旭化成子会社が人工呼吸器を月産1万台へ 現在の25倍の製造台数

 旭化成は、子会社の米救急救命医療機器大手ゾール・メディカル(ZOLL MEDICAL CORPORATION、以下ゾール社)が人工呼吸器の製造を現在の約25倍に相当する月1万台に増やしたと発表した。

 ゾール社の人工呼吸器は高性能の内部フィルターシステムを有しており、適切な医療態勢の整っていない環境でも作業性が高く、医療従事者にとって使いやすい製品といわれている。

 旭化成は12年に株式公開買付けでゾール社を約22.1億ドル(約2430億円)で買収していた。

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@VirtuousDon AJ

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ルミネが4月12日まで週末の臨時休館を継続

 ファッションビル大手のルミネは主要店舗で、新型コロナの感染拡大の防止を目的に4月4・5日と11・12日(いずれも土日)の週末臨時休館を行う。ルミネはすでに3月28・29日にも臨時休館していたが、4月にも継続する。

 全館休館の店舗は新宿、ルミネエスト新宿、ニュウマン新宿、ルミネ有楽町、ルミネ池袋、ルミネ横浜、ルミネ町田、一部の食品フロアを除き臨時休館する店舗がルミネ大宮、ルミネ北千住、ルミネ立川、ルミネ荻窪、ルミネ川越。大船ルミネウィング、ルミネ藤沢については調整中で決まり次第、ホームページで告知する。

 ルミネはすでに主催の不特定多数の集客を目的としたイベントについては屋内・屋外にかかわらず中止しているほか、ショップスタッフやインフォメーションスタッフ、警備、清掃など館内勤務のスタッフについては可能な限りマスクを着用しているという。

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デザイナー三原康裕が素材に込める思い

 大学卒業後にシューズデザイナーとしてデビューした三原康裕氏は、その後スニーカーやウエアラインを展開するなど第一線でファッション業界をけん引し続けてきた。三原氏が手掛ける「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」のコレクションに使用される裏地素材の一つに「ベンベルグ」がある。「ベンベルグ」は、旭化成が世界で唯一生産する再生セルロース繊維・キュプラのブランドであり、生分解性を持つサステナブル繊維でもある。素材としての「ベンベルグ」への信頼に加えて、環境問題に対して作り手としての強い責任感を持つ三原氏。プレスルームとアトリエで、その思いを聞いた。

 先日発表したばかりの「メゾン ミハラヤスヒロ」20-21年秋冬コレクション。異素材のドッキングや肩パッドなど、三原氏らしい“再構築”のディテールが光る。そんな最新コレクションのジャケットの裏地に「ベンベルグ」が使用されている。「コートやジャケットの場合は特に、袖を通したときの肌当たりや落ち感に(裏地の役割が)重要になってくる。『ベンベルグ』はしなやかで、程よい光沢感は表地として使用しても嫌味がない」と信頼を寄せる。

生分解性を持つ素材
「ベンベルグ」

 天然由来原料の「ベンベルグ」は、土に埋めると微生物の働きにより分解され、堆肥化される生分解繊維である。また、燃やしても有害物質の発生がほとんどなく、環境負荷も少ない。三原氏自身、学生時代に「ベンベルグ」を自宅の庭の土に埋め、生分解性をその目で確認したことがあるという。

 「ファッションの本質は退屈な日常を面白くするもの。環境に負担をかけない洋服だから買いましょう、というようなセールストークではサステナビリティは浸透しない」と語る三原氏。だからこそ、作る側はサステナビリティ重視と同様に、“かっこいい”“素敵”という素直な視点で選んでもらえる洋服を提案すべき、というのが同氏の考えだ。「その分、経済的、社会的、環境的にもうまく循環できるためのシステムを作らなくてはならない。安心感をセールストークにするのではなくて、何を買っても安心というようなレベルを目指すことを目標にしていかないとね」と語る。

作り手としての責任

 ファッションのトレンドは変化する。そのことに対し三原氏は、「流行すればするほど、速いスピードで消費されてしまう。サステナビリティという言葉がブームとしてもてはやされ、数年後に『こんなこと、そういえばみんな言っていたよね』ということになってはならない」と警鐘を鳴らす。

 「自戒を込めて言いますが、僕らファッション業界に身を置く者たちは、時代に翻弄されやすい。だからこそ環境問題への取り組みは、トレンドとはしっかり切り離さないといけない。時間をかけて、じっくり着実に進めていくべきだと思う」。そう話す表情に一人の作り手としての強い責任感をにじませた。

“心臓部”であるアトリエ

 アトリエには、素材やボタンの大量の見本のほか、インスピレーションをかき立てるビンテージミリタリーや本が並ぶ。「当時のミリタリーを見ていると、“実用”という観点だけでは説明できないデザインがある。明らかに“着飾るため”というデザインを見つけると、なんだかうれしくなるよね」とはにかんだ。

MOVIE DIRECTION:NORICHIKA INOUE
MOVIE:KENICHI MURAMATSU
PHOTOS:SHINJI YAGI
MOVIE PRODUCE:RYO MURAMATSU

問い合わせ先
旭化成パフォーマンスプロダクツ事業本部
ベンベルグ事業部ライニング営業部
03-6699-3805

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DeNAが自動運転技術を使った遊具 ネンドと共同開発

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は、デザイナーの佐藤オオキ氏が率いるネンドと動く遊具「コーエンカー(COEN CAR)」を共同開発した。現在、開催中のイベンド「東京クリエイティブサロン」の代官山会場で31日まで展示している。

 コーエンカーはDeNAが推進する自動運転の技術に、ネンドのデザイン性を合わせた実験的プロジェクト。単なる移動手段ではないクルマと人間との関係性を作るため、公園の遊具の感覚で子供たちが楽しめるクルマを開発した。滑り台やジャングルジム、トランポリン、ミニ鉄道などの遊具の機能をクルマに置き換えた。それぞれのクルマの動作が組み合わさることで、新しい遊び方を提案する。

 佐藤オオキ氏は「自動運転の技術を単にAからBへの移動手段ではなく、人間が介在して楽しめるものにしたい」と開発の狙いを話す。DeNAの小林篤・常務執行役員CTO兼システム本部長も「子供たちに安全に遊んでもらい、自動運転やAI(人工知能)を身近に体験してほしい」と述べる。

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王道戦略の中にも勝機あり。手延べうどんの和食ファミレス「味の民芸」の戦い方

 うどんは、日本に数あるご当地料理の中でもバラエティに富んだジャンルのひとつだ。その中のひとつが、岡山の「備中手延べうどん」。讃岐などに比べるとマイナーな存在でありながら、このご当地うどんで関東一帯にチェーン展開する老舗が「味の民芸」だ。ロードサイド型の和食ファミリーレストランとして、どんな戦い方をしているのか。その手腕に迫った。
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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コロワイド、アスラポートから牛角FC事業を買収。JFLAは利益の7割占める事業を売却。

株式会社コロワイド(本社:横浜市西区、代表取締役会長:蔵人 金男)の連結子会社、株式会社レインズインターナショナルが、「牛角」エリアフランチャイズ事業及び直営店舗を、株式会社アスラポート(本社:東京都中央区、代表:檜垣 周作)から3月31日付けで譲り受ける。譲渡金額は非公開。
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海外の売り上げ70%のアイウエア企業シャルマン新社長は「インターナショナルスタンダードを目指す」

 福井県鯖江市の大手アイウエア企業シャルマンの新社長に、本庄正享(ほんじょう・まさきよ)・専務執行役員兼シャルマンUSA社長兼CEOが3月26日付で昇格した。シャルマンは昨年、主力のオリジナルブランド「ラインアート シャルマン(LINE ART CHARMANT)」がデビュー10周年で、東京・銀座並木通りに唯一の直営店をオープンするなど節目の年となり、これを弾みにして今年を変化の年としたい考えだ。10年ぶりの社長交代でシャルマンは今後どう変わるのか。全体の売り上げの約30%を占めるアメリカの現地法人のトップを務めるなど、約70%に上る海外ビジネスの成長に長年携わった本庄新社長が目指す新しいシャルマンの企業像は、“インターナショナルスタンダード”だ。本庄氏に抱負を聞いた。

WWD:新社長としての使命は?

