「ヴェトモン」を見に来た“キワモン”たち ゲテモン一歩手前のオシャレなツワモン大集合

 「ヴェトモン(VETEMENTS)」は、創設者のデムナ・ヴァザリア (Demna Gvasalia)がブランドを去って以降初となるコレクションを2020-21年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウイークで披露した。会場は、路地を1本入った倉庫跡。チケットを持たない若者もショーをなんとか見ようと集まり、会場一体は騒然となった。同ブランドを着用した来場物以外にも、古着を独特なサイジングやニュアンスを加えて着こなす上級者が多数。あえて“ダサい”すれすれな力強い「ヴェトモン」風スタイルは、他会場では見られない光景だ。ショーも、デムナ不在を感じさせないほど「ヴェトモン」節が随所に見られ、ケイト・モス(Kate Moss)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)ら有名人のそっくりさんがショーに登場するなど、同ブランドらしいアイロニーに溢れたショーとなった。

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ユースの旗手 ラッパーTohji「ファッションが本当の自分を取り戻してくれる」

 昨今、グラミー賞でラップミュージックが史上初の年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞を受賞したほか、ラッパーがランウエイモデルや広告ビジュアルとして起用されるなど、ヒップホップがメインストリームの座を確立したことをまざまざと見せつけている。

 そんな時代の潮流の中でひと際異才を放つラッパーがいる。Tohjiだ。最近ではプロデューサーでシンガーの小袋成彬のニューアルバム「Piercing」に「Tohji's Track」を提供したほか、プロデューサー・DJとして世界的に活躍するムラ・マサ(Mura Masa)の2019年のジャパンツアーでは東京と大阪公演に同行するなど活躍が目覚ましい。また、ファッション誌「オーリー(Ollie)」(ミディアム)2019年10月号では表紙を飾り、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」の「ランドロード ニューヨーク(LANDLORD NEW YORK)」2020年春夏コレクションのランウエイを歩くなど、ラッパーとしてだけでなくジャンルレス、ボーダーレスに活動を続けている。

 東京を中心に全国のユースから圧倒的な支持を受け、19年を象徴するムーブメントにまで成長したといっても過言ではないTohji。新鋭ラッパーの彼に、インターネットが浸透しきった時代の楽曲の制作方法やリスナーとの関係性、「自分を取り戻してくれるもの」と語るファッションについて聞いた。

WWD:いつヒップホップを聴き始めたのですか?

Tohji:ヒップホップは中学のときから聴き始めました。当時の俺にはヒップホップは新鮮で、そのマインドセットが新しかったです。日本だったらSEEDAさんとか(キング)ギドラとか、海外だったらカニエ・ウェスト(Kanye West)とかもよく聴いていたし、ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)みたいな古いアーティストも聴いていました。でもヒップホップだけが好きだったわけじゃなく、エイフェックス・ツイン(Aphex Twin、現代テクノ界の最高峰と評されるイギリス出身のDJ)とかTHE BLUE HEARTSみたいに気分に合うものは何でも聴いていました。

WWD:何か新しいことをやりたくて始めたのがヒップホップだった?また、ラッパーとして活動していくと決めたきっかけや出来事などはありましたか?

Tohji: 確かにヒップホップはずっと聴いていたけど、「ヒップホップをやろう」って意気込む感じではなかったです。ギターの弾き方やバンドの組み方も分からなかったから、それに比べるとラップは始めるのが簡単だったので自然とこの形になっていました。でも、音作りだけ生真面目にやっていくのは自分的にしっくりこなくて。USでエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)やタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)が音楽だけじゃなくてファッションとかビジュアルを取り入れる動きをしていて、いろいろな表現をごちゃ混ぜにするのが当たり前になってきてしっくりきました。

Tohjiの主催した「Platina Ade」のパフォーマンス

WWD:新世代の若手ラッパーやDJなど自身と同年代のアクトをそろえて、3月に主催したイベント「Platina Ade」は大きな話題になっていましたね。

Tohji:「Platina Ade」の2か月前に東京・恵比寿のバチカでイベントをやったんですけど、そのときの来場者は150人ぐらい。でもそれから2カ月後に渋谷のWWWで開催した「Platina Ade」には550人集まったんです。このイベントをきっかけに一気に自分のイメージに近づいた感じがあったし、東京に新しい流れができたと思う。

WWD:主催するイベントではジンの販売や、SNSで出店者を募ってフリーマーケットを開催したりしていますがその意図は?

Tohji:みんなが何かをノリで表現できる場所が作れたらいいなと思って。この前(OKAMOTO‘Sのオカモト)レイジくんにつないでもらって「リーバイス(LEVI'S)」と一緒にコラボアイテムを製作したり、原宿にできたフラッグシップのオープニングイベントでライブをしたんですけど、そういう大きなブランドと対等に仕事をしたり、今までよりも大きなフィールドに進出したときに、そこで自分たちがつかんできたものを別のところへ還元したいなって思っています。一瞬のエンターテイメントじゃなくて、本質的なカルチャーにしたいと思っているから、これからもそういった場所を作っていきたいです。

WWD:イベントにはどういった人たちが出店したのでしょうか?

Tohji:インスタで直前に呼びかけてフラットに出店者を選んだから、JUN INAGAWA(「ディーゼル(DIESEL)」や「ヴィーロン(VLONE)」などファッションブランドとも協業する20歳のアーティスト)みたいにすでに大きなブランドと仕事している人もいれば、絵を描き初めてまだ1~2カ月の子もいました。ステージは違っても、同じノリを持った人たちが一つの場所で仲良くなれればって思って。フリマがあった自主企画の翌月、「全感覚祭」 (バンドGEZAN主催の投げ銭式の音楽フェス)のライブ中にステージの上から観客席を見ていたんんですけど、自分のイベントで仲良くなった人たちがモッシュの真ん中にいて、うれしくなりました。

WWD:SNSでもファンと積極的に交流を図っていて人とのつながりを大事している印象がありますが、ファンとの関係をどう考えていますか?

Tohji:俺は音楽以外にも映画が好きなんですけど、ほとんどの音楽とか映画は結局見終わっても現実はそんなに変わんないなと思っていて。膨大な費用と時間をかけて制作した映画やライブでも、その瞬間は楽しいし盛り上がるかもしれないけど、人生が変わるわけじゃない。その現実と切り離されている感じがすごく嫌で。そういう意味でリスナーとアーティストの垣根がなくなって、自然にお互いの感情や役割を行き来する感じがいいなって思っています。自分が表現する以上は、みんなの生活をみんなで変えたい。

アンチアンチアートが手掛けた「HI-CHEW」のMV

WWD:ベトナムの映像制作チーム、アンチアンチアートが手掛けた「HI-CHEW」のMVでは自身を堕天使に見立てた映像が印象的でした。昨年8月に発表したミックステープ「angel」のタイトルにかけている?

Tohji:自分にとってしっくりきたのがあのビジュアルでした。俺は、日本の古い不良ノリはあまり救いがなくて。「HI-CHEW」のMVで表現した天使と悪魔のような神秘的なものに救いを見出している気がします。今ってみんなすぐに自分たちを何かに当てはめている気がするんですけど、俺はフラットに世界中のノリが合う人に自分のクリエイティブを届けたいって思っているから、天使と悪魔みたいな普遍的でシンプルなものが自分にとってすごく大事だなって思いますね。自分が仲間とインディペンデントに活動しているのも、そういう枠とか壁にとらわれたくないからだし。

WWD:「angel」タイトルにはどのような意味が込められていますか?

Tohji:今ってなにもかもがぐちゃぐちゃで、新しい時代に向かって突き進んでいる黎明期だと思っています。音楽も面白いものがたくさん出てきて混沌としていて、“みんな違って、みんないい”みたいな雰囲気がある。だけど「結局俺らどうしたらいい?」みたいな漠然とした不安とか疑問もあると思っていて、自分に「ラッパーなのか?それともアートをやりたいのか?」って問うなら、答えは「YES」であり「NO」でもあるみたいな。そういうのを貫く言葉が “angel”でした。だから作品を通じて“エンジェルバイブス”を表現しています。

WWD:これまで発表してきたEPと「angel」はどういった点が異なりますか?

Tohji:ラップを始めた頃は、ずっと部屋にこもって一人で制作していて、ラップもトラックもMVも全部自分でディレクションして作っていました。でも今回リリースした「angel」は、トラックメーカーのMURVSAKI君と何カ月も一緒に生活して制作したのが一番大きな違いです。「自分が部屋にこもって培ってきたのを外に持っていったらどうなるかな」って思って。だから感覚的には自分の部屋から出て、“初めて外の世界と一緒に作った作品”というか。MVもこれまではMall Boyz(Tohjiが所属する映像制作やマネジメントなどを手掛けるクリエティブ集団)や友人と一緒に作ってきましたが、今回はノリが合う“外”の人たち、例えばベトナムの映像クルーアンチアンチアート (ANTIANTIART)やロシア人アーティストのアントン・レヴァ(Anton Reva)と作ったりしました。

「Snowboarding」のMV “ナイキiD(NIKE iD)”で制作したAIR MAX95を着用している

WWD:「angel」のアイキャッチなアートワークや収録曲「Snowboarding」のMVを手掛けたアントン・レヴァとはどのようなきっかけで共作に至ったのですか?

Tohji:昨年4月頃に渋谷・WWWで無料のレイブイベントがあって、ガバやトランスとかが流れるイベントだったんですけど、そこにたまたま来日していたアントンが遊びに来ていて、イベントが終わったあとにインスタでDMをくれたのが始まりです。あいつのインスタを見たらすごく面白くてその後もDMで連絡を取り合っていたんですけど、「angel」を制作している時期にちょうどロシアに帰国していたから、飛行機代と宿を用意して東京に呼び戻して、それで一緒に作品を作りました。

WWD:アートビジュアルのコンセプトは?

