ニッセイ・ウェルス生命、契約情報を管理する基幹システムをクラウドに移行、バッチ処理時間を半分に | IT Leaders

ニッセイ・ウェルス生命保険(本社:東京都品川区)は、契約情報を管理する基幹業務システムのデータベースをパブリッククラウドに移行した。OCIで稼働するOracle Databaseに移行した結果、移行前のオンプレミス環境と比べてバッチ処理時間が半分になり、データベースの検索性能が向上している。日本オラクルが2025年5月8日に発表した。

MySQL互換の分散型データベース「TiDB Cloud」がAzureで利用可能に─PingCAP | IT Leaders

米PingCAPは2025年4月22日(米国現地時間)、MySQL互換の分散型SQLデータベース「TiDB」のクラウド版「TiDB Cloud」の稼働環境として、既存のAWSとGoogle Cloudに加えて、Microsoft Azureが利用可能になったことを発表した。Azureのマーケットプレイスで契約・導入できる。2025年後半にはAlibaba Cloud版も提供する予定である。また、TiDBはバージョン8.5となり、ベクトル検索と全文検索機能を追加し、RAG(検索拡張生成)構成などを容易にしている。

三菱UFJ銀行、ネットバンキング「三菱UFJダイレクト」の基盤をOracle Exadataで刷新、性能を5倍に | IT Leaders

三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は、インターネットバンキングサービス「三菱UFJダイレクト」のシステム基盤を刷新し、処理速度を約5倍に高めた。Oracle Databaseによるシステムをデータベース専用機の「Oracle Exadata」に置き換えた。日本オラクルが2025年4月22日に発表した。

インサイトテクノロジー、オンプレミスのデータベースをAWSに移行するサービス | IT Leaders

インサイトテクノロジーは2025年4月16日、「AWS DMS データベース移行サービス」を発表した。オンプレミスで稼働しているデータベースを、Amazon Web Services(AWS)環境に移行するサービスである。移行ツールとして「AWS Database Migration Service(AWS DMS)」を利用する。移行元と移行先で同一種別のデータベースを使うことが前提となる。

テラデータ、「Teradata Enterprise Vector Store」を発表、RAG/AIエージェント構築向けに提供 | IT Leaders

米テラデータ(Teradata)は2025年3月3日(米国現地時間)、べクトルデータベース機能「Teradata Enterprise Vector Store」を発表した。同社のデータ分析プラットフォーム「Teradata Vantage」においてベクトルストアでデータを管理できるようになる。RAGやAIエージェントの基盤技術としての利用を想定して、現在はプライベートプレビュー版として提供、2025年7月に一般提供を開始する予定である。

日立、基幹系Oracle DBのクラウド移行を支援するSIを提供、用途ごとのベストプラクティスを利用 | IT Leaders

日立製作所は2025年3月11日、SIサービス「クラウド移行支援サービス for Oracle Database」を提供開始した。オンプレミスなどで稼働する基幹業務システムのOracle Databaseを対象にクラウドへの移行を支援する。移行の実現性を含めて技術的な観点で検証を行うことで、移行時の作業工数・期間を抑制するほか、基幹系データベースのアクセスパターンに応じて、用途ごとにシステム構成のベストプラクティスを用意している。

日立、基幹系Oracle DBのクラウド移行を支援するSIを提供、用途ごとのベストプラクティスを利用 | IT Leaders

日立製作所は2025年3月11日、SIサービス「クラウド移行支援サービス for Oracle Database」を提供開始した。オンプレミスなどで稼働する基幹業務システムのOracle Databaseを対象にクラウドへの移行を支援する。移行の実現性を含めて技術的な観点で検証を行うことで、移行時の作業工数・期間を抑制するほか、基幹系データベースのアクセスパターンに応じて、用途ごとにシステム構成のベストプラクティスを用意している。

トランザクションマネージャ新版「ScalarDB 3.15」、レコード単位のアクセス制御とベクトルストアに対応 | IT Leaders

Scalarは2024年2月20日、トランザクションマネージャ新版「ScalarDB 3.15」をリリースしたと発表した。複数の異なるデータベースやマイクロサービスにまたがるトランザクションを制御するミドルウェアで、新版ではアクセス制御をレコード単位で行えるようにしたほか、管理対象データベースにベクトルストアを追加している。

オラクル、Oracle Database@Azureを東日本リージョンで提供開始、1年以内に西日本でも提供 | IT Leaders

日本オラクルは2025年2月13日、データベースサービス「Oracle Database@Azure」をMicrosoft Azureの東日本リージョンで提供開始したと発表した。ユーザーはOracle ExadataのデータベースサーバーをAzure上で利用できる。現在の提供リージョンは、オーストラリア東部、ブラジル南部、カナダ中部、米国中部、米国東部、フランス中部、ドイツ中西部、イタリア北部、東日本、英国南部、英国西部、米国西部の12リージョンになった。

アシスト、PostgreSQLのGUI操作ツール新版「SI Object Browser for Postgres 24.1」を販売 | IT Leaders

アシストは2025年2月12日、システムインテグレータのデータベース操作/開発支援ツール新版「SI Object Browser for Postgres 24.1」を同年2月20日より販売開始すると発表した。PostgreSQLの操作をGUI画面から行えるようにするツールで、新版では接続(セッション)ごとに識別色を設定できるようにするなど複数の機能を強化している。

オラクル、「Oracle Database@Google Cloud」を東京・大阪含む12リージョンに拡大 | IT Leaders

米オラクルは2025年1月30日(米国現地時間)、「Oracle Database@Google Cloud」の新リージョン計画を発表した。現在の4リージョンに加えて、今後12カ月以内に東京・大阪を含む12リージョンで提供を開始する。また、既存リージョンのデータセンター容量を2倍に拡張するほか、RACライセンスが不要なシングルノードVMクラスタなどの新機能を提供する。

DBサーバー新機種「Oracle Exadata X11M」、CPU/メモリーを最新化して性能を向上 | IT Leaders

日本オラクルは2025年1月17日、データベースサーバー専用機「Oracle Exadata X11M」を発表した。Oracle Exadataの第13世代にあたる最新機種である。従来機種のX10Mと比較すると、CPUやメモリーなどのハードウェアを最新世代のものに変えて処理性能を高めた。例えば、データベースのトランザクション処理性能は25%向上している。

