ユナイテッドアローズ(UA)は2022年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画を発表した。10年後にありたい姿を“ライフスタイルにかかわる商品・サービス全般を提供する企業へ進化”と定め、これを実現するために「国内アパレル事業のシェア拡大成長」「グローバルへの事業展開」「ライフスタイル全般における新たなドメインの拡大」の3つの柱を策定した。新中期経営計画では“Change and Challenge”の基本方針のもと、事業戦略と機能戦略の2軸を推進していく。
事業戦略は、“持続的な成長基盤の強化と顧客創造”をキーコンセプトに“既存事業の安定成長継続”と“新規事業創出の挑戦”を掲げる。“既存事業の安定成長継続”においては、ユナイテッドアローズが展開する3つのマーケット(トレンドマーケット、ミッドトレンドマーケット、ニュートレンドマーケット)に沿った成長を目指す。トレンドマーケットは引き続きネット通販の成長拡大、「スティーブンアラン(STEVEN ALAN)」や「ロク(ROKU)」「ロエフ(LOEFF)」「イウエン マトフ(AEWEN MATOPH)」などのSBU(小型事業)とウィメンズストアの出店拡大を図る。ミッドトレンドマーケットも引き続きネット通販の成長拡大を目指すほか、オンオフ兼用商材やカジュアル分野、「ザ ステーション ストア(THE STATION STORE)」などのウィメンズ小型事業を強化する。ニュートレンドマーケットは「コーエン(COEN)」の店舗数を純増させる見通し。定価販売比率の改善や坪効率の向上などで、業容拡大と収益性の改善の両立を図る。
CYKはNari、Kotsu、Naoki Takebayashi、DJ No Guaranteeの4人からなる東京を拠点としたパーティーコレクティブだ。ハウスミュージックを軸にこれまで、ババ・スティルツ(Baba Stiltz)やロス・フロム・フレンズ(Ross From Friends)ら海外の気鋭アーティストを招へいしたパーティーを開催するなど、東京クラブシーンの次世代の旗手として注目を集めている。
アニエスベー初監督作品「わたしの名前は...」 (c) LOVE STREAMS AGNES B. PRODUCTIONSアニエスベー初監督作品「わたしの名前は...」 (c) LOVE STREAMS AGNES B. PRODUCTIONSアニエスベー初監督作品「わたしの名前は...」 (c) LOVE STREAMS AGNES B. PRODUCTIONSアニエスベー初監督作品「わたしの名前は...」 (c) LOVE STREAMS AGNES B. PRODUCTIONSアニエスベー初監督作品「わたしの名前は...」 (c) LOVE STREAMS AGNES B. PRODUCTIONSアニエスベー初監督作品「わたしの名前は...」 (c) LOVE STREAMS AGNES B. PRODUCTIONS
米百貨店ニーマン・マーカス(NEIMAN MARCUS)やバーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)を運営するニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)が経営破綻した。同社は日本の民事再生法に当たる米連邦破産法第11条の適用を5月7日に申請したばかりだが、2018年2月から同社を率いているジェフロイ・ヴァン・ラムドンク(Geoffroy van Raemdonck)最高経営責任者(CEO)が米「WWD」の取材に応じた。
NMGは13年に、投資会社アレス・マネジメント(ARES MANAGEMENT)とカナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード(CANADA PENSION PLAN INVESTMENT BOARD)によって60億ドル(約6360億円)で買収されたが、この際に約45億ドル(約4770億円)の長期負債を背負うこととなり、年におよそ3億ドル(約318億円)の利息を支払わざるを得ないことが経営に重くのしかかっていた。同社の売上高は年間50億ドル(約5300億円)程度のため、17年には身売りを検討するほど業績が悪化。新型コロナウイルスの影響による休業措置が追い打ちをかけたことは間違いないが、それがなくともいずれ経営は行き詰まっていたと見る専門家は多い。
ギャップ(GAP INC.)は、5月中に傘下ブランドの「オールドネイビー(OLD NAVY)」「アスレタ(ATHLETA)」「ギャップ」「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」「ジャニー アンド ジャック(JANIE AND JACK)」「インターミックス(INTERMIX)」などの800店舗で営業を再開する。
