「オニツカタイガー」が60mのトラックでショー開催 70周年のオマージュを幻想的に表現

 今年70周年を迎えた「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は10月23日、2020年春夏コレクションショーを東京・新豊洲Brilliaランニングスタジアムで開催した。アンドレア・ポンピリオ(ANDREA POMPILIO)=「オニツカタイガー」クリエイティブ・ディレクターは、創設者の鬼塚喜八郎にオマージュを捧げ、ファッションとスポーツ、ヘリテージ(伝統)とイノベーション(革新)の融合という「オニツカタイガー」のコンセプトを作品と演出で鮮明に表現した。

 幻想的なブルーの光で近未来的に演出された60mのトラックをランウエイとして行われたショーは、マーチングバンドの演奏と共に、アクロバティックなラートやトリッキングといったアーバンスポーツのパフォーマンスで幕を開けた。同コレクションのデザインは、さまざまなスポーツのユニホームからインスピレーションを得ている。バスケットボールのユニホームのメッシュ素材からインスパイアされたタンクトップとショートパンツのほか、デニムのカーゴパンツはクライミング、フィット感のあるマルチカラーのTシャツはレーシング、中綿入りのジャケットは馬術、透明な素材を用いたコートはセーリング、そしてフェミニンで華やかなサテンのイブニングドレスはボクシングローブから着想を得るなどスポーツの多彩な表現に約450人のゲストが拍手を送った。

 ポンピリオ=クリエイティブ・ディレクターは、「『オニツカタイガー』の原点でもあるスポーツのさまざまな要素をミックスした。スポーツの機能があるわけではないが、若々しい躍動感のあるシックでリラックスした新感覚のカジュアルだ。今年から来年にかけてスポーツの国際的な一大イベントが相次いで行われる日本は、スポーツに対する関心が高まっている。人を魅了するスポーツは重要なトレンドになると思う」と話した。2013年から協業している「オニツカタイガー」の今後については、「世界をリードするグローバルなファッションブランドにすることだ。来年は私の地元であるイタリア・ミラノに出店を計画している。私はエキサイティングな挑戦が好きだ。既存店とは違う、『オニツカタイガー』を代表するグローバルな旗艦店としたい」と意気込みを語った。

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経営破綻の米バーニーズ、新たな買い手候補が現れる 「バーニーズを救え」

 経営破綻した米バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK以下、バーニーズ)に、新たな買い手候補が現れたようだ。情報筋によれば、ニューヨークのセレクトショップ「キス(KITH)」への投資で知られるサム・ベン・アブラハム(Sam Ben-Avraham)がおよそ2億6000万ドル(約280億円)での入札を提示したという。

 バーニーズの買収に関しては、10月18日に米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)が2億7140万ドル(約293億円)での入札を提示し、バーニーズもそれに合意していた。入札は24日に行われる予定だったため、22日までにそれを上回る金額での入札がなければABGへの売却が成立していたと見られるが、入札期限が24時間延長され、それに伴って入札日も28日に変更された。今後、ベン・アブラハムによる提示案についてバーニーズと債権団が検討し、入札条件を満たしていると確認された場合には入札への参加が可能となる。

 買収案が複数ある場合、最終的な選択は破産裁判所の判断に委ねられるが、総合的に見て内容が優れていると評価されたケースでは買収額が低い案が選ばれることもあるという。

 ABGの買収案は高額ではあるが、同社は主にバーニーズのオンラインビジネスと知的財産権に関心があると見られている。買収後はカナダの小売り大手ハドソンズ・ベイ(HUDSONS BAY)とライセンス契約を結び、その傘下であるサックス・フィフス・アヴェニュー(SAKS FIFTH AVENUE)の店舗にバーニーズのインショップを構えたい考えだ。バーニーズのニューヨークとロサンゼルス旗艦店は残すとしているが、在庫資産などは売却する意向だと言われており、店舗の存続は不透明だ。また、ABGの買収案にはバーニーズ側から買収契約を撤回した際の違約金として810万ドル(約8億7000万円)が設定されている。

 一方で、ベン・アブラハムの買収案は提示額こそABGに劣るものの、ニューヨークとロサンゼルス旗艦店を含む5店舗とニュージャージー州にある物流施設を残すとしている。しかし、同氏はこれに関する具体策を述べていない上に、“バーニーズ救済”を訴える公開書簡をファッション業界の経営陣に送付して買収資金の援助を求めるなど、企業の買収取引ではあまり一般的ではない行動を取っており、「まるで素人だ」と評する関係者もいるという。

 本件に関する審問は、10月31日にニューヨークの破産裁判所で行われる予定。

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渋谷スクランブルスクエアが公開 ストリート、ラクグジュアリー、フードを集積したこれまでにない施設

