アシスト、JP1で収集したシステム運用イベントを分析するクラウドサービスを強化 | IT Leaders

アシストは2018年1月9日、企業システムの運用業務で発生するシステムイベントを分析するソフトウェア機能をクラウド型で提供するサービス「千里眼SaaS」を同日付けで強化したと発表した。テンプレートを拡充したほか、JP1イベントデータとシステムリソースデータとの相関分析が可能になった。さらに今回、千里眼SaaSを利用してジョブ管理システムの稼働状態や性能を診断する「千里眼SaaS ジョブ品質評価サービス」の無償提供を開始した。

先端テクノロジー導入のリスクをマネジメントするには? | IT Leaders

「CIO賢人倶楽部」は、企業における情報システムの取り込みの重要性に鑑みて、CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)同士の意見交換や知見を共有し相互に支援しているコミュニティです。IT Leadersは、その趣旨に賛同し、オブザーバとして参加しています。同倶楽部のメンバーによるリレーコラムの転載許可をいただきました。順次、ご紹介していきます。今回は、KPMGコンサルティングでパートナーを務める伊集院正氏のオピニオンです。

GPUサーバー向けにラックあたり30kVAの電力を供給できるデータセンター、データドック | IT Leaders

データセンター事業者のデータドック(新潟県長岡市)は2018年1月9日、1ラックあたり最大30kVAの電力を供給できるハウジングサービスなど、GPUサーバーなどのHPCインフラの設置を考慮したデータセンターサービスの提供を1月2日付けで開始したと発表した。新潟県長岡市にある「新潟・県長データセンター」で提供する。販売目標は、2018年度末までに20億円。

日本IBMがトレジャーデータのクラウド型データ分析サービスを販売 | IT Leaders

トレジャーデータは2018年1月9日、同社のクラウド型データ分析サービス「TREASURE CDP」について、同日付けで日本IBMが販売を開始したと発表した。日本IBMはSIベンダーであるため、システム構築ノウハウと合わせて提供することにより、TREASURE CDPを活用したマーケティング支援システムなどを構築できる。

パスワード起動しないと使えないクレカ、三井住友カードなどが2018年に展開 | IT Leaders

三井住友カードと米Dynamicsは2018年1月9日、米国ラスベガスで開催されているエレクトロニクス関連展示会「CES(Consumer Electronics Show) 2018」の会場において、パスワードを入力しなければ使えない「ロック機能付きクレジットカード」を2018年に日本市場で展開する計画を発表した。

ブロックチェーンと決済データを組み合わせた信用情報基盤を開発─インサイトなど | IT Leaders

アクトコールグループで決済サービスを手がけるインサイト、クラウドを中心としたICTサービスを提供するソフトバンク・テクノロジー(SBT)、ブロックチェーンの技術を持つシビラの3社は2018年1月5日、共同でブロックチェーン技術と決済データを活用した、新しい信用情報基盤を開発すると発表した。

生体認証を用いたマルチサービスの実証実験─ユニバーサルロボット | IT Leaders

ユニバーサルロボット(UR)は2018年1月5日、ジェーシービー(JCB)および国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)と共同で、可視光手のひら静脈認証技術を用いたサーバー型マルチサービスの実証実験を2018年2月にJCB青山本社内で実施すると発表した。

日中韓3カ国のOSS活用最前線~先進性とエコシステムがビジネスを変革する | IT Leaders

第16回となる日中韓3カ国のIT局長OSS会議および、北東アジアOSS推進フォーラムが、2017年11月15日・16日の2日間、中国・天津市で開催された。テーマは、「スマートソサエティとテクノロジーイノベーション」。情報通信政策に関わる3カ国の行政官による会議声明の調印式が行われたほか、学術関係者を含む各国OSS推進団体メンバーによる活動報告、各国の企業によるOSSの活用事例やコミュニティへの貢献が報告された。主要なトピックを報告する。
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クラウド型EDI(電子データ交換)サービスは2021年にかけて年平均9.8%成長、ITR調べ | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2018年1月5日、国内におけるクラウド型のEDI(電子データ交換)サービスの市場規模の推移と予測を発表した。2016年度の売上金額は118億4000万円で前年度比12.0%増となった。市場を構成するほぼ全てのベンダーが売上げを伸ばし、特に上位ベンダーで高い伸びが見られた。同市場のCAGR(2016~2021年度)は9.8%を予測している。