まずは5月初旬から、米テキサス州の限られた店舗で従業員や顧客、地域の健康と安全を最優先とした上で営業を再開する。再開の時期やエリアについては、健康についての公式ガイドラインや米国の小売業界団体RILA(Retail Industry Leaders Association)などの主導のもと、地方政府と共同で決定するという。現在は約1000店舗からのオンライン注文に対応しており、75店舗では店頭受け取りサービスも提供している。そして今後数カ月のうちにこれらの業務を拡大していくという。
テーマごとの具体的な中長期目標達成に向けた活動の進捗は、同社グループのホームページを中心に積極的に開示する。また、同プランの取り組みを通して、国連が定めるSDGs(Sustainable Development Goals、2030年に向けた持続可能な開発目標)の達成にも寄与する。なお、同社の中長期ビジョン「VISION2026」でも、今年度から3つの基盤戦略の一つに「バリューチェーン全体にわたるサステナビリティ戦略の推進」を新たなテーマとして設定し、企業活動においてサステナビリティの視点を組み込んで実行していく。
「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「プレスド アイシャドウ」(各2300円)「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(3200円)「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(3200円)「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(3200円)「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(3200円)「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(3200円)「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(3200円)
またアイシャドウ発売の同日に、アジア人の目元を立体的に際立たせる発色や速乾性に加え、耐久性に優れてにじみにくい新アイライナー「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」(全6色、各3200円)を発売する。
化粧品業界では昨今、年齢や性別を問わず一人一人の個性を尊重するダイバーシティの考えが強まっており、自分自身を自由に表現する“パーソナライズ”が注目を集めていることから、さまざまなカラー展開を打ち出し選択肢を広げている。「M・A・C」の「スモールアイシャドウ」(各2500円)は全102色、「アディクション(ADDICTION)」は「ザ アイシャドウ」(各2000円)を全99色、「メイクアップフォーエバー(MAKE UP FOR EVER)」の「アーティストカラーシャドウ」(各2000円)は全98色を販売する。
花王は、北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学 I 研究室の片山和彦教授らとEpsilon Molecular Engineering(以下、EME)と協力し、新型コロナウイルスの細胞への感染を抑制できるVHH抗体の作製に成功したと発表した。これにより、新型コロナウイルス感染症の治療薬や診断薬開発の応用が期待できる。
Lブランズは両社が株式譲渡契約を破棄することで合意に至ったと5月4日に発表した。ヴィクトリアズ・シークレットをシカモア・パートナーズに売却することで得られるはずだった5億2500万ドル(約556億円)は、業績が低迷しているLブランズにとって生命線だったといえる。事業譲渡失敗で窮地に立たされた同社は、好調な「バス&ボディワークス(BATH & BODY WORKS)」を切り離して独立した公開会社とする一方で譲渡予定だったヴィクトリアズ・シークレット関連事業は、別会社として事業を継続するという。また、児童買春の容疑がかけられていた米国の富豪ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)との交友関係や自身の社内におけるセクシャルハラスメント行為が批判されていた創業者のウェクスナー会長兼CEOは5月14日に開催する株主総会をもって退任し、決定権を持たない名誉会長職に就く。
ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載第8回。“You’d Better Be Handsome”は、2人プラス、トレンドに敏感なレイチェル(Rachel)をときに交えて、ニューヨークのトレンドや新常識について雑談する。引き続き、新型コロナイルスの影響で街が閉鎖されているニューヨークからリポート。自宅勤務大勢となってすでに1カ月、さらに4月16日にはこの態勢が5月15日まで延期になり、前回同様ズーム(ZOOM)を使っての近況報告会。ポストコロナのライフスタイル、また打撃を受けているシェアビジネスについてトークする。
