「ファセッタズム」が選んだ異端の道 王道のパリで際立った存在感

 2019年6月にパリで行った「ファセッタズム(FACETASM)」2020年春夏シーズンのランウエイショーは、いつもと雰囲気が少し違った。ここ数シーズンは中規模の会場でショーを行っていたが、今回は一転して小さなイベントスペース。直前に行われた「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のショーにはセレブリティーが多数来場する華々しい雰囲気だっただけに、異端のムードはより際立った。集客やスケジュールの問題などネガティブな想像も一瞬頭をよぎったが、そんな心配は無要だとすぐにわかった。施設内から顔を一瞬のぞかせた落合宏理デザイナーが、会場前に観客が大勢集ったカオスな様子を前に少し笑ったのが見えたからだ。予定不調和を楽しんでいるのだと、一気に期待感は膨らんだ。ショーでは「リーバイス(LEVI'S)」や「コカ・コーラ(COCA-COLA)」といったメジャーブランドとのコラボレーションが発表されたが、今シーズンもいつも通り、もしくはそれ以上に独特な力を帯びた「ファセッタズム」を見せた。趣向を変えた発表にはどのような狙いがあったのか。また、メジャーブランドとの協業に至った経緯とは?落合宏理デザイナーは今、変化の時を迎えている。

“服の音”を聞いてほしかった

WWD:ショーのやり方を大きく変えた理由は?

落合宏理「ファセッタズム」デザイナー(以下、落合):とても意味のあることができたと思う。パリでのショーも7回目。シーズンごとに客数も増えていき、相応しい会場を選んで規模は拡大していったけれど、そういう戦い方に意味はあるのか、パワーゲームで勝負するのが「ファセッタズム」なのかを、先シーズンのショーの後に立ち止まって考えていた。だから今回は正反対のことをやりたかった。歩いた時の“服の音”まで聞こえるぐらい近くで見てもらいたかったから、小さい会場を選んだ。

WWD:空間を含め、モデルやスタイリング、ヘアメイクも独特だったが?

落合:今回は演出も自分たちで考え、モデルのキャスティングもパリの友達に頼んだ。モデルの顔を隠すようなヘアメイクにして、男性モデルにワンピースを着せたり、女性モデルにライダースを着せたりし、「ファセッタズム」らしい自由な価値観をあらためて表現したかった。ストリートキャスティングしたモデルたちの個性と僕たちの服が融合したときに醸し出されるパワーは、小さな空間だったからこそ感じてもらえたはず。

WWD:会場から場外をのぞいていたときの笑顔が印象的だった。

落合:ただでさえ会場前の道幅が狭いのに、2日前に急に工事が入ってカオス感が増してしまって(笑)。でもビッグメゾンだけがパリじゃないし、発表する方法はたくさんあるなと感じた。今のパリメンズは参加ブランドも来る人も増えて、規模がどんどん大きくなっているからこそ、ほかと同じことをやっても大きな爪痕は残せない。

米メジャー企業とのサプライズコラボ

WWD:会場では「コカ・コーラ」との、ショーでは「リーバイス」とのコラボレーションをサプライズ発表していたが、それぞれの経緯は?

落合:両社ともにオファーをいただいたことがきっかけ。小さい頃からアメリカのカルチャーやワークスタイルから影響を受けてきた自分にとって、アメリカを代表する企業との立て続けのコラボレーションは光栄であり、不思議な感覚。実際に本社まで行ってアーカイブを見せてもらったのも貴重な経験だった。ブランドを立ち上げて12年になるので、自分たちが培った経験や価値が認められたのかなと、一つの節目を迎えている実感がある。

WWD:「リーバイス」はショーピースとして複数のルックで登場したが、当初からその予定で進めていた?

