ダミアン・ハースト、デイヴィッド・ホックニーらの作品無料公開 ダウンロードも可能

 イギリスのアーティストのダミアン・ハースト(Damien Hirst)と画家のデイヴィッド・ホックニー(David Hockney)は、新作を無料公開する。

 「アートは人を救う」という思いとともに、ハーストは自身の作品をインスタグラム(@damienhirst)やウェブサイトに掲載した。チャリティーを目的とする「バタフライ・ハート2020」と、一般公開した「バタフライ・レインボウ」の2作品だ。ハーストのウェブサイトから画像のダウンロード可能だ。

 ホックニーもまた、ノルマンディーの自宅からiPadを使って描いた10枚の新作を公開した。その一つ、「Do Remember They Can’t Cancel the Spring(それでも春は来る)」と題した作品では鮮やかな黄色の水仙を描いた。

 そのほかの作品も、木々や草、これから咲く花などを題材にしている。ホックニーはこれらを現状と重ね、この長くて暗いトンネルの終わりには必ず光があることを示し、部屋の中に青空を提供することを狙うという。

 一方、オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)は、地球のことを考えて行動することを呼びかける4月22日の「アースデー(Earth Day)」に合わせて新作を公開した。今年はこの日、新型コロナの影響を受けてイベント各種がオンラインで行われた。

 「アース・パースペクティブズ(Earth perspectives)」と題したエリアソンの作品は、イギリスのサーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Gallery)の環境保護キャンペーンの一つとして制作された。全9作品の中で地球を異なる定点から捉え、ビビットな色使いで目の錯覚を誘う。

 作品画像と動画は全てエリアソンのウェブサイトや、サーペンタイン・ギャラリーのホームページからダウンロードが可能となっている。

ダミアン・ハースト 「バタフライ・レインボウ」 DAMIEN HIRST AND SCIENCE LTD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

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ユニホーム会社が切り取った「リアルな現場服」スナップ 多彩な企業の社員がモデルに

 ユニホームアパレルの原田(山口県防府市、原田栄造社長)が、さまざまな業種の”リアルな現場”を切り取った写真を公開した。これらはすべて、同社の納入先の企業の社員たちが作業の現場で自社のユニホームをまとったモデルとして登場している。登場する企業は、土木や運送、パチンコ、物流などの約20社。本社や業種は多岐にわたっており、リアルな仕事現場の迫力が伝わってくる。同社は、山口県に本社を置く、法人のオーダー向けのユニホーム企業。一部の写真は、自社のカタログなどで細かなユニホームの仕様とともに公開している。

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自分だけの「フライターグ」を作れるオンラインワークショップ開催 スイスの工房にビデオ電話で注文

 スイスのバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」は、自分だけのオリジナルショッパーを作ることができるオンラインワークショップを開催する。スイス・チューリッヒにあるショップのオンライン版で、自宅からショップにビデオ電話をかけてオーダーができる。価格は1オーダー2万4800円。使用可能言語は英語、ドイツ語、スイス語。

 予約は公式ホームページから空いている日時を選択して申し込む。通話で利用可能なアプリはLINE、フェイスタイム(FaceTime)、ワッツアップ(WhatsApp)で、バッグの代金と送料は前払いする。当日はビデオ電話を通じて、好みの幌(タープ)や外ポケットのカットを選ぶ。色の組み合わせや品質などについてはスタッフがサポートする。注文から2〜3週間後に、縫製されたバッグが自宅に配送される予定だ。

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94歳の誕生日を迎えたエリザベス女王のティアラの数々

 イギリスのエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は4月21日、94歳の誕生日を迎えた。女王を象徴するのは、膨大なティアラのコレクション。その多くは100年以上前から英国王室にあり、最もよく着用しているものは祖母から受け継いだ。そして、コレクションの中には、ユージェニー・オブ・ヨーク王女(Princess Eugenie of York)やケンブリッジ公爵婦人キャサリン妃(Duchess of Cambridge, Kate Middleton)といった孫や義孫の結婚式の際に貸し出したものもある。67年に渡る在位の中で着用したティアラの数々を振り返る。

