「ディーゼル(DIESEL)」が2020年プレ・フォール・コレクションを発表した。
The post 「ディーゼル」2020年プレ・フォール・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
バイヤー向けにトピックスを拾います。
「ディーゼル(DIESEL)」が2020年プレ・フォール・コレクションを発表した。
The post 「ディーゼル」2020年プレ・フォール・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「ニューバランス(NEW BALANCE)」は7月24日、ブランドアンバサダーを務めるジェイデン・スミス(Jaden Smith)とのコラボスニーカー“NB FOR ジェイデン・スミス ビジョンレーサー(NB FOR JADEN SMITH VISION RACER)”を発売する。価格は1万8000円で、サイズは26.0〜29.0cm。「ニューバランス」の公式オンラインストアのほか、「スニーカーズエンスタッフ(SNEAKERSNSTUFF)」などで取り扱う。
同スニーカーは、スミスがお気に入りのモデル“X-RACER”と“1700”を融合し、ビーガンに着目して動物由来の素材を使用せずに仕上げた。Nのロゴとアッパーのパイピング、タンのウェービングテープに夜間でも視認性のあるリフレクターを採用したほか、ライフスタイルをサポートするために耐久性を高めたティップ(つま先)のゴム加工、そしてモデル名の“VISION”をプリントしたアウトソールが特徴だ。カラーは“Wavy Baby Blue”を用意し、今後は同モデルの新色を随時販売していく予定だ。
The post 「ニューバランス」がジェイデン・スミスとのコラボスニーカー発売 人気モデル“1700”と“X-RACER”を融合 appeared first on WWD JAPAN.com.
「ジャックムス(JACQUEMUS)」は7月16日夜、観客を招いた生のランウエイショーで2021年春夏コレクションを披露した。会場となったのは、パリから車で1時間ほどの距離にあるヴェクサン地方の小麦畑。夕陽を浴びて黄金色に輝く雄大な自然の中に曲がりくねったランウエイを作り、そこを男女55人のモデルがそよ風に髪や服をなびかせながら歩いた。会場に招待されたのは約100人だけ。それぞれの座席はソーシャルディスタンスが確保できるように間隔を空けてくぼんだ小さなスペースに配置されたが、それはポエティックにも感じられた。
今回のショーは、2月24日〜3月3日に行われたパリ・ファッション・ウイーク以来フランスで開かれる初のランウエイショーとなったが、デザイナーのサイモン・ポルテ・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)は、「フィジカルなショーを諦めるという考えはなかった」とコメント。「ショーは『ジャックムス』のようなブランドの戦略の核であり、感情を伝える特別な瞬間だ」とショーにかける思いを語った。
フランス語で“愛”を意味する「ラ・ムール(L'Amour)」と名付けられたコレクションは、ペールカラーとナチュラルな質感がポイントで牧歌的なムードが漂う。ウィメンズはリネンのスリップドレスやペンシルスカート、ハイウエストパンツ、ブラトップなどが中心。腰や肩周りに配した極細のストラップと、ねじったり浮かせたりしたユニークなシルエットがアクセントになる。一方、メンズはプリントシャツやハリのある夏らしい生地のテーラリングなどを提案。ヒットしている“チキート(CHIQUITO)”の新作をはじめ、バッグやアクセサリーも豊富にそろえた。ジャックムスは今季、デリバリーが遅れて通常よりも長く店頭に並ぶことになる20-21年秋冬コレクションとリンクすることを心がけたという。また需要に合った生産を行うため、7月31日まで公式オンラインショップでプレオーダーを受け付けている。
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
The post 「ジャックムス」が雄大な小麦畑で2021年春夏を披露 「フィジカルなショーを諦める考えはなかった」 appeared first on WWD JAPAN.com.
「M・A・C」は7月22日、大阪・心斎橋に「M・A・Cプロストア」をオープンする。アジアでは表参道ヒルズ店に続き、2店舗目となる。
「M・A・Cプロストア」は、メイクアップ アーティストやヘアスタイリストなどビューティ業界に従事するプロが満足できる製品カテゴリーと幅広いカラーレンジをそろえる。また通常店舗では単色販売のみとなっているアイシャドウやチークを選んで、オリジナルパレットにカスタマイズできるサービスや、ピグメントやグリッター、ペイント系アイテム、カラーパレット、アクセサリーなどの限定アイテムを用意する。
また、オープンを記念して先着で税込み6600円以上商品を購入すると3色から選べるリップスティック1色を、1万1000円以上の購入でリップスティックに加えてオリジナルバニティポーチを配布するキャンペーンを実施する。
The post アジア2店舗目の「M・A・Cプロストア」が大阪・心斎橋にオープン appeared first on WWD JAPAN.com.
アイウエア企業のジンズホールディングス(HD)は、連結子会社のフィールグッドが運営しているメンズ雑貨の「ノーティアム(NAUGHTIAM)」をサックスバー ホールディングスの子会社である東京デリカに事業譲渡すると発表した。
譲渡するのは、「ノーティアム」の通信販売事業およびイオンモール高崎店、イオンモール羽生店、軽井沢・プリンスショッピングプラザ店、ヨドバシAkiba店、東京ドームシティ ラクーア店、二子玉川ライズS.C.店、神戸ハーバーランドumie 店の7店舗で、それ以外の店舗は8月までに順次閉店する予定だ。
ジンズHDは、8月31日をもって雑貨事業から撤退し、フィールグッドを解散すると4月に発表していたが、東京デリカから譲受の申し出があり、フィールグッドと7月15日付で事業譲渡に関する基本合意書を締結した。譲渡日は9月1日となる予定だ。
東京デリカは、サックスバー(SAC’S BAR)やグランサックス(GRAN SAC’S)など全国約600店舗のバッグ及びファッショングッズの専門店を運営している。
なお、ウィメンズ雑貨の「ヒッチハイク(HITCH HIKE)」は8月末で終了し、フィールグッドは21年8月期中を目途に解散・清算する予定。
The post ジンズHDがメンズ雑貨事業を東京デリカに譲渡 ウィメンズ雑貨は終了 appeared first on WWD JAPAN.com.