落合:アイテムが完成したときに決めた。しっかりとした舞台で見せたいと思えたので、パリでのショーで見せるのがベストかなと。「リーバイス」は自分にとって特別なブランドであるけれど、僕自身はオタクではない。だからこそ自由な発想で新しい価値や変化を加えられたし、今回ベースにした代表的アイテムの“501”やトラッカージャケット、ウエスタンシャツの膨大な資料をもとに、「リーバイス」からもステッチの配色などのアドバイスをもらいながら一緒に作ることができた。デザイン作業は2〜3カ月だったけれど、とても楽しかった。

WWD:来場者にコカ・コーラを振る舞うことでコラボを発表するという手法も面白かった。

落合:あれも会場が小さかったからこそできたこと。「コカ・コーラ」とのコレクションは、彼らのワークウエアやストライプの色が好きだったのでそこがベース。そこに資料室で見て学んだ彼らのルーツや考え方を盛り込んでクリエイションに生かした。“It’s the real thing”のスローガンをアイテムにプリントしたのも、その影響。昔の広告からしてすでにダイバーシティーを感じさせるもので、今の時代に重要視されていることをいち早く取り入れていた企業だと知ったことが面白かった。大企業であるだけに簡単なことばかりではなかったし彼らにとってもチャレンジだったはずだが、手厚いサポートで最終的には一緒になって面白がってくれた。

WWD:「コカ・コーラ」のアイテムはパリメンズの後すぐに発売したが、反響は?

落合:パリのレクレルール(L'ECLAIREUR)で開いたポップアップもにぎわっていたし、日本でも伊勢丹新宿本店メンズ館のウインドーをジャックしたり、銀座のザ・コンビニで限定アイテムを作ったりして、国内の感度の高い人から外国人までオールジャンルの客層にアピールできた。誰でも知っている「コカ・コーラ」と、さまざまなジャンルを行き来できる「ファセッタズム」の両方のいいところが出せた。

WWD:両社とのコラボレーションは継続する?

落合:今はまだわからない。まずは「リーバイス」とのアイテムはショーから半年後の発売でまだ時間があるので、どんないい見せ方ができるかを考えていきたい。

今のパリメンズに感じた疑問

WWD:16年のパリメンズデビューから3年経つが、以前と今とで変わったことは?

落合:少し前と違い、今のパリメンズは自分が影響を受けてきた裏原カルチャーの焼き直しが主流だ――ブランドのクリエイションにしても、コラボレーションするアーティストにしても。若い人には新鮮なのかもしれないけれど、内容としては何も新しくない。NIGOさんや高橋盾さんをはじめ、日本の先輩たちがやってきた面白いことを僕たちは目の当たりにしてきたから、同じようなことをそのままやっているような外国人のクリエイションを見ても熱い気持ちには全くなれない。何だか時代が戻っているとさえ感じてしまう。だから僕らやその下の世代が新しい価値を生み出さないといけないし、使命だとも感じている。特に日本の若いブランドは、今のパリメンズの主流とは違う戦い方をした方がいいと思う。

WWD:次のシーズンもパリでショーを行う?

落合:パリでやりたい。何をやるかはまだこれからだが、もっと自由にやるべきだなと。「ファセッタズム」は王道の中で戦ってこそ光るブランドなので、逃げずに勝負を挑みたい。各ブランドの表現方法はさまざまだが、メンズモードの最高の舞台であるパリで表現できることはファッションデザイナーにとって幸せなこと。とはいってもほかの国で、例えば東京で発表することもまた一つの正解だし、世界の国々に表現に挑めるような案件があるので、一つ一つにパワーを発揮できるようにやっていきたい。

WWD:現在のビジネスの状況は?

落合:海外のセールスを委託していたショールームのトゥモロー(TOMORROW)との契約が終了したので、これからは自分たちで開拓していかないといけない。卸先は一時期かなり広げ過ぎてしまったが、今は絞って海外は33アカウントで国内は40アカウント。神宮前の店が周辺エリアの開発で取り壊しになったので、面白い店を近々つくりたいと考えている。

WWD:渋谷の新しい商業施設から出店の誘いが届きそうだが?

落合:僕たちはそういう話題性のあるスポットに真っ直ぐ進まなくても、変わった場所を回りに回って自由にやるのが「ファセッタズム」らしい。たとえ渋谷に出店するとしても、すごく変な場所に出すと思う。みんなと同じことはやりたくないし、面白い場所があれば、雑居ビルでもいい。

WWD:バーサタイルとの資本提携から2年以上経ったが、何か変化は?

