「リーボック」が「トムとジェリー」とコラボ アニメのワンシーンをプリントしたTシャツやスニーカー

 「リーボック(REEBOK)」は1月24日に、人気アニメシリーズ「トムとジェリー」とのコラボレーションコレクションをリーボックストア渋谷と公式オンラインショップなどで発売する。

 アパレルアイテムは「トムとジェリー」のワンシーンをプリントしたTシャツ(税込6039円)やフーディ(同8459円)などをそろえ、全てユニセックスで展開する。シューズは、“インスタポンプ フューリー(INSTAPUMP FURY)”“クラブ シー(CLUB C)” “クラブ シー リベンジ(CLUB C REVENGE)”の3モデルをベースに採用し、トムとジェリーを想起させるカラーリングを施した。通常サイズに加えて、キッズサイズもそろえる。

 また同コレクションから1万円以上のアイテムを購入すると、先着順で「トムとジェリー」のぬいぐるみセットをプレゼントする。

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帰ってきたメンズこれドタバタ日記Vol.9 片寄涼太と「ロエベ」のメンズワンピを鑑賞 「ソロイスト」にタフな決断の時

9:15 コム デ ギャルソン・シャツ

 今日の朝イチは「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRTS)」のミニショー。通常、ファッションショーは20~30分遅れるのが当たり前。ギャルソンのブランドさえ、「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」や「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」は25分くらい遅れますが、朝イチのミニショーはオンタイム。しかも座席は早いもの勝ちです(分かりやすい!)。

 ということで、朝9時前には現地に到着。疲労もピークのパリメンズ後半戦で朝9時に会場に着くのは、正直ラクではありません。某バイヤーさんは「修行」と言っていましたが、気持ち、良く分かります(笑)。

 気になったのは、このスタイリング。スリット入りのポンチョを、カーディガンの中から外へ。カワイイです。シューズは、「アシックス(ASICS)」とのコラボでした。

12:25 ロエベ

 その後は、原稿を書いたり、エディターズレターをしたためたり。お昼過ぎに「ロエベ(LOEWE)」のショー会場、ユネスコ本部に到着しました。片寄涼太さんのお隣。片寄さんは昨日、「ロエベ」を着用してのシューティングに臨んだそうで、翌日ご挨拶するためにもジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のインタビュー動画を事前にチェックしたそうです。昨日ご一緒した会食では、どこに、どう共感したかアツく語ってくれました。なんて勉強熱心でしょう。素直に感動です。

 そんな片寄さんと一緒に見たコレクションは、ジェンダーの概念を超越、というか最初から意識していないかのようです。コートの下は、もしかしたら何にも履いてないかもしれない(いや、下着は履いているでしょうがw)。コートをワンピース的な感覚で着ちゃいます。ファーストルックは、ドレープを寄せたドレス!!でもコレ、実はエプロンなんです(笑)。BGMはYoung GalaxyのPRETTY BOY。Shazamして初めて知りましたが、バンド名も曲名も、今季のコレクションにピッタリ。ヤングボーイが、パパやママの洋服を漁って、鏡の前でキャッキャしている。そんなプリティなシーンが思い浮かびます。今季のBGM大賞です。

14:30 サカイ

 お次は、今季はミリタリーの「サカイ(SACAI)」。MA-1の下にウールの将軍コート、その下にはモッズコートまで重ねたように見えるフェイクレイヤードのアウターなど、今季も「1着でキマるハイブリッド」がさく裂しています。レオパード、レッドベースのチェック、デニム、世界地図、ネイティブモチーフ、フリンジ、プリーツ、指輪を連ねたネックレス、「ナイキ(NIKE)」コラボのスニーカー……。終盤に出てきたアルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)のTシャツにプリントされたメッセージ「本能と直感を信じる。自分は、正しいと思う時もある。でも、本当に正しいのかは分からない」というメッセージが印象的。思うままに、不安になる時もあるけれど、信じて突き進む。阿部千登勢さんの信念が滲むコレクションでした。願わくば、もっとメンズが見たいぞ!


15:05 アグ

 一昨日ローンチイベントがあった「アグ(UGG)」のスニーカーを手掛けた、アトモスの本明秀文社長にインタビュー。記事は近々にアップします!!

16:00 ディオール

 昨日のベスト、というか今のところのメンズベスト(の予感大な)「ディオール(DIOR)」の展示会へ。スゴいニュースもあるのですが、それはコチラの記事で。

 2020-21年秋冬コレクションは、一見するとシンプルですが、ものスゴく凝りまくっております。一番スゴかった、正直、今まで一度も見たことさえなかったド級のアイテムは、ミンクで作った“Gジャン”。遠目で見ると、縫製やボタンを模した線が見えてGジャンそっくりなのです。どうやって作っているのか⁉︎PRの方と一緒に考え、「まず表面をブリーチして、線を描きたい部分を少しだけカッティング。すると、ブリーチしていない黒い毛が現れ、線に見えるのでは?」との推論に達しました。正解は分からないけれど、いずれにしてもモノすごいクラフツマンシップ。「ディオール」、凄まじきです。

18:45 タカヒロミヤシタザソロイスト.

 地下鉄のストライキはだいぶ落ち着きましたが、いまだ運行本数は通常の1/5という13番線は大混雑!そして最寄駅はまさかのクローズ(モンパルナスというハブ駅なのに~!)。余裕だったハズが、結局小走りで「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」の会場にたどり着きました。

 すぐに始まるかと思いきや、1時間前にパリ市外でショーを開く予定だった「ジャックムス(JACQUEMUS)」のお客さんを待つと言います。けれど「ジャックムス」に向かった後輩オーツカによれば、ショーは55分押しで始まったとのこと……。そこから「ソロイスト.」の会場までは40分以上かかりますから、ゲストを本当に待つのであれば、ショーはまだまだ始まりません。でも、こちらも次のショーがあるワケで、正直、そんなに待ってられない……。さぁ主催者にとって、難しい判断が迫られる場面です。

 ブランドにとっては、「ジャックムス」帰りのゲストを待った方が、より多くの人の目に触れることになります。でも次のショーを考えると、どこかで決断しなくちゃいけない。一番悪いのは「ジャックムス」なワケですが、タフな決断をするのは「ソロイスト.」というなんとも可哀想な状況に。結局、ショーは45分遅れで始まりました。

 コレクションは、知ってた「ソロイスト.」よりもずっと開放的です。今季はあらゆるアイテムをプルオーバーで仕上げ、足りないラペルはストール状のアクセサリーで補うスタイルでした。

19:40 ホワイトマウンテニアリング

 「貧乏バス」で移動して「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の会場へ。ピッティで「ラルディーニ(LARDINI)」とコラボしたカプセルコレクションを発表した時、相澤陽介さんが「今度のは、スゴいから。絶対来て!!」と熱弁を振るっていた(もちろん、参りますともw)、コレクションです。

