三共生興が「レオナール」のライセンス企画のバッグを発売 2020年春夏コレクションから

 海外ファッションブランドの企画・生産及び販売を行う三共生興は3月4日、「レオナール(LEONARD)」の2020年春夏コレクションからライセンス企画のバッグを発売する。同社が「レオナール」のバッグを企画するのは初めて。ブランド公式オンラインストアや伊勢丹新宿店、東急百貨店渋谷本店などで取り扱う。両者のライセンス契約は1980年にスタートし、長く婦人服を発表してきた。

 バッグは全5型。3つのコンパートメントに分かれ、付属のストラップを装着してショルダーバッグとしても使用できるラウンドフォームのの“ミニショルダー2ウエイバッグ(3色、各10万円)”、メインスペースの開閉が大きく出し入れしやすいデザインで、付属のショルダーストラップを使用してマルチに活用できる“フラップ付きミニショルダー2ウエイバッグ(3色、各10万円)”、持ち手の片側にバッグ同様の皮を施し、もう片側に光沢ありのゴールドの金具を配した“メタルシュリンクハンドバッグ(2色、各24万円)”、カジュアルなデニムキャンバスにロゴを施した“デニムバッグ(2色、各8万円)”、持ち手やバッグの中央にブランドロゴを施して同ブランドの代表的な“蘭の花”などのデザインを施した巾着が付属する“PVCバッグ(2色、各4万5000円)”をそろえる。

 綿引陽子=三共生興「レオナール」広報担当は「今後、アジア市場展開を広げていくなかで、ウィメンズウエアのみならず小物や雑貨類なども充実したグローバルブランドとしての確立を目指すため、バッグの展開に至った」とコメントした。

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「アディダス」 × ポケモンのコラボコレクション発売 ドット絵で再現したポケモンが特徴

 アディダス ジャパンはポケモンとのコラボレーションコレクションを1月22日から順次発売する。ゲーム「ポケットモンスター」のドット絵をプリントしたアイテムが特徴だ。

 コラボコレクションでは、Tシャツ(ユニセックス3490円、キッズ2490円)やトラックスーツ(キッズ6990円)、ショーツ(キッズ2990円)、スニーカーを販売。スニーカーはユニセックス1型、キッズ2型を用意する。

 ユニセックス向けの“アドバンテージ(ADVANTAGE) PKM”(7990円)はソール部分にポケモンが集合したイラストをプリント、キッズ向けの“アドバンテージ PKM キッズ”(4990円)にはドット絵で再現したピカチュウを大きく施した。“フープス ミッド 2.0(HOOPS MID 2.0) PKM キッズ”(5490円)は、かかと部分にドット絵で再現したポケモンをプリントする。

 アディダス(ADIDAS)直営店及びオンラインストアをはじめ、ポケモンセンターの一部店舗などで販売。一部販売店舗では、コラボスニーカー購入者にA5サイズのステッカーをプレゼントする。

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人気占い師のしいたけと高島屋が期間限定コラボ 7色7フレーバーのショコラでその日の気分を占う

 高島屋はバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」で、人気占い師のしいたけとコラボした占いショコラを1週間限定で高島屋各店と公式オンラインサイトで販売する。販売期間は各店舗の開催期間に準ずる。

 自由が丘にあるショコラトリー「ル・プティ・ボヌール」の廣嶋恵シェフによるショコラは、鮮やかな7色でそれぞれ異なるフレーバーを味わうことができる。一日一つ、その日の気分に合わせて好きな色を選ぶと、その色が示す今の自分の気持ちを占うことができる。ボックスはイラストレーターのたなかみさきがデザインした。価格は3348円。

 「アムール・デュ・ショコラ」は、世界各国のショコラブランドが集まるバレンタイン恒例のイベント。1月下旬から日本橋店や新宿店など全国の高島屋各店で順次開催する。

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「スキャパレリ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「スキャパレリ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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喜劇王「ダブレット」の笑いが国境を越えた ファミレスを再現し初のパリコレに「いらっしゃいませー」

 井野将之デザイナーの「ダブレット(DOUBLET)」が、2020-21年秋冬コレクションを1月16日パリで発表した。パリ・メンズ・ファッション・ウイークに参加するのは今回が初めて。井野デザイナーはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が若手を支援するために創設した「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(以下、LVMHプライズ)」のグランプリに18年に輝き、以降LVMHのエキスパートからのサポートを受けてきた。グランプリ受賞から約2年、満を持してのパリコレ参加である。

有名な某ファミレスを再現?

 プレゼンテーションの会場に選んだのは、北マレ地区にあるギャラリーだ。入り口には「D」から始まる、見覚えのあるファミリーレストランそっくりの“DOUBLET”と書かれた看板が掲げられている。ガラス張りの棚には、日本のレストランでよく見かけるメニューの食品サンプルが飾られていた。“たこやき 500”“スパゲッティ 800”とよく見るとフードの横に数字が付けられており、通貨の単位はなんと円ではなくユーロ表記。ということはたこ焼きは約6万円、スパゲッティは約9万6000円なの?すでに本気か冗談かもわからない「ダブレット」の世界観に引き込まれる。「いらっしゃいませー」というスタッフの掛け声とともに中に誘導され、超高級ファミレスへと入店してしまった。

スタッフやモデルも笑いが絶えず

 入り口付近の会計スペースを通るとドリンクバーが設置されており、来場者は自由にソフトドリンクやフローズンドリンクをカップに注いで中へと入っていく。ファッションショーの会場というよりファミレスをほぼ完全に再現した空間で、「ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)」のBGMとともにランウエイショーが始まった。テーラードジャケットとチャイナシャツをハイブリッドさせたアウターや、ロックシンガー風のコートにバビューシュカが描かれた靴下、フランスマダムが着ていそうなボーダーのニットウエアにエッフェルタワーの刺繍を装飾し、トップスや小物にはアメリカンインディアンの装飾品であるドリームキャッチャーを用いた。とにかく多国籍の要素をミックスさせた風変わりなムードが、ブランドの世界観を凝縮させたようなコレクションである。

あらゆる仕掛けに会場の反応は

 ショー後は、アメリカ版「ヴォーグ(VOGUE)」のジャーナリストや元コレット共同創業者サラ・アンデルマン(Sarah Andelman)が満面の笑みで、井野デザイナーへの元へ祝意を伝えに来た。「とっても面白かったわ!」と言われ、照れ臭そうだが満足気な様子の井野デザイナーに、コレクションのコンセプトについて尋ねた。「着想源は見ての通り、幼少期に家族で行ったファミリーレストラン。最近は色んな国へ行く機会が増えて、各国の食文化を体験した。すると改めて日本のファミリーレストランのメニューってとてもダイバーシティーだなと気づいた。パリという世界の舞台で人種や国籍、性別問わない『ダブレット』流“大人のファミリーレストラン”を作ってみようと思った」。そう語る彼はシェフ風の割烹着に、大きなフライパンとお玉を両手に持つシェフの出で立ちだ。聞くと、出国直前に急きょアマゾン(AMAZON)で購入したのだという。

 そして井野デザイナーから「楽しんでくれましたか?みんな笑っていた?」と逆に質問を投げかけられた。答えは、笑っていた。ファミレス文化が海外の来場者にどれだけ伝わったのかは正直わからない。でもショーの最中やショーが終わった直後には、笑顔でスマートフォンを方々に向けて撮影する来場者が見られた。彼は「LVMHプライズ」受賞の際やそのほかの取材でも、「周りの人が喜んでくれてうれしい」「何よりも周りの人に楽しんでほしい」と、いつもファッションを通じて“笑い”を届けることに挑むデザイナーである。井野デザイナーのことを、尊敬と愛を持って”平成の喜劇王”と筆者も呼ぶことにしよう。この類い希なデザイナーは、もしかするとファッションで世界に平和を届けてくれるかもしれない。なぜなら“笑い”こそが世界共通言語であり、ダイバーシティーなのだから。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「イリス ヴァン ヘルペン」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「アワー レガシー」2020-21年秋冬メンズ・コレクション

 「アワー レガシー(OUR LEGACY)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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東急東横店の閉店に思う エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年9月26日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

東急東横店の閉店に思う

 東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、都内は至る場所で工事をしています。中でも最も変貌を遂げているのが渋谷です。それまでなかった高層ビルが雨後の筍のように建設され、少し前の風景を思い出すことが困難になってきました。

 私は渋谷に行くと、たまに「このあたりは東横線のカマボコ型の駅舎があったよな」とか、「五島プラネタリウムのドームってどこにあったんだっけ」と思い返したりしますが、もう昔の風景を重ねることができません。そうやって昭和だけでなく平成の記憶も遠くになっていくのでしょうね。

 さて東急百貨店は、渋谷駅で運営する東急東横店の営業を2020年3月末で終了し、86年の歴史に幕を閉じると発表しました。もともと渋谷駅の再開発で建て替えられ、高層ビルの「渋谷スクランブルスクエア」に生まれ変わる計画は発表されていたので、関係者にとっては既定路線だと思います。11月1日に開業予定の渋谷スクランブルスクエア第1期棟は、13年に閉店した東急東横店の東館の跡地です。このほど閉店が発表された西館・南館も同様に取り壊され、跡地は27年に渋谷スクランブルスクエア第2期棟になります。

