ファッション通信簿Vol.39 限界を超えてきた意外性が逆にいい?米「WWD」がセレブのレッドカーペットファッションを辛口ジャッジ!

 米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!

 第39回は、ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)、ダニエル・カルーヤ(Daniel Kaluuya)、ジョナサン・グロフ(Jonathan Groff)、オリヴィア・コールマン(Olivia Colman)、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)、リアーナ(Rihanna)、トレーシー・エリス・ロス(Tracee Ellis Ross)が登場。「テイクアウェイのブリトー」など、相変わらず皮肉たっぷりな米「WWD」――今回の高評価は一体誰の手に?

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キャミソールから本まで 「WWDジャパン」編集部員らの「○○の秋」ベストバイ!

 毎月お届けする「WWDジャパン」「WWDビューティ」擁するINFASパブリケーションズのベストバイ。第三回は、「○○の秋」と題して購入したモノをお届けします。「スポーツの秋」「食欲の秋」はもちろんですが、「物欲の秋」も!? そう言ってしまったら何でもありかも……。ですが、バラエティーなアイテムがそろいました。

見た目で気分が上がる
ピラティスで着るキャミソール

 「普段、取材や通勤でかなり歩いているからプラスアルファで運動しなくてもいいや」と自分自身に思い込ませて(!?)早10年(笑)。とくにこれといって運動をしてこなかった私ですが、肩こりからくる頭痛などから、やっぱり血流を良くしないとダメだなと思い、「スポーツの秋」ということで重い腰をやっとの思いで上げて、週末ピラティスに通い始めました。

 ピラティスを始めるとワイヤーブラでは動きにくいので、ノンワイヤーでカップ付きのウエアを探していました。それでゲットしたのがこの2枚です。「チャコット(CHACOTT)」は背中でクロスするデザインがかわいくて即決しました。もう一枚の“エス バイ スロギー”のシルエット トップも背中が2本のストラップがクロスしていて、これも見た目で即決しました(笑)。ウエアで気分が上がると俄然モチベーションがアップする、分かりやすい性格です(笑)。(WWDJAPAN.comデジタルデスク 紀本知惠子)

ありそうでなかったMIXデザインと
“冬でも着られるレザー”に引かれて

 一年のうちでレザーが最も活躍する季節の到来です。男心をくすぐる素材であり、触覚がついついぴくぴく動きがちです。そんな折に見つけたのが、アメリカのバイクカルチャーをファッションとして提案する日本ブランド「ヘッドウェイズ(HEADWAYZ)」のアウターです。

 なんといってもポイントは、ライダースジャケットとコーチジャケットをミックスしたデザイン。袖にはバッファローレザーを使用しており使い込むごとに体になじむだけでなく、一度茶に染色してから黒を顔料染めした“茶芯”なので、経年とともに下地の茶色が現れてなんともビンテージライクな一枚に育ってくれそうなのです! 武骨に見えて、高機能中綿素材のシンサレートを採用しているから保温性もばっちり。これだけあれこれ詰め込んで2万9000円という価格設定も素晴らしいです。(WWDジャパン編集部 三澤和也)

高校生以来の
ダッフルコートはどうだろう

 今季スタートした「カリマー(KARRIMOR)」のファッションレーベル“アスパイア(ASPIRE)”の“コーデュラ 3L ダッフルコート(CORDURA 3L DUFFLE COAT)”です。年々増えていくアウターの中で、コートもダウンも一通り買いそろえてしまったという人も多いと思います。僕もその一人で、今年は何を買うべきか毎年悩むのですが、このダッフル素敵じゃないですか?

 これまで、ダッフルって正直ダサいと思っていました。それ、多分高校生の時に通学で着ていたからだと思います。「ソフ(SOPH)」の清永さんの言葉を借りるなら「子どもの頃着ていたモノを大人になって着たいと思わない」的な。でもこれ、定番のダッフルにはないきれいなオーバーシルエットで、裾とウエストがドローコードになっていてどこかフツウじゃないしかわいいです。僕もやっとダッフルが似合う年頃になってきたかなと思って、「カリマー」の公式オンラインショップを見ると、めっちゃくちゃ可愛いルックが載っています。モデルはティーンかな。残念ながら完売みたいですが、要するにおじさんもおばさんも若者もこのダッフルいかがでしょう。(WWDジャパン編集部 小池裕貴)

難しそうなタイトル
にも好奇心くすぐられて

 弊社が入るビルの1階にある本屋で購入しました。原著は1997年に出版され、ピュリッツァー賞や朝日新聞「ゼロ年代の50冊」第1位を受賞した作品。アメリカ大陸の先住民がなぜ旧大陸の人間に征服されたのか、なぜその逆が起こらなかったのかというテーマを1万3000年に渡る人類史を見渡して追求していきます。思わず手が伸びたタイトル「銃・病原菌・鉄」は現在の世界の格差の「直接的な原因」と著者が言っているものです。では、「根本的な原因」は何なのでしょうか?文庫版上下巻でおよそ800ページにのぼる大作ですが、この答えは前半部で明かされるのでご安心を。それでも気が重ければ目次を眺めてみてください。「毒のないアーモンドのつくり方」「なぜシマウマは家畜にならなかったのか」といったタイトルにきっと好奇心をくすぐられることでしょう。「読書の秋」に、意外と眠気に襲われない一冊です○。(デジタルマーケティング部 江上真希)

海外限定!
と思って飛びついた
「アシックス」のスニーカー

 パリのセレクトショップ「ザ・ブロークン・アーム(The Broken Arm)」のオンラインストアで発見した“ゲル カヤノ 5 360(GEL-KAYANO 5 360)”。見たことのないカラーリングから「海外限定品だ!」と思い込んで即購入し、週3で愛用しています。ところが先日、「アシックス」の日本サイトをのぞいていたら、なんと同じカラーリングを目撃……。肌寒い秋の気候とあいまって、無性に切ない気分になりました。(WWDジャパン編集部 美濃島匡)

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「オープニングセレモニー」 × 「ジョーダン ブランド」 × NBAスター選手のウェストブルック アイテムは全6型

 「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY以下、OC)」は、NBAスター選手のラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)とナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とコラボしたカプセルコレクションを11月28日に発売する。「OC」がアスリートとコラボしてデザインプロジェクトを行うのは初めて。

 アイテムは全6型。オーバーコート(5万3000円、サイズはXS〜L)、トラックジャケット(3万円、サイズはXS〜XL)、トラックパンツ(2万7000円、サイズはXS〜L)、フーディー(2万6000円、サイズはXS〜XL)、スエットパンツ(3万円、サイズはXS〜L)、Tシャツ(1万7000円、サイズはXS〜XL)をそろえ、「OC」表参道店や公式オンラインストアで取り扱う。その後12月5日に、「ナイキ」公式オンラインストア、米・ニューヨークの「NIKE LAB 21 MERCER」と「ナイキ」シカゴ店で取り扱う。

 ウェストブルックは「ファッションは私にとって大好きなものであり、楽しむもの。『ジョーダン ブランド』と、私と、どこかパートナーを選んでコラボするという機会を提案されたとき、『OC』の名前がすぐに思い浮かんだ。同コレクションは、大胆なカラーリングと遊び心のあるシルエットと私のスタイルを組み合わせて製作した。今後も、ファッション業界と取り組んでいけることを楽しみにしている」とコメント。

 「OC」のウンベルト・レオン(Humberto Leon)クリエイティブ・ディレクターは「ウェストブルックとのデザインは二人のクリエイティブな対話からスタートした。私たちのお気に入りである『ジョーダン ブランド』に、二人で話し合いを重ねて新しい要素を加えて製作した。ユーザーの皆さんがどのように解釈して日常のワードローブに取り入れてくれるかを楽しみにしている」と語る。

 なお日本における「OC」は、日本事業を担ったオンワードとのパートナーシップを今年10月に解消し、ジャパン社を設立してダイレクトに日本でのビジネスを行う。

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ドーバー15周年記念企画 「サカイ」「アンダーカバー」などなじみあるブランドのアイコン商品をモノクロで再解釈

 川久保玲がディレクションするコンセプトストア、ドーバー ストリート マーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA以下、DSMG)は、DSM1号店であるロンドン店のオープン15周年を記念した特別企画「モノクロマーケット(MONOCHROMARKET)」を11月29日に実施する。DSMとなじみのあるブランドを招き、それぞれのアイコンアイテムをモノクロで再解釈して販売する。店頭と公式オンラインストアで扱う。現在、特設サイトで店頭への入場整理券の応募受付を行っており、締め切りは28日18時。

 コラボ相手は、「サカイ(SACAI)」「ダブレット(DOUBLET)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」などの国内ブランドから、「ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETTA)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ナイキ(NIKE)」「ファッキング オウサム(FUCKING AWESOME)」などの海外ブランドまで、多様なジャンルから選出した。アーティストのカウズ(KAWS)やロンドンの老舗出版社アイデア(IDEA)などとのコラボアイテムもそろえる。

 同企画は世界のDSM各店舗で実施。用意するアイテムは店舗によって異なる。

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日本代表の久保建英らが登場 世界各地のサッカーを掘り下げる「シュウキュウ マガジンン」8号「ローカル」特集

 サッカーとその周辺のカルチャーや環境にフォーカスする「シュウキュウ マガジン(SHUKYU Magazine)」(SHUKYU)は8号目を発売する。価格は1600円。

 特集は「ローカル」。サッカーもグローバル化が進み、世界の各地域によって選手やクラブ、サポーターの個性が際立っているのが特徴だ。同特集では、各地で活動するローカルコミュニティーを取り上げ、インディペントに始まったコミュニティーが今後のサッカー界に与える影響などを考察する。

