「ナイキ ゴルフ」と「ストーンアイランド」が初コラボ 2型を用意

 ナイキ(NIKE)の「ナイキ ゴルフ(NIKE GOLF)」と伊メンズブランド「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は7月25日、コラボレーションしたゴルフウエアを世界同時発売する。ナイキと「ストーンアイランド」はこれまで「ナイキラボ(NIKELAB)」で幾度もコラボしてきたが、「ナイキ ゴルフ」とのコラボは今回が初めて。

 用意したのは3層構造のフード付きジップアップジャケット“401N1 RASO-R 3L”と、薄手のスーパーストレッチナイロン製のレイヤーを2層組み合わせたプルオーバーのクルーネック“601N2 COMFORT TECH COMPOSIT”の2型。“401N1 RASO-R 3L”はブルーとグレーの2色展開で、野外でのプレーを想定し撥水性・防風性・通気性に優れ、スイングの動きを妨げないようなパターン設計になっているほか、ゴルフボールやティー、グローブなどを収納できるユーティリティーポケットが付く。“601N2 COMFORT TECH COMPOSIT”はブルー、グレー、イエローの3色展開で、同じく通気性に優れ、後ろ身頃には「ナイキ」のスウッシュマークが刺しゅうで施されている。

 2型とも価格は非公開で、東京・南青山にある「ストーンアイランド」の旗艦店でのみ取り扱う。

 なお18〜21日(日本時間)に開催されていたゴルフ全英オープンでは、ナイキ契約選手のローリー・マキロイ(Rory McIlroy)が発売に先駆け同アイテムを着用し大会に臨んでいた。

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阪急うめだ本店で韓国ファッションの催事 デザイナーらの来店イベントも

 阪急うめだ本店は、韓国の最先端ファッションを紹介する催事「HELLO SEOUL VOL.2」を3階のコトコトステージで7月24日から30日まで開催する。日本初上陸のブランドに加えて、デザイナーの来店やアーティストによるライブイベントも行う。

 出店するのは、ストリートブランド「フレイクノック(FREIKNOCK)」「チャームス(CHARMS)」「ゴーニーゴーニー バイ オーアイ オーアイ(525 BY OI OI)」、ラグジュアリーとのモダンのミックススタイルが人気の「フェイウー(FAYEWOO)」「ライ(LIE)」など。また「ライ」のデザイナーのリー・チョンチョン(Lee Chungchung)、「フェイウー」のデザイナーのウーファ・ジュン(Woohwa Jung)、ヘアデザイナーのケンタ(KENTA)、アーティストのケリー・パク(Kelly Park)、声優のパイル(PILE)らの来店イベントを予定する。

◾HELLO SEOUL VOL.2
日程:7月24日〜30日
会場:阪急うめだ本店3階コトコトステージ31
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

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見た目はギャル、中身は“優等生” 「ジェイダ」を支えるマジメなPDCAサイクル

 2011年にスタートしたマークスタイラーの「ジェイダ(GYDA)」は、全国13店舗と規模は小さいながらも10-20代前半の派手な服装を好む若い女性、いわゆる“ギャル”から厚い支持を得ている。ブランドの通信簿は同社の中でも超優等生。ブランド単体では15年2月期から4期連続の増収で、19年2月期の売上高は前期比40%増。月単位で見れば、41カ月連続で前年超えを達成した(19年5月末時点)。インスタグラムなどSNSからの流入による自社EC売上が15%~20%を占める一方、SHIBUYA109店の売り上げは館の中でも常に上位で、18年度下半期は館の優秀賞を受賞。心斎橋OPA店でも2年連続で館の最優秀店舗賞に選ばれるなど、リアル店舗も強さを見せる。

 ブランドとして打ち出しているコンセプトは、海外のセレブのファッションをイメージした“LAカジュアル”。だが肌見せの多い開放的なテイストがギャルの好みにマッチしているようで、弊紙「WWDジャパン」4月29日&5月6日合併号「令和へ持っていく平成ファッション」に登場した22歳の赤荻瞳「エッグ(egg)」編集長は、「『ジェイダ』は永遠に不滅」と崇拝する。

 継続的な好調のカギは、二人のキープレイヤーが握っている。生産・企画担当を経て12年から同ブランドを束ねる栗山慶太事業部長と、本部と店舗をつなぐ役割を担う井上瑞規エリアマネージャーだ。ギャルに人気を博している理由について尋ねると、「そもそも(ギャルは)ターゲットにしていたわけではないから、分からないというのが本音(笑)。アパレルブランドとして、当たり前のことをしっかりやっているだけ」と顔を見合わせる。

 カリスマ店員やプロデューサーがけん引した00年代のブームに比べれば、ギャル市場は活気を失っている。ギャル文化を象徴するSHIBUYA109の売り上げは08年度の280億円をピークに、15年度には161億円まで落ち込んだ。そのような逆風の中でも「ジェイダ」はPDCAを回し、コツコツと売り上げを積み重ねている。

企画・生産畑から異例の抜てき
 デニムの品質で勝負

 栗山事業部長は、「営業担当が事業部のトップを務めることが多い中、(自分の抜てきは)驚いた」と振り返る。当時は「事業をたたむかどうかという瀬戸際」に立たされていたが、そこから持ち直して成長軌道に乗せた。要因は「いたってシンプルで、モノ作りに立ち返ったこと」。不調の中でもファンから支持のあったデニムの強化に取り組んだ。

