イタリアのジーンズ「ガス」が日本撤退

 帝国データバンクによると、イタリアのジーンズブランド「ガス(GAS)」を運営するGAS JAPANが4月30日に開催された株主総会の決議により解散。今後、特別清算を申請する予定であるという。負債額は不明。

 同社は、2006年に日本法人として設立。「ガス」は百貨店やアウトレットモールに出店し、全国に約20店舗を展開、ECも手掛けていた。かつてはレーシングチームのスポンサーも務め、13年12月期の売上高は約25億円。

 同ブランドは1984年にクラウディオ・グロット(Claudio Grotto)が創業。日本でのジーンズの販売価格は1万円台後半から3万円ほどだった。日本からの撤退は本国の方針だという。

【エディターズ・チェック】
ジーンズはここ数年、冬の時代が続いている。“リジッド”や“ストレッチ”以降、トレンドらしいトレンドがない。作っても売れず、セレクトショップもオリジナルの製作から手を引いている。価格が2万円を超えると商品の動きは一気に鈍化し、「ガス」はこれに当てはまる形だった。

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「フランフラン」が小型扇風機でJO1とコラボ サイングッズが当たるキャンペーンも

 「フランフラン(FRANCFRANC)」は、6月10日に発売した小型扇風機“フレ ハンディファン”で、今年3月にデビューした話題のボーイズグループ「JO1」を起用したキャンペーンを展開している。

 小型扇風機は、2018年から販売し売り上げも好調だ。今年は“フレシリーズ”で、“フレ ハンディファン”(1980円、税込)のほか、クリップ一体型の“フレ ミニファン”(1480円、同)と、持ち運びに特化したカラビナ付きの薄型のファンの“フレ キャリーファン”(1680円、同)をそろえる。7月9日までのキャンペーン期間中に同シリーズの中から2点を購入した人を対象に、JO1のデコレーションステッカーをプレゼントする。さらに、指定の応募フォームから抽選に参加すると、JO1メンバー全員のサインが入った「フランフラン」のハリウッドミラーやトートバッグ、コーヒーテーブル、2人掛けソファなどのアイテムが当たるキャンペーンも実施する。「フランフラン」青山店をはじめとする全国の7店舗では、キャンペーンの当選賞品となるこれらのサイン入りアイテムを特別展示している。

 特設サイトではJO1の11人のメンバーそれぞれが、3種類の“フレシリーズ”のアイテムのオススメの使い方を紹介する動画が公開中だ。

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美佳に次ぐ、新星モデルを発見 日系ブラジル人のマリーエル・ウチダに注目

 今年の2月に行われた2020-21年秋冬シーズンのファッション・ウィークでは、モデルの美佳さんをいろいろなショーで見かけました。今季が初挑戦だったロンドンでは、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」「バーバリー(BURBERRY)」といった主要ブランドでウォーキングを披露。その後のミラノ、パリでも「フェンディ(FENDI)」「サン ローラン(SAINT LAURENT)」など、2シーズン目にして大手メゾンに選ばれる活躍ぶりでした。また日本からはモデルのモトーラ世理奈さんが「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」のショーに登場。妖精のような独特の空気感をまとう彼女が、黒の毒っ気のあるドレスのルックを着こなしていて、ドラマチックな印象でした。会場の外でキャッチした私服姿もまた雰囲気が変わってかわいい!

切れ長の目のクール系美女
マリーエル・ウチダ

 ランウエイではついつい自分と同じアジア系の女性モデルに目が行きがちになる私が、今季気になったのは「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」のファーストルックを飾ったマリーエル・ウチダ(Maryel Uchida)さんです。

 最初は彼女の名前すら分からず、経歴や出身国をインターネットでリサーチしても、あまり情報も出てこなかったのですが、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」のバックステージでキャッチすることができました!マリーエルさんは日本とブラジルのハーフの父とブラジル人の母を持つクォーターで、日本で生まれて3歳からはブラジルで育っているそう。14歳ときに母に連れられてコンテストに参加したことが、モデルのキャリアをスタートしたきっかけ。現在19歳で、この2月にランウェイデビューを果たしました。ファーストシーズンにして「プラダ(PRADA)」「クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ロエベ(LOEWE)」などのショーにも登場。切れ長の目元が印象的なクール系美女のマリーエルさん、有望株として今後の活躍に期待です!

