「#FR2」の石川涼社長が、中国のFAKEにFUCKの声明文発表

 「#FR2」を手掛ける株式会社せーの(東京、石川涼社長)は8月19日、石川社長を名乗り中国で「FR2」のニセモノを販売していると主張する上海奢璞韵服飾有限公司を糾弾すべく、「FUCk THE FAKE #FR2」と題した声明文を発表した。

 声明文は、日・英・中国語の3カ国語で発信。6月に上海で行ったファッションショーなどで100億円以上を稼いでいると主張する上海奢璞韵服飾有限公司を「偽の『#FR2』を本物の『#FR2』だと勘違いし購入する我々のファンがいると思うと本当に悲しく思います」と厳しく糾弾。そして中国人に、一緒に戦ってほしいとのメッセージを投げかけている。

 日本語の全文は、下記の通り。

 みなさんこんにちは。「#FR2」の石川涼です。

 まずこの動画を観てください。6月末に上海で行われたファッションショーです。

 この上海奢璞韵服飾有限公司という会社は僕の名前を無断で使い、僕が撮った「#FR2」と関わってくれた中国のスター達の写真を無断で使い、集客し、イベントを行いました。

 そして一部の情報ではこの上海で行われたショーによって100億円のオーダーがついたと聞いています。それは今後100億円分騙される人たちがいるという事を示しています。この#FR2ShanghaiのWechatの記事に使われている中国のスター達の写真も、僕が撮ったり、僕が創った本物の「#FR2」と関わってくれた写真が何の断りもなく勝手に使われているものです。中国のスター達すら侮辱しているのです。そして8月にオープンすると言われている「#FR2」の上海店や無錫店は僕らとは全くの無関係であり、商品も全て「#FR2」を模倣した偽物であります。

 この会社のしていることは「#FR2」のファンを裏切る行為であり到底許されるべきことではありません。

  「#FR2」はより多くの世界の人たちに愛されるべく“非言語である写真をコンテンツの中心としたウサギのカメラマンブランド”として2014年に始まりました。

アメリカやヨーロッパ中心のファッションシーンの中、アジアから生まれた新しいコンセプトのブランドで、中国を含めたアジアの人達に愛され応援されることで、世界のファッションシーンに挑戦し続けていました。そんな中、同じアジア人によって今回のような事案が起こってしまった事をとても残念に思います。

 僕らは、中国の知的な新しい世代が、偽物を嫌い、本物のクリエイティブを愛している事を知っています。

 この上海奢璞韵服飾有限公司がこれから世の中に送り出す“偽の#FR2”を「本物の『#FR2』」だと勘違いし購入する我々のファンがいると思うと本当に悲しく思います。

 僕たちはもちろん法的措置を申し立て戦っていきます。

 どうか中国のみなさんで、中国のスターたちを侮辱し、中国のファッションを愛する人々を騙して偽物で何百億も儲けようとしている人々をみんなでやっつけて欲しいのです。

 騙される人を一人でも減らすためにニュースにして欲しいしSNSで発信して欲しいです。

 是非一緒に戦ってください。

 石川涼

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「シャネル」がパイナップル由来の“レザー”帽を発売

 「シャネル(CHANEL)」は、パイナップルの葉の繊維から作られるレザーに似た天然素材「ピニャテックス(Pinatex)」製の帽子を発売した。2019年プレ・フォール・コレクションで発表されたもので、価格は2300ドル(約24万円)。

 同ブランドは以前からサステイナビリティーや動物愛護を推し進めており、18年12月には爬虫類の革などを指すエキゾチックレザーと、毛皮の使用を以後廃止すると発表した。その際には、「われわれはサプライチェーンを継続的に見直し、誠実性や追跡可能性が当ブランドの基準を満たしているかを確認している。最近は当ブランドのエシカル(倫理)基準を満たす高品質なエキゾチックレザーの入手が困難になってきていることから、今回の決断に踏み切った」と声明文でその理由を説明している。

 「ピニャテックス」の開発・製造会社アナナス・アナム(ANANAS ANAM)を設立したカルメン・ヒホサ(Carmen Hijosa)創業者は、長年にわたってレザーグッズのデザインや製造に携わっていた。しかし1990年代にフィリピンの皮革貿易会社を訪問した折に、レザーの生産がいかに環境に負荷を与えるかに衝撃を受けて代替品の開発に着手したという。そこで目を付けたのが、フィリピンの主要な農産物であるパイナップルの葉だ。同氏は、あまり使い道がなく果実の収穫後には何千トンと廃棄されるその葉の研究開発を7年間続け、強くて柔軟な繊維を抽出することに成功した。

 「ピニャテックス」を1平方メートル作るには、およそ480枚の葉を必要とする。これはパイナップルの樹16本分ほどだ。アナナス・アナムが契約している農家は、これまで廃棄していた葉を売ることで新たな収益を得られるようになった。また、繊維の生産工程で残った資源は肥料として農場にまくことができるという。

