「バレンシアガ」2020年プレ・スプリング・コレクション

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2020年プレ・スプリング・コレクションを発表した。

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ファッション通信簿Vol.35 リスクを冒して成功したのは誰? 美女たちのレッドカーペットファッションを米「WWD」がめった切り

 米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!

 第35回は、アンドレア・ライズボロー(Andrea Riseborough)、ゼンデイヤ(Zendaya)、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)、グウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)、ジャミーラ・ジャミル(Jameela Jamil)、ジョーイ・キング(Joey King)、ゾーイ・ドゥイッチ(Zoey Deutch)が登場。美女だからといって容赦しないのが米「WWD」流ファッションチェック。今回の評価はいかに?

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“アラウンド3万円の機械式時計”は次なるブームになるか?

 3万円前後の手頃な機械式時計を目にする機会が増えた。新進ブランドから、国産のセイコーウオッチやシチズン時計まで続々と発売している。“機械式時計=30万円以上”という常識が覆されている。

 輸入代理店のウエニ貿易は2019年10月1日からイタリアブランド「スピニカー(SPINNAKER)」の日本での取り扱いを開始した。2シリーズ全8型を3万~3万2000円で販売する。中田俊介プレス担当は、「ひと月足らずの間に、自社ECのみで約200本を売った。手ごたえを感じている」と話す。ほかにもビームスなどのセレクトショップや、大丸など百貨店にも卸す。また輸入代理店ユーロパッションのオリジナルブランド「アルカフトゥーラ(ARCA FUTURA)」は中国製ムーブメントながら、2万円台前半の機械式時計を発売している。

 ステータスシンボルとして時計を着用する場合、機械式時計は高価だから意味がある。富裕層の間では、1本数千万円もするモデルが人気だ。しかし日常使いのアイテムなら、30万円以上の時計は安くはない。だから、「時計の心臓部であるムーブメントはクオーツ(電池式)で十分」「わざわざ高額な機械式を選ぶ理由はない」という意見が当然だった。

 しかし機械式にはクオーツにはない特別な魅力、面白さがある。例えば、流れるような秒針の動き、時を刻むかすかな音、りゅうずを回して時刻を合わせる操作感などだ。裏蓋がシースルーなら、“小宇宙”とも例えられる複雑な構造を楽しめる。さらにクオーツ式はパワーが弱いため太くて厚い針は動かせないが、機械式なら可能だ。これによりデザインの幅も広がる。

 価格は10分の1になったが、ムーブメントのクオリティーはむしろ向上している。前述の「スピニカー」は盛岡セイコー工業の日本製自動巻きムーブメント“NH35”を搭載し、セイコーウオッチの「プレザージュ(PRESAGE)」や、シチズン時計の「シチズンコレクション(CITIZEN COLLECTION)」も自社製の新世代ムーブメント内蔵モデルを発売している。この背景には、1990年代から続いてきた機械式時計ブームが曲がり角に来たという事情がある。

 職人技の塊のような機械式時計の可能性を80年代の終わりにいち早く再発見したのは、ラグジュアリーグループや投資家たちだ。100年以上の歴史を持つ名門ブランドを買収して投資することで、次々に機械式時計を発売した。これによって現在まで続く世界的な時計ブームが生まれ、スイス時計の輸出額はこの25年間で約4倍に拡大した。その結果、1本1億円を超えるモデルも珍しくない超高級時計市場が成立した。

 市場の拡大で機械式ムーブメントは枯渇し、時計業界ではグループ間の対立や開発競争が起きた。このあたりは11月11日号の紙面で細かく解説するが、この10年間で機械式ムーブメントは世代交代を果たし、生産量も増えた。

 今秋の“アラウンド3万円の機械式時計”は、20年近く続いた“ムーブメント戦争”の恩恵とも言える。自社でムーブメントを開発・製造するブランドが増え、世界最大の時計企業であるスウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下の専門企業がほぼ独占していた機械式ムーブメントに別の選択肢が現れるなど、高品質で低価格な新世代ムーブメントが豊富に生産・供給されるようになった。価格で断念したり、別世界のものだと考えていた人たちにも機械式時計は気軽に体験できるようになった。


