真冬のフィレンツェではどう着こなす? 2020-21年秋冬ピッティのストリートからスナップ158枚を厳選

 1月7~10日、イタリアのフィレンツェでメンズファッション最大の見本市「ピッティ ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)」が開催された。ファッションビジネスで活躍するバイヤーやプレスが世界各地から集結し、フィレンツェのストリートは“クラシコイタリア”のスタイルでキメたお洒落な人びとで溢れ返った。

 来場者たちはピッティらしい正統派の装いに、マフラーや胸ポケットからのぞかせた手袋でアクセントをプラスしたり、ハットやハンチング帽を取り入れたコーディネートでそれぞれの個性を発揮していた。

 その一方で、頭の先からつま先まで全身真っ白のファッションや、インパクト大のサングラス、ヘアカーラーを使った個性的なヘアスタイルなど、ちょっぴり進歩的な装いに身を包んだ人びともフィレンツェのストリートにしっかりと存在感を示していた。

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「キディル」2020-21年秋冬コレクション

 「キディル(KIDILL)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。

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フューチュラが「リーバイス」のために描き下ろし トラッカージャケットなど3型発売

 「リーバイス(LEVI'S)」は1月17日に、ニューヨークのグラフィティ・アーティスト、フューチュラ(FUTURA)が手掛けるブランド「フューチュラ ラボラトリーズ(FUTURA LABORATORIES)」とコラボした新作を発売する。日本では旗艦店の「リーバイス 原宿フラッグシップストア」限定で販売する。

 フューチュラはニューヨークのストリートを拠点に1970年代から活動しているアーティストで、制作中に「リーバイス」のトラッカージャケットを着用していることでも知られる。今回のコラボは2000年代前半に続き2回目で、フューチュラを象徴する“ポイントマン(Pointman)”のグラフィックをトラッカージャケット(3万2000円)や“501”(2万8000円)、Tシャツ(7000円)の3型に落とし込んだ。グラフィックは今回のための描き下ろしだ。

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帰ってきた「グッチ」メンズのショー来場者スナップ “いろいろ超越してる”美しきゲストたち

 「グッチ(GUCCI)」は1月14日、ミラノ・メンズ・ファッション・ウイークで2020-21年秋冬のメンズ・コレクションを発表した。メンズ・ファッション・ウイークへの参加は久しぶりということもあり、多くの注目が集まっていた。ショー会場には同ブランドならではの色彩豊かなウエアやアクセサリー、目を引く柄使いのアイテムをまとった来場者が見られ、ジャンルや性差をも超越した個性豊かなスタイルが集った。

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「サンカット」が中国人タレントのツァイ・シュクンをイメージキャラクターに起用 ウェイボー2700万ファロワー

 コーセーは1月15日、日焼け止めブランド「サンカット(SUNCUT)」のイメージキャラクターに中国人タレントのツァイ・シュクン(Cai Xukun)を起用することを発表した。

 起用した背景は、中国版のツイッターのウェイボー(微博、WEIBO)で2700万ファロワーを抱えるツァイとの契約を機に、海外での「サンカット」の認知度向上や販売強化を図り、グローバルブランド化を推進していくためだ。コーセーが、海外のタレントを起用して世界各国に発信することは今回が初めてで、広告宣伝は2月3日から開始する。

 ツァイは中国の歌手兼俳優、ミュージックプロデューサー。2018年に放送された中国のボーイズグループオーディション番組「偶像練習生」の決勝戦でチャンピオンを獲得し、男性アイドルグループ「NINE PERCENT」のセンター兼リーダーとしてデビューした。

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「リーボック」がLA発のストリートブランド「トレス・ラッシュ」とコラボ ロゴが光る“クラブ シー 85 MU”

 「リーボック(REEBOK)」は1月17日、LA発のストリートブランド「トレス・ラッシュ(TRES RASCHE)」とのコラボモデル“クラブ シー 85 MU(CLUB C 85 MU)”を発売する。価格は1万3200円(税込)。

 同アイテムは、「リーボック」の1980年代を代表するテニスシューズの“クラブ シー”をベースに、「トレス・ラッシュ」のロゴをモノグラム調でデザインした。シンプルなデザインながらも、アッパー全体にはリフレクター素材を使用しており、光を浴びるとロゴが浮き上がる仕掛けを施した。カラーはブラックとホワイトの2色をそろえ、サイズは22.3〜31.0cmのユニセックスで展開する。リーボックストア渋谷、リーボッククラシックストア、公式オンラインサイトなどで取り扱う。

 「トレス・ラッシュ」は、LAを拠点にする女性デザイナーのマディセン・ソワーズ(Madisen Sowers)とシドニー・レヴィ(Sydney Levy)が2017年に立ち上げたブランドで、ユニセックスなウエアやグッズを提案する。

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「無印良品」ECがメンテナンスで1カ月間停止 再開を1月下旬に再延期

 良品計画は、システムメンテナンスのために停止している「無印良品」ECの再開時期を、当初予定していた1月上旬から延期し、1月下旬にすると発表した。「システムメンテナンスに想定以上の時間を要している」と公式サイトでコメントしており、「対応状況によりさらに延長する場合がある」という。

 同社ECは2019年12月31日からシステム更新のため停止。当初、停止期間は20年1月1日までの予定だったが、それを1月上旬に延期。今回は再延期した形となる。また、MUJI passportアプリは12月31日からメンテナンスを行い、1月8日に再開した。

 このところ、アパレル関連企業のECでメンテナンスに伴う予期せぬ休止が目立つ。アダストリアは19年8~9月にかけて自社EC「ドットエスティ(.st)」を不具合により休止。ユナイテッドアローズの自社ECも同年9~11月にかけて休止、一度はEC内製化を試みるも、再度アラタナにEC運営を委託しての再開となった。

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第3回「WWDビューティ ヘアデザイナーズ コンテスト」一般投票がスタート 1位作品に投票した人には豪華プレゼントも

 「WWDビューティ」は、第3回「WWDビューティ ヘアデザイナーズ コンテスト」の“一般投票部門”の一般投票を開始した。同コンテストは、「WWDビューティ」の創刊10周年を記念しスタートしたフォトコンテスト。全国の美容師やヘアメイクアップアーティストを対象に、モデルを起用したヘアデザイン作品を募集し、グランプリを決定する。

 3回目となる今回は、原田忠・資生堂トップヘアメイクアップアーティスト兼SABFA校長、奈良裕也「シマ ハラジュク」アートディレクター兼クリエイティブスタイリスト、SAKURA「コクーン」ディレクター、「WWDビューティ」編集部が審査し、2月6日に結果発表となる。

 同コンテストの“一般投票部門”の一般投票サイトは1月15~21日までオープン。全応募作品の中から4人の審査員が“優秀作品”として選んだ40作品を掲載し、サイトユーザーからの投票(1人1票)で“一般投票部門1位”を決める。

 1位に輝いた作品は「WWDビューティ」2月6日号に掲載するほか、1位になった作品に投票した人には抽選で豪華プレゼントが当たる。「いい!」と思った推しの作品に投票するもよし、プレゼント狙いで1位を予想して投票するもよし、いろいろな楽しみ方ができるのでぜひ投票していただきたい。

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高田賢三が新たにライフスタイルブランド「K3」を立上げ

 デザイナーの高田賢三(80)がラグジュアリーホームウエア&ライフスタイルブランド「K3」を立ち上げた。1月17日にパリのサンジェルマン通りに新設した「K3」のショールームとフランス・パリで開催されるインテリアとデザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ(Maison et Objet)」で披露する。

 家具や陶芸品、絨毯、オブジェ、リネン、テキスタイルなどを展開する。生産地はイタリアやフランス、米国だが、陶芸品には金次技法を用いるなど日本的の伝統的な要素が垣間見えるコレクションになっているという。

 高田はブランド立ち上げに際し、ジョナサン・ブーシェ・マンハイム(Jonathan Bouchet Manheim)をマネージング・パートナーに、エンゲルベルト・オノラ(Engelbert Honorat)をクリエイティブ・アシスタントに迎えた。ブランド名の「3」は高田を含めたこの3人を指す。このほか、総勢250人以上がブランド立ち上げをサポートする。

 1999年に「ケンゾー(KENZO)」から退いた高田は、「60歳になったタイミングで『ケンゾー』から退いたのは早すぎた。働きたいという気持ちに気付いたので復帰することにした。もうすぐ81歳になるが、まだ働いていることに自分自身でも驚いている」とコメントした。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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御殿場アウトレットが大幅拡張、日本初の“年1000億円超えモール”へ

 三菱地所・サイモンが運営する「御殿場プレミアム・アウトレット」は4月16日、新たに88店舗をオープンする。同モールの直近の売上高(2019年3月期)は946億円(弊紙推定)で、増床により日本の大型ショッピングモールとしては史上初の1000億円超えがほぼ確実になる。新たに「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」などに加え、期間限定でヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の手がける「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」も出店する。

 新設エリアに出店する(移転含む)のは「トム・ブラウン」などのほか、「コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO)」「イザイア(ISAIA)」「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」「ミッソーニ(MISSONI)」「プチバトー(PETIT BATEAU)」「ウールリッチ(WOOLRICH)」「ルルレモン(LULULEMON)」「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」「モレスキン(MOLESKINE)」などの物販が72店舗、「ピエール・マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」「沼津 魚がし鮨」などの飲食が16店舗になる。

 「御殿場プレミアム・アウトレット」は現在4万4600平方メートルに210店舗が出店、00年7月の開業以来、延べ1億7000万人(19年3月期まで)が訪れた。今回は新たに1万7000平方メートルの売り場を追加し、合計店舗面積は6万1000平方メートルとアウトレットとしては日本最大になる。駐車場も2200台分を新設し、合計7000台分に拡張する。昨年11月には小田急グループが「ホテル クラッド(HOTEL CLAD)」と露天風呂が併設された日帰り温泉施設「木の花の湯」を開業するなど、ショッピングモールの粋を超えた展開を見せている。

 大型ショッピングモールとしてはこれまで、「ラゾーナ川崎」(運営:三井不動産)が953億円で日本最大だった。なお日本ショッピングセンター協会の定める大型ショッピングセンターの規定を満たす商業施設としては、免税店で稼ぐ成田空港が最大で19年3月期で1432億円を売り上げている。

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動画追加:「ランコム」アンバサダーに就任したアマンダ・サイフリッドが来日 戸田恵梨香と美の秘訣を語る

 「ランコム(LANCOME)」は1月15日、新化粧水「クラリフィック デュアル エッセンス ローション(以下、クラリフィック)」(150mL、1万1000円)に関するスキンケアシンポジウムを開催し、そこで新しくグローバルアンバサダーに就任した米女優で歌手のアマンダ・サイフリッド(Amanda Seyfried)と日本のミューズを務める女優の戸田恵梨香が登壇した。

