渡辺直美が「ケイト・スペード」のポップアップに登場 「寝る直前に食べるアイスが幸せ」

 「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK 以下、ケイト・スペード)」は1月29日、日本人で初めてグローバルアンバサダーに就任した渡辺直美の記者会見を行った。現在伊勢丹新宿本店でアイコンバッグ“マルゴー”のポップアップショップを開店しており、そこに本人とニコラ・グラス(Nicola Glass)=クリエイティブ・ディレクターが来店した。

 「ケイト・スペード」はグラス=クリエイティブ・ディレクターが現職に就いて以来、広告キャンペーンやファッションショーに従来のモデルだけでなく、現代社会において活躍している⼥性を多く起⽤し、幅広い年代の⼥性に希望と勇気を与えるようなメッセージを発信している。そんな中、渡辺は前向きなメッセージを体現する女性として選ばれ、1年間アンバサダーとして活動する。

 渡辺はポップアップショップ内にある巨大な“マルゴー”バッグの中から出てくる演出で登場。アンバサダーに就任したことに対し「まさか自分がグローバルのアンバサダーに就任する日が来るとは思わず、とてもうれしい。ニューヨークでの生活は毎日刺激ばかりで、失敗しても前を向くポジティブなマインドは勉強になる。そんな刺激的な街に自分の広告が現れるのは夢みたい」と喜びをあらわにした。また、グラス=クリエイティブ・ディレクターは「『ケイト・スペード』では2020年、女性がありのままの自分を愛し、自由に自己表現ができるように応援していく。直美さんは喜びと自信に溢れ、自身の人生を楽しんでいる素敵な女性。私たちが掲げるメッセージをまさに体現していて、共に世界中の女性に勇気を与えることができて光栄だ。すでにブランドのSNSでは大きな反響を得ている」とコメント。

 「ケイト・スペード」では全ての女性が女性であることを誇りに思い、ファッションを通して“ありのままの自分が解き放たれる”ことを目指している。渡辺はいつ“解き放たれる”と感じるか聞かれると、「寝る直前のアイス」と笑顔で答えた。「ベッドの中でチョコレートアイスクリームを食べるのが一番の幸せ。チョコレートの味を噛み締めながら、そのまま夢の世界に入ることが至福。もちろん、朝起きたらまず最初に歯磨きはするけどね」と会場の笑いを誘った。そんなエピソードに、7歳の息子を持つグラス・ディレクターも「私もたまに息子と一緒にアイスを食べて寝ちゃうわ」と共感した。

 また、秋にはコラボバッグの発売も予定している。渡辺は「ニコラさん含め、デザインチームと真剣にバッグのデザインをした。私のアイデアを皆さんが受け入れてくれて、とても楽しい時間となった。このバッグはもちろん、これからも『ケイト・スペード』が掲げる素晴らしいメッセージを体現できるように頑張るので、楽しみにしていてほしい」と意気込んだ。

 なお、伊勢丹新宿本店では2月18日までポップアップショップをオープンしている。会場では、渡辺がサインした巨大バッグが展示してあるほか、2020年春コレクションのバッグやウエア、シューズをラインアップする。

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売り切れ続出の「ビュリー」のリップバームに新色登場

 パリ発スキンケアブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(L’OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」は2月1日、人気のケースがカスタマイズできるリップバーム「ボーム・デ・ミューズ(BAUME DE MUSE)」(4600円)の外箱の春の新色を発売する。

 同製品はオーガニック植物由来の原料を用いて唇を優しく保湿する、という製品の処方もさることながら、レザーペーパを使ったおしゃれなパッケージとカスタマイズが話題を呼び、発売になるとすぐに完売する人気商品だ。春の新色はルビーレッド、ブラック、ローズ、キャメル、バブルガムローズの5色で展開。パッケージは限定5色および定番から好みのものを選び、2文字(金色)のイニシャルの刻印を施す。

 なお、これまではオンラインサイトと代官山店のみで販売してきたが、春の新色の発売を機に、京都店、日本橋店、大阪梅田店、新宿店でも取り扱うという、販路の拡大により手に入る確率が高くなりそうだ。

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売り切れ続出の「ビュリー」のリップバームに新色登場

 パリ発スキンケアブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(L’OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」は2月1日、人気のケースがカスタマイズできるリップバーム「ボーム・デ・ミューズ(BAUME DE MUSE)」(4600円)の外箱の春の新色を発売する。

 同製品はオーガニック植物由来の原料を用いて唇を優しく保湿する、という製品の処方もさることながら、レザーペーパを使ったおしゃれなパッケージとカスタマイズが話題を呼び、発売になるとすぐに完売する人気商品だ。春の新色はルビーレッド、ブラック、ローズ、キャメル、バブルガムローズの5色で展開。パッケージは限定5色および定番から好みのものを選び、2文字(金色)のイニシャルの刻印を施す。

 なお、これまではオンラインサイトと代官山店のみで販売してきたが、春の新色の発売を機に、京都店、日本橋店、大阪梅田店、新宿店でも取り扱うという、販路の拡大により手に入る確率が高くなりそうだ。

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「ジーユー」が2020年春のヒット商品を予測 くすみブルーや透け感クリームなど軽やかなカラーアイテム

 「ジーユー(GU)」は、2020年春のヒット予想商品を発表した。キーワードは“自然を感じる軽やかさ”で、「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー(PANTONE COLOR OF THE YEAR)」に選定された“クラシック・ブルー”や透け感のあるクリーム色、ピスタチオグリーンなど軽やかな色彩が特徴のアイテムがヒットすると予測。スエット(1490円〜)やチュールスカート(1990円)、ニットワンピース(2990円)などのおすすめ商品を使用したワントーンコーデを提案する。

 また「ジーユー」が運営するメディア「ジーユー スタッフ スタイリング」で活躍するコーディネートアドバイザー“おしゃリスタ”が選ぶ20年春の注目スタイリングを公開した。1月にスタートした若年層女性に向け新コレクション“ミックスマニア(MIXMANIA)”からは、ネオンカラーを取り入れたスポーティーなルックやアニマルプリントの柄物アイテムを使ったコーディネートを紹介した。

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「ジバンシィ」の20年春夏キャンペーンにマーク・ジェイコブスが登場 しかも平手打ちに!?