 東急とJR東日本、東京メトロの3社は24日、渋谷駅直結の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」を11月1日のオープンに先駆けて関係者に公開した。地上46階、高さ230メートルを誇る渋谷エリア最高峰のビルで、地下2階〜地上14階が商業施設(約3万2000平方メートル)、15階が会員制の産業交流施設(約2600平方メートル)、17〜45階がオフィス(約7万3000平方メートル)、45〜46階が展望施設(屋上展望空間約2500平方メートル)となる。商業施設の初年度売り上げは400億円を見込む。

 運営会社の堀内謙介商業・展望Dept.総支配人は商業施設について、「1日330万人が乗降する世界有数のトラフィックを持つ渋谷駅に直結し、ストリート、ラクグジュアリー、フードを集積したこれまでにない施設。日本初や都内初、新業態を含む全213店舗をそろえ、“最旬の遊び場”を提供する。館全体が見どころだ」と語った。若者のイメージが強い渋谷だが、あえてターゲットを絞らず、年齢・性別・国籍問わず多様な客を取り込む。

 ファッション・ビューティフロアは2〜9階。JR線と銀座線に連結し、館の顔といえる3階には、駅ビル初出店となる「サカイ(SACAI)」のほか、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」など若者人気も高いラグジュアリー・デザイナーズブランドを誘致した。6階のビューティフロアは東急百貨店がテナントとして運営し、「シャネル(CHANEL)」「M・A・C」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」「ナーズ(NARS)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「トゥー フェイスド(TOO FACED)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」など、国内外のブランドをそろえた。

 地下2階〜地上1階の食物販フロアには、フランス発のパティスリーで日本初上陸の「モリ・ヨシダ・パリス(MORI YOSHIDA PARIS)」をはじめ、紀伊国屋の新業態「グルマン マーケット キノクニヤ」や渋谷エリア初の惣菜屋「からあげ家 奥州いわい」、タピオカドリンクで知られる台湾発カフェ「ゴンチャ」など、国籍・ジャンル問わずさまざまな店が入る。

 展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」では、メディアアートを手掛けるクリエイティブ集団ライゾマティクスのデザイン部門と協業。“非日常”と“解放感”をテーマにユーザー体験を提供する。14階と45階をつなぐ上昇空間「スカイ ゲート」、46階の屋内展望空間「スカイ ギャラリー」、屋上展望空間「スカイ ステージ」の3つで構成する。入場はチケット制で、価格はウェブ予約が1800円、当日窓口が2000円。

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「プーマ」のブランドアンバサダーに藤田ニコル

 プーマジャパン(PUMA JAPAN)は、新ブランドアンバサダーにモデルの藤田ニコルを起用した。

 藤田ニコルは1998年生まれ。2009年に新潮社が主催する「第13回ニコラモデルオーディション」でグランプリを獲得し、モデルデビューを果たす。現在は「ViVi」(講談社)の専属モデルを務めるほか、ファッションブランドの「ニコロン(NICORON)」のプロデュースを手掛ける。「普段から使っている『プーマ』と一緒にお仕事ができることがすごく嬉しい。もっとみんながトレーニングやスポーツに興味を持ってもらえるよう頑張りたい」とコメントした。

 プーマジャパンは「固定観念にとらわれず常に進化を追い求めるプーマが、独自のスタイルを持ち、カルチャーやファッションの第一線で活躍する藤田ニコルとパートナーシップを結ぶことで、個性的な両者の魅力を組み合わせた新たなスポーツファッションを発信していく」としている。

 またブランドアンバサダーには藤田ニコルのほかに、モデルで女優の浪花ほのかや鶴崎乃愛らの就任も決定した。これまでにはモデルのローラが国内のアンバサダーを務めていた。

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読者が注目した今週の新作 「ガンダム」 × 「ポーター」など(10月25〜31日)

 「WWD JAPAN.com」が今週発売の新商品を「ファッション部門」「ビューティ部門」「スニーカー部門」別にまとめてお届け。「ファッション」部門と「ビューティ部門」では読者の注目度(PV)から1〜3位までをランキング形式で紹介。今週の「ファッション」部門では「ポーター(PORTER)」 × 「機動戦士ガンダム」のコラボレーションアイテムが最も注目され、「ビューティ部門」では「M・A・C」の2019年ホリデーコレクションが1位に輝いた。

【ファッション部門】


【ビューティ部門】


【スニーカー部門】

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「グッチ」が1月のミラノ・メンズに復帰 プレ・スプリングはアメリカで開催

 2020年1月10~14日に開催されるミラノ・メンズ・ファッション・ウイークに「グッチ(GUCCI)」が復帰する。同ブランドは17年以降、2月と9月に行われるウィメンズ・ファッション・ウイークで男女合同のショー形式を採用しており、メンズ・ファッション・ウイークには久しぶりの参加となる。「グッチ」がショーを開催するのは最終日の1月14日だ。

