「クレージュ(COURREGES)」が2020年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「クレージュ(COURREGES)」が2020年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」のザック・ポーゼン(Zac Pozen)=ウィメンズ クリエイティブ・ディレクターが毎日放送(MBS)のテレビ番組「林先生の初耳学」の「アンミカ先生のパリコレ学2」に特別講師として出演した。ポーゼンは、「ブルックス ブラザーズ」日本上陸40周年記念イベント開催のため来日中で、収録は「ブルックス ブラザーズ」丸の内店で行われた。6月23日に放映された内容は、パリコレを目指す8人の女性がポーゼンの選んだ服を着て、ショー形式でモデルとしてのトレーニング、審査を受けるというもの。ウオーキングを見たポーゼンは、「パリコレで腰に手は当てない」「ロボットみたいだ」「CMっぽ過ぎる」など、モデルたちへ厳しい指摘が続き、見かねてショーを中断する場面も。ショー終了後、ポーゼンがモデル一人一人に合否の判定を下し、中には評価に値しない「論外」と言われたモデルも。その判定の模様は7月7日の同番組で放映される。
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「ニードルズ(NEEDLES)」が2020年春夏コレクションを発表した。
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リゾートトラストは2020年6月17日に「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜(THE KAHALA HOTEL & RESORT YOKOHAMA)」を横浜のみなとみらい21地区で開業すると発表した。同ホテルはハワイ・オアフ島のラグジュアリーホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」のグローバル展開の第1弾となる。
客室は146室で、全室が47平方メートル以上の広さを有する。客室は119平方メートルまでを含む7タイプで、100平方メートルを超える「ザ・カハラ スイート」も4室設け、海外からの要人や富裕層の利用を見込む。
外観のデザインは波打ち際の“汀(みぎわ)”をイメージし、館内は“クリスタルモダン”をテーマに、シルバーとクリスタルの透明感が融合したエレガントな空間を目指す。イタリアンと日本料理レストラン、ラウンジバーのほか、長さ約20メートルのインドアプールがあるスパや「ザ・カハラ」のオリジナルグッズなどを販売するショップも併設する。
現在、オフィシャルサイトで宿泊予約の受け付けを行っていて、電話予約は8月から受け付ける予定だ。
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「アイリス&インク(IRIS & INK)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
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「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は7月26日、高い発色と持続力が特徴の「ルージュ ピュールクチュール」シリーズから新作リップ「ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン」(全18色、各4300円)を発売する。みずみずしいつけ心地とフィット感をかなえたリップティントだ。
同リップは、通常オイルベースのリキッドルージュのフォーミュラを最大40%まで水分を含むウオーターベースにすることで、軽やかなつけ心地とみずみずしい艶を演出する。艶のあるオイルも配合し、唇の表面の凹凸を均一にカバーして水に光が反射してできるような艶を実現した。唇につけた瞬間にフォーミュラの水分が蒸発し、薄膜のフィルムを形成してカラーがピタッと密着する。鮮烈な水溶性染料の配合で、一塗りで透け感のある発色から、重ね塗りすれば軽さを保ったまま自在に濃度のコントロールができる。
カラーはレッド、ピンク、オレンジ、ヌードをベースにした18色をラインアップ。どの肌トーンも美しく引き立てる。さらにパッケージには、クチュールのタキシードからインスパイアされた黒のラインを施している。なお、7月12日に伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、ルミネ新宿ルミネ2、公式オンラインブティック、アットコスメショッピング、ミーコ、阪急百貨店公式通販で先行発売する。
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ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)は8月22日、国内9店舗目となる直営店を東京・新宿にオープンする(東京都新宿区新宿3-14-5)。伊勢丹新宿本店に隣接する立地だ。99.99平方メートルの店内では、最高級ダイヤモンドや希少な宝石をはじめとするジュエリーや時計、ブライダル・コレクションを取り扱う。オープンを記念して、人気コレクション“リリークラスター”から世界未発売のローズゴールド製ペンダント(88万円)限定30本を新宿店のみで先行発売する。
“リリークラスター”コレクションは、ブランドのアイコンである“クラスター”に現代的な解釈を加えて誕生。ペンダント、ネックレス、イヤリング、リング、ブレスレットなどのアイテムを、プラチナとイエローゴールドで販売している。今回先行発売するペンダントは初のローズゴールド製のアイテムとなる。
店内はニューヨークの5番街にあるハリー・ウィンストン本店の建築スタイルやデザイン要素を取り入れ、淡いトープ(濃い灰褐色)とグレーカラーを基調に、黒漆やアンティークブロンズカラーの家具、シャンデリア、手作業でビーズを散りばめた壁紙を配する。
最高経営責任者のナイラ・ハイエック(Nayla Hayek)は、「日本はラグジュアリーブランド市場において大きな影響力を持ち、またさらなる発展が期待できるマーケットのひとつだ。日本での存在感をより強め、多くの皆様のご要望にお応えすることは、ハリー・ウィンストンにとって非常に重要であると考えている。今回、日本有数の繁華街かつトレンドの発信地である新宿に新たなサロンを構えることにより、日本におけるハリー・ウィンストンのさらなる販売力の強化を目的としている」と述べた。
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日本の伝統的な下着であるふんどし。そのふんどしで世界に挑むべく、日々まい進している企業がある。それが株式会社ふんどし部だ。同社は東京大学大学院卒の星野雄三代表により2016年に設立。“この世からパンツを消し去る”をスローガンに、ふんどしの製造・販売からそれを着用する体のトレーニング事業を手掛けている。17年にはふんどしを世に知らしめるべく、「ふんどしファッションフェスティバル(以下、FFF)」を企画し、ふんどしを主軸にしたファッションショーも行った。たった1枚の布で世界に挑もうとする星野代表に、ふんどし部創業の経緯や現在の事業、そして今後の夢をふんどし一丁で語ってもらった。
WWD:ふんどし部の現在の事業内容は?
星野雄三ふんどし部代表(以下、星野):ふんどしの製造・販売といった文化事業と、筋力トレーニングプロフグラム「バディトレ」をはじめとするカラダ事業の2軸で“人生を締めなおす”ことを目標にしています。
WWD:起業した理由は?
星野:海外に新しい日本文化をぶち込むためです。中でもふんどしを世界で表現しようとしている日本人が誰もいなかったので、下着の観点から日本の見え方をどれだけ面白くできるかを考えてみようと。そこで“この世からパンツをなくす”をスローガンに掲げ、今までの価値観の創造的破壊を行おうとふんどし事業をスタートさせました。もし僕の目の前にパンツが置かれていたら、切り刻んで魚の餌にしてやります。
WWD:……なるほど。ふんどしに着目したきっかけは?
星野:元取締役の野田貴志(現在は退職)が、ふんどしにハマっている姿を見たことですね。僕はもともとスーツが好きで、スーツ文化を学ぶためにイタリアに留学していたのですが、イタリアでもふんどしはすごくウケが良かった。文化性と、潔く肉体を表現するという2つの観点から面白がってくれて。
WWD:ふんどしの魅力とは?
星野:フリーサイズで体を締め付けない点や、蒸れずに気持ちいい点などがあります。基本的にはどのような人でも履けます。そういった意味ではダイバーシティーとも言えます。さらには、単純に人間としての潔さも表現できます。
WWD:なぜ、潔さを表現できるのか?
星野:ふんどしって絶対に身体性を問われてしまうんですよ。ある程度体が整った状態じゃないと着られないという認識がふんどしには存在していて、着用には一種の障壁がある。「ふんどしを履く」という行為は、そういった細かい体裁を気にしないということでもあるます。身体的な障壁を乗り越えるという文脈もあり、ふんどし部ではカラダ事業として「バディトレ」や、夏の朝活として「もくもく会(マッチョたちがふんどしで“もくもく”と筋トレをする会)」などのトレーニングを行っています。カラダ事業では、この21世紀、IT社会でフィジカルを持った人間を僕たちがどう生かしていくのかを非常に意識しています。
WWD:17年には「FFF」でふんどしファッションショーを開催した。その理由は?
星野:2次元の布を3次元に詰め込むことを世界に対して面白く示したかった。それを極端に分かりやすくファッションとして表現したのが「FFF」です。
WWD:「FFF」の反響は?
星野:テレビでも取り上げれるなど、認知としては広がりましたが、やはり色物として扱われてしまいました。アメリカで行われているテクノロジーの祭典「サウス・バイ・サウス・ウエスト」に出展した時もそう。最初はギャグでも良かったんですけど、あまり実売にはつながらなかった。一方でカラダ事業の方が軌道に乗り、キャッシュが回ってきたこともあって、現在はカラダ事業に振り切っています。
WWD:好調なカラダ事業に対して、ふんどしはどのように販売していく予定?
星野:インバウンドとアウトバウンドを中心に狙っていきたいですね。ふんどしはある種のアホになって楽しむことを許容してくれるウエアで、祭りやクラブ、飲み会などと同じ。それをできる限り健全に、かつ自己表現を促す方向にもっていきたい。インバウンドに関して言えば、「日本ってのは狂った国だよ」と言いながらふんどしを渡す文化を作れればと思っています。
WWD:現在、女性用のふんどしも販売しているが、今後新しい形のふんどしなども開発・販売する?
星野:生地のアップデートは行いますが、形のアップデートはしません。結局、形の改善などでふんどしの機能を突き詰めようとすると、ただパンツをより良くしたものにしかならない。女性用も同じで、「体にいい」という機能だけを表現しようとすると女性用のふんどしが生まれる。でも、もともとは女性用のふんどしは存在しなかったわけで。今後はより男性にフォーカスしていくつもりです。
WWD:気温も徐々に上がり、“ふんどし日和”となってくると思うが、今後の活動予定は?
星野:直近では7月13日に「マッスルたたら場」というものを開催します。足で板を踏んで空気を吹き込む昔の製鉄技法であるたたらとふんどしを掛け合わせ、体験売りを行う予定です。ゆくゆくはふんどしを履ける体、履いて楽しむ体を作るためのライフスタイルを築いていきたいです。
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「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」が2020年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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スタイリストの佐々木敬子はジュエリーブランドの「スーリヤ(SURYA)」を本格スタートする。「スーリヤ」とは3つの目を持つ太陽神のことで、色をまとうという意味がある。彼女自身がインド・ジャイプールで選んだルビーやエメラルドをはじめとするさまざまな色石やダイヤモンドを使用し、カットにこだわりってジャイプールと日本で製造している。目をモチーフにしたネックレスがインスタグラムで広がり、昨年末からオンライン販売をスタート。中心価格帯は20万円前後で、セミオーダーも受け付ける。ブランドの運営はイタリア発の「プランC(PLAN C)」などを輸入販売するパラグラフが行う。まずは、海外のセレクトショップなどでの販売からスタートし、国内でも百貨店やセレクトショップで販売していくようだ。
自身のファッションブランド「マイラン(MYLAN)」も手掛ける佐々木は、「色石が大好きでずっとジュエリーブランドを立ち上げたかった」と話す。彼女は、「アガット(AGETE)」でジュエリーのデザインを手掛けたこともある。「石を見ているのが一番幸せ」という彼女の家の中にはクリスタルなどの石がたくさんあるそうだ。「日本には大きい色石を使ったジュエリーが少ない。『スーリヤ』ではカラーバリエーションを大切にしたい。ジャイプールでしかできないカットやクラフツマンシップにこだわっている」と佐々木。ジュエリーをデザインする際に「マイラン」とリンクはさせていないが、自然と合うものばかりだ。目をモチーフにしたジュエリーを作ったきっかけを聞くと、「“邪気を払う”ということも意識しているが、見えないものを見る時代だという意味で目をモチーフにした」という。目のモチーフのほかに、ピラミッドや幾何学モチーフ、花をモチーフにしたものもある。佐々木は、「ジュエリーは自分を守ってくれる存在。ピラミッドや幾何学モチーフは神聖だと思って採用した。自分のチャクラ(エネルギーの出入り口)やオーラの色に合わせてジュエリーを選んでもいいと思う」と話す。好きな石を選べるセミオーダー的なブランドにしていきたいという。
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「ザ・ロウ(THE ROW)」が2020年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
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マッシュセールスラボは、ソフトクリームの「蜷尾家/NINAO(ニナオ)」の日本2号店を7月18日東京・麻布十番に、3号店を19日池袋にオープンする。
メニューは、ソフトクリームと日本限定商品で新食感の“ティーゼリー入り”お茶とミルクティー、両店でオープンを記念した日本初登場となる新フレーバーなども販売する。また、連続オープンを記念してこれまで週替わりで提供してきた2種類のフレーバーのソフトクリームは全店で日替わりに変更して台湾本店と同じスタイルで提供する。
麻布十番店では大人の街をイメージし、“スキアマ”なミルクの味わいの中に濃厚なピスタチオの風味を広げ、トッピングには色鮮やかなドライベリーを添えた。ルミネ池袋店では、元気な若者たちをイメージしたソフトクリームに合うほろ苦いビスケットを使用し、トッピングには砕いたビスケットとキャラメルソースを合わせた。
「ニナオ」は2012年に台南にオープンし、約110種類あるソフトクリームやジェラートのスッキリと甘い“スキアマ”のフレーバーが人気になり、台湾のアイスクリームブームの火付け役となった。日本はマッシュセールスラボが独占販売契約を結び2018年10月に1号店を三軒茶屋にオープン。「オープン当初から連日賑わいを見せており、地元の家族連れから感度の高い若者まで幅広い層が来店する。競合の専門店が少ないことに加え、ソフトクリーム自体の美味しさが評価され多くのリピーター客を取り込めている(広報担当者)」と語る。
■「蜷尾家/NINAO」麻布十番店
オープン日:7月18日
時間:11:30〜22:00
住所:東京都港区麻布十番1-8-1
■「蜷尾家/NINAO」ルミネ池袋店
オープン日:7月19日
時間:平日11:00〜21:30 / 土日祝11:00〜21:00
住所:東京都豊島区西池袋1-11-1
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一人一人に最適な香りを提供するコードミーは、20~30代の男性をコアターゲットにした香りのパーソナライズサービス「コードミー ワン(CODE MEEE ONE)」をスタートした。同サービスは、ストレス課題、理想のイメージ、好きな香りの系統など5つの質問と、ユーザーのツイッターの投稿データをAIで解析することで、3000パターン以上の組み合わせの中から最適なアロマを選定し、毎月自宅に届けてくれるというもの。料金は月額1800円で、1カ月に1回8mL分が届く定期購入となっている。ちなみにツイッターのアカウントを持っていない人は5つの質問に答えるだけでも、香りの調合が可能だ。現状ではツイッター投稿のみの連携だが、今後はインスタグラムなどのSNSとも連携させ、AIによる解析対象を広げることで個別最適化する香りのパターンもさらに広げていく。
製品は8mLと持ち運べるサイズで、プレゼン前や仕事の合間などビジネスシーンでリフレッシュしたいときに使用できる。また自宅でも睡眠前に枕や布団に吹きかけるとリラックスできる。
太田賢司コードミー社長は、「最近では香りとストレス軽減に関する学術的な研究結果が報告され始めており、アロマ市場はヘルスケアの観点から注目度が上がっている。厳選された国産精油をメインに使用した天然100%の香りで、ストレス課題の解決を目的としている。香水とは異なり、嗜好品というよりは香りによるヘルスケアの一環として考えている」と語る。
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眼鏡ブランド「ジンズ(JINS)」は、インテリアブランド「ウニコ(UNICO)」とコラボレートした眼鏡“ジンズ×ウニコ”を7月18日に発売する。3型16種類あり、価格は8000円(度付きレンズ代込み)。
ふだんはコンタクトレンズを装着していながら、家の中では眼鏡に掛け替える人が、リラックスした時間を過ごせるようにと考案した。薄さと弾力性のバランスを追求した軽量樹脂素材“TR-90”をフレームに、柔らかいシリコン素材を鼻パッドに使用し、掛けたまま横になっても痛くなりにくく、長時間掛けても鼻に跡が残りにくい仕様になっている。オリジナルデザインのケースとセリート(眼鏡拭き)があるほか、「ウニコ」店舗と「ウニコ」オンラインショップではコラボモデルの発売に合わせてオリジナルのインテリア雑貨も販売する。
「ウニコ」はミサワが手掛けるオリジナルの家具や国内外のセレクト雑貨のインテリアブランドで、東京・代官山、大阪・梅田のルクア イーレなど全国に店舗を構える。
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3Dプリンターや鋳造による商品の製造・販売を行うJMC(横浜市、渡邊大地社長)は、オンワードホールディングス傘下のダンス用品メーカー、チャコットと共同開発した作業着を7月から導入する。8月からは他社への販売も予定する。
製作したのは、ショップコート、ブルゾン、シャツ、長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、シルエットの異なる2型のパンツ、キャップの全8型。スッキリとしたシルエットと、ブラック、ホワイト、グレーのシックなカラー展開が特徴のファッショナブルな作業着だ。全アイテムにストレッチ素材を用いたほか、製品や機械を傷つけないようボタンやファスナーを布で覆ったり、作業時に使用する金属製定規の落下防止を目的としてポケット内部にマグネットを埋め込んだりと、製造現場で求められる高い機能性も備える。
JMCは、作業着で出勤することを禁止している製造業社が多いことに疑問を持ち、今回のユニホーム製作プロジェクトを構想。“作業着で出社し、作業着で帰る”をコンセプトに、着ることに誇りが持てるような作業着を具現化することで、企業イメージを刷新するとともに、製造業界内の作業着への認識をアップデートさせることを目指す。長野・飯田と静岡・浜松にある2つの自社工場のほか、工場を併設する新横浜の本社の一部にも導入する。
同社は2014年、ブランディングや広告を手掛けるアートディレクター、山﨑晴太郎を取締役に起用。以来、企業理念やロゴの刷新といったリブランディング事業に注力しており、今回のプロジェクトもその一環となる。
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「M・A・C」は7月12日に、「プレッププライム」コレクションのスプレータイプ化粧水から持ち運びに便利なミニサイズシリーズを発売する。ブランド公式オンラインでは9日に先行発売する。
「プレッププライムフィックス+セント」(5種、各1700円)は、ミネラルを含んだ天然水や、肌を引き締めて、艶とハリを与えるキュウリ果実エキスを配合。保湿はもちろん、夏のベタつく肌を整えるほか、メイク後に使用することで化粧持ちがアップする。パイナップル、ピオニー、ホワイトティー、スイカ、キュウリの夏らしい5種の香りをそろえる。
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「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
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「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
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6月18~23日、2020年春夏のパリ・メンズ・ファッション・ウイークが行われた。テーラードジャケットを軸とした大本命のフォーマルミックスが厚く支持された一方、オーバーサイズのパーカやブルゾン、派手なアクセサリー使いでストリートに振り切ったスタイルも根強い人気を見せた。ほかには、タイダイやアニマルなどの総柄アイテムを取り入れた着こなしが多数見られた。これはミラノとロンドンでもトレンドに浮上しており、インパクトのある総柄で直球勝負する着こなしは今後、さらに拡大しそうだ。