本庄正享シャルマン社長(以下、本庄):私の役割をひと言でいうなら、シャルマンの企業価値を上げること。自分の海外経験を生かしてインターナショナルスタンダードを目指したい。働き方改革や生産性の向上に取り組み、良い面は残して継承し、企業の色を変えていきたい。ささいなことが大きく変わるヒントになることがある。当たり前のことだが、権限と責任を明確にすること。海外の企業と比べて遅れている部分やマンネリ化もあった。トップが変わるときは変化のチャンスだ。

WWD:ビジネスのポイントとして考えていることは?

本庄:大きな柱である「ラインアート シャルマン」を活性化すること。国内外における高価格帯商品の中で支持は高いが、現在のビジネスにまったく満足していない。

WWD:昨年、銀座並木通りにオープンした直営店の位置づけは?

本庄:銀座並木通り店は、「ラインアート シャルマン」の全種類をそろえているだけでなく、独自のシステムを導入して、お客さま一人ひとりに最適なフィッティングとレンズを提供している。また、シャルマンのメッセージを世界に発信する拠点として、ブランディングを担う役割があると思っている。

WWD:12月期決算の結果は?

本庄:わずかながら増収増益だった。国内は苦戦したが、欧米が好調だった。現地法人の努力の結果だ。

WWD:新型コロナウイルス感染拡大の影響は?

本庄:シャルマンは中国・上海に販売会社、広東省とアモイに自社工場があるが、社員のほぼ全員が通常勤務に復帰しており、工場の稼働率は約80%に回復している。商品の供給は滞っていない。2月上旬までの売り上げは好調を維持したが、上海以外で営業活動ができていないことから、この1カ月の中国における売り上げは約20%減の影響を受けた。

WWD:7月に延期された国際眼鏡展「ミド(MIDO)」に出展するか?

本庄:まだ決めていない。新型コロナウイルス感染拡大の影響がいつまで続くか不透明だ。ヨーロッパの販売会社と協議しながら判断したい。

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

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店舗減少時代×ECシフトで化粧品ECはDtoCが加速 専門家が語る“成功のコツ”

 ここにきて店舗減少が進み、気軽に買い物する機会が減ってきている消費者にとって、ECは有益な販売チャネルだ。化粧品は他ジャンルと比較し市場規模が小さく、経済産業省が昨年4月に発表した2018年の化粧品・医薬品EC市場規模は6136億円(前年比7.21%増・EC化率5.8%)。衣類・服飾雑貨の1兆7728億円(同6.74%増・EC化率12.96%)と比較すると倍以上の開きがあるため、日本の化粧品ECは伸びしろのあるジャンルといわれている。その中でも近年注目を集めているのが、メーカーが直接消費者に販売するDtoC(Direct to Consumer)だ。「2025年、人は『買い物』をしなくなる」の著者であるEC専門家の望月智之いつも.副社長に、DtoC成功のコツについて話を聞いた。

 「メーカーのEC進出相談は、19年からかなり増えている。特にDtoCは会社の上層部にまで浸透し、それをどう活用するかという流れがある」と望月副社長。ECで売れている製品は実店舗と異なる点も特徴だ。「実店舗で売れている製品は、基本的にはCMを多く打っているような認知度が高い大手メーカーのものが多い。しかし楽天市場やアマゾン(AMAZON)で、ある月の売り上げTOP30を抜き出してみたところ、実店舗でも売れているアイテムは2製品しかなかった。また、実店舗の売れ筋は価格帯が安く、シャンプーだと400円程度だが、楽天市場だと2000円程度。良い製品をそれなりの価格帯で売りたいと思うならば、ECから始めるのは今の時代に合っている」(望月副社長)。

 しかし、自社サイトで販売を始めるのは人が通らない道に店を構えるようなもので、それなりにアクセスがあるサイトでないと消費者の目には止まらない。そこで望月副社長が推奨するのが、楽天市場やアマゾンなどのECモール内で上位に掲出される“デジタル棚”という発想だ。「実店舗の棚と同様に、デジタル画面の上位のスペースを押さえることは非常に重要。製品カテゴリーを検索したときにすぐに目に入り、ランキングに掲載され常によいスペースを確保することで、消費者は視覚から製品を認知していく。この場所を押さえることは広告を打つことより重要だが、さまざまなノウハウが必要になる」。

 望月副社長が“デジタル棚”成功事例として挙げるのが、ボタニカルライフスタイルブランドの「ボタニスト(BOTANIST)」だ。ECモールで2015年に発売を開始した同ブランドは独自の世界観とスタイリッシュなデザインが支持を集め、楽天市場のランキングで1位を獲得。昨今はドラッグストアなどの小売店でも取り扱われているほか直営店も展開しており、現在の売り上げは100億円を突破している。「WWDビューティ」3月26日号付録では、「ボタニスト」ヒットの立役者である伊藤翔哉I-NE取締役/販売本部本部長代理と、望月副社長が対談を実施。戦略的にECモールからスタートさせた「ボタニスト」の売り方のほか、DtoCで成功を収めるための手法、人材について語り合っている。

問い合わせ
いつも.
03-4580-1365

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コロナ倒産を避ける! 飲食店同士の連携の動き、始まる

 新型コロナウイルスの影響は長期化の様相を見せている。飲食店は、営業不振の中、キャッシュを確保するため、家賃の減免申し込みや金融機関からの借入金のリスケジュールなど、個々の努力をし、様々な助成金や補助金などの活用方法の情報も多く出ている。しかし、それだけでは足りないと、飲食店同士が連携する動きが出始めている。
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「D2C」や「アパレル興亡」など 2020年1~2月出版のファッション関連書籍

 2020年1~2月に出版されたファッション関連書籍の新刊情報を紹介する。今回はアパレル業界のキープレーヤーを総覧できる書籍や、アパレル業界の栄枯盛衰を描いた経済小説などの5冊。それぞれに関連性の高いニュースやコラム記事を添えてあるので、紹介した書籍とあわせて読んでいただきたい。

「『イノベーター』で読む アパレル全史」
(中野香織、日本実業出版社)

 ビジネス面、クリエイティブ面のそれぞれでアパレル/ファッション業界に変革を起こした“イノベーター”人物列伝。前半はオートクチュールの祖チャールズ・フレデリック・ワース(Charles Frederick Worth)から始まるいわゆるデザイナー史的な人選が目立つが、中盤から後半にかけて本書独自の切り口が光る。傍流に位置付けられるバッグ、シューズ、フレグランスの分野で活躍した人々を扱った7章「グローバル・ニッチ市場で勝負するクリエイター」など、この類いの人物紹介で見落とされがちな領域までカバー。本書に紹介された業界のキープレーヤーは押さえておきたい。

「D2C 『世界観』と『テクノロジー』で勝つブランド戦略」
(佐々木康裕、NewsPicksパブリッシング)

 アパレルに限らずあらゆる領域で必ず耳にしたことがあるはずの“D2C(Direct to Consumer)”。本書ではそのD2Cブランドの独自性を、いくつかの事例と既存ブランドとの対比により記していく。本書を読めばビジネストレンドワードとして近年話題になっているD2Cの基本的な要素を理解できるはず。機能性より世界観を重視するビジネスモデルは今後も話題の中心にあると思われる。いまあらためて本書をもとにその戦略を把握しておいて損はない。