アイウエア企業のジンズホールディングス(HD)は、連結子会社のフィールグッドが運営しているメンズ雑貨の「ノーティアム(NAUGHTIAM)」をサックスバー ホールディングスの子会社である東京デリカに事業譲渡すると発表した。
譲渡するのは、「ノーティアム」の通信販売事業およびイオンモール高崎店、イオンモール羽生店、軽井沢・プリンスショッピングプラザ店、ヨドバシAkiba店、東京ドームシティ ラクーア店、二子玉川ライズS.C.店、神戸ハーバーランドumie 店の7店舗で、それ以外の店舗は8月までに順次閉店する予定だ。
ジンズHDは、8月31日をもって雑貨事業から撤退し、フィールグッドを解散すると4月に発表していたが、東京デリカから譲受の申し出があり、フィールグッドと7月15日付で事業譲渡に関する基本合意書を締結した。譲渡日は9月1日となる予定だ。
東京デリカは、サックスバー(SAC’S BAR)やグランサックス(GRAN SAC’S)など全国約600店舗のバッグ及びファッショングッズの専門店を運営している。
なお、ウィメンズ雑貨の「ヒッチハイク(HITCH HIKE)」は8月末で終了し、フィールグッドは21年8月期中を目途に解散・清算する予定。
The post ジンズHDがメンズ雑貨事業を東京デリカに譲渡 ウィメンズ雑貨は終了 appeared first on WWD JAPAN.com.
LOOPが運営するデザイナーズブランドに特化したリユースECモール「オアノット(OR NOT)」はこのほど、著名人によるキュレーションサービスをスタートさせた。「オアノット」で販売している約10万点の商品の中から、キュレーターが独自の視点からピックアップする。
キュレーターには、ファッションディレクターの小木“POGGY”基史やコレット(COLETTE)の元バイヤー兼クリエイティブ・ディレクターのサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)、米百貨店ノードストロム(NORDSTROM)のメンズファッション部門本部長を務めるサム・ロバン(Sam Lobban)らのほか、27万人以上のフォロワーを抱えるインスタグラムアカウント「RAF SIMONS ARCHIVES(@raf_simons_archives)」なども参加する。
キュレーションサービスの一環として、キュレーターの私物も販売する。私物のデザイナーズブランドをはじめ、ビンテージ衣類や雑誌、アート、おもちゃなど、従来の「オアノット」では取り扱いがなかったアイテムも販売予定だ。
今後もスタイリストやアーティストなど、さまざまなジャンルからキュレーターを迎えてコンテンツの拡充を目指す。
The post リユースEC「オアノット」がPOGGYや元コレットのサラらを起用したキュレーションサービス開始 appeared first on WWD JAPAN.com.
LOOPが運営するデザイナーズブランドに特化したリユースECモール「オアノット(OR NOT)」はこのほど、著名人によるキュレーションサービスをスタートさせた。「オアノット」で販売している約10万点の商品の中から、キュレーターが独自の視点からピックアップする。
キュレーターには、ファッションディレクターの小木“POGGY”基史やコレット(COLETTE)の元バイヤー兼クリエイティブ・ディレクターのサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)、米百貨店ノードストロム(NORDSTROM)のメンズファッション部門本部長を務めるサム・ロバン(Sam Lobban)らのほか、27万人以上のフォロワーを抱えるインスタグラムアカウント「RAF SIMONS ARCHIVES(@raf_simons_archives)」なども参加する。
キュレーションサービスの一環として、キュレーターの私物も販売する。私物のデザイナーズブランドをはじめ、ビンテージ衣類や雑誌、アート、おもちゃなど、従来の「オアノット」では取り扱いがなかったアイテムも販売予定だ。
今後もスタイリストやアーティストなど、さまざまなジャンルからキュレーターを迎えてコンテンツの拡充を目指す。
The post リユースEC「オアノット」がPOGGYや元コレットのサラらを起用したキュレーションサービス開始 appeared first on WWD JAPAN.com.
“ギャル”ブランドの代表格であり、1996~2000年代のセクシーカジュアルブームの中、渋谷109店で月商1億円を誇った「セシルマクビー(CECIL MCBEE以下、セシル)」(ジャパンイマジネーション、木村達央会長兼社長)が年内を目途に全43店を閉鎖する。87年にスタートした「セシル」は、90年代以降の日本のファッション産業そのものを象徴する存在の一つだったとも言える。木村会長兼社長に「セシル」閉店について聞いた(ジャパンイマジネーションが「セシル」閉店と併せて描くグループ事業再構築策や、「セシル」が克服できなかった課題については、「WWDジャパン」7月27日に詳報予定)。
WWD:基幹の「セシル」など計8ブランド(うち1ブランドは子会社による「ナイン(NINE)」)の店舗を閉店し、「アンクルージュ(ANK ROUGE)」「スタニングルアー(STUNNING LURE)」など4ブランドを存続させることになる。
木村達央会長兼社長(以下、木村):「清算」「解散」「廃業」など、世の中にはさまざまな言葉があるが、それらは当てはまらない。ましてや「倒産」でもない。日本語の「リストラ」ではなく、英語の「リストラクチャリング(事業再構築)」だ。ただ、コロナショックもあって、このままだとちょっと危ないというのは事実。だからこそ、そうならないうちに事業を再構築する。退却できる部分は退却し、成長できる部分を残そうと考えた。「(アパレルは)時代対応業」という言葉を昔からよく使ってきたのに、それを自社として体現できなかったことは反省している。
WWD:社員は現570人を、約70人(どちらも子会社含まず)に絞ることになる。
木村:今の時代はECもあるが、小売業は実店舗の販売員の力に支えられてきた。500人のうちの大部分は若い世代の販売員だが、できる限り手厚い再就職支援を行う。会社として人材紹介企業と契約し、必要に応じて相談に乗るようにしている。もちろん、最後まで給与の支払いもするし、退職金も条件通り出す。取引先への支払いも同様だ。社内にはかなり前から業績は包み隠さず話してきた。7月20日にメディアで事業再構築を公表したが、1カ月前から各地域をまわって店長には説明をし、その後は主要取引先や出店先も訪ね歩いた。関係者の方で、事業再構築についてメディアを通して初めて聞いて驚いたという人はいないはずだ。
WWD:ファストファッションの影響は大きかったが、やはりコロナショックがダメ押しとなった?
