「ループウィラー」がブランド20周年を記念したイベントをヒビヤ セントラル マーケットで開催

 スエットブランド「ループウィラー(LOOPWHEELER)」は、7月13〜21日までブランド20周年を記念して東京ミッドタウン日比谷のヒビヤ セントラル マーケット(HIBIYA CENTRAL MARKET)でイベントを開催する。

 期間中はこれまでの活動をアーカイブによって振り返る書籍「ループウィラー」を販売する。「ループウィラー」は、それぞれの時代のグラフィックや編み方など「ループウィラー」の哲学が分かる1冊だ。書籍の出版を記念して、ポップアップショップも展開する。スエットやTシャツ、カシミアのハンドメイドベアーなどが入ったセット(6万円)をそろえ、初日には20周年記念セットのヒビヤ限定カラーを発売する。また、これまで「ループウィラー」が作り続けてきた貴重なアーカイブの展示販売も行う。

 「ループウィラー」は、鈴木諭代表が“世界一、正統なスエットシャツを”という強い思いから1999年にスタートした日本のスエットブランド。創業以降、熟練した技術を持つ職人の手による吊り編みを世界に発信してきた。20日には、鈴木代表、ブランドとゆかりのあるグルーヴィジョンズ(groovisions)の伊藤弘氏、南貴之アルファ代表とのトークショーを村岡俊也をMCに迎え開催する。

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「ザ・ノース・フェイス」と雑誌「トランジット」によるトークイベント開催 砂漠特集に合わせて

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とトラベルカルチャー誌「トランジット(TRANSIT)」(ユーフォリアファクトリー)は7月5日、東京・銀座のパノラマスペース common ginzaでトークイベントを開催する。

 「トランジット」は6月17日に発売した最新号で“砂漠の惑星を旅しよう”と題して砂漠を特集し、「ザ・ノース・フェイス」の“クライム イン ミスティック デザート(CLIMB IN MYSTIC DESERT)”シリーズの撮影をアメリカ・カリフォルニア州のジョシュア・ツリー国立公園で行った。イベントでは、現地を訪れたフォトグラファーの根本絵梨子、スタイリストの小川夢乃、「トランジット」編集長の林紗代香を迎え、誌面に掲載しきれなかった旅のサイドストーリーを紹介する。さらに、南米のパタゴニアに今春1カ月以上滞在した根本にトレイル旅の話も聞く。

 会場では撮影で使用した衣装やパタゴニアの写真を展示するほか、八ヶ岳のレストラン「DILL eat,life」の山戸ユカによるパタゴニアをイメージした料理と赤ワインを用意する。また、来場した先着50人に「ゴアテックス(GORE-TEX)」のエコバッグを、100人に根本の写真を用いたポストカードをプレゼントする予定だ。

■THE NORTH FACE ジョシュア・ツリー トークイベント
日程:7月5日
時間:19:00〜
場所:パノラマスペース common ginza
住所:東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス 3階
入場料:無料 ※予約不要
出演者:根本絵梨子、小川夢乃、林紗代香

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「シャネル」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「シャネル(CHANEL)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「ポータークラシック」 × 「コム デ ギャルソン ・オム ドゥ」 “ニュートンバッグ”シリーズから新作登場

 「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」は“ニュートンバッグ”シリーズから、「コム デ ギャルソン・オム ドゥ(COMME DES GARCONS HOMME DEUX)」とコラボレーションした新作リュックサック“日本の次世代バッグ”を発表した。7月6日のコム デ ギャルソン青山店を皮切りに、順次販売を開始する。価格は5万4000円で、ネイビーとブラックの2色をそろえる。

 2018年から始まった同シリーズは、ショルダーストラップに寝具の老舗、昭和西川の「ムアツ(MUATSU)」ふとんを用いて体への負担を軽減したことで、荷物が軽く感じる設計。今回の新作では、ロゴや配色を抑え、日常生活に溶け込みやすいデザインを施した。

 ファスナーの開閉が大きく、左右どちらからでも荷物の出し入れがしやすい仕様で、メインとポケットファスナー部分には水を通さない止水ファスナーを使用した。さらに、ハンドル部分はダブルステッチで強度を保ち、ストラップの付け根は高密度で作られたナイロンテープで補強した。

 収納力も十分で、A4ファイルが楽に入るメインのポケットに加えて、本体両サイドにはペットボトル、携帯電話、折り畳み傘などが収納できるポケット、内側には大小合わせて4つのインナーポケットを備える。

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ファッションサブスクの「メチャカリ」が有料会員1万3000人突破 競合サービスとの違いは?

 ストライプインターナショナルは、2015年9月に立ち上げたファッションレンタルサービス「メチャカリ(MECHAKARI)」について、“「メチャカリ」成功の裏側”と題した事業説明会を行った。同サービスは19年1月期に単月黒字化したといい、「広告宣伝費を除けば年間でも黒字化を達成、19年5月にはアプリダウンロード数が100万件を突破した」と澤田昌紀グローバルファッションEC本部メチャカリ部部長。「継続利用を前提とした定額制ビジネスであるサブスクリプションで、収益化できているサービスはファッション以外を含めても珍しい」と自信を見せる。同社が分析する「メチャカリ」の強みとは。

 アプリダウンロード数100万件のうち、月額5800円(同時に3着が借りられるベーシックプランの料金。4着が借りられるプランは7800円、5着は9800円)以上を支払っている有料会員数は1万3000人。うち7割が20~30代の女性だという。有料会員数が1万2000人を突破したのが18年11月だったのを考えると、やや伸び幅が鈍いようにも感じるが、「1点単価が高い秋冬シーズンに伸びる傾向が強いため、問題視はしていない」という。

 「メチャカリ」と他のファッションサブスクリプションサービスとの違いとして澤田部長がアピールするのが、返却された商品を自社ECサイト「ストライプクラブ(STRIPE CLUB)」や「ゾゾユーズド(ZOZOUSED)」で中古品として販売している点だ。中古品の売り上げも「メチャカリ」事業の売り上げとして計上している。この仕組みによって「メチャカリ」では新品だけを貸し出すことができ、「レンタルは中古品だから抵抗がある」といった客を取り込むことにつながっているという。