「スピニカー」の“ブラッドナー”

渋谷ヤスヒト/オフィス・ノマド代表:1962年、埼玉県生まれ。大学卒業後、徳間書店に入社。文芸編集部を経て、「グッズプレス」編集部に配属。表紙撮影で出合った「ブライトリング」の“コスモノート”を購入したことをきっかけに時計にはまり、95年からスイス2大時計フェアや時計ファクトリーの取材を開始。2002年に同社を退社し、「エスクァイア日本版」の編集者などを経てオフィス・ノマドを設立。時計ジャーナリスト、モノジャーナリスト、編集者としての顔を持つ。趣味は料理

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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三吉彩花、松井愛莉、高橋ららの華麗なる七変化 パリコレの着こなしをプレイバック

 ブランドの服を着用してファッションショーを訪れ、その模様をそれぞれが抱えるフォロワーに向けて発信するインフルエンサーたちは、フロントローに欠かせない存在だ。2020年春夏のパリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)には、三吉彩花、松井愛莉、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のショーでモデルとしてもランウエイに登場した高橋ららが来場した。彼女たちが各ブランドのショー会場を訪れた時のファッションを、「WWD JAPAN.com」のストリートスナップやSNSの投稿から厳選した。3人の華麗なる衣装チェンジをプレイバック。

三吉彩花

松井愛莉

高橋らら

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「イクミ」2020年春夏コレクション

 「イクミ(IKUMI)」が2020年春夏コレクションを発表した。

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「独立して見たい景色を目指して。人を想い、なりたい私をぶっ放す」  Vol.3 最果てのセレクトで体感した本気で遊ぶ大切さ

 そんなわけで、これからもちゃんと決めずに退社したわけですが、楽観的だったことが功を奏し、想像もしない場所でファッションと新たなつながりを持つことができました。

 東京から1950kmも離れた場所、すぐそこは台湾という沖縄県石垣島と周辺の離島です。退社後のしばしの休息であり夏を謳歌していた頃、東京の業界の友人3人に突然誘われ、何の説明もないままに早朝の羽田から石垣島へ飛びましたwww。着替え以外は何も持たず、日程すらよく分かっていない。でも予感はあったんです。「きっと何かあるな」っていう。結局10日間ほど滞在し、石垣島、波照間島、西表島、小浜島を旅して最高な時間だったわけ。でもちゃんと目的もやっぱりあったのよね。

 まず初日は、石垣島の流れ星の丘で開催された「CAMPING EARTH 2019」。星空保護区の星と大地と音の祭典。沖縄県最大規模のキャンプフェスだそうです。ここは一言、サイコーです!!SalyuやOAUなんて有名アーティストが参加していたし、お酒と音と風と人すべてが心地よくて、全身の力が抜けてく感じ。みんな、来年は絶対に行ったほうがいいよ~。ローカルなファッションカテゴリーも多くのブースを出していて驚きです。

 でも1番「いいな~」と感じたことはね、こんなに多くの人達が心許してつながっていて、みんな人生を楽しんでいて、それぞれが思い思いの格好をして音楽に揺れてんのよ。忘れていた大事なマインドを想い出させてもらったし、「羨望の眼差し」を向けずにはいられなかったよね。そうそう。ファッションマインドって、コレがすごく大切なんだよね。自分が好きに思う、大切に思う、外になびかずに守りたいと心にある、「らしさ」を追求するマインド。初めてお会いした方ばかりだったけど、みんながみんな素敵すぎました。この高揚感やワナビーを抱くような非日常的な湧き上がる感情って、なくしちゃいけないヤツなのよ。

 時を経て本島では、琉球の魂宿る首里城が、とても悲しい事態になってしまって言葉も出ません。

 さてそんなメロウな時間の中で、友人がワークショップを行うというので石垣島にあるセレクトショップへ。え?石垣島にセレクトショップがあるの!?って思うでしょ?セレクトをずっとやってきた身としてはドキドキしてきちゃって。まさかでしょ。