 ミラノ・ファッション・ウイーク(以下、ミラノコレ)の会期は、ロンドン・ファッション・ウイークとパリ・ファッション・ウイークに挟まれる形となっているため、各ブランドのショーの日程にはバランスの悪さが付きまとってきた。そこでイタリアのファッション協会と主要ブランドが現状を改善するためにスケジュールを調整。9月に行われた20年春夏コレクションでは「プラダ(PRADA)」が初日に、そして「グッチ」が終盤にショーを行ってミラノコレを締めくくった。2月に行われる20-21年秋冬コレクションもこれまでとは異なるスケジュールでの開催が予定されており、「グッチ」が初日、そして最終日にショーを行うのは「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」だ。

 ミラノコレの刷新についてマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)=グッチ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「イタリアのラグジュアリーブランドは創造性や製造面において基盤となる役割を果たしている。“メイド・イン・イタリー”が持つリーダーシップを維持していくためにも、各ブランドは共同でイニシアチブを取っていく。私たちはメンズ・ファッション・ウイークにおいても同じように協力する」とコメントしている。

 また10月23日、「グッチ」は21年のプレ・スプリング(クルーズ)・コレクションをアメリカで5月18日に開催することも発表した。会場はまだ明らかにされていない。

 「グッチ」はこれまでに、ロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の回廊、イタリア・フィレンツェのピッティ宮殿(Pitti Palace)にあるパラティーナ美術館(Palatine Gallery)、南仏アルルのアリスカン遺跡(Promenade Des Alyscamps)やイタリア・ローマのカピトリーノ美術館(Capitoline Museums)と世界各地でプレ・スプリングを発表してきた。アメリカでの発表は、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)によるブランド初のプレ・スプリングショーがニューヨークのディア美術財団(Dia Art Foundation)で開催されて以来5年ぶりとなる。

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ナイキが渋スクに新コンセプトのデジタルストア 世界2店舗目

 ナイキは、新店舗「ナイキ バイ シブヤ スクランブル(NIKE BY SHIBUYA SCRAMBLE)」を11月1日にオープンする商業施設「渋谷スクランブルスクエア」2階に開く。店舗面積は176平方メートル。同店限定の商品やメンズ、ウィメンズのウエアとシューズをそろえるほか、「ナイキ」のアプリやウェブサイトと連動したサービスを提供する。

 同店はアメリカ・ロサンゼルスの店舗に次いで世界2番目となる新コンセプト“ナイキ ライブ”を採用した。店舗周辺にいるナイキの会員データなどをもとに、商品やサービスを提供する。商品はナイキのEC上のデータや東京の会員情報をもとに、2週間に1度更新。7月にリニューアルオープンした原宿旗艦店と同様に、商品の在庫確認と取り置きや、アイテムのバーコードスキャンによる詳細情報の確認、会員限定の特典取得などが可能だ。

 サービスはシューズのサイズ計測サービス“ナイキ フィット”やチャット機能“ナイキ ストア チャット”を用意する。“ナイキ フィット”では、店舗スタッフが来店者の足をスキャンし、最適なサイズを即時的に提案。会員は提案されたサイズをアプリに登録し、次回以降の商品購入の際に活用できる。“ナイキ ストア チャット”はLINE上で“Nike Store Chat”と送信すると、店舗の営業時間などの基本情報の確認や、スタッフにチャットで質問ができるサービスだ。

 また、店舗に置かれたデジタルサイネージ上のQRコードをスキャンすることで、ナイキの提携ジムや限定イベントなどへの予約を行えるほか、自動販売機型の“アンロック ボックス”を設置。会員は3週間に1度、アプリ内のメンバーパスを使用して無料のギフトを受け取ることができる。

 「東京はわれわれが“キーシティ”と考えている都市の1つ。忙しい通勤客が非常に多い一方で、求められるサービスの水準も非常に高い。平日はコンビニのように便利な場として、そして週末はショッピングの場として、“おもてなし”と利便性を兼ね備えた店舗にしていく。2020年にはオリンピックも控えている。全てのアイデアや体験を導入するつもりだ」。そう語るのは、来日したキャシー・スパークス(Cathy Sparks)=グローバル・ナイキ・ダイレクト・ストア&サービス GMだ。

 キャシーGMはナイキで消費者向けのサービスの考案やコンセプトの開発をリードしている。「当社のデータによると、消費者の80%がオンラインとオフラインを使って買い物をする人々。そういった消費者たちのために、店舗とECの在庫を連携したり、新たな体験が提供できる場を作り、スポーツを紹介したりする。AIやAR(拡張現実)など、いろいろな最新テクノロジーの可能性を模索しつつ、消費者の体験を高められるモノを提供していきたい」。

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アンダーアーマー創業者がCEOを退任 現社長が次期CEOに

 アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)は、2020年1月1日付でパトリック・フリスク(Patrik Frisk)社長兼最高執行責任者(COO)が最高経営責任者(CEO)に就任することを発表した。創業者でもあるケビン・プランク(Kevin Plank)現CEOは、エグゼクティブチェアマン兼ブランドチーフを務めることになる。

 「当社のこの数年の移行期間を経て、確固たるリーダーシップの継続性が間違いないものになった。パトリックは次期CEOにふさわしい人物だ」と、プランク現CEOは語った。「チームメートや顧客、株主からの信頼と尊敬を築き上げた実績や業界での経験、リーダーシップを併せ持つ彼は、私たちの目の前に広がるチャンスを賢く活用できる比類なき存在だ。世界一のアスレチックブランドになるべく、彼とさらなるパートナーシップを結べることをうれしく思う。私たちはまだ始まったばかりだ」。

 またフリスク社長兼COOは、「今日、私たちは信じられないほどチャンスに恵まれている。グローバルチーム全体が変革に熱心に取り組んでくれる中で、この素晴らしいブランドの可能性を最大限に引き出せることを光栄に思う」と語った。

 アパレル、フットウエア、小売業界で30年近い経験を持つフリスク氏は、シューズとアクセサリーをグローバルに展開するアルド・グループ(ALDO GROUP)の元CEOであり、VFコープ(VF CORP)で、ザ・ノース・フェイス(NORTH FACE)とティンバーランド(TIMBERLAND)を含むアウトドア部門の共同社長などさまざまな役職を10年以上務めた。17年に現職に就き、アンダーアーマーの建て直しを指揮してきた。

 1996年の設立以来、会長兼CEOを務めたプランク氏は、製品の向上、ブランドストーリーの拡大、強いチームカルチャーの育成に注力する。

 なお、アンダーアーマーの2018年12月期決算は、売上高が前期比4.0%増の51億9300万ドル(約5608億円)、純損失は前期の4826万ドル(約52億円)から4630万ドル(約50億円)とわずかながら改善した。

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コティが「ウエラ」や「OPI」などを擁するプロフェッショナル事業部を売却か 花王が買い手に浮上

 コティ(COTY)は投資銀行のクレディ・スイス(CREDIT SUISSE)を通じて、プロフェッショナル事業部の売却を検討している。同事業部の中にはヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」やヘアカラーブランド「クレオール(CLAIROL)」、ネイルブランド「OPI」、ヘアツールブランド「GHD」などが含まれる。なお、「ウエラ」と「クレオール」はサロンと小売りそれぞれに専用のラインを卸しており、どちらも売却の対象となる。また、2015年に買収したブラジルの化粧品企業、ハイパーマーカス(HYPERMARCUS)のビューティとパーソナル事業の売却も検討しているという。2つを足すと、19年の売上高は 27億ドル(約2916億円)に上ると見込まれている。「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」紙によると、コティはこの売却で80億〜90億ドル(約8640億〜9720億円)を得るという。

 プロフェッショナル事業部は、16年にプロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)から買収して以来、シルヴィー・モロー(Sylvie Moreau)がプレジデントとして率いてきた。業界筋によると、ヘア事業は花王やヘンケル(HENKEL)が買い手として浮上しているという。オッド セキュリティーズ(ODD SECURITIES)のピエール・テグナー(Pierre Tegner)証券アナリストは「『ウエラ』は、過去に買い手候補として挙がっていたロレアル(L'OREAL)やヘンケル、ユニリーバ(UNILEVER)、バイヤスドルフ(BEIERSDORF)が興味を持つだろう」と語る。

 コティは売却によって得た資金を、負債の返済および株主への資金返却に当てる予定だ。コティは近年赤字が続いており、特に「カバーガール(COVERGIRL)」「リンメル(RIMMEL)」「ブルジョワ(BOURJOIS)」などを扱うコンシューマー事業部が苦戦している。同事業部の19年6月期決算における売り上げは前年比17.1%減の35億ドル(約3780億円)だった。ピエール・ロビー(Pierre Laubies)=コティ最高経営責任者は、売却によりフレグランス、メイクアップ、スキンケアに集中するほか、ビジネスの再建を目指すという。コティの筆頭株主であるJABの創業者兼会長のピーター・ハーフ(Peter Hart)は「プロフェッショナル事業部は好調で売り上げを伸ばしている一方で、フレグランス、メイクアップ、スキンケアを強化するという今後の成長戦略には含まれず、売却を検討している」とのコメントを発表している。

 ウオールストリートのアナリストは、売却が吉と出るか凶と出るか意見が別れているようだ。ニュースが発表されてからはコティの株価が15%ほど上昇した。シティ(CITI )銀行のウェンディ・ニコルソン(Wendy Nicolson)=アナリストは「プロフェッショナル事業部はコティにとって大きな増収源となっており、手放してしまうのはもったいない。その一方で、苦戦するコンシューマー事業部の復調のためには多大な時間と労力、資金を投じる必要があり、全く性質が異なるプロとコンシューマー事業を同時に抱えるより、コンシューマーに全力投球するのもメリットがあるだろう」と分析する。

