サステナビリティって何? 専門家が答えます。 連載Vol.13 非財務面の戦略も最重要課題とする花王のESG活動とは

 サステナビリティに取り組まない企業は存続できない――といわれる一方で、具体的に何をどうしたらいいのか分からないという声も聞く。そこで「WWDジャパン」11月25日号では、特集「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」を企画し、経営者やデザイナー、学者に話を聞きその解決策を探る。今回は化粧品業界のみならず日本の企業の中でも先進的な取り組みを行っている花王の大谷純子ESGコミュニケーション担当部長に、本格稼働するESG活動を聞く。

WWD:サステナビリティへの取り組みの内容は?

大谷純子花王ESGコミュニケーション担当部長(以下、大谷):弊社は、非財務面での戦略や取り組みも経営上の最重要課題と位置付け、「キレイ アクション」と名付けたESG(環境、社会、ガバナンス)活動を本格始動するため、2018年7月にESG部門を立ち上げました。現在、「サスティナビリティは未来への投資」としてSDGsで掲げられた社会的課題と真摯に向き合い、環境法規制の強化や消費者のエシカルな動きなどを受け止めて、花王らしいアプローチで取り組んでいます。弊社では、消費者ニーズが高まっている持続可能な暮らしを「キレイ ライフスタイル」とし、それを実現するためのESG戦略「キレイ ライフスタイル プラン」を策定していますが、日本語の「きれい」という言葉は、「美しさ」や「清潔」という意味だけでなく、心の状態や生きる姿勢も含まれていると考え、「キレイ」のままグローバルで使用しています。

「包装容器の世界を根本から刷新」

WWD:具体的にはどんな取り組みを行っていますか?

大谷:「商品を販売して終わりではなく、最後の処理のところまで責任を持って考える」ことを使命としており、その一つをよりわかりやすく表現した「私たちのプラスチック包装宣言」を公表しています。包装容器の世界を根本から革新することを目指し、下記の4Rの視点から推進しています。

1. Reduce(減らす) 包装容器を薄くしたり、軽量化したりするとともに、製品を凝縮して容器そのものをコンパクト化することで、プラチック使用量を削減する。
2. Replace(置き換える) 石油由来のプラスチックから、より低炭素で再生可能な植物由来など、持続可能な原料への転換を図っていく。
3. Reuse(再利用する) 生活者が本体容器を繰り返し使用できるよう、詰め替え・付け替え用製品などの新しいタイプの包装容器を開発していく。
4. Recycle(リサイクルする) プラスチック包装容器に再生樹脂を積極的に導入するとともに、暮らしの中でリサイクルしやすい包装容器の開発に取り組んでいく。

ただこれらの問題は弊社単独でできることでも、一朝一夕にできることでもないため、問題解決に向けた取り組みを、同じ考えを持つ企業や団体と共に進めていきたいと考えています。

「より良い暮らしの選択が、環境負荷の軽減に」

WWD:海洋プラスチックゴミが問題視されているが?

大谷:弊社も製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減できるよう、海洋プラスチックゴミを含むプラスチックの廃棄問題に取り組んでおり、このプラスチックの包装容器を通した環境負荷の低減に対してはすでに数々の実績があります。その代表が、1991年に販売が始まった詰め替え用製品を生活習慣として定着させたことでしょう。日本では詰め替え用製品の販売比率が約8割となっており、仮に全てが本体容器だった場合と比べると、プラスチック使用量は約70%も削減できていることになります。

ただ、定着したのは「環境保全になるから」と啓発した結果ではなく、消費者が、使った方が便利、使った方が経済的、と思えるような製品を開発した結果。より良い暮らしを送るための消費者の選択が、結果的に環境負荷の軽減につながっているということです。16年には、誰もが詰め替えやすく、環境負荷も低減する「ラクラクecoパック」を発売し、17年には詰め替え用製品が本体そのものとして使用できるスマートホルダーを発売(オンライン限定)するなど、その取り組みはさらに進化しています。現在、100%リサイクル可能なフィルム包装容器の開発・普及を目指すほか、弊社の全拠点から排出されるリサイクルされない廃棄物量をゼロにするといった活動も行なっています。こうした取り組みが評価され、弊社は世界の代表的な社会的責任投資(SRI)指標である「Dow Jones Sustainability World Index」に6年連続で選定されています。

「攻めのESG戦略がカギ」

WWD:ユニバーサルデザインも花王は進んでいますね。

大谷:1970年には、片手で開けられる押し上げ式のキャップをシャンプーで採用し、91年には触るだけでシャンプーとリンスを区別できる“きざみ”を業界で初めてボトルの側面につけました。より世間に広めるために権利を主張せず、“きざみ”は業界標準となり、後に日本主導で国際規格となって世に広まりました。2013年には「プリマヴィスタ ディア」で 細部まで大きく見えるように鏡が拡大鏡になっているファンデーションコンパクトを発売するなど、人に優しいモノ作りに積極的に取り組んでいます。

WWD:サステナブルな製品作りや取り組みをさらに広げていくために、やるべきことは?

大谷: 攻めのESG戦略、花王らしいESG戦略が、グローバルに貢献することにつながると考えています。ビジョンだけではビジネスは成り立ちませんし、ビジネスにつなげるためには社員の新しい発想が必要となります。そのためには、ESG戦略に対する社員一人一人の理解を深めるために顔を合わせたコミュニケーションを重視し、社員が一番のアンバサダーと位置づけて堅実に取り組みを広げていきます。

川原好恵:ビブレで販売促進、広報、店舗開発などを経て現在フリーランスのエディター・ライター。ランジェリー分野では、海外のランジェリー市場について15年以上定期的に取材を行っており、最新情報をファッション誌や専門誌などに寄稿。ビューティ&ヘルス分野ではアロマテラピーなどの自然療法やネイルファッションに関する実用書をライターとして数多く担当。日本メディカルハーブ協会認定メディカルハーブコーディネーター、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー。文化服装学院ファッションマーチャンダイジング科出身

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「RMK」「SUQQU」有するエキップから新ブランド「アスレティア」デビュー

 カネボウ化粧品の100%子会社であるエキップは11月27日、「RMK」「SUQQU」に続く第3のブランド「アスレティア(ATHLETIA)」の誕生を発表した。同ブランドは“美しさは鍛えられる”をコンセプトとしたスキンケア&ライフスタイルブランド。2020年2月19日に阪急うめだ本店のポップアップを皮切りにデビューし、21年にはグローバル展開も予定する。25年には50億円の売り上げを目指す。

 同社からの新ブランド誕生は、2003年の「スック」以来17年ぶり。エキップの前澤洋介社長は、「『スック』『RMK』はベースメイクを中心にコレクション、スキンケアがある。そういったドメインとは違うところで戦えるブランドが欲しかった。新ブランドは、カネボウ化粧品のヨーロッパ責任者として滞在していたスイス・チューリッヒの生活者の発想が起点となっている。スイスの人のアクティブかつしなやかに過ごすライフスタイルから“美しさの定義”が変わった」と語り、新ブランドは環境に配慮したサステナビリティを重視。ブランドのキーとなるアシタバとシソは農薬や化学肥料を使用しない独自の循環型農園で栽培しているほか、製品は国際統一基準であるISO16128の自然由来指数の表記、ボトルは業界最高水準のリサイクルガラス使用率90%以上を実現、全製品の香料は90~100%天然植物精油を使用した「アスレティア」を誕生させた

 さらに、「花王グループが策定したグローバルポートフォリオでも、すでにグローバル戦略ブランド“G11”の一つに選定されているため、21年より早期グローバル展開を進めていく」と話す。

 「アスレティア」は、“アクティブでしなやかな生き方”という思いが込められた造語。動と静のバランスがとれたマインドが一人一人の美しさにつながると考え、ライフシーンに寄り添った3ラインをそろえる。ベーシックなスキンケア5品を用意する「チューン&チャージ」ライン(3500~5500円)、外出時や活動時に向けUVケアとアロマミストを用意する「アクティブ&ゴー」ライン(2800~4000円)、呼吸と眠りをサポートするアロマオイルとルームミストをそろえる「スリープ&グリーズ」ライン(2500~3500円)だ。17SKUでスタートし、21年中には50SKUを目指す。

 2月19日から7日間、阪急うめだ本店でポップアップイベントを開催。同時に阪急ビューティオンラインや自社オンラインでも販売する。その後、2月26日から阪急うめだ本店とジェイアール名古屋高島屋でカウンターを設ける。3月末には表参道に旗艦店をオープンする予定だ。

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米国発時計デジタルメディアの「ホディンキー」日本版がデビュー 創設者と編集長に聞く

undefined 関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長(左)とベンジャミン・クライマー「ホディンキー」創設者兼CEO PHOTO : KAZUO YOSHIDA

 2008年にスタートした米国のデジタルメディア兼ECサイト「ホディンキー(HODINKEE)」は、ハースト婦人画報社とライセンス契約を結び、11月18日に初の国外版となる「ホディンキー・ジャパン」をスタートさせた。「ホディンキー」の革新性は、他の多くの時計メディアが機構など技術面にフォーカスする中、ビンテージウオッチを積極的に取り上げるなどスタイルを提案している点にある。来日したベンジャミン・クライマー(Benjamin Clymer)「ホディンキー」創設者兼最高経営責任者(以下、CEO)と、関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長に話を聞いた。

WWD:初の国外版となるが、日本という選択、そしてタイミングはベストだった?

ベンジャミン・クライマー「ホディンキー」創設者兼CEO(以下、クライマー):日本のマーケットは成熟し、チャンスにあふれている。熱を感じるし、コレクターも多い。それになんといってもハースト婦人画報社と素晴らしいパートナーシップを結ぶことができた。タイミングについても今ほどの好機はなかった。

WWD:ハースト婦人画報社は最良の相手だった?

クライマー:もちろんだ。ハースト・コーポレーション(HEARST CORPORATION)は世界最大級のメディアグループだ。“新聞王”とも呼ばれた創業者のウィリアム・ランドルフ・ハースト(William Randolph Hearst)は、アメリカの成功者の象徴でもある。

WWD:「ホディンキー・ジャパン」のスタートまでには、どれくらいの準備期間が必要だった?

クライマー:ニコラ・フロケ(Nicolas Floquet)=ハースト婦人画報社社長と初めて会ったのは1年半前だ。それからメールで交渉を重ねた。

関口優「ホディンキー・ジャパン」編集長(以下、関口):日本版「ホディンキー」をハースト婦人画報社が手掛けることは、6月に情報配信で知った。

WWD:その際に編集長就任の打診があった?

関口:いや、ぜんぜん(笑)。むしろ「ウォッチナビ」(学研プラス)編集長として、そのニュースを脅威に感じ、6月は必死に「ホディンキー」対抗策を練っていたくらいだ。ハースト婦人画報社から話をもらったのは、それからひと月半ほど後のこと。公開日時は決定していたので、まさに激動の年だった。

WWD:本人を前に言いにくいかもしれないが、日本版の編集長にはどんな人物が適任と考えていた?

クライマー:若くてスタイルのある人。そして商品の持つ雰囲気を理解し、それを感覚的に伝えられる人。その点、関口編集長は最適だった。

WWD:日本版の編集長に就任する前の「ホディンキー」の印象は?

関口:時計業界のゲームチェンジャー。時計業界に、日本を含む既存メディアとは違うアプローチで迫っている。「時計のストーリーを語る」とベン(クライマー「ホディンキー」創設者兼CEO)は言うが、それこそ最大の魅力だと思う。

WWD:日本の既存メディアに限界を感じていた?

関口:紙からスタートした日本のメディアが新たに読者を獲得するのは難しい。もちろん、その中での改善策を考えていたが。

WWD:「ホディンキー」を立ち上げた経緯について、あらためて聞きたい。

クライマー:関口編集長が話す、マーケットが時計コレクター以外に広がりにくいという閉塞感はアメリカにも存在する。機構など技術にフォーカスしたメディアばかりで、スタイルについて言及するものは皆無だったからだと思う。だから「ホディンキー」を作った。とにかくおもしろいことをやりたくて、既存メディアが敬遠していたビンテージも推した。僕らは新たなスタイルを提案する。それが最大の違いだ。2009年に俳優のスティーブ・マックイーン(Steve McQueen)の私物の「ロレックス(ROLEX)」“サブマリーナ”がオークションに掛けられたとき、既存メディアは見向きもせず、「ホディンキー」だけが記事にした。機能はもちろん、時計さえ無視してマックイーンにフォーカスし、「この時計があるから、こういうスタイルが構築できる」と訴えた。これが「ホディンキー」ブレークのきっかけだった。

WWD:そういった革新的な試みが、コンサバな時計業界や市場に受け入れられるまでには大変な苦労があったのでは?

クライマー:いまでも大変だ(笑)。当初、時計の本場スイスからはまったく理解されなかった。取材を申請しても断られることもあった。彼らはビンテージにもネットやSNSにも興味がなかった。むしろ僕らの動きに恐怖すら感じているようだった。長い時間が掛かったが、「ホディンキー」が売り上げに貢献していることが分かってから彼らの見方も変わった。平均年齢65歳ともいわれる時計業界に、「ホディンキー」が新たな読者、新たな購入者をもたらしている。今、「ホディンキー」読者の平均年齢は35歳だ。

WWD:“黒船来航”を日本の時計業界はどう見ている?

関口:「待望のメディアが上陸した!」と皆に言ってもらえている。今の業界に限界を感じていた証しだろう。プロモーションに関しても、本国版という完成されたプラットフォームがあり、説明が不要な点も大きい。

WWD:本国版に付帯するECサービスの実装もある?

関口:いずれは実現したい。ただ、それより前になすべきことがある。まずは20年に雑誌版を作る。ウェブでは動画企画のリクエストも受けているので、それにも応えたい。

WWD:本国版の記事の流用は、全体の何割くらいになる?