 東急東横店は東京発のターミナル型百貨店として1934年に開業しました。東急グループの創業者である五島慶太(1882〜1959年)は、阪急グループの小林一三(1873〜1957年)にならい、沿線の住民の生活レベルの向上につながる百貨店を作り上げたと言われています。老朽化した今の姿からは想像できませんが、かつて渋谷のランドマーク的存在で、映画の舞台になったり、戦後の一時期は建物と建物の間にロープウェイが通っていたりしました。東急グループにとっても、日本の小売業の歴史にとってもエポックな店であることは間違いありません。現在、西館・南館での縮小営業をしている東急東横店ですが、東急百貨店の店舗の中では坂の上にある渋谷本店を上回り、売り上げ・利益の最大店舗のポジションにあるそうです。東急百貨店および東急グループにとって一番店を閉める決断は重かったはずです。

 大手私鉄のターミナル駅には当たり前ように子会社の百貨店が営業しています。新宿駅の小田急百貨店新宿店と京王百貨店新宿店、池袋駅の西武池袋本店と東武池袋本店、名古屋駅の名鉄百貨店、梅田駅の阪急本店、阿倍野駅のあべのハルカス近鉄本店。おそらく大都市の大手私鉄ターミナル駅から百貨店が消えるのは今回が初めてだと思います。

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「アザロ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「アザロ(AZZARO)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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帰ってきたメンズコレドタバタ日記Vol.11 どちらも簡単には着られない!? 「オム プリュス」から「ダブレット」まで怒涛の展示会レポート

 ランウエイショーは昨日で終了したけれど、パリメンズはまだ終わらず。今日は展示会回りの1日です。ショーで見たアレ、気づかなかったソレ、まだ見ぬコレを探しに、さぁ、出張最終日のスタートです。

11:15 コム デ ギャルソン

 “ギャルソン・デー”に拝見した「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」と、「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」、それに「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRTS)」の展示会へ。ファンならむせび泣くほど、ギャルソンの洋服が並んだパリ本社に伺います。

 「オム プリュス」は、“カラー・レジスタンス”がキーワード。川久保玲さんが気になっているのは、「Tシャツやフーディなど世の中が、着るのに簡単な洋服で溢れていること」。色はもちろん、雑多な素材を組み合わせることで、この流れに抗おうと試みました。序盤のカラージャケットはもちろん、ジャケットの上にケープ、レザーブルゾンの下にマントのような(フェイク)レイヤードスタイルが、そんな気持ちを代弁しています。ということは、ここに並んでいるのは「簡単には着られない洋服」?じゃあ早速、着てみましょう。この1着は、トレンチコートの下でサスペンダーのようなベルトを交差させ、つながっているスカートはベルトをギュッと絞って着こなすコート。慣れないと1人では着られません(笑)。正直重たいし、畳むのも面倒臭そう。Tシャツやフーディーとは、真逆の洋服です。「そんなに苦しい思いまでして着たくないよ」とか「高いのに、着回しづらいよ」と思う人もいるでしょう。でも、そこにあえて切り込んできたのが「オム プリュス」。大変だけど、身に纏えば、圧倒的な力を手に入れられるのは間違いありません。そして、「ちゃんとした服を着る」は「オム プリュス」のみならず今シーズン、数多のブランドが挑んだ2020-21年秋冬の最大のテーマ。細身のスーツが増えたのは、その証です。「オム プリュス」は時流にのっている、いや、時流を生み出しているのです。

 ちなみに、ちょっと炎上しているコーンローのヘアスタイルについては、スフィンクスを模したものだそうです。騒がれているような意図はなかったワケですね。「ジュンヤ マン」は、レトロなユニフォームをクラシックな作業服と組み合わせて「ジュンヤ マン」らしく。特に「フェラーリ(FERRARI)」や「ブレンボ(BREMBO)」など、イタリアの車と、車にまつわる部品メーカーとコラボレーションして、カーレースのピットクルーのような作業着を作成。各メーカーにOKをもらってから解体し、レトロなユニフォーム、つまりメンズのジャケットやコートなどとハイブリッドしました。なかなかの手間でございます(笑)。

 そして「コム デ ギャルソン・シャツ」では、「アシックス(ASICS)」の“ゲルライト”とコラボレーション。今季のマイベストは「ギャルソン・シャツ」。このヒラヒラシャツを手に入れたいと思います(笑)。

12:30 アルケミスト→レディ メイド→セントマイケル

 この後は、仲良しPRに案内していただき、正直、僕が不得意な世界、音楽やカルチャーと密接に関わるストリートの世界を覗いてみました。まずは、「アルケミスト(ALCHEMIST)」。「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」などのポップアップを開いてきたマイアミのセレクトショップによるブランドは、音楽や建築とリンクしています。2020-21年秋冬コレクションは、世界の悪そうなカンジが大集合。スカルなんて当たり前、刺青風、南米「死者のお祭り」風、どこかのギャング風(笑)など、全身コーディネイトはなかなかコワく仕上がっています(笑)。でもフーディは、肉厚の生地にプリントを重ねたのちにブリーチ。それに1着ずつダメージ加工など、こだわっています。刺しゅうも、えげつないのです。

 お次は、日本代表の「レディ メイド(READY MADE)」。細川雄太さんとは入れ違いになってしまいましたが(残念!でも、帰りの空港でバッタリでしたw)、今季もあるよ、バンダナシリーズ!!状態の良いバンダナを見つけるのは年を追うごとに大変になるでしょうから(しかも最近は、いろんなブランドが真似をしようしているせいか、古バンダナの争奪戦が勃発中とのこと!!)、「コレは、いつまでみられるのだろう?」なんて考えてしまいます。僕のお気に入りは、コレでした。

 そして最後は、そんな細川さんがアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill Dewitt)とコラボして立ち上げた「セントマイケル(ST. MICHAEL)。

 この記事で、立ち上げを匂わせていたヤツです。記事では「古着にインスパイア」とおっしゃっているけれど、マジでほぼ古着(笑)!加工がスゴくて、古着じゃないとは思えません。でも生地の肉厚感とかは、確かにとても今っぽい。そうか、やっぱり新品なのか(笑)。お気に入りは、コイツ。お値段は、「レディ メイド」に比べると“安心”ってカンジです。

13:30 KING-MASAさんとゴハン


 仲良しPRに紹介していただき、KING-MASAさんとクスクスランチ。時間がなくて30分で失礼してしまいましたが、今の業界に対する想いなど、共感することしきりです。それは1月22日に配信した「エディターズレター」につづりましたので、よろしければご覧ください。まだ申し込んでいないアナタは、さぁ、ここをクリック!週に3回、僕からお手紙が届きます(笑)。

14:15 カラー

 お次は大好きな「カラー(KOLOR)」。阿部潤一さんらしい切り返し満載の洋服ですが、今シーズンは「シンプル」だそう。いや、実際は「シンプル」じゃないけれど(笑)、今季は切り返しが自然と言えば良いでしょうか?

 例えばこのアウター。パターンはスーパー複雑で、「バラクーダ(BARACUTA)」の“g9”風ブルゾンにデニム、ナイロンパーカ、しかもそれぞれ生地をバイアスに断つなどテクニック満載ですが、そのこだわりを“押し付けない”カンジです。1年前、半年前の「すご~い!!」という洋服も良いのですが、今回も素敵ですね!!シルエットは、総じてオーバーサイズ。僕は、直営を含めて6店舗限定販売の予定という、コチラ、手に入れたいと思います。

14:45 キディル

 さぁ、お次は東京生まれのパンク野郎「キディル(KIDILL)」です。

 「キディル」のプレゼンは、パリメンズ初日僕は「グッチ(GUCCI)」を見終わった後、まさに飛行機でミラノからパリに移動中だったため、拝見することができませんでした(残念!!)。ということで、展示会でじっくり。ファスナーを外すとどんどん巨大になるタータンチェックのブルゾンとか、ベルベットに「極楽」とか「諸行無常」の文字を刺しゅうしたスイングトップ、カミソリが無数に垂れ下がったGジャンなどイロイロで、そのうち数着については末安(弘明)さん、「いや、ベーシックです」とか言うのですが(どこが!?)、いずれもインパクト絶大。「キディル」は、コレかな~と思っています。

15:20 ビズビム

 さらに「ビズビム(VISVIM)」。今季はモンゴルの民族衣装にインスピレーションを得たような、ラップコートが気になります。ゴートファーのスゴいやつは、もはやチンギス・ハーン。お値段はいかほどかしら!?日本の展示会で確認しましょう(笑)。

16:00 ターク

 さらにさらに「ターク(TAAKK)」。こちらのプレゼンテーションも、時間の関係で伺うことができませんでした。悲しき、です。プレゼンを見た後輩オーツカからは、「大人になりました」と教えてもらっていましたが、確かに!!荒っぽくない!!スマートなジャケットや、艶っぽいシャツ、ベルベットのトレンチなどが並んでいます。ど~したの!?と思ったら、森川(拓野)さん、「このジャケットは、“外せるジャケット”で~」と、相変わらずネーミングは再考の余地アリな商品名(のアダ名)を連発して、笑えるアイデアを披露してくれます。“外せるジャケット”は、留め金を外していくと、ラペルとライナーがジャケットから分かれちゃう仕組み(笑)。ラペル&ライナーだけの着用もOKだし、コートとレイヤードすればジャケットを着ているかのように振る舞えます。暖冬にぴったりです。エレガントなチェックシャツは“何かありそうなチェックシャツ”、ベルベットかと思ったコートはデニムにフロッキープリント。このブランドも、笑えるハッピーなアイデアが盛りだくさんです。

