部分別リフティング攻略法

こんにちは!
練習ははかどっていますか?
季節の変わり目は体調も変化しやすいです。
体温調整をしながら、水分をしっかりとって、体調を崩さないようにしてくださいね!
今日はリフティングについての記事を書こうと思います。
リフティングはボールを操る練習に最適です。
あまり意味ある練習じゃないという人もいるかもしれませんが、毎日コツコツと練習前にでもリフティングを取り入れることで、ボールタッチが上手になったり、キープ力があがったりします。
今日は頭や肩など部分別でリフティングの練習方法や攻略法を書いていきますので自分にあったものを参考にしてください。

 ヘディングリフティング

まずはヘディングリフティングです。
ヘディングは苦手とする人も多いと思いますが、サッカーをやっていく上で絶対に必要なプレーです。
頭を上手に使いこなすことができれば、できるプレーも増えていきます。
例えばハイボールをヘディングするときの動作は、リフティングで鍛えることができます。
固めるべき関節やミートのタイミングなど多くが共通しているからです。
特にサッカー初心者や若い人は、そういう基本的な要素を固めるためにも、ヘディングリフティングの練習は積極的にやっていきましょう。
一番へたくそな人で多いのは、腰がおり曲がっていて、オデコが斜めになり、下からの力でボールを支えられないパターンです。
つまりミートポイントが重要になってきます。

ヘディング①

 

画像のように上体を反って上をみることで、おでこの面は水平になり、ミートの瞬間に垂直に突き上げられます。
軽く状態を反ることで、ミートポイントとかかとの接地点が一直線になり、また首・胸・膝・腰の関節が伸びていることで、勢いを吸収することなく上に跳ね返すことができます。
関節を伸ばすということは非常に重要です。
関節が伸びた姿勢でミートできるだけで、立っているだけでも6~7割は真上に跳ね返すことができます。
次に大事なのが、膝で無理にあげようとしないことです。
一歩間違えると勢いを吸収してしまい、ボールが跳ねなくなります。
膝は立っている状態から軽く伸ばすような感じにするだけでいいのです。
起立している状態から、突っぱねて膝を固める瞬間にあてます。
このときしっかり固めるということを意識してやってみましょう。
ボールが前後にずれてしまったときは、後退時は上体はさらに後ろに反らして顎を引きます。
前進時は背中が丸まらないように注意して腰から折り、顎を突き出します。
これらのポイントをしっかり守りつつ、あとは慣れなので練習あるのみです。
練習を繰り返す中でしっかりポイントが守れているのか振り返りながらやってみてください。

 肩リフティング

続いては肩のリフティングです。
結構難しいので100回も200回もできるという人は少ないかもしれませんね。
まず意識するべきなのが、立っている姿勢です。
肩のラインを一直線に保ち、片方を盛り上げて、迎えに行かないように意識します。
肩が斜めになってしまうと、ボールはサイドに飛んで行ってしまいます。
リフティング②

画像のように体の軸はまっすぐのまま、左右の肩のラインを平行に保ちつつ傾けます。
また脇を広げると肩の筋肉の部分がへこんでしまうので、脇をしっかり閉じ、ポイントの部分が平になるようにしましょう。
以上が意識するポイントです。
ボールが左右にずれてきたときは、肩を動かしてボールをとろうとするのではなく、腰からしっかり動かして、体の軸はまっすぐを保ちます。
位置が変わると急にできなくなるという人も多いので、連続でできるようになるまでやってみましょう。
肩は硬いので、反動で振り上げず、肩のラインを意識して傾けるだけでリフティングはできます。
意識して跳ね上げようとしている人は逆にミスをしてしまうかもしれませんね。
どれだけ上手な人でも、連続でやっていると、脇が開きがちになってしまうということがやっぱり多いようです。
脇だけはしっかり意識して閉じようとしないと、自然と開いてくるので注意して下さい。
このあたりの細かい体の使い方は幼少期の練習が大きく影響してくると思います。
小さいお子さんやサッカー初心者の方はこれがチャンスだと思い、今から意識して練習を積み重ねていきましょう。

リフティングをなめてはいけない

今日は頭と肩のリフティングについて解説しました。
苦手にしている人も多いと思いますので、頑張って練習してみましょう。
リフティングはあまり役に立たないと練習しない人も多いですがそんなことはありません。
試合で役立つ体の使い方やボールタッチの仕方の基本が結構詰め込まれています。
これをしっかり練習すると、特に若い人は後々役立ってくると思いますので、がんばってくださいね!
またリフティングは頭や肩以外にもたくさん種類があります。
かかとなんかは課題としている人が多いようなので、また後日にでも解説したいと思います!