CNS、クラウドDBのSIサービス「U-Way Lite OCI DB Model」でHeatWave MySQLを選択可能に | IT Leaders

シイエヌエス(CNS)は2025年1月6日、クラウドデータベースのSIサービス「U-Way Lite OCI DB Model」において、「HeatWave MySQL Database Service」を選択可能にしたと発表した。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上にデータベースサーバーを構築するサービスで、これまではOracle Databaseしか選べなかった。料金(税別)は基本サービスの「U-Way Lite OCI Base Model」と合わせて50万円。

Btrieve/SQLデータベース新版「Actian Zen v16」、Web連携システム向けライセンスを追加 | IT Leaders

エージーテックは2024年12月20日、米Actianの組み込み向けデータベース管理システム新版「Actian Zen v16」を販売開始した。新版では、同時接続数ライセンスにWebアプリケーションサーバー向けを追加したほか、CPUコア数ライセンスを追加した。また、データベース間のデータ同期ツールが加わった。

IPA、ユーザー事例を検索・閲覧できるWebサイト「デジタル事例データベース」を公開 | IT Leaders

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2024年12月17日、「デジタル事例データベース」を公開した。デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んだユーザー事例を、業種や事業規模といった項目をキーに検索、閲覧できるWebサイトである。公開当初は102件の事例を登録済み。2025年4月ころに事例の投稿機能を実装する予定。

オラクル、「Oracle Database@AWS」のプレビュー提供を開始、AWS上でExadataを提供 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)は2024年12月2日(米国現地時間)、「Oracle Database@AWS」の限定プレビューを米国東部リージョンから開始すると発表した。今後数カ月で、提供範囲を広げる予定である。同製品は、AWS上にユーザー専用のデータベースサーバー(Oracke Exadata)を設置し、データベースサービスとして提供するものである。

データベース新版「IBM Db2 12.1」、クエリーオプティマイザをAIで高速化 | IT Leaders

日本IBMは2024年11月14日、データベース管理システム「Db2」の新バージョン「12.1」を提供開始した。新版では、データベースに対する問い合わせ(クエリー)を効率よく実行するクエリーオプティマイザ(最適化)機能にAIを適用し、処理性能を高めた。また、関連製品として、Db2の運用管理に特化した対話型AIアプリケーション「Database Assistant」を用意した。

NTTデータ先端技術、「Oracle Database 23ai 移行支援サービス」を提供 | IT Leaders

NTTデータ先端技術は2024年11月5日、SIサービス「Oracle Database 23ai 移行支援サービス」を提供開始した。Oracle Databaseの従来バージョンから、現行の長期サポートリリースである「Oracle Database 23ai」への移行計画を策定する。ユーザー企業の要望に応じて、移行準備を含む移行作業も請け負う。

IoTデータ向けデータベース「GridDB Cloud」、月額8万7700円のリソース共有プランを追加 | IT Leaders

東芝デジタルソリューションズは2024年10月15日、IoT向けデータベース管理システム「GridDB」のクラウドサービス「GridDB Cloud」に、リソース共有型の廉価プラン「シェアード」を追加したと発表した。価格(税別)は、リソース専有型の「スタンダード」プランが月額27万3000円に対し、「シェアード」プランは月額8万7700円である。

ERモデリングツール新版「SI Object Browser ER 24」、生成AIでER図を自動生成 | IT Leaders

システムインテグレータは2024年9月18日、ER(エンティティリレーションシップ)モデリングツール新版「SI Object Browser ER 24」を発表した。同年10月30日から販売する。新版では、生成AIを使ってER図を自動生成できるようにした。今回さらに、サブスクリプションライセンスも追加した。価格(税別)は、1ライセンスで年額5万9000円など。

ERモデリングツール新版「SI Object Browser ER 24」、生成AIでER図を自動生成 | IT Leaders

システムインテグレータは2024年9月18日、ER(エンティティリレーションシップ)モデリングツール新版「SI Object Browser ER 24」を発表した。同年10月30日から販売する。新版では、生成AIを使ってER図を自動生成できるようにした。今回さらに、サブスクリプションライセンスも追加した。価格(税別)は、1ライセンスで年額5万9000円など。

パナソニックIS、Oracle Exadataをクラウドサービス型で提供、バックアップや監視などの運用を代行 | IT Leaders

パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は2024年9月17日、データベースサーバー専用機「Oracle Exadata」のクラウドサービスを提供開始した。エクイニクスのデータセンター(東京)に設置したOracle ExadataをパナソニックISがユーザーの代わりに運用し、クラウドサービスとしてユーザーに提供する。

オラクル、Oracle Database@Google Cloudを4リージョンで提供開始 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)と米Google Cloudは2024年9月9日(米国現地時間)、米国と欧州の4つのGoogle Cloudリージョンで「Oracle Database@Google Cloud」を提供開始すると発表した。ユーザーは、Oracle Exadataを使ったデータベースサーバーをGoogle Cloud上で利用可能になる。サービス自体は同年6月11日に発表済みだが、今回提供開始をアナウンスした。

オラクルとAWS、「Oracle Database@AWS」を発表、AWSデータセンターでExadataを運用 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)と米Amazon Web Services(AWS)は2024年9月9日(米国現地時間)、「Oracle Database@AWS」を発表した。AWS内にユーザー専用のITインフラを設置し、Oracle Databaseの利用環境(Oracle Autonomous DatabaseとOracle Exadata Database Service)を提供する。2024年内にプレビュー版を提供し、2025年には顧客のニーズに合わせて新しいリージョンに提供範囲を広げる。

ノーチラス、CPUコア数に応じて性能向上するRDBMS「Tsurugi」の有料版をリリース | IT Leaders

ノーチラス・テクノロジーズは2024年9月2日、RDBMS「劔"Tsurugi"」の有料サポート版をリリースした。高性能サーバー(メニーコア、大容量メモリーなど)に適合したRDBMSで、ハードウェア性能に比例して処理性能が向上する特性を持つ。2023年10月にオープンソース版を一般公開しており、これまでベータ版の位置づけだった有料版を提供する。価格(税別)は年額200万円から。