関口:8割ほどだ。残りの2割が日本のオリジナル記事となる。編集部員は僕を含めて2人で、そこに外部ライターが加わる。ベンも当初2人体制だったと聞いて、不思議な縁を感じた。

WWD:日本のオリジナル記事の内容は?

関口:本国版でも人気の時計レビューを実施したい。われわれが1週間着用した感想をまとめるものだ。ほかには、日本人時計愛好家の動画インタビューなどを企画している。

WWD:「ホディンキー・ジャパン」をスタートさせて一段落だろうが、本国版は今後どう成長させる?

クライマー:「ホディンキー」は、「オメガ(OMEGA)」や「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」など14の時計ブランドの公認を得てECを運営している。コラボレーションにも積極的で、最近のヒットは150ドル(約1万6200円)で販売した「スウォッチ(SWATCH)」との協業モデルだ。コレクターはもちろん、若い層にも時計の魅力を伝えている。

WWD:日本でもコラボレーションはある?

関口:セイコーウオッチや「G-SHOCK」とのコラボを考えている。

WWD:「ホディンキー・ジャパン」ができたことで、今後はより立体的な施策も実現可能だと思う。具体的なプランは?

クライマー:マンハッタンのバーで、時計愛好家がスタイルを語り合うイベントを開いている。日本でも開催したい。また、ソーホーの「シュプリーム(SUPREME)」跡にサロンを常設する準備を進めている。店内にビンテージカーを入れてギターを置くなど、こだわりを詰め込んだ空間にしたい。3~4月をめどにオープンする。

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「ルイ・ヴィトン」が世界9都市でメンズスニーカーの限定色を発売 東京はディープパープル

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターが手掛けたメンズの人気スニーカー“LV ハイトップ トレーナー”の東京限定カラーを松屋銀座店と表参道店で12月4日に発売する。価格は18万7000円。

 “LV ハイトップ トレーナー”は、ヴァージルが同ブランドのコレクションを初めて指揮した2019年春夏シーズンから高い支持を集めている定番モデル。バスケットボールシューズに着想を得たライン使いやボリューム感などのストリートなムードと、ソールは20個、アッパーは106個のパーツで繊細に構成するというクラフツマンシップを融合している。世界9都市のみで取り扱う新作はブラックとホワイトがベースで、アイコンのモノグラム・キャンバスのタグとシューレースは各都市限定のカラーとなる。東京はディープパープルで、ヴァージルの故郷であるシカゴはオレンジ、ニューヨークはブルー、ミラノはピンク、パリはベイビーブルー、ロンドンはサニーイエロー、ドバイはフォレストグリーン、上海はターコイズ、ソウルはレッドをそれぞれ販売する。

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三越日本橋本店がジュエリー売り場を改装オープン 3億円の高額品も

 三越日本橋本店は27日、本館6階のジュエリー売り場を改装オープンした。大規模な改装は30年ぶり。名称を従来の宝石サロンから「ジュエリーギャラリー」に改め、面積も1.5倍に増床した。数百万円、数千万円の高額品の品ぞろえを強化し、ジュエリーに資産価値を求める富裕層のニーズにも応える。

 隣接する場所に8月に改装オープンした時計売り場「ウォッチギャラリー」と同様に、これまでのショーケース越しの対面式の商品陳列を一新し、美術館でアート作品を鑑賞するように客とスタッフが同じ側から商品を自由に見て回る“側面式”を採用した。これに伴いショーケースの高さを約10cm高くし、女性が立ったままの目線で商品を見やすくした。ゆったりとした椅子やソファーを完備したプライベートな接客スペースを充実させ、人目を気にすることなく、品定めができるよう配慮する。高額品の接客のための個室も新しくしている。

 時計売り場に続き、販売員も「カテゴリースペシャリスト」と呼ばれる専門職を6人配置した。ブランドの垣根を超えて、顧客の細かい要望に応える。売り場内での接客だけでなく、売り場の外に出てVIP客への販売も担う。

 編集ゾーン「ジェムガーデン」では、ダイヤモンド、パール、ルビー、サファイヤ、エメラルドなど素材ごとに商品を幅広く紹介する。その中に設けた「至宝ギャラリー」では、億単位のジュエリーを陳列し、約2週間で中身を変える。改装オープンに際して「ファイディー(FAIDEE)」の3億3800万円(予価)のルビーネックレスを紹介する。これまで億単位のジュエリーは売り場には陳列せず、特定のVIP顧客に紹介してきた。これをはじめ高額品の陳列を増やすようにしている。三越伊勢丹の菅百代・宝飾マーチャンダイザーは「既存のお客さま(三越日本橋本店の顧客)だけでなく、新しいお客さまとの接点を作るためにもオープンに展示していきたい」と話す。

 ブランドブティッックは既存の「ウェレンドルフ(WELLENDORF)」「ショパール(CHOPARD)」「タサキ(TASAKI)」「ダミアーニ(DAMIANI)」「ピアジェ(PIAGET)」「ポメラート(POMELLATO)」「ミキモト(MIKIMOTO)」を改装し、新たに「フレッド(FRED)」が加わった。

 百貨店のジュエリーは10月の消費増税以降、一般客の買い控え傾向が続く。同店では新しい売り場でクリスマス商戦での需要喚起を狙う。初年度の売上高は改装前の1.4〜1.5倍を計画する。

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ゴンチャ、米国ファンドが買収、日本代表に原田氏。マックOBチームでティー版スタバを目指す。

世界17ヶ国で1100店舗の台湾ティーカフェ「ゴンチャ」を展開するゴンチャグループを、米国のプライベートエクイティファンド、TAアソシエイツが買収した。伴い、日本法人、株式会社ゴンチャジャパンの代表として、元マクドナルドホールディング株式会社の代表を務めた、原田泳幸氏が12月1日付で就任した。
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「アンプリチュード」が販売スタッフを募集 大人の魅力引き出すメイクを提案

 メイクアップブランド「アンプリチュード(AMPLITUDE)」は、販売スタッフを募集する。カウンセリングや商品紹介といった接客・販売のほか、レジ、商品管理・陳列などの店舗運営業務を担当する。ブランドコセンプトは“かっこいい大人美”。来店客の個性を引き出し、勇気と自信を与えるようなメイクを提案する。

 入社後、2〜3週間のトレーニングで商品知識やメイク技術を学ぶ。仕事の流れや接客の仕方は現場の先輩スタッフから教わる。販売スタッフとして経験を積み、マネジャーなどへのキャリアアップも可能だ。

 「アンプリチュード」は2018年9月にデビューしたメイクアップブランド。RUMIKOビューティクリエイター・メイクアップアーティストがクリエイティブディレクターを務める。

募集職種
販売スタッフ

応募条件
未経験OK、高卒以上。社会人経験者歓迎

※こんな方にぴったりです
美容に興味のある方
大人の女性を対象としたブランドを扱いたい方

勤務地
東京、京都、大阪、神戸の店舗

東京
高島屋日本橋店
松屋銀座店
伊勢丹新宿本店
渋谷スクランブルスクエア店

京都
大丸京都店

大阪
高島屋大阪店
大丸心斎橋店
あべのハルカス近鉄本店

神戸
大丸神戸店

※転居を伴う転勤なし

雇用形態
正社員
※最長1年間の試用期間あり(給与・待遇に変動なし)

勤務時間
8:00~21:30の間でシフト制(実働7.5時間)
※残業が月20時間を超えることはありません

休日休暇
シフト制(月10〜11日)
有給休暇
慶弔休暇
産前産後休暇・育児休暇(取得実績、復帰実績あり)

給与
月給21万4500円〜
※固定残業代(2万円以上/12時間分)を含む。超過分は別途支給

福利厚生・待遇
昇給年1回(4月)
賞与年2回
各種社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
通勤費手当(全額支給)
職能手当
出張手当
役職手当
制服貸与
社員持ち株制度
時短勤務制度あり(育休・産休)
社割制度あり(ACROが運営するブランドを商品社内販売で購入可能)
福利厚生カフェテリアプランA’s Club

応募期限
2019年12月22日まで

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

プロは確かにウインドーズに移行してるというけど、こういうのも原因の一つなんだな。

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“元祖オルチャン”ホン・ヨンギのコスメブランド「ミルクタッチ」が日本上陸 実業家としての一面に見るこだわり

 韓国語で美女や美男子を指す造語である“オルチャン”。“元祖オルチャン”と呼ばれ、日本でも人気を集めるインフルエンサー、ホン・ヨンギが来日した。プロデュースするコスメブランド「ミルクタッチ(MILK TOUCH)」が4月に韓国でデビューし11月から日本でもECサイトで販売する。日本で販売展開を行うのは、アジアトレンドに特化した日本のマーケティング会社Coogee(鈴木ヒロユキCEO)。

 ホン・ヨンギのインスタグラムは約74万フォロワーを超え、インフルエンサーとして活動するかたわら、ECサイトをプロデュースするなど実業家としての一面も持つ。韓国国内のみならず、日本の若年層にも影響力を持つホン・ヨンギがコスメブランドを立ち上げた経緯や、今後の展開にいて聞いた。

WWD:「ミルクタッチ」を立ち上げたきっかけは?

ホン・ヨンギ(以下、ヨンギ):基本的には私が使いたいものを作りたい、ということから始まりました。あと、私だけじゃなく家族や知人が安心して使えるようにと思って作りました。仕事柄、化粧品関係の方と接することが多く、その中には「自分が使うものじゃないからお金だけ稼げればいい」という考えで作っている人もいて……。そういうものは安心できないので、成分などにもこだわり、「私が作ったものだから安心して使っていいよ」と。

WWD:「ミルクタッチ」のターゲットは?

ヨンギ:トレンドに敏感で、かわいいものが好きな20代女性をイメージしています。でも私もそろそろ30代になるので、年齢は関係ないと思っています。

WWD:ブランド名の由来は?

ヨンギ:ブランドを立ち上げるときに、どうしても“ミルク”という言葉を入れたかったんです。私にとってミルクって、純粋できれいなものイメージなので。社内でたくさんアイデアをもらった中で「ミルクタッチってどうですか?」と提案がありました。ミルクっていう純粋なものにタッチして、ミルクみたいな肌を作る、という意味でその名前になりました。

WWD:「ミルクタッチ」のアイテムを作る上でこだわった点は?

ヨンギ:私たちのブランドにはメイクアップのラインとスキンケアのラインがあります。スキンケアのラインは直接肌に使うので、成分が大事なのは当たり前ですが、私たちはそこからもっと発展させて、メイクアップのラインでも成分にこだわっています。

WWD:メイクアップラインの特徴は?

ヨンギ:例えばチークですが、色味にこだわると肌に負担がかかる成分を入れざるを得ません。しかし、「タッチ マイ チーク」は肌に優しい成分で、発色にもこだわった処方にしています。あと、ファンデーションは肌に負担がかかるイメージがありますが、「マシュマロ ファンデーション」は使い続けるほどに肌のコンディションがよくなります。肌なじみも自然です。

WWD:一番のお気に入りアイテムは?

ヨンギ:私が一番おすすめするのは「グロッシー モイスチャー パッド」です。拭き取りタイプのスキンケアアイテムなのですが、韓国ではこのパッドがすごく流行っていて、いろんなコスメブランドが出しています。クレンジングの後にこのアイテムで拭き取ると、クレンジングで落としきれなかった汚れをきれいにオフでき、肌の調子がよくなります。また、刺激がないので肌荒れしているときに使えるのもポイントです。さらにこだわったのはクーリング効果。肌に熱があると化粧のりが悪くなるので、メイク前にどれだけクーリングできるかが大切です。拭き取った後はひんやりとした効果が続き、角質除去の効果も期待できるため、とても化粧のりがよくなります。ほかにも肌荒れに効果がある成分を配合し、低刺激だけど美肌効果も。パックみたいに使うこともできます。

WWD:今後、日本での展開は?

ヨンギ:韓国では4月に発売して、いろんな商品を段階的に展開しています。日本は11月から自社ECで販売を開始し、その後ポップアップストアなどで展開していきたいと考えています。

WWD:今の韓国メイクのトレンドは?

ヨンギ:少し前までは平行眉が流行っていましたが、最近はアーチ型の眉がトレンドです。あと、MLBBです。“My Lips But Better”の頭文字をとったもので、私のリップがより自然に美しく、という意味です。自然な発色で肌になじむ色が好まれています。その理由として、韓国ではマイカラーが流行っていることが挙げられます。日本でいうブルべ、イエベなどのパーソナルカラーみたいなもので、韓国ではクールトーンとウォームトーンとに分けます。その中でもいろいろな種類があって、それをさらに四季に例えます。春のウォームトーンや、夏のクールトーンといったように。みんなマイカラーを基準にリップやチークなどを選びます。

WWD:最近日本でもメンズビューティが広がってきているが、まだまだハードルが高い印象。韓国では?

ヨンギ:たぶん割合でいうと10人に2人くらいはメイクをしていると思います。男性用のリップティントもすごく人気があるし、アイドルやテレビに出る人たちがメイクしているので、韓国では男性がメイクをしたり、自分を着飾ることに違和感が少ないのだと思います。逆にあまりしないことに違和感があるくらい(笑)。メイクをしている男性はまだ多くはありませんが、スキンケアはすでに当たり前です。

WWD:実業家、インフルエンサーなどさまざまな面を持っているが、今後どういった活動を行っていく?

