「ベルルッティ(BERLUTI)」は、今季も冴えています。クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)には、時代を切り開くモードな「ディオール(DIOR)」より、現代をモダンに進化させる「ベルルッティ」の方が合っています。靴の手染め“パティーヌ”で名を馳せるメゾンならではの、色鮮やかなセットアップがエネルギッシュ。ウィメンズほどではありませんが、オーストリッチの羽根を多用しました。リアルファーから距離を置くブランドが増える今、羽根は新たな“ドラマティック素材”として注目を集めています。
「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANO「ヴェトモン」の会場周辺 PHOTO : KOJI HIRANOショーの舞台となったマクドナルドショーの舞台となったマクドナルドショーの舞台となったマクドナルドショーの舞台となったマクドナルドショーの舞台となったマクドナルドショーの舞台となったマクドナルド
後輩O:そうですね。素直に感動できます。今回の演出もとても響きました。一瞬、旅行にでも来たような気分にさせてくれましたし。コレクションは、またまたボリューミーなシェイプでしたね。一点一点のサイズが大きいし、オーガンジーを3重にレイヤードしたシャツや、プリーツが入って裾に向かって広がるアウターなんかはさらに巨大。スーツもストリートウエアの感覚で作っているから、自由で面白い。反面、顧客幅はかなり絞られそうな気はしました。この春からメンズのプレを強化したり、ベーシックな定番アイテムを“ステープルズ エディション バイ ルイ・ヴィトン(STAPLES EDITION BY LOUIS VUITTON)”としてブランド化したりと、着やすいアイテムを増やした分、コレクションは自由な感覚で作っているということなんでしょうか?
さぁ、セーヌ川の左岸、サン=ジェルマンから4番線に長いこと揺られ、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」にやってきました。現代の男らしさを考えるスーツ、そして花柄とレオパード。肩にパッドをしっかり入れた、ウエストマークのスーツが主流です。かっちりしたスーツで男らしく、そこに光沢素材の花柄シャツを堂々合わせる。それが一番男らしい。そんなメッセージを受け取りました。
ファッションブランド「クードス(KUDOS)」のデザイナーで写真家としても活動する工藤司の個展“something about happiness(しあわせななにかについて)”が西新宿五丁目のギャラリー、ヘットラボアトリエムで開催中だ。工藤が撮影した写真と映像作品の展示のほか、鏡や水槽などを用いた空間作品を体感できる。
■"something about happiness”
期間:6月15~23日
時間:火・木・金曜日は15:00~20:00/土・日曜日は13:00~19:00/木曜日はアポイントメント制
休廊:月・水曜日
会場:ヘットラボアトリエム
住所:東京都新宿区西新宿5-16−2
政財界や社交界からは、ブリジット・マクロン(Brigitte Macron)仏大統領夫人や、ハノーファー王子妃カロリーヌ公女殿下(Princess Caroline of Hanover)とその長女でモデルのシャルロット・マリー・ポメリーヌ・カシラギ(Charlotte Marie Pomeline Casiraghi)らも出席。またキャロル・ブーケ(Carole Bouquet)、イネス・ド・ラ・フラサンジュ(Ines de la Fressange)、クラウディア・シファー(Claudia Schiffer)、カロリーヌ・ド・メグレ(Caroline de Maigret)、カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)など、「シャネル」のミューズとして知られるモデルやファッションアイコンらの姿もあった。
アーティストAAブロンソンと建築家のマーク・ヤン・クレインホフ・ヴァン・デ・ルーの重要なコミュニケーションツールは小さなテーブルダメな父親を共有する映像作家のサフディ兄弟の撮影を追う沖縄に暮らす一般社会から阻害された“気持ち”だけでつながっている未婚のカップルを写真家の石川竜一の写真とエッセイで綴る年齢や言語、国籍も異なる上海のレコードショップを運営するエンディ・チェンと大阪のレコードショップを運営する谷口英治の音楽を通じたコミュニケーションニューヨーク発のファッションブランド「ウィメンズ ヒストリー ミュージアム(WOMEN’S HISTORY MUSEUM)」を手がけるアマンダ・マガウアン(Amanda McGowan)とマティ・レベッカ・バリンガー(Mattie Rivkah Barringer)のモノづくりを介したコミュニーケーションにフォーカス5人のメンバーで構成されるアート集団「目」が月2回行っている“メンタルミーティング”に密着
