NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2018年11月8日、ブロックチェーン技術を活用した情報システムやサービス向けに、セキュリティの脆弱性を検知し、通知を行うサービス「ブロックチェーン・セキュリティ・モニタリング」を発表した。第1弾として、「Ethereum」上のスマートコントラクトを対象にしたモニタリングサービスを実施する。
ソフトバンク・テクノロジーは2018年11月8日、クラウド環境を安全に使うためのCASBサービス「MSS for CASB」を発表した。2018年度内に提供する。特徴は、Office 365を安全に使うためのセキュリティポリシーを提供することと、マネージドセキュリティサービス(MSS)と連携して監視・運用体制を構築することである。
グーグルが、セクハラ問題に対する同社の対応方法を変更すると述べた。透明性を高め、新しい報告手段を設け、嫌がらせや暴力を受けたとする個々の主張に対して、仲裁を受けるかどうかを選択できるようにするという。
Facebookのスマートディスプレイ「Portal+」と「Portal」が米国で発売された。オンラインストア、Amazon.com、Best Buyで購入できる。
塗って歪ませるとあらゆるものを発電させる圧電塗料。そんな新技術を生んだのは福島県のプラスチックメーカーだった。圧電塗料がどのようにして生まれたのか現場を訪ねた。
テスラは、オーストラリアの通信会社Telstraの最高財務責任者(CFO)で戦略担当責任者のロビン・デンホルム氏が取締役会長に就任したことを発表した。
1999年の創業から19年目を数えるVOYAGE GROUPでは、アドプラットフォームやポイントメディア、インキュベーションの3分野で、十数もの事業を展開している。創業時から経営理念に「360度スゴイ」を掲げる同社の新規事業についての考えを、同社の宇佐美社長に聞いた。
アップルの「MacBook Air」が久々にアップデートされた。刷新された筐体やキーボード、プロセッサ、価格の近い12インチ「MacBook」、13インチ「MacBook Pro」との違いなどについて解説する。
複数の食のエキスパートによると、ハンバーガーを逆さまにして食べるのが最も良い食べ方だという。
マイクロサービス、RPA、デジタルツイン、AMP……。数え切れないほどの新しい思想やアーキテクチャ、技術等々に関するIT用語が、生まれては消え、またときに息を吹き返しています。メディア露出が増えれば何となくわかっているような気になって、でも実はモヤッとしていて、美味しそうな圏外なようなキーワードたちの数々を「それってウチに影響あるんだっけ?」という視点で分解してみたいと思います。今回はビッグデータやアナリティクス、ストレージの分野で最近よく聞く「データレイク」を取り上げます。
日本橋大伝馬町・馬喰町・東神田エリアで11月9日、スタンプラリー「しましま日和2018秋」が始まる。 #日本橋経済新聞
ディー・エヌ・エー(DeNA)は11月8日、2019年3月期第2四半期の連結業績を発表した。累計での売上収益は682億1500万円(前年同期比7.0%減)、営業利益は106億7400万円(同21.9%減)、最終利益は96億6600万円(同6.6%減)と、減収減益となった。主力であるゲーム事業が想定を下回る状態で巻き返しを図る一方、スポーツ事業は好調で右肩上がりの成長が期待できるとしている。
ミクシィは11月8日、2019年3月期第2四半期決算を発表した。売上高は364億8300万円(前年同期比19.0%減)、営業利益は99億6400万円(同42.0%減)、経常利益は97億5800万円(同42.6%減)、純利益は56億3000万円(同50.7%減)となった。
マネーツリーは、個人資産管理サービス「Moneytree」の有料機能「Moneytree Work 経費精算サービス」にて、登録明細から経費を自動で判別するAI機能を新たに搭載したと発表した。
and factoryは、学生寮にIoT機能を実装したと発表した。住宅領域におけるIoT事業のテストケースになる。
東芝は11月8日、全社変革計画「東芝Nextプラン」を発表。2021年度には、売上高3兆7000億円、営業利益2400億円、ROSで6%以上、ROEで約10%を目指すことを明らかにした。
Smart-BottleとSmart-Peepeeは、赤ん坊にかかわるデータを可視化できるスマートデバイス。Smart-Bottleはほ乳瓶に入れたミルクの温度を、Smart-Peepeeはオムツの湿り具合をそれぞれスマートフォンから確認できる。