落合:クリエイションを信じてくれているパートナーなので、いろいろ助けられている。ビジネスとクリエイションというのは役割が違うし、どこかで切り分けないといけない。それを飛び越えて価値をわかってくれている人たちと一緒に仕事ができているのは本当にありがたい。一緒に世界で戦えてよかったなと思えるパートナーだ。

WWD:そこまで信頼できるパートナーとはなかなか出合えないのでは?

落合:本当に、今はポジティブなことしかない。資本が入ったからクリエイションが甘くなったという言い訳だけは絶対にしたくなかったので、新しいチャレンジに対しては結果にこだわり、信頼関係を築いてきた。ただ、自力で海外に挑戦するデザイナーの美学もすごくかっこいいし、応援したい。そういう覚悟を持ったクリエイションはまた別のかっこよさがあるし、引きつけられるものがある。いずれにせよ、たとえクリエイションで壁にぶち当たってもファッションデザイナーをやっている以上は関わってくれる周りの人を幸せにしたいから、「ファセッタズム」はこれからもチャレンジを続けていく。

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「エルメス」の“ラジオ局”が原宿に出現 聴いて、見て、触れるメンズの世界観を体験してみた

 「エルメス(HERMES)」がメンズの世界観をラジオを通じて表現するイベント「ラジオエルメス」が9月1日から始まります。9月29日までの期間中は、インターネットラジオでファッションからライフスタイルまでさまざまなジャンルの番組が放送されます。そして東京・原宿には、「ラジオエルメス」を体現した誰でも入場無料のラジオステーションがイベント期間中限定で“開局”します。オープン前日に行われたメディア向けの内覧会で、ひと足早く体験してきました。

 エントランスをくぐると、ドレスアップしたオブジェがお出迎え。会場内はレトロフューチャーな空間が広がり、すでに何だかワクワクします!壁にはヴェロニク・ニシャニアン(Veronique Nichanian)=アーティスティック・ディレクターが手掛けた2019-20年秋冬メンズのランウエイショーの映像が大きく映し出され、古いラジオのようなマシーンや実際に公開収録が行われる予定のセットが目に飛び込んできました。収録室にはネオンサインやブランドイニシャルの“H”があしらわれ、スクリーンにはネクタイの柄が映し出されるなど、どれも写真映えする素敵なスペース。誰でも中に入って撮影が可能なので、フォトスポットとしてもぴったりです。

 ひと際強いインパクトだったのが、アートのように山積みされたラジカセです。19-20年秋冬メンズ・コレクションのバッグが昔ながらのラジカセに混ざって飾られており、なかなかの迫力にぼーっと眺めていると……動くんです!ただの飾りではなく、実際に生きているんです。動き出す瞬間はなかなかびっくりするので、ゆっくり眺めるのがオススメ。

 ラジカセの反対側の壁には坂本龍一さんやRADWIMPSの野田洋次郎さん、仏バンドCamp Claudeらの写真がコラージュされています。これらはなんと全て日本で撮影されたのだとか。「エルメス」とアーティスト、そして日本ならではの景色が融合するビジュアルがかっこいい。その隣には、何やらレコードが視聴できそうなラックが設置されています。でもこれただの視聴コーナーではありませんでした!

 レコードカバーが全て「エルメス」のメンズのスカーフの柄になっており、好きな柄を選んで写真のようにセットするだけでランウエイショーで使用されたBGMが再生されるんです。僕はかわいいクマの柄を選んでみましたが、意外にもアップテンポなクール系でした。自分が選んだ柄がどのような音楽を奏でるのか、ぜひお試しあれ。

2階ではさらに驚きの体験が

 2階に上がると、メンズのコレクションで実際に使われた素材で作ったレコードカバーがあり、反対側の壁には何やら羽がついたスニーカーがディスプレーされています。「『ラジオエルメス』を日本から世界に発信しよう!」という意味の羽かなと思いきや……答えは同フロアで体験できるVR映像の中にありました。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、実際に体験してみてください。本当にオススメです。

 坂本龍一さんと三味線演奏家の本條秀慈郎さんによるセッションをVRで体験中の弊紙「WWDジャパン」編集長も、このリアクション。「編集長オーバーすぎ〜」と思ったそこのあなたにこそチャレンジしてほしい。こうなる気持ち、わかりますから。映像の内容は1週間ごとに替わり、野田洋次郎さんやCamp Claudeの臨場感があるライブも見られそうなので毎週来たい!

