JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。20年2月からWWDジャパン欧州通信員
同ブランドのメンズは今季から新たな試みとして、シーズンにとらわれないコレクションへの移行やリアルのランウエイショーを世界各地で開催することを7月に発表。同月にオンラインで開催されたパリ・メンズ・コレクションでショートフィルム“ズームと仲間たちの冒険(The adventures of Zoooom with friends)”の公開を皮切りに、8月6日には中国・上海で21年春夏メンズのランウエイショーを行っていた。
第2弾は東京・丸の内で働く女性たちの声を反映した“チアリング ジャパニーズ ワーキング ウィメン トートバッグ(CHEERING JAPANESE WORKING WOMEN TOTE BAG)”を8月22日に発売する。PCを収納できるクッション付きのポケットや、自由に動かすことができる仕切りを加えたトートバッグ(3万円)で、ブラックとグレージュの2色展開。バッグに結んでコーディネートできる別売りのスカーフ(3500円)も販売する。
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)は、アルノー一族の持株会社グループ アルノー(GROUPE ARNAULT)がフランスの持株会社ラガルデール・キャピタル・アンド・マネジメント(LAGARDERE CAPITAL & MANAGEMENT)の株式を27%取得することを発表した。取引は9月上旬に成立する予定。
ファッションレンタル事業の先駆けであるレント・ザ・ランウェイ(RENT THE RUNWAY)は、ニューヨークにある旗艦店を含めた全店舗を閉店する。今後はオンラインを中心に地域ごとの受け取り・返却システムを活用していくという。同社はニューヨークのほかにもサンタモニカ、カリフ、シカゴ、サンフランシスコ、ワシントンに店舗を構えていた。これらの都市とマイアミにあるコワーキングスペースのウィーワーク(WEWORK)や百貨店ノードストローム(NORDSTROM)の一部にある返却拠点は残す。
ヴェイン:二酸化炭素排出量は、グループ全体にわたって包括的に追跡しています。当社では、自社および運営している施設における温室効果ガスの排出量を06年の50%にするという目標を掲げていましたが、これを15年に達成しました。また15年までに再生可能エネルギーの使用率を30%にすること、そして25年までにはこれをVFコープと共に100%にするという目標も掲げています。素材や個別の商品における二酸化炭素排出量は、以前から「グリーンインデックス」という自社開発の指標で格付けしていましたが、アパレル業界のさまざまなブランドがこれを導入できるようにするため、アウトドア産業協会(Outdoor Industry Association)とサステナブル・アパレル連合(Sustainable Apparel Coalition)に提供しました。
植樹に当たっては7つの組織と提携していますが、木を植えるだけではなく、空気の清浄化やコミュニティーの強化、そして経済的な機会の創出にも貢献して、希望、雇用、きれいな空気、人々の連帯を生み出しています。この植樹で世界をよりよい場所にしようという「プラント・ザ・チェンジ(Plant the Change)」活動に、消費者の皆さんにもぜひ参加してもらいたいと思っています。