アップルは米国時間11月7日、複数のアプリをアップデートした。これには「GarageBand」と「iMovie」、さらにオフィス向けソフトの「Pages」「Numbers」「Keynote」を含む「iWork」が含まれる。
「Waalflower」は、タブレットを壁に取り付けておけるウォールマウント。タブレット背面に装着したアダプタが壁側のマウントに磁力で吸着し、タブレットを固定してくれる。
スペースマーケットは、スペース提供者向けに、スペース運用に関連する周辺サービスのマッチングを行う「スペースマーケットSTORE for HOST」を開始した。
ウェザーニューズは、気象情報を活用したサービスを提供する基盤として、レッドハットのAPI管理ソフト「Red Hat 3scale API Management Platform」を導入した。アクセス制御や流量制御、課金などの管理ができるソフトである。アプリケーション開発環境の標準化などにより、気象コンテンツ表示システムの開発生産性を、従来の2倍に引き上げた。
アップルが新型「iPad Pro」で独自のLightningポートを捨ててUSB-Cを採用したと発表したとき、私は目を輝かせた。ぜひ「iPhone」でも採用してもらいたい。
デジタルガレージは、大手不動産、建設、ライフライン企業と提携し、不動産関連スタートアップを対象とした育成プログラム「Open Network Lab Resi-Tech」を開始した。日本発のスタートアップの海外展開や、海外スタートアップのアクセラレータープログラムへの参加と日本市場展開をサポートする。
富士通と富士通ネットワークソリューションズは2018年11月8日、オフィスビルや店舗などの入退室に簡単に適用できることをうたう手のひら静脈認証入退室装置「FUJITSU生体認証 PalmSecure AuthGate(パームセキュア オースゲート)」を発表、同日販売を開始した。価格(税別)は、42万円から。別途必要になる入退室管理ソフト「Stronguard」は、管理大量の扉が50個までで30万円。販売目標は、今後3年間で5000台。
サムライズは2018年11月8日、Webサイトの問い合わせフォームに対する攻撃を防ぐためのサービスとして、フォームの入力者が機械(ボットプログラム)ではなく生身の人間であることを確かめる認証サービス「Capyパズルキャプチャお問い合わせフォームエディション」を発表、同日提供を開始した。開発会社は米Capy。
スイスの高級時計メーカーのHublotが、ビットコイン誕生から10周年を記念して限定版ウォッチ「Big Bang Meca-10 P2P」を発表した。この腕時計はビッドコインでのみ購入できる。
TISとクリエーションラインは2018年11月8日、ユーザー企業の業務システムにコンテナ技術を適用するサービスを共同で提供すると発表した。主にTISがコンテナ基盤を、クリエーションラインがコンサルティングを提供する。2019年1月以降、コンテナ活用サービスを順次リリースする。販売目標は、2020年までに関連サービスを含め10億円規模。
米連邦取引委員会(FTC)がクアルコムに対し、現代の技術に即したモデムチップに不可欠な技術をライバル企業に提供するよう要求していた件で、裁判所は技術の提供を命じる部分略式判決を出した。
Facebookは米国時間11月6日遅く、「不審な行動」をしたとして4日夜に閉鎖した115件のアカウントが、ロシアのInternet Research Agency(IRA)に関連している可能性があると明かした。
2018年10月15日に銀行業務を開始したローソン銀行は、基幹業務システム、インターネットバンキング、ATM(現金自動預け払い機)などのITシステムに関するシステム構築・保守、運用について、日本IBMと10年間のアウトソーシング契約を交わした。日本IBMが2018年11月8日に発表した。
プレゼンや映画鑑賞などで活躍するプロジェクタだが、用途に応じてさまざまなタイプが販売されている。クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で面白いデバイスがないか探していたら、会社でも家庭でも便利に使えそうな超短焦点プロジェクタ「puppy cube」を見つけたので紹介しよう。
英国、カナダをはじめとする5カ国の政治家が、Facebookの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ氏に対し、ロンドンで開催される合同公聴会への出席を改めて求める要請書を公開した。