 具体的には、「ストライプクラブ」上では中古品の扱いがある商品には印が付いており、新品と中古品を見比べることができる。例えば、「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」のタックワンピース(定価5389円=税込)は、中古では3017円で売られている。中古品といっても“新古品”という扱いで、ダメージ度合いの査定やサイト上での記載などは行わず、その分コストを下げている。「それも収益化のポイント」だ。

 SPAメーカーが仕掛けるサブスクリプションサービスのため、仕入れコストもIT系企業などによる同様のサービスに比べてもちろん低い。また、「メチャカリ」と自社ECとで在庫を一元化しているため、在庫リスクもない。

 「メチャカリ」の利用者のうち、同社の既存顧客は3割。「事業開始前は既存事業のパイを奪ってしまうのではないかと不安視する声もあった」が、杞憂だったという。「既存顧客はファッション好きな層だが、『メチャカリ』はファッションに前のめりではなく、時短などを求める層に支持されている」。

 好調な推移を強調する一方で、「有料会員数の伸びは、立ち上げ初期はもう少し多く見積もっていた」とも明かす。今後は、達成時期などは特に定めてはいないが、有料会員数20万人を目指す。そのために今期(20年1月期)は広告宣伝費を「倍増し、3億円増額した」。それによって、従来は秋にしか行っていなかったテレビCMを3月にも実施した。

 現状は自社20ブランドを含む50ブランドを扱い、「常時40万点以上の商品がある」。自社ブランド以外はセレクト業態「グリーン パークス(GREEN PARKS)」の取り扱いブランドだ。ブランド数のこれ以上の拡大は考えておらず、それよりも18年10月に導入したAI(人工知能)チャットボットの精度向上などによって、より顧客にフィットした商品を提案。それによって利用率を高めていくことを目指す。販売管理費の大半を占める物流費においても、19年6月からヤマト運輸との配送連携を開始し、コストを抑えると共に、利用者の返却時の利便性も高めている。

 「メチャカリ」の競合であるファッションのサブスクリプションサービス「エアークローゼット(AIRCLOSET)」は、19年2月時点での無料会員を含む登録会員数が22万人と発表している。

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「クレ・ド・ポー ボーテ」のスキンケア刷新 3ステップで“肌知性”をアップ

資生堂のハイプレステージブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE以下、CPB)」は8月21日、新ベーシックスキンケア「キーラディアンスケア」(全8品目14品種、900~2万5000円)を発売する。「CPB」のスキンケアの中心である美容液・化粧水・乳液の3ステップを、ブランドの中心アイテムとして年代を問わず全ての人に発信する。

「CPB」のスキンケアは独自のブレインスキン理論に基づき、生まれ持った輝きを保つための“肌の知性”を資生堂の先端技術でサポートしている。今回登場するアイテムは既存のリニューアルで、新たに共通成分としてスキンイルミネイターを配合。乾燥などさまざまな環境ダメージから肌を守り、みずみずしく健やかな肌に導く。スキンケアのファーストステップでありキーとなる美容液「ル・セラム」は、50mLサイズに加えてブランド未体験の人に向けた使いやすいサイズ30mLも用意。「ル・セラム」で輝きを生み出した後に使う化粧水「ローション イドロ」はモイストとクリアをそろえ、肌を健やかに育む。そして潤いを満たす乳液は、2種のテクスチャー違いをそれぞれ日中用と夜用でラインアップする。

「キーラディアンスケア」は、全国の百貨店約220店と化粧品専門店約2000店を中心に取り扱う。そのほか、中国、香港、台湾、韓国、マレーシア、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシア、アメリカ、カナダ、ロシアの世界12の国と地域でも発売する。

■クレ・ド・ポー ボーテ「キーラディアンスケア」
発売日:2019年8月21日
「ル・セラム」【医薬部外品】(30mL)1万6000円、(50mL)2万5000円
「ローションイドロA n」【医薬部外品】(170mL)1万1500円
「ローションイドロC n」【医薬部外品】(170mL)1万1500円
「エマルションプロテクトゥリス n」【医薬部外品】(日中用乳液、125mL)1万2000円
「クレームプロテクトゥリス n」【医薬部外品】(日中用クリーム状乳液、50g)1万2000円
「エマルションアンタンシヴ n」【医薬部外品】(夜用乳液、125mL)1万4000円
「クレームアンタンシヴ n」【医薬部外品】(夜用クリーム状乳液、50g)1万4000円
「ル・コトン」(化粧専用コットン、120枚)900円

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ユニクロの6月度は前年比27.3%増 良品計画、UAも好調

 大手SPA、セレクトショップ、専門店の2019年6月の売上高(既存店ベース)は、低気温の影響は小さく、Tシャツやワンピース、ロングスカートといった夏物商品がヒットし好調に推移したという声が多かった。在庫消化を意図したセール期間の前倒しなども少なかったようだ。

 ユニクロの国内既存店とECの合計売上高は、前年同月比27.3%増と大幅増だった。昨年は5月に行った恒例の“誕生感謝祭”を今年は5月31日~6月3日に行った効果も大きいが、「その効果を加味しなくても6月は好調だった」と広報担当者。ウィメンズはUVカットのニットカーディガンやUT、ブラトップ、エアリズムなどと共にトレンドアイテムのロングスカートがヒット。メンズもUTやドライEXのカットソー類、感動パンツなどが売れた。「UTはカウズやポケモンなど多数のコラボレーションをそろえたことで、話題性が高かった」。“誕生感謝祭”の後ろ倒しには一定の手応えを得つつも、「売り上げが天候に左右される部分が大きいため、来年以降も“誕生感謝祭”を梅雨時期に行うべきかは検討する」という。

 「無印良品」を運営する良品計画の直営既存店売り上げは同6.2%増。「ほぼ計画通りに推移した」(広報担当者)という。力を入れている食品カテゴリーで同16.0%増と2ケタ増が続いた他、衣服・雑貨も同6.5%増と伸ばし、生活雑貨も同4.5%増と満遍なく好調だった。衣服・雑貨では、Tシャツで複数のヒット品番が出て売り上げをけん引した。