Tohji:“汚くて傷ついてもきれい”“気持ち悪いけど美しい”。“そのままの自分を肯定しろ”みたいな感じです。「キモいまんまでいけ!」みたいな。ほかに合わせるんじゃなくて、自分でかっこいいっていう思う何かを作って、トレンドをこっちからつくっていけって感じです。

WWD:18年に自身初のEPを出してから約1年で一気に19年を象徴するアーティストにまで駆け上がりましたが、心境の変化や人気の高まりを感じますか?

Tohji:体感としてはこの1年で5年間ぐらい経った感じがあります。知られることで、ファッション業界の人もそうだし、これまでは関わることが少なかった人たちが自分のことを知って声を掛けてくれるから、新しいチャレンジができてうれしい。

WWD:自分史の中で19年はどういう位置付けですか?

Tohji:ホップ・ステップ・ジャンプの“ホップ”です。昨年は自分だけじゃなくてチームのみんなとイベントをつくったりレーベル業務をやったりといろいろなチャレンジをしました。ただ企業やメディアから話を受けるだけじゃなくて、例えば「オーリー」の表紙撮影の時も「こういう服装でこのロケーションで、こういうライティングの方がかっこいいと思うんですが、どうですか?」って俺たちで提案し直してディレクションするようにしてます。企業とアーティストっていう関係じゃなくて、面白いことがやりたいって提案があったら俺らもフェアに乗っかっていく。その姿勢で大きなブランドとコラボレーションができたり、雑誌の表紙を飾れたのは大きかったけど、まだ初めてのことが多かったから、やっと準備が整ってきたかなって感じです。

WWD:最近ファッションブランドがアーティストを起用することが多くなってきていますが、どのように感じますか?

Tohji:人によると思うけど、すごいいいことだと思う。俺はやっぱどんどん新しい表現にチャレンジしていきたいから、それこそこの前の「ランドロード ニューヨーク」みたいにオファーをくれて、一緒にいろいろ作り上げたり新しい経験をする機会があるのはすごくうれしいですね。

WWD:「ランドロード ニューヨーク」2020年春夏コレクションのランウエイを歩いたきっかけは?

Tohji:俺が行ってる床屋に「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」の人も通っていて、その人が「ランドロード ニューヨーク」クリエイティブ・ディレクターの川西(遼平)さんを紹介してくれたんです。最初床屋からブッキングのメールがきた時はナゾでしたね。

WWD:シースルーやメッシュ素材を取り入れたライブ衣装が印象的なTohjiさんですが、衣装は私服ですか?

Tohji:ライブのときに着ている服は私服です。その服を着て動いているときにかっこいい服を選んでいる気がします。変わった素材や服を選んでいるつもりはなくて、機能性がある服が好きなんです。ダボダボだったら動きやすいし、シースルーとかメッシュも動いたときに涼しいから着ています。

WWD:好きなブランドは?

Tohji: 「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」が好きです。形が変わっているんですけど、でもただ奇をてらっているわけじゃなくて。作りがしっかりしているし、機能性を兼ね備えてるところが好きです。

WWD:今後ファッションの分野で取り組んでいきたいことは何かありますか?

Tohji:いつになるか分からないけど、どこかのタイミングで “ギア”みたいな服を作りたい。みんなが買える値段で、踊ったり動けるシンプルなかっこいいやつ。

WWD:Tohjiさんにとってファッションとは?

Tohji:本来の自分に戻してくれるものです。裸のときの自分はなにか欠けているって感じる部分があって。服を着るとその欠けていた部分がバチっとハマる感じがあるんです。ファッションは自分のいいところをよりよく引き立ててくれるので好きです。

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圧巻の巨大作品も 伝説のフラワーアーティスト川崎敬太による展覧会

 岡本太郎やイサム・ノグチ、ルネ・ラリック(Rene Lalique)ら多くのアーティストのコラボレーションで知られるフラワーアーティストの川崎景太による「花のメッセージ」展が、東京のワールド北青山ビルで1月22~30日に開催される。ワールドグループは自社ビルで展覧会などを開催することにより、地域のコミュニケーションと文化の創出を目指しており、同イベントはその一環だ。

 高さ3メートルのタペストリー約40点と生花を組み合わせた作品や生花を大胆に使った屏風のアート作品、癒しの箱庭などを通して、植物の持つ生命力が体感できる空間になっており、フォトスポットも多数ある。

 同展初日には、川崎と神戸ファッション美術館の浜田久仁雄学芸員によるトークイベントを開催するほか、25日には、川崎がワールドグループから出た廃材を植物と融合させる“サステナブル”をテーマにしたデモンストレーションや、“暮らしに息づく命のコケ玉”のワークショップを行う。

 川崎はマスメディアを中心に、既存のフラワーアレンジメントの常識を打ち破る斬新な作品を発表するフラワーデザイン界のリーダー的存在だ。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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「アシックス」の“ゲルライトスリー”が30周年 「ミタスニーカーズ」とのコラボシューズとTシャツを発売

 「アシックス(ASICS)」は1月23日に、ランニングシューズ“ゲルライトスリー”の30周年を記念したコラボ企画の第1弾として、国井栄之クリエイティブディレクターが手掛ける「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」とのコラボシューズを発売する。価格は1万8200円。

 ホワイトをベースに、アッパーのつま先部分には日の丸を連想させるレッドでカラーリングした。内側のストライプはトリコロールを配し、中敷きには“ゲルライトスリー”発売当時のデザインを手がけた三ツ井滋之が手書きで“東京改”の文字を施したほか、「ミタスニーカーズ」のアイコンでもある金網模様に三ツ井と国井の名前をデザインした。

 また今回のコラボシューズ発売に合わせ、コラボTシャツも数量限定で発売する。シューズ同様に、ホワイトをベースに背面には“東京改”の文字を施した。ポケット内部には“ゲルライトスリー”30周年記念ロゴをプリントした。価格は5500円。

 同アイテムは、アシックス原宿フラッグシップ、アシックス大阪リンクス ウメダ店、ミタスニーカーズ、ドーバーストリートマーケット ギンザ、グレイトで取り扱う。

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帰ってきたメンズコレドタバタ日記Vol.10 三浦春馬&森星が「ポール・スミス」50周年をお祝い 「アクネ」のメンズが見られない!?

 1月19日、晴れ。天候に恵まれたパリメンズも、いよいよ今日が最終日。例年この日は、「もう終わっちゃうのか~」と「やっと終わるのか~」というアンビバレントな気持ちが交互に訪れる穏やかな日曜日です。

10:40 ランバン

 さぁ、最終日のトップは「ランバン(LANVIN)」。「ロエベ(LOEWE)」でジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のもとメンズウエア・デザイン・ディレクターを務めたブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)のメンズランウエイも2回目になりました。会場は、パリ市外(苦笑)。日曜日で渋滞こそないものの、疲れたカラダには堪えます。

 コレクションからは、まだまだ“ジョナサン臭”が漂います。出自ゆえニオイをゼロにする必要はないかと思いますが、ロング丈のジャケット、独特なシルエットのパンツ、リブ編みのニットで作るラペル、違和感を覚えるカラーコンビネーション、キッチュなアクセサリーのすべてが揃ってしまうと、どうしても既視感に繋がってしまうのは否めないところ。2日前に「ロエベ」、4日前に「JW アンダーソン」のショーを見ているので、尚更です。

 子ども服から大きくなった「ランバン」にとって、“キッチュ(ちょっと奇抜)”なムードは大事かもしれません。でもメンズのセットアップやウィメンズのドレスなどを見る限り、ブルーノは、同じく子ども服に欠かせない“イノセント(無垢)”なムードの表現も上手みたい。次は、そちらを強く意識して欲しいなぁ、と思うのです。

12:10 クレイグ グリーン

 お次は、ロンドンメンズから移籍した「クレイグ グリーン(CRAIG GREEN)」。「コレは洋服?それともアート?」と唸っちゃうクリエイションの持ち主です。

 今回も、終盤4ルックには度肝を抜かれます。完全にロボットです(笑)。「ワレワレハクレイググリーンナノダ」。そんなデジタル音が聞こえてきそう(笑)。細部を見ると、日除け用のブラインドが洋服の骨組みを担っています。奇想天外ではありますが、このあたりは「クレイグ グリーン」らしい、さ
まざまが繋がって構成される万物をシンボリックに表現するコレクションピースです。

 進化が際立っていたのは、そんなアイデアを希釈してリアルクローズに落とし込んだ前半のパートでした。アイデアは最後のコレクションピース同様、万物、この場合は「パーツ」と呼ぶのがピッタリの小さな布の組み合わせ。けれどその一個一個が、白いシャツ生地やダウン、パラフィン、サテンなどで作られており、「あぁ、着られそうだ」と思わせるのです。キャンバスに見立てた純白のコットンに大きな花を描き、それをイーゼルに立てかけるかのようにボディに貼り付けたワンピースは、秀逸な美しさでした。拍手喝采。パリに移って、大正解です。

14:00 ダンヒル

 パリのシンボル、グラン・パレに移動して「ダンヒル(DUNHILL)」へ。センス抜群のマーク・ウェストン(Mark Weston)による「ダンヒル」は、あくまでリアルクローズながら、ドラマティックな要素をひと匙。しかも、コレクションピースも店頭でしっかり売ろうという気概に溢れるステキブランドです。

 今シーズンは、ピカピカに光るパテントレザーのパンツを軸に、ボックスシルエットのジャケットやオーバーサイズのコートを合わせ、シルクサテンのストールを首にキュッと巻きつけます。これだけ正統派のエレガンスだと、正直ちょっと気疲れ・着疲れしてしまいそうですが、オーバーサイズだから大丈夫かな?