 また、栗山事業部長はかねてよりヤング向けブランドの、広告による販促に頼りがちな点に疑問をもっていたという。「目先の利益を求めた安易な手法に頼ってばかりでは、根強いファンは作れず、トレンドが去れば一緒にブランドが沈んでしまう。これは企画・生産出身者のプライドかもしれないが、自分たちもそうならないよう、デニムという“武器”を作っていこうと考えた」と語る。

 デニムは国内工場での製造により「百貨店で売っているブランドのデニムと比べても遜色ない品質」だといい、定番品とトレンド商材合わせて10-15型を平均1万円台で提供。ブランドにおけるデニムの売上構成比は30%近くを占める。「店にわざわざ来てくれたお客さまのワクワクを裏切らない」ためにも、デニムの在庫は常に切らさないよう「週末に入荷して、週明けには追加発注を決めている」というスピード感にこだわる。エッジィなデザインのものが特に売れ行きが良く、ヒップ、腿に大きなダメージが入ったデニムはそれぞれ累計3万本以上を販売している。「若いお客さまにとってうちの商品は決して安くない。だが丁寧なモノ作りは確実に響いていて、『高見えするよね』『カッコいいよね』と直感的に買っていただけている。こういうリアルなお客さまの反応は、現場の声を聞くことでしか分からない」。

 売れ筋のダメージデニムについては販売員の意見をもとに、ダメージ部分を破れにくい形に変えたり、位置を変えたりといった試行錯誤を重ねた末に今の形がある。現場から上がってきた意見は迅速に取り入れ、フィードバックも行うことを心掛けている。「彼女たちの意見にも当たり外れはある。でもそれを恐れていたら前に進まない。自分の意見で『ジェイダ』が良くなってお客さまからほめられたりしたら、ますます売ってやろうというモチベーションになる。すると、また意見が上がってくる。そういうポジティブな循環を作っていきたい」。

熱い販売員たちを束ね、
自分らしさを引き出す

 本部と現場のコミュニケーションを円滑に進めるために、重要な役割を果たしているのが井上瑞規エリアマネージャー。現在は関西エリア(大阪、京都、名古屋、福岡、広島、金沢)の計8店舗を管轄し、週の半分はホテル泊というスケジュールで各店舗を飛び回り、店長指導を行っている。「そう言うと店長を裏手に呼び出して叱りつけているみたいですけど、ちゃいます(笑)。私な仕事は、栗山さんが分析した店舗の課題を、現場の販売員がやるべき具体的なアクションに翻訳して伝えること」。

 事前に店員1人1人の売上金額や商材別の売れ行きといった数字をインプットして店舗に出向き、「新人の販売員をもっと売れるようする」「デニムをもっと打ち出す」といった大まかなテーマを決める。だが、具体的な改善方法は店長に考えさせ、自身は現場を観察した上でヒントを与える役に徹する。「うちのブランドが大事にしているのは自分らしさ。接客にマニュアルもなくて、お客さまも販売員のスタイルにあこがれてファンになってくれている。だから、どうやったら自分らしいやり方で売り上げを伸ばせるか考えさせることが大事」。

 売り上げ目標の80%程度しか届かなかった販売員に対し、試着室での接客方法を改善して120%にまで伸ばしたという好例もある。「14~17年に店長をしていた頃は、販売員一人ひとりにくっついて、やいやいとやかましく言っていました。でも月の売り上げが前年を割ったことはなかった。私のやり方が正しかったかは置いておいて(笑)、1人1人に向き合うことが大事なのだと信じています」。

 店長も販売員も、「皆『ジェイダ』が好きだから、頑固で熱くなってしまう」がゆえ苦労することもある。「結果が出ていなくても、改善策はなかなか聞いてもらえません。数字みたいなファクトベースで説明するだけではだめで、時には一緒に食事をして、わいわいやって心の距離を縮めることも必要。でも、納得してもらえたら、最後までとことんやってくれる子たちです」。

デニムをフックに大人の女性へ訴求

 「ジェイダ」はこの間、強みの商材であるデニムの打ち出しをさらに強化するため、はき込んだデニムをアート作品のように壁に掛けたり、照明を当てたりという「デニムバー」の導入を各店舗で始めている。今後はデニムをフックに、大人の女性にも裾野を広げていく。いままでにない客との接点を増やすため、今年は横浜・赤レンガの「グリーンルームフェスティバル」(5月25~26日)にも出店した。「店舗には親子で来られる10代のお客さまも多く、お母さまには素材やシルエットをほめてもらえることが多い」と井上エリアマネージャー。「デニムを入り口に、大人の女性にもさまざまなアイテムに興味をもってもらいたい」。

 ブランドのビジョンとしては、国内店舗は今後増やしても2~3店で、ゆくゆくは海外出店も視野に入れる。「よくばって広げ過ぎてブランドがブレたら本末転倒だ。あくまで今のお客さまにしっかり軸足を置きながら、じっくりとファンを広げていく」(栗山事業部長)。