 「ジバンシィ(GIVENCHY)」は2020年春夏キャンペーンに、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)と英女優のシャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)を起用した。キャンペーンの全容は1月29日(現地時間)に発表されるが、それに先立ってティザームービーが同ブランドの公式インスタグラムで公開されている。

 「今季、『ジバンシィ』のアイコニックなカップルとしてシャーロット・ランプリングとマーク・ジェイコブスが登場」とキャプションが付けられた同ムービーは現在3パターンが公開されている。いずれも白黒で、花柄のシャツを身に着けたマークと、刺しゅうの施されたドレスをまとったランプリングが向き合い、互いの名前を交ぜたりしながら呼び合うという趣向になっている。ムービーの一つでは、ランプリングがマークを平手打ちにするというシーンも見られた。

 この2人が“共演”するのはこれが初めてではない。ランプリングは「マーク ジェイコブス」の04年春夏キャンペーンに起用されていて、その際は半裸で寝そべるマークにランプリングが寄り添っていた。また「ジバンシィ」は以前もキャンペーン広告にほかのブランドのデザイナーを起用しており、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が率いていた当時の15年秋冬のキャンペーンには「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)が登場している。

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アシックスがスマートランニングシューズを披露 データを即座にランナーにフィードバック

 アシックスは1月24日、「ASICS WALKING PRESS MEEETING SS20」と題したイベントを都内で開催し、2020年内の発売に向け開発を進めているスマートランニングシューズのプロトタイプの披露と、20年春夏シーズンのウオーキングシューズの展示を行った。

 スマートランニングシューズは、内部にセンサーなどを組み込み動きに応じて音や色が変化するスマートシューズ“オルフェ(ORPHE)”を開発し、8日にアシックスの子会社、アシックス・ベンチャーズから出資を受けたスタートアップ企業のno new folk studioと協業製作したもので、年内の発売を予定している。すでに7日からアメリカで開催されていた見本市「CES 2020」では披露されており、国内では今回のイベントが初披露の場となった。

 no new folk studioは17年4月以降、アシックススポーツ工学研究所と連携してさまざまな実証実験を行い、歩行中の足の動きを計測できるスマートシューズの共同開発を続けてきた。今回披露されたシューズも“オルフェ”同様内部にセンサーを埋め込むことで、着用者の走行データを可視化する。距離は歩幅だけでなく、脚の運び方、走行の安定性、接地の時間・分布などのデータを収集し、これまでアシックスが収集してきた膨大なデータと掛け合わせ、それぞれのランナーの特徴に合わせたフィードバックを専用のスマートフォンアプリでリアルタイムで確認することができる。シューズはアシックス製のものがベースで、靴底前部にカーブを設けた“ガイドソール(GUIDESOLE)”などを用いたりと、シューズ自体には走行効率を高める工夫が施されている。

 またアシックスジャパンは、1983年からビジネスシューズやパンプスなどのビジネスシーンで着用されるウオーキングシューズ事業を展開しており、今シーズンはスポーツメーカーとしての“原点回帰”をテーマに掲げた。“走れるビジネスシューズ”をうたう男性向けの“ランウオーク(RUNWALK)”と“ペダラ(PEDALA)”ではスポーティーなタイプを企画したほか、女性向けの“ペダラ”ではニット素材を採用したスニーカータイプと、さまざまなシーンに対応できるラットタイプを用意。仕事場のカジュアル化に合わせ、クッション性や機能性の高いシューズを提案する。

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オープンを控えた「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」、全貌を一挙公開

 2月1日のオープンに先立ち、「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の内覧会が1月29日に行われた。大阪の新たなランドマークとなる新店舗は、国内の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の店舗の中で最大級となる。店舗スペースは1〜4階と7階のカフェ&レストランを含む全5フロアで、ウィメンズ&メンズのレザーグッズやプレタポルテをはじめ、トラベルラゲージなど全ラインを取りそろえる。

 船の帆が着想源となった青木淳による外観同様、世界的建築家ピーター・マリノ(Peter Marino)が手掛けた店内は、ロープやウッドフロアなど船内をほうふつとさせ、創業者のルイ・ヴィトンの「旅の真髄(こころ)」の精神を受け継いでいる。また、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)やポリー・アフェバウム(Polly Apfelbaum)などマリノがキュレーションしたアート作品が1〜4階の各フロアに展示され、洗練された空間を演出している。

 1階にはバッグ、プレタポルテ、アクセサリーなど、ウィメンズの最新アイテムが並ぶ。中2階はトラベルラゲージをはじめ、ソファやハンギングチェアなどの“オブジェ・ノマド”コレクションも一部取り扱う。さらに常駐の職人による、レザーグッズやハードトランクに手描きのイラストを施すサービスも提供する。3階はウィメンズのアーティスティック・ディレクターである、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)によるプレタポルテとアクセサリーの世界が広がる。4階はメンズフロアとなり、メンズのアーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛けるアイテムを展開する。3、4階の両フロアとも奥にはVIPルームを控える。

 最上階となる7階には、世界初として注目を集めるカフェ「ル・カフェ・ヴィー(LE CAFE V)」と紹介制レストラン「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」を併設。カフェとレストランはともに、A.N.D.の小坂竜によるデザインだ。カフェは終日営業、レストランは夜のみの営業となる。

 なお「ルイ・ヴィトン」心斎橋店は、「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」オープンに合わせて1月末で閉店となる。

■ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋
オープン日:2020年2月1日
時間:11:00〜20:30
定休日:不定休 ※ 2月5日「ル・カフェ・ヴィー」休業
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋 2-8-16

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オープンを控えた「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」、全貌を一挙公開

 2月1日のオープンに先立ち、「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」の内覧会が1月29日に行われた。大阪の新たなランドマークとなる新店舗は、国内の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の店舗の中で最大級となる。店舗スペースは1〜4階と7階のカフェ&レストランを含む全5フロアで、ウィメンズ&メンズのレザーグッズやプレタポルテをはじめ、トラベルラゲージなど全ラインを取りそろえる。

 船の帆が着想源となった青木淳による外観同様、世界的建築家ピーター・マリノ(Peter Marino)が手掛けた店内は、ロープやウッドフロアなど船内をほうふつとさせ、創業者のルイ・ヴィトンの「旅の真髄(こころ)」の精神を受け継いでいる。また、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)やポリー・アフェバウム(Polly Apfelbaum)などマリノがキュレーションしたアート作品が1〜4階の各フロアに展示され、洗練された空間を演出している。

 1階にはバッグ、プレタポルテ、アクセサリーなど、ウィメンズの最新アイテムが並ぶ。中2階はトラベルラゲージをはじめ、ソファやハンギングチェアなどの“オブジェ・ノマド”コレクションも一部取り扱う。さらに常駐の職人による、レザーグッズやハードトランクに手描きのイラストを施すサービスも提供する。3階はウィメンズのアーティスティック・ディレクターである、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)によるプレタポルテとアクセサリーの世界が広がる。4階はメンズフロアとなり、メンズのアーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛けるアイテムを展開する。3、4階の両フロアとも奥にはVIPルームを控える。