スティービー:病院への寄付など、ファッション業界の中でもいくつか動きがある。例えば、クイーンズにあるエルムハースト(ELMHURST)病院への寄付金を募るために、著名フォトグラファー187人が「ピクチャーズ フォー エルムハースト(PICTURES FOR ELMHURST)」というプロジェクトを立ち上げた。これはオークション形式ではなく、150ドル(約1万6000円)均一で、プリントを発送するというチャリティー。サインは入っていないらしいけど、イーサン・ジェイムス・グリーン(Ethan James Green)、ジャック・ダヴィソン(Jack Davison)ら、アート系のファッションフォトグラファーなど気になる人がたくさん。
メイ:私たちの“普段”が戻ってくるのはまだまだ先のことになりそうだし、前とまったく同じ生活が戻ってくるわけではなさそう。ポストコロナライフに向けて、みんな準備をし始めている。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ(Andrew Mark Cuomo)知事は2段階に分けて再開に着手することを発表した。人との接触が少ない業種から。様子を見ながら、その2週間後に次の業種というふうに。
メイ:エンタープライズカーシェア(ENTERPRISE CAR SHARE)やジップカー(ZIP CAR)は、ニューヨーク市がストリートパーキングにも場所を確保していて、メンバーになると年会費および時間単位で8ドル(約870円)前後、または1日単位70~80ドル(約7600~8700円)を払うというシステム。この金額には、車のレンタル料金のほか、保険料も入っている。ときどき使うならそれで十分よね。
シューズとECの通販サイト「ロコンド(LOCONDO)」を運営するロコンドは本日8日から、タレントのスザンヌとコラボレーションしたシューズのD2Cブランド「「セレンセクール(SERENE CE COOL)」をスタートする。スザンヌはインスタグラムで約37万フォロワーを抱えており、知名度を生かしつつ、ロコンドの持つシューズ生産プラットフォームを活用する。本日夕方に田中裕輔ロコンド社長と出演するYouTubeを公開する。ロコンドは4月2日に人気ユーチューバーのヒカルとコラボレーションしたシューズを予約販売すると、サーバーダウンなどの祭り状態になり6億円を売り上げたばかり。田中社長は「D2Cブランドはそれぞれ10億円のブランドに育てていきたい」という。
また特設サイトでは、コンセプトに共感した「ザ・ノース・フェイス」の契約アスリートによるメッセージを紹介する。80歳でエベレスト登頂に成功したプロスキーヤーの三浦雄一郎は「体と心の健康がきみたちに必ず勇気を与えてくれる。いろいろな工夫をして室内でも毎日運動して汗をかいてみよう!そして太陽の光は心身をリセットしてくれるから、天気のいい日は日光浴、運動とバランスのとれた食事で免疫力を上げると気持ちが前向きになり、きみたちの探求心が発動する。夢と希望が未来を輝かせる力だ Never Stop Exploring!」と、前向きなメッセージを寄せた。そのほか写真家の石川直樹やフリークライマーの野口啓代らが、困難なときを乗り越えるためのエールを送った。
福田:当然、消費者もオンラインシフトが進むので、それによりデジタルチャネルをめぐる企業間の競争が激しくなるだろう。デジタルマーケティングに投資した費用に対してどのくらいの顧客を獲得できたのか、一人あたりのCPA(Cost Per Acquisition=一顧客あたりを獲得するコスト)は今後デジタル広告にシフトすることにより上がるため、企業はそれを見据えた踏み込んだ投資が必要になる。これまでのネット投資と同じ延長線上でやっていても思った以上の効果が得られない。
PETER FOLEY / EPA-EFE / SHUTTERSTOCK (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
米百貨店のニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)が日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用を申請した。同社は債権者の過半数と合意のもと、6億7500万ドル(約715億円)のDIP融資枠を確保している。同社は社債の利息を払えないといった、資金の流動性の問題を抱えていた。
同社は今回の手続きで40億ドル(約4240億円)の債務を解消する計画だ。
NMGは2013年にアレス・マネジメント(ARES MANAGEMENT)とカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード(CANADA PENSION PLAN INVESTMENT BOARD)に買収されて以来、約45億ドル(約4770億円)の負債を背負い、年利約3億ドル(約318億円)を返済してきた。同社は、ニーマン・マーカス43店舗とそのアウトレットのラスト・コール22店、バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)2店舗、それぞれの公式ECサイトのほか、ファッションEC「マイテレサ(MYTHERESA)」などを運営している。