 今回グローバルアンバサダーに就任したアマンダは「『ランコム』は多くの女性から信頼を得ているクラシックで品のあるブランド。そして『ランコム』の製品は、つけるだけで女性に自信を与え、自身を美しいと感じさせるパワーを持つ。そんな内面も輝かせるブランドのアンバサダーに就任できて光栄だわ。特に子どもが生まれて母親になってから、若い女性に対してありのままの自分を愛し、尊敬することの大切さを伝えられる機会を得ることができてうれしい」とコメントした。

 美の秘訣について聞かれると戸田は「自分の内面を輝かせ、充実させることが美しさを生み出すのだと思います。私は空を見たり、自然が多い場所に行くと心が穏やかになるのですが、そういった内面の幸せが美しさにつながるのではないでしょうか」と話した。それに対しアマンダも「同意見だわ。私も自然が多い場所に行くと、心が感謝の気持ちで満たされ、平穏に包まれるの。今は農園で住んでいるのだが、人生の中でもっとも正しい選択だと思うわ。『ランコム』はハピネス・アクティビスト(幸せの活動家)というメッセージを掲げているが、幸せであること、心が満たされることこそが真の美しさを生み出すと思うの」とコメント。

 また、2人は今回新発売する「クラリフィック」も気に入っているという。アマンダは「肌をみずみずしく仕上げ、高い保湿力を誇りながらも軽い付け心地でまるで魔法みたいだわ。香りも気に入っている。肌が綺麗になることほど女性に自信を与えるものはないわ。つけるだけでエンパワーされるの」と賞賛した。

 「クラリフィック デュアル エッセンス ローション」は人間の体に必要な酵素に着目。肌の酵素に働きかけるブナの芽エキスを配合したエッセンスとオイルの2層からなる化粧水で、肌に透明感を与える。アジア人女性の肌ニーズを考慮して開発し、2月14日に発売する。ベストセラー製品「ジェネフィック アドバンスト」に次ぐ看板製品に育てる予定だ。

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ハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行事件の陪審員候補にスーパーモデルのジジ・ハディッドが選ばれる

 大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)の裁判の陪審員候補にスーパーモデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)の名前が挙がっている。

 候補者リストにはニューヨーク在住の100人以上が載っており、ジジはそのうちの一人。このリストの中から陪審員が選ばれる。「ニューヨーク・デイリー・ニュース(NEW YORK DAILY NEWS)」紙によると、ジジはジェームズ・バーク(James Burke)判事のもとを訪れ、裁判当事者と面識があると報告したという。引き続き陪審員候補に残っているかは明らかになっていない。

 ワインスタインはニューヨークで5つの性的暴行事件で罪に問われているほか、ロサンゼルスでも4件の裁判が進行中だ。

 ワインスタインは上記裁判とは別に、性的に不適切な行為があったとして女優や元従業員ら30人以上らから訴えられ、総額2500万ドル(約27億5000万円)の和解金を提示したとニューヨーク・タイムズ紙が報じた。しかし、この和解案にはワインスタインの責任を認める条項が含まれていないことや、ワインスタインがこの問題を機に2017年に解雇された映画会社の事業閉鎖に伴い支払われる保険金4700万ドル(約51億7000万円)の中から和解金と裁判費用1200万ドル(約13億2000万円)以上が支出されることが大きな反発を生んでいる。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「ルード」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「ルード(RHUDE)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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小島健輔リポート 日本にオフプライスストアは定着するか サステナブルに遠い二次流通の実態

 ファッションビジネスのコンサルタントとして業界をリードする小島健輔氏が、日々のニュースの裏側を解説する。サステナビリティの潮流に乗って日本でも注目を集めつつあるオフプライスストア。そのビジネスモデルを解剖する。

 ファッション業界はいつもトレンドの波に乗って泳いでないと生きていけないようで、昨今はサステナビリティに夢中のようだが、企業がイメージ戦略として取り組むCorporate Sustainability(社会・環境・経済の3面から企業価値を高める)にどれほどのリアリティーがあるのか疑問を否めない。

 化石原料由来の素材を回避すれば自然素材の消費が増えてしまうし、リアルファーなど自然素材を回避すれば化石原料の消費が増えてしまう。売れ残り在庫を焼却処分するのがサステナブルじゃないと批判されて二次流通市場に放出すれば、オフプライス流通がプロパー流通を圧迫して売れ残り品が増えるやもしれない。物理学のニュートン第三法則に学ぶまでもなく全ての作用は大きさが等しい反作用を招くから、トレンドイメージはともかく、作用と反作用が打ち消し合って実効性は疑わしい。

 ファッション業界が本当にサステナブルを目指すなら、需要を無視して創作するギャンブルも売れ残り覚悟で量産する特攻も否定するしかないが、それなくしては存続できない業界でもある。需給ギャップを最小化するVMI※1や無在庫販売を実現するC2M※2に移行するのが理想だが、とりあえずは一次流通で消化できなかった在庫を二次流通に放出しているのが現実だ。そんな二次流通も、踏み込んでみると一次流通の矛盾をそのまま引き受けているだけという実態が見えてくる。

※1.VMI(Vendor Managed Inventory)…予め定めた棚割に基づいて納入業者に補給と在庫管理を委託するサプライ手法
※2. C2M(Consumer to Manufactory)…ネットやショールームで受注してデジタル生産や3Dプリンタ出力で素早く顧客に届けるパーソナル対応の無在庫販売手法。F2C(Factory to Consumer)とも言う

需給ギャップを押し付ける放出在庫

 需要に倍する供給が慢性化し、セールがどんどん前倒しされるばかりかEC主導でプロパー時期から値引き販売が常態化し、それでも消化できなかった在庫が二次流通に放出されているが、その放出方法には根本的な問題がある。

 在庫処分業者にヒアリングしても放出するアパレル側にヒアリングしても、在庫の放出はタイミングも商品選択も定見のない一方通行で、買い入れる側にはほとんど選択権がない。買うか買わないか、いくらで引き取るかの交渉しかないのが現実だ。「定見のない」と書いたのは、食品業界のように賞味期限で定期的に放出するのではなく、デッドストックが積み上がって運転資金を圧迫したり、倉庫代が負担になって放出が決まることが多いからだ。シーズンの異なる商品や何年もストックされて賞味期限を過ぎた商品も一緒に引き取らざるを得ず、引き取り価格が低くなるばかりか、引き取った側は手間のかかる仕分けと販路開拓という人海戦術を強いられる。

 一次流通の需給ギャップを二次流通がそのまま引き受けているのが実情で、色・サイズが欠けたり偏ったりB品が混じったりして仕分けや検品も必要だから(後述するPackawayでは不要)、一次流通より余分な手間がかかって非効率にならざるを得ない。消費者から一点一点買い取って値付けする中古衣料業界ほどではないが、手間取る仕事であることは推測される。未使用の放出品ではないが、中古品の小売業者で組織する一般社団法人日本リユース業協会の2017年調査によれば、加盟20社の合計売り上げ4047億円/従業員数4万2339人から推測される一人あたりの売り上げは955万円と低く、一次流通の半分程度にとどまる。

 そんなことをしていてはコストに合わないから、パッキン(梱包)を開けることさえなくサンプルかデジタル画像だけで商談して転売してしまうのがバッタ屋さんにとっては効率的な商売のようだが、結局は誰かが消費者に小売りする必要がある。

放出品に不可欠な仕分け

 最終的にはどこかの小売業者かECサイトが販売することになるから、誰かが仕分けざるを得ない。一般に、放出在庫の仕分けは以下の4段階で行われる。

(1)製品として再販できるものとウエスや繊維原料にするものに仕分ける
(2)婦人用・紳士用・子ども用に仕分ける
(3)アイテムとシーズンに仕分ける
(4)テイストとビンテージ(市販年度)に仕分ける

 (1)(2)は誰でもできるから人件費が極端に安い地域で行うのが望ましい。(3)は先進国市場の常識的知識が必要だから、それに近接する低賃金地域で行うのが好ましい。(4)は先進国市場の専門的知識が必要だから、高賃金地域で行わざるを得ない。仕分け工程間で移動するとコストが跳ね上がるから(1)〜(4)を1カ所で済ますのが必定で、モンゴロイド圏ではシンガポールと接するマレーシアになる。

 18年の貿易統計では日本からの中古衣料輸出23万6585tのうち53.5%を対マレーシアが占め、韓国が16.4%で続く。ちなみに日本に輸入される中古衣料5842tのうち米国が33.5%を占め、次いでマレーシアが17.6%を占めるから、仕分け後のブーメランはあっても最大0.8%までだ。

 アパレルメーカーの国内放出在庫なら(3)(4)だけで済むが、(4)になると玄人のセンスが必要で、素人感覚で荒っぽくやっては付加価値がはがれ落ちる。ビンテージとなると放出側が伝票かタグで表示してくれないと玄人でも判断に迷うが、中古衣料のバイヤーなら日常業務で長けている。中古衣料店は編集陳列にも慣れているから、オフプライスビジネス進出のハードルも低い。

 うまく仕分けたとしても、自社の販路に合わないものは転売し、シーズンが異なるものは時期が来るまで倉庫に保管しなければならない。その倉庫費用もばかにならないが、自社の店舗やサイトで販売するオフプライスビジネスとなれば単品管理のコストが付きまとう。バラ残品では仕分けしてバーコードを付けて棚入れするコストは一次流通より格段に高くつくし、襟ネームや洗濯タグ、下げタグを外して付け替えるとなると一点あたり数百円もかかる。それを売価にのせるのは困難だから、その分、引き取り価格をたたくしかなくなる。

ウィンウィンの在庫処分はタイミングが要

 二次流通の仕分け手間を最低限に抑え、シーズンまで倉庫に積んで賞味期限を浪費することなく販売するには、一次流通のアパレルメーカーや小売店が最適なタイミングで放出する必要がある。

 アパレル商品は鮮度とシーズン性が命だから期末越えの持ち越しは論外で、当該シーズン中、それもプロパー時期での放出が望ましい。それも店頭に出してバラ残になったものでなく(個別検品が必要で仕分けも手間取る)、未投入で色・サイズもロットもそろったPackaway(検品も仕分けも不要でバーコード付けも容易)が好ましい。

 米国の最大手オフプライスストア(OPS)チェーン「TJX」ではオンシーズンのPackawayが6割以上を占めるが、その多くは端からアパレルメーカーと組んだタイアップ別注品だといわれる。大手OPSでも古典的なディスカウントタイプである「バーリントン(BURLINGTON)」は旧シーズンの流通在庫が多くPackawayは3割程度といわれるが、「ノードストロム ラック(NORDSTROM LACK)」となると自社百貨店の売れ残り(多くは前シーズンもの)が半分以上でPackawayは3〜4割と、それぞれ性格が異なる。色・サイズがそろったPackawayでオンシーズンの鮮度を訴求するか、売れ残りでも著名ブランドを訴求するか、OPSには価格以外にも2面の魅力がある。