パリで目を引いたカラーは、オフホワイトやベージュなどナチュラルで軽やかな色。それらの色をリネンやシアサッカー素材で取り入れることで、爽やかさを一層引き立てる来場者が目立った。バッグはボディーバッグの人気が継続し、シックな色味や上品な素材使いでコーディネートの引き締め役として取り入れるか、ビビッドなカラーやナイロン素材で着こなしのアクセントとするかが争点となった。
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「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
「ストーンアイランド」2019-20年秋冬コレクション
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アメリカのファッションブランド「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は、「アイ コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(EYE COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」とのコラボレーションコレクションを販売する。商品はブレザー1型(18万円)とボタンダウンシャツ3型(各5万円)。ブレザーはマディソンフィットと呼ばれる「ブルックス ブラザーズ」の定番シルエットで、サックモデルのネイビーのブレザーをベースに、異なるチェック柄のツイード生地を合わせてクレイジーパターンにアレンジした。また、ボタンダウンシャツは1896年に「ブルックス ブラザーズ」が開発した象徴的なアイテムで、無地やチェック柄の生地をヨークや袖、裾まわりなどに配している。
同コレクションは、「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」の取扱店と東京・銀座のセレクトショップ、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で8月17日に、「ブルックス ブラザーズ」青山で8月21日に発売される。
今年、日本上陸40周年を迎えた「ブルックス ブラザーズ」はブランドのアイデンティティーであるクラシックアメリカンへの原点回帰を掲げ、ベーシックアイテムに力を入れている。
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「ターク(TAAKK)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
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古着屋デプト(DEPT)のエリ(eri)とフローリスト越智康貴は7月13日、雑貨店ドナドナ トーキョー(DONADONA TOKYO)を東京・原宿のキャットストリートにオープンする。同店舗では、2人が一つ一つ拾い集めた世界中のさまざまなアイテムをそろえる。
“ドナドナ”は民謡の歌詞に登場する、売られていく子牛と重ねて名付けた。エリが、デプトの買い付けでさまざまな国を訪れる中で、それぞれの土地に溢れている多くの素敵なものを届けられる場所を作りたいという思いから、面白いと可愛いを最も強く共有できる越智と立ち上げた。また、越智が手掛けるフラワーショップも併設しており、贈り物にはオリジナルのラッピングを採用する。
オープンに伴いエリは「“それどこで買ったの?”と聞かれるようなお店にしていきたい。自分自身が誰かに贈りたいと思うものを世界中から“ドナドナ”していきたい」。また越智は、「店は生き物なので、愛情をかけて成長させていければ。自分やエリさんが世界中で買い付けてきた面白いもの、可愛いものが、より多くの人に楽しんでもらえるように提案していく」と語る。
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「フィータ(PHEETA)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
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西海岸と旅をテーマにした女性向けファッション&ライフスタイル誌「アンナ マガジン(anna magazine)」(mo-green)は7月6〜7日に、東京・代官山のMo-Greenビル1Fのガレージと、併設するコンテナグラフィックギャラリー(CGG)でガレージセールを行う。
同イベントは「アンナ マガジン」の最新号Vol.13の特集テーマでもある “Girls, Go West!Project”の一環として開催される。同誌とウェブメディア「コンテナ(container)」編集部から “旅にまつわるもの”をテーマに、過去のアメリカ取材で手に入れたレアなアイテムを多数出品するほか、両メディアにゆかりの深いフォトグラファーやスタイリスト、アーティスト、コレクターらの逸品をそろえる。参加するクリエイターは「アンナ マガジン」の公式インスタグラムと「コンテナ」で随時発表する。
また、6日には創刊号からの人気連載「anna’s kitchen」に登場している料理研究家の福田淳子が登場し、特製レモネードやホットドッグ、チェリーパイといったアメリカを代表するローカルフードを販売するほか、16時からリアルなアメリカの食事情を語るトークセッションも行う。トーク時には、最新号に登場する「ワッフルチキン」(10食限定)と特製レモネード、「アンナマガジン」のバックナンバーのセット(1000円)も販売する。7日にはファッション企画のスタイリングを担当するスタイリストの梶雄太が制作したZINEを限定発売するほか、ファッションにまつわるトークセッションも行う。
■anna’s GARAGE SALE
日程:7月6〜7日
時間:11:00~17:00(物販は16:00まで)
場所:Mo-Greenビルガレージ、コンテナグラフィックギャラリー
住所:東京都渋谷区南平台町8-11 Mo-Greenビル1階、2階
入場料:無料
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「ナイスネス(NICENESS)」が2019-20年秋冬コレクションを発表した。
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「カール ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」は、「ロレアル パリ(L'OREAL PARIS)」と協業したメイクコレクションを発売する。パリ・ファッション・ウイーク期間中の9月27日のグローバル展開に先駆けて、9月20日からECサイトで先行発売する。製品ラインアップや値段はまだ明らかにされていない。
同コレクションは、「カール ラガーフェルド」のブランドの信念や“Embrace the present and invent the future(現在を受け入れて、未来を創造する)”というカール自身の言葉をコンセプトにしている。両社によると、今回の協業はカールが2月に死去する以前から取り組んでいたもので、パリジャンの優雅さとカール自身のロックでシックなスタイルを融合した製品をラインアップするという。
「カール ラガーフェルド」は、これまでにオーストラリア・シドニーのビューティ企業モデルコ(MODELCO)や化粧品専門店のセフォラ(SEPHORA)、「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」とコラボレーションアイテムを展開してきた。「素晴らしいクリエイションによって裏付けられた、前例のないファッションキャリアの末に亡くなったカールの遺産を後世に残したい。『ロレアル パリ』は、カールの解釈をメイクアップ・コレションに吹き込んだ」と、ピエール・パオロ・リーギ(Pier Paolo Righi)=カール ラガーフェルド最高経営責任者は述べた。
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「サウス2ウエスト8(SOUTH2 WEST8)」が2020年春夏コレクションを発表した。
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ジュンは7月12~14日、コト消費型の販売イベント「ジュンの縁日」を東京・恵比寿のEBiS 303で開催する。昨年11月に南青山で開催した「ジュンの文化祭」の夏バージョン。グループ内のブランドの限定アイテムや先行販売商品の売り場を設けるほか、お笑いライブやフィットネスイベント、夏ならではのホラー企画などを用意する。
アパレル・雑貨の販売ブースでは「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」のイベント限定の花火柄ワンピースや、モデル・女優の泉里香とコラボした「ビス(VIS)」のワンピース、「メゾン ド リーファー(MAISON DE REEFUR)」の人気キーホルダー“リンカチャン”の限定バージョンなどを並べる。ライブステージはハリウッドザコシショウのワンマンライブ、“カレースター”水野仁輔さんとカレー好き芸人のロバート馬場裕之さんによるトークショーなどを予定。ホラーコンテンツの“針子のささやき”は薄暗い空間の中、3D音響のヘッドホンで怪談を楽しめる。
そのほか、フィットネスウエアブランド「ナージー(NERGY)」による武道とフォットネスをミックスしたプログラムなどを実施。「サタデーズ ニューヨーク シティ カフェ(SATURDAYS NYC)」によるチーズケーキや「サロン アダム エ ロペ(SALON ADAM ET ROPE)」の提携農園の柑橘を使った食品などの飲食ブースも設ける。今回からはクレジットカードの他、電子マネーやスマホ決済などキャッシュレス決済に対応した。
「前回(「ジュンの文化祭」)は6000人以上が来場し、たくさんのお客さまと接点を作り出すことができた」と山田成人マーケティング&コミュニケーション部部長。「こういった大掛かりなイベントは費用も労力も掛かる。だが、ECで何でも買える時代だからこそ、リアルの楽しさを示す場は必要。運営にあたっては、例えばアパレルの販売員が飲食の接客をしたり、製造担当の社員がPRをしたりと、普段携わらない仕事をすることで社員のスキルや視野を広げている。売り上げといった数字の面だけでは測れない効果が出ている」と話す。現在は専門部署を立ち上げ、イベントの事業化も目指しているという。
■ジュンの縁日
日程:7月12~14日
時間:11~20時(最終日のみ11時~18時、最終入場17時)
会場:EBiS 303
住所:東京都渋谷区恵比寿1-20-8恵比寿スバルビル3F
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それほど大きな変化はないという感じ。もっと革新的なことが欲しいね。「iOS 13」は何が変わった? パブリックβ版で「ダークモード」や新「写真」アプリを試す (3/3) – ITmedia Mobilehttp://takatakataka.xsrv.jp/mac/2019/06/29/%e3%81%9d%e3%82%8c%e3%81%bb%e3%81%a9%e5%a4%a7%e3%81%8d%e3%81%aa%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e6%84%9f%e3%81%98%e3%80%82%e3%82%82%e3%81%a3%e3%81%a8%e9%9d%a9/ …
「ジョルジオ アルマーニ ビューティ」は、2014年に発売したアイカラー「アイ ティント」(3900円)をリニューアルし7月5日に発売する。独自のアプリケーターにより、アイシャドウ、アイライナー、ハイライターの3つの使用方法を兼ねたマルチアイテムに生まれ変わり、新8色を追加して全19色をそろえる。シルク、スモーク、アクアと、新たに加わったクロームの4種の仕上がりから選べる。
特徴となるアプリケーターはティアドロップ型で、面を使うことでテクスチャーをまぶたに均一に伸ばすことができ、先端を使用すればアイライナーを引くことができる。これまでの軽いつけ心地はそのままに、濃密な発色と透明感のある仕上がりをかなえた。
また同日、長時間美しい仕上がりをキープする極細のアイライナー「アイズ トゥ キル デザイナー アイライナー」(新3色、限定3色、各4500円)と、滑らかな描き心地のアイブロウペンシル「スムース シルク ブロウ ペンシル」(全3色、各3200円)も発売する。
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「ジョルジオ アルマーニ ビューティ」は、2014年に発売したアイカラー「アイ ティント」(3900円)をリニューアルし7月5日に発売する。独自のアプリケーターにより、アイシャドウ、アイライナー、ハイライターの3つの使用方法を兼ねたマルチアイテムに生まれ変わり、新8色を追加して全19色をそろえる。シルク、スモーク、アクアと、新たに加わったクロームの4種の仕上がりから選べる。
特徴となるアプリケーターはティアドロップ型で、面を使うことでテクスチャーをまぶたに均一に伸ばすことができ、先端を使用すればアイライナーを引くことができる。これまでの軽いつけ心地はそのままに、濃密な発色と透明感のある仕上がりをかなえた。
また同日、長時間美しい仕上がりをキープする極細のアイライナー「アイズ トゥ キル デザイナー アイライナー」(新3色、限定3色、各4500円)と、滑らかな描き心地のアイブロウペンシル「スムース シルク ブロウ ペンシル」(全3色、各3200円)も発売する。
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デイトナ・インターナショナルが手掛ける「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」はサーフブランド「ダ・フイ(DA HUI)」とのコラボレーションアイテムを6月29日から7月7日まで販売する。コレクションは「ダ・フイ」のブランドロゴやフォトを採用し、メンズ、ウィメンズともにリラックス感のあるTシャツ(2色、各6400円)やショーツ(3色、各5500円)などをそろえる。
また、「フリークス ストア」はハワイのオアフ島ノースショアで行われるサーフィンのローカルコンテスト「ダ・フイ・バックドア・シュートアウト(DA HUI BACKDOOR SHOOTOUT)」大会の協賛として公式Tシャツ(2色、各5500円)を作成した。
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ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)は、2020年の展覧会で所蔵するコレクションを公開すると発表した。同美術館の150周年を記念した企画で、アンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)=メトロポリタン美術館衣装研究所キュレーターが明かした。
「今回のテーマと今のファッション業界をとりまく状況とを関連付けるのが狙いだ。最適な方法を模索しているところだ」とボルトンは話す。同美術館は衣服やアクセサリーを3万5000点以上所蔵しており、「5大陸と7世紀にわたる男性、女性、子どもの衣服やアクセサリーを保有している」という。
現在、同美術館では「キャンプ:ファッションについてのノート(Camp: Notes on Fashion)」展を9月9日まで開催中だ。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中
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映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」シリーズの世界を体感できる展覧会「STAR WARS Identities: The Exhibition」が、東京・天王洲にある寺田倉庫のイベントスペースG1-5Fで開催される。企画制作・運営はソニー・ミュージックソリューションズが行う。会期は8月8日〜2020年1月13日。シリーズの大ファンとしても知られる女優の市川紗椰が日本展のアンバサダーを務める。チケットは日時指定制で、大人(中学生以上、3200円)と小人(2000円)のほか、小人1人を含む4人用の親子チケット(1万円)も用意する。なお各日時の入場枠に余りがある場合のみ、会場で当日券(大人3500円、小人2300円)を販売する。6歳未満は無料。
同展覧会は12年のカナダ・モントリオールを皮切りに世界中の都市を巡回しており、東京は13番目の開催となる。劇中で実際に使用された衣装や小物、模型に加えてキャラクター設定を決めるために描かれたコンセプトアートなど、製作過程にも迫る200点以上の品を展示する。また入場時に配布されるID付きブレスレットには、展覧会をより楽しく回ることができる仕掛けが施されている。10カ所に用意された質問に答えていくと、データを蓄積。その上で作中に登場する好きな種族や惑星を選ぶと、自分の性格が反映されたオリジナルキャラクターを作ることができる。キャラクターの種類は5000万通り以上に及び、スマートフォンやパソコンへの転送も可能だ。
今回の展覧会のためだけに描かれたビジュアルを使用した、Tシャツ(各3000円)やポストカードセット(800円)などのグッズも販売する。
■STAR WARS Identities: The Exhibition
日程:8月8日〜20年1月13日
時間:10:00〜19:00(最終入場は18:30)
休館日:9月9日、10月21日、11月18日、1月1〜3日
場所:寺田倉庫G1-5F
住所:東京都品川区東品川2-6-4
チケット料金:大人(中学生以上) 3200円(当日券は3500円) / 小人 2000円(当日券は2300円) / 親子チケット(小人1人以上を含む4人) 1万円
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英国発の「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は6月27日、新作トラベルケース“エアロ(AERO)”を発表した。宇宙旅行が実現間近になりつつある中、航空宇宙工学の技術を取り入れた同社独自の新素材“エアロ・カーボン(AERO Carbon)”を採用。素材と商品の製作は、ロンドンを拠点にする日本人デザインエンジニアで、東京大学で航空宇宙工学を研究していた吉本英樹をデザイン・エンジニアリング・ディレクターとして迎えた。
新素材“エアロ・カーボン”は、人工衛星やロケットなどに使用される最先端素材カーボン ファイバーで作られたカーボン シェル。「グローブ・トロッター」と吉本の共同開発の独自の製法で作られ、日本の東レ・カーボンマジックの技術協力によって製作された。同素材は柔らかく弾力性があり、衝撃に強く、軽量なのが特徴だ。現在、世界特許申請を申請中だという。
新トラベルケースの“エアロ”は新素材“エアロ・カーボン”を用いて吉本がデザイン。従来レザーが使用されているコーナーパッドにPVCを配して軽量化したほか、ブランド初めての4輪ホイールを使用している。価格は4輪の19インチトローリーケース(39cm×55cm×17.5cm)で28万8000円、2輪の21インチトローリーケース(39.5cm×57cm×17.5cm)で27万8000円、4輪の28インチトローリーケース(55cm×79cm×24cm)で34万8000円。日本では銀座店をはじめとする直営店で9月に世界先行販売し、イギリスでは10月に発売予定だ。
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ストリートカルチャーの祭典「コンプレックスコン(COMPLEXCON)」の共同創設者で、トレードショーの「アジェンダ(AGENDA)」の創設者であるアーロン・レバント(Aaron Levant)が2018年に立ち上げたECおよびコンテンツプラットフォームの「NTWRK」は、米イベント会社ライブ・ネーション・エンタテインメント(LIVE NATION ENTERTAINMENT)とラッパーのドレイク(Drake)から出資を受けたと発表した。
同プラットフォームは、設立当初にワーナー・ブラザース・エンターテインメント(WARNER BROS. ENTERTAINMENT)や、音楽プロデューサーでヘッドホンブランド「ビーツ(BEATS)」の共同創業者であるジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)などからも出資を受けている。今回受けた額などの詳細は非公開だが、資金は新たなポップアップイベントの「NTWRKプレゼンツ(NTWRK PRESENTS)」の設立やさまざまなコラボレーションなどに使用されるという。
「NTWRK」は、ポップカルチャーのアイコンたちが登場する独自のコンテンツを配信し、その中で紹介されている商品をアプリですぐに購入できる“体験型EC”を提供しているほか、アーティストと協業した限定商品やライブ・ネーションが主催するライブのチケットなども販売している。レバント最高経営責任者(CEO)は、「アーティストや音楽業界とのコラボ商品はカルチャーや小売りをけん引してきたし、音楽との懸け橋にもなっている」と語った。
ミュージシャンと公式グッズの“蜜月関係”の代表としては、カニエ・ウェスト(Kanye West)が挙げられるだろう。16年に発表されたアルバム「ザ・ライフ・オブ・パブロ(The Life of Pablo)」を着想源としたウエアは2日間で100万ドル(約1億700万円)を売り上げ、「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(ADIDAS)」と協業したスニーカーは毎回飛ぶように売れている。ほかにも、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が16年にSNSの「ブイファイルズ(VFILES)」と協業してツアーグッズを販売し、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)はアルバムの発売を記念して24時間限定でカプセルコレクションを発売した。ドレイクも、19年3~4月に「NTWRK」と協業してツアーグッズを販売しているが、こうした“音楽・ファッション・EC”のコラボレーションは枚挙にいとまがない。