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「アレキサンダー・マックイーン」19-20年秋冬の新広告にケイト・モスが登場

 「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」は7月18日、19-20年秋冬の新広告キャンペーンにモデルのケイト・モス(Kate Moss)を起用したビジュアルを公開した。アートビジュアルは「ディオール(DIOR)」などのアートディレクションをしてきたクリエイティブユニットのエムエムパリス(M/M PARIS)、「ロエベ(LOEWE)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」などのキャンペーン写真を撮ってきた写真家のジェイミー・ホークスワース(Jamie Hawkesworth)が手掛けた。

 ケイトは長きにわたって、アレキサンダー・マックイーンのショーに出演していた。2月に公開された映画「マックイーン:モードの反逆児」では、ショーのフィナーレに幻想的なドレスを着用してホログラムで登場していたシーズンの映像が使用されている。

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テキスタイル・イノベーター「バイボーレ」がザ・ウールマーク・カンパニーと提携

 オランダのブランド「バイボーレ(BYBORRE)」はザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)とパートナーシップ契約を結び、2019-20年秋冬物でカプセルコレクションを販売する。

 「バイボーレ」は3次元的なニット生地など革新的なテキスタイル開発を手掛ける“テキスタイル・イノベーション・スタジオ”として、2010年にボーレ・アッケルスダイク(Borre Akkersdijk)=クリエイティブ・ディレクターが創業。18年春夏シーズンに同名のブランドレーベルをスタートさせ、パリ・メンズ・コレクション期間中に展示会を開いて新作を発表している。

 日本におけるビジネスは、同ブランドのエージェントである大阪のオーパスジャパン(OPUS JAPAN)が運営する東京・銀座、大阪・梅田と南船場にあるセレクトショップのカセドラル(CATHEDRAL)のほか、今秋は伊勢丹新宿本店メンズ館、スノーピーク(SNOW PEAK)の一部の店舗、神奈川県・本厚木のマスマティクス(MATHEMATICS)、名古屋のキンク(KINK)などのセレクトショップを含む約10店舗で販売される。

 コレクションのテーマは“テキスタイル・ディベロップメント・キット“。イタリアのサントーニ(SANTONI)社とドイツのメイヤー&シー(MAYER & CIE)社の立体編み機を使用した、メリノウールとクールマックスとナイロンをミックスしたオリジナル素材は通気性や吸湿発散性に優れており、裏地を表に出したグラデーション状の柄がユニークだ。商品のデザインはユニセックスで、価格は20年春夏のセーターが6万円台、ショーツが約5万円、パーカが約5万円など。
来日したサミュエル・ドゥ・グゥドゥ(Samuel de Goede)=デザイン・ディレクターは「革新的な素材開発がわれわれの使命だ。今後も深く、ゆっくり進化していきたい」と話した。

 アッケルスダイクは1985年、オランダ・ヴァモル生まれ。ニューヨークのファッション工科大学(Fashion Institute Of Technology)を卒業後、オランダのアイントフォーヘン・デザイン・アカデミー(Dedign Academy Eindhoven)で学び、トレンドコンサルティング会社を経て、「バイボーレ」を立ち上げて以降、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ナイキ(NIKE)」「アディダス(ADIDAS)」などと素材開発を中心に協業している。19年春夏は、ゴアテックス(GORE TEX)社とパートナーシップを結んでいる。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

1905年に仏ラグビー連盟 が誕生した当時の復刻ロゴを使用 フランスナショナルラグビーチーム“フランス×日本”新ジャージを『ルコックスポルティフ 』から新発売|PRTimes デサントジャパン リリース by

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ビンテージバイヤー栗原道彦が語る ハードボイルドアメリカ買い付け物語

 23年のキャリアを持つフリーランスのビンテージバイヤー栗原道彦は、6週間サイクルで日本とアメリカを行き来している。アメリカではレンタカーでアリゾナ州からテキサス州までスリフトショップ(非営利のリサイクルショップ)を回る。1日30軒のペースで朝から晩まで。しかし「10軒以上何も買えないときもある」。夜、スリフトショップが閉まったら、7~8時間かけて次の州に移動する。宿泊は1泊45ドル~(約4860円~)の安モーテルで、「ドアの外では銃声やドラッグの取引」が日常だという。少しでも長く眠りたいときは「車中泊もある」ハードな道中だ。

WWD:ビンテージバイヤーの仕事とは?

栗原道彦バイヤー(以下、栗原):“フィルター”だと思う。どこまでさかのぼるかにもよるが、膨大な量の不用品の中から価値のあるもの見つけ出す作業は簡単ではない。それを代行するのが仕事だ。

WWD:買い付け先について聞きたい。

栗原:7~8年前からスリフトショップを回るようになった。スリフトショップへの古着の流入には大きく2つある。1つはドネーション(寄付)で、もう1つがエステートセール。家主が亡くなったり、引っ越しをする際に家中の一切合切を売る――これがエステートセールだ。Tシャツが50セント(約54円)、ジーンズが2ドル(約216円)、バンダナが塊で1ドル(約108円)など破格値で売られる。アメリカの家屋は広くてスペースがあるので、時間とともにため込まれたあれこれが放出される。

WWD:栗原バイヤーは23年のキャリアを持つ。買い付けるアイテムに変化はあった?