クレッシェンド、Excelから外部DBを検索して値をセット可能な「castanet」を発表 | IT Leaders

経営コンサルティング会社のクレッシェンドは2024年8月14日、Excelから外部データベースを検索して値をセット可能なサーバーソフトウェア「castanet」を発表した。同年11月1日から提供する。「銀行コードを指定して、銀行名を得る」「日付と地域のデータを指定して、過去の気象情報(最高気温、最低気温、降水量、など)を得る」などの用途に使える。動作イメージを確認するための試用環境をクラウドで公開済みである。

BigtableがSQLでデータを参照可能に、Spannerはグラフやベクトル検索でRAGを支援─Google Cloud | IT Leaders

グーグル・クラウド・ジャパンは2024年8月24日、同社主催コンファレンス「Google Cloud Next Tokyo ’24」での発表の一部として、RDBMS「Spanner」、KVS型NoSQL「Bigtable」、データウェアハウス「BigQuery」に追加した新機能を発表した。Spannerでは、RAG構成の生成AIに向けてグラフ、全文検索、ベクトル検索を追加した。BigtableではSQLでデータを参照できるようにした。

オラクル、ベクトルDB/LLMによるRAGの構築を容易にする「HeatWave GenAI」を提供 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)は2024年6月26日(米国現地時間)、インメモリー型分散データベース「HeatWave」に生成AI機能「HeatWave GenAI」を追加したと発表した。RAG(検索拡張生成)システムに必要なベクトルデータベースの作成や運用を、簡単なステップだけで行えるようになったとしている。さらに、大規模言語モデル(LLM)もデータベース内に自前で搭載し、LLMの選択肢を増やした。対話型生成AIのUIとなるチャットアプリケーションなども用意した。

伊藤園、営業系データ活用基盤をOCIのデータベースで刷新、オートスケールで余剰リソースが不要に | IT Leaders

伊藤園(本社:東京都渋谷区)は、約5500人の従業員が利用する営業系データ活用基盤を刷新した。システム基盤として「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入した。オートスケーリング機能により、営業社員の1日の利用状況に合わせて適性なリソースを設定できるようになった。日本オラクルが2024年5月30日に発表した。

エア・ウォーター、グループ共通の基幹システムをクラウドに移行してデータベース性能を向上 | IT Leaders

エア・ウォーター(本社:大阪市中央区)は、グループ会社と共同で利用している基幹システムをクラウドに移行し、2023年5月に稼動させた。オンプレミスのVMware環境で動作していたシステムをOracle Cloud VMware Solutionに移行した。オンプレミスのシステムは性能が低く、請求業務や締め業務に遅れが生じていたが、これを解消した。データベース診断などを手がけたアシストが2024年5月20日に発表した。

生成AIに注力した「Oracle Database 23ai」、ベクトル検索機能などを追加 | IT Leaders

米オラクルは2024年5月2日(米国現地時間)、データベース管理システムの新版「Oracle Database 23ai」を発表し、クラウドサービス版を提供開始した。2023年9月リリースの長期サポート版「Oracle Database 23c」に機能強化を施している。23aiという名称には、生成AIを含むAI技術・機能に注力したことを強調する狙いがあるという。

トヨタユーゼック、中古車オークション事業の成長に合わせ、システムをExadata Cloudに移行 | IT Leaders

トヨタユーゼック(本社:千葉県千葉市)は、全社1000人が利用する自動車オークション業務システムをクラウドで刷新し、データベースをOracle Exadata Database Serviceに集約した。システム刷新後は、システム全体の安定性を維持しながら、性能が最大9倍に向上した。日本オラクルが2024年4月24日に発表した。

オラクルがOracle DatabaseのAI機能を説明、自然言語からSQLを生成、ベクトルDBの検索例も | IT Leaders

日本オラクルは2024年4月18日、プライベートイベント「CloudWorld Tour Tokyo」に合わせて会見し、同社のデータベース製品が備えるAI機能を説明した。自然言語をもとにSQLを生成する機能や、テーブルにベクトルデータのカラムを追加してSQLで操作・検索可能なベクトルデータベース機能などを説明した。

TIS、クレカ決済サービスのDBを「Oracle Exadata Cloud@Customer」で刷新 | IT Leaders

TISは、同社のクレジットカード決済サービス基盤のデータベースの一部を「Oracle Exadata Cloud@Customer」で刷新し、2024年2月に稼働開始した。従来と比較してSQL処理性能が最大20倍に向上し、2~3カ月かかっていたテスト作業が1週間に短縮された。今後、カードの発行・運営基盤のデータベースもExadata Cloud@Customerに移行する計画である。日本オラクルが同年4月16日に発表した。

TIS、クレカ決済サービスのDBを「Oracle Exadata Cloud@Customer」で刷新 | IT Leaders

TISは、同社のクレジットカード決済サービス基盤のデータベースの一部を「Oracle Exadata Cloud@Customer」で刷新し、2024年2月に稼働開始した。従来と比較してSQL処理性能が最大20倍に向上し、2~3カ月かかっていたテスト作業が1週間に短縮された。今後、カードの発行・運営基盤のデータベースもExadata Cloud@Customerに移行する計画である。日本オラクルが同年4月16日に発表した。

パナソニック、社内データベースをクラウド上のOracle Exadataに移行 | IT Leaders

パナソニックグループ各社は、社内システムのデータベースを「Oracle Exadata Database Service」に移行中である。17台のデータベースサーバー「Oracle Exadata」で稼働している数百の社内システムのデータベース2000超のうち、クラウド以降によるコスト低減効果が見込まれるものから優先的に移行を始めている。2024年2月には、対象システムの中でも最大規模となる1万8000人利用の販売統計分析システムの移行が完了。従来構成と比較して年間7000万円のインフラコスト低減を見込んでいる。日本オラクルが2024年4月15日に発表した。

NTTコム オンライン、顧客サービス基盤のDBをPostgreSQLからEDBに移行、運用保守を容易に | IT Leaders

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(NTTコム オンライン、本社:東京都品川区)は、顧客サービス基盤のデータベースをオープンソースのPostgreSQLからエンタープライズDBの「EDB」に移行し、2023年4月に稼働開始した。EDBはPostgreSQLの商用版にあたり、企業向けの機能群を追加しているほか、サポートを受けられる。移行を支援したアシストが2024年4月9日に発表した。