16:45 ダブレット

 さぁ、「笑えるハッピー」のメインディッシュとして、こちらの“ファミレス”に出かけましょう。「ダブレッド(DOUBLET)」です。ショールームを訪れると、井野(将之)さんがコックさん姿で出迎えてくれました(笑)。メニューを見て、コーヒーを頼んで、試着大会スタートです(笑)。相変わらずイロイロありまして、例えば“お守りネックレス”は、「打舞列島(ダブレット)」とか「紛失防止」とか芸が細かい!!カツラ風のベレーは、深めのタイプをオススメします(笑)。ショーで気になっていた「アマゾン(AMAZON)」のダンボール風トレンチコートは、豚の革をプリーツして作ったものなんだって!お値段は、なんと58万円!!58万円のコートが、ダンボールを纏っているように見える。ギリギリです(笑)。でも、「世界は1つ」という願いを込めたコレクションは、ひっくり返すとムエタイローブに早変わりのチャイナ服とか、右の身頃と左の身頃に別々の都市の風景を描いたシャツなど、誰もが共感する“願い”もしっかり込められています。僕のお気に入りは、このプラモデルニット。セーターにビーニーもマフラーも手袋もぜ~んぶくっついていて、まさに「防寒具も1つ」なのです。でもコレ、コートは着れないね(笑)。

 ということで、後半は爆笑に次ぐ大爆笑!!笑顔で帰国できそうです。

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「アレクサンドル・ヴォチエ」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「アレクサンドル・ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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英ウィリアム王子が“環境賞”を創設 賞金は数億円とのウワサも

 英国のヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)夫妻による王室シニアメンバーからの離脱表明がメディアをにぎわせているが、実はその影に隠れた英国王室の注目すべきニュースがある。

 ウィリアム王子(Prince William, Duke and Duchess of Cambridge)が環境問題解決に取り組む個人や団体を表彰する「アースショットプライズ(THE EARTH SHOT PRIZE)」を創設するというもので、昨年末の12月31日に英国王室が発表した。これは2021~30年を「地球修復に向けた行動を取る10年」と位置づけ、毎年5組に授与し、30年までに気候変動やエネルギー、自然や生物多様性、海洋プラスチックごみや大気汚染、安全な水の確保などの問題の解決法を見出すというもの。賞金は数百万ポンド(数億円)とウワサされているが、詳細は今後発表される。

 ウィリアム王子は、「地球は転換期にあり、私たちは選択を迫られている。このまま地球が回復不能になるまでダメージを与え続けるか、あるいは私たち人間の持つ独自の力を思い出して継続的に問題解決に取り組むか――私たちは達成できるはずだ。次の10年は地球の修復という私たちに与えられた試練だ」とコメントを発表している。

 ちなみに“アースショット”は1960年代のジョン・F・ケネディ大統領の演説から生まれた“ムーンショット”をもじったもので、達成は困難だが、成功すれば大きな成果を得ることを意味する。

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「ユニクロ」 × 「ジェイ ダブリュー アンダーソン」の2020年春夏コレクションが3月に発売 新たにキッズラインも登場

 「ユニクロ(UNIQLO)」は、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」との協業ライン“ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン(UNIQLO AND JW ANDERSON)”の2020年春夏コレクションを3月に発売すると発表した。また今回、新たにキッズラインが登場する。

 今シーズンは、 “ブリティッシュ カントリー スタイル(BRITISH COUNTRY STYLE)” をテーマに掲げ、ストライプのワンピースやギンガムチェックのTシャツやシャツ、ブラウス、バッグ、ストールなどを用意する。

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=デザイナーは「『ユニクロ』とのコラボの最新コレクションがお店に並ぶ日が待ち遠しい。今シーズンも斬新でフレッシュなコレクションでありながら、『ジェイ ダブリュー アンダーソン』らしさがしっかりと表現できていると思う。また今シーズンは、初めてキッズラインも加わり、本当の意味で全ての人に着ていただけるコレクションとなった」と語る。

 同ラインは、17年秋冬に第1弾を発売。以来、スケジュールの関係で協業が行われなかった18-19年秋冬をのぞいてコラボレーションが続いており、20年春夏で協業は5シーズン目となる。

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「アレクサンドル・ヴォチエ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「アレクサンドル・ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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ダイヤモンド業界、19年は原石の売り上げが25%減 政情不安でラグジュアリー消費が冷え込む

 ダイヤモンドの業界団体アントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センター(ANTWERP WORLD DIAMOND CENTRE)とコンサルティング会社のベイン&カンパニー(BAIN & COMPANY)が共同で発表した「グローバル・ダイヤモンド・インダストリーリポート2019(Global Diamond Industry Report 2019)」によれば、18年および19年上期におけるダイヤモンドの売り上げが減速しているという。

 これは主に地政学上の不透明感が原因となっており、19年全体ではグローバルで2%減となる見込みだ。中でも米国と中国での売り上げ減少が大きく影響している。同リポートは、「米国の19年の売り上げは前年比2%程度の落ち込みになると見られている。理由としては中国人観光客の減少によるラグジュアリー製品の売り上げ低下、米政府が19年9月に中国製ジュエリーに対して15%の追加関税を課したこと、またこれによる消費意欲の冷え込みが挙げられる。中国の場合、18年は同4%増だったが、19年は同5%減になると予想される。これは人民元安の進行や米中貿易摩擦による消費意欲の低下に加えて、香港で18年半ばから続いている大規模なデモによって同地域の小売業が低迷していることの影響が大きい」と分析する。欧州でも、ブレグジット(EU離脱問題)に揺れるイギリスや、反政府デモが長期化しているフランスなどで売り上げが落ちている。

 ダイヤモンド業界自体の見通しの甘さもある。17年のダイヤモンド生産量は前年と比べて2600万カラット増と1986年以来の大幅な増産となったが、2018年下期には前述の理由で需要が停滞し始めたため、大量の余剰在庫を抱えることとなった。これを受けて、「採掘・生産会社は19年の生産計画を見直したほか、原石の最低発注数量をこれまでの半分にして価格も5%程度下げた。中小規模の会社では10%近く下げたところもある。19年の生産量は4%減となっているため、21年以降は天然ダイヤモンドの供給量が年におよそ8%減少していくだろう」という。なお、19年の原石の売上高は前年比25%減と大幅に減少している。

 研磨済みダイヤモンドの先行きも明るくない。同リポートによれば、「ダイヤモンドジュエリーの需要が世界中で減速していることから、19年の売上高は前年比10~15%減となっている。大手小売りは在庫調整に乗り出しており、中間部門の業者は資金調達が難しくなってきている」という。また、ECの台頭も研磨済みダイヤモンド市場に影響を与えている。「ECは従来の小売りよりも効率的なサプライチェーンであることが多く、在庫も少なくて済む。中間部門の業者はビジネスモデルを考え直す必要があるだろう」と、同リポートは説明する。

 天然ダイヤモンドが苦戦する一方で、合成ダイヤが伸びている。19年の生産量は前年比15~20%増となったが、多くが中国企業によるものだ。「中国では高温高圧法で原石を生産しており、価格の安さで勝負している。米国では生産工程を自社グループ内で行い、合成ダイヤでも高級感のあるジュエリーを手掛ける方向に進んでいる」。

 20年以降の展望については、「引き続き地政学上の不透明感があり、世界的な景気後退が予想されることから、市場は今後も不安定だろう。特にノンブランドや低価格帯のジュエリーはマーケティングもあまり行われないため、いっそう厳しい展開となるのではないか」と同リポートは予想する。しかしその一方で、「歴史的に見て、ダイヤモンド市場は危機に直面しても1~2年で回復している。現在の不況を別にすれば、同市場の売り上げが落ちたのは過去50年間でたった4回だ。その間にダイヤモンド原石の生産量は3倍に成長し、価格は原石が450%増、研磨済みが250%増となっている」と、業界を鼓舞するような記述も見られた。

 市場を回復させるには、世界中で拡大している中間層のニーズをつかむ必要があると同リポートは説く。「中間層の購買力が拡大している国、中でも中国とインドに注力するべきだろう。増加した可処分所得でダイヤモンドを買ってもらうには、それを促す戦略的なマーケティングが必要だ。そうしたマーケティングによる販売支援が不足しているために、消費者の好みが天然ダイヤから合成ダイヤにシフトする可能性もある」。

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ダイヤモンド業界、19年は原石の売り上げが25%減 政情不安でラグジュアリー消費が冷え込む

 ダイヤモンドの業界団体アントワープ・ワールド・ダイヤモンド・センター(ANTWERP WORLD DIAMOND CENTRE)とコンサルティング会社のベイン&カンパニー(BAIN & COMPANY)が共同で発表した「グローバル・ダイヤモンド・インダストリーリポート2019(Global Diamond Industry Report 2019)」によれば、18年および19年上期におけるダイヤモンドの売り上げが減速しているという。

 これは主に地政学上の不透明感が原因となっており、19年全体ではグローバルで2%減となる見込みだ。中でも米国と中国での売り上げ減少が大きく影響している。同リポートは、「米国の19年の売り上げは前年比2%程度の落ち込みになると見られている。理由としては中国人観光客の減少によるラグジュアリー製品の売り上げ低下、米政府が19年9月に中国製ジュエリーに対して15%の追加関税を課したこと、またこれによる消費意欲の冷え込みが挙げられる。中国の場合、18年は同4%増だったが、19年は同5%減になると予想される。これは人民元安の進行や米中貿易摩擦による消費意欲の低下に加えて、香港で18年半ばから続いている大規模なデモによって同地域の小売業が低迷していることの影響が大きい」と分析する。欧州でも、ブレグジット(EU離脱問題)に揺れるイギリスや、反政府デモが長期化しているフランスなどで売り上げが落ちている。