ガールズ・オブ・グレート・ブリテン&アイルランド・ティアラ(Girls of Great Britain and Ireland Tiara)

 ガールズ・オブ・グレート・ブリテン&アイルランド・ティアラは、エリザベス女王の着用頻度が高いことで有名だ。もともとは1898年、エリザベス女王の祖母であるメアリー王妃(Queen Mary)の女官が王妃に結婚祝いとして贈ったものだった。その後、1947年にエリザベス女王への結婚祝いとして受け継がれた。結婚式当日は身につけていなかったものの日常的に愛用し、英国と英連邦の紙幣に使われているいくつかの写真でも着用している。

ステイト・ダイアデム(State Diadem)

 ステイト・ダイアデムは1821年にジョージ4世(George IV)の戴冠式のために制作されたもの。ジョージ4世の死後、ウィリアム4世(William IV)の子孫であるアデレード王妃(Queen Adelaide)に受け継がれた。以来、女性の君主が身につける伝統になっている。エリザベス女王は1953年に、ウェストミンスター寺院での自身の戴冠式に向かう際に着用。現在も、国会開会式に向かい時に必ず身につけている。中央に飾られた4カラットのイエローダイヤモンドを含む1000個以上のダイヤモンドと約170個ものパールをあしらったデザインが特徴だ。

ブラジリアン・アクアマリン・ティアラ(The Brazilian Aquamarine Tiara)

 1953年のエリザベス女王の戴冠式に際し、ブラジルの人々から贈られたダイヤモンドとアクアマリンのイヤリングとレックレスセットに合わせるため、特別に制作したもの。王室御用達のジュエラー、ハウス・オブ・ガラード(House of Garrard)が手掛けた。

サファイア・ティアラ(The Sapphire Tiara)

 エリザベス女王の結婚を祝して父のジョージ6世(George VI)が贈ったダイヤモンドとサファイアのイヤリングとネックレスに合わせ、1963年に制作した。

バーミーズ・ルビー・ティアラ(Burmese Ruby Tiara)

 1973年にミャンマー(旧ビルマ)の人々から結婚祝いとして贈られたルビーを使い、ハウス・オブ・ガラードに依頼して完成させたティアラ。ハウス・オブ・ガラードによると、ビルマ文化ではルビーには悪と病気から身を守る力があると言われ、ティアラに装飾された96個の貴石には象徴的な意味が込められているという。

 また、希少価値の非常に高いそのルビーは、2008年からジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)元米大統領によるミャンマーへの制裁の一環として米国への輸入が禁止されていたが、16年にバラク・オバマ(Barack Obama)前米国大統領によって解除されたという歴史がある。こうした背景の中、エリザベス女王が昨年、バッキンガム宮殿で開かれたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領との晩餐会の際に着用したことは、話題を集めた。

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→

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プロモーションの主軸はデジタルに 体験に代わるデジタルコンテンツが鍵

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、イベントの大小にかかわらず延期や中止を余儀なくされ、新製品を発表する機会は失われた。緊急事態宣言は5月6日までとされているが、その後の状況も不透明で長期化することは間違いない。そこで各社が急ピッチで進めるのがデジタルプロモーションの強化だ。これまでもデジタルの強化は各社にとって課題として挙げられてきたが、この状況下で急務となった。一方で消費者もリモートワークや外出自粛によりオンライン活用が促進され、デジタル化の土壌はこれまでよりも整いつつある。今、デジタルを活用したプロモーション展開が大きく動き出した。

 その筆頭に来るのがライブ配信だ。ユーチューブやインスタグラムなどで簡単に始められることもあり、3月以降配信が増加している。「M・A・C」は、シニアアーティストの池田ハリス留美子がインスタグラムのライブ配信で新製品を使ったメイクデモを行った。製品の解説を交えながらプロならではのテクニックを披露し、ユーザーから多くのコメントや質問などが寄せられた。店頭などで実際に製品を試すことができない今、オンラインでいかに具体的に製品特徴を伝えられるかが重要だ。配信終了後には、ストーリー機能で使用した製品をピックアップしてECサイトへの誘導も行うなど、インスタグラム全体の機能をうまく活用している。

