「アディダス スケートボーディング」がマーク・ゴンザレスとのコラボスニーカーを発売 “スーパースター”誕生50周年記念

 「アディダス スケートボーディング(ADIDAS SKATEBOARDING)」は、人気モデル“スーパースター(SUPERSTAR)”の誕生50周年を記念して、“ゴンズ”の愛称で知られるスケート界のレジェンド、マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)とのコラボスニーカー“スーパースター バイ マーク・ゴンザレス(SUPERSTAR BY MARK GONZALES)”を5月から順次発売する。価格は1万2000円で、「アディダス スケートボーディング」正規取扱店、公式オンラインストアで取り扱う。

 同スニーカーは、フルグレインレザーのアッパーに、“スタンスミス”を代表するスリーストライプスを組み合わせ、マークが「アディダス オリジナルス」のロゴをエンジェル風に描いたキャラクターの“シュムーフォイル”のパッチを無造作に施して製作した。

 ブランドのアイコニックなモデルを手掛けたことについてマークは、「スゴイどころじゃないよ。“シュムーフォイル”が施された“スーパースター”なんて…発売が本当に楽しみだ」とコメントした。

The post 「アディダス スケートボーディング」がマーク・ゴンザレスとのコラボスニーカーを発売 “スーパースター”誕生50周年記念 appeared first on WWD JAPAN.com.

@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

自分もピンクフロイドの中ではリチャードライトが大きな役割を果たしていると思う。正直テクニカルではない、だからこそこのピンクフロイドの曲風が生まれたのだと思ってる。

Posted in 未分類

「スック」の代名詞的“顔筋マッサージ”がシンプルに進化 名品クリームもリニューアル

 「スック(SUQQU)」は、ブランドの代名詞ともいえる“顔筋マッサージ”のメソッドをよりシンプルに生まれ変わらせる。それに伴い、7月3日にはスキンケア効果と新メソッドに有効なテクスチャーへと進化した顔筋マッサージ専用クリーム「デザイニング マッサージ クリーム」を発売する。

 2003年のブランド誕生時からある“顔筋マッサージ”は、顔や筋肉、骨格、リンパ、血流などに直接働きかけて、ハリのある健康的な肌をサポートするブランド独自のマッサージメソッド。朝晩2回、3分間マッサージをすることで肌の質や艶を上向きに整え、その後に行うスキンケアやメイクアップ効果をさらに高めることができる。13年にリニューアルし、全11ステップあった工程を9ステップにしていた。今回の新メソッドでは、全9ステップから、全7ステップに集約し、よりシンプルな動きでいっそう効果が出るようにバージョンアップした。

 ブランド担当者は、「旧メソッドから、さらに顔の構造を意識し、表情筋や骨格のポイントを押さえた手法に改良。顔全体を余すところなく細かい部分(眉間や口輪筋など)にもしっかりアプローチするほか、リンパ&血流を流す工程も増やした。工程を減らしつつも、新メソッドは旧メソッドの動きを網羅できるような動きになっている」と述べる。また、旧メソッドは筋肉にしっかりアプローチをするため強い圧をかける手技が多かったが、新メソッドは顔の構造に合わせて適度に圧をかけて行う部分、やさしく流す部分を設け、メリハリがありマッサージが心地よくできるように改善した。

 「デザイニング マッサージ クリーム」はテクスチャーが進化。マッサージを進めるほどに滑らかなクリーム状となり、マッサージを終えるころにはライトなオイル状へと変化する。そのため、洗い流しやふき取りが以前より簡単になり、マッサージ後のべたつきが気にならなくなる。同クリームの発売と同日には、マッサージ後の拭き取り用はもちろん、皮脂や不要な角質などを優しくすっきり落とす拭き取り化粧水「クラリファイング トナー」も登場する。

 今回のリニューアルについて、「マッサージで一番大切でかつ最も難しいのは『毎日続けること』。動きをさらにシンプルにしたことで継続や挑戦がしやすく、多くの女性により長く続けていただきたい。また、“顔筋マッサージ”は“小顔マッサージ”の異名をとるほど小顔効果を実感できる手技。マッサージ=エイジングケアのイメージが強いが、小顔願望が強い若い世代、そして『手で行うマッサージはめんどくさい』というイメージから美容機器を選んでいた人にぜひ試してほしい」とコメントした。

The post 「スック」の代名詞的“顔筋マッサージ”がシンプルに進化 名品クリームもリニューアル appeared first on WWD JAPAN.com.

