2020年度の国内ERP市場は前年度比6.9%増と低調も、2021年度は2ケタ成長へ─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2022年3月24日、国内におけるERP(統合基幹業務システム)の提供形態別およびパッケージ製品の運用形態別での市場規模推移と予測を発表した。2020年度のERP市場は、コロナ禍の影響で前年度比6.9%増とやや低調だった。2021年度は、システムの刷新/新規構築共に増加傾向にあり、2ケタ成長を予測している。

三井化学、2025年度までにDX専門人材165人を育成、化学分野の研修コンテンツを自社作成 | IT Leaders

三井化学は2022年3月24日、CX(企業変革)実現に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成プランを策定し、化学業界に特化した独自の研修コンテンツを作成したと発表した。2025年度までに専門人材165人の社内育成を目指す。教材の作成にあたっては、NECおよびアビームコンサルティングの協力を得た。

ラック、疑似的サイバー攻撃による侵入テストサービス、テスト自動化ツールで調査期間を削減 | IT Leaders

ラックは2022年3月24日、ペネトレーションテストサービス「ペネトレーションテスト エクスプレス」を提供開始した。疑似的なサイバー攻撃によってシステムの安全性を検証するペネトレーションテスト(侵入テスト)を自動化した上で、結果の分析や現在のセキュリティ対策の評価、改善策の検討支援までを実施する。ペネトレーションテストの自動化ツールとして、イスラエルPcysysの「PenTera」を利用する。

アシスト、高速データ変換をうたうETLツール「Precisely Connect」に新版9.13 | IT Leaders

アシストは2022年3月24日、ETL(抽出/変換/登録)ソフトウェア「Precisely Connect」(旧名称は「Syncsort DMExpress」)の新バージョン9.13を提供開始した。新版では、SnowflakeやDatabricksに接続できるようにした。開発会社は、米Precisely(旧Syncsort、日本法人はプリサイスリー・ソフトウェア)。

デージーネット、OCRを備えた全文検索システムをOSSで構築するサービス | IT Leaders

デージーネットは2022年3月24日、OCR(光学文字認識)機能付きの全文検索システムをオープンソースソフトウェア(OSS)を使って構築するSIサービスを同年4月1日に提供開始すると発表した。同システムを構築することで、スキャナで取り込んだ書類もWebブラウザで検索できるようになる。価格(税別)は構築費用が70万円から(ハードウェア別)、保守費用が年額10万5000円から。

日立Sol、学習データのアノテーション作業を効率化するソフトウェア「Labelbox」を販売 | IT Leaders

日立ソリューションズは2022年3月24日、アノテーション支援ソフトウェア「Labelbox」を販売開始した。AIに学習させるデータにラベルを付ける作業を効率化する。Labelboxを使うことで、高品質な学習データを短時間で作成し、高精度なAIモデルを早期に開発できるようになるとしている。オンプレミスで動作可能なソフトウェアの形態か、またはSaaS型クラウドサービスの形態で提供する。開発会社は、米Labelbox。
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サッポロHDがグループDX推進計画を策定、「全社員DX人財化」を目指す | IT Leaders

サッポロホールディングスは2022年3月22日、デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を推進するための「4つのDX事業環境整備」と「3つのグループDX方針」を発表した。顧客およびサッポログループの事業価値の最大化に向けて取り組む。「全社員DX人財化」を掲げて、全社員のリテラシー向上と推進リーダー育成のための「DX・IT人財育成プログラム」を同年2月より開始している。

NEC、ソートリーダーシップ活動を強化、2022年4月1日付で専任組織を新設 | IT Leaders

NECは2022年3月23日、ソートリーダーシップ活動を強化すると発表した。同年4月1日付で専任組織「ソートリーダーシップ部」を新設するとともに、NECグループのシンクタンクである国際社会経済研究所(IISE)に「ソートリーダーシップ推進部」を設置する。NECが中期ビジョン「NEC 2030VISION」で示した未来の社会像の実現に向けて、産官学の連携や業界団体、シンクタンクと共同で、より実効性の高い提言を行うとしている。