木村:きっかけがコロナであることは間違いない。ただ、「セシル」の時代が終わったということはもうずっと前から感じていた。ブランドには、旬な時代というものが僕はあると思う。「セシル」はブレークしてから26年経つが、ブレークからの10年は右肩上がり、その後の10年は1店あたりの売り上げは落としつつも余力でやっていた。ただ、この数年の売り上げは苦戦していた。アパレル一般の話として、9、10月は秋冬物の仕入れ時。店頭売り上げが回復しない中で、デベロッパーによっては家賃を平常に戻すという動きもある。そうなると、9、10月は資金的にかなり苦しいと感じる会社も増えるのではないか。本当に大変なのはこれから。当社のようにグループで92店を閉鎖という規模はさすがにあまりないだろうが、20~40店を閉めるという話は業界内でも聞こえてくる。
WWD:「セシル」は歴史も長くブランド認知度も高い。事業譲渡という形もあり得るのでは。
木村:現時点では決まっていることはない。今後もジャパンイマジネーションは「セシル」の商標権を持ち、サングラスや水着などのライセンスの管理は行う。ただ、「『マルキューのセシル』とは違う、『新しいセシル』をやらせてほしい」という声はある。「新しいセシル」を広げていくことは僕の力ではできないが、将来(事業譲渡などによって)その可能性はあると思っている。
WWD:日本のファッションビジネス史に大きく名前を刻んだブランドだったと思う。改めて、思い出を振り返ると。
木村:ピークの時代のお客さまからの圧倒的な支持は忘れられない。地方に「セシル」をオープンすればかなりの行列ができ、救急車が出動するような事態もあった。セールや福袋の販売時もビックリするくらいお客さまに来ていただいて、渋谷109の福袋の販売では宮益坂まで行列が続いたこともあった。時代はここで変わる。コロナを経たニューノーマルには、「セシル」が表現してきたようなモノとは全く異なるモノが求められる時代になるという予感が強くしている。ただ、渋谷109のブームの前には丸井がけん引した平成ブランドブームがあったし、その前は渋谷パルコなどによるDCブランドブームがあった。だから、次の時代には次の時代のヒーローやヒロインが必ず出てくる。そうデベロッパーにも伝えている。
The post 「セシルマクビーの時代の終わりはずっと前から感じていた」 社長が語る全店閉鎖の背景 appeared first on WWD JAPAN.com.
インスタグラム(INSTAGRAM)が16日、新たな機能「インスタグラム ショップ(Instagram Shop)」をアメリカで開始した。これまでもアプリを経由してブランドやクリエイターから購入することは可能であったが、この機能では決済など購買にまつわる一連の手続きが全てアプリ内で完結する。アメリカ国内でスタートさせた後、追ってグローバル展開を目指すという。近々、「フェイスブックペイ(Facebook Pay)」も使えるようになる予定だ。
新型コロナ感染拡大を受けてインスタグラムは6月に商取引に関するガイドラインを緩和し、より多くのクリエイターや売り手がアプリを通じて商品を提供できるようにしている。さらにインスタグラムの親会社であるフェイスブック社も5月にショップ機能を開始した。
The post 米インスタグラムが新ショップ機能を開始 アプリ内で決済が完了 appeared first on WWD JAPAN.com.
国産ミネラルコスメ「エトヴォス(ETVOS)」を製造・販売するエトヴォスは、6月26日付で神田宏副社長が社長に昇格し、尾川ひふみ前社長が代表権のない取締役会長に就任したことを発表した。尾川会長は今後、商品開発・企画、ブランドデザインなど、ブランドの根幹に関わる業務に専念する。
神田社長は、英国の自然派化粧品ブランド「ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)」の日本における事業会社イオンフォレストの執行役員マーケティング本部長やロクシタンジャポンの営業本部長、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の総輸入販売代理店だったスタイラの代表取締役社長などを歴任した人物。直近では、アイスタイルグループのアットコスメストア(@COSME STORE)を展開するコスメネクストの取締役事業本部長として事業規模拡大を推進。5月1日付でエトヴォスの副社長に就任していた。
同社は4月、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUISVUITTON以下、LVMH)系投資ファンド、Lキャタルトン・アジア(L CATTERTON ASIA)が株式の過半数を取得しLVMHグループ傘下に入った。経営体制のいっそうの強化を図るため、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンのノルベール・ルレ(Norbert Leuret)社長とシャネル合同会社の元特別顧問の黒田眞稔氏が社外取締役として就任している。Lキャタルトンが日本の化粧品ブランドに投資するのはこのときが初めてで、今後エトヴォスはアジアを中心とした海外市場への参入を目指す。
The post LVMH傘下入りした国産コスメのエトヴォス、新社長に元ジョンマスターの神田氏が就任 appeared first on WWD JAPAN.com.
アイウエアのオンラインストアと店舗運営を手掛けるオーマイグラスは7月22日に、東京・渋谷に直営店「オーマイグラス東京 渋谷公園通り店」をオープンする。
店舗面積は約80平方メートルで、1000本以上の商品をディスプレーする。取り扱いブランドは、国産の「オーマイグラス東京(OH MY GLASSES TOKYO)」、書体がテーマの「タイプ(TYPE)」、プロサッカーの本田圭佑選手と立ち上げたサングラスブランド「ペイジ(PAGE)」など自社ブランドのほか、セレクトした国内外のブランドで構成する。
同店が出店する渋谷公園通りには、「レイバン(RAY-BAN)」の路面店やメビウスがあるほか、近隣にはグローブスペックス、眼鏡市場、パリミキなどアイウエアショップが多数出店する激戦区だ。
清川忠康オーマイグラス社長は「(以前、渋谷ロフトに出店していたが)以前から移転先を探していた。公園通りは眼鏡店が多いので、集客や買い回りの相乗効果を期待している。出店は継続していく予定だが、店舗数ありきではなく、本当によい場所に絞って出店していくつもりだ。新型コロナウイルスの影響もあり、4、5月のeコマースの売り上げは、前年と比べて2倍近く伸びている」と話した。
その他、オーマイグラスが手掛ける実店舗は東急プラザ銀座店、新宿東口店、エソラ池袋店、横浜ロフト店、京都店、大阪・梅田蔦屋書店、鳥取・米子店がある。
The post オーマイグラスが渋谷・公園通りに直営店オープン 眼鏡店激戦区に参戦 appeared first on WWD JAPAN.com.