16:30 ポール・スミス

 お次は、なんとブランド創立50周年の「ポール・スミス(PAUL SMITH)」!!半世紀、しかも創業デザイナーが今も現役。加えてインディペンデントというのは、本当にたいしたものです。ショーの前には、日本人アンバサダーの三浦春馬さんと、森星ちゃんを撮影。2人はそれぞれ、ジャケットの着こなしが対照的で、写真に収まる姿もバラバラ。「ジャケットって、個性的に着こなせるし、個性的に振る舞えるモノなんだなぁ」なんて思います。

 ショーは、50年を振り返るムービーからスタート。うまく撮影できないアングルだったのが悔やまれます。コレクションは、近年トップラインでイメージ発信を強化する、大人カラーのセットアップがメーン。最近は、英国紳士もノーネクタイ。タートルネックのトップスや、ポールさん手描きのロゴを拡大プリントしたシャツなどを合わせます。終盤は、美しきスカイブルー。50年経っても明日のため、未来のために空を見つめているのかな?ベリー・エモーショナルです。

17:30 アンブッシュ

 お次は「アンブッシュ(ABMUSH)」。先日、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」などを擁するニューガーズグループ(NEW GURADS GROUP) が買収というビッグニュースが飛び込んだのは、記憶に新しいところです(詳細は、コチラ)。

 展示会場に行くと、ウエアの提案、メチャクチャ増えています。きっと次は、バッグやシューズですね。

 「カントリーサイド」と銘打ったコレクションは、作務衣や長着、市松模様など、日本の伝統文化とストリートを融合。着物合わせのMA-1(風)がベリークールです。ニューガーズ入りを決めた理由と今後のビジョンについて、日本に帰ったらVERBALさんに取材したい旨を伝えつつ、YOONさんには「ディオール(DIOR)」のシルバー&パールジュエリーが素晴らしかったこともお伝えして、失礼しました。

18:30 アクネ

 次はルーブル美術館で「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」。今回は同じ会場、同じ時間に2020-21年秋冬のメンズとウィメンズを同時に発表。でもランウエイは分かれていて、2つを同時に見ることはできません(苦笑)。「Why~、なぜに(by 矢沢永吉)」状態とはこのコト。なぜ、一緒に見られるようにしないのか?ナゾではありますが、「アクネ」っぽいカンジでもあるので、仕方なしに僕はウィメンズ、後輩オーツカはメンズに分かれ、会場入りです。

 会場は、こんなカンジ。中央に大きな壁がそびえ立ち、メンズ側からはウィメンズを、ウィメンズ側からはメンズを見ることができません。唯一、天井の鏡越しには、チラッと見えるのかな?

 ウィメンズは、タペストリーのように肉厚の生地や、洗いをかけたベルベットなどで作る、大人色のボディコンドレスが主軸。袖や裾はフレアでデカダン、退廃的なムードが漂います。

 一方のメンズは、どうだったんでしょう?あ、こんなカンジか。結構違ったんですね(笑)。

17:30 「1017 アリックス 9SM」

「1017 アリックス 9SM」のショー会場。パリメンズのフィナーレにこの混雑。マジでカラダにこたえます(笑)。

 さぁ、パリメンズのラストは、「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」。会場は、ご覧の大混雑です。この手のブランドは毎回こんなカンジなので馴れっこですが、最後の最後にこの人混みは、実にキツい(笑)!!もみくちゃになって、会場入りです。

 コレクションは、正統派のフォーマル。「ちゃんと着る」価値観を提案した20-21年秋冬メンズを象徴するかのようでした。「アリクス」でタイドアップなのです。

 正直、皆が皆フォーマルを提案しなくて良いのでは?と思います。でもコレができないと、メンズブランドとして長生きできないのも分かっています。僕自身も、スーツの美しさをブランドの評価基準の1つにしています。でも働き方が自由になってリモートワークが増える世の中、スーツはどこまでメンズの中心であり続けるのでしょう?需要は再び、盛り上がるなんてコトあるのでしょうか?

 ショーのあとは、そんなことを考えながらホテルに戻りました。これから半年、みなさんと一緒にじっくり考え、悩み、アクションしていきたいと思います。

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「イリス ヴァン ヘルペン」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「東カレ」が小説の舞台をリアルに体験できるイベントを開催 「DHCオリーブバージンオイル」をアピール

 ライフスタイルメディアの「東京カレンダー(以下、東カレ)」が、同誌に掲載している小説の舞台をリアルに体験できる読者向けのイベントを、2019年12月に開催した。40周年を迎えた「DHCオリーブバージンオイル」のプロモーションの一環として行われた同イベントでは、レストラン「KEISUKE MATSUSHIMA」の松嶋啓介・シェフがメニューを考案。オリーブオイルの味と香りが堪能できるスペシャルな一皿となった。

 「私が本気を出して、落ちない男なんかいない」。

 そんな強気のイントロダクションで始まる小説「落ちない男」は、2019年12月に「東カレ」のWEB版で連載していたコンテンツ。 シチュエーション別に区切ったストーリー仕立てで旬のレストランを紹介する手法は「東カレ」の十八番と言えるが、「落ちない男」の中でも、恋が始まる舞台として「KEISUKE MATSUSHIMA y Oliva(ケイスケ・マツシマ・イェ・オリーバ)」が象徴的に登場する。通常は「KEISUKE MATSUSHIMA」として営業している人気店だが、連載に合わせて3日間限定で、小説に登場する「KEISUKE MATSUSHIMA y Oliva」としてオープンし、読者イベントが開催された。

 同イベントでは、史上最年少で「フランス芸術文化勲章」を受勲するなど、数々の偉大な功績を持つ松嶋啓介・シェフが、オリーブオイルの香りや味を最大限に引き出すメニューを特別に考案。極上のバージンオリーブオイルを贅沢に使用した「鯛のローストとスペイン産オリーブオイルのピストゥ」が松嶋シェフの代表作の一つとも言える“本当”のラタトゥイユを添えて振る舞われた。

 小説の中でも、登場人物達が舌鼓を打った本メニューは、季節の食材にこだわった自然な美味しさに加えて、女性の美容も考えられた究極のメニュー。同イベントをサポートするDHCのスペイン産エクストラバージンオリーブオイルが使用されている。オリーブオイルの苦味とコクが堪能できる一皿だ。

 会場ではトータルビューティアドバイザーの水井真理子氏と日紫喜康一郎「東カレ」編集長のトークショーも開催。オリーブオイルの効能と共に、小説の主題ともなっている“自然体の美しさ”について、水野氏は「足し算と引き算が大切」とアドバイス。「素材のポテンシャルを引き出すためにも、時短で効果を出すためにも、オイル美容は有効。肌がきれいならメイクもポイントを絞ったシンプルなメイクでも十分に映えます」と語った。

 渋谷区神宮前の閑静なロケーションに店を構える「KEISUKE MATSUSHIMA」は、オリーブオイルの本当の美味しさが楽しめるメニューに定評があり、新たな食体験を求める人におすすめしたい名店。舞台に身を置き、小説の登場人物に思いを馳せながら、素材を活かしたメニューを心ゆくまで堪能したい。

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「ディオール」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「ディオール(DIOR)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ディオール」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「ディオール(DIOR)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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女優の広瀬すずが「ルイ・ヴィトン」の新アンバサダーに就任

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メゾンの新たな顔として女優の広瀬すずを起用したことを発表した。広瀬はモデルとしてキャリアをスタートさせ、数々のドラマや映画に出演している実力派女優だ。これまでに「日本アカデミー賞」をはじめ多くの映画賞を受賞し、海外でも高い評価を得ている。2015年には、自身が主演した映画「海街diary」が「第68回カンヌ国際映画祭(CANNES FILM FESTIVAL)」のコンペティション部門に正式出品された。昨年は演劇にも初めて挑戦し、新たな演技の扉を開くなど、「彼女の持つ無限の可能性と、進化し続ける姿がブランドに受け継がれるエスプリと共鳴している」として起用された。

 アンバサダー就任について広瀬は、「『ルイ・ヴィトン』は、いつか身に着けてみたいと思い続けていた憧れのブランドでしたので、とてもうれしく思っています。ファッションの世界を楽しみながら、『ルイ・ヴィトン』ファミリーの一人としてその魅力を伝えていきたいです」と語った。

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「ラルフ & ルッソ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ラルフ & ルッソ(RALPH & RUSSO)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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パンクの巨匠に捧げた「ディオール」20-21年秋冬メンズ フロントローには吉沢亮

 「ディオール(DIOR)」は1月17日、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで2020-21年秋冬メンズ・コレクションを発表した。アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)は今季2018年に死去したスタイリストの巨匠、ジュディ・ブレイム(Judy Blame)氏にオマージュを捧げたショーを繰り広げた。日本からは俳優の吉沢亮、けみお、プロサーファーの五十嵐カノア選手が来場した。

 フロントローには吉沢亮のほか、モデルのアジョア・アボアー(Adwoa Aboah)や、ケイト・モス(Kate Moss)、デヴィッド・ベッカム(David Beckham)とその長男ブルックリン・ベッカム(Brooklyn Beckham)らが着席しショーを見届けた。ブレイム氏のパンクなDIY精神を反映し、安全ピンを配した“DIOR”ロゴ前では多数のセレブがポーズを決めた。

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「スキャパレリ」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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キーワードは“尿検査” ファンケルがオーダーメイドサプリの提供を開始