「アパレル興亡」
(黒木亮、岩波書店)

 史実を交えながら架空のアパレルメーカーの栄枯盛衰を描く経済小説。戦後から現在に至るまでのアパレル産業と日本経済の変遷がリアリティーと共に描かれている。一つのストーリーとして仕上げられているため、業界の時代背景をつかみやすい。入念な取材から得られた事実に基づく描写からそれぞれの時代の空気感を感じられるはず。当時の商習慣などにかつてのアパレル業界の姿が垣間見える。モデルとなった東京スタイルは現在休眠会社となっており、業界で残り続けることの難しさを感じさせるが、筆者いわく「アパレル業界は不滅で、人々の暮らしや社会の変化とともに、生々流転を繰り返す産業なのである」(「図書」2020年3月号、P.21)。事実は小説より奇なりといえば月並みだが、あらためてこの業界のダイナミズムの面白みに気付く一冊だ。

「三越 誕生! 帝国のデパートと近代化の夢」
(和田博文、筑摩書房)

 呉服店からデパートへと変化する三越の歴史を追う。本書では、株式会社三越呉服店設立時に百貨店化の方針を示した「デパートメントストア宣言」から、現在の日本橋三越本店である三越呉服店本館新館がオープンするまでの1904~14年の10年間を詳細に記述していく。「日本人の夢も未来も、そこに行けば、並んでいた!」という帯のフレーズが秀逸。国内外への文化・流行発信の一端を担うこととなる三越の百貨店化の歩みと、日露戦争を経て帝国化していく近代日本の歩みは重なる部分がある。三越の歴史を読めば、日本の近代と当時の文化が見えてくる。

「かわいい! 少女マンガ・ファッションブック 昭和少女にモードを教えた4人の作家」
(倉持佳代子・図書の家 編集、立東舎)

 少女マンガ誌のイラストは少女たちをファッションの世界に誘う一つの窓口として機能していた。1960年代前後に活躍した4人の作家にフォーカスした本書では、作家インタビューや研究者対談を掲載して少女マンガとファッションの関係に迫る。マンガの主人公が着ていたものと同じデザインの服をプレゼントする当時の企画など、興味深い記述が多い。300点超のイラストを全ページオールカラーで掲載。着せ替え人形カードを付録にするあたり、当時へのリスペクトを強く感じる一冊。少女マンガとコラボしたアイテムがランウエイを飾るなど、当時と異なるかたちでマンガとファッションは接近している。あらためてその関係性を考える一助に。

秋吉成紀(あきよしなるき):1994年生まれ。2018年1月から「WWDジャパン」でアルバイト中

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ティファニー、おまえもか…… エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年11月27日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

ティファニー、おまえもか……

 LVMHがティファニーと買収の交渉をしていると報じられた際、「いやいや、交渉を持ちかけるのはLVMHの自由ですが、ティファニー(TIFFANY & CO.)が合意するわけないじゃないですか」と勝手に思っていました。確かにLVMHは強大ですよ。これまでシャネルだってエルメス(HERMES)だってプラダだって買収されるのでは?と噂になったことがありましたよ。

 しかしこの度、ティファニー陥落です。182年もの歴史を持つアメリカン・ラグジュアリーブランドとしてインディペンデントにやってきたジュエラー、ティファニーがLVMH傘下に入るって、それはそれなんというか矜持がないじゃないですか!どうするんですか、LVMHをさらに強大にして!

 いえ、別にLVMHが嫌いなわけではありませんが、でも本当に一極集中になってしまうと言いますか、市場には多様性と競争が大事だと思うのです。

 取締役会とか株主というものは、ちょっと経営がうまくいかない時期があると早く高く売って儲けたいという気持ちになるのでしょうか……。

 2011年にイタリアンジュエラーの雄、ブルガリがLVMH傘下に入った際も「おいおい」と思いました。当時CEOだったフランチェスコ・トラーパニ(Francesco Trapani)氏は創業家一族としてブルガリの経営を任されていたわけですが、15年以上CEOを務めた後にLVMHに至るし、本人はLVMHのジュエリー&ウォッチ部門のトップに就くというウルトラCを見せました。本人はもはやブルガリからもLVMHからも離れ、投資会社に移りましたが、ブルガリ自体はその後事業効率が上がったようですし、安定しているように見えます(LVMHはブランドごとの売上高を開示していません)。

 ですから、LVMH傘下に入るって、ブランドにとっては良いことだったりしますし、多分相互ウインウインになることでしょう。しかし、ティファニー、おまえもか……。

 なんてことを考えながらティファニーの取締役会メンバーをチェックしていたら、なんとトラーパニ氏の名前が……!!そして、ティファニーのアレッサンドロ・ボリオーロ(Alessandro Bogliolo)CEOは1996年から2012年までトラーパニ氏と共にブルガリの経営に携わっていた人物でした……。なんだか、今回の買収の裏側が見えた気がしますね。

VIEWS ON WWD U.S.:米「WWD」の翻訳記事から、注目すべきニュースの紹介や記事の面白さを解説するメールマガジン。「WWDジャパン」のライセンス元である米「WWD」は1910年から続くファッション業界専門紙。世界中のデザイナーや企業のトップと強く繋がっており、彼らの動向や考え、市場の動きをいち早く、詳しく業界で働く人々に届けています。

エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在7種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。

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日本のモノ作り × テクノロジーで大手に勝つ 次世代スポーツD2C「テンシャル」の挑戦

 テンシャル(TENTIAL)は、月間100万PV超のスポーツメディア「スポシル(SUPOSHIRU)」とスポーツ用品のD2Cブランド「テンシャル」を運営するスポーツテック企業だ。同社は2018年2月にアスポールという社名で創業。19年4月にモバイルゲーム事業などを手掛けるアカツキからの1.3億円の資金調達とD2Cブランド「テンシャル」の始動を発表し、8月に第一弾の商品としてスニーカーの機能性インソールを発売した。今後は商品のラインナップをさらに拡充し、次世代のスポーツメーカーを目指す。なぜ、第一弾の商品がインソールだったのか?そしてどのように次世代のスポーツメーカーとなるつもりなのか。高校時代はサッカーでインターハイに出場、その後はプログラミングに目覚め、リクルートに史上最年少で中途入社するなど、異色の経歴を持つ中西裕太郎CEOに話を聞いた。

WWD:高校時代にサッカーでインターハイにも出ている中西CEOが、デジタルに興味を持ったきっかけは?

中西裕太郎テンシャルCEO(以下、中西):高校時代はサッカーに打ち込んでいて、大学にスポーツ推薦で進学するか、J2リーグでプロを目指すか悩んでいたタイミングで狭心症になってしまって。発症した時期的にセンター試験の申し込みなどが終わっていたこともあり、進学は諦め、半グレの状態でした(笑)。でも、周囲の大学生の友人に混ざって遊ぶ中で、「さすがに何もしないのはヤバいな」とも思っていました。そんな時に何かの動画でオバマ大統領(当時)が「プログラミングを学べ」と言っているのを見て、プログラミングで人生が変わるかもと思い、勉強し始めたんですよね。サッカーも学歴もなかったけど、プログラミングで本当に世界が変わった。その原体験を世の中に広めようと、ウェブキャンプというプログラミングスクールにジョインし、事業責任者として3年働きました。

WWD:起業を考えたのはいつ頃のことか?