 「WWD JAPAN.com」でも、「NARS」とコラボレーションしたユーチューブライブを実施。メイクアップアーティストがZoom越しにインフルエンサーにメイクテクニックをレクチャーし、多くの反響を集めた。

 また、レビューが得意なインフルエンサーとのコラボレーションも効果的だ。特にメイクアップ商材などは、モデルによる広告ビジュアルだけでは消費者にとっては共感しにくく、リアルな使用例をインフルエンサーがレビューすることで消費者は実際の使用感をイメージしやすくなる。これまで以上に情報が溢れる中で、ただ拡散するだけではなく情報としての有用性も重視する必要があるだろう。

 顧客に対してはオンライン通話などを利用した美容部員との1対1のカウンセリングを行うことで、店舗に行けないフラストレーションの解消だけでなく、長期にわたる外出自粛によるブランド離れ対策にもつながる。オンラインカウンセリングは地方在住の百貨店や店舗などを訪れる機会が少ない顧客に対しても実施できるのも利点で、これまで以上に顧客との結び付きを強めることもできるのではないだろうか。

最新テクノロジーで新たな体験を創出

 リアルな体験に代わるデジタルコンテンツの提供も必須だ。例えば、スマートフォンで撮影した写真からAR(仮想現実)技術を応用し顔を検出し、アプリ上でメイクを再現できる「ユーカムメイク(YOUCAM MAKEUP)」だ。すでにECサイトを中心に活用が盛んだが、タレントやインフルエンサーが提案するトレンドメイクの体験など、コラボレーションによってタッチアップの代用だけでなく話題性の醸成、新規顧客の獲得にもつながる。「ユーカムメイク」を展開する台湾のテック企業パーフェクト(PERFECT)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、コスメブランドや小売店向けのバーチャルメイクを使ったソリューションサービスを一時的に無料提供している。また、限りなくリアルな体験に近い形でブランドの世界観などをアピールできるVR(拡張現実)技術の活用にも可能性が広がる。

 今を耐えるための一時的な対策ではなく、これから先は間違いなくプロモーションの主軸になるであろうデジタル施策を今の段階で盤石にしておくことが、今後の明暗を分けることになるのかもしれない。

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それぞれの思いの詰まったマスクで登場 業界に力強いエールPart5

 「WWDジャパン」4月20日号、「WWDビューティ」4月23日、30日合併号では、新型コロナウイルスによる感染拡大で一人、一社では立ち向かえない未曾有の状況下にある今、互いに励まし合い、知恵を共有し合おうという特集を企画した。表紙では、ファッション&ビューティ業界の皆さんにオリジナルデザインのマスクを着用した写真で参加いただいた。さまざまなデザインマスクとともに力強いメッセージをぜひ読んでほしい(URLはマスクの詳細や予約・購入先へ遷移します。完売または販売中止になっている場合もあります)。


 「WWD JAPAN.com」はファッション&ビューティ業界を応援すべく、週刊紙の「WWDジャパン」と「WWDビューティ」に掲載した新型コロナウイルス関連ニュースを無料開放します。記事やコラムから未曾有のピンチを克服するヒントや勇気を感じ取ってくだされば幸いです。

 なお、他のニュースはこれまで通り、有料会員限定記事とさせていただきます。購読は、こちらからお申し込みください。


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資生堂「アネッサ」が「#KeepShining」プロジェクトを始動 大坂なおみや高梨沙羅ら6人が自撮り映像を公開

 資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛が続く中、自宅で健やかに過ごすことを目的とする「#KeepShining」プロジェクトを開始した。ブランドアンバサダーを務める6人のアスリートが「#KeepShining」をキーワードに自撮り動画を公開する。初回にはスキージャンプの高梨沙羅選手が登場。今後はリレー形式で展開し、公式ツイッター、公式インスタグラム、資生堂公式ユーチューブチャンネルで順次公開予定だ。

