オプティム、Web画面をエージェントレスで共有できる遠隔支援サービス「Optimal Remote Web」 | IT Leaders

オプティムは2021年5月13日、顧客やエンドユーザーのWeb画面をリモートで共有できるサービス「Optimal Remote Web」を発表した。Webアプリケーションの使い方などをリモートでサポートする用途に向く。顧客やエンドユーザーのPC/スマートフォン/タブレットなどに専用のアプリケーションをインストールしてもらう必要がなく、受付番号をユーザーから聞き出すだけで、ユーザーが閲覧しているWebページの内容をオペレーター側で確認できる。2021年6月下旬から提供する。

IIJ、SOCサービスに上位版、インシデント検知時にIIJの判断で端末隔離や通信遮断を実施 | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2021年5月13日、ファイアウォールなどのセキュリティ機器をユーザーに代わって運用監視するSOC(セキュリティオペレーションセンター)サービス「IIJ C-SOCサービス」を強化した。新たに、上位メニュー「IIJ C-SOCサービス プレミアム」を追加した。上位メニューでは、検知したインシデントに対して、IIJの判断で端末隔離や通信遮断といった対応を行えるようにした。価格(税別)は、初期費用が195万5000円から、月額費用が57万円から。

バルミューダ、スマホ事業に参入–5Gモデルを2021年11月以降に発売、製造は京セラ

バルミューダは5月13日、携帯端末事業に参入すると発表した。京セラを製造パートナーに迎え、2021年11月以降での発売を予定している。また、国内通信事業者としてソフトバンクのみでの取り扱いを予定しているが、同時にSIMフリーモデルの販売も計画しているという。
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LIXIL、基幹システムをGoogle Cloud上のSAP S/4HANAで統合、連結会計などを容易に | IT Leaders

住まいの水まわり製品と建材製品を開発・提供するLIXILは2021年5月13日、Google Cloud Japanが開催した会見に登壇し、基幹システムをGoogle Cloud上のSAP S/4HANAに移行した事例について説明した。SAP S/4HANAを使った会計システムは2021年4月から本稼働している。パブリッククラウドの採用によってリソースの拡張性を確保したほか、移行にあたって業務プロセスを改善した。

新型コロナの早期診断と重症化を予測する「AI 聴診デバイス」で共同研究

シェアメディカルは5月13日、聖マリアンナ医科大学 大学院医学研究科医療情報処理技術応用研究分野 小林泰之教授らと共同で、AI(人工知能)を活用した新型コロナウイルス感染症肺炎(COVID-19)の早期診断・重症化予測を可能とする「AI 聴診デバイス」の共同研究を行うと発表した。
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LINE、PC向けゲームプラットフォーム「LINE POD」を6月10日から国内展開

LINEは5月13日、東南アジア地域に展開しているPC向けゲームプラットフォーム「LINE POD」を、6月10日から日本国内でも提供を開始すると発表。国内先行タイトルとして、「Flyff Online(フリフオンライン)」と「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」を提供する。
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SAS、データ分析基盤「SAS Viya」を強化、分析者がセルフサービスでデータを整備可能に | IT Leaders

SAS Institute Japanは2021年5月13日、データ分析アプリケーションの開発者に向けて組み込み型のデータ分析機能を提供する基盤ソフトウェア「SAS Viya」を強化したと発表した。新たに、SAS Viya環境で利用できる2つのデータ分析アプリケーションを追加した。データ分析者がセルフサービスでデータを整備できるツール「SAS Studio Analyst」と、欲するデータを素早く見つけられるようにするツール「SAS Information Governance」である。2021年5月3日に米SAS Instituteが発表したプレスリリースの抄訳として発表した。

世界の製造業「ベトナム」

テクノポートの稲垣です。若い年齢の人口が豊富なベトナムは、労働力に長けており、製造業の進出を考えている企業も多いのではないでしょうか。

今回は「ベトナムの製造業」の実態について紹介します。ベトナムへの進出を検討している方や、ベトナムの製造業の現状を知ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはこちらの表をご覧下さい。


出典:2020年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(ジェトロ海外ビジネス調査)

上記の表は、JETROが行った日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査から引用したものです。左の列に記載されている国名は日本企業が次の事業拡大先として選んだ地域が順に並んでおり、ベトナムは中国に次いで第2位にランクインしています。

日本総研の調査によると、ベトナムが日本企業からの注目を集める理由として、中国の輸出管理規制強化を考慮したチャイナプラスワン(中国以外の国へ拠点を設けリスクを分散させる経営戦略)が盛んになってきたことが挙げられます。

今回は以上で紹介したように、中国に次ぐ日本企業の進出先として大きな注目を集めるベトナムの製造業を日本企業の視点から掘り下げていきます。

参考資料

[1] 2020年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(ジェトロ海外ビジネス調査) | 2021年 – 記者発表 – お知らせ・記者発表 – ジェトロ
[2] チャイナ・プラスワンで優位に立つベトナム|日本総研