 川崎フロンターレの中村憲剛選手が語る「地域とクラブの幸福な関係」、それぞれのチームが持つユニフォームを掘り下げた「Blood In Blood Out」の他、永里優季選手 (シカゴ・レッドスターズ)や弁護士の水野祐らもコラムを寄稿した。

 また、サッカー日本代表の新ユニホームの発売を記念した特別冊子「MY SKY STORY」が付録として付く。久保建英や岩渕真奈ら代表選手から、中村俊輔や川口能活らOB、川淵三郎ら協会関係者まで、あらゆる立場で日本代表を支える11組へのインタビューを敢行した。

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資生堂の那須工場が竣工 最大約1億2000万個の生産能力が追加

 資生堂は、需要が拡大している中高価格帯スキンケア製品の製造工場として、栃木県大田原市に那須工場を竣工し、12月24日より本格稼働を開始する。11月27日に同工場で、竣工式と内覧会が行われた。

 那須工場が稼働することにより、最大約1億2000万個の生産能力が加わる。国内36年ぶりとなる新工場で、約350億円を投じ高品質の製造ラインを実現し、将来の技術革新にも対応できるように設計している。本格稼働後は、生産に必要な原料・容器の安定確保のためにサプライヤーとの協働をさらに促進し、中長期的に安定した生産体制の確立を目指す。

 竣工式では魚谷雅彦社長兼CEOが登壇。「ここ数年、急成長を遂げた反面、製品の供給不足に陥り、関係各所にご迷惑をおかけしてしまったこともあった。また、4月から横浜・みなとみらい地区に建設したグローバルイノベーションセンターを本格稼働させたが、イノベーションがあっても生産・流通がしっかりしていないと意味がない。そこで急務となった那須工場の建設だが、着工から竣工まで約1年半というスピード感をもって達成することができた。このスピード感は、今後に向けて大きなインパクトとなるだろう」と話した。

 同工場には、主に3つの特徴がある。1つは“高品質の徹底追求”だ。クリーンな生産環境や厳しい品質基準と徹底した品質管理、さらに設備稼働状況をリアルタイムで収集し、品質保証と連動させたIoTシステムを導入する。特に製造ラインでは医薬品の製造にも適するレベルまでクリーンな環境を保つという。

 2つ目は“ピープルファーストを実現する職場環境の追求”だ。“高い品質を支えるのは人”という考えのもと、これまでにない取り組みを実施している。女性社員が多いことを考慮し、休憩時間でもトイレに並ばずにすむよう、“劇場並み”に多い数のトイレ&パウダールームを設置。女性目線のワークプレイス改革を設計に取り入れ、働く人が誇りを持ち、わくわくできる生産工場を目指している。さらに、将来の成長を実現する物作りの技術伝承を目的に、工場内研究・教育機関として“技術トレーニングセンター”と“技術アカデミー”を設ける。

 3つ目は“地域との共生”だ。使用する水には、那須連山の自然のろ過装置により優れた水質となった大田原市の地下水を使用。排水処理においても厳しい基準を設け、地域の方々が満足できるレベルにまで浄化するという。電力は、水力発電によりCO2フリーの電力を採用し、環境に優しい工場を実現している。また、工場を“徹底的に見せる”取り組みを行い、2020年からは工場見学を開始する予定だ。

 なお今回の那須工場に続き、大阪茨木工場が20年度下期に、福岡久留米工場が22年度上期にそれぞれ稼働開始予定。今後のさらなる成長性を確保するため、中長期的にさらに安定的な生産体制を目指す。

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「サンローラン」とグーグルがコラボ バックパックとスマートフォンが連動

 「サンローラン(SAINT LAURENT)」は11月27日、グーグル(GOOGLE)の“ジャカード”テクノロジーを搭載したスマートバックパック“シティ バックパック”を直営店舗限定で発売する。価格は10万5000円。

 グーグルが開発した“ジャカード”は、伝導性繊維を布に織り込むことによってタッチセンサー機能を搭載し、簡単な動作でデジタルデバイスの操作を可能にするテクノロジー。同アイテムは、バックパックの内側にあるポートにタグを差し込むことでスマートフォンとの接続が完了する。着用者はショルダーストラップ部分の上下のスワイプ、ダブルタップ、カバー(抑える)の4つの動作で、音楽や写真、マップ、アラームなど19の機能を操作できる。iOSとアンドロイドの両方に対応している。

 “ジャカード”は、デジタルサービスと日常動作のボーダーレス化を目指しており、これまでにリーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)と協業したスマートジャケットなどを発売している。

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「ユニクロ」20年春夏展の注目ポイント(前編) より薄手の“ブロックテック”が登場、「UT」は「アナ スイ」とコラボ

 「ユニクロ(UNIQLO)」の2020年春夏は、“LIVABLE CITIES(リバブル・シティーズ/豊かで心地よい暮らしのために)”がコンセプト。「都市空間でのライフスタイルをより快適に、さらに豊かにするために必要なもの」を探求したというコレクションがそろう。展示会で発表した「ユニクロ」本ライン、クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)による「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」、グラフィックTシャツがメインの「UT」、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)とのコラボラインなどのうち、ここでは「ユニクロ」本ラインと「UT」を紹介する。

 「ユニクロ」本ラインは、商品を3つの要素で構成。“ワーク&クラフト”“アウトドア”“アート&デザイン”の3つで、いずれも19-20年秋冬からの継続要素だ。機能性とデザインの融合がいっそうすすみ、「服を通じて人々の暮らしをより豊かにする」という“LifeWear”の考え方を凝縮したアイテムがそろった。

 「本質への回帰」をうたう“ワーク&クラフト”のカテゴリーでフォーカスしているのは、「アーバンファームの拡大」「地産地消への積極的な取り組み」といったキーワード。実際に販売する商品として、注目はデニムパンツのバリエーションだ。

 デニムパンツは、ウィメンズでは3つの新型を企画した。ハイウエストのスーパーワイドタイプは、非常に薄く、スカートのような感覚ではける。他は、ゆったりとした腰周りからきれいなラインを描くスラウチテーパードタイプ、ベルト付きでタックプリーツを効かせたタイプ。いずれも、米ロサンゼルスの同社のデニムイノベーションセンターで開発しており、サステナブルな生産を追求したもの。メンズの新型デニムパンツは、股下にはぎを入れて3D設計にしている。東レとカイハラと共同開発したという。メンズでは、きれいなシルエットのジョガーパンツも充実するする。

 「都市と自然の調和」を意識したという“アウトドア”のカテゴリーでは、防水、防風、透湿を打ち出した機能素材“ブロックテック”で、より薄手で軽い“ライト ブロックテック”を新たに開発した。ウィメンズ、メンズでコート(各6990円)などを企画。“ライト ブロックテック”はUVカット機能も搭載している。他に、薄い中綿入りで家での洗濯も可能な防水のパデッドパーカ、オーバーサイズのアノラックパーカなどを新型として企画した。

 ミニマルなシルエットで機能美を追求する“アート&デザイン”のカテゴリーでは、19年春夏も非常に好調だったという“エアリズム”や“感動パンツ”のシリーズをシックなスタイリングの中に落とし込んでいる。“感動パンツ”は、軽量で速乾、高い伸縮性といった持ち味はそのままに、今季はカーキを新色として投入。“感動パンツ”と同素材で“感動ジャケット”も作っており、セットアップで着ればオフィスや食事会などのシーンもカバーする。ウィメンズではシームのない3Dニットをプルオーバーとサーキュラースカートのセットアップで提案する。

「UT」ではフーディーも豊富に提案

 「UT」では、「シーズンで70以上のコンテンツを企画している」といい、展示会では話題性の高い6コンテンツにフォーカス。デザイナーブランドとのコラボレーションでは、「アナ スイ(ANNA SUI)」と組んで商品を企画したのがニュース。カットソー地のトップス(1500円)に加え、布帛のブラウス(2990円)やワンピース(4990円)など、「アナ スイ」らしいボヘミアンムードのアイテムがそろう。淡い色使いなどで、幅広い層に支持されるよう工夫している。

 他は、フィンランドの老舗テキスタイルメーカー、フィンレイソン(FINLAYSON)との協業や、吉田ユニがディレクションするサンリオキャラクター、オーストラリア・メルボルンで12月1日から開催されるというキース・へリング(Keith Haring)とジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michael Baquiat)の合同展覧会を記念したグラフィティTシャツ、フューチュラ(FUTURA)やアンドレ(Andre)などのストリートグラフィティを生かしたフィーディーやビッグサイズTシャツなどがそろう。

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「ベイプ」とスーパーカーの「パガーニ」 コラボの裏にあったのは“世界中の顧客が「ベイプ」を着ていたから”

 「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」は、イタリアの高級自動車メーカー「パガーニ・アウトモビリ(PAGANI AUTOMOBILI以下、パガーニ)」とコラボしたアイテムを販売中だ。発売日の11月16日には、鈴鹿サーキットで開催された「鈴鹿 サウンド・オブ・エンジン(SUZUKA SOUND OF ENGINE)」に出展し、ブルーの“ベイプカモ”柄をまとった「パガーニ」のスーパーカー、“ゾンダ(ZONDA)”を披露した。