大企業の38.1%は社外に持ち出せるポータブルPCの導入を計画、IDC Japan調べ | IT Leaders

IDC Japanは2017年12月27日、従業員が求めるモバイルデバイスについて調査し、分析結果を発表した。30.2%の企業が持ち出しができるポータブルPCを増やすことを考えており、特に大企業では38.1%の企業が導入を計画している。現状では、会社役員を含む従業員の54.2%は月に数回以上自宅残業を行っており、このうち37.8%の回答者は自宅のPCを使って仕事をしている。

SCSKがERPソフト「ProActive E2」新版、画面・帳票の英語表記が可能に | IT Leaders

SCSKは2017年12月27日、自社開発のERP(統合基幹業務パッケージ)ソフト「ProActive E2」の新版を発表、同日提供を開始した。新版では、海外拠点での利用時に必要となる「英語表記への対応」や、自社の業務フローや運用ルールに則したプロセスを可能にする「ナビゲーションメニューの機能拡張」をはじめ、システムのTCO低減や業務の生産性向上を支援する機能を強化した。販売目標は、1年間で300社。

IoTで明るさを自動調整する屋外LED照明システム、MTESとスリーエスが販売 | IT Leaders

MTESとスリーエスは2017年12月28日、IoT技術によって明るさを自動で調整する仕組みを採用したLED照明システムの開発と販売で提携したと発表した。自動調光に加えて、防犯や鳥獣被害対策としての監視カメラや温湿度センサーなどの拡張性を持ったLED照明設備として、2018年2月1日から販売する。

京都中央信用金庫、RPAの実証実験で有効性を検証 | IT Leaders

京都中央信用金庫は2017年12月28日、NECとともに、RPA(ロボットによる業務自動化)で職員の業務を効率化する実証実験を実施したと発表した。職員の生産性向上や人為的ミスの防止など、業務支援としての有効性を検証した。実験期間は2017年10月から12月で、2018年4月以降の実利用を目指す。

江崎グリコがグローバルでの人材配置を最適化するためWorkdayを採用 | IT Leaders

少子高齢化や人口減少などにより、国内消費の低迷が懸念される中、多くの企業が海外進出の強化を打ち出している。その際に問題となるのが、グローバルでの人材管理体制の構築だ。中途採用や現地採用など人材資源が多様化するなか、的確な管理体制なしに人材配置の最適化は望めない。江崎グリコは2017年12月26日、グローバル共通人事システムの導入を発表した。タレントメネジメント機能でグローバルでの人材管理体制の構築を目指す。

東陽テクニカ、20言語のソースコード脆弱性を解析するクラウドサービス | IT Leaders

東陽テクニカは2017年12月27日、アプリケーションのソースコードに含まれるセキュリティ上の脆弱性を解析できるクラウドサービス「Cxクラウド」を発表した。2018年1月5日から提供する。イスラエルCheckmarxが開発した脆弱性解析ソフトで東陽テクニカが2016年7月から販売している「Checkmarx CxSAST」を、SaaS型クラウドサービスの形態で提供する。

JALのCIOが語る“遅れたIT”挽回の軌跡とデジタル対応ITインフラへの道 | IT Leaders

デジタル変革に本腰を入れる日本航空(JAL)で、その取り組みの基盤となるITインフラの刷新が進んでいる。2010年の会社更生法適用申請時に「経営破綻の原因は遅れたIT」と指摘されて以来、IT投資の回復とレガシーシステムの移行を着実に進め、2017年11月には、47年刊稼働を続けた旅客予約・発券・搭乗システム「JALCOM」のSaaS移行を果たしている。2017年12月5日、東京都内で開催された「クラウド&データセンターコンファレンス2017-18」(主催:インプレス)のオープニング基調講演に、同社執行役員 IT企画本部長の岡敏樹氏が登壇。JALのITインフラ運用・構築の歴史を振り返った後、現状の課題整理とこの先の戦略を詳らかにした。