 放出のタイミングと形態は二次流通業者の引き取り価格も大きく左右する。二次流通業者の引き取り価格は、シーズン初期までなら調達原価の6〜7掛けだが、セールが近づくとその半額になり、持ち越すとさらにその半額になり、売れ残りのバラ残は格段に低くなる。人気ブランドにはプレミアムが付くから実際の買取レートは幅があるが、放出タイミングが早いほど高いのは同様だ。放出する側にとっても早期の放出はメリットが大きい。

二次流通への放出は価格帯で大差

 二次流通業界のアキレス腱は供給の途絶で、売れ残り商品が次々と放出されなければ商売にならない。需要に倍する供給で売れ残り品が溢れているように見えても、分野によっては放出が限られる。あまりの過剰供給に懲りたのかアパレル業界も調達の抑制に転じており、高価格帯かつ買取商品から順に放出が絞られている。

 欧米ラグジュアリーブランドはコレクションごとの受注生産(各国の独資販社も数入れする)で、売れ残り品も内輪のファミリーセールと直営アウトレットであらかたさばけるし、それでも残れば焼却処分するから、二次流通市場への放出は極めて限られる。まとまって出るようなことがあればライセンス品(著名ブランドでも国によってはライセンス契約が残る)か模造品の疑いが濃いから、インボイスを確かめるのが賢明だ。ファクトリーブランドもコレクションごとの受注生産で、代理店も百貨店も買い取りだから大量に残るような発注はしない。二次流通に放出されるのは期末セール後のバラ残品で量も限られる。

 百貨店NB(ナショナルブランド)や同クラスのライセンスブランドも近年は調達を絞っており、百貨店のセールに先行してECで処分を始めるし、ファミリーセールや直営アウトレットも駆使するから、二次流通への放出は急減速時の例外かセール後のバラ残品に限られ、うま味のあるPackawayなど期待できない。まとまって放出されるのはライランス先の切り替えや撤退に伴う一時的なケースで、しばしばあるわけではない。

 最も供給が潤沢なのは小売店のオリジナルなど一括ロット調達のSPA商品で、数カ月あるいは半年以上も前に発注して需給調整が効かないから、外しても当たっても大量に出てくる。トレンドを外すと売れ残るのはもちろんだが、当たっても多数の会社が似たような商品を供給すれば供給過剰になって大量に売れ残る。OEM会社が放出する未引き取り品やキャンセル品はもちろんPackawayだが、SPA事業者が売り切れず放出する商品も色・サイズがそろってPackawayに近いのが特徴だ。

 その下の量販店やホームセンター向けのPB商品、地方問屋のB級・C級ライセンスブランド(ネーム利用許諾だけで企画や販路の管理は極めて甘い)は途切れることなく放出されているから、過剰供給が慢性化しているのだろう。ブランドで売れる商品ではないから集客の目玉にはならないが、安定した供給が期待できる。

 ブランドで売れる商品でけっこう供給があるのが、メーカー直販でなく問屋経由でさまざまな小売店に流れるワーク系やスポーツ系のNBだろう。メーカー放出ほどロットはそろわないがPackawayに近いまとまった放出もあり、オフプライスストアの目玉になっている。

3タイプに分かれるオフプライスストア

 米国では大手3社(TJX、ロス・ストアーズ、バーリントン・ストアーズ)だけでも606億ドルと百貨店上位3社(メイシーズ、ノードストロム、ディラード)合計の468億ドルを3割近く上回るが(19年1月期)、わが国でオフプライスストアが広がるには供給面の障害が多く、遠い将来はともかく当面は紆余曲折が推察される。オフプライスストアは価格帯で以下の3タイプに分かれるが上位ほど放出が限られ、店舗の継続的運営が難しいからだ。

(タイプA)著名ブランドのディスカウント型

 ラグジュアリーやデザイナーズからストリートまで、誰もが知る著名ブランドをそろえてオフ率をアピールするディスカウント型。小売店の売れ残りや代理店の放出在庫に限られPackawayは希有で、「ノードストロム ラック」のような百貨店やセレクトチェーンの直営でない限りオンシーズン品も限られる。ブランドネームを外しては成り立たない。ダウンタウンの駅裏や裏通り、あるいはアウトレットモールに立地する。

(タイプB)中級ブランドの複合訴求型

 百貨店ブランドや専門店ブランド、セレクトチェーンのオリジナルなどで構成し、メーカータイアップのPackawayもそろえてオンシーズン品も訴求する複合構成。ブランドネームを外しては成り立たない。郊外のパワーセンターやロードサイドに出店するスーパーストア型、商店街やCSC(コミュニティー型ショッピングセンター)に出店するブティック型に分かれる。

(タイプC)低価格ブランドの価格訴求型

 大衆的SPAブランドや量販店向けブランド、その未引き取り品やキャンセル品で構成して絶対低価格を訴求するプライスライン型。小売店の売れ残りもあるがメーカーや問屋が放出するPackawayの比率が高く、供給が潤沢なこともあって多店化も容易。ブランドネームを外しても成り立つが、このクラスでは外すことを求めるブランドはないし、外すコストも見合わない。郊外のパワーセンターやロードサイド、商店街など家賃と客層が合えばどこにでも出店できる。

 上記の3タイプのうち、日本で急速に多店化できるのはタイプCで、「タカハシ」は東京圏西部の郊外に660平方メートル級の店舗を37店展開している。ホームセンターなども参入して「ファッションセンターしまむら」やGMS衣料品を追い詰めていくのではないか。タイプAは商品調達が難しく、百貨店やセレクトチェーンが直営するアウトレットストアの延長線上か、「ドン・キホーテ」などディスカウントストア内での展開に限られそうだ。

 読みにくいのがタイプBだ。ワールドの「アンドブリッジ(& BRIDGE)」(990平方メートル)はスーパーストア型の典型だが自社商品の比率が高いアウトレットストアとの折衷型で、不安定な商品調達が多店化の障害になると思われる。調達環境を考えれば数十坪級のブティックタイプが有望で、「オフプライスストア」と銘打たないでプロパー店舗と同じように運営し、センスと価格で顧客を捉えて生活圏に定着していくと思われる。

 オフプライスストアは米国型のスーパーストアモデル(2600〜4500平方メートル)にこだわらず、わが国の調達環境の実態に見合ったモデルを開発していくべきだと結論したい。

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【ユニフォームの種類について!】

いつもロンヨンをご利用頂き有難うございます、上田です!

 

いや~サッカーU-23がまさか2連敗してしまうとは・・・

いずれにせよ、現チームの主力である久保選手や堂安選手がいない、オーバーエイジ枠の選手が入る等でチームの成熟度の低さが心配です(^^;

本番まで時間が有りませんが、上手くチームが纏まってメダルを取って欲しいな・・・と思います!

 

さてさて、それでは本日のブログの本題に移らせて頂きます!

今回のテーマですが、ロンヨンのユニフォームの種類と特徴について書こうと思います!

 

早速ですが、弊社には大まかに下記の3種類のユニフォームが有ります!

 

1、)ハイエンドユニフォーム

2、)昇華スタンダードユニフォーム

3、)縫い合わせユニフォーム

 

どの様な違いがあり、自分はどのユニフォームが一番適しているのか分からない…

実はそんな方も多いのではないでしょうか!

そんな方のために、それぞれのユニフォームについて書かせて頂きます(^^)

 

まずは、こちらの

【ハイエンドユニフォーム】

についてです!

 

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ハイエンドユニフォームを一言で表現すると、

「プロ選手が使用する位に高品質なユニフォーム」です!

 

なんと、Fリーグ湘南ベルマーレの公式ユニフォームにも採用されている位に高品質なんです!

メインの素材に吸汗速乾と抗菌防臭機能を備えた絹のような肌触りが特徴のシルキーを使用し、

切り替えは伸縮性の高いメッシュ生地を使用しているので、スリムフィットタイプながら着心地は抜群です(^^)

 

▼ハイエンドユニフォームの特徴

・競技フットサルにも対応出来る生地の高機能性

・シルエットはスリムフィットで運動時のバタつき、違和感を解消

・上下共に昇華作成

・プロも使用している

 

この様な特徴から、

「本格的に競技としてフットサルをしている方」

「エンジョイでも、良いプレーをするため高品質なユニフォームを求める方」

そういった選手へ向けたユニフォームと言えるのではないでしょうか(^^)

より詳しい詳細を知りたい方は下記URLをご覧下さい!

 

▼ハイエンドユニフォーム紹介ページ

http://www.longyong.jp/lineup/highend.html

 

 

それでは、次に弊社で一番シェアの多い

【昇華スタンダードユニフォーム】

に参りましょう!

 

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冒頭でも書きましたが、昇華スタンダードユニフォームは弊社で一番シェアの多い商品です!

理由としてはシミュレーターを使用して作れるオリジナルデザインの豊富さが有るのではないでしょういか!

価格の部分でもハイエンドよりリーズナブルですし、

昇華スタンダードユニフォームは「チームユニフォームを初めてお作りになる方に特にオススメ」です(^^)

かといって、ユニフォームとしての質が悪いのかと言うと、そんな事はないですよ!

生地は吸水性と速乾性に優れたポリエステル生地で、光沢の有る生地と無い生地から選択可能です!

シルエットはスリムでもルーズでもなく、ちょうど中間位のデザインです!

 

▼昇華スタンダードユニフォームの特徴

・シミュレーターを使用して作れるデザインが豊富

・生地も三種類から選択可能

・シルエットはスリムとルーズの中間

・ハイエンドよりも手頃に昇華ユニフォームが購入可能

 

詳しくは下記URLをご覧下さい!

 

▼昇華スタンダードユニフォーム紹介ページ

http://www.longyong.jp/lineup/print_uniform_standard.html

 

また、弊社のシミュレーターはお客様からも使いやすいと、ご好評頂いています!

是非お試し下さい(^^)

 

▼ユニフォームシミュレーターURL

http://www.longyong.jp/simulator/id/

 

 

次が最後になりました

【縫い合わせユニフォーム】

に参りましょう!

 

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縫い合わせユニフォームの特徴は、これまでの二種類と異なって

「生地に直接色をプリントする昇華ではなく、ロゴはマーキングシートを貼り付ける方法で作成される」所です!