 メロウなBGMで現れたのは、落ち葉プリントが郷愁、もしくは昔の日々を思い出させる「ホワイト」らしいレイヤード。今シーズンは「グッチ」や「ロエベ」を筆頭に、みんな子ども時代に戻っていますが、「ホワイト」もそんなカンジなのでしょうか?いずれにせよ、機能性素材の「無機的」という“短所”になりかねない特性を、郷愁が補完して、共感性を高めます。落ち葉色、ワインレッドがノスタルジックなムードをより一層引き立てますね。

 そして「アグ(UGG)」や「ダナー(DANNER)」「サッカニー(SAUCONY)」「コルマー(KOLMAR)」「ミレー(MILLET)」など、いろんなブランドとのコラボレーション。ブランドバリューを損ねず、デザインをブラッシュアップすることに長けた器用人の相澤さんならでは、です。コラボには懐疑的な人もいるかもしれませんが、こと日本人デザイナーのコラボについては、私、大賛成。日本人デザイナーはみんな器用だから、相手先にとってもメリットが大きい。何より大手に作ってもらうことにより手頃な価格帯で商品を供給できれば、消費者は嬉しいし、ブランドも海外での価格競争力がアップできる。デザイナー、コラボ相手、そしてエンドユーザー、みんなハッピーだと思うからです。

20:25 エルメス

 今日のラストは、「エルメス(HERMES)」。いつもより1サイズオーバーくらいのシルエットで、ジャケットはラペルが2重になったフェイクレイヤード。いつもよりストリートの感覚が増しています。でも、やっぱりとってもエレガント。オーバーサイズだと柔らかな素材感、つまりいいモノを正しく使っている「エルメス」の個性が光りますね。終盤は、不思議に輝く機能素材のパート。テクノ素材のようだし、ベルベットのようでもある。不思議なブルゾンに魅了され、1日が終わるのでした。

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高島屋の歴史的建造物内にホテル 大阪で百貨店とのシナジー見込む

 高島屋は20日、昭和初期の百貨店建築として国の有形文化財に登録されている大阪・日本橋の高島屋東別館をリノベーションし、長期滞在型ホテル「シタディーンなんば大阪」として開業した。

 東別館は古典様式にアールデコ調の装飾を取り入れた昭和の華やかな百貨店建築。これまで同社の事務所や倉庫、史料館のほか、外部テナントとして家具の展示場や結婚式場として利用してきたが、館全体の収益性を高めるため、賃貸面積を従来の約4倍の1万8000平方メートルに拡大した。目玉としてサービスレジデンス(滞在型ホテル)を世界で展開するシンガポールのアスコット社のブランド「シタディーン(CITADINES)」を誘致した。また史料館と自社事務所も装いを新たにした。建物の外観、大理石や天井、階段などの造作を維持しつつ、最新のデザインとコンテンツを盛り込む。

 髙島屋の村田善郎社長は「まちづくりをグループの経営方針として掲げている当社にとって、東別館はこのエリアにおける重要な拠点。周辺の黒門市場やでんでんタウンには多くの訪日客が訪れているので、ランドマークとして発信していく。(近隣にある)高島屋大阪店は現在、免税売上高が約2割を占めるが、チェックインサービスなどホテルと一体化することで相乗効果が高まることを期待している」と話す。

 シタディーンなんば大阪は“ザ・デパートメント・ホテル”をコンセプトに、全313室を構える。キッチン、ランドリー付きの客室のほか、「キッズルーム」やキッチンとテーブルを備えた共有スペース「レジデンスラウンジ」などの施設を設けているのが特徴だ。最大2人が泊まれる20平方メートルのスタジオダブルから63〜73平方メートルのゆったりとした2ベッドルームまであり、ビジネスから家族旅行まで幅広いニーズに応える。

 運営するアスコット社は東南アジア最大規模の不動産会社、キャピタランド社傘下の企業で、世界30カ国180都市に700施設、11万4000室以上の宿泊施設を展開する(計画開発中も含む)。日本では2009年開業の「シタディーン新宿東京」を機に、東京、京都に「シタディーン」ブランドを3軒運営するほか、自社最上級ブランドの「アスコット丸の内東京」や家庭的な雰囲気のある「サマセット」ブランドも東京に3軒展開している。

 「シタディーン」ブランドについて、アスコット社のケビン・ゴー(Kevin Goh)CEOは「長期滞在にも短期滞在にもフレキシブルに対応できる物件なので、どんなお客さまでも快適に過ごしてもらえる。大阪は世界的にも注目を集めているエリアであり、旅行客のみならず2、3カ月の長期滞在をするビジネス客も見込める。実際にグローバルな企業とのネットワークがあるのも強み」という。

 シタディーンなんば大阪の利用者の訪日客比率について高島屋の村田社長は明言を避けたが、ケビン・ゴーCEOは「個人的には約60%になると予想している」と話す。日本の既存施設では訪日客が9割近くを占めるが、歴史的建造物を体験型ホテルにリノベーションした点をアピールし、日本人客も増やしていきたい考えだ。

 同時に刷新された高島屋の史料館は約1500平方メートルのスペースに美術品、百貨店に関する史料、創業家文書など約5万点を収蔵する。「高島屋の歴史を振り返るアーカイズフスとして重要な経営資源であり、将来の百貨店のあり方を発信、共有していく活動拠点と位置付けている」(村田社長)。

 東別館はもともと松坂屋の店舗として1928年から37年にかけて建設された。66年に松坂屋が天満橋に移転したため、竹中工務店の所有を経て、69年に高島屋が取得した。クラシックな内観を利用して、映画やドラマのロケ地にもなっていた。

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「パロモ スペイン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「パロモ スペイン(PALOMO SPAIN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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アーティストの正田啓介が日本初の個展を開催 京都職人や陶芸家とのコラボレーション作品も

 アーティストの正田啓介による「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY)」の個展が1月24~26日、東京・原宿のブリック(BRICK)で開催される。"センス・オブ・ワンダー(SENSE OF WONDERA)”と題された同展では、正田が制作したラグや徳利などさまざまな作品を展示販売する。昨年6月にパリ・パレロワイヤルのギャラリーで開催して以来、日本では初の個展になる。

 見どころは、以前キャンバス上で表現してきたことをラグや陶器などの立体的な造形で表現している点。正田ならではのアブストラクトなスタイルに新たな質感や奥行きが加わり、ユニークで表情豊かな表現となっている。正田は、「美しいものを生活に取り入れたいと思い、まず思いついたのがラグだった。共存し得ない景色のミックスやトリックアートのような日常の中に非現実を生み出す作品にした」とコメント。

 ラグはニュージーランド産ウール100%で、染色から織りまでメード・イン・ジャパンにこだわった。大阪の染色工場で染めた糸は京都の工場でフックがんと呼ばれる手持ちの機械を用いて丁寧に織られ完成する。正田自身がインターネットで丹念にリサーチして工場を探し、職人と話し合いの上でデザインするという。陶器は仮面作家兼陶芸家の坂爪安太郎とのコラボレーション。徳利の成形を坂爪が、絵付けを正田が手掛けた。また、今回の個展では、撮影時に使用した2メートルを超える巨大なアクリル板を再利用した照明なども展示する。