 その名は「MAHINA MELE / Lino Coffee & Espresso」。八重山諸島・石垣島という、ショッピングは通販に頼りがちな離島でリアルなショッピングを提案する島内初のセレクトショップなのだそう。そして13年目とのこと。2年前にはカフェを新設して、ヒトやモノ、カルチャーが交差する場所として存在してます!!って、当然、前述のCAMPING EARTHにも出店されてたわけですが、滞在中に何度かお店を訪れるたびに、その極上フェスで知り合ったオシャレ先輩方、西表でガイドしてもらったイケ兄などなどが皆、来るんですよ。ほんとカッコいい兄さん・姉さんがいつもいるんですよ。こんなカッコいい日常、ずるくねww?って思うやつです。ハイ。

 カフェでは「オニバスコーヒー(ONIBUS COFFEE)」の高品質なスペシャルティコーヒー豆を使用。浅煎りフルーティーなコーヒーを、オーナーが丁寧に入れてくれる癒しの香り。当然、ビールをはじめ、お酒も堪能できますよ~~。交差する人が皆素敵だし、海だけじゃない、リゾートなんかじゃ味わえない石垣の魅力の一つですね~。

 そんな方々やお客さまをお呼びしてのワークショップは、「アナソルール(ANASOLULE)」というブランドがお客さまと一緒にTシャツにタイダイ染めするイベントでした。みんな楽しそうに自分だけの色柄を作っていて、ファッション業界にいる身としては本当に嬉しかった。多くの先輩方に教わってきたのも、コレなんだよ。僕らがこの大きなエネルギーをもっと持って、一緒にハッピーを生み出さなくちゃいかんのだよね。楽しいし、好きだし、好きになってもらいたいから、モノづくりしてるはずなの。

 なんかね、こっそりやる気出ちゃったんだよね。離島でさ。

 本気で遊ばせてもらって、ローカルでリアルな体感させてもらって、重要なことを再確認させてもらったお話でした~。で??東京に戻って、今は何してるわけ?って多くの人に聞かれ始めたので(笑)、2019-20年秋冬シーズンも始まっているわけだし、そろそろ私も次回以降は本気の日常を紹介しようと思います。

井上智和:1981年生まれ。東京生まれ東京育ちのCITY BOY。中央大学商学部を卒業後、三陽商会に入社し、店頭研修後に「バーバリー・ブラックレーベル」で販売トレーナー及びVMDを担当。3年目の終わりに「ラブレス」に異動しバイヤーに。国内外ブランドの開拓・買い付けをしながらセレクトショップの運営を学び、直近はバイヤーの他にプレス・販促・販売の長を兼務しながらリテール事業を経験。15年在籍の後に退社し、現在は「1H basix(ワンエイチ ベイシックス)」の名を冠して独立。ファッション・ライフスタイル領域のセレクトにて、アドバイジングやディレクション、買い付けを行なう傍ら、大人の本気遊びを体現し記事執筆を行う

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「アディダス」が国際宇宙ステーションとパートナーシップを締結 “ブースト”テクノロジーを宇宙空間で検証

 「アディダス(ADIDAS)」は国際宇宙ステーション(以下、ISS)米国国立研究所とパートナーシップを締結した。スポーツブランドでは初となる宇宙空間でのシューズテクノロジーのテストを実施する。

 同パートナーシップは製品のイノベーションの限界を追究し、アスリートのパフォーマンス向上に貢献することを目的とする。初期段階では、ISS米国国立研究所とアメリカ航空宇宙局(以下、NASA)の技術サポートのもとに、ミッドソールテクノロジーの“ブースト”に関するテストを行う。2020年初頭をめどに、NASAが契約しているスペースX貨物ミッションを介して“ブースト”の宇宙空間への輸送を予定している。

 2019年10月にはISS米国国立研究所で、宇宙におけるサッカーボールの飛行性能テストを実地した。

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新しく誕生した「南町田グランベリーパーク」 アウトレットと公園が一体となった新たな“街づくり”を目指す