レバントCEOは、「コンプレックスコン」がそうであるように、「インフルエンス、パーソナリティー、ブランドを集合させる」ことで面白いことが起きると述べた。
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週末にオシャレして出掛けたいアートスポットをお届け。今週は無印の製品とバウハウス学生の作品を共に展示した「Archives: Bauhaus」展やだまし絵で知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher)に多大な影響を与えた画家の回顧展など5つをラインアップ。また、「WWD JAPAN.com」の過去記事の中から今週末(6月29、30日)に開催されるイベント情報やポップアップもまとめて紹介する。
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無印良品 銀座の店内にある工房ATELIER MUJI GINZAは「Archives: Bauhaus」展を9月23日まで開催している。同展はマリアンネ・ブラント(Marianne Brandt)の実験的な写真作品や照明器具、ウィルヘルム・ワーゲンフェルド(Wilhelm Wagenfeld)の作品など、バウハウス学生の作品と無印良品の製品を一緒に並べて展示する。今回の企画協力者である中原慎一郎ランドスケーププロダクツ・ファウンダーは「バウハウスと無印良品は学校と会社という違いはあるが、どちらも時代に求められる製品を作り出し新しい生活スタイルを生み出そうとする点では共感できる部分が数々ある」と語る。
バウハウスは、産業革命後に欧州で加速した大衆文化の課題を解決することを目的として1919年にドイツで創立された、先進的な総合芸術学校。その活動は14年間と短かったが、ドイツのみならず世界各国のデザインや建築などに今なお強い影響を与えている。
■Archives: Bauhaus
日程:6月28日~9月23日
時間:10:00~21:00(金曜日のみ 20時まで)
場所:ATELIER MUJI GINZA Gallery2
住所:東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座6F
入場料:無料
19世紀後半から20世紀前半を生きたオランダのアーティスト、サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(Samuel Jessurun de Mesquita)の日本初回顧展「メスキータ」が6月29日~8月18日、東京ステーションギャラリーで開催される。メスキータはだまし絵で知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher)に多大な影響を与えた画家。主に木版画で人物や動物、植物を題材に白黒のコントラストを強調した作品を手掛けた。メスキータの木版画は、鋭い切れ味の線描による大胆な構成で、明暗の強烈なコントラストを生かした装飾的な作品が見る者に強い印象を与える。
■メスキータ
日程:6月29日~8月18日
時間:10:00~18:00(金曜日のみ 20時まで)
場所:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
入場料:一般 1100円、学生(高校・大学生)900円、中学生以下 無料
キリンホールディングスは新しい“カンパイ”シーンを提供する体験型イベントの第2弾「#カンパイ展2019 -Wish You Good Luck!-」を9月1日まで横浜赤レンガ倉庫で開催している。昨年3万人を動員した同展は、実は知られていない横浜発祥のアイテムを紹介する“山手の洋館”をモチーフにした部屋やキリン製品のアーカイブが展示された来場者参加型アートの部屋、幸せを運ぶといわれる“聖獣麒麟”が隠れた部屋の3つの空間を用意する。また、グラスとテーブルで繰り広げられる光の演出が行われる“カンパイホール”では“キリン一番搾り”(400円、税込)などのドリンクを提供する。
■#カンパイ展2019-Wish You Good Luck!-
日程:6月24日~9月1日
時間:平日 11:00~19:00
土・日・祝日および8月13~16日 11:00~21:00
※混雑状況により変更になる可能性あり
場所:横浜赤レンガ倉庫1号館3F
住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-1
入場料:無料
パルコは6月28日から7月15日まで、独自の視点でカルチャーを発信するコラージュアーティスト河村康輔のアーカイブ展をパルコ池袋店のパルコミュージアムで開催する。同展ではアナログコラージュからデジタルコラージュ、グラフィックデザイン、プロダクトデザインまで河村のこれまでの活動、作風の秘密に迫る。空間演出はアートユニットUTOPIE(ユトピー)を結成したグラフィックアーティストYOSHIROTTEN(ヨシロットン)が率いるYAR(ヤール)が手掛ける。展示物は過去の代表作、コラボレーション作品、映像、立体と4つに分類し展示する。展覧会記念商品として刺しゅうを使用したアイテム、限定コラボアイテムなどを販売する。
■KOSUKE KAWAMURA-ARCHIVE-
日程:6月28〜7月15日
時間:10:00〜21:00(最終日は18時まで)
場所:パルコミュージアム
住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ 本館7階
入場料:一般 500円 / 学生 400円 / 小学生以下 無料
ロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)は6月25日、東京・草月会館で同財団が主催する「インターナショナル クラフト プライズ 2019(International Craft Prize 2019以下、ロエベ クラフト プライズ)」の表彰式を行った。グランプリを受賞したのは、1982年京都生まれで京都を拠点に活動する石塚源太さん。日本人がグランプリを受賞するのは今回が初めて。受賞作品は、何層にも塗り重ねられた漆の深みと透明感が引き立つオブジェで、球体を連ねたような愛嬌のあるフォルムが魅力的だ。特別賞には、1990年英国マンチェスター生まれのハリー・モーガン(Hurry Morgan)さんと、72年名古屋生まれの高樋一人さんが選ばれた。受賞作品とファイナリストの作品は、6月26日~7月22に同会館のイサム・ノグチが手掛けた石庭「天国」で展示される。
■インターナショナル クラフト プライズ
日程:2019年6月26日~7月22日(無休)
時間:10:00~19:00(金曜のみ20時まで)
会場:草月会館
住所:東京都港区赤坂7-2-21
入場料:無料
「リモワ」がストリート誌と企画展 過去のアーカイブからアーティストの作品まで
ファッション業界人に愛される写真家、小浪次郎が感じる東京の今
「MCM」がサステナをテーマに展示会開催 未使用バッグをドレスにアップサイクル
「シュプリーム」やユナイテッドアローズとのコラボTシャツで知られるアーティスト、オートモアイが個展を開催
気化熱が生み出す音のインスタレーション 赤松音呂の個展「Meteon」
ペインターのピーター・ソールとエリック・パーカーが師弟初の2人展を開催
国境、領域、時間からデザインを考える「デザインの(居)場所」展が開催
視覚構造の不思議とチラシ広告の矛盾をアートに マンゴ・トムソン日本初個展
松屋銀座が「美しくなるビアガーデン」開催 今年もクロスフィットトレーナーAYAとコラボ
エルメスがガラスのファサードで大胆にアート展示 数寄屋橋交差点を鮮やかに
バナナ付きバッグも!? 「ルイ・ヴィトン」が代官山T-SITEでアーティストコラボのポップアップ
「ナイキ」が女性向けポップアップを開催 限定アイテムの販売に加え、自由度の高いワークショップも
「メゾン マルジェラ」が阪急うめだ本店のウィンドーをジャック ジェンダーレスの商品をそろえた期間限定店
ハヤカワ五味が生理用品セレクトの期間限定ショップ 自由でおしゃれな選択肢を提案
伊勢丹の今夏の浴衣展開がスタート 西内まりやとのコラボ品と販促ムービーで多様な着用シーン喚起
眼鏡ブランド「アヤメ」が263日間のポップアップストア 直営店オープンの布石
オーガニックブランド「ラ・ブルケット」が関西で初のポップアップストア
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ファーストリテイリング(以下、FR)と国連女性機関は、アパレル産業における女性の地位向上に向けたグローバルパートナーシップを締結した。同機関とのグローバルパートナーシップはアジアのアパレル企業として初。FRは今後2年間で160万ドル(約1億7100万円)を拠出し、同社の主要生産拠点であるアジアの取引先縫製工場で働く女性に、キャリア形成を支援する独自のプログラムを開発、提供する。
国連女性機関は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメント推進に特化した機関。今回のパートナーシップによる共同プロジェクトでは、女性管理職の育成、新たなスキル習得機会の提供、ジェンダー意識の改革の3領域で縫製産業の女性のキャリア形成に向けた支援プログラムを行う。初年度はバングラデシュ、中国、ベトナムの工場を対象に、地域ごとの課題を特定する調査・評価を行う。結果に基づいて次年度以降に、3カ国200の主要取引先工場から管理職候補として推薦された女性にプログラムを提供する。
国際労働機関によると、「アジアを中心とした縫製産業では、労働者の8割が女性」という。ただし、「女性が管理職に就くケースは少なく、男女間の賃金格差や職種格差などにより、女性がやりがいを持ち持続的なキャリアを形成することが難しい状況にある。一方で、工場の自動化などが進む中で、変化に対応できる新しいスキルを持った人材へのニーズが高まっている」(FR発表資料)という。
今回のプロジェクトはFRの取引先工場を対象としたものだが、FRグループ内でも女性の一層の活躍とダイバーシティー推進を目指し、国連女性機関と共同で管理職を対象としたトレーニングプログラムを実施するという。また、FRは6月1日付で、女性登用強化のためにこれまで人事部にあった女性活躍推進室を社長直轄に変更している。
「私たちのビジネスの主要な担い手である女性一人ひとりが、能力を十分に発揮し、生き生きと働けることは、サプライチェーン全体の持続的な成長と、お客さまの期待に応える商品を提供し続ける上で欠かせない。共同プロジェクトを通し、グループ内および私たちのビジネスに携わる全ての女性が、社会で広く活躍できる環境づくりに取り組んでいく」とFRの柳井正会長兼社長はコメントしている。
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伊勢丹新宿本店は、本館1階で展開する化粧品を2階にまで拡張する。これにより、同店の化粧品は、オーガニック・ナチュラルコスメを中心にそろえる地下2階と合わせ、3層となる。百貨店のカテゴリーバランス(商品構成)が変化する中、絶好調の化粧品を拡大することで、盤石な基盤を築く。
同店の売上高に占める化粧品シェアは、2019年3月期で約11%の約317億円強となる。13年度のシェアは約7%で、インバウンド需要の拡大も追い風となり伸長する。杉江俊彦・三越伊勢丹ホールディングス社長は、WWDジャパンの取材に対し以前から、「化粧品の売り上げが拡大する中、手狭になっていた。混雑によりお客さまに不便をかけてしまっており、改善が不可欠だ」と述べていて、増床を前提に取引先や他の売り場の調整を行なってきた。
拡張する2階はスキンケアブランドを中心にそろえ、今秋のオープンを予定する。2階全体について、「洋服をメインにクロスMDで情報発信ができるフロアを目指し、今年度をメドにリニューアルの準備を進めていく」と杉江社長。1階は、面積はそのままに、メイックアップブランドを中心に展開するという。
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伊勢丹新宿本店は、本館1階で展開する化粧品を2階にまで拡張する。これにより、同店の化粧品は、オーガニック・ナチュラルコスメを中心にそろえる地下2階と合わせ、3層となる。百貨店のカテゴリーバランス(商品構成)が変化する中、絶好調の化粧品を拡大することで、盤石な基盤を築く。
同店の売上高に占める化粧品シェアは、2019年3月期で約11%の約317億円強となる。13年度のシェアは約7%で、インバウンド需要の拡大も追い風となり伸長する。杉江俊彦・三越伊勢丹ホールディングス社長は、WWDジャパンの取材に対し以前から、「化粧品の売り上げが拡大する中、手狭になっていた。混雑によりお客さまに不便をかけてしまっており、改善が不可欠だ」と述べていて、増床を前提に取引先や他の売り場の調整を行なってきた。
拡張する2階はスキンケアブランドを中心にそろえ、今秋のオープンを予定する。2階全体について、「洋服をメインにクロスMDで情報発信ができるフロアを目指し、今年度をメドにリニューアルの準備を進めていく」と杉江社長。1階は、面積はそのままに、メイックアップブランドを中心に展開するという。
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「ナイキ(NIKE)」は「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボーレーションについて、「中国の消費者からの意見に基づき、『アンダーカバー』とのコラボレーションしたアイテムはわずかな数ではあるが、在庫をすべて引き上げることを決定した」と声明を発表した。
発端は「アンダーカバー」の公式インスタグラムアカウントが香港から中国への容疑者引渡しを許可するという改正案への抗議行動を支持する投稿を「中国への引き渡しに反対 香港頑張れ」というコメントと共にシェアしたことによる。
「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」によると、限定コラボレーションアイテムは中国のいくつかの小売店で販売される計画だったが、「ナイキ」はその投稿を受けて、アンダーカバーとのコラボレーションアイテムを販売中止とした。また、中国小売店として「ナイキ」の戦略的パートナーであるYYスポーツ(YYSports)も同アイテムを6月14日に発売することを予定していたが、「ナイキ」から販売中止を通達されたという。現在「アンダーカバー」のインスタグラムから該当の投稿は削除されている。これについて「アンダーカバー」からはコメントを得られなかった。
「ナイキ」と「アンダーカバー」はコラボレーションを継続し、6月21日に発売されたスニーカー“デイブレイク”の新色2色が全世界で発売され話題となっている。
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「フェンディ(FENDI)」は7月4日、創業の地ローマにあるパラティーノの丘で2019-20年秋冬クチュールコレクション「ザ ドーン オブ ロマニティ(THE DAWN OF ROMANITY)」を発表する。同コレクションでは、故カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とメゾンの54年にわたるコラボレーションにちなみ54ルックの作品を発表する。
また、この発表を通してローマ・ウエヌスとローマ神殿の修復および改装工事に250万ユーロ(約3億250万円)を出資する。「フェンディ」はこれまでにも「フェンディ フォー ファウンテンズ(FENDI FOR FOUNTAINS)」プロジェクトによって、「トレビの泉」の修復をはじめ、「4つの噴水」「ジャニコロの噴水」「モーゼの噴水」「ピンチョ丘のニンフの噴水」「ペスキエーラの噴水」などローマの文化財を保護する支援プロジェクトに助成してきた。
セルジュ・ブランシュウイッグ(Serge Brunschwig)チェアマン兼最高経営責任者は、「自分たちの文化をローマにもたらすことこそが、カール・ラガーフェルド、フェンディ、フェンディの故郷、われわれのルーツと大胆なクリエイティビティー、トップレベルのサヴォワフェールを表現するユニークかつベストな機会となる。パラティーノの丘はまるで魔法のような場所で、フェンディの価値観、およびその伝統や歴史を完璧に表している。また、ウエヌスとローマ神殿の修復を特に誇りに思う」と述べた。
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酷暑が常となった日本の夏。外出時の暑さ対策はもちろんのこと、部屋の中でも夏らしさを感じながら気持ちよく生活したいもの。暑い季節の暮らしを快適にするために「バルミューダ(BALMUDA)」が提案してきたのが、“自然界の風を再現する”というコンセプトの“ザ・グリーンファン(The GreenFan)”。一見シンプルな扇風機だが、ピンポイントに一定量の風を送る従来の扇風機とは異なり、そよ風のように優しく大きく広がる風を届けてくれるロングセラー商品だ。今回は「バルミューダ」製品を愛用する2人のスタイリストが登場。それぞれの視点で“ザ・グリーンファン”の魅力や夏を満喫する秘けつについて語ってもらった。
スタイリスト小山田早織さんが
過ごす快適な夏時間
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ファッション誌からショーのスタイリングまで幅広く手掛け、トレンドとリアルの絶妙なバランス感でモデルや女優からの指名も多く集めるスタイリスト小山田早織さん。2018年10月には第1子を出産し、生活や家電選びに対する思いも少しずつ変化しているという。
WWD:「バルミューダ」製品を手にしたきっかけは?
小山田早織(以下、小山田):ホテルの朝食会場に「バルミューダ」のトースターがあったのが初めての出合いです。おしゃれな家具のような見た目に引かれて、「どこの国のブランドなんだろう?」って(笑)。初めて使うスチーム式のトースターで焼いたクロワッサンは本当においしくて、このトースターがあれば毎日の生活が特別なものになるだろうな、感じました。実際に手に入れたのはその少しあとで、結婚祝いとして仲良しの編集者の方からいただきました。実は電気ケトル“バルミューダ ザ・ポット(BALMUDA The Pot)”も結婚祝いでリクエストしたもの。どちらもすごくうれしくて、思い入れがあります。
WWD:“ザ・グリーンファン”を使ってみた感想は?子育てする中で家電や空調をどのように選び、活用している?
小山田:最近タワー型の扇風機も増えていますが、“ザ・グリーンファン”はクラシックな扇風機らしい姿なのにスタイリッシュで、インテリアになじむカラーもすてき。風量を大きくしても風が強くなるというより、優しい風が部屋全体に広がるのが心地よいです。バッテリーを使えばコードレスにできて、小さな子どものいる家でも安心して使えますね。息子には自然な空気や風に触れてほしいので、冷房を使い過ぎず窓を開けて外気を取り入れるようにしています。やわらかな外気と“ザ・グリーンファン”の風で快適に過ごさせてあげたいですね。
WWD:小山田さんの家電選びのルールは?また「バルミューダ」製品のどんなところが気に入っている?
小山田:普段からシンプルで長く使えそうなものを選ぶようにしているのですが、「バルミューダ」の製品はいかにも“家電”という感じではなく、インテリアのようにデザインされているところが魅力。それに加え、使い方がシンプルで高性能なところもうれしいですね。例えば“バルミューダ ザ・ポット”はスタイリッシュな見た目はもちろんスイッチの入れ方も簡単だし、ふたを外してお手入れできるので衛生的。毎朝のコーヒーがすごくおいしく淹れられるんですよ。
WWD:小山田さんの好きな夏の過ごし方は?
小山田:日が昇りきる前の夏の朝が好きなので、夏の間は生活を朝型にシフトするようにしています。5時くらいに起きていろいろなことを早い時間に済ませて、午後はゆっくりと過ごすのが定番の過ごし方です。
スタイリスト伊賀大介さんは
“根っからの扇風機派”
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映画や舞台のスタイリングを手掛けるかたわら文学や音楽といったカルチャーにも精通し、文筆業もこなすスタイリスト伊賀大介。「実は家電にそれほど興味はない(笑)」と話す一方で、夏の空調には人一倍のこだわりがあるという。
WWD:家族で「バルミューダ」製品を愛用する伊賀さん。「バルミューダ」と出合ったきっかけは?
伊賀大介(以下、伊賀):最初に購入したのは“バルミューダ ザ・トースター(BALMUDA The Toaster)”です。お店で見かけたんですが、他のトースターとは違うデザインに引かれすぐ妻と「買おうよ」って。トーストはもちろん、さまざまな料理をおいしく仕上げてくれるので、毎日のように使っています。その後“ザ・グリーンファン”“バルミューダ ザ・レンジ(BALMUDA The Range)”とどんどん「バルミューダ」製品が増えていって……。「デリー(DELHI)」とコラボしたカレーソースは定期的にまとめ買いしています。
WWD:“ザ・グリーンファン”の気に入っている点や好きな使い方は?
伊賀:一番弱い「風量1」モードがとにかく好きで、このモードしか使っていないんじゃないかっていうくらい気に入っています。夏は夏らしく暑さを感じたいので、エアコンは使わず窓を開けて扇風機をつけるのが昔からの習慣なのですが、“ザ・グリーンファン”の「風量1」モードは僕が大好きな自然に吹く風の感覚そのもの。就寝時も優しい風で身体が冷えすぎないので、子どもと寝るときも安心して使っています。かれこれ2〜3年愛用していますが、風量を上げると風が大きく広がるので、梅雨時は洗濯物を乾かすのにも重宝するんですよ。
WWD:「バルミューダ」製品のどのような部分に魅力を感じている?また伊賀さんが家電や家具を選ぶ上で重視していることは?
伊賀:実は僕自身それほど家電に興味はないんですが(笑)、「バルミューダ」の製品はどれもよい意味でミニマルですよね。操作もシンプルだし、空気のように空間に溶け込んでくれるデザインも魅力的。それでいて機能性にも優れていて。僕は洋服のスタイリングでもインテリアでもいろいろな要素が混在する面白さを大切にしているのですが、そういった意味でもあらゆる場になじむよさがあると思います。
WWD:伊賀さん流・快適な夏の過ごし方は?
伊賀:風呂ですね。夏は汗かいて、まだ陽のあるうちから風呂入ってサッパリして。エアコンで冷やすよりも窓開けて、扇風機つけて「暑い暑い」なんて言いながら1杯飲むのが最高です!