マクニカネットワークスは2018年11月8日、機械学習における判定モデルの作成を自動化するソフト「Driverless AI」を発表、同日提供を開始した。データサイエンティストがいなくても、学習用のデータさえ用意できれば、自動でモデルを生成する。価格は要問い合わせ。開発会社は、米H2O.ai。
USBメモリは、コンパクトなので持ち歩きやすい反面、落としたり置き忘れたりしてデータを漏えいさせる危険がある。そこで、虹彩認証をパスしないと使えないUSBメモリ「eyeDisk」を紹介しよう。Kickstarterで支援募集中だ。
ホリプロは11月8日、かつてバーチャルタレントとして展開していた伊達杏子について、その娘となる「伊達あやの」を、子会社のホリプロデジタルエンターテインメント所属として、タレント活動をサポートしていくと発表。VTuberデビューするにあたり、ファーストサポーターをクラウドファンディングサイト「Makuake」で募集するプロジェクトを開始した。
アバターを介したコミュニケーションがいろいろと試みられている。装着者の表情を仮想世界のアバターに反映させる仮想現実(VR)ヘッドセット「Veeso」といった興味深い事例もある。これをよりシンプルな方法で実現させるAI技術をGoogleが開発した。
子どもだけでなく、大人も楽しめそうなSTEM教育用の教材として使えるDIYロボットを見つけたので紹介しよう。クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中のネコ型ロボット「Nybble」だ。
中国当局が北京および上海の街中での監視用に、「歩行の特徴を認識」するソフトウェアの使用を開始したと、AP通信が報じている。
ハッカーがインターネットで最も大規模なウェブ解析プラットフォームの1つであるStatCounterに不正侵入し、同社の主要なサイトトラッキングスクリプトの中に悪意あるコードを挿入した。
Walt Disneyの研究機関Disney Researchおよびスイスのチューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の研究チームは、人物の写った1枚のカラー画像を解析し、その人物のポーズに合わせて立体感のあるコスチューム画像を自然に合成する技術「AR Costumes」を開発した。
米国の消費者情報誌Consumer Reportsは、自動車メーカーおよび自動車ブランドの信頼性ランキングを発表した。テスラが順位を6つ落として27位となったほか、日本勢が上位を占めた。
1万4500円(税別)を払ってアップルの新しい「Apple Pencil」スタイラスを購入する前に知っておくべきことがある。同社によれば、この製品はワイヤレス充電規格「Qi」をサポートしないという。
サムスンが年次開発者会議で自社の人工知能(AI)構想を明らかにし、音声アシスタント「Bixby」を開発者に公開し、対応言語も追加すると述べた。さらに今後2年で2兆円以上の予算をAIに注ぎ、全製品にBixbyを搭載するという。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、IBM Cloudの東京データセンターの利用を開始した。日本IBMが2018年11月7日に発表した。MUFGは、IBM Cloudの東京データセンターの最初のユーザーになる。
財務省税関は、空港の税関検査場で利用する電子申告ゲートをNECに発注した。2019年4月以降、成田空港の第3ターミナルにおいて、電子申告ゲートを用いた実証実験を開始する。NECが2018年11月7日に発表した。
インターネット上の営業時間が間違っていたら、それが最大の機会損失であり、最悪のユーザーエクスペリエンス(顧客体験)につながる。自社サイトの管理はできても、検索サイトなどサードパーティーが表示する情報までは手が回らず、知らず知らずのうちにビジネスチャンルを逸しているかもしれない。ヤマト運輸は、Yextが提供する「Knowledge Manager」を導入し、デジタル上での顧客満足度向上を目指している。
オンライン診療アプリ「CLINICS」などを手がけるメドレーは11月8日、医療ヘルスケア分野における技術のオープン化および情報活用を推進するプロジェクト「MEDLEY DRIVE」を開始したと発表した。
■今年もインフルエンザの季節が到来・・・
インフルエンザは毎年11月から3月ころまでの期間で、取っ換え引っ換えさまざまな型のウイルスが感染拡大して、我々を悩ませています。統計資料によれば、未だ全世界...