 最上階となる7階には、世界初として注目を集めるカフェ「ル・カフェ・ヴィー(LE CAFE V)」と紹介制レストラン「スガラボ・ヴィー(SUGALABO V)」を併設。カフェとレストランはともに、A.N.D.の小坂竜によるデザインだ。カフェは終日営業、レストランは夜のみの営業となる。

 なお「ルイ・ヴィトン」心斎橋店は、「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」オープンに合わせて1月末で閉店となる。

■ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋
オープン日:2020年2月1日
時間:11:00〜20:30
定休日:不定休 ※ 2月5日「ル・カフェ・ヴィー」休業
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋 2-8-16

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「シュウ ウエムラ」から1分に2.5個売れているファンデーションにスティックタイプ登場

 「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は2月26日、スティックファンデーション「アンリミテッド ファンデーション スティック」(全12色、各5400円)と、メイクアップを長持ちさせる化粧水ミスト「アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト」(100mL、3700円)を発売する。昨年発売し、1分に2.5個売れているという人気リキッドファンデーション「アンリミテッド ラスティング フルイド」のスティックタイプで、ユニセックスに使える。

 長谷友紀子事業部長は「『シュウ ウエムラ』は2018年に売り上げ100億円を突破し、19年も前年比13%増と2年連続で2ケタ成長を達成した。その売り上げを大きくけん引したのが、昨年発売した『アンリミテッド ラスティング フルイド』だ。同製品により昨年のファンデーションの売り上げが60%増と大幅に伸長し、既存のファンデーションの中でも売り上げの70%ほどを占めるアイテムに成長した」と話す。今回加わるスティックファンデーションなどで「アンリミテッド」シリーズを拡充し、「現代人のニーズに応えていく」と語った。

 スティックファンデーションは、クリームからパウダーに変化して肌に溶け込むようにフィット。ファンデーションとしてだけでなく、ハイライトやシェーディングとしても使え、顔の立体感や一人一人が持つ骨格を引き立たせる。12色の多色展開により、「シュウ ウエムラ」がうたう“個性美”を表現。また、持ち運びできるサイズでメイク直しとして使ったり、既存の「アンリミティッド ラスティング フルイド」とあわせて使ったりすることでさらに美しい肌に仕上げたりすることが可能だ。

 ミストは、メイクアップの上に吹きかけることによってその仕上がりが約18時間続く。アーティストブランドとして「メイク直しをする必要がない」というメイクアップアーティストの理想のもとに、忙しくメイクアップ直しをする時間がない現代女性のために開発した。ミストがメイクアップの上に極薄のベールを形成し、余分な水分や油分を蒸発させてヨレを防ぎ、フレッシュな仕上がりを持続させる。

 製品の発表会では男性がメイクをして登場。「最近は表参道本店を中心に、男性の来店も増えている。『アンリミテッド』シリーズは誰でも自分の個性を生かすことができるラインとして(男女関係なく)打ち出していく」と長谷川事業部長はコメントした。なお、「アンリミテッド」シリーズにはこれら以外に同じ理念のもとに作られたコンシーラーやクッションファンデーションをそろえる。

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10代はKoki,、20代は有村架純が受賞 「第31回日本ジュエリーベストドレッサー賞」発表

 「第31回日本ジュエリーベストドレッサー賞」が発表された。今年は、10代はモデルのKoki,、20代は女優の有村架純、男性部門は俳優の田中圭、特別賞(女性)はフィギュアスケート選手の浅田真央らが受賞。受賞式には豪華な顔ぶれが登場した。

 1月21日に東京ビッグサイトで開催された同イベントは、さまざまな見本市を主催するリード エグシビション ジャパンによる「国際宝飾展」の併催イベントで、過去1年間で“最も輝いていた人”“最もジュエリーが似合う人”を世代別、男性部門、特別賞に分けて選考し表彰するものだ。

 「国際宝飾展」は4日間で約150億円の売り上げがあり、海外から約4000人のバイヤーが訪れるという。

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NEW ARRIVAL! MEN’S DESIGNER BRANDS

こんにちは。

最近は冷たいみぞれまじりの雨が降るようになりましたね。

気持ちが塞いでしまいそうな天気ですが、

店頭には気分が上がるような春夏シーズンアイテムが続々入荷中!

今回はメンズデザイナーブランドの新着情報をご紹介いたします。

 

<サカイ>からはアロハシャツブランド<サン サーフ>とのコラボレーションアイテムなど

ブランドならではの遊び心が感じられるアイテムがバリエーション豊富に揃っています。

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ブランドのシグネチャーであるハイブリッド仕様のデニムジャケットも。

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<モンクレール>からは、ナイロン素材のアウターが多数登場!

バーニーズ ニューヨークでしか手に入らない限定Tシャツのご用意もございます。

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<メゾン マルジェラ>からは爽やかな色合いのアイテムがラインナップ。

シンプルで上質なアイテムは、一つ取り入れるだけでもコーディネートをクラスアップしてくれますよ。

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<ヴァレンティノ>からはアイコニックなロゴとスターを組み合わせたVLTNスターコレクションのウェアを中心に

バッグやスニーカーなどのレザーグッズも展開。

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店頭ではこのほかにもたくさんの新着アイテムがラインナップしています!

この週末は、ぜひお近くのバーニーズ ニューヨークでショッピングをお楽しみくださいね!

 

※店舗によりお取扱いのないアイテムもございます。詳しくはスタッフへおたずねください。

※アイテムは数に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。

 

新型コロナウイルスがアイウエア企業にも打撃 「ジンズ」が中国に対策本部設置

 中国で感染が広がっている新型コロナウイルスは、現地に出店している日本のアイウエア企業にも影響を及ぼしている。

 発生地である武漢に7店舗を構える「ジンズ(JINS)」は、出店する商業施設が臨時休館となったのに伴い、全店休業中だ(1月27日現在)。「ジンズ」は中国に150店舗以上を出店しており、武漢以外でも、中国政府の指示による交通機関の運行制限や外出自粛などの影響で時短営業や臨時休館などの措置が取られている。上海にある現地法人に対策本部を設立して対応を図っており、10人の日本人駐在員の家族等については日本に一時帰国させる決定をした。現在のところ、中国国内の店舗スタッフおよびスタッフの2親等までの近親者に罹患は確認されていないという。

 上海を中心に42店舗を構える三城は、武漢に店舗はない。しかし、同社が出店しているショッピングセンターの中には、客足が少ないことから閉店したり、営業時間を短縮しているところがあり、「売り上げは、日ごとに落ち込み、影響を受けている」という。今後の見通しについて、「かつてSARSが流行した際は、気温が上がった5月ごろ収束したので、今回もそれまでには何とか解決してほしいと願っている」とコメントした。