自然の風を再現する
“次の時代の扇風機”
2010年4月の発売以来、DCモーター搭載扇風機の先駆者として累計出荷台数40万台を超えるロングセラーとなった“ザ・グリーンファン”。独自に開発した二重構造の羽根で速い風と遅い風を同時に作り出し、それらをぶつけ合わせることでこれまでにない優しい風を実現した。専用のバッテリー(9800円)と組み合わせればコードレスでも使用でき、家中に心地よい風をもたらしてくれる。なお7月31日まで東京・二子玉川 蔦屋家電1階で特別展示を開催中。公園をイメージした空間で“ザ・グリーンファン”の風を感じることができるまたとない機会だ。
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イタリア発のヘアケアブランド「オリオセタ(OLIOSETA)」は“ラグジュアリーフレグランス”シリーズから、日本限定の洗い流さないヘアオイルトリートメント「ライフアンドフェミニン スムース&シャイン」(30mL、1200円/100mL、4200円)と「ライフアンドリバティ カラーサブリメイティング」(30mL、1200円/100mL、4200円)を7月1日に発売する。
「ライフアンドフェミニン スムース&シャイン」は、全製品に共通する成分であるアルガンオイルと亜麻仁油に加え、新たにモリンガオイルを配合。モリンガはオメガ9などの豊富な脂肪酸を含み、髪に活気を与える。浮き毛や縮れ毛をべたつくことなくまとめ、柔らかさと艶を出す。シトラスやローズ、イランイランのオリエンタルな香り。
「ライフアンドリバティ カラーサブリメイティング」は、上記の共通成分に加え、オプンティアオイルを配合する。オプンティアはメキシコや西インド諸島に生育し、乾燥した土地でもたくましく育つため豊富な栄養素を含むうちわサボテンのこと。種子オイルにはオメガ6・オメガ 9などの豊富な脂肪酸や、ビタミン、ミネラル、タンパク質などの豊富な栄養素や抗酸化成分を含み、髪を保湿し滑らかさを与える。もともとの色素やヘアカラーによる色素に吸着し、より輝きのあるヘアカラーを演出する。イランイランやジャスミン、チュベローズ、オレンジフラワーの香り。
「オリオセタ」は調香師によって1967年に設立されたヘアケア製造メーカーのバレックス・イタリアーナ(BAREX ITALIANA)社が長年研究開発を行うこだわりのヘアケアブランド。2013年に日本に上陸し、現在は全国の美容室約2000軒で展開する。日本限定で発売したオイルトリートメント「ライフアンドピュア」が大ヒットし、その後シャンプーやマスクなどをそろえるなど日本市場を狙って独自の発展を見せている。
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インフルエンサーマーケティングのリデル(LIDDELL)は、スマホをベースとしたインフルエンサーECプラットフォーム「FOR SURE(フォーシュア)」のβ版サービスを開始した。福田晃一社長が「これまでのインフルエンサーマーケティングの知見を集結した」というもので、「インフルエンサーの“好き”を信じて、買える場所」をスローガンに、「『買う』『売る』『宣伝する』が一体化した、ブランドお墨付きのC to C型ショッピングサイト」を目指す。
ビジネスモデル内に登場するのは、“シュアリスト(SURERIST)”と呼ぶインフルエンサーと、出店する企業・ブランド、そして、買い物やコミュニケーションを楽しむユーザーの3者。“シュアリスト”はリデルがネットワークを持つ約2万人のインフルエンサーの中から厳選して認定した、目利き力やセンスがあり、自分自身の言葉で商品の魅力を語れる人々のこと。出店ブランドから好きな服やアクセサリーを身銭を切って購入し、着用写真を投稿したり、フォロワーやユーザーにお気に入りのポイントや着こなしのアドバイスなどを紹介する。商品の詳細はブランドのECサイトと連携しているため、面倒な登録などは不要だ。紹介した商品が売れれば売上げの一部を報酬として得られるので、セレクトショップ感覚でアカウントを運営する醍醐味もある。
売られているのは出店企業・ブランドの正規品だけで、しかも、「シュアリスト」が実際に私物として購入したものだけであり、ユーザーにとっては信用が担保された状態で購買を検討することができることになる。「シュアリスト」に問い合わせをしたりコメントのやりとりをしたり、購入後にユーザーも着用写真を投稿するなどして、好きなブランド・好きな商品を媒介にしながらコミュニケーションを楽しむことができる。
企業・ブランド側にしてみると、通常のインフルエンサー施策では、これまで費用を払ったりギフティング(商品提供)をして投稿してもらっていたものが購入してもらえるため、コストが売上げ・利益に逆転する。#PR表記もいらなくなる。また、ZOZOTOWNや楽天などのファッションECモールでは、売れたとしてもブランドでの購買体験が希薄になりがちだが、共感型の「フォーシュア」では良質な購買体験を創出することで、ブランディングやファンの発掘・拡大に寄与。ダイレクトマーケティング、エンゲージメント、O2O、共創など、未来の顧客をつくり、強いブランドが育つプラットフォームとして活用できる。インフルエンサー施策が遅れている企業・ブランドには「渡りに船」的なサービスでもある。
このサービスの責任者を務める山本悟史リデル執行役員フォーシュア・ディビジョン・リーダーは、もともと電通でコミュニケーションプランナーやクリエイティブディレクターを務め、いくつかのアワードも受賞した人物だ。「モノと情報で溢れかえった時代に、実際に買って、本当に好きで人に勧めたい商品だけが売り買いされる場所を作りたい」と昨秋電通を辞め、サービスの開発や企業・ブランド誘致取り組んできた。
「広告的・PR的なアプローチではなく、Sure Relation(シュアリレーション)を提唱するのが『フォーシュア』だ。『シュアリスト』の純粋で正直なおススメ品だけが集った“熱量”と“正直さ”が詰まった場所で、本当に“好き”なモノで人とつながり、その価値観を尊重しあえる確かで正直な場所・正直な購買体験を提供したい。“好き”を介してブランドのファンが生まれる『コマース×コミュニティ型』を構築し、消費するのではなく、価値を生み出すマーケットプレイスとして、多くの人に利用してもらいたい。買い物にワクワクを取り戻し、愛のある自己表現で溢れた世界を目指したい」と熱く語る。
5月31日のβ版スタート時点の「シュアリスト」は400人で、エイネットの「ズッカ(ZUCCa)」「メルシーボークー(mercibeaucoup,)」「ネネット(Ne-net)」「にゃー」「603」や、サザビーリーグの「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」、ミッドウエスト(取り扱いブランドは「トーガ/トーガ プルラ(TOGA / TOGA PULLA)」「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」「タン(TAN)」「ポンチ(PONTI)」「リト(RITO)」「ステア(STAIR)」「サーロイン(SIRLOIN)」「ババコ(babaco)」「ユルイエ/YY バイ ユルイエ(YUUL YIE / YY BY YUUL YIE)」「マイリ(Mhairi)」「イリアアシミネ(Iria Ashimine)」など)、「アウラアイラ(AULA AILA)」などが参加している。
開始2週間の時点で、計120投稿・160万リーチがあった。また、ネットでは定番品が売れやすいが、「感度が高く着こなしがうまいシュアリストが多いためか、個性的なアイテムが急にタテ売れ(販売数量が増加)したり、シュアリスト着用カラーの動きが良くなる傾向もある」という。
今後は、「シュアリスト」のニーズを把握し、商品開発などにも意見を反映したり、共同で商品開発を行うことなども想定している。リアル店舗やブランドの自社ECなどで購入した商品についても販売できるようにするかなどについても検討していく。すでに「シュアリスト」の投稿により、インスタグラムのフォロワーの増加や自社ECへの来店や売上げなどの効果が表れているブランドもあるようだ。
8月のグランドオープン時には、大手アパレルやセレクトショップなども参画する予定。今後は出店ブランドを開拓し、取扱品番を増やすとともに、「シュアリスト」を拡充したい考え。「結婚や出産を機にアパレルを辞めた方、自身のセンスで副収入を得たい方、洋服屋を開くのが夢だった方などからも応募を受けたい」。
課題は大きく3つある。EC強化やインフルエンサー施策の強化をしたくても、新サービスに割けるマンパワーが不足している企業が多いため、いかにスムーズにデータ連携ができるかが一つ。2つ目は、自社販売員をインフルエンサー化し、外部インフルエンサー施策を敬遠しがちの企業をどう口説き落とすか。そして、3つ目が「フォーシュア」自体のチームの強化だ。上場した新興セレクトショップの創業メンバーも立ち上げ前から参画しているが、今後はファッションビジネスの経験者やECのリーダーを担える人材、エンジニアなども拡充する必要がありそうだ。「サービスの可能性を伝え、一緒に夢をかなえる仲間を増やすことにも注力したい」と山本執行役員。
松下久美:ファッション週刊紙「WWDジャパン」のデスク、シニアエディター、「日本繊維新聞」の小売り・流通記者として、20年以上にわたり、ファッション企業の経営や戦略などを取材・執筆。著書に「ユニクロ進化論」(ビジネス社)
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フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award以下、ANDAM)」2019年度のグランプリに、フランス出身のクリステル・コーシェ(Christelle Kocher)による「コーシェ(KOCHE)」が選ばれた。
コーシェは賞金として25万ユーロ(約3050万円)を勝ち取り、「ディーゼル(DIESEL)」創始者であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長から、財務やマーケティング、コミュニケーション、生産についてのメンターシップを受ける。
27日にパリの仏文化省で開かれた授賞式でコーシェは「4年前にブランドを立ち上げてから既にたくさんの成し遂げることができているが、この賞を獲得して成長をさらに加速させていきたい。今後は人員を増やし、より大きなアトリエを構え、デジタル部門を強化するとともに、ポップアップストアや店舗の出店もしていく」と語り、「30年前の初代グランプリのマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)も審査員として携わったANDAMのサポートを受けられることは、私自身、そしてチームにとって大きな価値になる」と締めくくった。
クリステル・コーシェは1978年10月10日生まれの40歳。セント・マーチン美術大学を卒業後、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「マルティーヌ シットボン(MARTINE SITBON)」「クロエ(CHLOE)」「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などのラグジュアリー・ブランドで経験を積み、2010年にシャネル(CHANEL)傘下のクチュールアトリエのルマリエ(LEMARIE)でアーティスティック・ディレクターに就任。14年に自身の「コーシェ」を立ち上げ、クチュールとストリートカルチャーを融合した“クチュール トゥ ウエア(COUTURE TO WEAR)”をコンセプトにしている。パリ・ファッション・ウイークに参加し、東京では2016年と19年にファッションショーを開いている。自身の「コーシェ」のデザインを手掛けるかたわら、現在も「シャネル」がクチュールで使用する繊細な羽細工やカメリアなどのコサージュのディレクションも担当している。
今回のANDAMは30周年の節目。クリエイティブ・レーベル賞は「ニコラ ルクール マンション(NICOLAS LECOURT MANSION)」、アクセサリー賞は「カオレ(KHAORE)」、イノベーション賞には「ウォーン アゲイン テクノロジーズ(WORN AGAIN TECHNOLOGIES)」が受賞した。
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約2年間に及ぶ開発期間を経て1983年に誕生した「G-SHOCK」は、“落としても壊れない腕時計”としてその時代ごとの若者の人気を集め、2018年に35周年を迎えた。素材、構造、機能のそれぞれにおいて、ブランドのアイデンティティーともいえる耐衝撃性を追求する同ブランドはこのほど、ウレタン、メタルに続く“第3の素材”としてカーボンを選択した。19年は“カーボンコアガード構造”を採用したモデルを複数発表し、「G-SHOCK」におけるカーボン元年と位置付ける。ここでは1万5000~1万6000円と値段も手頃で、カーボンを使った時計のエントリーモデルとして最適な“GA-2000”シリーズにスポットを当てる。
「G-SHOCK」クオリティーで
カーボンを製品化
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「G-SHOCK」は2019年にウレタン、メタルに続く“第3の素材”としてカーボンを用いた新作を発売した。これまでも同ブランドはベルトインサートやベゼルにカーボンを使用したことはあったが、1万円台の「G-SHOCK」のケースに使うのは今回が初めて。一体構造の“カーボンモノコックケース”で強度を高め、同時に72gという驚きの軽さも実現した上位機種の“グラビティマスターGWR-B1000”シリーズが9万円であるのに対して、ここで紹介する“GA-2000”シリーズは、カーボンをセンターケースのみの使用にとどめ、さらにブルートゥースなどの付加機能も削ぎ落とすことで1万5000~1万6000円という戦略的な価格を実現した。
カーボンの弾性率(変形しにくさ)は鉄の約7倍で、引っ張り強度は約10倍。それでいて軽さは鉄の4分の1だ。高級時計の世界でもここ数年カーボンケースを採用したモデルが増加しており、素材の信頼性を裏付ける。
カシオ計算機 開発本部時計企画統轄部の泉潤一氏は、「カーボンを使用する主な目的は、ケースの剛性を高め、落下衝撃や20気圧防水の加圧時の変形を極力軽減し、内部のムーブメントを守ることにある。剛性を高めると変形しにくくなるが、脆くもなるため、絶妙なバランスで製品化するために衝撃試験を繰り返した」と開発時の苦労を語る。カーボンケースの恩恵はデザインにも及び、「ケース自体に堅牢性があるため、従来のモデルに備えていたボタンガードをなくすことができた。これにより見た目がすっきりしただけでなく、ボタンが押しやすくなるというメリットも生まれた」と続けた。
気分やシチュエーションに合わせ
手軽にベルトを付け替え
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“GA-2000”シリーズは、「G-SHOCK」としては初めてスライドレバー式の替えベルトシステムを導入した。ベルトの付け根の裏側にあるスライドレバーを引くことで、手軽にベルトを交換できる。替えベルトは4種類あり、3000~4000円と手頃だ。時計を“着替える”ことはいまや大きなムーブメントの一つになっているが、「G-SHOCK」もこの楽しみを提供する。
素材の特性を生かした
独自の“カーボンコアガード構造”
「G-SHOCK」品質に適合させるべく、カーボンファイバー強化樹脂をインジェクション成型できるよう配合してセンターケースを製作。トライ&エラーを繰り返し、モジュールを保護するための新たな耐衝撃構造を開発した。ボタンガードをなくすことで、すっきりしたデザインに仕上げることにも成功した。
「G- SHOCK」の今を伝える
スペシャルムービー
中学や高校時代に興奮したきり20年以上も「G- SHOCK」に縁がない、そんな読者もいるかもしれない。しかし、その間も同ブランドは歩みを止めることなく、タフネスを磨き続けてきた。35周年を経て、新たな1年を共に歩み出した素材がカーボンだった。“より強く、より軽く”、「G- SHOCK」の挑戦はまだ続く。
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伊勢丹新宿本店は28日、夏のクリアランスセールを開始した。気温は30度近くまで上昇し晴れ間ものぞいたが、台風接近による悪天候も予想されていたため、開店時刻(10時)の並び人数は昨年比約1割減の約3600人だった。
本館正面入口の最前列についた女性は、前日に長崎から東京入りし、午前6時半に到着した。「セールはやっぱり伊勢丹。他の百貨店よりも品ぞろえが良く、買い物が楽しいから。4、5年前から参加している」。目当てのブランドは、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」だという。一方で、「近年はセールの時期が後ろ倒しになったり、早まったりしている。私のようにセールのためにスケジュールを空けて、遠方から来る方も多いと思う。セールのお知らせは、お客さんを戸惑わせないよう、2~3カ月前には知らせてくれるとうれしい」と注文した。
伊勢丹新宿本店は、プロパー販売期間の確保などを理由に2012年夏からセールの開始を7月下旬に後ろ倒しした。だが昨年夏からはより実需に対応した形にするため、6月下旬に春~初夏物を値引きし、7月下旬に盛夏物を値引きする計2回の実施に切り替えた。「(セール時期・回数の変更は)7月末のセールだと、買ったものが着られる時期が少ないという声もあったため。昨年夏のセールは売り上げも落ちておらず、お客さまのニーズに則した形にできている」(三越伊勢丹広報担当者)。今年も引き続き、7月中~下旬にクリアランスセール第2弾を実施する予定だ。
なお、高島屋、東急百貨店、そごう・西武、大丸松坂屋百貨店などの主要百貨店も同日にセールをスタートした。
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「ディオール(DIOR)」は6月21日に発表したアメリカ人アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とのコラボレーションによる過去、現在、未来を表現した2020年春夏メンズ・コレクションで、ヘルシーで明るく、クリーンなメイクアップを披露した。
メイクを手掛けたピーター・フィリップス(Peter Phillips)=メイクアップ クリエイティブ & イメージ ディレクターは、まずメンズのスキンケアライン「ディオール オム ダーモ システム」で肌を整えるところからスタート。その後に、7月15日に発売し、肌に明るさをプラスしながら毛穴や肌の凹凸をなくす「ディオール バックステージ フェイス&ボディ プライマー」を使用した。 次に、モデルの一人一人の肌の色にあわせて「ディオール バックステージ フェイス& ボディ ファンデーション」を塗ったのち、気になるパーツには「ディオールスキン フォー エヴァー コンシーラー」でカバー。ポイントメイクは、「ディオールショウ ブロウ スタイラー」と「ディオール ショウ パンプ&ブロウ」で眉毛に立体感をプラスし、リップは、「ディオール アディクト リップ マキシマイザー」を軽くのせ、ふっくらとした潤いのある唇を作った。
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ヒールやレザーシューズを履きながらの立ちっぱなしや歩きっぱなしなど、ファッション業界で働く販売員にとって、毎日の脚への負担は大きい。ギリギリまで疲労をため込み、マッサージ店に駆け込む……、そんな日々を送っている人もいるだろう。「パナソニック(PANASONIC)」の“コードレス レッグリフレ”は、マッサージのプロの手技を徹底的に追及したマッサージャーだ。足首からふくらはぎまでをもみほぐし、血行促進。毎日の“頑張った脚”を簡単、手軽にリフレッシュできる。そんな販売員の頼れる“秘密兵器”を、バーニーズ ニューヨークとビームスFの店頭に立つ2人に体験してもらった。
まるでプロによるマッサージ
衛生面にも優れて共有もできる
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私はデザイナーズ兼カジュアル売り場の担当をしているので、デニムをはく機会が多いのですが、あまりカジュアルに見え過ぎないように普段はヒールを合わせて履くことが多いです。だから、やっぱり脚が疲れることは多いですね。たまにマッサージ店にも行くのですが、「疲れをため込むとよくない」と聞くので、家に帰ったらお風呂上がりのセルフマッサージをしたり、ボディクリームを塗ったり、その日のうちにむくみを取るようにしています。この“レッグリフレ”は、しっかり揉んでくれて、プロにマッサージを受けているような感覚に近くビックリしました。コードレスなので持ち運びにも便利だし、仕事の合間にも使えそう。抗菌対応で衛生面にも優れているので、同僚らと共有したりもできます。あと見た目もかわいい。こういうのが身近にあると女性としては嬉しいと思います。
男性でも使えるマッサージャー
出張の多いバイヤー陣にも最適
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ビームスFはドレスがメインのお店なので、スーツとレザーシューズの着用がレギュラーです。毎日10時からお店が閉店する20時過ぎまで立ちっぱなしなので、1日に2万~3万歩は歩いていると思います。若い頃は感じなかったのですが、30歳半ばを過ぎた頃から腰や足が痛いと感じることが増えてきました。“レッグリフレ”を使う前は、こんなに本格的なモノだとは思っていなかったし、女性向けの商品なのかなと先入観もありましが、本当に人の手でマッサージされているような力強さがありますね。コードレスでコンパクトになるので、出張の多いバイヤーの方にも便利だと思います。普段のケアとしては、寝る時間をしっかり確保するぐらいですが、自分を含めて大半の男性販売員は何もしていないんじゃいかな。でも“レッグリフレ”を使って、ちょっと疲れているなという時もリカバリーできるんだなと実感できました。
立ち仕事の疲れをリフレッシュする
“人の手”のようなマッサージャー
パナソニックのエアーマッサージャー“レッグリフレ”シリーズは、2010年の発売以来、累計販売台数70万台を突破した。多忙なワーカーに向け、仕事や家事の合間に手軽に使える“ながら”マッサージが支持された。プロ顔負けの本格エアーバックが疲れた脚を力強くもみほぐす。サイレンサー搭載エアーポンプで動作音が気にならないので、自宅ではもちろん、オフィスや出張などの長時間の移動中などでも手軽にリフレッシュ。単3形電池対応に加え、ACアダプターも同梱しているので、シーンに合わせた使い分けが可能だ。
特長は足裏、かかと、足首、すね、ふくらはぎの全5カ所をもみほぐし、マッサージすること。“ヒューマンハンドエアーバッグ”の効果で、人の手によるマッサージを再現。疲れを感じやすいふくらはぎ(ヒラメ筋)を中心から外側までパワフルにもみほぐす。また足首を包み込みながらぎゅっとつかみ、力強く加圧、マッサージするので、足首からふくらはぎまでの血行を促進する。
さらに、短時間でスッキリできる「クイック5分」コースも搭載。足首からふくらはぎ全体にかけた「もみほぐし」コースと、足を重点的にほぐす「足うら」コースの3つのマッサージコースを用意した。立ち仕事で疲れた脚を、好きな時間に好きな場所で、自由にリフレッシュしよう。
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サザビーリーグは、米国のI’M OK LIFESTYLE INTERNATIONALと日本国内における商標「I’M OK」の独占使用許諾契約を締結し、10月26日に日本初出店となる「アイムオーケー(I’M OK)」を東京・代官山にオープンする。
「アイムオーケー」は1999年にロサンゼルス・ハリウッドエリアに誕生したセレクトショップで、“大人のおもちゃ箱”のような店として、著名なクリエイターやデザイナーに親しまれている。オーナーのラリー・シェーファー(Larry Schaffer)が世界中でセレクトした、本やジュエリー、ステーショナリー、テーブルウェアなどのアイテムを取り扱う。
■I’M OK
オープン日:10月26日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区猿楽町10-8 1階
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東京の裏原宿に「ノア クラブ ハウス(NOAH CLUB HOUSE)」がオープンしたのが2017年9月。それから1年数カ月を経て、「ノア(NOAH)」が東京では初めて、2019-20年秋冬コレクションを関係者向けに披露した。創業者であるブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)の“元「シュプリーム(SUPREME)」クリエイティブ・ディレクター”という経歴が、否応にもブランドの注目度を高めるきっかけになったが、最近の「ノア」の動向を追うと、環境問題や社会情勢といった、スケートボードカルチャーにとどまらないモノ作りの姿勢に注目が集まっているように感じる。あらためて、「ノア」とは何か?「『シュプリーム』のことを聞かれるのには飽きたよ」と笑う来日中のブレンドンが「ノア クラブ ハウス」で話してくれた。今回は、その後編。(前編はこちら)
WWD:オフィスのスタッフは今何人?NYのショップはソーホーから少し離れた場所(マンハッタンのマルベリーストリートとケンマレストリートの間)ですよね。そこに出店しようと思った理由は?