 ファンケルは2月20日、一人一人に最適なサプリメントをワンパックにして届ける通信販売サービス「パーソナルワン」を発売する。これは“食習慣や生活習慣のアンケート”と“尿検査”から顧客の健康状態を分析し、最適なサプリメントをオーダーメイドで提供するサービス。顧客が求める健康作りをパーソナルにサポートするサプリメントとして、健康意識の高い50~60代の男女をメインターゲットに展開する。

 このサービスを可能にしたのは、“尿検査”で基本栄養素の充足度を可視化することを実現した、同社を中心とする研究開発チームの成果による。「通常、栄養状態は血液検査などで測るものだが、採血には痛みを伴う。そこで当社研究所では、体に負担をかけずに栄養成分を測定する方法の研究を行ってきた」と池森賢二・名誉相談役 ファウンダーは話す。中でも尿検査による“鉄”と“亜鉛”の分析技術の実用化は、世界に先駆けた新技術だという。

 尿検査と“食習慣や生活習慣に関するウェブアンケート”から、一人一人に適した“ベースサプリ”と“健康悩み対策サプリ”を割り出し、その組み合わせを自社工場でオーダーメイドで生産して1カ月に1度提供する。組み合わせは10億通り以上になるという。

 これまでのサプリメントは、自分の悩みに応じたものや、目的に合ったものを購入するのが一般的だった。その点「パーソナルワン」は、自分に足りない栄養素を割り出してもらえ、提案されたサプリメントの中から希望するものを購入するというシステムで、これまでとはアプローチが異なる。価格も選ぶ種類によって約4000~4万円と幅がある。

 「ファンケルは今年創業40周年を迎えるが、『パーソナルワン』は当社が25 年以上の歳月で積み上げてきたサプリメントの研究開発成果の結晶で、サプリメントの最高峰だと考えている。“人生100 年時代”ともいわれる中で、健康寿命への関心に応え、医療費の抑制にも貢献していきたい」と島田和幸・社長兼CEOは意気込みを語った。

 ファンケルは1994年に、日本ではまだなじみのなかった“サプリメント”という言葉を用いて市場に参入。2004年には業界でいち早く薬とサプリメントの飲み合わせを調べることができる「SDIシステム」を開発した。15年には日本初の機能性表示食品「えんきん」を発売するなど、長きにわたりサプリメントのリーディングカンパニーとして存在感を示してきた。今回の「パーソナルワン」は、池森名誉相談役が「94年にサプリメント開発を始めた頃からずっと最終目標だと考えてきた」というほど注力したものであるだけに、業界内外の注目を集めそうだ。

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キーワードは“尿検査” ファンケルがオーダーメイドサプリの提供を開始

 ファンケルは2月20日、一人一人に最適なサプリメントをワンパックにして届ける通信販売サービス「パーソナルワン」を発売する。これは“食習慣や生活習慣のアンケート”と“尿検査”から顧客の健康状態を分析し、最適なサプリメントをオーダーメイドで提供するサービス。顧客が求める健康作りをパーソナルにサポートするサプリメントとして、健康意識の高い50~60代の男女をメインターゲットに展開する。

 このサービスを可能にしたのは、“尿検査”で基本栄養素の充足度を可視化することを実現した、同社を中心とする研究開発チームの成果による。「通常、栄養状態は血液検査などで測るものだが、採血には痛みを伴う。そこで当社研究所では、体に負担をかけずに栄養成分を測定する方法の研究を行ってきた」と池森賢二・名誉相談役 ファウンダーは話す。中でも尿検査による“鉄”と“亜鉛”の分析技術の実用化は、世界に先駆けた新技術だという。

 尿検査と“食習慣や生活習慣に関するウェブアンケート”から、一人一人に適した“ベースサプリ”と“健康悩み対策サプリ”を割り出し、その組み合わせを自社工場でオーダーメイドで生産して1カ月に1度提供する。組み合わせは10億通り以上になるという。

 これまでのサプリメントは、自分の悩みに応じたものや、目的に合ったものを購入するのが一般的だった。その点「パーソナルワン」は、自分に足りない栄養素を割り出してもらえ、提案されたサプリメントの中から希望するものを購入するというシステムで、これまでとはアプローチが異なる。価格も選ぶ種類によって約4000~4万円と幅がある。

 「ファンケルは今年創業40周年を迎えるが、『パーソナルワン』は当社が25 年以上の歳月で積み上げてきたサプリメントの研究開発成果の結晶で、サプリメントの最高峰だと考えている。“人生100 年時代”ともいわれる中で、健康寿命への関心に応え、医療費の抑制にも貢献していきたい」と島田和幸・社長兼CEOは意気込みを語った。

 ファンケルは1994年に、日本ではまだなじみのなかった“サプリメント”という言葉を用いて市場に参入。2004年には業界でいち早く薬とサプリメントの飲み合わせを調べることができる「SDIシステム」を開発した。15年には日本初の機能性表示食品「えんきん」を発売するなど、長きにわたりサプリメントのリーディングカンパニーとして存在感を示してきた。今回の「パーソナルワン」は、池森名誉相談役が「94年にサプリメント開発を始めた頃からずっと最終目標だと考えてきた」というほど注力したものであるだけに、業界内外の注目を集めそうだ。

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「ジャンバティスタ ヴァリ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「オメガ」がアイウエアを世界同時発売 伊マルコリンとのパートナーシップ

 スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスの時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は、メンズとウィメンズのアイウエアを2月に発売する。イタリアの大手アイウエアメーカーのマルコリン(MARCOLIN)とのパートナーシップにより製作されたコレクションだ。デザインは「オメガ」の象徴的なウオッチからインスピレーションを受けており、フレームに使用されている素材、りゅうずやベゼルの形状を思わせるディテールが連係している。レイナルド・アッシェリマン(Raynald Aeschlimann)=オメガ社社長兼最高経営責任者(CEO)は「『オメガ』は、これまで卓越性と高いファッション性の代名詞であり続けてきた。これを引き継ぎながら、今回のコレクションにはモダンな創造性とスタイリッシュな要素を取り入れた。デザインはアイコニックな『オメガ』らしい特徴が反映されている」と話した。また、マッシモ・レノン(Massimo Renon)=マルコリンCEOは「『オメガ』が持つ特別感を大切にして、最高級の素材と強いこだわりを持ってイタリアで製作した。マルコリンの洗練されたブランドポートフォリオを強固にするものだ」とコメントしている。同アイウエアコレクションは世界同時発売で、日本は「オメガ」の直営店舗(9店舗)と正規取扱店舗(14店舗)で順次販売される。

 なお、マルコリンはスウォッチ グループ傘下の「ロンジン(LONGINES)」のアイウエアも手掛けている。

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「アンファン リッシュ デプリメ」2020-21年秋冬メンズ・コレクション

 「アンファン リッシュ デプリメ(ENFANTS RICHES DEPRIMES)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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好調「パリ・サン=ジェルマン」のアジアトップに聞くサッカークラブの枠にとどまらない多角化経営

 フランスのサッカーチーム、パリ・サン=ジェルマンFC(PARIS SAINT-GERMAIN FC以下、PSG)が日本のファッション市場で存在感を増している。2018年9月に欧州サッカークラブとしてアジア初の公式ストア「PSG ストア トウキョウ」をベイクルーズグループ運営のもとに、渋谷・明治通り沿いにオープン。ナイキの「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」と継続的にコラボしたり、メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」とパートナーシップを結んで、チームに所属する仏代表キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の来店イベントを行ったりと、話題性にも事欠かなかった。さらに昨年11月には、新生渋谷パルコにPSGストアの2号店と初のカフェ事業「PSGカフェ」をオープンするなど出店攻勢をかける。事業拡大の背景をキーマンであるセバスチャン・ヴァゼル(Sebastuien Wasels)パリ・サン=ジェルマン アジア・パシフィック代表と、ファビアン・アレグレ(Fabian Allegre)パリ・サン=ジェルマン ブランド・ディバーシフィケーション・ディレクターに聞いた。

WWD:渋谷パルコに「PSGストア」の2号店と「PSGカフェ」を同時オープンしたが、日本で出店拡大する理由は?

セバスチャン・ヴァゼル=PSG アジア・パシフィック代表(以下、ヴァゼル):2018年に縁があってオープンした明治通り沿いの最初のストアが非常に好調なので、日本での出店を拡大するきっかけになった。渋谷パルコでは、1号店とは違う新しい客層を獲得できると考えている。われわれの存在感を示すのに最適な場所だ。

ファビアン・アレグレ=PSG ブランド・ディバーシフィケーション・ディレクター(以下、アレグレ):日本はアジアの中で最もファンが多く、われわれにとって非常に重要なマーケットだ。東京とパリはとても似ているし、日本もファッションに対しての感度が高い。そういった意味でもアジアで最初のストアを東京にオープンしたのは、シナジーが生み出せると考えたからだ。PSGと「ジョーダンブランド」のコラボレーションも話題になったが、それも想定通りだった。今後もいくつかの出店をしたい。

WWD:ベイクルーズグループはどのようなパートナーか?

ヴァゼル:6年前からライセンスパートナーとして、製品の企画、製造、販売を手掛けていただいている。同じ価値観を持ち、ファミリーのような存在だ。

アレグレ:われわれはパリのチームだから、ファッションを非常に大切にしている。だから同じような感覚を持ち同じようなビジョンを持っているベイクルーズは、われわれにとってはパーフェクトなパートナーだ。

WWD:そもそもサッカークラブであるPSGが、なぜファッション事業も本格的に取り組むのか?