ケータリングを制するものはバックステージを制する!? ロンドンコレでつまみ食い調査

 ファッション・ウイークの私の密かな楽しみといえば、バックステージでのつまみ食い調査です。2020-21年秋冬シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(以下、LFW)では、3ブランドのケータリングを勝手に取材してきました。前回は、調査を行なった4ブランド全てがイギリスのチェーン店「プレタ マンジェ(PRET A MANGER)」のケータリングという結果に拍子抜けし、「今季も同じ結果だったら記事化はできない……」なんて不安もありましたが、こうして記事を書いているということは……そうです、ケータリングに変化がありました(パチパチ)。前シーズンと同じブランドもありましたが、クオリティーが格段に上がっているブランドを評価しました。

3位(最下位):JW ANDERSON
前回は最高位も、変化が見られず……

 「ジェイ ダブリュー アンダーソン」は前シーズンと同じ「プレタ マンジェ」でした。サンドイッチやクロワッサン、マフィン、ヨーグルト、フルーツの幅広いバリエーションで、見応え・食べ応えたっぷりな内容です。ケータリングのメニューが定番化していて、おそらく今後も変わることはなさそう。前シーズンはベストケータリング賞を進呈しましたが、今シーズンは悩むところです……。

2位:CHRISTOPHER KANE
ソーシャルグッドな“ピュア飯”

 「クリストファー ケイン」が選んだのは、ロンドン市内に22店舗を構えるチェーン店「ピュア(Pure)」のケータリングです。ベーコンとアボカドのベーグルサンド、スモークサーモンのベーグルサンド、トルティーヤのラップサンドが4種ほどと、サラダをそろえていました。同じチェーン店といっても「プレタ マンジェ」と大きく違うのは、09年の創業以来「ピュア」はソーシャルグッドな企業であることのよう。包装紙やプラスチック製容器は90%再生可能、ケータリング用の段ボールは100%生分解性、店頭で余った残り物は全てチャリティー団体を通して寄付される仕組みを取り入れています。卵はゲージフリー(平飼い飼育)、コーヒー豆はフェアトレード認証、肉製品は飼養から販売まで一連の過程を高度な管理基準で保証されたレッドトラクター認証という徹底ぶり。バックステージに置かれたいたストローはプラスチックではなく紙製ストローでした。ちなみに、LFWを取材していた「WWDジャパン」の大杉記者も「ロンドンはどこに行っても紙ストローが出てきますね。プラスチックストローはほぼ見かけない」と口にしていました。自然や環境をコレクションのテーマにする「クリストファー ケイン」だけに、ブランドの考え方はケータリングにも表れていたようです。

1位:TOGA
雰囲気のよさが物語る、質のよさ

 前シーズンは「普通で無難に平均点」と評した「トーガ」こそ、最もクオリティーが上がったブランドでした。ロンドンにあるケータリング会社「ハムディンガーズ(Humdingers)」の、ヘルシーで女性ウケしそうな抜群のチョイス!といっても、ショー開始1時間前に到着したころにはすでにメインのフードは残っていませんでした。それだけバックステージで動くスタッフに好評だったということなのでしょう。メニュー表によると、スモークサーモンのベーグルサンドやトマトとバジルとモッツァレラチーズのベーグルサンド、クロワッサンやデニッシュなどのペイストリー、フレッシュフルーツを用意したようです。スモークサーモン以外は全てベジタリアン向けで、そのあたりの配慮もさすがです。ポテチを食べながら踊り出すモデルの姿からも、バックステージの雰囲気の良さが伝わってきます。「ハムディンガーズ」は見た目の美しさにもこだわるケータリング会社なので、ぜひとも写真に収めたかったし、つまみ食いもしたかったので残念ですが、来シーズンは早めに行って、ありがたくいただきたいと今から企んでおります。

 クオリティーが上がったという点と、モデルがダンスをしてしまうぐらいリラックスしたムードを考慮して20-21年秋冬のLFWの“ベストケータリング賞”は「トーガ」に贈りたいと思います。前述したようにバックステージの和やかな雰囲気がとても印象的だったので、そちらについてはコレクションリポートでご覧ください。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

The post ケータリングを制するものはバックステージを制する!? ロンドンコレでつまみ食い調査 appeared first on WWD JAPAN.com.