「ヴェルサーチェ(VERSACE)」が2021年プレ・スプリング・コレクションを発表した。
The post 「ヴェルサーチェ」2021年プレ・スプリング・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
この連載では、新月・満月の流れを最大限に引き出すためのサポートをしてくれるコスメやインナーケアアイテムも紹介していきます。第15回は7月21日の新月とおすすめコスメについてお伝えします。
7月21日の新月は、かに座で起こります。実はかに座での新月は前回に引き続き2回目。前回は“居心地のよい環境づくり”ということで家の中を快適に過ごすアイテムを提案しましたが、今回は少し意識を広げて、家の中だけでなく、自然環境そのものに目を向けてみたいと思います。かに座の特徴として“群れる”“仲間意識を持つ”“大切なものを守る”“感情でつながり、共感する”などが挙げられます。水の星座であり、ほっとするような安心感を共有したいといわれるかに座のキーワードは“基盤”。私たちの暮らしでいうと家庭そのものや自分のふるさとなど、地域に根ざしたものもイメージできますが、大きな視点からいえば自然環境も私たち人間の住む“家”と捉えることができるかもしれません。
今回注目したいのは、家庭から出る排水とそれにつながっている海のこと。そもそもナチュラルコスメはそのパッケージも中身も環境に配慮されたものが多いのが特徴ですが、その中でも今回は家庭から出る排水にフォーカスした商品をピックアップ。私が初めて出合った環境系の洗剤で実際に使っているのは、石油系合成洗剤による水質汚染問題に心を痛めた科学者の思いから生まれたドイツブランド「ソネット(SONNET)」です。食器用・洗濯用洗剤の原料には天然成分である植物性および鉱物性のもののみを使用し、それだけでなく、水が自然のサイクルにより早く戻るための製法を採用しているそうです。
商品を使うことで水を自然再生させ、活力を与えるという画期的なプロダクトを生み出しています。人気が高いのは食器用洗剤の「ナチュラルウォッシュアップリキッド」。レモングラスの爽やかな香りが特徴で、野菜や果物洗いにも使用できます。手肌にやさしく、洗い上がりもすっきりしています。
もう一つのおすすめは多目的洗剤の「ナチュラルクリーナー」。濃縮タイプで、水回りや床などオールマイティーに使えます。身の回りをすっきりさせたい新月のお掃除にぜひ取り入れてほしいアイテムです。環境問題やサステナビリティと聞くとつい難しく考えがちですが、こんな身近なことからトライしてみませんか?
福本敦子(ふくもと・あつこ)/フリーランスPR・美容コラムニスト:コスメキッチンに14年間勤務後、現在はフリーランスPRとして活動するかたわら、ビューティコラムニストとしてイベント、SNSなど多方面で活躍。オーガニックに精通した知識を武器に、ライフスタイルに寄り添った独自のオーガニック美容論が、著名人やエディターをはじめ各方面から大人気。「#敦子スメ」は「読んだ瞬間試したくなる」と多くの反響を呼び、紹介した商品の欠品や完売も多数。2019年秋、初の書籍となる「今より全部良くなりたい 運まで良くするオーガニック美容本 by敦子スメ」を出版。発売前に増刷が決まるなど話題を呼んでいる。旅を愛し、占星術にも精通 instagram:@uoza_26
The post #敦子スメ「新月・満月」ノート 今回の新月(7月21日)は私たちの“ホーム”、海に意識を向けてみよう appeared first on WWD JAPAN.com.
プレミアアンチエイジングは9月18日に、新スキンケアブランド「シトラナ(SITRANA)」をスタートさせる。アンチポリューション(抗大気汚染効果、大気汚染物質による肌への影響を抑える効果)をキーコンセプトにグローバル展開を見据えたブランドとして開発した。価格は2300~4500円。
同ブランドは、高い修復力と高機能、高品質な独自処方のアクティシカを配合し、敏感に傾いた肌のケアとエイジングケアの両方をかなえる。製品はクレンジングバーム、化粧水、クリーム、フェイスマスク3種、ミスト状美容液、化粧下地をそろえる。また、肌荒れに関わる内的ストレスに着目し、心身をリラックスに導く癒やしのアミノ酸と呼ばれるGABAの産生を促すストレスケア成分を配合したほか、肌に優しいテクスチャーとラベンダーを中心とした精油をブレンドした香りにもこだわった。全製品共通してパラベンフリー、アルコールフリー、鉱物油フリー、合成香料フリー、合成着色料フリー、石油系合成界面活性剤フリー処方だ。
The post プレミアアンチエイジングから新スキンケア「シトラナ」誕生 アンチポリューションに着目 appeared first on WWD JAPAN.com.
「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」が2021年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。
The post 「エルメネジルド ゼニア」2021年春夏ミラノ・メンズ・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHINGAPE(R))」は7月23日に、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」とのコラボコレクション第2弾を発売する。4月に「コム デ ギャルソン」の大阪店にショップインショップとしてオープンした「ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪」限定で販売する。
アイテムは、Tシャツ(9000円)、ボーダーロングスリーブTシャツ(1万1000円)、ジップアップフーディー(2万5000円)の3種類をユニセックスでそろえる。胸元にアイコニックな“エイプヘッド”から“COMME DES GARCONS”の文字を吹き出し調にあしらったシンプルなデザインで、ネームタグには両ブランドのロゴを施した。
The post 「ベイプ」と「コム デ ギャルソン」コラボ第2弾発売 「ベイプ ストア コム デ ギャルソン大阪」限定販売 appeared first on WWD JAPAN.com.
「ジル・サンダー(JIL SANDER)」が2021年春夏メンズ・コレクションを発表した。
The post 「ジル・サンダー」2021年春夏メンズ・コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
光脱毛美容器のパイオニアであるイギリス発のサイデンは6月に、家庭用光脱毛美容器「スムーズスキン」シリーズから最先端技術を用いた新モデル「スムーズスキン ピュア」を発売した。同製品はシリーズ最大のパワーを誇り、高い脱毛効果を実現。肌への優しさや安全性を兼ね備え、自宅でサロンクオリティーの脱毛ケアをかなえる。
サイデンはイギリスで初めて光脱毛美容器を家庭用に販売し、脱毛器に特化し開発してきた30年以上の歴史持つ。自宅で安全に脱毛ケアをかなえる高い技術力が支持され、「スムーズスキン」は現在30カ国で販売している。昨年9月に発売した「スムーズスキン ベア プラス」はコンパクトなボディーとシンプルな操作性で、自宅で手軽に脱毛ケアができるとして好評を博した。また、新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が増えたことでセルフケアの需要が拡大し、自宅で簡単に脱毛ケアができる「スムーズスキン」は“おうち美容”としても注目を集めている。
最先端テクノロジーで
脱毛ケア
1 / 3
「スムーズスキン ピュア」はサイデン独自の最先端テクノロジーを用いたスキントーンセンサーを搭載。センサーが感知した肌の色に応じて10段階からパワーを調整することで肌に最適なパワーでケアすることが可能となった。ケアしたい部分とデバイスが適切に接触しているときのみ照射可能にするスキンコンタクトセンサーが、正しく効果的なケアを可能にし、使用時の安全性にも配慮した。そして、持ちやすいデザインで細かい部位にも照射しやすくなった。さらにシリーズ最大のパワーとスピードで高い効果実感をかなえ、週1回、4週間の継続使用で変化を感じることができる。軽量でコンパクトなボディーは操作性に優れ、高速照射で全身のケアもスムーズに行える。
選べる3つのモード
ケアする部位や用途に合わせて3つのモードから選ぶことができる。肌の色に応じた最大の照射を行う「パワーモード」はワキやビキニラインなど、体毛が濃いパーツのケアに最適だ。初めての使用や、ケアの際に痛みが気になる場合は照射力を抑えた「ジェントルモード」。最速0.46秒間隔で照射が可能な「スピードモード」は腕や脚など範囲が広い部位のケアにおすすめだ。
20人にモニターを実施
高い脱毛効果を実感
1 / 4
約1カ月間、20人に「スムーズスキン ピュア」のモニター調査を実施した。使用後のアンケートでは約95%が効果を実感したと回答。約84%がムダ毛ケアの頻度が減ったと回答し、「毛穴が目立ちにくくなった(約44%)」「肌が滑らかになった(約22%)」などの肌の変化を感じたと回答した(WWDジャパン調べ)。
ホームケアのエントリーには
「スムーズスキン ベア プラス」
今回実施した調査では90%以上の人が脱毛サロンでのケアを経験していると回答した。サロンでの脱毛ケアが一通り完了している人には、自宅でのメンテナンスケアとして手軽に使える「スムーズスキン ベア プラス」もおすすめだ。また、シェービングなどによる毎日のムダ毛ケアで肌への負担を感じる人や、ワキやビキニラインなど毛が濃いパーツのホームケアにも最適だ。1分間に約100回のスピーディーな照射とシンプルな操作性で、気になるパーツを簡単にケアできる。
The post シリーズ最高峰 最先端テクノロジーを集結 「スムーズスキン ピュア」誕生 appeared first on WWD JAPAN.com.