中西:漠然と起業したいという気持ちはもともとありました。ウェブキャンプを辞めた際に、自分も起業をしようと考えたのですが、ふと「今の自分の経験でいけるのか」と疑問に感じて。周囲にも話を聞き、このまま起業しても頭打ちになるという結論に至ったので一度大きな企業に就職しようと考え、リクルートに入社しました。高卒だったし、当時はまだ21歳の中での中途入社だったのですが、役員の方にメッセージを送りまくり、たまたま声をかけてもらったのが実情です。

WWD:リクルート在籍時から、起業に向けて準備していた?

中西:そうですね。リクルートにいたこともあり、スポーツ選手のセカンドキャリアなど、スポーツ×人材領域での起業を考えていました。でも、やはり難しいという結論に至って。とはいえスポーツという軸はブラしたくない。そんな中で、お金を稼ぎ、スポーツの発展に寄与するような投資や寄付を行っている、ナイキなどの大手スポーツメーカーをインターネットの力でリプレイスするような事業をしたいと考えるようになりました。そのためにまずはネットでモノが売れるしくみを作ろうと考え、始めたのが「スポシル」というメディアです。リクルート時代から仕込んでいました。

WWD:「スポシル」単体でのマネタイズはできているのか。

中西:アフィリエイト中心ですが、マネタイズは出来ています。現在、月間で100万PV超程度で、数百万円の収益が上がっており、今後はメディアとして広告も取っていきたいと考えています。ただ、あくまで「スポシル」はどういう記事が読まれているのかやどういう検索ワードがヒットしているのか、何が売れているのか、といった社会の商流を分析するツールとしての位置付けにしています。従来は店員しか知らなかった消費者のニーズをウェブで集約し、モノ作りに生かす。これはテンシャルの強みでもあります。

WWD:「スポシル」でニーズを分析する中で生まれたのが、第一弾の商品であるインソールだったということか?

中西:そうです。僕らのユーザー層が30代以上だったこともポイントだとは思いますが、肩こりや腰痛に関する声が多かった。さらにはネット上ではケガの治療の情報はたくさんある一方で、ケガを予防するための情報は少ない。そういった問題を解決するためのツールの1つとして、インソールに辿り着きました。肩こりや腰痛などの主な原因と言われる“浮き指”を治す効果があります。また、スポーツメーカーの多くが、フットウエアやフットケアといった足の領域からスタートしていたこともインソールを第一弾の商品にした理由の1つです。

WWD:工場などはどのように手配したのか?

中西:プロスキー選手やプロサッカー選手が使用するインソールを製造している、BMZ社と共同開発しています。単にOEM先に発注するというよりは、製造側に積極的にコミットし、僕らの持っている日常的なユーザーの課題などのデータを繋ぎ合わせて素材の選定やチューニングを行っていきました。

手応えは上々
モノ作り × テックで大手と勝負

WWD:価格は7900円と比較的高いようにも思えるが、商品発売後の手応えは?

中西:確かにインソールに馴染みのない方だと高価に感じるかもしれないのですが、インソールは接骨院で作ると2万円くらいすることもあるんですよ。例えば農家の方は体の不調を治すアイテムにすごくお金をかけている。一方でインソールは半年以上使えるので、1日に換算すると数十円くらいになり、意外と安いんです。現状の手応えとしては広告費をほとんどかけていない状態で、300人近くのトップアスリートの方が使ってくれており、月に数百個は売れています。リピート購入が生まれるという確証も生まれました。今後は広告を出して、どれだけのCPA(顧客獲得単価)で広げていけるかを見るために、もう一度資金調達を行い、少し展開を広めて、反響を見て、また新しい商品を作る、というサイクルを繰り返して様子を見ていこうと考えています。

WWD:トップアスリートのほかは、具体的にどのような人が買っているのか?

中西:2パターンあります。1つ目は体が痛いといった課題を顕在的に感じている、30~40代の農家などの方。もう一つはスタートアップなどで働き、体のコンディションを整えることに気を付けている、感度の高い20~30代の方です。僕らもこの2つをターゲットにして、リアルなイベントに出たり、アスリートの方と一緒にコンテンツを作って発信したりしています。

WWD:今後の商品の種類を増やしていくのか?

中西:既に革靴用のインソールを発表しましたが、今後も女性のパンプス用やジュニア用のほか、4000円程度のエントリーモデルなどを現在制作中です。その次はビジネスマンに向けた靴下なども考えています。基本的には会社のフィロソフィーとして“人々のポテンシャルを引き上げる”ということがあるので、そのためのプロダクトや世界観を提供していくつもりです。

WWD:競合はやはり大手スポーツメーカーなのか?

中西:そうですね。中長期的にはミズノ(MIZUNO)やアシックス(ASICS)などと領域が被ってくると思います。また、僕らが勝手に競合と捉えているのはルルレモン(LULULEMON)。彼らは売上高は4000億円ほどでアシックスと同程度ながら、時価総額では8倍くらい差がついている。彼らはネット上でちゃんとモノを売っていて、広告費を限りなく少なく抑えているため利益率が高い。デジタルに強いメーカーとして競合になると思っています。

WWD:そういった競合と、どのように戦っていくのか?

中西:日本のモノ作りのポテンシャルと、テクノロジーを使えば、世界でも戦っていけると考えています。さまざまな工場を見たり、インソールを作ったりしていく中で、やはり日本のモノ作りのポテンシャルはまだまだあるなと感じています。そこに僕らがテクノロジーを持ち込み、ポテンシャルを引き上げる。例えば、腰痛などの悩みを持っている人の年齢や足のサイズ、課題などのデータをもとに、「このインソールを使ってこういう運動をすれば治りますよ」とったことを提案するなど、ユーザーと伴走していけるような会社にできればと思っています。

WWD:今後の計画は?

中西:2021年の6~12月をめどに、一気に加速する体制を作りたいなと思っています。プロダクトはある程度そろっていて、かつマーケットが見え、フィットしているので広告費を踏んでグロースしていく、という状態までは持っていきたいです。それまでの間には自社で構築しているECなどのバックエンドの枠は全て整っている状態にしたいです。

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【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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「N.ハリウッド」が「ニューバランス」とのコラボスニーカー“ML850”発売 “850”シリーズ初となるレスキューカラー

 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が展開するミリタリーコレクションライン「N.ハリウッド テストプロダクトエクスチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とのコラボスニーカー“ML850”を4月4日に発売する。カラーは“850”シリーズ初となるレッド系を基調としたレスキューカラーを採用。価格は1万7800円で、サイズは23.5、24.0、25.5~29.0cmだ。両ブランドの公式オンラインストアや直営店などで取り扱う。

 “ML850”は1996年に登場した「ニューバランス」のランニングシューズ“850”をベースに、アメリカ海軍が緊急時に使用するストロボライト(低圧のキセノンガスを封入した放電灯)にインスピレーションを得て製作した。半透明の素材で走行安定性と重心移動性に優れたアウトソールの“フルグラウンドコンタクトソール”や、ブルーの配色の安定性を高めるミッドソールの“ロールバー(ROLLBAR)”のほか、サポート性を実現する“ウェビングテープ”、衝撃吸収材の“アブゾーブ(ABZORB)”、クッション材の“シーキャップ(C-CAP)”を搭載。またシューホールの数を減らし、リフレクター機能があるイエローとオレンジのシューレースをオリジナルで製作した。つま先部分には、「N.ハリウッド テストプロダクトエクスチェンジサービス」のミルスペックをプリントし、ミリタリーなアクセントでブランドらしさを表現した。

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「グッチ」がアーティストのヒグチユウコと再タッグ 子ども向けアイテムで

 「グッチ(GUCCI)」は、日本人アーティストのヒグチユウコとコラボしたチルドレンズコレクションを発売する。4月1日から7日まで伊勢丹新宿本店1階のザ・ステージにオープンするポップアップストアを皮切りに、世界中の限られたショップで展開する。国内では期間限定ショップ「グッチ ピン」銀座店(4月8日〜5月17日)や名古屋店(4月22日〜5月17日)、公式オンラインストアで取り扱う。両者はこれまで、ウィメンズやメンズのアイテム、レザーグッズを手掛けてきたが、チルドレンズコレクションは2018年春夏以来2回目となる。