 ダイヤモンド業界自体の見通しの甘さもある。17年のダイヤモンド生産量は前年と比べて2600万カラット増と1986年以来の大幅な増産となったが、2018年下期には前述の理由で需要が停滞し始めたため、大量の余剰在庫を抱えることとなった。これを受けて、「採掘・生産会社は19年の生産計画を見直したほか、原石の最低発注数量をこれまでの半分にして価格も5%程度下げた。中小規模の会社では10%近く下げたところもある。19年の生産量は4%減となっているため、21年以降は天然ダイヤモンドの供給量が年におよそ8%減少していくだろう」という。なお、19年の原石の売上高は前年比25%減と大幅に減少している。

 研磨済みダイヤモンドの先行きも明るくない。同リポートによれば、「ダイヤモンドジュエリーの需要が世界中で減速していることから、19年の売上高は前年比10~15%減となっている。大手小売りは在庫調整に乗り出しており、中間部門の業者は資金調達が難しくなってきている」という。また、ECの台頭も研磨済みダイヤモンド市場に影響を与えている。「ECは従来の小売りよりも効率的なサプライチェーンであることが多く、在庫も少なくて済む。中間部門の業者はビジネスモデルを考え直す必要があるだろう」と、同リポートは説明する。

 天然ダイヤモンドが苦戦する一方で、合成ダイヤが伸びている。19年の生産量は前年比15~20%増となったが、多くが中国企業によるものだ。「中国では高温高圧法で原石を生産しており、価格の安さで勝負している。米国では生産工程を自社グループ内で行い、合成ダイヤでも高級感のあるジュエリーを手掛ける方向に進んでいる」。

 20年以降の展望については、「引き続き地政学上の不透明感があり、世界的な景気後退が予想されることから、市場は今後も不安定だろう。特にノンブランドや低価格帯のジュエリーはマーケティングもあまり行われないため、いっそう厳しい展開となるのではないか」と同リポートは予想する。しかしその一方で、「歴史的に見て、ダイヤモンド市場は危機に直面しても1~2年で回復している。現在の不況を別にすれば、同市場の売り上げが落ちたのは過去50年間でたった4回だ。その間にダイヤモンド原石の生産量は3倍に成長し、価格は原石が450%増、研磨済みが250%増となっている」と、業界を鼓舞するような記述も見られた。

 市場を回復させるには、世界中で拡大している中間層のニーズをつかむ必要があると同リポートは説く。「中間層の購買力が拡大している国、中でも中国とインドに注力するべきだろう。増加した可処分所得でダイヤモンドを買ってもらうには、それを促す戦略的なマーケティングが必要だ。そうしたマーケティングによる販売支援が不足しているために、消費者の好みが天然ダイヤから合成ダイヤにシフトする可能性もある」。

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「ロナルド・ファン・デル・ケンプ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ロナルド・ファン・デル・ケンプ(RVDK RONALD VAN DER KEMP)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「コーチ」春夏の広告にKoki,やジェニファー・ロペスが登場

  「コーチ(COACH)」は2020年春キャンペーンに、グローバルキャンペーンの広告塔を務めるジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)やマイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)のほか、日本からはKoki,を起用した。

 20年春のキャンペーンテーマ“オリジナルス・ゴー・ゼア・オーン・ウェイ(Originals Go Their Own Way)”はインクルージョン(包括性)とオプティミズム (前向きな姿勢)のスピリットを反映し、自分らしい生き方を形取る人を讃えるもの。キャンペーンはフォトグラファーのユルゲン・テラー(Juergen Teller)が撮り下ろし、ニューヨークのアイコニックなロケーションをフィーチャーしている。また、“ハットン”“ローラ”“ペイサー”をはじめとする新作バッグが登場する。

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パタゴニアが全直営店の毎月第3水曜日を定休日に 2020年1月から

 パタゴニア(PATAGONIA)日本支社は2020年1月から、個々の社員がより自分らしいライフスタイルを実現するための取り組みの一環として、直営店全22店舗とカスタマーサービスの定休日を毎月第3水曜日に設けている。また、日本支社バックオフィス部門(リペアセンター含む)の休業日を毎月1日追加した。

 マーティ・ポンフレー(Marty Pomphre)パタゴニア日本支社社長は「パタゴニアでは、ワークライフバランス実現のための柔軟な働き方を推奨してきた。各個人のアウトドアスポーツや環境問題に対する取り組みをはじめ、個々の社員がより自分らしいライフスタイルを実現するための取り組みの一環として、毎月1回の定休日を導入することにした」と語る。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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「ステファン ローラン」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ステファン ローラン(STEPHANE ROLLAND)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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コーセーがオープンイノベーションで女子高校生と共創 子どものUV対策を推進

 コーセーは1月21日、オープンイノベーションの考えを基にした「アクセラレータープログラム」で採用した、女子高校生が代表を務めるサンシャインディライトとの取り組みを発表した。子どものUV対策を推進するもので、2021年4月をめどに商品化、事業化を目指す。

 同プログラムは、18年にスタート。ベンチャーやスタートアップ企業の技術やリソースと、同社の社内ベンチャー制度によって立候補した社員が一丸となって事業化を目指すもの。19年は「感性にテクノロジーを。美に新体験を。」をコンセプトに掲げ、86社の応募の中から6社を選考した。12月開催した最終審査で、「紫外線から美と健康を守るプロジェクト」の提案をしたサンシャインディライトを選んだ。

 サンシャインディライトは高校3年生である伊藤瑛加社長が19年7月に創業。「世界保健機関が発表した、『生涯に受ける紫外線の半分は18歳までに浴びる』ことに着目し、幼児を持つ親にリサーチしたところ保育園や幼稚園で日焼け止めの導入を望んでいることが分かり、そこにビジネスチャンスがあると判断」。保育園や幼稚園での導入を見据えた“大容量×子ども向け×環境にやさしい”日焼け止めの開発と、幼児期から日焼け止めの使用習慣を定着させる啓もう活動を推進する。

 コーセーは伊藤社長という新市場開拓起爆剤、現場の声を生かした商品開発、サンシャインディライトのリソースが活用できるとして採択した。今後は幼児が一人でも使用できる日焼け止め商品と使用習慣を定着させるための教材の開発を進める。

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パリコレ初挑戦「ターク」のドタバタ劇 大舞台に刻んだ確かな一歩

 森川拓野デザイナー率いるメンズブランド「ターク(TAAKK)」が、2020-21年秋冬コレクションを1月16日パリで発表した。パリ・メンズ・ファッション・ウイークへの参加は、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペ「ファッション プライズ オブ トウキョウ(FPT)」受賞によるものだ。公式スケジュールの中でプレゼンテーションとして時間を設け、ランウエイショーを45分刻みで合計3回行った。

本番1秒前まで絶対に妥協しない

 筆者が会場に着いたのは、1回目のショーが始まる1時間前。バックステージでは森川デザイナーが忙しなく動き回っている。ここまで苦楽を共にしてきた仲間、ニューヨークで出会って絶大な信頼を寄せているスタイリスト、キャスティングのスタッフも全員が慌ただしい。特にスタイリストとは、通訳を通して入念にルックの最終確認を重ねている。「ネックレスの重ね付けはくど過ぎる、一つ外そう」「シャツの前ボタンは閉めず開けた状態の方がいい」「開けた状態だとランウェイを歩いた時にシャツが美しく見えないから、動き過ぎないように中のTシャツとシャツを軽く留めよう」——森川デザイナーを支える身近なスタッフは、針と糸を手にボトムスのウエストやトップスのサイズ調整を指示通りに行なっていく。同時に、森川デザイナーはバックステージを駆け巡り各モデルのルックを整えていく。風を切るように素早く動いていたかと思えば、次の瞬間には時が止まったかのように静止して、真剣な表情で目を凝らしてルック全体を眺める。周りが一切見えず高い集中力を維持していたのだろう。筆者はそんな森川デザイナーをずっと観察していたが、ショーが始まる前にバックステージで彼と目が合うことは一度もなかった。彼の表情が唯一ゆるんだのは、ショー直前に会場内の様子を見て「少しずつ観客席が埋まっている」と口にした時だった。

 間もなくショー開始時間。10分前に息を切らしながらバックステージへ入ってきた女性スタッフは、近くのスーパーで購入した品をリレーのバトンをつなげるようにほかのスタッフへと急いで渡した。中身は黒の靴下とTシャツだった。直前になって数が足りないことが判明し、急きょ買い出しに走っていたのである。モデル全員に必要な小物も行き渡り、ようやくルックは完成したようだ。しかし森川デザイナーは少しのシワやレングスを1ミリ単位で手直しするなど、時間がいくらあっても足りない様子だった。自分が納得のいく形に仕上げるまで絶対に妥協しない、したくなかったのだろう。