 町田市、東急、ソニー・クリエイティブプロダクツの3者の協業によって開発された「南町田グランベリーパーク」が11月13日に誕生する。「南町田グランベリーパーク」は、“まちの全部がパークになる”をコンセプトに、都内最大のアウトレット施設「グランベリーパーク」や鶴間公園、駅が一体となったエリアの総称で、広さは東京ドーム約4.7個分の22万平方メールという広大な面積だ。また今回の再開発に合わせて10月1日、東急田園都市線の最寄り駅の名称も「南町田」から「南町田グランベリーパーク」に変更された。

 「グランベリーパーク」は2000~17年までに開業していた「グランベリーモール」をリニューアルしたもので、店舗数は計241店(うちアウトレット100店)。国内最大級の「モンベル(MONT-BELL)」やレストラン併設型の「スノーピーク(SNOW PEAK)」、東急百貨店が運営するセミセルフコスメショップ「シンクス ビューティー パレット」の2号店となる町田店、関東で唯一のブッフェスタイルの「KFCレストラン」、10スクリーンを有する「109シネマズグランベリーパーク」など、ファッションを中心にビューティや飲食、エンターテインメントと幅広い業態をそろえる。

 また「グランベリーパーク」と鶴間公園の中間には新たに「パークライフ・サイト」が設けられ、六本木から移転したスヌーピーミュージアム(12月14日開館)や「ピーナッツ カフェ」などがオープンする。

 「グランベリーパーク」の売り上げ目標は非公開だが、年間来場者数は1400万人を目標に掲げる。

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マーティン・ローズの“ちょっと変な日常着” 「バレンシアガ」でデムナを支えたクリエイションのルーツ

 英ロンドン発の「マーティン ローズ(MARTINE ROSE)」は、誰のクローゼットにでもあるような日常着をベースに、ディテールを誇張したり、シルエットを膨らませたりひねったりする違和感のあるクリエイションが人気だ。デザイナーのマーティン・ローズの一風変わったクリエイションに「バレンシアガ(BALENCIAGA)」を率いるデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が惚れ込み、同ブランドのメンズのディレクションを担っていた経歴もある。「ナイキ(NIKE)」や「ナパピリ(NAPAPIJRI)」といった歴史あるブランドとの協業も成功させ、昨今は知名度をさらに上げている。現在の卸先は約100アカウント。日本でもアディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)やリステア(RESTIR)などの有力店を含む約20アカウントで取り扱われている。そんな彼女が、初めて日本を訪れた。何がきっかけでメンズウエアを作り、現在の“ちょっと変な日常着”のスタイルを確立したのか。目まぐるしく変わる街、渋谷で話を聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):「マーティン ローズ」を立ち上げた経緯は?

マーティン・ローズ(以下、ローズ):ミドルセックスユニバーシティー(Middlesex University、ロンドン北部に位置する国立大学)で服づくりを学んだ後、友人と一緒にTシャツ専門の小さなレーベル「エルエムエヌオーピー(LMNOP)」を立ち上げました。そこで服をつくるうちに自分が表現したいスタイルが明確になり、2007年に「マーティン ローズ」を立ち上げました。当初はメンズのTシャツとシャツのみの小さなコレクションでしたが、徐々に拡大してジャケットやパンツなども手掛けるようになりました。

WWD:メンズウエアをデザインする理由は?

ローズ:小さなころから兄弟や親戚のスタイルを見ていたから、メンズウエアは私にとってすごく身近な存在だったんです。男性の服を着たり、男の子っぽく着こなしたりするのがずっと好きで、大学ではメンズの服を着ながらウィメンズの服づくりを学んでいました(笑)。

WWD:あなたのデザインは、肩が張り出したジャケットや極端なバギーシルエットのパンツなど“違和感のある日常着”がベースとなっているが、このルーツは?。

ローズ:当たり前のように見慣れているや見慣れた服を、いかに新鮮に見せるかを常に意識してデザインしています。服の新しいアイデアは、古着屋で買ったアイテムを切り貼りして遊んでいるときに思いつくことが多いですね。この遊びは学生のころからやっていて、それが今のクリエイションに通じています。

WWD:今のブランドスタイルはいつから確立した?

