エクストリーム-D、スパコンのIaaSクラウドサービスに「富岳」ベースの商用スパコンを試験導入 | IT Leaders

エクストリーム-Dは2021年5月21日、同社がIaaS型クラウドサービスの形態で提供しているスーパーコンピュータ環境に、富士通が開発したスーパーコンピュータで「富岳」の商用版に相当する「PRIMEHPC FX700」を試験的に導入すると発表した。「富岳」用に開発されたディープラーニング(深層学習)向けライブラリの動作確認とベンチマークを実施する。

【製造業】失敗しないWebサイト制作会社の選び方

こんにちは、テクノポートの永井です。

新型コロナウイルスの影響で対面営業を自粛せざるを得ない状況が続くなか、Webサイトに力を入れる企業が増えてきました。

これまで訪問営業や展示会に力を入れていた企業も、Webサイトからの問い合わせを増やし、商談につなげることで、対面営業を減らしながらも受注数を確保する流れに変わってきています。

このような営業目的のWebサイトを作るためには「Webサイトを制作してくれる企業」の選定が重要になってきます。Webサイト制作会社にもそれぞれ特徴があり、土木系や製造業など特定の分野に特化しているところから、オールジャンルを手掛けているところまで、Webサイト制作会社によって得意分野が変わってきます。

今回は製造業のWebサイト制作会社の選定基準を紹介します。

Webサイトで成果を出す方法には王道がある

Webサイトのメリットはターゲットの行動が予想しやすく、かつ対策が打てることにあります。そのため、問い合わせを増やす目的のWebサイトには王道が存在します。

ターゲットの行動は

  1. GoogleやYahooなどの検索エンジンにキーワードを入力して課題を解決できる企業を調査
  2. 複数の企業Webサイトの中から実際に課題を解決できそうな企業を選定
  3. 問い合わせ

になります。

これをWebサイト視点に変えると下図のような形になります。

  • アクセスを増やす:ターゲットが検索するキーワードでのSEO対策
  • 問い合わせ増やす:ターゲットが求めるコンテンツを作る
  • 問い合わせから受注につなげる:Webサイトではなく直接の営業力

つまりアクセスを増やし、適切なコンテンツを作ることができれば、必然的に問い合わせは増えます。Webサイト制作会社を選定する際は、この王道に対してどのようなことを行っているのかが判断基準になります。

Webサイト制作会社を選定する3つの基準

Webサイト制作会社を選定する際に気をつけるポイントは3つ。アクセスを増やす技術を持っているか。問い合わせにつながるコンテンツの提案をしてくれるか。そして、公開後のサポート体制が充実しているかです。もちろんデザイン性などの要素も大切ですが、この3点がしっかりしていれば、反響を出すことは難しくありません。

1、製造業独特のキーワード調査ができるか

Webサイトでアクセスを増やすためには、GoogleやYahoo!の検索結果の上位に表示されなければなりません。そのためには、ターゲットが検索するキーワードを想定して、そのキーワードで上位に表示させるようなSEO対策を行う必要があります。

このキーワードの選定がうまくできていないと、ターゲットに見られなくなり、たとえアクセスが増えたとしても問い合わせにはつながりません。

キーワードの月間検索数は、Googleのキーワードプランナーを使えば簡単に調査できますので、Webサイト制作会社も調査しています。

製造業などの技術系キーワードの場合、一般的な検索キーワードと比較すると検索キーワードが特殊になり、かつ月間の検索回数も少なくなるため、キーワードの選定が難しくなります。

例えば、BtoC向けの場合、10万回数/月以上のキーワードは普通にありますが、技術系になると500回数/月も珍しくなります。

キーワードの選定には経験やノウハウも関係してくるため、Webサイト制作会社がどのようなキーワードを選定するかによって、Webサイト制作会社の特徴を知ることができます。

例えば、Webサイト制作会社から提案されたときに

  • 想定しているキーワードはどのようなものですか?
  • 弊社のターゲットが検索しそうなキーワードはどのようなものが考えられますか?
  • キーワードのボリュームはどれくらいですか?

などの質問をして疑問をしっかり解決してくれるかどうかで、その企業が自社に合っているかどうか判断できます。

SEO対策の重要性については、SEO対策・完全ガイド(BtoB製造業・メーカー向け)で取り上げていますので、深く知りたい方はチェックしてみてください。

2、問い合わせにつなげるためのコンテンツを提案できるか

キーワードが決まったら、次に見極めるのは問い合わせにつながる訴求コンテンツの作り方です。訴求コンテンツは「ターゲットが求める情報」になるため、ターゲットが抱えている課題を解決できる情報を掲載しなければなりません。「自社のどの技術をどのような表現で伝えれば、ターゲットの目に止まるのか」を想像してコンテンツを作る必要があります。

社内だけでは自社の技術の良さに気づかないことも多いため、第三者からの指摘が大切になります。その第三者となれるのがWebサイト制作会社です。製造業のWebサイトを専門で制作している企業は、技術的な話を深堀りしていくなかで貴社の強みを見つけてくれます。

そのため、Webサイト制作会社を選ぶときは自社の強みや技術的優位性を指摘してくれる企業を選んだほうがよいでしょう。

例えば、Webサイト制作会社から提案されたときに

  • 他社と比べたときの弊社の強みはどんなところになりますか?
  • このような技術をもっているのですが、どういった需要がありそうでしょうか?