強烈なかわいさに衝撃
エヴィー・ハリス

 またロンドンで個人的に私の印象に最も残っているのは、イギリス出身のエヴィー・ハリス(Evie Harris)です。「ジェイ ダブリュー アンダーソン」でブルーのドレスをまとった彼女が登場したとき、強烈なかわいさに衝撃が走りました。前シーズンでランウエイデビューを果たした彼女は、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」で初のショーにしてファーストルックを飾り、私の中で印象に残っていました。その後のパリでは「シャネル(CHANEL)」「ルイ・ヴィトン」のショーや「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ロエベ(LOEWE)」の広告に抜擢され、モデルキャリアとして最高のスタートを切っているエヴィー。お人形さんのような美しさを、今後も見られるのが楽しみです。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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蜷川実花が渋谷パルコで個展を開催 東京にフォーカスした500作品

 写真家・映画監督の蜷川実花は6月8日に、写真集「東京 TOKYO」を発売した。同写真集の発売を記念して、個展「東京 TOKYO / MIKA NINAGAW」を渋谷パルコ4階のパルコ ミュージアム トウキョウ(PARCO MUSEUM TOKYO)で6月12日から29日まで開催する。また同期間に、会場の様子を3Ⅾビューで鑑賞できるオンライン展示をパルコ アート(PARCO ART)公式ウェブサイトで併催。

 個展では、蜷川が東京にフォーカスし2年間取り続けた500点以上の作品を展示する。1990年代と現在の都市の変化が分かるものや、首都高、東京タワー、スカイツリーのほか、非常事態宣言中の街並みなどを展示する。

 蜷川は「いつか、東京ときっちり向き合って写真を撮らなくてはいけないとずっと思っていた。東京に生まれ、この街にしか住んだことがない。でも、向き合うだけの準備が出来ていない気がして、ずっとうやむやにしてきていた。2年前に、ふとそのタイミングがきた気がした。映画『Diner ダイナー』と 『人間失格 太宰治と3人の女たち』を撮り終えた後、シャッターを切ることだけで勝負をしてみたいと思った。やはり写真には時代が写り込んでくる。フィルムに焼きつく光景が日々変わっていく。今も東京を撮り続けている。写真はやっぱり面白い」とコメントした。

■「東京 TOKYO / MIKA NINAGAW」
会場:パルコ ミュージアム トウキョウ(オンラインでも開催)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4階
日程:6月12日〜29日
時間:10:00〜21:00
料金:一般500円・学生400円・小学生以下無料

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「ザラ」大量閉店の真相、コロナ禍だけじゃない「深謀遠慮」

 「ザラ(ZARA)」の親会社であるスペインのインディテックス(INDITEX)が2021年にかけて1200店舗を閉店すると発表して話題になっている。「ザラ」を擁するインディテックスは、H&Mや「ユニクロ」擁するファーストリテイリング、ギャップを加えた4大SPAの中でも売上高は3兆円を超え、頭ひとつ抜ける世界最大のファッション小売企業の一つ。その大量閉店ということもあって、日本経済新聞では「インディテックスが世界で大量閉店を決めたのは、新型コロナで業績不振に陥ったことが引き金だ」という報道も出ているが、実はこの“減店舗政策”はこれまでの施策をさらに加速させた“既定路線”なのである。