 ユナイテッドアローズ(UA)の小売りとECの既存店売上高は同3.5%増。この間好調なウィメンズだけでなく、メンズも良かったといい、「4~5月は気温が低く夏物の動きが遅れていたが、6月に入って取り返した」と広報担当者。売れ筋は、ウィメンズはワンピースやロングスカート、サンダル、メンズはビジネス用途にも使える半袖シャツなど。セールは多数の商業施設で6月26日に開始。「セールの前倒しによる期間拡大などは特に必要がなかったので、行っていない」という。

 アダストリアは、既存店売上高が同4.7%減と落としている。ただし、昨年は4~5月の売り上げ不振を受け、在庫消化のために6月にセールを前倒しして実施。それに対して、「今年は値引きを抑制しており、内容としては悪くない」(広報担当者)という。6月の既存店客数は同11.6%減となったものの、客単価は同7.8%増と「大きく改善した」。売れ筋はワンピース、スカート、Tシャツ、サンダルなどだった。同社は年始の福袋販売の廃止も含め、値引きの抑制をこの間進めている。

 しまむらの主力である「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高は、同2.1%減と厳しさが続いている。「プライベートブランドのシャツやティーン向けのワンピースなどは好調だったが、父の日向け商品やキッズのスイム用品が伸び悩んだ」(広報担当者)という。

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ラグジュアリーブランドのリセールECが上場 終値は公募価格の44%高

 ラグジュアリーブランドの中古品を扱う会員制ECサイトを運営するザ・リアルリアル(THE REALREAL)が6月28日、米ナスダック(NASDAQ)に新規上場した。初値は公募価格の20ドル(約2160円)を大幅に上回る28ドル(約3024円)を付け、その後も順調に推移。終値は同44.5%高の28.9ドル(約3121円)で、時価総額はおよそ25億ドル(約2700億円)となった。今回調達した3億ドル(約324億円)は事業拡大などに使用される。

 2011年にジュリー・ウェインライト(Julie Wainwright)創業者兼最高経営責任者が立ち上げたザ・リアルリアルは、「グッチ(GUCCI)」「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」などのラグジュアリーブランドのリセールECとして驚異的なスピードで成長してきた。17年11月にはニューヨーク・ソーホーに初店舗をオープンし、現在はロサンゼルスなどに3店舗と全米11カ所に委託品受付オフィス(店舗に併設されているものを含む)を構えている。店舗ではECサイトのアイテムに加えてインテリアも扱っており、委託品受付オフィスには宝石鑑定士や時計職人などの専門家が常駐している。

 同社は、「ラグジュアリーブランドを取り扱う既存の2次流通市場は、時代遅れでアクセスしにくく、模倣品であふれている。当社はそうした問題を解決し、ラグジュアリーブランドの“リセール体験”に変革を起こしている」と上場申請書に記載している。18年12月に「シャネル(CHANEL)」が同ブランドの模倣品を販売したとしてザ・リアルリアルを提訴しているが、同社はこれを「事実無根」だと全面的に反論。裁判では、「当社は盗品や模倣品の製造・流通元を突き止めるべくブランドや規制当局と協力しており、模倣品は廃棄している」と証言した。

 同社の18年の売上高は前年比55%増の2億740万ドル(約223億円)と高い成長率を見せているものの、およそ2億1100万ドル(約227億円)の営業費用が重くのしかかり、赤字が17年の5490万ドル(約59億円)から8470万ドル(約91億円)に拡大するなど未だ利益を出せていない。上場後の株価は好調に推移しているが、今後はウォールストリートの厳しい目が注がれることを考えると、ここが踏ん張りどころだと言えるだろう。

 最近では19年3月にリーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)が再上場し、4月にピンタレスト(PINTEREST)が上場しているほか、6月にはミレニアル世代をターゲットにしたファッションECサイト「リボルブ(REVOLVE)」を運営するリボルブ グループ(REVOLVE GROUP)が上場しており、いずれも予想以上の初値を付けている。

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「ディオール」が伊サフィロとの眼鏡のライセンス契約を終了 23年間の提携に幕

 イタリアの大手眼鏡企業サフィロ(SAFILO)は、「ディオール(DIOR)」との23年にわたる眼鏡のライセンス契約を2020年12月31日で終了すると発表した。

 「ディオール」はサフィロの主力ブランドで、この20年以上で累計約3000万本の眼鏡を販売しており、2018年度は全売上高の約13%を占めた。17年にライセンス契約が終了した「グッチ(GUCCI)」に続き、看板ブランドをまた失うことになった。

 アンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)=サフィロ最高経営責任者(CEO)は「当社の中心的存在であり、多くの従業員が『ディオール』に育てられた」と無念さを示す一方、「われわれはさらに強力な成長に向け、将来を見据えている」と語るとともに対応策を話した。主軸は、ブランドビジネスの再構築。ハウスブランド「カレラ(CARRERA)」「ポラロイド(POLAROID)」「スミス(SMITH)」「サフィロ(SAFILO)」の強化に加え、「フェンディ(FENDI)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「マックスマーラ(MAX MARA)」など数多くのライセンスブランドによって総合力を高めていくという。昨年末から「リーバイス(LEVI’S)」「ミッソーニ(MISSONI)」「デヴィッド・ベッカム(DAVID BECKHAM)」など新しいライセンス契約を相次いで結び、ブランド力を拡大している。

 「85年の歴史を持つサフィロ独自の創造力、技術力、人的活力を駆使し、魅力的で多彩なブランドポートフォリオを強固にする。カギとなる国、ブランド、販路に集中しながら、売り上げ向上を目標とするサフィログループの20年のビジネスプランに沿ってまい進している」と語った。

 「ディオール」の眼鏡は21年以降、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON 以下、LVMH))とイタリアの大手眼鏡企業のマルコリン(MARCOLIN)による合弁会社ティリオス(THELIOS)が手掛けるとみられる。ティリオスは現在「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「フレッド(FRED)」「ケンゾー(KENZO)」「ベルルッティ(BERLUTI)」などLVMH傘下のブランドと次々に契約している。