栗原:僕らの業界では、ビンテージデニムなどアメリカもので価値が体系付けられているものを“アメカジ古着”と呼び、1990年代や2000年代など時代が浅く、ただし一点モノとして価値が認められたものを“デザイン古着”と呼ぶ。後者はここ数年で需要が増え、スリフトショップで安く買えて利益率も高いので、ビンテージバイヤーの新たなそして重要な収入源となっている。

WWD:“アメカジ古着”はもう売れない?

栗原:そんなことはない。00年代はビンテージの価値が底を打った時代だが、その頃10万~20万円で売られていた「リーバス(LEVI’S)」のデニムジャケット“ファースト”が今や20~40万円、6万円前後だった“セカンド”が20万円弱まで高騰している。ただ、同時に“ファースト”や“セカンド”を「要らない」という若年層もいてビックリしている。着こなしにビンテージを組み込んだ人は“おっさん”なのだそうだ(笑)。

WWD:古着の価値観が変わった?

栗原:僕らが学生だった90年代は“1000円で買えるTシャツ”“3000円で買えるパンツ”といえば古着しかなかった。皆が古着を着ているから、古着の世界に入りやすかった。それがファストファッションの登場で大きく変わった。「新品がその値段で買えるなら」と“古着を選ばない人”が出始めた。インターネットの影響も大きく、情報が一気にあふれた。90年代は10代も40代も古着好きは同じ格好をしていたが、情報によってスタイルが多様化した。フィールドは広くなったが浅くなったとも言え、少なくとも深く掘る人が少なくなった。これは音楽や車にも言えることだと思う。ただ大きな変化はもっと別のところで起きた。

ネットとSNSによって到来した
“誰でもバイヤー時代”

WWD:大きな変化とは?

栗原:ネットオークションサイトの「イーベイ(eBay)」が急成長した00年代まで、ビンテージは日本でしか売れなかった。それが「イーベイ」を通じてアメリカやヨーロッパ、アジアで買われるようになり、さらにディーラーが客に直接売るようになった。ディーラー自体にも変化がある。90年代から付き合いがある“アメカジ古着”のディーラーは70代が中心で、亡くなった人もいる。一方で、非営利のリサイクルショップ「グッドウィル(GOODWILL)」のアウトレットには、10~20代のビギナーディーラーが張り付いている。穴が開いたり汚れた服が“ブルービン”と呼ばれる大きなカートに投げ込まれ、量り売りされている。彼らはインスタグラムの“#BLUEBIN”や“# GOODWILLFIND”といったタグを頼りに情報を集め、買い付けをしている。

WWD:新たな競合も増え、ビンテージバイヤーにとっては厳しい時代だ。

栗原:その通りだ。川上で価値に気付く人が増え、年々スリフトショップの値段も上がっている。ある意味で“アメリカにもうビンテージはない”とも言える。初めて渡米した若いバイヤーは「こんなに物がないとは思わなかった」と驚いていた。

WWD:そんな中で栗原バイヤーの秘策は?

栗原:僕は英語ができるので、スリフトショップでそれらしい人を見つけては声を掛け、スマホ写真や「イーベイ」やマーケットプレイスサイト「エッツィ(Etsy)」のページを見せてもらう。めぼしい商品があれば、彼らの家まで行って商品を買う。

WWD:一般客とバイヤーの違いが分かる?

栗原:商品の見方で分かる。競合が増え“玉数(アイテム数)”が減っているからこそ、自分で声を掛けざるをえない。

WWD:彼らが栗原バイヤーに売るメリットは?

栗原:手っ取り早く現金化できる。「イーベイ」や「エッツィ」のように手数料や税金も掛からない。ほかにも秘策ではないが、10年ほど前からダメージ古着をリメーク材料として「77 サーカ(77 CIRCA)」や「メゾン エウレカ(MAISON EUREKA)」に卸しており、大きなビジネスになっている。“アメカジ古着”もビームスなどセレクトショップ向けに卸をしたり、ポップアップを開催してもらったりしている。古着が好きだから、これからも仕事を続けたい。

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【新立地】東京・浅草の近所、蔵前でビジネスを始めた時、元レインズの西山さんから教わったことを噛み締めた

 東京の東側・浅草の南側の蔵前という地域がある。下町の雰囲気を残しながら、外国人観光客向けのリーズナブルな宿泊施設も増えている。そこにマイナーな中国地方料理をテーマにした「漁見(ユジェン)」を出店したグローバルエンターメントサービスの小宮裕二社長。実は元レインズインターナショナル出身。飲食への思い、そして西山知義さんから教わったことを語ってもらった(聞き手は、フードリンクニュース編集局長兼編集長、遠山敏之)。
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日本航空が新制服を発表 デザインは「エズミ」の江角泰俊

 日本航空(JAL)は、2020年4月に導入する新制服のデザインを発表した。航空運輸事業の全部門を一新した。目玉となる客室乗務員と地上接客部門のデザインは、ウィメンズブランド「エズミ(EZUMI)」の江角泰俊デザイナーが手掛けた。整備士とハンドリングスタッフの作業着は、デサントジャパンとモンベルがデザインを担当した。