サムスンは、新しいユーザーインターフェース「One UI」を発表した。「Galaxy S9」「Galaxy S9+」「Galaxy Note9」を対象に1月にリリースされる予定で、同社が米国時間11月7日に初めて披露した、今後提供予定の折りたたみ式スマートフォンにも搭載される。
長らく待たれていた「Unsend」機能が、「Facebook Messenger」にまもなく追加される。
「CIO賢人倶楽部」は、企業における情報システムの取り込みの重要性に鑑みて、CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)同士の意見交換や知見を共有し相互に支援しているコミュニティです。IT Leadersは、その趣旨に賛同し、オブザーバとして参加しています。同倶楽部のメンバーによるリレーコラムの転載許可をいただきました。順次、ご紹介していきます。今回は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループでデジタル戦略部 部長を務める河﨑幸徳氏のオピニオンです。
米国時間11月7日に開催されたAndroid Dev Summitで、「Android」が折りたたみ式端末を正式にサポートすることが発表された。
サムスンは米国時間11月7日、折りたたみ式スマートフォンを披露し、「数カ月以内に」量産体制に入る予定であることを明らかにした。
ノルウェーの郵政サービス「Posten」が、サンフランシスコとノルウェーにオフィスを構えるスタートアップのBuddy Mobilityと提携契約を締結し、郵便を配達するロボットの提供を計画している。
NTTドコモとAGCは11月7日、ガラスの室内窓から貼り付けられる、電波の送受信が可能なガラスアンテナを共同開発したことを発表した。同日の記者説明会では、共同開発に至った経緯やガラスアンテナを開発する上で取り入れられた技術などについて、双方から詳細が語られた。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、発売中のPS4用ソフト「グランツーリスモSPORT」において、アップデートを11月6日付で配信した。新規車両として「憧れのイタリアンスーパーカー」、「SUPER GT 2008」、「新旧ブリティッシュスポーツ」などをテーマとした全9種のほか、スペインを代表するレーシングコースのひとつ「カタロニア・サーキット・グランプリレイアウト」を追加した。
マネーフォワードは、家計簿データから自動車保険を見直せる新サービス「自動車保険見直しサービス」を開始したと発表した。
マネーフォワードは、家計簿データから自動車保険を見直せる新サービス「自動車保険見直しサービス」を開始したと発表した。
オウチーノは、「オウチーノ 住宅ローン」に年齢、年収などからユーザーに合った返済プランを提案する、提案型住宅ローンシミュレーションサービスの提供を開始した。
オウチーノは、「オウチーノ 住宅ローン」に年齢、年収などからユーザーに合った返済プランを提案する、提案型住宅ローンシミュレーションサービスの提供を開始した。
ネインは、完全ワイヤレスイヤホンにパーソナルアシスタント機能を搭載した、ヒアラブルアシスタント「Zeeny TWS」を発表した。同日からMakuakeでクラウドファンディングを実施している。
ネインは、完全ワイヤレスイヤホンにパーソナルアシスタント機能を搭載した、ヒアラブルアシスタント「Zeeny TWS」を発表した。同日からMakuakeでクラウドファンディングを実施している。
スクウェア・エニックスは11月7日、PlayStation 4(PS4)とニンテンドー3DS向けに発売したゲームソフト「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」について、全世界におけるパッケージ出荷とダウンロード販売本数の合計が、400万本を突破したと発表した。ダウンロード版を対象としたセールも行う
スクウェア・エニックスは11月7日、PlayStation 4(PS4)とニンテンドー3DS向けに発売したゲームソフト「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」について、全世界におけるパッケージ出荷とダウンロード販売本数の合計が、400万本を突破したと発表した。ダウンロード版を対象としたセールも行う