 コラボアイテムは、“ベイビーマイロ(R)(BABY MILO(R))”タッチで、創業者のホラシオ・パガーニ(Horacio Pagani)社長を描いたグラフィックTシャツ(8000円)や、ジップパーカ(2万8800円)などをラインアップする。コラボレーションをすることになった経緯についてパガーニ社長は、「世界中の『パガーニ』の顧客を見ていると、彼らは昼間はビジネスなどでスーツを着ているが、それ以外は『ベイプ』の服を着ている。以前からこんなにも顧客に好まれるファッションブランドがあるのか、と驚いていた」と振り返る。また「パガーニ」では、車のデザイン以外に関連グッズやホテルの内装なども手掛けていることから、「過去に(フランスの旅客機)『エアバス(AIRBUS)』とコラボレーションして内装をデザインするプロジェクトがあった際には、ゴーサインを出すまでに2年間を擁した。だが、『ベイプ』とコラボすることは1時間で決めた。それぐらい単純に楽しみたいという気持ちがあった」と強調する。

 その後6カ月間、両社のデザイナーがやり取りをして、プロダクトが完成した。「車と洋服は違うモノではあるが、『パガーニ』も『ベイプ』も顧客に感動を与えるという点では同じ。『パガーニ』の車を街で見かけると、みんな笑顔になる。『パガーニ』は1年間に40~50台しか生産せず、価格も600万ユーロ(約7億1400万円)でどんな人でも買えるわけではない。だが、Tシャツやキャップならもっと手軽に幅広い人が手にできる。プロダクトを通して、多くの人を笑顔にしたい」とパガーニ社長。

 「パガーニ」の公式インスタグラムでコラボレーションを発表したところ、世界中の顧客から問い合わせがあったという。コラボアイテムは「ベイプエクスクルーシブ(BAPEXCLUSIVE)青山」「ベイプストア(R)ドーバー ストリート マーケット 銀座(BAPESTORE(R)DOVER STREET MARKET GINZA)」と公式オンラインストアで取り扱っている。

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「ナイキ」 × 「アンダーカバー」から2モデルのスニーカーとアパレルが登場 水がかかるとパターンが表れるパーカなど

 「ナイキ(NIKE)」と高橋盾が手掛ける「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、6月の初コラボに続く第2弾のコレクションを11月30日に発売する。

 同コレクションは、「アンダーカバー」2019-20年秋冬パリメンズのランウエイで披露されたスニーカー2型とアパレルをラインアップした。スニーカーは、史上最大の“エア”とフューチャリスティックな見た目が特徴の“エア マックス 720(AIR MAX 720)”をベースとしたモデル(2万円)で、ブラックとレッド、イエローの3カラーを用意。どれもトウ部分のスウッシュなど随所にマーブル柄が施されているほか、“エア”のサイドには“WE MAKE NOISE NOT CLOTHES”の文字がプリントされている。

 もう1型は、ゴツゴツとした見た目の新作モデル“リアクト ブーツ(REACT BOOT)”(2万5000円)だ。ブラックとブルーの2カラー展開の同スニーカーは、1989年に発表されたバスケットボールシューズ“エア プレッシャー(AIR PRESSURE)”から着想し、レインブーツを現代風に解釈して生まれたという。履き口の周りには“エア バッグ”が搭載されており、ヒール部分から空気を入れることでフィット感を調整できるほか、“エア マックス 720”同様、一部にマーブル柄が施されている。

 アパレルは、袖をめくらずとも時間が確認できるウォッチウインドーが付き、水がかかることでダイヤモンドパターンが浮かび上がるフィッシュテイルパーカ(7万円)をはじめ、サイドにジップがあしらわれたTシャツ(1万円)や複数のポケットを設けたカーゴパンツ(2万円)など、悪天候下やアウトドアにも対応するギア的要素の強いアイテムがそろう。

 「ナイキ」公式アプリ「NIKE SNKRS APP」や南青山のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)のほか、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などの一部店舗で取り扱う。

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「ムーミン」が「ブルガリ」とコラボチョコ 仕掛け人は松屋の子会社

 松屋傘下のスキャンデックスはこのほど、フィンランド発のキャラクター「ムーミン」をモチーフにした商品の企画製造・販売に関するグローバルライセンス契約を、本国のライセンス管理会社ブルズ ライセンシング社(以下、ブルズ社)と締結したと発表した。

 ライセンス商品第1弾として、ブルガリ・ジャパンと協業し、同社のチョコレートブランド“ブルガリ イル・チョコラート”から、「ムーミン」や仲間の「スナフキン」、「スニフ」などのキャラクターをモチーフにした限定商品を、松屋銀座本店およびブルガリ銀座タワーで発売する。今回のコラボ限定で、4種(バナナ、スモーキーラズベリー、コーヒーブランデー、山椒&アーモンド)の新フレーバーも用意する。価格は5個入りが税込3500円、5個入りが同6500円(いずれも数量限定)。

 松屋によると、「ムーミン」のキャラクタービジネスの世界市場規模は約930億円(2018年)。そのうち日本のシェアが約46%を占めている。スキャンデックスによる「ムーミン」のライセンスビジネスの主なターゲットは、同作品に親しみのある30~50代の女性。松屋が掲げる「デザインの松屋」の理念の下、「(作者の)トーベ・ヤンソンのアート性を大切にし、原作の世界観に共感してもらえる方にアプローチする商品を開発する」(松屋広報)。

 20年3月期は、そのほか羊羹のとらや、ピエール・エルメ・パリなど食の有名店・ブランドとのコラボ商品の開発を検討しており、事業売上高は2000万円を掲げる。今後はテーブルウエアやライフスタイル雑貨など、食以外の分野への進出も予定する。

 スキャンデックスは、親会社の松屋が注力する「北欧文化の発信」に特化した輸入代理店事業子会社として、デンマークの陶磁器ブランド「ケーラー(KAHLER)」、フィンランドのインテリア雑貨ブランド「ペンティック(PENTIK)」など計10ブランドを担当。今回の「ムーミン」のライセンス権取得により、ライセンスビジネス事業を新たにスタートさせ、「代理店業務と並ぶもうひとつの主力ビジネスとして育てていく」(松屋広報)考え。なお、ブルズ社とのライセンス契約の締結は2018年。14年に松屋銀座で開催した展覧会「MOOMIN!ムーミン展」をきっかけに、両者の信頼関係が深まったという。

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メンズブランド「アバハウス」が「スタジオ オプト」と協業 ITビジネスマン向けのセットアップウエアを開発

 アバハウスインターナショナルのメンズブランド「アバハウス(ABAHOUSE)」は、オプトの「スタジオ オプト(STUDIO OPT)」と協業してITビジネスマン向けのセットアップウエアを開発した。クラウドファンディングサービスの「マクアケ(MAKUAKE)」で11月26日に先行予約受け付けを開始した(先行予約販売特典あり)。価格はジャケットが1万9000円、パンツが1万1000円となる。

 開発背景は、ITツールを活用するビジネスマンをターゲットに、デジタル事業を展開してIT人材が多数在籍するオプトと協業し、リアルな意見を反映させてITビジネスマンが心地よく機能的に働けるようなファッションスタイルを提案するためだ。

 セットアップウエアは、縦と横に伸縮する2ウエイストレッチ、速乾性と形態安定性に優れたウオッシャブル機能、肘や膝など動きが多い箇所でもシワになりにくい防シワ加工など、3シーズン活用できる多機能素材を採用したほか、ジャケットを小さく畳んで持ち運べるパッカブル機能や、PCのほかにも小物を持って移動することを前提に収納性にこだわった内ポケットを施した。カラーは、カーキ、ネイビー、チャコールグレーの3色展開で、サイズは44〜50を用意する。

 同企画の開発チームは「『アバハウス』はこれまで、ファッションブランドや業界関係者とのコラボを行なってきた。今回、ITツールを活用するビジネスマンをターゲットに商品開発をするにあたり、ユーザー自身と手を組むのが最適だと考え、この協業がスタートした」と語る。

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「ロンハーマン」チャリティー企画で1点モノ白シャツを発売 18人のクリエイターとコラボ

 「ロンハーマン(RON HERMAN)」は、新たなチャリティープロジェクト“ファンデーション 1976”を始動し、第1弾として18人のクリエイターとコラボレーションした白シャツを2020年1月25日から全国6店舗を巡回し、オークション形式で販売する。

 “ファンデーション 1976”は、創業者のロン・ハーマンが提唱し続けてきた「Happiness is the Goal(すべてはハピネスのために)」という言葉をプロジェクトとして具現化したもの。今後クリエイションを通してさまざまなかたちで社会貢献活動を行っていくという。

 第1回のテーマは“ホワイト シャツ”。実店舗を持たない高感度のウェブビンテージショップ「ウィッティ ヴィンテージ(Witty Vintage)」が提供した1930~60年代のビブプロントのドレスシャツに、「ロンハーマン」に縁のあるクリエイター18人が自由にデザインを加えた。

 ラインアップは、18枚のウィメンズシャツと5枚のキッズシャツの全23ピース。売上金額の全ては認定NPO法人「フローレンス」へ寄付。障害のある子どもたちが保育を受けられるようにするための障害児保育園や障害児訪問保育の開設資金に充てられる。