ディレクションしたYOSHIROTTENさんを直撃

 遊びどころや撮りどころがたくさんありすぎてついつい遊んでしまいましたが、会場でイベントのロゴやラジオステーションなどのアーティスティック・ディレクションを手掛けたYOSHIROTTENさんを発見!あわてて取材モードに切り替え、お話を聞きました。「今回の依頼をいただいてから『エルメス』のショーを見たり、イベントに行ったりしてモノ作りへのこだわりや歴史を深く知ることができたので、それを形にしたかった。創業から受け継がれきたものが未来へと向かっていくイメージで、フューチャリスティックなロゴやデザインを採用した」と語ります。YOSHIROTTENさんは今回の仕事を受ける前までは「30代の自分にとって『エルメス』は高級で緊張感があり、気軽に店に入れないイメージだった」とのことですが、ブランドについて知れば知るほど自身のカルチャーとの接点も見つかり、若者の街である原宿のストリートになじむ世界観を作り上げていけたそう。長い歴史と若い世代の感覚が融合した空間を見ると、納得です。「例えば、公開収録中にパーソナリティーが誰かを呼び、ゲストがこの会場に急遽駆けつけるといったこともあるかもしれない。リアルな場所だからこその体験を楽しんでほしい」とYOSHIROTTENさんは期待します。

 ちなみに、YOSHIROTTENさんは昔、深夜にFMラジオでパンクロックなどを聴いていたそうです。彼と同世代である僕もラジオが好きで、中学・高校生のころはAMラジオで関西の人気番組「ヤングタウン」などを両親に隠れて夜中にこっそり聴いていました。“ハガキ職人”を目指してギャグを書いたハガキを何通も応募し、1通も採用されなかったという苦い過去もあります(笑)。僕がラジオを好きな理由の一つは、耳で声や音楽を聴きながら、その先にいる人や光景を想像する楽しさがあったから。「ラジオエルメス」では、想像の世界を実際に見て、触って、感じることができました。世代を問わず、「エルメス」のメンズに普段あまりなじみがなくても、ブランドに対する想像の答え合わせができる場所です。それが正解でも不正解でも、きっと楽しめるはず。インターネットラジオとラジオステーションの両方を、ぜひ体験してみてください。

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コカイン所持の疑いで、JUNJUN逮捕 本人は容疑を否認

 複数の報道によると警視庁は29日、コカイン所持による麻薬取締法違反の疑いで、ヘアメイクアップアーティストのJUNJUN(ジュンジュン)こと、李惇源(リ・ドンウォン)容疑者を逮捕した。調べに対して容疑を否認しているという。

 逮捕を受け所属事務所は公式ホームページで「多くのファンの皆様、関係先各位には大変ご心配をおかけしております事をまずはお詫び申し上げます。現在、弁護士と連絡を取り、詳細な事実確認を行っておりますが、事務所として事態を重く受け止め、今後関係者各位の皆様への対応を行ってまいります」とコメントを出した。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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創業130周年の「ランバン」がポップアップブティックをオープン

 今年、ブランド創業130周年を迎えた「ランバン(LANVIN)」は9月7〜16日、ポップアップブティックを東京・表参道のバツアートギャラリーにオープンする。同ブティックは、クルーズをインスピレーション源にブランドの世界観を表現。「ランバン」のほか、「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」「ランバン スポール(LANVIN SPORT)」を展示販売する。

 1階は、パーティーの大広間をイメージした空間に「ランバン」、ラウンジバーに「ランバン オン ブルー」、屋外デッキをイメージした2階では「ランバン スポール」をディスプレイする。また、130周年を記念してプルオーバー(3万9000円)、Tシャツ(2色、各1万3000円)、ワンピース(4万5000円)などを発売する。

■ヴォヤージュ ランバン130周年記念 ポップアップブティック
日程:9月7〜16日
時間:12:00〜20:00
場所:バツアートギャラリー
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
入場料:無料

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東京にも“出現” アリババが提携するバーチャル・インフルエンサー、ヌーヌーリとは