大阪ガス、オンプレミスのOracle Exadataで稼働していたDWHをクラウドに移行、拡張を容易に | IT Leaders

大阪ガス(本社:大阪府大阪市)は、2010年からオンプレミスのOracle Exadata上で運用してきたデータウェアハウス(DWH)をクラウドに移行した。移行先として、Exadataをクラウド上で提供するOracle Autonomous Databaseを使っている。オンプレミスと変わらない性能と可用性を維持しながら、事業の成長に合わせて性能を容易に拡張できるようにした。移行を手がけた日本オラクルとアシストが2024年3月25日に発表した。

しくみ製作所、日本語をSQLに変換してDBに問い合わせる「List AI」を開発 | IT Leaders

しくみ製作所は2024年3月6日、SQL生成AIモデル「List AI」を発表した。検索画面に日本語で入力するとSQLを自動生成し、RDBMSに問い合わせた結果が得られる。「登録者の総数を教えて」「ベストセラーの商品を教えて」といった質問に、データベースから回答させることができる。生成AIにAmazon Bedrockを採用し、AWS環境のRuby on Railsアプリケーションに組み込むことで利用できる。現在、List AIの検証に協力してくれる企業を数社限定で募集している。

米オラクル、マネージド型分散DB「Globally Distributed Autonomous Database」を提供 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)は2024年3月4日(米国現地時間)、マネージド型分散データベース「Oracle Globally Distributed Autonomous Database」を提供開始した。同社の分散データベース(シャーディング)機能「Oracle Sharding」を自律型データベース「Oracle Autonomous Database」でも利用できるようにした形である。ユーザーは、グローバル規模の分散データベースをマネージド型クラウドサービスとして運用可能になる。

149万人が使うプリントシール画像取得サービスのデータベース基盤を刷新、ピーク時のサービス品質の劣化を解消 | IT Leaders

プリントシール事業を展開するフリュー(本社:東京都渋谷区)は、プリントシール機で撮影した画像をスマートフォンで取得・閲覧するサービス「ピクトリンク」のデータベース基盤を刷新した。オンプレミス環境のOracle Databaseを、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上のOracle Autonomous Databaseに置き換えた。これにより、最大で約3倍のSQL処理性能を、従来の約60%のコストで実現した。ピーク時のサービス品質の劣化も解消した。同社は、今後3年間で、同等のオンプレミス環境を別途構築した場合と比較して1億3000万円以上コストを抑制できると見込んでいる。日本オラクルが2023年12月18日に発表した。

セントラル短資FXが顧客取引システムを刷新、インメモリー分散KVS「Apache Geode」で高速化 | IT Leaders

セントラル短資FX(本社:東京都中央区)が顧客取引システムを刷新し、2023年9月に稼働開始した。インメモリー型の分散KVS(Key-Value Store)「Apache Geode」を採用してデータ処理を全面的にインメモリー化し、処理速度を旧システムの10倍以上に向上させている。システム構築を支援したウルシステムズが2023年12月12日に発表した。

サーバーレスでスケールを確保する分散DB、LLMを活用した開発環境など─AWS re:Inventでの主な発表 | IT Leaders

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は2023年12月6日、米AWSが2023年11月27日~12月1日に開催した年次プライベートイベント「AWS re:Invent 2023」の発表内容を紹介した。主なトピックに、データベースのサーバーレス化によるスケーラビリティの確保、高速なストレージとサーバーインスタンス、大規模言語モデル(LLM)を活用したアプリケーション開発環境の整備などがある。

IBM、「Amazon RDS for Db2」をリリース、Db2をAWSからマネージド型で提供 | IT Leaders

米IBMは2023年11月27日(米国現地時間)、「Amazon RDS for Db2」を提供開始したと発表した。米Amazon Web Services(AWS)によるマネージド型のデータベースサーバー「Amazon Relational Database Service」(Amazon RDS)で選択可能なデータベース(DBMS)の1つとして、今回「IBM Db2」を追加した形である。これにより、Amazon RDSで選べるDBMSは8種類になった。

給与計算BPOのペイロール、基幹DBを「Oracle Exadata Cloud@Customer」で刷新 | IT Leaders

給与計算関連業務のアウトソーシングサービスを提供するペイロール(本社:東京都江東区)は、給与計算システムのデータベース基盤として、「Oracle Exadata Cloud@Customer」を導入し、2022年10月より運用を開始した。同社のデータセンター内にOracle Exadataのハードウェアを設置することで、機密性の高いデータを社内に保管する環境を整備した。OCI(Oracle Cloud Infrastructure)の管理機能により、運用管理負荷を抑制している。日本オラクルが2023年11月30日に発表した。

給与計算BPOのペイロール、基幹DBを「Oracle Exadata Cloud@Customer」で刷新 | IT Leaders

給与計算関連業務のアウトソーシングサービスを提供するペイロール(本社:東京都江東区)は、給与計算システムのデータベース基盤として、「Oracle Exadata Cloud@Customer」を導入し、2022年10月より運用を開始した。同社のデータセンター内にOracle Exadataのハードウェアを設置することで、機密性の高いデータを社内に保管する環境を整備した。OCI(Oracle Cloud Infrastructure)の管理機能により、運用管理負荷を抑制している。日本オラクルが2023年11月30日に発表した。

オラクルとマイクロソフト、「Oracle Database@Azure」を発表、AzureデータセンターでExadataを運用 | IT Leaders

米オラクルと米マイクロソフトは2023年9月14日(米国現地時間)、データベースサービス「Oracle Database@Azure」を発表した。Microsoft Azureのデータセンターにデータベース専用機「Oracle Exadata」を設置し、Azure Marketplaceを通じて購入・利用できる。Azureユーザーは、Azureで稼働する業務アプリケーションアクセス先のOracle Databaseを単一のデータセンターで運用できるようになる。北米と欧州を皮切りに、他の地域のAzureデータセンターにも展開していく。

ローコード開発「楽々Framework3 Ver.3.1」、ER図の編集に連動してテーブル定義情報を更新 | IT Leaders

住友電工情報システムは2023年8月31日、ローコード開発・実行基盤「楽々Framework3 Ver.3.1」を発表した。新版では、ER図(Entity Relationship Diagram)の編集機能を強化し、ER図の編集内容に連動してテーブル定義情報(FD:File Definition)を更新するようにした。これにより、ER図を編集して作成したテーブル設計をテーブル定義情報(FD)へと転記する作業が不要になった。

dinii、飲食店向けPOSシステムのデータベースを停止時間30秒でAlloyDBに移行 | IT Leaders

飲食店向けPOS(販売時点情報管理)システム「dinii POS」を提供するdinii(本社:東京都港区、ダイニー)は2023年8月2日、Google Cloud Japanが開催したAlloyDBのセミナーイベント「AlloyDB Case Study Meet Up」に登壇し、POSシステムのデータベースをAlloyDBに移行した事例を説明した。Google Cloudのデータベース移行サービス「Database Migration Service」(DMS)を使うことで、サービス停止時間30秒でCloud SQLからAlloyDBに移行した。