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「モーダ ポーヴェラ バイ オリヴィエ サイヤール」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「モーダ ポーヴェラ バイ オリヴィエ サイヤール(MODA POVERA BY OLIVIER SAILLARD)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「レ ショップ」が初めてオリジナルレーベル「エルイー」を発売

 ベイクルーズが手掛ける南青山のメンズセレクト業態「レショップ(L'ECHOPPE)」は7月5日、ショップ初となるオリジナルレーベル「エルイー(LE)」を発売する。同店のコンセプターである金子恵治と「コモリ(COMOLI)」デザイナーの小森啓二朗が手掛け、“過去の名品たちのように、ワードローブに残る1着を”という思いから立ち上げた。

 本レーベルは、日常的に身につける定番のものに最適な素材や着心地を追い求めて、アイテムを着る人の個性などのために、身幅や着丈の異なるサイズバリエーションでボタンダウンシャツやTシャツ、イージーパンツなどをそろえる。価格は6000〜1万6000円。

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「ウリヤナ・セルギエンコ」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ウリヤナ・セルギエンコ(ULYANA SERGEENKO)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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フランスで45.9度! 記録的な猛暑で欧州アパレルビジネスはどうするべきか

 2018年の夏はヨーロッパ各地で40度超えという記録的な猛暑となった結果、「ギャップ(GAP)」や「H&M」「ユニクロ(UNIQLO)」「スーパードライ(SUPERDRY)」、そしてプライマーク(PRIMARK)など多くの大手アパレルや小売りが売り上げ不振に見舞われた。今年もすでにフランス南東部で45.9度と同国での史上最高気温が更新されるなど、ヨーロッパは暑く長い夏になると予想されているが、ビジネスの“干上がり”を防ぐ方策はあるのだろうか?

ファッションブランドは
自社ブランドを縮小

 独ファッションEC企業ザランド(ZALANDO)のフェデリコ・ロッシ(Federico Rossi)需要計画・分析部門ディレクターは、「予想外の気候変動に対応するため、従来のようにシーズン前に商品を仕入れるのではなく、シーズン中に仕入れるようにした。また化粧品やアクセサリーなど、季節にあまり依存しない商品を増やしている」と語った。同社は最近、「ナイキ(NIKE)」や「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」など他社ブランドの取り扱いを拡大している。これによって自社生産や在庫を抱えるリスクを低減すると同時に、各ブランドの“シーズン対応策”から学ぶことができたという。

 やはり18年の猛暑に苦労したという「ヒューゴ ボス」は、季節外れの暑さや寒さなどへの対応策としてデザインのデジタル化を進めている。これによって需要に柔軟に対応でき、在庫や無駄を削減できるという。また、気候に左右されにくいシャツやスーツなどの定番商品を全体の半分程度まで増やしているということだ。

天候に合わせて顧客にメール配信

 気候変動に関するコンサルティングを手掛ける米プラナリティクス(PLANALYTICS)のエヴァン・ゴールド(Evan Gold)=グローバルパートナーシップ部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「天気予報では、正確な天気は2週間先程度までしか分からない。そのため、消費者はシーズン前にものを買うのではなく、実際に必要になってから買うようになった」と話す。「例えば週末が暑くなると分かった時点で、顧客に『サマードレスがセールになります』とメールを配信するというのも一つの手だと思う。ただし、ベルリンで猛暑でもパリでは雨ということがあるので、地域別に対象を分けてリアルタイムで配信するなどの工夫が必要になる」とアドバイスした。

 定番商品のほかにも、“夏物”や“冬物”と季節に限定されずに着られる商品を仕入れておくことも重要だろう。ファッション関連データ会社の英エディテッド(EDITED)による18年の調査では、最近は全体的に夏物の方がよく売れ、売り場に占める割合も大きくなっていることが分かった。

地球温暖化対策も大事!

 サステイナビリティーに関するコンサルタント会社、仏ビーエスアール(BSR)のエリザ・ニエムゾー(Elisa Niemtzow)=マネジング・ディレクターは、「気候が変動すると、コットンやカシミアなどの原材料の調達やその価格にも影響すると同時に、暑すぎて出かけたくないといった消費行動にも影響する。あらゆる分野に影響するので、包括的なアプローチが必要だ」と述べた。天候によって変化する消費者の需要に迅速に応えるには、サプライチェーンを柔軟に管理する必要があるため、IT技術への投資も欠かせないと同氏は語る。これには在庫は少なくてよいという側面があるので、在庫一掃セールなどの値下げが必要なくなるなど、プラスの効果も期待できるという。

 また、近年の環境保護に対する意識の高まりも忘れてはならないだろう。猛暑が続くと、消費者は地球温暖化を強く意識するので、買い物もそれに影響される。ドイツで3年前に設立されたブランド「ファンクション シュニット(FUNKTION SCHNITT)」のアシュラフ・スプリットガーバー(Ashraf Splittgerber)=マーケティング・マネジャーは、「そのアイテムを中心にスタイルを作り上げられる、タイムレスでサステイナブルな衣服を好む人が増えている。当ブランドは、“トレンドフリー”な定番商品を注意深く選んだ原材料で作っている。現代は気候変動や、個人の消費が地球温暖化にどう影響するかを意識している人が以前より増えたと思う」と話した。

まとめ:猛暑に打ち勝つ12カ条

天候に関連した消費者行動をしっかり分析する
・D2C(顧客直結型)ビジネスにする
・より柔軟な生産体制を、より近場に構築する
・天候で変化する消費者の需要に素早く応えるため、小ロットで迅速に生産する
・シーズン中に生産する
・シーズンに左右されない定番アイテムをそろえる
・アクセサリーなど、シーズンに左右されないカテゴリーの商品を扱う
・季節に限定されない、中程度の厚みの素材や機能性素材の衣料を扱う
・夏物を増やす
・メインのコレクションを補完するカプセルコレクションを発表する
・天候や地域など細かくターゲットを設定したマーケティング戦略を取る
・とにかくECを強化。出かけるには暑すぎる日でも、家で買い物を楽しんでもらおう