 アイテムは、ヒグチが描く遊び心あふれる空想の世界を舞台に、擬人化された動物や不思議な生き物たち(メダルを持ったネコ、子馬に乗った昆虫、歩くニンジンなど)のイラストを施したワンピース(3万5000円)やスエットシャツ(3万8000円、4万円)、Tシャツ(1万8000円、1万9000円、2万7000円)のほか、スニーカー(3万5000円)、サンダル(2万4000円)、バックパック(11万円)、キャップ(2万7000円)、スカーフ(2万円)などをそろえる。

 また日本限定アイテムとして、宇宙服を身にまとうキツネをフロントに配したスエットシャツ(3万4000円)や、鳥を抱えるネコのイラストを施したTシャツ(2万7000円)、スカーフ(1万5000円)、ハンカチ(1万2000円)、ネコ&フラワーのプリント入りキャンバス地にイエローのパテントレザートリムを組み合わせたトートバッグ、花火のようなカラフルなスタープリントにレッドのトリムを施したトートバッグを販売する。両バッグのデザインはヒグチが今回のためだけに描き下ろした。

 ヒグチは東京を拠点に活動するアーティスト。動植物や少女を細密に描く作風で、とくにネコをモチーフとすることが多い。これまでさまざまなファッションブランドや画材メーカーとコラボしてきたほか、14年には「ふたりのねこ」(祥伝社)で絵本作家としてデビューし、翌15年には自身のブランド「ギュスターヴ(GUSTAVE)」を立ち上げている。作品集では「ヒグチユウコ作品集」(グラフィック社)、「すきになったら」(ブロンズ新社)、「ほんやのねこ」(白泉社)などがある。

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戦略の時代に突入したインスタグラム 運用テクをインフルエンサーに直撃 1年で約19万フォロワー獲得のエヌケン編

 「WWDジャパン」の3月23日号では、インスタグラムを特集した。単なるSNSではなく、「モノを売る場」や「検索の場」となっているインスタグラムの攻略術を担当役員への取材やSNSのプロフェッショナルによる座談会、アパレル企業へのアンケート調査などから探った。本記事では特集内で行ったインフルエンサーたちへのアンケート調査の回答をピックアップ。認知度がほぼない状態から、インスタグラムを駆使してインフルエンサーとして活動するに至った人物たちに、普段使うアプリや投稿で意識しているテクニック、月々の企業案件数などを聞いた。最終回は、1年で約19万フォロワーを獲得した、本特集の座談会登場者の1人、エヌケンさんだ。

WWD:現在の職業と、普段のインスタグラムの投稿内容を教えてください。

エヌケン:IT系の会社員をしながら副業でライターやコンテンツの販売をしています。インスタでは「4年前の自分へのメッセージ」をコンセプトに参考になる生活の知恵や思考法について写真にテキストを入れた“ミニブログ”形式で発信しており、自分の経験全てをコンテンツにしています。

WWD:投稿頻度はどの程度でしょうか。

エヌケン:毎日投稿しています。

WWD:インスタグラムで戦略を立てる際に重要だと言われているインサイト(クリエイターやビジネスアカウントに切り替えることで見ることができる投稿分析機能)で重視している項目は?

エヌケン:インプレッションとリーチの数字の差や、フォロワー外への露出はどのくらいなのかを重要視しています。インプレッションが高いのにリーチが少ない場合、露出できているのにタップされてないということなので改善できます。例えば1枚目の写真のタイトルが弱かったり、写真の雰囲気とキャッチコピーがマッチしてなかったなどどんな投稿からも学ぶことはできるので、日々勝ちパターンを模索しています。フォロワー外への露出に関しては、フォロワー数以上にリーチさせることを毎回の投稿の目標数字としています。

WWD:投稿の際に画像加工などで使用するアプリはありますか?

エヌケン:写真加工はアプリを一切使わずiPhone搭載のフィルター機能だけです。写真への文字入れは「Phonto」というアプリを使用しています。

WWD:写真撮影時に使う機材などはありますか?

エヌケン:基本はiPhone 11 proの標準カメラで、料理の写真はキャノン(CANON)の G7 MarkⅡで撮影しています。

WWD:写真の画角やハッシュタグの付け方などで、投稿の際に意識している細かいテクニックはありますか?

エヌケン:文字を入れることを前提とした画角にしています。例えば商品紹介の場合は商品を端側に配置し、空いた余白の部分に文字をレイアウトします。ハッシュタグに関してはフォロワー10万人を越えたあたりから全く機能しなくなったので現在では一つもつけていません。

WWD:これまでに最もバズった投稿はありますか?

エヌケン:人気コンテンツである「買ってよかったもの」企画です。760万インプレッション、440万リーチ、 2.4万いいね、6.8万保存、161シェアで、この1投稿でフォロワーが1.1万人増えました

WWD:企業案件は1カ月にどの程度来ますか?また、月にどの程度受けていますか?

エヌケン:1ヶ月に20~30件ほどですが、新規ではほとんどお受けしていません。

WWD:企業案件の1投稿当たりの報酬について、これまでと現在で金額に変化はありますか?

エヌケン:内容にもよりますが1案件20万円~お受けしています。案件を受ける場合は企業から提案される額の2〜3倍こちらから交渉します。マーケ担当者から目標数字をお伺いしたのちに、私が企画を練って、しっかりコンバージョンさせるクリエイティブを納品致します。

WWD:インスタグラムに関して、外部支援(コンサルティングやセミナー登壇など)を行っていますか?

エヌケン:はい。      

WWD:外部支援の依頼は、最近増えていますか?

エヌケン:知り合いから依頼されることは多いですが、本業にコミットしたいためお断りしています。

WWD:インフルエンサーとして、今後描いているキャリアプランはありますか?

エヌケン:D2Cで商品開発について考えています。

WWD:現在活用しているインスタグラムの機能を理由と共に教えてください。

エヌケン:ライブ配信を毎週日曜の23時から行っています。なぜ日曜の23時かというと、月曜日が嫌だな、と思っているフォロワーの方とコミュニケーションをとることで明日も頑張ろうって勇気付けたいからです。

WWD:今後活用していきたいインスタグラムの機能があれば理由と共に教えてください。

エヌケン:質問箱です。フォロワー20万人の影響力を私だけのものにしておくのはもったいないので、世間が気になってることを質問箱を活用して、エヌケンがまとめることでフォロワーの問題解決に役立てればと思います。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

最近よく聞いているのがこれ。BGMとしてはなかなかいい。相関+回帰分析の時の時とか

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

最近不況の業界向けのコンサルティングの方向性はこういうのが多いのかな???

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

ピンクフロイドに入る前やろうか??ほとんどピンクフロイドと同じような感じだ。

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東京藝大を首席で卒業 “現代の美容のあり方”をテーマに創作を続けるアーティスト西澤知美の思考

 東京藝術大学(以下、東京藝大)および同大学院の先端芸術表現科をともに首席で卒業したアーティストの西澤知美。“現代の美容のあり方”をテーマに、メイク道具と医療器具を融合させて、メイク室を手術室へと変化させた空間インスタレーション「Natural Make Up」や、ビューラーと鉗子(かんし)を融合させた巨大彫刻作品などの作品などを制作している。なぜ美容をテーマにしようと思ったのか。彼女が制作の場としているアトリエで話を聞いた。

WWD:西澤さんは“美容”をテーマに創作を行っていますが、どういった経緯でそうなったんですか?