NECとノーチラス、CPUコア数に応じて性能が上がるデータベース「Tsurugi」を開発 | IT Leaders

NECとノーチラス・テクノロジーズは2023年7月10日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)ソフトウェア「劔(Tsurugi)」を開発したと発表した。劔は、高性能サーバー(メニーコア、大容量メモリーなど)に適合したシステムであり、ハードウェアの性能が上がるほどDBMSの性能も高まる特性を持つ。両社によると、32以上のコア数を持つハードウエアにおいて、トランザクション処理性能が456万TPS(トランザクション毎秒)、応答遅延(レイテンシ)が219ナノ秒を実現した。2023年7月10日にアーリーアクセス版を、2023年9月中旬にオープンソース版をコミュニティサイトで公開する。

DBサーバー新機種「Oracle Exadata X10M」、96コアAMD CPUを採用しOLTP性能が3倍に向上 | IT Leaders

日本オラクルは2023年6月22日、データベースサーバー専用機「Oracle Exadata X10M」を発表した。Oracle Exadataの第12世代にあたる最新機種である。従来機種のX9Mと比較すると、CPUコア数を3倍にするなどハードウェア性能を高めたことで、トランザクション処理性能が3倍に向上した。

スマートスタイル、MySQL HeatWaveのPoC支援SIを提供、費用対効果を技術的観点から検証 | IT Leaders

MySQLなどオープンソースソフトウェアのSIベンダーであるスマートスタイルは2023年4月12日、SIサービス「MySQL HeatWave PoCサービス」を提供開始した。Oracle Cloudのフルマネージド型クラウドデータベース「MySQL HeatWave Database Service」を導入したいユーザー企業に向けて技術検証を支援する。価格は個別見積もり。

Oracle Database 23cの無料版を開発者向けに公開、1つのデータにSQLとJSONの両方でアクセス | IT Leaders

米オラクルは2023年4月3日、データベースソフトウェア「Oracle Database 23c」の無料版「Oracle Database 23c Free─Developer Release」を発表した。Oracle Database 23cは、現行バージョンである21cの次の長期サポートリリースであり、現在同社が開発中である。今回提供する無料版によって開発者は、23cで追加する新機能を試せるようになる。Dockerコンテナイメージ、VirtualBox仮想マシンイメージ、Linux RPMのインストールパッケージファイルとしてダウンロード可能。Windows版も近日中に提供する。

SRA OSS、PostgreSQL互換の分散データベース「YugabyteDB」のコンサルティングを開始 | IT Leaders

SRA OSSは2023年3月9日、RDBMS「YugabyteDB」のコンサルティングサービスを開始したと発表した。米Yugabyte(日本法人:YugaByte Japan)が開発する、オープンソースのPostgreSQL互換分散データベースである。SRA OSSは、アセスメント、PoC、導入、サポートなど段階的にYugabyteDBの活用を支援する。

グーグル、AlloyDB for PostgreSQLに大阪リージョンなどを追加、全22リージョンに | IT Leaders

グーグル・クラウド・ジャパンは2023年2月28日、PostgreSQL互換データベースサービス「AlloyDB for PostgreSQL」の提供リージョンを6リージョンから22リージョンへと16リージョン増やしたと発表した。日本では、東京に加えて大阪でも使えるようになった。同日(米国現地時間)に「Google Cloud blog」に投稿されたものの抄訳として発表した。

日立システムズ、Oracle DBのクラウド移行支援をメニュー化、費用を事前に確認可能 | IT Leaders

日立システムズは2023年2月17日、SIサービス「クラウドDB スターターパック for Oracle Cloud」を提供開始した。オンプレミス環境などで稼働しているOracle Databaseを、IaaSのOracle Cloud Infrastructure(OCI)上に移行(リフト&シフト)する。移行後の運用支援も含む。需要が高いクラウド構成パターンをメニュー化したことで、個別対応で移行する場合よりも短期間で移行できるとしている。

NEC、サポート終了後も修正パッチを作成・提供する「PostgreSQLサポートサービス」 | IT Leaders

NECは2023年2月17日、PostgreSQLパッチ作成サービス「PostgreSQLサポートサービス(パッチサービス)」を提供開始した。PostgreSQLのコミュニティサポート終了後も該当バージョンを安心して利用し続けられるように、個別にパッチを作成・提供する。

NTTデータ先端技術、Oracle Cloud上のMySQL製品を販売開始、障害切り分けなどの保守も提供 | IT Leaders

NTTデータ先端技術は2023年2月13日、MySQL HeatWaveなどOracle Cloud上のMySQL製品について、販売と保守サービスを開始した。今後、サービスメニューを拡充し、導入・開発サービスや導入後の運用サービスまで提供する予定である。販売目標は、クラウド関連サービス全体で今後4年間で120億円規模。

多様なデータを格納するデータウェアハウスへの需要で、専用DBMS市場は前年度比3割増─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2023年2月9日、国内のデータウェアハウス(DWH)用DBMS(データベース管理システム)製品・サービス市場について、規模の推移と予測を発表した。2021年度の売上金額は228億7000万円で、前年度比30.7%増に成長した。2022年度も同29.0%増と、引き続き約3割の伸びを予測している。

DB操作ツール新版「SI Object Browser for Oracle 23」、複数SQLをセミコロン区切りで実行 | IT Leaders

システムインテグレータ(本社:埼玉県さいたま市)は2023年1月26日、DB操作/開発支援ツール新版「SI Object Browser for Oracle 23」を発表した。同年2月16日から販売する。新版では、複数のSQLをセミコロン区切りで実行可能にするなどの機能強化を図っている。価格(税別)は1ライセンス4万6500円(保守料は2年間で1万8600円)など。