ホン・ヨンギ:今は「ミルクタッチ」が始まったばかりなので、モデルとして私の名前を全面に出しています。信頼してもらうためにはそれが必要だし、批判も含めてすべて受け入れるべきだと思います。しかし、「ミルクタッチ」を韓国の中で終わらせるのではなく、世界中の人に楽しんで使ってもらいたいという夢があります。世界に流通させるために、ゆくゆくはモデルよりも実業家としての立場に注力し、ブランドをサポートしてきたいと考えています。

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ロイヤル、高速道路SA・PA 12施設を買収。外食事業と2本柱に。

ロイヤルホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長CEO:黒須 康宏)が、西洋フード・コンパスグループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石田 隆嗣)らから、海老名 SA(下り線)、海ほたる PA や足柄 SA(上り線)を始めとした国内有数の高速道路SA・PA 合計12施設を買収する。
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そのパッケージが機会損失?と疑え エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年7月12日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

そのパッケージが機会損失?と疑え

 「THREE」からデリケートゾーン関連商品がデビューするそうです。「THREE」ユーザーに男性も多いのは、コンセプトや使用感、香りはもちろん、シンプリシティーに徹したパッケージゆえ、でもあります。きっとデリケートゾーン関連商材もステキなパッケージ、ポーチからポロッと落ちてしまっても安心なデザインになることでしょう。

 デリケートゾーン関連ニュースで思い出すのは、ハヤカワ五味ちゃん。中核を担うプロジェクト「イルミネート(ILLUMINATE)」は、バラエティーに富んだオシャレ生理用品を提案するなど、選択の自由を増やすことを目指し活動しています。僕は実際使うことのない商材ですが、「選択の自由を増やす」のコンセプト、ものすごーく共感します。だって生理用品を含むドラッグストア系商材って、マジで似たようなデザインばっかりでイヤになりませんか?

 その代表例は、殺虫剤。「ゴキブリが嫌いだから殺虫剤を買うのに、なぜ、そのパッケージにこんなに写実的なゴキブリを?」と思うのです。万が一のために買うけれど、本当なら売り場に行くのもイヤ。手に取るのもイヤ。買い物袋に入れて持ち帰るのもイヤ。部屋に置くのもイヤ。見える範囲に置くのがイヤだから隠すと肝心なタイミングでとっさに取り出せず役に立ってくれません(泣)。最近、キンチョーがようやくシンプルデザインにしてくれましたね。キンチョー!エラい!その意欲に感動し、蚊取り線香まで買いましたよ(笑)。別に絶対必要じゃなかったけど。

 他にも、「そのパッケージが“ガンコな汚れ”みたいだよ!」と絶叫したくなる浴室、シンク、パイプ周りの強力な洗剤のパッケージも、どーにかならないですかね?だから「フロッシュ(FROSCH)」から離れられません。この辺の商品、パッケージを変えるだけでビジネスチャンスが広がると思っているのは、僕だけですか?

 ドラッグストア系商材の“主張しすぎるパッケージ”問題みたいな不満って、いろんなところに潜んでいる気がします。洋裁品店の“ファンシー押し売り”問題とか(笑)。花柄の入っていない裁縫箱やアイロン台を買わせてください。最大公約数を狙ったマーケティングの結果の同質化であり、店内の棚で少しでも目立つための当たり前なのでしょうが、そろそろ、そこから脱却して良い時代なのでは?と思います。

FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

仏最北のワイン産地モンターニュ・ド・ランス地区のプルミエ・クリュに格付けされたリュード村で1868年に設立された メゾン🍾🇫🇷 フランスの大人気ワイン、本場で知らぬ人はいないつくり手「カナール・デュシェーヌ 」 by

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ストライプインターナショナルが設置したSDGs推進室 具体的に何を行う部署?どんな成果があった?

 1年を振り返るにはまだ少し早いが、2019年のファッション業界で、急激に存在感を増したのが“サステナビリティ”の意識だ。「持続可能な産業であるために何ができるか」ということを、さまざまな企業がそれぞれの立場から考えるようになっており、そうした姿勢を持たなければ、産業としていよいよ立ち行かなくなるという危機意識も強まっている。こうした潮流を受けて、「WWDジャパン」11月25日号でも、「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」という特集を組んでいる。ここでは、本紙では紹介しきれなかった、ストライプインターナショナルのサステナビリティ戦略を紹介する。

 ストライプインターナショナルは石川康晴社長の号令のもと、20年1月期の経営戦略として、エシカルやウェルネスを掲げている。それに伴い、19年2月1日の組織改編で、SDGs(国連が30年に向けて設定した持続可能な採択目標のこと)推進室を設置し、SDGsに積極的に取り組む企業というイメージを社内外に発信してきた。初代SDGs推進室の室長に就いたのは、それまで社内でダイバーシティー推進の旗振り役を担ってきた二宮朋子氏だ。

 「われわれの役割は、『SDGsとは何か』という意識の種を社内にまいて、社員それぞれが『自分たちの業務では何ができるか』を自発的に考えるようになるための土壌を作ること。意識の芽が生まれ際には、それを事業部を超えた取り組みにできるよう仕切ることも推進室の役目」と二宮推進室室長は話す。推進室設置から約10カ月が経ったが、この期間でまず行ったのは、ショッピングバッグの有料化(5月1日開始)だった。

ショッピングバッグ有料化を推進

 ショッピングバッグ有料化の動きは、3月にリニューアルした「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」東京ソラマチ店で“エシカル”を打ち出したことが始まり。「(有料化は)最初は同店のみの期間限定の取り組みだったが、いいことだから全社で実施しようと推進室が全体の動きをまとめた」のだという。続いて、8月には使い捨てショッピングバッグの代替案の1つとして、オーガニックコットンを使ったエコバッグをブランド横断で企画。直近では、「コエ(KOE)」の事業部から声があがった「グリーン ダウン プロジェクト」に全社で賛同し、ダウンの回収ボックスを店頭に設置するように話をまとめたという。

 SDGs推進にあたって、プロジェクトによっては「実施するかどうか葛藤があった」と二宮推進室室長が話すものもある。SNS上などで、衣服の生産者と消費者やブランドとをつなぐ「ファッションレボリューション」の活動への賛同がそれだ。同活動は、「#whomademyclothes(私の服は誰が作ったの?)」というハッシュタグと共に消費者やブランドが衣服の写真をSNS上で発信し、縫製工場の生産者などがそれに応えて、「#imadeyourclothes(あなたの服を作ったのは私)」のハッシュタグで生産風景を発信するというもの。13年にバングラデシュで発生し、多数の死者を出した縫製工場崩落事故から生まれた活動だという。

 元々は、「レベッカ ブティック(LEBECCA BOUTIQUE)」事業部から「ファッションレボリューション」に賛同し、SNS上で「#whomademyclothes」と共に自社の商品を公開し、工場とつながりたいとの声があがった。しかし、「そもそも服を作って売っている企業として、どんな工場でどのように作られているのかを把握していないということをウェブ上で発信してしまうのはどうなのか。当然知っているものだとお客さまは思っているのではないか」と二宮推進室室長は逡巡した。しかし、最終的には、事業部の意志を汲んで賛同を決めたという。

社内の全ゴミ箱撤去も実施

 9月には、社内からゴミ箱を全てなくすという「ゴミ箱ゼロチャレンジ」を実施。「意義は分かるがあまりにも不便だ」といった意見も出たが、「このチャレンジを行うことで、毎月6000本ものペットボトルを社内ゴミとして廃棄しているということを社内に啓もうし、意識改革することはできた。チャレンジは期間限定だったので今は実施していないが、近日中にまた行いたいと思っている」という。

 サステナビリティ推進は、「ここまでやれば終わり」「これさえ達成すればもう大丈夫」といった類のものではなく、長期的な視点に立ってその時できることを常に行っていかなければならない。だから難しいし、SDGs推進室にも当然ゴールはない。「何か事業を行う際に、『どんな手法だとよりSDGsにかなっているか』を社員一人一人が考えるようになっていかなければならない。同じトップスを企画するにしても、SDGsというフレームワーク(思考法)が頭の中にあるとないとではアウトプットは変わってくるはず」と二宮推進室室長。ファッション業界は生産工程が細かく分断されていることで、サプライチェーン全体のサステナビリティの推進が難しいともよく言われるが、それらを変えていくためにも、第一歩として一人一人の意識改革が重要だと強調する。

 二宮推進室室長は、地元宮崎県の放送局などでアナウンサーとして活躍した後、11年にストライプインターナショナル(当時はクロスカンパニー)に中途入社。12年より人事課長として新卒採用・教育を担当してきた。15年に産休・育休を取得した際には、早稲田大学大学院でMBA(経営学修士号)も取ったというガッツの持ち主。その意欲を買われ、16年に職務に復帰する際にダイバーシティー推進室の旗振り役に就いたという経歴の持ち主。

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密かにオリンピック・パラリンピックを応援!? 「RMK」の2020年春夏はネイルほかカラーが満載

 「RMK」は、2020年春夏コレクション「カラー ユア ルック」を1月3日に発売する。“印象を操るリップゲーム”をテーマに掲げ、リップスティックをメインアイテムに、数量限定のアイシャドウ、チーク、ネイルポリッシュをそろえる。

 メインアイテム「リップスティック コンフォート エアリーシャイン」(全15色、各3500円)は、グロスをそのまま固めたような艶と潤いで唇を彩るリップスティック。唇の温度でオイルがとろけてグロッシーな仕上がりに。全15色のうち、透け感のあるブルーの「06 スパークリングブルー」とゴールドパールをたっぷりと含む「15 アーバンゴールド」は、ほかの色と重ねるとアクセントやニュアンスに変化を加えることができる。ブルーを01~05はブルーベースのカラーで、07~14はゴールドベースのカラー。単品でも重ね使いでも自分に似合う1色を見つけることができる。

 数量限定の「カラーユアルックアイズ」(全3色、各3200円)は、メタリックなカラーのアイシャドウ。リップの存在感を引き立てながら印象的な目元に仕上げるシルバー、ゴールド、ブロンズの3色をそろえる。

 さらに主役のリップを際立たせながら生き生きとした表情を演出するチーク「カラーユアルック ブラッシュ」(全3色、各3500円)と、あえてパールを入れずに色の強さと美しさを追求した「ネイルポリッシュ」(新色5色、各1500円)をラインアップ。リップメイクを主役にカラフルな春の装いを楽しむことができる。

【エディターズ・チェック】
今回のコレクションは“印象を操るリップゲーム”のストーリー仕立て。アイシャドウのコンパクトのデザインは金、銀、銅のメダルをモチーフにしたもので、ゲームにメダル、さらには青・黒・赤・黄・緑のネイルカラー……そう、オリンピックです!2020年の夏はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されますね。こういった形での応援の仕方もあるんだなと気づきになりました。また2019年の夏コレクションの「リップスティック コンフォート ブライトリッチ」と「リップスティック コンフォート マットフィット」が今なお人気を集めている中で、新たに15色をそろえるリップスティックが発売されることには驚きました。質感、塗り心地、色味とさらに選択肢が広がることで、お気に入りの1本が見つかる確率がぐっと上がりそうです。

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「アンダーカバー プロダクション」監修「ギャップ」のキャンペーン動画が公開 中村佳穂が楽曲提供

 「ギャップ(GAP)」は2019年ホリデーシーズンのテーマに“Gift the Thought.(その想いを、贈ろう。)”を掲げ、贈る気持ちに焦点を当てたキャンペーンを展開する。キャンペーンの一環として、11月26日にアニメ「少年アシベGO! GO! ゴマちゃん」とシンガー・ソングライターの中村佳穂のコラボによる特別動画を公開した。監修は高橋盾が率いるクリエイティブチーム「アンダーカバー プロダクション(UNDERCOVER PRODUCTION)」。

 動画は「少年アシベGO! GO! ゴマちゃん」に登場するキャラクターがプレゼントを贈るシーンなどを集めたマッシュアップ映像。中村は今回、ジッタリン・ジン(JITTERIN'JINN)のヒット曲「プレゼント」をフィーチャーした楽曲を手掛け、歌詞を書き下ろした。

 動画の公開に合わせて全国の「ギャップ」の店舗では、メイキングストーリーを見られるQRコード付きのメッセージカードやギフト用のトートバッグを先着順でプレゼントする。

「ギャップ」2019年ホリデーキャンペーン「その想いを、贈ろう」

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「オークリー」がソフトバンク、阪神などプロ野球9球団とサングラスをコラボ

 アメリカのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」は昨年、プロ野球の北海道日本ハムファイターズ、阪神タイガース、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズとのコラボレーションによるサングラス第1弾を発売したのに続き、千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークスの5球団との第2弾を「オークリー」ストア、「オークリー」ECサイト、「オークリー」の正規取扱店などで順次発売した。価格は2万8000円。これにより、全12球団のうち9球団とのコラボ商品を手掛けることになる。

 コラボ商品は、「オークリー」の代表的モデルである“レーダーロック(RADARLOCK)”を各球団のイメージカラーでアレンジした。“レーダーロック”は、素早く簡単なレンズ交換が可能な“スウィッチロックテクノロジー”機能を組み込んだスポーツアイウエアで、2012年の発売以来、多くのアスリートが愛用しているロングセラーモデルだ。

 同ブランドを手掛けるルックスオティカジャパンによると、選手に着用の義務はないが、普段から「オークリー」を愛用している選手が多く、自主トレや来年のキャンプ、シーズンイン以降も着用される予定という。

 「オークリー」は1975年にジム・ジャナード(Jim Jannard)がアメリカで創業し、カリフォルニア州フットヒル・ランチに本社を構える。全世界で600以上の特許を持つ高い技術力に定評があり、アメリカのMLB球団とのコラボレーションも多い。日本でも、元プロ野球選手のイチローをはじめ、ゴルフの松山英樹選手、スピードスケートの小平奈緒選手、スキージャンプの高梨沙羅選手などさまざまな競技のトップアスリートが契約選手として愛用している。

 「オークリー」は、世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカの傘下。

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ギンザ シックス初のイルミネーション 点灯式に新木優子が「ディオール」のドレスで登場

 ギンザ シックス(GINZA SIX)は11月26日、初のクリスマスイルミネーション「ルーフトップ スター ガーデン(ROOFTOP STAR GARDEN)」を開始した。期間は2020年2月23日まで。地上約56メートルに広がる銀座最大の屋上庭園に、無数の星が降り注ぐような空間を出現させた。