「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」は7月22日、円谷プロダクションが製作した特撮テレビシリーズの「ウルトラセブン」をモチーフにしたコレクションを渋谷明治通り本店をはじめとする全国の9店舗で発売する。なお、17日から公式ECサイトで先行予約を受け付けている。
“もしも、ウルトラ警備隊にトレーニングウエアがあったら”というテーマで、「ウルトラセブン」や怪獣をあしらったTシャツ(8000円)やニット(2万4000円)、隊員服のデザインを模したスーツ(10万円)のほかバックパック(2万円)、スニーカー(2万円)などをそろえる。
The post 「タケオキクチ」が「ウルトラセブン」をモチーフにしたアパレルアイテム発売 appeared first on WWD JAPAN.com.
「チエ イマイ(CHIE IMAI)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。
The post 「チエ イマイ」2020-21年秋冬コレクション appeared first on WWD JAPAN.com.
資生堂が展開しているブランド「SHISEIDO」は、ビューティコンサルタント(以下、BC)によるライブコマースを開始する。第1弾は三越伊勢丹ホールディングスの化粧品オンラインストア「ミーコ」で7月22日に実施する予定だ。
新型コロナウイルスの影響により、現在は“非接触型”の購買ニーズが増加。そこで資生堂は、顧客がそれぞれのニーズにあった接点でスムーズに製品を購入できるようにと、オフラインとオンラインそれぞれの強みを融合させたオムニチャネルモデルを取引先と協働で構築していく。第1弾の「ミーコ」では、BCが化粧品や美容法を紹介するライブ映像を配信し、それを見た消費者がチャットを使用してリアルタイムでBCとコミュニケーションをとりながら商品を「ミーコ」で購入できる流れだ。初回は、マスク着用による肌荒れや、夏にひんやり気持ちよく美肌に導くスキンケアを紹介する。
「SHISEIDO」では、すでに中国市場でライブコマースを行なっており、ECの売り上げは好調だ。ライブストリーミングの取り組みを強めたことでECや店頭での購入が拡大し、4月度もコロナ禍前の高い成長率に回復している。そこで同社は日本国内でのライブコマースを本格的に始めることを決定。今後も、社としてライブコマースやオンライン・ウェブ・カウンセリングに対応するプラットフォームを構築し、ブランドを拡大していく。
The post 資生堂が国内でライブコマースをスタート 第1段は三越伊勢丹の「ミーコ」と協働 appeared first on WWD JAPAN.com.
※この記事は2020年6月17日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
高いモノには理由がある。安いモノにはワケがある。
実に当たり前ですが、多くの消費者は「ファッションも同じ」と認識してない気がします。対照的に、そんな「教育」が普及しているように映る業界があります。「食」です。
高いモノは美味しい。高いモノは体にも地球にも良い。高いモノは、丹精込めて作られている。「食」では皆さん、そう思っていますよね。一方、ファッションはどうでしょうか?高いモノは素敵(多分)。高いモノは心地良く、自分にも地球にも優しい(おそらく)。高いモノは、丹精込めて作られている(コレは、だいたいそんなカンジ)と、全く同じです。でも「食」の分野では大勢が「今日は、無農薬野菜を買ってみようか?野菜の味が強くておいしいね」ってなるのに、ファッションの世界で「今日は、ラグジュアリー・ブランドで洋服を買ってみようか?やっぱりステキだね」って人はずっと少ない。なぜでしょう?「高い」と「安い」の価格差でしょうか?答えは、「教育」の有無、もしくは連動・連続性にあると思っています。
「食」は、消費者への「教育」が首尾一貫していると思うのです。生産者は地球に優しい環境で作ったことを発信するし、八百屋さんとかもそれをアピールしますよね?料理人も同じだし、メディアだってそう取り上げます。でも、ファッションは?素材の生産者から料理人に相当するデザイナーやブランドに至るまでの多くが口下手なのは言うまでもありませんが、加えて生産者とブランドではアピールポイントが異なっているので、「教育」が一本化していない状態です。
例えば「食」の世界は、生産者も料理人も「無農薬野菜は美味しい」と「教育」してくれますが、ファッションの世界はどうでしょう?素材の生産者は「オーガニック素材は地球に優しい」と訴えますが、多くのブランドは「ステキなデザイン」にフォーカスします。「教育」が断絶しているのです。そして、「高いモノが、なぜ高いか?」については、ブラックボックスがまだまだ。多くの消費者は、「ユニクロ(UNIQLO)」なら1枚1000円のTシャツが、どうして・どうなったら数万円になってしまうのか理解できていません。消費者が、「高いモノには理由がある」と認識しづらいのでは?と思うのです。
「食」の世界で「教育」が一本化している理由はなんでしょうか?多くの料理人が、生産者の野菜に直接触れているからでしょう。一方ファッションの世界は……?ブランドでさえ、素材メーカーと直接やり取りするケースは多くない気がします。
FROM OUR INDUSTRY:ファッションとビューティ、関連する業界の注目トピックスをお届けする総合・包括的ニュースレターを週3回配信するメールマガジン。「WWD JAPAN.com」が配信する1日平均30本程度の記事から、特にプロが読むべき、最新ニュースや示唆に富むコラムなどをご紹介します。
エディターズレターとは?