 登場するのは高梨選手のほかに、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手、スポーツクライミングの伊藤ふたば選手、プロゴルファーの上田桃子選手、パラ陸上競技の重本沙絵選手、カヌースラロームの羽根田卓也選手。

 アスリート自身がスマートフォンで動画を撮影し、近況報告や応援メッセージなどを語るほか、室内でもできるユニークなトレーニング方法やすご技などを紹介する。

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サマンサタバサの最終赤字23億円 20年2月期、不採算事業の見直しで

 サマンサタバサジャパンリミテッドの2020年2月期業績は、純損益が23億円の赤字(前期は13億円の赤字)だった。減収に加えて不採算事業の再編などに伴う特別損失8億1700万円を計上したため、赤字が拡大した。

 売上高は前期比15.1%減の235億円だった。不採算店舗の撤退などによって、期末店舗数を純減36の297店舗に減らした。大幅な減収に伴い、粗利益率は5.4ポイント悪化。販管費率も2.0ポイント上昇したため、営業損益は11億円の赤字(同6億6400万円の黒字)に転落した。経常損益も12億円の赤字(同6億1900万円の黒字)になった。

 新型コロナウイルスによる不確定要素が多いため、21年2月期の業績予想は見送る。同社は7月1日付で、コナカの子会社である服飾雑貨のフィットハウスと合併する。存続会社のサマンサタバサジャパンリミテッドは、コナカの連結子会社となって経営の立て直しを急ぐ。

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2020-21年秋冬コレクション、記者注目のブランドは? トレンド座談会番外編

 4月13日号「WWDジャパン」新トレンドブックでは、現地に赴いたコレクション担当記者たちが座談会を行い、2020-21年秋冬コレクションから読み解くムードと、ヒットを予感させる秋冬アイテムについてざっくばらんに語り合った。本記事はその番外編として、プレゼンテーション形式でコレクションを発表したブランドの中から、各記者に注目するブランドを聞いた。

パリ担当JY(以下、JY):個人的には復活を遂げた「パトゥ(PATOU)」が気になっています。フランス流の“カワイイ”というイメージで、デザインもリアリティーがある。アーティスティック・ディレクターは「カルヴェン(CARVEN)」を人気ブランドに押し上げたギヨーム・アンリ(Guillaume Henry)なのですが、再び彼の本領発揮という感じで期待大です。

ミラノ担当KM(以下、KM):ミラノでは毎シーズン“「マルニ(MARNI)」卒業生”がプレゼン形式でコレクションを発表します。まず1つは、ウィメンズとメンズのデザイン・ディレクターをそれぞれ10年以上務めたモリー・モロイ(Molly Molloy)とクリスティン・フォルス(Kristin Forss)、そして創業当時から同ブランドのスタイリングを20年以上手掛けたルシンダ・チェンバース(Lucinda Chambers)の3人による「コルヴィル(COLVILLE)。もう1つは、「マルニ」の創業者の娘カロリナ・カスティリオーニ(Carolina Castiglioni)による「プラン C(PLAN C)」です。今季は、「コルヴィル」を推したいな。昔の「マルニ」ファンにはたまらない色柄遣いながら、シーズンを追うごとに新たなテイストミックスに挑戦している。一方の「プラン C」は、ちょっとマンネリ気味。3人が知恵を寄せ合う「コルヴィル」と、カロリナが奮闘する「プラン C」という、方向性の違いが明確になってきた。「プラン C」は、「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」とのコラボレーションも、ちょっと残念でした。

JY:「プランC」は日本では支持されているようですが、ヨーロッパではセールで結構残っている店もちらほら。「コルヴィル」は販路を絞っているということもありますが、よりファッション感度の高い層に支持されている印象です。

KM:日本は長年の「マルニ」ファンが「プランC」に流れたから、どこよりも早くファンのコミュニティーが出来上がった。たぶん今、日本はブランドにとって一番大きなマーケットなんじゃないかな?あと面白いといえば、老舗ブランド「ヘルノ(HERNO)」じゃない? メンズ、ウィメンズどちらもいい。