 彼らが目指しているのは、「店舗とオンラインストアの完全な統合」だ。デジタル時代にマッチした未来の店舗のあり方を模索し、6年前から店舗ネットワークの再編に着手。ネットで注文して店舗で受け取る「クリック&コレクト」や店舗での返品などのサービス機能を加えた、広い面積を持つ大型旗艦を一等地に構える戦略を打ち出した。複数あった小型店を集約することで、在庫を効率化し、人員・オペレーションも効率化した。

 たとえば、フランク・ゲーリーが設計したグッゲンハイム美術館があることでも有名なスペインのビルバオでは、市内の4つの店舗を1つの旗艦店に再編。「売上げは以前の4店舗の合計を上回り、ほぼ同じスペースで在庫を20%削減して運営している」とパブロ・イスラ会長はアナリスト向け説明会で述べている。

また、インテリア雑貨やホームファブリックを扱う「ザラホーム(ZARA HOME)」を「ザラ」と業態を統合することで、オペレーションの効率化と、相乗効果によるブランド力の発揮、ライフスタイル提案などにつなげている。

 確かに、1200店舗という閉店数は、例年の3倍以上に当たる。だが、すでに2019年1月期は370店舗を出店する一方で、ほぼ同数に近い355店舗を吸収合併して閉店。(他に、226店舗を改装し、112店舗を拡張した)。さらに、2020年1月期は、307店舗のオープンに対して、それを上回る328店舗を吸収合併して閉店している(他に、182店舗を改装し、87店舗を拡張した)。

 これにより、期末店舗数は7469店舗となり、前期末の7490店舗に比べて21店舗減少している。これは、H&Mの108店舗増、ファーストリテイリングの144店舗増、ギャップの253店舗増(ただし、買収企業の増加分も含む)のグローバルSPAトップ4の中でも、いち早く減店舗政策・OMO(店舗とオンラインストアの統合)が進んでいることを示している。

 店舗が減っても、売上高は283億ユーロ(約3兆4809億円)と増加している。これらの店舗網の再編により、2020年1月期の既存店売上高は6.5%増と高い伸びを記録。オンライン販売は前期比23%増加し39億ユーロ(4797億円)となり、EC化率は2ポイント高まり14%に上がった。

2020年末までに、店舗とオンラインの在庫の完全一元化を実現させる予定。これにより、主要市場では即日または翌日配達の体制が整うことになる。

 店舗再編によりオープンした旗艦店では、広々とした空間に、美術館のようにゆったりと美しく服やシューズを陳列し、タグのQRコードやバーコードを読み取ることで簡単にECにつながったり、色違いやサイズ違いなども選ぶことができるなど、実店舗とオンラインとをつなぎ、買い物客が自由に行き来しながら使用できるようになっている。大型のデジタルサイネージを活用してさまざまなルックやイメージビジュアル、メッセージなどを発信することも含めて、店舗での顧客体験の向上させている。

 クリック&コレクトや返品を店舗で行うことで、来店動機としていることも、集客増、売り上げ増につなげている。

 ちなみに、96カ国・エリアに出店しているインディテックスだが、EC強化の一環として、自社のショップがないところを含めて世界中のどこからでもグループの商材が購入できるように、「オンライン販売プラットフォーム」を立ち上げている。昨年1年間に中東を中心とした18カ国での販売をスタートし、202カ国・地域に販売網を広げているのも特筆点だ。

2009年から業界を先駆けて導入してきたRFID(無線情報タグ。無線周波数識別技術を使用した最先端のロジスティクスシステム)に加え、魅力的な店舗作りや、減店舗政策、オンライン販売網などで、他の小売企業の先を行くインディテックス。新型コロナの影響で成長スピードは鈍化するかもしれないが、改革スピードはむしろ上がった。アパレル専門店トップの独走はまだまだ続きそうだ。

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前ナノ・ユニバース社長の濱田氏がマッシュHDに入社

 ナノ・ユニバース前社長の濱田博人氏が、6月1日付でマッシュホールディングス(HD)に入社した。新設された「ファッション事業戦略本部」の上席執行役員本部長に就き、中長期戦略などの分野で近藤広幸社長を補佐する。