 江角デザイナーが掲げたテーマは“ハイブリッドモダンビューティー”。袖口にリブ素材を用いたり、袖をシフォンで切り替えたりと、異素材の組み合わせによってハイブリッドを表現した。同社初となるパンツルックやワンピースも用意し、現代の多様性のニーズにも応える。一方、ロゴマーク「鶴丸」から連想した曲線的なパターンメイキングを一部の制服に落とし込んだり、コーポレートカラーであるダークネイビーとレッドを基調にしたりと、昔から親しまれている企業イメージも大切にした。

 航空会社の制服は、動きやすさや安全性など、高い機能性が求められるため、「デザインでいかに攻めるかがポイントだった」と江角デザイナー。制服の一部には航空業界では珍しいバルーンスリーブを採用した。業務の動きに最適な袖のボリューム・形状を研究するなど、「デザインと機能性を両立させた」。

 そのほか、デサントはスポーツウエアで培った機能性や立体シルエットを、モンベルは登山やアウトドアウエアに用いている防寒・防風機能を制服に落とし込んだ。

 江角デザイナーは1981年広島県生まれ。宝塚造形芸術大学やイギリス・ロンドンのセント・マーチン美術大学でファッションデザインを学び、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」や「アクアスキュータム(AQUASCUTUM)」で経験を積む。2010年、自身のブランド「ヤストシ エズミ」をスタートし、18年にブランド名を「エズミ」に変更。企業ユニホームを手掛けるのはこれで3度目で、15年にフォルクスワーゲン(VLOKSWAGEN)ショールームの女性スタッフの制服を、17年に「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のビューティアドバイザーの制服を手掛けている。

 同社が制服を一新するのは7年ぶり。13年に導入した現在の制服は、デザイナーの丸山敬太が手掛けた。

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渋谷にDJバー「翠月」がオープン 内装デザインはYOSHIROTTENが担当

 東京・渋谷区道玄坂にラッパーRYUZOがプロデュースを手掛けるDJバー「翠月 (MITSUKI)」がオープンする。内装デザインはグラフィックアーティストのYOSHIROTTENが担当し、7月23日のオープニングパーティーのDJにクルーエル・レコーズ(Crue-L Records)の瀧見憲司や川辺ヒロシ、YOSHIROTTENのDJユニットYATTなどが登場する。

 ディスコ、ソウル、ハウス、テクノ、エクスペリメンタル、アンビエントなど多様なジャンルの音楽をDJがプレーするムードある空間で、ビンテージを含む国産ウイスキーのセレクションや、厳選したナチュラルワインなどのお酒を楽しむことができる。

 RYUZOとYOSHIROTTENのふたりがタッグを組むのはこれで3店舗目。「ブロッディー・アングル(BLOODY ANGLE)」「マダム・ウー トーキョー(MADAM WOO TOKYO)」に続く、新しい音楽のスポットとして人気を集めそうだ。

■翠月

オープン日:7月23日
時間:22:00~29:00
定休日:日曜
住所:東京都渋谷区道玄坂1-22-12 長島ビルB1F

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「H&M」が中国人デザイナーと初コラボ 中国やシンガポール、カナダなどで発売

 「H&M」は中国人デザイナーのエンジェル・チェン(Angel Chen)が率いるアパレルブランド「エンジェル チェン」と組み、9月にカプセルコレクションを発売する。「H&M」が中国人デザイナーと協業するのは今回が初めてだ。

 同コレクションは中国に加えて、中国系の消費者が多いシンガポール、マレーシア、フィリピン、カナダで店舗とオンラインで販売する。金銭的に余裕があり、旅行の経験も豊富でファッションに積極的な中国語圏の若年層を取り込む狙いだ。

 マグナス・オルソン(Magnus Olsson)H&M中華圏カントリー・マネジャーは、「消費者は絶えず変化しており、ファッション業界も変革期にある。当社ではベーシックなものと最新トレンドのアイテムをバランスよく販売しているが、各国の消費者に素晴らしいデザインの商品を提供する方法を世界中のさまざまな市場で実験している。『エンジェル チェン』は東洋と西洋の美的感覚の融合をコンセプトとした、中国のデザイナーズブランドの先駆者的存在だ。当社は今回のコラボを大変うれしく思っており、中国の若手デザイナーの創造性やその中国人消費者への影響力の大きさはもちろんのこと、国外のファッション業界への影響力の大きさについてもより注目を集めたいと考えている」と語った。

 「エンジェル チェン」は中国国内のセレブリティーやアーティストの間で高い人気があり、チェン=デザイナー自身もセレブの一人と目されている。同ブランドは中国語圏で10店舗を抱える中国の有力百貨店レーン クロフォード(LANE CRAWFORD)や英百貨店セルフリッジ(SELFRIDGES)、伊ECサイト「ルイーザヴィアローマ(LUISA VIA ROMA)」など世界で60の卸先がある。今回のカプセルコレクションは中国武術をコンセプトとしており、松や竹、ドラゴン、鶴といった模様をあしらったフーディーやTシャツなど45のアイテムを発売する。価格は59~1490元(約944~2万3840円)程度の予定。