 環境にやさしく、レザーのように見えるこの天然素材「ピニャテックス」に注目しているのは「シャネル」だけではない。「H&M」がサステイナブル素材を駆使したハイエンド・コレクション“コンシャス・エクスクルーシブ(CONSCIOUS EXCLUSIVE)”の2019年春夏コレクションで「ピニャテックス」製のジャケットとブーツを発表したほか、ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)が手掛けるメンズブランド「ボス(BOSS)」も同素材を使用したスニーカーを6月に発売している。

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「オニツカタイガー」が70周年でデザイナー7人とコラボ 第3弾は「ダダ」の森川マサノリ

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は誕生70周年を記念して、国内外のデザイナー7人とスペシャルコラボレーションを発表し、「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA以下、ダダ)」のデザイナー、森川マサノリとの第3弾コラボレーションを8月26日に発売する。第1弾で「チノ(CINOH)」デザイナーの茅野誉之、第2弾で「KKTP」デザイナーのキム・キロイックとコラボレーションしている。現在、特設サイトおよび公式SNSで撮り下ろしビジュアルやムービーを公開している。

 アイテムは全3型を発売。ランニングシューズの“REBILAC RUNNER”をベースに、“DADAISM”を感じさせるディテールをデザインに落とし込み、メッシュにレザーを配して重厚感を持たせたシューズ(1万4000円)、「オニツカタイガー」のアーバンスポーティーに「ダダ」の定番的な緩やかなシルエットを加えたジャケット(3色、各3万6000円)、パンツ(3色、各2万円)をそろえる。

 第4弾以降は、中国のメンズブランド「スタッフ オンリー(STAFF ONLY)」のゾウ・シーモゥ(Zhou Shimo)とウェン・ヤ(Une Yea)、韓国の「カイ(KYE)」のキャサリン・カイ(Kathleen Kye)、「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平、そしてフィナーレはシークレットゲストがデザインを担当する予定だ。

■発売スケジュール
7月4日 「チノ」茅野誉之
7月29日 「KKTP」キム・キロイック
8月26日 「クリスチャン ダダ」森川マサノリ
9月23日 「スタッフ オンリー」ゾウ・シーモゥ、ウェン・ヤ
10月21日 「カイ」キャサリン・カイ
11月18日 「サルバム」藤田哲平
12月16日 シークレットゲスト

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米「WWD」とともに60年代から振り返る 時代を象徴するセレブたちのパーティーフォト28選

 米「WWD」のパーティー&イベント記事“Eye”のアーカイブから、年代を追ってベストシーンを厳選。お茶を飲むソニー&シェール(Sonny and Cher)、ニューヨークのディスコ「スタジオ54」でのホルストン(Halston)とイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)、同じくニューヨークの「ペパーミント・ラウンジ(Peppermint Lounge)」でのデヴィッド・ボウイ(David Bowie)、20歳の誕生日パーティーを祝うナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、「ラブ・ボールⅡ(Love Ball II)」でのルポール(RuPaul)とクイーン・ラティファ(Queen Latifah)――そして2000年代半ば、ケシャ(KE$HA)の初めてのファッション撮影や、あのTVドラマ「ゴシップガール(Gossip Girl)」からも懐かしの写真をお届けする。

60年代

70年代

80年代

90年代

2000年代

近年

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

これはなかなかすごいことなんかしら。ありそうな気もするけど。ないのかな???

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全部見せます 「グッチ」初のレインボーカラーに彩られたハイジュエリー

 「グッチ(GUCCI)」は7月にパリで初のハイジュエリーおよびヴァンドーム広場のジュエリー専門ブティックの披露を行った。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は約200点以上ものジュエリーをデザイン。「WWDジャパン」8月19日号、ハイジュエリー特集2019でも紹介しているコレクション名の“ホルトゥス デリキアルム”とは、ラテン語で“歓喜の庭”という意味だ。「グッチ」らしいライオンやヘビなどの動物や、フィレンツェを想起させる古典的なモチーフなどを使用している。ルビーやサファイア、エメラルドをはじめ、トパーズやトルマリン、オパールなどさまざまなカラーストーンを用いたジュエリーは全てメード・イン・イタリーだ。ピーコックブルーで彩られたヴァンドームのブティックはまるで小さな宝石箱のよう。ブティックの奥にはサロンもあり「グッチ」の世界観を体感できる空間になっている。
 
 ハイジュエリーの発表を記念してプティ・パレでガラディナーを開催されジュエリー・アンバサダーのフローレンス・ウェルチ(Florence Welch)のパフォーマンスやルイーズ・チェン(Louise Chen)のDJパフォーマンスが行われた。

 ここでは、「グッチ」初のハイジュエリーコレクションの数々を一気に紹介しよう。

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「ベイプ」と「アリーナ」が水着コラボ キービジュアルに瀬戸大也らを起用

 「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R)以下、ベイプ)」と水着ブランド「アリーナ(ARENA)」はコラボレーションアイテムを8月24日に発売する。国際大会で数々のメダリストを生み出した技術を誇る「アリーナ」に「ベイプ」のカモ柄やブランドロゴを施した。アリーナショップ東京、「ベイプ」取扱店、および公式オンラインストア「ベイプ ドット コム ウェブ ストア」などで取り扱う。価格は2200〜2万4000円。