 陶器や一部の作品は「スタジオ・ブルー・ボーイ」のウェブサイトで販売中。ラグに関しては、一点一点手織りしているため受注生産になる。

 正田は「WWD JAPAN.COM」などでアートディレクターやグラフィックデザイナーとして活躍後、約2年前にアーティスト活動を始めた。彼自身のデジタルスキルを生かした抽象的な作品は、世界各地への旅で出合った建築物やインテリア、モダンアートなどから着想を得ている。

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「パロモ スペイン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「パロモ スペイン(PALOMO SPAIN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ポール・スミス」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「ポール・スミス(PAUL SMITH)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ディオール」と「ジョーダン ブランド」がアパレルやアクセサリーでも協業 “エア ジョーダン 1”のローカットモデルも

 「ディオール(DIOR)」は、ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とのコラボレーションを拡大し、ウエアやアクセサリー類も含めたカプセルコレクション“エア ディオール(AIR DIOR)”を発売する。

 両ブランドはすでにスニーカー分野で協業しており、「ディオール」が2019年12月3日にマイアミで行った20年プレ・フォール・コレクションで“エア ジョーダン 1 ハイ OG ディオール(AIR JORDAN 1 HIGH OG DIOR)”を発表している。

 今回のカプセルコレクションでは、“エア ディオール”のロゴが入っているボタンを使用したスーツや、イタリアで手作りされたスエード生地のフーディー、“ディオール オブリーク(DIOR OBLIQUE)”柄のシルクのショーツに加えて、ソックス、スエットバンド、ネクタイ、ポケットチーフ、チェーンペンダント、革小物類などのアイテムを展開する。色味はネイビー、グレー、ホワイトを基調とした落ち着いたものだという。また、“エア ジョーダン 1 ハイ OG ディオール”のローカットモデルも発売する。価格は発表されていないが、いずれも世界で12カ所程度の「ディオール」の店舗やポップアップなどで4月から限定発売する。

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール」メンズ アーティスティック・ディレクターは、「ウエアはマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の普段のスタイルをイメージした。彼はよくスーツを着ていて、それがとてもいいと思っていたから。『ディオール』でもスーツの売り上げが倍増している。スマートに装いたいという人が増えているし、それがクールなことになった」と語った。

 マーティン・ロッティ(Martin Lotti)「ジョーダン ブランド」デザイン部門バイス・プレジデントは、「“エア ジョーダン 1 ハイ OG ディオール”では、履き口のウィングスロゴを“AIR JORDAN”から“AIR DIOR”に変更した。これは当ブランドでも初めてのことで、『ディオール』とのコラボレーションを非常に重視していることの表れだ。今後は、“ラグジュアリー・ストリートウエア”というジャンルでも『ジョーダン ブランド』の存在感を高めていきたい」と述べ、両ブランドの協業が継続する可能性を示唆した。

 ここ数年はラグジュアリーブランドとスポーツウエアの協業が多く見られるが、キムが率いていた当時の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が「シュプリーム(SUPREME)」と17年に行ったコラボレーションがその先鞭をつけたといえるだろう。最近では19年11月に「プラダ(PRADA)」と「アディダス(ADIDAS)」が長期的に協業することを発表したほか、「プーマ(PUMA)」と「バルマン(BALMAIN)」が初のコラボコレクションを発売している。また20年1月には、「ルイ・ヴィトン」が北米の男子プロバスケットリーグ、ナショナル・バスケット・アソシエーション(National Basketball Association、NBA)と提携することを発表した。

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「ポール・スミス」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ポール・スミス(PAUL SMITH)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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チョコ好きが集う阪急うめだ本店「バレンタイン博覧会」 五感で味わうボンボンショコラやカカオ料理

 阪急うめだ本店は、22日に開幕するバレンタイン催事「バレンタインチョコレート博覧会2020」のプレス向け内覧会を開いた。今年は約300ブランド、約3000種類のバレンタイン商品が店内5カ所の会場に集結。過去最高額を記録した昨年を1億円上回る、売上高約25億円をめざす。会期は2月14日まで。

 日本最大級の規模を誇る同店の「バレンタインチョコレート博覧会」は、バレンタインデー本来の「ギフト」としての枠組みを超え、チョコレートを純粋に楽しみたいファンのための年1回の祭典として定着している。開幕前に配布されるガイドブックで事前チェックを済ませてからイベントに臨む気合の入った常連客も多く、会期中は仕事帰りなどに何度も来店するリピーターも多いという。

 同催事は毎年、切り口を変えてチョコレートの魅力や楽しみ方を提案しており、今年は“あなたの中のチョコレートの常識を変えます”がテーマ。ガナッシュなどの詰め物が入ったひと口サイズのチョコレート、ボンボンショコラにフォーカスする。「この2年ほど、ボンボンショコラが売れないといわれていた。その理由を紐解くと、ウイスキーボンボンのような、お酒の入った敷居の高いチョコレートだと誤解している人が多かった。その認識を変えたいという思いがあった」と、イベントを担当する阪急阪神百貨店フード商品グループフードマーケティング部シニアマネージャーの高見さゆり氏。

 9階阪急うめだギャラリーに設けた「ワールドチョコレートライブラリー」の会場では、ブランドごとのボンボンショコラそれぞれを断面図で見せ、構造や材料など細部まで紹介。ショコラティエのこだわりを五感で感じながら味わうことができるという提案だ。「ル ショコラ ドゥ アッシュ」の辻口博啓氏は内覧会で、刃物メーカー貝印と共同開発し、これまでに1万本以上を販売したショコラ専用カッティングツールを紹介した。

 他にはない独自の視点でチョコレートの魅力を探求し、発信し続ける6人のショコラティエに注目した「ジャパンクリエーションチョコ」(9階祝祭広場)のブースも設けた。「クラブハリエ」の山本隆夫氏は、発売50周年を迎える明治の人気菓子“アポロ”とコラボ。ショコラティエの手で一粒一粒丁寧に作ったボンボンショコラを限定発売し、山本シェフが監修した大人味の“アポロ”もバレンタイン限定で販売する。そのほか「パティシエ エス コヤマ」の小山進氏や、農家目線で食材を捉える次世代ショコラティエの上垣河大氏らが出店。ファッションやフードの分野で注目されている“ボタニカル”に着目し、植物由来のフレーバーや花の形のチョコレートなどを集積した「ボタニカルチョコ」(9階アートステージ)のゾーンも新提案だ。

 チョコレートソムリエが世界から集めた、カカオ豆からチョコレート製造までをワンストップで行う“ビーン トゥー バー”チョコやカカオ生産国ごとの味の違いを楽しめるタブレットなど、カカオを軸にした楽しみ方を提案するのが「カカオワールド」(9階催場)。今回は初めてカカオ料理を味わえるカカオフードトラックが登場する。カカオニブと唐辛子の香りが食欲をそそる汁なし坦々麺や、鹿の血とカカオパウダーを纏わせたフォアグラのテリーヌなど、人気レストランが手掛けたカカオ料理を堪能できる。「(バレンタイン催事では)イートインも人気で、甘いものから裾野が広がってきている。常連客の期待値の上を提案していくため、毎年新たなことに挑戦していく」(高見氏)。