 

日本代表等の有名サッカーチームのレプリカユニフォームは番号やスポンサーロゴが

シートを貼り付けて表現されていると思うのですが、まさにそれと同じです(^^)

昇華で作成する場合はロゴの数やデザインが違っても値段は変わりませんが、

縫い合わせユニフォームはロゴの数(貼り付けるシートの数)に応じて値段が変わるのもポイントです!

「まずは安くチームユニフォームを作りたい」そんな方には良いかもしれませんね!

 

また、こちらもシミュレーターが有るので、作成出来るデザインの幅が広いです!

 

▼縫い合わせユニフォームの特徴

・ロゴは昇華ではなくシートをj貼り付けて作成 (ロゴの数に応じて価格が変わる)

・生地はポリエステルの吸水速乾、ツヤのないデザイン

・シルエットはややゆったり

・シミュレーターを使用してデザインが作成出来る

 

縫い合わせユニフォームの詳細は下記URLをご覧下さい!

 

▼縫い合わせユニフォーム紹介ページ

http://www.longyong.jp/lineup/stitch_uniform.html

 

こちらのシミュレーターも是非ご覧下さい(^^)

 

▼ユニフォームシミュレーターURL

http://www.longyong.jp/simulator/03/

 

 

弊社のユニフォーム三種類について書かせて頂きましたが、如何でしたか(^^)

それぞれに特徴や長所が有るので、種類を選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです!

 

今回はこの辺で失礼いたします!

「フィップス」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「フィップス(PHIPPS)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「H&M」が渋谷店のセールスアドバイザーを募集 チームで協力し、最高のショッピング体験を提供

 スウェーデン発のアパレルブランド「H&M」は、渋谷店のセールスアドバイザーを募集する。接客・販売、在庫管理など店舗運営の業務全般を担当する。スタッフ同士のコミュニケーションを大切にし、仲間と連携しながら売り上げ目標の達成を目指す。一人一人の自主性を大切にしており、カスタマーサービスや売り場レイアウトなどへの新たなアイデアも歓迎する。

 デパートメントマネージャーや店舗VMDなど多彩なポジションに挑戦できる。キャリア説明会や社内公募制度もあり、理想のキャリア実現をサポートする。

 「H&M」は2008年9月に日本初上陸。現在は日本国内に102店舗、世界で5000店舗以上を構える。

募集職種
セールスアドバイザー(販売スタッフ)

応募条件
小売業界での実務経験者
※アパレル業界の経験は不問
※学歴不問
2020年3月卒業見込みの大学生・専門学生歓迎、第二新卒歓迎

勤務地
「H&M」渋谷店
※勤務地は希望を考慮
※今後も積極的に出店予定のため、転居を伴う転勤が可能な方歓迎

雇用形態
正社員
※6カ月の試用期間あり(給与に変動なし)

勤務時間
6:00~23:00の間でシフト制(週平均実働40時間)
※基本的に残業なし

休日休暇
シフト制(月8日、週平均2日)
有給休暇
傷病休暇
慶弔休暇
産前産後休暇(取得・復職実績あり)
育児・介護休暇(男女ともに奨励)

給与
年俸制216万円以上(1/12を毎月支給)
※経験や能力に応じて加給・優遇

福利厚生・待遇
昇給年1回(4月)
各種社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
交通費支給(社内規定による)
時間外手当
私服可
社員割引制度
定期検診
再雇用制度
確定拠出年金

応募期限
2019年2月5日まで

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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帰ってきたメンズコレドタバタ日記Vol.4 「トム フォード」で元気をチャージ&天敵出現で今季もイライラ

 さぁ、今日はミラノメンズ4日目の日記です。それでは早速、行ってみよう!

10:25 フェンディ

 ガンダムっぽい。これが、2020-21年秋冬「フェンディ(FENDI)」メンズの、特に序盤の率直な感想でした。多用した漆黒のレザーが光を跳ね返し未来的なムードを醸し出すコレクションは、ウールとベルベット、フランネル、それにレザーを複雑に切り返し。そのパターンが未来の戦闘服のように見えるんです。長靴のような超厚底のレザーブーツも、スタイルのユニホーム感を高めます。なんだか宇宙戦艦の乗組員みたいなのです。あとで振り返れば、この未来的なムードこそ「アンリアレイジ(ANREALAGE)」を迎えるためにシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)が構築した世界観なのかしら?

 でもシルヴィアは、茶目っ気たっぷりのクリエイター。いつでもクスッと笑えるアイデアを忍ばせるのを忘れません。今シーズンは漆黒のユニホーム的フォーマルとコントラストを成す、イエローのアクセサリーがぜ~んぶユニーク。手仕事の温もりに溢れるローゲージのざっくりニットで作ったマフラーやバッグ、それにショッピングバッグを模したレザーアクセサリーが、見る者を笑顔にさせてくれます。ショルダーバッグは、買った長財布や革小物を入れてくれるボックスにストラップを取り付けたみたい。なんだか「未来の乗組員、休日『フェンディ』にショッピングへ!」みたいなムードなんです。

 そしてラスト4ルックは、この記事にある通り「アンリアレイジ」ならではの技術を使ったアウターウエア。テクノロジーとクラフツマンシップ、森永さんのマジメなモノ作りとシルヴィアのユーモア。今シーズンも「フェンディ」メンズは、クリエイターとのコラボレーションで多面的なコレクションにたどり着いたのでした。

11:35 マリアーノ

 さぁ、僕の“天敵”ブランドが現れました。強敵です。「マリアーノ(MAGLIANO)」です。

 前回は招待状がホテルに届かず、おかげで大混雑の入り口で30分近く待たされるという苦行を強いられ、しかも英語が喋れないスタッフが友達ばかりを会場に次々入れるから「チッ」って思うコト10回以上(笑)。イタリアンストリート束ねるスラムジャム系のブランドは、オペレーションが未熟なコトも少なくありませんが「『マリアーノ』さん、アナタ、ちょっとヒドいんじゃございませんか!?(デヴィ夫人風にどうぞ)」と思ってしまったブランドなのです。

 あれから半年が経ちました。ランウエイも、気づけば3回目です。「マリアーノ」さん、少しは成長したでしょうか?そう思いながら「フェンディ」から歩いて15分の会場に到着すると、スタート予定時刻なのに開場さえしていない(泣)。しかも入り口はめちゃくちゃ狭い(号泣)。そして、友達ばっかり優先入場させるアイツがいる(チッ)。グロテスクな招待状を持つ手が、早くも震え始めます(あ~、イライラ)。予断ですがこのインビテーション、なんてグロいんでしょう!

 とはいえ、今回は招待状を持っていたので、入場は比較的スムーズ。でも、そこからも混乱続きです。僕の席は、まさかのトリプルブッキング(笑)。想定通りのオペレーションの未熟さで、新興ブランドのクセに今期一番の大遅刻であります(苦笑)。

 しかも薄暗いビリヤードバーは、開演直前にスタッフが1列ずつライトを点灯する演出なのですが、コレまた作業が遅いのなんの。リハーサルやってないのかしら……⁉︎今回も「『マリアーノ』さん、もうチョット頑張りなさいよ」と思ってばかりです。

 とはいえ、肝心のコレクションは、良くなっている!!

 アイコニックなジャケットは、「マリアーノ」らしい上半身にボリュームを置くシルエットはそのままに、かなりクリーンに進化。完成度も上がりました。次回は、オペレーションも進化させてくださいね。

13:10 ディーゼル

 お次は「ディーゼル(DIESEL)」の記者会見。サステナブルを意識したコレクションの発表(どうやらミラノのウィメンズ・コレクション期間中にお披露目のようです)、カーボンオフセット(排出した二酸化炭素を相殺するソーシャルグッドな活動)への取り組みなどを決意表明です。

14:05 ステラ マッカートニー

 「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」は、バイヤーとプレスだけにコレクションを先行公開。ゆえに多くは語れませんが、新しいロゴデザインが誕生です。新ロゴは、今流行りのサンセリフ体。既存のロゴも使い続けるそうですが、Tシャツやスエットには、新ロゴがプリントされていました。

14:45 トム フォード

 控えめ・コンサバな提案が目立つ2020-21年秋冬シーズンでも、「トム フォード(TOM FORD)」は大胆不敵。相変わらず唯我独尊。トム様ワールド全開です。

 コレクションは、1プリーツ(ちなみにトム様、プリーツは必ず体の内側にヒダを作ります。外側はありえない。美しくないんだそうです)のフレアパンツを合わせるスーツ“アティカス”にフォーカス。ヘンリーネックのインナーを合わせるカジュアルな提案ですが、シャツとシルクタイ、アウターを筆頭にさまざまなネオン、パステル、ビビッドカラーが勢ぞろいします。

 コッパー(銅)色のクロコダイルの型押しブルゾンにシルクサテンのフレアパンツ、そしてレトロスニーカーの1カラースタイルなんて、シビれます。ジョギングパンツは、ウエストがゴムなのにカッコ良すぎです。サテンのボンバーズ、MA-1、ムートン、それにカラーレンズのアビエイターサングラスは、いずれも文句なしにクール!!色を見ると、やっぱり人間元気になるものですね(笑)。

15:45 プラダ

 昨日の「プラダ(PRADA)」の展示会へ。キーワードは「シュール・クラシック」。“反英雄的な男らしさ”を模索したコレクションと伺い、「さすがはミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)!」とほくそ笑んでしまいました。分かるようで分からない、でも口に出して言いたいくらいカッコいい。今シーズンもそんなキーワードをひねり出してきます。ちなみに20年春夏のウィメンズ、キーアイテムを絞り込んだコンパクトなコレクションについては「複雑さに対する解毒」と表現しています。シビれる~!トム・フォードが本能レベルで「カッコいい!!」と思わせるなら、ミウッチャは知的レベルで「カッコいい!!」と思わせてくれる。どちらも両雄と言えましょう。

 モデルが凛と見えたのは、タイトなストレッチニットやスキニーなパンツのおかげ。これだけだと「英雄的男らしさ」なのでしょうが、そこに手編みのニット、薄くパディングを貼り合わせたコート、スポーティーなライン“リネアロッサ”のナイロンアノラックなどを合わせると、確かに英雄感は控えめになって、現実味がアップ。使った原材料のうち90%がサステナブルというコレクションには、再生ナイロン「エコニーレ」のウエアが登場しました。

 昨年発売した「エコニーレ」のバックパックは、早々に完売したそう。お待ちかねの第2弾商品です。

16:15 C.P. カンパニー

 お次はミラノメンズのトップバッターを務めた「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」の展示会へ。プレゼンでは触れなかった商品が、ここではいっぱい触れます(笑)。過酷な環境にも耐えられるスペックウエアと、ガーメントダイが信条のブランド。キレイなグラデーションを描くように洋服を並べると、壮観です!