分散SQLデータベース「TiDB Cloud」に、自然言語からSQLを自動生成する機能 | IT Leaders

中国PingCAP日本法人のPingCAPは2023年1月19日、自然言語クエリージェネレータ「Chat2Query(チャット・ツー・クエリ)」を発表した。自然言語で質問を入力するだけでSQLクエリーを自動生成し、データベースへの問い合わせ結果を出力する。米OpenAIの対話型AI「ChatGPT」が使っている自然言語処理モデル「GPT3」を利用しており、分散SQLデータベース「TiDB」のクラウド版「TiDB Cloud」上で利用可能である。

Aiven Japan、マネージド型DWH「Aiven for ClickHouse」を提供、大量データの検索や集計を高速実行 | IT Leaders

Aiven Japanは2022年12月16日、データウェアハウス(DWH)「Aiven for ClickHouse」を発表した。オープンソースソフトウェア(OSS)の列指向データベース/DWH「ClickHouse」をマネージドサービスとして提供する。Aivenは、フィンランドに本社を置き、PostgreSQLやApache KafkaなどのOSSをマネージド型で提供しているソフトウェアベンダー。今回、マネージドサービスのラインアップにClickHouseを追加した。

CSV/ParquetファイルをSQLで分析可能な「MySQL HeatWave Lakehouse」、2023年前半に提供 | IT Leaders

日本オラクルは2022年12月16日、CSV/Apache Parquetファイル向けSQLエンジン「MySQL HeatWave Lakehouse」について説明した。オブジェクトストレージ上にあるファイル形式のデータに対してSQLで分析をかけられる。SQLエンジンには、高速データベース「MySQL HeatWave」を使う。2022年10月に開催したプライベートイベント「Oracle CloudWorld 2022」で発表したサービスであり、現在ベータ版を提供中。2023年前半に一般提供開始を予定している。

さくら情報システム、オープンソースによるマネージド型のデータ分析基盤クラウド「Aiven」を販売 | IT Leaders

さくら情報システムは2022年10月13日、クラウド型データ活用基盤「さくらデータベースマネージドサービス powered by Aiven」を提供すると発表した。データベースやデータ分析エンジンなどのオープンソースで構成するデータ活用環境を主要なパブリッククラウド上で構築し、これをマネージドサービスとして提供するサービスである。サービスの開発・提供会社はフィンランドのAiven(日本法人はAiven Japan)で、さくら情報システムはAiven Japanと販売代理店契約を交わしている。

Oracle DB互換データベースのクラウド版「Tibero on U-Cloud」、高可用クラスタリング構成で提供 | IT Leaders

日本ティ―マックスソフトは2022年10月7日、Oracle Database互換データベースサービス「Tibero on U-Cloud」を発表した。データベースサーバーソフトウェア「Tibero」をクラウド型で提供するサービスである。Oracle RAC相当のクラスタリング機能「TAC」を用いた負荷分散/高可用性構成で提供する。クラウド基盤としてユニアデックスの「U-Cloud」を利用する。

Oracle DB互換データベース新版「Tibero7」、インメモリーカラム型DBとして利用可能に | IT Leaders

日本ティーマックスソフトは2022年9月27日、Oracle Database互換データベースの新版「Tibero7」を発表した。新版では、インメモリーカラムストア型で使えるようにしたほか、過去の任意の時点にデータベースを迅速に復旧する機能やJSONデータ型への対応、OLTP圧縮機能が加わった。

データベース仮想統合ツール新版「DYNATREK ver. 5.1」、SaaSデータをAPIで取得可能に | IT Leaders

ダイナトレックは2022年9月26日、データベース仮想統合ツールの新版「DYNATREK ver. 5.1」を提供開始した。DYNATREKは、複数のデータベースを仮想的に統合して論理的な1つのデータベースとしてアクセス可能にするミドルウェアである。新版では、約定値段情報API(東京証券取引所)など社外のSaaSデータを含めて分析できるように、これらSaaSとのAPI連携機能を追加した。

日本オラクル、「MySQL HeatWave on AWS」を発表、インメモリー分散DBをAWSで利用可能に | IT Leaders

日本オラクルは2022年9月13日、クラウド型データベース「Oracle MySQL HeatWave」の提供方法を拡充し、新たにAmazon Web Services(AWS)上で動作する「Oracle MySQL HeatWave on AWS」を発表した。まずはAWSの米国東部(バージニア北部)リージョンで提供を開始した。

日本オラクル、「MySQL HeatWave on AWS」を発表、インメモリー分散DBをAWSで利用可能に | IT Leaders

日本オラクルは2022年9月13日、クラウド型データベース「Oracle MySQL HeatWave」の提供方法を拡充し、新たにAmazon Web Services(AWS)上で動作する「Oracle MySQL HeatWave on AWS」を発表した。まずはAWSの米国東部(バージニア北部)リージョンで提供を開始した。

東芝デジタルソリューションズ、IoT向けデータベース新版「GridDB 5.1」、データセンター障害時の可用性を確保 | IT Leaders

東芝デジタルソリューションズは2022年8月19日、スケールアウト型データベース「GridDB」の新版「GridDB 5.1 Enterprise Edition」(GridDB 5.1 EE)を提供開始した。高頻度で大量に発生するIoTデータやビッグデータの管理に適するDBMSである。新版では、パブリッククラウドのデータセンターに障害や災害が起こってもデータベースを継続して使い続けられるように、データセンター間でデータをコピーする機能を追加した。

Snowflakeが国内の稼働環境を拡充、AWS東京リージョンに加えてAWS大阪リージョンを選択可 | IT Leaders

米Snowflakeの日本法人であるSnowflake(東京都渋谷区)は2022年8月9日、クラウド型データウェアハウス(DWH)「Snowflake」における国内の稼働環境を拡大したと発表した。日本のリージョンとしてはこれまでAWS(Amazon Web Services)の東京リージョンを選択できていたが、新たにAWSのアジアパシフィック(大阪)リージョンを選べるようにした。

アシスト、Exadata Cloudの環境構築から運用実装までを支援する「ExaDB-D構築支援サービス」 | IT Leaders

アシストは2022年7月27日、「ExaDB-D構築支援サービス」を提供開始した。Oracle Cloud上で動作する高性能データベースサーバー「Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure」(ExaDB-D)の環境構築から運用実装までを支援する。価格は、要問い合わせ。

AzureからOracle Cloudのデータベースを利用しやすくする「Oracle Database Service for Microsoft Azure」 | IT Leaders

