ファストリが韓国での不買運動受けて謝罪

 ファーストリテイリングは22日、2018年9月~19年5月期決算会見での岡崎健グループ上席執行役員兼最高財務責任者(CFO)の発言に対して韓国で批判が広がっていたことを受け、「ユニクロ(UNIQLO)」の韓国向けホームページに謝罪文を掲載した。

 7月11日に東京で行われた決算会見では、日本政府の韓国向け半導体輸出規制に端を発する韓国での日本製品不買運動に対し、記者から質問がおよんだ。その際、岡崎CFOは「短期的に不買運動の影響が全くないとは言えないが、仮に韓国事業が奮わずともグループ全体の19年8月期決算にかかる影響は大きくはない」といった発言をしていた。それが韓国市場軽視と受け取られ、批判が広がっていた。

 ただし、同会見ではかつて政情悪化によって不買運動が広がった中国市場についても触れ、「どの国でも政治に振り回されることなく、粛々と“LifeWear”を提案してきたことでお客さまにブランドが根付いてきた」と説明。そうした取り組みが現在の中国市場の好調につながっているとし、韓国も同様だと話した。そうしたニュアンスが伝わらず、批判が広がったようだ。ホームページに掲載した謝罪もその点を強調し、「われわれとしては、過度に政治の情勢に振り回されることなく、どの国のお客様もわれわれの大切なお客様なので、その国に根ざしたLifeWearを提供していくという商売を粛々とやっていくということです。韓国についても長年ご愛顧いただいていますので、その影響は長くは続かないであろうと思っています」と書かれている。

 ファーストリテイリングは5月末時点で、韓国に「ユニクロ」だけで186店を出店している。

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「ルナソル」2019年秋冬はカラフルな“発光カラー”が豊富

 「ルナソル(LUNASOL)」は8月16日、2019年秋冬メイクアップコレクションを発売する。価格帯は1500〜6200円。

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「サマーウォーズ」公開10周年記念 「エクストララージ」からコラボアイテムが登場

 LA発のストリートブランド「エクストララージ(XLARGE)」は、2009年8月1日に公開された細田守監督のアニメ映画「サマーウォーズ」の公開10周年を記念したコラボレーションアイテムを発売する。映画公開日に合わせた8月1日から、日本国内の「エクストララージ」と「エクストララージ / エックスガール(XLARGE / X-GIRL)」、公式オンラインストアで販売する。

 篠原夏希、キングカズマ、ラブマシーンといったメインキャラクターとブランドロゴをデザインしたグラフィックTシャツ(5500円)や仮想世界“OZ”を描いた総柄シャツ(1万4000円)とハット(6500円)をそろえる。

 また、アニメ製作会社のスタジオ地図とイラストコミュニケーション・サービスのピクシブを運営するピクシブは共同で、スマートフォンアプリ「Vロイド モバイル」を使って仮想世界“OZ”を体感することができるスペシャルプログラムを開催する。参加者はアプリで3Dアバターを作りアバターフォトを撮影。ハッシュタグを付けてツイッターに投稿されたアバターフォトの中から優秀作品に選ばれた10名に、Vロイドアバターに着せ替えができる細田守監督サイン入りデジタルTシャツをプレゼントする。

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GET NEW SEASON STARTED!

こんにちは。

気がつけばもう間もなく7月も終わり、秋がすぐそこまで来ていますね!

 

バーニーズ ニューヨークでは7月26日(金)に2019年秋冬シーズンをローンチいたします。

これまでも少しずつ2019年秋冬シーズンの新作コレクションをご紹介しておりましたが、このタイミングで一堂にラインナップ。各店店頭では、人気ブランドのコレクションをバーニーズ ニューヨーク独自の視点でドレスアップアイテムの“TUNE IN”とリラックスアイテムの“CHILL OUT”の2つのテイストに分けてコレクションをお楽しみいただけます。

着用シーンによってアイテムを選んでいただくことも、お好みのアイテムをどのようなシーンで着るかのイメージ作りに活かしていただくこともできます。

 

今週末7月27日(土)・28日(日)の2日間限定で、2019年秋冬シーズンをスタートしましょう!という気持ちを込めて“GET NEW SEASON STARTED”と題し、さまざまなおもてなしをご用意しました。

まずはウェルカムドリンクとして暑さを吹き飛ばすドリンクサービスを実施。

THIRSTY  INSTA IMAGE 01 GET NEW SEASON STARTED!

メニューはレモネードやフルーツティー、コーヒーなど店舗によってさまざまです。

 GET NEW SEASON STARTED!

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各店エントランス付近の“DRINK STATION”にてお配りしておりますので、ドリンクでのどを潤しながらごゆっくり新作コレクションをご覧ください。

 

さらにスペシャルなプレゼントをご用意!

各店で¥20,000(+税)以上お買上げの<MY BARNEYS>メンバーの方へ、イタリア フィレンツェ発のルームフレグランスブランド<ドットール・ヴラニエス>の“ロッソ ノービレ”25mlスプレーを先着でプレゼントします。(お一人様1点限り)

DrV 25ml RossoNobile GET NEW SEASON STARTED!

赤ワインをイメージしてつくられた“ロッソ ノービレ”は、バーニーズ ニューヨークの各店店頭でもお楽しみいただける香りです。通常ディフューザーのみのお取扱いですが、お気軽に香りを楽しめるスプレータイプで、この機会にぜひご自宅でお試しください。

7月最後の週末は、バーニーズ ニューヨークでのショッピングをお楽しみください!

みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

 

GET NEW SEASON STARTED

DRINK STATION

7/27 SAT.・7/28 SUN. 13:00-18:00 銀座本店1F / 新宿店1F / 六本木店1F / 横浜店1F / 神戸店1F / 福岡店1F

ドリンクメニュー

銀座本店

7/27 SAT.・7/28 SUN. レモネード・ラズベリーソーダ

新宿店

7/27 SAT. レモネード

7/28 SUN. フルーツティー

六本木店

7/27 SAT.・7/28 SUN. アイスコーヒー

横浜店

7/27 SAT. フルーツティー

7/28 SUN. レモネード

神戸店

7/27 SAT.・7/28 SUN. レモネード・サングリア(ノンアルコール)

福岡店

7/27 SAT.・28 SUN. フルーツティー

※各日数に限りがございます。なくなり次第終了となりますので、予めご了承ください。

※ドリンク画像はイメージです。提供時とは内容が異なる場合がございます。

※ドリンクメニューは都合により変更となる場合がございます。

 

DR.VRANJES “ROSSO NOBILE” PRESENT

7/27 SAT.・7/28 SUN. 銀座本店 / 新宿店 / 六本木店 / 横浜店 / 神戸店 / 福岡店

※プレゼントはお一人様1点限りとさせていただきます。

※各日、数に限りがございます。なくなり次第終了となりますので、予めご了承ください。

※<MY BARNEYS>は当日のご入会が可能です。

※セール品、加工料、送料など一部除外品もございます。

※詳しくは店頭スタッフにおたずねください。

「フレッド・ペリー」が「アカネ ウツノミヤ」との第2弾コラボ パイソン柄Tシャツやトラックスーツなど5型を発売

 「フレッドペリー(FRED PERRY)」は、「アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」との2019-20年秋冬コレクションを8月1日に発売する。

 3月に続く同コラボコレクションだが、今回は「フレッドペリー」のアーカイブピースをベースに「アカネ ウツノミヤ」デザイナーの蓮井茜がアレンジを施した5型のウエアをラインアップする。「アカネ ウツノミヤ」を象徴するパイソン柄と「フレッドペリー」のアイコニックなローレルリースのテープを取り入れたトラックスーツ(ジャケット 3万2000円、パンツ 2万5000円)や、1990年代に「フレッドペリー」が使用していたロゴ、パイソン柄を施したスエットシャツ(2万5000円)などを用意する。

 コラボレーションに際し蓮井茜は「デザインは素材や色からスタートする。今回のコラボレーションでは、「フレッドペリー」のアイコニックなアイテムがベース。ポロシャツは肩を落としてスリットを入れるなど、どうしたらベースを残しつつ、遊びを加えられるかを大切にデザインした」とコメント。アイテムは全国の「フレッドペリー」店舗および公式オンラインストア、一部取り扱い店舗で販売する。

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ラルフ ローレンのグローバルブランド部門プレジデントが退任へ

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)のヴァレリー・ハーマン(Valerie Hermann)=グローバルブランド部門プレジデントが9月30日付で退任する。後任は未定。

 同氏は「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」やファインジュエリー、ハンドバッグ、フレグランスなどを含むラグジュアリー部門のプレジデントとして2014年に同社に加わった。その後、16年に「ラルフ ローレン」などのグローバルブランドを統括する現職に就任。ラルフ ローレンに加わる以前は、イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、現サンローラン)の最高経営責任者(CEO)や、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁する「ジョン・ガリアーノ(JOHN GALLIANO)」のプレジデント、「ディオール(DIOR)」のウィメンズウエア部門ディレクターなどの要職を歴任している。

 ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)=エグゼクティブ・チェアマン兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーは、「ヴァレリーは才能あるリーダーであり、その豊かな経験とプロフェッショナリズムによって多大なる貢献をしてくれた。50年以上にわたって築き上げてきた当ブランドの価値を深く理解し、業務に打ち込んでくれたことをありがたく思う。私たちの友情はこれで終わるものではなく、彼女は今後もラルフ ローレンのファミリーであり続ける」と語った。

 ハーマン=グローバルブランド部門プレジデントは、「ラルフ ローレンの一員となって6年が経つが、さまざまなことを成し遂げられたと思う。私の退任後も、優秀なチームがミッションの実現に向けて引き続き尽力してくれることだろう。ラルフと共に働くことができて本当に光栄だったし、私を信任してくれたことに心から感謝している。また、パトリス・ルーヴェ(Patrice Louvet)社長兼CEOのパートナーシップとサポートにも大変感謝している」と述べた。

 同社が発表した声明によれば、ハーマン=グローバルブランド部門プレジデントが自ら退任を決意し、友好的な話し合いに基づいて今回の発表となったという。本来、同氏の契約は20年7月1日まで有効だった。なお同氏は、雇用の際の契約条件によって退任後1年間は競合他社に勤めることが禁じられている。

 ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)の19年3月期決算は、売上高が前期比2.1%増の63億1300万ドル(約6818億円)と増収だったものの、本拠地である北米が同0.8%減の32億290万ドル(約3459億円)とやや苦戦した。20年度の第1四半期決算は7月30日に発表される。

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パパラッチVSジジ・ハディッド訴訟に新展開 裁判所がパパラッチの訴えを退ける

 今年1月に第三者が撮影した自分の写真を無許可でインスタグラムに転載したことが著作権侵害に当たるとしてニューヨークに拠点を置くエクスクルーシブ・リー(XCLUSIVE-LEE INC.)社がモデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)を提訴した件について、裁判所は7月18日、エクスクルーシブ・リー社が訴状を提出した時点で争点となった写真を著作権登録していなかったことを理由にエクスクルーシブ社の訴えを棄却した。

 米国では3月に著作権登録が完了するまでは原則として著作権侵害訴訟を起こすことができないという最高裁判決が出ている。本件もこの最高裁判決の結果を受けた判断となった。

 エクスクルーシブ・リー社の代理人弁護士は、「(エクスクルーシブ・リー社は)最高裁判決が出る前から著作権登録を申請していたが、3月に最高裁判決が出てしまい、タイミングが悪かった。最高裁判決によって今回のように訴えを却下されるケースが出ている。米国著作権局は多忙を極め、承認されるまでに6カ月から最長で1年ほどかかるケースもある」と最高裁判決の影響を訴える。一方でジジの代理人弁護士は、「無意味な訴訟を取り下げるよう求めたわれわれの主張が認められたことをうれしく思う。著作権法の基本的な要件を満たさず、ハディッド氏から和解を引き出すためだけに起こされた訴訟だ」とコメントした。