テキスタイル担当YH:「ヘルノ」はサステナビリティにも積極的に取り組み、トレーサビリティーを実現する最新企業と組んでコレクションを作ったりしていますよね。

KM:うん。サステナブルラインだけでも、リサイクルウールから再生ナイロンのエコニール、リサイクルダウンを使ったアイテムまで多種多様。それに加えて、メインラインでは高機能なアウターコレクション“ラミナー”やタイムレスなウールコートも取りそろえていて、バリエーションが圧倒的。「ヘルノ」のアウターで満足できない人はよっぽどのファッション・コンシャスだよねっていうぐらい、何でもそろっている。

JY:あと、SNSから火が付いたハンガリー・ブダペスト発のブランド「ナヌーシュカ(NANUSHKA)」も今後に期待したいブランドです。価格帯は他のコンテンポラリーブランドと同じくらいですが、どこかノスタルジックな雰囲気とサステナブルな考えを取り入れているのが魅力的。2020-21年秋冬は、エコール・デ・ボザール(Ecole des Beaux-Arts)という美術学校でミニショー形式のプレゼンテーションを行いました。会場内にはクラフト感のあるアートピースやヴィンテージライクの調度品を並べるという見せ方も上手ですし、ウエア、バッグ、シューズと幅広いアイテムを手掛けているので世界観もしっかり確立されている。最近では、その世界観を共有するメンズもスタートさせました。聞くところによるとベンチャーキャピタルから投資を受けているらしく、ここまでできているのは資金的な裏付けもあるからかと納得。

ロンドン&ミラノ担当MO:私も「ナヌーシュカ」は気になっています。ほかにもデンマークの「ガニー(GANNI)」やロンドンの「リクソ(RIXO)」など、エシカルなモノ作りに取り組む新興ブランドにも注目しています。

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BARNEYS at HOME #33【INCOTEX】 バーニーズ ニューヨークスタッフおすすめの一品:<インコテックス>ドレスパンツ

バーニーズ ニューヨークのスタッフが毎日おすすめのファッションアイテムをピックアップしてご紹介!

今日ご紹介するのはメンズの<インコテックス>のドレスパンツです。

六本木店メンズフロアスタッフ鴨田よりご紹介をいたします!

 

こちらは太ももやふくらはぎのフィッティングにお悩みの方に是非おすすめです。

腰廻りに程よいゆとりをあるのではき心地が良く、ナチュラルなテーパードを加えて絶妙な美しいシルエットでお召しいただけます。

IMG 0075 BARNEYS at HOME #33【INCOTEX】 バーニーズ ニューヨークスタッフおすすめの一品:<インコテックス>ドレスパンツ

ご紹介したアイテムはオンラインストアにてお求めいただけます。

 

INCOTEX<インコテックス>ドレスパンツ

https://onlinestore.barneys.co.jp/men/men_wear/men_wear_dresspants/2114558.html?2020_bjyoutube

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、バーニーズ ニューヨーク各店は4月9日(木)より当面の間、臨時休業させていただいております。

 

バーニーズ ニューヨークでのショッピングはオンラインストアにてお楽しみください。

バーニーズ ニューヨーク オンラインストア

https://onlinestore.barneys.co.jp/top?2020_bjyoutube

 

 

明日の更新もお楽しみに!

「ロエベ」の「クラフトプライズ2020」が21年に延期

 ロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)とパリ装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、5月に開催予定だった「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2020(LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2020以下、ロエベ クラフト プライズ)」を21年春に延期すると発表した。

 「ロエベ クラフト プライズ」は優れた美的価値を持つ作品を生み出す職人の認知拡大とサポートを目的として、現代のクラフツマンシップにおける卓越性、芸術的価値、オリジナリティーを称えるため、「ロエベ」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=クリエイティブ・ディレクターが発案し16年に設立された。大賞受賞者には5万ユーロ(約585万円)が贈られる。