日本オラクルは2022年7月21日、「Oracle Database Service for Microsoft Azure」の提供を開始したと発表した。Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のOracle DatabaseとMicrosoft Azureのアプリケーションを組み合わせたITシステムのインフラを以前よりも容易に利用できる。AzureのUIに似た管理コンソールの操作でOCIにデータベースを配備し、その運用状況をAzure上で管理可能になる。

インサイトテクノロジー、Oracle/SQL Serverのレプリケーションツール「Dbvisit Standby」 | IT Leaders

インサイトテクノロジーは2022年7月12日、データベースレプリケーションソフトウェア「Dbvisit Standby MultiPlatform」(Dbvisit Standby MP)を発表した。データベースのDR(災害時復旧)対策ツールであり、遠隔サイトにデータを複製しておくことで、障害発生時は手動で切り替えて事業を継続できる。従来はOracle Database専用だったが、新たにSQL Serverも複製できるようにした。開発会社は、ニュージーランドのDbvisit Software。

ILI総研、ExcelのDB入出力画面をノーコードで開発できる「StiLL」mDX | IT Leaders

アイエルアイ総合研究所は2022年5月20日、データベース開発ツール『「StiLL」mDX』を発表した。Excelを使ったデータベース入出力画面を、Excel上でノーコードで開発でき、開発した画面はオンプレミス環境とクラウド環境のいずれでも動作する。業務を熟知した業務部門のエンドユーザー自身で業務プロセスや業務ノウハウをプログラム化できるとしている。価格(税別)は初期費用が5万円。月額2万8000円(開発ライセンス×2、実行ライセンス×5)から。

Google Cloudの新データベース「AlloyDB」、拡張性とPostgreSQL互換性を両立 | IT Leaders

グーグル・クラウド・ジャパンは2022年5月12日、会見を開き、米Googleがプライベートイベント「Google I/O 2022」で発表した新たなデータベースサービス「AlloyDB for PostgreSQL」(以下、AlloyDB)について、内容を説明した。PostgreSQLとの互換性を確保していることと、コンピュートとストレージを分離したアーキテクチャなどによって性能を高めていることが特徴である。

SCSK、データベースのクラウド移行SIサービスを開始、アセスメントから保守運用まで支援 | IT Leaders

SCSKは2022年5月12日、SIサービス「クラウド・データベース・マイグレーション・サービス」を同年5月26日から提供すると発表した。同社のデータ移行に関するノウハウやプロセスを体系化・標準化した。移行先として適したデータベースの提案から移行、保守運用までトータルに支援する。価格はアセスメントが無料、PoCや移行支援、保守などは個別見積もり。販売目標として2022年までに100社を掲げる。

最寄りのCDNエッジにデータを保存するサーバーレスデータベース「Cloudflare D1」 | IT Leaders

CDNサービスプロバイダーの米Cloudflareは2022年5月12日、サーバーレスデータベース「Cloudflare D1」を発表した。データベースをユーザーの最寄りのCDNエッジに動的に配置可能なサービスである。最寄りのCDNエッジに配置したJavaScriptプログラムからSQLite互換データベースにアクセスする仕組みで、世界のどこからでも高速にデータベースにアクセスできるようになる。

高速DB「Oracle Exadata」のクラウドサービスが現行版「X9M」に、同一価格でIOPSが87%向上 | IT Leaders

米Oracleが2022年4月20日(米国現地時間)、「Oracle Exadata Cloud Infrastructure X9M」を発表した。データベースサーバー専用機「Oracle Exadata」をクラウドサービス型で利用可能なサービスである。パブリッククラウド「Oracle Cloud」上で提供する。今回、今回、クラウドで提供するOracle Exadataを、従来世代のX8Mから現行世代のX9Mへとアップグレードした。同一価格でIOPSが87%向上した。

IoTデータ向けデータベース「GridDB 5.0」、データの蓄積から分析まで複数の用途をカバー | IT Leaders

東芝デジタルソリューションズは2022年4月22日、スケールアウト型データベース管理システム新版「GridDB 5.0 Enterprise Edition」(GridDB 5 EE)を提供開始した。高頻度で大量に発生するIoTデータやビッグデータの管理に適する。新版では、アーキテクチャを刷新し、単一のDBMSでありながら複数のデータモデルを扱える“プラガブルデータストア”を実装した。これまでGridDBが提供してきた高頻度で大量なデータ登録に適したデータストアに加えて、複雑な分析を高速に行えるデータストアや、ログなどの文章を蓄積することが得意なデータストアを組み込めるようにした。

IIJ、マネージド型のOracle Databaseクラウドに月額10万円台の小規模メニューを追加 | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2022年4月21日、「IIJマネージドデータベースサービス」の品目を拡充し、月額10万円台で利用できるOracle Databaseのメニューを追加した。Oracle Databaseは全4品目となり、小規模から大規模までカバーできるようになった。最小構成の品目「OD-D12-16」は、12コア16GBメモリーで月額10万3000円(税別)。

大企業はオンプレミスのシステム基盤を今後も利用、テストデータの準備に時間をとられる―Delphix Software調査 | IT Leaders

米Delphixの日本法人であるDelphix Softwareは2022年4月20日、「アプリケーション開発基盤とテストデータの管理・運用」に関する調査結果を公開した。大企業のシステム基盤はオンプレミス指向が強いとしている。テストデータの作成については、準備に時間がかかっているほか、テストデータのマスキングが遅れているとしている。

三井不動産、商業施設の運営システムをクラウドに移行、バッチ処理時間を約50%短縮 | IT Leaders

三井不動産は、三井アウトレットパーク、三井ショッピングパークららぽーとなどの商業施設の運営管理を担う基幹システムを、パブリッククラウドのOracle Cloudに移行した。バッチ処理時間が以前の335分から162分へと約50%短縮した。DR環境との切り替えに要する時間は240分から175分へと約1時間短縮した。コストは、オンプレミスと比べて5年間のTCOで約30%の削減効果を見込む。日本オラクルが2022年4月11日に発表した。

ジニアス・ソノリティ、データのリアルタイム分析基盤としてMySQL HeatWaveを導入 | IT Leaders

ゲームソフト開発・販売会社のジニアス・ソノリティ(東京都中央区)は、データ分析基盤としてクラウドデータベース「Oracle MySQL HeatWave Database Service」を導入した。ユーザーのプレイやサービス利用状況など、ゲーム内データを高速・リアルタイムに分析し、データに基づくゲーム体験の向上に取り組んでいく。MySQL HeatWaveを提供した日本オラクルが2022年3月30日に発表した。