2022年の国内IT支出成長率は5.4%、一部の産業で海外に後れを取る─ガートナー予測 | IT Leaders

ガートナー ジャパンは2022年3月23日、2022年の日本の産業別IT支出予測を発表した。2022年の日本における企業IT支出総額は、2021年から5.4%増の27兆2682億円に達する見通しである。産業別では、成長率が最も高いと見込まれている産業は銀行/投資サービス(8.0%)で、小売(7.4%)がこれに続く。

「コロナ禍でも日本企業の海外進出は減速せず」、B-EN-Gが海外進出企業のIT動向を調査 | IT Leaders

製造業向け業務パッケージ「mcframe」を手がけるビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2022年3月23日、Webアンケート調査「海外進出企業の情報システム/デジタル技術活用に関する動向調査(2022年版)」の結果を発表した。調査から見えてくることとして、日本企業の海外進出が減速しないことや、海外拠点のIT/デジタル化を推進する意向が強いことなどを挙げている。調査は、矢野経済研究所が監修した。

「コロナ禍でも日本企業の海外進出は減速せず」、B-EN-Gが海外進出企業のIT動向を調査 | IT Leaders

製造業向け業務パッケージ「mcframe」を手がけるビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2022年3月23日、Webアンケート調査「海外進出企業の情報システム/デジタル技術活用に関する動向調査(2022年版)」の結果を発表した。調査から見えてくることとして、日本企業の海外進出が減速しないことや、海外拠点のIT/デジタル化を推進する意向が強いことなどを挙げている。調査は、矢野経済研究所が監修した。

AWS上の単一システムで1000ノード同時処理─テラデータがVantageの分析性能をアピール | IT Leaders

日本テラデータは2022年3月10日、説明会を開き、同社のビジネス状況や国内外のユーザーのクラウド移行の動向、大規模クラウド上のデータ分析に関する実証テストの結果などについて紹介した。実証テストについては、データドリブン経営の要件を踏まえて設計し、同社のTeradata Vantageを用いて、AWS上で1024ノードのデータ処理の同時実行を確認している。

AWS上の単一システムで1000ノード同時処理─テラデータがVantageの分析性能をアピール | IT Leaders

日本テラデータは2022年3月10日、説明会を開き、同社のビジネス状況や国内外のユーザーのクラウド移行の動向、大規模クラウド上のデータ分析に関する実証テストの結果などについて紹介した。実証テストについては、データドリブン経営の要件を踏まえて設計し、同社のTeradata Vantageを用いて、AWS上で1024ノードのデータ処理の同時実行を確認している。

みずほがDXでGoogle Cloudと提携、AIでマーケティングを高度化、新たな金融サービスも開発 | IT Leaders

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は2022年3月23日、Google Cloudを運営するグーグル・クラウド・ジャパンとの間で、デジタルトランスフォーメーション(DX)分野における戦略的提携に合意したと発表した。みずほFGは今後、Google Cloudを活用して、マーケティングを高度化し、新たな金融サービスを開発する。また、Google Cloudのシステム開発ノウハウを取り入れることで、システム開発プロセスやアプリケーションのUI/UXを改善する。

クラウド運用ソフト新版「vRealize Automation 8.7」、DevSecOps強化で脆弱性を自動修復 | IT Leaders

ヴイエムウェアは2022年3月23日、クラウド運用基盤ソフトウェア新版「VMware vRealize Automation 8.7」を提供開始した。新版では、DevSecOps(セキュリティを考慮したDevOps)機能を強化し、アプリケーションの脆弱性を素早く検知して自動で修正できるようにした。また、サービスカタログなどを介してvSphere with Tanzuクラスタをセルフサービス型で展開できるようにした。

IPv6の基礎的な知識を問う「IPv6基礎検定」、日本ネットワーク技術者協会が2023年3月に開始 | IT Leaders

一般社団法人日本ネットワーク技術者協会は2022年3月23日、IPv6の検定試験を開始すると発表した。基礎レベルの「IPv6基礎検定」と上級レベルの「IPv6上級検定(仮称)」の2つのグレードを用意する。第1弾として、IPv6基礎検定を実施する。2022年10月にベータ試験、2023年3月に本試験を開始する。IPv6基礎検定は、IPv6の基礎的な知識を問う試験であり、対象は初級ネットワークエンジニアとネットワーク運用管理者。IPv6の普及を受けて、IPv6を理解したネットワークエンジニアを育成する上でのスキルの指標として同試験を開発した。