「WWDジャパン」と「WWDビューティ」の編集者から、パーソナルなメッセージをあなたのメールボックスにダイレクトにお届けするメールマガジン。ファッションやビューティのみならず、テクノロジーやビジネス、グローバル、ダイバーシティなど、みなさまの興味に合わせて、現在9種類のテーマをお選び頂けます。届いたメールには直接返信をすることもできます。
The post 「教育」が断絶している エディターズレターバックナンバー appeared first on WWD JAPAN.com.
ニューヨークのファッション業界で活躍するクリエイティブ・ディレクター、メイ(May)と、仕事仲間でファッションエディターのスティービー(Stevie)による連載第11回。新しいレストランの開拓はしばらくおあずけだが、ようやくニューヨーク市でもレストランが屋外のみとはいえオープン。屋内でランチしながら、会話ができるのはまだまだ先になりそう。“You’d Better Be Handsome”では、トレンドに敏感なレイチェル(Rachel)も加えて、ニューヨークのトレンドや新常識について毎回トーク。今回のテーマは、カニエ・ウェスト(Kanye West)のファッション界での出世のあれこれ。
スティービー:先週は実に4カ月ぶりの撮影だったね。
メイ:いつものメンバーとはいえ、セットデザインやらクライアントも入れると25人以上の規模だったから、直前になって不安がる人たちもいて気苦労が多かった。
レイチェル:マスクをちゃんと着用してくれるか心配だったけど、一度注意した程度で結構みんな着用してくれていた。
スティービー:ずっと家にこもっていた人がほとんどという印象だった。ファッションは、エッセンシャルワークではないと言えばそうだし。
メイ:フォトスタジオもこのロックダウンの間に空気清浄機を取り付けたり、入り口にチェックポイントを設けたり、投資した様子。今回は万が一感染しても責任は取れません、という合意書に全員にサインしてもらったほど。
スティービー:それにしても、ヨーロッパからの入国禁止が続くと、普段ニューヨークで活躍しているモデルやフォトグラファーたちは仕事ができなくて大変。
メイ:トップアスリートや芸能人は特別許可が下りるようになってきているらしいけど、モデルやフォトグラファーはこの枠じゃないからね。
スティービー:ファッション界が静かにしているときに、爆弾のように発表されたカニエ・ウェストの「イージー(YEEZY)」と「ギャップ(GAP)」とのパートナーシップ。その名も、ストレートに「イージー ギャップ」。10年契約らしいから「ギャップ」はこれに全てをかけている?
メイ:2021年前半には発売する予定。いつの間にこの話が進んでいたのか分からないけど、数日前に聞いた話だと、カニエが持ち込んだらしい。
スティービー:その日はギャップの株価が一時40%上昇したくらいビッグニュースだった。ギャップの株価が上がるなんて、久々に聞いたかも?
レイチェル:ニュースを聞いて真っ先に思ったのは、じゃ、「テルファー(TELFAR)」と「ギャップ」のコラボはどうなったの?ってことだった。すでにかわいいロゴまであったのに。2005年にスタートしたノンジェンダーラインで、黒人デザイナーのブランドとしてニューヨーク・ファッション・ウイークにも参加してきた。バッグも人気でロゴも定着していた。
スティービー:今年の頭に発表された「テルファー」のデザイナー、テルファー・クレメンス(Telfar Clemens)と「ギャップ」のコラボレーションも話題になっていたのは確か。パリのメンズ・コレクションのときには「ギャップ」が主催するパーティーまであって、ケイト・モス(Kate Moss)やドラァグクイーンのヴァイオレット・チャチキ(Violet Chachki)ら、セレブも多く出席していたのが記憶に新しい。
レイチェル:パリの「ギャップ」ストアのウインドーは、「テルファー」のコレクション写真が飾られていたみたいだし――1月の話だけど。「テルファー」とのコレクションを楽しみにしていただけに、コラボがなくなってがっかりもしたし、乗り換えた「ギャップ」に対して非難があるのは仕方ないと思うけど。
メイ:すでに契約書にもサインしていたらしいから、ひどい裏切りに見えるけど。「ギャップ」側は、担当チームが違ったことを言い訳にしている。でも最終的にOKを出した経営陣は同じはず。あの注目の女性CEOかな。
スティービー:僕たちはニューヨークにいるから「テルファー」も分かるし応援したいけど、カニエ・ウェストとテルファー・クレメンツの知名度は全く違うというのも理解できる。今の「ギャップ」にはリスクを冒している余裕はないと思うよ。
メイ:「ギャップ」はもちろん、「バナナリパブリック(BANANA REPUBLIC)」や「オールドネイビー(OLD NAVY)」もずっといいニュースを聞かないからね。先月発表された第1四半期の純利益も、1年前の同期と比較して16憶ドル(約1700憶円)減だから。グループ全体の話だけど。
スティービー:コロナによるロックダウンで、北米の店舗スタッフ8万人が一時解雇されたみたいだし、約70億円分の賃金未払いで訴えられているし。5月頭には「J.クルー(J.CREW)」が、7月頭には1818年に創業した「ブルック スブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」が破産申告しているなかで、「ギャップ」は最後の決戦に出たという印象。
レイチェル:それにしても10年もどうやってバズをキープするのか?
スティービー:「ギャップ」は僕が子どもの頃は憧れのブランドだった。広告もミッシー・エリオット(Melissa Elliott)やダフト・パンク(Daft Punk)、マドンナ(Madonna)が出ていたし。撮影していたのも、アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)、スティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)と超一流だった。“シンプルでベーシックな服を個性で着こなす”というコンセプトがクールだった。
レイチェル:そもそも、カニエは10代の頃、地元シカゴの「ギャップ」でバイトしていたらしい。
スティービー:そうか、だから今回シカゴ店の外壁に彼の手書きメッセージが大きく張り出されたんだね。”NISSAN”で通っていた、って書かれてたね。今は超高級車にしか乗っていないと思うけど。そんなところにも分かりやすいアメリカン・ドリームを垣間見れる。
メイ:カニエは数年前から、「ギャップ」の“ヘッドクリエイティブ・ディレクター”になりたい、ってこぼしていた。15年2月に「ニューヨークマガジン(NEW YORK MAGAZINE)」が掲載したインタビューでは、「ギャップのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)になるのが夢。エディ・スリマン(Hedi Slimane)のようなクリエティブコントロールもほしい」と話していた。マスマーケット参入も夢だったらしい。
レイチェル:それは意外。「イージー」のスニーカーは1足3万円前後とかなり高級だけどね。
メイ:「イージー」のスニーカーの売り上げは、昨年13憶ドル(約1391億円)を超えたらしい。ちなみに「ナイキ(NIKE)」の“エア ジョーダン(Air Jordan)”の売り上げは31憶ドル(約3317憶円)だから、「イージー」もかなり頑張っている。
スティービー:そういえば「ビーントリル(BEEN TRILL)」というブランドもあったよね?ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)、ヘロン・プレストン(Heron Preston)、そして最近「ジバンシィ(GIVENCHY)」のクリエイティブ・ディレクターに就任したばかりのマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)ほか、数人が参加していたストリートブランドがあったんだ。2013か14年くらいかな。今となっては、伝説のブランドってところ?