 インターメスティックが手掛ける「ゾフ(ZOFF)」は中国に30店舗あるが、武漢には出店していない。上海事務所のスタッフは行政の指示により2月9日まで春節休暇を延期し、自宅待機中で、現在のところ、同社スタッフや同居家族・同居住地区内での感染は確認できていないという。売り上げに影響が出ている一方、目の粘膜からウイルスが感染するという情報を受けて花粉対策眼鏡が売れており、日本でも中国からの観光客が買い求めた。

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「エースホテル京都」が4月16日に開業 1月28日から宿泊予約を開始

 米国発エースホテル(ACE HOTEL)は4月16日、日本初上陸となる「エースホテル京都」(京都府京都市中京区姉小路通東洞院西入車屋町245‐2)を開業する。1月28日から宿泊予約の先行受付を公式サイトで開始した。開業特別料金は1泊1室3万円。

 同施設は、歴史的建造物の旧京都中央電話局を一部保存し修復した棟と、新築棟を融合した「新風館」内にオープンする。デザインは、建築家の隈研吾とエースホテルの長年のパートナーでLAを拠点とするコミューンデザインが手掛ける。内装コンセプトは“EAST MEETS WEST”。京都の歴史や豊富な自然、芸術を尊ぶ場を目指し、染色工芸家の柚木沙弥郎をはじめとするさまざまなアーテイストによるオリジナルアートの展示や空中庭園など、日本文化と西洋を融合させた空間を演出する。

 総客室数は213室で、スタンダードキングのほか3つのスイートを含めた9タイプを用意する。各客室には、エースホテルの重要な要素である“音楽”を象徴するターンテーブルやギター、日本やアメリカのクリエイターが同ホテルのために製作したオリジナル家具やアートを設置する。館内のアメニティーはトータルビューティサロンの「ウカ(UKA)」が手掛ける。同施設のためだけに作られた製品は、今後日本国外の全エースホテルで使用される。

 館内ロビーでは、アーティストとのコラボイベントなどを定期的に開催する。そのほか、最大280人を収容できる宴会場、3つのミーティングスペースを有し、展示会やイベント、ウェディング会場として利用する。

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楽天・三木谷会長兼社長「送料無料は絶対に遂行する」、出店者4000社を前に言い切る

 楽天は、ネット通販モール「楽天市場」で3月18日に全店舗に導入を予定する“3980円以上の一律の送料無料ライン”について、三木谷浩史会長兼社長は、毎年恒例の「Rakuten 新春カンファレンス」で集まった4000社以上の出店者を前に、「楽天市場とテナントの皆さまの成長のためには絶対に必要な施策。公正取引委員会が反対しようが、絶対に遂行する」と語った。“送料無料”の導入については、「楽天市場」の出店テナントで構成される「楽天ユニオン」が反対を表明、公正取引委員会が事情の聞き取りを開始するなど、一部のテナントからは反発が出ていた。

 楽天は、出店者間で送料表示にばらつきがあることを受け、19年1月に「全出店者一律の送料無料」表示の導入を発表。その後、全国で出店者向けに実施したタウンミーティングなどを経て、3980円以上というラインの導入を決めていた。楽天側は「売価変更にするのか、実質的に送料を負担して価格を維持するかは、テナント側が決めること」としている。

 三木谷社長は「お客さまにとっては、送料がバラバラなことが実際の購入価格をわかりにくくさせるなどの大きな不満になっている。勝者総取りの独占資本主義のアマゾンモデルとは異なり、われわれはテナントと消費者も含めた“三方良し”のビジネスモデル。グローバリズムに対抗するためにも必要な施策だ」と訴えた。

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新型コロナウイルス対策に「ルイ・ヴィトン」親会社が2億円超の寄付 多くの企業が支援を表明

 中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの被害が拡大していることを受け、さまざまな企業による支援活動や寄付が相次いでいる。

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は、武漢市で不足している救急医療用品の購入のため、中国赤十字基金会(Chinese Red Cross Foundation)に1600万元(約2億4000万円)を寄付する。同社はまた、医療品をフランスや欧州で手配して現地に届ける支援も行う。

 ケリング(KERING)は、「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」など同社が擁する13のラグジュアリーブランドを代表し、中国・湖北省の赤十字基金に750万元(約1億1250万円)を寄付した。フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者は、「新型コロナウイルスの被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げる。緊急支援策として、まずは寄付することを決定した」と語った。

 ビューティ業界では、ロレアル(L'OREAL)が500万元(約7500万円)を中国赤十字基金に寄付。エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)は200万元(約3000万円)を、資生堂は100万元(約1500万円)を寄付した。ジュエリーブランドでは「スワロフスキー(SWAROVSKI)」が300万元(約4500万円)を寄付した。

 多くの中国企業も支援策を打ち出している。中国最大手EC企業のアリババ(ALIBABA)は10億元(約150億円)の支援基金を設立した。中国の人気SNSウィーチャット(微信、WeChat)を擁する同インターネットサービス企業大手のテンセント(騰訊、TENCENT)は3億元(約45億円)を寄付。中国の大手スポーツメーカーであるアンタ(ANTA)、同アパレル大手のトレンディ・インターナショナル・グループ(TRENDY INTERNATIONAL GROUP)、同ファッションブランドの「ピースバード(PEACEBIRD)」はそれぞれ1000万元(約1億5000万円)を寄付した。また香港を拠点とし、北京や上海などの高級不動産を保有するスワイヤー・グループ(SWIRE GROUP)も1000万元(約1億5000万円)を、同じく香港を拠点に宝飾を中心とするコングロマリットを形成する周大福(CHOW TAI FOOK)グループは200万元(約3000万円)を寄付した。

 中国第2位のEC企業JDドットコム(JD.COM)は手術用マスクを100万枚、消毒液や抗ウィルス剤などの医療品を6万ユニット寄付した。中国を拠点とする大手カシミヤメーカーのオルドス(ERDOS)は、コートの生産工場でマスクや防護服を無料で生産しているほか、同社が費用を負担するので医療品の手配を支援してほしいと国際社会に呼び掛けている。ジェーン・ワン(Jane Wang)=オルドス・ホールディング・グループ(ERDOS HOLDING GROUP)バイス・プレジデント兼エグゼクティブ・ディレクターは、「新型コロナウイルスの感染が広がっており、もはや誰にとっても他人事ではない。緊急事態にある現地が必要としている医療品の提供など、ぜひ行動を起こしてほしい」と述べた。

 新型コロナウイルス対策の支援として、現時点で合計200億元(約3000億円)以上が寄付されたと試算されている。

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合成ダイヤモンドのD2Cジュエリーのトップが語る「ダイヤモンドジュエリーの解放」

 昨年ジュエリー業界で話題になった合成ダイヤモンドのジュエリーブランド「プライマル(PRMAL)」が2月1日に登場する。合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと見た目は同じ。構造や組成、特性が同じため、見分けるには特殊な機械が必要だ。価格は天然のものより安価で、採掘による天然ダイヤモンドより環境に優しくエシカルということから注目を浴びている。ジュエリー業界では天然vs合成でいろいろと議論もあり、市場はまだ創成期だ。このような状況下で合成ダイヤモンドに特化したD2Cブランドを立ち上げた福島剛プライマル代表に話を聞いた。

WWD:合成ダイヤモンドのジュエリーブランド「プライマル」を立ち上げたきっかけは?