三菱電機、クライアントPCを自動でシャットダウンするシステムを導入、働き方改革を促進 | IT Leaders

三菱電機は、「PC自動シャットダウンシステム」を導入し、2021年7月20日に稼働させた。長時間労働している従業員のクライアントPCにアラートをポップアップ表示して長時間労働を抑制したり、強制的にクライアントPCをシャットダウンしたりするシステムである。これにより、全社的に残業時間を短縮できたとしている。同システムの導入を支援した日立ソリューションズが2022年3月22日に発表した。

サントリーグループ、セキュリティ意識向上トレーニング基盤「KnowBe4」を導入 | IT Leaders

サントリーグループは、セキュリティ意識向上トレーニング基盤「KnowBe4(ノウ・ビフォー)」を導入した。世界7カ国、約2万5000人のグループ会社従業員を対象に、情報セキュリティの意識向上を支援する。同基盤の導入を支援した電通国際情報サービス(ISID)が、2022年3月22日に発表した。

世界最大規模のメタバース/VRイベント「バーチャルマーケット」─HIKKY | IT Leaders

日本発のオープンソースのプログラミング言語「Ruby」と、その開発フレームワーク「Ruby on Rails」。これらを用いて開発されたアプリケーションやサービスは数多あるが、その中から、特にすぐれたものを表彰するのが年次アワードプログラム「Ruby bizグランプリ 2021」だ。本稿では同グランプリ2021の大賞に選ばれた2つのサービスのうち、「バーチャルマーケット」(開発:HIKKY)を紹介する。

TED長崎、サーバーラックの電子錠コントローラを販売、 さくらインターネットと共同で開発 | IT Leaders

東京エレクトロン デバイス長崎(TED長﨑)とさくらインターネットは2022年3月22日、サーバーラック電子錠システム「RMS-EL128」を共同で開発したと発表した。既存のラックに後から取り付けて運用可能であり、電子錠ハンドルと非接触ICカードを使ってラック単位で開錠する。同日付でTED長﨑が受注を開始した。価格(税別)は、ラックごとに必要な子機が1台あたり5万4000円、子機とクラウドサーバーを中継する親機が60万円。2022年夏からはさくらインターネットの一部データセンターで運用を始める。

「災害現場で生きるクラウド/アジャイル/ノーコード」─サイボウズ、継続して取り組む災害支援活動を紹介 | IT Leaders

サイボウズは2022年3月18日、オンラインメディアセミナー「サイボウズとkintoneが支える災害現場の『今』 ~インターネットテクノロジーによる災害支援の10年史~」を開催した。同セミナーでは、サイボウズ 社長室 災害支援チーム リーダーの柴田哲史氏が、10年間にわたって取り組んでいるICT活用による災害現場支援について、kintone導入による効果や最新の活用動向、東日本大震災、熊本地震、熱海市の土砂災害の支援現場の様子とともに紹介した。

ネオジャパン、グループウェア新版「desknet’s NEO V7.0」、テレワーク状況を可視化 | IT Leaders

ネオジャパンは2022年3月22日、グループウェア「desknet's NEO」のメジャーバージョンアップ版(V7.0)を提供開始した。新版では、組織内のテレワーク状況を可視化する新機能「プレゼンス」を追加した。組織別のテレワーク状況を、リアルタイムに把握可能である。個々のメンバーの現在の活動場所・活動状況も可視化する。

カプコン、決算業務をBlackLineで効率化、月次決算を15営業日から7営業日へと短縮 | IT Leaders

カプコン(大阪市中央区)は、財務経理システム「SAP Account Substantiation and Automation by BlackLine」(BlackLine)を稼働させた。これにより、2021年12月期の決算において、月次決算にかかる時間を15営業日から7営業日へと短縮した。ブラックラインとSAPジャパンが2022年3月22日に発表した。