NAOTOの「スタジオ セブン」が「ニューバランス」「ミタスニーカーズ」とコラボ マカロンをイメージした“ML850”

 EXILEや三代目J Soul Brothersでパフォーマーを務めるNAOTOが手掛ける「スタジオ セブン(STUDIO SEVEN)」は4月29日に、「ニューバランス(NEW BALANCE)」と「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」とのコラボスニーカーをそれぞれの公式ECサイトと「ミタスニーカーズ」店舗で発売する。

 「ニューバランス」のランニングシューズ“850”をアップデートした“ML850”をベースに、マカロンに着想を得たデザインを施した。カラーはマカロンをイメージさせるパステルカラーを随所に散りばめ、かかと部分にはマカロンをポップに描いたグラフィックを施した。アッパーにはナイロンメッシュやスエードなどを配し、インソール部分にはコラボを象徴する3ブランドそれぞれのロゴをあしらった。価格は1万4800円。

 さらに「スタジオ セブン」公式ECサイト限定で、マカロンのグラフィックを施したTシャツ(1万円)やミサンガ(1800円)、シューレース(1500円)も販売する。

The post NAOTOの「スタジオ セブン」が「ニューバランス」「ミタスニーカーズ」とコラボ マカロンをイメージした“ML850” appeared first on WWD JAPAN.com.

全国の「在宅縫製職人」が作る医療用ガウン 仕掛け人に聞く

 医療用ガウンの不足を解消しようとする政府の要請に、奈良県で縫製工場を営むアパレルベンチャーのヴァレイ(上牧町)が名乗りを上げた。「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」などの婦人服を手掛ける同社は、全国に組織する縫製職人のネットワークを活用し、2カ月で約10万枚の医療用ガウンを生産する。谷英希社長に今回の取り組みと事業にかける思いを聞いた。

――緊急事態宣言が全国に広がった4月16日、医療用ガウンの生産に乗り出すことを発表した。その経緯は?

谷英希ヴァレイ社長(以下、谷):2月末、経済産業省からアプローチがあり、繊維関係の有識者を集めたピッチを5月末に開催するので登壇してほしいという依頼があったのがきっかけ。7都府県に緊急事態宣言が出された4月7日には経産省の担当者から電話があり、医療用ガウンの生産を打診された。現場では、いま数百万枚のガウンが不足していて、本来使い捨てのガウンを数日間着続けている。物資が足りなくて医療崩壊してしまう状態だと聞き、二つ返事で引き受けた。

――6月末までに最低10万枚。普段は小ロット生産中心ようだが、大丈夫?

谷:職人1人で1日最低20枚、仮に月20日働けば約400枚は作れる。当社が全国に組織する「マイホームアトリエ」に登録する200人の在宅職人のうち、現在稼働可能なのが50人。そこに契約工場を加えれば、月産5万枚は可能だ。医療用なので通常だと衛生管理面の制約があるが、雨ガッパで代用するほどの緊急事態のため、参入のハードルは下がっている。ビジネスとしてはチャンスであり、少なくてもうちができない理由はないと思った。

――原材料の供給も逼迫している。

谷:弊社はユニチカから不織布を仕入れる予定だが、国内の在庫は現在、医療マスク用に供給されていて在庫がない状態だ。5月半ば過ぎには調達し、5月末に1回目の納品を目指している。国からの要請とは別に、弊社独自の医療用ガウンも製造販売する。撥水性のあるナイロン素材を使ったもので、4月末までに1万mを確保し、5000枚を供給したい。地方のクリニックにも届くよう、いま販売代理店を募集している。

――日本の縫製業を次世代につなぐことを経営ビジョンに掲げている。

谷:この取り組みでできる社会貢献は2つある。一つは医療現場に対して。実際にいくつかの医療機関にヒアリングしてその惨状を知り、医療崩壊の実態を実感した。本来助かるはずの病気が助からない事態になってはいけない。二つ目は全国の縫製職人さんに対して。アパレルからの発注は4月納品分で終わっていて、現状、5月以降の仕事の見通しが立っていない状態だ。職人さんの中には、子育てや介護などの事情で外に働きに行けない人や家計を支えている人が多い。しかも、フリーランスなので基本的な休業補償がなく、収入源の確保が大きな課題だった。

――新型コロナ感染が収束した後、業界はどう変化すると思うか?