ヴァゼル:11年にカタール政府投資庁の投資が入ったことが大きい。そこからグローバルなチームを目指すためにファッションやミュージック、アート、エンターテインメントなど多くの戦略を掲げてきた。中でもファッションはパリを代表するカルチャーだし、より多くの人にチームを知ってもらえるきっかけになると考えた。

WWD:PSGとしては日本でカフェ業態もオープンさせた。

ヴァゼル:イギリスにパブがあるようにカフェはパリの文化そのもの。その文化をわれわれはグローバルに伝えていく。カフェにはさまざまな可能性があり、例えば待ち合わせ場所として「PSGカフェ」を使ってもらったりと、PSGが人々の生活にもっと入り込める可能性がある。そして飲食からも新しいファン獲得ができるだろう。

アレグレ:パリの人々にとってカフェは、本当に日々の生活の一部なんだ。カフェで試合を観戦できるようにするなどといったことにも日本で取り組んでいきたい。

WWD:事業が多角化する中でも大切にしているPSGらしさとは?

ヴァゼル:どの分野にも共通することは、‟Excellence(優秀であること)”‟Diversity(多様性)”‟Innovation(革新的)”——この3つだ。何をするにおいても常にハイクオリティーでなければならないし、人種や性別、年齢に関係なくリーチできることが必要だと考えている。

WWD:昨年はスキンケアの分野で「バルクオム」とのパートナーシップ契約を発表した。パートナーを選ぶ際に重要視していることは?

アレグレ:同じような価値観や目標を持っていること。

WWD:今後の日本展開をどのように考えている?

ヴァゼル:日本には今580万人のヨーロッパサッカーのファンがいるが、その中でナンバーワンのヨーロッパサッカークラブになりたいという目標を持っている。PSGが人々の生活の中に毎日入っていけるようなチームにするため、さまざまな活動を引き続き行い、われわれのDNAを伝えていく。今後は日本でもサッカーアカデミーを開いたり、親善試合を行うことも考えている。全ての計画はパートナーが見つかってからになるので、今の段階で具体的なタイミングは言えないが、ほぼ毎日パートナー候補と話しており、近いうちに実現したい。

アレグレ:現在15カ国にアカデミーがあり、2万人の子どもたちがプログラムを受けている。ただし、われわれの戦略は他のクラブと違い、世界各国に無数のアカデミーを作ればいいというわけではない。本当に重要な都市で正しいパートナーと組み、進めることが重要だ。じっくりと時間をかけて最適なパートナーを探していく。

WWD:22年の「カタールワールドカップ」に向けて、中東でのビジネス展開も強化している。中東でのビジネス拡大については?

ヴァゼル:中東は戦略的にも重要な地域だ。中東のほとんどの国にファンクラブがあり、カタールにも最近オフィスを設け、ストアもオープンした。日常的にその地域でファンとコミュニケーションし、われわれの存在感を高めていくことを目的にしている。毎年冬にはチームのフレンドリーツアーという海外ツアーがあり、ローカルなファン層を強化するために、トップ選手の練習風景を間近で見られるような活動も行っている。PSGブランドをより多くの人に知ってもらうために今後も活動を続ける。

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「ディオール」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ディオール(DIOR)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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メンズコレ裏街道記 パリメンズに初挑戦した「ダブレット」と「ターク」を見て思うこと

 1月16日。晴れ。日程が過密なパリ・メンズの中でも特にこの日はスケジュールがぎっちりで、朝から何だか落ち着きません。でもそのそわそわとした気持ちはスケジュールのせいだけではなく、この日にパリコレデビューを飾る日本の2ブランドがショーを控えているからでもありました。井野将之デザイナーの「ダブレット(DOUBLET)」と森川拓野デザイナーの「ターク(TAAKK)」です。

15:15 ターク

 前のショーから少し時間が空いたため、珍しく昼食をとる時間が作れました。しかも比較的ゆっくりと食べられるほどゆとりがあります。でも、気がつけばいつも通りの早食いをきめて、会場に到着していました。ショー開始は15時15分。僕が会場に着いたのが15時ちょうどぐらい。どんなショーでも基本的に20分前後遅れて始まるので、会場に着くのは早すぎるぐらいです。でも、なぜだか行かずにはいられませんでした。会場に到着すると、森川拓野デザイナーが入り口付近で忙しそうに挨拶まわりをしています。前日も会場で深夜2時まで作業や打ち合わせをしていたらしく、寝不足のせいか顔色はめちゃくちゃ悪い。日本から帯同している広報も目を充血させながら、にこやかに振る舞っています。みなさん明らかに満身創痍。(本番前にこのバタバタで大丈夫か……)と少し心配していたところに、森川デザイナーが駆け寄って来てくれました。僕からは「頑張ってください」としか言うことはできないなと考えていると、先に森川デザイナーから「良いショーを見せられると思う」とだけ言い残し、再びバックステージへと帰って行きました。ファッションの舞台でここまで真剣に戦っている人たちを目の当たりにし、まだ会場に入ってもいないのに泣けてきました。実際にショーを見ると、これまでとは明らかに違います。パリという大舞台で戦うために、洗練されたスタイルへと舵を切ってきたという印象でした。よく見るとこれまでの「ターク」のドロっとした濃厚な強さはあるものの、フロッキーに見立てたデニム素材やチュールを重ねたような奥行きのあるチェック柄、チェーンパーツの使い方など、これまでに感じることのなかったエレガンスを感じました。これまでよりもスタイルをぐっとハイファッションに寄せています。ショーを一緒に取材したジャーナリストのエリー・イノウエ(ELIE INOUE)さんやカメラマンの土屋航さんは、興奮気味に「めっちゃよかった」と口をそろえます。でも「ターク」の濃厚さが人間っぽくてが好きだったひねくれ者の僕にとって、本当にいいコレクションだったか、ショーの直後はいろいろ考えていました。

「ターク」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクションより

16:30 ダブレット

 奇しくも「ターク」とほぼ同時間帯での開催となったのは、2018年の「LVMHプライズ」でグランプリを獲得した「ダブレット」です。会場に着くと、早くも異様なムードが漂っています。入り口横にはなんと、日本のレトロな定食屋のようにラーメンやステーキなどの料理サンプルがウインドウに並んでいます。その時点ですでにワクワクするのですが、会場内に入ってさらに度肝を抜かれました。外観は定食屋なのに、中身は完全にファミリーレストラン仕様だったからです。本物そっくりなメニューが置かれていたり、お菓子コーナーやおもちゃコーナーがあったり、フローズンの機械を設置していたりと、もう爆笑の連続。すでに「ダブレット」ワールドに引き込まれてしまいました。いよいよショーが始まると、BGMの「We Are the World」のしっとりしたイントロの違和感にじわじわきて、笑いすぎて頬が痛くなるほど。とはいえ、演出に服が付いてこなければショーをやる意味はありません。われに返って取材モードに切り替え、真顔でモデルの登場を待ちます。そして10秒後、再び爆笑していました。だってリアルな寿司のプリントや立体になったパンダのウエアやシューズ、くり抜く前のプラモデルを模したバッグやニットなど、これでもかというほどのユーモアが連続したから。でもただ面白いだけではなく、段ボール風の素材はピッグスキンに特殊な加工を施していたり、プラモデルのアイテムは一つ一つのパーツが精巧に計算されて作られていたりとものすごいテクニックで作られているからこそ、なおさら引き込まれます。「ダブレット」チームにしかできない特殊技術をこれ見よがしに主張するのではなく、“笑い”という全世界共通のフィルターを通して表現することで、より共感されて愛される服になる。涙した「ターク」とは一転、多幸感に溢れたショーとなりました——フィナーレを終えるまでは。

「ダブレット」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクションより

 ショーが終わり、次の会場に向かおうとすると、井野デザイナーの奥様が「まだまだですね」と涙を流しながらダメ出しをしています。その姿を見て僕もハッピーな表情から一転し、必死に涙をこらえました。「ターク」のように大舞台に真っ向勝負するショーでも、「ダブレット」のように人を楽しませるショーでも、裏側には携わる人たちの個々の思いがあります。しかし僕たちの仕事は、ショーという“結果”を見て、クリエーションの質や現在のマーケットを開拓できる可能性があるかどうかというビジネス的な考察を綴ること。プロセスは大事ではありますが、その部分に左右されすぎると、フラットな視点が揺らいでしまう可能性がある。でも、これまでの2人のファッションに対する強い思いを見てきたからこそ、ブランドに携わる人たちを大切にする姿勢を見てきたからこそ2ブランドのショーの素晴らしさは必然であり、涙せずにいられませんでした。

 思い返せば2人に出会ったのは4年前で、今よりもブランドの規模はまだまだ小さかったころ。当時から共通して変わっていないのは、自分がデザインしたコレクションを心の底から愛しているという気持ちがにじみ出ていること。そしてそのムードを伝って人に感動を与える力を持っていることです。右往左往しながらも、そこだけは一貫していました。ショーの直後はいろいろと考えた「ターク」の“強さ”も、「ダブレット」の“笑い”も、昔からブレずにやってきたことであり、2人ともパリの舞台にまでたどり着いたのだからきっと両方正解なのです。暗いニュースが多いファッション業界で、ここまで前向きに、そして真剣にファッションと対峙する彼らの姿に、業界への希望すら見出すほどでした。彼らが残したエモーショナルな足跡は、きっと次世代にもつながるはずです。2人には、時には切磋琢磨し、時には協力しながら、日本のファッションを活気付けてもらいたい——そう強く願った、思い出に残る1日となりました。

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「リーニン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「リーニン(LI-NING)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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【システムについてのお知らせ】

いつもロンヨンジャパンをご愛玩頂き誠に有難うございます!

 

風邪やインフルエンザが流行している様ですね、皆さまも体調に気を付けてお過ごしください!

 

早速いですが、本日のブログに移らせて頂きます!

今回のお知らせ内容は下記になります!

