Syniti、SAP S/4HANA移行アセスメントを無料提供、スケジュール遅延や予算超過リスクを回避 | IT Leaders

米Syniti(シニティー)の日本法人は2021年12月3日、SAP S/4HANAデータ移行アセスメントサービス「Syniti簡易アセスメントサービス」を開始する。SAP ERPからS/4HANAへのデータ移行について、アセスメントを無料で提供する。人海戦術(開発、スプレッドシートなどを駆使したマンパワー作業)によるデータ移行が抱えるスケジュール遅延や予算超過などのリスクを解消することが狙いである。

ジャスト、オンライン会議に配慮した機能搭載「ATOK」と「一太郎」–40周年記念版

ジャストシステムは12月1日、日本語入力システム「ATOK」の新バージョンと、日本語ワープロソフト「一太郎2022 [ATOK 40周年記念版]」、上位版の「一太郎2022 プラチナ [ATOK 40周年記念版]」をそれぞれ2022年2月10日より発売すると発表した。前者はサブスクリプションサービス「ATOK Passport」会員向けに提供する。
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UiPath新版、Linuxでロボットが動作可能に、サーバー製品群はKubernetes上でも動作 | IT Leaders

UiPathは2021年12月1日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「UiPath」の新版「UiPath 2021.10」を提供開始した。新版では、Windows以外の環境として、Linuxでもロボットを動作させられるようにした。今後、Macでも動作するようにする。外部クラウドサービスのAPIと連携したワークフローを実現する機能「Integration Service」も追加した。Kubernetes環境で動作するUiPathサーバー製品群「Automation Suite」も用意した。
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在宅介護の課題解決を強化–ウェルモ、シリーズCで20.4億円の資金調達

ウェルモは11月30日、シリーズCにておいて、DGベンチャーズ、Aflac Ventures、東京大学協創プラットフォーム開発、東京海上日動火災保険など、12社に対する第三者割当増資により、20.4億円の資金調達を実施したと発表した。累計資金調達額は約41.2億円になるという。
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ウクライナのSIベンダーELEKSが日本法人「ELEKS Japan」を設立、DNPとNRIが出資 | IT Leaders

東欧ウクライナのシステム開発会社であるELEKSは、日本法人のELEKS Japan(東京都渋谷区)を2021年9月に設立した。資本金は1000万円で、国内でシステム開発を手がける大日本印刷が18%、野村総合研究所が18%出資している。ELEKS Japanは、システム開発サービスにより、今後3年間で10億円の売上を目指す。なお、日本法人のELEKS Japanは開発部隊を持たず、マーケティングとセールスに特化する。出資社の1社である大日本印刷は同年12月から、ELEKSの強みを生かした「DX推進支援サービス」を提供開始する。大日本印刷の販売目標は、3年間で5億円。

富士通、グループ74社を含む7万人の間接費管理基盤としてSAP Concurを2022年7月に導入 | IT Leaders

富士通は、国内グループ74社を含む従業員7万人の間接費管理基盤として、SAP Concur製品群を2022年7月に導入する予定である。その後、海外のグループ会社を含むグローバル展開も検討している。経費精算・管理クラウド「Concur Expense」、請求書管理クラウド「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」など主要なSAP Concur製品群を導入する。コンカーが2021年12月1日に発表した。

製造業のマーケティングオートメーション成功事例

製造業勤務、機械系エンジニアライターの藤田です。マーケティングオートメーションは効率的に受注するための仕組みです。BtoB製造業においても多くの企業が活用しています。今回は、マーケティングオートメーションを活用している製造業の事例を紹介します。

マーケティングオートメーション(MA)とは

マーケティングオートメーションについて簡単に説明します。

言葉の定義、MAの重要性

マーケティングオートメーション(MA)とは、マーケティング活動を効率化し生産性を高める仕組みです。マーケティングのさまざまな活動やユーザー行動を可視化できるためとても重要です。また、営業区と関連区が効率的にコミュニケーションをする機能もあります。例えば、まずインサイドセールスの部隊が広告を打つなどして、顧客の興味関心を高めます。その後、営業区に情報を渡して営業活動をしてもらうという使い方もできます。

マーケティングオートメーションツール

MAツールは、営業支援(SFA)や顧客管理(CRM)システムを補うために開発されました。効率よくセールスを行えるツールですが、マーケティングに関する専門的な知識がないと使いこなしが難しいです。代表的な国産のMAツールは、Salesforceの「Pardot」や、Innovation & Co.の「List Finder」、カイロスマーケティングの「Kairos3」などです。