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「アザロ」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「アザロ(AZZARO)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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アーセナルのユニホームがプーマからアディダス製に 1994年以来25年ぶり

 アディダス(ADIDAS)が、英フットボールクラブのアーセナルFC(ARSENAL FC)とのパートナーシップ契約を発表した。2019-20シーズンからアディダス製のユニホームを着用して試合に臨む。

 アーセナルは、1994年から20年にわたりナイキ(NIKE)と契約を結んでいたが、2014年にプーマ(PUMA)へ変更。その後プーマと関係を継続していたものの18-19シーズン限りの契約だったことから、今回のアディダスとの契約に至った。なお、1994年までアーセナルはアディダスと契約していたため、アディダス製ユニホームは25年ぶりとなる。

 ユニホームはこれまで通り、アーセナルのチームカラーであるレッドとホワイトをベースとした伝統のカラーリングだが、肩にはアディダスのスリーストライプスがあしらわれ、襟と袖口にもストライプが配されたことで、どことなくクラシックなデザインに仕上がっている。

 ニック・クラッグス(Nick Craggs)アディダス フットボール部長は今回の契約について、「アーセナルは独自の文化を持ち、伝統を守りながらも革新的である。彼らにユニホームを提供することで、その一部になれると思うと興奮を覚える」とコメントした。

 アーセナルは1886年創設で、英プロリーグのプレミアリーグに所属する強豪クラブ。プレミアリーグではアーセナルのほか、マンチェスター・ユナイテッドFC(MANCHESTER UNITED FC)やレスター・シティFC(LEICESTER FC)がアディダスと契約を結んでいる。

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「ジャンバティスタ ヴァリ」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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<「焼肉ふたご」経営者インタビュー>「焼肉だけではなく、ホルモンがあるから強いんです」

 2010年の会社設立から9年、あっと言う間に30店近い店を作った焼肉の「ふたご」。これからの事業戦略をどう考えているのか?実際に双子である李純晢社長、李純峰副社長に聞いた(聞き手は、「フードリンクニュース」編集局長・遠山敏之)。
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「ラルフ & ルッソ」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ラルフ & ルッソ(RALPH & RUSSO)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「キッカ」ブランド終了を受け噴出する「アディクション」ファンの憂い

 カネボウ化粧品のコスメブランド「キッカ(CHICCA)」が7月1日、公式サイトでブランドを終了すると発表した。3月にブランドクリエイターを務めた吉川康雄メイクアップアーティストの退任が発表された時と同様に、ブランド終了のニュースは発表直後からSNSで大きな話題となり、約半日にわたりツイッターのトレンドワード上位にランクイン。改めて多くのファンに愛されたブランドであることを証明した格好になったが、同時に多く呟かれたのが「アディクション(ADDICTION)」ファンの憂いだ。

 コーセーが手がけるメイクアップブランド「アディクション」は、AYAKOメイクアップアーティストのオリジナルブランドとして2009年7月にスタート。自分らしいスタイルを求める女性に向けてモードな世界観とトレンドを加味した製品を発表し、中でも全99色を一気に発表した15年の「ザ アイシャドウ」は大きな話題になり認知度も拡大、売り上げも伸長した。しかし、ブランド10周年を迎えた今年3月29日にAYAKOメイクアップアーティストの退任を発表していた。

 「RMK」や「スック(SUQQU)」など、立ち上げ時のアーティストが退任してもブランドが存続する例はあるが、08年にスタートした「キッカ」とはブランドデビュー年が近い上に退任発表が同じ3月だったことから、「キッカ」のブランド終了は「アディクション」の存続を心配する声につながった。ツイッターでは「『キッカ』終了……『アディクション』は大丈夫かしら」「AYAKOさんが退任した『アディクション』も危なくない?」「同じことが『アディクション』でも起こるんじゃないかと恐怖で震えている」などの呟きが相次いだ。「キッカ」が吉川メイクアップアーティスト退任を発表した際に「後任は検討中」としていたことも、同様の発表をしている「アディクション」のファンにとって不安をつのらせる要因になっていると思われる。

 コーセーによると「アディクション」は継続し、今後については今夏以降に発表する予定だという。なお、15日に発売するブランド初の香水や26日発売の秋冬コレクション、年末のホリデーコレクションまではAYAKOメイクアップアーティストが手がける。ブランド10周年を機にグローバルブランドへの飛躍へと向かう「アディクション」。次期メイクアップアーティストがそのカギを握っていることは間違いないなく、アーティスト発表が待たれる。

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「イリス ヴァン ヘルペン」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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コスメをお得に購入できる コスメクチコミアプリ「リップス」がクーポンサービスを開始

 累計350万ダウンロードを超えるコスメクチコミアプリ「リップス(LIPS)」は7月1日、利用ユーザー向けにクーポン提供機能「リップス クーポン」を開始した。

 「リップス クーポン」は、パートナー企業が運営する店舗やウェブサイトで利用可能なクーポンを「リップス」内で配信することで、企業と興味関心が高くアクティブな「リップス」ユーザーとの接点作りを支援する。また「リップス」のユーザーに対しては、アプリ内でのレビューやユーザー間コミュニケーションの延長線上にクーポンを利用した商品購入ができるようになることで、情報収集から比較検討、購買までの一連のプロセスをよりお得な体験として向上させることができる。クーポンは「2000円購入で1点10%オフ」だったり、「期間中5%オフ」だったりと、さまざま。

 「リップス クーポン」の第1弾に参加する企業は、アインズ&トルペやイッツデモ(ITS'DEMO)、キューテン(Qoo10)、ココカラファイン、東急ハンズ、ノイン(NOIN)の6社。今後も「リップス」では、クーポン以外にも「かわいくなる体験を最高にたのしく」するための機能開発やキャンペーン開催などを実施する。

 「今回のクーポン機能はユーザーへの利益・利便性を優先とした目的としている。また参画企業については、ユーザーのアンケート結果をもとに選定した。今後このリリースを皮切りに、他のドラッグストアやバラエティーショップなどに参画していただきたいと考えている」と広報担当者はコメントする。