 19年には漆作家の石塚源太が日本人初のグランプリを受賞。18年に特別賞を受賞した陶芸家の桑田拓郎は、20-21年秋冬の「ロエベ」ウィメンズ・コレクションでコラボレーションしている。

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おうちでシネマ 「アップリンク」代表のオススメ“在宅”映画4選

 新型コロナウイルス感染予防のための外出自粛により、自宅で過ごす時間=“おうち時間”をいかに過ごすかが重要となっている。読者の中には、「素敵な映画を見て有意義な時間を過ごしたい」「メジャーな映画も悪くないけど、コアな作品にも触れてみたい」と思う人も多いのではないだろうか?そこで今回は、数々の気鋭監督作を日本に紹介してきたミニシアターの雄、アップリンクの浅井隆代表に自宅で見られるオススメ作品4選をたずねた。同社が提供するビデオオンデマンド(VOD)サービス「アップリンク・クラウド」でも扱っているので、気になった人はチェックしてみよう。

「わたしはロランス」(2012年カナダ、グザヴィエ・ドラン監督)

浅井隆アップリンク代表(以下、浅井):カンヌ国際映画祭でグランプリ受賞歴もあるカナダ人監督、グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)の作品。女性として生きることを選んだトランスジェンダーの高校教師とそのガールフレンドを軸とする物語なのですが、音楽の入れ方がとにかくカッコイイ。彼の作品をPVのようだと表現する人も多いですが、実は真逆。PVは音に合わせて映像をつける一方、ドランは物語の“ここぞ”という場面に登場人物の感情にリンクした音楽を入れているんです。イヤホンやヘッドホンをつけて、大きめの音で楽しんでほしいですね。

「ガザの美容室」(15年パレスチナ、アラブ・ナサール、タルザン・ナサール監督)

浅井:映画の舞台は、戦争状態にあるパレスチナ自治区の美容室。女性たちが集い、和やかなムードの美容室が、突如として屋外の戦火に巻き込まれていきます。それでも強く、しなやかに生きる女性の姿は必見です。パレスチナ自治区は戦争で国自体が隔離され、日本は今、新型コロナウイルス感染症で個人と社会が隔離されています。そんな今だからこそ、見る価値があると思います。

「顔たち、ところどころ」(17年仏、アニエス・ヴァルダ、JR監督)

浅井:映画監督のアニエス・ヴァルダ(Agnes Varda)とアーティストのJRが、旅先で出会った人たちとストリートアートを通して触れ合うドキュメンタリーです。劇中は、知らない人との出会いの連続。でも、気軽に外に出られず、人とのふれあいが少なくなったこのタイミングで見てみると、そういった人との出会いこそ生きていることを実感する瞬間なんだなと思い知らされます。村人たちの写真をとり、それをアートに仕立てていく工程もとっても面白い。見るだけで温かな気持ちになる作品です。

「聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅」(12年独、ヤン・シュミット=ガレ監督)

浅井:タイトルの通り、近代ヨガのルーツをたどる作品です。“アイアンガーヨガ”のB.K.S.アイアンガー(B.K.S. Iyengar)をはじめ、今のヨガの礎を築いた師匠たちの姿が見られます。在宅時間が増え、ヨガを自宅でやっている人が増えているようですが、実践だけでなく、ヨガのルーツと哲学を映画から学んでみるのも面白いかもしれません。字幕監修は日本ヨガの第一人者、ケン・ハラクマさんが担当しています。

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「グッチ」がサステナビリティに関する10のことを発表 「アースデー」に合わせ

 ケリング・グループの「グッチ(GUCCI)」は、「アースデー(Earth Day)」の4月22日にサステナビリティに関する10の取り組みを発表した。

 サプライチェーンの労働者の支援やファッション産業の透明化を目指す英国のNPO、ファッション レボリューション(FASHION REVOLUTION)が毎年発表している「ファッション透明性インデックス (Fashion Transparency Index )」の2020年度版で「グッチ」は、ラグジュアリーブランドとして最高スコアで評価され、2年連続で1位を獲得した。前年度の40%から48%までスコアが向上し、ポリシーとコミットメントの項目では250の参加ブランドのうち唯一の満点評価となった。