17:20 ジョルジオ アルマーニ

 さぁ、本日もいよいよラスト目前。夕方は「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」です。

 コレクションは、なんとビックリなスキーにも使えるハイスペックウエアからスタート!この手のスペックウエアは、若々しい「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」の専売特許かと思っていましたが、今ドキの紳士はアクティブですものね。スキーやスノボくらいするでしょう。

 ところがハイスペックなスポーティーラインのパートが終わっても、今シーズンの「ジョルジオ アルマーニ」は若々しい。ラグランコートは今時のオーバーサイズ、ジャケットに合わせるのはニットポロ、そしてサイドゴアブーツにはジョギングパンツ。ミリタリーコートやブルゾンも多数です。大人の男性も着実に変化している。アルマーニさんはそれを見逃さず、トップラインを思い切って、かなり若々しい方向に振ってみた。そんな意欲が伺えました。

 とはいえカーキのミリタリーコートは、実はベルベット製とゴージャス&エレガント。化繊のブルゾンも、アストラカンという毛皮の一種の表面のように生地をつまんで複雑な柄を手に入れます。そこには常に最高の素材と、根気強いクリエイションが潜んでいるのです。

 ちなみに「ジョルジオ アルマーニ」には、素材の調達と改良に情熱を燃やすベルベット担当がいるらしいですよ(笑)。毎回展示会でナデナデすると、本当にその心地よさと柔らかさには驚かされます。今期は、それがミリタリーコートですからね。世界で一番気持ち良い、オトナのミリタリーコートに間違いありません!!

19:25 ア-コールド-ウォール

 今日の最後は、「ア-コールド-ウォール(A-COLD-WALL)」。インダストリアルなムードと、シンプルなアイテムほどこだわる独特のパターンで定評があります。が、今回はイマイチ冴えません。大人の街、ミラノに移ったせいでしょうか?なんだか大人しく見えてしまい、それぞれのアイテムから「ア-コールド-ウォール」である必然性が感じられません。残念。次回に期待です。

 ということで、本日はこれにて。明日は最終日。残るショーは3つです。今日は会食ナシ!!パッキングして、早めに寝ます(Zzz……)。

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「オープニングセレモニー」が全店を閉店 ニューガーズと共にオリジナルブランド開発に注力

 セレクトショップで同名のブランドを展開する「オープニングセレモニー」(OPENING CEREMONY以下、OC)が、2020年中に全ての店舗を閉じることを発表した。

 1月13日には、高級ブランドのECサイト「ファーフェッチ(FARFETCH)」を親会社に持つニューガーズグループ(NEW GUARDS GROUP以下、NGG)が「OC」の商標と知的財産を取得したと発表している。現在「OC」は店舗をニューヨークに2店、ロサンゼルスと東京に1店ずつ構えているが、東京・表参道店は1月28日に閉店する。またECも展開しているが、日本のオンラインショップは2月23日をもって終了する。

 「OC」は02年にウンベルト・レオン(Humberto Leon)とキャロル・リム(Carol Lim)がニューヨークで設立。オリジナルブランドに加えて、新進気鋭のブランドを取り扱うことで知られている。両氏は閉店について、「『OC』のオリジナルコレクションを作り上げることに集中し、新たなパートナーであるNGGと共にブランドをさらに成長させるために決断した」と声明文で語った。

 しかしこれは一時的なことで、いずれはまた店をオープンしたいという。両氏は、「ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、そして東京の店舗を通じて世界中の人々がつながり、私たちはもちろん、店を訪れた顧客にも大きな喜びをもたらしてくれた。『OC』では複数のブランドを取り扱ってきたが、将来的にどのような買い物体験を提供するのかをNGGと一緒に再検討し、私たちのように“死ぬほど買い物好き”な顧客にも驚いてもらえるような店をつくりたい」と述べている。なお両氏は、NGGによるテコ入れ後も「OC」の共同クリエイティブ・ディレクターとして残るものと見られている。

 NGGは15年にミラノで設立。ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」や、「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」などを擁するが、19年8月に「ファーフェッチ」によって6億7500万ドル(約735億円)で買収された。

 「ファーフェッチ」は高級ブランドを扱うECプラットフォームとして確固たる地位を築いているが、今後はオリジナルブランドの開発にも力を入れていくことを、ジョゼ・ネヴェス(Jose Neves)創業者兼最高経営責任者が明らかにしている。NGGが「OC」の商標と知的財産権を取得したことは、その流れに沿ったものといえるだろう。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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「アミ アレクサンドル マテュッシ」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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ウィメンズ市場の最前線に元「キットソン」仕掛け人が帰ってきた! 好調「ノーク」宮井雅史が語るD2Cと既存アパレルの違い

 宮井雅史と聞いて、30代半ば以上のファッション業界人ならピンとくるだろう。2009年に日本に上陸し、大ブームとなった米西海岸発のセレクトショップ「キットソン(KITSON)」の仕掛け人であり、それ以前はオンワード樫山のレディースカジュアル事業本部本部長、レディース商品開発室室長を務めた人物だ。当時は飛ぶ鳥を落とす勢いで、「キットソン」を離れた後もいくつかのブランドのプロデュースに従事。しかし、「キットソン」以上の勢いとはならず、近年は裏方のイメージが強かった。その宮井がここにきて、D2C(EC専業ブランド)というウィメンズファッションの最前線に返り咲いている。トータルプロデュースを手掛けるクロスプラス初のD2Cで、30~40代向けの「ノーク(N.O.R.C)」は絶好調。20年春からは、古巣オンワード樫山が立ち上げたD2C「アンクレイヴ(UNCRAVE)」のプロデュースも務める。アパレルビジネスの酸いも甘いも知り尽くした宮井に、「ノーク」ヒットの理由や、D2Cと従来型アパレルビジネスとの違いを聞いた。

WWD:19年2月に立ち上げた「ノーク」の初年度売り上げは、当初目標1億5000万円に対し、4億円強の着地予想となった。女性ファッション誌への露出も非常に多い。何が支持された?

宮井雅史「ノーク」トータルプロデューサー(以下、宮井):高品質、ロープライスという“コスパ(コストパフォーマンス)の良さ”が最もお客さまに響いた。累計で3000枚売れている本格的なミリタリーディテールのトレンチコートは1万8500円だ。福田亜矢子、斉藤くみという2人のスタイリストを起用しているが、彼女たちのSNSフォロワーが元々多かったからデビュー時からヒットしたというわけではない。福田はインスタをやっていなかったし、斉藤もフォロワー数は5000人前後だった。

WWD:そもそも、どんな経緯でブランドを立ち上げることになったのか?

宮井:元々は、クロスプラスから自社ECの売り上げと会員数を増やしたいというご相談をいただいた。クロスプラスとしては、ECサイトの見え方や編集の仕方を変えたいと思っていたのだと思う。しかし、そもそもクロスプラスはミセス向けブランドや量販店向け商品が中心で、“王道のマス”を取り込めるブランドを持っていなかった。「ECの売り上げを高めたいのなら、マス層の新規客を取り込めるブランドを作った方が早い」と伝え、ブランド立ち上げに至った。ターゲットとしているのは、スマホで買い物をする、時間効率を求めている人たち。働く女性や子育て中のママたちだ。半歩先のファッションに興味があって、忙しい中でもSNSで情報収集をしている層を意識した。実際の中心購買客層は39~41歳。地方の女性も意識して始めたブランドだが、まずは都市圏から火がついた。客単価は1万円を切ったことはない。

WWD:ターゲット層の女性たちに支持されている“コスパの良い”ブランドとしては「ザラ(ZARA)」や「ユニクロ(UNIQLO)」も思い浮かぶ。それらとの違いは?

宮井:35歳の日本の女性の価値観に、本当に合致するブランドはあるのか?という問いから構想をスタートした。ターゲットは本物を知っている世代だから品質は妥協したくなかった。クロスプラスの生産背景があるからそれが可能だし、D2Cだから原価率も高く設定できる。(「ザラ」は)さまざまなシーンの中の1つとしてはいいが、日本の大人の日常着となるとトレンド要素が強過ぎるし、品質もあくまで大人にはギリギリ許せるというラインだ。一方、(「ユニクロ」が提案するような)ベーシックで全身をまとめるというのは実はすごく難しい。大人の女性には、ベーシックに加えて華やかなアイテムも部分的に必要だ。そんな考え方で、長い期間着るため少々値が張ってもいい定番品の“ノーク バイ ザ ライン”と、ベーシックの中にもシーズンのムードを取り入れたネオベーシックと位置付ける“ノーク”という、2ラインでブランドを構成している。売り上げに占める割合は前者が4割、後者が6割だ。「何を着るか」よりも「どう着るか」が重視される時代だからこそ、両ラインにそれぞれスタイリストを起用し、スタイリングからMDを組み立てている。「どれだけ着まわせるか」も“コスパの良さ”の一環だ。

ECは
「年間を通した売りつなぎが重要」

WWD:実店舗のないD2Cブランドだからこそ意識したことはあるか?

宮井:大きくは2つある。1つ目は「無駄なものを作らない」こと。実店舗運営が前提となると、売れないと分かっていても作らなければならないアイテムが出てくる。例えば、プリント柄の売れ筋がある1色に集中すると予想できても、VMDで他の商品を引き立てるために他の色が必要とされるケースがある。D2Cはそれがないため、プロが考えた本当に必要なアイテムだけを提案できる。2つ目は、D2Cは「いくらでも編集できる」という点だ。投入から時間が経った商品でも、ECサイトのサムネイル画像を編集することで鮮度を保つことができる。それゆえ、定番アイテムは半年間で売り切る必要がなく、年間通して販売ができる。逆にいえば、同じアイテムをいかに売りつなぐかという視点が重要だ。実店舗は鮮度を保つために店頭をコロコロ変える必要があるが、近年はトレンドがシーズンによって入れ替わることがなくなっている。同じ商品が売れ続けているというのがマーケットの実情であり、売りつなぐという考え方に合致している。

WWD:「無駄なものを作らない」「売りつなぐ」という考え方を、具体的にどう落とし込んでいるのか?

宮井:デビューシーズンの19年春夏は、「シーズンレスアイテムといえばスカートだ」という考え方のもと、スカートとワンピースだけで商品全体の5割を構成した。スカートやワンピースは、ニットと合わせたサムネイル画像にすれば秋冬も売りつなぐことができるからだが、実店舗を前提とするブランドなら、こんな商品構成はありえない。店頭の見えがかり上、パンツも作らなきゃダメとなる。一方で、実店舗ならそうやって(無理に)作った商品も偶然客の目に留まって売れる可能性があるが、ECは検索にひっかからないアイテムは売れない。例えば、19年春夏は“リネン混”というキーワードが商品名に入っているか否かで売り上げが大きく異なった。だからこそ商品名まで熟考する。サムネイル画像がものを言うので、全画像のスタイリングをスタイリストが手掛けており、ビジュアル撮影も雑誌の表紙を担当するようなカメラマンに依頼している。それが売り上げに直結するからだ。実店舗がない分、そういった部分には投資している。

WWD:“リネン混”のようなヒットキーワードやアイテムを見付けるために、ビッグデータ解析の導入などもアパレル業界内ではもてはやされている。どうやってそれらを見付けているのか?