ローズ: 2013-14年秋冬コレクションと14-15年秋冬コレクションだと思います。このころは、見慣れたもの同士を組み合わせて服を新鮮に見せることに挑戦していました。14-15年秋冬コレクションは、アーティストのスティーブ・テリー(Steve Terry)と一緒に制作したクラブのフライヤー風プリントをジャケットなどに施し、パンクカルチャーに着想を得て、ビールの銘柄がプリントされたタオル(英のパブでよく扱われる)をジーンズにパッチワークすることにもトライしました。

コラボで知名度拡大
「クリエイションにもポジティブに作用」

WWD:「ナイキ」や「ナパピリ」との協業は自身のブランドに役立ったか?

ローズ:両ブランドとのコラボレーションによって、ブランドの認知度が向上しました。「ナイキ」では靴、「ナパピリ」ではスキーウエアなど、自分が踏み込んでいなかった領域の知識と経験が得られたので、「マーティン ローズ」のクリエイションにもポジティブに作用していますね。

WWD:「ナパピリ」とのコラボで意識した点は?

ローズ:「ナパピリ」は「マーティン ローズ」とは絶対的に異なるブランド。色使いや形に対する考え方はかなり違うし、「ナパピリ」のアイテムにはどこか“楽しさ”があります。コラボレーションでは、その“楽しさ”を自分なりに表現することを強く意識し、ビビットなカラーリングで表現しました。

WWD:ビジュアルメイキングも特徴的だが?

ローズ:ファーストコレクションでキャンペーンビジュアルを発表したときに大きな反響を得たので、それ以降も継続しています。初期段階からビジュアルメイキングの案があったわけではなく、コラボレーションで何を行うべきかを模索する中で、コミュニケーションの一つとして考案されました。

WWD:「マーティン ローズ」の20年春夏のビジュアルもユニークだったが、その経験を発展させたもの?

ローズ:ビジュアルづくりはもともと好きでしたが、「ナパピリ」とのコラボを経て、より一層注力するようになりました。「マーティン ローズ」の20年春夏のマッチョな男性をそろえたビジュアルは、フォトグラファーのディック・ジョー(Dick Joe)のアイデアです。彼は撮影が決まった当初から「アマチュアのボディビルダーを使いたい!」と言っていました。モデルたちには撮影内容を知らせていなかったようで、現場に来た彼らは「女の子を持ち上げるなんて聞いてねえよ!」と驚いていた様子でした(笑)。椅子が壊れるアクシデントにも見舞われてなかなか大変な撮影でしたが、素晴らしいイメージが出来上がりました。

デムナとの交友、
ブランドのこれから

WWD:デムナ・ヴァザリアと親交が深いと聞いているが?

ローズ:彼が「ヴェトモン(VETEMENTS)」を始める前から付き合いがあります。ある日、「あなたのブランドの大ファンです」という一通のメールが届き、それがデムナでした。フォトグラファーとして活動する共通の知り合いがいて、彼が私の連絡先をデムナに教えたそうです。

WWD:「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のクリエイションに参加した経緯は?

ローズ:デムナが「バレンシアガ」のクリエイティブ・ディレクターに就いたとき、「メンズウエアをもっと拡大したい。パリに来て、僕たちと一緒に仕事をしないか?」と声をかけられました。当時の「バレンシアガ」はメンズの規模が小さくショーすら開催していなかった。でも、「デムナのような才能ある人と一緒にできるなら」と、快諾しました。デムナのデビューコレクションから、5シーズンほどメンズチームのディレクションを担当しました。

WWD:今後また、歴史あるメゾンで仕事をしたいと思うか?