 点灯式にはモデルで女優の新木優子が登場した。新木は「ディオール(DIOR)」のチョコレートカラーのドレスに、「ショパール(CHOPARD)」のダイヤモンドジュエリーを身につけた。衣装の総額はおよそ1億5000万円。新木が点灯台にクリスタルをはめるとイルミネーションが点灯した。イルミネーションのテーマである“星”にちなんで、叶えたい願い事を聞かれると、「今年は仕事もプライベートも充実した1年になった。こんな充実した日々がこれからも続きますようにと願いたい」と回答した。

 イルミネーションは中央の“水盤エリア”に147本のLEDの柱を設置し、流れ星や星の瞬きをイメージした光の動きを表現した。“水盤エリア”を囲む2カ所の“森エリア”では、さまざまな位置から放たれるレザーの光をクリスタルが拡散し、360度光に溢れたプラネタリウムのような空間に入り込むことができる。

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ラフ・シモンズが語る、ファッション業界の裏話とアントワープ愛 「私はただ服が作りたかっただけ」

 ラフ・シモンズ(Raf Simons)が11月21日にアントワープで開催されたイベント「ファッション・トーク(Fashion Talks)」に登壇し、ファッション業界の現状や自身のブランドが独立していることの重要性、有名ブランドで仕事をすることの難しさなどについて語った。

 ラフは1968年1月12日にベルギーのネールペルト郊外で生まれ、現在51歳。大学で工業デザインを学び、“アントワープシックス(Antwerp Six)”の一人であるウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)の下でインテリアデザイナーとしてキャリアをスタートさせた。95年に自身の名を冠したメンズウエアブランドを設立。2005年に「ジル・サンダー(JIL SANDER)」のクリエイティブ・ディレクターに、12年には「ディオール(DIOR)」のアーティスティック・ディレクターに就任した。16年に「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したが、18年12月に退任。親会社であるPVHコープ(PVH CORP)との対立が原因だといわれており、「ラフ・シモンズ」で参加した20年春夏パリ・メンズ・コレクションではアメリカに対する怒りを表現したとも解釈できる作品を発表している。

 今回のイベントでも、ラフは「カルバン・クライン」の名前こそ出さなかったものの、「メジャーブランドや大企業で仕事をすることなど考えたこともなかった。アントワープにいるデザイナーたちのように、私はただ服を作りたいだけだ」と話すなど、「カルバン・クライン」時代の体験に基づいていると思われる発言がいくつも飛び出した。「メジャーブランドの場合、誰がデザイナーに就任しようとブランドはその後もずっと続いていく。そうしたブランドの多くではマーケティングや事業の成長率が重視されるが、デザインに加えてそれらの分野も得意だというデザイナーはまれだし、少なくとも私は得意ではない。デザイナーにとっては誰と一緒に仕事をするのかも重要なことなのに、メジャーブランドでは選べないことも多い」。

 クリエイティブ・ディレクターに就任した場合、事態はさらに難しく複雑だという。「私はいくつかのメジャーブランドでクリエイティブ・ディレクターを務めたが、マーチャンダイジングや営業部門のチーム編成にまで関わらなくてはならないこともある。一方で、何もかもがきっちり決まっている中に入っていって、いきなりコレクション作りをしなければならないこともある。私の場合、自分に合っていないチームだと感じることもあった」と明かした。また、大企業の傘下に入ることの危険性についても言及。「自分のブランドの独立性を維持することは非常に重要だ。ジョン・ガリアーノ(John Galliano)の件は忘れることができない」と話した。これは、ガリアーノ自身のブランドがLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の傘下となった後に、ガリアーノが同じくLVMH傘下の「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ディオール(DIOR)」のチーフ・デザイナーに起用されたものの、不祥事を起こして「ディオール」を解雇された際に、自身のブランドのデザイナー職もLVMHによって解任されたことを指している。

 そうした“独立していること”を重視する姿勢は、自身がベルギー出身であることに関係しているとラフは分析する。「若い頃、私はLVMHが多数のメジャーブランドを擁していることや、そうしたブランドにクリエイティブ・ディレクター職があることなど知らなかった。ベルギー生まれの私は、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、ダーク・ヴァン・セーヌ(Dirk Van Saene)、 そしてマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が自分のブランドを立ち上げて自由に制作するさまを目の当たりにしてきたし、彼らのようになりたいと思っていた。ドリスとウォルターが同じビルにアトリエを構え、それぞれ全く違う作風でありながらも、デザイナー同士としてコミュニケーションを取っていたことを覚えている。当時はそうしたコミュニティーがあって、あれはとてもいいものだったと思う。私は今でも、自分のブランドのスタッフをファミリーだと思っている」と述べた。

 デザイナーは“ブランドの顔”として表に出ることも多い。これについては、「『ディオール』にいた頃、スタジオでデザインやフィッティングをしている私の様子を取材したい、同席したいという外部からのプレッシャーがとても大きかった。そしてショーの前後にも取材に応じなくてはならない。私はこれが本当に嫌だった。とあるデザイナーがこうしたことを全く苦にしなかったから、それが当たり前のごとく求められるようになってしまった。それを好むデザイナーを批判するつもりはないが、同じことを全員に求めるのもどうかと思う」と、常にメディアの注目を浴びながらもそれを意に介さなかった“モード界の皇帝”こと故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏をほのめかすような発言をした。

 最近のファッション業界については、「成功の定義が“いかに事業を成長させたか”という経済的な視点ばかりになってしまった。とてもいら立たしいし、ひどい話だと思う。クリエイティブな人間を、ブランドの店舗数や売り上げ、会社の成長率などで測るべきではない。クリエイティブ面ではひどい出来のコレクションなのに、売り上げがいいからと称賛されるのは間違っている。とはいえ、褒めるところがないから売り上げを褒めているのかもしれないが」と歯に衣着せぬ意見を述べ、観衆から大きな拍手を受ける場面もあった。

 ほかに印象的な発言をいくつか紹介する。「私がキャリアをスタートさせた当時、マルタン・マルジェラ、ヘルムート・ラング(Helmut Lang)、川久保玲がアバンギャルドで新しい作品を次々に発表していた。最近はファッション業界でそうした新しい風を感じることがなくて寂しく思う。むしろ、映画やテレビドラマなどで挑戦的なテーマの作品が増えていて、スタッフと毎日ドラマについて話している」。

 「私がアントワープに越したとき、例の6人(アントワープシックス)のうち一人は私の活躍を恐れるあまり、私がこの街に来たことを怒っていた。しかし、一人は私を心から歓迎してサポートしてくれた。若者は挑戦することを恐れないでほしいし、デザイナーは若い世代の登場を恐れないでほしいと思う。私たちの年代は、若者のせいで時代遅れの間抜けに見えることになるのかもしれないが、そういうものだしね。マルタンとドリスの登場によって、ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)やジャン・ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が市場から蹴り出されてしまったのと同じことだよ」。

 「私は昔から、ブランドとつながりたいという気持ちが強かった。デザイナーに会いたいという意味ではなく、その世界観の一部だと感じられるブランドが好きで、たとえ買えなくても感情的なつながりを感じていた。もし金銭的に可能だったら、私は『ヘルムート ラング』しか着なかったと思う。私が女性だったら、『マルタン・マルジェラ』ばかり着ていただろう。その他のブランドはバイヤー的な視点で興味を引かれても、“私のブランド”ではなかった。そのブランドのファンであることを“ギャング”と言ったりもするが、昔はショーを見に行くとその周辺に熱心なファンが集まっていて、『マルタン族だな』とか『ゴルチエ族だな』とすぐに分かったものだ。最近はそうした光景があまり見られなくなったし、たとえ熱烈な『セリーヌ(CELINE)』ファンでもほかのブランドのバッグや靴も持っている。それが悪いことだというわけではなく、時代が変わったのだろう」。

 「私は精神的にいつまでも若々しくありたい。最初はとても面白かったのに、いつの間にか商業主義に染まってしまい、とがった部分がなくなるようなブランドにはしたくない。私は感情を揺さぶるようなものを作りたいと思うし、そうすると(ブランド側が)受け入れる準備ができてない作品になることもある。しかし、そうした作品は変化の波を生み出すだろうし、未来を予兆させるものであるはずだ」。

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オンワードが働く女性向けにD2Cの新ブランド “百貨店品質”を値ごろな価格で提供

 オンワード樫山は、EC専業ウィメンズブランド「アンクレイヴ(UNCRAVE)」を2020年春夏にスタートする。2020年2月21日から、オンワードグループの公式EC「オンワード・クローゼット」で販売を開始する。

 同社のEC専業ブランドとしては、若い女性向けの動画メディア「シーチャンネル(C CHANNEL)」との協業による「トゥーフェイシーズ(TWO FACES)」、値ごろなオケージョンアイテムをそろえる「フェテローブ(FETEROBE)」に続く3ブランド目となる。同社の百貨店ブランドの主要客層(40~50代)とは異なる、20代後半~30代前半の女性の取り込みを強化する。

 「アンクレイヴ」は、“必要なものを求めない”の意。働く女性を意識し、毎日のコーディネートにストレスを感じなくても済むよう、ネイビーやベーシュなどベーシックなカラーのアイテムが中心。ジャケットを軸とした同素材のパンツ、ワンピース、スカートなどの着回し提案が中心で、初シーズンは50~60型。クリエイティブディレクターには東原妙子氏を迎え、プロモーションなどのプロデューサーには宮井雅史氏を起用した。積極的に外部人材を登用したのは、「当社とこれまでつながりを持てなかったような、新しいお客さまにも商品や発信を届けるため」(高橋純オンワード樫山ネットブランド開発室長)。

 商品面での最大の訴求ポイントは、同社の百貨店ブランドも手掛ける提携工場での生産ながら、その「半額程度の価格」という値ごろ感。価格帯は、コート・ジャケットで1万9000~3万円、パンツ、スカートで9800~1万6000円、ブラウス、カットソーなどで5800~1万2000円。「とはいえ、世の中には低価格をウリにするD2Cブランドはすでに数多ある。差別化するためには、当社の長年のノウハウを生かしたモノ作りを生かすことが必要だ。(売上高の)目標は数年以内に10億円。ECで売りやすいのは、ニットやカットソーなどの中・軽衣料だが、セットアップやコートでしっかり勝負できるブランドに育てていきたい」。

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東京ミッドタウンのイルミネーションがスタート テーマは“宇宙現象”、点灯式には北村匠海と芳根京子

 東京ミッドタウンは26日、「ミッドタウン クリスマス 2019」と題したイルミネーションを開始した。12月25日まで。“宇宙現象”をテーマに約2000平方メートルの芝生広場を約19万球のLEDライトで演出する“スターライトガーデン”をはじめ、ミラールームに入って無限のサンタとの記念撮影が楽しめる体験型インスタレーション“インフィニティ サンタ”、ミッドタウン・ガーデンの木々を青と白のライト彩った“スターライトロード”などを用意している。“スターライトガーデン”には高さ約8メートルの“スペースタワー”が今年初登場するほか、2種類のシャボン玉(1日約45万個)でいっそう幻想的な世界を作る特別演出を12月18日までの期間限定で実施する。

 初日の26日夜には、点灯式を行った。12月13日公開のアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」(村野佑太監督)に声優として出演する俳優の北村匠海と女優の芳根京子が登場した。明かりが灯った“スターライトガーデン”を見た北村は「本当に幻想的。夜空に包まれているような、宇宙にいるような感覚になりますね」とコメント。芳根は「東京ミッドタウンのイルミネーションは毎年来るほどお気に入りなので、点灯式に立てて本当に光栄です。イルミネーションが好きな友だちに自慢します!」と笑顔で語った。

 東京ミッドタウンのイルミネーションは毎年恒例で今回が13回目。昨年は期間中に520万人が訪れた。

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本当の美とはどんなもの? 最新のオーラルケアアイテムから考える

 歯磨きは、だれもが毎日の習慣にしているケアで、オーラルケア製品はずっと以前からありますよね。しかし昨今の、いわゆるボタニカルのコスメブランドから発表される新作の数からは、時代の潮流を感じずにはいられません。5月にライフスタイルライン「エムアイエムシー ワン(MIMC ONE)」を新発売した、MiMCの北島寿・開発者兼代表は「オーラルケアは化粧品と食品の間。アイテムは化粧品ですが、口腔内の粘膜に密着する形で使用するので、両方を満たしていることが大切と考えて商品化しています」という。セルフケアを意識する傾向が強まり、消化器官を司る口腔ケアアイテムには一層注意して選んでいる人も少なくないはずです。
 
 私自身、加速する高齢化社会の「8020運動」も理由の一つとしてあるのではないかと、まず考えました。しかし、それだけではないことが、新製品を発売した各社の開発担当者からいただいたコメントから分かってきました。高倉健たかくら新産業代表は、「オーラルケアは、口の中だけでなく、体全体の健康を考える上でも非常に重要なケアになります」と言います。美とは、ホリスティックケアによって生まれるものだと改めて気づかせてくれます。ここでは、健康を意識したオーラルケア新製品5選をお伝えします。

サーカディアンリズムを考え続ける「THREE」のトゥースペースト

 ブランド誕生から10周年を迎えた「THREE」から、初めてのオーラルケアアイテムが12月4日発売されます。ティートリー油やローズマリー油などの精油に、ミルラエキス、化石サンゴパウダーなどを配合。チューブに入ったペースト状のトゥースペースト(70g、2200円)は、歯を痛めないように配慮されています。「交感神経と副交感神経のスイッチのオンオフを、毎日の習慣をうまく使って切り替えられないか、と考えました。ライフスタイル提案型の商品MDとしては、開発優先順位は高い商品ではありました」とは高橋佐恵子「THREE」ホリスティックケア商品開発担当 シニアマネージャーの言葉。歯磨きをすることでオンオフのスイッチにもなるトゥースペーストは、歯磨きをしている最中からリフレッシュできるのがわかるはず。「朝の目覚めのスイッチ。会議前の眠気覚まし、気分をrefreshさせたいとき、就寝の少し前にオフモードにスムーズに切り替える前の歯磨きなど、一日何回でも気分転換のアイテムとして使用いただきたいです。オンオフの切り替え、メリハリがあると睡眠の質も良くなって目覚めもすっきりしますよ」。