レイチェル:じゃ、マシューが「アリックス(ALYX)」をスタートする前かな?彼って当時レディー・ガガ(Lady Gaga)と付き合っていたらしいし。衣装も提供したり。
スティービー:「ビーントリル」も、カニエ・ウェストをはじめ、リアーナ(Rihanna)やエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)といったスターたちが着たりして、話題が尽きなかった。彼らは自分がブランドみたいなスターたちだから、影響力も半端じゃない。
メイ:マシューの妻のジェニファーは、以前ニューヨークのショールーム、ニュース(NEWS)で働いていたこともあって、名前は聞いたことあったりしたけど、その前の彼女がガガだったとは!彼が「アリックス」を始めた頃、インタビューしたこともあるけれど、ファーストコレクションからアクセサリーまで充実していたし、すごくチャーミングな人だったという印象。まさか「ジバンシィ」のクリエイティブ・ディレクターになる日が来るとは!
スティービー:マシューにしてもヴァージルにしても、カニエを始めとするポップアイコンとつながっていたのが、ファッション界で成功している大きな鍵となっているのは確か。またモードがやってくると言われ続けて久しいけれど、ストリートファッションの影響力は強まる一方だね。
レイチェル:「イージー ギャップ」のデザイナーにカニエが抜擢したのは、ナイジェリア系英国人モワローラ・オグンレシ(Mowalola Ogunlesi)、25歳の女性デザイナー。
メイ:カニエは昔からファッションに関しては勉強家。「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」のショーや、当時人気だった「バンド オブ アウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)」の展示会にも来ていた。プレスにうっとうしがられていた時期もあったけど、粘り強く吸収していったんだね。
スティービー:カニエのファッション史もまあまあ長い。2007年には実は「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R) 」とスニーカーのコラボをしている。「パステル(PASTELLE)」というブランドを08年頭に発売すると言っていたけれど、これは実現しなかったはず。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズアーティスティックディレクターのヴァージル・アブローや現「ディオール(DIOR)」メンズ アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズ(Kim Jones)も参加している。11年にはパリコレで”カニエ・ウェスト・レディースコレクション“を発表している。故アズディン・アライア(Azzedine Alaia)まで見にきていた。13、14年には「A.P.C.」とのコラボを2シーズン発表した。09年に発表した「イージー」は靴から始まったけれど、15年に服のコレクションを、ニューヨーク・ファッション・ウイーク中に発表している。
レイチェル:暑い中ずっと立たされていたモデルが次々と倒れたときかな?
メイ:それはシーズン4じゃないかな?ちなみに3月にはパリコレでシーズン8を発表してる。
スティービー:そういえばその頃、カニエは米「ヴォーグ(VOGUE)」編集長のアナ・ウィンター(Anna Wintour)に、数年以内に「エルメス(HERMES)」のクリエイティブ・ディレクターになりたいとも言っていた!
レイチェル:野心の塊ってことか。夢は声に出して周りに伝えた方がかなうとはよく言うけど。
スティービー:「ギャップ」との発表と同じ日に、カニエは「ウエスト・デイ・エバー(WEST DAY EVER)」というブランド名を商標登録したことを発表した。100種類以上のアパレルカテゴリーをカバーしているとか。ビューティに進出するといううわさもあるし。
メイ:その直後に、カニエの妻のキム・カーダシアン(Kim Kardashian West)は、化粧品ブランド「KKWビューティ(KKW BEAUTY)」の株20%をコティに2億ドル(約214億円)で売却している。
レイチェル:キムのハーフシスター(義妹)のカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)の「カイリーコスメティックス(KYLIE COSMETICS)」を買ったのもコティだったよね?
スティービー:コティは、昔はデザイナーズブランドの権利やセレブリティーの香水を出していた気がするけど、すでに大成功を収めたブランドを買う傾向にあるよね。
レイチェル:カイリーは、今年1月にコティに株式51%を6憶ドル(約642億円)で売却して、一時は“世界でいちばん若い“セルフメイド・ビリオネア”と騒がれたけど。最近は、実はそうでもなかったと言われている。厳しい。
メイ:どちらにしても、カニエもキムもスーパービジネスパーソンってことよね。家でも、ずっとビジネスの話をしているのではないかと想像してしまう。
レイチェル:それにしても独立記念日の7月4日には突然、大統領選に出るとか、突然言ったわりには何の手続きもとっていなかったりとお騒がせ。
スティービー:18年には、トランプ大統領に会いにホワイトハウスに押し掛けていたし。トランプが困っていたのを見たのは後にも先にもあのときだけ。今回トランプには失望したとコメントしてたけど、同時期にアルバムやスニーカーを発表していたから、ただのPRかも?と思う。「ギャップ」側も大統領選に出馬なんて話は聞いていなくて驚いたという話。
メイ:そもそもカニエは政治のこと分かるのかな?中絶反対を掲げているというのは聞いたけど。ファッションにとどまっていてほしいけど、勉強熱心だから本気になったら政治家になってしまう可能性もなきにしもあらず。
スティービー:セントルイスにあるワシントン大学では、「ポリティクス・オブ・カニエ・ウエスト」というクラスもあったらしいから。政治、人種、セクシャリティー、文化を分析するクラスらしい。カニエも、クラスに講師としても出ていたみたい。いろいろと興味があるんだね。
レイチェル:16年には、フェイスブック(FACEBOOK)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEOに、「僕のアイデアに10億ドル(約1070億円)投資してほしい」とツイッターにポストしたりしているけど、実際にはどれくらいお金を持っているの?