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「スキャパレリ」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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マドンナプロデュースのスキンケアブランドが「モスキーノ」とコラボ

 マドンナ(Madonna)がプロデュースするスキンケアブランド「MDNA SKIN」は7月1日~8月31日、「モスキーノ(MOSCHINO)」とコラボした限定キットを発売する。全国の「MDNA」カウンターとブランド公式オンラインサイトで発売する。「モスキーノ」デザイナーのジェレミー・スコット(Jeremy Scott 以下、ジェレミー)が限定ポーチのデザインを監修した。

 今回のコラボレーションは、「MDNA」誕生5周年記念企画としてジェレミーが提案したもの。マドンナが「モスキーノ」やジェレミーがデザインしたドレス、衣装などを頻繁に着用しており、親交が深かったことから実現した。

 「MDNA SKIN×MOSCHINO Limited Kit」(2万8944~3万8880円)は、「MDNA」のスキンケア製品をセットにした限定キット。ダマスクローズを中心に天然のローズ成分を含んだ化粧水「ローズミスト」や、3種のヒアルロン酸を配合し、角層のすみずみまで浸透する保湿美容液「ザ セラム」、植物由来のAHA、BHAとアミノ酸洗浄成分が肌を保湿しながら洗い上げる洗顔料「ザ フェイスウォッシュ ミニボトル」と限定ポーチをラインアップする。

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「ディオール」2019-20年秋冬オートクチュール・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2019-20年秋冬オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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ワールドの「オゾック」から新レーベルが登場 こだわりの製法と地球環境に配慮したものづくり

 ワールドグループのスタイルフォースが運営するカジュアルブランド「オゾック(OZOC)」は、新レーベル「シーフォー(C4)」を立ち上げ、8月20日から「オゾック」ルミネエスト店、SHIBUYA109店、イオンレイクタウンmori店、4丁目プラザ店、札幌パセオ店で販売する。公式 ECストアでは8月上旬から先行受注を開始する。上質な素材や縫製にこだわり、地球環境に配慮したものづくりをポリシーに感度の高いアイテムを取りそろえる。

 ブランド名の「シーフォー」は、手の込んだ加工や個性的で上品なディテールを意味する“Casual Luxury(カジュアルラグジュアリー)”、シンプルでありながら独自のスタイルを持つ“Classic Taste(クラシックテイスト)”異なる要素の組み合わせで意外性を楽しむ“Coordinate Mismatch(コーディネートミスマッチ)”リラックス感の中に知的さと清潔感を合わせ持つ“Clean Intelligent(クリーンインテリジェント)”のCから始まる4つの要素から成る。

 2019年秋冬は、サステイナブル原料の半合成繊維ジアセテートを使用したサテンのセットアップや、メイドインジャパンのキュプラ素材を使用したマキシスカート、染色が難しいとされる段染め技法を用いて複数の糸を編みこんだニットなどを展開する。商品の価格帯は、Tシャツやニットが6000〜8000円程度、スカートが1万2000円程度、アウターが2万9000円、靴が1万2000円〜2万円程度、バッグが1万円〜1万5000円程度を予定している。

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【石田哲大が考える次の繁盛業態】南インド料理店が急増のワケ

 中華料理店がいかに多いかという記事を書いたが、インド料理店もやたらとたくさんある。それだけ日本人に親しまれているということだが、インド料理というと、「ナンとカレー」だと思っている人がまだまだ多数派ではないだろうか。ところが、10数年前に注目された「南インド料理」が近年急激に専門店が増えている。その理由はどこにあるのか?。
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今、知っておきたい循環型ファッションの“いろは” ロンドン芸術大学教授が指南

 今、ファッション産業が“循環型”の実現に向けて動き出している。ロンドン芸術大学(University of the Arts London)で、循環型ファッションを研究するレベッカ・アーリー(Rebecca Early)教授は、「この2~3年で、循環型への転換の可能性を感じている」と話す。アーリー教授は、ファッション産業におけるサステイナビリティーに20年以上取り組むが、実はデザイナーとしてキャリアをスタートした。自身のブランドを立ち上げ、東京も含め世界に約25店舗の販路があったという。ファッションデザイナーから研究者へ――彼女がなぜ、サステイナビリティー追求の道に進んだのか。循環型デザインの最新事情について話を聞いた。

「服はもちろん仕組みも
デザインすることが求められる」

WWDジャパン(以下、WWD):サステイナビリティー追求の道に進んだきっかけは?

レベッカ・アーリー教授(以下、アーリー):私のブランドの製品はハンドプリントによるデザインが多く、ロンドンのブリックレーンにあったスタジオでプリントしていた。つまり私自身、廃棄物による汚染を目にしていたのね。スタジオには残布もあったし、シンクから汚水を流していた。当時、デザイン活動と同時に大学で教鞭を執っていて、教育者としての責任から問題意識が生まれた。そうして同僚に、「まず、私たちが行っていることを見直すべきなのでは?そして従来のテキスタイルデザインではなく、“より良い”テキスタイルを作ることを教えるべきなのでは」と相談した。それが1996年のこと。それから大学の職員が一体となって全体で見直すことになり、(96年に)リサーチグループのTED(Textile Environmental Design)を立ち上げました。

WWD:現在は循環型デザインを専門にしている。

アーリー:サステイナブルな循環型ファッションについて研究していて、中でも専門はテキスタイル。1年半前に新しい研究所CCD(Center for Circular Design)を立ち上げ、主にリサイクルの研究を進めています。リサイクルを技術的に可能にするだけではなく、スムーズな流れを作るシステムのデザインについてもね。これからのデザイナーは、いわゆる製品デザインだけではなくシステムもデザインしなければいけない。サプライチェーン全体が循環型システムへと再構成されなければいけないんです。

「リサイクルを前提にしたデザインが必要」

WWD:ファッション産業を直線型から循環型へ考え方を変えていくには?