 参加クリエイターは、バットシェバ・ヘイ「バットシェバ(BATSHEVA)」デザイナー、ボニー・ヤング「BY. ボニー ヤング(BY.BONNIE YOUNG)」デザイナー、クリスティン・アルカレイ「クリスティン アルカレイ(CHRISTINE ALCALAY)」デザイナー、デミ・リー「デミリー(DEMYLEE)」デザイナー、ドロシー・ズリアーニ「ハルポ(HARPO)」オーナー、ジュリアナ・レッジアーニ「ジュウ ジュウ(GIU GIU)」デザイナー、マルタ・バヒロ 「ババ(BABAA)」デザイナー、ミズキ・ゴルツ「ミズキ(MIZUKI)」デザイナー、ラクエル・アレグラ 「ラクエル アレグラ(RAQUEL ALLEGRA)」デザイナー、サビーナ・シュレーダー 「サビーナ(SABINA)」デザイナー、時本紗弥加「サヤカ デイヴィス(SAYAKA DAVIS)」デザイナー 、榎本実穂「エリン(ELIN)」デザイナー、尾崎雄飛「ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア(YOUNG&OLSEN THE DRYGOODS STORE)」デザイナー、加藤公子「ユニオンランチ(UNION LAUNCH)」デザイナー、中山まりこ「マディソンブルー(MADISONBLUE)」デザイナー、蓮井茜「アカネ ウツノミヤ」(AKANE UTSUNOMIYA)」デザイナー、藤田哲平「サルバム(SULVAM)」デザイナー、森田えりか「ラドロー(LUDLOW)」デザイナー。

村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母

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コム デ ギャルソンが話題のDJとコラボ、に思う エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年5月21日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Edito's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

コム デ ギャルソンが話題のDJとコラボ、に思う

 「WWDジャパン」は1月14日号の特集「“ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)”という男」の中で、時代の寵児であるヴァージルのロングインタビューを掲載しました。ビジネスヒントにつながる名言のオンパレードでしたが、中でも印象に残ったのは「おそらくDJはベストな副業だ」という言葉です。

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ナイキ(NIKE)」など、複数のブランドに携わり多忙を極めるヴァージルですが、今でもそれらの仕事とは別に世界各地のさまざまなイベントでDJを行っているそうです。それは「デザイナーとブランドが現地の消費者と交流するのと同じだと考えている」から。「だから17歳から続けてきた20年のDJ経験は自分の基盤になっている」と言います。

 私はDJをしたことがないのでわかりませんが、言葉が通じない国で見知らぬ人たちが自分の選曲に体を揺らしたり盛り上がったりしたら嬉しくて快感だろうし、言葉は通じずとも人々が今何を求めているのかを体感できるはず。トップダウンではなく、世界同時進行で広がる情報や感性の渦の中から新しいムーブメントが生まれる今、鋭いアンテナを持つヴァージルのようなDJがファッションと関係を深くするのはごく自然のことだと思います。

 だから、先週「WWD JAPAN.com」が配信した「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)と人気DJのハニー・ディジョン(Honey Dijon)が新ブランド設立 DJバッグなどを発売」のニュースには至極納得しました。トランスジェンダーであり黒人であるディジョンは、「ルイ・ヴィトン」のメンズのショーの音楽などでも活躍しています。インスタグラムに上げている自身のDJとそれに盛り上がる観客たちの様子から、このブランドが国籍やジェンダーを超えて盛り上がる様子が想像できます。

 ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)は4月に世界中からデザイナーやアーティストを集めて顧客と交流する1日限りのイベントを開催しました。店舗で好きなデザイナーに会える、ファンに嬉しい“オフ会”です。その取材中にエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)が「これはコラボというより、コミュニティー」と短く話してくれました。ハニーとのブランドも同じくコミュニティーが大切だと言えるでしょう。

 ユーミンはファミレスでの若い女性たちの会話からヒントを得て歌詞を書いていたというウワサはあくまでウワサであり都市伝説の域のようですが、ユーミンのような女性の心を代弁するヒットメーカーが“そうしていたんじゃないか”とウワサが立つのもわかります。そして、ファッションとDJの関係もこの話に通じるものがあると思います。

IN FASHION:パリコレもストリートも。ジュエリーもインテリアも。今押さえておきたい旬なファッション関連ニュースやコラムを「WWDジャパン」編集長がピックアップし、レターを添えてお届けするメールマガジン。日々の取材を通じて今一番気になる話題を週に一度配信します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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「ミズノ」がパリ発ストリートブランド「フューチャー」と1年半ぶりにコラボ 昼夜で異なる表情を見せる1足

 「ミズノ(MIZUNO)」は11月30日に、世界中のブランドやショップとコラボするプロジェクト「KAZOKU」の第22弾として、パリを拠点とするストリートブランド「フューチャー(FUTUR)」とのスニーカー“ウエーブ プロフェシー8 フューチャー(WAVE PROPHECY 8 FUTUR)”を発売する。価格は3万5000円。ミズノオオサカ茶屋町をはじめ、ミタスニーカーズ(mita sneakers)やグレイト(GR8)、ビームスジャパン(BEAMS JAPAN)などで取り扱う。

 両者がタッグを組むのは「KAZOKU」の第16弾以来1年半ぶりで、「フューチャー」のブランド設立5周年を記念して実現した。ベースモデルに採用したのは、「インフィニティウエーブ」と呼ばれる空洞のミッドソールが特徴的なランニングシューズ“ウエーブ プロフェシー8(WAVE PROPHECY 8)”だ。ブラックとホワイトの2カラーを用意し、どちらもアッパーサイドの樹脂パーツと一見では分からないアウトソールの一部に光が当たると虹色に輝くリフレクティブ加工が施されており、昼と夜で2つの異なる表情を見せる。また、履き口の内側やアッパーの随所に天然皮革を使用することで高級感をプラスし、シュータンにはオリジナルモデルにないストラップをあしらうなど履きやすさも追求した。

 発売に合わせ、「フューチャー」の5周年記念ポップアップストアが東京・原宿のギャラリー コモン(Gallery COMMON)で11月29日から12月1日に、大阪・南堀江のセレクトショップ「グランド デポ(THE GROUND depot.)で12月7〜8日に開催される。“ウエーブ プロフェシー8 フューチャー”の限定カラーをはじめ、「オーラリー(AURALEE)」とのポップアップ限定コラボアイテムや、過去に発売していた「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」と「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」との全コラボアイテム、東京発ストリートブランド「ヘルレイザー(HELLRAZOR)」との新アイテムなどを取り扱う。

■FUTUR 5th Anniversary pop-up
日程:11月29〜12月1日
時間:12:00〜20:00
会場:ギャラリー コモン
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9 1階

日程:12月7〜8日
時間:11:00〜20:00
会場:グランド デポ
住所:大阪府大阪市西区南堀江1-15-5

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【亀の深イイ話】「チンチロリン」の次に流行り始めている販促手段まとめ

 飲食店の販促は、単純な「無料」や「半額」のサービスだと、手間や割引のコストがかさみます。お客様にとって魅力的でも、お店の負担が大きくて費用対効果の低い販促は長続きしません。理想は「お客様もお店もwin-win」の販促。お客様にとって魅力的で、お店にとっても手間やコスト以上の効果がある販促です。
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「グッチ」が来春LAにレストランをオープン

 ケリング(KERING)傘下の「グッチ(GUCCI)」は2020年春に、ロサンゼルス・ビバリーヒルズの高級ショッピングストリート、ロデオドライブにレストランをオープンする。

 「グッチ」は18年1月に、伊フィレンツェにギャラリーやショップ、レストランなどが併設された「グッチ ガーデン(GUCCI GARDEN)」にオープンした。このレストランをプロデュースしたミシュランの3ツ星シェフ、マッシモ・ボットゥーラ(Massimo Bottura)は、マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)=グッチ社長兼最高経営責任者の古い友人でもある。

 ロサンゼルスにオープンするレストランは「グッチ」が手掛ける2店舗目のレストランとなり、イタリア国外での出店は初となる。

 なお情報筋によると、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下にある「ディオール(DIOR)」も、ロデオドライブにレストランのオープンを計画しているという。ラグジュアリーブランドの手掛けるレストランが2店もオープンするとなれば、ロデオドライブは今後さらなる盛り上がりを見せるに違いない。

 現在ラグジュアリーブランドの飲食業界への進出はトレンド化しており、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」の「ザ・ポロ・バー(THE POLO BAR)」、「プラダ(PRADA)」の「パスティッチェリア・マルケージ(PASTICCERIA MARCHESI)」、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の「ブルーボックスカフェ(The Blue Box Cafe)」、「バーバリー(BURBERRY)」の「トーマスズ(Thomas’s)」など、多くのブランドが新しいものに敏感なミレニアル世代をターゲットに、さまざまな飲食サービスに乗り出している。

 LVMHはホスピタリティー分野での事業にも力を入れており、情報筋によると、同社が手掛けるホテル「シュヴァル・ブラン(Cheval Blanc)」のオープンに向けて、ロデオドライブに合計3つの不動産を購入しているという。

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「グッチ」が来春LAにレストランをオープン

 ケリング(KERING)傘下の「グッチ(GUCCI)」は2020年春に、ロサンゼルス・ビバリーヒルズの高級ショッピングストリート、ロデオドライブにレストランをオープンする。

 「グッチ」は18年1月に、伊フィレンツェにギャラリーやショップ、レストランなどが併設された「グッチ ガーデン(GUCCI GARDEN)」にオープンした。このレストランをプロデュースしたミシュランの3ツ星シェフ、マッシモ・ボットゥーラ(Massimo Bottura)は、マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)=グッチ社長兼最高経営責任者の古い友人でもある。

 ロサンゼルスにオープンするレストランは「グッチ」が手掛ける2店舗目のレストランとなり、イタリア国外での出店は初となる。

 なお情報筋によると、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下にある「ディオール(DIOR)」も、ロデオドライブにレストランのオープンを計画しているという。ラグジュアリーブランドの手掛けるレストランが2店もオープンするとなれば、ロデオドライブは今後さらなる盛り上がりを見せるに違いない。