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数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

こんばんは。

今日は根強いファンも多い

<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルポーチ入りチョコレートのご紹介です。

毎年12月ごろから店頭でご紹介しているこちらのアイテム。

レジ横などで目にされた方も多いのではないでしょうか。

IMG 7316 数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

チョコレートがセットされているポーチは毎年異なるデザインが登場。

実は心待ちにしていただいているお客様も多いアイテムです。

 

今シーズンはスクエア型のフォールディングタイプのデザインがお目見え。

ポーチには産地の異なるカカオで作られたフランス発<ヴォワザン>のチョコレートが4枚セットされていて、それぞれの風味をお楽しみいただけます。

IMG 1168 2 数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

先日もメディアでご紹介いただき、一時お品切れとなる店舗も。

落ち着いたカラーリングのカモフラージュ柄やオールシーズンお使いいただけるストライプがおすすめです。

こちらはスナップを外して縦長サイズでもお使いいただけるほか、裏面にもポケットを備えていて、カードなども問題なく収納できるサイズなのも嬉しいポイント。

IMG 1174 2 数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

各色ともに数量が少なくなってきていますので、お求めはお早めに!

またカラーによっては品切れの場合がございます。予めご了承ください。

 

そして、実は今年はもう1デザイン新たなデザインをご用意しています!

1月24日(金)から各店店頭に登場するのがフラットタイプのポーチ。

最小限のマチのついたジップポーチで、カラーは3色ご用意しています。

IMG 1171 2 数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

ブラックカラーはメッシュ素材でお作りしています。

もちろんこちらにも<ヴォワザン>のチョコレートがイン。

IMG 1175 数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

IMG 1179 1 数量限定!オリジナルポーチ入りチョコレート

チョコレートを楽しんだ後はミニポーチとしてもお使いいただけます。

<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルのミラーやアトマイザーも問題なく納まるのにコンパクトサイズなところが魅力です。

 

バレンタインデーギフトだけでなく、ちょっとしたお返しやお土産にもおすすめのポーチ入りチョコレート。

小さなサイズのポーチはバッグの中でも意外と活躍するので、美味しいチョコレートだけでなく使えるギフトとして幅広い方に喜ばれるはず。

ぜひこの機会にお求めくださいね!

東レが価格5分の1のRFIDタグの製造法 アパレルラベル事業にも参入

 東レはアパレルの在庫管理などに使用するRFIDタグで、従来の5分の1以下のコストで製造できる技術を開発した。従来の複雑な製造法ではなく、電子回路を直接プリントする技術を使うことで、大幅に生産工程を削減できる。RFIDタグは、RFIDインレイ(アンテナ付のICチップ)を紙のブランドタグや値札の中に挟み込んで製造。主要なサプライヤーは現在テンタックやナクシスなど織ネームやブランドネームから業容を発展させてきた企業だが、東レは「インレイだけでなく、完成したタグ供給も視野に入れる」という。

 RFIDインレイをプリントして製造する技術自体は従来から知られていたが、電波をうまく飛ばすことができなかったという。東レは自社開発で導電性のカーボンナノチューブを開発。直接プリントによるRFIDインレイの開発にこぎつけた。東レは従来5〜10円と言われているRFIDインレイの価格を1〜2円にまで引き下げる。来年3月までにサンプルを出荷し、アパレル企業との実証実験をスタート、早ければ2023年3月までに事業化に進めたい考え。

「ザラ(ZARA)」や「H&M」など海外での導入が先行していたRFIDタグは、この数年で日本市場でも導入が急拡大しており、日本でも市場規模は10億枚程度まで拡大している。中でも最大のRFIDタグのユーザーは、東レとウエアの開発と供給で戦略的なパートナーシップを契約している「ユニクロ」「ジーユー」を擁するファーストリテイリング。画期的な低価格RFIDインレイの開発を武器にした東レが、RFIDタグの完成品でも「ユニクロ」への供給を始めれば、アパレルラベル・タグ業界の再編のきっかけになりそうだ。

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時計「タイメックス」の国内新パートナーはウエニ貿易

 ウエニ貿易(東京、宮上光弘社長)はアメリカの時計ブランド「タイメックス(TIMEX)」の日本における独占輸入販売権を取得し、2月3日から扱いを開始する。同ブランドの同権利は2019年12月31日までDKSHジャパン(東京、マイケル・ロフラード社長)が所有していた。修理については3月31日まではDKSHジャパンが、4月1日からはウエニ貿易が請け負う。

 ウエニ貿易は、ドイツ時計の「ツェッペリン(ZEPPELIN)」や英国時計の「ヘンリーロンドン(HENRY LONDON)」などの代理店も務め、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の時計も扱う。また、オリジナルブランドの「エンジェルハート(ANGEL HEART)」なども販売する。ウエニ貿易の売上高は482億円(19年8月期)。

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化粧品OEMのタイキ、自社ブランド「ニーゼロネオ」を本格始動

 化粧品・化粧用具OEMのタイキを母体とするハグアンドスマイルは、スキンケアブランド「ニーゼロイチハチ(2.0.1.8)」を「ニーゼロネオ(20NEO)」と改め2月1日に発売する。これまでの1製品から3製品に増やして本格始動する。自社ECを中心に、エムエススタイル表参道や銀座ロフトなどバラエティーショップで取り扱うほか越境ECでも展開する。

 メイン製品の「オイルクラッシュハイドレーター」(98mL、6000円)は、オイルとローションの2層式の保湿液によりスキンケアが1本で完了するもので、独自技術のオイルクラッシュ製法を採用。特殊ノズルの中でバオバブオイルとマルラオイルがナノカプセル化することで肌へ浸透しやすくする。同技術を化粧品に取り入れたのは2017年1月時点で世界初だという。また前身ブランドではローション層の保湿成分にサメ由来のプロテオグリカンを使用していたものを海藻由来エキスに変更した。同製品は、多忙な現代人に向けて1本でスキンケアが終わる“時短”、オールスキン・ジェンダーレスでメイクの上からも使える“マルチ性”、機内持ち込み可能な98mLにこだわった“利便性”も訴求する。

 そのほかリブランドを機に追加する「プロテクティブナイトクリーム」(50g、6500円)は、就寝前の素肌が受けるブルーライトの光ダメージに着目。マリーゴールドの花びらから抽出したルテインを配合した。ルテインは目をサポートするサプリによく使われる成分で、ブルーライトの遮光が期待される。不安定で熱や光により壊れやすい成分を大豆由来の脂質膜で保護することで安定的に配合することに実現した。また新製品として3層構造により適度な伸縮性とフィット感に優れた特殊なシート素材を採用した「オイルクラッシュハイドレーティングマスク」(4枚入り、5000円)も発売する。

 同社はタイキグループが約60年にわたる国内外ラグジュアリーブランドのOEM生産で培った技術を生かして、17年に自社オリジナルブランド「ニーゼロイチハチ」を開発。今後、さらなるアイテム拡充と拡販を視野に入れる。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