 エクスクルーシブ・リー社の代理人弁護士によると、同社は約9カ月前に著作権登録を出願しており、承認され次第、ジジを再度提訴に踏み切るかを検討中だという。

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「ザラ」の親会社が2025年までにサステナ素材100%宣言 「われわれはファストファッションとは対極にある」

 「ザラ(ZARA)」や「ベルシュカ(BERSHKA)」などを擁するインディテックス(INDITEX)が年次株主総会を7月16日に開催し、サステイナビリティーをいっそう推進することを宣言した。

 パブロ・イスラ(Pablo Isla)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「グループ内だけではなく、業界全体に変化を起こす存在でありたい」と語った。

 同氏はまた、「ザラ」はファストファッションの定義には当てはまらないと説明した。「当社は原材料をローカルで調達し、自社でパターンを起こし、自社工場で生産することで在庫を抑制している。そして店舗では値引きせずに販売している。いわゆるファストファッションの対極にあると言っていいだろう。さまざまなことに柔軟に対応し、製品の一つひとつに注意を払っている」。インディテックスのサステイナビリティーに関する取り組みが、現在の消費者にとって先進的すぎるかどうかはあまり気にしないと同氏は語る。「われわれは正しい道を歩んでいるし、今後も迷うことなく突き進んでいきたい」。

 インディテックスはテキスタイル分野における循環型経済を推進するため、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)や研究施設などと提携しており、関連した技術開発に対して20年までに350万ドル(約3億7800万円)を投じる予定だ。2015年にスタートした環境に配慮したラインの“ジョイン ライフ(JOIN LIFE)”は、生産工程での水やエネルギーの使用量を削減することを目的に、オーガニックコットンや再生ポリエステル、再生セルロース繊維の一つであるテンセル・リヨセルなどの持続可能な素材から作られている。現在、インディテックス傘下のブランドでは製品のおよそ20%がそうした持続可能な素材で作られており、20年にはそれが25%に、25年までには100%に達するという。

 「ザラ」の生産工場や配送センターは主にスペイン、ポルトガル、トルコ、モロッコにあるが、柔軟な対応ができる生産体制を整えることで在庫を最小限に抑えている。余剰品は認定したサードパーティーを通じて販売されるか、リサイクル技術の研究開発のためチャリティー団体に寄付されており、廃棄率は限りなくゼロに近いという。また出荷や配送に使用される箱は全て再生段ボールで作られているほか、プラスチック製のレジ袋も順次紙製に切り替えられている。ハンガーは繰り返し使用され、最終的には細かく刻まれて再びハンガーに生まれ変わる。

 同社では生産工程の透明性も重視しており、18年は「ザラ」に納入する1万2000のサプライヤーや製造業者が監査を受けている。ブラジルでは、「ザラ」の製品にサプライヤーと製造業者の情報が入ったQRコードが付けられ、消費者はそれらの情報に手軽にアクセスできるようになっている。また同社は、20年までに「ザラ」の全製品の全ての生産段階において有害化学物質をいっさい排出しないことを目標に掲げているが、これも達成できる見込みだという。

 「ザラ」が15年に開始した古着回収プログラムは現在、日本を含む24の市場にある834店で実施されており、今までに3万4000トンの衣類が回収された。20年末までには、世界中の全店舗にコンテナを設置する。またECで購入した顧客向けに、スペイン、北京、上海では自宅での引き取りサービスも実施しており、19年下期にはこのサービスをロンドン、パリ、ニューヨークにも拡大する。回収した古着は、赤十字やカリタス(CARITAS)、オックスファム(OXFAM)などの非営利団体を通じて寄付もしくはリサイクルされている。

 「ザラ」のカジュアルラインである“ザラ・トラファ(ZARA TRF)”のデザイン部門ヘッドを務めているエヴァ・ヴィダル(Eva Vidal)は、「顧客に対し、店内やSNSなどでサステイナビリティーやリサイクルの重要性について話しているが、『ザラ』の店舗に古着を返すことを恥ずかしがる人が多い。しかし回収プログラムを粘り強く続け、定着させていきたい」と話した。

 インディテックスが取り組んでいるのは、製品のサステイナビリティーだけではない。25年までには、本社などのオフィスや配送センター、そして世界中で展開しているおよそ7500の店舗で使用するエネルギーの80%を再生エネルギーでまかなう予定だ。新しくオープンした環境効率のよい店舗では、従来の店舗と比べてエネルギー使用量が20%少なく、水の使用量も40%少ないという。店舗の照明システムは本社で監督できるようになっており、エネルギー効率を測定するソフトウエアなども使用されている。イスラ会長兼CEOと、「ザラ」の従業員のボーナスの一部は、こうしたサステイナビリティーに関する達成度が反映される仕組みになっているという。

 同社が掲げているこうした数値目標は、発祥の地であるスペインや世界各国の政府が設定した環境に関する目標より厳しい場合が多い。インディテックスの19年1月期決算は売上高が前期比3.1%増の261億4500万ユーロ(約3兆1896億円)、純利益が同2.2%増の34億4400万ユーロ(約4201億円)の増収増益だった。その売上高の70%を「ザラ」が占めているが、その他のブランドもサステイナビリティーに関して同様の数値目標を掲げている。イスラ会長兼CEOは、「インディテックスはグローバルな企業であり、世界のさまざまな国におけるサステイナビリティー関連の議論や懸念に関係している。各国の政策とは関係なく、独自のアプローチをしている」と述べた。

 「ザラ」は実店舗とECの融合などで、オムニチャネル化やIT技術の活用に関してアパレル業界の先頭を走っているが、サステイナビリティーに熱心なイメージはあまりないかもしれない。しかし、金融市場指数を幅広く提供しているS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P DOW JONES INDICES)が選定する世界的なESG(環境、社会、ガバナンス)株価指数であるダウ・ジョーンズ・サステイナビリティー・インデックス(DOW JONES SUSTAINABILITY INDEX)で、インディテックスは16~18年の3年連続で小売業界のトップにランキングされている。