福島剛プライマル代表(以下、福島):約10年間ジュエリー業界で活動してきた。欧米ではジュエリーは日常に溶け込んでいるが、日本ではまだファッションの次。ダイヤモンドの卸業が家業で、ジュエリーをもっと身近なものにしたい、ダイヤモンドに対する敷居を下げたいと思った。ダイヤモンドの業界は狭く、その中でお互いに持ちつ持たれつでビジネスをしている。まだ中間マージンによるビジネスが中心なので、当然末端価格は高くなる。だから今、注目を浴びているD2Cの仕組みを選べば、投資してもらえるチャンスもあるし、業界の持つ問題を解決できると思い、ITエンジニアの友人と意気投合してブランドを立ち上げた。合成ダイヤモンドは天然のものと構造は同じで価格が安く、エシカルだし、われわれのようなミレニアル世代にとってはベストの商材。なぜなら、われわれの物の考え方は合理的だから。同じ価格であれば、石も大きくてエシカルなものの方がいいと思う。だから合成ダイヤモンドは面白いと思うし、市場で一番を取っていきたい。

WWD:ブランド哲学は?

福島:“未来につながるジュエリー”がコンセプトだ。特に若い世代に、遠い存在だったダイヤモンドジュエリーを解放したい。日本では、ジュエリーは冠婚葬祭やパーティーなど特別な場で着けるものだと思われているが、それぞれのスタイルを大切にし、日常のファッションに取り込んでほしい。インスタグラムなどのSNSを通してジュエリーの背景やストーリーを発信するだけでなく、ファッションコーディネート提案も行っていきたい。ただ発信するだけでなく、消費者とインタラクティブに交流できるようにするつもりだ。

WWD:ターゲットは?それらをどのように獲得するか?

福島:ミレニアル世代がターゲットだ。ウェブサイトでレビューやコメントを書き込めるようにするなど、紹介したくなるような仕組みをつくりたい。また、ブランドに共感してくれる人々と共に成長していくのが理想だ。ブランドに興味のないインフルエンサーを起用しても意味がないと思っている。共感を大切にしていきたい。

WWD:戦略と初年度の売り上げ目標は?

福島:D2Cということもあり、従来の販促方法に頼らず、独自の仕組みをつくるつもりだ。プロダクトとIT(D2Cの仕組み)とを同じポジショニングでブランドを作っていく。モノを作って売るだけでなく、コミュニティーをつくりたい。デビュー時に約60型発売し、毎週新作を投入する。消費者に身近に感じてもらい、飽きさせないためだ。1年に1回ジュエリーを購入していた人が毎月買うようなECにしたい。ジュエリーはシーズン性がないので消費者と接点を持つのが大切。当初は受注生産で3~4週間の納期を見込んでいるが、それを短くしていくつもりだ。自宅で試着できるよう30日間返品や交換に対応し、敷居の高いジュエリー店に行く時間と労力をなくしたい。D2Cビジネスだから可能なウィッシュリストや、閲覧および購入履歴などをデジタルで管理し、無駄なく効率よく運営していくつもりだ。初年度の売り上げ目標は8000万円。6000万円をECで2000万円をポップアップショップで作るつもりだ。

WWD:合成ダイヤモンドの調達はどのように行っているか?

福島:カラットの小さめのものはインドの合成ダイヤモンドメーカーから調達している。ゆくゆくはブライダルなどカラット数の大きいものも作りたいので、アメリカのダイヤモンド・ファウンドリー(DIAMOND FOUNDRY)と契約した。水力発電による製造を行っており信頼度が高い。コストは高くなるが、できるだけエシカルな背景にもこだわりたい。

WWD:現在、合成ダイヤモンドを生産している国は?

福島:アメリカ、インド、中国、ロシア、シンガポールなど。

WWD:合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドよりエシカルというのが売りだが?

福島:天然ダイヤモンド1カラットを採掘するのに排出される二酸化炭素は約64.8kgといわれている。インドでは太陽光発電を使用し製造しているメーカーが多いが、通常の電力を使って製造しても合成なら天然ダイヤモンドの採掘で排出される二酸化炭素量の5~10%程度だ。環境負荷の少ない方法で生産された合成ダイヤモンドはそうでない合成のものと比べて約15~20%高いイメージだ。

WWD:グレードをカラーがG以上、クラリティーをVS2以上にしているのは?

福島:できるだけいいものを届けたいという思いから。また、合成ダイヤモンドの供給がまだ安定していないので、ある程度幅を持たせておく必要がある。

WWD:使用するダイヤモンドの主なカラット数は?

福島:メレダイヤモンドが多いが、0.3カラットや0.5カラットの商品もある。

スタートアップだからできた
合成ダイヤモンド市場への参入

WWD:日本における合成ダイヤモンドの市場は?

福島:まだあまり流通していない。調達が安定していないから、ビジネスをスタートさせるのには壁が高いのが事実だ。ジュエリーメーカーも天然と合成が混ざるのを嫌がるし、大手も手を出しにくい。だからチャンスだと見ている。われわれのようなスタートアップだから参入できた。

WWD:10金、18金と2種類のゴールドを使用する理由は?

福島:いろいろな需要に対応したいためだ。価格の面で10金を選ぶ人もいるだろうし、金属アレルギーで18金しか着けられない人もいるから。

WWD:今後日本で合成ダイヤモンドの市場は拡大すると思うか?