 中国最大のeコマース企業のアリババ(ALIBABA)は、同社が運営するECサイト「Tモール(Tmall)」の「ラグジュアリー・パビリオン(Luxury Pavilion)」のモデルとして、バーチャル・インフルエンサーのヌーヌーリ(Noonoouri)を起用した。同時に、コンテンツを充実させるためヌーヌーリの新しいモバイルゲームを立ち上げるなど、ユーザーとの更なる結びつきの強化を図っている。

 インスタグラムで30万9千のフォロワーをもつヌーヌーリは、コンデナスト(CONDENAST)が出版する中国版「ヴォーグ(VOGUE)」とも契約しており、ブランド服を身に着け、高級ハンドバッグを持って毎週さまざまな都市へと旅行している。

 「ラグジュアリー・パビリオン」およびヌーヌーリとコラボレーションを行った最初のブランドが、英国の「マルベリー(MULBERRY)」だ。「マルベリー(MULBERRY)」は、‟My Localキャンペーン”の一環として8月22~24日に東京でワークショップやライブミュージックの音楽イベントを開催し、それに合わせて21~27日には新作バッグ‟アイリス(Iris)”のプロモーション用ポップアップストアも設けていたが、今回のコラボレーションではヌーヌーリが東京に‟現れていた”のだ。

 オンラインユーザーたちは、ヌーヌーリとゲームをすることもできる。彼女のアウトフィットをコーディネートしたり、道中からの手紙を読んだりすることでポイントを獲得する。プレーヤーたちはそのポイントを使ってお買物券や限定バッグ、そしてトップ賞のために用意された新作バッグ‟アイリス(Iris)”を手に入れることもできる。

 「ラグジュアリー・パビリオン」のリリ・チェン(Lili Chen)=ゼネラルマネジャーは、「若年層のラグジュアリー商品購入者たちがそれぞれのスタイルをシェアしたり、表現したりしながらプレーできるこの双方向型ゲームの開発は、『Tモール』のプラットフォーム上での消費者たちとブランドのより強い結びつきに貢献するだろう」と語った。

 ヌーヌーリが生み出されたのは2017年末で、作成者はドイツのミュンヘンをベースに活動するグラフィックデザイナー、ヨルグ・ツバー(Joerg Zuber)だ。ヌーヌーリは19年のプレ・スプリング・コレクションショーで「ディオール(DIOR)」のインスタグラムに登場したり、「フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」の19年プレ・フォール・ルックブックにも登場。「ヴォーグ・ミー・チャイナ(VOGUE ME CHINA)」やブラジル版「グラムール(GLAMOUR)」の表紙も飾るなど、幅広いブランドのクリエイティブプロジェクトに参加している。

 アリババは昨年10月にリシュモンと提携し、中国人の消費者たちに向けてユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP)の小売商品を展開するため、ジョイントベンチャーを設立。「ネッタポルテ(NET-A-PORTER)」と「ミスターポーター(MR PORTER)」のために2つのモバイルアプリをローンチすることを発表した。また、「ネッタポルテ」と「ミスターポーター」は「ラグジュアリー・パビリオン」にも出店する予定だ。

 「ラグジュアリー・パビリオン」は、過去12カ月の間に数々の有名ブランドの出店を獲得してきた。現在、「シャネル(CHANEL)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「バーバリー(BURBERRY)」「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」を含む130以上のラグジュアリーブランドを提供している。

 「Tモール」は来年3月までに、ラグジュアリーブランドの出店数を倍にしたいと語っている。

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バドミントン女子ダブルス“フクヒロペア”がワコールのスポーツブラ広告に登場

 ワコールのスポーツウエアブランドの「シーダブリュー・エックス(CW-X)」は、バドミントン女子ダブルスの“フクヒロペア”こと、福島由紀選手と廣田彩花選手の2人と広告契約を結び、スポーツブラアイテムの広告に起用した。スポーツをする女性に向けてスポーツブラの認知拡大とスポーツブラ着用の習慣化を目指す。