スティービー:「イージー」のスニーカービジネスは、コロナ以前の昨年の時点で、33億ドル(約3500億円)の価値があると評価されているけど。
メイ:以前は、収入もあるけれど借金だらけとうわさに聞いていたカニエだけど、最近の「フォーブス(FORBES)」誌の調査で、晴れてビリオネアとして認定されている。正確には、13億ドル(約1400億円)の価値があるらしい。本人はもっと持っていると主張しているみたいだけど。
スティービー:読めない行動が多いカニエだけど、「ギャップ」とのパートナーシップは、途中でけんか別れとかにならずに最後までやり遂げてほしい。アメリカを代表するブランドがこれ以上なくなってほしくないからね。
メイ/クリエイティブディレクター : ファッションやビューティの広告キャンペーンやブランドコンサルティングを手掛ける。トップクリエイティブエージェンシーで経験を積んだ後、独立。自分のエージェンシーを経営する。仕事で海外、特にアジアに頻繁に足を運ぶ。オフィスから徒歩3分、トライベッカのロフトに暮らす
スティービー/ファッションエディター : アメリカを代表する某ファッション誌の有名編集長のもとでキャリアをスタート。ファッションおよびビューティエディトリアルのディレクションを行うほか、広告キャンペーンにも積極的に参加。10年前にチェルシーを引き上げ、現在はブルックリンのフォートグリーン在住
レイチェル/プロデューサー : PR会社およびキャスティングエージェンシーでの経験が買われ、プロデューサーとしてメイの運営するクリエイティブ・エージェンシーで働くようになって早3年。アーティストがこぞってスタジオを構えるヒップなブルックリンのブシュウィックに暮らし、最新のイベントに繰り出し、ファッション、ビューティ、モデル、セレブゴシップなどさまざまなトレンドを収集するのが日課
The post まだ、あなたが知らないニューヨーク最新トレンド カニエ・ウエストはGAPを救えるか?KANYE SAVES GAP? appeared first on WWD JAPAN.com.
ジャパンイマジネーションが基幹の「セシルマクビー(CECILL MCBEE)」などの店舗事業から撤退し、事業を「アンクルージュ(ANK ROUGE)」「ジェイミー エーエヌケー(JAMIE エーエヌケー)」など4ブランドに集約する。「スタニングルアー(STUNING LURE)」業態を運営する子会社スタニングルアーに「アンクルージュ」「ジェイミー エーエヌケー」、子会社D&Nジャパンの「デイシー(DEICY)」を移管。ジャパンイマジネーションは今後は「セシルマクビー」などの商標権の管理等を行う。
「セシルマクビー」は、ジャパンイマジネーションの前身であるデリカ時代の1987年にスタート。96年に渋谷109でセクシーカジュアルブームに火が付くと、その象徴的ブランドとなった。2000~13年には渋谷109で売り上げナンバーワンの座に君臨。しかし、08年の「H&M」上陸に代表されるファストファッションの拡大やリーマンショック、セクシーカジュアルを支持した“ギャル”層の消滅などを受け、徐々に売り上げは減少。小売り出身企業としてOEMメーカーからの調達を長年貫いてきたが、近年はSPA型への切り替えも模索することもあった。また、19年にはセクシーカジュアルからフェミニンカジュアルへのリブランディングを進め、渋谷109の店舗も11月にリニューアル。立て直しを図っていたが、コロナショックがダメを押した形だ。
「セシルマクビー」の店舗数は都市型ファッションビルや郊外ショッピングモールなどに29、アウトレットが14の計43。「セシルマクビー」以外では「ソフィラ(SOPHILA)」「ビーラディエンス(BE RADIANCE)」など7ブランド(うち1ブランドは子会社D&Nジャパンの「ナイン(NINE)」)の店舗事業を撤退することになるが、取引先などには既に通達し、販売員の再就職支援も進めている。ジャパンイマジネーションの20年2月期売上高は前期比9.1%減の121億円。
The post ジャパンイマジネーションが「セシルマクビー」店舗事業から撤退 appeared first on WWD JAPAN.com.
イエナ(IENA)の2020-21年秋冬は、快適さや心地よさを意味する“コンフィ”からイメージを広げ、ゆったりとしたサイズ感のアイテム同士を合わせたコーディネートを提案する。特に8~9月の秋物商材投入時期には、身体を包み込むようなオーバーサイズのニットワンピースやワイドパンツ、肌ざわりのよいサテンスカートやカットソーなどをキーアイテムとして展開する。イタリアのテキスタイルメーカー、マンテコ(MANTECO)社のウールを使った上質な素材感と4万円台の価格で昨年大人気だったロングコートは、さらに色と素材のバリエーションを持って打ち出す。
コーディネートのカラートーンは、イエナで定番のブラウンやベージュに加え、新たにトレンドカラーとしてそろえるグレーなどで統一。差し色や柄としてパープルやレオパードのバッグを合わせたり、「ローラ ロンバルディ(LAURA LOMBARDI)」のゴールドのアクセサリーを重ねたりすることで、単調になりがちな無地のコーディネートにアクセントを付ける。
10月頃から投入予定の冬ものに関しては、“自宅で洗えるニット”や“鮮やかな色味”をキーワードにこれから商品をそろえていく予定だ。
今シーズンのテーマに関して、望月恵ディレクターは「当初は“コンフィ”というキーワードにリッチ&クラシックのムードを加えた提案を予定していた」というが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急きょアイテム編成やコーディネートを着る人自身が心地よく感じられるような内容に変更した。イエナでは、もともと定番商品の人気が根強く、全体の売り上げこそ「前年割れ」しているというが、コートやニットなど通期で販売している商品が多いことが“ベーシックに強い”イエナの売り上げを下支えしているという。在宅の時間が増えて「装う意味や役割が、社会的にも変化していく」として今後は、「定番アイテムを用いつつも、シーズン制のある新しい解釈を盛り込んだ提案で、ファッションの楽しさを届けていきたい」と語る。
The post イエナの2020-21年秋冬 気心地ゆったりでも“きちんと”見えるモノトーンスタイル appeared first on WWD JAPAN.com.
20 MON
日本ショッピングセンター協会
定例記者懇談会
17:00〜18:00 ホテルメトロポリタンエドモント 本館2階「万里」
(東京都千代田区飯田橋3-10-8)
ロロ・ピアーナ ジャパン
ロロ・ピアーナ 銀座店エキシビションオンラインプレビュー
11:30〜 オンライン
20 MON
ユースキン製薬
リブランディング発表・記者勉強会
11:00~11:40 オンライン配信または八芳園(港区白金台1-1-1)
カラーズ
「ザ パブリックオーガニック」「アルジェラン」リブランディング発表会
11:00~/13:00~/15:00~/17:00~
オンライン
21 TUE
「M・A・C」
トレンド メイク勉強会(22日も開催)
11:00~16:00 オンライン
22 WED
シロ
新製品発表会
11:00~/13:00~/14:00~/16:00
オンライン
The post 今週のスケジュール(2020年7月20日〜2020年7月27日) appeared first on WWD JAPAN.com.