 チェン=デザイナーは、「中国文化と私のアイデンティティーを作品に反映することを最優先し、売れるかどうかは二の次でデザインした。ブランドを象徴するルックをいくつか選び、色味や素材、ディテールなどをアップデートした。例えば、ボディースーツは再生ナイロン100%のメッシュ素材で作られている。サステイナビリティーをどう取り入れていくかについては、H&Mとよく話し合って決めた」と語った。

 「H&M」は2007年に中国に進出。同ブランドにとって世界で4番目に大きな市場で、6月末時点で中国本土に460の店舗を運営している。オルソンH&M中華圏カントリー・マネジャーは、「当社は中国およびアジア市場を非常に重視しており、中国の旧正月(春節)向けにキュレーションした特別コレクションを6年連続で発表している。また16年にはアジアに着想源を得たコレクションを立ち上げているほか、18年にはアジア限定のランジェリーラインも発売している」とコメントした。

 なお同氏によれば、「H&M」の親会社であるH&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ)が擁する「アンド アザー ストーリーズ(& OTHER STORIES)」が今秋、アリババ(ALIBABA)が運営する中国最大のECサイト「Tモール(TMALL)」に出店するという。

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【女子の視点】「大戸屋」の勘違いが心配になるレベル

「大戸屋」の客離れが止まりません。バイトテロや値上げが主因と言われていますが、掘り下げて考えてみました。私はこの深刻な状況は、バイトテロのほとぼりが冷めたら回復するだろう、などという甘い考えは通用しないのではと思います。
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「サンローラン」が日本企業とコラボ 歌詞が浮かぶ“リリック スピーカー キャンバス”が登場

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は現在、日本企業のCOTODAMA社と協業し、同社が手掛ける歌詞を映すスマートフォン用スピーカー“リリック スピーカー キャンバス(Lyric Speaker Canvas)”とのコラボレーションアイテムをパリ店とロサンゼルス店限定で取り扱い中だ。

 “リリック スピーカー キャンバス”は、“歌詞をインテリアのように飾って楽しむ”をコンセプトにCOTODAMA社が開発した歌詞を映すスマートフォン用スピーカーの第2弾モデルで、2018年11月にオリジナルが発売された。見た目は正方形のボードを2枚組み合わせたようなシンプルながら洗練されたデザインで、音楽を再生すると前面のブラックボードに歌詞が浮かび上がり、背面のシルバーボードからはサウンドが流れ、音楽を耳だけでなく目でも楽しむことができる次世代型スピーカーだ。対応楽曲は240万曲以上で、浮かび上がる歌詞のフォントや動きは、バラードであればやさしくロックであれば力強くと、スピーカーが楽曲を自動解析しモーショングラフィックが生成される。

 “リリック スピーカー キャンバス”がコラボアイテムのベースになるのは今回が初で、6月にパリとロサンゼルスにオープンした「サンローラン」の店舗でのみ展開される限定コラボアイテムの1つとして用意された。カラーはブラックで統一し、背面のボードにはコラボを象徴する“SAINT LAURENT”の文字をプリント。価格はパリ店が1662.5ユーロ(約20万円)、ロサンゼルス店が2424ドル(約26万円、州税含む)で、日本の「サンローラン」および“リリック スピーカー キャンバス”取り扱い店舗では販売しない。

 しかし、東京・南青山にあるCOTODAMA社の直営ショールームでは、7月25〜26日の2日間限定で同コラボアイテムを展示する予定だ。

■COTODAMA 直営ショールーム
展示期間:7月25〜26日
住所:東京都港区南青山6-3-16

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「モンクレール」が新広告キャンペーンにウィル・スミスを起用

 「モンクレール(MONCLER)」は新広告キャンペーン“ジーニアス イズ ボーン クレイジー(GENIUS IS BORN CRAZY)”を公開し、ビジュアルにウィル・スミス(Will Smith)を起用した。ウィル・スミスがファッション広告キャンペーンに出演するのは今回が初めて。

 今回のキャンペーンを通じて、同ブランドが重要視する“本質的なインベンティブマインド(独創的な考え方)”がもつ力強い意思やウィットに富んだメッセージを発信していく。アイコニックな赤いダウンジャケットを着用したウィル・スミスが宙に浮遊する印象的なビジュアルにはパワフルなメッセージを込めた。

 レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「ウィル・スミスを、彼にとっての初となるファッション広告キャンペーンに迎えることができてとても光栄だ。われわれの持つクレイジーなアイデアは、誰もが持っている隠れたジーニアスを称えるものである」と述べている。

 同ブランドは昨年7月に“Moncler Beyond”と題した2018-19年秋冬のキャンペーンビジュアルを公開しており、限界や期待を超えて自分らしくいることの重要性を伝えるため、世界各地からそれぞれ背景、業界、年齢も超えた19人を起用した。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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「ハーシェル」創設者が考える、新しい“モダントラベル”というカテゴリー

 カナダ発の「ハーシェル サプライ カンパニー(HERSCHEL SUPPLY CO.以下、ハーシェル)」が「ステューシー(STUSSY)」や「ハフ(HUF)」などを展開するジャックと日本における輸入代理店契約を結び1年半が経つ。それまで日本では、“バッグブランド”としてのイメージが強かったが、本来のコンセプトである“トラベル”を打ち出し奏功。ラゲージやアクセサリー、アパレルなどのラインアップを拡充し、中価格帯のラゲージとして競合と差別化を図っている。米LAで開催するストリートカルチャーの祭典「コンプレックスコン(COMPLEXCON)」への出店や、静岡県富士宮市で開催中の「カウズ:ホリデイ(KAWS:HOLIDAY)」にメインスポンサーとして協賛するなど、ストリートカルチャーのイベントにも積極的に参加する。「カウズ:ホリデイ」の為、来日中だった「ハーシェル」共同創設者、リンドン・コーマック(Lyndon Cormack)にビジネスの展望を聞いた。

WWD:今回「カウズ:ホリデイ」のメインスポンサーになった理由は?