ショーに込めた自然への強い思い

 日常や自然の中の音を使って曲を作るサウンドデザイナー、ヨシ・ホリカワ(Yoshi Horikawa)の「タンブル(Timbres)」をBGMに、予定時刻から大きく遅れることなくショーが始まった。デニムにベルベット調の繊維を植毛してフロッキー加工を施したコート、廃をかぶって黒ずんだようなプリントのテーラードジャケット、燃える花が描かれたセットアップ、苔を彷彿とさせるモヘアのような柔らかい肌触りのニットウエアなど、独特の風合いの生地と柄がコレクションに深みを与える。ダークトーンの色彩は悲哀のようだが力強さもあり、薄暗い森の中で奏でる美しい旋律のようであった。ショー後のバックステージでようやく目が合った森川デザイナーは、無事に終えられたことにまずは安堵の表情を浮かべた。「今季に限らず、“自然”から着想を得ることが多い。オーストラリアの大規模火災は記憶に新しいが、昨今は自然に関する悲痛なニュースばかり。目を背けたくなるような悲しい事象の内側に潜む声に、常に耳を傾けるようにしている。しかし、決して物悲しいコレクションにはしたくなかった。“一度立ち止まって考えて欲しい”とコレクションを通じて訴えかけたかった」。

世界への挑戦は始まったばかり

 初となるパリでのショーの1回目を終えた感想をたずねると「今までは来場者が来て当たり前だったが、パリでは挑戦者の立場として、来ない事が当たり前の状態でスタートした。(3回のうち)1回目のショーを終えてまずは気持ちが落ち着いた。今日ここにいるスタッフ誰一人として欠けていたら納得のいく仕上がりにならなかっただろうから、あらためて感謝している」と答え、そそくさと2回目のショーに向けて準備を始めた。最終的に3回のショーを合計して約300人が来場したという。

 筆者よりも長く「ターク」を取材してきた大塚デスクは、ショーを見た後感慨深い表情だった。「きれいなコレクションに仕上がっていた。応援してきたインディーズバンドがメジャーデビューを果たしような、嬉しいけれどどこか寂しい——出来が良いだけに、そんな気持ち」とポツリ。「ターク」のパリでの挑戦は始まったばかり。活躍の場を広げて世界へ羽ばたき、私たちをますます寂しい気持ちにさせてほしい。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ジバンシィ」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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プレゼンテーション招待企画 「アキコアオキ」の新作を生で見よう!

 青木明子によるウィメンズブランド「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」は2月10日、2020-21年秋冬コレクションのプレゼンテーションを開催する。新作を着用したモデルが会場に登場するインスタレーション形式での発表となる。ブランドはここ数年、限られたバイヤーやメディア関係者に向けてファッションショーやプレゼンテーションを行ってきたが、今季は一般客も招待する。

 昨シーズンに引き続き、メイクは「RMK」がサポートし、会場はワールド北青山ビルを予定している。ワールドはクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー(CAMPFIRE)」を運営するCAMPFIREと資本提携しており、CAMPFIREの子会社bigはワールドとともに若手デザイナーの支援を行っている。

 青木明子は1986年生まれ。2009年に女子美術大学ファッション造形学科卒業後、セント・マーチン美術大学、ここのがっこうでファッションを学ぶ。帰国後、「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」でのアシスタントを経て、14年に自身の名を冠したブランドを始動。同年10月、“東京ニューエイジ”として15年春夏コレクションを東京ファッション・ウイークで発表。18年に「LVMHプライズ」のセミファイナリストに選出され、同年「第36回毎日ファッション大賞」新人賞を受賞している。

 「WWD JAPAN.com」は、抽選で「アキコアオキ」のプレゼンテーションに読者を招待する。当選者には招待状をメールで発送。応募の締め切りは2月3日18時。

■ AKIKOAOKI 2020AW PRESENTATION
日程: 2月10日
時間: 17:30〜19:30
場所: ワールド北青山ビル
住所:東京都港区北青山3-5-10 1階
※入場には招待状が必要


※応募にまつわる個人情報は、開催ブランドと共有させていただきます。また情報は本企画にのみ使用し、終了後は速やかに破棄いたします。
※抽選結果のご連絡は、当選者のみにメール又は郵送にて通知いたします。
※メール・インビテーションがうまく表示されない場合があるため、メールアドレスを記載する際はなるべくPC用アドレスでお願い致します。

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「アレクシ・マビーユ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「アレクシ・マビーユ(ALEXIS MABILLE)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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コスギがゴルフウエア「ラフ アンド スウェル」を買収

 「ゴールデンベア(GOLDEN BEAR)」を展開するコスギはこのほど、ゴルフウェアブランド「ラフ アンド スウェル(ROUGH & SWELL)」で知られるフーリッシュ(東京、清水圭太代表取締役)を子会社化した。コスギの小杉佐太郎社長は、子会社化について「ファッションへの情熱に溢れ、常にプロパー消化率95%を維持する優れたビジネスのやり方をわれわれも勉強させていただきたいと考えた」と語る。

 フーリッシュは、タレントの清水圭が個人名義で2012年に創業したブランド。“オシャレにおちゃめにカッコよく”をテーマに「ラフ アンド スウェル」を展開。東京・目黒区に直営店「ストレージ(STORAGE)」を軸に、全国の約20の専門店に卸売りを行っている。

 コスギは「ゴールデンベア」をスーパー・GMSを中心に展開し、2019年2月期の売上高は165億円、営業利益は9億9000万円。同社も年500万枚を生産しながら店頭での最終消化率は90%超をコンスタントに維持する、高い消化率で知られている。

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「ルドヴィック デ サン サーナン」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」2020年春夏オートクチュール・コレクション バックステージ

 「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE HAUTE)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「ロクシタン」の姉妹ブランド「ロクシタン オーブラジル」が日本上陸 限定店舗で販売を開始

 「ロクシタン(L'OCCITANE)」はブラジルでのみ展開していた姉妹ブランド「ロクシタン オーブラジル(L'OCCITANE AU BRÉSIL)」を世界に先駆け日本での販売を開始した。東京・原宿のアットコスメトーキョー、ロクシタン表参道店ヴォヤージュセンソリアル、渋谷店ブーケ・ド・プロヴァンス、ジェイアール名古屋タカシマヤ ル マルシェ バイ ロクシタンの4店舗で販売している。

 「ロクシタン オーブラジル」は世界有数の植物多様性に富んだ国といわれるブラジルの植物に着目し、2013年に誕生した新ブランドだ。サステナビリティを重視して生産された選りすぐりのブラジル産植物原料を使用し、パッケージデザインにもブラジルにゆかりのあるアーティストを起用した。日本では、カーニバル発祥の地であるオリンダの女性からインスピレーションを受けた“オリンダ”や、ポルトガル語でレモングラスを意味する“カピムリマオ”、ココナッツを使用した“アグアデココ”の3シリーズをラインアップし、オーデコロン、シャワージェル、ソープ、ハンドクリーム、ボディーミルクなどの製品をそろえる。3月以降に新作の展開も予定している。

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「グッチ」を擁するケリングが2年連続「気候変動Aリスト」に選定

 「グッチ(GUCCI)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」を擁するケリング(KERING)は2019年度の環境報告に基づく地球温暖化対策が認められ、国際的な環境非営利団体CDPから最高評価の「気候変動Aリスト」企業として選定された。Aリストに選定されるのは回答企業のうちの2%。

 CDPは、環境問題対策に関しての情報開示とスコアリングのプロセスを毎年行っており、企業の環境問題対策の透明性を示す最も信頼の高い判断基準のひとつとして広く認知されている。

 19年度は、運用資産規模で96兆ドル(約1京560兆円)に達する525を超える機関投資家と、購買力規模で3.6兆ドル(約396兆円)に達する125の企業がCDPの活動に賛同し、約8400社がCDPを通じて環境問題対策に関する情報を開示した。

 ケリングのマリー=クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)チーフ・サステナビリティ・オフィサー兼国際機関渉外責任者は、「私たちが再び選定されたことは、われわれのカーボンフットプリントを減少させようとする継続的な努力が反映されている。また、世界中の生物多様性の保全を支援するために、残りの排出量全てをオフセットするという直近の決断が認められたことによる。気候変動対策の面で世界のトップ企業のひとつとして認められたことを誇りに思う。今後も25年までに15年に比べてカーボンフットプリントを50%削減するという目標を達成できるよう粘り強く努力を続けていく」とコメントを発表した。

 19年度にAリストに選出されたのは179社で、ファッション&ビューティ企業で選出されたのはケリングの他、H&Mへネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ)、丸井グループ、花王、ユニリーバ(UNILEVER)。

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「ラフ・シモンズ」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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「ホワイトマウンテニアリング」2020-21年秋冬パリ・メンズ・コレクション

 「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」が2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリで発表した。

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評価基準は100%数字 徹底した実力主義の実情とは?「20代成長環境」1位/TOKYO BASE【ファッション業界 働きがいのある企業ランキング】

 「WWDジャパン」1月20日号では、「ファッション業界 働きがいのある企業ランキング」を発表。国内最大級の社員口コミ数を有する「OpenWork」の協力のもと、直近5年間でクチコミ件数10件以上ある企業の中からファッション業界における働きがいのある企業ランキングを独自に作成した。連動するウェブ企画では、「風通しの良さ」「20代成長環境」「法令順守意識」項目で1位となった企業に取材し、1位たるゆえん、その魅力と源泉を探った。

 「20代成長環境」でジンズと同率1位になったのは、日本発を世界に発信するファッションカンパニー、TOKYO BASEだ。実力主義のもと、潔いほどシンプルに数字にこだわる経営を押し進める。社員の自主性を重んじるそのカルチャーと仕組みについて、経理本部 人材開発Div.の芦澤潤・経営企画・中途採用担当に話を聞いた。

WWD:「20代成長環境」1位について、率直な感想は?