西澤知美(以下、西澤):もともと“物の表面性”みたいなことに興味がありました。それでメイクやスキンケアで顔の毛穴やシワなどの凹凸をなくして滑らかに見せることって、「立体的なものを平面的に見せていく作業」と捉えるとおもしろいなと思ったんです。あと、最近は化粧品が進化したことでシワやシミを消せるなど、医療との境界がなくなってきていて、化粧品を使うことがある種の医療行為にもなっている。そう考えると毎日化粧品を使うことって、肌の表面をきれいにするだけではなく、肌そのものを構築していることになる。それにすごく引かれて、肌の表面と内部との境界、美容と医療の境界を意識して作品を作るようになりました。ただ明確にこんな作品を作りたいというよりは、作っていくなかで、だんだんとこういったものが作りたかったんだと自分でも分かってくるんです。だから作品を作ることって、自分自身を知ることにつながっているんだと思います。

WWD:西澤さんご自身は美容には興味があったんですか?

西澤:興味はあったんですが、自分でしっかりとメイクをやるかというとそこまでではなかったです。ただ同世代の女性がすごく美容に対する追求心が強くて、それを客観的に見ていた感じです。新しい成分も出てきていて、いろいろな化粧品を使ってみたいという興味はあるんですが、今は化粧品買うなら制作費にしようという考えになってしまっています(笑)。

WWD:そもそもなぜ東京藝大の先端芸術表現科を志望したんですか?

西澤:高校生のころから「同世代の女性に共感してもらいたい」と気持ちがあって、最初はネイリストになろうと思っていたんです。それで高校3年生のときにネイリストのバイトをしたんですが、一つのことをやるよりはもっといろいろと表現したいという欲求が出てきて、それで調べたら東京藝大に先端芸術表現科という学科があるのを知って、それから予備校に通いました。現役では落ちてしまったので、1浪して入学しました。

WWD:先端芸術表現科ってあまり聞きなれないのですが、どんな学科なんですか?

西澤:ジャンルに捉われず、自分のアイデンティティーを掘り下げるという学科です。だから授業も写真や身体パフォーマンスなどいろいろ学びながら、さまざまなメディアで自分のやりたいことを表現してみるという感じでした。

WWD:首席で卒業ということですが、それはどうやって決まるのですか?

西澤:私がいた科では、基本的には卒展(卒業制作展)で全てが決まるんですが、先端芸術表現科は日本画や彫刻などと違って上手・下手とかではなく、みんなコンセプトや作る作品がバラバラで、また教授の評価も本当にバラバラです。だから一概には言えないのですが、「どれだけ自分の表現したいことが作品として、形に落とし込めるか」が大事なのかなと思います。その中で賞に選ばれた人が首席ということになるんですが、私は大学と大学院、両方の卒展で賞に選ばれました。

WWD:学部の卒業のときの作品はどういったコンセプトだったんですか?

西澤:「MY ROOM」という作品です。家具を一つ一つ解体して、自分が吐き出したガムやネイルチップ、コンタクトレンズ、エクステなど、身体から出た異物を素材として家具を再構築した作品です。ネイルチップやコンタクトって着けているときは体の一部だったのに、それを外したとたんに異物になることがおもしろいなと思い、この作品を作りました。

WWD:なるほど。大学院の修了作品の、手術室をモチーフにしたインスタレーション作品は、より美容への意識が強くなった印象です。

西澤:「Natural Make Up」というインスタレーションで、メイク室を手術室へと変化させた作品です。医療用鉗子をビューラーと溶接したり、メスがフェイスブラシになっていたり、手術用無影灯が女優ミラーになっていたりと全ての器具が美容用品と融合しています。全て私が溶接したり、組み合わせたりして作りました。この作品をベースにさらにいくつかの作品を加えて、15年2月には個展も行いました。

WWD:壮大な作品です。鉗子とビューラーを組み合わせた作品はかなり大きなものも作っていますね。

西澤:15年11月に行った個展「Cosmetic Inside Skin」の際に制作した「Neo Eyelash Curler」という作品で、全長150㎝あります。実際に鉄を削り、溶接して磨いた鉄の彫刻作品です。このときの個展では、美容液を薬品に見立てた「Blend under the skin」という作品や、MRIの背景をファンデーションとチークにした「MRI inside head」という作品、フェイシャルマスクを使った「Golden Lift」という作品なども展示しました。

WWD:どれもコンセプトがおもしろい。昨年はスプツニ子!さんとコラボして「Tokyo Medical University for Rejected Women(東京減点女子医大)」という展示を、ニューヨークと東京で行いました。

西澤:あれは18年に問題になった、医大入試の一律減点を背景にした作品です。スプツニ子!さんから“入試で減点されて落ちた女子たちが入れる学校”というテーマでなにか作れないかというところから始まりました。そこから構想を膨らませ、どういった作品にするかは私が考え、デザインしました。「そこでは女性学生がロボットを操作して、一般男性をエリートドクターに改造し、そのエリートドクターをドローンで各病院に出荷する」というストーリーの写真作品です。

WWD:なるほど。今も何か作品は作っていますか?

西澤:そうですね。6月末から一カ月間個展を予定しているので、それに向けて制作中です。

WWD:西澤さんの目標は?

西澤:これからも創作を続けて、多くの人に“アーティスト西澤知美”を知ってもらいたいです。あと自分の作品作りだけではなく、クライアントワークも行っていて、雑誌やイベントブースのアートディレクションも手掛けているので、機会があればどんどんやっていきたいです。

WWD:最後に新型コロナウイルスによる影響が広がっていますが、西澤さんが思うことは?

西澤:大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、ここ数日、新型コロナに関するニュースを見るたびに、「私は全く症状がでていないだけですでに感染しているのでは」と思って生きています。いつどこで感染してもおかしくないし、感染しているのに気づかずにそのまま出歩き拡散してしまったら、恐ろしいなと。しかし一方で、生きていくためには、外に出なくてはいけないのも確かで、とても複雑です。いち早く経済が安定してほしいし、この事態も終息してほしいので、私は家か近くのアトリエにほぼひきこもっています。アーティストとして、展示のためにだけに作品を制作している訳ではないので、展示がなくなっても、手を動かして常に自問自答しています。今は新型コロナが終息したときに万全でいられるように、極力外には出歩かず制作を続けていくしかないのではと思っています。

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若槻千夏の「WCJ」がシューズブランド「アッシュ」とコラボ

 若槻千夏が手がけるアパレルブランド「WCJ」は4月15日に、イタリアのシューズブランド「アッシュ(ASH)」とコラボした別注モデル“ムーンスターズ”を公式ECサイトで先行発売する。

 厚底のホワイトソールが特徴のローカットスニーカー“ムーン”シリーズをベースに、「WCJ」がセレクトしたスタッズをちりばめた。カラーはホワイトを基調に、イエローを差し色に加えた。サイズは22.5~25cmをそろえる。価格は2万7000円。

 なお4月24日からは伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、高島屋大阪店、ジェイアール名古屋タカシマヤの「アッシュ」店舗で販売する。

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「前髪」はもはやメイクより大事! 若年層がこだわる理由とは?