鉄飛テクノロジーは2018年11月7日、ファイルサーバーで管理している文書ファイル群をWebブラウザを介して検索/閲覧できる文書管理ソフトの新版「FileBlog 3.15」を発表、同日提供を開始した。新版では、ユーザー認証関連機能を強化したほか、外部製品と連携したSSO(シングルサインオン)環境を構築できるようにした。
CSIRTの構築・運営には相応のスキルやノウハウが必要で、構築後の運用面が不安だといった悩みを抱えている担当者も多いはず。CSIRT運用サポートの新たな選択肢をご紹介します。
NECは2018年11月7日、サーバーの脆弱性対策にサイバー保険を付けた「仮想パッチによるサーバ脆弱性対策サービス」を発表した。2018年12月10日から提供する。トレンドマイクロの「Trend Micro Deep Security」を使う。サイバー保険の引受保険会社は三井住友海上火災保険。補償金額は、賠償金が600万円まで。
日本テラデータは2018年11月7日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)に、機械学習やグラフデータベースなどのデータ分析エンジンを統合した新製品「Teradata Vantage」を発表、同日提供を開始した。これまで「Teradata Analytics Platform」と呼んでいたものであり、今回ブランド名を刷新した。
日本テラデータは2018年11月7日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)に、機械学習やグラフデータベースなどのデータ分析エンジンを統合した新製品「Teradata Vantage」を発表、同日提供を開始した。これまで「Teradata Analytics Platform」と呼んでいたものであり、今回ブランド名を刷新した。
オンキヨー&パイオニアは、パイオニアブランドからノイズキャンセリングインナーイヤーヘッドホン「RAYZ Pro SE-LTC7R」を発表した。Lightning端子とUSB-C端子の両方に対応する。
ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングとローソンは11月7日、全国のローソン店舗にてApple Pay使用でPontaがたまる、使えるサービスを開始した。
写真共有SNSのInstagramは、特定の学校の生徒だけが参加できる「School Stories」機能の提供を検討していると報じられている。
ハッカーたちがTeslaの最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏になりすましてビットコイン詐欺を実行するため、複数の著名なTwitterアカウントを乗っ取った。
即時買取りアプリ「CASH」などを手がけるバンクは、同社代表取締役兼CEOの光本勇介氏がDMM.comが保有する同社の全株式を5億円で取得したと発表した。
シェアエックスは11月7日、企業の新規事業・市場開拓・M&Aを目的とした、テックベンチャー発掘プラットフォーム「SEKAIBOX(セカイボックス)」のベータ版をリリースした。
ものづくりドットコム の熊坂です。
先月の某イベントで元サムスン専務である吉川良三氏の講演「日本の産業に未来はあるのか」を聴講しました。興味深い内容がてんこ盛りで、充実した時間でしたが、最後のまとめは「適者生存、柔軟な考え方で潮目の変化に対応」でした。当たり前と言えばそれまでなのですが、この当たり前のことがなかなかできないものです。常にアンテナを高く掲げ、流れの変化に遅れないように(しかし早とちりせず)、適切に対処していきたいものです。
さて、ものづくり革新のキーワードを毎回ひとつずつ紹介しており、今回は「技術戦略」についてお話します。
中小製造業における技術戦略とは
以前企業理念のお話をした時に、企業の方針展開構造を図1で示しました。この中で技術戦略は下から2段目に位置する機能戦略のひとつと言えます。他の機能としては、生産、製品企画、人材育成、購買、知財管理、経理などがありますが、どんな技術を選び、磨くかという技術戦略は、どこでどう作るかという生産戦略と並んで、ものづくり企業における中核事項であることに疑う余地がありません。
図1.方針展開のピラミッド