ブレンドン:12人ぐらいかな。オフィスはスプリングストリートにあって、ショップのすぐ近く。ショップをそこに出そうと思ったのはそのエリアが好きだからだよ。ソーホーのウェスト・ブロードウエイには大型店がたくさんあって、今はすっかり商業的な地域になってしまったけど、昔からあのあたりでよく過ごしていたからノスタルジックな思い入れがあってね。まだエネルギッシュなエリアだと思うし、いいレストランも多いし、友だちも多くいる。だから空きが出たときに、これはいいなと思って出店したんだ。僕はティーンエージャーの頃からあの近所で働いたり、高校生のときも彼女とあのあたりでデートをしたり……だから、あの場所に出店するのは自然な感じがした。実は、日本での出店の際にもほかの選択肢はあったんだ。青山、代官山、渋谷とかね。でも、ここ(裏原宿)にはユースカルチャーの歴史がある。「ノア」が若者向けではないことを考えると、(裏原宿は)面白いチョイスかなと思ったんだ。若い頃に裏原宿に通っていた人たちが「ノア」に来たかったら、しばらく来ていない原宿に戻ってくる必要があるから。例えば50歳ぐらいの人が「ノア」に来ることで原宿に戻ってきて、自分が若かった頃のことを思い出すというのもいいなと思った。
WWD:ニューヨーク、東京に旗艦店。ロンドンとロサンゼルスはドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)に入っていますね。次の店舗を出すとしたらどこですか?
ブレンドン:うわあ、それは難しいな(笑)。みんなどこかに出店してほしいと言うけれど……、またLAかな?でも何か大きな計画があるわけじゃなくて、成り行きなんだ。店舗は増やしていくと思うけど、いつかは分からない。でもLAには友だちがたくさんいるから、LAにオープンするのは自然な感じがするな。スケートボードとサーフィンのカルチャーがあるし。あと、僕はロンドンが大好きだから、いつかロンドンに旗艦店をオープンしたいと思っている。僕に大きな影響を与えた音楽が生まれた場所だしね。全体的に若者たちも世界中で一番クールだと思う。理由はわからないけど、そういう感じがするんだ。ユースカルチャーやサブカルチャーを考えたとき、アメリカにはサーフィンとスケートボードがあって、ニューヨークに行けばパンクやヒップホップがある。そしてイギリスには、音楽だとニューウェーブやパンクがある。なんかこうスタイルがあるというか。最近は少しニューヨークの影響を受けすぎているけどね。まあ、どこにするか決まったらまたすぐに知らせるよ(笑)。6カ月以内には、どこかにオープンすると思う。
WWD:最近面白いと感じるものはなんですか?
ブレンドン:最近、ペルシア系の若者たちが面白いよ。彼らは他者からの影響を受けないし、他人を気にしない。いつでもペルシア人なんだ。本当に尊敬するよ。
WWD:ニューヨークにペルシア系の大きなコミュニティーがありますね。
ブレンドン:そうそう。あとフランス人の子どもも、すごくフランス的だよね。15歳ぐらいでも、40歳みたいな格好をしていたりする。タバコを吸って赤ワインを飲んで、みたいな。しっかりと(フランス的な)スタイルを持っている。僕はブランドが……たとえそれが「ノア」であっても、他国の人に影響を与えてしまうのを少し懸念しているんだ。だからそのままマネするのではなくて、自分のものとして取り入れてほしい。ブランドが個人のスタイルにあまりに影響を与えてしまっているのを見ると、少しがっかりする。着る人が、自ら解釈してほしいんだ。特に、カルチャーが全く違う国だと余計にそう思うな。日本とニューヨークのカルチャーは全く違うわけだから、僕らの服を全く違う風に着こなしてほしいなと思う。ニューヨークのうちの店にいる若者たちと同じような格好をするんじゃなくてね。日本には他国の文化を取り入れてマネしてきた長い歴史があるから、難しいのかも知れないけれど。もちろん、すごくうまく取り入れているとは思うんだけどね。僕が初めて日本に来た20~25年前ごろなんかは、違う惑星に来たのかと思うほどだった。ほかのどの国とも違う、見たこともないスタイルがあって、ニューヨークで見たようなスタイルを見かけたりはしなかった。とにかく独自のスタイルだったんだ。あ、これはアメリカのTシャツだな、というように構成要素としてはあるんだけど、アメリカのスタイルを丸ごとコピーしてはいなかった。でも今はスケートショップなんかに行くと、そこにいる若者はネオンカラーのシャツやショーツに「バンズ(VANS)」とか、もうユニホームみたいにみんな同じ服装をしている。サンフランシスコあたりの若者と全く同じなんだ。そうじゃなくて、日本のユースカルチャーがまた独自の進化を遂げるのをとても楽しみにしているよ。もっともSNSがある限り、世界中のキッズが同じものを見るわけだから難しいかも知れないけどね。同じ情報を見ているから、まるでユニホームみたいな格好になってしまう。
WWD:SNSについてはどう思いますか?現代ではもう不可欠なものになっていますし、特にブランドにとっては必要なものですよね。
ブレンドン:僕は今、インスタグラムと距離を置いているんだ。個人のアカウントはもともと持ってなくて、ビジネス用のものだけだけど、6週間前から1回も見ていない。ビジネスとしては使っているけれど、僕個人はインスタグラムを見て時間を過ごしたりはしない。これは歴史を見てもそうだと思うけど、人類は素晴らしいアイデアを思いついても、それを破壊してしまう傾向にある。素晴らしいテクノロジーが生まれても、人類はそれをぐちゃぐちゃにしてしまうんだ。プラスチックも便利で素晴らしい発明だったのに、使い過ぎのせいで、今や地球を破壊してしまいそうになっている。SNSもそれと同じだと思う。さまざまな理由で素晴らしいプラットフォームだと思うけど、今やテロリズムに使われたりする。そうして何かいいものをダメにしてしまうのは、もはや人間の性なんじゃないかと思うぐらいだよ。僕はSNSがあまり好きじゃない。なんていうか、あまりにも情報がたくさんありすぎて逆に退屈してしまう。そしてSNSから受け取る情報は、少し“偽物”だと思うんだ。今は何かについて、全てを知ることができてしまう。「『バンズ』がリリースしたものを全部知ってる!」なんてことも出来てしまう。今や、誰もが情報を仕入れすぎて何かの“専門家”みたいになっている。バンドでも、ヒップホップのアクトでも、スニーカーのリリースでもいいんだけど、僕は時間の無駄だと感じるんだ。何かについて勉強するようにして知識を増やしているけれど、実際に“体験”はしていないから。映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」は見たことある?主人公2人がベンチに座っているシーンがあるんだけど、その一人を演じるロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)が、「君は何でも知っているけれど、そこに行ったことはないだろ?」と言うんだ。「戦争についての詩を諳(そら)んじることはできても、実際に死にゆく友を見守ったことはないだろう?」というようなことをね。それがひどく心に響いた。僕が現代社会に感じていることそのものだから。誰もがあらゆることを知っているけれど、誰も本当にそれを体験したことがないという……。“コレクター・カルチャー”なんだろうね。
WWD:なるほど。ブランドとしての今後の目標を教えてください。
ブレンドン:いろんなタイプの目標があるけど、ビジネスを育てて成功させたいというのがゴールかな。僕は、ただ服と金銭を交換しているだけじゃないと思っているから、消費者と学び合える、より誠実な関係になりたいと考えている。クールで楽しくありたいし、高品質なものや情報を提供したいし、いいカスタマーサービスを提供したいというのを全て叶えたい。20数年前に台頭したユースカルチャーやストリートウエアは、アートや音楽、文学、ファッションに触れることがなかった多くの人たちにそれを理解する手助けをした。現代では、ごく平均的な人がショップで何かを買って、身に着けるだけである程度クールに見える。だから、かっこよく見せることはそれほど難しくなくなった。昔はそれがゴールだったけど、もはや、クールに見えるようにするのは簡単だから、難しいのは、クールに見せつつ責任ある行動を取ること。思慮深く、他者を思いやり、それでいて楽しくあることは難しいけど、そういったブランドであるべく「ノア」はチャレンジしている。それが次の20年の目標だね。
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「マックスマーラ(MAX MARA)」は6月3日、ドイツの首都ベルリンで2020年リゾートコレクションを発表した。今回のショーはベルリンの壁崩壊から30年を記念したもの。第二次世界大戦によって壊滅し約60年間放置された後にデイヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)が修復を手掛けた新博物館(NEUES MUSEUM)を舞台に、歴史や建築、芸術で知られる街へのオマージュを捧げた。また前日夜には、ドイツ出身の歌手兼女優であるウテ・レンパー(Ute Lemper)を迎え、歴史あるクレアヒェンズ・ボールハウスでキャバレー・ナイトを開催。世界から集まった観客を魅了した。
イメージはドイツを代表する
スターの装い
2020年リゾートコレクションのベースになったのは、ベルリンで生まれ育ったドイツを代表する女優のマレーネ・ディートリッヒ(Marlene Dietrich)と、かつてこの街に暮らしていたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)を想起させるスタイル。マスキュリンなテーラードジャケットやしなやかなワイドパンツをはじめ、トレンチコートやラップコート、プリーツスカート、リブニット、ジャンプスーツ、イブニングドレスなどをそろえた。そこにアクセントを加えるのは、1710年に創業したドイツの名窯「マイセン(MEISSEN)」の磁器をほうふつとさせる花の立体的な刺しゅう。新博物館の展示品からヒントを得たプリミティブなフリンジやきらめくラメもデザインに取り入れた。スタイリングは、「マックスマーラ」が得意とする、ベージュや白、赤、グレーなどのワントーン・コーディネートが中心。中でもイアン・グリフィス(Ian Griffiths)=クリエイティブ・ディレクターが“ベルリン・ルック”と呼ぶオールホワイトのラストルックが、コレクションを象徴している。
また、今シーズンはブランド初の試みとして、ジュエリーデザイナーのリーマ・パチャーチ(Reema Pachachi)とのコラボレーションにより本格的なジュエリーを制作。新博物館に展示されている「ベルリン・ゴールド・ハット」など青銅器時代のコレクションから着想し、彫刻的なネックレスやブレスレット、イヤリングを提案した。
圧倒的な表現力に
魅せられた夜
ショー前夜にウテ・レンパーが披露したのは、彼女が敬愛するマレーネ・ディートリッヒとの3時間の会話から生まれたモノローグ「マレーネとのランデブー」。ディートリッヒをイメージした白のタキシードとシャンパンゴールドのドレスをまとい、時にささやくように優しく、時に力強い歌声で魅せた。「彼女と電話で話したのは1988年のこと。その華やかでありながらも悲しい複雑な人生を、彼女の素晴らしい音楽を交えて忠実に表現するには、長い時間が必要だった。私自身も成熟しなければならず、最後に私自身のストーリーをつなげることで作品が完成した」とレンパーは振り返る。また、「ベルリンは信じられないような歴史を重ねた街。20年代には芸術的な表現において自由で先進的だったにもかかわらず、ナチスによって全てを閉ざされた。そして壁によって分断され、崩壊後も多くの問題を抱えてきた。今は政治の中心で、ヨーロッパの中でも重要な場所になったけれどね。そんなベルリンは、芸術やアイデンティティにおいてドイツの中で独立した存在」と街への思いを語る。
世界から多彩なゲストが集結
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会場には、ドイツ国内やヨーロッパだけでなくアメリカ、アジア、オセアニアなどから、女優や文化人、モデル、スポーツ選手、インフルエンサーなどを含む約200人が駆けつけた。日本からは、海外にも活躍の場を広げるモデルの森星が来場。「マックスマーラ」2019年プレ・フォール・コレクションの鮮やかな赤でまとめたスタイルを着こなし、ひときわ存在感を放った。
ディレクターが語る
ベルリンを選んだ理由
“学生の頃からずっとベルリンが好き そんな街をたたえたかった”
今回ベルリンを選んだ理由について、イアン・グリフィスは「まだ学生だった1980年代からずっとベルリンが好き。この街にはバウハウスがあり、デヴィッド・ボウイが一時期を過ごし、私のミューズであるマレーネ・ディートリッヒが20年代にキャリアをスタートした場所でもある。そんなクリエイティブなエネルギーに溢れ、建築的な価値を兼ね備えた街を常にたたえたいと思っていた。ベルリンの壁崩壊から30年という節目は、完璧なタイミングだった」と明かす。そして、「今やプレ・コレクションであっても、メイン同様のクリエイティビティーとストーリー性が必要」とし、街に関連する要素をコレクションに取り入れた。「文脈を見出し、ブランドの哲学やアイデンティティの一部分に光を当てることが、クリエイションのベースになっている」。
同ブランドで働き始めて32年になる彼はもともと建築を学んでいたこともあり、建築に通じる考え方を大切にしている。「良いデザインというのは、特定のシーズンを越えて愛されるもの。私たちは、家や車を設計するのと同じようにコートをデザインしている。単なる服というよりも生活の一部という感覚だ。また、良いデザインとは感情を喚起するものでもある。着る人にとって頼りがいのある生涯の“相棒”になるような服を生み出したい」。(イアン・グリフィス=「マックスマーラ」クリエイティブ・ディレクター)
“重要なのは、商品を売るだけでなく適切なメッセージを伝えること”
創業家の3代目であるマリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティ(Maria Giulia Prezioso Maramotti)は、ファミリービジネスの魅力について、「必ずしも売り上げには直結しない決断をでき、ブランドのDNAや自分たちのあるべき姿に従うことができる。夢ではなく現実に結びついたビジネスではあるけれど、結局のところ、商品を売るだけでなく適切なメッセージを伝えることが堅実な成長につながる」と語る。そしてこれからを担う世代として、「DNAに忠実なシンプルでクリアなメッセージを顧客に理解してもらうこと、そして服の背景にあるものを見せることで顧客との対話を生み出すことに取り組みたい。『マックスマーラ』は、世代を超えるブランド。ミレニアルズにも、より成熟した女性にも、それぞれに合った方法でメッセージを発信していくことが重要」と先を見据える。
また度々訪れているベルリンは、彼女にとって「アイデアやプロジェクトにおけるインクルーシブで前衛的な姿勢が印象的な街」だという。新博物館についても「まず歴史的な背景に引かれた。その“傷跡”を生かしたチッパーフィールドによる修復も興味深い。そのコントラストは、『マックスマーラ』のデザインにも通じる過去と現在の対話を感じさせる」と話す。(マリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティ=マックスマーラ北米リテールヴァイスプレジデント兼グローバルブランドアンバサダー)
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眼鏡企業オンデーズ(OWNDAYS)は、堀江貴文らが立ち上げた、北海道を拠点にロケット開発を行っている会社インターステラテクノロジズが開発する観測ロケット“ペイターズドリーム MOMO 4号機”とのスポンサー契約を締結した。
今夏発射予定の“MOMO4号機”には7つのミッションがあり、その1つが宇宙事業にも使用されるウルテム素材で製作したオンデーズのオリジナルブランド“エール ウルテム(AIR ULTEM)”を搭載しての宇宙到達だという。
田中修治オンデーズ社長は「 このプロジェクトにはかねてから個人で出資しており、堀江貴文氏ならびにインターステラテクノロジズ社のみなさんの夢の実現を微力ながらバックアップしている。オンデーズは全世界300店舗目となる沖縄のサンエーパルコシティ店を6月27日にオープンした。それを記念し、ロケットの打ち上げに参加させていただくことで心を新たにまい進したいと思っている。今回は宇宙船の部品にも採用されているウルテム素材を使用し、射出成形された眼鏡の宇宙到達を目指す。今後も継続して支援していくとともに、商品開発にもつなげたい」とコメントした。
インターステラテクノロジズは、今年5月に北海道大樹町で“MOMO3号機”の打ち上げを行い、国内の民間企業が開発・製造したロケットとしては初めて宇宙に到達した。
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ルックスオティカジャパンは、国内初の「レイバン(RAY-BAN)」直営店、レイバンストア 渋谷店のオープン1周年を記念して、6月29日から7月7日まで七夕をテーマとしたキャンペーンを開催する。「レイバン」のアイコニックなモデル“ウェイファーラー(WAYFARER)”の1周年記念の特別仕様モデルを発売するほか、音楽やカルチャーと結びつきが深い「レイバン」らしく、6月29~30日はアーティストTEITOによるライブペインティング、7月6~7日はPES、Kick a Show、YOSA、SUGAR SOUL+DJ HASEBE、bird、MONKEY TIMERS(DISKO KLUBB)によるライブを店頭で行う。
ルックスオティカジャパンのフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ゼネラル・マネジャーは、「この1年はとてもエキサイティングだったが、まだまだ始まりに過ぎないと考えている。今後のブランドの成長のためには、ユーザーの声を聞き、ユーザーこそがブランドの一部であるという考え方と共に、ユーザーとの相互コミュニケーションを活性化する必要がある。この渋谷店がその役割を担っている」とコメントした。
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ルックスオティカジャパンは、国内初の「レイバン(RAY-BAN)」直営店、レイバンストア 渋谷店のオープン1周年を記念して、6月29日から7月7日まで七夕をテーマとしたキャンペーンを開催する。「レイバン」のアイコニックなモデル“ウェイファーラー(WAYFARER)”の1周年記念の特別仕様モデルを発売するほか、音楽やカルチャーと結びつきが深い「レイバン」らしく、6月29~30日はアーティストTEITOによるライブペインティング、7月6~7日はPES、Kick a Show、YOSA、SUGAR SOUL+DJ HASEBE、bird、MONKEY TIMERS(DISKO KLUBB)によるライブを店頭で行う。
ルックスオティカジャパンのフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ゼネラル・マネジャーは、「この1年はとてもエキサイティングだったが、まだまだ始まりに過ぎないと考えている。今後のブランドの成長のためには、ユーザーの声を聞き、ユーザーこそがブランドの一部であるという考え方と共に、ユーザーとの相互コミュニケーションを活性化する必要がある。この渋谷店がその役割を担っている」とコメントした。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はフランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)=ウオッチ&ジュエリー・アーティスティック・ディレクターが手掛ける初のハイジュエリー・コレクションをチェコのプラハで披露する(時期は非公表)。“ライダーズ・オブ・ザ・ナイツ(RIDERS OF THE KNIGHTS)”と名付けられたコレクションは、男性至上主義だった中世に名を馳せたヒロインにインスパイアされたという。
当日は顧客を中心に150人ほどのゲストを招き、15世紀にゴシック様式で建てられたプラハ城旧王宮内にあるヴラディスラフ・ホール(Vladislav Hall)でディナーを開催する。食事はパリの3つ星レストラン「アルページュ」のオーナーシェフ、アラン・パッサール(Alain Passard)が手掛ける。
今回ハイジュエリーを披露する場にプラハを選んだ理由について、マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者(CEO)は、今年2月に85歳で死去したカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏との思い出を語った。「10年以上前に、カールとプラハでイベント開催を企てたことがあったんだ。多くのデザイナーにとってはピンとこない土地だろうが、われわれはとても気に入っていた」。当時「フェンディ(FENDI)」のトップだったバーク会長兼CEOは、街の中心地でファッションショーを開催しようとカールと計画していたが、そのタイミングで「ブルガリ(BVLGARI)」への異動が決まったという。「やっと当時の思いを果たすことができた」。
またバーク会長兼CEOは、カールとはゴシック様式について共通認識を持っていたと話す。「ゴシック時代は正確に理解されていないことが多いが、勢いがあって自由で独創的で、クリエイティブな時代だ。フランチェスカ(・アムフィテアトロフ)もこの時代から多大な影響を受けている」。