などの質問をしてきちんと回答してもらえるかどうかで、その企業が自社に合っているかどうか判断することができます。

技術の伝え方については別の記事でまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
ひと目でわかる技術・製品の紹介ページの作り方

3、公開後のサポート体制が整っているかどうか

Webサイトはこれまでの2点を押さえておけば、ある程度の反響は出せます。しかし、初めに検討したキーワードやコンテンツが十分でなかったり、時代とともにターゲットのニーズが変わってきたりするため、Webサイトの内容は定期的に見直す必要があります。

WebサイトはGoogleアナリティクスなどの解析ツールを使うことで、アクセス数や検索に強いページ、アクセスされたキーワードなど、さまざまな流入データを知ることができます。Webサイトの問い合わせ数を増やすためには、現状を知った上でどのような改善が最適かを検討しながら更新し続けることが大切です。

Webサイト制作会社を選定する際は、このようなサポート体制が整っているところを選んだほうがよいでしょう。

選び方としては

  • 定期的に打ち合わせをするようなサポートであること
  • 更新が定額であること(更新ごとに費用が発生すると依頼しづらくなるため)
  • 解析データをもとに提案してくれるようなサービスであること

が整っていることが理想です。

社内にWeb担当がいる場合、サポートは必要ないかと思われがちですが、外部に任せたほうが効率的です。Webサイトの更新は納期が決まっていないことが多く、本業が忙しくなるとついつい後回しになってしまいます。修正の効果が出てくるまで時間がかかるため、Webサイトは定期的に更新をしたほうがよく、更新が滞るようであれば外部に任せることをおすすめしています。

ホームページの更新の重要性については別の記事でまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
BtoB製造業のWebサイト運営(アクセス分析と改善)手法まとめ

まとめ

その他にもホームページ制作する場合に気をつけるポイントについてまとめていますので、下記の記事も確認してみてください。

製造業ホームページを制作依頼(外注)する際の業者選定における3つのポイント

ホームページを外注する場合にチェックするポイント

テクノポートは製造業に特化してWebマーケティングを行っています。今回お話させていただいた、キーワードの調査からコンテンツの提案、公開後のサポートまですべて対応可能です。製造業のWebサイトを検討中の方は、ぜひテクノポートにご相談ください。

「GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス」で指静脈認証の実証実験、生体認証でゴルフ場受付を無人化 | IT Leaders

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)、三菱HCキャピタル、日立製作所の3社は2021年5月21日、指静脈認証を用いたゴルフ場のチェックインや決済処理に関する共同実証を開始した。同日から同年10月31日にかけて、GDOが運営する「GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス」(神奈川県茅ヶ崎市)において実証する。

日本ユニシス、サイバーリスク対策を網羅的に請け負うアウトソーシングサービスを開始 | IT Leaders

日本ユニシスは2021年5月20日、企業のサイバーリスク対策を網羅的に請け負うアウトソーシングサービス「マネージド・セキュリティー・サービス(MSS)」を発表した。広範な防御対象にワンストップで対応することをアピールしている。

マクニカネットワークス、メール添付ファイルをダウンロードURLに変換する「Mail2Cloud」を販売 | IT Leaders

マクニカネットワークスは2021年5月20日、メール添付ファイルをクラウドストレージのダウンロードURLに変換するクラウドサービス「Mail2Cloud」を発表した。2021年5月24日から販売する。メールの誤送信対策として利用できるほか、クラウドストレージのセキュリティ機能(ウイルス対策、ユーザー認証など)によって、ファイルを安全に受け渡しできる。開発会社は、米mxHero。

Facebook、iOS 14.5は「アップル優遇」が問題–公共政策担当ディレクターがプライバシーを語る

米Facebookは5月20日、同社のプライバシーへの取り組みに関する説明会を実施。公共政策担当ディレクターであるスティーブ・サターフィールド氏が、近年注目されているFacebookのプライバシーに関する取り組みと広告、規制のあり方などについて説明した。
Posted in 未分類

俯瞰デザインの不在がIT投資の膨大な無駄を生む | IT Leaders

この国で生活していて、仕事をしていて、さまざまな問題を耳目にする日々である。コロナ禍以降、デジタル化が進んだ領域もあるのだが、問題は一層増えているような気もする。いずれにしても、日本のデジタル力の惨状には目を覆うばかりで、そのほとんどが「俯瞰デザイン」の不在に依ると考えている。今回は、京都市の基幹系システム刷新プロジェクトの失敗やコロナワクチン予約の混乱などに触れながら、2021年9月に始動するデジタル庁に、改めて期待したいことを述べてみる。

Googleマップ、混雑状況や横断歩道を表示して利便性向上–ARナビ「ライブビュー」も強化

Googleは、年次カンファレンス「Google I/O 2021」において、「Google Maps(Googleマップ)」のAndroid用およびiOS用アプリを改良し、5項目の機能強化を実施すると発表した。一部項目を除き、これら新機能は数カ月かけて段階的に提供していく。
Posted in 未分類