宮井:2人のスタイリストから自然に出てくる。2人とも子どもを持つ40代の働く女性であり、ライフスタイルに共感できる。ターゲットと乖離しない2人だからこそ一緒に「ノーク」に取り組んでいる。正直、ヒットの芽を探すために海外コレクションなどは全くチェックしなくなった。もしも僕がコレクションのトレンド情報をもとに「このアイテムで行こう」などと言い出したら、2人からリアルに基づいたディレクションが入って、止められるだろう。

フラッシュセールサイト
の経験が糧に

WWD:サイズ展開にも力を入れている。大人の女性は体形が変化することを想定し、サイズバリエーションを充実しているのか?

宮井:サイズ展開と体形変化を直結させるのは旧来のアパレルの考え方だ(笑)。定番品のラインでは特にサイズ展開に注力しており、3~4サイズを展開している。これは既存のS、M、Lではなく、お客さま一人一人の「どう着こなしたいか」に寄り添うためだ。スカートなら、旬の気分を取り入れてマキシ丈ではきたいか、コンサバにひざ下丈ではきたいか、といった違い。もちろん、サムネイル画像もサイズ別に作成する。そうは言っても、立ち上げ当初は従来のアパレルビジネスの定石に僕も引きずられており、3サイズ展開だとしても真ん中のサイズを多めに発注していた。しかし、実際は両端のサイズが売れるというデータが出ている。19年10月に伊勢丹新宿本店と阪神梅田本店でそれぞれ1週間のポップアップストアを開いたが、その際も同様の傾向だった。サイズのバリエーションが重要な時代とはいっても、実店舗では同商品のサイズ違いばかりを並べたらそのラックは死に筋となる。だからといって、毎回販売員にストックルームにサイズ違いを取りに行かせるわけにもいかない。そのように、実店舗なら弊害になることを徹底的に実行しているのが「ノーク」だ。

WWD:そういった、D2Cならではの戦い方をどのように獲得したのか?

宮井:「キットソン」を離れた後、いくつかのブランドのプロデュースを経て、フラッシュセールサイトのファッションコンテンツ企画制作に携わった。フラッシュセールサイトは、提携ブランドで売れ残った商品を編集し直して売るビジネスモデルだ。どんな商品が売れ残っているのか確かめるために倉庫まで行ったこともあるが、「こんな商品では売れ残って当然だ」「この商品なら再編集すれば売れるのに。もったいない」など、いろいろと考える部分があった。同時に、僕も実店舗のビジネスを手掛けていた時は同じような売り方をしていたと反省もした。今、業界内に(大量廃棄の削減を目指した)サステナビリティの意識が広がっているが、そことつながる部分もあると思う。ECではブランド名よりもアイテム名が購入の入り口になる、それゆえサムネイル画像でどう見せるかが大事、といったこともフラッシュセールサイトでの経験を通して学んだことだ。

WWD:D2Cとしてスタートしたが、好調を受けてポップアップストアの誘いも増えている。

宮井:19年10月の伊勢丹新宿本店のポップアップは、台風直撃も重なったが1週間で約2000万円を売り上げ、阪神梅田本店も予算を超える好調ぶりだった。今春は、伊勢丹で2月19日からアウターに焦点を当てたポップアップを2週間行い、4月8日からの2週間で夏物のポップアップも行う。阪神でも4月8日から夏物のポップアップを1週間行う。ありがたいことに同様の誘いは増えており、ポップアップを行うとECの売り上げや会員数もアップするという相乗効果がある。ポップアップでは、先行発売品や原定色などをそろえ、ECと差別化し共存を図る。しかし、ポップアップを乱発したら実店舗ブランドと同じになってしまうし、D2Cを前提としてビジネスを組み立てているので、実店舗を何店も出していたらペイしなくなってしまう。ただ、商品を実際に見たいという声は強いので、ショールーミングのための場所を関東、関西で1店舗ずつ常設で持つことは考えている。

WWD:D2Cは、IT起業家やベンチャー投資家からも注目を集めている。彼らは、インターネットサービスを作るマインドセットでフィジカルな製品(服)を作るという考え方でD2Cを捉えており、そこが既存のアパレルがこれまで出してきたEC専業ブランドとの違いのように感じる。旧来のアパレルの手法もよく知る宮井さんにとって、D2Cの定義とは?

宮井:わざわざそんなふうに難しく考えたりはしない(笑)。ECは接客がない分、売れる、売れないの反応がダイレクトだ。それをくみ取って、お客さまに無駄な時間をかけさせず、求めている商品を提起するMDを組めるかどうかがD2Cでは肝要だ。もちろん、サムネイル画像の表現もそこに含まれる。そして、売れ行き動向が瞬時にデータとして出てくるので、商品を作り過ぎることもない。一般的に、旧来型のアパレルビジネスではプロパー消化率が60%を超えると収益化する仕組みだが、「ノーク」のプロパー消化率はそれよりも10ポイントは高い。だからこそ、原価率を高く設定することができる。

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「デヴィッド カタラン」2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「デヴィッド カタラン(DAVID CATALAN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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「デヴィッド カタラン」2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「デヴィッド カタラン(DAVID CATALAN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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デミ コスメティクスのヘアカラー剤「フュージョニスト」でつくる春の光に映える多彩なヘアカラー

 サロン向けヘアケアメーカーのデミ コスメティクスが6月に発売したヘアカラー剤「フュージョニスト」が、発色と色持ちのよさで人気を集めている。濃淡を自由自在に操ることができるこのヘアカラー剤は、軽やかで透け感が求められる春のヘアカラー提案にもぴったり。都内で活躍する人気美容師が来春のヘアカラーデザインを披露する。

ハイライトで軽さと個性を出し
人気のグレージュを
春仕様にアップデート

 「全体をアッシュベースの深みのある色に対して、ハイライトを顔まわりと前髪の内側に入れることで柔らかさと明るさを出して春らしく仕上げました。グレーを多めに用いることでちょうどよくくすませることができるので、あまり派手なヘアカラーにできない社会人にも、色を取り入れながら重く見えがちな暗髪に明度差をつくることでさりげないおしゃれを提案したいです。艶感と色持ちのよさはお客さまにも好評」(柴田英里佳「オブヘア(Of HAI R)銀座店」店長

Color Recipe:「トレニージョ パウダーブリーチ」(OX- 6.0)で顔まわりを中心にハイライトを入れ、6 -G/グレイをトナーでオン。さらに、「フュージョニスト」の6 -P/パープルでローライトを入れる。根元は6 -G/グレイ:6 -N/ネイビー=2:1(OX- 6.0)で、毛先は6 -G/グレイ:6 -N/ネイビー=2:1の割合に2剤をOX-3.0ACとOX- 6.0 =1:1に配合して塗布。

オレンジ×ピンクで
春の光に透ける
コットンのように柔らかいカラー

 「春色を意識しモデルに似合うように淡く仕上げました。来春はオーガニックな要素に注目しているので、色味の提案だけではなく暖色であっても寒色であってもヘルシーで柔らかさのある雰囲気づくりを提案していきたいです。最近のカラー剤は優秀になりすぎて、ブリーチなどで作った絶妙なベースメイクが壊されてしまうこともあります。その点「フュージョニスト」はこだわって作ったベースを壊さず絶妙な色出しができるところにカラーリストとして魅力を感じています」(赤岡翔太「トニー&ガイ ジャパン」広尾店テクニカルダイレクター/アートチームマネージャー)

Color Recipe:「トレニージョ パウダーブリーチ」(OX- 6.0)で、顔まわりと襟足にハイライトを、それ以外のオーバーセクションはバレイヤージュでベース作り。根元とバックセクションは「フュージョニスト」6 -O/オレンジ(OX-3.0AC)でオンカラー。顔まわりは中間を12-R/レッド:12-G/グレイ=1:2(OX-3.0AC)で、毛先を12-P/パープル:12-R/ローズ:クリア=1:1:1(OX-3.0AC)で塗布。トップの毛先は12-R/レッド:12-G/グレイ=1:2(OX-3.0AC)でのせる。

鮮やかな発色が長続きする
ヘアカラー剤
「フュージョニスト」

 浸透力の違う2種類の活性剤を配合する“ダブルレイヤー処方”を採用することで、これまでにない艶感を実現。さらに髪の内部と表面で異なる染まり方をさせることで、表面の染料によるパッキング効果が生まれて穏やかに褪色するのも特徴だ。また、独自の技術によってアルカリを多く使用しなくても十分なブリーチ効果が発揮されるので、髪にも優しく染め上げる。カラーは暖色から寒色まで9色相とライトナー、クリアで構成。インスタグラムアカウント@fusionistcolorでは同カラー剤を使用したスタイルやレシピを随時公開中。

問い合わせ先
デミ コスメティクス
0120-68-7968

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「マルコ デ ヴィンチェンツォ」2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「マルコ デ ヴィンチェンツォ(MARCO DE VINCENZO)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

ハプティック(触覚)フィードバック技術を専門とする仏スタートアップ 触覚を通して情報を得たり操作したりといったデバイスの仕様が当たり前になる日が来る❓ : スマホから車まで、デバイス操作に触覚フィードバックを組み込む「hap2U」| Techable

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「グッチ」2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション バックステージ

 「グッチ(GUCCI)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ベルルッティ」が新モチーフを発表 「グローブ・トロッター」とのコラボでお披露目

 「ベルルッティ(BERLUTI)」は新モチーフをあしらった「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」とのコラボレーションアイテムを発表した。

 新モチーフは、1985年の創業年に靴の木型に彫られた「ベルルッティ」のシグネチャーモチーフである “スクリット”のシーリングスタンプの部分を抜き出して再解釈した。クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)=クリエイティブ・ディレクターは、「パッと見たときに、クラシカルな印象、アーカイブから見つけたような印象を与えたかった」と説明する。

 新モチーフをあしらった「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」とのコラボアイテムは、26インチのトロリーケースからメッセンジャーバッグまで8型を展開する。価格は1900~4600ユーロ(約23万1800~56万1200円)で、4月15日から順次店頭に並ぶ。それに先駆けて「ベルルッティ」2020-21年秋冬コレクションのショーに合わせた1月17日から公式ECサイトで同モチーフを採用したポーチ(600ユーロ(約7万3200円))を販売する。ポーチ以外のアクセサリーも4~6月頃に店舗で取り扱うという。