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クリスマスや忘年会、自分へのご褒美など 冬のギフトは「パナソニック」の美容家電がおすすめ

 冬といえばクリスマスプレゼントや忘年会の景品、一年間がんばった自分への“ご褒美”など、何かとギフト需要が高まる季節だ。パナソニックが20~40代の男女500人に行った調査によると、「女性は欲しいのに、男性は女性が喜ぶと思わない」という男女間のギャップが一番大きかったギフトは、美容家電だった。パナソニックはそうしたギャップを埋めるべく、かわいくて高級感もあるゴールド色を使用した美容家電「スチーマー 温感かっさセット」「RF美顔器 ウォータークリアジェル2本セット」「フェリエ まつげくるんセット」を11月1日から数量限定で販売する。また男性の中にはどんな美容家電を贈ればいいか迷う人も多く、そういった人に向けては、ウェブコンテンツ「ギフトレシピメーカー」が便利。同コンテンツは質問に答えると、どの美容家電が自分や贈りたい人に合っているかを診断してくれるので、製品も選びやすくなっている。この冬はぜひ、ギフトに美容家電を贈ってみては。

ゴールドを基調にした
高級感のある限定セット

人気ヘアメイクの
小田切ヒロ氏による
独自のかっさメソッド

 “小顔の伝道師”とも呼ばれているヘアメイクアップアーティスの小田切ヒロ氏による「ドレナージュ 美顔器 温感かっさ」を使用した独自のメソッドを、ユーチューブのパナソニック公式チェンネルで公開中。あらためて盛り上がりをみせているかっさ美容。使う前の準備から、耳周り、首、そして鎖骨にかけての3ステップを中心に動かし方のポイントを分かりやすくアドバイスしてくれる。

おすすめの製品を診断してくれる
「ギフトレシピメーカー」

 パナソニックビューティのウェブサイトでは、「相手のパーツで魅力的だと感じるところは?」「いま、ケアしたいパーツは?」などの、いつくつかの質問に答えるだけで、ギフトを贈る相手にぴったりの美容家電が見つかるコンテンツ「ギフトレシピメーカー」の提供を開始した。美容家電を贈りたいがどれを選べばいいか分からないという人は、ぜひこの「ギフトレシピメーカー」を使用してみてほしい。

パナソニックビューティの魅力

 “忙しいひとを、美しいひとへ。”をコンセプトに、フェイスケア、ヘアケア、ボディーケアといった美容家電を展開している。イメージキャラクターには水原希子を起用し、幅広い世代から支持を得ている。電車の車内ビジョンなども積極的に行っている。

 

 

問い合わせ先
パナソニック

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

フランス🇫🇷シューズブランド紹介👞👉JOSEPHE MALINGE(ジョセフ・マランジュ)創業130年超のロワール地方の靴製造業者が自身の名で立ち上げたブランド。最高品質の革に精巧な造りの100%フランス製メンズシューズ。黒茶だけじゃないフランスらしい配色がお洒落です✨

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資生堂ががん治療による外見上の変化へのアドバイスをまとめた小冊子を発行

 資生堂はがん治療の副作用による特有の美容上の悩みや、肌色の変化や眉・まつげの脱毛といった外見上の変化に対し、スキンケアやメイクアップによってカバーする美容情報やテクニックをまとめた小冊子「がん患者さんのためのBeauty Book」を10月21日に発行した。同社はこれまで医療機関やがん支援団体などとともに、美容情報を研究・構築しメイクアップアドバイスを実施してきた。これらの活動を通じて蓄積してきた美容情報を多くのがん治療中の患者やその家族、医療関係者などが手軽に活用できるように小冊子にまとめるに至った。

 治療中の副作用はさまざまで、いつもより肌がデリケートに感じる、まゆげが脱毛することで眉を描く位置が分かりにくくなる、まつげの脱毛が生じることで目元の印象がぼやけて見える、目の中にほこりが入りやすく涙目になりやすいなどの症状がある。化粧の力で自分らしく過ごすために、このような外見上の変化に対するテクニックや美容情報を解説する。そのほか、指先の乾燥や爪のひび割れなどに対応するハンドケアやヘアケアも加え、患者特有の悩みに合わせた情報を盛り込んだ。

 同冊子は、無料で国内外の医療機関をはじめ、がん患者と接点のある企業や患者団体、アジアの一部地域でも活用していく。またがん患者のみならず情報を必要とする人に届けることができるように資生堂ライフクオリティービューティーセンターのウエブサイトから無料で閲覧やダウンロードすることが可能だ。

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「パタゴニア」が“カーボン・ポジティブ”宣言 2025年までにリサイクルした原料のみの使用を目指す