谷:まず、僕たち経営者にできるコロナ対策は経済を回していくこと。経済活動が止まり、その結果、人が死ぬようなことは絶対避けないといけない。当社の場合は、職人さんに依頼する縫製の仕事をいかに作っていくかに尽きる。コロナ禍でアパレルは、特需を得られた企業とそうでない企業に二分されているが、現状に甘んじることなく、これまで通り常に先のことを見据えて動いている。コロナの感染拡大が収束すれば、アパレル生産はもとの中国やバングラディシュ、ベトナムに戻るだろう。アフターコロナ、ヴィズコロナ時代は、コロナと向き合い、自社の事業をどう運営していくかを考えた経営者だけが新たなイノベーションを起こせる。国ができることは何かを決断することであって、考えて実行に移すのは民間企業がすべきことだと思う。

――コロナ禍によってアパレルメーカーや縫製工場の廃業や倒産が増えることが予想されるが、どう乗り越えればいいのか。

谷:一般消費者が普通に買い物に行けて、アパレル業界が復興できるまでに2、3年はかかると思う。だから、弊社も猶予を少し与えられただけでピンチであることは間違いない。雇用調整助成金など国の支援制度や銀行の融資などを活用すれば、大きな蓄えがなくても半年は存続できるはず。ただ、その先は何も手を打たなければ淘汰されるだけ。誤解を恐れずに言えば、廃業したほうがいい場合もある。新たな価値を見出して事業展開していける企業でなければ、アフターコロナは生き残れないだろう。

The post 全国の「在宅縫製職人」が作る医療用ガウン 仕掛け人に聞く appeared first on WWD JAPAN.com.

@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

Posted in 未分類

「ウィゴー」がDJ DARUMAの「フルビーケー」限定ラインを発売

 「ウィゴー(WEGO)」は4月29日に公式オンラインストアで「フルビーケー(FULL-BK)」の限定ラインを発売する。

 “MUTATION OF YOUTH (若者の突然変異)”と題したラインで、Tシャツ4型、シャツ2型、ボトムス3型、バッグ、帽子、靴下の計12アイテムを発売。デザインは全て「フルビーケー」が行ったが、プリントTシャツ2999円やソックス699円など、「ウィゴー」の価格帯での販売だ。

 「フルビーケー」はDJ DARUMAがディレクターを務めるストリートブランドで、過去には「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」とのコラボコレクションも発表している。

The post 「ウィゴー」がDJ DARUMAの「フルビーケー」限定ラインを発売 appeared first on WWD JAPAN.com.

BARNEYS at HOME #23【1017 ALYX 9SM】 バーニーズ ニューヨークスタッフおすすめの一品:<1017 アリックス9SM>チェストバッグ

バーニーズ ニューヨークのスタッフが毎日おすすめのファッションアイテムをピックアップしてご紹介!

今日ご紹介するのはメンズの1017 ALYX 9SM<1017 アリックス 9SM>のチェストバッグです。

六本木店メンズフロアスタッフ星野よりご紹介をいたします!

ベストのように身に着けていただくタイプのバッグです。

ナイロン素材で軽く、コンパクトながら収納力もございます。

いつものスタイリングにプラスすることで、他にはないスタイルをお楽しみいただけます

 BARNEYS at HOME #23【1017 ALYX 9SM】 バーニーズ ニューヨークスタッフおすすめの一品:<1017 アリックス9SM>チェストバッグ

ご紹介したアイテムはオンラインストアにてお求めいただけます。

 

1017 ALYX 9SM<1017 アリックス 9SM>チェストバッグ

https://onlinestore.barneys.co.jp/men/men_bag/men_bag_bodybag/2115954.html?2020_bjyoutube

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、バーニーズ ニューヨーク各店は4月9日(木)より当面の間、臨時休業させていただいております。

バーニーズ ニューヨークでのショッピングはオンラインストアにてお楽しみください。

 

バーニーズ ニューヨーク オンラインストア

https://onlinestore.barneys.co.jp/top?2004_bjyoutube

 

明日の更新もお楽しみに!