 「ベルルッティ」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」を傘下に持つ。「リモワ」ではなく「グローブ・トロッター」との協業にゴーサインを出したアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティ最高経営責任者(CEO)は、「私は『リモワ』が大好きだし、よく使っている。弟(でリモワCEOのアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)は、素晴らしい手腕を見せていると思う。しかし、LVMHの傘下ブランドだという理由だけで、そのブランドだけと付き合う必要はないと考えている」と説明する。

 アルノーCEOによると、「ベルルッティ」の売り上げ構成比は靴が50%以上、レザーグッズが約3分の1、その他がウエアだという。「レザーグッズは収益性が高いため、継続して2ケタ増を維持したい」と語った。

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「ア コールド ウォール」2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「ア コールド ウォール(A-COLD-WALL)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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高級ホテル「キンプトン」が日本初店舗のオープニングスタッフを募集 “とことんパーソナル”なサービスで唯一無二のブランド価値を体現

 ラグジュアリーライフスタイルホテル「キンプトン(KIMPTON)」は、2020年春に開業する日本1号店「キンプトン 新宿東京」のオープニングスタッフを募集する。来客の出迎えや電話対応、ロビーでのウェルカムドリンクの提供、ホールでの接客・配膳、飲食店の予約手配などを担当する。自分と仲間の個性を大切に、主体性を持ちながらとことんパーソナルなおもてなしを体現する。欧米からのゲストを多く見込んでいるため、語学力が活かせる環境だ。

 入社後、「キンプトン」ブランドについて充実したオリエンテーションを受けるほか、サービススタッフに必要な知識を学ぶ。その後、実務を通して接客などを身につける。基本事項を記したマニュアルや各種トレーニングを用意しており、効果的な成長が見込める。

 「キンプトン」は1981年に米サンフランシスコで創業した米国初のラグジュアリーブティックホテル。現在、インターコンチネンタルグループが展開するラグジュアリーブランドとして、世界43都市にホテルを構えている。

募集職種
ホテルサービススタッフ

応募条件
学歴不問
※こんな方にぴったりです
人と話すことが好きな方
アートやファッションが好きな方
海外のお客さまをお迎えしたい方

勤務地
東京・西新宿

雇用形態
正社員、アルバイト

勤務時間
シフト制(1日平均8時間)
※残業は月平均20時間以内

休日休暇
シフト制(年間110日)
有給休暇
慶弔休暇
育児休暇

給与
会社規定による

応募期限
2019年2月15日まで

キンプトン新宿東京の求人詳細・申し込みはこちら
kimptonlove@intercontinental-strings.jp

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「グッチ」2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

 「グッチ(GUCCI)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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【12月街角景気】増税が尾を引き悪化。忘年会頼みからも脱却しよう。

街角景気は地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々から聞いた景気判断。2019年12月は、3ヶ月前と比較しての景気の現状判断は飲食関連で忘年会の動きが悪く、11月から1.6ポイント低下して、39.8ポイント。2~3ヶ月先の景気の先行き判断は消費税率引上げの影響が尾を引き、6.9ポイントも低下し、41.3ポイントとなった。
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ステーキ業態は「終わり」ではない!【千葉哲幸の視点】

 「いきなり!ステーキ」が厳しい状態に置かれていることはここで述べるまでもないだろう。既存店売上高が2019年10月には41.4%減、11月は32.8%減という状況になっていて、12月の段階で約500店舗となったが、今年の3月までに44店舗閉鎖することが決定している。吉野家もステーキ系の子会社を売却した。このような動向から「ステーキのトレンドは終わっている」と思っている人は大勢いるのではないか。
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AI活用で在庫問題を解決するサービス 「フルカイテン」が1.7億円の資金調達

 独自開発のAI(人工知能)で販売予測を行うSaaS型(クラウド)サービス「フルカイテン(FULL KAITEN)」を開発・提供するフルカイテン(大阪、瀬川直寛・代表取締役)は、大和企業投資や京銀リース・キャピタル、みずほキャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施し、1億7000万円の資金調達を実施した。加えて、みずほ銀行からも融資を受け、事業資金を積み増した。2017年5月、18年6月に続いて3度目の増資となる。調達した資金は人材採用と開発体制の強化に充て、サービス開発と普及のスピードアップを図る。

 フルカイテンは17年にサービスのバージョン1.0をローンチ。もともとはベビー服のEC販売事業を手掛けていた瀬川代表が、在庫の問題から3度の倒産危機を経て、サービスを構想し、自ら開発した。AIによって在庫を自動で分類することが特徴で、商品のSKUごとに「何月何日に何個売れた」「売価はいくらだった」「その際の在庫はどの程度あった」といった販売・在庫データを分析。そのデータをもとに、今後の売れ行きを予測し、労せずして全て売り切れる“フル回転在庫”、値下げなどの施策なしには売ることができない“不良在庫”、その中間である“過剰在庫”の3つに分類する。現在はバージョン2.0にアップデートしたサービスを提供しており、アパレル関連企業では「アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)」を運営するドームやジュン、フェリシモ、アシックスジャパンなどに導入されている。

 今回の資金調達に当たり、大和企業投資の後藤聴武・国内投資運用第一部長は「フルカイテンとは17年のシードラウンドからファーストかつリードインベスターとして歩んできた。流通業界の在庫問題は根が深く、フルカイテンは社会に広く求められるツールだと確信している。瀬川代表は当初手掛けていた小売り事業で在庫問題が原因で3度も倒産危機に瀕し、乗り越えてきた。そうした課題解決の実体験と統計学の素養を持つ人が生み出したからこそ、フルカイテンには説得力があると感じている」とコメントしている。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

JETROパリ片岡進所長によれば「日本企業による仏スタートアップへの出資・買収、協業事例が増加しており、 日本企業の投資判断が迅速になった」とのこと 急速な発展により注目を集める欧州エコシステム | JETRO 地域・分析レポート

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「カルティエ」が中国最大手のネット通販企業アリババのラグジュアリー専門プラットフォームに出店

 「カルティエ(CARTIER)」は2月に、アリババ(ALIBABA)が運営する中国大手EC「Tモール(天猫、T MALL)」内にある完全招待制のラグジュアリー・プラットフォームの「ラグジュアリー パビリオン(LUXURY PAVILION)」に出店する。

 「(ラグジュアリー パビリオンへの出店は)移り変わりの早い中国の小売り環境において顧客とより強固な関係性をつくるために有効な手段だ」と、シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)=カルティエインターナショナル最高経営責任者(CEO)はコメントする。

 オンライン上での旗艦店出店の動きが増える昨今、消費者の注目を集めるためにリアル店舗のオープン時さながらの仕掛けが必要になっている。「Tモール」の“スーパー・ブランド・デー”に合わせてオープンする「カルティエ」の店舗では、ダイヤモンドをあしらった“ジュスト アン クル(JUSTE UN CLOU)”ブレスレットや“ガーランド(Guirlande)”のチェーンウオレットバッグといった限定品の販売、先着288人に赤いボックスへの刻印や、赤いユニホームを来たベルボーイが直接自宅まで届けてくれるサービスを提供する。

 なお、「カルティエ」は中国で公式ECサイトを4年前から開設している。また、「カルティエ」の親会社、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)とアリババは2018年8月、戦略的パートナーシップを締結し、合弁会社を設立している。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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仕事が絶えないあの人の、“こうしてきたから、こうなった”サッカー元日本代表”鈴木啓太「オーブ」代表編

 転職はもちろん、本業を持ちながら第二のキャリアを築くパラレルキャリアや副業も一般化し始め、働き方も多様化しています。だからこそ働き方に関する悩みや課題は、就職を控える学生のみならず、社会人も人それぞれに持っているはず。

 そこでこの連載では、他業界から転身して活躍するファッション&ビューティ業界人にインタビュー。今に至るまでの道のりやエピソードの中に、これからの働き方へのヒントがある(?)かもしれません。

 連載第6回目に登場するのは、腸内フローラ(腸内細菌の生態系)解析事業を行うベンチャー企業「オーブ(AUB)」の鈴木啓太代表です。2000年に浦和レッズに入団し、サッカー日本代表としても活躍してきた鈴木氏は、引退直前の15年10月に「オーブ」を創業。これまでに、500人を超えるトップアスリートから便を集めてきました。その分析データからアスリート独自の特徴を発見し、製薬会社や食品メーカーとの共同研究や自社製品開発を行っています。オリンピック・パラリンピックを控えて関心が高まるスポーツ選手のセカンドキャリア。実業家として新たな道を歩む鈴木氏に、その転身と挑戦を聞きました。

WWD:選手時代から引退後のキャリアについて構想していたのでしょうか。

鈴木啓太(以下、鈴木):スポーツ選手というのは必ず引退がある職業で、サッカー選手はそれが比較的若い年齢でやってきます。ですから職業が変わるということはプロになってからずっと覚悟はしていましたね。とはいえ、具体的にビジネスを学ぶとかそういうことではなくて。経営者などのビジネスマンをはじめ、スポーツとは離れた仕事をしている方々や友人との時間を意識的に持つようにしていました。幼い頃からサッカー三昧でしたから、「こういう仕事もある」「こんな考え方もある」という、新鮮な気づきや学びを得ることができたと思います。

WWD:腸内細菌をビジネスに、というのは現役中の経験からきたものなのでしょうか?

鈴木:そうですね。アスリートは皆、大なり小なり体調管理に気を配っているかと思うのですが、アプローチの一つとして僕は“お腹”、すなわち腸内環境を整えることだったんです。調理師であった母親の影響が大きいですが、食事は温かい緑茶で終えること、海外遠征にも緑茶と梅干しを持っていく、お灸や腹巻をするなど、自分なりの調整法を編み出していました。

腸の大切さを痛感したのは、04年アテネ五輪アジア最終予選でのこと。代表選手23人中18人が下痢症状で、3〜4キロも体重が落ちているような状態でした。僕はというと、体調に問題なく試合ができた。これはお腹のコンディションを整えていたおかげなのかなと、「人間は腸が一番大事よ」と口をすっぱくして言っていた母親に感謝しましたね。

15年6月、知人を介して“便を研究している”という人に会い、話を聞いているうちに自分のこれまでの経験と科学的な知見がリンクしました。「アスリートの人の腸内細菌を調べたら面白いだろう」という僕からの提案で腸内フローラ研究に足を踏み入れることになりました。アスリートは一般の人よりも日頃からコンディションを整えているし、有益なデータベースになり得る特徴的な対象だと感じたんです。腸の環境を“見える化”すれば、きっとアスリートの体調とパフォーマンス向上に役に立つと、強く感じたわけです。

WWD:会社を設立された頃について教えていただけますか?