福島:確実に拡大するだろう。天然ダイヤモンドより価格が安くエシカルで、見た目は天然ダイヤモンドと変わらないから消費者は関心を持つはず。モルガンスタンレー(MORGAN STANLEY)の調査によると、2016年度の合成ダイヤモンドの市場規模は約150万ドル(約1億6350万円)だが、20年には10億5000万ドル(約1144億)になると予測している。5年以内に市場は約700倍に成長するという見通しだ。今は合成ダイヤモンドを敬遠している卸業者やジュエリ―メーカーもそのうち供給しなければならなくなるだろう。ジュエリー業界自体が合成ダイヤモンドに対する考えを変える必要がある。海外では、イギリスのメーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人や女優のエマ・ワトソン(Emma Watson)などのセレブリティーが合成ダイヤモンドのジュエリーを着用し、認知度が上がっている。日本でもこのようなきっかけがあれば、合成ダイヤモンドの市場は広がっていくはずだ。

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「ジバンシイ」“テンション・ファンデ”で作るオートクチュール肌

 「ジバンシイ(GIVENCHY)」は2月1日に「タン・クチュール・クッション」を発売する。まるでオートクチュールのようにその人の肌に合わせた仕上がりをかなえる人気ベースメイクシリーズ“タン・クチュール”が新たに提案するのは、従来のクッションファンデーションの手軽さはそのままに、最先端技術を搭載した“テンション・ファンデ”だ。肌に完璧なベールを作り、ピンとしたハリを実現する新ベースメイクに注目だ。

クッションファンデーションは
さらなる高みへ
最先端のテンション・テクノロジー

 トレンドアイテムから、ファンデーションのカテゴリーの一つとして地位を確立したクッションファンデーションだが、新たに登場する「タン・クチュール・クッション」は従来のクッションファンデーションとは一線を画し、手軽さはそのままにワンランク上の端正なマット肌を実現する。その秘密は「ジバンシイ」の最先端技術を用いた独自のテンション・テクノロジーだ。従来のスポンジなどにファンデーションを含ませたものとは異なり、目の細かい反発力のあるメッシュ状のテンション・ネットの採用でパフに最適な量のファンデーションが均一に付着し、ムラのない塗布を可能にした。加えて、肌に密着してフィルムを形成する特殊なポリマー※1を配合したファンデーションとの相乗効果により高いカバー力を発揮し、完璧な肌作りをかなえる。

 カラーバリエーションはクールトーンとウオームトーンをそろえ、アジア系の肌色に合う6色をラインアップする。

※1(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー

一日中快適なマット肌が続く
ロングラスティング

 テンション・テクノロジーによって肌の上でフィルムのように密着したファンデーションはヨレや崩れに強く、メイクしたてのような美しいマット肌が一日中続く。さらに、“タン・クチュール”シリーズ共通成分のリコリス・エキス※2が肌の潤いを保ち乾燥による崩れも防いで、潤いのある快適な肌をキープする。

※2グリチルリチン酸2K

あらゆる外的刺激から肌を守る
バリア・ファンデも登場

 同日にオールインワンタイプのベースメイクアイテム「タン・チュール・シティ・バーム」も発売する。ファンデーションをつけたくない人、ナチュラルな仕上がりがほしい、だけど肌はきちんと守りたい……、そうしたベースメイクに対する新たなニーズに応えるマルチな機能を持つ新感覚の“バリア・ファンデーション”だ。

 スキンケア効果と高い保湿力で肌を快適に保ちながら、SPF 25・PA++で紫外線や大気汚染、乾燥などの外的要因から肌を“バリア”。みずみずしいテクスチャーでメイクしていないかのような軽いつけ心地が特徴だ。肌色を美しく見せるメイク効果で気になる悩みをナチュラルにカバーして、素肌のようなヘルシーな肌を演出する。肌への優しさや機能性、すべてに妥協しないファンデーションだ。

問い合わせ先
パルファム ジバンシイ
[LVMHフレグランスブランズ]
03-3264-3941

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大塚家具がドイツ発の高級家具「ロルフベンツ」旗艦店をオープン 路面店は世界初

 大塚家具は1月25日、ドイツ高級家具「ロルフベンツ(ROLF BENZ)」の旗艦店を東京・青山にオープンした。同社は正規代理店として20年以上にわたり同ブランドを輸入販売している。「ロルフ ベンツ」は1964年にドイツ・ナーゴルト市でロルフ・ベンツが設立。世界で初のコーナーソファを発表したことで注目を集めた。時代ごとのライフスタイルに合うタイムレスなデザイン、最高の快適さ、ドイツ家具ならではの機能性を備えた家具を提案している。世界初となる地下1階・地上2階、約370平方メートルの旗艦店では、タイムレスなデザインの快適で機能性に優れた家具を販売する。価格はソファが193万~354万円程度、ベッドが163万円程度、サイドテーブルが31万4000円程度(税込み)。

 大塚家具は、2018年に高級イタリア家具「ポルトローナ・フラウ(POLTRONA FRAU)」の旗艦店を青山に出店しており、高級家具強化を図っている。

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「吉野家」が定食屋になる日。その深謀遠慮を推測すると←編集長の視点

 「吉野家」が定食強化の方針を打ち出しました。牛皿に牛カルビなど「もう一品」を加えた「W定食」(698円、税別)を投入するほか、定食類を15時から23時まで10%割引する「夜割」も実施します。さらにご飯をおかわり自由にするなど、本気度を感じます。しかも、考えると、これがよくできているんです。
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昔のリーダーシップならそのまま間違った方向に突き進む確率が高いというけど。

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仏インディペンデントマガジン「パープル」の創刊編集長が初著書「エレンの日記」を出版

 1992年創刊の仏インディペンデントファッション誌「パープル ファッション マガジン(Purple Fashion magazine)」のエレン・フライス(Elein Fleiss)創刊編集長による初の著書「エレンの日記」が、3月3日にアダチプレスから出版される。

 2001~05年に「流行通信」(INFASパブリケーションズ刊)で連載していた「Elein’s Diary」を単行本化したもので、エレンの美学を感じるエッセイ38編をまとめた。16ページにわたるカラーページを含め、エレン撮影の写真を150点以上収録する。本書の翻訳は、エレンと30年以上の交友があり「流行通信」の連載時も翻訳を担当した編集者の林央子が手掛けた。

 出版に先駆けて2月29日、東京・下北沢の本屋B&Bで著者のエレンを招いたトークイベント「閏日の夕べ、美のあるほうへ」を開催する。会場では「エレンの日記」を先行発売する。

 また、3月3日から東京都写真美術館で開かれる訳者の林の監修になる展覧会「写真とファッション」にて、エレンが現代美術作家の前田征紀と制作した作品を展示する。同展には、アンダース・エドストローム(Anders Edstrom)や髙橋恭司など「パープル ファッション マガジン」になじみのある写真家が参加している。

■「エレンの日記」刊行記念「閏日の夕べ、美のあるほうへ」
日程:2月29日
時間:19:00~21:00
場所:本屋B&B
住所:東京都世田谷区北沢2-5-2 ビックベン地下1階
入場料:前売 1500円 / 当日 2000円(どちらも+ドリンク500円)
登壇者:エレン・フライス(通訳 江口研一)

■写真とファッション
日程:3月3日~5月10日
時間:10:00~18:00(木・金曜日は ~20:00)
場所:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス
休館日:毎週月曜日(5月4日を除く)
入場料:一般800円 / 中高年・65歳以上600円 / 学生700円 / 小学生以下無料

秋吉成紀(あきよしなるき):1994年生まれ。2018年1月から「WWDジャパン」でアルバイト中

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マクドナルド、ライスバーガー参入。バンズをごはんに変えただけ。

日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)が、ライスバーガー3種、「ごはんてりやき」390円と「ごはんベーコンレタス」410円、「ごはんチキンフィレオ」410円を2月5日(水)より全国のマクドナルド店舗で期間限定で販売する。毎日17時から閉店までのディナー時間帯に販売する「夜マック」の新商品との位置付け。
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確かに乗っ取りの件はハングアップが原因だったの?!?!ちがうか?Essential advice for securing your small startup

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実は食の選択肢が少ない日本はオリンピック需要に応えられるのか?