戦略策定の方向として、競合との関係性を中心に考える競争戦略と、社内の人材やノウハウ、想い入れを中心に考える資源戦略の二つの視点があります。もちろん両方とも重要であり、配慮する必要はありますが、どちらに比重を置くかは、図1において戦略の上位にある「ビジョン」から判断することとなります。
技術戦略策定の手順
図2.戦略策定の手順
つい最近JETI(Japan Engineering & Technology Intelligence)誌11月号に投稿した記事で、戦略策定の手順を図2で示しました。中小規模の企業でここまでしっかり作業しきることは難しいかもしれませんが、これに準じた手順を踏むことで、手戻りのない戦略が獲得できます。
技術戦略策定にあたっては、この中で外部環境の分析特にPEST分析の「T=Technology」である技術動向の調査が重要とはいえ、先端技術ほど不確定要素が多く、また公開されないために、完璧な調査は極めて困難です。さらに他社、競合を分析しすぎると、身動きが取れなくなる危険性もあります。自分たちがやりたいこと、ありたい姿に向かって戦略を決めていく姿勢も時には必要でしょう。
中小企業の技術戦略成功事例
私が知っている高収益中小製造業の技術戦略事例をいくつか紹介します。これらは私が山梨学院大学で担当している「技術経営論」の講義中で、ケーススタディとして取り上げている企業です。
(1)エーワン精密
山梨県韮崎市に工場のある旋盤加工機用コレットチャックを主力製品とする製造業です。工場全体を「短納期」に最適化することで、全国の加工業から全幅の信頼を得て、直販体制を確立し、経常利益率30%以上という驚異的な業績を長期的に継続しています。
(2)東海ばね
大量生産に決別し、1個から20個程度の特殊ばねに特化して受注し、技術力と体制を整えた結果、全受注を自社の決定価格で成約し、高収益を継続しています。職人の働く環境にも細かく配慮しているため、従業員数100人以下でありながら、有名大学卒を含む多くの入社希望者が集まります。
(3)未来工業
スイッチボックスを主力製品とする岐阜県本社の製造業で、最終ユーザーである建設職人の隠れたニーズを次々に実現して、シェア80%を確保。短時間勤務、高報酬などで社員のモチベーションが高く、自律的な改善活動によって多品種にもかかわらず低価格、短納期で販売しています。
(4)池内タオル
大手発注元の倒産により連鎖倒産したことを機に、自社ブランド生産へ全面的に切り替え、オーガニックコットン+風力発電エネルギー+高度な排水処理設備という環境に配慮した製品を訴求し、高価格ながら環境意識の高い消費者の絶大な支持を受けています。
各社各様、いずれも独自のコアコンピタンスを持ち、それを磨いていることが分かります。参考にはなるものの、今から彼らの戦略を真似して成功するとは思えません。自分たちで図2の手順を踏んで真摯に考え抜くことで、簡単ではありませんが、なにかしらの戦略が見えてくるものです。
また、当初考えた戦略がズバリ当たって大成功ということは少なく、やってみることで新たな事実が判明し、それに基づいて戦略を修正しながら、少しずつ成果に近づいていくことがほとんどです。大企業と異なり、柔軟かつスピーディーな戦略設定、修正ができることが、小規模企業の持ち味でもあります。まずは一歩目を踏み出しましょう。
どうでしょう、参考になりましたか?ものづくりドットコムでは、川崎響子さん が技術戦略分野の専門家です。不明の点やご相談はQ&Aコーナーや問い合わせフォームで質問してください。
レノボが中国で無人のコンビニを開店した。顔認識、電子決済、AIなどを活用している。
NTTドコモは11月7日、AGCと提携し、景観を損ねずに窓ガラスの室内側から貼り付けられる、電波送受信が可能なガラスアンテナを共同開発したと発表した。
Waymoは、自動運転車とオートバイとの接触事故がドライバーの介入によるものだったとし、自動運転制御であれば回避できたと説明した。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月6日、東京駅、新宿駅、品川駅においてブース型シェアオフィスの実証実験を11月28日から実施すると発表した。ブイキューブと共同開発したブース型の「STATION BOOTH」を設置する。
Dropboxは、ワークフロー処理の効率化に役立つ新たな連携機能「Dropbox Extensions」を近くリリースする。
アマゾンでは、「意思決定の会議を1時間に収める」というルールが存在する。とかく長引きがちな会議を、アマゾンではどのように1時間に収めているのか?