2年の山ごもり修行が35年間に及んだ住職と夫を待ち続けた妻の会話言葉にできないことをパフォーマンスで伝えるアーティストのコラクリット・アルナーノン(Korakrit Arunanondchai)とパフォーマンス・アーティストのボーイチャイルド(Boychild)のインタビュー内田裕也と樹木希林のパートナーシップを椎根和と典子夫妻がひも解く
読んでいくと意外なものがコミュニケーションツールになっていることにも気付く。ベルリンに住むアーティストのAAブロンソン(AA Bronson)とそのパートナーである建築家のマーク・ヤン・クレインホフ・ヴァン・デ・ルー(Mark Jan Krayenhoff van de Leur)の記事ではイームズのサイドデスクが2人のコミュニケーションにおいて重要な意味を持つ。「その長いひげはどれくらい伸ばしているの?という質問に対して、マークは『パートナーと付き合いはじめてからだよ』と。それから実際に自宅に伺った時に目にした小さなテーブル。広い家に住んでいるにもかかわらずこの小さなテーブルが二人のコミュニケーションツールとなっていることなど、自分のリサーチではたどり着けないようなことばかり。むしろそれぞれのカップル(組)が当たり前だと思っているコミュニケーションの仕方に敏感に反応することが必要でした。それと同時にいろいろなことが運よく訪れた気がします」。川島編集長がAAブロンソンにファッションカタログの撮影オファーをしたことがきっかけでマークを紹介してくれたのだとか。ここでも“偶然”に新たな取材のきっかけをつかんだ。執拗にコミュニケーションを重ねることが連鎖的に新しい出会いに結びついた。
アーティストAAブロンソンと建築家のマーク・ヤン・クレインホフ・ヴァン・デ・ルーの重要なコミュニケーションツールは小さなテーブルダメな父親を共有する映像作家のサフディ兄弟の撮影を追う沖縄に暮らす一般社会から阻害された“気持ち”だけでつながっている未婚のカップルを写真家の石川竜一の写真とエッセイで綴る年齢や言語、国籍も異なる上海のレコードショップを運営するエンディ・チェンと大阪のレコードショップを運営する谷口英治の音楽を通じたコミュニケーションニューヨーク発のファッションブランド「ウィメンズ ヒストリー ミュージアム(WOMEN’S HISTORY MUSEUM)」を手がけるアマンダ・マガウアン(Amanda McGowan)とマティ・レベッカ・バリンガー(Mattie Rivkah Barringer)のモノづくりを介したコミュニーケーションにフォーカス5人のメンバーで構成されるアート集団「目」が月2回行っている“メンタルミーティング”に密着
2年の山ごもり修行が35年間に及んだ住職と夫を待ち続けた妻の会話言葉にできないことをパフォーマンスで伝えるアーティストのコラクリット・アルナーノン(Korakrit Arunanondchai)とパフォーマンス・アーティストのボーイチャイルド(Boychild)のインタビュー内田裕也と樹木希林のパートナーシップを椎根和と典子夫妻がひも解く
読んでいくと意外なものがコミュニケーションツールになっていることにも気付く。ベルリンに住むアーティストのAAブロンソン(AA Bronson)とそのパートナーである建築家のマーク・ヤン・クレインホフ・ヴァン・デ・ルー(Mark Jan Krayenhoff van de Leur)の記事ではイームズのサイドデスクが2人のコミュニケーションにおいて重要な意味を持つ。「その長いひげはどれくらい伸ばしているの?という質問に対して、マークは『パートナーと付き合いはじめてからだよ』と。それから実際に自宅に伺った時に目にした小さなテーブル。広い家に住んでいるにもかかわらずこの小さなテーブルが二人のコミュニケーションツールとなっていることなど、自分のリサーチではたどり着けないようなことばかり。むしろそれぞれのカップル(組)が当たり前だと思っているコミュニケーションの仕方に敏感に反応することが必要でした。それと同時にいろいろなことが運よく訪れた気がします」。川島編集長がAAブロンソンにファッションカタログの撮影オファーをしたことがきっかけでマークを紹介してくれたのだとか。ここでも“偶然”に新たな取材のきっかけをつかんだ。執拗にコミュニケーションを重ねることが連鎖的に新しい出会いに結びついた。