リンドン・コーマック共同創設者(以下、リンドン):「カウズ:ホリデイ」を手掛けている香港のクリエイティブスタジオ、オール ライツ リザーブド(All Rights Reserved)の存在は元々知っていたんだけど、彼らから「(過去の「カウズ:ホリデイ」は)都心での開催が続いていたけど、次は富士山の麓で開催する。興味はないか?」というアプローチがあった。「ハーシェル」はトラベルやアドベンチャーを背景にしているブランドだし、アートや建築、ストリートカルチャーともつながりが深いから、街から自然の美しい場所に移動してイベントを開催することにとても共感したんだ。

WWD:実際の会場に行ってどうだった?

リンドン:レセプションイベントの日は土砂降りで天候は悪かったけど、晴れ間には辺り一面、霧がかかってとてもミステリアスで美しかった。

WWD:「ハーシェル」はポップアートとも相性がよく感じるが、それはなぜだと思う?

リンドン:アーティストには僕らのブランドの商品を大きなキャンバスとして見て欲しいし、そう思ってもらっているからだと思う。

WWD:カウズの他にブランドとして注目しているポップアーティストは?

リンドン:ブライアン(カウズの本名)とは今後も一緒に何かやっていければいいねと話している。注目しているアーティストはたくさんいるけど、直近だともうすぐバスキア(Basquiat)とのコラボアイテムをリリースするんだ。本物のバスキアを手に入れようとするとすごく高価なものだけど、ブランドを通してバスキアを体感してもらえればうれしいよ。

WWD:日本人で気になるアーティストは?

リンドン:村上隆と隈研吾だね。村上さんとは、過去に「コンプレックスコン(COMPLEXCON)」でコラボした。隈さんの建築はアートだし、日本ならではのスタイルだよね。

WWD:ファッションとアートの共通点は何だと思う?

リンドン:デザインとストーリーテリング。両方不可欠なものだから。

WWD:ジャックと輸入代理店契約を交わし1年半が経つが、現在のビジネスの状況は?

リンドン:日本での新たな展開として最も重要視していたのが、日本市場での経験豊富なエキスパートとパートナーシップを組むことだった。ブランドのストーリーや求めるモノを同じイメージで伝えてくれるパートナーを探していたんだ。ジャックと組むことによって、消費者からの意見をプロダクトに生かせるし、日本市場に求められるラインアップを追求できている。今はまだ日本のビジネスをもっと成長させるために試行錯誤しながら、今後の展開を模索中だよ。チャンスはたくさんあると思う。

WWD:「コンプレックスコン」や「カウズ:ホリデイ」など、今後もイベントに積極的に投資していく?

リンドン:続けていきたいと思っている。僕らは、イベントに協賛しているという気持ちではなく、コミュニティーに還元して、カルチャーを同じ立場で発信していくという思いを持っているから。

WWD:今後のビジネスの展望は?

リンドン:今、特にトラベルカテゴリーの市場では、16~30歳の顧客が気軽に持てるスーツケースブランドがない。お金を持っていれば「リモワ(RIMOWA)」を買うだろうけど、中価格帯で思い浮かぶブランドはないだろう?僕自身、すごくトラベルが好きなのにトラベルバッグの市場はすごくつまらない。だから僕たちは“モダントラベル”という新しいカテゴリーを作りたいんだ。トラベルバッグのブランドはどこも旅先に行くまでの過程のことしか考えていないから。要するにスーツケースはトラベルの入り口でしかないんだよ。だから僕らは旅先からのもっと先の、現地で持ち運べる小型バッグの展開であったりアメニティーであったり、変圧器まで、旅行中の経験をもっと楽しくできるような手助けしていきたいと思っている。スタイリッシュなデザインのトラベルグッズのラインアップをもっと拡充させていくよ。

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アトピー&アレルギー治療後の定期ケアにアプローチ 資生堂「ドゥーエ」が19年目で初のリブランディング

 医療機関や調剤薬局で展開している資生堂の低刺激スキンケアブランド「ドゥーエ(2E)」はリブランディングを行い、9月4日からパッケージを刷新したリニューアル品を販売する。ラインアップはメイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液、入浴剤、日焼け止め、シャンプーなど全12品目13種。世界で初めてキシリトールの肌バリア機能を発見し、その知見をもとに処方を変更。また、これまでの“低刺激”“敏感肌向け”といったキーワードから一転、“アトピーやアレルギー治療後のスキンケア”をコンセプトに据え、肌トラブルを抱える消費者にアピールしていく。