 先日来日した主にフランス人で構成された海外テキスタイルメーカーのチームとの会食で、チームにビーガン(肉や魚、卵や乳製品など動物性食材を一切とらない)の人がいたが、会場になった名門ホテルのレストランにはビーガンやベジタリアン(肉や魚を食べない)用のメニューがなく、人々はサラダのツナをよける形で対応していた。外資系スポーツブランドやラグジュアリーブランドに勤める友人からも「本国スタッフが来日したときの食事が大変。ビーガン対応のレストラン知らない?」と聞かれることが増えたし、実際困っている人は多い。

 1月5日に行われたゴールデン・グローブ賞(Golden Globe Awards)の授賞式の食事は初めての試みとしてビーガンのメニューが提供されて話題になった。気候変動への問題意識からだと複数のメディアが報じていた。

 ビ―ガンはもともと動物愛護や宗教上の理由から、あるいは健康のため(編集部注:ビ―ガン食では摂取できない必要栄養素があるため、ビーガン=健康食ではない)に選ぶ人が多かった。しかし、最近では環境負荷が低いからという観点でビーガンやベジタリアン(肉や魚を食べない)食を選ぶ人が増えている。

「週に1度肉を食べない」選択は
環境負荷を抑える大きな一歩

 私自身もビーガンやベジタリアン食を選ぶことが増えた。理由は、肉食に比べて環境負荷が低いから。先に言っておくと私はCO2を大量に排出する飛行機にも乗るし、お肉も会食などでいただくことはある。ストイックに環境への負荷を抑えるための生活に取り組めている訳ではないが、できる範囲で個人レベルでの環境負荷を減らせないかと考えながら日々選択するようにしている。

 例えば、東京・羽田と英ロンドンをエコノミークラスで往復すると、1人あたり約1.2トンのCO2を排出するといわれている。相当な量だ。一方、畜産におけるCO2排出量は全世界の温室効果ガス排出の18%ともいわれており、中でも牛は、呼吸や排泄物でメタンガスを多く排出する。

 地球で起きていることを知るたびに胸が痛むし、問題が大きすぎて途方に暮れる――そう感じている人は多いのではないだろうか。私が出した個人レベルでできることの一つの答えが「なるべくお肉を選ばないこと」だった。サステナブルファッションの先駆者であるデザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCartney)にインタビューしたときに彼女が、「週に1度お肉を食べるのを控えるだけでものすごいインパクトよ!1週間移動するのをやめるのと同じくらいの影響がある」と話していて、「そんなにか!」と畜産による環境負荷の大きさを知った。ステラは「完璧じゃなくていいの。私もビーガンと言えればいいのだけど、週に1度チーズを食べるからベジタリアンなの」と話していたのが印象的で「完璧じゃなくていい」という言葉にも日々、救われている。できる範囲で“選ぶ”ことが大切なんだと思う。

食の自由度が低い日本、
オリ・パラへの不安

 そうした中で、東京オリンピック・パラリンピックを前に東京でビーガンやベジタリアン食を選べる機会が少ないことに危機感を抱くようになった。ほとんどのレストランでビーガンやベジタリアン用のチョイスがない。「アレルギーはありますか?」と聞かれることは増えたが、メニューにアレルギー表記があるレストランはまだ少ない。ましてやビーガンやベジタリアンの表記はほとんどない。

 もちろん、ビーガンやベジタリアン専門のレストランは増えたが、友人と食事をする際に、「ビーガン(orベジタリアン)レストラン行こうよ」とはなかなか言い出せず、一般的なレストランでもビーガンやベジタリアンのチョイスがあればみんなが楽しめるのに、と感じることは多い。

 7~9月にはオリンピック・パラリンピックのために世界中から、それこそ多様な人たちが東京にやってくるが、今の日本に彼らの食を満たすことができるのだろうか。宗教や動物愛護、健康や環境、アレルギーなど理由はさまざまだが、そうした食の需要に応えられるレストランはどれだけあるのだろうか。ちなみに出張などでヨーロッパに行く機会が多いが、ビーガンやベジタリアン用のメニューを用意しているレストランは多い。そしてビーガンレストランがかなりのスピードで増えていると感じる。

 もし、レストランやホテルを運営している人が読んでいたら、ぜひ選択肢を増やすことを検討してほしいと思う。はるばる日本にやってくる多くの人たちに、食事も楽しんでほしいから。

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「ネスプレッソ」の新コーヒーシステムが日本初上陸 体験イベントも開催

 カプセル式コーヒー市場のパイオニアである「ネスプレッソ」が、新コーヒーシステム“バーチュオ(VERTUO)”のコーヒーメーカーと専用のカプセルコーヒー25種類を1月30日に新たに発売する。

 新製品“バーチュオ”には、独自に開発した新抽出テクノロジー 「セントリフュージョン(遠心力抽出法)」を用いており、それによって各ブレンドの個性豊かなアロマと味わいをより引き出すことに成功した。また、専用カプセルの縁に印刷されたバーコードには、カップサイズ、回転数、注入湯量、湯温、蒸らし時間などブレンドごとの最適な抽出設定が記録されており、そのバーコードを“バーチュオ”が自動で読み取り、ボタン一つでプロがいれたような本格的なコーヒーを味わうことができる。

 発売を記念して1月30日から2月2日までの4日間、東京・六本木ヒルズ カフェ / スペースでイベントを開催する。実際に“バーチュオ”を試用して、今回「ネスプレッソ」が定義したコーヒーとクレマを一緒に楽しむ“新作法”を体験できる内容となっている。

■“VERTUO”コーヒーの“新作法”体験イベント
日程:1月30日〜2月2日
時間:1月30日 9:00〜14:00 / 1月31日 9:00〜20:00 / 2月1日、2日 11:00〜20:00
場所:ヒルズカフェ / スペース
住所:東京都港区六本木6丁目10−1 ヒルサイド2階
参加費:無料

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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最重要キーマンが語る「世界のジーンズ産業の現在と未来」 トルコのイスコCEOに直撃

 年間3億mのデニム生地を生産するトルコ企業のイスコ(ISKO)は、約20億本生産される世界のジーンズ産業で最も大きな影響力を持つ企業の一つだ。同社は単に生産能力が高く、有力なジーンズブランドやメガSPAなどに生地を供給するだけの企業ではない。垂直統合型のビジネスモデル、世界のジーンズ市場の潮流を変えた革新的なストレッチデニムの開発、先進的なサステナビリティの世界規模での推進など、世界のジーンズ産業をさまざまな面でリードし、実際に大きなインパクトを与えてきた。日本のメディアにほとんど顔を出すことのなかった、来日中のファティ・コヌコグル(Fatih Konukoglu)=イスコCEOを直撃した。

WWDジャパン(以下、WWD):来日は何回目になりますか?