 一般にファストファッションの顧客層は、ラグジュアリーブランドの顧客層と比べて環境問題に対する関心が低いといわれている。高価格帯の製品は気軽に買えない分、価格に見合ったクラフツマンシップやストーリーが求められ、サステイナビリティーもそうしたストーリーの一部として要求される。一方で、ファストファッションは“気軽に買ってすぐ捨てる”ことが多い。そのため、消費者の要求に応えるべく環境保護へと動き出すハイブランドが多い中、ファストファッションでは逆にメーカー側が先に動き出して消費者を啓発する形となっている。

 英コンサルタント会社センサスワイド(CENSUSWIDE)の調査によれば、英国内では年間27億ポンド(約3645億円)相当、もしくは5000万点の夏物衣類が購入され、リサイクルされずに捨てられるという。また小売業界を専門とする英コンサルタント会社カート・サーモン(KURT SALMON)が英国に住む18~24歳の若者2000人を対象として17年に実施した調査では、半数以上が購入した服を1年未満で捨てると回答し、同じく4分の1は半年未満で捨てると回答した。また対象者の大多数が、不用となった衣服は捨てるか友人に譲ると回答した。

 イスラ会長兼CEOは今回の株主総会で、「少ないことは、より豊かなことだ」というフレーズや、「量より質」という言葉を何度も繰り返した。将来的には、ワンシーズンで終わらない、長く着用される服の取り扱いをさらに増やしていくという。「持続可能な方法で事業を発展させていきたいと考えている。当社には素材の調達、サプライヤーやサプライチェーン、物流などの面でサステイナビリティーを実現するだけのリソースがあるので、仮に当社が1000万点の商品を販売した場合、10社が100万点ずつ販売するよりずっとサステイナブルだと思う」と語った。

 なお今回の年次株主総会では、イスラ会長兼CEOが次期CEOとして指名した48歳のカルロス・クレスポ(Carlos Crespo)最高執行責任者(COO)の就任が正式に決定した。これに伴い、今後イスラ会長兼CEOは会長職に専念する。

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「ルイ・ヴィトン」が大阪・心斎橋に日本最大の店舗 世界初のカフェ&レストラン併設店

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、大阪・心斎橋の御堂筋沿い(大阪市中央区心斎橋筋2-1)に日本最大の広さを誇る店舗ビル、ルイ・ヴィトン御堂筋店を2020年初頭に開く。

 最上階には東京のレストラン、SUGALABOの須賀洋介オーナーシェフのカフェ&レストランもオープンし、世界初のカフェ&レストラン併設店となる。ビルのファサードは同ブランドの数々の店舗を手掛けてきた建築家の青木淳が、各階の内装はニューヨークを拠点にする建築家ピーター・マリノ (Peter Marino)がデザインする。ウィメンズとメンズのバッグやアクセサリー、ウエア、ウオッチ&ジュエリーなどフルラインアップで取り扱う。

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ユニクロが今秋インド進出、一気に3店出店 中国に次ぐ稼ぎ頭に

 ファーストリテイリング傘下のユニクロは今秋、インド市場に進出する。ニューデリーやその近郊に3店舗をほぼ同時にオープンする予定で、まずは10月に「デリー首都圏で最も人気のあるショッピングエリアの1つ」というバサントクンジ地区の高級ショッピングモール、アンビエンスモールに出店。地上1~3階の3フロア、売り場面積約3300平方メートルに、グラフィックTシャツの“UT”を含む、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビーの全商品をそろえる。

 2号店は、ニューデリー南部の高級住宅地、サケットに改装オープン予定のモール、DLFプレイス・サケットに出店する。2フロアで約1980平方メートル。3号店はニューデリーの衛星都市グルガオンに出店。IT関連企業も多数オフィスを構える街で、その中心部のモール、DLFサイバー・ハブに2層約1155平方メートルで出店する。両店とも、1号店同様に全商品をそろえる予定。

 出店に際し、柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は「ユニクロはインド市場でのビジネスに注力する。多様性と文化を誇るデリー首都圏での3店舗の同時期オープンは、ユニクロの世界戦略にとって重要な一歩。今後、インドの人々に手頃な価格で高品質なLifeWear商品をお届けすることを大変楽しみにしている」とコメントしている。

 ユニクロは2019年5月末時点で、国内はフランチャイズを含め822店、海外は1351店を運営している。海外事業の要は687店を出店する中国本土であり、店舗数では韓国(186店)がそれに続く。中国本土事業は景気減速の中にあっても絶好調が続いており、「19年3~5月の中国本土の業績は、引き続き2ケタの増収増益となった」(岡崎健ファーストリテイリンググループ上席執行役員最高財務責任者)。インドの人口は17年時点で13億3918万人(世界銀行調べ)と、中国(13億8639万人)に次いで世界第2位。ユニクロはこの間、スウェーデン、デンマークなど、LifeWearの理念とも共通する部分の多い北欧などへも進出し、各1店を運営しているが、インド進出によって大幅な売り上げ拡大をめざす。

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レアなスニーカー100点のオークション カナダ人コレクターが99点を9200万円で落札

 オークションハウス、サザビーズ(SOTHEBY’S)とニューヨークのリセールストア「スタジアム・グッズ(STADIUM GOODS)」が7月11日から開催しているスニーカーコレクション100点のオンラインオークションで、そのうちの99点をカナダ人コレクター、マイルス・ナダル(Miles Nadal)が85万ドル(約9200万円)で落札した。

 「スタジアム・グッズ」は、1972年にオリンピック陸上予選の期間中に発売された「ナイキ(NIKE)」の“ムーン・シューズ(Moon Shoes)”や、シカゴ現代美術館で限定販売された「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」x「ナイキ」“エア フォース 1”、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」と「シャネル(CHANNEL)」そしてファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)がトリプルコラボした“NMD トレイル ヒューマン レース”など希少価値の高いスニーカーコレクションを出品。落札者のナダルは“ムーン・シューズ”を残して全て落札し、サザビーズは残り1点のオークションを7月23日まで継続する。