独自の“ココロとカラダの浄化”のテーマを貫く「おいせさん」

 「神社でお参りをする際には、手水舎(ちょうずや)で、必ず口を漱ぎ浄めます。「歯磨き」という時間に、口内をきれいにするだけでなく、心も浄めてもらうものとして発売しました」と岸野一雄マルチニーク代表。古来よりお祓いなどに用いられている塩に、ペパーミントのフレッシュさを与える「お浄め塩歯磨き粉」(100g、1500円)は、心と口内をすっきりと“浄め”てくれます。一方の「お浄め恋歯磨き粉」(100g、1600円)は、人を魅了しながら邪気をも払えるよう、自然由来の成分をベースにローズの香りを付与。他にはないユニークさの光る「おいせさん」。「浄められた口元は健康のためだけでなく、幸せを招く入り口。オーラルケアは、「おいせさん」にとっても日々の生活のなかで大切なケアと考えています」。12月14日発売。

オールジェンダーに向けて生まれた「エムアイエムシー ワン」が歯と歯茎を考えた

 “からだのバランス”に注目して5月にデビューした、「エムアイエムシー」の新しいライフスタイルブランドは、ナチュラルなオーラルケアを提案。「過去に、『エムアイエムシー』の店舗がある所でも災害があり、水道や電気が使えないという声を聞いたことがきっかけです。水なし、子どもでも使えるものを自然の素材を使って、歯科医師に監修してもらえるような製品を作りたいと考えました」という北島寿MIMC開発者兼代表。チンピやカンゾウ根エキスなどの保湿に優れたハーブと、透明度の高い与論島の塩をベストなバランスで構成したジェルタイプのトゥースペイスト(70g、1800円)が歯茎や口内環境を健やかに保持します。泡立ちもわずかに感じられる使用感で、磨くたびに歯を白くする働きもプラス。水を使用できない非常時にも使えるように考えられた処方は、このブランドならでは。

“口腔内フローラ”に着目。パワーアップして進化した「メイド オブ オーガニクス」の人気作

 「メイド オブ オーガニクス(MADE OF ORGANICS)」の人気オーラルケアシリーズが、12月1日にパワフルな処方で生まれ変わります。今回のアップグレードリニューアルについて、高倉健・たかくら新産業 代表取締役は「昨今、口腔内フローラが健康に非常に重要であることが分かってきました。腸内フローラが免疫機能を高めるための要であることは広く知られていることですが、腸内に行きつく前に、まず食べものを取り入れる口の中の口腔内フローラを整えることが必要で、それが腸の中の健康に導くのです」と話します。近年、私たちは酸性に傾いた食事を多く摂っていることから、口腔内のバランスが乱れがちになっているのだそう。「清潔に保ち、バランスを整えるためには、なるべく化学成分などの余分なものは使わず、食品に近いグレードのオーガニック・ナチュラル成分を配合することにこだわりたいという思いから」。3種、各25g、800円と100g、1600円。コスメキッチン(COSMEKITCHEN)およびビープル バイ コスメキッチン(BIOPLE BY COSMEKITCHEN)で先行発売中。

話題の腸活で簡単オーラルケアをも可能にする「発酵マメ子」

 口内環境を整えるためにはまずは健康が重要。そう、改めて考えさせてくれるサプリが「発酵マメ子」から11月に誕生しました。今を忙しく暮らす現代人に寄り添うことに考慮し、簡単に摂取することで超活へと導くタブレットタイプは、継続しやすいよう注力されています。一般的な腸活と大きく異なるのは、乳酸菌生産物質に21種のビフィズス菌・乳酸菌=プロバイオティクス、発酵させたダイズオリゴ糖・食物繊維=プレバイオティクスから成る「トリプル・シンバイオティクス」の採用。便秘の改善やダイエット、肌質改善といった作用はもちろん、口臭対策にも期待できます。使用される大豆は有機農法された国産100パーセントで、タンパク質や植物繊維を豊富に含んでいるそう。直径1.5cmのサイズはそのまま摂取でき、甘いヨーグルト菓子を思い出させる味で飲みやすいのも嬉しい。30粒、2709円。

渡部玲:女性誌編集部と美容専門の編集プロダクションに勤めた後、独立。2004年よりフリーランスの編集者・ライターとして雑誌やウェブなどの媒体を中心に活動。目下、朝晩のシートマスクを美容習慣にして肌状態の改善を目指している

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アレクサ・チャンが選んだ「ミュウミュウ」のアイテムが青山店に “ミュウミュウ セレクト”レセプションパーティー開催

 「ミュウミュウ(MIU MIU)」は11月22日、新たにスタートしたプロジェクト“ミュウミュウ セレクト(MIU MIU SELECT)”の発売を記念して、カクテルパーティーを東京・青山のミュウミュウ青山店で開催した。

 同プロジェクトは、ホストと呼ばれるタレントを迎え、彼女たちの独自のセンスと視点によって選ばれた「ミュウミュウ」のアイテムを発売するスペシャルコレクション。ロンドンやニューヨーク、モスクワなど世界各地で発表され、東京はモデル兼デザイナーのアレクサ・チャン(Alexa Chung)をホストに迎え、ウエア、バッグ、シューズ、ジュエリー、アイウエアから彼女のセンスで選ばれたオリジナルコレクションをキュレーションしてスペシャルタグを付け、セレクトショップに見立てたディスプレーが店内を彩った。

 パーティー当日はアレクサ本人が来日してホストとなり、emmaやエリーローズ、国木田彩良、堀田茜、田中シェンなど駆けつけたゲストと歓談したり、購入者にはスペシャルタグに直筆サインを施し、来場者との写真撮影にも気軽に応じるなど、終始和やかでリラックスした雰囲気だった。

 世界中を旅しているアレクサ。セレクトしたアイテムについて、「私が好きなものの中から移動するときに最適なものをイメージして選んだわ。私は実用を重んじるイギリス人だから、自分が持っているワードローブにマッチするものしか買わないの。組み合わせ次第でいろいろとスタイリングできるアイテムをそろえたから、思わず複数のアイテムを購入したくなるかもしれないわね(笑)」とコメントした。

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マッシュHDが卓球女子・平野美宇選手の“美”をトータルサポートする契約を結んだ理由

 マッシュホールディングス(HD)はこのほど、女子卓球選手の平野美宇選手との“ライフスタイルパートナー”契約を締結した。契約は、「(同社の)ファッション、ビューティー、フード、スポーツといった事業領域を生かし、(平野選手の)ライフスタイルの充実をトータルでサポートする」というもの。11月26日、契約締結に関する記者会見を都内で実施した。

 会見で平野選手は、「スナイデル(SNIDEL)」のドレスをまとい、「トーン(TO/ONE)」でメイクアップをした華やかな姿で登場。「ファーファー(FUR FUR)」のドレスへの衣装替えも楽しんだ。ファッションコーディネートは「スタイリング/(STYLING/)」の白幡啓ディレクター、メイクは「トーン」ディレクターのRYUJI氏が手掛けた。平野選手は東京五輪への出場権争いの真っ只中。だが、近藤広幸マッシュHD社長とのトークセッションでは、スポーツ関連の質問は一切せず、「女性としての美や健康」に関する内容が占めた。

 近藤社長は、平野選手との契約を通じ、「新しい美の形を(平野選手と)共に楽しみながら表現し、世に発信していきたい」と意気込みを語る。スポーツアパレル企業がプロモーションの一環としてプロスポーツ選手と契約し、競技中に自社製品を身に着けさせたり、CMに出演させたりと、目に見えやすい形で発信するのは一般的。だが純粋なファッション・ビューティ企業が、スポーツ選手の「美と健康」をサポートする契約を結ぶ事例は珍しい。同社は2017年には、走り幅跳びパラアスリート、澤田優蘭選手を子会社マッシュスポーツラボの社員として迎え入れている。

 マッシュHDは今回の契約を通じ、普段はテレビ視聴者の目に届かない、平野選手のライフスタイルにアプローチする。五輪が近づき、視聴者の注目が出場候補選手に集まる中、メディアを通じて平野選手の姿が目に留まる機会も増える。日に日にきれいになっていく平野選手がSNSなどで話題となれば、自社の利益にもつながる。また、スポーツやウェルネスを通じて生き生きと輝く女性が増えることは、同社が世の中に発信しているメッセージとも重なる。

 平野選手のもとには、すでに「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」のパジャマが贈られ、「夜寝るときも身体が冷えずに、次の日のパフォーマンス向上につながっている」(平野選手)という。そのほかにも、日常でできるメイクアップの方法を指導したり、自然食カフェの「コスメキッチン アダプテーション(COSMEKITCHEN ADAPTATION)」で培った健康食のノウハウも提供したりと、幅広い事業領域を持つマッシュHDならではのトータルサポートを実施していく。

 平野選手は、「普段ダサいと言われることは多いけれど(笑)、もっとおしゃれな人間になりたいと思うようになりました。水分補給はスポーツドリンクばかりだけど、お水も飲んだほうがいい、その成分まで気を遣ったほうがいいことも知りました。普段からの心掛けで、外見も内面もきれいになっていきたいです」と話した。

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カナダ発の高級ダウンブランド「マッカージュ」が日本上陸 ジオン商事が国内独占輸入販売権を取得

 ジオン商事は、ダウンを主力にするカナダ発の高級アウターブランド「マッカージュ(MACKAGE)」の国内独占輸入販売権を取得し、2020-21年秋冬シーズンから取り扱う。同事業の開始に伴い、ジオン商事は100%子会社のジェイプラスインターナショナルを設立し、百貨店の自主編集売り場やセレクトショップでの卸売りを開始する。

 「マッカージュ」はファッション性と機能性を重視した着膨れしないダウンに定評があるブランド。1999年にレザー業界で経験を積んだエラン・エルファシー(Eran Elfassy)とエリザ・ダハン(Elisa Dahan)がモントリオールで立ち上げた。2004年にニューヨーク・ファッション・ウイークでの発表を開始し、13年からはハンドバッグをスタート。モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)や英国王室のメーガン妃ことメーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵妃殿下も着用している。グローバルでは現在、ニューヨークやロンドン、香港、モントリオールなどの16店舗を構え、20年春夏までに20店舗体制になる予定。メンズとウィメンズ、キッズ(日本では未展開)の商品をそろえる。

 中心価格帯はショートダウンジャケット6万8000〜12万円、ロングダウンジャケット8万9000〜14万円、レザージャケット11万〜13万円、ウールコート8万9000〜9万8000円、シープスキンコート21万〜23万円。ストレッチ性の高いスリムでエレガントなデザインから、異素材ミックスのデザイン性の高いアイテムまで幅広いデザインバリエーションがそろう。非ダウン商品としてウールコートやライダースジャケットなども扱う。

 ジオン商事は婦人服の「ジネス(JINES)」や「ドレスレイブ(DRESSLAVE)」「スリーフォータイム(THREE FOUR TIME)」などを手掛けており、海外ブランドの国内独占輸入販売権を取得するのは今回が初めてだ。川端康資ジオン商事社長は「設立当初からイタリアからの輸入品で成長してきた経緯から、新規事業として『マッカージュ』の取り扱いを決めた。今後ますますラグジュアリーとマスボリュームの2極化が進む中で、ラグジュアリーブランドビジネスに進出することは今後の当社の成長にとっては必要不可欠だった」と話す。「マッカージュ」は3年以内に都内に店舗を開き、売上高10億円に成長させる計画だ。今後もジェイプラスインターナショナルを通して、海外ブランドの独占輸入販売権を獲得を視野に入れている。

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動画追加:「ミナ ペルホネン」の“1シーズンで役目を終えない服” 25年間のコレクションをミックスしたショーを開催

 2020年に25周年を迎える「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」は11月25日、“TIME ・ME・IT”と題したファッションショーを東京都現代美術館で行った。20年2月16日まで開催中の展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」を記念したもの。創業した1995年頃の初期のコレクションから最新の2020年春夏までを、時空を超えたミックスコーディネートで披露した。スタイリングは大森伃佑子、音楽は千葉広樹、演出は遠藤豊が担当した。

 ショーに登場した52体のルックは、いずれも一過性のトレンドに左右されない普遍的な価値を持つ。熱心なブランドファンでない限りは「どれが新しくて、古いのか」を言い当てることはもはや不可能だろう。ドットのサークル柄“タンバリン”や森を描いたレースの“フォレストパレード”など馴染みのモチーフをはじめ、鳥をかたどった人気バッグの“トリバッグ”などブランドを代表するアイテムだけでなく、一部ショーのために制作したウエアもあった。

 デザイナーの皆川明はブランド設立から「1シーズンで役目を終える服ではなく、長く着続けていただけるように」という思いを込めて服作りを続けてきた。アイデンティティーであるテキスタイルはオリジナルでデザインし、日本各地の生地産地とコミュニケーションを重ねながら丁寧に作り上げている。直営店ではセールを行わず、残った商品はアーカイブ品として販売しており、「ミナ ペルホネン」の服はシーズンを超えても価値が変わることはない。開催中の展覧会はこれまでのアーカイブを展示するだけでなく、実際にブランド愛用者が着用している動画作品を見せたり、実際の購入者から服を借りて服と着用者のエピソードを紹介したりと、クリエイションのその後までを考察している。

 今回のショータイトルの“TIME ・ME・IT”について皆川は、「時間(TIME)は “私(ME)”と“それ(IT)”からできている」と説明する。「私たちの日々は時の中で心の中と外の世界との対話でつむがれている。空想はカタチとなり、カタチは記憶を宿し、その記憶は次の空想の種となり、作り手へと還っていく。その循環を私たちはこれからも続けて未来を見つめたい」。

 皆川が「せめて100年つづくブランドに」とブランドを開始して四半世紀を迎えた。ランウエイショーは08年春夏パリでのショー以来で、日本での本格的なショーの開催は今回が初。ブランドの顧客を含む約300人を招待し、今後も“つづく”ブランドのモノ作りと、客との関係をつなぐショーとなった。

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POP UP STORE: SKYSTONE TRADING at YOKOHAMA,KOBE & FUKUOKA!