クラウドDB「Oracle MySQL HeatWave」にマシンラーニング機能、SQLを介して学習・推論 | IT Leaders

米オラクルは2022年3月30日、クラウド型データベース「MySQL HeatWave」の機能拡張について発表した。OLTP(トランザクション処理)とOLAP(データ分析)に加えて、格納データを利用したマシンラーニング(機械学習)機能が備わった。専用のSQL関数をインタフェースとして、学習、推論、根拠の説明(結果に対する列の影響度の提示)が可能である。

ウエルシア薬局、全国1673店舗が使う基幹システムをOracle Cloudに移行 | IT Leaders

調剤薬局併設型ドラッグストアをチェーン展開するウエルシア薬局は、全国1673店舗(2021年11月末日時点)で使う経営支援システムを、パブリッククラウド「Oracle Cloud」に移行した。日本オラクルが2022年3月10日に発表した。新規店舗へのシステム展開やリソースの増減、年次の不要データ削除などを、システムを停止することなく行えるようになった。

サイバーフォートレス、SAP HANAへの移行工数を削減する「HANACODE」を販売 | IT Leaders

サイバーフォートレスは2022年3月3日、SAP HANAデータベース移行ツール「HANACODE」の販売を開始した。Oracle DatabaseからSAP HANAへの移行に必要な変換作業を自動で行うソフトウェアツールである。変換作業を自動で行うことによって、移行工数を半分以上縮小できるとしている。

TIS、「Oracle Exadata クラウドマイグレーションサービス」を提供 | IT Leaders

TISは2022年1月7日、「Oracle Exadata クラウドマイグレーションサービス」を発表した。企業が現在使っているOracle Databaseをクラウドデータベース「Oracle Exadata Cloud Service」へと移行するサービスである。コンサルティングから運用までワンストップで支援する。

システムインテグレータ、DB操作ツール「SI Object Browser」新版、Win 11/Server 2022で動作 | IT Leaders

システムインテグレータは2022年1月5日、データベース操作ツール「SI Object Browser」とERモデリングツール「SI Object Browser ER」の新版を発表した。いずれも、Windows 11/Windows Server 2022で動作するようにするなど、動作環境を拡大した。2022年1月31日から販売する。販売目標は、2021年度から3年間で約9億円、SI Object Browserシリーズ全体では3年間で約24億円。

ぴあ、チケット事業を支える基幹システムのDB基盤を刷新 | IT Leaders

オンラインチケット販売システム「チケットぴあ」を運営しているぴあ(東京都渋谷区)は、チケット販売や興行管理を支える基幹システムのデータベース環境を刷新する。現在オンプレミスで稼働しているOracle Databaseを、Oracle Exadata Cloud Serviceに移行する。新環境は2023年1月から稼働する。日本オラクルが2021年12月13日に発表した。

東映、パッケージソフト販売管理システムを刷新、「Oracle Autonomous Transaction Processing」を導入 | IT Leaders

東映は、映画作品などのパッケージソフト製品の販売管理システムを刷新した。Oracle Cloudの自律型データベース「Oracle Autonomous Transaction Processing」を導入し、オンプレミスのOracle Databaseから1カ月で移行した。移行によって、業務アプリケーションの処理速度が約1.5倍向上しバッチ処理時間が半減。このほか、ハードウェア保守・管理や更改作業からの解放、データベース管理の自動化による運用・管理の負荷軽減を図っている。日本オラクルが2021年12月7日に発表した。

転職サービス「doda」、基幹データベースのOracle Exadataをハイブリッドクラウドに移行 | IT Leaders

パーソルキャリアは、転職サービス「doda」を支える基幹業務データベースをハイブリッドクラウドに移行した。オンプレミスの「Oracle Exadata」を、「Oracle Exadata Cloud@Customer」と「Oracle Exadata Cloud Service」を組み合わせた環境に移行した。2022年10月の第2フェーズでは、ハイブリッドではなくパブリッククラウドだけ(Oracle Exadata Cloud Service)の環境に移行する予定である。日本オラクルとアシストが2021年11月17日に発表した。

データベース移行テストツール「Insight Database Testing」新版、SQL非互換問題に対処 | IT Leaders

インサイトテクノロジーは2021年11月17日、データベース移行テストツール「Insight Database Testing」の新版「v3.0」を発表した。リレーショナルデータベース(RDB)の移行にともなうSQLの書き換えを支援するソフトウェアであり、現状のSQLが移行先のRDBで通るかどうかをテストする。新版では、SQL非互換問題への対策として、実行はできても挙動が変わってしまうSQLを発見できるようにした。価格(税別)は、本番環境で動作している移行前データベースのCPUコアあたり20万円(3カ月間)から。

F@N、データ分析基盤をインメモリー分散DB「MySQL HeatWave」に移行、性能は10倍に | IT Leaders

ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区)は、同社が運営する広告配信ネットワークサービスのデータ分析基盤として、インメモリー型で動作する高速分散データベース「Oracle MySQL Database Service HeatWave」を導入した。既存データベースから移行し、データ分析性能を10倍に向上させた。成果報酬型広告に求められるリアルタイム分析を実現したとしている。日本オラクルが2021年11月12日に発表した。

日立、「SAP HANAクラウドサービス」の Google Cloud版を12月に開始 | IT Leaders

日立製作所は2021年10月6日、「SAP HANAクラウドサービス」のGoogle Cloud版を販売開始した。同年12月から提供する。SAP HANAクラウドサービスは、SAP HANA基盤のアセスメント、設計、クラウド上での環境構築、運用管理までを一括して提供するサービスである。これまで日立製作所のデータセンターを介してサービスを提供してきたが、新たにGoogle Cloud上でのサービス提供を追加した。

日本オラクル、クラウドDB「MySQL HeatWave」の運用自動化機能をアピール | IT Leaders

日本オラクルは2021年10月1日、説明会を開き、直近で強化したOracle Cloudの機能について説明した。2021年8月に追加したクラウド型データベース「MySQL HeatWave」の運用自動化機能がユーザーにもたらすメリットをアピールした。例えば、SQL実行計画の自動チューニングによって、TPC-H/TPC-DS 24TBのベンチマーク性能が40%向上するという。