 キービジュアルには、競泳選手の瀬戸大也、入江陵介、長谷川涼香を起用する。

 アイテムは、「ベイプ」の代表的な「ABC カモ」パターンを中心に、スペシャルデザインを施したアリーナの定番であるチームラインのウエアなどを用意。アイコニックな両者のロゴを施したジャージー上(2色、各2万4000円)下(2色、各1万5000円)やスイムウエア(1万6000円)、ロゴTシャツ(2色、各9000円)などをそろえる。

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ライトオンがジーンズに似合う究極のインナーウエアを発売

 ライトオンは8月19日に、プライベートブランド「バックナンバー(BACK NUMBER)」の新シリーズ“タフエイジ(TOUGH AGE)”を発売する。同シリーズは、“ジーンズに似合う 究極のインナーウエア”をコンセプトに開発し、原料は厳しい基準に合格した綿100%製品のみに付けられる“COTTON USA”を採用し、着心地にもこだわったアイテムだ。価格は1490〜2990円で、全国のライトオン店舗や公式オンラインストアで販売する。

 また、同シリーズの“タフコット(TAF COT)”では、100回洗っても色あせしにくく、インナーウエアのデメリットであった長く着続ける事での色褪せ、摩擦による毛玉ができてしまう点を解消したウエアを製作した。さらに、吸水速乾性、通気性、肌への張り付きにくさなど機能性もあり、コストパフォーマンスが高い仕上がりになっている。

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エディ・スリマンが手掛ける「セリーヌ」のフレグランスが登場

 「セリーヌ(CELINE)」は8月18日、エディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターが手掛ける初のフレグランスを公式インスタグラムで発表した。発売日や価格などの詳細は不明。

 「セリーヌ」がフレグランスを発売するのは久しぶりのことだ。2000~11年に「コーチ(COACH)」や「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」などのフレグランスを手掛けるインターパルファン(INTERPARFUMS)とライセンス契約を結んでいたとき以来の新作となる。エディは「ディオール オム(DIOR HOMME)」のクリエイティブ・ディレクターだった04年に3種類のフレグランスを手掛けており、15年ぶりの新作となる。

 機械の部品のような金属パーツの写真とともに発表されたフレグランス発売の投稿は、投稿後17時間で7000以上の“いいね”が付き、その後投稿された動画は9時間で1万2000回再生されている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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【繁盛店探訪】フードメニュー「1品」で集客できる店の凄い実力

 東京の東側、総武線の亀戸駅近くにある大人気の餃子専門店「亀戸餃子 本店」に行ってきました。1955年(昭和30年)創業の老舗ですが、今、あえて行ってみようと思ったのは、同店のフードメニューは「餃子」(5個・270円)しかないからです。ドリンクはビールなど数種類がありますが、フードメニューはライスもなく、餃子1品のみ。飲食店は1品で繁盛することができれば調理も接客も非常に効率的で、それはある意味、飲食店経営の理想形であることから、自分の目で確かめたくなったのです。  
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「ザ シークレットクロゼット」「シクラス」創業者の小野瀬慶子がクリエイティブ・ディレクターを退任

 セレクトショップのザ シークレットクロゼット(THE SECRETCLOSET)とウィメンズブランド「シクラス(CYCLAS)」の創業者である小野瀬慶子氏が、両事業を運営するユア サンクチュアリーを5月末付で退職していたことが分かった。小野瀬氏は同社の代表取締役を務める傍ら、ザ シークレットクロゼットと「シクラス」のクリエイティブ・ディレクターを兼任してきた。小野瀬氏の夫で、同社の取締役最高財務責任者を務めていた龍花務氏も一緒に同社を退いた。理由は「一身上の都合」としている。

 ユア サンクチュアリーの後任代表取締役には、W&Dインベストメントデザインの福本太郎・社長が6月1日付で就任した。同氏は、ワールドと日本政策投資銀行が立ち上げた共同運営ファンド「W&Dデザインファンド」の運営しており、17年12月に同ファンドの投資の第1号としてユア サンクチュアリーに増資を行った。

 10月1日にパリ・ファッション・ウイークで予定されていた「シクラス」のファッションショーは中止し、今後もショー形式での発表は休止する。デザインは社内のデザインチームが手掛けていくという。

 ユアサンクチュアリーは、大手セレクトショップでファッション・ディレクターやバイヤーとしてキャリアを積んだ小野瀬氏が独立後06年に立ち上げた。翌年、神宮前にセレクトショップのザ シークレットクロゼットをオープン。16-17年秋冬にはショップ名を冠していたプライベートブランドを「シクラス」と改称し、海外の卸をスタートさせた。17年春夏からパリでプレゼンテーションを開始し、今年3月にはパリ・ファッション・ウイークの公式スケジュール上で初のファッションショーを行った。

 現在、ザ シークレットクロゼットは神宮前、二子玉川、六本木、丸の内、名古屋に5店舗運営しているほか、19-20年秋冬から「シクラス」の単独店舗出店も開始。8月7日に松屋銀座に開き、今月21日には伊勢丹新宿本店本館に開く予定だ。

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ECモール「ストデパ」が初の体験型リアルストアをオープン テーマはサステナ