 サザビーズのeコマース責任者であるノア・ヴュンシュ(Noah Wunsch)は「こんなオークションになるとは予想もしていなかった。しかし、素晴らしい結果となった」とコメントし、当初の予想落札額67万ドル(約7200万円)を大幅に上回ったことを付け加えた。

 落札したナダルは民間投資会社ピアレージ・キャピタル(PEERAGE CAPITAL)の取締役会長で、142台のクラシックカーと40台のオートバイを所有するコレクターだ。ナダルは同オークションについて「私にはアートやデザイン、スニーカーのマーケティングに関する知識があるが、スニーカーは一種の芸術作品だと思う。アイコニックなスニーカーのコレクターは若い世代がメインで、成熟したコレクターたちはまだスニーカーに注目していない。私は一足早くトレンドに乗ることができた」と語った。

 落札された99点のスニーカーは、23日までサザビーズで公開される。

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バイトがすぐに辞めてしまう店が意図せずやっている「絶対NG」って?

 「スタッフを採用してもすぐに辞めてしまう」。飲食店では昔からよく聞く話ですが、今は人手不足の時代だけに、せっかく採用したスタッフにすぐに辞められてしまうのは大きな痛手です。しかし、少し厳しい言い方をすれば、人手不足で困っていると言いながら、「なぜ、スタッフがすぐに辞めてしまうのか?」という原因に、真摯に向き合えていないお店が少なくないようにも感じます。
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東急東横店が2020年3月末で営業終了 86年の歴史に幕

 東急百貨店は、渋谷駅で運営する東急東横店の営業を2020年3月31日で終了する。親会社の東急電鉄などが進める渋谷駅再開発に伴うもの。地下1階で営業する食品売り場「東急フードショー」など一部は営業を継続するものの、1934年に開業した老舗百貨店としての歴史には幕を閉じる。

 東京におけるターミナル型百貨店の草分けとして知れる東急東横店は、その立地から多くの来店客を誇り、同社の中では富裕層の顧客が多い渋谷本店を上回る「売上高・利益ともに最大の店舗」(同社広報)だった。同店の従業員に伴う希望退職募集は行わず、他事業部への配置転換などで対応する。渋谷駅再開発に伴う閉店は既定路線だったものの、百貨店が一番店を失う影響は大きい。同社は収益モデルの見直しを迫られることになる。

 現在、渋谷駅では東急電鉄、JR東日本、東京メトロの3社による再開発が進められている。東急東横店はすでに13年に東館を閉店して、西館・南館の2館(売り場面積1万9000平方メートル)で営業していた。東館跡地を中心とした場所には11月1日に「渋谷スクランブルスクエア」の第1期棟が開業する。閉店後は西館・南館も取り壊され、27年に開業予定の渋谷スクランブルスクエアの第2期棟が建設される。

 渋谷スクランブルスクエアの第1期棟では、東急百貨店がテナントとして食品(地下1〜2階・1階)、服飾雑貨(5階)、化粧品(6階)の売り場を運営する。同社は東急グループの渋谷ヒカリエの商業施設であるシンクスおよび東急プラザ銀座でも同様のビジネスモデルを展開。百貨店事業で培ったノウハウを活用した新業態に取り組んでいる。

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「イニスフリー」がサクラ葉エキスを配合した新スキンケアラインを発売

 韓国スキンケアブランド「イニスフリー(INNISFREE)」は9月1日に新スキンケアライン「チェリーブロッサム」を全4製品で発売する。価格は1600~2300円。同ラインは3月に韓国で発売して以来人気を集めており、待望の日本発売となる。

 「チェリーブロッサム」は全製品に韓国・チェジュ島で育ったサクラ葉エキスを使用し、乾燥してくすんだ肌に潤いを与え、艶のある健やかな肌へと導く。韓国で特に人気の高い「チェリーブロッサム トーンアップ クリーム」(2300円)は、保湿クリームと化粧下地の機能を兼ね備え、サクラ色のクリームが肌色を自然にトーンアップする。その他、化粧水、乳液、ジェル状クリームをラインアップする。

 同ブランドは18年3月に1号店となる表参道本店をオープンし、現在全国に5店舗を展開している。ブランド担当は「ブランドのスターアイテムである『グリーンティー』ラインが最も人気だが、メイクアップ製品も好評をいただいている。今後新たな店舗のオープンも予定している」とコメントした。

【エディターズ・チェック】
韓国コスメブランドで販売されているトーンアップ系クリームは白浮きしてしまうので苦手意識を感じていましたが、「チェリーブロッサム トーンアップ クリーム」はジェルのようなテクスチャーでほどよい仕上がり。ほんのりピンク色で、血色不足の大人肌にもおすすめです。

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「オニツカタイガー」が70周年でデザイナー7人とコラボ 第2弾は「KKTP」のキム・キロイック

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は誕生70周年を記念して、中国のシューズブランド「KKTP」のデザイナー、キム・キロイック(Kim Kiroic)との第2弾コラボレーションを7月29日に発売する。「オニツカタイガー」は国内外のデザイナー7人とスペシャルコラボレーションを発表し、7月4日に第1弾で「チノ(CINOH)」デザイナーの茅野誉之とコラボレーションしている。現在、特設サイトおよび公式SNSで撮り下ろしビジュアルやムービーを公開している。

 アイテムは、全4型を発売。1970年代に発売した“タイガー コルセア(TIGER CORSAIR)”をベースに、“タイガー コルセア”のアイコンカラーとクラシックさを生かして半透明の素材でアッパー全体を覆ったシューズ(1万3000円)や「オニツカタイガー」の定番カラーであるトリコロールを採用したトラックトップとパンツ(各1万6000円)、シューズの素材に合わせた半透明のポンチョ(3万円)となる。

 第3弾以降は、「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」の森川マサノリ、中国のメンズブランド「スタッフ オンリー(STAFF ONLY)」のゾウ・シーモゥ(Shimo Zhou)とウェン・ヤ(Une Yea)、韓国の「カイ(KYE)」のキャサリン・カイ(Kathleen Kye)、「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平、そしてフィナーレはシークレットゲストがデザインを担当する予定だ。