芦澤潤・経営企画・中途採用担当(以下、芦澤):弊社の社員の平均年齢は29歳で、店舗はもう少し若く27歳くらい。本社はある一定の経験、経歴を求めるので30〜40代前半だ。今回は「20代成長環境」1位ということなので、私たちが“営業”と呼んでいる“販売職”について評価をいただいたのだろうと考えている。

WWD:若手社員育成において、研修などは行っているのか?

芦澤:入社前に基礎研修は行っている。そこでは企業理念・文化や顧客定義、接客ロジック、オーナーシップメントといった座学を中心とした研修とロールプレーイングを行う。最高経営責任者である谷正人が自身の考えを話したり、会社が目指す理想と目標を伝え、価値観を共有する。そして研修の最後に、半期目標設定を社員自身に立ててもらう。

WWD:では新入社員は基礎研修後、接客のノウハウを実践で習得していく?

芦澤:もちろん店長が指導はするが、それよりも自主性に重きを置いている。私たちは「裁量権がある」という言い方をするが、もともと谷の考え方も“ワンショップ・ワンオーナー”。店長がその店舗を経営するオーナーで、スタッフは当然オーナーを支えていく形で自律的に裁量権を持って行動している。若手社員と話していると、自分の力で何かしたいと思っている人が多く、「将来独立したい」「インセンティブである程度の報酬をもらいたい」「最速で店長になりたい」などみんな野望があり、上向きの矢印を感じる。自社の採用ページに「理念を実現する為に数値的な結果に徹底的にこだわる」と明言しているので、“実力主義”もしくは“from JAPAN to the WORLD”という会社の企業理念に魅力を感じて入社してくる人がほとんどだ。社員が最低限これぐらいの金額を取っていきたいという“基準”を掲げているので、必然的にそこを目指す形になっていく。

WWD:集客数の多い店舗もあれば少ない店舗もある中、全体としての均衡はどう保つ?

芦澤:店員の適正配置を人頭効率をベースに決めている。私たちは東京や大阪のような都会で比較的ロケーションのよいエリアに出店しているので、大手アパレルのように3000万円から800万円といった差があまりない。1店舗あたりの売り上げがだいたい近いところに出店を制限している。

WWD:実力主義、結果主義にこだわるTOKYO BASEの評価基準とは?

芦澤:評価基準はいたってシンプル。100%数字だ。“営業”の場合、指標は2つ。「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」と「パブリック トウキョウ(PUBLIC TOKYO)」はまず“個人売り上げ”。そしてSPA業態なので、“TOKYO BASEのアプリ会員数”の2つが基準となる。一方、「ステュディオス(STUDIOUS)」はセレクトショップなので、“個人売り上げ”と“顧客売り上げ”が基準。「ステュディオス」では、LINE WORKSのシステムを活用し、営業時間内に顧客に連絡をする時間を設け、率先してLINEでコミュニケーションを取っている。また、売り上げに応じてインセンティブ制度を明確に設定している。

WWD:個人売り上げだと同じ店舗スタッフもライバルとなるわけだが、険悪な関係にはならないのか?

芦澤:よい意味では競い合いもあるとは思うが、みんなTOKYO BASEを好きなスタッフばかりだ。なので、店のために自分の力を発揮できたという達成感のほうが強く働くスピリッツがある。その企業文化はやはり谷の考え方によるところが大きい。“from JAPAN to the WORLD”というミッションと、あまりオープンにされてないが、“5 VISION”。この2つの会社のコンセプトへの共感と個人の実力主義が両立しているからこそ成り立つ。

WWD:具体的に“5 VISION”とは?

芦澤:「全世界顧客感動」「ファッションプロフェッショナル集団」「NEXT MADE IN JAPAN」「世界10大都市展開」「最速1000億円 EC売り上げ500億円」の5つだ。全世界の顧客に感動を与え、企画、MD、販売など各分野のプロでありたいという意識。そして、ただ日本製というのではなく、どこの生地を使っているなど、よりこだわった商品を次のステージに進化させていきたいと考えている。いずれは日本をはじめ上海、香港、北京、パリ、ロンドン、ニューヨークなど全10大都市に、“NEXT MADE IN JAPAN”の商品を掲げて出店していく。今年も日本はもちろん、海外にも積極的に出店していく予定だ。そして売り上げ最速1000億円、そのうちEC売り上げ500億円が目標だ。

WWD:接客に強いこだわりを感じるが、やはり顧客とのコミュニケーションを重要視している?

芦澤:いかに自身のファンを獲得するかは販売職の一番基本的なミッションだ。商品知識を提供することと本人の人間性を提供すること──この2つがそろってはじめてお客さまが「他の店ではなくあなたから買おう」となる。メード・イン・ジャパンという差別化したもの作りと正しい商品知識、そしてスタッフの人間性が重要。人としてお客さまに慕っていただくという根幹を押さえていくので、それは接客スキルのマニュアルなどよりはもう少し上位概念だと思っている。だから中には驚くほど売り上げるスタッフもいる。トップクラスは月間1000万超だ。私自身そんなに売る人間を初めて見た。そして、そういうスタッフほどいかにも“売る”といった感じはなく、接客もとても自然でまめによく連絡を取る。飛び抜けて売る社員の一人は、日本語が流暢な中国人だった。彼は2017年に入社し、「ステュディオス メンズ(STUDIOS MENS)」原宿本店に所属していた。そこで実力をつけて月間1000万超を売り上げ続け、入社3年目にして、19年8月にオープンした上海1号店の「ステュディオス トウキョウ(STUDIOS TOKYO)」の店長に就任した。上海店は日本以上の売り上げで非常に好調なスタートを切っている。実力をつければ彼のような道もあると、他のスタッフのよいモチベーションになっていると思う。

WWD:最後に、社員にとって「働きがいのある」企業とは、どのような企業だと考えるか?

芦澤:自分の夢や目標を達成できることではないだろうか。私たちが企業を通してそれを手伝うことができれば、全員が幸せになれると思っている。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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「ジバンシィ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「ジバンシィ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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POP UP STORE: SKYSTONE TRADING at GINZA!

みなさまこんにちは。

「インディアンジュエリーは出逢った時が最安値」が座右の銘、インディアンジュエリー&ターコイズマニアの中野です。

 

年明けに発表して、さまざまなメディアでご紹介いただいている”エビアン®スペシャルボックス ヴァージル アブロー”限定アイテムですが、もうご覧いただきましたでしょうか。日本ではバーニーズ ニューヨークでしか手に入らないコレクタブルなボックスです。

200109 evian special box virgil abloh 01 POP UP STORE: SKYSTONE TRADING at GINZA!

コレクションとして飾っていただくのも素敵ですが、ボックスにセットされたショルダーバッグは、春先に向けて活躍できるアイテムだと思います。各店での展開に加え、本日1月23日(水)からオンラインストアでも販売していますので、ぜひご覧ください>>>

 

さて2020年の幕開けに相応しいスペシャルなイベントをご紹介します。

銀座本店にて1月31日(金)から2月9日(日)までの10日間、私のターコイズ&インディアンジュエリーの師匠、小寺康友さんによる「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアを開催!

普段はなかなか目にすることが難しい、素晴らしいターコイズがセットされたヴィンテージのインディアンジュエリーをご用意するほか、ターコイズや日本産赤珊瑚を使用した1点物のリングやバングルも多数取り揃えてご紹介します。

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インディアンジュエリーが好きで好きで堪らないスカイストーンラバー(通称: コデラー)の私の情熱を毎回燃え上がらせてくれる小寺さんのコレクションを、この機会に一人でも多くのお客様にご覧いただきたいです。

 

小寺さんのコレクションを一言で言えば、“オーラが違う”のです。

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見る目を養うほど、他店や海外に行ってジュエリーを見せていただいても、もっとこうあればいいのにな..という欲がでてきます。それは自然の力で長い年月をかけて成形されるのがターコイズなので規則通りになどならず、理想系に近いものは市場にほとんどないため当たり前のこと。ターコイズがまだ潤沢に採掘されていた1970年代までのインディアンジュエリーの写真集を穴があくほど眺めていた私が、そのイメージを2020年の今に期待してもそれは酷なのです。しかしながら、小寺さん自身が作る「スカイストーン・トレーディング」の1点物のリングにセットされたターコイズは、ほとんどその不満がありません。むしろ理想に夢描いていたターコイズのルックスがここにあるのです。

この話はすると長くなりますので、ご興味がある方は私をストアで見かけたらお声かけください。お客様がギブアップするまで実物をご覧いただきながらお話させていただきます。

 

また、今回はマニアには堪らない、ローンマウンテンターコイズのナゲットを使ったリングも数量限定で登場!