 ストライプインターナショナルが運営するECモール「ストライプデパートメント(STRIPE DEPARTMENT)」は、大人のための体験型リアルストアを9月13〜15日、東京・渋谷の「ホテル コエ トーキョー(HOTEL KOE TOKYO)」にオープンする。

 同ストアは、1日24時間さまざまな顔を持つ大人たちに、“多面的な自分”を楽しむためのより豊かな暮らしを提案する“UPDATE YOUR 24 HOURS”をコンセプトに、「ホテル コエ トーキョー」全館で幅広いライフスタイルコンテンツを用意。入場には、「ストライプデパートメント」の会員登録が必要となる。

 1階のメインポップアップスペースでは、「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」とザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)がサステナビリティーにフォーカスし、作成したカプセルコレクションを国内先行販売するほか、限定商品のエコトートバッグ(1万2800円)をそろえる。また、デザイナーのフィリップ・リム(Phillip Lim)が来日し、モデルの冨永愛と“サステナブル”をテーマにトークショーを開催する。

 2階特設ステージでは、スタイリストの大草直子、亀恭子、白幡啓によるスタイリングサービスやトークショーを開催する。

 また、北参道のフレンチ「SINCERE」のシェフであり、水産資源の未来を考えるシェフ集団「シェフズ・フォー・ザ・ブルー」にも参画するシェフの石井真介氏監修による“サステナブル”をテーマとしたスペシャルメニューを提供する。

■ストライプデパートメントリアルストア“UPDATE YOUR 24 HOURS”
日程:9月13〜15日
時間:9:00〜21:00(最終日18:00まで)
場所:HOTEL KOE TOKYO
住所:東京都渋谷区宇田川町3-7
入場料:無料(事前会員登録必須)

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「オーシャントーキョー」が7店舗目となる「オーバー」を渋谷にオープン 代表は雨宮雄三氏

 高木琢也代表が率いる人気ヘアサロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」は8月29日に、7店舗目となる「オーシャントーキョー オーバー(OCEAN TOKYO OVER)」を渋谷区神南1丁目にオープンする。同店の代表には現在本店の店長を務める雨宮雄三氏が就任し、井川潤平トップスタイリスト、木村奏也トップスタイリスト、大平拓朗スタイリスト、ERICOスタイリストらが所属する。

 「オーバー」という店名に関して雨宮代表は自身のインスタグラムで、「お客さまのカッコいいを超えていく。自分たちの目指す美容師像を超えていく。今の美容室や美容師の在り方を超えていく。変化し、進化し続ける東京渋谷からアップデートされた新しい美容スタイルを発信していきます。OVERとしてOCEANの先頭を走り、新しい価値観とお客さまに喜んでもらえるような髪型を生み出していきます」とコメントしている。

 「オーシャントーキョー」は2013年9月に1店舗目をオープンし、その後、原宿や渋谷、大阪に6店舗を出店。「ホットペッパービューティーアワード2019」の「ベストスタイル」部門(メンズ)でトップ10に4人がランクインするなど、男性を中心に人気となっている。

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シワ改善化粧品に初の化粧水&乳液が登場 コーセーが「ルシェリ」から発売

 コーセーは10月16日、ドラッグストア向けの中価格帯ブランド「ルシェリ(LECHERI)」から、 “シワを改善する”効能効果が認められた医薬部外品の化粧水「リンクルリペア ローション」と乳液「リンクルリペア エマルジョン」を発売する。2017年に誕生したシワ改善市場に、美容液やクリーム以外の製品が投入されるのは初めて。価格は3200〜3800円(共に編集部調べ)となり、現在発売・発表されているシワ改善製品の中で、もっとも安価となる。

 ブランド初のシワ改善製品は、目を細めたり頬杖をついたりといった、何気なく繰り返される日常の仕草によって刻まれていく“表情ジワ”に着目した点が特徴。「わざわざプラスαでアイテムを使うのではなく、いつもの化粧水や乳液のステップでシワ改善のケアをしたいというお客さまのニーズがあり、化粧水と乳液でシワ改善の商品を発売するに至った」と木寺佑妃コーセーPR。

 厚労省から認可を取得したシワ改善有効成分はリンクルナイアシン(ナイアシンアミド)で、今あるシワにアプローチしつつ、深いシワの元となる表情シワを初期段階からケアしていくために、表皮の復元力をサポートするハウチワマメエキス、内側から潤いのある肌へと導くダイズエキス、発酵ヒアルロン酸液、エラスチンなどの美容成分も配合している。

 「ルシェリ」は、1992 年に18〜24歳をターゲットとしてデビュー。18年にはデビュー当時にターゲット層だった消費者に合わせ、エイジングケアブランドとして刷新。マス市場向けの代表ブランドとして、独自テクノロジーを取り入れた製品を発売しているが、シワ改善製品を投入することでエイジングケアブランドとしてのイメージ確立を狙う。

 シワ改善化粧品は2017年1月に発売された「ポーラ(POLA)」の「リンクルショット メディカル セラム」を皮切りに、同年6月には資生堂が、18年にはコーセーが相次いで参入し、市場を形成した。今秋には国内大手で唯一参入していなかった花王が「エスト(EST)」から、花王傘下のカネボウ化粧品が「KANEBO」「リサージ(LISSAGE)」「トワニー(TWANY)」「デュウ(DEW)」の4ブランドから相次いで発売。ポーラ・オルビスグループも「オルビス(ORBIS)」「ディセンシア(DECENCIA)」の2ブランドから発売するため、シワ改善製品はこれまでの7ブランドから15ブランドに一気に増加する(19年8月19日現在)。