 「パタゴニア(PATAGONIA)」は排出二酸化炭素を相殺する“カーボン・ニュートラル”よりさらに踏み込んだ“カーボン・ポジティブ”な企業を目指すと宣言した。“カーボン・ポジティブ”とは、「取り込む空気中の二酸化炭素の量が生産の過程で排出する二酸化炭素よりも上回ること」だと説明する。

 二酸化炭素は原料となる作物を育ててから製品として出荷するまでの工程で全体の97%を排出され、そのうちの86%が原料の生産過程で排出されているという。そのため、二酸化炭素の排出量を44~80%削減できる繊維のリサイクルに力を入れている。また「パタゴニア」は2025年までに、リサイクルした原料や再生可能な原料のみを使用することを決めた。19年秋時点では、全体の69%がリサイクルされた原料を使用した商品だという。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

国際的な事業展開とMicroids の知名度アップを目指して❕ フランスのゲームパブリッシャー Anuman Interactive (ミクロイド)に社名変更し、 日本にオフィスを開設 via  

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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アングローバルがオウンドメディアをスタート テーマは旅や食、音楽、骨董収集など

 TSIホールディングス傘下のアングローバルは10月25日、新たなオウンドメディア「アングローバル コミュニティ マート」を開設する。同社で働く個性豊かなスタッフの興味関心に着目し、旅や食、音楽、骨董収集などのテーマを扱う。それぞれのスタッフが各分野の専門家と協力し、深く学んだり大胆に遊んだり果敢に挑戦したりする様子や、日常の好奇心をくすぐるアートレビューやエッセイを掲載する。

 現在予定しているコンテンツは、340キロメートルにわたるアメリカの自然遊歩道、ジョン・ミューア・トレイルに挑戦した旅の記録や、美術評論家の長谷川新による現代アートレビュー、一流作家による“生活”をテーマとした寄稿エッセイなど。これらを通じて生活をより豊かにすることを目指していく。

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グルメサイト「なりすまし投稿」の舞台裏

 繁盛居酒屋元店主の武内です。今回はグルメサイトで見かける飲食店による「なりすまし投稿」がどうやって行われているのか、お伝えしましょう。かなりきわどい内容だけど、その過程で得られることは多いんです。
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ひっそりと“買えるファッション・ウイーク”になっていた!! ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuがリアルな目線を生かし、「このニュースからはコレが見える」という切り口でさまざまな記事につぶやきます。

今日のニュース:P.4「楽天がファッションの有識者会」

読み解きポイント「RAKUTENでSEE NOWできます(!?)ランウエイルック!」

ニュースのポイント

 2020年春夏から東京のファッションウイークのスポンサーを務める楽天が、ファッション領域強化のための有識者会を11月1日に設立する。目的はファッションアイテムに特化したサイト「Rakuten Fashion」のサイトデザインやユーザーコミュニケーションの強化。中島敏子「ギンザ(GINZA)」元編集長をエグゼクティブ ファッション クリエイティブディレクターに据え、アドバイザーに田中杏子「ヌメロ トウキョウ(NUMERO TOKYO)」編集長、スタイリストの熊谷隆志を迎えた。10月1日にはすでに中島ディレクターら監修のもと、旧「楽天ブランドアベニュー」を「Rakuten Fashion」にリニューアルし、サイトのUI/UXを刷新している。

AZUはこう読む!

 等身大OLと書いておきながら、東京の素敵なブランドを勝手に広めることを趣味にしているため、学生時代を含めると東コレに通い始めて早6年。スポンサーが変わるのを2度見届け、「自分もそろそろ新人とは名乗れないな……」と、謎の落ち着きをもって取材しています。いや、今回も新入り時代と変わらず、ひとり隅っこで笑って、泣いて、震えて感動していたのですが。

 OL連載の初回で取り上げたのが、愛すべき「東コレ」の話題でした。国内外のファッションウイークに感化され業界に飛び込んだ身としては、どんなに門前払いされても首を突っ込まないわけにはいかないのです。本当は色々めげてしまって前回で切り上げようと思っていたのですが、「スポンサーが変わるなら、きっと何か変化があるはず!」と、また区切りをつけられずに足を運んでしまいました。

 「シンプルに“買えるファッションウイーク”が見てみたい!」初回の私、こんな偉そうなことを書いています。楽天サイト内でランウエイに出た商品が買えるようになったらいいな〜と思っていたのですが、スポンサー就任からたったの2カ月半で(もちろんその前から準備があったとは思いますが)買えるサイトができている!