 両選手が着用した“スピードモデル”(6600円)は、スポーツ時のバストの揺れを最小限に抑えるブラジャーをはじめ、ラン、フィットネス、トレック、ヨガといった着用シーン別に選べる4タイプをそろえる。ワイヤーを使わずにサポートするものやバストのシルエットを美しく保つものなど、それぞれの体の動きを考慮してバストに負担がかからない工夫を凝らした。

 福島選手は「バドミントンは激しく動くスポーツ。“スピードモデル”は着用していても違和感なく、なおかつ動きやすいところが気に入っている」と述べ、廣田選手は「『シーダブリュー・エックス』と出合い、今までのスポーツブラ、スポーツタイツへのイメージがガラリと変わった。ガッチリと固定されるかと思っていたが、嫌な締め付け感もなくフィットして安心感があった」とコメントした。

 「シーダブリュー・エックス」は、ワコール人間科学研究所がテーピングの原理をタイツに取り込む発想で開発した機能性コンディショニングウエアブランド。代表アイテムの“スポーツタイツ”のほか、“機能性トップス”や“スポーツブラ”など、スポーツのみならず日常の幅広いシーンでアクティブなライフスタイルをサポートする商品を展開している。

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“ガブリエル シャネル”の新広告キャンペーンにマーゴット・ロビー ニック・ナイトが撮り下ろし

 「シャネル(CHANEL)」はフレグランスライン“ガブリエル シャネル”の新作発売に伴い、マーゴット・ロビー(Margot Robbie)を起用した広告ビジュアルと動画を発表した。演出はフォトグラファーのニック・ナイト(Nick Knight)が手掛けた。

 “ガブリエル シャネル”はブランド創立者のガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)が残した名言、“なりたい自分になると決めた。それが今の私”から着想を得て誕生。ジャスミン、チュベローズ、イランイラン、オレンジフラワーを中心に調香し、女性らしいフェミニンなイメージの中にも強さを感じさせる香りが特徴だ。

 同キャンペーンの中でロビーは、アイテムのフィロソフィーを踏襲し、なりたい自分を見つけて自由を謳歌する女性を演じた。キャンペーン動画では、ロビーがビヨンセの「Halo」に合わせて白とゴールドのベールの渦の中を華麗に舞う様子が収められている。

 今回新たに登場するアイテムは、フロステッドガラスのボトルに入ったヘアミスト(40mL、6000円)と、持ち歩きに便利なスプレータイプ(20mL、1万4500円、リフィル2本付き)で、どちらも9月6日に発売。

 ロビーは2018年にシャネルのアフタースキーをテーマにした「ココ ネージュ」コレクションの広告にも登場している。

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@Akki_Sixx8429 Akki Sixx

'83年リリースMETALLICA「KILL'EM ALL」記念すべきこの彼等の1stは荒削りであり、ひたすら若さ溢れるスピード感や攻撃性で押しまくるタイプのサウンドだがそれがまたカッコ良く、Hit The Lights、The Four Horsemen、Jump In The Fire、Whiplash等初期の彼等の名曲が目白押しの名盤である。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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「エル」や「ハーパーズ バザー」などハースト婦人画報社26媒体が集結 4回目の美の祭典開催 

 ハースト婦人画報社は10月12日、美の祭典「ハースト ビューティ フェスティバル」を東京ミッドタウンで開催する。4回目を迎える今年のテーマは“BEYOND THE RULE(もっと自由に、もっと美しく)”。

 同イベントではハースト婦人画報社が発行する26媒体が結集し、それぞれのメディアの特性を生かしたコンテンツを用意する。会場内の「ホールエリア」では、モデルの西内まりややアンミカ、ビューティクリエイターのRYUJIらが登壇するステージイベントや協賛ブランドによるブースを展開。「五感エリア」では“美容の直感力”を目覚めさせる体験型イベント、「カンファレンスエリア」では各界の著名人による美容セミナーなどの多彩なコンテンツを提供する。

 チケットは無料入場券のほか、カタログギフトや優先入場などを含んだゴールド入場券A(5000円)、ゴールド入場券B(6000円)、セミナーチケット(3000円)を用意し、特設サイトから申し込みが可能。