おこもりストレスケアに、目に見えない「香り」で気分も一新

 緊急事態宣言が各都道府県に拡大されて以降、全国各地で「家で過ごす時間」が増えた人も多いと思う。当たり前の行動が制限される今、誰もが何らかの形で、大なり小なりストレスを感じているのではないだろうか?

 私の周囲では比較的早い段階からリモートワークが進み、すでに自粛生活が2カ月近くなる。この生活が始まった頃は「もともと一人でこもって書く期間も多いし、あまり変わらないのでは?」と考えていた。実際はというと、打ち合わせも取材もオンライン経由、直接人に会う機会がほぼ皆無となり「わー、今日1日誰とも喋らなかった……!」という日もあったりして。フリーランスなこともあり、世界と隔絶された気がして「大丈夫、わたし!?」という気分に陥ることも。

 子育てをしながら在宅勤務中の友人や仕事相手は、口をそろえて「家族と四六時中一緒にいながら、仕事をこなすのはヘトヘトだ」と言っていた。三食の準備や家事に加え、お子さんと対話の時間が必要で、結局深夜にまとめて仕事をしているという。かと思うと、相変わらず出勤が続く接客業の友人は「通勤や職場での感染リスクはどうしようもないし、世の中の空気がピリピリしていて、1日終わるとぐったりしてしまう」と言っていた。

 週末も外出自粛が推奨され、家で過ごす時間が増えたこと。そして外出時は常にマスクを着用することもあり、職種に関係なく「ファッションも美容もズボラ化した」という話は、本当によく耳にする。正直、今はそれでいいと思う。イレギュラーな状態の中で、まずは日々の生活を営んでいくこと。そして仕事を進めていくにはエネルギーが必要で、メイクや美容は二の次で全然いい。

 その一方で、ストレスと向き合う時期に「美容の分野だからこそ、出来ることもあるのでは……?」と感じる場面もあった。具体的には「香り」による心理的な効果だ。
目には見えない分、感情に働きかける「香り」

 香りは嗅覚からダイレクトに脳に届き、感情に働きかける存在だ。特に植物から抽出された精油は近年、香気成分の研究が進み、心と体への働きが科学的に検証されている。不安を和らげたり、痛みを緩和にしたりするために精油は力を発揮し、何より家に居ながらにして、自然の息吹を感じられる点が魅力だ。
 
 精油でなくとも、好みの香りなら何でもいいと思う。「いい香りだな」と感じることは、シンプルに「快」の感情につながるからだ。しかも「頭で考えるより先に、感情が動く」のがポイントでもある。あれこれ考えた上で、前向きな結論をひねり出すのではなく「あ、いい香り」「なんかこれ好き」「癒やされる」、そんな単純な「快」の感情の積み重ねは、意外に大切だと思う(この時期はもちろん平時においても)。

 今回は香りにこだわりがあり、そして「おうち時間」が増えた現在のライフスタイルに寄り添うアイテムを、いくつかご紹介したい。定番の人気アイテムから、今後発売予定の新製品まで、実際に使って本当に良かったと思うものを選んでみた。

おこもり美容に最適な
「香り」のスキンケア&ホームケア
ポジティブな気持ちへと
導くルームフレグランス 
「ザ パブリックオーガニック」

 カラーズのライフスタイルブランド「ザ パブリック オーガニック(THE PUBLIC ORGANIC)」の「ホリスティック精油ディフューザー」は、精油の働きを科学的に検証したシリーズだ。「スーパーポジティブ」は、イランイランやゼラニウムの優美な甘さと、フランキンセンスのウッディーな香りがバランス良く調和した一品。この香りを嗅ぐと、幸福感をもたらすオキシトシンとβエンドルフィンの分泌量が増加するという。室内を満たす樹木のような深みと、華やかな甘みを両立した香りは、名前の通り前向きな気分へと誘ってくれるはず。