 「若い女性たちにとって『前髪』は、ヘアスタイルというより、もはやメイクに近い存在なんです」。マンダムの新製品イベントでこの話を聞いた時、正直いって少々驚いた。若い女性たちが美容でまず関心を持つのは「メイク」というのは分かる。ヘアスタイルやアレンジによって「かわいい髪型」を演出したいのも理解できる。でも、なんで、「あえて『前髪』限定!?」と。

 これには、若い世代特有のコミュニケーション法が関係している。10代~20代の女性たちは、コミュニケーションツールとしてスマホを駆使し、SNSのアイコンやインスタグラムで日々の生活を発信するために、自撮りをする機会が多い。

 「マンダムが2020年に15歳~29歳の女性442人を対象に行ったインターネット調査によると、『SNS にアップ予定の写真を撮る直前に、確認したいポイントはどこか』という質問に対して、1位は『前髪が整っているか』の57.7%。2位は『髪型(全体)が整っているか』の48.0%。3位以下にようやく、ポイントメイクが崩れていないか、肌がテカっていないかなど、メイクに関する回答が登場します」(上水文マンダム広報担当)と語る。

 また、「写真を撮る直前にやってしまうこと」をたずねると、「前髪を整える」が断トツ1位の74.7%。2位に「リップや口紅を塗る」(56.3%)がランクインしているが、続く3位は「サイドの髪を耳にかける」(30.8%)、4位は「髪の毛先を整える」(28.3%)と、ここでもヘアスタイル関連の回答が上位を占めた。

 個人的な感覚だが、恐らく30代以降の女性が写真を撮る前にやることといえば、「リップをつける」「ファンデーションでテカリを抑える」など、いわゆる「メイク直し」ではないかと思う。一方でなぜ、若い世代において、こんなにもヘアスタイル……とりわけ「前髪」が重視されるのだろうか?

肌は加工できるけれど、
前髪は修正が難しい

 「若い女性たちの間では、スマホで写真を撮る際『ビューティー系アプリ』を使い、加工するのが当たり前になっています。肌を明るくしたり、目を大きく見せたりするなど、撮影後に顔はいくらでも加工できます。しかし髪だけは、加工するとどうしても不自然な印象になってしまうんです」と上水広報担当。

 なるほど。確かに直接対面で会うコミュニケーションの場合、肌の質感や髪全体の印象など「立体的な要素」が印象を左右するもの。しかしSNSのアイコンやインスタグラムの写真は「平面」であり、それゆえに髪……特に「前髪」の重要度が高まるという。

 「平面の顔写真では前髪の占める面積が多く、顔の一部として印象を左右するパーツです。しかも加工が難しいとなると、最も前髪が気になるのもうなづけます。同じ意識調査で『SNSにアップ予定の写真で、自分の映りを気にするポイント』をたずねると、やはり1位は『前髪が乱れていないか』(48.2%)という回答でした」(上水広報担当)

 映りを気にするポイントも、前髪が1位、髪型が2位と、ヘアスタイル関連の回答が上位を占めた。個人的に「表情がかわいく映っているか」よりも、髪型のほうが気になることが意外だったけれど、「表情に関しては、後々加工できるのはもちろんのこと、最近の女性は『キメ顔』といいますか、自分が最も美しく見えるお気に入りの角度があるんです」という上水広報担当の言葉に、再びなるほどと深く頷いてしまった。

「前髪コスメ」は、
美容業界のブルーオーシャンか?

 そんな若い女性たちの前髪へのこだわりにいち早く注目し、マンダムからこの春誕生したのが「ルシードエル(LUCIDO-L)♯髪のベタつきリセットスプレー」だ。2種類のパウダーを配合し、ベタつきやテカリの元となる汗や皮脂を吸着。夕方になるとべたついて、束になってしまう前髪をリセットし、サラサラの質感へと導くことを目的としている。

 朝のスタイリング時に束感予防として使うのはもちろん、トップをふんわり立ち上げるのにも活躍。70gの小型サイズで、バッグの中にポンと忍ばせやすく、外出先で自撮りをする前に手軽にスプレー出来るという、若い女性たちのライフスタイルに添ったアイテムだ。

 一方、本来はフェイスバウダーでありながら「前髪にも使える」として、口コミでブレイクしたのが「イニスフリー(INNISFREE) ノーセバム ミネラルパウダー」である。火付け役は、Kポップのアーティスト。2019年の夏に「ダンスの練習時に使うと、汗をかいても前髪が崩れにくい」という情報がSNSを通じて拡散し、ヒットにつながったという。18年のブランド上陸時から存在するアイテムだが、19年度は売り上げが1億3300万円増加し、成長率は493%というから驚きだ。こちらの製品も、持ち運びしやすい小型サイズで、外出先でも使えることが人気の理由という。

 このような前髪専用アイテムの登場や、本来はフェイスパウダーなのに前髪に使えることでヒットした製品が存在することから、確かに若い女性たちの間で「前髪コスメ」へのニーズが一定数あるように思う。

 ちなみに、この「前髪の話し」を身近な若い女性に振ってみたところ、一様に情熱的な反応で驚いた。我が家のアシスタント(19歳と22歳、ともに学生)は、「前髪、すごい大事です! 前髪が決まらない日は、1日ブルーなんです」「高校時代プリを撮る前には、みんな絶対前髪を直してました」「就活で強制的に前髪をまとめていた時は、本当に苦痛だったです」と、前髪エピソードが止まらなくなってしまった。仕事で会った代理店の女性(20代半ば)も同じく「前髪が決まらないと1日ブルー」といい、「前髪用のコスメがあったんですね! 帰りにドラッグストアに寄ってチェックします」と、メモを取っていたほど。

 いやはや、ごく身近な、狭い範囲の経験ではあるけれど、若い女性の前髪への熱量は、確かに私たちの世代とは違うらしい。そして、前髪用のプロダクトは現在のところ、まだまだニッチな存在であり、ある種ブルーオーシャンであるとも思う(フェイスパウダーを前髪に使っている人がいるくらいなので)

 今後前髪にフォーカスしたアイテムが増加するのか? はたまたビューティアプリの加工技術が進化して、より自然な前髪の演出が可能になるのか。若い女性をめぐる「前髪事情」から、しばらく目が離せない。

宇野ナミコ:美容ライター。1972年静岡生まれ。日本大学芸術学部卒業後、女性誌の美容班アシスタントを経て独立。雑誌、広告、ウェブなどで美容の記事を執筆。スキンケアを中心に、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、美容医療まで担当分野は幅広く、美容のトレンドを発信する一方で丹念な取材をもとにしたインタビュー記事も手掛ける

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「上田安子服飾専門学校」2020年卒業コレクション

 「上田安子服飾専門学校」が2020年卒業コレクションを発表した。

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@sadlargefry madwiZzL

Regretting my decision of not bringing my headphones on this lovely apocalyptic grocery store adventure. Could’ve really used my tunes to pass the time, waiting in this line to get into stater bro’s. p-p-p pink wig thick ass give ‘em whiplash

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マーク・ジェイコブス、新型コロナの影響を語る

 多くの有名デザイナーたちと同じように、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)もまた新型コロナウイルスがビジネスにもたらす影響を案じている。彼が最も心配しているのは、彼にとって“チームであり家族”だという「マーク ジェイコブス」の従業員たちのこと。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のブランドということもあり、少なくともこの先しばらくの間はサポートが得られるだろう。しかし、新型コロナウイルスによる影響が大きくなりつつある現状へ打開策はまだ見いだせていないという。「この先どうなるか予測が立たない。今後のビジネス戦略を考えてはいるけど、まだわからない」という。

WWD:突如として生活が一変したけど、どのように適応している?

マーク:みんなと同じように私も時間を持て余している。危機に陥った時の悲しみへの対処法は人それぞれだし、自分に打ち勝つ方法も千差万別。人の気持ちが分かる人間であろうと思っている。簡単なことではないけれど。

WWD:この騒ぎを最初は大げさだと思った?

マーク:大げさだとは思わなかったよ。どちらかというとこの世の終わりのような感じがした。私は悲観主義者ではないけど、考え方はとても現実的だと思う。周りの人と話してみると、自分の考えが悲観的過ぎて話が合わなかった。でも、自分がネガティブだとは思えないかな。

WWD:人びとは不安や恐怖を感じているが、親切な行動も見られる。

マーク:うーん、それについてはっきりとしたことは言えない。テラス付きのホテルの部屋で愛犬と一緒に過ごせて、周りに助けてくれる人たちもいるから平常心を保つのも簡単なんだ。私は明らかに恵まれているよ。

WWD:会社のことで何が一番気掛かりか?