■発売スケジュール
7月4日 「チノ」茅野誉之
7月29日 「KKTP」キム・キロイック
8月26日 「クリスチャン ダダ」森川マサノリ
9月23日 「スタッフ オンリー」ゾウ・シーモゥ、ウェン・ヤ
10月21日 「カイ」キャサリン・カイ
11月18日 「サルバム」藤田哲平
12月16日 シークレットゲスト

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「オニツカタイガー」が70周年でデザイナー7人とコラボ 第2弾は「KKTP」のキム・キロイック

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は誕生70周年を記念して、中国のシューズブランド「KKTP」のデザイナー、キム・キロイック(Kim Kiroic)との第2弾コラボレーションを7月29日に発売する。「オニツカタイガー」は国内外のデザイナー7人とスペシャルコラボレーションを発表し、7月4日に第1弾で「チノ(CINOH)」デザイナーの茅野誉之とコラボレーションしている。現在、特設サイトおよび公式SNSで撮り下ろしビジュアルやムービーを公開している。

 アイテムは、全4型を発売。1970年代に発売した“タイガー コルセア(TIGER CORSAIR)”をベースに、“タイガー コルセア”のアイコンカラーとクラシックさを生かして半透明の素材でアッパー全体を覆ったシューズ(1万3000円)や「オニツカタイガー」の定番カラーであるトリコロールを採用したトラックトップとパンツ(各1万6000円)、シューズの素材に合わせた半透明のポンチョ(3万円)となる。

 第3弾以降は、「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」の森川マサノリ、中国のメンズブランド「スタッフ オンリー(STAFF ONLY)」のゾウ・シーモゥ(Shimo Zhou)とウェン・ヤ(Une Yea)、韓国の「カイ(KYE)」のキャサリン・カイ(Kathleen Kye)、「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平、そしてフィナーレはシークレットゲストがデザインを担当する予定だ。

■発売スケジュール
7月4日 「チノ」茅野誉之
7月29日 「KKTP」キム・キロイック
8月26日 「クリスチャン ダダ」森川マサノリ
9月23日 「スタッフ オンリー」ゾウ・シーモゥ、ウェン・ヤ
10月21日 「カイ」キャサリン・カイ
11月18日 「サルバム」藤田哲平
12月16日 シークレットゲスト

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ソニーが“着る”冷温デバイス発表 専用インナーのポケットに格納し、スマホで操作

 ソニーは、温度調節可能なウェアラブル端末“レオンポケット(REON POCKET)”を発表した。背面に格納ポケットを備えた専用インナーに装着し、首元を冷やしたり、温めたりして快適さを得る。商品化に向け現在、同社が手掛けるクラウドファンディングのプラットフォーム「ファースト・フライト(FIRST FLIGHT)」で資金調達を実施中だ。8月19日までに目標金額6600万円に達すれば、商品化する。

 端末はBluetoothを通してスマホと接続し、専用アプリで操作する。温度は0〜45度の間で5段階の切り替え可能だ。縦約116mm、横約54mm、奥行約20mm、重さ約85グラムのコンパクトかつ軽量な設計により、装着時のごわつきや違和感を最小限にとどめた。バッテリー内蔵型で、最長90分稼働するが、安全性から連続使用時間は30分までとした。

 専用インナーは東レが提供する。素材にポリエステルの極細繊維を使用し、吸水速乾性とストレッチ性を付加した。また、生地を平行に縫合するフラットシーマ製法を採用しており、高い着心地の良さも備える。背面の格納ポケットには、端末装着時に首元にフィットする独自設計を採用した。サイズはS、M、L、カラーはホワイトとベージュ。現段階ではメンズのみ。

 クラウドファンディングの支援プランは、“レオン ポケット”と専用インナーをセットにした3つのパッケージを用意。インナーは1枚(1万4080円、税込)、3枚(1万7380円、同)、5枚(1万9030円、同)から選べる。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

サブスクリプション拡大というけど間違うと消費者が損をしたりして。。。昔のなんか有料でメルマガとかゲームやる時に、自分がどれを契約してたのか忘れてずっと払ってるというのがあったな。そんことを企業側は当然考慮してるやろうな。

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萌え × ストリートの異色アーティストJUN INAGAWAが秋葉原で個展を開催中

 ストリートシーンからオタクまでを賑わせる話題のアーティストJUN INAGAWAは、個展「fukurotoji」を東京・秋葉原のダブ ギャラリー(DUB GALLERY)で8月8日まで開催中だ。

 個展は、世界が崩壊した2030年の秋葉原で生き残った5人のオタクたち「OTAKU HEROEZ」が集う秘密基地がテーマ。「OTAKU HEROEZ」はオタク界の革命児OTAKU HERO、エロ同人、ゲーム、BL(ボーイズラブ)好きの3人のオタク、魔法使いの5人で結成され、彼らが生き延びようとする様子を10点以上の書き下ろしイラストと空間で演出している。

 入場料は投げ銭制で、秘密基地をイメージしたオリジナルドリンクの提供とJUN INAGAWAのサイン入りゲストパス風ステッカーが付く。

 会場ではTシャツ(2万円)やクリアファイル(4000円)、ステッカー(2000円)といった定番グッズだけでなく、抱き枕(8万円)やおっぱいマウスパッド(7万円)といった秋葉原らしいグッズも販売している。

 JUN INAGAWAは1999年東京生まれ。幼い頃から漫画を描き、2012年にアメリカ・サンディエゴへ移住し現地でオタクに目覚める。16歳のときに見たスケートビデオをきっかけにストリートカルチャーへ傾倒し、以降「ヴィーロン(VLONE)」をはじめとしたさまざまなストリートブランドやラッパーとコラボを果たす。現在は活動拠点を日本に移し、漫画家を目指す傍ら、“魔法少女まざーふぁっかー”としてDJをするなど多岐にわたって活動している。

■fukurotoji

日程:7月20日〜8月8日
時間:12:00〜19:00
会場:DUB GALLERY AKIHABARA
住所:東京都千代田区神田佐久間町1–14 第2東ビル2階 216号室
入場料:投げ銭制

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繁盛店「酒菜や いしもん」が、立ち飲み業態で新梅田食道街に進出!