 

————————————————————–

【1】システムトラブルについて

【2】社員研修による休業について

————————————————————–

 

【1】システムトラブルについて

 

現在、下記2件のシステムトラブルが報告されています。

 

・会員様マイページ内の追加注文画面に3Dデザインイメージが表示されない

・PCでシミュレーターが正常に起動しない

 

1件目は会員様マイページ内の追加注文画面に3Dデザインイメージが表示されないといった不具合が報告されています。

システムのメンテナンスを行っておりますが復旧の目処は未定です。

該当されるお客様には大変ご面倒おかけしますが、追加作成の旨を弊社担当者もしくは下記ロンヨンジャパンまで直接お申し付けくださいます様お願い申し上げます。

その際、代表者様のお名前もしくはチーム名をお知らせ下さい。

 

E-mail:info@longyong.jp

TEL : 03-6712-2217

FAX : 03-6712-2218

 

2件目はPCでカラーシミュレーターを開いた際に、正しく画面が表示されない不具合が報告されております。

該当されるお客様は、下記のURLよりお進み下さいます様お願い申し上げます。

 

【カラーシミュレーターURL】

http://www.longyong.jp/simulator/id/sp/

 

 

【2】社員研修による休業について

誠に勝手ながら下記の期間は社員研修のため、営業をお休みさせて頂きます。

 

1月22日(水)~1月26日(日)

 

その間に頂いたオーダー、お問い合わせに関しましては1月27日(月)から順次ご対応させて頂きます。

ご不便おかけしますが何卒よろしくお願い致します。

 

以上となります。

諸々ご迷惑おかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

本日はこの辺で失礼いたします!

 

「ギャルソン」好きは“簡単で楽な服”は着ない 「オム プリュス」会場でパパラッチ

 「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2020-21年秋冬シーズンのパリ・メンズ・ファッションウイークでランウエイショーを披露した。ショーではあらゆる素材や柄、色やパーツが雑多に組み合わされたジャケットが中心のスタイルが登場。“簡単で楽な服”が好まれる最近のファッション観に警笛を鳴らすかのように、袖を通すことに覚悟が必要な服が連続した。ショーの来場者も、個性的な服を通じて自身の着こなしやこだわりなどのアイデンティティーがにじみ出る上級者が多かった。

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それぞれの時計「トゥルーム」 モデル市川紗椰の場合

 「トゥルーム(TRUME)」は、プリンター大手のセイコーエプソン(長野県諏訪市、碓井稔社長)が2017年にスタートした時計ブランドだ。ブランド名はTRUE(真実)とME(自分)を合わせた造語で、“真実の自分を見つけるための人生の羅針盤となるもの”との思いが込められている。ここでは、「トゥルーム」とモデル市川紗椰との特別な関係にスポットを当てて、その魅力に迫りたい。

「トゥルーム」が提供する
ラジオ番組の公開収録を取材

 J-WAVE(ジェイウェイブ)が毎週土曜日21時からオンエアする「トゥルーム タイム アンド タイド(TRUME TIME AND TIDE)」は、「トゥルーム」がスポンサーを務めるラジオ番組だ。スタートは17年10月で、ナビゲーターはモデルだけでなく雑誌でコラム連載なども行い、鉄道や相撲などのカルチャーにも造詣が深い市川紗椰。毎回、各界をけん引するゲストを招き、“どのような時を歩んできたのか”“この先、どのようなビジョンに向かっていくのか”、過去・現在・未来に迫る。ゲストならではの価値観が明らかになるトークは必聴だ。

 市川は、「1時間番組で、一人のゲストをここまで掘り下げることはなかなかありません。番組を通じて、その人の別の側面にも光を当てたいので、それらを引き出すためのトークにはついつい熱が入ります。ちょっと前向きになれたり、新たな気づきを得られたり。そういったプラスをリスナーに感じてもらえればと思います」と話す。

市川紗椰が自分用に
「トゥルーム」を選ぶなら

 市川に時計観について聞いてみた。「私にとって時計はファッションの一部。服装のバランスを取るものとして使っています。少しゴツめでメカメカしい時計を、あえてフェミニンなスタイリングに合わせたりします。コントラストで女性らしさが際立つんです。もし私が『トゥルーム』を身に着けるなら、パイロットモデルの“Sコレクション”ですね。主要25の空港コードがベゼル側面に刻まれていて、これを眺めるだけでもいろんな想像ができて楽しいです。“紺碧(こんぺき)”と名づけられたネイビーのレザーベルトの色合いも好き。見た目は重厚なのに着け心地は軽いところもいいですね」。

市川紗椰が男性に
着けてほしい「トゥルーム」は?

 男性に着けてほしい一本については、「海から着想された“Mコレクション”。カジュアルスタイルをグレードアップしてくれるし、スーツにも合わせられるので一つ持っておくと便利かも。もちろん光充電だけで作働して、GPSセンサーによって今いる場所の時間・高度・気圧・方位を針で示してくれるのもすごいですよね。“TR-MB7005”には米国ホーウィン社製のクロムエクセルレザーベルトが付いていて、経年変化が楽しめるそうです。その日の予定や気分に合わせて、付属のコーデュラバリスティックナイロンベルトに付け替えられるのもいいですね」と語る。さらに、時計とは?と問うと「時間を見るだけでなく、自分らしさを表現できるもの。つまり時計って、その人の分身なんだと思います」と答えた。

エプソンスクエア丸の内で
タッチ&フィール!

 公開収録が行われたエプソンスクエア丸の内では、最新のエプソン商品やソリューションを体感することができる。「トゥルーム」に加えて、同社傘下の「オリエント(‎ORIENT)」や「オリエントスター(ORIENT STAR)」もタッチ&フィールが可能で、貴重なアーカイブなども展示されている。もちろんプリンターやプロジェクター、パソコンなどもラインアップする。

PHOTO : TAKUYA FURUSUE, KEIKO TANABE
TEXT : KIYOTO KUNIRYO(NO-TECH)

問い合わせ先
エプソン販売
03-5919-5442

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「ダンヒル」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「ダンヒル(DUNHILL)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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完全実力主義。検定試験と現場社員の声を生かした評価制度で明確な指標を示す 「20代成長環境」1位/ジンズ【ファッション業界 働きがいのある企業ランキング】

 「WWDジャパン」1月20日号では、「ファッション業界 働きがいのある企業ランキング」を発表。国内最大級の社員口コミ数を有する「OpenWork」の協力のもと、直近5年間でクチコミ件数10件以上ある企業の中からファッション業界における働きがいのある企業ランキングを独自に作成した。連動するウェブ企画では、「風通しの良さ」「20代成長環境」「法令順守意識」項目で1位となった企業に取材。1位たるゆえん、その魅力と源泉を探った。

 「20代成長環境」1位はジンズ。社員の平均年齢29歳の若い企業だ。完全実力主義を採用し、若者が活躍し成長できる環境づくりを積極的に進めている同社の仕組みについて、人事戦略本部の小川篤史・企画開発チームリーダーと小林真吾・事業統括リーダーに話を聞いた。

WWD:「20代成長環境」1位について、率直な感想は?

小川篤史・企画開発チームリーダー(以下、小川):現場の力は日々実感していたが、「20代成長環境」1位にランクインできたことはとてもうれしい。「ジンズの成長は人間力にある」と自負している。そこが一番の強みであり、採用を担当しているとそのような社風に魅力を感じて入社してくる社員が多いことも目の当たりにしている。だが、意図的に成長できる環境をつくり出せているかというと、まだ改善していくべき点はあると感じている。会社全体の成長には社員一人一人の成長が不可欠だと思うので、現状にとどまらずより良い社内の仕組みを作っていきたい。

小林真吾・事業統括リーダー(以下、小林):社員約3500人のうち200人が本社勤務で、残りは店舗勤務。新入社員は全員まず店舗に配属される。眼鏡に関する教育制度はかなり充実していて、弊社独自の「スキル検定」と呼ばれる検定制度で眼鏡の知識はもちろん、販売の技術も習得できる仕組みになっている。ランクが分かれていて、「エントリー」「ベーシック」「アドバンス」「エキスパート」「マイスター」までの5段階。「マイスター」は合格率が5%で全体のわずか1%しかいない狭き門だ。また業務形態上、来店者数の多い店舗では接客の回転率も重要で、お客さまの意図を汲み取った最適な提案ができる知識と技術力が伴った対応が素早くできることが問われる。そこが“街の眼鏡店”と異なる点かもしれない。求められる技術を研修と検定に分けて明確に示しているところが、「20代成長環境」の評価に繋がっているのかもしれない。

小川:この検定制度は、社員だけでなくパートやアルバイトにも適用される。検定のレベルが上がれば基礎時給も上がるので、それがモチベーションにつながっていると思う。もちろん目指す目標は個々に委ねているので強制ではない。

WWD:検定に合格するためにはどのくらいの時間を要するのか?

小川:店長になるには「スキル検定」で「エキスパート」の取得が必須。個人差はあるが、早ければ入社して3カ月くらいで「エントリー」を、1年半で「エキスパート」を取得し店長になる者もいる。平均は2年以上だ。検定自体は6年前にできたが、年々難易度は上がっていると思う。検定を作った当時は年間50〜70もの店舗が新規にオープンするなど、ビジネスが急速に拡大していた。チェーン店なので各店舗の店長の裁量に頼る部分が大きくバラつきがあり、昇進の基準を明確にする必要があった。手頃な価格の商品であっても、接客、笑顔、回転率、ブランド力など、競合に勝つためにどうすればいいか研究した。また、眼鏡は医療器具としての側面もあるので、丁寧に扱い信頼を得ることも大切な要素だ。

WWD:完全実力主義を採用しているが、具体的な評価制度は?