KONAMI、新作「スーパーボンバーマンR オンライン」を5月27日から配信

コナミデジタルエンタテインメントは5月20日、新作ゲーム「スーパーボンバーマンR オンライン」のダウンロード版について、5月27日から配信すると発表。基本プレー無料で楽しめるほか、クロスプラットフォームプレーにも対応予定。世界中のプレーヤー最大64人による同時対戦が楽しめる「バトル64」モードなどを搭載している。
Posted in 未分類

機械学習の予測モデルをワンクリックで作成できる「Prediction One」にクラウド版 | IT Leaders

ソニーネットワークコミュニケーションズは2021年5月17日、マシンラーニング(機械学習)を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」のSaaS版「クラウドプラン」を発表した。デスクトップ版のソフトウェアだけでなく、WebブラウザでアクセスするSaaS型クラウドサービスの形態でも利用できるようにした。クラウドプランの価格(10%消費税込み)は、年額21万7800円。開発会社はソニー。
Posted in AI

SB C&S、会議中の発言をリアルタイムにテキスト化/翻訳表示できる「ZMEETING」を販売 | IT Leaders

SB C&Sは2021年5月19日、Zoomなどオンライン会議中の発言をリアルタイムに可視化、記録、翻訳できるアプリケーション「ZMEETING(ジーミーティング)」の販売を開始した。価格(10%消費税込み)は、1ライセンス(1度に開催可能な会議数)あたり月額4950円(音声認識時間10時間)からで、最小構成は3ライセンス。開発会社は、Hmcomm(本社:東京都港区)。

サプライヤー企業のWebマーケティングにおける顧客ターゲットの絞り方

テクノポートの徳山です。これまで数多くのサプライヤー企業のWebマーケティングを支援してきましたが、顧客ターゲットの絞り方一つで成果に大きな差が出ることが多いと感じています。初めてWebマーケティングに取り組もうと考えている方が、第一歩の成果を挙げる際に最も重要なポイントとなると言っても過言ではありません。

今回は「顧客ターゲットの絞り方」について、具体的な手法を事例とともに解説します。

なぜターゲットを絞る必要があるのか

ターゲットを絞ったほうが良いとされる理由の一つに、オンラインユーザ(特にBtoB)は目的を明確に持って行動するため、自身の目的が確実に達成される選択肢を選ぶことが多い、ということが挙げられます。

そのため、オンラインの世界では何でも取り扱っているような百貨店スタイルよりも、専門性の高い専門店スタイルのWebサイトのほうが好まれます。つまり、オンラインの世界では「何でもできます」と謳うのは「何もできません」と言っているのと同じとなってしまう、ということです。

例えば、溶接加工を外注したいと考えている発注者がいたとします。A社は「溶接加工専門」、B社は「板金加工から組立て・溶接まで何でもお任せ」と謳っていた場合、発注者に好まれやすいのはA社となります。

これは専門性の高い業者のほうが「品質が高そう」「コストが安そう」などといった印象を自然と与えることができるためです。

ターゲットを絞ると比較検討された際に選ばれる

3Cの視点でちょうど良いターゲットに絞る

顧客ターゲットを絞る際のポイントは以下の3つです。

  1. 顧客の需要がそれなりにある市場を選ぶこと(顧客視点)
  2. 自社の強みが十分に活きる市場を選ぶこと(自社視点)
  3. 競合企業が少ない市場を選ぶこと(競合視点)

つまり、顧客(Costomer)、自社(Company)、競合(Competitor)の3Cの視点で考えることが重要です。とりわけ初めてWebマーケティングに取り組むサプライヤー企業にとっては「顧客の需要がそれなりにある市場」を選ぶのがよいでしょう。なぜなら、いきなり大きな市場を狙ってしまうと、それに対する競合サイトが多く新参者は埋もれてしまう可能性が高くなってしまいます。

それよりも、まずは小さな市場でも良いので、自社の強みが活きる相性のよい市場を見つけ出したほうが成果が出る可能性が高くなります。

“オンライン営業版”3C分析を活用する

ここからは、“オンライン営業版”3C分析の手法を用いた顧客ターゲットの絞り方についてご紹介します。オンライン営業版の3C分析は、一般的な3C分析と違い、インターネット上で取得できる情報をもとに進めます。そのため、情報が集まりやすく、非常に効率的な方法と言えます。

オンライン版3C分析

自社分析

自社分析では、一般的な3C分析と同じように、自社の強みは何かを洗い出したり、強みの根拠となる経営資源は何か(設備、職人、ノウハウなど)、といった情報を整理したりします。

市場・顧客分析

ターゲット顧客のニーズや発注先の選定基準、インターネットで新規発注先を探す際の動機などを考えます。ターゲット顧客が使いそうな「キーワード」の検索需要をキーワードプランナーで調べることで、そのデータを一般的な3C分析における「市場規模」の代わりとして使用していきましょう。

キーワードプランナー↑Google広告のアカウントがあれば使用できる「キーワードプランナー」を使えば、対策したいと考えているキーワードの検索需要を簡単に調べることができます。