 現在ラグジュアリーブランドの飲食業界への進出はトレンド化しており、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」の「ザ・ポロ・バー(THE POLO BAR)」、「プラダ(PRADA)」の「パスティッチェリア・マルケージ(PASTICCERIA MARCHESI)」、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の「ブルーボックスカフェ(The Blue Box Cafe)」、「バーバリー(BURBERRY)」の「トーマスズ(Thomas’s)」など、多くのブランドが新しいものに敏感なミレニアル世代をターゲットに、さまざまな飲食サービスに乗り出している。

 LVMHはホスピタリティー分野での事業にも力を入れており、情報筋によると、同社が手掛けるホテル「シュヴァル・ブラン(Cheval Blanc)」のオープンに向けて、ロデオドライブに合計3つの不動産を購入しているという。

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繊維商社のヤギがヘルスケアベンチャー企業を買収 新領域へ事業拡大

 繊維商社のヤギは、ヘルスケアのベンチャー企業であるドリームボックス社の全株式を取得してグループ会社化した。 ヤギの中期経営計画「SPARKS 2020」の重点方針である、繊維領域にとどまらない“新領域への挑戦”に向けての取り組みで、取得額は非公表。

 福岡県に本社を構えるドリームボックス社は2018年の設立で、EMS(筋電気刺激)テクノロジーを取り入れた家庭用トレーニングウエア「アクティブ(ACTIVE)」などフィットネスブランドの販売をはじめ、パーソナル健康管理アプリの開発、フィットネスジムのフランチャイズ事業、デジタルマーケティング支援事業などを行っている。

 ヤギは、「少子高齢化、長寿化、生活習慣病の蔓延といった時代背景の中で、新規事業として“健康”に注目した。当社はこれまでBtoBの事業が主体だったが、ドリームボックス社が持つECプロデュース、ITソリューション、デジタルマーケティングなどのノウハウを取り入れ、ヘルスケア事業に限らず生活関連全体を視野に入れたBtoC事業に力を入れたい。ドリームボックス社がさまざまなヘルステック・アパレルを企画販売していく中で、繊維商社としてのテキスタイル開発やアパレル製造の知見を組み合わせて、高品質な次世代ヘルステック商材の開発を目指す」としており、20 年度からさまざまな健康・フィットネス領域の新しい付加価値提案を段階的に開始するという。

 ヤギの20年3月期の売上高は1200億円を目指している。

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サステナビリティって何? 専門家が答えます。 連載Vol.13 非財務面の戦略も最重要課題とする花王のESG活動とは

 サステナビリティに取り組まない企業は存続できない――といわれる一方で、具体的に何をどうしたらいいのか分からないという声も聞く。そこで「WWDジャパン」11月25日号では、特集「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」を企画し、経営者やデザイナー、学者に話を聞きその解決策を探る。今回は化粧品業界のみならず日本の企業の中でも先進的な取り組みを行っている花王の大谷純子ESGコミュニケーション担当部長に、本格稼働するESG活動を聞く。

WWD:サステナビリティへの取り組みの内容は?

大谷純子花王ESGコミュニケーション担当部長(以下、大谷):弊社は、非財務面での戦略や取り組みも経営上の最重要課題と位置付け、「キレイ アクション」と名付けたESG(環境、社会、ガバナンス)活動を本格始動するため、2018年7月にESG部門を立ち上げました。現在、「サスティナビリティは未来への投資」としてSDGsで掲げられた社会的課題と真摯に向き合い、環境法規制の強化や消費者のエシカルな動きなどを受け止めて、花王らしいアプローチで取り組んでいます。弊社では、消費者ニーズが高まっている持続可能な暮らしを「キレイ ライフスタイル」とし、それを実現するためのESG戦略「キレイ ライフスタイル プラン」を策定していますが、日本語の「きれい」という言葉は、「美しさ」や「清潔」という意味だけでなく、心の状態や生きる姿勢も含まれていると考え、「キレイ」のままグローバルで使用しています。

「包装容器の世界を根本から刷新」

WWD:具体的にはどんな取り組みを行っていますか?

大谷:「商品を販売して終わりではなく、最後の処理のところまで責任を持って考える」ことを使命としており、その一つをよりわかりやすく表現した「私たちのプラスチック包装宣言」を公表しています。包装容器の世界を根本から革新することを目指し、下記の4Rの視点から推進しています。

1. Reduce(減らす) 包装容器を薄くしたり、軽量化したりするとともに、製品を凝縮して容器そのものをコンパクト化することで、プラチック使用量を削減する。
2. Replace(置き換える) 石油由来のプラスチックから、より低炭素で再生可能な植物由来など、持続可能な原料への転換を図っていく。
3. Reuse(再利用する) 生活者が本体容器を繰り返し使用できるよう、詰め替え・付け替え用製品などの新しいタイプの包装容器を開発していく。
4. Recycle(リサイクルする) プラスチック包装容器に再生樹脂を積極的に導入するとともに、暮らしの中でリサイクルしやすい包装容器の開発に取り組んでいく。

ただこれらの問題は弊社単独でできることでも、一朝一夕にできることでもないため、問題解決に向けた取り組みを、同じ考えを持つ企業や団体と共に進めていきたいと考えています。

「より良い暮らしの選択が、環境負荷の軽減に」

WWD:海洋プラスチックゴミが問題視されているが?

大谷:弊社も製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減できるよう、海洋プラスチックゴミを含むプラスチックの廃棄問題に取り組んでおり、このプラスチックの包装容器を通した環境負荷の低減に対してはすでに数々の実績があります。その代表が、1991年に販売が始まった詰め替え用製品を生活習慣として定着させたことでしょう。日本では詰め替え用製品の販売比率が約8割となっており、仮に全てが本体容器だった場合と比べると、プラスチック使用量は約70%も削減できていることになります。

ただ、定着したのは「環境保全になるから」と啓発した結果ではなく、消費者が、使った方が便利、使った方が経済的、と思えるような製品を開発した結果。より良い暮らしを送るための消費者の選択が、結果的に環境負荷の軽減につながっているということです。16年には、誰もが詰め替えやすく、環境負荷も低減する「ラクラクecoパック」を発売し、17年には詰め替え用製品が本体そのものとして使用できるスマートホルダーを発売(オンライン限定)するなど、その取り組みはさらに進化しています。現在、100%リサイクル可能なフィルム包装容器の開発・普及を目指すほか、弊社の全拠点から排出されるリサイクルされない廃棄物量をゼロにするといった活動も行なっています。こうした取り組みが評価され、弊社は世界の代表的な社会的責任投資(SRI)指標である「Dow Jones Sustainability World Index」に6年連続で選定されています。

「攻めのESG戦略がカギ」

WWD:ユニバーサルデザインも花王は進んでいますね。

大谷:1970年には、片手で開けられる押し上げ式のキャップをシャンプーで採用し、91年には触るだけでシャンプーとリンスを区別できる“きざみ”を業界で初めてボトルの側面につけました。より世間に広めるために権利を主張せず、“きざみ”は業界標準となり、後に日本主導で国際規格となって世に広まりました。2013年には「プリマヴィスタ ディア」で 細部まで大きく見えるように鏡が拡大鏡になっているファンデーションコンパクトを発売するなど、人に優しいモノ作りに積極的に取り組んでいます。

WWD:サステナブルな製品作りや取り組みをさらに広げていくために、やるべきことは?

大谷: 攻めのESG戦略、花王らしいESG戦略が、グローバルに貢献することにつながると考えています。ビジョンだけではビジネスは成り立ちませんし、ビジネスにつなげるためには社員の新しい発想が必要となります。そのためには、ESG戦略に対する社員一人一人の理解を深めるために顔を合わせたコミュニケーションを重視し、社員が一番のアンバサダーと位置づけて堅実に取り組みを広げていきます。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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「RMK」「SUQQU」有するエキップから新ブランド「アスレティア」デビュー

 カネボウ化粧品の100%子会社であるエキップは11月27日、「RMK」「SUQQU」に続く第3のブランド「アスレティア(ATHLETIA)」の誕生を発表した。同ブランドは“美しさは鍛えられる”をコンセプトとしたスキンケア&ライフスタイルブランド。2020年2月19日に阪急うめだ本店のポップアップを皮切りにデビューし、21年にはグローバル展開も予定する。25年には50億円の売り上げを目指す。

 同社からの新ブランド誕生は、2003年の「スック」以来17年ぶり。エキップの前澤洋介社長は、「『スック』『RMK』はベースメイクを中心にコレクション、スキンケアがある。そういったドメインとは違うところで戦えるブランドが欲しかった。新ブランドは、カネボウ化粧品のヨーロッパ責任者として滞在していたスイス・チューリッヒの生活者の発想が起点となっている。スイスの人のアクティブかつしなやかに過ごすライフスタイルから“美しさの定義”が変わった」と語り、新ブランドは環境に配慮したサステナビリティを重視。ブランドのキーとなるアシタバとシソは農薬や化学肥料を使用しない独自の循環型農園で栽培しているほか、製品は国際統一基準であるISO16128の自然由来指数の表記、ボトルは業界最高水準のリサイクルガラス使用率90%以上を実現、全製品の香料は90~100%天然植物精油を使用した「アスレティア」を誕生させた

 さらに、「花王グループが策定したグローバルポートフォリオでも、すでにグローバル戦略ブランド“G11”の一つに選定されているため、21年より早期グローバル展開を進めていく」と話す。