 

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地金もさまざまで、今回はゴールドだけではなくシルバーもありプライスも幅がありますので、狙っている方はぜひチェックしてください!!これは本当に早いもの勝ちになりそうです。

*リングの画像は参考画像なので、店頭で実物をお確かめください。

 

そして今回もスペシャルな企画をご用意しました。

SKYSTONE BAR

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2月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)の4日間限定で、「スカイストーン バー」をオープンします。バーニーズ ニューヨークのパーティードリンクを支える名バーテンダー、別府氏による「スカイストーン・トレーディング」をイメージした味も見た目も味も美味しいオリジナルカクテルをご来店いただいたお客様にサービスします。ジュエリーを悩みながらリラックスした時間をお過ごしください。もちろんノンアルコールもご用意しています。

 

さて、前回のブログで好評いただいた、スカイストーンラバーのお客様や友人のコレクションやスタイリングを今回も許可いただいて掲載させていただきます。

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時計と合わせた、素敵なスタッキング(重ね付け)をされているOさん。

「スカイストーン・トレーディング」のイベントが開催されるたび、一つずつコレクションを増やされています。

スカイストーンラバーは女性も多くいらっしゃいます。実はヴィンテージのインディアンジュエリーは小さいサイズも多く、それは現代人より昔の人の方が骨格含め小さかったり、奥様やパートナーへの贈り物やお土産として制作されたジュエリーが多かったりするからです。

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私の自慢の日本産赤珊瑚のリングよりもひとまわり大きいOさんのターコイズリング。

スクエアにカットされたデザインは、無駄な要素を省いた大トロのようなターコイズで、Oさんのマニッシュなスタイリングにもばっちりはまっていました。女性で本物かつグレードの高いターコイズをスタイリングされるなんて、ホントに素敵ですよね。

 

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首都圏で開催する「スカイストーン・トレーディング」のイベントには忙しい中必ず足を運んでくださるSさん。

スニーカーのコレクターとしても有名で、最初お会いしたのもKING-MASA(キングマサ)さんのイベントでした。小寺さんと私が着けているジュエリーに興味を持っていただき、今では自他共に認めるスカイストーンラバーとなりました。私と小寺さんの手が下部なのですが、Oさんの左手人差し指の日本産赤珊瑚は私のリングと兄弟デザインで、私のより更に大きい逸品です。

 

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私も大好きな日本が世界に誇るレゲエの世界チャンピオンチーム「マイティ・クラウン」のマスタ・サイモンさんの手元。

小寺さんとはインターナショナルスクール時代から先輩後輩の仲で、昨年「スカイストーン・トレーディング」のリングをお買上げいただきました。既にペンダントヘッドもお持ちで、世界で活躍するサイモンさんの指に小寺さんが作ったリングが輝くのはとても興奮します。サイモンさんのように、リングは底辺の長さが短い(先が尖っている)方を指先側にしてつけると、バランスが良く指が長く見えます。

 

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中学時代からの私の親友Nさんの手に「スカイストーン・トレーディング」のローンマウンテンターコイズのオーダーリングと<スカイ ブルー ホーク>のリングとバングルが輝いていたので思わず撮影しました。

ラガーマンとして大学卒業後ニュージーランドでプレイしたり、千葉代表として活躍していたNさんは、同年代の仲間での圧倒的な腕相撲のチャンピオン。普段つけられるように細めで小ぶりなターコイズをというリクエストに小寺さんが手掛けた1点もののリングが人差し指で上品に輝いていました。Nさんをはじめ、私が大好きな友人達も<スカイ ブルー ホーク>のファンが多く、みんなが着けてくれているとしみじみと幸せな気持ちになります。

 

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昨年発売された<ミューズ>×<スカイブルー ホーク>のライダースジャケットを着用した小寺さん。

ライダースをオーダーされたみなさまへのお渡しご連絡を進めていますので、今しばらくお待ちください。

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デザイナーズウェアはもちろんジャケットスタイルに似合うジュエリー、そんなご自身の相棒になる1点を小寺さんの豊富な知識や手に入れるまでのドラマを聞きながらこの機会に見つけていただけますよう、ご来店を心よりお待ちしています。

 

POP UP STORE: 

SKYSTONE TRADING

1/31 FRI. – 2/9 SUN. 銀座本店B1・1F

 

SKYSTONE BAR

2/1 SAT.・2/2 SUN.・2/8 SAT.・2/9 SUN. 銀座本店B1

各日12:00-19:00

 

※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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「シャネル」2020年春夏オートクチュール・コレクション

 「シャネル(CHANEL)」が2020年春夏オートクチュール・コレクションをパリで発表した。

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合成ダイヤのD2Cブランド「プライマル」が登場 モードなジュエリーが満載

 合成ダイヤモンドを使用したD2Cジュエリー「プライマル(PRMAL)」が2月1日にデビューする。同ブランドはジュエリーブランドやジュエリーのセレクトショップを手掛けてきた福島剛プライマル最高経営責任者が立ち上げたブランドで、合成ダイヤモンドをはじめ、あこや真珠などを使用したリングやピアス、ネックレスなどを販売。“未来につながるジュエリー”をコンセプトにエシカルでサステナブルなジュエリーを提案する。モードでエッジが利いたデザインが特徴で、地金は10金、18金、ホワイトゴールドの3種類があり、予算や好みに合わせて選べる。素材調達からデザイン、販売まで一貫してプライマルが行い、同社のECだけで販売するため、中心価格帯が1万~5万円と手頃だ。2月1日には渋谷のエレファント・スタジオ2階でポップアップイベントを開催する。

 合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ組成で、価格は30~40%安価。天然か合成か見分けるには特別な機械が必要で、見た目は全く同じだ。アメリカでは、ダイヤモンド最大手のデビアス(DEBEERS)が2018年、合成ダイヤモンドのブランド「ライトボックス・ジュエリー(LIGHTBOX JEWELRY)」を立ち上げて本腰を入れている。昨年は、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)が合成ダイヤモンドメーカー大手のダイヤモンド・ファウンドリー(DIAMOND FOUNDRY)と協業し、合成ダイヤモンドを使用したファインジュエリーを販売するなど、ジュエリー業界の新しい潮流になっている。

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「くら寿司」失速のワケ!国内で勝てないからグローバルを叫ぶ

 「くら寿司」がグローバル展開を見据えた店舗を東京・浅草にオープンした。米国、台湾に続き、中国・上海にも出店予定で、著名クリエイディブディレクターの佐藤可士和氏を採用し、従来、国ごとにバラバラだったロゴを統一するという。でも現状、国内では一人負けだ。
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くら寿司、世界展開に向け新ロゴ導入。ユニクロの佐藤可士和氏を起用。

回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくら寿司株式会社(所在地:大阪府堺市、代表取締役社長:田中 邦彦)が、2020年1月21日より、ユニクロのロゴで有名な佐藤可士和氏監修の新ロゴを導入し、同日オープンする「くら寿司浅草ROX店」を皮切りに、随時店舗にも反映していく。
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サイズ表記の呪縛は恐ろしい エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年7月30日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

サイズ表記の呪縛は恐ろしい

 夏にサンダルを履くと思い出すことがあります。元上司の故・織田晃さん(当時は「WWDジャパン」編集委員)と狭いエレベーターで乗り合わせた時のこと、サンダル履きの私の足の指を見て一言「かわいそうに」とつぶやきました。エレベーターの中って、なんとなく気まずくて上とか下とか見がちじゃないですか。そんな感じで、下を見て目に入ったからふと口にした……程度の会話でしたが衝撃でした。「え、私の足の指ってかわいそうなの?」と。

 「かわいそう」な理由は、足の指がゴツゴツしていたからです。私の靴のサイズは25㎝ですが、学生時代から30歳位までは24.5㎝だとかたくなに思い込んでいました。常時無理に足を詰め込んでいるから常時足が痛く、指の関節は自己防衛でどんどん硬く頑丈になっていき、冒頭のエレベーター内の会話に至ったというわけです。靴を履くには、脚の指は我慢するのも仕方なし、多少荒れても仕方なし……がマイ常識だったので「え?」となりました。

 ならば最初から25㎝を履けばいいじゃない!という話ですが、足が大きい=背が高いことに強烈なコンプレックスがあった10代の思い込みパワーは凄まじく、「25だと幅が広すぎるのよね」などと、ほぼ自己暗示にかかり続けたというのは嘘みたいな本当の話です。

 何が言いたいかというと、「サイズ表記という、数字や記号から生まれる固定観念は恐ろしい」ということです。当時の私も、「25がイヤなのではなく、25などという規定外に大きい自分がイヤ」だったのです。もし売り場に25㎝の靴が常備されていたら、10代の超繊細なワタクシも安心して25を買っていたでしょう。そして足の指はきれいなままだったでしょう。靴も服もサイズとは切っても切れない関係ですが、SやMやL、75Aや80Dなどは便宜的に使う記号でしかないのに、時に人としての価値まで決められているような感覚に陥らせるパワーさえあるのも事実です。

 前置きが長くなりましたが、こんな経験からもワコール(WACOAL)の新接客サービス“3D スマート アンド トライ(WACOAL 3D SMART & TRY)”はすごい画期的!と思いました。だって一般的なサイズ表記ではなく、自分だけのデータで自分のサイズを把握することができるのですから。ブラジャーのサイズはそれこそ「悩み」に直結しがちな数字ですから、そこから解放されるのは、単に体に合うブラジャーを手に入れる以上の喜びに違いありません。同じ理由から“ゾゾマット(ZOZOMAT)”にも期待しています。

 この先、自分のサイズのデータを常時スマホで持ち歩き、店頭の服にピッとかざせば、自分の体形ではどのように着ることができるのか瞬時にわかる、というサービスも誕生しそうです。誰かが規定した「標準」ではなく、自分にとっての「標準」をもとにした買い物ができるのは、多くの人をコンプレックスから解放するのではないでしょうか。で、もちろんそこには大きなビジネスチャンスもありそうです。

 ちなみに、今の私の足の指はそれほどゴツゴツしていません。なぜなら、海外で靴を買うようになってサイズの呪縛から解放されたから。38だろうが、38.5だろうが、39だろうが、それは数字に過ぎない……今はそう思えます。

IN FASHION:パリコレもストリートも。ジュエリーもインテリアも。今押さえておきたい旬なファッション関連ニュースやコラムを「WWDジャパン」編集長がピックアップし、レターを添えてお届けするメールマガジン。日々の取材を通じて今一番気になる話題を週に一度配信します。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在9種類のテーマをお選びいただけます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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吉野家の「ねぎだく牛丼」。賢すぎる3つの理由

 「吉野家」が1月8日から、全国店舗で「ねぎだく牛丼」の販売を開始しました。この「ねぎだく牛丼」、牛丼の玉ねぎが増量になるという、いたって単純な商品ですが、実はかなり面白い。非常に賢い戦略商品なのではないでしょうか。そう考える理由は3つあります。
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「販売員はブランドの伝道者」 焚火で広げるコミュニティー スノーピーク渡邊大夢

 スノーピークといえば、世界でも知られる日本を代表するアウトドアブランドだ。初代社長、山井幸雄氏が1958年に創業した金物問屋から始まり、90年代には同社の代名詞といえるステンレス製の焚火台が誕生。今やアウトドアには欠かせないアイテムとなったチタニウム製マグカップの製作で一躍ブームに。14年からはアパレル事業をスタート、さらにその動向が注目されるようになった。今回インタビューした渡辺大夢さんは、そんなスノーピークのもの作りや人や自然とのつながりに興味を抱いて転職してきた一人。現在は香林坊東急スクエア店長を務める渡邊さんにスノーピークの魅力を聞いた。

―香林坊はよく耳にするのですが、どういう街ですか?