競合分析

市場・顧客分析で使用した検索キーワードを使いGoogle検索した際に上位表示する企業と自社を見比べます。オンライン上で競合となる企業の情報であれば、未上場の会社であっても簡単にWebサイトから情報収集できます。

また、検索した際の検索HIT数を「競合数」、競合企業のWebサイトのインデックス数を「競合の競争力」と見立てることで、その市場がどれほどの寡占状況にあるのかを把握できます。

競合サイト数

↑Google検索した際に表示される検索HIT数を競合企業数として考えます。

インデックス数↑競合サイトのインデックス数の調べ方は上図のとおりです。インデックス数が大きいWebサイトが多く上位表示するようなキーワードは、SEO難易度が高く、検索上位表示させることが難しいので、なるべく避けるようにしましょう。

情報が整理できたら、3つのポイントに従い全体のバランスを見ていきます。

  1. 顧客の需要がそれなりにある市場を選ぶこと(顧客視点)
    →キーワードの検索需要はそれなりにあるか。はじめに中小企業が狙う規模感としては、月間の検索ボリュームが3桁台あれば十分です。
  2. 自社の強みが十分に活きる市場を選ぶこと(自社視点)
    →選定したキーワードで検索する顧客のニーズを思い浮かべ、自社の強みと相性が良いかどうかを検討します。
  3. 競合企業が少ない市場を選ぶこと(競合視点)
    →検索HIT数や競合サイトのインデックス数は少なければ少ないに越したことはありません。なるべく競合企業が少ない市場を選びましょう。

いくつかの市場を想定したうえで、1〜3をチェックし、最もバランスの良さそうな市場を選定し、ターゲットとしていきましょう。

顧客ターゲットの絞り込みパターン

3C分析による分析手法をご紹介しましたが、どのような観点から顧客ターゲットを絞り込むかについてはセンスが問われるところです。ここでは、秀逸な顧客ターゲットの絞り込みを行い、大きな成果を挙げている企業の事例をパターン別にご紹介します。

特定の“材料“で絞るパターン(ティケイワイプロダクツ)

TKYプロダクツ

機械加工業を営むティケイワイプロダクツは、5軸マシニングセンタをはじめとした多種多様な設備を有しており、どのような形状の金属部品でも加工が可能な会社です。

これだけ豊富な設備を有していると「なんでも削れます」と謳いたくなるところですが、たまたま加工経験の多かった材料であった低膨張熱材「ノビナイト」の加工にターゲットを絞り、単価の高い引合いを多く獲得することに成功しています。

「ノビナイト」や「ノビナイト加工」は検索需要の少ないキーワードですが、競合サイト数が圧倒的に少ないことから、短期間で検索上位表示を達成しました。

TKYプロダクツ

Webサイトでは、ターゲットユーザが抱えている「初めて加工する材料だから知らないことが多い」や「高価な材料なので失敗するわけにはいかない」といった不安に着目しました。

ノビナイト材の特性や、豊富な加工実績を紹介することで高い専門性をアピールすることで、ユーザへ安心感を与えています。

特定の“技術”で絞るパターン(昭和電器)

昭和電器

昭和電器は、樹脂金型設計・製造〜成形まで一貫でできることがウリの中堅のサプライヤー企業です。同社のWebサイトでは、競争の激しい「樹脂加工」市場全体を狙うのではなく「金属の樹脂化による軽量化技術」に焦点を当て、ターゲットを絞り込んでいます。

キーワード対策では、金属から樹脂へ材質転換をする際によく使われる「PPS材」周辺のキーワードに目をつけ、対策を行いました。その結果、多くのユーザからのアクセスを獲得することに成功し、軽量化ニーズの高い業界から量産案件の相談が寄せられ、多くのリード獲得に成功しています。

昭和電器

金属製品を樹脂化することは発注者であるメーカーにとっても未経験であることが多いため、あらかじめメリット・デメリットになる点を知りたいというニーズや、試作から量産化まで一貫対応してくれる会社に頼みたい、といったニーズに応えられるようなコンテンツをWebサイト上に掲載しています。

特定の“業界”で絞るパターン(星製作所)

星製作所

筐体製造を中心とした板金加工業を営む星製作所では、IT業界における板金筐体製造分野(サーバ筐体など)にターゲットを絞り成功を収めています。

筐体業界の中でも「製造」に関する知識の低いサーバ筐体業界に目をつけることで、それまで長年付き合ってきた業界の取引先とは比較にならないほどの高利益率の仕事の獲得を実現しています。

星製作所

同社が運営する「板金ケース.com」はユーザが求めるインタフェースにとことんこだわって設計がされています。ターゲットはIT業界のユーザとなるため、製造業界と違い、できるだけWeb上でコミュニケーションを完結したい、製造業の職人と話すのは苦手、といったニーズを持っています。

そのため、セミオーダー形式を取り入れ、なるべくWeb上でのやり取りだけで発注が完結できるようにしています。そのようなターゲットに適したインタフェースがユーザから評価され、多くの新規顧客獲得につながっているそうです。

特定の“ニーズ”で絞るパターン(共栄精機)