 ヒット業態「酒菜や いしもん」を梅田・大阪駅前ビルで3店舗、西中島と4店舗を展開する石本英哲氏。6月28日には5店舗目となる立ち飲み店を、新梅田食道街にオープン。「立ち飲みはこれまでの『いしもん』とは異なる、新たなチャレンジです。絶対成功させたいですね」と意気込む、代表の石本英哲氏。
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KFC、店内・テイクアウトを同一価格に。店内飲食を促進させる。

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:近藤 正樹)が、10月1日(火)から予定されている、消費税率10%への引き上げ、軽減税率制度導入に伴い、店内と、テイクアウトの税込価格を統一すると発表した。価格の表示方法については、これまで通り全て税込価格とする。
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「備長扇屋」のヴィアHD、79歳の実質創業者がトップに復帰しなくてはならなかった理由

焼き鳥の「備長扇屋」、海鮮居酒屋の「魚や一丁」、焼きトンの「紅とん」など多ブランド居酒屋を展開する株式会社ヴィア・ホールディングスが、6月27日付けで社長の佐伯 浩一氏が降格し、最高顧問の横川紀夫氏が就任しました。そして、新社長の下で、7月17日付けで中期経営計画を発表しました。ランダムトークです。
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福井県の眼鏡企業シャルマンが銀座に路面店オープン “これまでにない眼鏡店を目指す”

 福井県の大手眼鏡企業シャルマンは8月5日に、東京・銀座の並木通りに路面店「シャルマン 銀座並木通り」(中央区銀座5-4-8 銀座カリオカビル)をオープンする。同社は以前、東京・表参道に出店したことがあるが(現在は閉店)、それ以来のオープンで、唯一の直営店となる。

 2フロア構成で、1階(約150平方メートル)は「ラインアート シャルマン(LINEART CHARMANT)」などシャルマンのハウスブランドを販売。2階(170平方メートル)は予約を主としたサロンにするほか、ルーペ付き眼鏡、X線防御眼鏡、フェイスシールドなど医療従事者用の眼鏡を販売し、ショールームとしても使用する。

 内装を担当したのは、さまざまな空間デザインやプロダクトデザインを手掛けているCDLコミュニケーションデザイン研究所の平野敬子。約500種類の眼鏡を360度から見ることができるディスプレーが特徴だ。同店ではシャルマンが海外市場用に販売している商品やショップ限定モデルも取り扱う。シャルマン独自の精密な頭部測定によるサイズチェックやカウンセリングにより、一人一人にフィットする最高レベルの眼鏡選びができるこれまでにない眼鏡店を目指す。

 宮地正雄シャルマン社長は、「銀座への出店は念願だった。従来の眼鏡店にない商品とサービスを用意しており、国内だけでなく海外のお客さまも引きつける魅力あふれる店舗にすることが目標だ。シャルマンの技術力と企業情報を発信する拠点にしたい。また、他の眼鏡店との協力や連動も考えたい。多店舗化は考えていない」と抱負を語った。同店にイメージクリエイティブ室を新設し、社内外のクリエイターや関係者と交流してさまざまなモノ作りやビジネスの可能性を探るという。「商品と店舗、企業を進化させるため、新しいことに挑戦するスタートの店だ」としている。

 シャルマンは1956年に眼鏡フレームの部品メーカーとして創業。東北大学金属材料研究所と約8年をかけて共同開発した素材“エクセレンスチタン”を使用した「ラインアート シャルマン」は、2009年の発売以来、世界約100カ国で累計260万本を販売している。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

パリ地方議会議長 ヴァレリー・ペクレス氏 観光客と日本企業誘致を目指し来日。 を控え金融業を中心に企業がロンドンより移転するケースも増加🇫🇷 フランス・パリ地方圏議会議長が来日、受入体制のさらなる充実を強調 | Travel Vision  

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米「WWD」記者が綴る川久保玲への畏敬

 私がパリ・ファッション・ウイークを取材するようになって25年が経った今でもなお、川久保玲へのインタビューには畏敬がある。そして、これはまだ私にとって3回目でしかない。

 もう随分前に「WWD」の姉妹媒体である「Wマガジン」のために行った1回目は、彼女からチャーミングで打ち解けた印象を受けた。

 2回目は、2000年5月。彼女がハーバード大学デザイン大学院(HARVARD UNIVERSITY GRADUATE SCHOOL OF DESIGN)からの賞を受賞し、当時メトロポリタン美術館(METROPOLITAN MUSEUM OF ART)のコスチューム・インスティチュート(COSTUME INSTITUTE)の研究休暇中であったハロルド・コウダ(Harold Koda)によってオーガナイズされたイベントのためにマサチューセッツ州ケンブリッジを訪れた時だった。その時の彼女は1回目とは異なり、距離を置いた感じだった。

 そして今年5月、川久保は夫であり彼女の通訳も務めるエイドリアン・ジョフィー(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOとともに、ニューヨークにいた。今回の旅は、ノグチ美術館からの名誉ある受賞を中心としたもの。滞在中、美術館でのガラではブレット・リットマン(Brett Littman)館長との簡単な質疑応答セッションに参加し、さらに45分間と事前予告されたこのインタビューに応じた。自身のことを作品に語らせることで知られる彼女にしては珍しいことだ。

 ファッション業界内でさえ川久保のことを詳しく知っている人は少ないけれど、今回は彼女らしく素っ気なくも、とても親切かつ協力的だった。彼女は慎重に質問に答え、誤解を招かないようにジョフィが正確に訳したかどうかを何度か確認する場面があった。その中には、彼女のビジネスに対する姿勢にまつわる発言もあり、「私がビジネスを築く方法としてファッションを使ったのは偶然で、ファッションデザイナーになるという決意ではなかった。それは、ビジネスのための素材だった」や「念のため言っておくと、私のビジネスはクリエイション、製造、販売だ。もし販売するつもりがないのなら、商品を作るのは無駄なこと」と話した。

今年は「コム デ ギャルソン」設立50周年

 彼女が語るのは、自身を駆り立てるものや、小売店がリスク承知で勝負していた日々、1+1を見事な3に変える方法といったさまざまなこと。そして、そこには“仕事は骨の折れるような日々の作業である”という、皆との共通点がある。

 彼女のクリエイティビティーは、多様な美や幻想、不安、不協和音、そして時に醜ささえも感じさせ、しばしば混乱を招きつつも常に説得力を持った独創的かつ視覚的な驚きの中に現れる。ある意味抽象的で強い意志が込められたクリエイティビティーを刺激するものは何なのか?