アーリー:まず直線の最後の部分から始める必要がある。そうすると、そこがループの最初であり、最後であることに気づくの。つまりデザイナーにとっては、「自分が作ったものがどのようにリサイクルされるか?」が最初の自問になる。直線型ならばこんなことを自問する必要はないわね。どうやって作ろうか?で終わるから。作って、売って、誰かが着て――その後は知る由もないわね。

でも循環型デザインではリサイクルを前提にしたデザインが必要で、製品とともに「仕組み」もデザインしなければならない。どのように作り、どう使われてどのように修繕され、保管され、そしてどのようにリサイクルされるか――までね。製品の回収方法も考えなければいけないのです。

一般的にリサイクルといえば、回収された製品がリメイクなどで違う製品に生まれ変わることと思われがちですが、違います。本当の意味でのリサイクルは回収された素材をどう処理してリサイクルセルロースやリサイクルポリエステルといった新しい素材に生まれ変わらせるのか――デザイナーはここまで考える必要があります。つまり循環型デザインでは、それぞれの段階に関わる人々と共に決定していかねばならず、自分一人でデザインはできないのです。

WWD:デザイナーの定義自体が変わってきた。

アーリー:キュレーター、もしくはファシリテーター(まとめ役)のようなイメージね。

WWD:そうした考え方を若いデザイナーに教える仕組みはある?

アーリー:あるわ。この2年くらいの話だけど、大きく加速しているわ。この5年で物事が大きく動き出して、さらにこの2年で大きく前進していると感じる。なぜなら皆が循環型経済に投資をし始めたから。それから(循環型経済を推進する英国の)エレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation)のような組織が議論を加速させているということもある。

WWD:循環型を実現しながら、さらにその循環スピードがゆっくりである必要もある。

アーリー:とても大事なことよね。同じ循環でもそのサークルが速く進むか遅く進むかも関係する。しかし、循環のスピードだけでなくそもそも、“スロー”と“ファスト”の言葉を使い分けなければならない。例えば、人々のワードローブの70%がめったに着られることはないと言われているけど、それって持っていても廃棄物と一緒ということよね。だから“ファスト”“スロー”とはいったい何を意味するのかを考え直し始めたわけ。何度も着用するけど捨ててしまうもの――安価なポリエステル製でも、週に5回着てから捨てればライフサイクル調査の視点は良いということなのか。そういったライフサイクルのスピードを理解するために研究者と一緒にリサーチをした結果、物を長く使うことがいろいろと有益であることが明確になった。またポリエステルよりも、紙もしくは紙のような素材をファストファッションの素材として使用するとよいというのが分かった。まだ、この2年でいろんなところで始まったばかりのことなの。

「循環型実現のカギは素材」

WWD:循環型実現に向けて何が一番の足かせになる?

アーリー:「素材」「仕組み」「意識」の3分野がある。「素材」は、技術開発がまだまだ必要ね。すべての素材のケミカルリサイクルの方法が開発途中だから。混紡素材も大きな課題。何がどう混ざっているかが分かりにくいし、分離する方法もよくわかっていないから。「仕組み」は資金が問題ね。十分な資金さえあれば早く変えられることが多くある。資金だけではなく法規制もある。

WWD:サステイナビリティーによって利益を得ることができるのかを疑っている人も多くいる。

アーリー:そうね。サステイナビリティーへの投資からきちんと利益を得られるかと、躊躇している人もいるわね。だからこそ企業のCEOがステークホルダーと共に、短期的な売り上げを取れるかどうかとは別にサステイナビリティーにコミットすることが大切よ。サステイナビリティーをベースにした長期的なビジョンを持ったCEOが企業には必要だけれど、これもまだ課題ね。

「意識」に関しては、サステイナビリティーにこそ投資を行うべきと説得するのにとても時間がかかるわね。でもここで研究が役に立つと思うの。研究結果を利用することによって人々の意識もすぐ変わるものだから。ドキュメンタリーなんかを見たりしてね。循環型デザインは、コミュニケーション、仕組みやサービスのデザイン、素材や科学技術のイノベーションが一緒になって成立するものだから。

WWD:やることが多いですね。

アーリー:第2次世界大戦後の1950年代に消費主義が高まって、デザインという感情が芽生え、人々が大量にモノを作るためのデザイン教育が生まれて――約60年でデザインという決まりが生まれた。だから、デザインという考えは決して古くないし、だからこそ希望が持てるの。これから未来に向かってデザインがどう適したものに進化していくということ。今までは消費に取り憑かれてスピードが命だったけれど、循環型は違う。消費ではなく体験と人々とのつながりを重視することだから。

――というか服を作りすぎよね。ボリュームは大きいし、作ったものすべてを回収するのは難しいでしょう。そういった意味で、スタートアップ企業や小さなブランドの文化には期待できるわよ。どれだけの消費者がビッグブランドに固執せずに小さい企業から物を買うか、その準備ができているかどうかが問題よね。これからの世代はかつてなくビーガンが増えるだろうし、より多くの情報をもとに決めていく人が多いから、たくさんのスタートアップとより少ないメジャーブランドになっていくでしょう。

WWD:そのようなスタートアップ企業の製品にもっとアクセスできればいいのだけど。

アーリー:彼らは生産の拡大で苦しむと思うから、自然とローカライズされたものになるでしょうね。北欧やオランダはローカルのビジネスが確立していて、地元で作り、地元で回収する小さいエコシステムのサークルが成り立っていることが多い。でも起業家的には、じゃあどのように拡大していくか、どう利益を確保していくかということになる。でもなかなか難しいわね。ファッションの一つの方向性として、コミュニティーごとにより多様なものになり、都市ごとにトレンドができるようになると思うの。もちろんそういう多様性はまだまだ隙間産業ね。

みんな中国では何が起こっているのか、アフリカはどうか、人口の増加している国ではだれが衣類を提供するのか、どのように循環型を実現するのか、大きな規模でどう成り立つのか、などに注目していると思うわ。

WWD:難しく考えがちですよね。

アーリー:そうね。この2~3年でようやく循環型への転換への可能性を感じているわ。そして、少なくとも大きな産業が自ら天然資源の使用に規制をかけて、汚染や温室効果ガス(GHG)排出を制限すべきです。

WWD:リサイクルできる素材というのが循環型に寄与する一番大きな要因となるのでしょうか?