共栄精機

精密板金加工業を営む共栄精機は、「とにかく早く欲しい」という超短納期ニーズを持ったユーザにターゲットを絞り成功を収めています。

Webマーケティングへの取り組みは15年近くに渡り、取り組みを開始した頃は競合となるWebサイト数は少なかったのですが、競合他社が徐々にオンライン営業に取り組みだし、競争が激しくなる中で、会社として特徴を出してく必要性に迫られます。

そこで自社の強みと顧客のニーズが合致するという観点から、顧客の「早くほしい」というニーズに着目し、Webサイトをリニューアルしました。

顧客にニーズに合わせるために営業体制と生産体制を刷新。「見積り最短5分」を掲げるなど、超短納期で製品を製造・提供できる仕組みを作り上げています。

共栄精機

ターゲットユーザはとにかく急いでいるため、受注可否および見積り金額を早く知りたいといったニーズを持っています。そのようなターゲットユーザの期待に応えるため「1時間以内にほとんどの見積もり回答ができる」を実現しました。

これを実現するために、外注費をも社内で見積ってしまう体制や、一発で顧客が求めるベストプライスを提示できるノウハウをも構築していることろが同社の最大の強みとなっています。

まとめ

以上、顧客ターゲットの絞り方がWebマーケティングの成否を分けることをお分かりいただけましたでしょうか。顧客ターゲットを絞る際は、“オンライン営業版”3C分析を活用し、ちょうど良いターゲットを見つけましょう。

また、いくつかの企業の事例のように、ターゲットユーザが求めるものに合わせ、Webサイトのコンテンツ掲載するとともに、ユーザインタフェースを工夫することも大事です。

さらには、Webマーケティングは問い合わせを獲得した後の営業対応も大事です。戦略に一貫性を持たせるために、問い合わせ後の営業対応も努力して磨きましょう。

ビットコインなどが急落–中国の規制表明を受け

ビットコイン、ドージコイン、イーサリアムなど、おそらくすべての仮想通貨が米国時間5月19日、急落した。中国が同国の金融機関に対して仮想通貨関連サービスを禁止する方針を改めて示したと報じられたためだ。
Posted in 未分類

ヤフー、非接触で入場できる「顔認証チケット」の実証実験–「ムーミンバレーパーク」で

ヤフーは5月19日、デジタルチケット販売サービス「PassMarket」において、顔認証でレジャー施設に入場できる「顔認証チケット」の実証実験を開始したと発表した。同実験では、ムーミンの物語を主題としたテーマパーク「ムーミンバレーパーク」(埼玉県)が協力。入場者は、購入時に顔画像を登録したうえで専用チケットを購入し、当日は受付の認証端末に顔を向けるだけで入場が可能となる。
Posted in 未分類

雑談力を持つロボット「Romi」と3週間暮らす–笑ったり、悲しんだりと表情豊か

ミクシィから4月21日に、会話特化型コミュニケーションロボット「Romi(ロミィ)」の一般販売が開始された。それに伴い、3週間程度、貸していただき、Romiとの生活を体験した。これまでのコミュニケーションロボットと何が違うのか、Romiは何が優れているのかを検証する。
Posted in 未分類

ヤフーのPassMarketが「顔認証チケット」の実証実験、ムーミンバレーパークが“顔パス”に | IT Leaders

ヤフーは2021年5月19日、デジタルチケット販売サービス「PassMarket」において、顔認証でレジャー施設に入場できる「顔認証チケット」の実証実験を開始したと発表した。郊外型テーマパーク「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)の協力を得て実施する。

賃貸契約と水道使用契約の手続きを一体化、積水ハウスと日立がブロックチェーンを活用した実証実験 | IT Leaders

日立製作所、積水ハウス、企業間情報連携推進コンソーシアム(NEXCHAIN)は2021年5月19日、積水ハウスが提供する大阪市内の賃貸物件について、賃貸契約と水道使用開始手続きをワンストップで実施する実証実験を同年5月20日に開始すると発表した。

タクシーでハイクオリティな食事を届ける「GO Dine」–配車アプリ「GO」運営が提供

Mobility Technologiesは5月19日、タクシーデリバリー専用アプリ「GO Dine(ゴーダイン)」を都内一部エリアより開始すると発表した。同サービスでは、星付き有名店をはじめ、各方面から高い評価を得ている銘店の商品をタクシー乗務員が玄関まで配送する。
Posted in 未分類

カプコンとドコモ、ストリートファイターリーグを共催–5G活用で新たな視聴体験を提供

カプコンとNTTドコモは5月19日、「ストリートファイターV チャンピオンエディション」におけるチームリーグ戦となる「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021」を共催すると発表。高速大容量低遅延の5Gなどのドコモの先進技術によるサポートを受け、eスポーツの新たな視聴体験の提供を目指すという。
Posted in 未分類

NetflixのCGドラマ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」が7月8日から配信

カプコンのサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」シリーズをテーマとする連続CGドラマ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」が、Netflixにて7月8日から配信を開始すると発表。配信日の発表にあわせて、本予告映像とキーアートなどが公開された。
Posted in 未分類