ローズ:特に望んではいません。「バレンシアガ」に参画したのは、デムナとの素晴らしい関係があったから。彼のように昔から付き合いのある人に誘われたら考えるかもしれませんが、大きなブランドはいろいろとスゴいですからね(笑)

WWD:最後に、これから挑戦したいことを教えてください。

ローズ:デザイナーにとって最も重要なことは、純粋な姿勢を保つことです。チームが大きくなると、クリエイションの背後にビジネスがちらついて、自分たちが本当に好きなことにフォーカスするのが難しくなります。「マーティン ローズ」は今、8人のチームで運営しています。今後チームがどれだけ大きくなっても、自分たちが愛するモノ・コトを愛し続けて、純粋にクリエイションを楽しみたいです。

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「YSL」から星をかたどった新リップ「ルージュ ヴォリュプテ ロックシャイン」が登場

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は2020年2月5日に、高い発色と艶やかな仕上がりで人気の“ルージュ ヴォリュプテ”シリーズから、新作リップ「ルージュ ヴォリュプテ ロックシャイン」を発売する。カラーは全14色をラインアップする。

 同製品は中央の星をかたどったグリッターの層と、濃密に発色するカラーの層とで繊細な輝きをつくり出すリップスティックだ。グリッター層にはブランド初となるユーカリ由来のセルロースを利用した植物性の新世代グリッターを採用。通常、グリッターにはプラスチック樹脂が使われることが多いが、植物性のグリッターは柔軟でしなやかな特性を持つためざらつきを感じにくいのが特徴だ。さらに、透明な光沢オイルのみで構成されるバームにグリッターを配合したことで、カラー層との発色のバランスをかなえながら上質なきらめきと滑らかな仕上がりを実現した。

 カラーの層にはマカデミアナッツオイルをはじめとする5種の美容オイルや、濡れたような艶を生み出す植物性カンデリラワックスを配合した。グリッターの層にも保湿力の高いシアバターを配合したことで唇に潤いを与えながら乾燥から守り、美しい仕上がりが持続する。

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「女性」の冠なしに「経営者」「投資家」を名乗りたい ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuがリアルな目線を生かし、「このニュースからはコレが見える」という切り口でさまざまな記事につぶやきます。

今日のニュース:P.13「投資家の世界にも多様性が必要だ」

読み解きポイント:「多様性という言葉がなくなる日を目指して」

ニュースのポイント

 テクノロジーによって女性の課題解決を図る“フェムテック”をはじめ、女性起業家によるベンチャー企業が増えている。一方で、女性が抱えるさまざまな問題を当事者として理解できる女性投資家が少ないこともあり、他の企業と比べ資金調達が難航することも。独立系ベンチャーキャピタルにおける日本初の女性パートナーとして第一線で活躍するiSGCインベストメントワークスの佐藤真希子代表パートナーに、なぜ女性投資家が少ないのか、現状のVC業界について聞いた。

AZUはこう読む!

 サイバーエージェントでキャリアを築いた佐藤さんが、投資の世界に足を踏み入れたのは2006年。国内企業への投資を9年間行い、独立してからはさまざまな分野の企業に投資。うち4分の1は女性経営者の企業なのだそう。佐藤さんが投資に関わりはじめた頃、女性起業家や投資家はまだまだ少なく、その数が増えてきたのは14年頃から。状況は変わってきたといえども、「多様性が必要」という言葉は重たいものです。

 ベンチャー企業でも女性がたくさん活躍しているのは確かです。しかし経営者、投資家になるとどうでしょう。まだまだ女性が少ないのは、ピッチコンテスト出場者や起業・資金調達のニュースなどを見れば明らか。女性が活躍するにはまだまだ厳しい環境だな、と思わされることも多々あります。

 ファッションに限らず同世代の女性経営者と話す機会が多いのですが、彼女たちから聞く話は、ほか男性経営者から聞く「資金調達がうまくいかなくて」という苦労話とは少し方向が違います。地道にやってきたのに「バックに誰がいるの?」と冗談まじりに言われたり、「前に出て若さを武器にした方が良い」といらぬ助言をされたり、挙げ句の果てには「リスクを冒して売名行為をすべき」など……。もちろんこれはごく一部の声であり、全ての女性経営者がこうした経験をしているわけではないでしょう。ないと信じたいものです。