アーリー:「素材」が鍵ね。循環型デザインにおいては全てが素材につながるから、素材メーカーが先導者としてやはり大事だと思っています。

WWD:最後にファッション企業が起こすべきアクションは?

アーリー:循環型デザインのプロジェクトを行うこと。まず企業内で人物を選定して始めてほしい。1アイテムでもいいの。実際にプロジェクトをやってみて気づくことも多いはずだから、まずは実行することね。

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ユニリーバもパーソナライズシャンプー「ラボリカ」を発売 製品は研究所から直送

 ユニリーバ・ジャパンは7月1日、髪の状態や好みの仕上がりに合わせて2万通り以上の組み合わせから自分だけのシャンプーをパーソナライズするヘアケア、「ラボリカ(LABORICA)」の販売をスタートした。それと共に「ラボリカ」のオフィシャルサイトをオープンし、注文の受付を開始した。価格はシャンプーとトリートメントのセット(各250mL)で、6980円(税込)。注文から到着までは1週間前後かかる。

 「ラボリカ」は、年齢や性別、髪の長さ、太さ、毛量のほか、カラーの頻度やスタイリング時間など髪に関するさまざまな質問に答え、その髪診断の結果をもとにシャンプーやトリートメントの処方をパーソナライズ。延べ10万人以上もの日本人女性に製品テストを行ってきた同社の知見を生かし、ユニリーバの科学者が一つ一つ処方を設計する。製品は研究所からできるだけフレッシュな状態で自宅に直送される。また、直送によって物流コストや保管費用、仲介手数料などを抑え、上質な原料の調達を可能にする。

 シャンプーとトリートメントの組み合わせは合計2万通り以上で、幅広い選択肢から、自分に合ったシャンプーを見つけることが可能。香りも自分好みにカスタマイズでき、世界的な調香師が厳選したフレグランスから気分やモードに合わせて選ぶことができる。

 商品の発売にあたって、インスタグラムで人気の2人のインフルエンサー、パーソナルスタイリストの大日方久美子とモデルの長澤メイがアンバサダーに就任。今後は、SNSを中心に「ラボリカ」を盛り上げていくほか、限定パッケージのデザインなども担当する予定だ。

 日本では、昨年5月に「メデュラ(MEDULLA)」がサービスを開始し、今年3月には「ボタニスト(BOTANIST)」が「マイ ボタニスト(MY BOTANIST)」をスタートするなど、パーソナライズヘアケア市場が盛り上がっている。

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「今後このファッションサバイバルに勝ち残れるのは、“血の濃い”モノをクリエイトしている人」 by 大内順子

大内順子ファッション評論家

 この2、3年はデザイナー淘汰の時期。人のマネをしないオリジナリティーは強い力を持っているもの。今後このファッションサバイバルに勝ち残れるのは、自分の内面を忠実に、ピュアに出して、“血の濃い”モノをクリエイトしている人。(Vol.300 1987年10月12日)

The WORDS
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。

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吉田沙保里がワコールの下着モデルに 「現役引退後最大のチャレンジ」

 ワコールは、インナーウエアブランド「デイト(DATE.)」の“シンクロブラ”のモデルに、レスリング女子五輪金メダリストの吉田沙保里を起用した。フォトグラファーの下村一喜が撮影したビジュアルは、公式サイトや店頭、パンフレットで7月2日から公開していく。

 吉田が今回モデルを務めた商品は、ノンワイヤーながら体の動きにフィットしてずれ上がりにくい“シンクロブラ”。商品の“ズレにくい”という特徴を、やりたいことにまっすぐ向き合う吉田の生き方に重ね合わせ、“ズレない私で、いこう。”というキャッチコピーで発信していく。

 人生初挑戦となる下着モデルに挑戦した吉田は、カメラマンやスタッフと入念に打ち合わせを行い、積極的にコミュニケーションをとりながら楽しそうに撮影に臨んだという。「下着モデルのお話をいただいた時は正直とても驚きましたが、現役引退後は新しいチャレンジをしていこうと考えていたので思い切って決断しました。レスリング現役引退後、最大のチャレンジです。撮影では試合とは違った緊張感がありましたが、“最強の1枚”となりました」とコメントしている。

 ワコールは昨年8月にお笑いタレントの平野ノラを起用した広告を発表し話題となった。

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キム・カーダシアンが自身の下着ブランド名「キモノ」の名称変更を発表 SNSでの批判を受け

 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)はインスタグラムを通じて自身がスタートする補正下着ブランド「キモノ(KIMONO)」の名称を変更することを発表した。同ブランドを手掛けるキモノ インティメーツ(KIMONO INTIMATES)が、“KIMONO”や“KIMONO”という単語を含むロゴや文字を米国で商標登録を出願し、これが「日本の文化を軽視した行動」「文化の盗用」だとSNSを中心に批判の声が多く上がったことなどを受けての決断だ。

 キムはインスタグラムで「起業家として自分の力で成長し続けることは、私の人生において最もやりがいのある挑戦の一つです。これまでそれを実現できたのはファンや皆さんとのダイレクトなコミュニケーションがあったからこそ。私は常に耳を傾け、学び、そして成長しています。皆さんから届いた情熱とさまざまな見解に心から感謝します。シェイプウエアブランドの名前を発表したとき、私は自身の中で考えうる限り最高のアイデアとしてそう名づけました。私のブランドと商品は、インクルーシビティー(包括性)とダイバーシティ(多様性)が基礎にあり、慎重な検討と結果、新しい名前でソルーションウエアブランドを立ち上げることに決めました。いつもご理解とご支援をありがとうございます」と語った。

 キムのブランドの名称とその商標登録に関しては、この動きに反対するハッシュタグ「#KimOhNo」の投稿件数は6月26日時点で約500件だったが、7月2日時点では約7000件に増加している。また、署名キャンペーンサイト「Change.org」上のプロジェクト「着物は日本の文化。キム・カーダシアン・ウェストの“KIMONO”商標登録にNo! #KimOhNo」への賛同者は12万に達し、さらには門川大作京都市長が再考を求める公式文書を発表する事態にまで発展していた。

 キムは新たなブランド名については「近日中に」発表するとしている。

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