 リニューアルした「Rakuten Fashion」では、「スリュー(SREU)」や「バルムング(BALMUNG)」「ディスカバード(DISCOVERED)」など、東コレに参加したブランドの20年春夏アイテムの予約販売が行われています。よく見てみると、販売しているのはコレクションブランドの新作を発表直後に予約購入できるオンラインショップ「SEENOWTOKYO」でした。See Now Buy Now(シーナウバイナウ。見て、すぐ買えるコレクション)が盛り上がっていた17年に始動したサービスで、その後もファッションウイークで若手ブランドのショーや予約販売をサポートしたり、百貨店などでポップアップを開催したり、ブランドと消費者をつなぐ貴重な存在として活動しています。

 前回はSEENOWTOKYOが表立ってショーを開催していたので「今回は何もしないのかな?」と思っていたらこの形で参加していたので、「もっとメディア露出してよ〜!もったいないよ〜!」と思いました。せっかく買おうと思えば買える場所があるのに、それを買いたい人に情報として届けなくてどうする!毎度現場の苦労を知らずに書いて恐縮ですが、学生さんや熱心なファンも見にきているショー会場でチラシを配るとか、各ブランドがSNSで告知をするとか(見た限りSEENOWTOKYO以外のインスタでの告知はありませんでした)、もう少し情報拡散の面で出来ることはあったんじゃないかなと思います。そしてこれはSEENOWTOKYOが、というより「Rakuten Fashion」が告知すべき話題なのでは。もしくはファッションウイークのひとつの重要な動きとしてメディアが伝えるべきでは?

 さて、この辺りはおそらく来季に向けてガツっと改善されていくと思いますが、有識者会でどういった「サイトデザインやユーザーコミュニケーション等のさらなる強化」について議論されるのか、とても気になります。今の段階ではかなり雑誌寄りの人選で、ファッション領域としては確かに最強な雰囲気がありますが、今後はある程度ファッション業界に明るくサイトのUI/UXやウェブとリアル(店舗というより東コレといったイベント)をつなぐ設計に関しての有識者も参加するのでしょうか?楽天のプレスリリースに記載された図を見る限り、もう複数人登用されそうな感じですが……。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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中国は工場から世界の市場に 下着注目ブランドは「内外(ネイワイ)」「アンテルフィリエール 上海」リポート<後編>

 9月26~27日に開催された下着や水着、アクティブウエアの素材見本市「アンテルフィリエール(INTERFILIERE)上海」で、「ヤングレーベルアワード」が発表された。同賞は昨年から設けられたもので、デビュー10年未満のアジア太平洋地域の有望なブランドに与えられる。下着、水着、アクティブウエアのカテゴリーから13ブランドがファイナリストに選出され、日本の下着ブランドである「マイミア(MAIMIA)」が3位を受賞した。1位は中国の下着ブランド「ザ ブレンダー(THE BLENDER)」が、2位は同じく中国の「ヤランカ ニューライフ(YALANKA NEWLIFE)」が受賞。素材展の初日に授賞式が行われた。

 3位に選ばれた「マイミア」は昨年デビューしたばかりのブランドで、自社オンラインショップや原宿のランジェリーセレクトショップ「イルフェリーノ(IL FELINO)」で販売しているほか、百貨店などでポップアップショップを開催している。色鮮やかなサテン地にフレンチリバーレースを配した繊細なデザインと独特のカラーコントラストを特徴とする独自の世界観を築いている。審査員からはそのブランディング力が評価された。デザイナーの神成は、「昨年5月にブランドを設立したばかりだが、世界中から集まった審査員に評価してもらい、とても驚いている。『マイミア』は純粋に自分の“欲しい”“好き”から生まれたブランド。国やバックグラウンドが違う人々に共感してもらい心からうれしい」と語った。同ブランドには副賞として、来年6月に開催される「ユニーク バイ モードシティ(UNIQUE BY MODE CITY)」への出展権が授与される。神成は「(それを)一つの目標として今後商品構成も充実させ、さらに多くの人にブランドを知ってもらえるよう準備する」と言う。

 また同展では、主催者のユーロヴェット(EUROVET)がセレクトした5 つの中国ブランドを紹介するエリア「ジ エッセンス(THE ESSENCE)」が設けられた。中国はここ数年で、世界の工場から世界で最も急速に発展している市場へと変化した。このような状況下で生まれた中国ブランドは強いアイデンティティーと共に国際的な舞台に進出しようとしている。「ジ エッセンス」は、それらブランドに機会を提供するのが目的だ。5つのブランドの中で、洗練されたデザインと品質や規模で群を抜いているのが、2012年に創業し現在中国国内で55店舗を展開する「ネイワイ(NEIWAI)」だ。漢字では「内外」と書き、下着、パジャマ、部屋着、アクティブウエアを展開している。リュウ・シャオルー(Liu Xiaolou)最高経営責任者(CEO)は、同展でもトークショーに登壇するなど注目される存在だ。同ブランドは「パリ国際ランジェリー展(SALON INTERNATIONAL DE LA LINGERIE)」にも出展しており海外進出にも意欲的だ。もちろんすべての中国ブランドが「ネイワイ」に準ずるとは言い難いが、そのクリエイティビティーが日本に比べ遅れているという先入観は捨てるべきだろう。生産力と開発力を武器に世界へと飛躍するであろう中国ブランドに注目したい。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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ファンダイクの守備を徹底的にまねしよう