植物の恵みで透明感を高める
高機能化粧水 「インフィオレ」

 「インフィオレ(IN FIORE)」から4月18日に登場した、「ルミエル コンプレクス ボタニカルウォーター コンセントレ」。ノバラエキス、ホワイトティエキス、カミツレなど、厳選された植物を凝縮した、みずみずしい感触の化粧水だ。柑橘のような爽やかな香りと、活力を呼び覚ますスパイシーさ、そして青々とした植物が調和する複雑な香りで、初夏のハーブ園にいるような気分へと誘ってくれるはず。化粧水は毎日使うアイテムなので、好みの香りの製品を取り入れるのも1つの方法だと思う。メラニンのコントロール効果に優れ、透明感を呼び覚ます高機能化粧水は、これからの季節に活躍してくれそうだ。

不安定にゆらぐ肌と心の再生を 「ネロリラボタニカ」

 肌、心、土壌と地域の再生をコンセプトにした、ビーバイ・イーの「ネロリラ ボタニカ(NEROLILA BOTANICA)」。3月24日に登場した最新のアイテムは、敏感肌に向けた二層式の美容液だ。上のディープブルーのオイル層には、傷の治療に使われるブルーヤロウなどのオイル成分を。下のライトブルーの水層には、肌の再生を促すブルーグリーン・アルジーなどを配合。二層を振ってからなじませると、ハーブのビターな香りが顔回りを包み込む。爽やかさと深みを両立した薬効感のある香りを楽しみながら、肌に押し込むようにハンドマスクをすると、安心感を抱ける効果も。マスクの着用やストレスで荒れがちな肌に、心からおすすめしたい。

深みのある植物の香りで、
全身を包み込む 「ウカ」

 2019年に登場し、今回改めてその素晴らしさを再確認したのが「ウカ(UKA)」のオーガニックボディーケアシリーズである。特にボディーオイルの「ハグ」は、名前の通り、心地良い香りと深い潤いに抱きしめられているような感覚を抱ける名アイテム。不安を取り除くイランイラン、温かみのあるブラックペッパー、元気な気分へと誘うマンダリンオレンジの精油ブレンドは、大自然の力強いエナジーを感じられるはず。ベースオイルとして、化粧品原料としては貴重なシナラオイル(西洋アザミの種子から抽出したオイル)など良質な素材を厳選。全身しっとり滑らかに整え、穏やかな気分で眠りにつけそう。

アロマティックハーブが
香り立つヘアケア 「アユーラ」

 せっかくなので新製品も1つご紹介したい。6月1日発売の「アユーラ(AYURA)」の新しいヘアケアシリーズは、スキンケア発想で頭皮から美しい髪を育むのがコンセプト。「バランシングシャンプー」は濃密な泡立ちで頭皮の潤いバランスを整え、「バランシングコンディショナー(2種)」は、頭皮にも使用可能。凝り固まった頭皮をマッサージでほぐしながら、髪1本1本を滑らかに整える。印象的なのは、「アユーラ」のベストセラー入浴剤「瞑想風呂」にも通じる、アロマティックハーブの香り。ラベンダーやローズマリーが織りなすリラックス感のある香りで、洗髪後にふんわり漂う残り香を楽しみたい。

生活の中に「快」の感情を
呼び覚ますために

 前述の通り、香りは鼻から直接脳へと伝わり、記憶や感情に働きかける存在。私個人は樹木のような深い香りを嗅ぐと気分が落ち着くけれど、これは人によって違うはず。フローラル系の甘い香りが好みの方もいれば、柑橘系の爽やかな香りでリフレッシュしたい方もいるだろう。

 在宅勤務の人も、子育て中の人も、変わらず出勤している人も、それぞれの立場でストレスと向き合わなくてはいけないこの時期。少なくとも「香り」を生活の中に、何らかの形で取り入れると「フッと気持ちが和らぐ」「肩の力を抜く」手助けになると思う。重ねて「快」の感情を、無意識に呼び覚ましてくれるのがポイントだ。女性にとって、スキンケアやヘアケアは、毎日の習慣でもある。好みの香りを上手に取り入れて、ぜひひそのひとときが、癒やしやリフレッシュの一助になったらと思う。