製造業での事例

MAツールをうまく活用している製造業の事例を紹介します。

シュナイダーエレクトリック

シュナイダーエレクトリックは、インフラ関連の電気製品やソリューションを提供するメーカーです。

従来は、社内にさまざまなITシステムやツールがあり複雑化していました。複数のシステムを一本化するためにMAを導入しました。MAによって統合されたので、顧客の情報を効率よく共有できるようになりました。また、営業活動の可視化もでき、各顧客に対して関連区とコミュニケーションを取ることができます。営業担当者が更新した情報をリアルタイムで上司が閲覧できるので、アドバイスや指示などのスピードが上がり業務効率化を実現しています。

荏原製作所

荏原製作所は、ポンプなど産業装置のメーカーです。

会社の規模を拡大するにつれて、営業担当者がそれぞれのやり方で活動をするようになっていたため、MAを活用しました。営業のやり方、ツールなどを統合して効率化を図っています。また、営業事務活動などもシステムを統合して仕事を標準化しています。例えば、営業担当者が見積書の作成などに多くの時間を割かないように、営業事務の担当者を設置して、MAツールで共有しています。営業担当者は見積書を作成するためにいったん会社に戻らなくてもよく、仕事の流れがスムーズになっています。

アンリツ

アンリツは、電気機器、計測器などを製造・販売するメーカーです。

従来は、顧客に対して必要なタイミングで情報をインプットできていませんでした。その解決策としてMAを導入しました。アンリツはマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールスそれぞれの活動を可視化し共有しています。例えば、メルマガ配信者のリストと営業区が持っている顧客リストを照らし合わせて、興味がありそうな顧客にコンタクトを取りやすくしています。経験の浅い若手であっても、MAツールでさまざまな顧客の情報を確認できます。そのデータをマーケティングや営業活動に活用しています。

ヒューテック

ヒューテックは、製造業向けの検査装置を製造・販売するメーカーです。

ヒューテックでは営業担当者が減ったため、マーケティングや営業活動を自動化して効率よく業務を進めなければなりませんでした。そこでMAを導入しました。展示会などで得たリード情報をすぐに関連区と共有したり、顧客のWEBページへのアクセス履歴を紐づけて見込み顧客を発掘したりしています。MAを活用して見込み顧客へアプローチし、新規商談獲得につなげています。

阿智精機

阿智精機は、食品製造の機械や治具、医療機器などの製造・販売を手がけています。

MA導入前は、販路拡大や展示会で得たリード情報をうまく活用できておらず、継続的な営業活動ができていませんでした。そこでMAを導入して、効率よくメルマガ配信をして顧客に情報を提供しています。MAツールを使って顧客のWEBページ閲覧数を一覧で管理したり、メルマガ開封率を可視化したりしています。顧客にコンタクトをとる際には、行動履歴から興味がある内容を確認しています。 あらかじめ顧客の興味を把握していれば、効果的な提案ができるので受注率が高まります。

まとめ

マーケティングオートメーションをうまく活用しているBtoB製造業の事例を紹介しました。ほかにもたくさんのBtoB製造業で導入されています。どの事例も営業活動を可視化して情報共有をすばやくし、効率よく業務を進める狙いがあります。その結果、受注率も上がるでしょう。BtoB製造業にとっても有効な仕組みなので、MAを活用してビジネス拡大を目指していきましょう。

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英当局、MetaにGIPHY売却を命令

英競争・市場庁(CMA)は、Facebookを提供するMetaに対し、同社が2020年5月に買収を発表したオンラインGIFデータベースのGIPHYの売却を命じた。
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コベルコ建機とNEC、建設機械の遠隔操作の普及に向けた技術開発で協業 | IT Leaders

コベルコ建機とNECは2021年11月30日、建設機械の遠隔操作の普及に向けた技術開発協定を締結したと発表した。現場作業の遠隔化と建設現場の自律化を目的に共同研究・検証を実施する。最初の取り組みとして、コベルコ建機の建設現場向けテレワークシステム「K-DIVE CONCEPT」とNECの「重機遠隔操縦サービス」の連携による技術検証に着手した。

NTTデータ先端技術、ノーコード/ローコードで構築可能なマシンラーニング運用基盤「Dataiku」 | IT Leaders

NTTデータ先端技術は2021年11月30日、マシンラーニング運用プラットフォーム「Dataiku(データイク)」(開発元:米Dataiku)を発表した。同年12月1日から提供する。ノーコード/ローコードでマシンラーニングを活用する基盤を構築できる。販売目標として、2025年度までに累計20億円を掲げる。