パロアルトネットワークス、ファイアウォールOS新版「PAN-OS 10.2」、防御処理速度を向上 | IT Leaders

パロアルトネットワークスは2022年3月22日、ファイアウォールのOSソフトウェアをバージョンアップした。新版「PAN-OS 10.2 Nebula」を提供開始した。新版では、ディープラーニング(深層学習)によるサイバー攻撃の検知をインラインで実行する機能を追加した。これにより、従来製品と比べて防御処理速度が6倍向上したとしている。

パロアルトネットワークス、ファイアウォールOS新版「PAN-OS 10.2」、防御処理速度を向上 | IT Leaders

パロアルトネットワークスは2022年3月22日、ファイアウォールのOSソフトウェアをバージョンアップした。新版「PAN-OS 10.2 Nebula」を提供開始した。新版では、ディープラーニング(深層学習)によるサイバー攻撃の検知をインラインで実行する機能を追加した。これにより、従来製品と比べて防御処理速度が6倍向上したとしている。

ISID、文書の分類・要約・検索をAIで自動化する製品「TexAIntelligence」を販売 | IT Leaders

電通国際情報サービス(ISID)は2022年3月18日、文書活用製品「TexAIntelligence」の新版「TexAIntelligence V2.0」を提供開始した。蓄積した大量の文書に対する、分類、要約、検索をAIで自動化する製品である。新版では、同義語や専門用語の辞書作成を支援する機能などを搭載し、実業務に適用しやすくした。
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丸紅ネットワークソリューションズ、エンドポイントセキュリティ「CrowdStrike」を販売 | IT Leaders

丸紅ネットワークソリューションズは2022年3月18日、エンドポイントセキュリティ対策製品「CrowdStrike Falcon platform」の販売を開始すると発表した。マルウェア対策機能のほか、端末ログの保存・調査や端末の隔離・復旧などのEDR(エンドポイントでの検知と対処)機能を提供する。開発会社は、米CrowdStrike。

サムスン「Galaxy Tab S8」レビュー–仕事にも娯楽にも最適、ノートPCの代役にも

「Galaxy Tab S8」はサムスンが2月に発表した11インチタブレットだ。本記事では、この製品を3週間にわたって使用した記者が本体のデザインやアクセサリーの「Book Cover Keyboard」、「Sペン」、「Android」アプリのタブレットでの使い勝手、ディスプレイの画質などについて解説する。
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KDDI、量子コンピューティング技術で基地局1000局の設定を最適化、通信速度を向上 | IT Leaders

KDDIは2022年3月18日、量子コンピューティング技術を用いて基地局の通信品質を改善させたと発表した。同年1月から2月にかけて、東京都と神奈川県の一部の基地局約1000局の設定を最適化し、通信速度を向上させた。2022年度以降、量子コンピューティング技術を活用し、東名阪の都心部を中心に4G LTEと5Gの通信品質向上を目指す。

勤怠管理・経費精算クラウド「TeamSpirit」新版、請求書を外部参照URLで貼り付け可能に | IT Leaders

チームスピリットは2022年3月17日、勤怠管理・経費精算クラウド「TeamSpirit」の新バージョン「TeamSpirit Spring'22」を提供開始した。新版では主に、作業時間を削減する機能を強化した。「工数管理」では、工数入力画面でジョブを検索する機能を強化してデータ入力の負荷を減らした。「経費精算」では、経費精算の申請時に請求書を外部参照URLで貼り付け可能にして、申請書を作成する負荷を減らした。

NSW、社内データをカタログ化して活用を促進するソフトウェア「HULFT DataCatalog」を提供 | IT Leaders

日本システムウエア(NSW)は2022年3月18日、メタデータ管理ソフトウェア「HULFT DataCatalog」の提供を開始した。企業内に分散して存在しているデータを自動で把握してカタログ化することによって、データの活用を支援する。開発会社は、セゾン情報システムズ。

NEC、「Windows パッチ運用代行サービス」を提供、パッチ適用をリモートから代行 | IT Leaders

NECは2022年3月18日、「Windows パッチ運用代行サービス」を販売開始した。ユーザーが運営しているWindows 10へのパッチの適用を、リモートから代行するサービスである。パッチの適用や集中管理に必要なサーバー機を合わせて提供する。同年5月16日から出荷する。Windowsへのパッチの適用を半自動化することで、パッチ運用業務を最大で85%効率化するとしている。価格(税別)は初期費用が5万8800円で、運営費用が月額6万3500円(管理対象PC99台まで)から。