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「ジバンシイ」が新ルージュのポップアップイベントを開催 JunJun×菅沼ゆりのメイクアップショーも

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は8月23日〜9月1日、新製品「ルージュ・ジバンシイ」シリーズの発売を記念したポップアップイベントを東京・表参道ヒルズ西館1階の表参道Rスタジオで開催する。

 ファクトリーをイメージした会場では、8月30日に発売の「ルージュ・ジバンシイ」シリーズを先行発売するほか、イベントでしか手に入らない限定ケース「マイ・ルージュ バイ ジバンシイ(MY ROUGE BY GIVENCHY)」も販売。さらには、来場するとオリジナルトートバッグ、製品購入でオリジナルポーチが手に入るなど、数量限定でさまざまなギフトも用意。そのほか、ジバンシイ ビューティーLINE公式アカウントの友だち、もしくは新規友だち登録で限定オリジナルミラーをプレゼントする。

 同会場では、ポップアップストア開催に伴い8月24日にメイクアップアーティストのJunJunとモデルの菅沼ゆりによるメイクアップショーを行う。ショー当日は、会場で製品を購入しイベント参加を希望する先着15人に整理券を配布予定だ。

 「ルージュ・ジバンシイ」シリーズは、全3ラインを展開。柔らかなテクスチャーで唇をケアしながら、鮮やかな発色を実現する「ルージュ・ジバンシイ」(全7色、うち1色は数量限定/各4600円)をはじめ、パウダリーマットなテクスチャーと、ベルベット素材を用いた深紅のケースが特徴的な「ルージュ・ジバンシイ・ベルベット」(全6色、各4600円)、唇のpHに反応して仕上がりが変化し、光を受けるたびに夜空のようにきらめく「ルージュ・ジバンシイ・ノワール」(全6色、各4600円)をそろえる。

◼「ルージュ・ジバンシイ ファクトリー」
日程:8月23日〜9月1日
時間:11:00〜20:00(24日はショー準備のため、15時に会場をクローズ。18時から来場可能)
場所:表参道Rスタジオ
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館1階

◼JunJun×菅沼ゆりメイクアップショー
日程:8月24日
時間:16:00〜16:30
場所:表参道Rスタジオ
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館1階
※24日当日に会場で製品を購入した人の中から、メイクアップショー参加希望者先着15人に整理券を配布(定員になり次第、配布終了)

問い合わせ先
パルファム ジバンシイ
[LVMHフレグランスブランズ]
03-3264-3941

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鳥貴族、8月はベビースターとコラボ。話題性で回復狙う。

株式会社鳥貴族(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:大倉 忠司)が、株式会社おやつカンパニー(本社:三重県津市、代表取締役社長:手島 文雄)とチキンをテーマにコラボする。全国の鳥貴族で、8月16日(金)から9月30日(月)までの期間限定で「ベビースターラーメン(チキン味)」を使ったコラボメニューを展開する。
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“攻め柄”の秋が来る!レオパード、パイソン、ゼブラの強力トリオ

 暑さの盛りですが、秋トレンドを占う2019-20年秋冬向け展示会では、あちこちでアニマル柄が提案されていました。今秋の3大モチーフはレオパード(ヒョウ)、パイソン、ゼブラという“攻め柄”トリオ。服だけではなく、バッグや靴にも登場しています。

 アニマル柄が盛り上がる背景には、1980~90年代ファッションの復活があります。この秋はクラシカルやエレガンスに加え、グラマラスも重要なムードに浮上。着こなし方も“きれいめ×グラマラス”といった、相反するテイストミックスが軸になりそう。クラシカルな雰囲気の服に、アニマル柄のアイテムを引き合わせるだけで、こなれたコーディネートが実現します。

 たとえば、トゥモローランド(TOMORROWLAND)はレオパード柄のワンピースの上から、クラシックな雰囲気のポンチョをオン。ベレー帽と大ぶりイヤリングでレディーな雰囲気を色濃く演出していました。強いイメージのレオパード柄を、シックに昇華するアレンジが今秋冬のトレンドです。

 足元にスパイスを添えるのが、パイソン柄のショートブーツ(写真2枚目)。足元にアニマル柄をワンポイントで迎えれば、ゆるっとした服やシンプル系ファッションでもりりしくキマリます。

 このように、人気セレクトショップで提案されているアニマル柄。セレクトショップ以外にも、さまざまなショップやブランドが展示会で打ち出していました。デザインのバリエーションも豊富なので、幅広い世代に受け入れらそう。なかでもレオパード柄はチェック柄や花柄のような定番モチーフの仲間入りを果たしそうな勢いです。今秋の傾向を早速、確かめていきましょう。

◆気張らないテイストミックスで“こなれ感”演出

 ロンハーマン(RON HERMAN)は、レオパード柄のフェイクファーコートとタイダイ柄カットソーを“柄オン柄”コーデ。切りっぱなしのデニムボトムスでこなれ感を出しています。足元をブーツにするのが今秋流の合わせ方です。

