テレワークの実施頻度が高い層は、1日平均3時間以上の時短を実感―Dropbox Japan調べ | IT Leaders

Dropbox Japanは2020年7月13日、国内のナレッジワーカー1000人を対象にテレワークに関する意識・実態を調べた結果を発表した。経営者~部長クラスの48.9%はテレワークのメリットを感じていない。一方、テレワークの実施頻度が高い層は、1日平均3時間以上時短になっている実感がある。調査は2020年5月11日~2020年5月12日にインターネットを介して実施した。

アシスト、ML自動化ツール「DataRobot」の販売を開始、ユーザーのデータ活用を支援 | IT Leaders

アシストは2020年7月13日、マシンラーニング(機械学習)を自動化するソフトウェア「DataRobot」を同日付で提供開始した。BIやデータプレパレーション、データ統合、BRMSの領域で蓄積したノウハウを通じ、顧客のデータ活用を支援する。背景の1つとして、米DataRobotが2019年12月データプレパレーションツールの米Paxataを買収している。

IIJ、情報システム部門に代わってITインフラ業務をまるごと請け負うサービス、コスト削減などにコミット | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2020年7月13日、情報システム部門に代わってITインフラに関わる業務をまるごと請け負うサービス「ストラテジックITアウトソーシング」を発表した。同日提供を開始した。価格は、システムの範囲やIIJが担う業務の範囲に応じて、個別見積もり。

日立Sol、Web会議サービス「Zoom」を販売、文書管理ソフト「活文MIE」との組み合わせを提案 | IT Leaders

日立ソリューションズは2020年7月13日、クラウド型のWeb会議サービス「Zoom」を販売すると発表した。2020年7月14日から販売する。同社は、企業間で情報を共有できるソフトウェア「活文 Managed Information Exchange」とZoomを組み合わせて使うことを提案している。これにより、会議で必要になるファイルを、会議以外の時でも、アクセス権管理とDRM保護によってセキュアに共有できる。

DNP、文章のレイアウトで読むスピードが向上する「読書アシスト」の実証実験を開始

大日本印刷(DNP)は資本提携している日本ユニシスと共同で、目線の動きを誘導するようなレイアウトを自動的に行うことにより、文章の読みやすさを高める技術「読書アシスト」を活用した実証実験を開始。無料の青空文庫の小説を変換後のレイアウトで閲覧できる特設サイトを期間限定で開設した。また任意の文章を変換することもできる。
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グーグル、ストーカーウェアなどの広告を禁止へ–ポリシー更新

グーグルは、「広告の不正行為を助長する商品やサービスに関するポリシー」を公開し、8月よりスパイウェアと監視技術の広告に関する制限の定義を明記すると発表した。個人や個人の活動を許可なく追跡、監視することを明確な目的としてマーケティング、ターゲティングされる製品やサービスのプロモーションが禁止される。
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野村総研、Oracle Cloudをオンプレミスに導入し金融サービスのガバナンスを確保 | IT Leaders

日本オラクルは2020年7月13日、ユーザー企業のデータセンターをOracle Cloudのリージョンとして利用できる「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」について会見を開き、同日付で国内で提供を開始したと発表した。会見では、グローバルの第1号ユーザーである野村総合研究所(NRI)が登壇し、導入の背景を説明した。NRIでは、金融サービスに必要なガバナンスを保ちながらアジリティなどのパブリッククラウドのメリットを享受できることをメリットとして挙げている。

ドローンで処方箋医薬品配送の実証実験–旭川医科大学とANAホールディングスら

経済産業省北海道経済産業局、旭川医科大学、ANAホールディングス、アインホールディングスは7月10日、オンライン診療・オンライン服薬指導と連動した、ドローンによる処方箋医薬品の定温配送での非対面医療の実証実験を実施すると発表した。
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課題別IoTツール・サービス事例集3:IoT導入にかかるコストを抑えたい

こんにちは、製造業のDXに注目する岩手在住IT系ライターの宮田文机です。

IoT導入にあたって気になるのがどのくらいの導入コストがかかるのか。平成28年に行われた総務省の調査によると従業員100名以上の製造業に従事する企業がIoTに支出したコストは前年度売上高比で3%未満がもっとも多く、3%~5%未満がその後に続きます。

自社のIoT化に当たってコストを抑えるために意識すべきこと、そしてそのために役立つかもしれない4つのツール・サービスをご紹介します。

IoT導入にかかるコストとは? 抑える手段は?