宇野ナミコ:美容ライター。1972年静岡生まれ。日本大学芸術学部卒業後、女性誌の美容班アシスタントを経て独立。雑誌、広告、ウェブなどで美容の記事を執筆。スキンケアを中心に、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、美容医療まで担当分野は幅広く、美容のトレンドを発信する一方で丹念な取材をもとにしたインタビュー記事も手掛ける

The post おこもりストレスケアに、目に見えない「香り」で気分も一新 appeared first on WWD JAPAN.com.

短期集中連載“STAY HOME PLAYLIST vol. 3” きなりとシャラ ラジマが選曲

 ウイルスという、目に見えぬ敵と人類が戦い早数カ月。感染拡大を防ぐために不要不急の外出が制限され、1日のほとんどを自宅で過ごすようになり退屈な時間も増えたはずだ。そこで「WWDジャパン」では、ファッションを中心とした業界関係者にご協力いただき、ゆっくり過ごす際や仕事中、自宅で踊るときにおすすめしたい“STAY HOME PLAYLIST(おうち時間用プレイリスト)”の短期集中連載をスタート。いつもの音楽に飽きてしまった耳に絶えず新鮮な音楽を与えるべく、6日連続でお届けする。3日目は、東京を拠点に活動するモデルのきなりとシャラ ラジマの2人のプレイリストをご紹介。

きなり

――好きなジャンルと、最近よく聴いているアーティストおよび楽曲は?

ヒップホップとR&Bで、最近のお気に入りはルーファス・デュ・ソル(Rufus Du Sol)の「BLOOM」です。

――今回の“STAY HOME PLAYLIST”について。

家でリラックスした状態で仕事がはかどるプレイリストを考えていましたが、最終的に家にいても楽しくなる曲が多くなってしまったかもしれません……。リラックスできるけど耳の中に入ったらそのまま流れていくのではなく、心地よく印象に残るような曲をセレクトしました。私にとって、鬱屈した日々に光を届けてくれる曲ばかりで、仕事だけでなくおうち時間もはかどったらうれしいです。

――音楽を聴くこと以外に自宅ではどう過ごしている?

最近は昔から好きだった詩集を引っ張り出して、ベランダで日光浴しながら読んでいます。言葉から受け取るパワーはすごいです!写真に載っているものが特にお気に入りです。

シャラ ラジマ

――好きなジャンルと、最近よく聴いているアーティストおよび楽曲は?

テクノ、ガバ、オルタナティブロック、エレクトロニック、ポストクラシック、ノイズ、民族音楽などが好きです。プライマル・スクリーム(Primal Scream)、ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)、スチャッケ(Schacke)、芸能山城組をよく聴きます。

――今回の“STAY HOME PLAYLIST”について。

普段テクノDJのミックステープや1曲を延々とループするような聴き方をしているので、今回も大好きなテクノからスタートするプレイリストにしています。ただテクノ続きになってしまうと、普段テクノを聴かない人には退屈に感じてしまうかもしれないので、もう少し歌モノっぽい曲をやってる好きなバンドにつなげました。私が好きなバンドは1990年代初頭のものが多く、「ヒップホップという巨大なカルチャーの反対側で、同時期にこんな音楽があったの!?」と感動した3つのバンドからセレクトしています。今の私が好きなテクノに通ずるものを感じるので、テクノから90年代UK、USのバンドの曲の流れを聴いてもらえればと思います。

――音楽を聴くこと以外に自宅ではどう過ごしている?

主に料理をしたり、大好きな漫画をたくさん読んだりしています。あとはインプットを大事にしていて、経済から哲学までジャンルを横断した知識を得るための勉強もしています。また、今後執筆の仕事ができるように文章をたくさん書きためています。

The post 短期集中連載“STAY HOME PLAYLIST vol. 3” きなりとシャラ ラジマが選曲 appeared first on WWD JAPAN.com.

@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

Posted in 未分類