基本情報

  • 正式名称:ベトナム社会主義共和国(Socialist Republic of Viet Nam)
  • 首都:ハノイ(Hanoi)
  • 元首:グエン・スアン・フック(2021年4月~)
  • 首相:ファム・ミン・チン(2021年4月~)
  • 通貨:ドン(1ドン=0.0047 円 ※2021年4月27日時点)
  • 人口:約9759万人
  • 面積:約33万km2
  • 公用語:ベトナム語
  • 宗教:仏教(80%)、キリスト教(9%)、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教、ヒンドゥー教
  • 平均寿命:男 70.9歳、女 76.2歳

参考資料

[3] ベトナム基礎データ|外務省
[4] ベトナムの基本情報|地球の歩き方
[5] Vietnam | History, Population, Map, Flag, Government, & Facts | Britannica
[6] ベトナム社会主義共和国主席 – Wikipedia
[7] ベトナムの首相 – Wikipedia

産業構造

まずはベトナムの産業構造の調査結果を紹介します。下の図はベトナムの国内総生産(GDP)の内訳の推移を示したグラフです。

データ引用元:Vietnam: sectoral composition of the economy | TheGlobalEconomy.com

グラフと関連データから以下のことが分かります。

  • GDPに占める製造業の割合は近年は横ばい傾向
  • 他のASEAN近隣諸国と同様に、サービス産業が拡大する一方で、農業の割合が減少傾向

現状

  • 製造業のPMIは、2021年3月に53.6を記録し、新型コロナウイルス発生以降、最高を記録
  • 2020年のGDPは前年比2.9%の増加を記録(中国の増加率2.3%を上回りアジアでトップ)

今後

  • 2021年のGDPは前年比6.6%の増加を記録する見通し(輸出主導型の製造業、国内の需要回復が主な理由)
  • Fitch Solutionsの調査によると、ベトナムは今後、中国に代わる製造業の拠点として世界中の企業からより一層の注目を集める予想

参考資料

[8] Vietnam: sectoral composition of the economy | TheGlobalEconomy.com
[9] Manufacturing value added by country, around the world | TheGlobalEconomy.com
[10] Vietnam Purchasing Managers Index (PMI), manufacturing, March, 2021 – data, chart | TheGlobalEconomy.com
[11] Vietnam Overview
[12] Vietnam is Asia’s top-performing economy in 2020 amid Covid pandemic

製造業全体

次に、ベトナムの製造業の調査結果を紹介します。下の図は、ベトナムの製造業が生み出した付加価値額の推移を示すグラフです。(縦軸は10億USドル)


データ引用元:Vietnam Manufacturing value added – data, chart | TheGlobalEconomy.com

グラフと関連データから以下のことが分かります。

  • 2011年以降、増加が続く
  • ベトナムの製造業のGDPは2019年時点で約432億USドルで世界第35位

現在

  • 製造業用の土地の使用率がここ2018年から急速に増加し、2020年3月時点で74%が使用されている(中国への過度な依存を避ける企業が増加していることが主な要因)
  • ベトナムの人件費は中国の1/3〜1/2程度であり、海外企業の製造拠点として注目を集めている

今後

  • Navigos Groupの調査によると、製造業の急拡大に伴い、熟練労働者の不足と労働者の賃金上昇が現在より一層深刻化する見通し
  • ベトナム国内のサプライヤーが不足しており、今後いかに中国からの輸入に対する依存を減らすかがベトナム製造業成長の鍵になる予想

参考資料

[13] Vietnam Manufacturing value added – data, chart | TheGlobalEconomy.com
[14] Manufacturing value added by country, around the world | TheGlobalEconomy.com
[15] Global manufacturers are flocking to Vietnam. Is it ready? – Nikkei Asia
[16] Growing industries in Vietnam – Google SearchTop 5 promising industries for international businesses in Vietnam

製造業の内訳

次に、ベトナム製造業の内訳を紹介します。下の図は、ベトナム製造業の各分野が生み出した付加価値額を示すグラフです。グラフの色は青色:2006年、橙色:2011年、灰色:2016年を表しています。


データ引用元:VIET NAM INDUSTRY WHITE PAPER 2019 (SUMMARY).pdf

グラフと関連データから以下のことが分かります。

  • 2016年における付加価値額トップ3の産業

1位:エレクトロニクス産業(約127億U.Sドル)
2位:食品産業(約105億U.Sドル)
3位:衣料品産業(約68.3億U.Sドル)

  • 2016年における輸出額トップ3の産業

1位:エレクトロニクス産業(約592億U.Sドル)
2位:衣料品産業(約292億U.Sドル)
3位:畜産・水産業(約169億U.Sドル)

現在

  • 国内の電気需要の拡大に伴い、エネルギー産業の成長が続いており、歴史は浅いものの東南アジアにおいてトップ3の生産国になっている
  • ベトナム製造業への投資は主にエレクトロニクス関連産業(例:Appleのイアフォン製造、SHARPの液晶ディスプレイ製造)

今後

  • 今後、鉄鋼の輸出がベトナム製造業の主要な成長要因として機能する見通し
  • エレクトロニクス産業の輸出額は全体の40%を占めており、半導体産業の成長に伴い今後も拡大を続ける見通し