こんにちは。
夏も終わりですがまだまだ暑いですね。
早く涼しくならないかなぁと思っている人も多いのではないでしょうか?!
熱中症には気を付けながら練習も頑張っていきましょう。

今日はファンダイクのディフェンスについて学ぼうと思います。
憧れている人も多いと思いますので、ぜひ最後まで見ていってください。

ファンダイクのディフェンスについて

まずファンダイクについて知っておきましょう。
ファンダイクといえばオランダ代表のサッカー選手。
なんとディフェンスでは初めてUEFA最優秀選手賞を獲得した選手なんです。
そんな卓越した技術をもつファンダイクの守備をぜひとも習得したいですよね。
ということで今日は徹底的に分析していきます。
ファンダイクのディフェンスの特徴といったらインターセプトと安定感。
彼が守備についているだけでボールが通る気がしません。
ファンダイクのディフェンス力を身に着けようと思うとちょっとした練習をするだけでは足りるわけがありません。
しかし今日はみなさんがちょっとでも彼に近づけるようなとっておきの方法
を用意してきました。
ファンダイクのディフェンスの大きな特徴であるインターセプトをマスターしていこうというものです。
決して相手にスムーズなパス交換をさせない、こんな選手がチームに一人いるとチームとしてもかなり安心感が生まれます。
ということでここからは具体的にどうやってインターセプトを習得していくのか、やっていきましょう。

顎を見る

さっそくインターセプトのコツについて書いていきましょう。
まず覚えておいてほしいこと。
ボールをもって蹴ろうとしている人は必ず
①目で周りを確認して
②ボールを見て
③足を上げて蹴る
ということです。
当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、これがしっかりわかっているだけでインターセプトが可能です。
ファンダイク選手の動きをよく観察するとわかると思いますが、彼は本当によく相手の動きを見ています。
それではどういう風に相手を見ているのでしょうか。
まず注目してほしいのが顎の向き
顎が上がったときは遠くにパス、逆に顎が下がったときは近場にしかパスを出さないはずです。
これがわかったところで一度練習してみましょう。
オフェンスは三角形の形になりしっかりパスを出す動作をしてあげてください。
ディフェンス役は相手の動きを読み取り、早めに動きだしてからインターセプトを狙います。
全部のボールを奪うつもりで!
ファンダイク①

一つ目のポイントは顎を見て、どのあたりにボールを飛ばすのか予想するということでした。
しっかり相手を観察することはサッカーにおいて必須ですね。

ボールの高さ

続いてはボールの高さも予想していきましょう。
ボールの高さを見破るためには、オフェンスがパスを出す直前、どこにボールを持っているかを見てみましょう。
オフェンスが体の外側にボールを出したら高いボールをきっと蹴りますよね。
逆に体の幅内にボールが収まっているときはきっと低いボールを蹴ってきます。

ファンダイク②

腰が入らないと強くて高いボールは蹴ることができません。
そのことを理解していれば相手のボールの蹴る位置からボールの高さを見破れちゃうんです。
なんとなく頭ではわかっていても、具体的に整理されている人は少ないのではないでしょうか。
このボールの位置と目線も併せてみることができれば、方向や距離感も見破れてきます。
高さについても理解した後でまた先ほどと同じように練習してみましょう。
見るところは増えますが、よりインターセプトを狙いやすくなっていると思います。
それだけ判断材料が増え、動きも素早くなるということです。

ファンダイクの守備まとめ

ここまで見てきてわかったと思いますが、ファンダイクのようにインターセプトを狙えるようにするためには相手の動きを読んで素早く動くことが重要です。
相手をよく見ろ!とよく言われると思いますが、ファンダイクほど考えて真剣に見ていない人がほとんどです。
もちろんスピードや才能の問題もありますが、相手の動きさえ見れていればインターセプトを狙える確率はぐんとあがります。
頭ではわかっていてもなんとなくしか理解できていなかった人がほとんどだと思いますので、今日紹介したポイントを徹底的に頭にたたき入れてみてください。

ファンダイクを目指せ

本日は今大注目のディフェンダー、ファンダイク選手のディフェンスについて考えてみました。
いかがでしたか。
かなりのプレイヤーですが、やっていることはシンプルなんです。
ディフェンスに共通して言えることはどれだけ相手の動きを見破れるか。
これに限ると思います。
今回はインターセプトに焦点を当てましたが、このことはサッカーをやっていくうえでかなり基本になることです。
この記事を読んで一度頭を整理してから、練習に励んでみてください。
ディフェンス力が格段に上がっているはずです。
みなさんも練習を積んでファンダイクを目指しませんか?