 その現実離れした志向は、純粋な情熱のあるところから生まれることを前提としている。クリエイターは、自身の情熱的な表現を通してクリエイティビティーを形にせざるを得ないのだ。

 そうした前提は川久保との会話、そして彼女のアウトプットの根底にある。その優れた才能は、審美的インパクトがある作品全体だけでなく、革新的なアイデアを具現化し、ランウエイに落とし込むという卓越したスキルにおける、気が遠くなるほどに考え抜かれた彼女のアプローチに根ざしている。それゆえ、川久保はこの半世紀のあいだ、ファッションの愛好家たち、つまりファッションが理知的挑戦と心を揺さぶることができると信じる人々に世代を超えて畏敬の念を抱かせてきた。

 しかし、初期のジェンダーの探求からパンクやキャンプ、結婚、死に至るまで知的かつ芸術的な思考の全てにおいて、川久保は自身の創造の源泉を美化することを拒んでいる。

 若い頃、テキスタイルメーカーに就職したことがきっかけで、彼女はファッションビジネスの世界に入った。やがて、会社でスタイリングの仕事をするようになり、自分の求めるアイテムが見つからなかった時に服作りをスタート。その経験が、目的を伴ったクリエイティブな将来の道筋をもたらしたのだ。そして、その目的はただセンセーショナルな服を作ることでは決してなかった。最初からずっと川久保は独立を模索し、そのための道筋をファッションに見出した。彼女を導いたのは、“今まで見たことのない服”というニッチな手法だった。

 少なくとも川久保自身の見解としては完璧ではないが、それはうまくいった。主として取り組んでいる驚異的な作品制作のための尽きることのないような能力への畏敬によって大勢の人々から崇拝され、彼女は業界の頂点に登りつめたかもしれない。しかし、「それはビジネスのイメージでしかない」と川久保。「“今まで見たことがない服を作る”という中核的意味においては、たくさん売れるものではないから成功しているとは考えていない。もしメインである『コム デ ギャルソン』のコレクションだけに依存していたら、会社は倒産していたかもしれない」と明かした。

 そのプロセスは、時を経ても簡単になることはない。実際のところ、「新たなことに取り組めば取り組むほどに新しさを感じられるものは少なくなるので」、クリエイティブ面における計算式はより複雑になるだけだ。そのため、彼女は商品のみならず、小売りにおける戦略的イノベーションの発展をもクリエイティブに推し進めることに注力している。それは全て、驚くほど長く今なお続く道の一部だ。「コム デ ギャルソン」設立から50年を迎え、川久保はこれまでラルフ・ローレン(Ralph Lauren)のみだった半世紀を超えて活躍する創業デザイナーという偉業を成し遂げた。彼女はその事実を大して気にしていないと言うが、紛れもなく“唯一無二の存在”と称するにふさわしい人物だ。

 インタビューの全文は「WWDジャパン」7月22日号に掲載している。

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「百貨店の苦況のもとは、売り上げ至上主義にある」 by 山中鏆

山中鏆東武百貨店社長

 百貨店の苦況のもとは、売り上げ至上主義にある。その結果、バイヤーはゴルフがうまけりゃいいという風潮を生んだし、シャンデリアと大理石の売り場を作れば消費者は寄ってくると錯覚した。今後、もっと百貨店は近代化、システム化しなくてはならない。(Vol.596 1993年2月22日)

The WORDS
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。

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ガブリエル・シャネルの伝説に触れる巡回展「マドモアゼル プリヴェ」が東京に

 「シャネル(CHANEL)」は10月19日~12月1日に、巡回展「マドモアゼル プリヴェ/ガブリエル シャネルの世界へ(MADEMOISELLE PRIVE TOKYO以下、マドモアゼル プリヴェ)」を東京・天王洲アイルのB & Cホールで開催する。同展は2015年にロンドンでスタートし、ソウルや香港、上海を経て東京に上陸するもの。「マドモアゼル プリヴェ」とは、パリのカンボン通り31番地にあるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)のアトリエの入り口に掲げられた言葉で、展示では、メゾンのアイコン3つにフォーカスしたものとなる。その3つとは、いかなる時代もメゾンのエスプリを体現するオートクチュール、1921年に誕生した伝説的なフレグランス「シャネルナンバー5(CHANEL NO.5)」、32年にガブリエル・シャネルがデザインしたダイヤモンドジュエリーの復刻版を含むハイジュエリーだ。それらのクリエイション過程や卓越したサヴォアフェール(メゾンの伝統の技術)紹介するとともに、究極のラグジュアリーが融合した特別な展示になる。

 ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)=シャネル ファッション部門グローバルプレジデントは、「オートクチュールもハイジュエリーもフレグランスも、ガブリエル・シャネルにより生み出された『シャネル』を象徴するアイコンだ。伝統と現代性が融合した『シャネル』の過去と現在、未来をつなげるものである。テーマは同じだが、開催地によって異なるアングルで展示をする」と述べている。

■マドモアゼル プリヴェ展 / ガブリエル シャネルの世界へ

日程:10月19日~12月1日
会場:B & Cホール-天王洲アイル
住所:東京都品川区東品川2-1-3
時間:11:00-20:00 (最終入場19:30)
入場無料

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