アムフィテアトロフは「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のデザイン・ディレクターだった人物で、彼女が手掛けた“ティファニー T(TIFFANY T)”は、ブランドを代表するコレクションの一つになっている。バーク会長兼CEOは、「ヴァージル(・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ・アーティスティック・ディレクター)もニコラ(・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクター)も、フランチェスカも過去の時代をインスピレーション源としたときに、“現在から見る過去”ではなく、見る者をその時代に連れていき、その当時に見たときの感情を喚起することにとても優れている」と、アムフィテアトロフを含む「ルイ・ヴィトン」のデザイナートリオについて評価した。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中
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Cher Pierre Rinaldi @sesamm_inside À la @CCI_Moselle et @Synergie_Square nous sommes tous très heureux et fiers de votre présence dans la délégation présidentielle au #Japon. Vous portez très haut les couleurs de l’écosystème numérique #Moselle #GrandEst Félicitations ! FG
「セリーヌ(CELINE)」は6月23日(現地時間)、2020年春夏シーズンのパリ・メンズ・コレクションで2回目となるメンズのランウエイショーを行なった。会場付近にはエディ・スリマン(Hedi Slimane)「セリーヌ」アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターに影響を受けたであろうロックなファッションの“エディ系男子”が前シーズンにも増して多く訪れた。同ブランドのメンズで継続して打ち出しているダブルブレストのジャケットや極細のナロータイを着用した来場者も複数見られた。
また韓国のガールズグループBLACKPINKのLISAが会場外に現れると、熱狂的なファンから悲鳴にも近い大歓声が送られた。当日は「セリーヌ」のジャケットに、代表的なバッグ“トリオンフ”のレッドを身につけていた。
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ビームスはニューヨークに本店に持つジャズクラブ「ブルーノート東京(BLUE NOTE TOKYO)」とのコラボーレション第2弾として、ハワイアンシャツ(各1万4500円)を「ブルーノート東京」およびビームス ジャパンなどで6月24日から販売中だ。
ホワイトとネイビーの2色展開で、イラストレーターの西田真魚が描いた「ブルーノート東京」の店舗やジャズマン、ライブに沸くオーディエンスなどのモチーフがプリントされたハワイアンシャツはボタンにココナツや貝が使われ、“大人の遊び心”が詰まった夏仕様のデザインになっている。
コラボ第1弾のトランペット奏者のクリスチャン・スコット(Christian Scott)に続き、第2弾には新世代ジャズの注目株であるジョー・サンダース(Joe Sanders)、そして1960年代から第一線で活動するロイ・エアーズ(Roy Ayers)がキービジュアルに登場した。
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元「セリーヌ(CELINE)」のクリエイティブ・ディレクター、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の兄であるルイス・ファイロ(Louis Philo)は6月27日から、ニューヨーク、東京、ロンドン、ロサンゼルスの「ノア(NOAH)」全店でアートの展覧会“Perfectly Imperfect”を開始した。東京は裏原宿の「ノア クラブ ハウス(NOAH CLUB HOUSE)」で展示販売し、会期は未定。
ルイスはオーストラリアのメルボルン在住。17年間、ロンドンでクリエイティブエージェンシーに所属し、クリエイティブ・ディレクターとして「ニューバランス(NEW BALANCE)」や「ナイキ(NIKE)」「ドクターマーチン(DR. MARTENS)」などのプロジェクトを、コミュニケーション・ディレクターとして「ユニクロ(UNIQLO)」や「チューダー(TUDOR)」のキャンペーンビジュアルなどを手掛けた。2017年にロンドンからメルボルンに移住したことがきっかけでうつ病となったが、その際に出合った本の「困難な時期を経験することは、創造にとって重要だ」というメッセージに感銘を受け、アート活動をスタートした。
ルイスのアートは、スティックにカラフルなペイントを施したスティックアートで、見る人により音符や魔法の杖など、捉え方が変わるという。ルイスは作風について、「日本の“わびさび”が持つ『人生の不完全さを認め、それらの美しさを認めること』という考えは私に多大な影響を与えた。“自然”を見て、私は木がなぜ魅力的なのかと疑問に思うことがあり、それが私と自然とのつながりだと思っている。魅力的に感じる木には必ず何かがある」とコメントしている。
今回の展覧会を記念し、コラボTシャツ(6000円)を数量限定で販売する。アートピースは1点950ドル(約10万2600円)で、購入方法はスタッフに問い合わせしてほしいとのこと。
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キャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・レオン(Humberto Leon)=クリエイティブ・ディレクターにとって最後のコレクションになった「ケンゾー(KENZO)」の2020年春夏は、日本の海女にインスピレーションを得た。
アクセサリーは、海女さんが採集したウニやホタテを入れるフィッシュネットを模した切り込み入りのレザーバッグ、彼女たちが履きそうなマリンシューズ、日本の絣(かすり)をイメージしたファブリックのトートバッグなどを揃える。
全身全霊を注いだラストコレクションは、豪華な装飾もポイントだ。バッグやシューズでは、大きさも形状もバラバラなスパンコールを前面に、ふんだんにあしらったバッグやパンプスが登場。水面がキラキラ光る様子、幻想的な海の世界を表現する。こんなアクセサリーを身につけていたら、“あまちゃん”もたちまちアイドルになれた!?に違いない。
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「ギャップ(GAP)」は8月に創業50周年を迎えることを記念し、ブランドのオリジンであるデニムに焦点を当てたキャンペーンを行う。創業年を冠した一格上のライン“1969コレクション(1969 COLLECTION)”では、広島のデニム生地メーカー、カイハラのデニム地を初めて使用。また、70~90年代のアーカイブから着想した“デニム・バイ・ザ・ディケーズ(DENIM BY THE DECADES)”と呼ぶ商品群も販売する。どちらも銀座店などの一部店舗と自社ECで9月13日に発売する予定。
“1969コレクション”は、メンズ、ウィメンズ、キッズ&ベビーをそろえる。価格はセルビッチデニムを使ったメンズのストレートボトムで1万5900円(税込)、ウィメンズのデニムジャケットで1万4900円(同)。“デニム・バイ・ザ・ディケーズ”では、70年代風のフレアのデニムパンツ、80年代を意識したワーク調のワイドデニムパンツ、ブリーチデニムで作る90年代風のセットアップスタイルなどを提案する。年代ごとにレザーパッチも変えている点がポイントだ。
デニム以外で19-20年秋冬の注目アイテムとなっているのが、子ども服やベビー服。17年に発売し、じわじわ人気を高めていたキッズ向けのスパンコール刺しゅうTシャツ“フリッピーコレクション(FLIPPY COLLECTION)”は、スニーカーやポシェット、パンツなどにもアイテムを拡大した。スパンコールをなでると柄や色が変化するデザインが特徴。110センチから160センチまでをそろえる。「ディズニー(DISNEY)」との協業商品では、「白雪姫」や「シンデレラ」「塔の上のラプンツェル」に登場するプリンセスのなりきりドレスを企画。昨年販売したところハロウィンの仮装用途でヒットし、完売したという。ニットやチュールを組み合わせたデザインで、ディスカウントストアなどで売られているコスプレグッズよりも作りがしっかりしている点が魅力。110センチから160センチまであり、各5290円(同)。
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フットボールカルチャーマガジン「シュウキュウ マガジン(SHUKYU Magazine)」は6月28日に、女子サッカーをテーマにした特別号「シュウキュウ ストーリーズ(SHUKYU Stories)」を発売する。価格は1200円。
誌面では、現在世界的な盛り上がりを見せる女子サッカーを取り上げる。トップリーグに限らず、さまざまな形でサッカーを楽しむ新しいコミュニティーがあることに注目。いまだに男女格差が大きいといわれるサッカー界とフェミニズムにも目を向けつつ、フランスで開催中のFIFA女子ワールドカップにフォーカスする。女子サッカーカルチャーの今を伝える雑誌「シーズン(SEASON)」や大滝麻未(「ジェフユナイテッド千葉・市原レディース」)へのインタビューを敢行。女子サッカーを取り巻く現況や、選手、メディア、サポーターなどさまざまな国で活動しているサッカー関係者のインタビューも掲載する。
また、同誌の発売を記念し、日本の女子サッカーの象徴である「なでしこ」をモチーフにしたTシャツとアルビレックス新潟とコラボしたTシャツを発売する。ともにカラーは白のみでサイズはS〜XL、価格は4000円。
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トリンプ・インターナショナル・ジャパンが展開する“最高のきもちよさ”を届ける「スロギー(SLOGGI)」は、元サッカー日本女子代表選手で現在はタレントとして活動する丸山桂里奈をブランドアンバサターとして起用すると発表した。6月27日の就任発表会では「スロギー」のブラジャー&ショーツを着用しセクシーかつ大胆な姿に変身した丸山のキャンペーンビジュアルが披露され、本人もブラジャー姿で登壇。会場に設置されたランウエイを歩き、モデル顔負けのウオーキングを披露した。着け心地を聞かれると「まるで着けていないような感覚」と答え、「元サッカー選手なので、ドリブルしながらジグザクに走るのは得意なんですが、短くても真っ直ぐに歩くのって難しいですね」と人生初のランウエイでのウオーキングの感想を語った。その後は、お祝いに駆けつけたスピードワゴンの小沢一敬と共に軽妙な掛け合いのトークセッションを行ない、会場を笑いに包んだ。
丸山を起用した理由について中井直スロギー事業本部長は「ブランドのメッセージである“大胆無敵のきもちよさ”と、彼女自身の強さや大胆さというイメージが重なった。本商品が丸山さんの魅力を大胆に引き出せると確信した」と説明。丸山は撮影現場の様子を「スタッフの皆さんは、『スロギー』のように“滑らかな”な人ばかりで、新たな自分を引き出してくれました」と出来栄えに大満足の様子。撮影のメーキング映像は、7月3日9時からスロギー公式Youtubeチャネルで公開される。
ヨーロッパにおけるブランド誕生40周年を迎える「スロギー」だが、中でも2013年の発売以来、累計620万枚の売り上げを記録しているのが、開放感を追求した「スロギー ゼロ フィール(SLOGGI ZERO FEEL)」だ。今回のビジュアルで丸山が着用している“スロギー ゼロ フィール ソフト ブラ”は、これまで同様、伸縮性に優れた生地を使いながらも特殊なプリント技術で伸縮性を部分的に変え、サポート力を持たせているのが特徴。さらに、2段4列のフックアイ(背面フック)を付けてサイズ調整できるようになっている。
また、6月27日には「スロギー」の全ラインが購入できる公式オンラインストアがオープン。丸山のブランドアンバサダー就任と合わせ、よりいっそう幅広い年齢層へのアプローチを図る。
川原好恵(かわはらよしえ):ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルスの分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身
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ユニリーバ・ジャパンは6月27日、CSR活動「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン(以下、USP)」の新計画を発表した。近年問題視されている海洋プラスチック問題を踏まえ、“脱プラ”を包括的にアプローチ。まずは2019年下期新製品のうち8月5日から発売する「ラックス(LUX)」「ダヴ(DOVE)」「クリア(CLEAR)」の3ブランドで、再生プラスチックを最大95%使用した新パッケージを順次採用する。また、20年までに技術的に切り替えが困難な着色剤などの添加物を除き、PET素材のボトルを100%再生プラスチックに差し替える。これにより、年間5200万本相当を資源として利用できるほか、1300トンのCO2排出を削減できる見込み。
同社は“脱プラ”について「プラスチックを減らす」「リサイクルや堆肥化しやすい素材に変える」「プラスチックを使わない」を柱にする。高橋康巳ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング社長は「減らす取り組みについては、日本では “詰め替え”の文化が根付き、世界の中でも進んでいる。そのため、まずは再利用に力を入れる」と説明した。
前述3ブランドのほか、10月に発売する新ブランドも再生可能パッケージを使用する。加えて、新製品発売やリニューアルの予定がない既存ブランドも順次切り替える。
ユニリーバは以前からグローバルで脱プラの取り組みを進めており、今回の施策は本国が17年1月に打ち立てていたが、日本では約2年半遅れの発表となった。遅れた要因としては各サプライヤーとの連携や新パッケージの開発、目標到達可能な原材料や容器の確保などがあったほか、各家庭から出されるゴミから容器を回収する体制作りにも時間を要したという。
中川晋太郎・ホーム&パーソナルケア マーケティングダイレクターは「この取り組みは化粧品業界では国内最大級だと自負している。また、これを機に競合他社も再生プラスチックを取り入れる動きが進むよう願っている」と語り、「最終的には『再生プラスチックではないなら買わない』というところまでお客さまの意識が変わるよう、働きかけていきたい」と述べた。
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「WWD JAPAN.com」が今週発売の新商品を「ファッション部門」「ビューティ部門」「スニーカー部門」別にまとめてお届け。「ファッション」部門では読者の注目度(PV)から1〜3位までをランキング形式で紹介。今週は、「シュプリーム」2019年夏のTシャツ8型が最も注目された。
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・6月29日発売
・第一線で活躍するレゲエ・ミュージシャン
・映画「魔人ドラキュラ」のプリントTも
・6月28日発売
・日本の折り紙からインスパイア
・コンパクトに折りたためる機能的なデザイン
・6月29日発売
・上江洌清作が立ち上げたハワイアンシャツブランド
・計8回の染色によって制作
・6月25~30日に販売
・会社設立20周年記念
・ブリック&モルタル中目黒店で開催
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・6月28日発売
・30代後半~40代男性がターゲット
・シワやたるみにアプローチ
・7月3日発売
・ギリシャのホメオパシー薬局がルーツ
・美白や保湿に適したハーブ類のエキスを配合
・6月28日発売
・価格は税込5929〜1万4040円
・2015年にロサンゼルス設立
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「ナイキ(NIKE)」は6月28日から7月3日まで、女性向けポップアップスペース「フォー エブリ フューチャー アスリート – トーキョー スペース(FOR EVERY FUTURE ATHLETE – THE TOKYO SPACE)」を東京・原宿のVACANTにオープンする。営業時間は13:00〜21:00で入場は無料だが、事前に「ナイキ スポーツ ファインダー(NIKE SPORTS FINDER)」への登録と予約が必要となる。
1階では「アンブッシュ(AMBUSH)」のYOONら4人の女性デザイナーたちとコラボしたフットボールコレクションや、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける女性向けランニングコレクション“アスリート イン プログレス(ATHLETE IN PROGRESS)”を取り扱い、2階ではTシャツやブラトップをカスタマイズできるワークショップやトークイベントが開かれる。
YOONは法被から着想を得たジャージー、クリステル・コーシェ(Christelle Kocher)は中央にレースが織り込まれたワンピース風ユニホーム、エリン・マギー(Erin Magee)は「ナイキ」のブランド名の元になったギリシャ神話の女神「ニーケー」をプリントした90年代風ユニホーム、マリーン・セル(Marine Serre)はブランドのアイコニックな三日月マークと「ナイキ」のスウッシュロゴが全面にプリントされたユニホームとボディスーツを製作。さらにそれぞれがブラトップをデザインした。
ヴァージルはラバースパイクが目を引くスニーカー“ナイキ × オフ-ホワイト ズーム テラ カイガー 5(NIKE X OFF-WHITE ZOOM TERRA KIGER 5)”と、トップス&タイツのセットアップを手掛けた。“カイガー 5”は今回の目玉アイテムで、トレイルランニングシューズをベースにアッパーはスエードなどの異素材を組み合わせ、二重のシューレースシステムにインダストリアルタグを付け、シューレースには“SHOELACES”の文字をプリントするなど、ヴァージル“らしさ”溢れるデザインの1足となっている。
2階で開かれるワークショップは、鈴木ゆうみ「ユウミアリア(YUUMIARIA)」デザイナーが監修し、ファーのスウッシュワッペンや、“Just do it.”のリボン、スパンコール、スタッズなどが用意され、参加者は自由度の高いカスタマイズを楽しむことができる。
なお1階のコラボアイテムは、ヴァージル、コシェ、マギーが6月28日から、YOONとセルが7月2日から販売される。
また5日間の期間中、森星によるトークショーや、三吉彩花とのトレーニング&トークショーなどのイベントが開催される。全てのトークショーの司会進行役は、今回のポップアップで無料配布されるムック本「エア(EA)」のディレクションを担当したharu.「ハイアーマガジン(HIGH(er)magazine)」編集長が担当する。
■FOR EVERY FUTURE ATHLETE – THE TOKYO SPACE
日程:6月28日〜7月3日
時間:13:00〜21:00
会場:原宿 VACANT
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13
入場料:無料 ※事前登録・予約制
■販売スケジュール
6月28日から:ヴァージル・アブロー、クリステル・コーシェ、エリン・マギー
7月2日から:YOON、マリーン・セル
■イベントスケジュール
6月28日:森星トークショー
6月29日:三吉彩花トレーニング&トークショー
6月30日:山本奈衣瑠トークショー
7月1日:菊乃ランニング&トークショー
7月2日:YOONトークショー
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三陽商会は、同社初のオーダーメードスーツブランド「ストーリー アンド ザ スタディー(STORY & THE STUDY)」を立ち上げ、9月にリニューアルオープンする三陽銀座タワー内に実店舗1号店をオープンする。ブランディングはGO(東京、三浦崇宏・福本龍馬代表)が手掛け、東大発のファッションテック、サピート(東京都、築山英治社長)が提供する身体の3D解析ツールを採寸に活用する。高いフィット感のスーツをITによるシームレスな購買体験を通じて提供する。
店頭での接客の流れは、まず客の上半身を正面、側方から撮影し、3D解析ツールで猫背や鳩胸など、身体の身体的特徴を数値化する。測定データに応じて最適なゲージサンプルを客に着せ、フィッターによる着丈・袖丈の調整や仕様のカウンセリングを通じ、客の要望に合ったスーツに近づける。生地を選んだ後には、画面上のアバターで仕上がりのイメージを確認できる。一度店頭で採寸した情報は客の会員情報と紐付けられ、2回目以降はECで同サイズのスーツを購入できる。