みなさまこんにちは。

筋金入りのターコイズマニア 中野です。

ラグビーワールドカップ2019日本大会、最高でしたね。ラグビー経験者の私としては、週末が待ち遠しい最高な日々でした。ちなみに私は具選手と同じ3番プロップ。お洒落で名高い稲垣選手とはスクラムを組む対面のポジションです。フィジカルも強く豊富な運動量でバックスのフォローやタックルで攻め続ける日本チームのフォワード陣を見て、どれだけ過酷なトレーニングを積んだのだろうと興奮と感動で胸が熱くなりまくりでした。すっかりワールドカップロスなので、来年からは久しぶりにトップリーグの試合も観にいこうと思います。

 

さて、そんな私のロスな気持ちを奮い立たせて元気にしてくれるイベントをご紹介します。

今年設立20周年を迎えた、私のインディアンジュエリーとターコイズの師匠、小寺康友さんによる「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアが登場!周年イヤー最後を飾るのは以下の3店舗。

12月1日(日)から12月4日(水)まで神戸店、

12月6日(金)から12月9日(木)まで福岡店、

12月11日(水)から12月15日(日)まで横浜店にて順次開催します。

 

期間中は、グレードの高い宝石ターコイズをセットしたトップアーティストによる一点物のシルバーリングやバングルを中心に通常お取扱いのないアイテムまで多彩にラインナップ。

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今回は<スカイブルー ホーク>の新作コレクションも満を持してご用意しています。ふふふ。

<スカイブルー ホーク>のジュエリーは、大量生産しないのでとても希少。店頭で出逢った時がチャンスなので、この機会をお見逃しなく!

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秋冬シーズンに映える珊瑚をセットしたリングも幅広く揃います。手元に赤が加わることで、より際立ったスタイリングが完成すると思います。

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ターコイズは高価だからなかなか手を出しづらい・・とお悩みになる方もいると思いますが、実は有名鉱山でなくても素晴らしいターコイズはありますし、小ぶりなものも買いやすく揃えています。数万円から数百万円まで、幅広い品揃えをぜひ、お楽しみください。

 

また、12月1日(日)神戸店、12月14日(土)・15日(日)横浜店では「スカイストーン バー」が登場。

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神戸店は、オリエンタルホテルにご協力いただきターコイズをイメージしたドリンクをご用意。横浜店では、フルーツを使用した、味も見た目も気分の上がるスペシャルカクテルをお楽しみいただけます。ジュエリーを悩みながら、ぜひゆったりとした時間をお過ごしください。もちろんノンアルコールもご用意していますので、お気軽にお声掛けくださいね。

 

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前回銀座本店・六本木店で開催した際にオーダーを承った<ミューズ>×<スカイブルー ホーク>のコラボライダースジャケットは、おかげさまで完売サイズも多くお客様に大盛況でした。特に革の質感とショーの時よりも落ち着いたブルーのカラーに、私自身も一目惚れ。

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元々ショーの映像をご覧になってオーダーにいらした方だけでなく、フロアで実物をご覧になって知りオーダーされたお客様もいらして、提案する楽しさを実感したイベントでした。1月上旬に入荷予定ですので、オーダーいただいたみなさま、もう少々お待ちください。

 

ところで、店頭にいるとお客様から、ターコイズはどうやってコーディネートしていいか難しいという声を聞きます。

そんなお悩みの方のために、コーディネートが秀逸なスカイストーンラバーのお客様や友人のコレクションの許可をいただきましたので少しご紹介します。

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まずはOさんと私の日本産赤珊瑚の2ショット。Oさんのコレクションはどれも素晴らしく、トップグレードのターコイズリングからインディアンジュエリー界の巨匠、マッキー・プラテロの作品まで厳選された作品ばかりです。そんな中、赤珊瑚熱を沸騰させたのはこの右手の大きなOさんの<スカイストーン トレーディング>のリングです。小寺さんの珊瑚作品の中で間違いなくトップ3に入る一品です。珊瑚の削り出し方も個性的で素晴らしく、キャラクターが立っていますよね。私も喉から手が出るほど欲しかった逸品はOさんの元で大切にされています。うすうす気づいていたけど、、小寺さんは天才だなとうなったリングです。

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先日「GINZA MUSIC BAR」で開催したスペシャルナイトに遊びにいらしたSさんの手です。

バーニーズ ニューヨークで「スカイストーン・トレーディング」期間限定ストアを開催するたびにコレクションを増やしていただき、今ではこんな両手になっています。<スカイストーン トレーディング>と<スカイ ブルー ホーク>のジュエリーを中心に、<ラスト>のピンキーリングを合わせるあたりが、バーニーズ暦の深さをかもし出しています。

Sさんのホワイトバッファローを用いた大ぶりなバングルは、<ミューズ>のコレクションに登場した1点物なので迫力がありますね。

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私も24年に渡るインディアンジュエリー好きなので、それなりに気合い入れてコレクションしてきた自負はあるのですが、完敗なのがTさんです。お会いするたびに素晴らしい初見のコレクションが出てきて驚くばかりです。

この日本産赤珊瑚のリングは日本産である特徴となっている「フ」を大胆に活かしたデザインでこれも小寺さんらしい、ひと目見たら忘れられないリングです、「フ」というのは血管のように入っている白い部分のことで珊瑚にとっての骨のような部分で、日本産珊瑚にしかない特徴です。普通はそれを削って赤い部分だけを見せるのですがそうすると小さな丸い赤球のようなものでもものすごい値段になります。それでは宝飾品的すぎて面白くないということで、あえてこのデザインにしています。この凹凸もロマンを感じさせてたまりませんね。珊瑚のリングのベゼルとピンキーのゴールドリングが堪らなく輝いています。

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こんな豪華なメリケンサックがあったらいいですね。

Tさんの<スカイストーン トレーディング>のコレクションは、基本ゴールドかプラチナです。ゴールドもホワイトが多く、18KYGも20K含め多彩に揃えられています。

シルバーはちょっとね、という方にはぜひこちらのラインをチェックしていただきたいです。

 

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Tさんと小寺さんと私3人の手。なかなかな迫力ですよね。

ただいいものを持っているだけ身に着けているのではなくて、服に合せていろいろコーディネートを選ぶのは大人の喜びです。

まだまだたくさんのファンの方々のコレクションがありますので、また写真を撮影してご紹介したいと思います。ここまではちょっと、と思わすぜひ最初の一歩を踏み出していただけたら幸いです。

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本格的に寒くなったこの季節、暖房の聞いた室内に入ってコートやグローブを脱いだときにちらりと見えるターコイズは、お相手の印象に深く刻まれると思います。まだまだ本物を知らない方が多いため、コミュニケーションツールとしても効果を発揮するターコイズ&インディアンジュエリー。ぜひ、年越し前に素敵な出会いをお探しください。

 

POP UP STORE: 

SKYSTONE TRADING

12/1 SUN. – 12/4 WED. 神戸店B1・1F

12/6 FRI. – 12/9 MON . 福岡店B1・1F

12/11 WED. – 12/15 SUN. 横浜店1F・6F

 

SKYSTONE BAR

12/1 SUN. 12:00-19:00 神戸店B1 

12/14 SAT.・12/15 SUN. 12:00-19:00 横浜店 6F 

*時間は変更となる可能性がございます。予めご了承ください。

アメカジ「グラッドハンド」が横領容疑で特捜部から強制捜査

 東京地検特捜部は11月26日、役員らによる着服の疑いで、「グラッドハンド(GLAD HAND & Co.)」などのブランドを手掛けるグラッドハンド(東京、佐竹隆司社長)を強制捜査した。複数のメディアによると、本社の入る渋谷区元代々木町のビルや原宿の店舗、佐竹社長の自宅マンションが捜索対象で、着服額は少なくとも数千万円に上る可能性があるという。なお同社の2018年12月期の売上高は4億円とされている。

 佐竹社長は公式ホームページに、「事態を厳粛に受け止め、事案の真相解明のため、引き続き当局の捜査に全面的に協力してまいります。また、今後可能な限り速やかに再発防止策の策定等の必要な対応を進めてまいります」とのコメントを掲載している。

 グラッドハンドの設立は2005年。アメリカンビンテージテイストの服が国内外から人気で、伊勢丹新宿本店メンズ館やユナイテッドアローズ&サンズをはじめ、ニューヨークやロンドン、北京など海外にも卸を行っている。芸能人やファッション関係者の中にも愛用者が多い。なお原宿店は本日休業している。

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完全会員制ビューティサロンが“時計遺伝子”に着目したヘアケアを発売

 ヘアメイクデザイナーの田中誠太朗氏が手掛ける完全会員制ビューティサロン「リノ801(RENO 801)」から、“時計遺伝子”に着目したヘアケア「リノ クロノシャルム」が発売された。価格は「リノ クロノシャルム シャンプー」が4500円、「同 トリートメント」が4600円で、公式サイトで販売する。

 ストレスや睡眠不足などによって引き起こされる、体内時計の乱れは、地肌の乾燥や荒れ、髪のパサつきを引き起こす要因の一つとなっている。同ブランドは、時計遺伝子に働きかける成分“クロノシャルディ”をシャンプーに配合。一日の終わりに髪を洗うことで、乱れがちな肌リズムを整え、潤いのある生き生きとした髪を生み出す頭皮環境へと導く。ハッピーベルやキュアベリーなど、約98%天然由来成分のもっちりとした濃密な泡が地肌と髪を優しく洗い上げる。

 トリートメントには、洗い流すときに水に反応して膜化し、コラーゲンやアミノ酸といった成分を髪の内部に閉じ込めて逃さない“アクアマジックシステム”を採用。絶妙なバランスで配合したケア成分とコーティング成分が、しっとりとしたハリ、コシのある髪に。コンディショニング成分“キューティクルケラチン”が髪の強度を高め、健康的で艶のある状態に仕上げる。

 香りは完全会員制サロン「リノ 801」で使用される、独自のブレンドで開発したアロマを再現。“オリエンタルな南国の海辺に咲く鮮やかな花と、青い海、心地よい風”をイメージし、9種類のエッセンシャルオイルにパフュームを加えて設計。ベルガモットの柑橘系の香りに、フランジュパニやイランイランなどの華やかさとクローブのスパイシーさを中心に調合。エキゾチックなフロリエンタル調の香りで、毎日のヘアケアを上質な時間に導く。

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AIは“美の創造”に貢献できるのか エマ理永デザイナーと理研が協業でシンポジウム

 理化学研究所は11月25日、人工知能(AI)と人間の感性の融合をテーマにした「理研よこはまシンポジウム」を横浜ランドマークホールで開催した。

 同シンポジウムでは、AI技術がいかに“美の創造”に貢献できるのかを探る試みとして、ドレスブランド「エマリーエ(EMARIE)」デザイナーのエマ理永が、AIが生成する画像を着想源にデザインした2019-20年秋冬コレクションのアイテムをファッションショー形式で披露した。AIが生成した画像は、「エマリーエ」のアーカイブ作品約500点のデータを学習して抽出した、同ブランドの世界観をイメージしたものだ。

 同コレクションでは、AIが生成した抽象的なイメージをプリントしたドレスや、AIのイメージを立体に起こしたフリルが重なるドレスなどが登場した。

 理永デザイナーは、アーカイブ作品に加えて自然界のモチーフをAIに学習させることによって、同氏のクリエイションの原点である“自然界の美しさ”そのものを認識させることを試みた。同氏が「自然界のもっとも美しい創造物」と考える貝と同ブランドのスカートのデータを同時に学習させてできた画像をもとに生まれたのは、巻貝のような美しい螺旋を描くホルターネックドレスや、波打つ貝の模様を連想させるワンショルダードレスなど。

 最後は、同じく自然界のモチーフとしてバラのイメージを組み合わせてできたルックが登場した。バラをかたどるダイナミックな布の動きが印象的なウエディングドレスがラストルックを飾った。

 エマ理永デザイナーは「AI技術は優秀な美大生のような存在だった。こちらから学習する要素を提示してあげると、そこから素敵な画像を生み出してくれる。将来的には、AIを使って、多様性の時代の中で女性一人一人の体形や美の概念に沿ったオートクチュールドレスを作ってみたい」と展望を語った。

 同研究所がファッションブランドと協業したのは今回が初めて。シーズンごとの発表は予定していないものの、今後も「エマリーエ」との協業は続けていくという。

 シンポジウムの後半では、AI技術の実装例として、全日本空輸(ANA)のアバター技術による新事業「アバター イン」が紹介されたほか、理化学研究所の桜田一洋氏や石原正康・幻冬社専務取締役・編集本部本部長らによる“心とは何か”をテーマにしたトークセッションが行われた。

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香水ブランド「バイレード」がメイクをスタート 2020年春夏をメドに

 スウェーデン・ストックホルム発の香水ブランド「バイレード(BYREDO)」はオリジナルのメイクアップアイテムをスタートする。製品やカラー、販売拠点などは明らかになっていないが、2020年春夏のローンチを目指しているという。このほど来日したベン・ゴーラム(Ben Gorham)創業者は「WWDビューティ」のインタビューで「そもそもレザーグッズやサングラスを始めたのも、香りは“見えない”ものだったのに対し、“見える”美しさをアイテムにしたかったから。そういう意味ではとても視覚的な世界であるメイクアップは自然な流れだった。信頼するメイクアップアーティストと共に色とテクスチャーにこだわって作った。細部にこだわる日本人にも好まれると思う」と語った。

 「バイレード」は06年に元バスケットボール選手のゴーラムが立ち上げたブランドで、香りを中心にバッグやサングラスなども扱う。シンプルでユニセックスな香りとパッケージを特徴とし、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」や「オリバー ピープルズ(OLIVER PEOPLES)」など、ファッションブランドとのコラボでも話題を呼んでいる。日本ではエストネーション(ESTNATION)やビオトープ(BIOTOP)などのセレクトショップで取り扱われ、ファッション感度の高い人たちを中心に人気を集めており、このほどリニューアルオープンした伊勢丹新宿本店に日本初の旗艦店をオープンした。

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写真で見る渋谷パルコ

 渋谷パルコが11月22日にオープンした。19日の関係者内覧会や開業日、24日に行われたシークレットライブなど、「WWDジャパン」が撮影してきた写真を公開する。

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「ミナ ペルホネン」1995-2020年春夏秋冬コレクション

 「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」が1995-2020年春夏秋冬コレクションを発表した。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

イニエスタ。密集でないとドリブル抜けないのでは??ようわからん。すごい抜き方してるわけじゃないのに抜けていく理由が???