 同じくレオパード柄のフェイクファーコートを用意したのはフリークス ストア(FREAK'S STORE)。ボヘミアンやネイティブアメリカンのテイストミックスコーデです。レオパード柄のおかげでリッチでグラマラスな雰囲気に。

 エストネーション(ESTNATION)は、レオパード柄の大きさや模様が異なるアイテムをいくつも取りそろえました。ゼブラ柄も提案。アニマルモチーフを取り入れながらも、エレガンスに仕上げるアレンジが新鮮です。

◆モノトーン×アニマル柄で、シックにまとめる

 東京コレクション参加ブランドは、さらにひねりを加えています。色味を工夫すると、見慣れたアニマル柄が別の雰囲気を帯びます。たとえば、白と黒のシックなカラートーンを主体にすれば、落ち着きや大人っぽさがアップ。「チノ(CINOH)」はレオパード柄のタイトスカートに、黒ニットトップスと白シャツを引き合わせて、全体をスタイリッシュに見せています。

 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」のレオパード柄ファーコートは、黒のタイトスカートと合わせたことで、コートの量感が引き立ちました。ウエストをキュッと絞ったコートのシルエットもボディーラインのメリハリを際立たせます。足元は黒のショートブーツでエレガントに引き締めました。

◆スポーツやストリートに“アニマルスパイス”投入

 スポーティな服やカジュアルなアイテムにアニマル柄をミックスすれば、軽やかなスタイリングに落とし込むことができます。「ジーユー(GU)」はアニマル柄を“差し色”のような使い方で、アクティブな装いに見せる着こなしを提案しています。

 例えば、スポーツ系のナイロンブルゾンとレオパード柄のミニスカートをコーディネート。適度な“ずれ感”が見慣れたバランスを揺さぶっています。白のアウターを重ねて、全体のトーンを落ち着かせました。

 2枚目はヨガウエア風のスタイリングに、レオパード柄ストールを合わせました。黒と白のミニマルな色使いに、レオパード柄が加わって、一気に動きや華やぎが増しています。巻き物にレオパード柄を生かすと、手軽に秋冬のトレンドムードを取り入れることが可能です。

 アニマル柄は目を引くため、小ぶりサイズのアイテムでも装いのアクセントとしては十分です。パイソン柄のミニポシェットは、ストリートライクなデニムルックに合わせてスパイスを添えています。オーバーサイズ気味のゆるっとしたコーデですが、異彩を放つパイソン柄が全体にパワーを与えています。

 アニマル柄はそれ自体に存在感があるので、たった1点取り入れるだけで、装いに弾みがつきます。夏から秋への乗り換えタイミングで取り入れれば、一足先にトレンドを呼び込めそう。癖の強さが気になるなら、まずは小物から試してみましょう。

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター 宮田理江:
多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションまで幅広く発信。バイヤー、プレスなど業界での豊富な経験を生かし、自らのTV通版ブランドもプロデュース。TVやセミナー・イベント出演も多い

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ブルガリ銀座タワーの屋上でのDJイベント第2回を開催 ゲストに女性DJユニットPALM BABYSが登場

 「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ・東京レストラン(以下、ブルガリ東京レストラン)」は9月5日に、「ドン ペリニヨン」とコラボレーションしたラウンジ「ラ・テラッツァ ドン ペリニヨン ラウンジ」でDJのNaoki Serizawaがディレクションするイベントの第2回を開催する。

 イベントの開催時間は18時30分から23時までで、第1回でも話題となった“ドン ペリニヨン スペシャルテーブル”が再び登場する。収穫から約17年間の熟成を重ねて2度目の“プレニチュード”を迎えた “ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2002 プレニチュード 2”が3本付いた6人席(25万円)と、シャンパーニュの類いまれな当たり年といわれる2008年の“ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008”が3本付いた6人席(10万円)というお値打ちなスペシャルテーブルが限定数で用意される。

 DJにはNaoki Serizawa本人と、GemとAtsuko SatoriによるDJユニットのPALM BABYSが参加。Naoki Serizawaは東京を拠点に世界を飛び回るDJ兼音楽プロデューサーで、これまでにイビサやバルセロナを筆頭にヨーロッパ諸国、南米、アジアなど世界各地のイベントに参加し、自身がオーガナイザーを務める「LiLiTH」では世界最高峰のDJを招聘するなどして東京のアンダーグランドシーンで高い評価を得てきた。さらには選曲のスペシャリストとしてDOMMUNEやJ-WAVEなどでライブミックスを公開するなど、その活動は多岐にわたる。

 第2回のゲストとして登場するPALM BABYSは15年に結成され、同年に米国デビューツアーを行った実力派として注目を集めている。ハウス、ディスコ、ディープハウスなどジャンルレスにサウンドをミックスし、イギリス発のオンラインラジオ局NTS Radioやレッドブル・ジャパン主催のレッドブル・スタジオ東京(Red Bull Studio Tokyo)のラジオにゲスト出演するなど、その活動の場を広げている。