IoTの導入・運用で必要となるコストとしては以下のようなものが挙げられます。

  • センサー・アクチュエータといった機器の購入コスト
  • 通信回線にかかるコスト
  • クラウド・サーバーにかかるコスト
  • 開発・運用にかかる人的コスト
  • システムの構築・運用・保守などにかかる外注コスト

デバイスや通信料金の発達・低価格化により徐々に導入のハードルは下がってきていますが、それでも数百~数億円の費用が提示されることは珍しくありません。中小規模の工場ではとても負担しきれないことも少なくないでしょう。

そこでIoT化に取り組むために覚えておいていただきたいのが「助成金・補助金の活用」と「身の丈IoT」です。まずはIT導入補助金など国、自治体、非営利法人が運用する助成金・補助金の中で利用できるものはないか探しましょう。実際の導入の段階で知っておくべきなのが「身の丈に合った範囲でも十分IoT化は始められる」ということ。ITや通信の知識がなくても今は情報が充実していますし、ベンダーに相談するだけなら多くの場合費用はかかりません。

ここからは低コストで身の丈IoTを実現するために役立つかもしれないツールをご紹介していきます。

事例1:IoT自作の基本ツール、Raspberry Pi・Arduino

IoTをDIYで実現する事例で最もポピュラーなのが、イギリスのラズベリー財団がコンピューター教育用に販売した小型コンピューターRaspberry Pi(ラズパイ)やイタリアで開発されたマイコンボードArduinoを活用したものです。いずれも数千円代と安価ながらセンサーとの接続や機器の制御などIoTで実現したいことが一通り実現可能。プログラミングの知識は必要になりますが、書籍やWeb記事、動画など資料が充実してきているためゼロからでも始められる環境は整っています。

【活用事例】

自動車部品における製造ラインの稼働状況をスマートフォンやPCから確認できるシステムを市販のセンサーとRaspberry Piで確立。生産性の向上や発展させた同システムの事業化に成功した。

事例2:IoT導入の基本システムが一気に手に入る、10万円IoTキット

ものづくりとIoTの融合を目指すIVI(Industrial Value Chain Initiative))が提案するIoTの実験用デモ機が「10万円IoTキット」です。前述のRaspberry PiやmicroSDカード、ICカードリーダ、ICカード、電流センサー、環境&モーションセンサーなどがまとめて提供され、その名の通り10万円弱でIoTシステムを構築することができます。IVIのサイトでその構成は公開されているため確認しつつ自分で取り揃えることも可能ですし、地域セミナーなどでデモを見たうえで提供を受けることもできます。

【活用事例】

交代制による24時間稼働を強みとするプラスチック製品工場の夜間の稼働状況を可視化。稼働率が低くなる原因特定に貢献し、結果として生産性向上を実現した。

事例3:初期費用0円、現場の声が反映されたIoT GO

自社工場のIoT化に成功した久野金属工業株式会社(詳しくは「IoT導入事例ファイル1: 中小企業5社のスマホを使ったIoT」)が株式会社マイクロリンクと開発したIoTクラウドサービス「IoT GO」です。初期費用0円、月額料金も1設備一日300円程度(工事費別)と安価に設定されているのがポイント。現場への浸透がIoT化の成功のカギといっても過言ではないため、自社工場で実際に導入した経験が反映されているというのは信頼のおけるポイントです。

【活用事例】

自動車のプレス加工部品を主力製品とする久野金属工業の装置のオン・オフ/サイクルタイムを計測。最大52%の生産性向上と売上に対する使用電力量の14.5%削減に貢献した。

事例4:IoT導入~クラウドとの連携までがまとめられたDegu IoTエントリーパック

誰でも簡単に簡単にIoTセンシングを行いクラウドと連携させられる世界の実現を目指すオープンソースプロジェクトDegu(デグー)の初心者向けパッケージです。

その内容はセンシングデータを送信するためのマイコンボード、データ通信を中継するゲートウェイ、照度センサー・加速度センサー・温湿度センサーなど6種類のセンサーセットの3つ。定価41,500円(税別)で、データのセンシング~クラウドへの集積までを簡単にスタートできるパッケージとなっています。ある程度道具が用意された状態から自作IoTに着手したい方には非常に魅力的に映るでしょう。

【活用事例】

果物を栽培するビニルハウスの湿度・温度・土壌の水分状況などをセンシング。機械学習でベストな水分量を把握し、適切な散水を行える状況を整えた。

まとめ

IoTの導入コストを抑えたいという方に向けて4種類のツールをご紹介しました。

前述の通り、まずは身の丈から始めることで安価にIoTを始めることは可能です。そこで理解を深めたうえで工場全体のDXに着手すれば、結果として目標達成につなげられる可能性も高まるはず。「ITは苦手だから……」と尻込みせず、まずはできそうなことから着手してみてください。

三井情報など、金融機関向けコンプライアンス・リスク管理支援サービスを提供 | IT Leaders

三井情報、FRONTEO、ASEFパートナーズは2020年7月10日、金融機関を中心に接客応対現場のリスク管理を進める企業に向け、AIを活用した「コンプライアンス・リスク管理支援サービス」の提供を開始した。デジタル変革や「ニューノーマル」によって変わる接客応対のリスク管理を、AIで支援する。

三井情報など、金融機関向けコンプライアンス・リスク管理支援サービスを提供 | IT Leaders

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TIS、クラウドごとのUIや仕様の違いを吸収するクラウド運用管理基盤を提供 | IT Leaders

TISは2020年7月9日、クラウドごとのUIや仕様の違いを吸収するクラウド運用管理基盤「エンタープライズ・クラウド&セキュリティプラットフォーム」を発表した。マルチクラウド環境の運用とセキュリティ対策を、単一の管理基盤で行える。価格(税別)は、最小構成で500万円から。販売目標は、2025年までに30社。