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ロレアルが初の紙製化粧品チューブを開発 2020年に導入

 ロレアル(L’OREAL)は世界で初めて紙製の化粧品チューブを、化粧品パッケージ製造企業のアルベア(ALBEA)とともに開発した。2020年での実用を予定している。

 これにより、ロレアルはグループ内のブランドで使用しているプラスチックの大半をバイオベースの紙類似素材に代えることが可能だ。紙チューブによる環境負荷の改善は、ライフサイクル・アナラシス(商品が製造や流通、消費、廃棄に至る全てのステップで環境への負荷がどれだけ軽減されるかを評価する手法)で評価される予定だ。

 フィリップ・トゥヴィアン(Philippe Thuvien)=ロレアル パッケージ&デベロップメント ディレクターは「ロレアルでは2007年からパッケージのエコロジカル・フットプリントの改善に注力してきた。今回のパートナーシップにより、さらに一歩前進できたと考えている。20年末までに全てのパッケージのフットプリントを改善することを目指す」とコメント。20年4月にテストリリースしたのち、フェイスやボディーケア製品のパッケージから順次導入する。また、同社は25年までに全てのプラスチック容器がレフィル可能、リサイクル可能、コンポスト可能となり、容器に使われるプラスチックはバイオソース素材からなることを掲げている。

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覚悟ありの大丸の「生理バッジ」を評価する ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、さまざまな記事につぶやきを添えます。

今日のニュース:P.24『あなたの知らないTENGAの世界』

読み解きポイント:
「論点はどこ?冷静になって考えて。」

ニュースのポイント

 TENGAが手掛ける男性向けセックストイ「テンガ(TENGA)」は国内外で男性から絶大な支持を受けている。「ヴァンキッシュ(VANQUISH)」や「リップンディップ(RIPINDIP)」など人気ブランドともコラボしており、阪急メンズ東京には初の店舗を出店、最近は女性向けのセルフプレジャー アイテム「イロハ(IROHA)」にも注力中だ。

AZUはこう読む!

 今回はニュースから少し飛躍します。「セルフケアの一環として、女性が使いやすいアイテムを」というビジョンの「イロハ」が、初の店舗を大阪の大丸梅田店にオープンしました。その「イロハ」がオープンしたのは、“月のみちかけのように、あなたのリズムに寄り添う”をコンセプトにした新しいゾーン「ミチカケ(MICHIKAKE)」内です。「ミチカケ」は「イロハ」の他にもフェムテック専門店「ムーンド バイ エルピーシー(MOOND BY LPC)」や“女性の生理周期に寄りそうライフデザイン”をテーマにした「エミリーウィーク(EMILY WEEK)」など、生理や女性の性にまつわる雑貨からコスメ、衣類までさまざまなブランドを集めています。

 「WWD JAPAN.com」のニュース記事からネットで話題になったのは、「ミチカケ」で試験的に導入された「生理バッジ」についてでした。

 とにかくSNS、いや、ツイッターが荒れたこの話題。みなさん、タイムラインで見かけましたでしょうか?そもそもツイッターをやっていなかったら、この騒動すら知らないかもしれません。現にインスタグラムで「#ミチカケ」「#michikake」を見ると、批判の声は見当たりません。ネットの世界はとても狭く、分け隔てられていて、偏っているのが事実です。それを踏まえてご覧ください。今から記すのは「ツイッター」での炎上について。あなたがツイッターを開かない地球人だとしたら、月の世界の話です。

 今回炎上の火種となったのは、「ミチカケ」が考案した「生理バッジ」。これは生理中であることを示すバッジで、名札にかけるフロアバッジの裏側に、「ミチカケ」とコラボしている漫画「生理ちゃん」のキャラクターが印刷されています。これを表にすることによって「生理中」を表現し、社内のコミュニケーションのきっかけにしよう、というものです。

 まず、以下3点が前提としてあります。

①バッジに着用義務はない
②この施策は「ミチカケ」のゾーンのみで試験的に導入している
③「ミチカケ」は生理用品から下着、サプリまで「生理に関連したアイテム」が多く並んでいるゾーンのこと

 「生理バッジ」の着用に関してはさまざまな議論を呼んでいますが、大半が「女性をバカにしている」「人権侵害」「気持ち悪い」というもの。特に話題になった批判を4つに整理して考えます。

①生理中に働かせるのではなく、
辛ければ休める環境を作るべきだ。

 「生理バッジを付けることは、生理中でも無理して働かせることになるのでは?」という意見。これは、生理の重さは人ぞれぞれで「普通」がなく、必ずしも全員が「生理中だから動けない」、「貧血で辛い」というわけではありません。もちろん、全く仕事にならないくらい症状が重い人もいます。

 症状が重い人は、バッジをつけてまで売り場に立つ必要はありません。もちろんそれを強制しているバッジでもありません。辛いなら生理休暇を取れば良いんです。と、簡単に言いますが、業務内容やスケジュールによっては休みが取れない人もいるでしょう。私も先週、体調が悪いのに絶対に動かせない締め切りがあり、休めませんでした。そういう人が休めるように替えのきく組織を作るのは会社の役割です。

 この論点に関しては、辛い生理中に働かせることを義務化しているバッジではないので、生理バッジの批判にはなりません。どちらかというと会社組織に対して。大丸さんが休暇を取りやすい企業かどうかは知らないし、批判をしている人も内情を知っているかどうか定かではありません。

②生理を公表することを
「強制」するなんてパワハラだ。

 「強制されてかわいそう」「義務じゃないにしても同調圧力を感じるのでは」この意見もかなり見ましたが、この施策に関しては強制しておらず、着用は任意です。そこでカウンター意見として出たのが「強制されていなくても選択肢として出てきたら、つけなきゃいけないと感じるのが普通。女性社員がかわいそう」という声。

 これは、特定の企業を名指しで批判するのではなく、同調圧力が蔓延する労働環境に原因があります。こうして「選択肢」が「強制」や「同調圧力」に変換され燃えていくこと自体が、「それらに苦しむ人が多いという現実」を如実に表していると、勢いのある批判の数々を見て感じました。

 もし②に同意したなら、自分が働く環境を想像してください。選択肢を提示された時、同調圧力を感じますか?それはその選択肢が悪いのではなく、圧力をかける環境が悪いのではないでしょうか。現に私は働いていて、任意参加の施策やイベントがあるときに同調圧力を感じたことは一切ありません。これは性格もだいぶ影響しそうですが。

③こんなことを
考えたのは男性だろう。

 「女性のことがわかってない。考えたのどうせ男性でしょ?」という声。この意見もかなり見ましたが、本当に残念でした。記事では誰が発案したかは書いてありません。しかし「こうしたことを考えるのは男性に決まっている」という先入観での批判なのでしょう。この意見こそ、ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂・包括性)を目指すご時世に真っ向から対立する声。女性の敵は男性と決め込み、当事者になれずとも理解しようと努力する男性を排除する言動です。と、偉そうに書きましたが私も内情を知らずそう思うことがあるので、とても反省しています……。

④さまざまな理由で生理がこない人
に対する配慮が足りていない。

 こちらは闇雲に批判しているというより、真っ当な意見だと思いました。事実として、病気などにより生理がこない人もいるし、それを本当に辛く思う人もいます。もしも従業員の中にそういう人がいて、見るたびに「つける資格が無い」と落ち込んだり、お客さまに辛いことを思い出させるきっかけになったりするのなら、やめた方が良いかもしれません。ただ、これも想定されることではあるのですが、実際はどうなのかわかりません。スタッフとお客さまの声を聞いて、今後の方針を決めていくべきです。だってこの施策はまだ「試験的」なのですから。

 何故誰も疑問を感じずに実行したのか、という意見もたくさんありました。果たして本当に誰も疑問を抱かず、議論を巻き起こすことが見えていなかったのでしょうか?

 「ミチカケ」ウェブサイトのコラムにはこう記してあります。

 「こんな時代に、わたしたち大丸梅田店は、『従来通りのアイテムを取り扱うだけで、これからもお客さまのお役に立つことができるのだろうか?くらしの中の“晴れの日”だけでなく、“雨の日”も正面から見つめることで、みなさまに寄り添えるのではないか?』と、議論を重ねてまいりました。」

 「日本では、女性の性や生理は「隠すべきこと」「恥ずかしいこと」とされてきました。そのため、必ずしも肯定的な反応ばかりではないことを覚悟しています。」
本来なら明記するまでもないことですが、議論と覚悟があった上での発信です。もちろん批判がある以上、全ての人に穏やかに受け入れられたとは言い難く、嵐のスタートになってしまいました。

 しかし、ここで「大変申し訳ございませんでした。」と頭を下げてほしくありません。大企業が行動を起こすのは「選択肢を増やす」「社会への問題提起」という意味で、とても有意義です。個が活躍する時代といわれ久しいですが、影響力を持つ個人の声高な発信と、人格を持たない企業の発信とでは、意味も役割も規模も違います。

 女性の身体に関するテーマはある種トレンドとなっていますが、正直まだまだ企業のテーマとしては炎上リスク等で荷が重く、個人の意見として受け入れられている段階だと思います。取り上げられるニュースなどを見ても、タイトルにはオピニオンリーダー的な個人名が踊っています。

 そのフェーズを抜け、誰もが自由に語れる(語らない選択肢も含めた)時代になるには、新しい挑戦は必要不可欠です。頭ごなしに批判したり、きりのない揚げ足を取ったりするのではなく、冷静に議論し、問題点はその都度改善していくしかありません。一発で世界を変えるのは暴力だけだし、一回で完璧な正解を出せる人はいないから。

 以上、月の世界で起きた炎上の話でした。地球人にとっては何を言ってるの?という説明のくどさだと思いますが、こんなことが日常茶飯事で起きている世界も一つあるのだと知っていただければ幸いです。

 バッジの話ばかりでしたが、売り場コンセプトや集まっているショップの取り組みは本当に素晴らしいです。扱っているのは生理や性にまつわる商材だけではなく、コスメや漢方、ナイトウェア、アクセサリーなどもあります。そうした「ライフスタイル」と括られる商品たちと同じ並びで、今までタブー視されてきたコンテンツがあるだけ。だってそれも、表舞台には出てこなかったものの、ライフスタイルの中にあるじゃないですか。服を着たり、食事をしたり、くつろいだり、そうした日々の行動の中に。

 「ミチカケ」では、今まで気になりつつも話題に出せないことや、知るきっかけがないことを、誰でもアクセスできる場所で展開しています。そしてこうした売り場を作ろうと覚悟を決めた大丸を評価すべきだと、思います。トレンドだから作ろう、的な規模感ではないことは、説明しなくても良いですよね。

 バッジに関しては試験的な導入ならば期間を決め、実際に従業員やお客さまにアンケートを取り、「本当のところどうだったのか?」を確かめる。そしてここまで議論を呼んだということは皆が気になっているはずなので、結果を公表し、次のステップに進んでいけば良いのかなと思います。
 
 「あるニュースに対する批判的な意見」に対しての考察意見でした。私の考察に対してもさまざまな意見が出てくると思うので、みんなで考えましょう。なぜ良くてダメなのか、ならばどうするべきなのかを。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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辺見えみりプロデュース コスメブランド「プピラ」がデビュー

 タレントの辺見えみりがプロデュースするコスメブランド「プピラ(PUPILA)」がオンラインサイト「トウキョウ コスメティクス オンライン」で11月25日に予約販売を開始した。

 同ブランドは年齢に左右されない本来の美しさを引き出す瞳にフォーカスしたコスメブランドで、第一弾製品は美容成分を配合した「マツイク 24 アイライナー」(2200円)と、上品なボリュームを与えるマスカラ「マツイク 24 マスカラ」(2700円)が登場する。メイクしながら目元のケアができ、日本人の瞳の色に合うように設計された黒の発色にこだわった。どちらもお湯でオフでき、目元に優しい処方となっている。

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「ファッション業界は地球の汚染者」 「ハンター」のアラスディア・ウィリスが語るサステナビリティとブランドの可能性

 英国発「ハンター(HUNTER)」は、日本での売上高が3年前に比べ500%と大きく伸長する。2016年にオープンした東京・銀座の東急プラザ銀座の旗艦店を発信源に、レインブーツの「ハンター」にとどまらず、アウターウエアからバッグまでそろえるライフスタイルブランド「ハンター」へと進化し幅広いファンを獲得する。その立役者が、6年前にクリエイティブ・ディレクターに就任したアラスディア・ウィリス(Alasdhair Willis)氏だ。就任後、何を行い、何を行わなかったのか――2年ぶりに来日したウィリス・クリエイティブ・ディレクターに、その答えと、ブランドとしての信念、世界が直面しているサステナビリティ、そして妻ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)について聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):日本は上陸以来、APAC(アジア太平洋地域)をけん引する売上高を誇り、過去3年でも500%の伸びを記録する。その要因は?