 正当に結果を出しても「女性枠でしょ」と勝手に下駄を履かされ、誰かと仲良くすると「媚びている」とあらぬ噂を立てられる。一挙手一投足に神経を使わないといけないなんて、いったいどれだけの精神力が必要なのだろう、と思う時があります。特に経営者でもなくフロントに立つ機会が少ない私ですら、そういった言動や態度を受けることがあるので、彼女たちなら尚更でしょう。

 「エンジェル投資家になりたい」と話す女性経営者もいます。それは自分が受けてきた経験や苦しんだ環境を変えるには、そこにいくしかない、という覚悟があるから。本来つける必要がない「女性」という冠を使わず「経営者」「投資家」とシンプルに使えるようになる日を、未来を作ると同時に投資するマインドをもつ私たちが作り上げていかねば、と思う次第です。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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「100%ピュアアウディ」の新型“A1スポーツバッグ”の進化 8年ぶりのフルモデルチェンジ

 アウディ ジャパンは、8年ぶりにフルモデルチェンジしたコンパクトハッチバックモデル“アウディA1スポーツバック(AUDI A1 SPORTBACK)”を11月25日に発売する。

 先ごろ東京・南青山のSHARE GREEN MINAMI AOYAMAで行った発表イベント「ザ オールニュー アウディ A1 スポーツバック プレスカンファレンス(THE ALL-NEW AUDI A1 SPORTBACK PRESS CONFERENCE)」で、フィリップ・ノアック(Philipp Noack)=アウディ ジャパン社長は「進化した点は、ハイクオリティー、快適性の向上、デジタル化した先進的的運転支援システムだ。さまざまな魅力が詰まった“100%ピュアアウディ”と言える。多くの新しい客層に受け入れられるだろう」と自信を見せた。

 95mm長くしたホイールベースによりトランクルームが65L分拡大したほか、前方を走る車や歩行者の動きなど状況に応じて作動する緊急自動ブレーキをはじめとした高度な運転支援システム、11個のスピーカーにより高音質を実現する「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」の3Dサラウンドシステムも“アウディA1”として初めてオプション設定するなど、スポーティーなデザイン性に加え、快適なドライブに必要な高いパフォーマンスを追求している。同モデルは2011年の発売以来、世界で90万台を販売した人気商品だ。

 価格は365万円と391万円で、全国126店舗のアウディ正規ディーラーで販売する。

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「100%ピュアアウディ」の新型“A1スポーツバッグ”の進化 8年ぶりのフルモデルチェンジ

 アウディ ジャパンは、8年ぶりにフルモデルチェンジしたコンパクトハッチバックモデル“アウディA1スポーツバック(AUDI A1 SPORTBACK)”を11月25日に発売する。

 先ごろ東京・南青山のSHARE GREEN MINAMI AOYAMAで行った発表イベント「ザ オールニュー アウディ A1 スポーツバック プレスカンファレンス(THE ALL-NEW AUDI A1 SPORTBACK PRESS CONFERENCE)」で、フィリップ・ノアック(Philipp Noack)=アウディ ジャパン社長は「進化した点は、ハイクオリティー、快適性の向上、デジタル化した先進的的運転支援システムだ。さまざまな魅力が詰まった“100%ピュアアウディ”と言える。多くの新しい客層に受け入れられるだろう」と自信を見せた。

 95mm長くしたホイールベースによりトランクルームが65L分拡大したほか、前方を走る車や歩行者の動きなど状況に応じて作動する緊急自動ブレーキをはじめとした高度な運転支援システム、11個のスピーカーにより高音質を実現する「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」の3Dサラウンドシステムも“アウディA1”として初めてオプション設定するなど、スポーティーなデザイン性に加え、快適なドライブに必要な高いパフォーマンスを追求している。同モデルは2011年の発売以来、世界で90万台を販売した人気商品だ。

 価格は365万円と391万円で、全国126店舗のアウディ正規ディーラーで販売する。

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