世界最大級のワイン・アルコール飲料展 プロヴァインが3/15-17にデュッセルドルフで開催‼️ フランスパビリオンには 1500社超が出展🇫🇷🍷🍇 ShowRoomではテイスティングイベントも😋ぜひお立ち寄りください🍷

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渋谷「ミヤシタパーク」が6月にグランドオープン 公園、ホテル、商業施設を併設

 渋谷区と三井不動産はこのほど、渋谷区立宮下公園の再整備事業「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」の概要を発表した。山手線と明治通りに挟まれた全長約330メートルの同施設は、渋谷、原宿、青山、表参道、代々木公園などの結節点に位置し、敷地面積約1万740平方メートルのスペースには公園、商業施設、ホテル、駐車場を併設する。グランドオープンは2020年6月を予定している。

 公園の南街区には、スケート場やボルダリングウオール、多目的運動施設を設ける。北街区にはイベント会場として使用が可能な1000平方メートルの芝生広場を整備する。施設内はバリアフリー動線を確保し、耐震性能も向上させた。災害発生時には、周辺地域滞在者などの帰宅困難者の一時避難場所として機能する。

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「バレンシアガ」がオートクチュール再開を発表 7月に発表する20-21年秋冬から

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が、メゾンの原点といえるオートクチュールを再開する。2020年7月にパリのオートクチュール・ファッション・ウイークで発表する2020-21年秋冬物が、アーティスティック・ディレクターのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)によるオートクチュールのデビューとなる。同ブランドは創業者のクリストバル・バレンシアガ(Christobal Balenciaga)が1917年にスペインでスタートし、37年にパリのジョルジュサンク通り10番地にアトリエを移した。オートクチュール再開にあたり、同場所に当時のサロンを再現したアトリエを設けるという。オートクチュールの復活は、クリストバル自身がメゾンを閉めた1968年以来52年振り。

 ヴァザリアは、「オートクチュールはこのメゾンの礎。『バレンシアガ』にオートクチュールを復活させることは、クリエイティブで夢のような任務だ。私にとってオートクチュールは、創造的自由である未開のモードであり、イノベーションのプラットフォーム。ドレスメーキングにおける新たな領域の可能性を提示するだけでなく、ブランドのモダンなビジョンをそのオリジンへと戻す。オートクチュールとは流行を超越している」とコメントしている。

 セドリック・シャルビ(Cedric Charbit)バレンシアガプレジデント兼最高経営責任者は、「オートクチュールは、過去数年間のブランドの非常に優れた成果により成し得たこと。オートクチュールのための専門チームを作り、ジョルジュサンク通り10番地にアトリエを設けることは、ブランドのさらなる展開における極めて重要なステップだ」と語っている。

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ゴルチエ、オートクチュールのショーは2020年春夏が最後 「ゴルチエ パリ」は新コンセプトで継続

 ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)は、1月22日に開催される「Gaultier Paris(ゴルチエ パリ)」2020年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と1月17日に自身のツイッターで発表した。

 ゴルチエは、「私のキャリア50周年を祝うこのショーが、私の最後のものとなる。しかし安心してほしい。今後も『ゴルチエ パリ』は新たなコンセプトで継続していく」とツイートした。共に投稿された動画には、「ショーはもう開催しないが、私には『ゴルチエ パリ』の新たなコンセプトがある。それが何かは後ほど発表するよ」と電話で話しているゴルチエの様子が写されている。

 ゴルチエは1952 年パリ生まれ。70 年に「ピエール・カルダン(PIERRE CARDIN)」でキャリアをスタートさせ、「ジャン・パトゥ(JEAN PATOU)」などで経験を積んだ。76 年に自身のブランド「ジャンポール・ゴルチエ」を立ち上げ、初のショーをパリで開催。84 年にメンズウエアを発表し、97 年にはオートクチュール・コレクション「Gaultier Paris(ゴルチエ パリ)」をスタート。2004~11 年にはエルメス(HERMES)のウィメンズウエアのデザインを担当。15 年からはプレタポルテの発表を止め、オートクチュールに注力していた。また、ゴルチエは著名なアーティストのコスチュームや映画の衣装デザインなども手掛けており、近年は自身の半生を描いたミュージカル「ファッション フリーク ショー(Fashion Freak Show)」の公演を行うなど、コレクション以外の領域でもその才を発揮している。

 日本では、1981年にオンワード樫山とライセンス契約を締結。86年には代官山に「ジャンポール・ゴルチエ」の路面店をオープンし、2015年の契約終了まで長期にわたって関係を築いた。19年にはオンワードホールディングスが運営する東京・代官山のカシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)が、ゴルチエのクリエイションの軌跡をたどる企画展「エクスパンディング ファッション バイ ジャンポール ゴルチエ(EXPANDING FASHION by JEAN PAUL GAULTIER)」を開催した。

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“NUNO”展と抗議活動、展覧会がもたらしたもの 【高橋瑞木の香港アート&テキスタイル 連載vol.2】

 水戸芸術館現代美術センターのキュレーター時代に「拡張するファッション」(2013)などの展覧会を手掛け、現在は香港のCHAT (Centre for Heritage, Arts and Textile)で共同ディレクターを務める高橋瑞木氏が、“アジアのアートハブ”香港発のアートやテキスタイルの新潮流をリポートする。2回目は日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子氏の展覧会と香港の抗議活動、そして展覧会の現地での評判について。

 日本はお正月休みムードもすっかり抜けて、人々があわただしい日常に戻っているころだろう。しかし、香港は1月末から始まる旧正月を本格的に祝うため、今が師走の時期にあたる。しかし、香港は元英国領だったこともあり、クリスマスの時期も連休になるため、CHATにも多くのファミリーやカップルが訪れ、開催中の日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子氏の展覧会「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles(邦題:須藤玲子の仕事-NUNOのテキスタイルができるまで)」や、須藤氏のテキスタイルによる鯉のぼりのインスタレーションを満喫した。

 展覧会が無事オープンした今だから落ち着いて振り返ることができるが、実はこの展覧会がちゃんと予定通り開催できるか、直前まで確信が持てなかった。というのも、香港で去年の6月から始まった逃亡犯条例改正案に反対する市民の抗議運動と、それに対する警察の度を超えた暴力的な取り締まりが、ちょうど展覧会設営の時期にピークを迎えていたからである。

 抗議運動の実施日時や場所についての情報は事前にSNSなどで拡散されていたが、11月は地下鉄構内が破壊されたり、抗議者と警察の衝突が頻繁に起こったため、公共交通網に影響が及んだ。そのため、多くの人が自宅から職場まで通勤できなかったり、自宅に無事にたどり着くために早退しなくてはならないという事態に陥った。ただし、状況は刻一刻と目まぐるしく変化し、激しい衝突が起こった後でも数日後には何事もなかったかのように普通の日常が戻ってくる、という感じだった。