 「アスレティア」は、“アクティブでしなやかな生き方”という思いが込められた造語。動と静のバランスがとれたマインドが一人一人の美しさにつながると考え、ライフシーンに寄り添った3ラインをそろえる。ベーシックなスキンケア5品を用意する「チューン&チャージ」ライン(3500~5500円)、外出時や活動時に向けUVケアとアロマミストを用意する「アクティブ&ゴー」ライン(2800~4000円)、呼吸と眠りをサポートするアロマオイルとルームミストをそろえる「スリープ&グリーズ」ライン(2500~3500円)だ。17SKUでスタートし、21年中には50SKUを目指す。

 2月19日から7日間、阪急うめだ本店でポップアップイベントを開催。同時に阪急ビューティオンラインや自社オンラインでも販売する。その後、2月26日から阪急うめだ本店とジェイアール名古屋高島屋でカウンターを設ける。3月末には表参道に旗艦店をオープンする予定だ。

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米国発時計デジタルメディアの「ホディンキー」日本版がデビュー 創設者と編集長に聞く

undefined 関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長(左)とベンジャミン・クライマー「ホディンキー」創設者兼CEO PHOTO : KAZUO YOSHIDA

 2008年にスタートした米国のデジタルメディア兼ECサイト「ホディンキー(HODINKEE)」は、ハースト婦人画報社とライセンス契約を結び、11月18日に初の国外版となる「ホディンキー・ジャパン」をスタートさせた。「ホディンキー」の革新性は、他の多くの時計メディアが機構など技術面にフォーカスする中、ビンテージウオッチを積極的に取り上げるなどスタイルを提案している点にある。来日したベンジャミン・クライマー(Benjamin Clymer)「ホディンキー」創設者兼最高経営責任者(以下、CEO)と、関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長に話を聞いた。

WWD:初の国外版となるが、日本という選択、そしてタイミングはベストだった?

ベンジャミン・クライマー「ホディンキー」創設者兼CEO(以下、クライマー):日本のマーケットは成熟し、チャンスにあふれている。熱を感じるし、コレクターも多い。それになんといってもハースト婦人画報社と素晴らしいパートナーシップを結ぶことができた。タイミングについても今ほどの好機はなかった。

WWD:ハースト婦人画報社は最良の相手だった?

クライマー:もちろんだ。ハースト・コーポレーション(HEARST CORPORATION)は世界最大級のメディアグループだ。“新聞王”とも呼ばれた創業者のウィリアム・ランドルフ・ハースト(William Randolph Hearst)は、アメリカの成功者の象徴でもある。

WWD:「ホディンキー・ジャパン」のスタートまでには、どれくらいの準備期間が必要だった?

クライマー:ニコラ・フロケ(Nicolas Floquet)=ハースト婦人画報社社長と初めて会ったのは1年半前だ。それからメールで交渉を重ねた。

関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長(以下、関口):日本版「ホディンキー」をハースト婦人画報社が手掛けることは、6月に情報配信で知った。

WWD:その際に編集長就任の打診があった?

関口:いや、ぜんぜん(笑)。むしろ「ウォッチナビ」(学研プラス)編集長として、そのニュースを脅威に感じ、6月は必死に「ホディンキー」対抗策を練っていたくらいだ。ハースト婦人画報社から話をもらったのは、それからひと月半ほど後のこと。公開日時は決定していたので、まさに激動の年だった。

WWD:本人を前に言いにくいかもしれないが、日本版の編集長にはどんな人物が適任と考えていた?

クライマー:若くてスタイルのある人。そして商品の持つ雰囲気を理解し、それを感覚的に伝えられる人。その点、関口編集長は最適だった。

WWD:日本版の編集長に就任する前の「ホディンキー」の印象は?

関口:時計業界のゲームチェンジャー。時計業界に、日本を含む既存メディアとは違うアプローチで迫っている。「時計のストーリーを語る」とベン(クライマー「ホディンキー」創設者兼CEO)は言うが、それこそ最大の魅力だと思う。

WWD:日本の既存メディアに限界を感じていた?

関口:紙からスタートした日本のメディアが新たに読者を獲得するのは難しい。もちろん、その中での改善策を考えていたが。

WWD:「ホディンキー」を立ち上げた経緯について、あらためて聞きたい。

クライマー:関口編集長が話す、マーケットが時計コレクター以外に広がりにくいという閉塞感はアメリカにも存在する。機構など技術にフォーカスしたメディアばかりで、スタイルについて言及するものは皆無だったからだと思う。だから「ホディンキー」を作った。とにかくおもしろいことをやりたくて、既存メディアが敬遠していたビンテージも推した。僕らは新たなスタイルを提案する。それが最大の違いだ。2009年に俳優のスティーブ・マックイーン(Steve McQueen)の私物の「ロレックス(ROLEX)」“サブマリーナ”がオークションに掛けられたとき、既存メディアは見向きもせず、「ホディンキー」だけが記事にした。機能はもちろん、時計さえ無視してマックイーンにフォーカスし、「この時計があるから、こういうスタイルが構築できる」と訴えた。これが「ホディンキー」ブレークのきっかけだった。

WWD:そういった革新的な試みが、コンサバな時計業界や市場に受け入れられるまでには大変な苦労があったのでは?

クライマー:いまでも大変だ(笑)。当初、時計の本場スイスからはまったく理解されなかった。取材を申請しても断られることもあった。彼らはビンテージにもネットやSNSにも興味がなかった。むしろ僕らの動きに恐怖すら感じているようだった。長い時間が掛かったが、「ホディンキー」が売り上げに貢献していることが分かってから彼らの見方も変わった。平均年齢65歳ともいわれる時計業界に、「ホディンキー」が新たな読者、新たな購入者をもたらしている。今、「ホディンキー」読者の平均年齢は35歳だ。

WWD:“黒船来航”を日本の時計業界はどう見ている?

関口:「待望のメディアが上陸した!」と皆に言ってもらえている。今の業界に限界を感じていた証しだろう。プロモーションに関しても、本国版という完成されたプラットフォームがあり、説明が不要な点も大きい。

WWD:本国版に付帯するECサービスの実装もある?

関口:いずれは実現したい。ただ、それより前になすべきことがある。まずは20年に雑誌版を作る。ウェブでは動画企画のリクエストも受けているので、それにも応えたい。

WWD:本国版の記事の流用は、全体の何割くらいになる?

関口:8割ほどだ。残りの2割が日本のオリジナル記事となる。編集部員は僕を含めて2人で、そこに外部ライターが加わる。ベンも当初2人体制だったと聞いて、不思議な縁を感じた。

WWD:日本のオリジナル記事の内容は?

関口:本国版でも人気の時計レビューを実施したい。われわれが1週間着用した感想をまとめるものだ。ほかには、日本人時計愛好家の動画インタビューなどを企画している。

WWD:「ホディンキー・ジャパン」をスタートさせて一段落だろうが、本国版は今後どう成長させる?

クライマー:「ホディンキー」は、「オメガ(OMEGA)」や「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」など14の時計ブランドの公認を得てECを運営している。コラボレーションにも積極的で、最近のヒットは150ドル(約1万6200円)で販売した「スウォッチ(SWATCH)」との協業モデルだ。コレクターはもちろん、若い層にも時計の魅力を伝えている。

WWD:日本でもコラボレーションはある?

関口:セイコーウオッチや「G-SHOCK」とのコラボを考えている。

WWD:「ホディンキー・ジャパン」ができたことで、今後はより立体的な施策も実現可能だと思う。具体的なプランは?

クライマー:マンハッタンのバーで、時計愛好家がスタイルを語り合うイベントを開いている。日本でも開催したい。また、ソーホーの「シュプリーム(SUPREME)」跡にサロンを常設する準備を進めている。店内にビンテージカーを入れてギターを置くなど、こだわりを詰め込んだ空間にしたい。3~4月をめどにオープンする。

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「ルイ・ヴィトン」が世界9都市でメンズスニーカーの限定色を発売 東京はディープパープル

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターが手掛けたメンズの人気スニーカー“LV ハイトップ トレーナー”の東京限定カラーを松屋銀座店と表参道店で12月4日に発売する。価格は18万7000円。

 “LV ハイトップ トレーナー”は、ヴァージルが同ブランドのコレクションを初めて指揮した2019年春夏シーズンから高い支持を集めている定番モデル。バスケットボールシューズに着想を得たライン使いやボリューム感などのストリートなムードと、ソールは20個、アッパーは106個のパーツで繊細に構成するというクラフツマンシップを融合している。世界9都市のみで取り扱う新作はブラックとホワイトがベースで、アイコンのモノグラム・キャンバスのタグとシューレースは各都市限定のカラーとなる。東京はディープパープルで、ヴァージルの故郷であるシカゴはオレンジ、ニューヨークはブルー、ミラノはピンク、パリはベイビーブルー、ロンドンはサニーイエロー、ドバイはフォレストグリーン、上海はターコイズ、ソウルはレッドをそれぞれ販売する。

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三越日本橋本店がジュエリー売り場を改装オープン 3億円の高額品も

 三越日本橋本店は27日、本館6階のジュエリー売り場を改装オープンした。大規模な改装は30年ぶり。名称を従来の宝石サロンから「ジュエリーギャラリー」に改め、面積も1.5倍に増床した。数百万円、数千万円の高額品の品ぞろえを強化し、ジュエリーに資産価値を求める富裕層のニーズにも応える。

 隣接する場所に8月に改装オープンした時計売り場「ウォッチギャラリー」と同様に、これまでのショーケース越しの対面式の商品陳列を一新し、美術館でアート作品を鑑賞するように客とスタッフが同じ側から商品を自由に見て回る“側面式”を採用した。これに伴いショーケースの高さを約10cm高くし、女性が立ったままの目線で商品を見やすくした。ゆったりとした椅子やソファーを完備したプライベートな接客スペースを充実させ、人目を気にすることなく、品定めができるよう配慮する。高額品の接客のための個室も新しくしている。