 マッシュHDはファッション、ビューティ、フードなどのライフスタイル領域で成長を続けており、2019年8月期の売上高は前期比11.8%増の787億円に達した。1000億円も視野に入る中、濱田氏の知見を事業戦略に生かしていく考え。濱田氏は「マッシュは企画力、開発力に優れ、商品をプロパー(正価)で売り切ることに長けている。具体的などう貢献するかはこれからだが、デジタルマーケティングなど伸び代は大きいと考えている」と話す。コロナ禍の環境変化の中、持続的に成長するための「近未来ビジョン」を近藤社長と共に探る。

 濱田氏は旧サンエー・インターナショナル出身。旧東京スタイルと統合後のTSIホールディングスの取締役を経て、2016年7月から20年2月末までTSI傘下のナノ・ユニバースの社長だった。長年マーケティングや店舗開発のキャリアで経験を積み、ナノ・ユニバースでは高いEC化率を生かしたオムニチャネル化を推進してきた。

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「アンリアレイジ」がZoomでリモート接客を行うECをオープン

 森永邦彦による「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は6月13日、オンライン上でリモート接客のサービスを行う「アンリアレイジ リモート ショップ(ANREALAGE REMOTE SHOP)」をオープンする。同ブランドは4月から、店頭に足を運べない顧客に向けてテレビ電話ツールのZoomを用いた接客を行ってきており、今回はそのサービスを正式に取り入れるもの。

 リモート販売員が「アンリアレイジ」の公式ECに掲載されている商品を説明するほか、ブランドの歴史について紹介。利用は無料で、時間は一人最大40分。完全予約制で、オフィシャルサイトから申し込みが可能だ。

 オープンを記念して、クリエイティブ集団OFBYFOR TOKYOが制作したイメージムービーを公開。モデルの山田大地を店員役として起用し、企画・ディレクションから撮影・編集までリモートで制作した。

■ANREALAGE REMOTE SHOP
営業時間13:00〜19:00
定休日:水曜、第1第3土曜、日曜

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「ステュディオス」が香港俳優ショーン・ユーとコラボ 6月20日オープンの深圳店の目玉に

 TOKYO BASEが運営する日本ブランドのセレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」は、香港の俳優ショーン・ユー(Shawn Yue)が手掛けるブランド「マッドネス(MAD NESS)」と組み、「ステュディオス」限定ライン「マッドネストウキョウ(MAD NESS TOKYO)」を販売する。6月20日に中国・深圳にオープンする「ステュディオス トウキョウ」で先行販売し、26日以降、上海、香港、東京・神南の「ステュディオス トウキョウ」、自社ECでも販売する。

 もともとTOKYO BASEと親交があったというユーと組み、全て日本で生産する。アイテムはTシャツ5型で、グラフィックを手掛けたのはコラージュアーティストの河村康輔。河村のアーカイブ作品や「マッドネス」のロゴ、愛犬の写真などを組み合わせている。2色展開で、価格は各1万1500円(本体)。

 深圳の店舗は、「ステュディオス トウキョウ」として、上海に続く中国本土2店舗目になる。5月30日には、SPA業態の「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」と「パブリック トウキョウ(PUBLIC TOKYO)」でそれぞれ北京にも出店していた。8月には「ステュディオス トウキョウ」で北京、「ユナイテッド トウキョウ」で上海、12月には「ステュディオス トウキョウ」で成都にも出店予定で、21年2月期末の海外店舗は中国本土と香港で12店になる見込み。

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リシュモン傘下の時計「ボーム&メルシエ」が「ボーム」を統合

 コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)は、2018年デビューの時計ブランド「ボーム(BAUME)」を、1830年創業の「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」に統合すると発表した。今後、「ボーム」は「ボーム&メルシエ」のコレクションの一つになる。「ボーム」はECからスタートし、最大の特徴は2000通り以上のカスタマイズ。地球環境に配慮したサステナブルな素材も積極的に用いており、6万~7万円台の値ごろ感も魅力だ。