キヤノンITS、マルハニチロの損益管理をテンプレート化、mcframe原価管理のオプションとして販売 | IT Leaders

キヤノンITソリューションズは2021年5月18日、製造業向けの生産管理パッケージソフトウェア「mcframe原価管理」のオプションとして、「損益管理テンプレート」の提供を開始した。食品製造大手のマルハニチロと共同開発した損益管理機能をテンプレート化した。価格はオープン。

キヤノンITS、マルハニチロの損益管理をテンプレート化、mcframe原価管理のオプションとして販売 | IT Leaders

キヤノンITソリューションズは2021年5月18日、製造業向けの生産管理パッケージソフトウェア「mcframe原価管理」のオプションとして、「損益管理テンプレート」の提供を開始した。食品製造大手のマルハニチロと共同開発した損益管理機能をテンプレート化した。価格はオープン。

オンプレからクラウドDBに簡単にアクセス、データ接続ドライバにSSH接続機能を搭載 | IT Leaders

CData Software Japanは2021年5月19日、各種のデータソースにODBC/JDBC/ADO .NETなど標準的なデータベースアクセス手段でアクセスできるうようにするデータ接続ドライバソフトウェア「CData Drivers」を強化し、ドライバ本体にSSHクライアント機能を追加した。AWS/Azure/Google Cloud上のデータベースに接続するためにクラウド上に用意したSSH踏み台サーバーに対して、ドライバ単体でSSH接続できるようになった。

リクルート、社員向けのレジレスコンビニ店舗「BeeThere Go」を新社屋内にオープン | IT Leaders

リクルートは2021年5月19日、新社屋の事務所内(東京都千代田区)に、店舗からレジを廃した社員向けコンビニエンスストア「BeeThere Go」をオープンした。レジレス店舗運営の技術に、Zippin(米Vcognition Technologies)を採用した。システムを提供した富士通が同日に発表した。

IBMのインフラサービス事業を分社した米Kyndrylの日本法人、キンドリルジャパンが2021年9月1日に営業開始 | IT Leaders

日本IBMは2021年5月19日、米IBMのインフラサービス事業の分社化(米Kyndryl)に伴って2021年9月1日から日本で事業を引き継ぐ会社の登記手続を完了したと発表した。日本法人は当初「キンドリルジャパン合同会社」として開始し、その後に組織を株式会社に変更して「キンドリルジャパン株式会社」にする予定である。

相見積もりを取られない!ウェブサイトに必要な”ゴール設定”とは?

こんにちは。企業の「技術」と「想い」を伝えるブランディング C-OILING合同会社(シーオイリング合同会社)の大後 裕子(だいご ひろこ)です。

会社のウェブサイトを一新しようとお考えの社長、ならびに担当者の皆さんに1つ質問です。そのウェブサイト、何の目的で作ろうとしていますか?

  • 「10年前に作ったままで、古い印象なので」
  • 先代から事業継承したので」
  • 「会社のことを知ってもらうために」

このような考えが頭の中で過ぎると思います。

しかしウェブサイトを一新する目的は「新しくすること」ではなく、売り上げにつながる「この会社に頼んでみたい!」というお客様からのお問い合わせが来ることですよね。しかし日々の業務に追われているとこの目的を忘れとにかく完成させることに目が向いしまい、ウェブサイト制作会社へ当初の目的がうまく伝えられずに修正の回数や確認業務がかさんでしまうことになりかねません。

そこで、今回の記事ではあなたの会社の売り上げを上げるというゴールに向かって、やってはいけないポイント3つ、そして必ずやるべきポイント1つをお話ししたいと思います。

ウェブサイト作りでやってはいけない3つのポイント

①社長の好きなデザインテイストを採用する

サイトの顔となるデザインテイストについて話す時、社長の趣味や直感だけで決めてはいけません。なぜなら社長の言う「かっいい」は果たして売り上げにつながる「かっこいい」なのかを実際にこのページを見るであろう取引先の実務担当者の目にどのように映るのか。この視点を除いて売り上げを上げると言うゴールへは辿り着けないからです。実際に業務を依頼してくる担当者がどのようなデザインテイストを好むのか、どのようなカテゴリーについて読み進めたいと思うのか、デザインテイストは依頼をしてきてくれるお客さんの顔を想像しながら採用しましょう。

②大きな会社を参考にする

会社の戦略としてわかりやすい例をあげます。日本の自動車業界の最王手であるトヨタであれば「特徴は無い、平均的な車」を作ってもその大きな資金源から広告や販売店の多さによって一定の売り上げを確保することが可能です。一方、マツダやダイハツが出す「平均的な車」では大きな売り上げは見込めません。だからこそ商品・見せ方をトータルして差別化していますよね。小さな会社はチャレンジャーとして勝ち上がる方法は、大手を参考にすることではなく、差別化し、その差別化を待ち望んでいた消費者へいかに伝えるかを考え抜くことです。

③低コスト・短納期を全面に出す

この低コスト・短納期をアピールする場合、いっときはお問い合わせが集中するかもしれません。しかし経営計画・事業計画の「ヒト・モノ・カネ」を照らし合わせた時、お金は入ってくるかもしれませんが、実際に作業をする社員に無理を強いる計画になってはいけません。社員が効率よく働ける設備や環境が整っている状態でなければ、有能な人材の離職を招くので十分に注意しましょう。