LoRaの中継機を3台使い北アルプス山中で4kmの通信に成功―ハタプロ | IT Leaders

ハタプロは2017年12月26日、長野県大町市と共同で、LoRaWANの通信を複数の中継装置で中継する実験に成功したと発表した。これまで単一の送信機では伝送できなかった配水池の状況を、長距離にわたって伝送できたという。実験は、2017年秋季に北アルプスの山中で実施した。

「考えるよりも生むが易し」―センサーから始めるデジタルトランスフォーメーション | IT Leaders

いまや「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉を聞かない日はない。日々急速に進歩するデジタル技術を使って、新たなビジネスの可能性を探る企業は多いが、中でももっとも身近で大きな可能性を秘めているテクノロジーの一つがIoTだ。というと何やらハードルが高そうだが、実際には思いついたらすぐに、小さく始めて育てていくことが可能だ。今回はそうしたIoTの第一歩を踏み出すヒントを紹介しよう。

CTC、VMware vSANベースのHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)製品を提供 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2017年12月26日、サーバー台数を増やすだけで性能と容量を拡張できる仮想サーバー基盤であるHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)の新製品「VMware HCI」を発表、同日提供を開始した。価格(税別)は、サーバー3台の最小構成で2000万円から。販売目標は、3年間で10億円。

CTC、画像認識AIの学習データを加工するアウトソーシングサービスを開始 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2017年12月25日、人工知能(AI)を画像認識に使うケースに向けて、学習精度を上げるために学習用画像を加工・複製・ラベル付けするサービス「tag.ai(タグ・エーアイ)」を発表した。サービスの提供にあたり、同様の事業を手がけているグリッドと業務提携した。

ERPと連携し生産計画などをガントチャートで可視化、PBCがDynamics NAVのアドオンを販売 | IT Leaders

Microsoft ERP/CRM導入コンサルティングを手がけるパシフィックビジネスコンサルティング(PBC)は2017年12月25日、ガントチャート作成ソフト「Visual Scheduling Suite for Microsoft Dynamics NAV」を発表した。日本マイクロソフトのERP(統合基幹業務パッケージ)ソフト「Microsoft Dynamics NAV」のアドインソフトとして、2018年1月15日から提供する。価格(税別)は、標準パックが135万円。Dynamics NAVのライセンス費用は別途必要。

富士通SSLが組み込み機器向けマルウェア対策ソフト、ホワイトリストやメモリー保護などで構成 | IT Leaders

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2017年12月25日、IoT/組み込み機器のデバイスメーカー向けて、IoT/組み込み機器向けのマルウェア対策ソフト「WhiteSec(ホワイトセック)」を発表、同日販売を開始した。2018年2月1日に出荷する。価格は個別見積もりで、デバイス数や利用形態などに応じて変わる。販売目標は2年間で2億円。

アシストが現場向けBIソフト新版「WebFOCUS 8.2」、洞察をポータルで共有可能に | IT Leaders

アシストは2017年12月25日、現場のエンドユーザーが日々の業務改善のために使うオペレーショナルBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトの新版「WebFOCUS 8.2」を発表、同日提供を開始した。新版では、ユーザーが得た知見や洞察をWebFOCUSのポータル上で共有できるようにした。開発会社は、米Information Builders。

マトリクス認証「PassLogic」で時刻同期型ハードウェアトークンを選択可能に | IT Leaders

パスロジは2017年12月25日、同社が提供するマトリクス型のログイン認証ソフト「PassLogic(パロジック)」の新版「Ver.3.1.0」を発表した。2017年12月15日から提供している。新版では、認証手段を拡大し、ハードウェアトークンを使えるようにした。さらに、外部アプリケーションにPassLogicの機能を組み込めるようにWeb APIの提供範囲を拡大した。

日立、自己競争で学習するビジネス向けAI技術を開発、学習データ不要 | IT Leaders

日立製作所は2017年12月25日、参考になる過去の実績データが少ないビジネス領域を対象とした人工知能(AI)技術を開発したと発表した。複数のAI群でビジネスを表現し、AI群同士がコンピュータ上で自己競争を行うという手法によって、学習データを使わずに予測モデルを作る。サプライチェーンのシミュレーションでは、人の判断と比べて在庫や欠品による損失を4分の1に低減できることを確認した。