主なターゲットは30~40代の男女。価格はメンズのスーツ(全4型)4万9000円~、ウィメンズのジャケット(3型)3万3000円~、 ボトムス(パンツ3型、スカート2型)1万6000円~、ワンピース1型2万8000円~で、同社ブランドのスーツの平均をやや下回る。「オーダースーツのエントリー層にアプローチしつつ、スーツにこだわる方も納得できるよう、生地グレードやオプションにも幅をもたせる」。
2023年12月期をメドに25億円の売上を目指す。直営店に加え、百貨店などへの出店、完全予約制での運営も視野に入れる。同事業は複数の専門チームと共同開発するオープンイノベーション型で進めており、今後はGO、サピート以外との協業も検討していくという。
近年はメンズスーツ市場が縮小する中、オンワードホールディングスの「カシヤマ ザ・スマートテーラー(KASHIYAMA THE SMART TAILOR)」をはじめ、多くのオーダーメードスーツ業態が業績を伸ばしている。「競合も多い中での参入になるが、デジタル技術とプロの販売員の採寸を組み合わせたカウンセリング、国内工場の丁寧な製造により、ワンランク上の仕上がりで差別化する」(三陽商会広報担当者)。
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「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は6月28〜30日、現代アーティスト6人とコラボレーションしたハンドバッグ“カプシーヌ(CAPUCINES)”のポップアップストア「ARTYCAPCINES COLLECTION POP-UP STORE」を開く。
2013年に誕生した“カプシーヌ”は、1854年にメゾンが初の店舗を構えたパリのカプシーヌ通りの名を冠したアイコンバッグ。コラボレーションアーティストはスイス出身のウルス・フィッシャー(Urs Fischer)、南アフリカ人のニコラス・フロボ(Nicholas Hlobo)、アメリカ出身のサム・フォールズ(Sam Falls)、アレックス・イスラエル(Alex Israel)、シャバララ・セルフ(Tschabalala Self)、ジョナス・ウッド(Jonas Wood)、。“カプシーヌ”をキャンバスにアーティストたちが独自の視点で解釈し、そのデザインをアトリエがサヴォアフェール(伝承技術)が再現させている。
彫刻家のウルス・フィッシャーは本物そっくりな果物の3Dチャームを付けたバッグを発表した。バナナやイチゴ、リンゴ、マッシュルーム、卵、にんじんなどの6種類がセットで付き、好みで付け替えることができる。彼のみ一回り小さい“カプシーヌ”のスモールのBBサイズ(他アーティストはミディアムのPMサイズ)を採用している。ニコラス・フロボはメゾンのアイコニックなモノグラムフラワーから着想を得て、黒い“カプシーヌ”に青いレザーパッチを大胆に刺しゅうして表現。写真的技法や自然を題材にするサム・フォールズは、パリ郊外の「ルイ・ヴィトン」のファミリーハウスで集めた葉や花を特殊な手法でプリントし、ハンドルとバッグを結ぶリングにマザーオブパールを使用しているのも特徴だ。アレックス・イスラエルは波をモチーフに、自身のホームタウンであるLAをポップに描いた。バッグの上部には取り外し可能なサメのフィンを飾った。またイスラエルは今春に発売した「ルイ・ヴィトン」のフレグランス「パルファン・ド・コローニュ(Parfums de Cologne)」のパッケージデザインも手掛けている。シャバララ・セルフはモノグラフモチーフを再構築し、アトリエで回収したレザーピースをアップサイクルして装飾している。ジョナス・ウッドは自身の絵画作品からポットや熱帯植物のモチーフを取りれてカーフレザーにプリントし、その上から刺しゅうを施した。付属するメガネを掛けたキリンのチャームもポイントになっている。
それぞれのバッグが世界300個限定で、いずれも価格は94万5000円で販売。日本では同ポップアップストアのほか、「ルイ・ヴィトン」の松屋銀座店、表参道店、大阪心斎橋店の3店舗で取り扱う。
■LOUIS VUITTON ARTYCAPCINES COLLECTION POP-UP STORE
期間:6月28〜30日
時間:12:00〜20:00
場所:代官山T-SITE GARDEN GALLERY
住所:東京都渋谷区猿楽町16-15
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パリ発フレグランスブランドの「ディプティック(DIPTYQUE)」は、新作コレクション「Raw Materials in Colors(色彩豊かな原料)」の発売を記念して、東京・表参道ヒルズ西館1階「表参道R-STUDIO」に7月16日までの期間限定ポップアップストアをオープンした。
同コレクションは定番香水の中から5つの人気の香り「ド ソン(Do Son)」「ロンブル ダン ロー(L’Ombre dans L’eau)」「フィロシコス(Philoykos)」「タムダオ(Tam Dao)」「オー デ サンス(Eau des Sens)」の色鮮やかな限定ボトル(30mLサイズ)のオードトワレ。同コレクションのほかポップアップストアではボディーケアアイテムの新作、会場限定のコフレなども販売する。
“原料の産地を旅する”をテーマにした同ポップアップストアは昨年3月にニューヨークでスタート。ロンドン、ベルリン、上海、ソウル、香港で開催してきた。会場内は映像やイラストにより五感で香りを感じる演出を施している。また壁一面に今回のイベントのためにデザインしたポストカードを飾り、来場者は自由に取って会場内のポストに投函することができる。1万5000円以上購入した人には数量限定で限定デザインのトートバッグのプレゼントも用意する。
■ディプティック フレグランスポップアップストア
日程:6月27日~7月16日
時間:11:00~21:00(最終日は18:00まで)
場所:表参道R-STUDIO
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 西館1階
【エディターズ・チェック】
インテリアデザイナー、画家、舞台デザイナーという異色の3人により1961年にパリで生まれた「ディプティック」は、芸術性にこだわったモノ作り、店舗開発、プロモーションを展開しています。香水瓶のラベルも一つ一つデザインが異なっていて、デザインやネーミング、調香そのものなど細部にストーリーがあるアート性もあり、ビューティ好きだけではなくファッション好きからも支持される理由の一つです。アートのルーツを大切にすると同時に、車載用のフレグランス製品や屋外用のディフューザーなど新製品の開発にも積極的で、フレグランス周辺の新しいニーズの掘り起こしに力を入れている点にも特徴があります。昨年はそごう横浜店、東京ミッドタウン店、丸の内路面店と新店を次々にオープン。現在国内に7店舗を構え、年内に新たに1店舗オープンする予定なので注目です。
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創刊15周年を迎えた集英社の美容誌「マキア(MAQUIA)」は、全国11カ所でホテルを運営するコアグローバルマネジメントと提携することを発表した。
今回の提携は、 コアグループマネジメントが運営するホテルに滞在する台湾、中国、東南アジアを中心とした訪日外国人(インバウンド)団体客に向けてコスメをサンプリングし、ブランド認知を広げるもの。年間60万人の訪日外国人が宿泊する同社の強みを生かし、免税店や化粧品カウンターでの購入を訴求するのが狙いだ。「マキア」ブランド自体の認知を拡大も目指す。
また、「マキア」9月21日発売号のブランドタイアップページを再編集したタブロイド紙版を中国語に翻訳し、コスメと合わせて配布する。
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セレブリティーのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)が自身の下着ブランド「キモノ(KIMONO)」をアメリカで商標登録を出願したという報道を受け、これに反対する意見がハッシュタグ「#KimOhNo」を使ってSNS上に集まっている。
26日中にインスタグラム上では1000件以上の意見が寄せられ、投稿者の多くは自身が着物姿の写真を一緒にアップしている。「これは日本文化の盗用ではないか」「別の名前に変更してほしい」などさまざまな意見が飛び交う。
このハッシュタグ「#KimOhNo」を作ったのは、作家でニューヨーク州およびニュージャージー州弁護士資格を持つ渡邉葉さんのようだ。渡邉さんは自身のツイッター(@YoWatShiinaEsq)上で「こういうハッシュタグを作ってみました。#KimOhNo キム・カーダシアンは無邪気に名付けたのかもしれない(しかし以前から何度も無思慮な文化盗用を指摘されている)けど、キモノってこういうものだよ、と教えてあげよう」と呼びかけている。
アメリカ在住の日本人クリエイター、大石結花さんは自身のインスタグラム(@0oyukao0)で「キム・カーダシアンがKimonoという名前のブランドを立ち上げて、商標登録しようとし、下着、フェイクレザー商品、ムチまで売ろうとしてます。日本の文化を盗用どころか、自分の名前とかけたダジャレのために使われて、怒ってます。具体的にできることは少ないけど、インスタやTwitterで発信続けます。同じように憤りを感じていたら、声を上げることは大事だと思います」とコメントしている。
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集英社は、6月25日付の新人事を発表した。メンズ誌「メンズノンノ(MEN'S NON-NO)」と女性誌「バイラ(BAILA)」、美容誌「マキア(MAQUIA)」3誌の編集長が交代した。
岡野まかみ「バイラ」編集長と岩佐きぬ子「メンズノンノ」編集長は新部署であるエディターズラボ部に配属。同部署で女性誌のブランド価値や集英社の強み、編集者のスキルを生かし、新しいソリューションの実現を模索するという。編集長の後任として、「バイラ」編集長には湯田桂子「マキア」編集長が、「メンズノンノ」編集長には同誌の根岸英行副編集長が就任。「マキア」編集長には伊藤かおり副編集長が昇格した。
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ベイクルーズの「417 エディフィス(417 EDIFICE)」はこのほど、2019年夏コレクションのイメージムービーを公開した。“NEW DAY”をテーマに、現代のシティーワーカーに向けたオンオフ・スタイルを提案する。
TNPで「ノンネイティブ(NONNATIVE)」などのプレスを務める山川明男がクリエイティブディレクションを担当し、カメラマンに「ザ・ノース・フェイス(THE NOTH FACE)」や「ユニクロ(UNIQLO)」などの動画を手掛ける戸谷光一を、モデルに水上剣星を起用した。撮影はベトナムの秘境として知られる世界遺産、ニンビンで行った。417エディフィスの阿部聖也プレスは、「撮影中は気温と湿度が高く、立っているだけで衣装のカットソーに汗がにじむほどだった。撮影中にドローンが崖にあたって墜落するなど思わぬトラブルにも見舞われたが、なんとか無事撮影を終えた。エキストラも現地交渉だったが、現地スタッフのサポートが手厚く、完成度の高い動画に仕上がった」と撮影中のエピソードを語った。
イメージムービーは、417エディフィスの公式ホームページのほか、一部店舗などで放映する。
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「ロンシャン(LONGCHAMP)」は6月28日、佐藤オオキ率いるデザインオフィス、ネンド(nendo)とコラボレーションしたバッグコレクションを発売する。
日本の折り紙からインスパイアされた、コンパクトに折り畳むことのできる定番バッグ“ル・プリアージュ”を、立方体の“キューブ”、円錐形の“コーン”、正円の“サークル”の3タイプ、各6色で展開。ラ メゾン表参道をはじめ国内5店舗と公式eコマースで販売する。
今回のコラボの鍵となるのはその3つのシェイプ。取り外し可能な折り畳める補強材を使用し、旅行先のホテルなどで収納ボックスのように使うことができる“キューブ”、ハンドルをフックやレールに掛けた状態でも中身を取り出しやすい“コーン”、伝統的な日本の風呂敷をヒントにデザインし、内容物に応じてバッグ自体の大きさが変化する“サークル”など柔軟な機能性が特徴だ。モノクロームでシンプルなデザインが多いネンドだが、今回のコラボではバーガンディ、マスタード、ブラウン、グレー、ブルー、ピンクの6色をそろえる。“ル・プリアージュ”のDNAを生かし、ネンドらしい新しいひねりを加えたデザインとなっている。
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東京の裏原宿に「ノア クラブ ハウス(NOAH CLUB HOUSE)」がオープンしたのが2017年9月。それから1年数カ月を経て、「ノア(NOAH)」が東京では初めて、2019-20年秋冬コレクションを関係者向けに披露した。創業者であるブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)の“元「シュプリーム(SUPREME)」クリエイティブ・ディレクター”という経歴が、否応にもブランドの注目度を高めるきっかけになったが、最近の「ノア」の動向を追うと、環境問題や社会情勢といった、スケートボードカルチャーにとどまらないモノ作りの姿勢に注目が集まっているように感じる。あらためて、「ノア」とは何か?「『シュプリーム』のことを聞かれるのには飽きたよ」と笑う来日中のブレンドンが「ノア クラブ ハウス」で話してくれた。今回は、その前編。
WWD:来シーズンのコレクションのコンセプトは?
ブレンドン・バベンジン(以下、ブレンドン):実はシーズンごとのコンセプトは作らないんだ。自分たちのことをファッションブランドだと思っていないからね。昔ながらの考え方かも知れないけど、服は長く着るものだと思っているから、“今”ではなく、常に同じものがある。シーズンごとに解釈は変わっても、全て僕が子どものころからなじんできたようなスポーツや音楽をベースにしていて、そこから離れた製品は作らない。僕はいわゆるトレンドの洋服には興味がなくて、長く残ってきたものが好きなんだ。
WWD:ではインスピレーション源は何ですか?
ブレンドン:伝統的なプレッピースタイルとか、ニューウェーブやパンクとかの音楽、それにスケートボードやサーフィンといったアクティビティーからインスピレーションを受けている。「ノア」にはシーズンごとのテーマもなければ年齢での区切りもない。僕は今47歳だけど、音楽やサーフィン、スケートボードなんかは子供どものころからやってきたわけで、そうしたものはずっと僕とともにある。今でも若い気がしているし(笑)。つまり同じカルチャーを共有している若者と大人の両方が着られる服という感じだね。僕は今もスケートボードやサーフィンもするし、ランニングもするし、新しい音楽も聴く。僕の日常はティーンエージャーの日常と変わらないときがあるんだ。そういう人たちに向けた服を作っている。
WWD:スケートボードに興味を持った理由は?
ブレンドン:世界で最も素晴らしいことだから!今となってはスケートボードよりもサーフィンを多くやっているけれど……そうだな、1950~60年代までさかのぼってみると、スケートボードはさまざまなものの進化にものすごく貢献しているんだ。僕は、スケートボードやスケーターは最もクリエイティブな存在だと思っている。誰かが新しい技のやり方を教えてくれるわけじゃないし、街の造りもそもそもスケートボード向きじゃないのに、みんな自分たちで遊びながら発明していった。それはとてもクリエイティブなプロセスだよね。スケートボードを通して、さまざまな人種の子どもたちが一緒に遊んでいたりする。現在のユースカルチャーやポップカルチャーにとても大きく貢献していると思うよ。
WWD:スケートボードは若さの象徴ですよね。出身はNYのロングアイランドだとか。
ブレンドン:そう。家がビーチの近くにあったからサーフィンが好きなんだ。今ここ(ノア クラブ ハウス)に展示されているモノの多くは、当時のことがルーツになっている。たくさんサーフィンをして、スケートボードをして、ライブに行ったりしていたころの記憶をベースに作られているんだ。
WWD:スーツも作っていますよね。スーツはスケートボードと相反する感じがしませんか?
ブレンドン:でも、実は相反していないんだよ。そこがポイントなんだ。何かが好きだからって、何を着るべきかを誰かに指図されるなんて嫌じゃないか。スケートボードをするときにジャケットを着たいならそうするべきだよ。スケートボードカルチャーでは、誰かに「こうするべき」だなんて言ったりしないし、みんな何でも好きなものを着ればいい。何かのカルチャーに制服があるなんて考えはばかげているよ。それに市場のニーズもあるんだ。一般的なスーツはひどい出来だからね。退屈だし、生地やパターンで気に入るものがない。僕らは、そういうものとは一線を画したスーツを作っている。人間にはいろんな側面があるし、君もそうだろう?ニューウェーブもクラシック音楽もヒップホップも好きだったりする。人は何か一つのものだけが好きだったりはしないものだけど、ブランドはそれを決めたがる。ランニングが好きなら、こういう服装をするべし!みたいな。僕なんかは、時々フランネルシャツを着てランニングしていたりするよ。外が寒い時はその方が快適だし、エネルギーバーや鍵をポケットに入れておけて便利だし。どのみち、そのシャツの下に着ているアンダーシャツが機能性の部分を満たしてくれているわけだしね。だからランニング後にコーヒーを買うために近所のベーカリーに寄っても、ごく普通の服装をしているように見える。それが僕のやり方で、それは僕の選択なんだ。別の人には別の選択肢があって、そのどれもが間違っていないんだけど、ファッション業界は勝手に正解を決めて押し付けてくる。個性をはぎとろうとしているんだ。
WWD:今回のコレクションで特に思い入れの多いものは?
ブレンドン:たくさんありすぎるな(笑)。思い入れやストーリーがないものは、ここには1つもないからね。例えば、あそこにあるレコードのグラフィックは、80年代にマルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)が手掛けたヴォーギング(80年代にゲイ・クラブシーンで流行したクラブダンス)のためのアルバム「Waltz Darling」のジャケット用に作られたものなんだ。ティーンエージャーの頃、ニューヨークで夜遊びをしたりクラブカルチャーに触れたりし始めて、当然のようにゲイカルチャーと出合った。僕自身はゲイじゃないけど、ゲイコミュニティーがファッションや音楽、エンターテインメントなどのクリエイティブな分野に大きな貢献をしていることにとても敬意を抱いている。だから、そのアルバムには特別な思い入れがあるし、今聞いても古びていない。その下にある「Buy American(アメリカ製品を買おう)」のグラフィックは、アメリカ文化に対する批判的なものだね。景気もよくて、みんなハッピーで、アメリカが一番よかった時代だとされる50年代の風景が描かれているんだけど、よく見るとタバコと砂糖という非常に中毒性が高い製品も描かれている。現代人もニコチンやタバコ、砂糖の奴隷となっているわけで……。どれも本当に中毒性が高いものだから、そういう視点で見るとあれは皮肉でパンクなものなんだ。ここにあるものはみんな、何かしらストーリーがあるんだよ。
WWD:あのハエが描かれたTシャツも面白いですね。
ブレンドン:ああ、「Live now, die later(今を生きろ、どうせいつかは死ぬ)」のTシャツだね。とてもパンクだけど、考え方によってはとてもポジティブなメッセージなんだ。ハエは寿命がとても短くて、80年代のスケート関係のグラフィックには、ハエや虫がよく使われていた。いろんな意味が込められているんだよ。この中から何か1つ選ぶとしたら、ラグビー関係の製品かな。僕らが最初にビジネスを立ち上げた頃、誰もラグビーシャツを作っていなかったけど、僕にとっては子どもの頃からなじみのあるものだし、着る人や着こなしによって全然違う雰囲気になるTシャツのようなアイテムだね。ラグビーシャツの素材はとても耐久性があるんだけど、洋服を長く着るには生地も大切なんだ。ほかにも、ラグビーショーツやジャケット、帽子なんかもこのラグビークロス(生地)で作った。
WWD:グラフィックへの考え方を教えてください。
ブレンドン:グラフィックは、本当に興味深くて面白いよね。「ノア」では、これは人気が出るなという感じのグラフィックは扱っていない。もちろん、そうなったらいいなとは思っているけど(笑)。例えば、先ほどの「Buy American」というグラフィックのTシャツが売れるかどうかは分からないけど、僕にとっては大切なメッセージ。ただ面白いからという理由で使っているグラフィックもあるし、本当にメッセージを伝えたくて使っているものもある。たとえそのメッセージがほとんどの人に分かってもらえなくてもね。いずれにしても、ポイントはそれが特別だということと、ひどく商業的ではないということ。グラフィックに何らかの目的があることが重要だよ。そして、スケートボードや政治、アート、音楽と、あらゆるところからインスパイアされている。
WWD:あのクジラのイラストは(写真参照)?