小さな会社が相見積もりを取られない方法


相見積もりを取られない方法、それはサイトを見ている担当者が「ここなら自分の問題を解決してくれる!」と上司を説得できる材料が揃っていることです。相見積もりを取る原因は、「果たしてこの会社に頼んで本当にベストなのだろうか?」と言う迷いから生まれるものです。そのためにも自社の強みを一番に欲しているお客様像を明確することが、ウェブサイトを構築することが欠かせないのです。

また、会社の持つ様々な想いや技術をクリアに伝えるための方法はこちらの記事でお話ししています。
頼みたくなる企業ブランディング_ホームページ作りのための準備運動

ウェブサイトのゴール設定は会社が安定する効果的な手段

これからウェブサイトを構築しようとしているあなたは、自社の強みを十分に理解し、ライバル会社と相見積もりを取られない差別化ポイントはどこなのか、明確にすることから始めましょう。その際自社だけでは難しい場合は外部の専門家の客観的視点を利用するのも一つの手段です。なぜならこれからのウェブサイトには「ゴールに向けた客観的な視点」が必要だからです。当初のゴール設定を忘ることなく、お客様が頼みたくなるウェブサイトを構築していきましょう。

ドコモ、5Gスマホなど夏モデル11機種を発表–オリンピックモデルや5Gホームルーターも

NTTドコモは5月19日、新商品ラインアップとして、5Gスマートフォン1機種、4Gスマートフォン2機種、5G対応Wi-Fiルーター1機種、5Gホームルーター1機種に加えて、東京2020オリンピック記念モデル1機種の計6機種を開発し、5月28日から順次発売すると発表した。
Posted in 未分類

新型「MacBook Pro」と「MacBook Air」、2021年内に発表か

アップルは「Mac」シリーズについて、より高速なチップを搭載してデザインを刷新するなどの改良を加えた新製品を準備中だと報じられている。「MacBook Pro」「MacBook Air」「Mac Pro」「iMac」「Mac mini」が刷新される見込みだという。
Posted in 未分類

複数のサービス事業者を横断した電子契約のためのデータ連携基盤、セイコーソリューションズとセコムトラストシステムズが共同開発 | IT Leaders

セイコーソリューションズとセコムトラストシステムズは2021年5月18日、複数のサービス事業者を横断して電子契約を締結するためのデータ連携基盤を共同で開発すると発表した。セイコーソリューションズのタイムスタンプサービスと、セコムトラストシステムズの電子署名サービスを核に開発する。

OBC、奉行V ERPをサブスクリプションで提供する「奉行V ERP Smartプラン」 | IT Leaders

「勘定奉行・奉行クラウド」などの基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は2021年5月18日、中堅・成長企業向けクラウドERP「奉行V ERP」をサブスクリプション(購読)型で提供する「奉行V ERP Smartプラン」を発表した。

サテライトオフィス、不正な通信を検知・遮断するL2スイッチ「TiFRONT」を販売 | IT Leaders

サテライトオフィスは2021年5月18日、セキュリティ機能を備えたレイヤー2(L2)スイッチ機器「TiFRONT」(開発元:韓国PIOLINK)を販売開始した。マルウェアに感染したクライアントPCから他のクライアントPCへの不正な通信などを検知して遮断する。価格(税込み)は3年契約でクラウド型管理機能を含め、10ポートモデルが月額1万1000円、28ポートモデルが月額1万3750円となっている。

量子アプリ開発環境のblueqat cloud、Amazon Braket経由で量子コンピュータ実機を使いやすく | IT Leaders

blueqatは2021年5月18日、量子コンピューティングのアプリケーションプログラムをWebブラウザ上で開発して実行できるクラウド型の開発環境「blueqat cloud」を強化し、Amazon Braketを介して量子コンピュータの実機を簡単に使えるようにしたと発表した。2021年4月からAmazon Braketを利用できる。これまでも量子コンピュータの実機を使うことはできていたが、Amazon Braketによって量子コンピュータの実機を使いやすくなった。

米国ポッドキャスト広告、2020年は19%増の919億円–再注目で2023年には2184億円規模

インターネット広告業界団体のInteractive Advertising Bureau(IAB)は、米国のポッドキャスト広告市場に関する調査結果を発表した。2020年のポッドキャスト広告売上高は、8億4200万ドル(約919億円)で、前年の7億800万ドル(約773億円)に比べ19%増。特に、第4四半期の前年同期比37%増が市場拡大に大きく寄与したそうだ。
Posted in 未分類