マイクロソフトは、インド市場向け生産性ツールの試用版アプリだった「Kaizala」を、世界市場で本格展開する。
富士通は2018年11月6日、AI事業におけるグローバル展開の戦略策定、およびその実行を担う新会社「FUJITSU Intelligence Technology」をカナダのバンクーバーに設立し、2018年11月1日から事業を開始したと発表した。
富士通は2018年11月6日、AI事業におけるグローバル展開の戦略策定、およびその実行を担う新会社「FUJITSU Intelligence Technology」をカナダのバンクーバーに設立し、2018年11月1日から事業を開始したと発表した。
富士通マーケティングは2018年11月6日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトの導入支援サービスを開始した。同社が業務自動化の社内実践で得たノウハウを、中堅企業の顧客向けにサービス化した。
Facebookが独立系団体に委託して作成したレポートによると、ミャンマーで死者を出した弾圧を誘発したヘイトスピーチに対する、同社プラットフォームでの拡散防止の取り組みは、必ずしも十分ではなかったという。
老舗のギターブランドである「フェンダー」が、ここ数年、オーディオブランドのやeラーニングなど、積極的に新規事業を立ち上げている。1946年の設立から72年。フェンダーは、新たなビジネスをどう立ち上げ、そこから何を得ようとしているのか。
マイクロソフトの「Cortana」担当コーポレートバイスプレジデント、J・ソルテロ氏が2018年末までに退職するという。
2016年4月の創業以来、他に例を見ないスピードで成長を遂げてきたAnyMind Group。2017年は約28億円の売上げを記録。また、アジア11市場に13のオフィスを構えており、2017年4月時点で90名だった従業員数は、現在330名を超えるという。同社CEOの十河宏輔氏に、急伸の理由や今後の展望を聞いた。
Facebookは米国時間11月5日遅く、米国中間選挙を前に「不審な組織的行動」との関与が疑われる100件以上のFacebookおよびInstagramのアカウントを閉鎖したと発表した。
富士通は2018年11月6日、カナダのバンクーバーにAIビジネスにおけるグローバル拠点となる新会社「FUJITSU Intelligence Technology」を設立したことを発表した。日本を含む各地域で実施してきたAIビジネスの知見や商材を集約し、グローバルな商品・サービスとして各地で展開していく。
日本橋川や隅田川を中心に和モダン屋形船「みづは号」を運営する「フローティングライフ」船頭の佐藤勉さんが10月28日、2カ月ぶりに現場復帰した。 #日本橋経済新聞
ディー・エヌ・エーは11月6日、テンセントゲームズと提携し、スマートフォンゲーム「王者栄耀」のGlobal版「Arena of Valor」の日本版を配信すると発表した。MOBAと呼ばれるジャンルの人気タイトルで、2015年から中国で配信。日本版では、現段階での名称は「伝説対決-Arena of Valor-」の予定となっている。
無線LANアクセスポイント製品を手がける米Mist Systemsは2018年11月6日、都内で会見し、2018年10月8日付で日本法人「ミストシステムズ」を設立したと発表した。日本法人の社長には中原浩輝氏が就任した。米国以外に法人を設立するのは日本法人が初めて。国内販売代理店はネットワンパートナーズで、2017年5月から米Mist Systems製品を販売している。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は11月6日、個人向けPC「FMV」シリーズの新製品として3モデル6機種を11月8日より順次販売すると発表した。
ネットワンパートナーズは2018年11月6日、顔認証ソフト「SAFR」を発表、同日販売を開始した。アプリケーションと連携させることによって、入退室管理やマーケティング、防犯などに利用できる。ソフトの特徴として、認証精度の高さや、APIによるシステム連携の容易さをアピールする。開発会社は、米RealNetworks。販売目標は、初年度50社。
江戸時代、日本には先進的な金融市場が存在した。大阪の「堂島米市場」である。その理由は、“世界初”の先物取引市場だったからである。
Nianticは、新作ゲーム「Ingress Prime」を発表した。同社初のタイトル「Ingress」のリニューアル版で、IngressをベースにUIやBGMを全面刷新している。
パナソニックが、10月30日から11月3日までの5日間、東京都千代田区の東京国際フォーラムで、「クロスバリューイノベーションフォーラム」を開催した。ここでは「チャレンジャーと未来のストーリーをつくる」をコンセプトに、新規事業創出とオープンイノベーションを実践する「NEXT100」の展示を写真で紹介する。
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