 須藤玲子展の設営のために、 須藤氏をはじめ、NUNOのスタッフ、本展のアーティスティックディレクター、ライゾマティクス・アーキテクチャの齋藤精一氏と彼のチーム、展示デザイナーのたしろまさふみ氏や設営のチームなど、およそ10名近くを香港に招聘していたので、CHATのスタッフは毎日抗議運動の様子に神経を尖らせながら、デモの影響が比較的少ない場所にホテルを変更したり、 移動手段にマイクロバスを借り切るなど、万全の態勢で日本人クルーを迎える準備を整えた。そして、最悪の場合は展覧会を中止しなくてはならないだろうとも考えていた。日本では抗議運動の激しい場面がテレビなどで繰り返し報道されていたらしいから、日本人クルーの皆さんはさぞかし不安だったと思う。実際、NUNOの設営チームの先発隊が香港に到着した直後には、大学で学生と警察の激しい衝突が起こり、大学構内で火炎瓶と催涙ガスの応酬が繰り広げられた。

 そんな緊張感に包まれる中の香港に到着した須藤氏だが、偶然にもその到着のタイミングが区議会選挙の直前に重なり、 抗議運動を理由に選挙を政府によって中止させてはなるまいと、激化の一方だった抗議運動は市民によって驚異的なスピードで 沈静化した。したがって、私たちは予定通り設営作業を進めることができ、夜には美味しい中華料理に舌鼓を打つ余裕さえあった。

 今回の展覧会のキモは、「須藤玲子氏とNUNOのテキスタイルのクリエーションの秘密を思いっきり公開」すること。須藤氏のデザインのインスピレーションの源から、デザインスケッチ、サンプルから使用された素材までが陳列した。そして、今回の展示で画期的なのは、その素材が布になるまでの工場での染めや織りなどの特殊な加工の過程をインスタレーションとして再現していること。齋藤精一のチームが手がけた映像、照明、音声による演出で、展覧会会場は8つのテキスタイルの機械によるステージのような構成になっている。こればかりは会場で実際に体験してもらわないと伝わらないかもしれないが、CHATのビデオでさわりを見ることができる。

 迎えた展覧会オープニング当日の11月23日。100匹の鯉のぼりが雄大に空中を泳ぐ下で「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」の幕が開いた。レインボカラーの鯉のぼりが、CHATの会場をめがけて泳いでいく展示構成を手掛けたのは、須藤とフランス、アメリカ、東京など各地でタッグを組んでいるフランス人デザイナー、アドリアン・ガルデール。香港人たちは、早速スマホで記念写真やセルフィーを撮っていた。単に布を展示するだけでなく、その“布ができるまで”にもフォーカスし、デジタル映像やサウンドを駆使した展示は、これまでにない新しいテキスタイルデザインの展覧会だと関係者一同満足している。普段見ることのないテキスタイルデザインと製造の過程を感覚的に学ぶことができ、 NUNOの美しいテキスタイルを間近で見て触れるため、本展は香港の観客に大好評だった。何よりも鯉のぼりのインスタレーションは、日々テレビやパソコンで香港の殺伐とした様子を見てばかりいた香港人にとって、 久しぶりに見る色とりどりの美しい光景だったのだと思う。展示に加えて、CHATのテキスタイルチームは“ワークショップマラソン“と銘打ったイベントを開催。NUNOのテキスタイルを使った手芸のワークショップは大人気で、連日たくさんの人が参加していた。

 展覧会が開いて間もなく、恒例のCHAT主催「国際フォーラム」の時期がやってきた。これは香港で毎年12月1週目に開催されるビジネス・オブ・デザイン・ウイーク(Business of Design Week)と同時期に開催されていて、今年で4回目となる。このフォーラムは毎年特定のテーマのもとに10人以上のキュレーター、アーティスト、デザイナーや学者を世界各地から招聘し、それぞれがリサーチやプロジェクトについて発表し、意見を交換するもの。ちなみに2016年に開催された第1回目のテーマは「テキスタイルと女性とテクノロジー」、第2回目は「テキスタイルとコミュニティ、パブリックスペース」、第3回目は「テキスタイルのヘリテージ」、そして19年は「Staging Textiles」。テキスタイルやファッションの展示、プレゼンテーションの方法がテーマだった。20年は「テキスタイルとコンピューター、デジタルテクノロジー」がテーマになる予定だ。

 フォーラムにはロサンゼルス・カウンティ美術館(Los Angeles County Museum of Art、通称LACMA)で長年テキスタイルとファッション部門のキュレーターを務めているシャロン・タケダ(Sharon Takeda)氏をはじめ、パリでオートクチュールコレクションを発表している中国人ファッションデザイナー、グオ・ペイ(Guo Pei)の個展をシンガポールのアジア文明美術館で企画したキュレーター、ジャッキー・ユン(Jackie Yoong)氏、日本人若手デザイナーの富永航氏、前回のドクメンタ(DOCUMENTA)の参加アーティストでインディゴの栽培から染め、ファッションデザインまでおこなっているアフリカ・マリのアーティスト、アブバカール・フォファナ(Aboubakar Fofana)氏など、普段は絶対に一堂に会することはない多彩な顔ぶれが集まった(このフォーラムの様子はCHATのYouTube channel から見ることができる)。もちろん、須藤玲子、齋藤精一の両氏はフォーラムの最初のセッションに登壇していただき、須藤氏の展覧会の軌跡とともに、CHATの個展の制作の裏側を話していただいた。

 そんなわけで怒濤のように過ぎていった11月と12月。そして気がつけば1月もすでに半ば!「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」の会期は2月23日まで。今の香港は観光客も少なく、通常は宿泊代が高いホテルも格安のパックを売り出している。いつも数時間待ちのピークトラムもほぼ待ち時間なしで乗れる。私は普段は予約がいっぱいのレストランに当日の電話で入ることができた。そして今のところ「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」は日本巡回の予定なし、ということだけはお伝えしておこう。

高橋瑞木(たかはし・みずき)/CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)共同ディレクター:ロンドン大学東洋アフリカ学学院MAを修了後、森美術館開設準備室、水戸芸術館現代美術センターで学芸員を務め、2016年4月CHAT開設のため香港に移住。17年3月末から現職。主な国内外の企画として「Beuys in Japan:ボイスがいた8日間」(2009)「新次元:マンガ表現の現在」(2010)「クワイエット・アテンションズ 彼女からの出発」(2011)「高嶺格のクールジャパン」(2012)、「拡張するファッション」(2013、以上は水戸芸術館)「Ariadne`s Thread」(2016)「(In)tangible Reminiscence」(2017、以上はCHAT)など

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キム・ジョーンズや村上隆がウールマーク・プライズの審査員に決定

 ザ・ウールマーク・カンパニーは、2月17日にロンドンで開催される若手デザイナーの登竜門「2020 インターナショナル・ウールマーク・プライズ(2020 INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZE 以下、IWP)」のファイナル大会の審査員を発表した。

 今回は「ディオール(DIOR)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)やアーティストの村上隆をはじめ、ポーランド人モデルでアクティビストのアンニャ・ルービック(Anja Rubik)、名物ジャーナリストのティム・ブランクス(Tim Blanks)「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion)」エディター・アット・ラージやハミシュ・ボウルズ(Hamish Bowles)「ヴォーグ」インターナショナル・エディター・ アット・ラージ、エドワード・エニンフル(Edward Enninful)英「ヴォーグ」編集⻑らが9人が審査を行う。