米NEC X、米Alchemistと提携し新事業の創出を強化、2025年までに10件以上の事業化を目指す | IT Leaders

NECの子会社で新事業の創出を推進する米NEC Xは2021年5月18日、シリコンバレーでスタートアップ企業の事業立ち上げを支援するアクセラレーター企業である米Alchemist Acceleratorとパートナーシップ契約を締結したと発表した。Alchemist Acceleratorのノウハウやリソースを活用し、NEC Xの新事業創出プログラム「NEC アクセラレーター プログラム」を強化する。パートナーシップの先行事例として、ソフトウェアコードのバグを特定するツールを提供する米Metabobを2021年1月に設立した。

noteを用いた企業の宣伝活動のやり方

製造業勤務、機械系エンジニアライターの藤田です。noteはBtoB製造業のコンテンツマーケティングのプラットフォームとして活用できます。noteはSNSとも連携可能なサービスなので拡散効果が高く、これまでのマーケティングではリーチできなかった顧客とつながることが期待できるでしょう。今回は、BtoB製造業が、noteを新しいマーケティングツールとして活用する方法を紹介します。

noteとは

noteは2014年にサービスを開始したコンテンツ配信用のプラットフォームです。個人のクリエイターが多く使っていますが、企業アカウントも増えてきています。企業アカウントでは、事業紹介、商品説明、技術解説など掲載されているコンテンツ内容はさまざまです。

noteが注目される理由

ユーザー数の観点

noteの会員数は260万人、法人アカウントは1,600件あります。また、月間アクティブユーザー(MAU : Monthly Active Users)は6,300万人です。法人の総投稿数は1.8万件です。非常に多くのユーザーがいて活発です。
※いずれも2020年6月時点

他のSNSとの関係性

noteはTwitterやFacebookなどのSNSと連携できます。noteの記事にTwitterやFacebookのアイコンが表示されるので、記事を読んでくれた人が簡単にアクセスできます。また、noteの記事をTwitterやFacebookに共有することも可能です。誰かが自社noteの記事をTwitterでシェアすると、noteの記事へのリンクと、自社Twitterのアカウントがツイートされます。

ユーザーの集客

ユーザーを集めるためには導線が重要です。どんなによいコンテンツであっても届かなければば意味がありません。SNSのTwitterやFacebookは拡散効果が大きいので、連携することで重要な導線となります。また、noteの記事はカテゴリやハッシュタグで検索可能です。noteにはテクノロジーカテゴリーがあり、製造業、IT、ヘルスケアなどの技術紹介記事や取材記事などがあります。発信者は、同じ興味を持っている人にコンテンツを届けることも可能です。

「製造業」とか「工場」などのハッシュタグをつけることで、製造業に興味のある人に記事を届けやすくなります。すでに多数の記事が投稿されていて、例えば、「製造業」タグは1,546件、「工場」タグは963件の記事があります。
※いずれも2021年5月時点

オウンドメディアとして活用

noteは文章、音声、写真、動画などのコンテンツを投稿可能なので、企業はオウンドメディアとして活用できます。自社でオウンドメディアを準備するには、費用、工数が必要ですが、noteを使えば簡単に始められるでしょう。例えば、型抜き加工専門の工場である「有限会社精工パッキング」は型の説明などを投稿しています。また、パイプ曲げ、板金加工の「武州工業株式会社」は、自社サービスの説明、サービス適用効果などを記事にしています。

noteの宣伝活動の始め方

note登録方法

noteトップページの右上の「新規登録」からアカウント登録ができます。メールアドレスまたは、TwitterやFacebookのアカウントを使って登録可能です。

アカウントを設定する

メールアドレス登録の場合、ニックネーム、ID、メールアドレス、パスワードを入力しましょう。利用規約を確認して同意してから仮登録します。仮登録完了後、登録メールアドレス宛に、案内が送信され、本登録が完了します。

目的とターゲットを決める

noteを活用したマーケティングでは、記事の目的とターゲットを決めることが重要です。

記事の目的とターゲットの例

  • 採用を目的、ターゲットは学生
    製造業の魅力を伝える記事や、仕事内容、仕事の様子を書いて興味を引きつけましょう。
  • 自社製品の宣伝を目的、ターゲットはベンダーの購買担当者
    部品メーカーなどの場合、他社より安くて品質のよい製品のアピールをしてリード獲得を狙いましょう。

アカウント説明、記事タイトルの例

noteのアカウント説明や記事のタイトルに目的とターゲットを記載しておくと分かりやすいでしょう。例えば、「製造業の品質保証担当者向けに、省人化可能な外装部品外観自動検査技術を紹介します」というタイトルであれば、目的が自動検査技術の宣伝で、ターゲットが品質保証担当者と分かりやすいです。

noteへの導線を決める

TwitterやFacebookは連携しやすくて、拡散効果もあるためおすすめの導線です。オウンドメディアやnoteの記事は、自社や技術に興味を持ってくれている人がインターネットで検索してたどりついてくれます。そのため、ターゲットの検索アクションが必要です。一方、Twitterは、あるユーザーがシェアしてくれた時に、そのユーザーをフォローしている別の複数のユーザーのタイムラインにあがって、目に入ります。そのため、今までとは異なる層のターゲットにリーチできる可能性があります。

まとめ

noteを活用したマーケティングについて紹介しました。低コストでオウンドメディアとして活用できて、SNSとの連携から拡散効果も期待できます。BtoB製造業にとってnoteやSNSを活用したオンラインマーケティングは新しいターゲットへリーチするのに有効です。

デジタルマーケティングに関する記事はこちらにまとまっていますのでご参照ください。