 「グッチ」がこれまでに実現してきた10の主要な取り組み下記の通り。

1. 自社およびサプライチェーン全体でカーボンニュートラルを実現
2018年からに開始した同取り組みにより、世界中で110.2万haの森林を保護している。

2. 「CEO カーボンニュートラル チャレンジ」を提唱
19年11月にマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼最高経営責任者(CEO)が、あらゆる業界のCEOらに向けて提唱した。早急な温室効果ガス削減のためには既存のテクノロジーやソリューションでは十分な成果が得られない事実を訴え、企業はただちに責任を果たす必要があると呼びかけた。これまでにザ・リアルリアル(THE REALREAL)などが参加を表明している。

3. 動物が登場する広告キャンペーンに関して、媒体費の0.5%をライオンズシェア基金に寄付
国連開発計画(UNDP)主導のもとに18年9月に発足したライオンズシェア基金では、象の密猟減少のために成果を上げている。「グッチ」はこのパートナーシップを通じて絶滅危惧種とその自然生息地の保護を支援している。

4. 環境損益計算書で環境への影響を透明性の高い状態で公開
製品を作ってから商品購入者の手元に届くまでのプロセスにおける温室効果ガス排出量、水質汚染、大気汚染、水利用、廃棄物の発生、土地利用についての詳細を測定し、公開している。

5. 25年までに環境への負荷の40%削減を目指す
18年実績ではそれまでの3年間に16%の削減を達成した。また、同期間内に温室効果ガス排出量を50%削減を目指す。

6. ショップ、オフィス、倉庫でクリーンエネルギーを活用
現在約80%がクリーンエネルギーで運営されており、今年中に再生可能エネルギーの100%活用を実現する見込みだ。

7. サステナブルな素材の開発と調達
オーガニック素材やバイオ素材、再生繊維の開発と調達、および製造効率の改善に取り組んでいる。

8.「グッチ アップ プログラム」で循環型アプローチ
同プログラムでは製造中に発生するレザーテキスタイルの端切れをアップサイクルしている。18年にはこの取り組みによりレザー11tが再利用され、約4500tのCO2発生を抑制した。

9. レザー加工の工程を最小限にする「スクラップレス プログラム」
レザーを型に切り抜いてから加工することで、工程を最小限にして水と化学物質の使用量と廃棄物を削減した。さらに、レザー加工のメタルフリー化やクロムフリー化を推進し、25年までに100%導入を目指す。

10. パートナーやステークホルダーとの協業
19年に「ファッション協定(The Fashion Pact)」に調印し、気候、生物多様性、海洋の分野において具体的な共通目標の実現に取り組むことを誓約した。

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小松マテーレが植物由来の多彩な高機能加工

 繊維加工大手の小松マテーレは植物由来の染料を用いて、吸水拡散性と水分コントロール機能、抗菌防臭効果のある染色技術「ベジベジ」を開発した。植物の廃棄物を用いたナチュラルな色合いと紫外線量を抑制した染色技術「オニベジ」を進化させたもの。ファッション、カジュアル、ユニホーム、スポーツなどの衣料用途に加え、寝装寝具への展開も予定しており、販売目標は初年度で1億円、3年後に5億円を計画する。

 「ベジベジ」は優れた吸水拡散性を持ち、通常のポリエステル染色品に比べて汗を吸いやすく、水分の拡散面積が2倍以上になる。広い範囲に水分が広がることで気化冷却効果も上がる。水滴を落とした実験(室温20℃、相対湿度40%、水0.4mL滴下)では、30秒後には約2度℃表面温度が下がったという。また、生地の水蒸気透過性が通常のポリエステルに比べ5%以上低く、外側に逃げる水分を減少させるため衣服内の湿度低下を抑えることができ、しっとりとした着心地を実現する。加えて、天然由来成分のキトサンにより抗菌防臭効果を発揮する。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

確かにそう言われればまだ届いてない商品あるなあ。すぐにチェックしてみよう。

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