 時計売り場に続き、販売員も「カテゴリースペシャリスト」と呼ばれる専門職を6人配置した。ブランドの垣根を超えて、顧客の細かい要望に応える。売り場内での接客だけでなく、売り場の外に出てVIP客への販売も担う。

 編集ゾーン「ジェムガーデン」では、ダイヤモンド、パール、ルビー、サファイヤ、エメラルドなど素材ごとに商品を幅広く紹介する。その中に設けた「至宝ギャラリー」では、億単位のジュエリーを陳列し、約2週間で中身を変える。改装オープンに際して「ファイディー(FAIDEE)」の3億3800万円(予価)のルビーネックレスを紹介する。これまで億単位のジュエリーは売り場には陳列せず、特定のVIP顧客に紹介してきた。これをはじめ高額品の陳列を増やすようにしている。三越伊勢丹の菅百代・宝飾マーチャンダイザーは「既存のお客さま(三越日本橋本店の顧客)だけでなく、新しいお客さまとの接点を作るためにもオープンに展示していきたい」と話す。

 ブランドブティッックは既存の「ウェレンドルフ(WELLENDORF)」「ショパール(CHOPARD)」「タサキ(TASAKI)」「ダミアーニ(DAMIANI)」「ピアジェ(PIAGET)」「ポメラート(POMELLATO)」「ミキモト(MIKIMOTO)」を改装し、新たに「フレッド(FRED)」が加わった。

 百貨店のジュエリーは10月の消費増税以降、一般客の買い控え傾向が続く。同店では新しい売り場でクリスマス商戦での需要喚起を狙う。初年度の売上高は改装前の1.4〜1.5倍を計画する。

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ゴンチャ、米国ファンドが買収、日本代表に原田氏。マックOBチームでティー版スタバを目指す。

世界17ヶ国で1100店舗の台湾ティーカフェ「ゴンチャ」を展開するゴンチャグループを、米国のプライベートエクイティファンド、TAアソシエイツが買収した。伴い、日本法人、株式会社ゴンチャジャパンの代表として、元マクドナルドホールディング株式会社の代表を務めた、原田泳幸氏が12月1日付で就任した。
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「アンプリチュード」が販売スタッフを募集 大人の魅力引き出すメイクを提案

 メイクアップブランド「アンプリチュード(AMPLITUDE)」は、販売スタッフを募集する。カウンセリングや商品紹介といった接客・販売のほか、レジ、商品管理・陳列などの店舗運営業務を担当する。ブランドコセンプトは“かっこいい大人美”。来店客の個性を引き出し、勇気と自信を与えるようなメイクを提案する。

 入社後、2〜3週間のトレーニングで商品知識やメイク技術を学ぶ。仕事の流れや接客の仕方は現場の先輩スタッフから教わる。販売スタッフとして経験を積み、マネジャーなどへのキャリアアップも可能だ。

 「アンプリチュード」は2018年9月にデビューしたメイクアップブランド。RUMIKOビューティクリエイター・メイクアップアーティストがクリエイティブディレクターを務める。

募集職種
販売スタッフ

応募条件
未経験OK、高卒以上。社会人経験者歓迎

※こんな方にぴったりです
美容に興味のある方
大人の女性を対象としたブランドを扱いたい方

勤務地
東京、京都、大阪、神戸の店舗

東京
高島屋日本橋店
松屋銀座店
伊勢丹新宿本店
渋谷スクランブルスクエア店

京都
大丸京都店

大阪
高島屋大阪店
大丸心斎橋店
あべのハルカス近鉄本店

神戸
大丸神戸店

※転居を伴う転勤なし

雇用形態
正社員
※最長1年間の試用期間あり(給与・待遇に変動なし)

勤務時間
8:00~21:30の間でシフト制(実働7.5時間)
※残業が月20時間を超えることはありません

休日休暇
シフト制(月10〜11日)
有給休暇
慶弔休暇
産前産後休暇・育児休暇(取得実績、復帰実績あり)

給与
月給21万4500円〜
※固定残業代(2万円以上/12時間分)を含む。超過分は別途支給

福利厚生・待遇
昇給年1回(4月)
賞与年2回
各種社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
通勤費手当(全額支給)
職能手当
出張手当
役職手当
制服貸与
社員持ち株制度
時短勤務制度あり(育休・産休)
社割制度あり(ACROが運営するブランドを商品社内販売で購入可能)
福利厚生カフェテリアプランA’s Club

応募期限
2019年12月22日まで

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

プロは確かにウインドーズに移行してるというけど、こういうのも原因の一つなんだな。

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“元祖オルチャン”ホン・ヨンギのコスメブランド「ミルクタッチ」が日本上陸 実業家としての一面に見るこだわり

 韓国語で美女や美男子を指す造語である“オルチャン”。“元祖オルチャン”と呼ばれ、日本でも人気を集めるインフルエンサー、ホン・ヨンギが来日した。プロデュースするコスメブランド「ミルクタッチ(MILK TOUCH)」が4月に韓国でデビューし11月から日本でもECサイトで販売する。日本で販売展開を行うのは、アジアトレンドに特化した日本のマーケティング会社Coogee(鈴木ヒロユキCEO)。

 ホン・ヨンギのインスタグラムは約74万フォロワーを超え、インフルエンサーとして活動するかたわら、ECサイトをプロデュースするなど実業家としての一面も持つ。韓国国内のみならず、日本の若年層にも影響力を持つホン・ヨンギがコスメブランドを立ち上げた経緯や、今後の展開にいて聞いた。

WWD:「ミルクタッチ」を立ち上げたきっかけは?

ホン・ヨンギ(以下、ヨンギ):基本的には私が使いたいものを作りたい、ということから始まりました。あと、私だけじゃなく家族や知人が安心して使えるようにと思って作りました。仕事柄、化粧品関係の方と接することが多く、その中には「自分が使うものじゃないからお金だけ稼げればいい」という考えで作っている人もいて……。そういうものは安心できないので、成分などにもこだわり、「私が作ったものだから安心して使っていいよ」と。

WWD:「ミルクタッチ」のターゲットは?

ヨンギ:トレンドに敏感で、かわいいものが好きな20代女性をイメージしています。でも私もそろそろ30代になるので、年齢は関係ないと思っています。

WWD:ブランド名の由来は?

ヨンギ:ブランドを立ち上げるときに、どうしても“ミルク”という言葉を入れたかったんです。私にとってミルクって、純粋できれいなものイメージなので。社内でたくさんアイデアをもらった中で「ミルクタッチってどうですか?」と提案がありました。ミルクっていう純粋なものにタッチして、ミルクみたいな肌を作る、という意味でその名前になりました。

WWD:「ミルクタッチ」のアイテムを作る上でこだわった点は?

ヨンギ:私たちのブランドにはメイクアップのラインとスキンケアのラインがあります。スキンケアのラインは直接肌に使うので、成分が大事なのは当たり前ですが、私たちはそこからもっと発展させて、メイクアップのラインでも成分にこだわっています。

WWD:メイクアップラインの特徴は?

ヨンギ:例えばチークですが、色味にこだわると肌に負担がかかる成分を入れざるを得ません。しかし、「タッチ マイ チーク」は肌に優しい成分で、発色にもこだわった処方にしています。あと、ファンデーションは肌に負担がかかるイメージがありますが、「マシュマロ ファンデーション」は使い続けるほどに肌のコンディションがよくなります。肌なじみも自然です。

WWD:一番のお気に入りアイテムは?

ヨンギ:私が一番おすすめするのは「グロッシー モイスチャー パッド」です。拭き取りタイプのスキンケアアイテムなのですが、韓国ではこのパッドがすごく流行っていて、いろんなコスメブランドが出しています。クレンジングの後にこのアイテムで拭き取ると、クレンジングで落としきれなかった汚れをきれいにオフでき、肌の調子がよくなります。また、刺激がないので肌荒れしているときに使えるのもポイントです。さらにこだわったのはクーリング効果。肌に熱があると化粧のりが悪くなるので、メイク前にどれだけクーリングできるかが大切です。拭き取った後はひんやりとした効果が続き、角質除去の効果も期待できるため、とても化粧のりがよくなります。ほかにも肌荒れに効果がある成分を配合し、低刺激だけど美肌効果も。パックみたいに使うこともできます。

WWD:今後、日本での展開は?

ヨンギ:韓国では4月に発売して、いろんな商品を段階的に展開しています。日本は11月から自社ECで販売を開始し、その後ポップアップストアなどで展開していきたいと考えています。

WWD:今の韓国メイクのトレンドは?

ヨンギ:少し前までは平行眉が流行っていましたが、最近はアーチ型の眉がトレンドです。あと、MLBBです。“My Lips But Better”の頭文字をとったもので、私のリップがより自然に美しく、という意味です。自然な発色で肌になじむ色が好まれています。その理由として、韓国ではマイカラーが流行っていることが挙げられます。日本でいうブルべ、イエベなどのパーソナルカラーみたいなもので、韓国ではクールトーンとウォームトーンとに分けます。その中でもいろいろな種類があって、それをさらに四季に例えます。春のウォームトーンや、夏のクールトーンといったように。みんなマイカラーを基準にリップやチークなどを選びます。

WWD:最近日本でもメンズビューティが広がってきているが、まだまだハードルが高い印象。韓国では?