デロイト トーマツ、改正公益通報者保護法施行に向けて「内部通報マネジメントシステム構築助言サービス」を提供 | IT Leaders

デロイト トーマツ リスクサービスは2022年3月17日、内部通報マネジメントシステム構築助言サービスを発表した。同年6月1日に施行予定の改正公益通報者保護法を受けて、企業の内部通報制度の構築を支援する。内部通報制度のマネジメントシステムに必要な規程、基準、手順書、周知文書、担当者指名文書、通報中継レポート、調査票、定型返信文などの関連資料について雛形を提供する。さらに、内部通報制度のアセスメント支援など、企業が内部通報制度の刷新を図るための助言を行う。

オージス総研、中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」を販売 | IT Leaders

GRANDITは2022年3月17日、中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」の販売パートナーにSIベンダーのオージス総研(本社:大阪市西区)が加わったと発表した。オージス総研は、同製品をデータ活用/業務分析/BCP(事業継続計画)サービスなどのノウハウと共に、主に西日本のユーザーに提供していく。

「iPhone SE」だけじゃない–2022年に登場しそうなライバル機種を紹介

米国時間3月8日のイベントで、アップルの新しい「iPhone SE」が発表された。低価格の小型モデルを愛するファンには待望のリリースだ。だが、ちょっと待ってほしい。2022年には、これから新しいスマートフォンがまだまだ登場する。その予想を見てから決めても遅くはないだろう。
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顧客体験価値向上へ!全社データ分析高度化に挑むローソンの新データ統合基盤 | IT Leaders

日本国内に約1万5000店舗を擁するコンビニ大手のローソンが、データ分析の高度化に注力している。24時間365日収集される膨大な販売データとサードパーティデータを掛け合わせた分析で顧客理解の深化を進めると同時に、パーソナライズされた顧客体験の実現を目指す。そのために取り組んだのが、データ統合基盤刷新による全社のデータ管理とKPI(重要業績評価指標)の改革だ。SAS Institute Japan主催コンファレンス「SAS Forum 2021」に登壇した同社の渡邉裕樹氏のセッションから、現行のシステム課題の解決と同時に取り組んだデータ統合基盤刷新の取り組みを紹介する。

サイバートラスト、システム監視ソフトウェア新版「MIRACLE ZBX 6.0」、いつもと異なる状態を検知可能に | IT Leaders

サイバートラストは2022年3月15日、システム監視ソフトウェア新版「MIRACLE ZBX 6.0」を一般公開した。新版では、ベースとなるオープンソース「Zabbix」のバージョンを、2022年2月公開のZabbix 6.0とした。Zabbix 6.0での機能拡張を受けて、マシンラーニング(機械学習)を活用した異常検知によって障害を検出可能になった。

7割がテレワーク、電子契約を活用、5割がPPAP受信を禁止/禁止予定─コロナ禍のIT利用実態 | IT Leaders

一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)とアイ・ティ・アール(ITR)は2022年3月17日、年次ユーザー調査「企業IT利活用動向調査2022」の一部結果を発表した。コロナ禍を機に49.4%がテレワークを導入し、その導入率は72.7%になった。電子契約の利用企業は2020年の67.2%からさらに増え、69.7%になった。PPAPメールは14.4%が受信を禁止しており、32.6%は受け取っているものの今後禁止にする意向である。

NEC、多ビット化が容易な量子アニーリングマシンの基本ユニットを開発、動作に成功 | IT Leaders

NECは2022年3月17日、超伝導パラメトロン素子を用いた量子アニーリングマシンの性能を高める工夫として、多ビット化が容易な方式を採用したハードウェアの基本ユニットを開発したと発表した。実際に同基本ユニットを用いてアニーリング動作の実証に成功した。開発した基本ユニットをタイル状に敷き詰めることで、容易に多ビット化が可能としている。多ビット化の方式として、オーストリアのベンチャー企業であるParity Quantum ComputingのLHZ方式を採用した。