マーク:チームのことだよ。家族のようなスタッフたちには、少なくとも数週間は会社が賃金を保証すると思って自宅で安全に過ごしてもらい、できる限りの安心感を抱いてほしい。それが一番だよ。あとは最高経営責任者のエリック・マレシャル(Eric Marechalle)と話をして、マスクを生産することで合意した。私と、私の右腕のような存在のニック・ニューボールド(Nick Newbold)、コレクション制作で指揮を執るダヌタ・デヌリー(Danuta Denuree)の3人で着手していて、素材の供給を待っているところだよ。エリックがアジア製造部門の担当者と連携して医療用品を手配する段取りを進めている。従業員の安全を保証して、ほかにも援助の手を差し伸べていきたい。そうすれば希望が持てる。

WWD:食糧支援団体に寄付したと話していたが?

マーク:寄付することが可能な立場にいるからね。自分が健康である限りは、ほかにも何かできることがあると思う。

WWD:ボランティアでの食料のデリバリーも考えているとか?

マーク:デリバリーに関しては、責任の負い方がわからないから少し難しいところもある。時間があるから、安全を確保できるなら行動するのは可能だよ。感謝祭の朝に夫ともやっているしね。

WWD:興味深い考えだ。

マーク:スポンサーやアルコール依存症プログラムなどから教わったことがある。自己中心的思考や被害者意識、恐れなどを抱かないためには、誰かのために何かをすることが大事なんだ。最高の方法だと思うよ。

WWD:「マーク ジェイコブス」のビジネスについて今どう考えているか?経営面と感情面の両方で。

マーク:もちろん集中して考える必要があるけど、危機を脱した後の方向性が分からないという気持ちも少しはある。いつ収束するのか、どれほどのダメージや影響を受けるのか分からないから。今後の方針は考えていくけど、正直今はまだその段階にはいない。

私はとても光栄な夢のような業界で仕事をしている。私の人生において、夫との関係の次に重要なのは仕事。だから私は自分を最優先にしているし、そのために生きている。それが変わることなんて考えたくないけれど、変える必要があるのだろう。全てを変える必要がある。最も大きな問題は教育不足にあると思う。教育にあまり価値を置いていないせいで、緊急事態の時にほとんどの人が対処不能に陥っている。

WWD:でも、こんな状況には誰も対処できない。

マーク:そうだね。でも人びとの行動や態度はどうか。実際、多くの人がトイレットペーパーを買い占めるなどの馬鹿げた行動を取っている。

「自分が選択したキャリアに負い目を感じたりはしていない」

WWD:楽観的であることは大切だと思う?

マーク:楽観的?これが“この世の終わり”ではないと思うし、そうあってほしいよ。何がどうなるかなんて全然わからないけど、多大な影響を受けることは確か。本当の意味での現実を受け入れるのは難しい。自分はその他の人びとと同じだと思う。朝は祈り、瞑想もする。そしていつも通り注意深く、他人にも親切にする。手袋をして、頻繁に手を洗い、人とは適度な距離を取るなど、やるべきことをするだけだよ。

WWD:祈りや瞑想から何を得たか?

ジェイコブス:祈りは私が実践している12のことのひとつで、瞑想もその一部。何かのイマジネーションに啓発されているわけではなく、冷静で高潔で役に立つ人間としてやるべきことをする。仕事であっても家にいるのであっても、それが私の毎日の課題だよ。

WWD: なるほど。そして事態が収束した後のビジネスの方向性は、まだ考えられる状態にはない、と。

ジェイコブス: 同じことになるけどけど、ただそのような考えが頭をよぎっただけだよ。なんにせよ、ビジネスは非常に難しい局面にある。先週、米「WWD」が掲載したあなたの記事には「新型コロナウイルスのパンデミックにおいて人びとが必要としているのは生活必需品だ。贅沢品は“欲しいもの”であって“必要なもの”ではないから、ラグジュアリーブランドは店を閉めるべきだ」と書いていたね。でも私の考えはそれとはすこし違う。私は、人びとが“欲しがるもの”も“必要なもの”だと考えている。もちろん贅沢品は食料や水のように差し迫って必要なものではない。でも私は自分が選択したキャリアに負い目を感じたりはしていないよ。

WWD:そんなつもりであの記事を書いたわけではなかった。

マーク:私は創造性が織りなすものはすべて、人びとが必要としている贅沢品だと考えている。いい本を読むこと、美味しい食事を摂ること、素敵な家に住むこと――生き抜くために最低限必要なもの以外はすべて贅沢品だよ。ある日、コールドプレスジュースを買いに行ったとき、そこで働いている若い店員と話をして、彼が恐れを感じていると聞いた。彼は休みや有給休暇を求めていたのではなく、「これが僕の仕事。誰かがサービスをしなければいけないことに気が付いた」と言っていた。あなたの記事にも書いてあったように、スーパーやテイクアウトのフードショップ、デリバリーの仕事をしている人たちは医療従事者と同じように、とても重要な仕事をしているということに目を向けて、感謝しないといけない。医療施設で治療にあたっているのとは違うけど、食料や薬を必要としている人びとにサービスをしているのは一緒だから。

WWD:この出来事によって、私たちの生活が永遠に変わるだろうと言う人が多いが、あなたもそう思うか?

マーク:そうだね。私たちの生活は永遠に変わるだろう。どのように変わるかは分からないし、そもそもそれがどういうことなのかもよく分からないけど。私もほかのみんなと同じような動きを求めているんじゃないかな。

WWD:その動きはどこから出てくると思うか?

マーク:このような時は、自分は守られていると信じるためにも神への信仰心を持つことが重要。恐れを抱いているときに信仰を持つのはすこし難しくもあるし、実践する習慣も必要だから、不特定多数の人に向けての話題としては適切ではないかもしれない。私は生活に困ることのない恵まれた場所で信仰心を簡単に持つことができる立場にいるから、できればこの話はあまりしたくない。

WWD::あなたは自分のことをよく分かっている。

マーク:多少はね。

WWD:恐れを抱いたことは?

マーク:もちろんあるよ。私はすごく怖がりというか、とても心配症なんだ。ただありのままを見るようにすれば不安に駆られることはない。つまり、いま私は窓の外を眺めていて、空は晴れていて、2匹の犬がベッドに寝そべっていて、あなたと会話をしている。これが私の現実だから、今のこの瞬間に恐れなど感じない。でも、未来について考え始めるとやはり怖いはと思う。

WWD:それは興味深い。

マーク:それがスピリチュアルの原理なんだ。現実以外のものにとり付かれて恐れを抱くこともなければ、「未来はすべてよくなる」みたいな風にも考えない。

WWD:つまり今を生きるということか。

マーク:自分自身が心身ともに健康であれば、電話で話をしたり、相手を励ましたり、どんな形でも他者に貢献することはできるからね。朝起きて、祈りを捧げて、正しい行いをするという、自分が教わったことを可能な限り実践するだけだよ。時に正しい行いとは、シャワーを浴びてテレビの前に座ることだったりもする。そして、今日の私にとっての正しい行いとは、あなたと話をすること。記事を書いて有益な情報をシェアする仕事は大切なことだよ。

WWD:ありがとう。

マーク:恐怖に陥り、パニックになりながら間違った情報に触れるよりも、価値のある役立つ情報を自由に得られる方がずっと素晴らしいと思うよ。

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今のベースプレイヤーでは圧倒的にすごいと思うけどね。。。

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