ブレンドン:それは「Save the whales(クジラを救え)」という、いわゆるヒッピーっぽいメッセージだけど、ジョークなんかじゃない(ヒッピーのメッセージはあまりに消費されてしまって、もはやジョークみたいな扱いをされる)。クジラは今でも毎日、腹に大量のプラスチックが詰まった状態で砂浜に打ち上げられている。でも、ヒッピーみたいな感じでメッセージを発するのは、僕たちらしくないから、日本の本を参考にした。そこには、昔はクジラのいろんな部位を無駄なく使っていたと解説されているんだ。あと、これは牡蠣のキャラクター(オイスターヘッド)なんだけど、ニューヨーク港では牡蠣をよみがえらせようとしている。昔はたくさん採れて、ローワーニューヨークでは山盛りの牡蠣が1ペニーで買えた。今では港が汚染されてしまってもう育たないけれど、海をきれいにして10億個の牡蠣を育てようというプロジェクトがある。これは、そのプロジェクトについて会話のきっかけにしてほしいと思って作ったんだ。支援のために寄付もする予定だよ。だから、純粋に面白いだけのグラフィックもあれば、シリアスなものもあるし、スケートボードのためのものもあるし、いろいろだね。でも、どれも僕らが本当に関心ある事柄に基づいているし、何も知らないことについてはグラフィックを作ったりはしない。
WWD:環境問題にもとても積極的に取り組んでいますよね。
ブレンドン:環境保護や企業の社会的責任はもちろん重要だと考えている。環境保護を重視しているブランドと聞いてみんなが思い浮かべるのは、たぶん「パタゴニア(PATAGONIA)」だと思うんだ。オーガニックコットンを使っているとか、そういう話でね。それはそれで素晴らしいことなんだけど、「ノア」が自力でそこまでするにはブランド規模が小さすぎる。そこで、ブランドを立ち上げたときに考えたのは、とにかく品質の高い製品を作って、“より良い製品を買う、より良い消費者”となるよう顧客を啓発しようということだった。有名ブランドを着て、「『グッチ』を着ている私を見て」とブランド名で自分を語るのではなく、個人のスタイルに従って自分らしいルックを作ってほしいと思った。服のブランド自体は誰も知らないようなものでも、着る人がクリエイティブだったら、ちゃんとクールなルックになるんだよと示したかった。将来的には、もっと社会的に責任のあるテキスタイルや生産工程を導入することができるようになると思う。オーガニックコットンや再生コットン製のTシャツは今でも作っているし、ブランドの定番だからその分野をさらに拡大していきたい。ただ、現状では全ての製品がサステイナブルな素材で出来ているわけではない。「ノア」の将来は、“何を買うか”ということについて消費者がよりスマートになれるかどうかにかかっている。
WWD:最終的な決定権は消費者が持っていると。
ブレンドン:そう、消費者こそがパワーを持っているのに、そのことを忘れてしまっているんだ。広告やマーケティングを通じて、大企業や有名ブランドが僕らの生活をものすごくコントロールしてしまっているから、自ら「こういうものがほしいんだ」と意思表示できること忘れてしまっているんだよね。ただし、それにはものの考え方を根本から見直す必要がある。まず、自分自身の価値をどこに置くか。さっきも言ったけど、人は何を着ているかに価値を置いたりするだろう?(ブランド物を着ていると)いい気分になったり、周囲からも価値のある人間として扱われたり、みたいな。でも周囲からどう思われるかを気にせず、自分自身や自分の選択に自信を持つようにしないといけない。そして、より“個人”として立たなくちゃいけない。……でも、そうした“個人”として立っている人は、まだとても少ない。ほとんどの人は、まだ“フォロワー”なんだ。「ノア」は、そうした“フォロワー”ではなく“リーダー”となるよう、顧客をエンパワメントしたいと考えている。もちろん顧客は、僕らに対して「失せろ!」と言う権利も持っている。僕らのブランドを選ばないという自由があるし、そうした個人の自由を大事にした態度を推奨したい。僕らはみんな、巨大な企業の犠牲者だと思うから。僕たちは、そうした選択肢があることを人々に伝えたいし、ほかの人たちが話さないようなこうしたことを声に出すだけでも意義があると思っている。その結果として「ノア」を選ばない消費者がいたとしても、僕はそれで構わないと思うんだ。
WWD:NY店をオープンして約3年半経ちますが、考えに変化はない?
ブレンドン:立ち上げたときから変わっていない。みんな本当に“パンクは死んだ”と思っているけど、それは音楽のことだけを指しているから。物事に対するアティチュードやその理念は死んでいない。パンクとは、正しい選択をすること、そして自分らしくあることだと思う。人々に対して不当な行為をしている相手と戦うことなんだ。だから、僕にとってパンクは全然死んでいないよ。
(後編は6月28日の12時に公開予定)
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米国のリアリティショーで一躍有名になり、カニエ・ウェスト(Kanye West)を夫にもつキム・カーダシアン(Kim Kardashian)の補正下着ブランド「キモノ(KIMONO)」を手掛けるキモノ インティメーツ(KIMONO INTIMATES)が、“KIMONO”や“KIMONO”という単語を含むロゴや文字を米国で商標登録出願し、これが「日本の文化を軽視した行動」「文化の盗用」だとSNSを中心に批判の声が噴出している。また、「#KimOhNo」というハッシュタグと共に着物を着用した画像を投稿することでキムの行動に抗議する動きもみられる。
商標の出願状況が検索できる米国特許商標庁のデータベースによると、出願された商標は、“KIMONO”のほか、“KIMONO
BODY”、“KIMONO SOLUTIONWEAR”、“KIMONO WORLD”、“KIKIMONO”など。2018年4月ごろから順次出願を開始し、“KIMONO”の文字を使用したロゴは19年6月19日付けで出願し、現在審査中だ。
商標は出願時に登録範囲を指定する必要がある。キモノ インティメーツはランジェリーや補正下着、パジャマ、ストッキング、ベビードール、ボディースーツ、ローブ、スイムウエアのほか、サンダルや革ベルトなどを指定している。
日本の伝統的な被服である“着物”に対して“着物”という商標登録は認められない。これは、原則としてその商品に対して普通名詞化している言葉の商標登録は認められていない。一方で、アップル社が“APPLE”をコンピューターに対する商標として登録することを認められたのは、“APPLE”が一般名詞であっても指定商品(コンピューター)に対しては普通名詞として認識されていないからだ。つまり、果物の“りんご”に対して“APPLE”は登録できない。今回のケースは、ランジェリーなどの指定商品に対して“KIMONO”という単語の商標登録が認められるかに注目が集まる。また、革ベルトなどランジェリーなどと比較すると明らかに被服でないものについて“KIMONO”という単語の商標登録が認められるのかについても関心が高く、審査結果に注目が集まる。
補正下着ブランド「キモノ」は、キムが単独で立ち上げる初のファッションブランド。6月25日には自身のインスタグラムに「15年間温めてきたプロジェクトをようやく発表できる」というコメントと補正下着を身に着けたモデルと共に写った写真を投稿した。「『キモノ』は私なりの補正下着に対する考え方を表現したもので働く女性のためのソリューションだ」と続けているが、ブランド名の由来などは現時点で明かしていない。この投稿には260万以上のいいねが押されている。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中
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100年以上の歴史を持つニューヨークの眼鏡ブランド「モスコット(MOSCOT)」が、世界で出店を拡大している。現在、ニューヨークのマンハッタンに3店舗、ブルックリンに1店舗があるほか、ソウル、2015年の東京店(モスコット トウキョウ)オープン後、ロンドン、ローマ、パリに相次いでオープンした。また今年秋にはロサンゼルスに、来年以降ロンドンに2店舗出店する計画だ。日本では、アイヴァンのグループ会社イー・ヴィ・アイが手掛ける。息子のザック(ZACK)・デザイナーを伴って来日したハーベイ・モスコット(HARVEY MOSCOT)=モスコット4代目社長に話を聞いた。
WWD:東京店オープン時以来、2度目の来日だ。
ハーベイ・モスコット=モスコット社長(以下、モスコット):7月11日までポップアップイベントを行っている香港のセレクトショップI.Tを視察した後、日本に来た。I.Tでは大きなショーウィンドーをジャックするなど大掛かりなイベントだ。中国にある家族のような付き合いがある工場で50年以上生産しており、香港はオフィスもある販売、物流の重要拠点だ。前回の訪日以来、東京も気に入っている。原宿の鎌倉 松原庵 欅で食べたそばがおいしかった。
WWD:世界で出店が続いている。
モスコット:1915年、マンハッタンにオープンした路面店が「モスコット」の原点だ。それ以来、ファミリーが受け継いできた100年以上のブランドストーリーを伝えるには小売店の役割が重要だ。小売りの原点に立ち返り、直営店を増やしていきたい。原点回帰、温故知新はモスコットファミリーの家訓でもある。ただし急がず、慎重に。
WWD:あらためて、「モスコット」の強みは?
モスコット:オーセンティシティー(本物であること)、パッション、専門性など、「モスコット」の強みを示すキーワードはたくさんある。伝統に裏打ちされた商品力やサービスには誇りを持っている。
WWD:今後、日本のビジネスで目指すことは?
モスコット:今回もイー・ヴィ・アイと日本における将来の展望を話し合った。日本でも東京店に続いて、ブランドの世界観を表現できる小売店を増やしたい。来年春に日本2号店を計画している。
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「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」は6月28日、男性用エイジングケア“AGD”シリーズから保湿クリームを発売する。
同シリーズは、くすみや毛穴の開きなどが目立ちやすくなる30代後半~40代男性をターゲットに展開するもの。加齢によるシワやたるみなどにアプローチする「AGD エイジング クリーム ジェル」(50mL、5700円)は、保湿・整肌成分のダイズタンパクやカフェインを配合し、肌にハリ感と潤いを与える。洗顔やシェービング後にも使用できるため、毎日の習慣の中で手軽にエイジングケアが可能だ。
“AGD”シリーズはそのほか、エイジングケア用美容液やアイ&リップケアクリーム、クレンジング洗顔料などをそろえる。
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ロート製薬は9月1日、今秋ブランド誕生10周年を迎えるエイジングケア専門ブランド「エピステーム(EPISTEME)」から、目の周りの筋肉に着目したアイクリーム「アイパーフェクトショットa」を発売する。同製品は美容医療から着想を得て開発し、目元のたるみを根本から引き上げてハリのある目元に導く。
同社は1909年に初めて目薬を発売し、110年にわたり目薬研究を続ける“目のパイオニア”。目の健康を支えると同時に、見た目の印象に影響を与える目元のスキンケア研究にも力を入れている。今回、「エピステーム」の美容医療発想の“クリニサイエンス”シリーズから登場する「アイパーフェクトショットa」は、目の周りを覆っている骨格筋(眼輪筋)とまぶたの裏にある平滑筋(ミュラー筋)に着目。新成分のシナジーリフトコンプレックスが眼輪筋をはじめ目周り全体を支える筋細胞を増やすことで目元にハリをもたらす。さらに独自成分のパワライズアイコンプレックスがミュラー筋の収縮メカニズムにアプローチして、まぶたのたるみを根本から引き上げる。価格は、約30回分の6500円、約60回分の1万1000円。
また同日、周年記念として再生医療発想の“ステムサイエンス”シリーズからスペシャルケアのマスク「ステムサイエンスRXマスク」を数量限定で発売する。クリームを顔全体に塗った後にゲル状マスクで密封する2ステップ処方で、あらゆるエイジングの症状をマルチに解決する同社独自成分のステムCMを高濃度で肌に届けられるようにとクリームを採用し、1回の使用で肌のキメが整う。価格は8セット(8回分)で3万5000円。
【エディターズ・チェック】
「エピステーム」は糖化ケアできるトータルエイジングケアブランドとして誕生。2015年の“ステムサイエンス”シリーズ、16年の“クリニサイエンス”シリーズの登場から、美容や再生医療に着目した、より高い効果実感を訴求し大きく成長しています。アイクリームはコクのあるテクスチャー。使い続けることでどのように変化するのか、目元のプロフェッショナルの本領を確かめたいところです。マスクはジェルが肌に吸い付くように密着して安定感抜群!ふっくらもちもち。一度で効果を実感しました。
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アディダス(ADIDAS)は、イタリアの大手眼鏡企業マルコリン(MARCOLIN)と眼鏡のライセンス契約を締結した。契約期間は2024年までの5年間で、マルコリンは「アディダス」とストリートスポーツウエアブランド「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の眼鏡事業を手掛ける。「アディダス オリジナルス」の眼鏡については、イタリア インディペンデント(ITALIA INDEPENDENT)と19年に満了する契約を結んでいる。
ファーストコレクションは2020年初頭に発売される予定で、日本においてはマルコリンの販売代理店であるヴィジョナイズが販売する。
マルコリンは「アディダス」の眼鏡について、高い技術力、高品質な素材、軽くて掛けやすい商品を、「アディダス オリジナルス」については同ブランドのDNAであるストリートカルチャーをインスピレーション源にしたクリエイティブな商品を作りたいとしている。
マルコリンのマッシモ・レノン(Massimo Renon)最高経営責任者は、「スポーツウエアがファッションに大きな影響力を持つ今、有力企業アディダスと提携することにとてもわくわくしている。このパートナーシップは当社の戦略において大きな意味を持つ。アディダスの革新的なDNAを取り込み、モダンでグローバルで独特なブランドポートフォリオを構築したい」とコメントしている。
マルコリンは「トム フォード(TOM FORD)」「モンクレール(MONCLER)」「トッズ(TOD’S)」「スワロフスキー(SWAROVSKI)」などの眼鏡を展開しているほか、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)との合弁会社ティリオス(THELIOS)が「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「ベルルッティ(BERLUTI)」などの眼鏡を手掛けている。マルコリンの18年12月期の売上高は4億8200万ユーロ(約588億円)。
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最近の女性たちは世界中、非常にダサくなっていると思う。一日に何回も、ファストファッションで買い物するなんて、少しは疑問持てよ、と言いたい。「一着の服を選ぶってことは1つの生活を選ぶってことだぞ」って。だから俺は、そういったことに疑問を持つ女性のために作っている。(2016年7月31日掲載、23歳の記者から山本耀司へ37の質問から)
【The WORDS】
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。
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みなさんこんにちは♪
最近はしっかり春らしい季節になって練習をしていると汗ばむようになってきましたね。
いい汗かいてすっきりしましょう。
ロンヨンでは本日もはりきってサッカーに関する知識をお届けしていきます。
今日も前回に引き続き初心者向けのリフティングについて書きます。
初心者はどうやってリフティングをはじめたらいいのか、どんな技が簡単なのか全然わからない状況だと思います。
今日紹介する技は比較的簡単で初心者でもはじめやすいです。
ぜひ今日紹介する技から始めていきましょう。
まずはじめはリフティングができなくてもすぐにできる上げ技です。
非常にシンプルなのでリフティングが全然できないという人にもおすすめできます。
上げ技が一つできるだけでも自信につながりますので、ぜひ挑戦していきましょう。
それではさっそくはじめていきます。
どういう技なのか簡単に紹介すると、両足でボールを挟んでその力でボールを上げるような技です。
シンプルでとっても簡単な技です。
簡単ですぐにできそうと思うかもしれませんが、確実にやるためにはポイントがあります。
1つ目のポイントは、つま先を少し上げるようにして行うということ。
2つ目のポイントは、つま先を上げ状態で、ボールは指の付け根に当てるということ。
最後のポイントはめちゃくちゃ勢いをつけて足を閉じるということです。
3つのポイントを意識すれば、だれでもできるようになります。
練習する際は、まずボールに触れた状態からはじめます。
このときつま先だけは少し上げるように意識しましょう。
ボールを挟んだまま足を勢いよく閉じるだけでボールは少し上がるので、とっても簡単です。
この段階で確認しておいてほしいのが、ボールと足の位置です。
ボールは足のつま先の方を使ってあげるのがポイントと言いましたが、自分にとって一番上げやすそうな位置を確認しておきます。
これで慣れてきたら足を肩幅くらいに広げて実際に上げ技に移ります。
初めの段階でコツがつかめていたらすぐにできるはずです。
リフティングができない初心者でも簡単にできる上げ技ですのでぜひチャレンジしてください。
続きまして足の裏でボールを転がすバイシクルという技を紹介します。
バイシクルは寝ころびながら足裏を使ってボールをポンポンとリフティングするような技です。
見た目のインパクトがすごいので、難しい技かなと思われがちですが、実は初級者向けです。
初心者向けの技ですが、フリースタイルの上級者も使うような技ですので、ぜひやってみてください。
改めてどんな技なのか画像付きでみてみましょう。
画像のように寝転がって片足ずつボールをポンポンと上げていきましょう。
友達と練習するときは、友達にボールを足に乗せてもらってはじめていきましょう。
足の上でボールが落ちないようにバランスが取る練習からはじめてもいいですね。
友達と練習せず一人でやる場合は、ボールを足に挟み上に一気に上げてポンポンと練習していきます。
なかなかはじめからうまくいかないと思うのでポイントを合わせて紹介していきましょう。
まず寝ているときの姿勢がポイントです。
寝ているときは両手をしっかりと床につけて足を上げましょう。
とにかく両手をしっかりと床に着けることが大事です。
リフティングをしているときは首を少しあげるような形にします。
2つ目のポイントは顔の前でリフティングをすることです。
顔の前くらいまで足をしっかり持ってきましょう。
足が下に下がりがちな人も多いので注意してくださいね。
最後のポイントは足の使い方です。
「バイシクル」という名前にもあるように、足は自転車をこぐように使っていきます。
足でボールを押すように使ってしまうとうまくいきません。
バックスピンをかけるようにボールをこすることでこの技はうまくいきます。
ここでもう一つ大事になってくるのが、足の前の方の位置でボールをこするということです。
これらのポイントを意識しつつ、練習していきましょう。
応用技として、ボールに回転をかけて足の上で回したりほかにも色々な使い方ができます。
応用技ができるように、まずはこの基本のバイシクルができるように練習していきましょう。
今日も先週に引き続き初心者向けの技を紹介しました。
いかがでしたか?
今日紹介した二つは本当にリフティングをはじめてやる、またはやったことがないというレベルでも挑戦できる技です。
初心者向けとは言っても少し難しいものもあります。
今日紹介した技は本当に初歩中の初歩なので、小さいお子様にも向いています。
もちろん初心者向けだからといって誰でもすぐにできるわけではありません。
本日紹介したポイントを意識しつつ、練習を重ねて完璧を目指しましょう。
これらができると応用技にもつながっていきますので、最初の一歩として楽しみながらできるといいですね♪
また「2020年春夏ミラノ・メンズを知る」では、現地記者のドタバタ日記や好き勝手に語るコレクションレビュー、来場者スナップから2020年のミラノ・メンズ・コレクションの全体像をお届けする。
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「トム ブラウン(THOM BROWNE)」の2020年春夏メンズのアクセサリーは、野球やバスケ、ラグビー、テニス、サッカーボールの可愛らしいモチーフがいっぱいだ。バッグやラゲージタグはボールをプリントしたり、エンボス加工の後に色をのせて描いたり、ボール型のレザーで切り返したり。大小数個のボールを組み合わせて作った、インパクト抜群のバックパックもある。
シューズは、野球のボールのように赤いステッチを施した純白のレザータイプのほか、ラバーをかぶせたキャンバススニーカーも揃えた。
ファブリックでは、コレクション同様、シアサッカーを多用してクラッチなどを用意した。トリコロールのハンドルが「トム ブラウン」らしいトートバッグなど、アクセサリーのバリエーションを拡大中だ。
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「アディダス(ADIDAS)」は6月24日、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」とのテニスコレクション“アディダス バイ ステラ マッカートニー テニス コレクション(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY TENNIS COLLECTION)”を公式ECで発売した。店舗では7月1日から順次販売する。
日本ではTシャツ(4990円)やワンピース(1万1000円)など全12モデルを用意し、今回初のメンズラインを展開している。アイテムは24日から7月14日まで開催されるテニスのウィンブルドン選手権のドレスコードであるオールホワイトに合わせ、カモフラージュ柄のレーザーカットや赤のカラーアクセントを施した。
また環境への負荷を考慮し、染色の際に使用する水の排出量を減らす“ドープダイ・テクノロジー”を採用し、さらに素材には使用済み衣類やペットボトルを再加工したリサイクルポリエステルを使用した。機能面にもこだわり、軽量で通気性に優れているほか、メンズコレクションではフィット感を高めるための“フリーリフト構造”によりテニスコート上でのダイナミックな動きを可能にした。
イメージビジュアルでは昨年同大会の女子シングルスで優勝したアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber)選手をはじめ、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)選手、ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza Blanco)選手がモデルを務めている。
なお「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は昨年ロンドン発スケートブランド「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とコラボレーションし、ウィンブルドン選手権に合わせてテニスウエアコレクション発表した。
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「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、定番人気のアイコンシューズ“タビ(Tabi)”シリーズから新型のローファーを発売した。
“タビ”は、日本の伝統的な足袋から着想し、つま先が2つに分かれたデザインが特徴的なシリーズ。新型のローファーは2019年プレ・フォールの位置付けである19年秋冬アヴァン・プルミエール・コレクションのウィメンズ商品で、全国の「メゾン マルジェラ」の直営店と一部セレクトショップで取り扱う。日本展開のサイズはイタリア35〜40(22.5〜25.0cm)で価格は12万2000円。来季の20年春夏アヴァン・プルミエール・コレクションではメンズサイズをそろえ、ジェンダーレスで提案する予定だ。
6月15日のブランドの公式SNSの投稿をきっかけに、店舗でも動きが活発になっている。現在開いている阪急うめだ本店1階ではポップアップストアではインスタグラムを見た来店客が増えており、男性からの問い合わせも多数あったという。
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