■NAOKI SERIZAWA with ゲスト DJ Vol.2
日程:9月5日
時間:18:30〜23:00
場所:ブルガリ銀座タワー11F
住所:東京都中央区銀座2-7-12
入場料:無料

問い合わせ先
ブルガリ ラ・テラッツァ ドン ペリニヨン ラウンジ
03-6362-0510(イル・バール)

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「YSL」の新リップはシースルー素材から着想

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は9月27日に、高い発色と持続力が特徴の“ルージュ ピュールクチュール”シリーズから、「ルージュピュールクチュール ザ スリム シアーマット」(4300円)を全12色で発売する。

 スリムなスクエアシェイプが特徴の同リップは、シースルー素材から着想を得た透け感のあるシースルーマットフィニッシュで、作りこんだようなぼかし感のある唇がワンストロークで完成する。タルクと球状パウダーを配合したことで重ねてもムラになりにくく、粉っぽさのないスムースな仕上がりを実現した。また、エモリエント効果のあるエステルオイルとホホバオイル配合で唇を保護する。

 トム・ペシュー(Tom Pecheux)「YSL」グローバル・ビューティ・ディレクターが肌トーンを美しく見せる全12色をクリエイトした。スタイリッシュ、 フェミニン、 フレッシュ、エレガントなどその⽇の気分で選べるカラーラインアップだ。

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「ヴォーグ」親会社のCEOが語る 動画と業績とリストラ

 「ヴォーグ(VOGUE)」や「GQ」などを発行する英コンデナスト・インターナショナル(CONDENAST INTERNATIONAL)と米コンデナスト(CONDENAST)が2019年4月に経営統合し、新たなグローバル最高経営責任者(CEO)として音楽配信会社出身のロジャー・リンチ(Roger Lynch)が就任して4カ月が経った。7月末には“新生コンデナスト”として初となる全社的なミーティングが行われ、業績や事業計画などについてリンチCEOが説明した。

 同氏によれば、17年の段階では英コンデナスト・インターナショナルと米コンデナストの売り上げ合計は赤字で、特に米事業は1億2000万ドル(約127億円)程度の赤字だった。業績不振は18年度上期まで続き、同下期はインターナショナル事業が持ち直したことで全体としては黒字となった。しかし米事業の赤字が足を引っ張り、19年度上期は再び全体として赤字になったという。なお、同下期は黒字になる見通しだ。

 地域別で見ると、コンデナストの売り上げは米国が56%を占めており、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)が28%、アジア太平洋地域が15%、南米が1%となっている。なお、19年度の米国事業は売上高で前年比4%の成長率を目指していたが、0.3%に下方修正された。同様に、EMEAも当初の4%から3%に、南米は15%から3%に下方修正された。堅調な伸びが見込まれるのはアジア太平洋地域のみで、4%から11%に上方修正されている。

 分野別の売上高では、雑誌(紙版)が36%、ウェブ広告が24%、コンシューマー関連が18%、動画が11%、その他(イベントなど)が11%となっている。依然として紙版の雑誌が稼ぎ頭ではあるものの、17年にはそれが50%強を占めていたことを考えると、15%程度減ったことになる。雑誌のブランド別では、「ヴォーグ(VOGUE)」が28%とトップで、「GQ」が13%、「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」と「ヴァニティ・フェア(VANITY FAIR)」がそれぞれ10%だった。

 リンチCEOは、「動画はいずれ10億ドル(約1060億円)規模の事業になると見込んでいる。この分野はまだ手を付け始めたばかりであり、大きく成長する可能性が高い。雑誌と異なり、動画やD2C(顧客直結型ビジネス)、業界向けのBtoBメディア、フード関連事業などはすぐに利益が出ないが、いずれも世界的なビジネスチャンスがあると見ている」と語った。

 ここ数年、コンデナストでは業績不振による人員削減が続いているため、今回の全社ミーティングでも従業員の関心は雇用関係に集中したという。リンチCEOは、「重複しているポジションがまだあるが、解雇する場合にはオープンかつ透明性の高い手順で実施する」と説明した。また買収について現段階での予定はないが、コンデナストの経営統合が落ち着いて軌道に乗れば検討する可能性もあるとした。

 リンチCEOは登壇中にも従業員からの質問を募り、今後は四半期ごとにこうした全社ミーティングを実施することを発表した。また20年前半までに、同社が事業を展開している32の市場を全て訪問する予定だという。同氏は前任者たちと比べ、よりオープンで従業員とのコミュニケーションを重視する社風をつくろうとしているようだ。「私は目標を設定し、目標達成のために不足しているものは何かを考え、それに基づいてコミュニケーションを取ることをモットーとしている。目標を達成できていないときこそコミュニケーションが重要だ。問題があることを認識して話し合わない限り、それを解決することはできないからだ」と述べた。

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【ランダムトーク】ウイスキー居酒屋どうですか? 「天狗」や「和民」でも日本ウイスキーに気合が入っています

 「天狗」は他のチェーン居酒屋にはないユニークな酒類の品揃えです。バーで人気の「ボンベイサファイア」のカクテルが居酒屋で飲めるのも珍しいですが、オリジナルのビール、日本酒、焼酎を取り揃えています。そして、オリジナルウイスキーもあることに気付きました。ランダムトークです。
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「2030年アパレルの未来 日本企業が半分になる日」は本当にやって来るのか?