 デビッド・ショーメ(David Chaumet)=ボーム&メルシエ最高経営責任者は、「『ボーム』のデザイン的オリジナリティーとエコフレンドリーな哲学はそのままに、“スイスメード”の誇りも維持される。『ボーム&メルシエ』の時計と同じく、ジュラ地方にある工房で製造する」と説明する。

 リシュモンは買収により、「ボーム&メルシエ」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」「A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)」といった多くの時計ブランドを取得してきたが、「ボーム」は自社で初めてゼロから立ち上げたブランド。

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麻布テーラーが20年続ける「オーダーシャツフェア」開催 売り上げ2万着が目標

 メルボメンズウェアーが手掛けるドレスウエアのセレクトショップ、麻布テーラーは6月12日から7月27日まで、シャツ2着を1万6000円でオーダーできる「オーダーシャツフェア」を全26店舗で開催する。

 このオーダーシャツは、フェア限定の国産綿100%を使用して全店で計約5000種類あり、全て国内の協力工場による縫製で生産する。襟型(約35種類)、カフス型(13種類)、胸ポケット型(13種類)、ボタン(約20種類)などを選べるだけでなく、通常のパターンオーダーでは調整できない肩幅、胴回り、袖幅のサイズ調整も可能だ。

 同社によるとこのイベントは半年に1回開催しており、20年以上前から行っていてファンが多く、毎回初日から3日間は行列ができる人気ぶりで、前回は来場者約8000人のうち約90%がリピーターだったという。フェア期間中、2万~2万5000着の売り上げを目標にしている。

 今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来店を予約制としている。

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元「アウラアイラ」川島幸美が「スタイルヴォイス ドットコム」でワンマイルウエア発売

 「アウラアイラ(AULA AILA)」「アウラ(AULA)」などを手掛けてきた川島幸美は、オーガニックコットン製のワンマイルウエアセットを企画し、6月12日からECサイト「スタイルヴォイス ドットコム(STYLE VOICE.COM)」で予約を開始した。売り上げの一部はWWF(世界自然保護基金)に寄付する。

 ワンピース、パンツ、ブラトップ、マスクのセット(1万5400円=税込)で、グレージュとカーキの2色展開。発売元は「スタイルヴォイス ドットコム」。SNSなどでの拡散で「12日の予約開始前から当初の想定枚数以上の問い合わせが届いていた」と川島。配送は6月末を予定している。

 「スタイルヴォイス ドットコム」は、ジュン、マッシュホールディングス、デイトナ・インターナショナルが組み、2019年11月にスタートした、読み物などのコンテンツ制作や編集に注力したECサイト。川島は同サイトのキュレーターの一人。

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アディダスが黒人コミュニティーに20億円超を拠出 従業員の反発を受けて

 「アディダス」および「リーボック」を擁するアディダス社は、黒人従業員とそのコミュニティーに対する支援の欠如に対する従業員からの非難を受けて、黒人コミュニティーをサポートするプログラムに2000万ドル(約21億円)を拠出すると9日に発表した。アメリカで今後4年間にわたって実施するこの拠出のほかにも、5年間で黒人従業員を対象に50の大学向けの奨学金を設立し、より多くの黒人従業員を雇用していくという。この取り組みを通してアディダスは、アメリカ国内のすべてのポジションの30%を黒人とラテン系の人材にすることを目標にした。また北米の従業員の中での黒人およびラテン系の人々の代表権についても別の目標値を今後明らかにする予定だ。