アラスディア・ウィリス(以下、ウィリス):日本はアメリカ、イギリスに次ぐ3番目の市場で約19%の売り上げシェアとなるが、その拡大スピードは最も速い。そこで何より注目すべきは、日本の売り上げの45%がアウターウエアやバッグなど、フットウエア以外で占めている点で、まさに注力してきたことだ。私が「ハンター」に参加し“ハンター オリジナル”を立ち上げた理由は、レインブーツという単一のビジネスから、アウターウエアやバッグなど複数のカテゴリーを展開するファッション&ライフスタイルビジネスへと転換させるためだ。中核であるフットウエアビジネスを継続的に拡大しつつ、新しいカテゴリーをプラスオンとしてうまく機能させる。日本ではまさにそれが機能しており、うれしく思っている。

WWD:服やバッグのカテゴリーは、当然だが多くの競合がいた。その中でどのように差別化しブランドを確立していったのか?

ウィリス:新しいカテゴリーで成功するために重要なのは、従来のコアな商品に対して顧客が持つ愛着や親しみを、新設のカテゴリーにも移していくこと。「レインブーツを求めてハンターへ行く」のではなく、「自分の生活の中にハンターが欲しいから行く」というエモーショナルなつながりが大切だ。

WWD:そのエモーショナルなつながりとは?

ウィリス:カテゴリーを増やす中で、顧客の生活に寄り添った打ち出しを行なっている。「ハンター」のレインブーツが生活の一部になり、そこに思い出や記憶がある。例えば、このブーツがいかに濡れないかという機能面ではなく、「フェスで好きなバンドの音楽を聴いたときに履いていた」などだ。店頭では自分たちの生活や思い出と一緒に「ハンター」の話で盛り上がる。私自身もクリエイティブ・ディレクターを要請されたとき、真っ先に自分の子ども時代を思い出した。ハンターブーツを履いて小屋の外に立っていて、2人の姉妹が乗馬をしていたシーンがよみがえった。これはレインブーツにとどまらず、全てのアイテムでも同じ。これが顧客の広がりにつながっている。

WWD:「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」をはじめ、「ディズニー(DISNEY)」、アメリカの大手量販店「ターゲット(TARGET)」などさまざまなブランドとコラボレーションしているのが印象的だが。

ウィリス:実はクリエイティブディレクターに就任後、3年間はコラボレーションを一切やめた。アウターウエアやバッグなどの新しいカテゴリーをローンチするにあたり、各カテゴリーのパーソナリティーや「ハンター」というブランドをしっかり確立することが重要と考えたからだ。その後再開したが、想像以上に多くのブランドからコラボレーションの提案をもらっている。「ハンター」はハイファッションから手頃な価格帯、子どもまでリーチできる独特なポジションを持っている。

WWD:2020年春夏コレクションではサステナビリティが一番の話題だった。「ハンター」も9月に、この分野で先駆的存在であるブランド「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」とのコラボブーツを発表するなど、サステナビリティを推進する。ブランドとしてどう対応している?

ウィリス:専任のサステナビリティチームがあり、3つの側面からアプローチしている。1つ目は人権・職場・環境基準を満たす世界中の工場と提携するなどの社会的サステナビリティ、2つ目は人権・動物愛護・環境に配慮した素材を使用し、責任を持って調達する製品的サステナビリティ、3つ目はアジアにあるゴムのプランテーションや輸送、梱包など、製品開発における二酸化炭素排出量の測定・分析を行うなどの環境的サステナビリティだ。

妻のステラとは普段からサステナビリティについてよく話す。ベジタリアン一家で、虐待とみなされる活動はサポートしないことにしている。ただ、グローバルビジネスに携わっている以上そのバランスが難しいが、地球温暖化に最も関与しているのは食品業界とファッション業界と思っており、我々は地球の汚染者。その業界に携わる者として責任を負うべきだ。

WWD:日本のファッション企業も何かやらなければいけないことは分かっているが、どうすべきか分からず悩んでいるようだ。

ウィリス:大企業がこの問題を真剣に捉えれば状況は変わる。大企業がサステナビリティを最重要課題と考えて、変革は可能なのだと信じる必要がある。それが今まで起こらなかったこと自体が問題だが、ようやく動き始めた。でももっとスピードアップしなければならない。私とステラも中国のパートナーとミーティングを設け、環境におけるメッセージを伝えようと計画している。地球上の問題は私たちの手にかかっている。

WWD:「ハンター」の今後の目標は?

ウィリス:これまで同様に、サステナブルを意識・活動することを根底に、消費者のライフスタイルに寄り添えるブランドとして発信し、“会話”を増やしていく。売り上げでいえば、昨年の売上高は1億5000万ポンド(約210億円)だったが、3年以内に5億ポンド(約700億円)の規模にしたい。そしてグローバル市場でのeコマースの割合を36%から50%にすることが目標だ。アメリカやイギリス、日本市場の基盤を固めたら、次は中国に注力していく。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

南仏コルシカ島から上陸したナチュラルスパコスメ NUCCA 🇫🇷12/7(土)より沖縄ザ・テラスホテルズ系列スパブティックにてフランス国外初の一般販売開始‼️天然由来のコルシカ産ハーブの有効成分を惜しみなく配合🌿✨沖縄いかれる方ぜひお試しを😊

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香りは言語化が難しいからこそ世界観 ITのプロ「WWDビューティ」最新号につぶやく

 大手通信会社に入社後、国内外でITソリューションを提供するビジネスマンが、今週のファッション週刊紙「WWDビューティ」で気になったニュースを要約してお届け。最先端のテクノロジーから企業と、その利用者が必要とするものについて考え続けたITのプロ、CKRが未来的視点からニュースにつぶやきを添えます。

今日にニュース:P.3「ファッションメゾンが次々とフレグランスに参入」

読み解きのポイント:フレグランスは、世界目線。世界観あるメゾンの参入は当然。

ニュースのポイント

 2016年に「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、17年には「ティファニー(TIFFANY & CO.)」、今年は「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」などがフレグランス事業のスタートを発表。フレグランス市場は、17年の3740億ドル(約4480億円)から、23年には6460億ドル(約7750億円)へ拡大すると英国の市場調査会社は予想する。消費者の目も肥え、参入ブランドは、モノ作りをアピール。いくつかのメゾンでは、フレグランスから化粧品事業を本格始動させており、高価格ウエアやアクセサリーとは違う、単価の低いエントリー商材として、顧客層の拡大を狙っている。

CKRはこう読む!

 「1万円以上のフレグランスって、そんなに売れるの?」。この疑問に答えるには、日本市場だけでなく、海外、特に欧米市場の状況を踏まえる必要があります。

 Euromonitor International(2017年度版)によると、20年予測、国内化粧品市場1.6兆円のうち、フレグランスが占める割合はわずか3%。それに比して、4.1兆円市場の欧州において、フレグランスが占める割合は49%、同じく米国(3.9兆円市場)では32%と非常に高く、ケタが違います。1.6兆円市場の中国では7%、APAC(1.6兆円市場)では16%と、日本より、やや大きい割合です。

 日本では、スキンケアが67%、メイクアップが30%を占めており、アジア全般ではスキンケアの割合が高いのが特徴です。

 ファッションメゾンにとって、フレグランスは、ウエア、バッグ&シューズ、ジュエリーに続く一手。規模の大きい欧州、成長が期待されるアジアを中心に参入すべきではないでしょうか。流行り廃りが少なく、パッケージも小さく、一度ポジションを獲得すると継続利用も見込まれる商材です。

 もう一つ注目すべき点は、香りは「正確に特徴表現するための言語化が難しい」ということです。「柑橘系」のように類似性で表現するか、「甘い」といった味覚で表現するしかありません。

 新規参入する場合、商品特徴をズバリ言葉だけで想起させることは難しく、すでに一定の世界観やイメージを持つブランドに、アドバンテージがあると言えそうです。

 世界の2大香料メーカーの一つである、スイスのフィルメニッヒ(FIRMENICH)が2019年9月、上海にフレグランス体験館を開設しました。中国、アジアに眠る潜在需要への期待の表れかもしれません。

 フレグランス市場に新規参入するファッションメゾンは、欧米中心にアイコンとなる商品を確立し、拡大が見込まれるアジア市場へ参入して、世界全体で、継続的に収益化できるビジネスを目指すのではないでしょうか。

CKR Kondo : 大手通信会社に入社後、暗号技術/ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州/中東外資系企業向けITソリューションの提供、シンガポール外資系企業での事業開発を経験。企業とその先の利用者が必要とするもの、快適になるものを見極める経験を積み、ウェアラブルデバイスやFree WiFiを活用したサービスインキュベーションを推進。現在は、米国、欧州、アジア太平洋地域にまたがる、新たなサイバーセキュリティサービスの開発を推進中

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国立競技場前に開業した三井ガーデンホテルに、RYが出店。50億に向け勝負に出た。

多業態46店舗を展開する株式会社RYコーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役CEO:横山 藤雄)が、国立競技場前に11月22日開業した「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」の併殺店舗として、日本の"粋"がコンセプトのモダンイタリアン『RISTORANTE&BAR E'VOLTA』(リストランテ&バー エボルタ)をオープンさせた。
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キム・カーダシアンが男性用補正下着の販売を示唆?

 キム・カーダシアン(Kim Kardashian)は、自身の補正下着ブランド「スキムス ソリューションウエア(SKIMS SOLUTIONWEAR)」で男性用補正下着を取り扱うことを示唆した。

 キムは「E!ニュース(E! News)」に対して、「これまでにも男性からの質問を多く受けてきたし、とても前向きに考えているわ。すぐにでも取り掛かりたいと願ってる。おもしろいスタッフたちもいるのよ」とコメントしている。

 キムは7月にインスタグラムで「私のブランドの商品は包括性と多様性に基づいている」と投稿している。「スキムス ソリューションウエア」は男性用補正下着ラインを展開する可能性について否定していたが、もしかすると同ブランドにはぴったりの案件なのかもしれない。

 昨年のシェイプウエア全体のグローバル市場は約20億ドル(約2160億円)規模で、リポートによると2024年までに64億ドル(約6900億円)にまで成長すると報告されている。

 しかし、男性用の製品に関しては“補正下着”というよりも“コンプレッションウエア”と呼ぶ方が認識されやすく、市場規模は女性用のそれよりもはるかに小さい。

 男性用補正下着は「スパンクス(SPANX)」「ROCボディウエア(ROCBODYWEAR)」「レオニーサ(LEONISA)」などのブランドでいくらかの製品がある。また、トレーニング目的の男性用コンプレッションウエアは「ツー・タイムズ・ユー(2XU)」や「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」など数多くのブランドが取り扱っている。米市場調査会社エヌピーディー・グループ(NPD GROUP)のマーシャル・コーエン(Marshal Cohen)=チーフ・インダストリー・アドバイザーによると、男性用のコンプレッションウエアは“消耗しない限り買わないモード”にあるのだという。

 コーエンは「“消耗しない限り買わない”という形のままでは、ビジネスは単に維持されていくにすぎない。男性たちはコンプレッションウエアを着古してから新しいものを購入している」と語っており、この状況は同氏自身が「男性用のコンプレッションウエア業界が2ケタの成長率を見せている」とした数年前とは著しく対照的だ。この伸び悩みは、革新的な何かが欠如している状況に起因しているという。

 コーエンは「男性は同じような製品をいくつも必要としない」としながらも、「スキムス ソリューションウエア」が革新的な商品を提供すれば、キムは男性用補正下着のビジネスに成功するのではないかと予想する。

 キムがマーケティング能力にたけていることは彼女のこれまでの実績からも明白だ。商品を日常的にSNSで取り上げ、それを通じて消費者とコミュニケーションをとることにも精通している。また、キムはクリス・ジェンナー(Kris Jenner)や米リアリティー番組への出演でも有名な女優のカイル・リチャーズ(Kyle Richards)、リサ・リナ(Lisa Rinna)らとインフォマーシャル番組も立ち上げている。

 キムが男性用補正下着を売り出せば、少なくとも彼女に注目している人びとからの関心は得られるだろうし、実際その数はかなり多い。男性用補正下着というカテゴリーが広く認識されていない現時点でキムが“シェイプウエア”について率直に言及したことで、この新しいカテゴリーの認知度が上がる可能性もある。

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【女子の視点】自分勝手なお客にガマンも限界!?ついに、大手カフェチェーンが動いた!

 カフェに入ろうとしたが、満席で座れなかったという経験をした人は少なくはないはず。私も1度や2度ではない。 そんなとき、腹が立つお客の行動に対して、ついに一石を投じたカフェチェーンが現れた。それは、「サンマルクカフェ」だ。
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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“前を向いて歳を重ねよう”がテーマ 帝人など4社が健康寿命を延ばす事業体を設立

 “人生100年時代”を迎え高齢化が進む中で、“前を向いて歳を重ねよう”をテーマとする共同事業体「プロダクティブ・エイジング コンソーシアム」が発足した。帝人、明治ホールディングス、島津製作所、日清製粉グループのオリエンタル酵母工業の4社を幹事会社とし、帝人のヘルスケア分野のグループ会社であるノモン(NOMON)を発起人とする。「健康寿命を延ばし、歳を取ることを前向きにとらえ、生まれてから最期の日まで自分らしく充実した生活を送ること」=「プロダクティブ・エイジング」の実現を目指す理念に賛同した企業が集まって設立した。

 帝人はヘルスケア、明治ホールディングスは乳酸菌の研究など食と健康、島津製作所は分析計測と医療機器の開発、オリエンタル酵母工業は製パン用イーストメーカーとして安全な食と健康に取り組むなど、各社が得意とする食品関連、ヘルスケア領域、科学技術の豊富な経験や知見を活用し、ビジネス領域の枠を超えて協働することで、今までにないプロダクトやサービスの創出を目的とする。山名慶・ノモン社長CEOは「1社ではできないことでも、われわれが手を組むことでさまざまな可能性が広がる。さらに幅広い知見を持った企業に参加していただき、サラダボールのような組織にしたい。社会実装の実現を目指す」と話した。

 当面は、「プロダクティブ・エイジング」に関する情報発信の基盤作りやイベント開催など啓発活動を中心に行う。

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