 8月1日に渋谷区神宮前のWeWork アイスバーグで開催された、廃棄在庫問題=衣服ロス問題について考え課題解決に取り組むプロジェクト「FOR FASHION FUTURE Project」の第1回イベントに参加してきました。アダストリアが音頭をとり、ファッション業界みんなで上記の課題に取り組むべきだということで集まった方たちが登壇し、この問題についてそれぞれのテーマで語り合っていました。

 第1部は「売るだけじゃない、エシカルなビジネスの可能性」、第2部は「利益追求型ビジネスの先へ。循環型ファッションの可能性」を巡るテーマで、今ファッション業界が考えなければならないトピックスです。スポーツメーカーやアパレル企業、メディアといったさまざまな分野の人たちが熱心に話を聞き、質問をしていました。アダストリアの高橋朗イノベーションラボ部長が話していたように1社ごとの取り組みだけではなく、横のつながりで皆が共に取り組み、業界全体で考えることが必要な時代に差し掛かっているのかもしれません。

 今回のイベント中でもローランド・ベルガー パートナーの福田稔氏と松島倫明「WIRED」日本版(コンデナスト・ジャパン)編集長による第3部の対談「10年後のファッションの満足はこう変わる。テクノロジーがファッション業界にもたらすもの」を特に楽しみにしていました。というのも、ドイツを本拠とする経営戦略コンサルタントの日本法人ローランド・ベルガー パートナーの福田稔氏による今話題の著書「2030年アパレルの未来 日本企業が半分になる日」(東洋経済新報社)を読んでいる最中だったからです。同書にはアパレルの現状、課題、未来像が明快に整理されています。

 福田氏は対談の中で、トレーサビリティー、いわゆる透明性においては、2009年にスタートしたロサンゼルス発「リフォーメーション(REFORMATION)」を一例に話をしていました。同書にも書かれていますが、同ブランドは“サステイナビリティー”をブランドコンセプトにし、商品にはデッドストックや環境に配慮した天然素材を使用し、ECサイトの各商品ページでは、水の使用量やCO2の排出量、原材料の破棄量など、商品ごとにどの程度環境に優しいのかを示した数字を見ることができるということです。商社やOEMメーカーなどの中間業者を介さず、企画、製造、販売、発送までを自社で行うSPA企業で、原材料調達から生産・販売まで一貫したトレーサビリティーを実現しているからこそ可能だとのこと。

 私もブランドができた当初、ニューヨークのショップを見に行ったことがあります。かわいい柄のドレスやシャツが並んでいたのですが、デットストックを使用していることもあり、当時は古着店のような雰囲気だなという印象でした。それからますます進化し、試着したい商品をタッチスクリーンから選択することで、店員と話さずとも気に入った商品を何度も試着できる環境を整えています。「“エシカル”と“テック”を掛け合わせている点が同社の独自性」であると福田氏。気持ちよくショッピングができる環境や商品をスマートに実現している印象です。

 リフォーメーションは7月には英投資ファンドのペルミラ(PERMIRA)に株式の過半数を売却しています。「今回の提携によって国内外の事業をいっそう拡大し、新たなカテゴリーを手掛けることが可能になる」と同社のアフラロ創業者兼CEOは語っています(「WWDJAPAN.com」7月12日の記事から抜粋)。リフォーメーションのような企業はますます注目され、今回のような提携や資金調達などによってさらに成長していくのでしょう。一方で取り残されていく企業も現実としては増えていくのだと思います。

 同書によると、高齢化や人口減少に加え、アパレル支出・単価を抑制するさまざまな要因が存在し、現在9.2兆円の市場は10年間で約1兆円減少し、2030年には8.2兆円というゆるやかな減少となり、人口減だけではなくアパレル支出額が毎年1%減少となる場合には約7.1兆円となり、毎年2%下落した場合は約6.2兆円まで縮小するとのこと。バブル期のピーク時に約15兆円あった国内市場は今9兆円を割り込もうとしているといいます。そうなれば、「日本企業が半分になる日」が来ないと言える理由はないということになります。

 福田氏は同書の中で企業やブランド側が独自性を確立し、さらに多様化する消費者の価値観をとらえ、「価値軸」を持つことの重要性を説いています。国内アパレル産業は今後どう変化し、何をすべきなのか、そして生き残るためのヒントや世界の最先端では何が起こっているのかといった内容まで幅広く触れられており、ここでは書ききれないので、ぜひ手に取ってほしい一冊です。同書や先のイベントを通してあらためて思うのは、環境問題やテクノロジー、AIの進化といった大きな波が国内アパレル企業や産業にもいよいよ押し寄せ、生き残りをかけた待ったなしの状況がやってくる、やってきているということです。

 例えば、マスカスタマイゼーションが進んだら在庫を減らせるかもしれないですが、これまで一定数の生産量を請け負ってきた川上の国内工場はどうなるだろうかなど、さまざまな問題や課題が出てきそうです。そのような業界全体の問題を話し合っていくことの必要性を感じ、またそれらの声を出し合うきっかけをメディアでも作っていかなくてはいけないと実感しました。

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