参考資料

[15] VIET NAM INDUSTRY WHITE PAPER 2019 (SUMMARY).pdf
[16] Which economic sectors are predicted to grow in Vietnam next year? | Vietnam Times
[17] Rags to Riches: Vietnam’s Growing Electronics Industry | SEMI

日本企業の進出状況

ここからは日本企業の視点から、ベトナムの製造業市場を調査した結果です。下の図は、ベトナムに進出した日本企業数の推移を示したグラフです。


データ引用元:海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)

また下の図は、ベトナムに進出している日本企業の業種を調査した結果です。


データ引用元:海外進出日系企業拠点数調査|外務省

これらのグラフと関連データから以下のことが分かります。

  • ベトナムに進出する日本企業の数は統計開始から一貫して増加傾向
  • 2019年12月時点における日本企業数は1,943社(JETROの調査)

現状

  • 進出日本企業の業種は製造業が最も多く、全体の約49.4%を占める(2019年のJETROの調査)
  • 進出日本企業のうち約52.4%が中小企業(2019年のJETROの調査)

今後

  • 進出企業の今後1〜2年の事業方針の調査では、63.9%の企業が拡大と回答しASEANではトップの数字(2019年のJETROの調査)
  • ベトナムの投資環境リスクの調査では、61.1%の企業が人件費の拡大と回答しており、今後も人件費の高騰は避けられない予想

参考資料

[18] 概況・基本統計 | ベトナム – アジア – 国・地域別に見る – ジェトロ
[19] 20200024.pdf
[20] ベトナム進出日系企業、事業拡大意欲はASEANで最大 | 現地発!アジア・オセアニア進出日系企業の今-2020 – 特集 – 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ

ベトナムに進出した日本企業

ここからは、実際にベトナムに進出した日本の製造業企業3社を紹介します。

株式会社 橋本クロス

▶基本情報

  • 本社:滋賀県長浜市
  • 従業員数:45人
  • 事業内容:工業用ワイピングクロス製造販売

▶概要

工業用の不織布製品の製造・販売を行う企業。2018年にベトナムにおける製造拠点として橋本クロスベトナム(HCVN)を設立。製造拠点設立の背景には、日本国内の需要の縮小への対応、人件費の削減、東南アジアでの需要拡大、現地日本企業への製品提供などが挙げられる。同社は2019年に新工場を設立し、将来的には日本企業に加え外国企業からの需要に応える狙い。

参考資料

[21] ベトナム社会主義共和国において日本企業が実施する不織布製品の製造・販売事業に対する融資 | JBIC 国際協力銀行

増田ビニール株式会社

▶基本情報

  • 本社:愛知県名古屋市
  • 従業員数:50人
  • 事業内容:樹脂・ゴム製品の押出成形加工による製造・販売

▶概要

プラスチック押出成形事業を主に行う企業。2015年に同社初となる海外子会社、MASUDA VINYL VIETNAM CO.,LTDを設立。設立の主な目的は、ベトナムを始めとする東南アジアに拠点を置く日系企業への製品の供給。また、東南アジアでの需要の拡大が続く建材部品、オフィス関係の部品にも力を入れて生産体制を強化している。

五光発條株式会社

▶基本情報

  • 本社:神奈川県横浜市
  • 従業員数:50人
  • 事業内容:精密バネの製造・販売

▶概要

OA機器、カメラ、自動車部品などに使用される精密バネの製造を行う企業。2004年にベトナムでGOKO SPRING VIETNAMを設立。同社は、ベトナム工場を含めてタイ、インドネシアにも拠点を有しており、海外での製造拠点の開拓を積極的に行っている。

まとめ

今回はベトナムの製造業と産業構造を日本企業の視点から調査しました。調査結果を以下にまとめます。

  • 産業構造:GDPに占める製造業の割合は近年は横ばい傾向、2020年のGDPは前年比2.9%の増加を記録(中国の増加率2.3%を上回りアジアでトップ)
  • 製造業全体:ベトナムの人件費は中国の約1/3〜1/2程度、今後は「熟練労働者の不足」と「労働者の賃金上昇」が深刻化する見通し
  • 日本企業の進出状況:2019年12月時点における日本企業数は1,943社(JETROの調査)進出日本企業の約49.4%が製造業
  • ベトナムに進出した日本企業:進出の主な目的は、現地日本企業への部品供給、人件費の削減、東南アジアの需要拡大に対応

今回の内容が、ベトナム進出を視野に入れている方の参考になれば幸いです。

コロナ禍のテレワークでも効果–心理的安全性向上で導入したOKR・コーチングの成果

新型コロナウイルス感染症により、働き方が大きく変化している昨今。ゲーム開発を手掛けるバンダイナムコスタジオにて、サーバエンジニアチームの管理職を務めている筆者が、チームの状況を改善すべくチームメンバーとともに導入した施策に関して、課題の認識、行った施策、テレワーク開始後の状況、施策の効果について紹介する。
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HOYAデジタルソリューションズは2021年5月12日、AI技術を活用した外観検査パッケージソフトウェア「Voyance Inspector(ボヤンス インスペクター)」の販売を開始した。製造現場における目視による外観検査において、AIの活用した検査の自動化を支援する。
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