 社内の大幅な変化を求めるアディダスの従業員によって結成された連合は、数日のうちに13人から100人以上に増加。従業員からの批判を受けてアディダスは5日、「人種差別問題にこれまで十分に取り組んでこなかった」ことを認め「さらに真剣に取り組む」と表明した。その時点で、従業員の人事グループであるプログレッシブ・ソールズや黒人のリーダーたちと協力して計画を立案していると述べていたが、ほかにも北米とグローバル本社にリーダーを配置し、人種差別と闘うグループに従業員が寄付する場合、会社が倍額を上乗せして寄付することも決めた。ザイオン・アームストロング(Zion Armstrong)北米アディダス社長とマット・オトゥール(Matt O’Toole)=リーボック社長の両者が黒人従業員と面談をした上で方向性を示したという。

 アディダス取締役会の声明の中でカスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)最高経営責任者(CEO)は、5月末から始まったBLM運動について触れながら「人種差別を支える文化的・構造的な力に立ち向かうためには私たちに何ができるかを考えるようになった。一個人であると同時に組織の中の一員として自分自身を見直し、黒人やそのコミュニティーに不利な現状と沈黙を強いるシステムについて振り返る必要があった。包括性の大切さを考え、私たちは今まで以上にすべての従業員が安心して働けて、声を上げられると同時に、キャリアアップに平等なチャンスがある環境をつくらないといけない。企業として大きな変化を起こすべきで、今それを実行する」と述べた。

 スポーツとファッションのさまざまなブランドは、黒人コミュニティーをサポートするための取り組みを強化している。ライバルブランドである「ナイキ(NIKE)」は、今後4年間で全米の黒人コミュニティーを支援するために4000万ドル(約43億円)を投じる。さらに、伝説の元NBA選手のマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)と彼とのブランド「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、人種差別の解消に取り組む組織に今後10年間で1億ドル(約109億円)を拠出する予定だ。

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コティがキム・カーダシアンのコスメ「KKW」を買収か

 コティ(COTY)はキム・カーダシアン(Kim Kardashian)と、彼女が手掛けるコスメブランド「KKW」の買収について交渉している。コティは米国証券取引委員会に提出した書類の中に、「キム・カーダシアンと化粧品に関する協業について交渉している。取引についての詳細は公表できない」と記したという。

 コティは昨年、異父姉妹のカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)がプロデュースするコスメブランド「カイリー・コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」を6億ドル(約654億円)で買収したばかりだ(株式の51%を取得)。

 ピーター・ハルフ(Peter Harf)=コティ会長兼最高経営責任者はウオールストリートのアナリストに対し、自身が2人の母のクリス・ジェンナー(Kris Jenner)と仲が良く、「カイリー・コスメティクス」の買収は1年半以上をかけて交渉を重ねたという。「ジェンナー家がわれわれと協業していることを誇りに思う。家族全員とコネクションを持っている」とコメントした。

 コティは16年にプロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE)から41ブランドを買収して以来、業績が悪化している。CEOの相次ぐ交代のほか、最近は新型コロナウイルスによるダメージがさらに重くのしかかっている。また5月には、ヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」や「クレオール(CLAIROL)」、ネイルブランド「OPI」、ヘアツールブランド「GHD」など、コティのプロフェッショナルビューティおよびヘアケア事業の大半を43億ドル(約4558億円)でKKRに売却すると発表している。

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エスティ ローダーの取締役がトランプサポーターだとして辞任を求められる 6000人以上が賛同

 エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)のロナルド・ローダー(Ronald Lauder)取締役は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のサポーターだとして社内から辞任を求められている。ロナルドは創業者のエスティ・ローダー(Estee Lauder)の息子の一人で、現職に就いてからトランプ大統領に175万ドル(約1億9075億円)以上を寄付しているという。

 このことに関して社員が嘆願書を提出し、今はオンラインで抗議活動の署名・賛同などを集められる「change.org」に専用ページができている。6月11日時点で6000人以上が賛同している。内容は、ロナルド氏の取締役会からの辞任と、警察による暴力を受けた被害者や黒人コミュニティーに対して500万ドル(約5億4500万円)の寄付を求めるもの。同社はこれまで、黒人コミュニティーに対して100万ドル(約1億900万円)を寄付してきた。