小川:2019年9月に店舗の人事制度を変えた。従業員満足度の調査で、現場から「評価基準が曖昧」「現場で頑張っているのに評価されにくい」という声があったためだ。そこで、それまで評価の目安としていた「グレード評価」を見直し、新たに「インセンティブ評価」と「コアバリュー評価」を実施することにした。「スキル検定」では測れない、ジンズが掲げるブランドのコアバリューを理解し体現できているか、さらにビジネスマンとしての行動が適切であるかをチェックするものだ。“店舗で頑張っている人を評価する”ことを新しいポリシーとして設け、従業員が納得できる評価制度に作り直した。「インセンティブ評価」では“売り上げ利益”“お客さまの満足度”“従業員の満足度”の3つの視点で判断する。半期に一度の評価だが、売り上げとお客さまの満足度を達成するとインセンティブが毎月給与に反映される仕組みになっている。

また「グッジョブカード」を導入し、店の売り上げに貢献したスタッフを店舗スタッフ内で評価し合えるようにしている。このカードは正社員かアルバイトかに関係なく、個人間で自由に送り合えるもので、90%の店舗スタッフが使用している。店舗業務はホール、測定、加工と分業制で個人ノルマを設けることができないため、個人の評価におけるこまやかな評価体制を設定した。この「グッジョブカード」の枚数もインセンティブに反映されるが、実際のところスタッフの間では1枚あたりがいくらに換算されるかというよりも、個人の長所や感謝の気持ちを伝え合う文化として根付いているように思う。

WWD:昇進に関しては、「スキル検定」「インセンティブ評価」「コアバリュー評価」以外にも評価基準がある?

小川:「スキル検定」だけでは昇進の納得感が自他ともに得られづらかったため、19年9月に「昇進試験」を復活させた。「ブランドのコアバリュー理解・体現度」を確認する試験だ。コアバリューの理解度を「実際に行動できているか」をすり合わせすることで、お互いの納得感を高めることが出来ている。知識があり普段の行動も伴っていて、周りも認める社員が店長になれるシステムを作る必要があった。

WWD:このようなこまやかな人事制度を整えるために、どのような点に留意したのか?

小川:今回の人事制度は、もともと店舗スタッフだった者が店に立つ人の目線で作った制度だというのは大きいかもしれない。また店舗で社員とパート、アルバイトのスタッフにアンケートや聞き込み調査も実施した。社風として、アルバイトの学生や家庭を持つパートタイムの方にはよく話を聞くようにしている。なぜなら彼らが消費者の目線に近く、またしがらみがないので率直な意見が出るケースが多いからだ。

WWD:最後に、社員にとって「働きがいのある」企業とは、どのような企業だと考えるか?

小林:利益だけを追うのではなく、ジンズがビジョンとして掲げている「すべての人の人生を豊かにする」という“Magnify Life”を実現し、顧客も従業員も満足した上で社会的に価値があることをできる会社だと思う。もちろん個人としては給与を重視する価値観もあるだろう。ただ、それだけで終わらない仕事ができることが働きがいに通じていくと考えている。低価格で良い品質のものを提供することで暮らしを変えていく。現在弊社はほかにもシェアオフィスなどの新業態にも着手している。“より良い社会に”という視点を常に持ち続けている会社が働きがいのある企業ではないだろうか。

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「アクネ ストゥディオズ」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション バックステージ

 「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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いきなりステーキ、ウルグアイ産ステーキ発売。割安感でお客を戻したい。

株式会社ペッパーフードサービス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長CEO:一瀬 邦夫)が、2020年1月20日(月)から「ウルグアイ産リブロースステーキ」と「ウルグアイ産サーロインステーキ」の2種類を東北・北海道エリアの限定店舗と、都内の一部店舗にて販売する。都内は、墨田太平店(リブロースのみ)とオリナス錦糸町店(サーロインのみ)。
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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「クレ・ド・ポー ボーテ」がヨンアをモデルに起用 “女性の輝きのちからを解き放つ”哲学に共感

 資生堂のハイプレステージブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」は1月21日、モデル・ファッションディレクターとして活躍するヨンアを起用したウエブムービーを公開した。“女性の輝きのちからを解き放つ” というブランドフィロソフィーにモデル・ファッションディレクターとして活躍の幅を広げるヨンアが共感したことから出演に至った。

 同日発売する赤を基調とした限定リップコレクション「レジェンドカラーコレクション」(全4品目、各4000~6000円)のウエブムービーやデジタル広告にも出演するほか、同ブランドのメイクアップやスキンケア広告やイベントなどにも出演を予定している。

 「レジェンドカラーコレクション」は、2010年に発売したリップ「ルージュアレーブル」の“レジェンドレッド”を基調としたコレクション。長年ブランドのアイコニックカラーとして用いられてきた同カラーの誕生10周年を機に発売に至った。ラグジュアリーなマットルージュ「ルージュアレーブル カシミア」やリキッドタイプの「ルージュリキッドルミヌブリアン」など4つのテクスチャーのリップをそろえる。

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【新業態探訪】「けん」の井戸社長が入れ込む焼肉居酒屋、伝説の「大吉」になれるか?

 「ステーキ&ハンバーグ けん」で、一世を風靡したエムグラントフードサービスの井戸実社長が入れ込んでいる業態がある。「肉流通センター」という焼肉店だ。仲の良い後輩であるヴィクセスの中元考太氏と共にフランチャイズ(FC)事業を展開し始めている。どんな店なのか?
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すかいらーく、24時間営業を全廃。深夜売上減で、ランチ・ディナーに人材集中。

株式会社すかいらーくホールディングス(本社:東京都武蔵野市、代表取締役会長兼社長:谷 真)が、2020 年1月から 4月にかけて順次、約150店舗ある24時間営業を全店廃止することを決めた。この 24 時間営業店舗を含め、グループの約560店舗(ガスト、ジョナサン、バーミヤン、グラッチェガーデンズ、夢庵)で深夜の営業時間を短縮する。
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「スキンケアフロアの設計がうまい」伊勢丹新宿本店約40年振りの大改装 化粧品売り場のデジタル施策を市川渚が体験 後編

 三越伊勢丹は2019年9月25日、伊勢丹新宿本店本館の化粧品フロアのリモデル第1弾として2階のスキンケアゾーンをオープンした。“セルフケア”をコンセプトに“なりたい自分になるために、素肌を整え、素質を高める場”と定義する同フロア。これまで1階にそろえていたスキンケアカテゴリーを2階に拡張移設することでより深い製品提案やコンサルテーションが可能になった。

 約40ブランドをそろえる同売り場では新たにデジタルテスターを用意し、顧客自身が商品を調べることができるツールを設けたほか、パーソナルな肌測定を行うAI(人工知能)搭載型のツールを取り入れたデジタルコンサルテーションがキーとなる。

 同売り場では指名買い、目的買いに対応できるクイックカウンターを各ブランドに新設した。これまでスキンケアと言えば着席し、接客を受けながら購買につなげるのが主流だったが、クイックカウンターでは買い物の時短ニーズに応え、時間がない顧客にも満足できる体験を提供することができる。

 今回、ファッションやデジタルの業界で活動するクリエイティブ・コンサルタントの市川渚氏に1階メイクアップ同様売り場を体験してもらった。

 まずは「SK-II」。タブレット端末に顔を映し出すと、AR(拡張現実)で化粧水のつけ方をレクチャーするツールを設置。お客の顔の形に合わせて映像内に手が投影され、それにならって実際に手を動かせば正しく効果的に化粧水を塗布することができるというもの。そのほかにも、メイクを落とさず測定できる肌診断をそろえる。同サービスは乾燥や毛穴、シワなど肌の悩みなどをカウンセリングし、ユーザーと同年代の肌データをベースに肌年齢や状態などを診断、お客一人一人に合ったスキンケア方法を提案するというものだ。

 同ブランドの美容部員に曰く「毎日肌の状態は変化します。診断した方の多くは肌年齢を気にされますが、それよりも水分量やくすみなどを気にされたほうが今後お手入れしていく上では重要です」とのこと。

 実際に肌診断を受け、市川氏は「こうして診断し、肌年齢を可視化されると数字ばかりに目が行きがちですが、改めて今現在の肌の状態を知り、スキンケアの大切さを再認識しました。メイクを落とさずに診断を受けることができるのも手軽で嬉しい。継続して診断を受けることで肌の状態が改善されていくことが分かれば、モチベーションも高まりますね。」とコメントした。

 次に「イプサ(IPSA)」。素肌の状態の診断結果から、肌に合ったファンデーションなどのリップの色などを提案する機能をそなえ、測定結果はスマートフォンに保存できる。肌状態に合わせておすすめされた製品などを確認出来るほか、会員登録することで肌データや購買履歴、受け取ったサンプルまでデータ化され、全国の「イプサ」店舗で確認できるシステムを導入した。また、お客は肌データを元にクイックカウンターでも製品を購入できるというのも特徴だ。

 「細部まで診断して下さった上で、自分に合う製品をお勧めしていただけるので、説得力が増しますね。また、受けた診断内容や勧めていただいた製品など店頭での体験をベースにして、それらをサポートするサービスがスマホを通していつでもどこでも利用できる仕組みはとても現代的。ユーザーファーストな設計で好感を持ちました。」と語る。