渡邊さん(以下、渡邊):北陸三県(富山・石川・福井)を代表する古都、金沢市にある街です。よく言われるのは“昔ながらの城下町”ですね。戦争の被害をほとんど受けず、当時の建物が今でも残っています。仕事をする上でいろいろと街のことを調べていると“リトルキョウト”と外国人観光客からは呼ばれているようです。戦の時に攻めにくい地形になっていて、坂道とかくねくねした道が多いです。今は金沢城や兼六園、金沢21世紀美術館など観光名所が集中していながらも、金沢は周遊バスで回れるくらいコンパクトな街です。

―新宿や表参道の店舗から異動したときにカルチャーショックはありませんでしたか?

渡邊:自分が買い物をする立場としては満たされないところも当初はありましたが、情報や感度に関しては行き届いていると感じました。例えば古着屋に行って扱っている商品やその価格を見ると都内のお店とさほど変わらず、街を歩く人を見ていてもいい意味でミーハー、トレンドに対する反応も大きいです。

―そうなると“地方格差”はあまり感じない?

渡邊:情報に関しては格差はないです。情報は行き渡っているけど、商品そのものへのアクセスが難しいという印象。でも、その方が冷静に買い物できそうです。

―都内はすぐに店へ実物を確認しに行けますから、ついお買い物しがちですね(笑)。香林坊東急スクエア店はどんなショップですか?

渡邊:香林坊東急スクエア自体が感度の高い方が来店する商業施設で、都内でも展開しているブランドやセレクトショップが入っています。ただ、都内でいう一等地という感じでもないし、人が流動的にたくさん来る場所でもない。目的を持って買い物に来られる人が多い印象です。先日あるショップの店長に聞いたところ、オーダースーツの売り上げが都内2店舗に次いで全国3位になったと喜んでいました。どのショップも顧客をとても大切にしています。

「スノーピーク」は北陸エリア初の直営店として2017年にオープンしました。現在でも運営していますが、それまではスポーツデポのショップインショップのみ。オープンして2年が経ちましたが、いまだに「ここに『スノーピーク』があったんだ!」とおっしゃる人が多くて、地元の方への認知普及がまだまだだなと反省しています。

―SNSやネットで簡単に情報拡散ができるとはいえ、届いてほしいところに情報が届かないことはありますね。

渡邊:なぜ情報が伝達できていないのかを考えると、シンプルに地元の方たちの情報源がSNSやブログだけでなく、紙媒体などアナログなものから得ている方が多い地域なのかと分析しています。昔は「スノーピーク」も駅前でビラ配りしたり、ポスティングしていたという話を聞いたことがあり、原点ではないですが、そういうところに戻ってもいいのかなと思うことがあります。

―ネットは自分で情報を取りにいくツールですが、新聞や紙媒体はいろんな情報がまとめて届くツール。地方ではローカル紙を情報源にしている人も多そう。スタッフには地元の人はいらっしゃるのですか?

渡邊:今は自分を含めて、スタッフ6人体制で運営しているのですが、そのうちアルバイトの1人だけが地元出身者です。今後は地元のことを知っているローカルスタッフを育てていきたいところです。

―地元の人にしか分からない地域特性や街の魅力を伝えたい、と?

渡邊:そうなのですが、実際には灯台下暗しのようで、僕らから見た金沢とローカルな人たちから見た金沢にはギャップがあるようです。もっと石川のことを知ろうと、能登半島の先端に位置する珠洲市へ行ってきたのですが、「いいところだった」と地元出身のスタッフに話したら「行ったことがない」と。正直、驚きました。確かに金沢市内から珠洲まで3時間くらいかかり、同じ時間をかけるなら名古屋とかに行きたいと言われまして(苦笑)。そのときはローカルのスタッフに「行った方が良い!」と推したのですが、自分に置き換えると、地元が神奈川県相模原市で箱根や小田原がとても近いのですが行ったことがなかったのです。それと同じだなと思い、私も家族で箱根旅行してきました(笑)。

―日本に住んでいるのに日本のことを知らないと外国の人から言われるのは、自戒したいところですね。オリンピック・パラリンピックもありますし……。

渡邊: そうですね。逆に、地元でない人から見たその地域のよい所を地元の人に伝えたら、新しい発見が見いだせるのかもと思いました。地元の人にこそ、地元のよい所にもっと気づいてもらいたいです。

―前職では販売、それからアシスタントバイヤーをされていましたが、なぜスノーピークへ転職されたのですか?

渡邊:山井(太スノーピーク社長CEO)の著書で「スノーピーク『好きなことだけ!』を仕事にする経営」を読み、製品やもの作りに対しての考え方に対して、さらにものを選んで買うときの感覚にとても共感したことがきっかけです。例えば3万円のデザインも質も良い服と、手頃に買える1万円しない服が目の前に並んでいたとして、自分なら3万円の服の方が飽きずにずっと長く着続けられるだろうという価値観を大切にしたい。価格だけで比較するようなもの選びは違うなと思うのです。ただし、難しいのはそれだけでは経営は成り立たないということ。両軸で考えなければいけません。

―それを踏まえ、日頃の接客で心掛けていることはありますか?

渡邊:商品説明をし過ぎないようにしています。これは店頭での接客でも、ブログを書くときも心掛けています。特にギアものは商品説明に偏りがちになりますが、そうならないように自分が使ってみた感想を自分の言葉で伝えるようにしています。特に最近は、自分で調べればいろんな情報をキャッチできる環境になっています。みんな、ブログやインスタで常に比較検討しているような状況で、何が良いのか迷っている人が多い。機能面も比較対象の一つではありますが、接客では他にはない「スノーピーク」ならではということをお話しています。「スノーピーク」の代名詞にもなっている焚火台やチタンマグは、今ではいろんなメーカーが作っています。お客さまから「スノーピークのチタンマグは何で高いの?」とよく質問されることがあるのですが、最初に職人の力を借りてゼロから製品化したのは弊社である、という歴史をキチンと伝えていきたいです。

―正しい情報を伝えるのは販売員の使命ですね。

渡邊:販売員の役割は販売だけでなく、 “伝道者”でもあると考えています。作り手がいて、デザインする人がいる。店頭からは見えないところで、とてつもない努力と熱い気持ちでもの作りをしている。その思いをお客さまに伝えることが販売員の仕事です。「スノーピーク」の場合は伝える環境が店頭だけでなく、オフィシャルのキャンプイベントやプライベートなキャンプや焚火の場などもありますし、ネットにもあります。全部の場所で熱意を持って伝えています。

―焚火でお客さまとの信頼関係を築くって、素敵ですね。

渡邊:最近は、飲みに行く感覚で焚火をよくやっています。オフィシャルなイベントのときはお客さまをおもてなしすることがメインになりますが、プライベートの焚火にお客さまを誘う場合はあえて「何もおもてなししないですよ」と言っています。プライベートの焚火ではお客さま発の企画もあって楽しいです。面白かったのは、店でから揚げの話になり、それなら一番おいしいと思うから揚げを持ち寄りましょうという話になりました。自分は焼き芋にハマっていたので焼き芋も作って、さつま芋が苦手なお客さまにはパイナップルとサトイモを持ってきました。お客さまとつくる時間はオフィシャルのイベントにはない、良い時間、良い関係性がつくれたと思います。それが付加価値というか、スノーピークの大事にしている体験価値だと意識しています。

―これからの目標は?

渡邊:最終的な夢は自分のショップを作ることです。そこで提供するものが服になるのか、食になるのか、はたまたスーベニアを買い付けてくるのか分かりませんが、今はそのために必要なことを身につけている段階です。できればみんなを巻き込みつながって、経験とかを共有し合い、仕事が生まれるコミュニティーをつくっていけたらなあと、漠然とですが考えています。

苫米地香織:服が作れて、グラフィックデザインができて、写真が撮れるファッションビジネスライター。高校でインテリア、専門学校で服飾を学び、販売員として働き始める。その後、アパレル企画会社へ転職し、商品企画、デザイン、マーケティング、業界誌への執筆などに携わる。自他ともに認める“日本で一番アパレル販売員を取材しているライター”

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