ヨンギ:たぶん割合でいうと10人に2人くらいはメイクをしていると思います。男性用のリップティントもすごく人気があるし、アイドルやテレビに出る人たちがメイクしているので、韓国では男性がメイクをしたり、自分を着飾ることに違和感が少ないのだと思います。逆にあまりしないことに違和感があるくらい(笑)。メイクをしている男性はまだ多くはありませんが、スキンケアはすでに当たり前です。

WWD:実業家、インフルエンサーなどさまざまな面を持っているが、今後どういった活動を行っていく?

ホン・ヨンギ:今は「ミルクタッチ」が始まったばかりなので、モデルとして私の名前を全面に出しています。信頼してもらうためにはそれが必要だし、批判も含めてすべて受け入れるべきだと思います。しかし、「ミルクタッチ」を韓国の中で終わらせるのではなく、世界中の人に楽しんで使ってもらいたいという夢があります。世界に流通させるために、ゆくゆくはモデルよりも実業家としての立場に注力し、ブランドをサポートしてきたいと考えています。

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ロイヤル、高速道路SA・PA 12施設を買収。外食事業と2本柱に。

ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長CEO:黒須 康宏)が、西洋フード・コンパスグループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石田 隆嗣)らから、海老名 SA(下り線)、海ほたる PA や足柄 SA(上り線)を始めとした国内有数の高速道路SA・PA 合計12施設を買収する。
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そのパッケージが機会損失?と疑え エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年7月12日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

そのパッケージが機会損失?と疑え

 「THREE」からデリケートゾーン関連商品がデビューするそうです。「THREE」ユーザーに男性も多いのは、コンセプトや使用感、香りはもちろん、シンプリシティーに徹したパッケージゆえ、でもあります。きっとデリケートゾーン関連商材もステキなパッケージ、ポーチからポロッと落ちてしまっても安心なデザインになることでしょう。

 デリケートゾーン関連ニュースで思い出すのは、ハヤカワ五味ちゃん。中核を担うプロジェクト「イルミネート(ILLUMINATE)」は、バラエティーに富んだオシャレ生理用品を提案するなど、選択の自由を増やすことを目指し活動しています。僕は実際使うことのない商材ですが、「選択の自由を増やす」のコンセプト、ものすごーく共感します。だって生理用品を含むドラッグストア系商材って、マジで似たようなデザインばっかりでイヤになりませんか?

 その代表例は、殺虫剤。「ゴキブリが嫌いだから殺虫剤を買うのに、なぜ、そのパッケージにこんなに写実的なゴキブリを?」と思うのです。万が一のために買うけれど、本当なら売り場に行くのもイヤ。手に取るのもイヤ。買い物袋に入れて持ち帰るのもイヤ。部屋に置くのもイヤ。見える範囲に置くのがイヤだから隠すと肝心なタイミングでとっさに取り出せず役に立ってくれません(泣)。最近、キンチョーがようやくシンプルデザインにしてくれましたね。キンチョー!エラい!その意欲に感動し、蚊取り線香まで買いましたよ(笑)。別に絶対必要じゃなかったけど。

 他にも、「そのパッケージが“ガンコな汚れ”みたいだよ!」と絶叫したくなる浴室、シンク、パイプ周りの強力な洗剤のパッケージも、どーにかならないですかね?だから「フロッシュ(FROSCH)」から離れられません。この辺の商品、パッケージを変えるだけでビジネスチャンスが広がると思っているのは、僕だけですか?

 ドラッグストア系商材の“主張しすぎるパッケージ”問題みたいな不満って、いろんなところに潜んでいる気がします。洋裁品店の“ファンシー押し売り”問題とか(笑)。花柄の入っていない裁縫箱やアイロン台を買わせてください。最大公約数を狙ったマーケティングの結果の同質化であり、店内の棚で少しでも目立つための当たり前なのでしょうが、そろそろ、そこから脱却して良い時代なのでは?と思います。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

仏最北のワイン産地モンターニュ・ド・ランス地区のプルミエ・クリュに格付けされたリュード村で1868年に設立された メゾン🍾🇫🇷 フランスの大人気ワイン、本場で知らぬ人はいないつくり手「カナール・デュシェーヌ 」 by

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ストライプインターナショナルが設置したSDGs推進室 具体的に何を行う部署?どんな成果があった?

 1年を振り返るにはまだ少し早いが、2019年のファッション業界で、急激に存在感を増したのが“サステナビリティ”の意識だ。「持続可能な産業であるために何ができるか」ということを、さまざまな企業がそれぞれの立場から考えるようになっており、そうした姿勢を持たなければ、産業としていよいよ立ち行かなくなるという危機意識も強まっている。こうした潮流を受けて、「WWDジャパン」11月25日号でも、「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」という特集を組んでいる。ここでは、本紙では紹介しきれなかった、ストライプインターナショナルのサステナビリティ戦略を紹介する。

 ストライプインターナショナルは石川康晴社長の号令のもと、20年1月期の経営戦略として、エシカルやウェルネスを掲げている。それに伴い、19年2月1日の組織改編で、SDGs(国連が30年に向けて設定した持続可能な採択目標のこと)推進室を設置し、SDGsに積極的に取り組む企業というイメージを社内外に発信してきた。初代SDGs推進室の室長に就いたのは、それまで社内でダイバーシティー推進の旗振り役を担ってきた二宮朋子氏だ。

 「われわれの役割は、『SDGsとは何か』という意識の種を社内にまいて、社員それぞれが『自分たちの業務では何ができるか』を自発的に考えるようになるための土壌を作ること。意識の芽が生まれ際には、それを事業部を超えた取り組みにできるよう仕切ることも推進室の役目」と二宮推進室室長は話す。推進室設置から約10カ月が経ったが、この期間でまず行ったのは、ショッピングバッグの有料化(5月1日開始)だった。

ショッピングバッグ有料化を推進

 ショッピングバッグ有料化の動きは、3月にリニューアルした「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」東京ソラマチ店で“エシカル”を打ち出したことが始まり。「(有料化は)最初は同店のみの期間限定の取り組みだったが、いいことだから全社で実施しようと推進室が全体の動きをまとめた」のだという。続いて、8月には使い捨てショッピングバッグの代替案の1つとして、オーガニックコットンを使ったエコバッグをブランド横断で企画。直近では、「コエ(KOE)」の事業部から声があがった「グリーン ダウン プロジェクト」に全社で賛同し、ダウンの回収ボックスを店頭に設置するように話をまとめたという。

 SDGs推進にあたって、プロジェクトによっては「実施するかどうか葛藤があった」と二宮推進室室長が話すものもある。SNS上などで、衣服の生産者と消費者やブランドとをつなぐ「ファッションレボリューション」の活動への賛同がそれだ。同活動は、「#whomademyclothes(私の服は誰が作ったの?)」というハッシュタグと共に消費者やブランドが衣服の写真をSNS上で発信し、縫製工場の生産者などがそれに応えて、「#imadeyourclothes(あなたの服を作ったのは私)」のハッシュタグで生産風景を発信するというもの。13年にバングラデシュで発生し、多数の死者を出した縫製工場崩落事故から生まれた活動だという。

 元々は、「レベッカ ブティック(LEBECCA BOUTIQUE)」事業部から「ファッションレボリューション」に賛同し、SNS上で「#whomademyclothes」と共に自社の商品を公開し、工場とつながりたいとの声があがった。しかし、「そもそも服を作って売っている企業として、どんな工場でどのように作られているのかを把握していないということをウェブ上で発信してしまうのはどうなのか。当然知っているものだとお客さまは思っているのではないか」と二宮推進室室長は逡巡した。しかし、最終的には、事業部の意志を汲んで賛同を決めたという。

社内の全ゴミ箱撤去も実施

 9月には、社内からゴミ箱を全てなくすという「ゴミ箱ゼロチャレンジ」を実施。「意義は分かるがあまりにも不便だ」といった意見も出たが、「このチャレンジを行うことで、毎月6000本ものペットボトルを社内ゴミとして廃棄しているということを社内に啓もうし、意識改革することはできた。チャレンジは期間限定だったので今は実施していないが、近日中にまた行いたいと思っている」という。

 サステナビリティ推進は、「ここまでやれば終わり」「これさえ達成すればもう大丈夫」といった類のものではなく、長期的な視点に立ってその時できることを常に行っていかなければならない。だから難しいし、SDGs推進室にも当然ゴールはない。「何か事業を行う際に、『どんな手法だとよりSDGsにかなっているか』を社員一人一人が考えるようになっていかなければならない。同じトップスを企画するにしても、SDGsというフレームワーク(思考法)が頭の中にあるとないとではアウトプットは変わってくるはず」と二宮推進室室長。ファッション業界は生産工程が細かく分断されていることで、サプライチェーン全体のサステナビリティの推進が難しいともよく言われるが、それらを変えていくためにも、第一歩として一人一人の意識改革が重要だと強調する。

 二宮推進室室長は、地元宮崎県の放送局などでアナウンサーとして活躍した後、11年にストライプインターナショナル(当時はクロスカンパニー)に中途入社。12年より人事課長として新卒採用・教育を担当してきた。15年に産休・育休を取得した際には、早稲田大学大学院でMBA(経営学修士号)も取ったというガッツの持ち主。その意欲を買われ、16年に職務に復帰する際にダイバーシティー推進室の旗振り役に就いたという経歴の持ち主。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

ボルドーとえばワイン🍷が有名ですが自転車フレンドリーな公道や🚲でワイン量り売りなど、持続可能な暮らしやすい都市でもあります🇫🇷 サステナブルな街並みが美しい!フランス人の住みたい街TOP3に入るボルドーの歩き方| アットダイム

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