 今回の大改装でより強化した“体験型”のデジタルコンテンツは、リアル店舗とオンラインをつなぐ足がかりになりそうだ。これまでAIやARを用いたデジタルコンサルテーションといえば、メイクアップが主流だった。スキンケアでも店舗に足を運ぶことで体験できるサービスや提案などを拡充することで、お客は肌状態を可視化できるようになりオンラインでも自分に合った製品をリピート購入することができる。季節の変わり目や肌の状態が揺れる時などに店頭に足を運べばその都度パーソナルな提案を受けられ、店舗側も顧客が定期的に足を運ぶ回数を増やすことができる。ECサイトなどが発展し、顧客が店頭に行かずとも製品を購入できる時代で、リアル店舗はそのあり方を問われているが、互いの利点を生かし上手く融合した施策が今後ますます増えそうだ。

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懐かしいビデオカセットテープがモチーフに 「ルイ・ヴィトン」2020年春夏バッグ&シューズ

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の2020年春夏コレクションは、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのパリが華やかだった時代、ベル・エポックに思いを馳せた。テーマは、“ジェンダーの流動性”。中性的な魅力を放つアーティスト、ソフィー(Sophie)が歌うエモーショナルな映像を背景に、ロマンチシズムとアール・ヌーボーがダンディーな人々のワードローブに影響を与えた時代の記憶を蘇らせた。パフスリーブやベルスリーブ、ラウンドカラー、チューリップスカートといった曲線的なデザインと、テーラードアイテム、カラフルなプリントやスパンコールの装飾で、華やかかつノスタルジックなスタイルを提案する。

 バッグの中で印象的だったのは、懐かしいビデオカセットテープのモチーフと、多くのバッグにレザーを編み込んだチェーンを付けたこと。ビデオカセットテープは、その形状を象ったバッグ(予定価格62万5000円)やモノグラム・キャンバスの上にプリントしたトートバッグ(同21万4000円)に採用。チェーンは取り外し可能で、バニティーケースのようなバッグや卵型の “エッグ バッグ”、細いショルダーストラップも付いたがま口タイプのクラッチ、ヌメ革でアップデートされた“スピーディ”などにあしらわれた。そのほか、モノグラムの“AirPod”ケースやリップスティックケースも登場した。

 シューズは、バッグ“ドーフィーヌ”に見られるLVロゴの金具からインスピレーションを得たアッパーのデザインがカギ。ローファーからスポーティーなカラーリングのヒールシューズまでにバッグ同様の金具があしらわれている。モノグラムのフラワーモチーフを象ったヒールのデザインもポイントだ。また、スエードとレザーを組み合わせたプラットフォームのロングブーツや、ラバーのトーキャップを配したキャンバスのレースアップショートブーツも打ち出す。

JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。

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【新業態探訪】「けん」の井戸社長が入れ込む焼肉居酒屋、伝説の「大吉」になれるか?

 「ステーキ&ハンバーグ けん」で、一世を風靡したエムグラントフードサービスの井戸実社長が入れ込んでいる業態がある。「肉流通センター」という焼肉店だ。仲の良い後輩であるヴィクセスの中元考太氏と共にフランチャイズ(FC)事業を展開し始めている。どんな店なのか?
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@SuzyPecas SUSzy Péssimas

acho “Birdman” um filme bom do ponto de vista técnico: aqueles planos sequências todos feitos sem um cortezinho sequer mas a história em sim não me prendeu. Torcia por “Whiplash”. Por isso achei merecida a vitória do Iñarritu como diretor porque realmente foi foda o que ele fez

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編集長は先週何した? ルミネ、海外ブランド、百貨店、アパレルの賀詞交歓会をハシゴ

 「WWDジャパン」編集長の向です。本連載は今年最初の更新です。遅ればせながら本年もよろしくお願いします。1月の最初の2週間は連日、各種業界団体の賀詞交歓会に出席しました。賀詞交歓会はもちろん「今年もよろしくお願いします」と挨拶を交わす場ですが、各社の責任者に一気に会えるから記者にとっては情報を得る好機であり、狩人気分です(笑)。

1月7日(月)
新年初出勤

 つまるところ私は、ファッションを生業にする人たちの情熱や戦略を追いかけ紹介するのが好きでこの仕事に就いています。この日発売の新年号の特集「ネクストリーダー」でも、今後ファッショ界をリードするに違いないと弊紙記者たちが推す10組を紹介しています。表紙はウワサのモデル、美佳さんです!

1月8日(火)
ルミネ賀詞交歓会

 ルミネの賀詞交歓会の会場は東京プリンスホテル。出店している各社が来場しているので大賑わいです。こういう場での「今度ご飯行きましょう」から新しい話が広がるケースは多々あり、今回も帰り際の立ち話から楽しみなご飯が決定。来てよかった。

1月8日(火)
海外ファッションブランド協会 
ニューイヤーパーティー

 数あるファッション業界の賀詞交歓会で一番華やかなのが、外資系ブランドが所属する海外ファッションブランド協会です。女性社長や役員が他団体と比べれば多く(それでも少ないけれど)、男性社長もポケットチーフ率が高いなどドレスアップしている人が多いから。そしてくじ引き大会の景品が各社持ち寄りのため豪華で盛り上がります。

1月8日(火)
例の「アディダス」の
“循環”スニーカーが届く

 「アディダス(ADIDAS)」が昨年発表した完全リサイクルスニーカー「フューチャークラフト.ループ(FUTURECRAFT.LOOP)」の“第2世代”が手元に届きました。昨年4月の発表会で“第1世代”を受け取り、しばらくジムなどで履いた後に同社へ戻し、リサイクルされて帰ってきたというワケです。履き心地を試すためにルミネの賀詞交歓会にはこちらで出席しました。

1月10日(金)
日本百貨店協会賀詞交歓会

 百貨店の社長が一同にそろう賀詞交歓会の会場は東京會舘でした。開演直後に別行動の同僚から「どのあたりにいますか?」とLINEが届き、「スピーチをしている赤松会長の正面にいます」と返信したつもりが誤って母親に送ってしまう失態。母から「何事?」と問われて説明が面倒でした、というのは余計な話です。今年もコミュニケーションツールの使い方には気を付けようと思います。

1月15日(水)
日本アパレル・ファッション産業
協会賀詞交歓会

 アパレル各社がそろうこちらの会の出席者は男性率が推定98%!毎年出席しているので慣れましたが最初はギョッとして、“ファッションを扱う業界なのにこれは異様”と思いました。男性がダメではもちろんないですが、女性を対象にしたビジネスが多い業種で、就業人口全体は女性の方が多いのに意思決定する立場に女性がほぼゼロなのはアンバランスなお話です。

1月19日(日)
1/13号「捨てないファッション」特集と
1/20号「働きがいのある企業
ランキングTOP50」特集

 1月に発行した2号の特集はいずれもファッション業界にとってシリアスな問題に真正面から取り組んでいます廃棄と人材。賀詞交歓会の席でもこの2つの話題がたびたび上がりました。何かしらキズキを得られる内容ですのでぜひ読んでください。

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大企業の「黒字リストラ」が外食産業に及ぼす「6つの影響」を予測してみた

 おはようございますっ!「汗を流すコンサルタント」こと白岩大樹ですっ!今年初めの新聞に大企業の「黒字リストラ」という言葉が踊ったことをご存知の方も多いことと思います。調査会社の東京商工リサーチによると、2019年に早期退職を募集した上場企業は36社と前年(2018年)の12社の3倍。早期退職に応募した社員数は11351人と前年の4126人から約7000人も増えたそうです。こうした社会の変化は、外食産業に少なからず、影響を与える気がしています。
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ロレアルプロフェッショナルがヘアカラー関連ツールを100%リサイクルプラスチック原料に

 サロン専売ヘアケア事業を行うロレアルプロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONEL)はロレアル・グループが2013年から掲げる、よりよい環境や社会の持続的発展のためのコミットメント「SHARING BEAUTY WITH ALL―美のすべてを、共に次世代へ―」の取り組みを強化する。

 「SHARING BEAUTY WITH ALL―美のすべてを、共に次世代へ―」は製品パッケージや成分、製品化の過程で発生する環境負荷の削減のほか、サロンで従事する美容師の健康問題へも注力していくもの。自然環境配慮の取り組みとして製品パッケージのアルミニウム使用量を減らし、年間消費量を削減しているほか、今後ヘアカラー関連ツールは100%リサイクルプラスチック原料を用いるなど、より環境に配慮したサステナブルな生産活動を行う。

 また、美容師の75%が抱えるといわれるMSD(筋骨格系障害)の防止プログラムを通じて健康問題にもアプローチする。同病気は筋肉・腱・関節へ影響を及ぼし、早期離職にもつながる美容師の職業病で、ロレアル・グループは有病対策として無料のモバイルアプリケーション「15’ Coach」の提供を開始した。同アプリ内で定期的に症状を管理することでMSD予防・健康維持に努めている。

 ロレアル・グループでは、グループ全体で20年までに二酸化炭素排出量、水消費量、廃棄物発生量をそれぞれ60%削減する取り組みや100%再生可能な自然原料を導入するなど循環型ビジネスに向けた取り組みを続けている。

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「公爵夫人はたくさんいるけれど、ココ・シャネルは私一人しかいないから」 by ココ・シャネル

Coco Chanel

 公爵夫人はたくさんいるけれど、ココ・シャネルは私一人しかいないから(「WWD JAPAN.com」2017年8月20日公開、公爵のプロポーズを拒絶? あなたが知らないココ・シャネルの真実9選から)英国の第2代ウェストミンスター公爵ヒュー・グローブナー(Hugh Grosvenor)と10年ほど交際していたが、公爵から結婚を申し込まれるとあっさり断ったという。その理由についていわく

The WORDS
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。

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@dyoung_89 DY

The other day they said chandler parsons just had whiplash and a concussion but now he got a traumatic brain injury and torn labrum, his brain injury so traumatic he was still able to go hire a new lawyer for a lawsuit 😂 I smell big money grab, I don’t blame em tho

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