 また同大会では、IWPの第1回受賞者であり、昨年亡くなったデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を讃えるため、「カール・ラガーフェルド賞」を新設する。プレゼンターは、「ハーパーズ バザー(HARPAR’S BAZAAR)」のグローバル・ファッション・ディレクターでブランド「カール・ラガーフェルド」のスタイルアドバイザーでもあるカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)が務める。

 ファイナル大会へは「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のアーティスティック・ディレクターを務めるデザイナーデュオのルシェミー・ボッター(Rushemy Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)による「ボッター(BOTTER)」や、エミリー・アダムス・ボーディ(Emily Adams Bode)の「ボーディ(BODE)」、サミュエル・ロス(Samuel Ross)による「ア コールド ウォール(A-COLD-WALL)」などLVMHプライズやアンダム賞などの有名コンペのファイナリストに選ばれた実績のある若手注目株が顔をそろえる。優勝者は20万豪ドル(約1500万円)、「カール・ラガーフェルド賞」の受賞者は10万豪ドル(約750万円)を獲得する。

 審査員メンバーは以下の通り、

ティム・ブランクス(Tim Blanks)/「ビジネス・オブ・ファッション」エディター・ア ット・ラージ

ハミシュ・ボウルズ(Hamish Bowles)/「ヴォーグ」インターナショナル・エディター・ アット・ラージ

シネイド・バーク(Sinead Burke)/ライター、学者、活動家

エドワード・エニンフル(Edward Enninful)/英「ヴォーグ」編集⻑

キム・ジョーンズ(Kim Jones)/「ディオール」メンズ・アーティスティック・ディレクター

村上隆/アーティスト、カイカイキキ代表取締役

ホリ・ロジャース(Holli Rogers)/ブラウンズCEO、「ファーフェッチ」チーフ・ブラン ド・オフィサー

アンニャ・ルービック(Anja Rubik)/モデル、sexedPL 創業者、慈善活動家

シャウェイ・イェー(Shaway Yeh)/「モダン・メディア」グループ スタイルエディトリアルディレクター

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「1017 アリックス 9SM」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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そうきたか!LVとSUGALABOという新展開 エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年7月23日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

そうきたか!LVとSUGALABOという新展開

 おっと!来ましたね、このニュース。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が日本最大規模の店を大阪・御堂筋にオープンし、最上階に「SUGALABO」の須賀洋介オーナーシェフが手がけるカフェ&レストランが入るそうです。世界広しと言えど、「ルイ・ヴィトン」の店舗がレストランを併設するのは初めて。ラグジュアリーと飲食の新しい扉が開くと言っても過言ではありません。しかもパートナーは今を時めくスターシェフ。これは話題です。

 フランス生まれの「ルイ・ヴィトン」は80年代以降、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)会長兼最高経営責任者(CEO)の指揮下でレザーグッズを中心に世界中へビジネスを広げてきました。1997年にはマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)を起用してプレタポルテを本格スタートしアイテムの幅を拡大。キム・ジョーンズ(Kim Jones)がメンズのアーティスティック・ディレクターに就任(2011年)以降はメンズのビジネスの成長も著しく、現在同職に就くヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の活躍はご承知の通りです。

 そして次は飲食。LVMHのさらなるビジネス拡大の胎動をこのニュースに見ました。LVMHはグループ傘下にワイン&スピリッツのグループを持ち、「モエ・エ・シャンドン(MOET ET CHANDON)」や「ドン ペリニヨン(DOM PERIGNON)」などを有していますが、レストランビジネスはそれとは角度が違う話です。なぜなら、食材という鮮度命の材料が使われ、料理という人の手による仕事が入るから。輸出ビジネスとは異なり、土地土地のシェフや飲食関連企業との協業が重要になります。

 食、特にレストランは、その時・その場にいなければ体験することができない、ある意味究極にクリエイティブで贅沢な商品です。シェフが指揮するチームの「手」から生まれ、その場で消費されるという意味で音楽や演劇といったライブイベントに近い。また、レシピの多くにはルーツがあり、食材の組み合わせは科学でもあるといった理由から、食することは知的好奇心も満たしてくれます。この“知的好奇心”は今後のラグジュアリービジネスの重要なキーワードだと思います。

 「SUGALABO」はその名の通り、実験的なアプローチのメニューが魅力で、海外デザイナーが来日した際のディナーでは、度々彼の料理が採用されています。「SUGALABO」に行くというより、私邸などを会場に、ブランドの世界観を須賀さんなりに解釈し季節感を盛り込んだ唯一無二の世界を作り上げます。その多くが、味覚だけではなく嗅覚や視覚など五感が刺激されるものです。

 LVMHは日本をラグジュアリービジネスのテスト市場としてとらえているところはあると思います。同店に始まり、この先「SUGALABO」に続く、スターシェフたちとの協業を世界中へ展開してゆくことが予想されます。楽しみです。

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エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在9種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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「アクネ ストゥディオズ」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「サスクワァッチ」が「虎へびコーヒー」とコラボ コーヒー豆セットをドーバーで先行発売

 科学者で焙煎士の今井惇人が手掛けるコーヒー豆ブランド「虎へびコーヒー」は、コラボ第1弾として東京発メンズブランド「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」とタッグを組んだ。1月25日からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で、深煎りと浅煎りのコーヒー豆(各100g)とTシャツのセットを先行販売する。価格は1万2500円。

 「虎へびコーヒー」のブランドテーマでもある“COFFEE & SCIENCE(珈琲と科学)” のロゴを配したTシャツは「サスクワァッチファブリックス」が手掛けた。カラーは2色、サイズは2種類を用意する。

 「虎へびコーヒー」は、科学者として薬剤や建設用化学薬品などの研究・開発を行ってきた焙煎士の今井が新潟の焙煎工場で創業したコーヒー豆ブランド。長年の研究による科学的データをもとに、独自の科学製法と技術を用いて焙煎したコーヒーを展開する。

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「サスクワァッチ」が「虎へびコーヒー」とコラボ コーヒー豆セットをドーバーで先行発売

 科学者で焙煎士の今井惇人が手掛けるコーヒー豆ブランド「虎へびコーヒー」は、コラボ第1弾として東京発メンズブランド「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」とタッグを組んだ。1月25日からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で、深煎りと浅煎りのコーヒー豆(各100g)とTシャツのセットを先行販売する。価格は1万2500円。

 「虎へびコーヒー」のブランドテーマでもある“COFFEE & SCIENCE(珈琲と科学)” のロゴを配したTシャツは「サスクワァッチファブリックス」が手掛けた。カラーは2色、サイズは2種類を用意する。

 「虎へびコーヒー」は、科学者として薬剤や建設用化学薬品などの研究・開発を行ってきた焙煎士の今井が新潟の焙煎工場で創業したコーヒー豆ブランド。長年の研究による科学的データをもとに、独自の科学製法と技術を用いて焙煎したコーヒーを展開する。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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「ランバン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「ランバン(LANVIN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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「ランバン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ランバン(LANVIN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「イッセイ ミヤケ」メンズのデザイナー、高橋悠介が退任