ファティ・コヌコグルCEO(以下、コヌコグル):もう数え切れないほどだ。日本はジーンズ産業にとって最も重要な地域の一つだ。ファッションの先進性に加え、技術的な面でも重要な貢献をしてきた。ジーンズ産業に関わるものとして、そうした地域を自分の目と耳で確かめるのは当然であり必要なことだ。

WWD:イスコが開発したストレッチデニムは、ファストファッションブランドやグローバルSPAを通じて若い女性という新しく強力な市場を獲得し、ジーンズ市場の潮流も塗り替えた。自社をどう位置づけているのか?

コヌコグル:ストレッチデニムは、われわれの開発したアイテムの一部に過ぎない。われわれの本質は、特定のデニム生地を開発するファブリックサプライヤーではなく、顧客のニーズを満たすサービスサプライヤーであること。ジーンズを作る全てのブランドや小売店に、あらゆる商品を供給することを目指しており、セルビッジや14オンスの伝統的なリジッドデニムからストレッチ、さらにはスポーティーな製品まで、当社のポートフォリオは2万5000種類以上に達している。

WWD:研究開発体制は?

コヌコグル:本社の研究開発センターには、テキスタイルのエンジニアはもちろん物理学者や化学者、生物学者、数学者といった研究者も在籍しており、チームとなってあらゆる面から消費者のニーズに対するソリューションを探っている。デザイナーやブランドを支援するため、われわれはデニムと衣服に関して「イスコテカ(ISKOTECA)」と「クリエイティブ・ルーム(CREATIVE ROOM)」という2つの “シンクタンク”を持っている。「イスコテカ」は当社のデニム生地の洗い加工などのフィニッシュに関するライブラリーで、2万5000点以上のデニム生地とそれを再現するレシピを持つ。「クリエイティブ・ルーム」はスタイルとデザインに関するリサーチに特化しており、消費者のトレンドや洗い加工、世界中の衣服のサンプルなどを保有している。

WWD:イスコをはじめ、米国の名門コーンデニム(CONE DENIM、旧コーンミルズ)、インドの新興企業アルヴィンド(ARVIND)など、世界のメガ大手企業はいずれも年産1億mを超え、紡績から織り、染め、仕上げまでの一貫生産体制を持ち、各工程の自動化もかなり進んでいる。今後ジーンズ生地のメガ大手サプライヤーはどういった方向性に進むのか。

コヌコグル:われわれがいま最も注力しているのは、生産性の向上ではない。使用する原料から生産工程の省エネ・省力化など、サプライチェーン全体のあらゆる点で不要なものを極限まで減らすこと、つまりサステナビリティだ。最新の製品の一つで、リサイクルコットンとリサイクルポリエステルを使った“アールツー(R-TWO)”では、綿糸を紡績する際に発生する“落ちわた”を回収し、再利用している。イスコは創業以来、“レスポンシブル・イノベーション(RESPONSIBLE INNOVATION)”を事業の根底に掲げてきたが、時代の変化に合わせてその方法は常にアップデートする必要がある。現在のサステナビリティで最も重要な点の一つは“透明性”で、どんな原料や工程も、文書化され、監査され、完全にトレーサブルであることが求められる。“アールツー”でも、もちろんそうしたことが徹底されており、リサイクルコットンは繊維製品の国際的なNGO「テキスタイル・エクスチェンジ(TEXTILE EXCHANGE)」のトレーサビリティ認証基準「CCS(Content Claim Standard)」を、再生ポリエステルもグローバル・リサイクル・スタンダード(GRS)、あるいはリサイクル・クレーム・スタンダード(RCS)のいずれかを取得している。

WWD:英国の調査会社ジャストスタイル(JUST-STYLE)によると、世界のデニム市場は年率1〜2%と緩やかながらも継続的に成長を続けるとされている。設備投資には、今後どの程度の資金を投下していくのか?

コヌコグル:申し訳ないが、財務的な質問には答えられない。ただ、設備投資は常に行っている。織機は常に最新のものに入れ替えたり、追加したりしており、現在は2000台の最新の自動織機を持っている。ここ最近で最大の設備投資は、19年前半に新設した12万8000平方メートルの最先端機器を備えた物流センターだ。最大500mの織物ロールを扱うことができ、7台の自動運転ロボットが稼働。完全無人化を達成していて、酸化しやすいデニム生地の劣化と火災を防ぐため酸素濃度は16.4%に保たれている(通常の空気中の酸素レベルは21%)。

WWD:イスコの考える未来のデニムとは?

コヌコグル:新たなターゲットという意味で答えるならば“ヘルスケア”だ。2019年1月の世界的なスポーツの総合見本市イスポ(ISPO)で発表した“イスコ・バイタル(ISKO VITAL)”は、織物による世界初のコンプレッションウエアだ。これまでコンプレッションウエアのほとんどはニットだったが、織物の方がニットよりも最大で4倍長く形状を維持でき、テキスタイルの位置もズレにくいなど、さまざまなメリットがある。圧力を掛けることで血流を改善し、多くのメリットを着用者に提供できる。もう一つの革新的な製品が昨年11月のミュンヘンのファブリック見本市パフォーマンス・デイズ(PERFORMANCE DAYS)で発表した“イスコ アクアス(ISKO ARQUAS 6.0)”だ。さまざまな高機能の特許技術を集積したもので、防風性、撥水性と防汚性、UVカット、防臭、抗菌などの機能を持ち、肌面にあたる生地の水分は常に最低限に保たれる。フィットネスやアウトドア、アスレチックがターゲットになる。

最後にこれは未発表だが、来年2月12〜14日に東京ビッグサイトで開催される「ウエアラブルEXPO」で、最先端のウェアラブル技術を、イスコとして発となるキッズコレクションで発表する。モーションキャプチャーやLEDの組み込みによる衣服の点灯まで、さまざまな可能性を見せたいと考えている。

WWD:最後に今後デニム市場で勝ち抜くカギになるのは?

コヌコグル:絶え間なき革新と責任ある選択、そして情熱だ。われわれイスコの社員の体には青い血が流れている。

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