鈴木:経験もなければ知識も足りないわけで、特にファイナンスの部分は今も難しさを感じています。設立メンバーは、大学教授、ヘルスケアベンチャーの立ち上げをやられている方、スポーツトレーナーなどです。当時、すでに腸内細菌の研究によってその数や種類や身体への関与が解明され始めてはいたものの、ビジネスチャンスは見えにくかった。そんな中、設立メンバーの中の方向性の不一致で人の入れ替わりもありましたし、共同研究先を替えることもありました。結果的に、設立時の出資者から株式を買い取らなくてはならないことになり、ビジネスの厳しさを思い知らされましたね。

WWD:「スポーツ選手がビジネスなんて」といった後ろ向きの声もあったと聞きます。

鈴木:ありましたね。でも、そういう“外野”の声は関係ないんです。冷静に考えても、今後ヘルスケアベンチャーの分野は伸びるだろうし、こうした研究は必ず誰かがやると感じていました。でもこれ、僕がサッカー選手になるときと同じなんです。プロになる前もなった後も、周りを見れば僕より上手な人はたくさんいたし、プロになっても試合に出られるかなんて分からない。いくらベストを尽くしたとしても、負ければ批判を受けることもある。不安はいやでも付きまとうんです。人って、自分の経験で物事を考えて「これができそう」「これはできない」って考えがちなんですよね。あくまでその人の中の尺度であって、僕は僕ですから。もちろん、人の意見を聞く耳は持たなければならないけれど、決定するのは自分です。人生一度きりですし、やりたいことをやりたいですよね。これはサッカー選手を経験したからこそ強く感じている部分かもしれません。

腸内細菌研究の中でも、僕らはアスリートに特化しているという点で大きな強みだと確信しました。立ち上げ当時は世間的にもすでに腸内細菌への関心が高まっていましたから、“サプリメントを売りましょう”と簡単に言うこともできたかもしれません。けれど、研究を進めるためにはまず、もととなるデータがないと進まない。最初はとにかくアスリートの便の研究に集中しようと決めました。

トップアスリートのうんちを採取

WWD:検体第1号はどなたですか?

鈴木:ラグビー日本代表の松島幸太朗選手です。一緒にご飯を食べているときに、この研究の話をしまして、「うんちをちょうだい」と。「えっ?なんすか?(笑)」とうろたえていましたが、僕は「とりあえず持ってきて」と。松島君に関しては、拒否権はなかったですね(笑)。さまざまな選手やチームに依頼をさせていただく中では、「何に使われるか分からない」と怪訝な顔をされることもありましたが「アスリートのためになる」ということを丁寧に説明し、真面目に研究している姿勢を見せることで理解を得ることができました。当初からサプリメントを作っていたら、「金もうけのためだろ!」と言われたかもしれませんし、印象は全然違っていたと思いますね。アスリートって、自分を超えるために日々きつい練習を重ねてきているわけです。長い時間とエネルギーを費やして夢のためにやってきたことが、いつか周りや未来のアスリートのために役に立てることができたら、という思いに共感をしてもらえたんだと思います。

4年間で集めた便の数は、500人を超え1000検体以上になります。プロや実業団などトップアスリートばかりです。競技は、サッカーや野球、ラグビー、陸上など28種目になります。ありがたいことに選手やチーム側から「(便を)調べてほしい」と言われることも増えてきました。

WWD:検体を集めてみて驚いたのはどんなことでしたか?

鈴木:乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌と、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの悪玉菌などの腸内環境のバランスが人の健康に大きな影響を与える、ということはすでに広く知られていると思います。そこから一歩踏み込んでアスリートの検体を解析してみると、一般の方に比べて腸内細菌がずっと多様だったんです。「アスリートは特徴的な腸内環境である」ことを最初の1年で解明し、18年3月に日本農芸化学会※1で発表しました。同じ年の10月には、「アスリートは酪酸菌が優位に多い特徴がある」ことを発表しました。酪酸菌とは、免疫機能を整えたり、腸の動きを活発にしたりする働きがある菌です。アスリートは一般の方の約2倍の酪酸菌を持っていることが分かりました。アスリートって、“筋肉量のアップ”“体重のコントール”など明確な課題を持っているので、腸内環境とのパフォーマンスの相関関係が非常に分かりやすいんです。

※1 国内最大級のバイオ系学会

WWD:順調に研究成果を出されている印象ですが、ピンチはありましたか?

鈴木:19年初夏の資金枯渇です。研究を続けていくことは、人的コストを含め非常にお金が掛かります。これまでに何かを販売しているわけではないので、キャッシュイン(収入)がなく出て行くばかり。自己資金の4000万円に加え、エンジェル投資家からの6400万円もあと2カ月で底をつく……。「倒産」の二文字が頭に浮かんで離れなくなりました。やっと研究成果も出始めているし、一般向けプロダクトの開発も進んでいた矢先のことでした。何よりも、これまで協力してくれた選手たちの数々の好意を考えるとつらかった。朝起きて吐き気が止まらない、そんな日々が続きましたね。

現役時代もプレッシャーに押しつぶされるような経験は数え切れないほどありましたが、「これはマジでやばいぞ」と。僕が代表ですから「なんとかなるか!」じゃなくて、「なんとかしなきゃ」ですよね。思いつく限りの策を全て講じて、文字通りギリギリのタイミングで複数の投資家からの出資が決まりました。ベンチャーの方に話を聞くと9割ぐらいの方が、一度はそういった経験をしているんですよね。(倒産危機は)「ベンチャーあるあるだよ!」と、あとになれば笑えるんですけどね(笑)。

WWD:今、一番苦労していることはありますか?

鈴木:苦労というより、気をつけようと意識しているのは客観性です。僕らの事業は研究がメインなので、自分たちがやりたいことや知りたいことを深掘りし過ぎて、周りが見えなくなりやすい(苦笑)。僕らがよいと思っても、「世の中のニーズに合っているのか?」「ビジネスの観点で言うとそれってどうなの?」という視点を忘れないようにと自分に言い聞かせています。

この冬、腸内環境を整えるサプリメント「オーブベース」を発売しました。これまでの研究の成果をやっとみなさんに提供できた!という感じです。今後も研究は続けていきますが、ビジネスを続けていくためにも、こうした製品をどのように認知してもらってニーズに応えられるかが課題ですね。

アスリートのキャリアにもリスペクトを

WWD:オリンピック・パラリンピックを控えスポーツが盛り上がりを見せる中で、アスリートのネクストキャリアにも注目が集まっています。アスリートのキャリアの課題や難しさについて見解を教えていただけますか?

鈴木:現役中は、「サッカーだけに集中しろ!」と言われてきました。ただ、そうした意見には正直なところ疑問を感じていました。「競技に集中したところで、一生食っていけるのかな」って。Jリーガーは、平均で28〜29歳で現役を引退します。現役を退いてからの人生の方が長いわけですよね。

最近は、現役中にビジネスや勉強をスタートさせる選手も増えてきています。人として成長したいという思いをアスリートも持っているということを、ファンの方々に知ってもらいたいし、一人の“人”としてリスペクトしてもらいたいなと感じます。そのためにも、まずはもっと多くの方々にスポーツを生で観てもらいたいですね。現役を辞めてから、サッカーの試合を観ると「よくこんなに走れるな」とか思いますもん(笑)。多くの人に認めてもらうためにも選手は努力しなくてはならないけれど、世の中が継続的にアスリートを応援する仕組みがあるといいですよね。オリ・パラもブームで終わらずにね。

WWD:鈴木さんにとって「仕事」とはなんでしょうか。

鈴木:自分を成長させてくれるものであることは間違いないですが、何よりも僕は人が喜んでいる顔が好きなんです。それを形にしたもの、ですかね。仕事って、「ありがとう」が最大の報酬だと思うんです。究極、死んだら何も残らないですからね(笑)。

もちろん、若い頃は「お金を稼ぎたい」「W杯で優勝したい」「きれいな女性と付き合いたい」とか、自分の夢ばかり追いかけていたときもありましたよ。でも年々、“誰かのために”という気持ちの比率が増えてきたように思います。それを強く感じたのは、14年の無観客試合※2です。6万人が入るスタジアムに、誰も観客がいない。普段の試合ではゴールが入ると、大歓声とともにスタジアムがドンと揺れるんです。それがこの日はゴールが入っても、シーン。僕らの声だけが悲しく響いていました。でも、試合の価値は一緒です。いい試合をして、サポーターやファンの方々と一緒になって感情の揺れ動きがあること——それが自分にとってのサッカーをする喜びなんだと実感しました。ですから恩返しじゃないけれど、アスリートの力で次世代の選手含め多くの人を応援する——。そんな存在になっていきたいですね。

※2 2014年3月23日に「埼玉スタジアム2002」で開催された浦和レッズ対清水エスパルス戦

WWD:今後の展望を教えてください。

鈴木:「オーブ」の事業を拡大することで、スポーツというキーワードを軸にアスリート、応援する人、選手の家族など支える人たちの橋渡しができたらと考えています。皆がアスリートになりましょう、ではなくて。パフォーマンスを上げていくという意味では、スポーツをしていてもしていなくても課題は同じだと思うんです。今後ますます少子高齢化が進みますし、健康に長生きしていきたいですよね。

WWD:最後に、キャリアチェンジを考えている人へ一言お願いします。

鈴木:チャレンジすることを忘れずにいてほしいです。やってみなきゃわからないですから。今の自分を見ると不安になることもあるかもしれないけれど、20〜30年後の自分が今の自分を見たらどう思うか?に目を向けて見ると、ヒントが見つかるかもしれません。何をチョイスしてもいいんです。“正解”は自分でつくっていくものですから。進んだ道が“不正解”に思えても「じゃあどうする?」と方向転換して、また進んだ先に成長があるかもしれません。
こんなに偉そうなこと言ってますけど、僕はプリンター出力さえできなかったんです。さっき教えてもらって。それでこう思うんです。「ほら、成長したなぁ」って(笑)。

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「大手居酒屋の不振は、経営の問題」、「魚男」オーナー・森氏

 升を階段状にして、そこに刺身を盛り付けるエンターテインメント性で話題となり、26坪で1400万円以上を売る福岡「魚男(フィッシュマン)」。居酒屋「金の蔵」、海鮮居酒屋「魚や一丁」のリブランディングを手がける、オーナー森智範氏は、「コンセプトや料理の改善では足りない」と語る。
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@jaov_txt JAOV.txt

Porra mlk nem fala, a sensação que vc sente naquela cena final do whiplash que é uma angústia e um cu trancado vc sente nesse filme de 30 min em diante teve uma hora q pausei o filme pq n tava tankando a sucessão de merda n

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