◼︎ハースト ビューティ フェスティバル 2019
日時:10月12日
時間:13:30〜19:30
場所:東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
住所:東京都港区赤坂9-7-1
参加媒体:「ヴァンサンカン」「ヴァンサンカン・オンライン」「25ansウエディング」「25ansウエディング・オンライン」「美しいキモノ」「ウィメンズヘルス」「エル・ジャポン」「エル・オンライン」「エル・ガール・オンライン」「エル・グルメ」「エル・グルメ・オンライン」「エル・デコ」「エル・デコ・オンライン」「エル・マリアージュ」「エル・マリアージュ・オンライン」「コスモポリタン」「ハーパーズ バザー」「ハーパーズ バザー・オンライン」「婦人画報」「Fujingaho.jp」「モダンリビング」「MODERNLIVING.jp」「リシェス」「エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック」「メンズクラブ」「エスクァイア・デジタル」

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コシノヒロコがカラート71でトークイベント

 若手ブランドの発掘・支援やワークショップなどを行うカラート71プロジェクト(CARATO71PROJECT)は9月5日、「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」のコシノヒロコを迎えたトークショーを開催する。今年6月に10代から90代までの一般市民約100人をモデルに神戸市の美術館で開催し話題になったファッションショーの背景や、これまでの活動とクリエイション、これからのファッションビジネスなどを聞く。場所は東京・代官山にあるカラート71。ナビゲーターはファッションディレクターで、CARATO71PROJECT運営委員長の萩原輝美が務める。

 コシノヒロコは大阪・岸和田市生まれ。文化服装学院在学中よりキャリアを重ね、東京、大阪、パリ、ローマ、上海などでコレクションを発表する一方、プラハやハンブルクで異分野のアーティストとのコラボレーションによるイベントも開催。6つの婦人服ブランドを展開し、バッグや小物、ライフスタイル関連グッズ、紳士服など数多くのファッションアイテムのデザインを手掛けている。近年は絵画や書などのアート作品を発表する機会も多く、自身の作品を発表するスペースとして、2013年KHギャラリー芦屋をオープン。2017年にはデザイナー活動60年を記念した『HIROKO KOSHINO | it is as it is あるがまま なすがまま』を出版。1997年に第15回毎日ファッション大賞、2001年に大阪芸術賞を受賞している。

■コシノヒロコさんに聞く これからのファッションビジネス
日程:9月5日
時間:19:00〜20:30
場所:CARATO 71
住所:東京都渋谷区鉢山町13-7
主催:CARATO71PROJECT WORKSHOP運営委員会

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「ダントン」が直営店を初オープン 1953年に誕生した仏メンズブランド

 セレクトショップのビショップ(BSHOP)を運営するボーイズは9月20日、仏メンズブランド「ダントン(DANTON)」初の直営店“ダントン トーキョー”を表参道にオープンする(東京都渋谷区神宮前3-27-22)。「ダントン」は近年、国内の人気セレクトショップなどの取り扱いが増え、年齢や性別を問わずに支持されている。

 「ダントン」は、1953年に誕生したブランド。ブルゾン、パンツなどのワークウエア、レストランスタッフなどのユニホームやエプロンなどの製造からスタート。フレンチワークウエアをベースに、カジュアルウエアを幅広く展開する。70年代半ばから90年代まで、パリ市内を含む多くの行政やパリ地下鉄を司るP.A.T.P社、フランス国鉄S.N.C.F社などへ制服や作業服を納めていた。

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メンズメイクブランド「ファイブイズム バイ スリー」からひげ・眉用カラーマスカラが登場

 「THREE」を擁するACROのメイクアップを中心とした総合メンズブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」は9月4日、ひげ・眉用カラーマスカラと目元用マスカラを発売する。

 ひげ・眉用カラーマスカラ「コバート ディフィニション ツール フォーアイブロウズ&ビアード」(全6色、 4000円)は、センブリエキスをはじめ、ひげや眉毛のために厳選した美容成分を配合した。毛の素の色を生かす透明色や黒、ブラウンなど6色をそろえる。目元用マスカラ「コバート ディフィニション ツール フォーアイラッシューズ」(全3色、 4000円)は、まつ毛1本1本を自然にボリュームアップする仕上りが特徴。自まつ毛が濃くなったような深い発色で目元の印象を変化を与える。

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