 近年は、医療機関に通うまでではないが自らの肌を敏感だと認識している“自称敏感肌”の人も多く、敏感肌市場は盛況で低刺激をうたった製品も多数登場している。資生堂グループでも「イブニーズ(EVENESE)」「Dプログラム(D PROGRAM)」「イハダ(IHADA)」などさまざまな敏感肌向けブランドを抱え、各ブランドの個性を打ち出したプロモーションを行っているが、「ドゥーエ」は医療機関や調剤薬局での認知度を生かし、“かかりつけスキンケア”のキーワードとともに、医療寄りのスタンスでアプローチする。

 また、営業体制も強化し、ドラッグストア販売に向けた取り組みを行う。同ブランド担当者は「これまでも調剤薬局を併設した一部のドラッグストアでは取り扱いがあったが、肌に悩みを抱えているが医療機関にかかっていない人も多い。そういった人たちにブランドを知ってもらうため、一般的なドラッグストアにも拡大して2020年度には現在の3倍となる3万店での取り扱いを目標にする」と語った。

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「今度はお店で買えるの?」 ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、様々な記事につぶやきを添えます。

今日のニュース「楽天が東コレの冠スポンサーへ」

読み解きポイント:「今度は“みんなを”売ってくれる?」

ニュースの要点

 6シーズンにわたって冠スポンサーを務めたアマゾン ファッションに代わり、楽天が東コレの冠スポンサーになるかもしれない。すでに日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)と話し合いを進めているよう。大手を中心に1100以上のショップが揃う「楽天ブランドアベニュー」は、ここ数年絶好調。東コレの冠スポンサーになることで、ファッションに強い企業のイメージをつけることが狙いか?

Azuはこう読む!

 学生時代から東コレを追っかけ、気がつけばストーカー歴早6年。メルセデス・ベンツ(MERCEDES_BENZ)、アマゾンときて「次はグーグル(GOOGLE)では!?」と勝手に予想していたのですが、見事に外れました……。グーグルは東コレのメーン会場、渋谷ヒカリエのご近所、渋谷ストリームに入居するし「Google Pixelでランウエイ撮っちゃおうキャンペーン」とか良いのでは!?という、超超安直な考えです(笑)。スタートアップ支援の取り組み「Google for Startups Campus」も開設予定だし、ベンチャーに身を置くものとしては小売なり生産なりデータ解析なり、イケてるスタートアップと若手ブランドが協業したら面白いのかもと思ったり。そもそもグーグルが、ファッション的なイメージを必要としているかはわかりませんが(笑)。

 アマゾンがスポンサーになったと発表された時は「参加ブランドの洋服がECで買えるのね!」と思ったのですが、結果はご存知の通り。「楽天ブランドアベニュー」で好調な楽天さんには、ぜひ出店の門戸を広げていただきたい。プラットフォームはどうであれ、より多くの参加ブランドにBtoCの施策を打つ機会を提供していただきたいなと思っています。

 消費者の立場からすると、「コレクションにでました」「どこどこに掲載されました」なんてただの補足情報でしかなく、買える場所がなければショーやルックを見て感じた熱も冷めてしまいます。SNSで東コレの発信をしていると「どこで買えますか?」と聞かれて返答に困ることが多々あるので、シンプルに「買えるファッションウイーク」が見てみたい!

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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眼鏡通販のオーマイグラスが藤井大丸に出店 百貨店初進出の狙いは?

 眼鏡の通販サイトを手掛けるオーマイグラスは8月9日、京都の藤井大丸に直営店「オーマイグラス東京 京都店」をオープンする。渋谷ロフトや東急プラザ銀座などに次いで13店舗目の出店となるが、百貨店に常設店舗を構えるのは初めて。

 出店するのは4階のウィメンズ&メンズファッションフロアで、店舗面積は約50平方メートル。“とことん試着”をコンセプトとしており、福井県鯖江製のオリジナルブランド「オーマイグラス東京(OH MY GLASSES TOKYO)」をはじめ、約1万点に及ぶオンラインストア商品の試着を促進するD2Cの体験型店舗として位置づけている。オーマイグラス東京で取り扱っている商品の価格は1万台から5万円台で、オリジナルブランド「オーマイグラス東京」の商品価格は1万8000〜2万7000円。購入前に自宅で試着できるサービスや、最寄りの店舗に取り寄せて試着できるサービスなど、眼鏡の新しい購買体験となるオムニチャネル化を強化している。

 オーマイグラスの清川忠康社長は「既存店における客単価が上がっており、百貨店で高額品を買う客層にも積極的にアプローチしたかった。しかし多店舗化する考えはなく、インターネット販売の売り上げ向上につなげることが目的だ」と話した。

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伝統料理を現代風にアレンジして大ヒット「串イッカ」【大阪】

 農作業の合間に、農工具の鋤(すき)で鴨など鳥肉を焼いて食べたことに由来する「くわ焼き」を現代風にアレンジ。オリジナルの創作串料理の「串イッカ」を大阪・福島で創業。業態寿命が5年とも言われている中、創業6年で福島、天満、難波、梅田と、大阪屈指の飲食店激戦区に4店舗を展開する。
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