SUBARU、サイバー攻撃対策で脅威インテリジェンスを活用、日立が「DeCYFIR」の導入・運用を支援 | IT Leaders

SUBARUは、サイバー攻撃に対するセキュリティ対策として、脅威インテリジェンス(情報)の活用を開始した。日立製作所の「脅威インテリジェンス提供サービス」を2022年2月1日から運用している。外部に公開しているIT資産の脆弱性や自社に関する脅威情報を把握することによって、情報資産を脅威から守り、より安全なビジネス環境を確保するとしている。日立製作所が2022年3月17日に発表した。

エムティーアイ、プリペイドカードを使う経費・交通費精算サービスを導入、領収書のスキャンを不要に | IT Leaders

エムティーアイは、プリペイドカードを使う経費・交通費精算サービスを導入し、領収書のスキャンを不要にした。紙の業務も9割削減した。モバイルSuicaとの連携によって利用経路を自動入力することで、経費申請が月に1回40分程度になり、約7割削減できた。経費・交通費精算サービスとして、NTTコミュニケーションズの「SmartGo Staple」を利用している。NTTコミュニケーションズが2022年3月16日に発表した。

2022年の世界AI市場は4328億ドルで前年比19.6%増加、AIハードウェアが急成長─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2022年3月16日、全世界のAI市場についての予測を発表した。IDC Worldwide Semiannual Artificial Intelligence Trackerの最新リリースによると、ソフトウェア、ハードウェア、サービスの各カテゴリーを含む全世界のAI市場は、2022年には前年比19.6%の成長が見込まれ、売上額は4328億ドルを予測。2023年には5000億ドルを突破すると見積もっている。
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居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」全77店舗でAI自動発注、1店舗あたり最大で月12.5時間を削減 | IT Leaders

居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を運営するダンダダン(本社:東京都新宿区)は2021年9月、食材の発注をAIで自動化するシステムを全77店舗(当時時点、FC加盟店を除く)に導入した。発注業務にかかる時間を、1店舗あたり最大で月間12.5時間削減している。2021年12月には首都圏3店舗で完全自動発注の実証を行い、選出した食材(各店舗平均67品目)の91.7%で、適正量での完全自動発注を実現した。AI自動発注サービス「HANZO 自動発注」を運営するGoalsが2022年3月15日に発表した。
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NEC、分析用データをAIで補完・拡張してリッチ化するSaaS「NEC Data Enrichment Portal」 | IT Leaders

NECは2022年3月16日、SaaS型データ統合サービス「NEC Data Enrichment Portal」を提供開始した。ユーザーが保有するデータをAIで分析し、関連性が高い社内外の情報と組み合わせてデータを補完・拡張する。既存サービス「NEC Data Enrichment」は、NECがユーザーからデータを預かり、拡張データに加工して提供するサービスだった。今回の新サービスでは、同様の機能をセルフサービス型のSaaS型クラウドサービスの形態で提供する。価格(税別)は、月額50万円から(処理データ量に応じて変動)。販売目標は、発注業務や商品開発業務などを中心に、今後3年間の累計で5億円。

リンク、IaaSサーバーにファイル改竄対策オプション、更新のOSイベントを監視して瞬時に復旧 | IT Leaders

ベアメタルサーバーを利用可能なIaaS型クラウドサービス「リンク ベアメタルクラウド」を提供しているリンクは2022年3月16日、オプション機能「改ざん検知・瞬間復旧サービス」を提供開始した。サーバー上のファイルの改竄を検知して瞬時に復旧させる。Webサイトの改竄対策などに向く。ミドルウェアとして「WebARGUS Enterprise Edition」(デジタル・インフォメーション・テクノロジー製)を使う。同ツールのエージェントソフトウェアを監視対象のサーバーOSにインストールして使う。

Oracle Cloud、2022年内にコンテナインスタンス「Container VMs」を追加、ストレージ性能も自動で変更 | IT Leaders

日本オラクルは2022年3月16日、パブリッククラウドサービスのOracle Cloudに追加する新機能を発表した。コンピュートはコンテナインスタンスなど3つ、ストレージは性能とコストの自動チューニングなど2つ、ネットワークはCDNなど6つの機能群を新たに追加する。いずれも2022年内に提供を開始する予定である。米Oracleが2022年3月15日に発表したプレスリリースの抄訳として発表した。