ショートバウンドのトラップを研究

みなさんこんにちは。
だんだん秋らしい気候になってきて、練習もしやすい季節ですね。
この気候をうまく利用して、どんどん上達していきましょう。
本日はショートバウンドのトラップを状況別に書いていこうと思います。
ロングボールをトラップして収めるとき、ショートバウンドでおさめるという技術があれば、それだけでいろいろなチャレンジができるようになります。
これを機会にショートバウンドを足元に収めるトラップを練習していきましょう。

 

足元におさめる

自分の丁度足元に来るボールを、ショートバウンドでおさめるときのやり方です。
これは、トラップの方向にスピードに乗りたいときに有効なやり方だと思います。

 

どういうときに有効なのか

同じロングボールが来た時でも、侵入したいときは、ショートバウンドでの処理は有効になりますので、この選択ができるよう練習していきましょう。
ショートバウンドでトラップすると、バウンドを収めるために自然に前傾姿勢になり、スピードに乗りやすくなります。

トラップ①

ワンバウンドでトラップしようとすると、画像のように、上体が前に行くような姿勢をとることができるので、次のアクションへ速く移動することができます。
ノーバウンドでトラップしようとすると、上体が反った状態になるので、次のアクションが遅れます。
一度反った状態と足をトラップしてからもとに戻して、次のアクションに移行しなければなりません。
早く任意の場所に運びたい場合は、ノーバウンドのトラップよりも、ワンバウンドのトラップの方が断然いいということがわかりますね!
逆に落ち着いて、自分の周りにボールを収めたいというときは、ノーバウンドのトラップがいいです。
そのときの状況に合わせて、トラップの方法を使い分けられるようにしましょう。

 

うまくトラップするためのコツ

ショートバウンドでのトラップが有効だということがわかったところで、どのようにすればうまくいくのかというところを見ていきます。
待つときの足の構えは、バウンドして跳ね上がる先に、面をセットするようにします。

トラップ②

ボールに上から膝をかぶせて、抑え込むことでバウンドを抑えるようにします。
膝をかぶせないと、面が上を向くため、ボールが跳ね上がってしまいます。

トラップ③

大きく跳ね上がってしまっては、次のプレーもうまくいきませんし、時間もかかります。
そしてしっかりとこれができたら、跳ね上がるボールに、膝を伸ばして側面を切ってスピンをかけます。
側面を切ると同時に着地させることで、次のプレーに早く移行することができます。
しっかり膝を伸ばすというところを意識してみてください。
以上が足元におさめるワンバウンドトラップでした。
なかなかうまくいかないかもしれませんが、コツを意識しながらやってみてください。

 

懐深くまで引き込む

次に懐深くまで引き込むようなトラップについて書きます。
こういったトラップでは、体が自然と開くので、視野を広く持ち、状況に応じたトラップをすることができます。
目視してから、前を向いたり、軸足裏を通して外へ逃げる選択も取れます。
このトラップをやるためには、ぎりぎりまで軸足に重心を残しておいて、最後ボールを足に収める瞬間に体重を移動させることがポイントです。
先ほどのトラップと同様、ひざをかぶせてボールの側面を切るところは意識しましょう。

 

前に走りながら

続いて前に走りながら、ショートバウンドトラップをする方法についてみていきます。
基本的に今までのトラップと共通していますが、注意しなければいけないのは、大きく踏み込まないようにすることです。
前に走りながらのトラップで、踏み込んでしまうと、ボールは大きく離れてしまいます。

トラップ④

画像のようにトラップの瞬間に足を延ばして、前に進行しながら抑え込みましょう。
これでボールが前のほうに飛んで行ってしまうことは回避されます。

 

場面によってつかいわけることが大事

同じショートバウンドでトラップするにしても、シーンによって使い分けが大事だということがわかりました。
足元に収めるトラップ、懐深くまで引き込むトラップ、前に走りながらのトラップ、どれもやり方は似ていますが、使い分けることで、より臨機応変に対応できるプレーヤーになっていきます。
サッカーは常に次の行動を考え、相手の動きを予測していかなければなりません。
だからこそ攻め方もワンパターンになってしまうと、ディフェンスにすぐ守られてしまいます。
単にやり方をマスターするだけでなく、このトラップはこういうシーンで使おうと頭を働かせながら練習することで、どんどん実践でも使えるプレーになっていきます。
頭を使うか使わないかだけでも大きく変わってきますね!
技の形ができるようになったら満足するのではなく、練習試合なんかでも積極的に試していきましょう。
失敗したらなぜ失敗したのか、成功したら次もやってみよう!と前向きにとらえることができます。
マスターするとかなり有効だと思いますので、今日から練習をはじめてみてください。

フランス貿易投資庁-ビジネスフランス @BFrance_Japan

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