 これに対し会社は「われわれは従業員を会社の中心に置き、大切な存在だと考えている。今週、社員から取締役の一人の政治的スタンスが、会社そのものと同様なのかどうかを聞かれたが、答えは“NO”だ。政治に関する意見やスタンスは人それぞれで、一人の社員の見解が会社を代表するものではない。会社として重要視しているのは、創業当時から掲げている3つの価値、すなわち尊敬、平等、インクルージョン(包括性)だ」と発表した。

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BARNEYS at HOME #45【AGMES】 バーニーズ ニューヨークスタッフおすすめの一品:<アグメス>ジュエリー

 

バーニーズ ニューヨークのスタッフがおすすめのファッションアイテムをピックアップしてご紹介!

今日ご紹介するのはウィメンズバイヤー山村がおすすめする<アグメス>のジュエリーです!

 

全てハンドメイドで制作されているニューヨーク発のジュエリーブランドです。

どれもシンプルながらひねりの利いたデザインで、顔周りにアクセントを与えます。

バーニーズ ニューヨークではフープピアスのバリエーションを豊富にご用意しております。

IMG 0120 BARNEYS at HOME #45【AGMES】  バーニーズ ニューヨークスタッフおすすめの一品:<アグメス>ジュエリー

ご紹介したアイテムはオンラインストアにてお求めいただけます。

 

AGMES<アグメス>

スクエアフープピアス

https://onlinestore.barneys.co.jp/supplier/supplier_04962/2108636.html?dwvar_2108636_color=3600&cgid=supplier_04962#sz=60&start=14?2020_bjyoutube

 

ボリュームミニフープピアス

https://onlinestore.barneys.co.jp/supplier/supplier_04962/2126074.html?dwvar_2126074_color=3600&cgid=supplier_04962#sz=60&start=1?2020_bjyoutube

 

変形ピアス

https://onlinestore.barneys.co.jp/supplier/supplier_04962/2126071.html?dwvar_2126071_color=3600&cgid=supplier_04962#sz=60&start=4?2020_bjyoutube

 

ゴールドモチーフネックレス

https://onlinestore.barneys.co.jp/supplier/supplier_04962/2108643.html?dwvar_2108643_color=3600&cgid=supplier_04962#sz=60&start=8?2020_bjyoutube

 

バーニーズ ニューヨーク オンラインストア

https://onlinestore.barneys.co.jp/top?2020_bjyoutube

 

 

次回の更新をお楽しみに!

マッシュの「トーン」がEC売り上げ12倍 ライブ配信強化で

 マッシュビューティーラボが手掛けるプライベートブランド(以下、PB)「トーン」が、コロナ禍の影響を受けず快進撃が続いている。ライブ配信を強化したことで、4~5月のEC売り上げが前年の12倍と伸長。今期(2020年8月期)の売り上げ目標13億円(前期は約8億5000万円)も射程内に入ってきた。

 同社も全国の緊急事態宣言により4月以降店舗の休業を余儀なくされた。そこで、強化したのがインスタグラムを活用したライブ配信だ。小木充マッシュビューティーラボ副社長は「普段、店舗が売り上げを作ってくれているがそれがかなわないときこそ、本社スタッフが力を発揮する番」と考え、「トーン」を含めて1日3回のライブ配信を約束した。PR担当者やブランドのトレーナーなどが製品の特徴や使用方法などを紹介すると、次第にその製品がECで売れるという構図ができてきた。それは同社の本社スタッフに店舗出身者が多いため現場の声を理解している点が大きい。単に製品を紹介するだけでなく、アレンジ方法などを伝えられているのが消費者の心の琴線に触れ購入につながったようだ。

 実際に4~5月の店舗売り上げは全体の10%程度。ECは12倍となった。単月でみるとECと店舗の合算で4月度の売上高は前年同月比25.4%増の9600万円、5月度が同35.5%増の1億1000万円でECが店舗売り上げを上回るほど貢献している。ちなみ店舗はメインで展開するセレクト業態「メイクアップキッチン」9店舗のほか、全国の「コスメキッチン」「ビーブル バイ コスメキッチン」で展開している。