 「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」は、2013年からデザイナーを務めてきた高橋悠介の退任を発表した。現在店頭に並び始めた20年春夏物がラストコレクション。高橋は2月に三宅デザイン事務所を退社する予定だ。

 高橋悠介は1985年生まれ。2010年に文化ファッション大学院大学ファッションデザインコースを修了後、同年三宅デザイン事務所に入社した。入社3年目の13年、27歳の若さで「イッセイ ミヤケ メン」のデザイナーに抜擢され、14年春夏から6年間に渡りデザインを手掛けてきた。

 後任はデザイナーを立てずにデザインチームで引き継いでおり、1月のパリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中では、新体制による「イッセイ ミヤケ メン」20-21年秋冬コレクションが展示会形式で発表された。またパリでのファッションショーの発表は19年春夏を最後に休止しており、19-20年秋冬からは同社のプリーツ技術の開発を背景にしたメンズウエア「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」がショー形式で新作発表を行っている。

 同社は20年春夏に「イッセイ ミヤケ」のウィメンズデザイナー交代を行い、宮前義之の後任として近藤悟史が就いたばかり。20年代に入り、コレクションラインのメンズとウィメンズともに新体制での幕開けとなった。

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「クレイグ グリーン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「クレイグ グリーン(CRAIG GREEN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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役職呼びは廃止 社員からの提案は“やってみよう”の精神で 風通しの良さ1位/島田商事【ファッション業界 働きがいのある企業ランキング】

 「WWDジャパン」1月20日号では、「ファッション業界 働きがいのある企業ランキング」を発表。国内最大級の社員口コミ数を有する「OpenWork」の協力のもと、直近5年間でクチコミ件数10件以上ある企業の中からファッション業界における働きがいのある企業ランキングを独自に作成した。連動するウェブ企画では、「風通しの良さ」「20代成長環境」「法令順守意識」項目で1位となった企業に取材。1位たるゆえん、その魅力と源泉を探った。

 「風通しの良さ」1位は、ボタンや縫製資材を扱う島田商事だ。大阪で創業した同社の、関西ならではのユーモア溢れる社風とそのアットホームな雰囲気の秘訣を島田晋宏副社長に聞いた。

WWD:「風通しの良さ」1位について、率直な感想は?

島田晋宏代表取締役副社長(以下、島田):退職者による書き込みが多い「OpenWork」のクチコミでポジティブな評価をいただけたことはありがたい。経営側の思いが社員に伝わり、退職後もその社風が印象に残っているのだと感じた。特に「社員同士の距離が近い」「あたたかい社風」というクチコミがうれしかった。ただ、業界では決して悪い方ではないと思うが、給与に関してはまだまだ課題が残っていると感じたのも正直なところ。賞与に関しては、必ず利益分を還元しているのだが……。

WWD: 風通しの良いオープンな社内環境づくりにおいて、具体的に行なっている施策は?

島田:毎年、入社式の後に懇親会を行っている。そこで必ず新入社員たちと記念撮影を行うのがわが社の恒例行事。入社式のときは、いわゆるかしこまった記念写真。懇親会のときは、変顔の写真をあえて撮影する(笑)。2015年からスタートしたが、年によって社員のカラーが出るのも楽しい。この行事は、今では上海のオフィスや花巻の工場にまで広まっている。実は私自身が同志社大学の喜劇研究会出身で、学生時代にのめり込んだことは漫才。“笑い”でその場が和み、解放感で人と人が打ち解けてコミュニケーションを取れるきっかけになると思っているので、このような写真撮影を始めた。

WWD: 長い歴史がある会社だが、社員に対する配慮は古くからあった社風なのか?

島田:曽祖父が明治20年(1887年)に創業し、今年で133年を迎える。当初は大阪でのみボタンメーカーとして経営していた。戦時中は一度商いを畳み、祖父が戦争で負傷したこともあって、戦後は父が17歳で事業を再興した。最初は仕入れには苦労したと聞いている。そんな時、競合でもあった清原の創業者である清原清之助氏が、当時仕入れ分をツケで購入させてくれるなど、大いに助けてくださったそう。そのようなご恩があり、会社を成長させることができたのだとか。なので、人に対する姿勢は独特なものがあるのかもしれない。3代目社長である父がよく言っていたのが、「自分ひとりでは何もできないけれど、社員とその家族の存在があって会社を運営することができる。だから売り上げた分は最大限社員に還元するように努めろ」。父は社員を含む会社のことを自分の子どものように愛情を持っていると、私も子どもの頃から見て感じていたし、その精神が「風通しの良さ」にもつながっていると思う。

WWD:社内で円滑なコミュニケーションを図るために行っていることは?

島田:以前は係長、課長、部長のように肩書きで呼ぶ習慣があったが、それを廃止して名前で呼ぶようにしている。それによって上司部下、先輩後輩間であってもフラットに会話がしやすくなり、社員同士の距離感が縮まり、率直な意見や新しいアイデアも出やすくなると考えたからだ。付き合いで頻繁にゴルフに行くが、社員が私に対して「それだけゴルフに行っているのに、いつまで経ってもうまくなりませんね」と言ってくる(笑)。私はそれがすごくいいと思っている。

WWD:それだけオープンな環境だと社員も発言しやすいと思うが、社員の意見やアイデアが活かされた例は?

島田:商品企画部の女性社員が島田商事が手がける縫製資材をイラストで描き下ろしてくれた。ボタンは“ぼたお”、裏地は“うらじい”といったように、個性溢れる全20ものキャラクターを“トリムモンスターズ”として考案してくれた。面白かったのですぐに企業キャラクターとして採用し、カタログや販促品、ドイツ・ミュンヘンで行われる世界最大級のスポーツ用品見本市「イスポ(ISPO MUNICH)」展や新聞広告などに使用した。このキャラクターたちにはストーリーがあって、彼らがSBK(島田商事の旧称、島田釦株式会社の頭文字をとったもの)惑星からボタン型の飛行船に乗って、“縫製資材一つで洋服のデザインは変わる”ことを地球に伝えにやって来たというもの。そこに3代目社長の父が通りがかり、仲間になった(笑)。父もつね吉というキャラクターで登場している。普段はあまり目立たない縫製資材だが、もっと注目してほしいという思いが込められている。ほかにも、「イスポ」展出展も香港に駐在していた社員の声で始まり、最初は3m四方のブースだったが、今では数倍規模のスペースになっている。国際展示会への出店やアウトドアリテーラーショーへの参加なども若手社員のアイデアで実現したものだ。

WWD:社員にとって働きがいがある企業とはどのような企業だと考えるか?

島田:成長できること。ただ自分の時間や体力をお金に替えるだけではなく、個々が仕事を通じて何か得るものがあることが働きがいにつながると考えている。弊社では、語学が堪能な新入社員は早ければ1年目から海外出張に行くこともある。また、総合職の独身寮だけでなく、地域採用の一般職にも住宅手当を保障して通勤しやすい環境を整えるようにしている。そういった良い環境にある企業は、結果として優秀な若手社員が集まってくるという手応えがある。

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