。講師は研究者だけに留まらず、ツーリズム、メディア、ビジネス、フードテックなど幅広い分野のスペシャリストが集結しました。これは“デザイン”という軸を通し、食文化を多角的な視点から学ぶため。
食は生きるために必要な日々の営みであると同時に、文化・芸術でもあります。単なる“おいしさ”や“料理人の技術”だけではなく、科学、美学、地域デザインなどさまざまな切り口から学ぶことで、その文化・芸術を深く理解する食文化の担い手を育成するのがこのコース。
登壇した小山薫堂氏は言います。
「変化する時代の中で、食というものは人を変えていけるくらいの根源的な力を持ちます。だからその食を支えている方のリテラシーをさらに上げていくために、教育的視点で食を考えていきたい」
おいしく作る人、おいしくたべる人、おいしく伝える人。
作り手や食べ手はもちろん、食材生産やその流通、販売の担い手も含め、食に関わるすべての人が食文化を体系的、多角的に学ぶことで、日本の食文化をさらに発展させることが目標です。
各分野のスペシャリストが集まるバラエティ豊かな講師陣の中には、株式会社ONESTORY代表・大類知樹の名もあります。担当する講義は「食の地域価値共創」。DINING OUTをはじめとした事業で蓄積した、食を通じて地域の価値を高めるための知見を伝えます。
そんな講義に先立ち、京都芸術大学副学長の小山薫堂氏と大類知樹が、食の現在と未来、そしてこの食文化デザインコースの意義について語り合いました。メディアを通して食を見つめてきた二人のプロフェッショナルの会話から、日本の食の未来が見えてきます。
小山:「食は日本に残された最後の資源ではないかと思っています。食によって人が動き、人と人が繋がる。料理に携わる方々が非常に積極的に環境に目を向けたりしている。つまり食によって、社会が動いたり、社会の波が起こるような時代。かつては、“おいしさ”というものがすごく大切だった時代もあったと思うんですよね。 皆さんがおいしいを求めていた。けれども、今はそのおいしさを越えて、そこから食から広がっていく価値に人々が注目している、そういう時代かなと思ってます」
大類:「そうですね。“食べる”という本来日常的なはずのことが、 地球環境や人類の未来にまでに繋がっている。その中で、おいしさだけではなく、さまざまな別の要素を帯びてきているというのが、今の食を取り巻く環境だと思います。そして誰しもが毎日食べるものだからこそ、未来を考える一番のきっかけ、入り口になりやすいのかもしれませんね」
小山:「そこが食文化デザインコースの意義です。人はいろいろな学問を学びますよね。けれども法学部に行った人が全員法律家になるわけではない。そう考えると、食文化を学ぶことは、ものすごく毎日にフィードバックされると思うんです」
大類:「そもそも芸術大学の中に食のコースを作ろうと思った意図はどんなものだったんですか?」
小山:「10年ほど前に文化庁の文化芸術基本法に食文化が明記されたときから、食は学問になるべきという思いはあったんです。さまざまな厨房を見てきた中で、料理人の方というのはやはり“おいしいものを作る”が第一義なんです。そのおいしさを追求するために、技術だけで食材と向き合う人が多い。そういう料理人の方がもっと幅広い見識を持つために学び直せるような、それで学位が取れるような場があるといいな、というのがスタートです」
大類:「それが通信教育ということでターゲットがさらに広がりましたね。より幅広い層が、より手軽に食を学ぶことができる。食をビジネスにするためだけではなく、食べることの意味を考えるかもしれないし、新しい趣味ができるかもしれないし、新しい人との出会いがあるかもしれない。地域を元気にするとか、新たな企画を考えるとか」
小山:「そうですね、人生を豊かにするためのコースだと思います」
大類:「それと“食文化デザイン”という名前ですね。今の時代、食を文化として考えるとき、デザインという言葉と掛け合わさないことには全体像が捉えられない。その現状をすごく言い当てた薫堂さんならではのコース名だなと思いました」
小山:「ありがとうございます。本当にいろいろな案があったんですよ。でも本当に食は健康にも直結しているし、もっとも実益ある学問ですよね。食を学ぶことで、もっとお米食べようという子どもが増えるかもしれないし、ちゃんとしたお店で買おうという意識で経済も変わるかもしれない。季節や地理の意識も。だから食というのはすべてが集約されている領域なんですね」
大類:「芸術的なこととも噛み合ってきますね。文学や日本の精神性とも親和性が高い。皿やカトラリーなど食を取り巻くものも重要になってくる。それこそ数えたらきりがないほどさまざまな要素を帯びているのが食なんです。そしてそれを最終的に体内に入れるというダイナミズムがあります」
小山:「大切なことは、細分化された学問を順番に修めていくことではなく、ある領域は角度を変えたらどう見えるか、という視点の獲得だと思うんです。食文化というものは付帯する要素が多い分、違う視点を見つけやすい」
大類:「講師もバリエーションに富んでいますね。全然分野の違う方々がいて、すごく面白い」
小山:「面白いですよね。僕だって学びたいくらい。大類さんだって他の講師の方の授業見たいんじゃないですか?」
大類:「本当、見たいですよ。それにこのコースは学生同士のコミュニティもおもしろくなりそうな気がしますね。修学旅行じゃないけれど、みんなでテーマを決めて食べ歩くとか。僕も『食の地域価値共創』にちなんだゼミを開催してみたいと考えています」
小山:「どんな形になっていくのか、いまから楽しみですね」
2024年4月入学生 出願受付中
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/
食文化デザインコース特設サイト
https://tenohira.kyoto-art.ac.jp/foodculturedesign/