 「トーン」は18年2月に誕生。「ターゲット層は幅広く、高品質で適正価格、使いやすい製品(アイテムや色調)である“ファーストオーガニック”を掲げてスタートした。ナチュラル志向、サステナブルに関心が高い人にも発信できる仕組み作りを当初からしていた」という。小木副社長は管轄する「コスメキッチン」でも環境に配慮した取り組みを早い段階から行っているが、モノ作りへの信念を「トーン」で証明したかったという。化粧品は基本的に使用期限が製造から3年だが、一般的に残り3カ月になると廃棄するケースが多い。そこでたどり着いたのが「究極のクリーンビューティとはBtoCで100%の消化率を達成すること」だった。デビュー時に130SKUあったカラーメイク製品を作る際にも全ての色を売りきるカラー展開にしたという。動きが鈍いカラーがあると、イベントやライブ配信で紹介することを徹底した。4~5月では毎週土曜のライブ配信で特別キットを数種類販売(4000~1万円)。キットにはノベルティーも加えているのが特徴で、モバイルバッテリーも兼ねるコンパクトミラーを組み込んだ。「カラーアイテムのキットは売れ行きが鈍いのが通説であったが、キット製品を使用したメイクのハウツーを紹介したこともありどれも即完売」とうれしい悲鳴を上げる。

 こうした取り組みを行った結果、デビュー時の製品は99.2%の消化率を達成した。「残りの0.8%も6月10日にオープンしたブランド初の直営店のあべのハルカス近鉄本店のためにあえて確保しているもので、実際は消化率100%を実現できている。同店の初日の売上高は約160万円で過去最高の実績となった」。新製品の投入も闇雲に行わず、タイミングや製品構成のバランスを鑑みているという。こうしたことは、既存製品への注目度にもつながり、メイクアップ製品ではマットタイプのリップグロス「ペタル エッセンス カラー バター」の5製品やゴールド×イエローのアイシャドウ「ペタル アイシャドウ」(03)など、スキンケア製品では「ブースター セラム」がベストセラーに。「やむを得ず完売したものも再入荷すると口コミで一気に広がりニュース性が高まる」。

 緊急事態宣言が解除された今、全ての店舗が再開した。今後は「EC売り上げの下げ幅を少なくするのが目標。それには、コロナ禍で実施していた毎日のライブ配信を続けること、ライブ配信で個店レベルの情報も発信することで店舗への誘導をかけること」を推し進め、OtoOを実践して成果を上げていく。

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物件から内装・什器まで「初期投資オールゼロ」のリース開始。1号店は一人しゃぶしゃぶ。

株式会社ネクシィーズグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:近藤 太香巳)が提供する、「お店まるごと初期投資オールゼロ」の仕組みの1号店として、「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目松五郎」を東京・赤坂に、6月15日オープンさせる。
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【withコロナ】品川港南口は外飲み。路上宴会が盛り上がっている

 新幹線や羽田空港へのアクセスも便利な交通網の拠点であり、大企業や外資系企業などが多く本社を構える品川駅。港南口の飲食店には、オフィス街のビジネスマンや出張族が溢れ賑わいを見せていたが、いまは平日18時にも関わらず、仕事を終えたビジネスマンが早々と駅に向かっている。飲食店の営業時間が22時まで緩和されているが、飲みには行かないのだろうか?
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ビュッフェをなくして欲しいとの声。ビュッフェ人気で再開した店舗もあるが。

飲食店になくして欲しい対応、1位「ビュッフェやセルフサービス」34%、2位「おしぼりの手渡し」17%。ミステリーショッパー「ファンくる」を運営する株式会社ROI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:益子 雄児)が登録一般ユーザーを対象に調査し、936人から回答を得た。
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